JP2004063754A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】デバイス帯電モデルによる静電気放電破壊に対する耐力が向上した半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
【解決手段】第1のMOS111は、ゲートが外部101に接続され、ゲート−ソース間に近接して第2の静電保護素子122及び第3の静電保護素子123を備える。ゲートが端子101に接続されない第2のMOS102は、第1のMOS111と基準電位配線106との間に直列に配置され、ゲート−ソース間に近接して第4の静電保護素子124を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】第1のMOS111は、ゲートが外部101に接続され、ゲート−ソース間に近接して第2の静電保護素子122及び第3の静電保護素子123を備える。ゲートが端子101に接続されない第2のMOS102は、第1のMOS111と基準電位配線106との間に直列に配置され、ゲート−ソース間に近接して第4の静電保護素子124を備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路装置に関し、更に詳しくは、回路を構成する回路素子を静電破壊現象から保護する半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体集積回路装置では、プロセスの微細化が進み、回路素子のサイズの縮小化によって回路の集積度が増している。このような半導体集積回路装置では、静電気放電(ESD)現象によって回路素子が破壊されやすいため、ESD保護対策を施し、静電気放電に対して十分な耐力を有する装置として設計する必要がある。
【0003】
一般に、ESD破壊現象は、人体モデル(HBM)、マシンモデル(MM)、及び、デバイス帯電モデル(CDM)の3つのモデルに分類され、半導体集積回路装置は、これらのモデルを用いてESD破壊に対する耐力が評価される。ここで、人体モデルは、帯電した人間がデバイスに接触して発生する放電をモデル化したものであり、マシンモデルは、一般に人体より容量が大きく放電抵抗が小さい金属製機器とデバイスとが接触して発生する放電をモデル化したものである。デバイス帯電モデルは、デバイス(半導体集積回路装置)のパッケージやチップなどに帯電した電荷の放電をモデル化したものである。
【0004】
図6は、「Electrical Overstress/Electrostatic Discharge Symposium Proceeding September 27−29」P.P.220−227 1988に記載された、ESD保護対策が施された従来の半導体集積回路装置の回路構成の一部を等価回路図として示している。半導体集積回路装置は、端子201、202と、静電保護素子221、222と、MOSトランジスタ(以下、単にMOSと呼ぶ)211とを備える。以下、同図に示す半導体集積回路装置について、ESD破壊現象の破壊メカニズムと、それに対する従来の一般的な対策について説明する。
【0005】
MOS211のゲートは、ゲートの入力抵抗や配線抵抗である抵抗成分205を介して、外部信号を入力する第1の端子201に接続され、MOS211のソースは、基準電位配線206に接続される。基準電位配線206は、基準電位配線抵抗成分208を有し、その電位は第2の端子202から入力される電位に設定される。第1の静電保護素子(クランプ素子)221は、第1の端子201と、基準電位配線206との間に配置される。第2の静電保護素子222は、MOS211のゲート−ソース間に配置される。第1及び第2の静電保護素子221、222は、所定の印加電圧で導通状態となり、両端の電位差を所望の電位差以内に制限する。
【0006】
人体モデル及びマシンモデルに対するESD耐力試験では、第1及び第2の端子201、202のうち、一方の端子からESD電圧を印加し、そのESD電圧を他方の端子から放電させる。この試験において、MOS211のゲート−ソース間にESD電圧が印加されると、MOS211ではゲート酸化膜の絶縁破壊が発生する。
【0007】
図6の半導体集積回路装置では、人体モデル及びマシンモデルによるESD破壊対策として、第1の静電保護素子221が設けられている。この第1の静電保護素子221は、第1の端子201−第2の端子202間に生じた電位差により導通状態となって、端子間の電位差を所望の電位差以内に制限するため、MOS211のゲート酸化膜の絶縁破壊が回避される。このように、ESD電圧が印加される2つの端子間をバイパスするように静電保護素子を配置することで、人体モデル及びマシンモデル試験におけるESD耐力を高めることができる。
【0008】
また、デバイス帯電モデルに対するESD耐力試験では、半導体集積回路装置のチップ全体に帯電した電荷を、基準電位配線206及び第1の静電保護素子221を介して第1の端子201からデバイスの外部(大地)に放電させる試験が行なわれる。デバイス帯電モデル試験(以下、CDM試験)では、MOS211のゲート酸化膜の絶縁耐力についての試験が行なわれる。
【0009】
CDM試験では、MOS211のゲートに蓄積された電荷が、チップ全体に帯電した電荷と共に、第1の端子201から大地に放電される。MOS211のゲートに蓄積された電荷は、基準電位配線206を介して放電されるチップ全体に蓄積した電荷と比較して非常に少ないため、MOS211のゲートの電位は、そのソースの電位に比べて、短時間で接地電位レベルに低下する。このため、MOS211のソースの電位が十分に下がらないうちに、ゲートの電位が接地電位レベルに下り、ゲート−ソース間には大きな電位差が生じる。一般に、基準電位配線抵抗成分208の値が大きいほど、チップ全体に帯電した電荷の放電に要する時間が長くなり、MOS211のソース電位の低下に時間が掛かり、ゲート−ソース間に生じる電位差が大きくなる。
【0010】
図6の半導体集積回路装置では、デバイス帯電モデルによるESD破壊対策として、MOS211のゲート−ソース間に近接して第2の静電保護素子222が設けられている。この第2の静電保護素子222は、MOS211のゲート−ソース間に生じた電位差により導通状態となって、ゲート−ソース間の電位差を所望の電位差以内に制限するため、MOS211のゲート酸化膜の絶縁破壊が回避される。このように、保護対象の回路素子のゲート−ソース間に近接して静電保護素子を配置することで、CDM試験におけるESD耐力を高めることができる。なお、第2の静電保護素子222は、MOS211のゲートと基準電位配線206との間に配置してもよく、又は、MOS211のゲート−ソース間、及び、MOS211のゲートと基準電位配線206との間の双方に配置してもよい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、半導体集積回路装置は、ゲートが第1の端子201に接続されるMOS211に近接して静電保護素子222を備えることで、CDM試験におけるESD耐力を高めることができる。しかし、半導体集積回路装置の回路が、基準電位配線206とMOS211のソースとの間に直列に接続される別のMOSを備える場合には、上記したESD保護対策のみでは、以下のように、CDM試験において、十分なESD耐力が得られないことが判明した。
【0012】
