JP2004064891A - ブラシレスモータ及びそのロータヨーク - Google Patents
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Abstract
【課題】チップマグネットを追加することなくインデックス信号を出力させるとともに、マグネットの接着工程を簡素化できるブラシレスモータを提供する。
【解決手段】ロータヨーク10はカップ状でステータコア4を覆い、シャフト8の一端側が開放されている。ロータヨーク10の内周面には、複数個のマグネット11が周方向に所定間隔で取付けられている。マグネット11にはシャフト8と平行な方向に突出する凸部16が形成されている。マグネット11のうち1個は、凸部16がロータヨーク10の開放側を向くように配置され、残りのマグネット11は反対側に凸部16が向くように配置されている。ロータヨーク10には残りのマグネット11の凸部16が嵌合される孔17が形成されている。ロータヨーク10においてマグネット11が取付けられる取付面33と取付面33との間には、マグネット11を所定位置に位置決め保持する保持部34が径方向内側に突出形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】ロータヨーク10はカップ状でステータコア4を覆い、シャフト8の一端側が開放されている。ロータヨーク10の内周面には、複数個のマグネット11が周方向に所定間隔で取付けられている。マグネット11にはシャフト8と平行な方向に突出する凸部16が形成されている。マグネット11のうち1個は、凸部16がロータヨーク10の開放側を向くように配置され、残りのマグネット11は反対側に凸部16が向くように配置されている。ロータヨーク10には残りのマグネット11の凸部16が嵌合される孔17が形成されている。ロータヨーク10においてマグネット11が取付けられる取付面33と取付面33との間には、マグネット11を所定位置に位置決め保持する保持部34が径方向内側に突出形成されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブラシレスモータ及びそのロータヨークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
モータには、ロータの1回転につき所定の回数(例えば1回)のインデックス信号を出力するものがある。例えば特開2001−339889号公報に示されるモータでは、図7(a)に示すように、マグネット81がリング状に一体成形されてロータヨーク82に取付けられている。そして、N極とS極とが跨る部位に形成された径方向外側に突出する突出部83がホール素子84によって検出されることにより、インデックス信号が出力される。
【0003】
リング状マグネットを作るに当たり、安くて強力なパワーのものを望むのであれば、フェライト焼結マグネットがフェライトプラスチックマグネットより好ましい。ところが、フェライト焼結マグネットでは、リング状の場合ある直径以上になると割れやすく、製品としてよくないという問題がある。また、リング状マグネットは、ロータヨークの寸法に合うように精度よく形成するのに手間がかかる等の問題がある。
【0004】
そこで、例えば図7(b)に示すように、セグメント状の複数個のマグネット90を、周方向に間隔を空けて備えたモータが知られている。このモータはアウターロータ型のブラシレスモータであり、マグネット90は、ロータヨーク91の内周面に所定の間隔で接着固定されている。ロータヨーク91の開口部には切欠部が一箇所形成され、その切欠部にはチップマグネット94が固着されている。ロータヨーク91が回転する際には、ホールIC95によりチップマグネット94の磁力が検出され、ロータヨーク91の1回転毎に1回のインデックス信号が出力されるようになっている。このインデックス信号は、モータに接続された制御回路に送られ、モータの回転数制御等に用いられる。
【0005】
マグネット90は、ロータヨーク91に取付ける際はまだ着磁されておらず、ロータヨーク91に接着した状態で着磁している。また、マグネット90は、各々が所定の間隔を保ち、かつロータヨーク91の内周面に密着させた状態で接着固定する必要がある。このため、図7(c)に示すように、マグネット90を接着剤によりロータヨーク91に接着し、位置決め治具96と圧接用の板ばね97とを用いてマグネット90を位置決めした状態で接着剤を乾燥させている。位置決め治具96は、各マグネット90を所定距離だけ離すための凸部98を備えている。接着剤の乾燥後、位置決め治具96及び板ばね97を外し、図示しない着磁コイル及び着磁ヨークを用いてマグネット90を着磁している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記図7(b)、(c)に示す構成では、インデックス信号出力用にロータヨーク91とは別のチップマグネット94が必要になるという問題がある。また、接着が乾燥するまでに必要な接着治具(位置決め治具96及び板ばね97)の形状や取扱いが複雑である。また、接着剤の乾燥が完了するまでの間、位置決め治具96及び板ばね97を組み付けた状態でロータを放置しなければならず、その間、次工程である着磁工程を行えないため、マグネット90の取付工程がネック工程となる。従って、ブラシレスモータの大量生産に際しては、複雑な接着治具を多数準備する必要があるという問題がある。また、上記の問題点は、すべてモータのコストアップに直結するという問題がある。
【0007】
また、セグメント状マグネットの位置決めを行う方法として、例えば特開平10−191587号公報に示される方法では、マグネット間にU字状の弾発部材を配置し、この弾発部材による付勢力によりマグネットを位置決めしている。しかし、この方法では弾発部材がマグネットの数と同数必要になるため、マグネット数が多くなる程、部品点数が増え作業性が悪化するという問題がある。
【0008】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、チップマグネットを追加することなくインデックス信号を出力させるとともに、マグネットの接着工程を簡素化できるブラシレスモータ及びそのロータヨークを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、コイルが巻装されたステータコアと、前記ステータコアの中心部に設けられた軸受と、前記軸受に軸支された回転軸と、前記回転軸に固定されるとともに前記ステータコアの径方向外側を覆い、前記回転軸の一端側が開放されたロータヨークとを備え、前記ロータヨークの内周面には、複数個のマグネットを、前記ステータコアの径方向外側部に対向し、周方向に極性が変化する状態で周方向に所定間隔で取付けたアウターロータ型のブラシレスモータであって、前記マグネットは、前記回転軸と平行な方向に突出する突出部を備え、前記ブラシレスモータは、前記マグネットの前記突出部の検知により前記ロータヨークの回転数を検知するセンサを備え、前記マグネットのうちの少なくとも一つは、前記突出部が前記ロータヨークの開放側を向くように配置され、前記マグネットの残りは前記ロータヨークの前記開放側と反対側に前記突出部が向くように配置され、前記ロータヨークには前記残りのマグネットの前記突出部と係合する孔又は凹部が形成されたことを要旨とする。
【0010】
この発明によれば、マグネットは回転軸と平行な方向に突出する突出部を備えている。そして、一部のマグネットの突出部がセンサによって検知されることによりインデックス信号が出力される。また、残りのマグネットの突出部がロータヨークの孔又は凹部に係合されることにより、マグネットの位置決めが行なわれる。よって、従来技術のようにすべてのマグネットの位置決めが位置決め治具や板ばねで行なわれていたのに比べて、マグネットを位置決めしやすい。従って、チップマグネットを追加することなくインデックス信号を出力させるとともに、マグネットの接着工程を簡素化できる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ロータヨークの内周面には、前記マグネットと係合して前記マグネットを所定位置に保持する保持部が、前記マグネットが取付けられる部分の間に形成されたことを要旨とする。この発明によれば、各マグネットは、保持部により所定位置に保持される。従って、すべてのマグネットを所定間隔に配置して保持できるため、接着剤の乾燥を待たずに、接着剤を塗布してマグネットをロータヨークに取付けた直後に着磁工程を行うことができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、コイルが巻装されたステータコアと、前記ステータコアの中心部に設けられた軸受と、前記軸受に軸支された回転軸と、前記回転軸に固定されるとともに前記ステータコアの径方向外側を覆い、前記回転軸の一端側が開放されたロータヨークとを備え、前記ロータヨークの内周面には、複数個のマグネットを、前記ステータコアの径方向外側部に対向し、周方向に極性が変化する状態で周方向に所定間隔で取付けたアウターロータ型のブラシレスモータであって、前記マグネットは、前記回転軸と平行な方向に突出する突出部を備え、前記ブラシレスモータは、前記マグネットの前記突出部の検知により前記ロータヨークの回転数を検知するセンサを備え、前記マグネットのうちの少なくとも一つは、前記突出部が前記ロータヨークの開放側を向くように配置され、前記マグネットの残りは前記ロータヨークの前記開放側と反対側に前記突出部が向くように配置され、前記ロータヨークの内周面には、前記マグネットと係合して前記マグネットを所定位置に保持する保持部が、前記マグネットが取付けられる部分の間に形成されたことを要旨とする。
