JP2004053054A - コージェネレーションシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】熱交換器の隔壁が破損し、且つ断水が発生した場合に、汚水が清水循環路に流入することを防ぐと共に、使用者に報知することができるので、飲用による健康被害の発生を防止することができる安全性に優れたコージェネレーションシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のコージェネレーションシステムは、エンジン発電機等の排熱装置の排熱により加熱された清水が循環する清水循環路と、浴槽水等の汚水が循環する汚水循環路と、前記清水と前記汚水の間で熱交換を行う少なくとも1の熱交換器と、を備え、前記清水の熱を前記熱交換器により前記汚水に供給して前記汚水の加熱を行うことが可能なコージェネレーションシステムであって、前記清水循環路の前記熱交換器の上流側に配設された上流側電磁弁と、前記清水循環路の前記熱交換器の下流側に配設された下流側電磁弁と、を備えた構成を有している。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明のコージェネレーションシステムは、エンジン発電機等の排熱装置の排熱により加熱された清水が循環する清水循環路と、浴槽水等の汚水が循環する汚水循環路と、前記清水と前記汚水の間で熱交換を行う少なくとも1の熱交換器と、を備え、前記清水の熱を前記熱交換器により前記汚水に供給して前記汚水の加熱を行うことが可能なコージェネレーションシステムであって、前記清水循環路の前記熱交換器の上流側に配設された上流側電磁弁と、前記清水循環路の前記熱交換器の下流側に配設された下流側電磁弁と、を備えた構成を有している。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、都市ガス、LPガス等を用いてガスエンジン発電機や燃料電池発電機を運転し電気を発生し、副産物として発生した熱を貯湯式の湯水の加熱に利用するコージェネレーションシステムに関し、特に、断水時に汚水が清水循環路に流入することを防ぎ、健康被害の発生を防止することができるコージェネレーションシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来のコージェネレーションシステムを示す構成図である。
図4において、10は循環路、10aは循環路10に配設され浴槽の湯(浴槽水)の追い焚きを行う積層型の熱交換器、10bは熱交換器10aと浴槽の間に浴槽水を循環させる浴槽循環路、11は内部に温度成層を形成する貯湯タンク、11aは給湯を行う給湯口、12は湯水を循環させる循環ポンプ、13は循環ポンプ12からの吐出湯を一方のパイプを経由して貯湯タンク11へ送出するか又は他方のパイプへ送出する上部用三方弁、14は貯湯タンク11の底部の水を循環路10へ送出するか又は上部用三方弁13と共に循環路を形成する底部用三方弁、15はエアコンの室外機の排熱(凝縮熱)を熱交換する熱交換器、16は後述のガスエンジン20の排熱を熱交換する熱交換器、17は循環路10の湯水を加熱する補助熱源器、18はエアコンの室内機、19はガスエンジン20や後述のコンプレッサ等を内蔵した室外機、21はガスエンジン20で駆動されるコンプレッサである。
【0003】
以上のように構成された貯湯式の給湯熱源装置について、その動作を説明する。
貯湯タンク11内に加熱された湯を貯湯する際には、底部三方弁14により貯湯タンク11の底部の水を循環路10に取り出し、その水を加熱部15〜17で加熱しながら循環路10を循環させて、その加熱された湯を上部三方弁13により貯湯タンク11の上部に戻して温度成層を形成して貯湯する。また、熱交換器10aにおいては、循環路10を循環する湯の熱を浴槽循環路10bを循環する浴槽水に供給することで、浴槽の湯の追い焚きを行うことができる。
【0004】
図5は熱交換器10aの一例としての積層型熱交換器の部分断面図である。
図5において、10aは熱交換器、22は熱交換器10aの熱の供給側すなわち循環路10側の通水路、23は熱交換器10aの熱の受給側すなわち浴槽循環路10b側の通水路、24は通水路22と通水路23とを隔てる隔壁である。
積層型の熱交換器10aは、隔壁24を隔てて循環路10側の通水路22と浴槽循環路10b側の通水路23が配設され、通水路22と通水路23との間で熱交換を行っている。熱交換器10aの内部にはこのような通水路22と通水路23が無数に形成され隔壁24の表面積を大きくすることで熱交換効率を高めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のコージェネレーションシステムでは、以下のような課題を有していた。
(1)熱交換器10aの隔壁24が破損し、且つ給水側に断水が発生した場合、通水路23に通水されている浴槽水が通水路22側へ逆流して浸入し、循環路10を介して貯湯タンク11に貯湯される等して、例えばこれを使用者が飲用した場合に健康被害が発生するおそれがあり安全性に欠けるという課題を有していた。