図7は、別のMOSを備える半導体集積回路装置の回路構成の一部を等価回路図として示している。半導体集積回路装置は、端子201、202と、静電保護素子221、222、223と、MOS211、212、213とを備える。同図に示す半導体集積回路装置は、第3の静電保護素子223を備える点、及び、第1の端子201から見てMOS211より内部回路側にMOS212、213、214を備える点で、図6に示す半導体集積回路装置と相違する。
【0013】
第3の静電保護素子223は、第1のMOS211のゲートと基準電位配線206との間に配置され、基準電位配線206と第1のMOS211のゲートとの間に生じる電位差を制限する。第3の静電保護素子223は、第2の静電保護素子212と同様に、デバイス帯電モデルによるESD破壊から第1のMOS211を保護する。第2のMOS212は、基準電位配線206と第1のMOS211のソースとの間に直列に配置される。第2のMOS212のゲートは、第3及び第4のMOS213、214が出力する信号を入力し、第3のMOS213を介して基準電位配線206に接続する。なお、第2及び第3の静電保護素子222、223は、必ずしも双方が配置される必要はなく、何れか一方が配置されてもよい。
【0014】
CDM試験では、第2のMOS212のゲートに蓄積された電荷は、第3のMOS213、基準電位配線206、及び、第1の静電保護素子221を介して、第1の端子201から外部に放電される。このとき、第2のMOS212のゲートの配線容量が十分に大きい場合には、第2のMOS212のゲートに蓄積された電荷量が多くなり、その放電には時間がかる。一方、第2のMOS212が第1の静電保護素子221の近くに配置され、基準電位配線抵抗成分208が小さい場合には、第2のMOS212のソース側の放電がゲート側に比べて速やかに行なわれる。
【0015】
つまり、第2のMOS212では、そのゲートに接続される配線容量によっては、ゲートの電位が接地電位レベルに下がる前に、ソースの電位が接地電位レベルにまで下がり、ゲートとソース間に大きな電位差が生じて、第2のMOS212のESD破壊が起こるという問題が発生する。このため、このような回路構成を有する半導体集積回路装置では、十分なCDM耐力が得られない。
【0016】
図8は、従来の半導体集積回路装置の別の回路構成の一部を等価回路図として示している。図8は、基準電位配線が、第1の基準電位配線206と第2の基準電位配線207とで構成される点で、先の従来の半導体集積回路装置と相違する。一般に、半導体集積回路装置では、一の回路ブロックで発生した基準電位配線の電位変動が、他の回路ブロックの動作に与える影響を与えないようにするために、基準電位配線が複数に分離される。図8に示す半導体集積回路装置では、第1の基準電位配線206は第2の端子202に接続し、第2の基準電位配線207は第3の端子203に接続する。例えば、第2及び第3の端子202、203は、同じGND電位端子として機能するが、異なるボンディング端子として構成される。
【0017】
第1の端子201に対するCDM試験では、第2のMOS212のソースやドレインの電位は、図7に示す半導体集積回路装置と同様に短時間で接地電位レベルに低下するが、第2のMOS212のゲートの電位が接地電位レベルにまで低下するのに要する時間は、第2の基準電位配線207から、第1の基準電位配線206までの間を接続する配線がないため、図7に示す半導体集積回路よりも長くなる。この場合、第2のMOS212のゲートに蓄積された電荷は、デバイス(基板)などを介して第1の端子201に到達し、第1の端子201から放電される。第2のMOS212のソース及びドレインの電位低下に比べて、ゲートの電位の変動が遅いため、図8に示す半導体集積回路装置は、図7に示す半導体集積回路装置よりも、デバイス帯電モデルによるESD破壊現象によって回路素子が破壊されやすいという問題があった。
【0018】
図9は、図8の第1の端子201が入出力端子として構成される半導体集積回路装置の回路構成を等価回路図として示している。図9に示すように第1の端子201が入出力端子として構成されている場合においても、第1の端子が入力端子として構成される図8と同様に、デバイス帯電モデルによるESD破壊現象によって、回路素子が破壊されやすいという問題があった。
【0019】
本発明は、上記問題点を解消し、ゲートが直接に端子に接続されない内部回路を構成する回路素子についても、デバイス帯電モデルによるESD破壊から回路素子を保護する半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の半導体集積回路装置は、ゲートが外部端子に接続され、ゲートとソースとの間及びゲートと第1の電源配線との間の少なくとも一方に接続された第1の保護素子を有する第1のMOSFETと、ゲートが内部信号配線に接続され、ソースが前記第1の電源配線に接続される第2のMOSFETとを備え、前記第1のMOSFETのソースが、前記第2のMOSFETを介して又は直接に前記第1の電源配線に接続される半導体集積回路装置において、前記第2のMOSFETは、該第2のMOSFETのゲートとソースとの間、及び、該第2のMOSFETのゲートと前記第1の電源配線との間の少なくとも一方に接続された第2の保護素子を備えることを特徴とする。
【0021】
本発明の半導体集積回路装置は、デバイス帯電モデルによる静電気放電(ESD)破壊から回路素子を保護する保護素子として、ゲートが外部端子に接続する第1のMOSFETを保護する第1の保護素子に加えて、ゲートが内部信号配線に接続され、ソースが第1のMOSFETと同じ第1の電源配線に接続する第2のMOSFETのゲート−ソース間に近接して第2の保護素子を配置する。この場合、第2のMOSFETのゲートに接続された容量成分が大きく、第2のMOSFETのゲート電位の低下が、ソース電位の低下に比べて低速である場合であっても、第2のMOSFETのゲート酸化膜が、ゲート−ソース間に生じた電位差によって破壊されるのを防止することができる。このため、半導体集積回路装置のデバイス帯電モデルに対するESD耐力が向上する。
【0022】
本発明の半導体集積回路装置では、前記第1及び第2の保護素子は、該第1及び第2の保護素子の端子間に印加される電圧を所定範囲に制限する機能を有することが好ましい。この場合、保護素子は、両端の電位を制限するクランプ素子として構成される。
【0023】
また、本発明の半導体集積回路装置では、前記外部端子と前記第1の電源配線との間に第3の保護素子を更に有することが好ましい。この場合、人体モデル及びマシンモデルに対する半導体集積回路装置のESD耐力が向上する。
【0024】
本発明の半導体集積回路装置では、前記第2のMOSFETのゲートは、第3のMOSFETのソース・ドレインパスを介して前記第1の電源配線に接続されてもよく、第3のMOSFETのソース・ドレインパスを介して前記第1の電源配線と同電位を有する第2の電源配線に接続されてもよい。第2のMOSFETのゲートは、第3のMOSFETのソース・ドレインパスを介して第1のMOSFETと同じ第1の電源配線、又は、第1の電源配線と同じ電位で、第1の電源配線とは分離された第2の電源配線に接続される。第2のMOSFETのゲートが第2の電源配線に接続される場合には、ゲート電位の低下に要する時間が長くなり、ゲート−ソース間に生じる電位差が大きくなるが、第2の保護素子が第2のMOSFETを保護するため、半導体集積回路装置のデバイス帯電モデルに対するESD耐力が向上する。
【0025】
