JP2004059015A - 搬送器及び搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搬送物40を内部に収納して排出ステーション28に搬送する搬送器1であって、上部に搬送物40の受取口8が設けられるとともに、側部に搬送物40の排出口10が設けられる搬送器本体2と、搬送器本体2の排出口10に回動自在に設けられてそこを開閉可能な蓋14と、蓋14が排出口10を閉塞した状態に保持するストッパー機構16と、排出ステーション28において一部が排出ステーション28側の一部に接触することにより、ストッパー機構16による蓋14の保持状態を解除させて、排出口10を開放させるリンク機構22とを備える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送物を排出ステーションに搬送する搬送器及び搬送装置に関し、特に、排出ステーションにおいて動力を必要とすることなく搬送物を排出することができる搬送器及び搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、搬送物を排出ステーションまで搬送する搬送器として、ダンプトラックの荷台等のように、排出ステーションにおいて、荷台を傾斜させて荷台の後部の排出口を閉塞している蓋を開放させ、荷台の後部の排出口から搬送物を排出するように構成したものや、索道を介して搬送器を排出ステーションまで搬送し、その位置において搬送器の排出口を閉塞している蓋の旋錠を人力又は動力により解除し、蓋を開放させて排出口から搬送物を排出するように構成したもの等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような構成の従来の搬送器にあっては、旋錠を解除するために人が搬送器に近づかなければならないため、高速状態で動作している搬送器を極低速又は停止させて搬送物を排出させなければならず、搬送効率が非常に悪いものである。
【0004】
また、蓋に搬送物による圧力が加わっている場合には、蓋のロックを解除したときに蓋が搬送物の圧力によって勢いよく押し開かれ、作業者に接触あるいは蓋に挟まれたりする等の事故が起きる危険性がある。
【0005】
さらに、蓋の旋錠の解除に動力を必要とする場合には、搬送器の数が増えるとその分の初期設備費、運転費を必要とすることになるため、搬送物の搬送コストが高くついてしまう。
【0006】
本発明は、前記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、搬送効率が非常に高く、また、搬送物の排出の際に作業者が蓋に挟まれるような事故が起きる危険性がほとんどなく、作業者の安全を確保することができ、さらに、蓋の旋錠の解除に動力を必要とすることなく、設備費、運転費が安く済んで搬送物の搬送コストを安く抑えることができる搬送器及び搬送装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような課題を解決するために、以下のような手段を採用している。すなわち、請求項1に係る発明は、搬送物を内部に収納して排出ステーションに搬送する搬送器であって、上部に搬送物の受取口が設けられるとともに、側部に搬送物の排出口が設けられる搬送器本体と、該搬送器本体の排出口に回動自在に設けられてそこを開閉可能な蓋と、該蓋が前記排出口を閉塞した状態に保持するストッパー機構と、排出ステーションにおいて一部が排出ステーション側の一部に接触することにより、前記ストッパー機構による前記蓋の保持状態を解除させて、前記排出口を開放させるリンク機構とを備えたことを特徴とする。
この発明による搬送器によれば、排出ステーションにおいて、リンク機構の一部が排出ステーション側の一部に接触することにより、ストッパー機構による蓋の保持状態が解除されて、排出口が自動的に開放されることになる。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の搬送器であって、前記蓋は、前記搬送器本体内部の搬送物の重量により前記排出口を開放するように構成されていることを特徴とする。
この発明による搬送器によれば、ストッパー機構による蓋の保持状態が解除されたときに、搬送物の重量による圧力によって蓋が排出口を開放することになる。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の搬送器であって、前記搬送器本体の底部は、前記排出口に向かって傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴とする。
この発明による搬送器によれば、蓋が排出口を開放したときに、搬送物は傾斜面の傾斜に沿って排出口から外部に排出されることになる。
【0010】
