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JP2004063395A - El素子用封止板、及び該封止板多面取り用マザーガラス基板 - Google Patents

El素子用封止板、及び該封止板多面取り用マザーガラス基板 Download PDF

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Tetsuro Yoshii
吉井 哲朗
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

【課題】外部圧力に対する耐性を向上することができるEL素子用封止板、及び該封止板多面取り用マザーガラス基板を提供する。
【解決手段】ボトムエミッション型有機EL素子100は、パッシブ構造をとり、板状の透明な無アルカリガラス製の基板10と、基板10の上に形成された有機EL積層体20と、この有機EL積層体20を覆うように形成された封止板30とから成る。封止板30は、例えばウェットエッチング法により板状の透明なアルカリ含有ガラス製のガラス素板から加工され、中央部を凹状に規定すべく周辺部に周辺突条部31が形成される。周辺突状部31の頂部は、基板10に接着層40を介して基板10に接着される。封止板30は、イオン交換により化学強化処理が施されている。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、EL(エレクトロ・ルミネッセンス)素子用封止板、及び該封止板多面取り用マザーガラス基板に関し、特に、基板上に積層されたEL積層体を覆うように中央部が凹状に規定されたEL素子用封止板、及び該封止板多面取り用マザーガラス基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
EL素子は、携帯電話やカーナビゲーションシステム等の電子機器の表示部分として好適に用いられ、一般的には、表面にEL積層膜が形成された基板と、基板上に形成されたEL積層膜を覆うように、頂面が接着剤を介して基板に接着される周辺突状部を周辺部に規定すべく中央部が凹状に加工されたEL素子用封止板とから構成される。基板と封止板とは、基板と周辺突状部の間の封止部分に配された接着剤から成る接着層を介して接着される。
【0003】
この封止板の材料としては、金属、ガラス、又は樹脂等が用いられる。これらのうち封止板が金属から成る場合は、基板に形成された引出し電極部分の電気的絶縁性の保持を目的として、基板と周辺突状部の間の封止部分に配される接着剤に絶縁性のスペーサーを混ぜる必要があるため、基板と周辺突状部との隙間がスペーサーの分だけ大きくなってしまい、この部分から外部の水分が侵入する可能性が高くなる。また、発光層からの光を封止板側から取出すトップエミッション構造では、封止板に透明性が要求されるため、金属から成る封止板は使用できない。
【0004】
従って、EL素子がトップエミッション構造をとる場合は、封止板は絶縁性と透明性を有するプラスチック又はガラスが用いられる。しかし、プラスチックは、それ自体がもつ吸水性のために封止板の材料として用いられることは少ないのに対して、ガラスは絶縁性、透明性、及び耐水性に優れているため封止板の材料としてよく用いられる。
【0005】
ガラス製の封止板の加工方法としては、ガラス素板自体を曲げて加工するプレス法や、ガラス素板の中央部分を取り除くサンドブラスト法があり、これら以外にも、エッチング法がある。このエッチング法によれば、周辺突条部の頂面の平坦度が高く、また、中央凹部の表面に微小なクラックが発生しないので、基板と封止板の接着のために圧力をかけても封止部分において均一な接着を行うことできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の電子機器の表示機器は外部から圧力を受けることが多く、EL素子用封止板は外部からの圧力に抗する能力を有することが必要である。その一方で、封止板の材料として通常用いられるガラスは、特に引っ張り圧力に対して脆弱であるので、通常の使用下においても印加され得る引っ張り応力に対して充分に耐え得る硬さが要求されている。
【0007】