【0006】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、熱交換器の隔壁が破損し、且つ給水側に断水が発生した場合にも、汚水が清水循環路に流入することを防ぐと共に、使用者に報知し、飲用による健康被害の発生を防止することができる安全性に優れたコージェネレーションシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のコージェネレーションシステムは、以下の構成を有している。
【0008】
本発明の請求項1に記載のコージェネレーションシステムは、エンジン発電機等の排熱装置の排熱により加熱された清水が循環する清水循環路と、浴槽水等の汚水が循環する汚水循環路と、前記清水と前記汚水の間で熱交換を行う少なくとも1の熱交換器と、を備え、前記清水の熱を前記熱交換器により前記汚水に供給して前記汚水の加熱を行うことが可能なコージェネレーションシステムであって、前記清水循環路の前記熱交換器の上流側に配設された上流側電磁弁と、前記清水循環路の前記熱交換器の下流側に配設された下流側電磁弁と、を備えた構成を有している。
【0009】
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)上流側電磁弁及び下流側電磁弁を閉じることができるので、熱交換器の内部の隔壁が破損し、且つ給水側で断水が発生した場合であっても、汚水循環路を循環する汚水が破損部分から清水循環路に浸入して循環することを防ぎ、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
(2)熱交換器が使用されない場合は常に上流側電磁弁及び下流側電磁弁を閉じておくことで、熱交換器の内部の隔壁が破損し、且つ給水側で断水が発生した場合であっても、汚水循環路を循環する汚水が破損部分から清水循環路に浸入し循環することを防ぎ、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
【0010】
ここで、熱交換器において熱交換される清水や汚水としては、清水としては貯湯タンクに貯湯された湯やバーナー等により加熱された湯等であり、汚水としては浴槽水や床暖房等の暖房機の熱媒、エンジン発電機の排熱回収用熱媒等である。
【0011】
請求項2に記載のコージェネレーションシステムは、請求項1に記載の発明において、前記上流側電磁弁及び前記下流側電磁弁が、弁箱の内部に配設されたダイヤフラム部と、前記弁箱の内部に形成され前記ダイヤフラム部により上下に分離された上部弁室及び下部弁室と、前記下部弁室から前記熱交換器に接続された熱交換器側接続口と、前記下部弁室の下部壁面に前記ダイヤフラム部に向けて立設された弁座部と、前記弁座部から前記清水循環路に接続された循環接続口と、前記ダイヤフラム部に形成され前記上部弁室と前記下部弁室を連通させるバイパス孔と、前記弁座部の上方の前記ダイヤフラム部に形成されたパイロット孔と、上部弁室内の前記パイロット孔の上方に上下動自在に配設され下降して前記パイロット孔を先端部により閉止すると共に前記ダイヤフラム部を押圧して前記弁座に当接させ前記弁座を閉止する弁棒部と、前記弁棒部を下方へ付勢するコイルばねと、通電により前記弁棒部を上方へ移動させるソレノイド部と、を備えた構成を有している。
【0012】
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)熱交換器の隔壁が破損し、且つ給水側で断水が発生した場合に、熱交換器に浸入する汚水の水圧が下部弁室だけでなくバイパス孔を介して上部弁室にも印加されるため、ダイヤフラム部に上部弁室側からも水圧がかかり弁座を強固に閉止することができる。
(2)熱交換器の破損部分から汚水が浸入し清水循環路に急激に水圧が印加された場合であっても、弁座を強固に閉止して汚水が清水循環路を循環することを防ぐことができるので、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
【0013】
ここで、ダイヤフラム部の上部に添設して板状のフランジ部を設けることもできる。これにより、パイロット孔やバイパス孔の周囲を補強して弁動作を確実に行うことができると共に、ダイヤフラム部の耐久性を向上させることができる。
【0014】
請求項3に記載のコージェネレーションシステムは、エンジン発電機等の排熱装置の排熱により加熱された水が循環する供給側水循環路と、床暖房等の暖房機の水等からなる熱媒が循環する受給側水循環路と、前記供給側水循環路を循環する加熱された水と前記受給側水循環路を循環する熱媒との間で熱交換を行う少なくとも1の熱交換器と、を備え、前記供給側水循環路を循環する水の熱を前記熱交換器により前記受給側水循環路を循環する熱媒に供給して前記熱媒の加熱を行うことが可能なコージェネレーションシステムであって、前記供給側水循環路又は前記受給側水循環路に配設され前記供給側水循環路又は前記受給側水循環路を循環する前記水又は前記熱媒が一時的に貯留される水タンクと、前記水タンクの水位を検知する水位電極と、を備えた構成を有している。
【0015】