【0013】
この発明によれば、すべてのマグネットが保持部により位置決めされ、所定の間隔で保持されるため、接着剤の乾燥を待たずに、接着剤を塗布してマグネットをロータヨークに取付けた直後に着磁工程を行うことができる。また、ロータヨークの開放側を向くように配置されたマグネットの突出部がセンサによって検知されることによりインデックス信号が出力される。従って、チップマグネットを追加することなくインデックス信号を出力させるとともに、マグネットの接着工程をより簡素化できる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、コイルが巻装されたステータコアと、前記ステータコアの中心部に設けられた軸受と、前記軸受に軸支された回転軸と、前記回転軸に固定されるとともに前記ステータコアの径方向外側を覆い、前記回転軸の一端側が開放されたロータヨークとを備え、前記ロータヨークの内周面には、複数個のマグネットを、前記ステータコアの径方向外側部に対向し、周方向に極性が変化する状態で周方向に所定間隔で取付けたアウターロータ型のブラシレスモータであって、前記マグネットは、前記回転軸と平行な方向に突出する突出部を備え、前記ブラシレスモータは、前記マグネットの前記突出部の検知により前記ロータヨークの回転数を検知するセンサを備え、前記マグネットのうちの少なくとも一つは、前記突出部が前記ロータヨークの開放側を向くように配置され、前記マグネットの残りは前記ロータヨークの前記開放側と反対側に前記突出部が向くように配置され、前記ロータヨークの内周面には、前記マグネットと係合して前記マグネットを所定位置に保持する保持部を備えた位置決め部材が配置されたことを要旨とする。
【0015】
この発明によれば、位置決め部材の保持部によりすべてのマグネットが所定位置に保持される。また、マグネットの突出部がセンサによって検知されることによりインデックス信号が出力される。従って、チップマグネットを追加することなくインデックス信号を出力させるとともに、マグネットの接着工程をより簡素化できる。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記位置決め部材には、前記残りのマグネットと対応する位置にのみ、前記突出部と係合する孔又は凹部が形成されたことを要旨とする。この発明によれば、孔又は凹部に突出部が係合するか否かにより、マグネットを取付ける際の取付け方向の間違いを防止できる。
【0017】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記ロータヨークは、前記各マグネットの少なくとも周方向中央部に対応する部分の厚みが、前記各マグネット間の部分の厚みより薄く、前記マグネットは、その周方向中央部が周方向両端より厚い形状であることを要旨とする。この発明によれば、ロータヨークが周方向に厚さが変化する形状になっていて、マグネットは、ロータヨークが薄いところでは厚く、ロータヨークが厚いところでは薄くなるように周方向に厚さが変化する形状になっている。このため、マグネットをロータヨークに取り付けた状態では、ロータ全体として均一に近い厚さとなるので、重さも周方向に均一に近くなる。よって、ロータ全体として厚さが周方向に変化する場合に比べて、ロータの回転をぶれにくくすることができる。また、各マグネットの少なくとも周方向中央部に対応する部分の厚みが、各マグネット間の部分の厚みより薄いため、磁気通路になりにくい部分を削ってロータの重さを軽くすることができる。ここでマグネットの周方向とは、ロータヨークの周方向と同方向を意味する。
【0018】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の発明において、前記ロータヨークの内周面において前記マグネットが取付けられる部分の曲率半径が、前記マグネットにおいて前記ロータヨークと対向する部分の曲率半径より小さい又は一致することを要旨とする。この発明によれば、曲率の違いにより、マグネットと、ロータヨークの内周面との間でマグネットの両端は必ずヨークに密着する。従って、マグネットが保持部から外れない。
【0019】
請求項8に記載の発明は、コイルが巻装されたステータコアの中心部に設けられた軸受に軸支された回転軸に固定されるとともに、前記ステータコアの径方向外側を覆い、前記回転軸の一端側が開放されたアウターロータ型のブラシレスモータのロータヨークであって、その内周面には、前記回転軸と平行な方向に突出する突出部を備えた複数個のマグネットが、前記ステータコアの径方向外側部に対向し、周方向に極性が変化する状態で周方向に所定間隔で配置され、前記マグネットのうちの少なくとも一つは、前記突出部が前記ロータヨークの開放側を向くように配置され、前記マグネットの残りは前記突出部が前記開放側と反対側に向くように配置され、前記残りのマグネットの前記突出部と係合する孔又は凹部が形成されたことを要旨とする。この発明のロータヨークを備えるブラシレスモータは、請求項1の発明と同様の作用効果を奏する。
【0020】
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記内周面には、前記マグネットと係合して前記マグネットを所定位置に保持する保持部が、前記マグネットが取付けられる部分の間に形成されたことを要旨とする。この発明のロータヨークを備えるブラシレスモータは、請求項2の発明と同様の作用効果を奏する。
【0021】
請求項10に記載の発明は、コイルが巻装されたステータコアの中心部に設けられた軸受に軸支された回転軸に固定されるとともに、前記ステータコアの径方向外側を覆い、前記回転軸の一端側が開放されたアウターロータ型のブラシレスモータのロータヨークであって、その内周面には、前記回転軸と平行な方向に突出する突出部を備えた複数個のマグネットが、前記ステータコアの径方向外側部に対向し、周方向に極性が変化する状態で周方向に所定間隔で配置され、前記マグネットのうちの少なくとも一つは、前記突出部が前記ロータヨークの開放側を向くように配置され、前記マグネットの残りは前記突出部が前記開放側と反対側に向くように配置され、前記内周面には、前記マグネットと係合して前記マグネットを所定位置に保持する保持部が、前記マグネットが取付けられる部分の間に形成されたことを要旨とする。この発明のロータヨークを備えるブラシレスモータは、請求項3の発明と同様の作用効果を奏する。
【0022】
請求項11に記載の発明は、請求項8〜請求項10のいずれか一項に記載の発明において、前記各マグネットの周方向中央部に対応する部分の前記ロータヨークの厚みが、前記各マグネット間の部分の厚みより薄いことを要旨とする。この発明のロータヨークを備えるブラシレスモータは、請求項6の発明と同様の作用効果を奏する。
【0023】
請求項12に記載の発明は、請求項8〜請求項11のいずれか一項に記載の発明において、前記ロータヨークの内周面において前記マグネットが取付けられる部分の曲率半径が、前記マグネットにおいて前記ロータヨークと対向する部分の曲率半径より小さい又は一致することを要旨とする。この発明のロータヨークを備えるブラシレスモータは、請求項7の発明と同様の作用効果を奏する。
【0024】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図1〜図3に従って説明する。
【0025】
図1(b)はブラシレスモータの模式断面図を示し、図1(a)は図1(b)のIA−IA線での模式断面図を示す。図1(a)、(b)に示すように、アウターロータ型のブラシレスモータMは8極12スロットで、3相駆動式の構成になっている。
【0026】
ステータハウジング1は、板部2と筒部3とを備えている。筒部3にはステータコア4が外挿されている。ステータコア4は3個のボルト5によりステータハウジング1に締付け固定されている。ステータコア4には径方向外側に延びる12個のティース6が形成され、各ティース6にはコイル7が巻装されている。
【0027】
筒部3には、回転軸としてのシャフト8が軸受としてのボールベアリング9を介して回転可能に支持されている。シャフト8には、ロータヨーク10がシャフト8と一体で回転するように取付けられている。ロータヨーク10はカップ状であり、ステータコア4を覆うような形状になっている。ロータヨーク10は、シャフト8の一端側(図1(b)中、右側)が開放側になっている。ロータヨーク10の内周面には、複数個のマグネット11が周方向に所定間隔で取付けられている。この実施の形態ではマグネット11は8個である。各マグネット11は板厚方向に磁極が変化するように着磁され、隣り合うマグネット11の磁極が異なるように配置されている。
【0028】
マグネット11はいずれも同一の形状及び大きさに形成されている。図2(a)、(b)に示すように、マグネット11は板状であり、マグネット11の長さ方向がモータの軸方向、マグネット11の厚み方向がモータの径方向に対応するように、マグネット11はロータヨーク10に取付けられている。また、マグネットの周方向とは、ロータヨーク10の周方向と同方向を意味する。マグネット11は、周方向の中央部が、周方向両端部より厚く形成されている。マグネット11は、ロータヨーク10に取付けられる側の面である外側面12が径方向外側に凸な曲面になり、ステータコア4に対向する側の面である内側面13が径方向内側に凸な曲面になるように形成されている。