本発明は、外部圧力に対する耐性を向上することができるEL素子用封止板、及び該封止板多面取り用マザーガラス基板を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1記載のEL素子用封止板は、基板上に積層されたEL積層体を覆うガラス製のEL素子用封止板において、表面に強化処理が施されたことを特徴とする。
【0009】
請求項2記載のEL素子用封止板は、請求項1記載のEL素子用封止板において、前記封止板はアルカリ含有ガラスから成り、前記強化処理は化学強化処理から成ることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載のEL素子用封止板は、請求項2記載のEL素子用封止板において、前記化学強化処理はイオン交換法により行われることを特徴とする。
【0011】
請求項4記載のEL素子用封止板は、請求項1記載のEL素子用封止板において、前記強化処理は風冷強化法により行われることを特徴とする。
【0012】
上述の目的を達成するために、請求項5記載の封止板多面取り用マザーガラス基板は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のEL素子用封止板がほぼマトリックス状に形成されたことを特徴とする。
【0013】
請求項6記載のマザーガラス基板は、請求項5記載のマザーガラス基板において、前記封止板の間をマスキング処理した上で前記強化処理が施され、当該強化処理後に前記封止板の間が切断されることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を行った結果、基板上に積層されたEL積層体を覆うガラス製のEL素子用封止板において、表面に強化処理が施されると、外部圧力に対するEL素子用封止板の耐久性を向上させることができ、実用に耐えうる充分な強度が得られることを見出した。
【0015】
本発明は、上記研究の結果に基づいてなされたものである。
【0016】
以下、本発明の実施の形態にかかるEL素子用封止板を図面を参照しながら説明する。
【0017】
図1は、本発明の実施の形態に係るEL素子用封止板を備えるEL素子の断面図である。
【0018】
図1において、ボトムエミッション型有機EL素子100は、パッシブ構造をとり、大きさ7.0cm角、厚さ1.0mmの板状の透明な無アルカリガラス製の基板10と、基板10の上に形成された有機EL積層体20と、この有機EL積層体20を覆うように形成された封止板30とから成る。
【0019】
封止板30は、大きさ5.0cm角、厚さ0.70mmの板状の透明なアルカリ含有ガラス製のガラス素板から加工されると共に、表面に、中央部を凹状に規定すべく中央の凹部32の周辺部に幅2.0mmの周辺突条部31が形成され、底部の厚さが0.4mmである。また、該封止板30は強化処理が施されている。基板10と周辺突状部31とは、基板10と周辺突状部31の頂部との間に形成された封止部分に配された、例えば紫外線硬化型エポキシ樹脂製の接着剤から成る接着層40を介して接着される。
【0020】
封止板30の基板10への接着は、まず、周辺突条部31に接着剤を一定量塗布した後、封止板30を基板10上に載置し、次に、封止板30を基板10に押圧しつつ接着剤に紫外線を照射することにより行う。
【0021】
ガラス素板への凹部32の形成は、まず、ガラス素板の中央部を、後述するウェットエッチング法により凹状に加工し、次いで、このガラス素板に、例えばイオン交換法により化学強化処理を施す(図1で参照符号31aで示す)ことにより行われる。
【0022】
封止板30の凹部32の底部の厚さは、0.3〜2.0mmが好ましい。厚さが、0.3mm未満では封止板30の強度が不充分であり、2.0mmで封止板30の強度は充分得られる。
【0023】
封止板30の凹部32の底部表面33には、水分を吸着させるためにモレキュラー・シーヴス(ユニオンカーバイド社製)の粉末50が塗布されている。なお、モレキュラー・シーヴスの粉末50の塗布時及び封止板30の基板10への接着時には、水分や酸素の影響をなくすために乾燥雰囲気や減圧下で行うのが好ましい。
【0024】
有機EL積層体20は、基板10上にITO膜から成る高さ300nmの透明導電膜21が形成され、該透明導電膜21の上面には後述する発光層を含む有機EL積層膜22が積層され、有機EL積層膜22の側面にはMg−Ag合金製の高さ300nmの上部電極23が形成され、さらにITO膜から成る高さ300nmの引出し電極24が上部電極23に接続されて構成されている。