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の搬送器であって、前記蓋は、前記搬送器本体の内部に搬送物が収納されていないときに、その自重によって前記排出口を閉塞するように構成されていることを特徴とする。
この発明による搬送器によれば、蓋は、搬送物の重量による圧力が加わっていないときには、その自重によって排出口を閉塞することになる。
【0011】
請求項5に係る発明は、請求項1に記載の搬送器であって、前記蓋をヒンジを介して前記搬送器本体の排出口に回動自在に設けるとともに、前記蓋の開閉速度を調整するダンパを設けたことを特徴とする。
この発明による搬送器によれば、蓋がヒンジを介して回動して排出口を開閉するときに、ダンパの減衰力により蓋の開閉速度が調整されることになる。
【0012】
請求項6に係る発明は、搬送物を内部に収納して索道を介して排出ステーションに搬送する搬送器であって、上部に搬送物の受取口が設けられるとともに、側部に搬送物の排出口が設けられる搬送器本体と、該搬送器本体の排出口に回動自在に設けられてそこを開閉可能な蓋と、該蓋が前記排出口を閉塞した状態に保持するストッパー機構とを備え、排出ステーションにおいて、前記ストッパー機構の一部及び前記搬送器本体の一部が排出ステーション側の一部に接触することにより、前記ストッパー機構による前記蓋の保持状態が解除されて前記排出口が開放されるとともに、前記搬送器本体が走行方向に傾斜するように構成したことを特徴とする。
この発明による搬送器によれば、排出ステーションにおいて、ストッパー機構の一部及び搬送器本体の一部が排出ステーション側の一部に接触することにより、ストッパー機構による蓋の保持状態が解除されて排出口が開放され、排出口から搬送物が外部に排出されるとともに、搬送器本体が走行方向に傾いて搬送物を排出し易くすることになる。
【0013】
請求項7に係る発明は、搬送物を内部に収納してこれを搬送する搬送器と、該搬送器を吊設してこれを受取ステーションと排出ステーションとの間において搬送自在とする索道とを備え、前記搬送器は、上部に搬送物の受取口が設けられるとともに、側部に搬送物の排出口が設けられる搬送器本体と、該搬送器本体の排出口に回動自在に設けられてそこを開閉可能な蓋と、該蓋が前記排出口を閉塞した状態に保持するストッパー機構と、該ストッパー機構による前記蓋の保持状態を解除させて、前記排出口を開放可能とするリンク機構とを備え、前記排出ステーションには、移動する前記搬送器の前記リンク機構に接触して該リンク機構を介し前記ストッパー機構の解除をなすストッパー解除部と、前記搬送器から排出される搬送物を受け入れる払出しホッパとが設けられていることを特徴とする。この発明による搬送装置によれば、排出ステーションにおいて、リンク機構の一部が排出ステーション側のストッパー解除部に接触することにより、ストッパー機構による蓋の保持状態が解除されて、排出口が自動的に開放されることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図8には、本発明の第1の実施形態が示されていて、これらの図に示す搬送器1を有する搬送装置は、索道35を介して排出ステーション28に搬送物40を搬送するものであって、例えば、採取した搬送物40(土砂等)を搬送器1の内部に受け取って排出ステーション28に搬送して排出するものである。
【0015】
すなわち、この搬送器1は、搬送物40を受け取る受取口8と搬送物40を排出する排出口10とを有する搬送器本体2と、搬送器本体2を支持する基枠12と、搬送器本体2の排出口10を開閉する蓋14と、蓋14を搬送器本体2の排出口10を閉塞した状態に保持するストッパー機構16と、ストッパー機構16による蓋14の保持状態を解除させて排出口10を開放させるリンク機構22とを備えている。基枠12の上端部にはワイヤーロープ取合部13が設けられ、このワイヤーロープ取合部13を介して搬送器1が索道35のワイヤーロープ36に吊設されている。
【0016】
搬送器本体2は、上部及び一方の側部(走行方向に沿う一方の側部)が開口する箱形状をなすものであって、上部開口部が搬送物40の受取口8に形成され、一方の側部開口部が搬送物40の排出口10に形成されている。受取口8には、搬送物40を受け取り易くするためにラッパ状のホッパ部9が一体に設けられている。
【0017】
搬送器本体2の底部は、搬送器本体2の他方の側部の上下方向の中間部から一方の側部の排出口10の下端にかけて傾斜する傾斜面11に形成され、この傾斜面11により搬送器本体2の内部に受け取った搬送物40を排出口10から排出し易くしている。
【0018】
搬送器本体2の一方の側部の排出口10の上端部には、ヒンジ15を介して板状の蓋14が回動自在に設けられている。ヒンジを蓋の上部に設けるという簡単な構成を採用することにより、蓋14は、搬送器本体2の内部に搬送物40が収容されていない状態では、その自重によって排出口10を閉塞し、内部に搬送物40が収容されている状態では、搬送物40の重量による圧力によって排出口10を開放するようになっている。なお、この場合、蓋14にダンパ(図示せず)を設け、ダンパの減衰力により蓋14の開閉速度を調整するようにしても良い。