【0029】
マグネット11の一端には、長さ方向に突出する突出部としての凸部16が形成されている。凸部16はマグネット11の周方向中央部に形成されている。凸部16は大きな表面磁束を確保しやすくなっている。
【0030】
マグネット11は、そのうちの1つ(図1(a)、(b)中、上側に図示)が凸部16をロータヨーク10の開放側(図1(b)の右方)に向けた状態でロータヨーク10に取付けられている。このマグネット11の凸部16は、ロータヨーク10の外に突出している。また、わかりやすいように図1(a)ではこのマグネット11の凸部16を点線で図示している。そして、残りの7個のマグネット11は、凸部16をロータヨーク10の開放側と反対側(図1(b)の左方)に向けた状態でロータヨーク10に取付けられている。
【0031】
ロータヨーク10には、マグネット11の凸部16が嵌合される孔17が形成されている。孔17は、凸部16がロータヨーク10の開放側と反対側に向けられるマグネット11と対応する部分に形成されている。そして、孔17は、凸部16をロータヨーク10の開放側に向けるマグネット11と対応する部分には形成されていない。この実施の形態では、7個の孔17が、図1(a)、(b)の上側のマグネット11以外のマグネット11の凸部16と対応するようにロータヨーク10に形成されている。各孔17にはそれぞれマグネット11の凸部16が嵌合されている。マグネット11の長さは、凸部16が孔17に嵌合された状態で、凸部16と反対側の端面が、ロータヨーク10の開口部の端面と同一面になるような長さに形成されている。これにより、凸部16がロータヨーク10の開放側に向けられたマグネット11は、ロータヨーク10の奥まで差し込まれた状態で、凸部16がロータヨーク10の開口部から突出するようになっている。
【0032】
ステータハウジング1の板部2には、ロータヨーク10と対向する側にプリント基板20が取付けられている。プリント基板20には、凸部16に対応する磁力を検出するためのセンサとしてのホールIC21が1個取付けられている。ホールIC21はロータヨーク10の開口部の端面に対向する位置に配置されている。なお、プリント基板20にはコネクタ22が設けられている。
【0033】
図1(a)、図2(c)に示すように、ロータヨーク10の外周面を軸方向と平行な方向から見ると、マグネット11間の部分に対応する箇所31が円弧になっているのに対し、マグネット11の周方向中央部と対向する箇所32は直線になっており、径方向内側に引っ込んでいる。このため、ロータヨーク10は、マグネット11の少なくとも周方向中央部に対応する部分の厚みが、各マグネット11間の部分の厚みより薄くなっている。また、ロータヨーク10の内周面には、マグネット11が取付けられる部分としての取付面33と取付面33との間の部分に、保持部34が径方向内側に突出するように形成されている。保持部34は、その両側面34aが、それぞれマグネット11と当接可能になっている。
【0034】
ロータヨーク10は、各マグネット11の周方向中心部、即ち磁極中心付近に少なくとも対応する薄肉部35と、マグネット11間の部分に対応する厚肉部36とを備えている。薄肉部35及び厚肉部36はそれぞれマグネット11の数と同数であり、薄肉部35及び厚肉部36は、金属プレス加工によって薄肉部35を形成すべき箇所から厚肉部36を形成すべき箇所へ金属素材を移動させることにより形成されている。
【0035】
図2(c)に示すように、ロータヨーク10の取付面33は、マグネット11の外側面12より、僅かに大きな曲率を有するように形成されている。このため、マグネット11の外側面12と、ロータヨーク10の取付面33との間には0〜0.5mmの隙間が生じている。なお、図2(c)は外側面12と取付面33との曲率の違いが分かりやすいように実際より大きな曲率になるように図示している。
【0036】
次に、上記構成のロータの形成工程について説明する。
まず、上記のように形成されたロータヨーク10の内周面の取付面33に接着剤を塗布し、まだ着磁されていない状態のマグネット(素材)11を取付ける。マグネット11は、保持部34の側面34aに当接することにより、ロータヨーク10の内周面において所定間隔に位置決めされた状態で保持される。また、マグネット11は、凸部16が孔17に嵌合されることによっても位置決めされる。
【0037】
そして、接着剤を塗布してマグネット11をロータヨーク10に取付けた後、着磁工程を行う。マグネット11が保持部34によって位置決めされているため、接着剤が乾燥するのを待たずに、接着剤を塗布してマグネット11をロータヨーク10に取付けた直後に着磁工程を行うことができる。図3に示すように、着磁工程では、円柱状の着磁ヨーク37をロータヨーク10内に配置する。そして、ロータヨーク10の外側には、各マグネット11に対応して着磁コイル38を配置し、着磁ヨーク37と着磁コイル38とにより、マグネット11の取付面33と対向する面の磁極が、N極とS極とが1個おきとなるようにマグネット11の着磁を行なう。
【0038】
上記のように構成されたロータを備えるブラシレスモータMは、ロータヨーク10が回転する際にホールIC21により凸部16に対応する磁力が検出されることにより、ロータヨーク10の1回転毎に1回のインデックス信号が出力される。
【0039】
この実施の形態によれば、以下のような効果を有する。
(1) マグネット11に凸部16が形成されている。そして、マグネット11のうち1個だけ、ロータヨーク10の開放側に凸部16が向けられて配置されている。従って、凸部16によって、ロータヨークの1回転毎に1回のインデックス信号が出力される。このため、従来の例えばチップマグネット等をロータヨークに取り付ける場合と異なり、マグネットの種類を増やす必要がなく、モータのコストダウンに貢献できる。
【0040】
(2) ロータヨーク10には、マグネット11を所定の間隔に配置せしめる保持部34が形成されている。従って、接着剤を塗布してマグネット11をロータヨーク10に取付けた直後に着磁工程を行うことができる。着磁によりマグネット11はロータヨーク10に磁力で吸着されるので、過度な振動衝撃を与えない限りマグネット11は所定位置に保持されるため、接着治具を不要にできる。
【0041】
(3) ロータヨーク10には、マグネット11の凸部16が嵌合される孔17が形成されている。凸部16を孔17に嵌合させることにより、マグネット11を所定の間隔に配置しやすくすることができる。
【0042】
(4) 孔17は、凸部16をロータヨーク10の開放側に向けるマグネット11に対応する箇所には形成されていない。従って、マグネット11をロータヨーク10内に差し込む際に、マグネット11の取付け方向を間違えても、凸部16と孔17とが対応しないことにより間違いを容易に発見できる。例えば孔17がない箇所で凸部16の向きを間違えて凸部16を先にしてマグネット11をロータヨーク10内に差し込んだ場合、マグネット11の凸部16と反対側の端面が、ロータヨーク10の開口部の端面と同一にならず開口部の外に飛び出たままとなる。なお、例えば孔17がある箇所で、凸部16と反対側を先にしてマグネット11をロータヨーク10内に差し込んだ場合、凸部16がロータヨーク10の開口部から1個ではなく2個突出するため、この場合も間違いが容易に発見される。
【0043】
(5) ロータヨーク10は、マグネット11と対応する部分が他の部分より厚肉に形成されている。ロータヨーク10においてマグネット11間の部分は、マグネット11間の磁束の渡り部分であり、磁束密度が他の部分より大きくなる部分である。従って、磁束密度が他の部分より大きくなる部分が厚肉部36であることにより、磁気飽和を緩和し、磁気抵抗を低減する効果を有する。逆に、ロータヨーク10薄肉部分はマグネット11の周方向中心部と対応しているのであって、この部分は磁束密度が小さい部分であるため、薄くすることは磁気回路上、問題なく、ロータの重さを軽くすることができる。保持部34を有するロータヨーク10の形状はマグネット11の接着方法の改善を目的とするものであるが、結果的に磁気回路の効率化にも寄与している。
【0044】
(6) マグネット11は、その周方向中央部が周方向両端より厚い形状に形成されている。よって、マグネット11は、ロータヨーク10が薄いところでは厚く、ロータヨーク10が厚いところでは薄くなるように周方向に厚さが変化している。このため、ロータ全体として均一に近い厚さとなるので、重さも周方向に均一に近くなるので、ロータ全体として厚さが周方向に変化する場合に比べて、ロータの回転をぶれにくくすることができる。
【0045】
(7) ロータヨーク10における取付面33は、マグネット11の外側面12よりわずかに小さい又は一致する曲率半径を有するように形成されている。従って、マグネット11の両端部は、ロータヨーク10の内周面に密着するため、マグネット11は保持部34から外れてしまうことがない。
【0046】
(8) 凸部16がマグネット11の磁極中心付近に設けられているため、厚さを確保して強度的にも強くなっている。
(9) ロータヨーク10の保持部34は、金属プレス加工によって薄肉部35を形成すべき箇所から厚肉部36を形成すべき箇所へ金属素材を移動させることにより形成されている。従って、ロータヨーク10に別の部材を取付けることなく保持部34を形成できる。
【0047】