【0025】
有機EL膜22は、透明導電膜21側から順に、トリフェニルジアミンから成る高さ70nmの正孔輸送層、次いでキノリノールアルミ錯体から成る高さ70nmの発光層が配されて構成されている。さらには、上部電極23と発光層との間に、さらにトリアゾールやオキサジアゾールから成る透明な電子輸送層が配されて構成されていてもよい。
【0026】
さらに、上記ウェットエッチング法で用いられるエッチング液は、フッ化水素酸5〜50質量%に、硫酸、塩酸、硝酸、及びリン酸から成る無機酸の群から選択された少なくとも1つの酸を適量含有させることが好ましい。これにより、エッチング力を大きくすることができる。なお、無機酸の群から選択される強酸は、単体でも2種類以上の混合物でもよい。
【0027】
また、上記エッチング液は、カルボン酸類、ジカルボン酸類、アミン類、及びアミノ酸類からなる群から選択された1種又は2種以上の有機の酸や塩基の類を適量含有することが好ましい。また、上記エッチング液に界面活性剤を適宜添加してもよく、添加される界面活性剤を適宜変更してもよい。
【0028】
上述したようなエッチング液の成分とその濃度は、エッチング液の温度、並びにエッチングされるガラスの組成及び種類等によって適宜変更される。また、エッチング処理を施す際に、エッチングされるガラスを揺動させたり、弱い出力の超音波を付与したりすることも有効である。これにより、エッチング液を均一な溶液にすることができる。さらに、エッチング処理を施しているときに、エッチング液から取出して一旦水、又は硫酸、塩酸、硝酸、及びリン酸から成る無機酸の群から選択された少なくとも1つの酸、又はカルボン酸類、ジカルボン酸類、アミン類、及びアミノ酸類から成る群から選択された1種又は2種以上の有機酸や塩基の類に浸漬することも有効である。これにより、エッチング処理を均一に施すことができる。
【0029】
また、封止板30は、ウェットエッチング法等により凹状加工が施され、さらに強化処理が施される。これにより、実用上充分な強度を有する封止板30が得られる。強化処理としては、封止板30のガラス中に含まれる一価のイオンを、それよりもイオン半径の大きなイオンに置換させ、封止板30の表面の圧縮応力を増加させることにより封止板30自体の強度を増強させる化学強化法や、封止板30自体の強度を増強させる風冷強化が用いられる。
【0030】
化学強化処理は、ウェットエッチング法により凹状加工が施された封止板30を充分に洗浄、乾燥し、その後、該封止板30に含まれている一価のイオンの中の少なくとも1種類のイオンよりもイオン半径の大きなイオンから成る硝酸塩、硫酸塩、塩化物及びこれらの混合物の溶融塩中に該封止板30を静置することにより封止板30中の1価のイオンのイオン交換を行う。これにより、封止板30の表面の圧縮応力が増加し、封止板30自体の強度が増すことになる。
【0031】
また、風冷強化処理は、ウェットエッチング法により凹状加工が施された封止板30を充分に洗浄、乾燥し、その後、軟化温度付近まで加熱し、急冷して封止板30の表面の圧縮応力を増加させ、封止板30自体の強度を増すことができる。
【0032】
本実施の形態によれば、表面に化学強化処理又は風冷強化処理が施されているので、外部圧力に対する封止板30の耐久性を向上させることができる。
【0033】
上記実施の形態では、ガラス素板に凹部32を形成する方法として、ウェットエッチング法を用いているが、ドライエッチング法でもよく、ドライエッチング法とウェットエッチング法とを併用してもよい。ウェットエッチング法では、エッチング液の成分とエッチング温度とを選択することによりバッチ処理を行うことができ、もって封止板30の生産性を向上させることができる。これに対して、ドライエッチング法では、エッチング処理を精密に行うことができるものの、バッチ処理を行うことができず、枚葉処理を余儀なくされるので、封止板30の生産性が低い。
【0034】
また、封止板30は、アルカリ含有ガラスから成るが、5質量%以上の1価のイオンを含有するガラスであれば、化学強化用基材として用いることができる。さらに、封止板30は、無アルカリガラスから成ってもよく、このようにイオン交換による化学強化処理が施せない基材の場合は、表面の強化処理は、風冷強化(急冷)により行うことができる。
【0035】