本発明の半導体集積回路装置では、前記第2のMOSFETのゲート容量は、前記第3のMOSFETのドレイン容量と該第3のMOSFETのドレインに接続される配線容量の和よりも小さいことが好ましい。この場合、ゲート電位の低下に要する時間が更に長くなり、ゲート−ソース間に生じる電位差が大きくなるが、第2の保護素子が第2のMOSFETを保護するため、半導体集積回路装置のデバイス帯電モデルに対するESD耐力が向上する。
【0026】
本発明の半導体集積回路装置は、前記外部端子が入力端子として構成されてもよく、前記外部端子が入出力端子として構成されてもよい。外部端子は、信号を入力する専用の入力端子として構成されていてもよく、又は、その前段に出力回路を備え、信号を入出力する入出力端子として構成されていてもよい。
【0027】
本発明の半導体集積回路装置は、前記第1の電源配線と異なる電位の電源配線と前記外部端子との間に別の保護素子を更に有することが好ましい。この場合、外部入力端子と、第1の電源配線とは異なる電位の電源配線との間に存在する他のMOSFETを人体モデル及びマシンモデルによるESD破壊から保護することができる。
【0028】
本発明の半導体集積回路装置では、前記第1の電源配線が、グランド電位又はグランド電位よりも高い高電位に維持される電源配線として構成される。
【0029】
本発明の半導体集積回路装置では、前記保護素子のそれぞれが、サイリスタ、MOSFET、NPNトランジスタ、PNPトランジスタ、ダイオード、又は、これらの2つ以上の組合せから構成されることが好ましい。これらの素子又はこれらの素子の組み合わせを好適に使用することで、MOSFETを保護する保護素子を構成することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態例に基づいて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を等価回路図として示している。本実施形態例は、図8に示す第2のMOSトランジスタ(以下、単にMOSと呼ぶ)212のゲート−ソース間に近接して第4の静電保護素子を備える点で、図8の従来の半導体集積回路装置と相違する。
【0031】
本実施形態例の半導体集積回路装置は、2つの端子101、102と、4つのMOS111、112、113、114と、4つの静電保護素子121、122、123、124とを備える。第1の端子101は、配線抵抗成分105を介して回路を構成する第1のMOS111のゲートに接続し、外部からの信号を入力する。第2の端子102は、外部から入力される基準電位を基準電位配線106に供給する。例えば基準電位配線106は、半導体集積回路装置の内部回路に共通して使用されるGND配線として構成される。
【0032】
各静電保護素子121、122、123、124は、クランプ素子として構成され、その両端にかかる電圧を所定値以内に制限する。第1の静電保護素子121は、第1の端子101と基準電位配線106との間に配置され、人体モデル及びマシンモデルによるESD破壊から回路素子を保護する。第2の静電保護素子122は、第1のMOS111のゲート−ソース間に配置され、第3の静電保護素子123は、基準電位配線106と第1のMOS111のゲートとの間に配置される。第2及び第3の静電保護素子122、123は、共に、デバイス帯電モデル(CDM)よるESD破壊から、第1のMOS111を保護する。なお、第2及び第3の静電保護素子122、123の双方を配置するのに代えて、何れか一方を配置することもできる。
【0033】
第2及び第3のMOS112、113、114は、第1の端子101側から見て、第1のMOS112よりも内部側の内部回路を構成する。第2のMOS112は、第1のMOS111と基準電位配線106との間に直列に接続され、第3のMOS113のソースは、基準電位配線106に接続される。第2のMOS112のゲートは、第3及び第4のMOS113、114が出力する信号を入力し、第3のMOS113を介して基準電位配線206に接続する。第4の静電保護素子124は、第2のMOS112のゲート−ソース間に近接して配置され、デバイス帯電モデルによるESD破壊現象から第2のMOS112を保護する。
【0034】
本実施形態例では、第1のMOS111に加えて、端子101に直接にゲートが接続されない第2のMOS112にも、デバイス帯電モデルによるESD破壊現象を防止するための静電保護素子124を配設するため、第2のMOS112のゲート−ソース間の電位差が所定電位差以内に制限される。このため、デバイス帯電モデルによるESD破壊現象によって、第2のMOS112のゲート酸化膜が破壊されるのを防止することができ、ESD破壊現象に対する耐力(ESD耐力)が向上した半導体集積回路装置を得ることができる。
【0035】
図8に示す従来の半導体集積回路装置では、第2のMOS212のソースの電位が、ゲートの電位に比較して短時間で接地電位レベルに低下するため、第2のMOS212ではゲート−ソース間に大きな電位差が生じた。特に、第2のMOS212のゲートに接続される配線が長い場合や、第3のMOS213の寸法が大きく、そのドレイン面積が大きい場合には、第2のMOS212には等価的に大きな容量が接続されることになり、ゲート電位の低下に要する時間が増加する。このような場合に、本実施形態例のように第2のMOS112のゲート−ソースに近接して静電保護素子124を配置すると、半導体集積回路装置のESD耐力が向上する。
【0036】
図2は、本発明の第2実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を等価回路図として示している。本実施形態例は、図1の基準電位配線106が2つに分離されている点で、第1実施形態例と相違する。基準電位配線は、第2の端子102に接続する基準電位配線106と、第3の端子103に接続する基準電位配線107に分離され、第3のMOS113のソースは、第2の基準電位配線107に接続される。
【0037】
本実施形態例では、第1の端子101に対するCDM試験において、第2のMOS112のゲートの電位が接地電位レベルに低下するのに要する時間が、基準電位線が分離されない第1実施形態例と比較して更に長くなる。このとき、第4の静電保護素子124は、第2のMOS112のゲート−ソース間の電位差を所定電位以内に制限するため、ESD耐力が向上した半導体集積回路装置を得ることができる。
【0038】
図3は、本発明の第3実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を等価回路図として示している。本実施形態例は、出力回路を構成する第5及び第6のMOS115、116を備える点、及び、端子101が入出力端子として構成される点で、図2に示す第2実施形態例と相違する。端子101は、外部から入力される信号を第1のMOS111のゲートに入力すると共に、第5のMOS(p−MOS)115及び第6のMOS116(n−MOS)で構成される出力回路から出力される信号を、半導体集積回路装置の外部に出力する。
【0039】
第5及び第6のMOS115、116は、第1の電位配線106と、電源電位配線109との間にそれぞれ直列に配置される。このとき、第2の端子102は、信号を出力する際の基準電位を定める端子として使用され、第1の基準電位配線106は、第1の端子101側の回路ブロック内の基準電位を定める配線として使用される。第3の端子103及び第2の基準電位配線107は、第1の端子101よりも内部側の回路ブロックの基準電位を定める。第1及び第2の基準電位配線106、107を分離することで、一方の回路ブロック何における基準電位の変動により、他方の回路ブロックが誤動作するのを防止することができる。