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態を図4及び図5に従って説明する。この実施の形態では、ロータヨークの厚みが周方向に均一になり、ロータヨークの内部にマグネットの位置決めを行なう位置決め部材が挿入されている点が主に前記実施の形態と異なっている。前記実施の形態と同様の部分については同一番号を付けている。
【0048】
ロータヨーク39は有底円筒状に形成されている。ロータヨーク39内には位置決め部材40が嵌合されている。位置決め部材40は環状部41と、環状部41から延びる棒状の保持部42とを備えている。保持部42は環状部41の中心軸と平行な方向に延びるように形成されている。保持部42は8個形成されている。保持部42は、マグネット11が径方向内側に倒れ込むのを防止するように、径方向内側の方が、径方向外側より周方向に長く形成されている。
【0049】
保持部42によって、マグネット11は所定間隔に、かつロータヨーク10の内周面に密着して配置せしめられている。環状部41には、マグネット11の凸部16が嵌合される凹部45が形成されている。凹部45の機能は、第1の実施の形態の孔17と同一機能である。凹部45は計7個形成されている。位置決め部材40は嵌合及び接着剤によりロータヨーク39の内部に取付けられている。ロータの組み立ての際には、まずロータヨーク39に位置決め部材40を取付け、その後、マグネット11をロータヨーク39に取付ける。
【0050】
この実施の形態によれば、前記実施の形態の(1)〜(4)及び(8)の効果の他に、以下のような効果を有する。
(10) 位置決め部材40に保持部42や凹部45が形成されている。従って、ロータヨークには既存の簡単な形状のものを利用できる。
【0051】
なお、実施の形態は上記各実施の形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変更してもよい。
・ 第1の実施の形態で、接着治具を用いて接着剤が乾くのを待ってもよい。例えば図6(a)に示すように、接着治具51は、円筒体だけのような簡素なものにすることができる。
【0052】
・ 第1の実施の形態で、マグネット11の凸部16を嵌合させるためにロータヨーク10に形成するのは孔17に限らず、凹部であってもよい。
・ 第2の実施の形態で、マグネット11の凸部16を嵌合させるために環状部41に形成するのは凹部45に限らず、孔であってもよい。環状部41は、孔を形成しても強度を保てるように太くする。
【0053】
・ 第1の実施の形態で、孔17を形成しなくてもよい。この場合でも、マグネット11は保持部34により支障なく位置決めされる。
・ 上記のように孔17を形成しない場合、例えば、残りのマグネット11に対応する部分のロータヨーク10の深さを、凸部16が開放側に向けられるマグネット11に対応する部分より深く形成してもよい。この場合、ロータヨーク10の開放側に向けられる凸部16を、残りのマグネット11よりホールIC21側に突出させることができる。
【0054】
・ 同様に第2の実施の形態で、凹部45を形成しなくてもよい。この場合でも、マグネット11は保持部42により支障なく位置決めされる。
・ 第1の実施の形態で、保持部34は、凸部16がロータヨーク10の開放側に向けられるマグネット11を挟むように2個だけ形成し、他の箇所には形成しなくてもよい。
【0055】
・ 同様に第2の実施の形態で、保持部42は、凸部16がロータヨーク10の開放側に向けられるマグネット11を挟むように2個だけ形成し、他の箇所には形成しなくてもよい。
【0056】
・ 第1の実施の形態で、保持部34を形成しなくてもよい。この場合、凸部16がロータヨーク10の開放側に向けられるマグネット11は凸部16が孔17に嵌合しないので位置決めされない。しかし、残りの7個のマグネット11は凸部16が孔17に嵌合して位置決めされているため、従来のように位置決め治具96及び板ばね97ですべてのマグネットを位置決めする場合に比べて、大幅にマグネット11の位置決めを簡素化できる。また、マグネット11の周方向中央部が径方向内側に膨出しているので、そこに円筒状の着磁ヨーク37を当接することにより、マグネット11が径方向内側に倒れないようにすることができる。
【0057】
・ 同様に第2の実施の形態で、保持部42を形成しなくてもよい。この場合も、凸部16がロータヨーク39の開放側に向けられるマグネット11は位置決めされないが、残りのマグネット11は凸部16が凹部45に嵌合して位置決めされるため、従来に比べて大幅にマグネット11の位置決めを簡素化できる。
【0058】
・ 上記のように保持部34を形成しない場合、図6(b)に示すように、1個だけ、マグネット11の両端に凸部16を形成してもよい。そして、ロータヨーク10には、すべてのマグネット11に対応して孔17を形成する。この場合、保持部34がなくても、すべてのマグネット11の凸部16が孔17に嵌合することにより、すべてのマグネット11を位置決めできる。また、位置決め部材40を用いる場合は、環状部41にはすべてのマグネット11に対応して凹部45を形成する。
【0059】
・ インデックス信号は、ロータヨークの1回転毎に複数回出力させてもよい。この場合、複数個のマグネット11を、その凸部16がロータヨークの開放側に向くようにロータヨークに取り付ける。
【0060】
・ ブラシレスモータは8極12スロットに限らない。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想(発明)について、以下に追記する。
【0061】
(1) 請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記保持部は、金属プレス加工によって、前記各マグネットの磁極中心付近の前記ロータヨークの板厚を、その周囲より薄くし、前記ロータヨークにおいて前記マグネットが取付けられる部分の間を、径方向内側に突出させることにより形成されている。
【0062】
【発明の効果】
以上、詳述したように、請求項1〜請求項12に記載の発明によれば、チップマグネットを追加することなくインデックス信号を出力させるとともに、マグネットの接着工程を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は(b)のIA−IA線での模式断面図、(b)はブラシレスモータの模式断面図。
【図2】(a)はマグネットの模式平面図、(b)は模式正面図、(c)はマグネットとロータヨークとの模式部分拡大図。
【図3】着磁工程を示す模式図。
【図4】第2の実施の形態を示し、(a)は模式図、(b)は(a)のIVB−IVB線模式断面図。
【図5】位置決め部材の斜視図。
【図6】(a)は別例の模式図、(b)は他の別例のマグネットの模式図。
【図7】(a)は従来技術のロータの模式図、(b)は他の従来技術の模式断面図、(c)は接着工程を示す模式図。
【符号の説明】
M…ブラシレスモータ、4…ステータコア、7…コイル、8…回転軸としてのシャフト、9…軸受としてのボールベアリング、10,39…ロータヨーク、11…マグネット、33…ロータヨークの内周面においてマグネットが取付けられる部分としての取付面、12…マグネットにおいてロータヨークと対向する部分としての外側面、16…突出部としての凸部、17…孔、21…センサとしてのホールIC、34…保持部、40…位置決め部材、42…保持部、45…凹部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブラシレスモータ及びそのロータヨークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
モータには、ロータの1回転につき所定の回数(例えば1回)のインデックス信号を出力するものがある。例えば特開2001−339889号公報に示されるモータでは、図7(a)に示すように、マグネット81がリング状に一体成形されてロータヨーク82に取付けられている。そして、N極とS極とが跨る部位に形成された径方向外側に突出する突出部83がホール素子84によって検出されることにより、インデックス信号が出力される。
【0003】
リング状マグネットを作るに当たり、安くて強力なパワーのものを望むのであれば、フェライト焼結マグネットがフェライトプラスチックマグネットより好ましい。ところが、フェライト焼結マグネットでは、リング状の場合ある直径以上になると割れやすく、製品としてよくないという問題がある。また、リング状マグネットは、ロータヨークの寸法に合うように精度よく形成するのに手間がかかる等の問題がある。
【0004】
そこで、例えば図7(b)に示すように、セグメント状の複数個のマグネット90を、周方向に間隔を空けて備えたモータが知られている。このモータはアウターロータ型のブラシレスモータであり、マグネット90は、ロータヨーク91の内周面に所定の間隔で接着固定されている。ロータヨーク91の開口部には切欠部が一箇所形成され、その切欠部にはチップマグネット94が固着されている。ロータヨーク91が回転する際には、ホールIC95によりチップマグネット94の磁力が検出され、ロータヨーク91の1回転毎に1回のインデックス信号が出力されるようになっている。このインデックス信号は、モータに接続された制御回路に送られ、モータの回転数制御等に用いられる。
【0005】