【0019】
ストッパー機構16は、蓋14の下端部の両端部に設けられる一対の雌フック17、17と、後述するリンク機構22側に設けられる一対の雄フック20、20とから構成されている。
【0020】
各雌フック17は、搬送器1の走行方向後方側に開口する係合溝18を有し、各雌フック17の係合溝18に対向する位置には各雄フック20が係合可能に設けられ、各雄フック20を各雌フック17の係合溝18に係合させることにより、蓋14が搬送器本体2の排出口10を閉塞した状態に保持される。
【0021】
この場合、各雌フック17の先端部の搬送器本体2側の面は所定のアール面19に形成されるとともに、この雌フック17のアール面19に対向する各雄フック20の先端部の面も所定のアール面21に形成され、これらのアール面19、21により、雌フック17と雄フック20との係合状態が解除され、両フック17、20が再び相互に係合するときに、両フック17、20を係合し易くしている。
【0022】
リンク機構22は、搬送器本体2の下端部に搬送器本体2を囲むように設けられるものであって、搬送器本体2の前板3及び後板4の外側に所定の間隔をおいて設けられる前リンクバー23及び後リンクバー24と、前リンクバー23及び後リンクバー24の一端部を搬送器本体2の底板5側に回動自在に連結するピン27と、搬送器本体2の排出口10の外側に所定の間隔をおいて設けられる連結リンクバー25と、連結リンクバー25の一端部と前リンクバー23の他端部との間及び連結リンクバー25の他端部と後リンクバー24の他端部との間をそれぞれ回動自在に連結するピン27とを備えている。
【0023】
この場合、連結リンクバー25の位置は、蓋14を回動させて搬送器本体2の排出口10を開放させたときに、蓋14が接触しない位置に設定されている。また、前リンクバー23の他端部は連結リンクバー25よりも外方に突出し、その突出している部分は蓋開閉用ストライカ26に構成されている。
【0024】
排出ステーション28には、払出しホッパ29が設けられるとともに、払出しホッパ29には、ストッパー解除部を構成するソリ型の固定側ストライカ30が設けられ、この固定側ストライカ30に搬送器1の蓋開閉用ストライカ26が接触可能となっている。
【0025】
そして、受取ステーション(図示せず)において、受取口8を介して搬送器1の内部に搬送物40を受け取り、搬送器1を索道35を介して排出ステーション28に搬送すると、搬送器1の蓋開閉用ストライカ26が排出ステーション28側の固定側ストライカ30に接触し、図5に示すように、リンク機構22の前リンクバー23及び後リンクバー24がピン27を介して走行方向後方に揺動し、図6に示すように、ストッパー機構16の各雄フック20が各雌フック17の係合溝18から離脱し、ストッパー機構16による蓋14の保持状態が解除される。
【0026】
そして、蓋14の保持状態が解除されると、搬送物40の重量による圧力によって蓋14がヒンジ15を介して回動して排出口10を開放し、排出口10から搬送物40が排出され、排出された搬送物40は払出しホッパ29を介してその下方に位置しているベルトコンベア31上に落下し、ベルトコンベア31を介して回収される。
【0027】
そして、搬送器本体2の内部から全ての搬送物40が排出されると、図7及び図8に示すように、蓋14はその自重によってヒンジ15を介して回動して排出口10を閉塞する。この場合、蓋14の回動によって蓋14側の雌フック17のアール面19とリンク機構22側の雄フック20のアール面21とが相互に接触し、リンク機構22を定位置に保持するばね(図示せず)の付勢力に抗して両アール面19、21が相対的に滑って両フック17、20が再び係合状態となる。
【0028】
上記のように構成したこの実施の形態による搬送器1にあっては、搬送器1側の蓋開閉用ストライカ26と排出ステーション28側の固定側ストライカ30とを相互に接触させることにより、蓋14を自動的に開放させることができるので、搬送器1の蓋14の開閉に動力及び人力が不要となる。
【0029】
従って、搬送器1の搬送速度を維持した状態で搬送器1から搬送物40を排出させることができるので、サイクルタイムを短縮することができ、搬送物40の搬送効率を高めることができることになる。また、減速機等の設備を削減することができるので、設備費を低減させることができることになる。
【0030】
また、人的な操作が不要となるので、蓋14の開閉時に作業者が蓋14に挟まれる等の事故が起きる危険性はほとんどなく、作業の安全性を高めることができることになる。
【0031】
さらに、蓋14の開閉に動力が不要であるので、システムを簡素化することができることになる。従って、複数の搬送器1を使用した場合であっても、設備費及び運転費が嵩むことはなく、搬送物40の搬送コストを大幅に低減させることができることになる。