【0040】
本実施形態例では、第2実施形態例と同様に、第4の静電保護素子124が、第2のMOS112をデバイス帯電モデルによるESD破壊から保護する。このため、第1の端子101が入出力端子として構成されている場合についても、上記実施形態例と同様に、ESD耐力が向上した半導体集積回路装置を得ることができる。
【0041】
図4は、本発明の第4実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を等価回路図として示している。本実施形態例は、図1の第2のMOS112が、第1のMOS111に並列に接続される点で、第1実施形態例と相違する。なお、同図では、第2のMOS112のゲート−ソース間に第4の静電保護素子124を配置するのに代えて、ゲート−基準電位配線106間に第5の静電保護素子125を配置している。
【0042】
本実施形態例では、第1及び第2のMOS111、112が直列に配置される第1実施形態例と同様に、ゲート−ソース間に近接して配置される第5の静電保護素子125が第2のMOS112のゲート−ソース間に生じる電位差を所定電位差以内に制限し、第2のMOS112をデバイス帯電モデルによるESD破壊保護する。このため、上記実施形態例と同様に、ESD耐力が向上した半導体集積回路装置を得ることができる。
【0043】
なお、上記実施形態例では、回路を構成する第1〜第3のMOSの導電形については言及しなかったが、これらのMOSは、n型又はp型の何れの導電形であってもよい。一般に、n−MOSでは、静電保護素子は保護対象のMOSのゲートと接地(GND)電位配線側との間に配置され、p−MOSでは、保護対象のMOSゲートと電源(Vcc)電位配線側との間に配置される。
【0044】
また、両端にかかる電位差を所定値以内に制限する静電保護素子には、MOSFETや、NPN素子、PNP素子、サイリスタ、ダイオードなどの素子が使用でき、或いは、これらの素子を組み合わせて構成することもできる。第1又は第2のMOS111、112を保護する静電保護素子は、デバイス帯電モデルにおいてゲート−ソース間に生じる電位差が、保護対象のMOSのゲート酸化膜の耐電圧よりも小さくなるように設計される。また、静電保護素子は、ESD破壊によって、自身が破壊されないような大きさ(サイズ)を有するものとして設計される。
【0045】
上記実施形態例では、基準電位配線106が分離される例、第1の端子101が入出力端子として構成される例、及び、第1及び第2のMOS111、112が並列に接続される例について説明したが、内部回路の構成はこれらに限定されず、これら以外、又は、これらを組み合わせた回路構成を採用した半導体集積回路装置についても、上記実施形態例と同様に、ESD耐力が向上した半導体集積回路装置を得ることができる。例えば、第1及び第2のMOS111、112が並列に接続されており、第1の端子101が入出力端子として構成されている場合についても、第2のMOS112のゲート−ソース間に近接して静電保護素子を配置することで、第2のMOS112をデバイス帯電モデルによるESD破壊から保護することができる。
【0046】
また、図3に示す回路構成には、人体モデル及びマシンモデルによるESD破壊現象から第1の端子101を保護する静電保護素子を追加することができる。この場合、半導体集積回路装置は、例えば図5に示すように、第1の端子101と基準電位配線106との間に第1の静電保護素子121を備え、第1の力端子101と電源電位配線109との間に第5の静電保護素子117を備える。
【0047】
以上、本発明をその好適な実施形態例に基づいて説明したが、本発明の半導体集積回路装置は、上記実施形態例にのみ限定されるものでなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施した半導体集積回路装置も、本発明の範囲に含まれる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の半導体集積回路装置は、回路を構成するMOSトランジスタのうち、ゲートが直接に端子に接続されないMOSトランジスタにも、ゲートとソースとの間に近接して静電保護素子を配置する。このため、ゲートが直接に端子に接続されないMOSトランジスタにおいても、そのゲート酸化膜がデバイス帯電モデルによるESD破壊から保護され、半導体集積回路装置のESD耐力が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を示す等価回路図。
【図2】本発明の第2実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を示す等価回路図。
【図3】本発明の第3実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を示す等価回路図。
【図4】本発明の第4実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を示す等価回路図。
【図5】本発明の第5実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を示す等価回路図。
【図6】従来の半導体集積回路装置の回路構成の一部を示す等価回路図。
【図7】従来の半導体集積回路装置の他の回路構成の一部を示す等価回路図。
【図8】従来の半導体集積回路装置の他の回路構成の一部を示す等価回路図。
【図9】従来の半導体集積回路装置の他の回路構成の一部を示す等価回路図。
【符号の説明】
101〜103:端子
106、107:基準電位配線
109:電源電位配線
110〜116:MOSトランジスタ
121〜126:静電保護素子
201〜203:端子
206、207:基準電位配線
209:電源電位配線
210〜216:MOSトランジスタ
221〜226:静電保護素子
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路装置に関し、更に詳しくは、回路を構成する回路素子を静電破壊現象から保護する半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体集積回路装置では、プロセスの微細化が進み、回路素子のサイズの縮小化によって回路の集積度が増している。このような半導体集積回路装置では、静電気放電(ESD)現象によって回路素子が破壊されやすいため、ESD保護対策を施し、静電気放電に対して十分な耐力を有する装置として設計する必要がある。
【0003】
一般に、ESD破壊現象は、人体モデル(HBM)、マシンモデル(MM)、及び、デバイス帯電モデル(CDM)の3つのモデルに分類され、半導体集積回路装置は、これらのモデルを用いてESD破壊に対する耐力が評価される。ここで、人体モデルは、帯電した人間がデバイスに接触して発生する放電をモデル化したものであり、マシンモデルは、一般に人体より容量が大きく放電抵抗が小さい金属製機器とデバイスとが接触して発生する放電をモデル化したものである。デバイス帯電モデルは、デバイス(半導体集積回路装置)のパッケージやチップなどに帯電した電荷の放電をモデル化したものである。
【0004】