マグネット90は、ロータヨーク91に取付ける際はまだ着磁されておらず、ロータヨーク91に接着した状態で着磁している。また、マグネット90は、各々が所定の間隔を保ち、かつロータヨーク91の内周面に密着させた状態で接着固定する必要がある。このため、図7(c)に示すように、マグネット90を接着剤によりロータヨーク91に接着し、位置決め治具96と圧接用の板ばね97とを用いてマグネット90を位置決めした状態で接着剤を乾燥させている。位置決め治具96は、各マグネット90を所定距離だけ離すための凸部98を備えている。接着剤の乾燥後、位置決め治具96及び板ばね97を外し、図示しない着磁コイル及び着磁ヨークを用いてマグネット90を着磁している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記図7(b)、(c)に示す構成では、インデックス信号出力用にロータヨーク91とは別のチップマグネット94が必要になるという問題がある。また、接着が乾燥するまでに必要な接着治具(位置決め治具96及び板ばね97)の形状や取扱いが複雑である。また、接着剤の乾燥が完了するまでの間、位置決め治具96及び板ばね97を組み付けた状態でロータを放置しなければならず、その間、次工程である着磁工程を行えないため、マグネット90の取付工程がネック工程となる。従って、ブラシレスモータの大量生産に際しては、複雑な接着治具を多数準備する必要があるという問題がある。また、上記の問題点は、すべてモータのコストアップに直結するという問題がある。
【0007】
また、セグメント状マグネットの位置決めを行う方法として、例えば特開平10−191587号公報に示される方法では、マグネット間にU字状の弾発部材を配置し、この弾発部材による付勢力によりマグネットを位置決めしている。しかし、この方法では弾発部材がマグネットの数と同数必要になるため、マグネット数が多くなる程、部品点数が増え作業性が悪化するという問題がある。
【0008】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、チップマグネットを追加することなくインデックス信号を出力させるとともに、マグネットの接着工程を簡素化できるブラシレスモータ及びそのロータヨークを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、コイルが巻装されたステータコアと、前記ステータコアの中心部に設けられた軸受と、前記軸受に軸支された回転軸と、前記回転軸に固定されるとともに前記ステータコアの径方向外側を覆い、前記回転軸の一端側が開放されたロータヨークとを備え、前記ロータヨークの内周面には、複数個のマグネットを、前記ステータコアの径方向外側部に対向し、周方向に極性が変化する状態で周方向に所定間隔で取付けたアウターロータ型のブラシレスモータであって、前記マグネットは、前記回転軸と平行な方向に突出する突出部を備え、前記ブラシレスモータは、前記マグネットの前記突出部の検知により前記ロータヨークの回転数を検知するセンサを備え、前記マグネットのうちの少なくとも一つは、前記突出部が前記ロータヨークの開放側を向くように配置され、前記マグネットの残りは前記ロータヨークの前記開放側と反対側に前記突出部が向くように配置され、前記ロータヨークには前記残りのマグネットの前記突出部と係合する孔又は凹部が形成されたことを要旨とする。
【0010】
この発明によれば、マグネットは回転軸と平行な方向に突出する突出部を備えている。そして、一部のマグネットの突出部がセンサによって検知されることによりインデックス信号が出力される。また、残りのマグネットの突出部がロータヨークの孔又は凹部に係合されることにより、マグネットの位置決めが行なわれる。よって、従来技術のようにすべてのマグネットの位置決めが位置決め治具や板ばねで行なわれていたのに比べて、マグネットを位置決めしやすい。従って、チップマグネットを追加することなくインデックス信号を出力させるとともに、マグネットの接着工程を簡素化できる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ロータヨークの内周面には、前記マグネットと係合して前記マグネットを所定位置に保持する保持部が、前記マグネットが取付けられる部分の間に形成されたことを要旨とする。この発明によれば、各マグネットは、保持部により所定位置に保持される。従って、すべてのマグネットを所定間隔に配置して保持できるため、接着剤の乾燥を待たずに、接着剤を塗布してマグネットをロータヨークに取付けた直後に着磁工程を行うことができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、コイルが巻装されたステータコアと、前記ステータコアの中心部に設けられた軸受と、前記軸受に軸支された回転軸と、前記回転軸に固定されるとともに前記ステータコアの径方向外側を覆い、前記回転軸の一端側が開放されたロータヨークとを備え、前記ロータヨークの内周面には、複数個のマグネットを、前記ステータコアの径方向外側部に対向し、周方向に極性が変化する状態で周方向に所定間隔で取付けたアウターロータ型のブラシレスモータであって、前記マグネットは、前記回転軸と平行な方向に突出する突出部を備え、前記ブラシレスモータは、前記マグネットの前記突出部の検知により前記ロータヨークの回転数を検知するセンサを備え、前記マグネットのうちの少なくとも一つは、前記突出部が前記ロータヨークの開放側を向くように配置され、前記マグネットの残りは前記ロータヨークの前記開放側と反対側に前記突出部が向くように配置され、前記ロータヨークの内周面には、前記マグネットと係合して前記マグネットを所定位置に保持する保持部が、前記マグネットが取付けられる部分の間に形成されたことを要旨とする。
【0013】
この発明によれば、すべてのマグネットが保持部により位置決めされ、所定の間隔で保持されるため、接着剤の乾燥を待たずに、接着剤を塗布してマグネットをロータヨークに取付けた直後に着磁工程を行うことができる。また、ロータヨークの開放側を向くように配置されたマグネットの突出部がセンサによって検知されることによりインデックス信号が出力される。従って、チップマグネットを追加することなくインデックス信号を出力させるとともに、マグネットの接着工程をより簡素化できる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、コイルが巻装されたステータコアと、前記ステータコアの中心部に設けられた軸受と、前記軸受に軸支された回転軸と、前記回転軸に固定されるとともに前記ステータコアの径方向外側を覆い、前記回転軸の一端側が開放されたロータヨークとを備え、前記ロータヨークの内周面には、複数個のマグネットを、前記ステータコアの径方向外側部に対向し、周方向に極性が変化する状態で周方向に所定間隔で取付けたアウターロータ型のブラシレスモータであって、前記マグネットは、前記回転軸と平行な方向に突出する突出部を備え、前記ブラシレスモータは、前記マグネットの前記突出部の検知により前記ロータヨークの回転数を検知するセンサを備え、前記マグネットのうちの少なくとも一つは、前記突出部が前記ロータヨークの開放側を向くように配置され、前記マグネットの残りは前記ロータヨークの前記開放側と反対側に前記突出部が向くように配置され、前記ロータヨークの内周面には、前記マグネットと係合して前記マグネットを所定位置に保持する保持部を備えた位置決め部材が配置されたことを要旨とする。
【0015】
この発明によれば、位置決め部材の保持部によりすべてのマグネットが所定位置に保持される。また、マグネットの突出部がセンサによって検知されることによりインデックス信号が出力される。従って、チップマグネットを追加することなくインデックス信号を出力させるとともに、マグネットの接着工程をより簡素化できる。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記位置決め部材には、前記残りのマグネットと対応する位置にのみ、前記突出部と係合する孔又は凹部が形成されたことを要旨とする。この発明によれば、孔又は凹部に突出部が係合するか否かにより、マグネットを取付ける際の取付け方向の間違いを防止できる。
【0017】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記ロータヨークは、前記各マグネットの少なくとも周方向中央部に対応する部分の厚みが、前記各マグネット間の部分の厚みより薄く、前記マグネットは、その周方向中央部が周方向両端より厚い形状であることを要旨とする。この発明によれば、ロータヨークが周方向に厚さが変化する形状になっていて、マグネットは、ロータヨークが薄いところでは厚く、ロータヨークが厚いところでは薄くなるように周方向に厚さが変化する形状になっている。このため、マグネットをロータヨークに取り付けた状態では、ロータ全体として均一に近い厚さとなるので、重さも周方向に均一に近くなる。よって、ロータ全体として厚さが周方向に変化する場合に比べて、ロータの回転をぶれにくくすることができる。また、各マグネットの少なくとも周方向中央部に対応する部分の厚みが、各マグネット間の部分の厚みより薄いため、磁気通路になりにくい部分を削ってロータの重さを軽くすることができる。ここでマグネットの周方向とは、ロータヨークの周方向と同方向を意味する。
【0018】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の発明において、前記ロータヨークの内周面において前記マグネットが取付けられる部分の曲率半径が、前記マグネットにおいて前記ロータヨークと対向する部分の曲率半径より小さい又は一致することを要旨とする。この発明によれば、曲率の違いにより、マグネットと、ロータヨークの内周面との間でマグネットの両端は必ずヨークに密着する。従って、マグネットが保持部から外れない。