【0032】
図9には、本発明による搬送器の第2の実施形態が示されていて、この搬送器1は、搬送物40を受け取る受取口8と搬送物40を排出する排出口10とを有する搬送器本体2と、搬送器本体2を支持する基枠12と、搬送器本体2の排出口10を開閉する蓋14と、蓋14を搬送器本体2の排出口10を閉塞した状態に保持するストッパー機構16とを備えている。基枠12の上端部にはワイヤーロープ取合部13が設けられ、このワイヤーロープ取合部13を介して搬送器1が索道35のワイヤーロープ36に吊設されている。
【0033】
搬送器本体2は、上部及び前部(走行方向前方側)が開口する箱形状をなすものであって、上部開口部が搬送物40の受取口8に形成され、前部開口部が搬送物40の排出口10に形成されている。受取口8には、搬送物40を受け取り易くするためにラッパ状のホッパ部9が一体に設けられている。
【0034】
搬送器本体2の前部の排出口10の上端部には、ヒンジ15を介して板状の蓋14が回動自在に設けられている。蓋14は、搬送器本体2の内部に搬送物40が収容されていない状態では、その自重によって排出口10を閉塞し、内部に搬送物40が収容されている状態では、搬送物40の重量による圧力によって排出口10を開放するようになっている。なお、この場合、ヒンジ15にダンパ(図示せず)を設け、ダンパの減衰力により蓋14の開閉速度を調整するようにしても良い。
【0035】
ストッパー機構16は、搬送器本体2の両側部(走行方向に沿う両側部)にそれぞれ回動自在に設けられる一対の略L形状の蓋開閉用フック32を有し、この蓋開閉用フック32の先端部内側に設けられている係合溝33内に蓋14を係合させることで、蓋14が搬送器本体2の排出口10を閉塞した状態に保持される。
【0036】
この場合、各蓋開閉用フック32は、ばね34の付勢力により蓋14を搬送器本体2の方向に押し付ける方向に常時付勢されるとともに、後述する開閉用ガイドレール38に接触したときに、ばね34の付勢力に抗して回動して蓋14の保持状態を解除するようになっている。
【0037】
搬送器本体2の底部には一対のガイドローラ37、37が設けられ、このガイドローラ37、37が後述する開閉用ガイドレール38に接触したときに、それらの間の摩擦力により搬送器1が走行方向前方側に傾くようになっている。
【0038】
排出ステーション28には、払出しホッパ29が設けられるとともに、払出しホッパ29には、ストッパー解除部を構成するソリ型の開閉用ガイドレール38が設けられ、この開閉用ガイドレール38に搬送器1のストッパー機構16の蓋開閉用フック32及びガイドローラ37が接触可能となっている。
【0039】
そして、受取ステーション(図示せず)において、受取口8を介して搬送器1の内部に搬送物40を受け取り、搬送器1を索道35を介して排出ステーション28に搬送すると、搬送器1の蓋開閉用フック32及びガイドローラ37が排出ステーション28側の開閉用ガイドレール38に接触し、蓋開閉用フック32が回動して蓋開閉用フック32の係合溝33から蓋14が離脱し、蓋14の保持状態が解除される。
【0040】
そして、蓋14の保持状態が解除されると、搬送物40の重量による圧力によって蓋14がヒンジ15を介して回動して排出口10を開放し、排出口10から搬送物40が排出される。この場合、ガイドローラ37が開閉用ガイドレール38に接触することにより、搬送器1が走行方向前方側に傾くことになるので、搬送器1の内部から搬送物40を排出し易くすることができるものである。そして、排出された搬送物40は払出しホッパ29を介してその下方に位置しているベルトコンベア31上に落下し、ベルトコンベア31を介して回収されるものである。
【0041】
そして、搬送器1が開閉用ガイドレール38を通過すると、搬送器1が傾いた状態から元の状態に復帰し、蓋14がその自重によってヒンジ15を介して回動して排出口10を閉塞し、蓋開閉用フック32がばね34の付勢力により回動して係合溝33内に蓋14を係合させ、蓋14を排出口10を閉塞した状態に保持するものである。
【0042】
上記のように構成したこの実施の形態による搬送器1にあっては、搬送器1側の蓋開閉用フック32及びガイドローラ37と排出ステーション28側の開閉用ガイドレール38とを相互に接触させることにより、蓋14を自動的に開放させることができるとともに、搬送器1を走行方向前方側に傾かせることができる。従って、搬送器1の蓋14の開閉に動力及び人力が不要となるので、搬送器1の搬送速度を維持した状態で搬送器1から搬送物40を排出させることができ、サイクルタイムを短縮することができ、搬送物40の搬送効率を高めることができることになる。また、減速機等の設備を削減することができるので、設備費を低減させることができることになる。さらに、搬送器1を走行方向前方側に傾かせることができるので、内部に収容した搬送物40を確実に排出することができ、搬送物40の排出効率を高めることもできる。