図6は、「Electrical Overstress/Electrostatic Discharge Symposium Proceeding September 27−29」P.P.220−227 1988に記載された、ESD保護対策が施された従来の半導体集積回路装置の回路構成の一部を等価回路図として示している。半導体集積回路装置は、端子201、202と、静電保護素子221、222と、MOSトランジスタ(以下、単にMOSと呼ぶ)211とを備える。以下、同図に示す半導体集積回路装置について、ESD破壊現象の破壊メカニズムと、それに対する従来の一般的な対策について説明する。
【0005】
MOS211のゲートは、ゲートの入力抵抗や配線抵抗である抵抗成分205を介して、外部信号を入力する第1の端子201に接続され、MOS211のソースは、基準電位配線206に接続される。基準電位配線206は、基準電位配線抵抗成分208を有し、その電位は第2の端子202から入力される電位に設定される。第1の静電保護素子(クランプ素子)221は、第1の端子201と、基準電位配線206との間に配置される。第2の静電保護素子222は、MOS211のゲート−ソース間に配置される。第1及び第2の静電保護素子221、222は、所定の印加電圧で導通状態となり、両端の電位差を所望の電位差以内に制限する。
【0006】
人体モデル及びマシンモデルに対するESD耐力試験では、第1及び第2の端子201、202のうち、一方の端子からESD電圧を印加し、そのESD電圧を他方の端子から放電させる。この試験において、MOS211のゲート−ソース間にESD電圧が印加されると、MOS211ではゲート酸化膜の絶縁破壊が発生する。
【0007】
図6の半導体集積回路装置では、人体モデル及びマシンモデルによるESD破壊対策として、第1の静電保護素子221が設けられている。この第1の静電保護素子221は、第1の端子201−第2の端子202間に生じた電位差により導通状態となって、端子間の電位差を所望の電位差以内に制限するため、MOS211のゲート酸化膜の絶縁破壊が回避される。このように、ESD電圧が印加される2つの端子間をバイパスするように静電保護素子を配置することで、人体モデル及びマシンモデル試験におけるESD耐力を高めることができる。
【0008】
また、デバイス帯電モデルに対するESD耐力試験では、半導体集積回路装置のチップ全体に帯電した電荷を、基準電位配線206及び第1の静電保護素子221を介して第1の端子201からデバイスの外部(大地)に放電させる試験が行なわれる。デバイス帯電モデル試験(以下、CDM試験)では、MOS211のゲート酸化膜の絶縁耐力についての試験が行なわれる。
【0009】
CDM試験では、MOS211のゲートに蓄積された電荷が、チップ全体に帯電した電荷と共に、第1の端子201から大地に放電される。MOS211のゲートに蓄積された電荷は、基準電位配線206を介して放電されるチップ全体に蓄積した電荷と比較して非常に少ないため、MOS211のゲートの電位は、そのソースの電位に比べて、短時間で接地電位レベルに低下する。このため、MOS211のソースの電位が十分に下がらないうちに、ゲートの電位が接地電位レベルに下り、ゲート−ソース間には大きな電位差が生じる。一般に、基準電位配線抵抗成分208の値が大きいほど、チップ全体に帯電した電荷の放電に要する時間が長くなり、MOS211のソース電位の低下に時間が掛かり、ゲート−ソース間に生じる電位差が大きくなる。
【0010】
図6の半導体集積回路装置では、デバイス帯電モデルによるESD破壊対策として、MOS211のゲート−ソース間に近接して第2の静電保護素子222が設けられている。この第2の静電保護素子222は、MOS211のゲート−ソース間に生じた電位差により導通状態となって、ゲート−ソース間の電位差を所望の電位差以内に制限するため、MOS211のゲート酸化膜の絶縁破壊が回避される。このように、保護対象の回路素子のゲート−ソース間に近接して静電保護素子を配置することで、CDM試験におけるESD耐力を高めることができる。なお、第2の静電保護素子222は、MOS211のゲートと基準電位配線206との間に配置してもよく、又は、MOS211のゲート−ソース間、及び、MOS211のゲートと基準電位配線206との間の双方に配置してもよい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、半導体集積回路装置は、ゲートが第1の端子201に接続されるMOS211に近接して静電保護素子222を備えることで、CDM試験におけるESD耐力を高めることができる。しかし、半導体集積回路装置の回路が、基準電位配線206とMOS211のソースとの間に直列に接続される別のMOSを備える場合には、上記したESD保護対策のみでは、以下のように、CDM試験において、十分なESD耐力が得られないことが判明した。
【0012】
図7は、別のMOSを備える半導体集積回路装置の回路構成の一部を等価回路図として示している。半導体集積回路装置は、端子201、202と、静電保護素子221、222、223と、MOS211、212、213とを備える。同図に示す半導体集積回路装置は、第3の静電保護素子223を備える点、及び、第1の端子201から見てMOS211より内部回路側にMOS212、213、214を備える点で、図6に示す半導体集積回路装置と相違する。
【0013】
第3の静電保護素子223は、第1のMOS211のゲートと基準電位配線206との間に配置され、基準電位配線206と第1のMOS211のゲートとの間に生じる電位差を制限する。第3の静電保護素子223は、第2の静電保護素子212と同様に、デバイス帯電モデルによるESD破壊から第1のMOS211を保護する。第2のMOS212は、基準電位配線206と第1のMOS211のソースとの間に直列に配置される。第2のMOS212のゲートは、第3及び第4のMOS213、214が出力する信号を入力し、第3のMOS213を介して基準電位配線206に接続する。なお、第2及び第3の静電保護素子222、223は、必ずしも双方が配置される必要はなく、何れか一方が配置されてもよい。
【0014】
CDM試験では、第2のMOS212のゲートに蓄積された電荷は、第3のMOS213、基準電位配線206、及び、第1の静電保護素子221を介して、第1の端子201から外部に放電される。このとき、第2のMOS212のゲートの配線容量が十分に大きい場合には、第2のMOS212のゲートに蓄積された電荷量が多くなり、その放電には時間がかる。一方、第2のMOS212が第1の静電保護素子221の近くに配置され、基準電位配線抵抗成分208が小さい場合には、第2のMOS212のソース側の放電がゲート側に比べて速やかに行なわれる。
【0015】
つまり、第2のMOS212では、そのゲートに接続される配線容量によっては、ゲートの電位が接地電位レベルに下がる前に、ソースの電位が接地電位レベルにまで下がり、ゲートとソース間に大きな電位差が生じて、第2のMOS212のESD破壊が起こるという問題が発生する。このため、このような回路構成を有する半導体集積回路装置では、十分なCDM耐力が得られない。
【0016】