本実施の形態では、有機EL積層膜22はパッシブ構造をとるものであったが、アクティブ構造をとるものであってもよい。また、本実施の形態では、有機EL素子100はボトムエミッション型としたが、トップエミッション型であってもよい。
【0036】
また、有機EL積層膜22は正孔輸送層と発光層からなるものを用いたが、正孔輸送層、発光層、及びトリアゾールやオキサジアゾールからなる電子輸送層からなるものを用いてもよい。
【0037】
さらに、EL積層膜は、有機EL積層膜22に代えて、無機EL積層膜であってもよい。この場合、透明導電膜側から順に、絶縁層、発光層、絶縁層からなるものや、電子障壁層、発光層、電流制限層からなるものが用いられる。
【0038】
図1のEL素子100に用いられる封止板30は、上記のように枚葉処理による作製に加えて、下記図2の封止板多面取り用マザーガラス基板から切り出すことができる。
【0039】
図2は、図1のEL素子100に用いられる封止板30がほぼマトリックス状に形成された封止板多面取り用マザーガラス基板の平面図である。
【0040】
図2において、縦30cm、横40cmの封止板多面取り用マザーガラス基板200は、5×6のマトリックス状に形成された封止板30を有する。
【0041】
ガラス素板に封止板30を5×6のマトリックス状に形成する方法としては、ウェットエッチング法によりガラス素板の所定部分を凹状に取り除く方法がある。使用されるガラス素板は、その取り扱い上厚さ0.5mm以上、EL素子100の薄型化の観点から1.1mm以下のものが好適に用いられる。
【0042】
この方法では、まず、ガラス素板に、露出部を5×6のマトリックス状に形成すべく幅が2.5mmのテープ状のレジストによりマスキング処理し、このマスキング処理されたガラス素板を、上述のエッチング液中に10〜180分間程度浸漬して、ガラス素板から突状部101を残して凹状に取り除いて凹部102を形成するものである。このガラス素板を純水で充分洗浄した後にレジストを剥離する。
【0043】
このようにガラス素板の所定部分をウェットエッチング法により凹状に取り除くので、封止板30の凹部32の底部表面を確実に平坦にすることができ、外部圧力に対して封止板30の強度を増大させることができる。
【0044】
次いで、上記のように5×6のマトリックス状に凹部102が形成された封止板多面取り用マザーガラス基板200を、凹部102を規定する突状部101の部位で切断する。これにより、封止板30を30(5×6)個取得することができる。
【0045】
上記実施の形態では、ガラス素板に凹部102を形成する方法として、ウェットエッチング法を用いているが、ドライエッチング法でもよく、ドライエッチング法とウェットエッチング法とを併用してもよい。
【0046】
封止板多面取り用マザーガラス基板200は、封止板30の配列をマトリックス状としたが、多面取りに適した配列であればマトリックス状以外のものであってもよい。
【0047】
また、レジストの幅は、2.5mmに限定されることはなく、取得された封止板30の周辺突状部31の幅が当該周辺突状部31の厚さ以上であればよく、封止板30の取りしろとして確保すべく1cm程度であってもよい。
【0048】
図2の封止板多面取り用マザーガラス基板200によれば、切断分離により各封止板30を取得することができ、切断時に外部圧力に対して強度を増大させ、且つ枚葉処理を行うことをなくして封止板30の生産性を向上させることができる。
【0049】
エッチング処理により凹状に加工された封止板30は、マザーガラス基板200から個別に切断された後に各々強化処理を施すことができる。
【0050】
【実施例】
以下、本発明の実施例を説明する。
【0051】
本発明者は、周辺部に周辺突条部を規定すべく中央部がウェットエッチング法により凹状に加工された後、イオン交換により化学強化処理を施された封止板の実験片を実施例とし、上記化学強化処理を施さないものを比較例とする。
【0052】
封止板の実験片には、まず、20質量%フッ化水素酸、1質量%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムの混合液から成るエッチング液を調製し、実施例及び比較例のガラス素板の外面、周辺面、及び周辺突条部を覆う耐酸性テープでマスキング処理を施し、これらの実験片を25℃に保った上記エッチング液中に60分間浸積した後、エッチング液中から取り出して、純水で充分洗浄した後に耐酸性テープを剥離することにより、深さ300μmの凹部と幅2.0mmの周辺突状部とを形成した。