【0043】
また、人的な操作が不要となるので、蓋14の開閉時に作業者が蓋14に挟まれる等の事故が起きる危険性はほとんどなく、作業の安全性を高めることができることになる。
【0044】
さらに、蓋14の開閉に動力が不要であるので、システムを簡素化することができることになる。従って、複数の搬送器1を使用した場合であっても、設備費及び運転費が嵩むことはなく、搬送物40の搬送コストを大幅に低減させることができることになる。
【0045】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明による請求項1に記載の搬送器及び請求項7記載の搬送装置によれば、排出ステーションにおいて、リンク機構の一部が排出ステーションの一部に接触することにより、ストッパー機構による蓋の保持状態が解除されて蓋が自動的に排出口を開放して、排出口から搬送物が排出されることになる。従って、蓋の開閉に動力及び人力が不要となるので、搬送器の搬送速度を維持した状態で搬送器から搬送物を排出させることができ、サイクルタイムを短縮することができ、搬送物の搬送効率を大幅に高めることができることになる。また、減速機等の設備を削減することができるので、設備費を低減させることができることになる。さらに、人的な操作が不要となるので、蓋の開閉時に作業者が蓋に挟まれる等の事故が起きる危険性がほとんどなくなり、作業の安全性を大幅に高めることができることになる。さらに、蓋の開閉に動力が不要であるので、システムを簡素化することができることになり、複数の搬送器を使用した場合であっても、設備費及び運転費が嵩むことはなく、搬送物の搬送コストを大幅に低減させることができることになる。
【0046】
また、請求項2に記載の搬送器によれば、ストッパー機構による蓋の保持状態が解除されたときに、蓋は搬送物の重量により排出口を開放することになる。従って、蓋の開閉に動力及び人力が不要となるので、搬送器の搬送速度を維持した状態で搬送器から搬送物を排出させることができ、サイクルタイムを短縮することができ、搬送物の搬送効率を大幅に高めることができることになる。また、減速機等の設備を削減することができるので、設備費を低減させることができることになる。さらに、人的な操作が不要となるので、蓋の開閉時に作業者が蓋に挟まれる等の事故が起きる危険性がほとんどなくなり、作業の安全性を大幅に高めることができることになる。さらに、蓋の開閉に動力が不要となるので、システムを簡素化することができ、複数の搬送器を使用した場合であっても、設備費及び運転費が嵩むことはなく、搬送物の搬送コストを大幅に低減させることができることになる。
【0047】
さらに、請求項3に記載の搬送器によれば、搬送器本体の底部は、排出口に向かって傾斜する傾斜面に形成されているので、蓋が排出口を開放したときに、搬送器本体内部の搬送物は、傾斜面を介して外部に確実に排出されるので、搬送物の排出効率を高めることができる。
【0048】
さらに、請求項4に記載の搬送器によれば、蓋は、搬送器本体の内部に搬送物が収納されていないときに、その自重によって排出口を閉塞することになるので、蓋による排出口の閉塞に動力が不要となる。
【0049】
さらに、請求項5に記載の搬送器によれば、ダンパの減衰力により蓋の開閉速度を調整することができるので、搬送器本体内部の搬送物を確実に排出することができ、搬送物の排出効率を高めることができることになる。
【0050】
さらに、請求項6に記載の搬送器によれば、排出ステーションにおいて、ストッパー機構の一部及び搬送器本体の一部が排出ステーション側の一部に接触することにより、ストッパー機構による蓋の保持状態が解除されて排出口が開放されるとともに、搬送器が走行方向に傾くことになる。従って、搬送器本体内部の搬送物を確実に排出することができ、搬送物の排出効率を高めることができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による搬送器の第1の実施の形態の全体を示した概略図であって、排出ステーション直前の状態を示した説明図である。
【図2】図1に示す搬送器の右側面図である。
【図3】図1に示す搬送器の正面図である。
【図4】図1に示す搬送器の下面図である。
【図5】第1の実施の形態の搬送器の動作を示した説明図であって、蓋が閉じた状態を示した説明図である。
【図6】第1の実施の形態の搬送器の動作を示した説明図であって、雄フックが雌フックから離脱して蓋が開いた状態を示した説明図である。
【図7】第1の実施の形態の搬送器の動作を示した説明図であって、蓋が閉じる直前の状態(雄フックのアール面と雌フックのアール面とが接触した状態)を示した説明図である。