図8は、従来の半導体集積回路装置の別の回路構成の一部を等価回路図として示している。図8は、基準電位配線が、第1の基準電位配線206と第2の基準電位配線207とで構成される点で、先の従来の半導体集積回路装置と相違する。一般に、半導体集積回路装置では、一の回路ブロックで発生した基準電位配線の電位変動が、他の回路ブロックの動作に与える影響を与えないようにするために、基準電位配線が複数に分離される。図8に示す半導体集積回路装置では、第1の基準電位配線206は第2の端子202に接続し、第2の基準電位配線207は第3の端子203に接続する。例えば、第2及び第3の端子202、203は、同じGND電位端子として機能するが、異なるボンディング端子として構成される。
【0017】
第1の端子201に対するCDM試験では、第2のMOS212のソースやドレインの電位は、図7に示す半導体集積回路装置と同様に短時間で接地電位レベルに低下するが、第2のMOS212のゲートの電位が接地電位レベルにまで低下するのに要する時間は、第2の基準電位配線207から、第1の基準電位配線206までの間を接続する配線がないため、図7に示す半導体集積回路よりも長くなる。この場合、第2のMOS212のゲートに蓄積された電荷は、デバイス(基板)などを介して第1の端子201に到達し、第1の端子201から放電される。第2のMOS212のソース及びドレインの電位低下に比べて、ゲートの電位の変動が遅いため、図8に示す半導体集積回路装置は、図7に示す半導体集積回路装置よりも、デバイス帯電モデルによるESD破壊現象によって回路素子が破壊されやすいという問題があった。
【0018】
図9は、図8の第1の端子201が入出力端子として構成される半導体集積回路装置の回路構成を等価回路図として示している。図9に示すように第1の端子201が入出力端子として構成されている場合においても、第1の端子が入力端子として構成される図8と同様に、デバイス帯電モデルによるESD破壊現象によって、回路素子が破壊されやすいという問題があった。
【0019】
本発明は、上記問題点を解消し、ゲートが直接に端子に接続されない内部回路を構成する回路素子についても、デバイス帯電モデルによるESD破壊から回路素子を保護する半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の半導体集積回路装置は、ゲートが外部端子に接続され、ゲートとソースとの間及びゲートと第1の電源配線との間の少なくとも一方に接続された第1の保護素子を有する第1のMOSFETと、ゲートが内部信号配線に接続され、ソースが前記第1の電源配線に接続される第2のMOSFETとを備え、前記第1のMOSFETのソースが、前記第2のMOSFETを介して又は直接に前記第1の電源配線に接続される半導体集積回路装置において、前記第2のMOSFETは、該第2のMOSFETのゲートとソースとの間、及び、該第2のMOSFETのゲートと前記第1の電源配線との間の少なくとも一方に接続された第2の保護素子を備えることを特徴とする。
【0021】
本発明の半導体集積回路装置は、デバイス帯電モデルによる静電気放電(ESD)破壊から回路素子を保護する保護素子として、ゲートが外部端子に接続する第1のMOSFETを保護する第1の保護素子に加えて、ゲートが内部信号配線に接続され、ソースが第1のMOSFETと同じ第1の電源配線に接続する第2のMOSFETのゲート−ソース間に近接して第2の保護素子を配置する。この場合、第2のMOSFETのゲートに接続された容量成分が大きく、第2のMOSFETのゲート電位の低下が、ソース電位の低下に比べて低速である場合であっても、第2のMOSFETのゲート酸化膜が、ゲート−ソース間に生じた電位差によって破壊されるのを防止することができる。このため、半導体集積回路装置のデバイス帯電モデルに対するESD耐力が向上する。
【0022】
本発明の半導体集積回路装置では、前記第1及び第2の保護素子は、該第1及び第2の保護素子の端子間に印加される電圧を所定範囲に制限する機能を有することが好ましい。この場合、保護素子は、両端の電位を制限するクランプ素子として構成される。
【0023】
また、本発明の半導体集積回路装置では、前記外部端子と前記第1の電源配線との間に第3の保護素子を更に有することが好ましい。この場合、人体モデル及びマシンモデルに対する半導体集積回路装置のESD耐力が向上する。
【0024】
本発明の半導体集積回路装置では、前記第2のMOSFETのゲートは、第3のMOSFETのソース・ドレインパスを介して前記第1の電源配線に接続されてもよく、第3のMOSFETのソース・ドレインパスを介して前記第1の電源配線と同電位を有する第2の電源配線に接続されてもよい。第2のMOSFETのゲートは、第3のMOSFETのソース・ドレインパスを介して第1のMOSFETと同じ第1の電源配線、又は、第1の電源配線と同じ電位で、第1の電源配線とは分離された第2の電源配線に接続される。第2のMOSFETのゲートが第2の電源配線に接続される場合には、ゲート電位の低下に要する時間が長くなり、ゲート−ソース間に生じる電位差が大きくなるが、第2の保護素子が第2のMOSFETを保護するため、半導体集積回路装置のデバイス帯電モデルに対するESD耐力が向上する。
【0025】
本発明の半導体集積回路装置では、前記第2のMOSFETのゲート容量は、前記第3のMOSFETのドレイン容量と該第3のMOSFETのドレインに接続される配線容量の和よりも小さいことが好ましい。この場合、ゲート電位の低下に要する時間が更に長くなり、ゲート−ソース間に生じる電位差が大きくなるが、第2の保護素子が第2のMOSFETを保護するため、半導体集積回路装置のデバイス帯電モデルに対するESD耐力が向上する。
【0026】
本発明の半導体集積回路装置は、前記外部端子が入力端子として構成されてもよく、前記外部端子が入出力端子として構成されてもよい。外部端子は、信号を入力する専用の入力端子として構成されていてもよく、又は、その前段に出力回路を備え、信号を入出力する入出力端子として構成されていてもよい。
【0027】
本発明の半導体集積回路装置は、前記第1の電源配線と異なる電位の電源配線と前記外部端子との間に別の保護素子を更に有することが好ましい。この場合、外部入力端子と、第1の電源配線とは異なる電位の電源配線との間に存在する他のMOSFETを人体モデル及びマシンモデルによるESD破壊から保護することができる。
【0028】
本発明の半導体集積回路装置では、前記第1の電源配線が、グランド電位又はグランド電位よりも高い高電位に維持される電源配線として構成される。
【0029】
本発明の半導体集積回路装置では、前記保護素子のそれぞれが、サイリスタ、MOSFET、NPNトランジスタ、PNPトランジスタ、ダイオード、又は、これらの2つ以上の組合せから構成されることが好ましい。これらの素子又はこれらの素子の組み合わせを好適に使用することで、MOSFETを保護する保護素子を構成することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態例に基づいて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を等価回路図として示している。本実施形態例は、図8に示す第2のMOSトランジスタ(以下、単にMOSと呼ぶ)212のゲート−ソース間に近接して第4の静電保護素子を備える点で、図8の従来の半導体集積回路装置と相違する。
【0031】
本実施形態例の半導体集積回路装置は、2つの端子101、102と、4つのMOS111、112、113、114と、4つの静電保護素子121、122、123、124とを備える。第1の端子101は、配線抵抗成分105を介して回路を構成する第1のMOS111のゲートに接続し、外部からの信号を入力する。第2の端子102は、外部から入力される基準電位を基準電位配線106に供給する。例えば基準電位配線106は、半導体集積回路装置の内部回路に共通して使用されるGND配線として構成される。