【0019】
請求項8に記載の発明は、コイルが巻装されたステータコアの中心部に設けられた軸受に軸支された回転軸に固定されるとともに、前記ステータコアの径方向外側を覆い、前記回転軸の一端側が開放されたアウターロータ型のブラシレスモータのロータヨークであって、その内周面には、前記回転軸と平行な方向に突出する突出部を備えた複数個のマグネットが、前記ステータコアの径方向外側部に対向し、周方向に極性が変化する状態で周方向に所定間隔で配置され、前記マグネットのうちの少なくとも一つは、前記突出部が前記ロータヨークの開放側を向くように配置され、前記マグネットの残りは前記突出部が前記開放側と反対側に向くように配置され、前記残りのマグネットの前記突出部と係合する孔又は凹部が形成されたことを要旨とする。この発明のロータヨークを備えるブラシレスモータは、請求項1の発明と同様の作用効果を奏する。
【0020】
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記内周面には、前記マグネットと係合して前記マグネットを所定位置に保持する保持部が、前記マグネットが取付けられる部分の間に形成されたことを要旨とする。この発明のロータヨークを備えるブラシレスモータは、請求項2の発明と同様の作用効果を奏する。
【0021】
請求項10に記載の発明は、コイルが巻装されたステータコアの中心部に設けられた軸受に軸支された回転軸に固定されるとともに、前記ステータコアの径方向外側を覆い、前記回転軸の一端側が開放されたアウターロータ型のブラシレスモータのロータヨークであって、その内周面には、前記回転軸と平行な方向に突出する突出部を備えた複数個のマグネットが、前記ステータコアの径方向外側部に対向し、周方向に極性が変化する状態で周方向に所定間隔で配置され、前記マグネットのうちの少なくとも一つは、前記突出部が前記ロータヨークの開放側を向くように配置され、前記マグネットの残りは前記突出部が前記開放側と反対側に向くように配置され、前記内周面には、前記マグネットと係合して前記マグネットを所定位置に保持する保持部が、前記マグネットが取付けられる部分の間に形成されたことを要旨とする。この発明のロータヨークを備えるブラシレスモータは、請求項3の発明と同様の作用効果を奏する。
【0022】
請求項11に記載の発明は、請求項8〜請求項10のいずれか一項に記載の発明において、前記各マグネットの周方向中央部に対応する部分の前記ロータヨークの厚みが、前記各マグネット間の部分の厚みより薄いことを要旨とする。この発明のロータヨークを備えるブラシレスモータは、請求項6の発明と同様の作用効果を奏する。
【0023】
請求項12に記載の発明は、請求項8〜請求項11のいずれか一項に記載の発明において、前記ロータヨークの内周面において前記マグネットが取付けられる部分の曲率半径が、前記マグネットにおいて前記ロータヨークと対向する部分の曲率半径より小さい又は一致することを要旨とする。この発明のロータヨークを備えるブラシレスモータは、請求項7の発明と同様の作用効果を奏する。
【0024】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図1〜図3に従って説明する。
【0025】
図1(b)はブラシレスモータの模式断面図を示し、図1(a)は図1(b)のIA−IA線での模式断面図を示す。図1(a)、(b)に示すように、アウターロータ型のブラシレスモータMは8極12スロットで、3相駆動式の構成になっている。
【0026】
ステータハウジング1は、板部2と筒部3とを備えている。筒部3にはステータコア4が外挿されている。ステータコア4は3個のボルト5によりステータハウジング1に締付け固定されている。ステータコア4には径方向外側に延びる12個のティース6が形成され、各ティース6にはコイル7が巻装されている。
【0027】
筒部3には、回転軸としてのシャフト8が軸受としてのボールベアリング9を介して回転可能に支持されている。シャフト8には、ロータヨーク10がシャフト8と一体で回転するように取付けられている。ロータヨーク10はカップ状であり、ステータコア4を覆うような形状になっている。ロータヨーク10は、シャフト8の一端側(図1(b)中、右側)が開放側になっている。ロータヨーク10の内周面には、複数個のマグネット11が周方向に所定間隔で取付けられている。この実施の形態ではマグネット11は8個である。各マグネット11は板厚方向に磁極が変化するように着磁され、隣り合うマグネット11の磁極が異なるように配置されている。
【0028】
マグネット11はいずれも同一の形状及び大きさに形成されている。図2(a)、(b)に示すように、マグネット11は板状であり、マグネット11の長さ方向がモータの軸方向、マグネット11の厚み方向がモータの径方向に対応するように、マグネット11はロータヨーク10に取付けられている。また、マグネットの周方向とは、ロータヨーク10の周方向と同方向を意味する。マグネット11は、周方向の中央部が、周方向両端部より厚く形成されている。マグネット11は、ロータヨーク10に取付けられる側の面である外側面12が径方向外側に凸な曲面になり、ステータコア4に対向する側の面である内側面13が径方向内側に凸な曲面になるように形成されている。
【0029】
マグネット11の一端には、長さ方向に突出する突出部としての凸部16が形成されている。凸部16はマグネット11の周方向中央部に形成されている。凸部16は大きな表面磁束を確保しやすくなっている。
【0030】
マグネット11は、そのうちの1つ(図1(a)、(b)中、上側に図示)が凸部16をロータヨーク10の開放側(図1(b)の右方)に向けた状態でロータヨーク10に取付けられている。このマグネット11の凸部16は、ロータヨーク10の外に突出している。また、わかりやすいように図1(a)ではこのマグネット11の凸部16を点線で図示している。そして、残りの7個のマグネット11は、凸部16をロータヨーク10の開放側と反対側(図1(b)の左方)に向けた状態でロータヨーク10に取付けられている。
【0031】
ロータヨーク10には、マグネット11の凸部16が嵌合される孔17が形成されている。孔17は、凸部16がロータヨーク10の開放側と反対側に向けられるマグネット11と対応する部分に形成されている。そして、孔17は、凸部16をロータヨーク10の開放側に向けるマグネット11と対応する部分には形成されていない。この実施の形態では、7個の孔17が、図1(a)、(b)の上側のマグネット11以外のマグネット11の凸部16と対応するようにロータヨーク10に形成されている。各孔17にはそれぞれマグネット11の凸部16が嵌合されている。マグネット11の長さは、凸部16が孔17に嵌合された状態で、凸部16と反対側の端面が、ロータヨーク10の開口部の端面と同一面になるような長さに形成されている。これにより、凸部16がロータヨーク10の開放側に向けられたマグネット11は、ロータヨーク10の奥まで差し込まれた状態で、凸部16がロータヨーク10の開口部から突出するようになっている。
【0032】
ステータハウジング1の板部2には、ロータヨーク10と対向する側にプリント基板20が取付けられている。プリント基板20には、凸部16に対応する磁力を検出するためのセンサとしてのホールIC21が1個取付けられている。ホールIC21はロータヨーク10の開口部の端面に対向する位置に配置されている。なお、プリント基板20にはコネクタ22が設けられている。
【0033】
図1(a)、図2(c)に示すように、ロータヨーク10の外周面を軸方向と平行な方向から見ると、マグネット11間の部分に対応する箇所31が円弧になっているのに対し、マグネット11の周方向中央部と対向する箇所32は直線になっており、径方向内側に引っ込んでいる。このため、ロータヨーク10は、マグネット11の少なくとも周方向中央部に対応する部分の厚みが、各マグネット11間の部分の厚みより薄くなっている。また、ロータヨーク10の内周面には、マグネット11が取付けられる部分としての取付面33と取付面33との間の部分に、保持部34が径方向内側に突出するように形成されている。保持部34は、その両側面34aが、それぞれマグネット11と当接可能になっている。
【0034】
ロータヨーク10は、各マグネット11の周方向中心部、即ち磁極中心付近に少なくとも対応する薄肉部35と、マグネット11間の部分に対応する厚肉部36とを備えている。薄肉部35及び厚肉部36はそれぞれマグネット11の数と同数であり、薄肉部35及び厚肉部36は、金属プレス加工によって薄肉部35を形成すべき箇所から厚肉部36を形成すべき箇所へ金属素材を移動させることにより形成されている。
【0035】
図2(c)に示すように、ロータヨーク10の取付面33は、マグネット11の外側面12より、僅かに大きな曲率を有するように形成されている。このため、マグネット11の外側面12と、ロータヨーク10の取付面33との間には0〜0.5mmの隙間が生じている。なお、図2(c)は外側面12と取付面33との曲率の違いが分かりやすいように実際より大きな曲率になるように図示している。
【0036】
次に、上記構成のロータの形成工程について説明する。
まず、上記のように形成されたロータヨーク10の内周面の取付面33に接着剤を塗布し、まだ着磁されていない状態のマグネット(素材)11を取付ける。マグネット11は、保持部34の側面34aに当接することにより、ロータヨーク10の内周面において所定間隔に位置決めされた状態で保持される。また、マグネット11は、凸部16が孔17に嵌合されることによっても位置決めされる。