【図8】第1の実施の形態の搬送器の動作を示した説明図であって、蓋が閉じる直前の状態(蓋の自重により雌フックのアール面により雄フックのアール面が矢印方向に押された状態)を示した説明図である。
【図9】本発明による搬送器の第2の実施の形態の全体を示した概略図であって、排出ステーション直前の状態を示した説明図である。
【符号の説明】
1 搬送器
2 搬送器本体
8 受取口
10 排出口
11 傾斜面
14 蓋
15 ヒンジ
16 ストッパー機構
22 リンク機構
28 排出ステーション
29 払出しホッパ
30 スットパー解除部(固定側ストライカ)
35 索道
38 ストッパー解除部(開閉用ガイドレール)
40 搬送物
Claims (7)
- 搬送物を内部に収納して排出ステーションに搬送する搬送器であって、上部に搬送物の受取口が設けられるとともに、側部に搬送物の排出口が設けられる搬送器本体と、該搬送器本体の排出口に回動自在に設けられてそこを開閉可能な蓋と、該蓋が前記排出口を閉塞した状態に保持するストッパー機構と、排出ステーションにおいて一部が排出ステーション側の一部に接触することにより、前記ストッパー機構による前記蓋の保持状態を解除させて、前記排出口を開放させるリンク機構とを備えたことを特徴とする搬送器。
- 請求項1に記載の搬送器であって、前記蓋は、前記搬送器本体内部の搬送物の重量により前記排出口を開放するように構成されていることを特徴とする搬送器。
- 請求項1に記載の搬送器であって、前記搬送器本体の底部は、前記排出口に向かって傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴とする搬送器。
- 請求項1に記載の搬送器であって、前記蓋は、前記搬送器本体の内部に搬送物が収納されていないときに、その自重によって前記排出口を閉塞するように構成されていることを特徴とする搬送器。
- 請求項1に記載の搬送器であって、前記蓋をヒンジを介して前記搬送器本体の排出口に回動自在に設けるとともに、前記蓋の開閉速度を調整するダンパを設けたことを特徴とする搬送器。
- 搬送物を内部に収納して索道を介して排出ステーションに搬送する搬送器であって、上部に搬送物の受取口が設けられるとともに、側部に搬送物の排出口が設けられる搬送器本体と、該搬送器本体の排出口に回動自在に設けられてそこを開閉可能な蓋と、該蓋が前記排出口を閉塞した状態に保持するストッパー機構とを備え、排出ステーションにおいて、前記ストッパー機構の一部及び前記搬送器本体の一部が排出ステーション側の一部に接触することにより、前記ストッパー機構による前記蓋の保持状態が解除されて前記排出口が開放されるとともに、前記搬送器本体が走行方向に傾斜するように構成したことを特徴とする搬送器。
- 搬送物を内部に収納してこれを搬送する搬送器と、該搬送器を吊設してこれを受取ステーションと排出ステーションとの間において搬送自在とする索道とを備えてなり、
前記搬送器は、上部に搬送物の受取口が設けられるとともに、側部に搬送物の排出口が設けられる搬送器本体と、該搬送器本体の排出口に回動自在に設けられてそこを開閉可能な蓋と、該蓋が前記排出口を閉塞した状態に保持するストッパー機構と、該ストッパー機構による前記蓋の保持状態を解除させて、前記排出口を開放可能とするリンク機構とを備えてなり、
前記排出ステーションには、移動する前記搬送器の前記リンク機構に接触して該リンク機構を介し前記ストッパー機構の解除をなすストッパー解除部と、前記搬送器から排出される搬送物を受け入れる払出しホッパとが設けられていることを特徴とする搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002216843A JP2004059015A (ja) | 2002-07-25 | 2002-07-25 | 搬送器及び搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2002216843A JP2004059015A (ja) | 2002-07-25 | 2002-07-25 | 搬送器及び搬送装置 |
Publications (1)
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ID=31938487
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002216843A Pending JP2004059015A (ja) | 2002-07-25 | 2002-07-25 | 搬送器及び搬送装置 |
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-
2002
- 2002-07-25 JP JP2002216843A patent/JP2004059015A/ja active Pending
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