【0032】
各静電保護素子121、122、123、124は、クランプ素子として構成され、その両端にかかる電圧を所定値以内に制限する。第1の静電保護素子121は、第1の端子101と基準電位配線106との間に配置され、人体モデル及びマシンモデルによるESD破壊から回路素子を保護する。第2の静電保護素子122は、第1のMOS111のゲート−ソース間に配置され、第3の静電保護素子123は、基準電位配線106と第1のMOS111のゲートとの間に配置される。第2及び第3の静電保護素子122、123は、共に、デバイス帯電モデル(CDM)よるESD破壊から、第1のMOS111を保護する。なお、第2及び第3の静電保護素子122、123の双方を配置するのに代えて、何れか一方を配置することもできる。
【0033】
第2及び第3のMOS112、113、114は、第1の端子101側から見て、第1のMOS112よりも内部側の内部回路を構成する。第2のMOS112は、第1のMOS111と基準電位配線106との間に直列に接続され、第3のMOS113のソースは、基準電位配線106に接続される。第2のMOS112のゲートは、第3及び第4のMOS113、114が出力する信号を入力し、第3のMOS113を介して基準電位配線206に接続する。第4の静電保護素子124は、第2のMOS112のゲート−ソース間に近接して配置され、デバイス帯電モデルによるESD破壊現象から第2のMOS112を保護する。
【0034】
本実施形態例では、第1のMOS111に加えて、端子101に直接にゲートが接続されない第2のMOS112にも、デバイス帯電モデルによるESD破壊現象を防止するための静電保護素子124を配設するため、第2のMOS112のゲート−ソース間の電位差が所定電位差以内に制限される。このため、デバイス帯電モデルによるESD破壊現象によって、第2のMOS112のゲート酸化膜が破壊されるのを防止することができ、ESD破壊現象に対する耐力(ESD耐力)が向上した半導体集積回路装置を得ることができる。
【0035】
図8に示す従来の半導体集積回路装置では、第2のMOS212のソースの電位が、ゲートの電位に比較して短時間で接地電位レベルに低下するため、第2のMOS212ではゲート−ソース間に大きな電位差が生じた。特に、第2のMOS212のゲートに接続される配線が長い場合や、第3のMOS213の寸法が大きく、そのドレイン面積が大きい場合には、第2のMOS212には等価的に大きな容量が接続されることになり、ゲート電位の低下に要する時間が増加する。このような場合に、本実施形態例のように第2のMOS112のゲート−ソースに近接して静電保護素子124を配置すると、半導体集積回路装置のESD耐力が向上する。
【0036】
図2は、本発明の第2実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を等価回路図として示している。本実施形態例は、図1の基準電位配線106が2つに分離されている点で、第1実施形態例と相違する。基準電位配線は、第2の端子102に接続する基準電位配線106と、第3の端子103に接続する基準電位配線107に分離され、第3のMOS113のソースは、第2の基準電位配線107に接続される。
【0037】
本実施形態例では、第1の端子101に対するCDM試験において、第2のMOS112のゲートの電位が接地電位レベルに低下するのに要する時間が、基準電位線が分離されない第1実施形態例と比較して更に長くなる。このとき、第4の静電保護素子124は、第2のMOS112のゲート−ソース間の電位差を所定電位以内に制限するため、ESD耐力が向上した半導体集積回路装置を得ることができる。
【0038】
図3は、本発明の第3実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を等価回路図として示している。本実施形態例は、出力回路を構成する第5及び第6のMOS115、116を備える点、及び、端子101が入出力端子として構成される点で、図2に示す第2実施形態例と相違する。端子101は、外部から入力される信号を第1のMOS111のゲートに入力すると共に、第5のMOS(p−MOS)115及び第6のMOS116(n−MOS)で構成される出力回路から出力される信号を、半導体集積回路装置の外部に出力する。
【0039】
第5及び第6のMOS115、116は、第1の電位配線106と、電源電位配線109との間にそれぞれ直列に配置される。このとき、第2の端子102は、信号を出力する際の基準電位を定める端子として使用され、第1の基準電位配線106は、第1の端子101側の回路ブロック内の基準電位を定める配線として使用される。第3の端子103及び第2の基準電位配線107は、第1の端子101よりも内部側の回路ブロックの基準電位を定める。第1及び第2の基準電位配線106、107を分離することで、一方の回路ブロック何における基準電位の変動により、他方の回路ブロックが誤動作するのを防止することができる。
【0040】
本実施形態例では、第2実施形態例と同様に、第4の静電保護素子124が、第2のMOS112をデバイス帯電モデルによるESD破壊から保護する。このため、第1の端子101が入出力端子として構成されている場合についても、上記実施形態例と同様に、ESD耐力が向上した半導体集積回路装置を得ることができる。
【0041】
図4は、本発明の第4実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を等価回路図として示している。本実施形態例は、図1の第2のMOS112が、第1のMOS111に並列に接続される点で、第1実施形態例と相違する。なお、同図では、第2のMOS112のゲート−ソース間に第4の静電保護素子124を配置するのに代えて、ゲート−基準電位配線106間に第5の静電保護素子125を配置している。
【0042】
本実施形態例では、第1及び第2のMOS111、112が直列に配置される第1実施形態例と同様に、ゲート−ソース間に近接して配置される第5の静電保護素子125が第2のMOS112のゲート−ソース間に生じる電位差を所定電位差以内に制限し、第2のMOS112をデバイス帯電モデルによるESD破壊保護する。このため、上記実施形態例と同様に、ESD耐力が向上した半導体集積回路装置を得ることができる。
【0043】
なお、上記実施形態例では、回路を構成する第1〜第3のMOSの導電形については言及しなかったが、これらのMOSは、n型又はp型の何れの導電形であってもよい。一般に、n−MOSでは、静電保護素子は保護対象のMOSのゲートと接地(GND)電位配線側との間に配置され、p−MOSでは、保護対象のMOSゲートと電源(Vcc)電位配線側との間に配置される。
【0044】
また、両端にかかる電位差を所定値以内に制限する静電保護素子には、MOSFETや、NPN素子、PNP素子、サイリスタ、ダイオードなどの素子が使用でき、或いは、これらの素子を組み合わせて構成することもできる。第1又は第2のMOS111、112を保護する静電保護素子は、デバイス帯電モデルにおいてゲート−ソース間に生じる電位差が、保護対象のMOSのゲート酸化膜の耐電圧よりも小さくなるように設計される。また、静電保護素子は、ESD破壊によって、自身が破壊されないような大きさ(サイズ)を有するものとして設計される。