【0037】
そして、接着剤を塗布してマグネット11をロータヨーク10に取付けた後、着磁工程を行う。マグネット11が保持部34によって位置決めされているため、接着剤が乾燥するのを待たずに、接着剤を塗布してマグネット11をロータヨーク10に取付けた直後に着磁工程を行うことができる。図3に示すように、着磁工程では、円柱状の着磁ヨーク37をロータヨーク10内に配置する。そして、ロータヨーク10の外側には、各マグネット11に対応して着磁コイル38を配置し、着磁ヨーク37と着磁コイル38とにより、マグネット11の取付面33と対向する面の磁極が、N極とS極とが1個おきとなるようにマグネット11の着磁を行なう。
【0038】
上記のように構成されたロータを備えるブラシレスモータMは、ロータヨーク10が回転する際にホールIC21により凸部16に対応する磁力が検出されることにより、ロータヨーク10の1回転毎に1回のインデックス信号が出力される。
【0039】
この実施の形態によれば、以下のような効果を有する。
(1) マグネット11に凸部16が形成されている。そして、マグネット11のうち1個だけ、ロータヨーク10の開放側に凸部16が向けられて配置されている。従って、凸部16によって、ロータヨークの1回転毎に1回のインデックス信号が出力される。このため、従来の例えばチップマグネット等をロータヨークに取り付ける場合と異なり、マグネットの種類を増やす必要がなく、モータのコストダウンに貢献できる。
【0040】
(2) ロータヨーク10には、マグネット11を所定の間隔に配置せしめる保持部34が形成されている。従って、接着剤を塗布してマグネット11をロータヨーク10に取付けた直後に着磁工程を行うことができる。着磁によりマグネット11はロータヨーク10に磁力で吸着されるので、過度な振動衝撃を与えない限りマグネット11は所定位置に保持されるため、接着治具を不要にできる。
【0041】
(3) ロータヨーク10には、マグネット11の凸部16が嵌合される孔17が形成されている。凸部16を孔17に嵌合させることにより、マグネット11を所定の間隔に配置しやすくすることができる。
【0042】
(4) 孔17は、凸部16をロータヨーク10の開放側に向けるマグネット11に対応する箇所には形成されていない。従って、マグネット11をロータヨーク10内に差し込む際に、マグネット11の取付け方向を間違えても、凸部16と孔17とが対応しないことにより間違いを容易に発見できる。例えば孔17がない箇所で凸部16の向きを間違えて凸部16を先にしてマグネット11をロータヨーク10内に差し込んだ場合、マグネット11の凸部16と反対側の端面が、ロータヨーク10の開口部の端面と同一にならず開口部の外に飛び出たままとなる。なお、例えば孔17がある箇所で、凸部16と反対側を先にしてマグネット11をロータヨーク10内に差し込んだ場合、凸部16がロータヨーク10の開口部から1個ではなく2個突出するため、この場合も間違いが容易に発見される。
【0043】
(5) ロータヨーク10は、マグネット11と対応する部分が他の部分より厚肉に形成されている。ロータヨーク10においてマグネット11間の部分は、マグネット11間の磁束の渡り部分であり、磁束密度が他の部分より大きくなる部分である。従って、磁束密度が他の部分より大きくなる部分が厚肉部36であることにより、磁気飽和を緩和し、磁気抵抗を低減する効果を有する。逆に、ロータヨーク10薄肉部分はマグネット11の周方向中心部と対応しているのであって、この部分は磁束密度が小さい部分であるため、薄くすることは磁気回路上、問題なく、ロータの重さを軽くすることができる。保持部34を有するロータヨーク10の形状はマグネット11の接着方法の改善を目的とするものであるが、結果的に磁気回路の効率化にも寄与している。
【0044】
(6) マグネット11は、その周方向中央部が周方向両端より厚い形状に形成されている。よって、マグネット11は、ロータヨーク10が薄いところでは厚く、ロータヨーク10が厚いところでは薄くなるように周方向に厚さが変化している。このため、ロータ全体として均一に近い厚さとなるので、重さも周方向に均一に近くなるので、ロータ全体として厚さが周方向に変化する場合に比べて、ロータの回転をぶれにくくすることができる。
【0045】
(7) ロータヨーク10における取付面33は、マグネット11の外側面12よりわずかに小さい又は一致する曲率半径を有するように形成されている。従って、マグネット11の両端部は、ロータヨーク10の内周面に密着するため、マグネット11は保持部34から外れてしまうことがない。
【0046】
(8) 凸部16がマグネット11の磁極中心付近に設けられているため、厚さを確保して強度的にも強くなっている。
(9) ロータヨーク10の保持部34は、金属プレス加工によって薄肉部35を形成すべき箇所から厚肉部36を形成すべき箇所へ金属素材を移動させることにより形成されている。従って、ロータヨーク10に別の部材を取付けることなく保持部34を形成できる。
【0047】
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態を図4及び図5に従って説明する。この実施の形態では、ロータヨークの厚みが周方向に均一になり、ロータヨークの内部にマグネットの位置決めを行なう位置決め部材が挿入されている点が主に前記実施の形態と異なっている。前記実施の形態と同様の部分については同一番号を付けている。
【0048】
ロータヨーク39は有底円筒状に形成されている。ロータヨーク39内には位置決め部材40が嵌合されている。位置決め部材40は環状部41と、環状部41から延びる棒状の保持部42とを備えている。保持部42は環状部41の中心軸と平行な方向に延びるように形成されている。保持部42は8個形成されている。保持部42は、マグネット11が径方向内側に倒れ込むのを防止するように、径方向内側の方が、径方向外側より周方向に長く形成されている。
【0049】
保持部42によって、マグネット11は所定間隔に、かつロータヨーク10の内周面に密着して配置せしめられている。環状部41には、マグネット11の凸部16が嵌合される凹部45が形成されている。凹部45の機能は、第1の実施の形態の孔17と同一機能である。凹部45は計7個形成されている。位置決め部材40は嵌合及び接着剤によりロータヨーク39の内部に取付けられている。ロータの組み立ての際には、まずロータヨーク39に位置決め部材40を取付け、その後、マグネット11をロータヨーク39に取付ける。
【0050】
この実施の形態によれば、前記実施の形態の(1)〜(4)及び(8)の効果の他に、以下のような効果を有する。
(10) 位置決め部材40に保持部42や凹部45が形成されている。従って、ロータヨークには既存の簡単な形状のものを利用できる。
【0051】
なお、実施の形態は上記各実施の形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変更してもよい。
・ 第1の実施の形態で、接着治具を用いて接着剤が乾くのを待ってもよい。例えば図6(a)に示すように、接着治具51は、円筒体だけのような簡素なものにすることができる。
【0052】
・ 第1の実施の形態で、マグネット11の凸部16を嵌合させるためにロータヨーク10に形成するのは孔17に限らず、凹部であってもよい。
・ 第2の実施の形態で、マグネット11の凸部16を嵌合させるために環状部41に形成するのは凹部45に限らず、孔であってもよい。環状部41は、孔を形成しても強度を保てるように太くする。
【0053】
・ 第1の実施の形態で、孔17を形成しなくてもよい。この場合でも、マグネット11は保持部34により支障なく位置決めされる。
・ 上記のように孔17を形成しない場合、例えば、残りのマグネット11に対応する部分のロータヨーク10の深さを、凸部16が開放側に向けられるマグネット11に対応する部分より深く形成してもよい。この場合、ロータヨーク10の開放側に向けられる凸部16を、残りのマグネット11よりホールIC21側に突出させることができる。
【0054】
・ 同様に第2の実施の形態で、凹部45を形成しなくてもよい。この場合でも、マグネット11は保持部42により支障なく位置決めされる。
・ 第1の実施の形態で、保持部34は、凸部16がロータヨーク10の開放側に向けられるマグネット11を挟むように2個だけ形成し、他の箇所には形成しなくてもよい。
【0055】
・ 同様に第2の実施の形態で、保持部42は、凸部16がロータヨーク10の開放側に向けられるマグネット11を挟むように2個だけ形成し、他の箇所には形成しなくてもよい。
【0056】
・ 第1の実施の形態で、保持部34を形成しなくてもよい。この場合、凸部16がロータヨーク10の開放側に向けられるマグネット11は凸部16が孔17に嵌合しないので位置決めされない。しかし、残りの7個のマグネット11は凸部16が孔17に嵌合して位置決めされているため、従来のように位置決め治具96及び板ばね97ですべてのマグネットを位置決めする場合に比べて、大幅にマグネット11の位置決めを簡素化できる。また、マグネット11の周方向中央部が径方向内側に膨出しているので、そこに円筒状の着磁ヨーク37を当接することにより、マグネット11が径方向内側に倒れないようにすることができる。
【0057】
・ 同様に第2の実施の形態で、保持部42を形成しなくてもよい。この場合も、凸部16がロータヨーク39の開放側に向けられるマグネット11は位置決めされないが、残りのマグネット11は凸部16が凹部45に嵌合して位置決めされるため、従来に比べて大幅にマグネット11の位置決めを簡素化できる。