【0053】
次いで、大きさ5.0cm角、厚さ1.1mmの大きさのソーダライムガラスから成るガラス板の所要のものに、20質量%のHF及び1質量%の界面活性剤の液中に1時間浸漬した後充分に洗浄、乾燥させた後、さらに420℃の硝酸カリウム中に8時間浸漬した後充分に洗浄する化学強化処理を施すことにより実施例とした。また、化学強化処理を施さないものを比較例とした。
【0054】
次いで、実施例及び比較例の封止板の実験片の周辺突起状部に、夫々、紫外線硬化型のエポキシ樹脂製の接着剤を適量塗布し、基板と封止板の実験片との両側から基板と周辺突起状部の間に形成された封止部分に対して980N/m(100kg/m)程度の力を加えつつ接着剤に紫外線を照射することにより、基板と周辺突状部の間の封止部分に接着層を形成して、有機EL素子を作製した。
【0055】
上記過程で得られた実施例及び比較例のガラス素板の表面について、各々の曲げ強さをJIS R−1604により測定して比較した。
【0056】
実施例では、曲げ強度が392N/mm(40kg/mm)と大きく、電子機器の表示部の通常使用環境下における外部応力に充分耐え得るものであった。その結果、充分な破壊強度を有する封止板付きのEL素子が得られたことが分かった。
【0057】
比較例では、曲げ強度が49N/mm(5kg/mm)と小さく、電子機器の表示部の通常使用環境下においては問題ない程度ではあるが、外部応力に対する信頼性に欠けることがわかった。
【0058】
本実施例によれば、基板上に積層されたEL積層体を覆うガラス製のEL素子用封止板において、表面に強化処理が施されるので、外部圧力に対するEL素子用封止板の耐久性を向上させることができることが分かった。
【0059】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載のEL素子用封止板によれば、基板上に積層されたEL積層体を覆うガラス製のEL素子用封止板において、表面に強化処理が施されると、外部圧力に対するEL素子用封止板の耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るEL素子用封止板を備える有機EL素子の断面図である。
【図2】図1のEL素子に用いられるEL素子用封止板がほぼマトリックス状に形成された封止板多面取り用マザーガラス基板の平面図である。
【図3】比較例のEL素子用封止板を備える有機EL素子の断面図である。
【符号の説明】
10 基板
20 有機EL積層体
21 下部導電膜
22 有機EL積層膜
23 背面電極
24 引出し電極
30 封止板
31 周辺突状部
32 凹部
40 接着層
50 モレキュラー・シーヴスの粉末
100 EL素子

Claims (6)

  1. 基板上に積層されたEL積層体を覆うガラス製のEL素子用封止板において、表面に強化処理が施されたことを特徴とするEL素子用封止板。
  2. 前記封止板はアルカリ含有ガラスから成り、前記強化処理は化学強化処理から成ることを特徴とする請求項1記載のEL素子用封止板。
  3. 前記化学強化処理はイオン交換法により行われることを特徴とする請求項2記載のEL素子用封止板。
  4. 前記強化処理は風冷強化法により行われることを特徴とする請求項1記載のEL素子用封止板。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のEL素子用封止板がほぼマトリックス状に形成されたことを特徴とする封止板多面取り用マザーガラス基板。
  6. 前記封止板の間をマスキング処理した上で前記強化処理が施され、当該強化処理後に前記封止板の間が切断されることを特徴とする請求項5記載の封止板多面取り用マザーガラス基板。
JP2002223015A 2002-07-31 2002-07-31 El素子用封止板、及び該封止板多面取り用マザーガラス基板 Withdrawn JP2004063395A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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