【0045】
上記実施形態例では、基準電位配線106が分離される例、第1の端子101が入出力端子として構成される例、及び、第1及び第2のMOS111、112が並列に接続される例について説明したが、内部回路の構成はこれらに限定されず、これら以外、又は、これらを組み合わせた回路構成を採用した半導体集積回路装置についても、上記実施形態例と同様に、ESD耐力が向上した半導体集積回路装置を得ることができる。例えば、第1及び第2のMOS111、112が並列に接続されており、第1の端子101が入出力端子として構成されている場合についても、第2のMOS112のゲート−ソース間に近接して静電保護素子を配置することで、第2のMOS112をデバイス帯電モデルによるESD破壊から保護することができる。
【0046】
また、図3に示す回路構成には、人体モデル及びマシンモデルによるESD破壊現象から第1の端子101を保護する静電保護素子を追加することができる。この場合、半導体集積回路装置は、例えば図5に示すように、第1の端子101と基準電位配線106との間に第1の静電保護素子121を備え、第1の力端子101と電源電位配線109との間に第5の静電保護素子117を備える。
【0047】
以上、本発明をその好適な実施形態例に基づいて説明したが、本発明の半導体集積回路装置は、上記実施形態例にのみ限定されるものでなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施した半導体集積回路装置も、本発明の範囲に含まれる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の半導体集積回路装置は、回路を構成するMOSトランジスタのうち、ゲートが直接に端子に接続されないMOSトランジスタにも、ゲートとソースとの間に近接して静電保護素子を配置する。このため、ゲートが直接に端子に接続されないMOSトランジスタにおいても、そのゲート酸化膜がデバイス帯電モデルによるESD破壊から保護され、半導体集積回路装置のESD耐力が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を示す等価回路図。
【図2】本発明の第2実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を示す等価回路図。
【図3】本発明の第3実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を示す等価回路図。
【図4】本発明の第4実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を示す等価回路図。
【図5】本発明の第5実施形態例の半導体集積回路装置の回路構成の一部を示す等価回路図。
【図6】従来の半導体集積回路装置の回路構成の一部を示す等価回路図。
【図7】従来の半導体集積回路装置の他の回路構成の一部を示す等価回路図。
【図8】従来の半導体集積回路装置の他の回路構成の一部を示す等価回路図。
【図9】従来の半導体集積回路装置の他の回路構成の一部を示す等価回路図。
【符号の説明】
101〜103:端子
106、107:基準電位配線
109:電源電位配線
110〜116:MOSトランジスタ
121〜126:静電保護素子
201〜203:端子
206、207:基準電位配線
209:電源電位配線
210〜216:MOSトランジスタ
221〜226:静電保護素子
Claims (11)
- ゲートが外部端子に接続され、ゲートとソースとの間及びゲートと第1の電源配線との間の少なくとも一方に接続された第1の保護素子を有する第1のMOSFETと、ゲートが内部信号配線に接続され、ソースが前記第1の電源配線に接続される第2のMOSFETとを備え、前記第1のMOSFETのソースが、前記第2のMOSFETを介して又は直接に前記第1の電源配線に接続される半導体集積回路装置において、
前記第2のMOSFETは、該第2のMOSFETのゲートとソースとの間、及び、該第2のMOSFETのゲートと前記第1の電源配線との間の少なくとも一方に接続された第2の保護素子を備えることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 前記第1及び第2の保護素子は、該第1及び第2の保護素子の端子間に印加される電圧を所定範囲に制限する機能を有する、請求項1に記載の半導体集積回路装置。
- 前記外部端子と前記第1の電源配線との間に第3の保護素子を更に有する、請求項1又は2に記載の半導体集積回路装置。
- 前記第2のMOSFETのゲートは、第3のMOSFETのソース・ドレインパスを介して前記第1の電源配線に接続される、請求項1〜3の何れかに記載の半導体集積回路装置。
- 前記第2のMOSFETのゲートは、第3のMOSFETのソース・ドレインパスを介して前記第1の電源配線と同電位を有する第2の電源配線に接続される、請求項1〜3の何れかに記載の半導体集積回路装置。
- 前記第2のMOSFETのゲート容量は、前記第3のMOSFETのドレイン容量と該第3のMOSFETのドレインに接続される配線容量の和よりも小さい、請求項4又は5に記載の半導体集積回路装置。
- 前記外部端子が入力端子として構成される、請求項1〜6の何れかに記載の半導体集積回路装置。
- 前記外部端子が入出力端子として構成される、請求項1〜6の何れかに記載の半導体集積回路装置。
- 前記第1の電源配線と異なる電位の電源配線と前記外部端子との間に別の保護素子を更に有する、請求項1〜8の何れかに記載の半導体集積回路装置。
- 前記第1の電源配線が、グランド電位又はグランド電位よりも高い高電位に維持される、請求項1〜9の何れかに記載の半導体集積回路装置。
- 前記保護素子のそれぞれが、サイリスタ、MOSFET、NPNトランジスタ、PNPトランジスタ、ダイオード、又は、これらの2つ以上の組合せから構成される、請求項1〜10の何れかに記載の半導体集積回路装置。
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| JP2002219694A JP2004063754A (ja) | 2002-07-29 | 2002-07-29 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2002219694A JP2004063754A (ja) | 2002-07-29 | 2002-07-29 | 半導体集積回路装置 |
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| JP2004063754A true JP2004063754A (ja) | 2004-02-26 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002219694A Pending JP2004063754A (ja) | 2002-07-29 | 2002-07-29 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2004063754A (ja) |
-
2002
- 2002-07-29 JP JP2002219694A patent/JP2004063754A/ja active Pending
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