【0058】
・ 上記のように保持部34を形成しない場合、図6(b)に示すように、1個だけ、マグネット11の両端に凸部16を形成してもよい。そして、ロータヨーク10には、すべてのマグネット11に対応して孔17を形成する。この場合、保持部34がなくても、すべてのマグネット11の凸部16が孔17に嵌合することにより、すべてのマグネット11を位置決めできる。また、位置決め部材40を用いる場合は、環状部41にはすべてのマグネット11に対応して凹部45を形成する。
【0059】
・ インデックス信号は、ロータヨークの1回転毎に複数回出力させてもよい。この場合、複数個のマグネット11を、その凸部16がロータヨークの開放側に向くようにロータヨークに取り付ける。
【0060】
・ ブラシレスモータは8極12スロットに限らない。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想(発明)について、以下に追記する。
【0061】
(1) 請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記保持部は、金属プレス加工によって、前記各マグネットの磁極中心付近の前記ロータヨークの板厚を、その周囲より薄くし、前記ロータヨークにおいて前記マグネットが取付けられる部分の間を、径方向内側に突出させることにより形成されている。
【0062】
【発明の効果】
以上、詳述したように、請求項1〜請求項12に記載の発明によれば、チップマグネットを追加することなくインデックス信号を出力させるとともに、マグネットの接着工程を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は(b)のIA−IA線での模式断面図、(b)はブラシレスモータの模式断面図。
【図2】(a)はマグネットの模式平面図、(b)は模式正面図、(c)はマグネットとロータヨークとの模式部分拡大図。
【図3】着磁工程を示す模式図。
【図4】第2の実施の形態を示し、(a)は模式図、(b)は(a)のIVB−IVB線模式断面図。
【図5】位置決め部材の斜視図。
【図6】(a)は別例の模式図、(b)は他の別例のマグネットの模式図。
【図7】(a)は従来技術のロータの模式図、(b)は他の従来技術の模式断面図、(c)は接着工程を示す模式図。
【符号の説明】
M…ブラシレスモータ、4…ステータコア、7…コイル、8…回転軸としてのシャフト、9…軸受としてのボールベアリング、10,39…ロータヨーク、11…マグネット、33…ロータヨークの内周面においてマグネットが取付けられる部分としての取付面、12…マグネットにおいてロータヨークと対向する部分としての外側面、16…突出部としての凸部、17…孔、21…センサとしてのホールIC、34…保持部、40…位置決め部材、42…保持部、45…凹部。
Claims (12)
- コイルが巻装されたステータコアと、前記ステータコアの中心部に設けられた軸受と、前記軸受に軸支された回転軸と、前記回転軸に固定されるとともに前記ステータコアの径方向外側を覆い、前記回転軸の一端側が開放されたロータヨークとを備え、前記ロータヨークの内周面には、複数個のマグネットを、前記ステータコアの径方向外側部に対向し、周方向に極性が変化する状態で周方向に所定間隔で取付けたアウターロータ型のブラシレスモータであって、前記マグネットは、前記回転軸と平行な方向に突出する突出部を備え、前記ブラシレスモータは、前記マグネットの前記突出部の検知により前記ロータヨークの回転数を検知するセンサを備え、前記マグネットのうちの少なくとも一つは、前記突出部が前記ロータヨークの開放側を向くように配置され、前記マグネットの残りは前記ロータヨークの前記開放側と反対側に前記突出部が向くように配置され、前記ロータヨークには前記残りのマグネットの前記突出部と係合する孔又は凹部が形成されたブラシレスモータ。
- 前記ロータヨークの内周面には、前記マグネットと係合して前記マグネットを所定位置に保持する保持部が、前記マグネットが取付けられる部分の間に形成された請求項1に記載のブラシレスモータ。
- コイルが巻装されたステータコアと、前記ステータコアの中心部に設けられた軸受と、前記軸受に軸支された回転軸と、前記回転軸に固定されるとともに前記ステータコアの径方向外側を覆い、前記回転軸の一端側が開放されたロータヨークとを備え、前記ロータヨークの内周面には、複数個のマグネットを、前記ステータコアの径方向外側部に対向し、周方向に極性が変化する状態で周方向に所定間隔で取付けたアウターロータ型のブラシレスモータであって、前記マグネットは、前記回転軸と平行な方向に突出する突出部を備え、前記ブラシレスモータは、前記マグネットの前記突出部の検知により前記ロータヨークの回転数を検知するセンサを備え、前記マグネットのうちの少なくとも一つは、前記突出部が前記ロータヨークの開放側を向くように配置され、前記マグネットの残りは前記ロータヨークの前記開放側と反対側に前記突出部が向くように配置され、前記ロータヨークの内周面には、前記マグネットと係合して前記マグネットを所定位置に保持する保持部が、前記マグネットが取付けられる部分の間に形成されたブラシレスモータ。
- コイルが巻装されたステータコアと、前記ステータコアの中心部に設けられた軸受と、前記軸受に軸支された回転軸と、前記回転軸に固定されるとともに前記ステータコアの径方向外側を覆い、前記回転軸の一端側が開放されたロータヨークとを備え、前記ロータヨークの内周面には、複数個のマグネットを、前記ステータコアの径方向外側部に対向し、周方向に極性が変化する状態で周方向に所定間隔で取付けたアウターロータ型のブラシレスモータであって、前記マグネットは、前記回転軸と平行な方向に突出する突出部を備え、前記ブラシレスモータは、前記マグネットの前記突出部の検知により前記ロータヨークの回転数を検知するセンサを備え、前記マグネットのうちの少なくとも一つは、前記突出部が前記ロータヨークの開放側を向くように配置され、前記マグネットの残りは前記ロータヨークの前記開放側と反対側に前記突出部が向くように配置され、前記ロータヨークの内周面には、前記マグネットと係合して前記マグネットを所定位置に保持する保持部を備えた位置決め部材が配置されたブラシレスモータ。
- 前記位置決め部材には、前記残りのマグネットと対応する位置にのみ、前記突出部と係合する孔又は凹部が形成された請求項4に記載のブラシレスモータ。
- 前記ロータヨークは、前記各マグネットの少なくとも周方向中央部に対応する部分の厚みが、前記各マグネット間の部分の厚みより薄く、前記マグネットは、その周方向中央部が周方向両端より厚い形状である請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のブラシレスモータ。
- 前記ロータヨークの内周面において前記マグネットが取付けられる部分の曲率半径が、前記マグネットにおいて前記ロータヨークと対向する部分の曲率半径より小さい又は一致する請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のブラシレスモータ。
- コイルが巻装されたステータコアの中心部に設けられた軸受に軸支された回転軸に固定されるとともに、前記ステータコアの径方向外側を覆い、前記回転軸の一端側が開放されたアウターロータ型のブラシレスモータのロータヨークであって、その内周面には、前記回転軸と平行な方向に突出する突出部を備えた複数個のマグネットが、前記ステータコアの径方向外側部に対向し、周方向に極性が変化する状態で周方向に所定間隔で配置され、前記マグネットのうちの少なくとも一つは、前記突出部が前記ロータヨークの開放側を向くように配置され、前記マグネットの残りは前記突出部が前記開放側と反対側に向くように配置され、前記残りのマグネットの前記突出部と係合する孔又は凹部が形成されたロータヨーク。
- 前記内周面には、前記マグネットと係合して前記マグネットを所定位置に保持する保持部が、前記マグネットが取付けられる部分の間に形成された請求項8に記載のロータヨーク。
- コイルが巻装されたステータコアの中心部に設けられた軸受に軸支された回転軸に固定されるとともに、前記ステータコアの径方向外側を覆い、前記回転軸の一端側が開放されたアウターロータ型のブラシレスモータのロータヨークであって、その内周面には、前記回転軸と平行な方向に突出する突出部を備えた複数個のマグネットが、前記ステータコアの径方向外側部に対向し、周方向に極性が変化する状態で周方向に所定間隔で配置され、前記マグネットのうちの少なくとも一つは、前記突出部が前記ロータヨークの開放側を向くように配置され、前記マグネットの残りは前記突出部が前記開放側と反対側に向くように配置され、前記内周面には、前記マグネットと係合して前記マグネットを所定位置に保持する保持部が、前記マグネットが取付けられる部分の間に形成されたロータヨーク。
- 前記各マグネットの周方向中央部に対応する部分の前記ロータヨークの厚みが、前記各マグネット間の部分の厚みより薄い請求項8〜請求項10のいずれか一項に記載のロータヨーク。
- 前記ロータヨークの内周面において前記マグネットが取付けられる部分の曲率半径が、前記マグネットにおいて前記ロータヨークと対向する部分の曲率半径より小さい又は一致する請求項8〜請求項11のいずれか一項に記載のロータヨーク。
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