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)熱交換器の隔壁が破損した場合には、一方の循環路を流れる水又は熱媒が他方の循環路に浸入し循環路内の水量が増加し循環路に設けられた水タンクの水位が上昇するため、この水位の上昇を水位電極により検知することで、熱交換器の隔壁の破損を検知することができる。
【0016】
請求項4に記載のコージェネレーションシステムは、請求項3に記載の発明において、全体を制御する制御装置を備え、前記制御装置は、前記水位電極により前記供給側水循環路又は前記受給側水循環路を循環する前記水の量が増加したことを検知した場合に、前記熱交換器の隔壁が破損したことを報知する警告を表示又は警報を発する警報部を有する構成を有している。
【0017】
この構成により、請求項3の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)熱交換器の隔壁が破損したことを水位電極により検知し警報部により使用者に報知することができるので、熱交換器の隔壁の破損部分から一方の循環路を流れる汚水が他方の循環路に浸入した場合に、使用者が汚水を飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
【0018】
ここで、警報部としては、コージェネレーションシステムの操作を行う操作板や運転状態等を表示する表示部等を有するリモコン等が用いられる。
【0019】
請求項5に記載のコージェネレーションシステムは、請求項4に記載の発明において、給水口に接続された水道の断水が発生した場合に前記断水を圧力の低下として検知する圧力スイッチを備え、前記制御装置は、表示部に警告が表示された状態で前記圧力スイッチにより水圧の低下を検知した場合に、警報を発する警報部を有する構成を有している。
【0020】
この構成により、請求項4の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)熱交換器の隔壁が破損した状態で断水が発生した場合に、一方の循環路を流れる水が他方の循環路に浸入したことを警報部により使用者に報知することで、使用者が汚水を飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
【0021】
以下、本発明の実施の形態について、図1を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1によるコージェネレーションシステムを示す構成図である。
図1において、1は温度成層を形成して貯湯を行う貯湯系統、2は図示しないガスエンジン発電機の排熱を利用して(例えばウォータージャケットからの湯を利用して)貯湯系統1における湯水の加熱等を行うエンジン排熱系統、3は温水を使用し暖房を行う暖房系統、4は高温暖房を行う高温暖房系統、5は風呂の追い焚きのための熱交換を行う風呂加熱系統、6は風呂の追い焚きを行う風呂追い焚き系統、7は全体を制御する制御装置、8は給湯系統、9は制御装置7に設けられた警報部である。
【0022】
貯湯系統1は、貯湯タンク101、循環ポンプ102、逆流防止の逆止弁102a、湯水の温度を計測する貯湯サーミスタ103〜106、通水のオン、オフ制御を行うと共に通水水量を連続的に制御する循環比例弁107、循環する湯水の温度を計測する循環サーミスタ109、貯湯タンク101の温度成層を形成するためのじゃま板110、111、排水口123、逃し弁123a、熱の供給側124aと受給側124bとから成る熱交換器124、循環ポンプ102から吐出される湯水をバイパスする貯湯弁125、系統内に負圧が生じた場合に外部から空気を導入して負圧による管の変形等を防ぐバキュームブレーカ126、系統内の水圧を検知する圧力スイッチ127を有する。
エンジン排熱系統2は、排熱ポンプ201、湯が100℃を越えないように大気に開放されたエンジン冷却水タンク202、暖房系統3との間において熱の供給を行う供給側204aと熱の受給側204bとを有する熱交換器204、排熱サーミスタ205、図示しないガスエンジン発電機の発電能力に余剰が生じた場合にその余剰電力を回収して熱源として使用するための余剰電力回収ヒータ206、排熱ポンプ201からの湯水が吐出される往路口207、図示しないガスエンジン発電機のウォータージャケットからの湯水が供給される戻り口208を有する。
エンジン冷却水タンク202は、排熱警告水位電極210、排熱高水位電極211、排熱低水位電極212、排熱基準電極213を有し、排熱基準電極213と、各々の水位電極、排熱警告水位電極210、排熱高水位電極211、排熱低水位電極212との間に低電圧を印加し通電するかどうかで水位を判断するようになっている。これにより、エンジン冷却水タンク202には、排熱低水位電極212により水位が低下したことを検知すると、排熱補給水弁209を介して後述の給水口より補給水が供給され、水位が排熱高水位電極211に達するとそれを検知して排熱補給水弁209を閉じる。なお、排熱補給水弁209がゴミ噛み或いは後述のように熱交換器124の隔壁が破損して孔があき、熱の受給側124bから熱の供給側124aへ水が流れ込み、エンジン冷却水タンク202の水位が上昇する場合は、水位が排熱警告水位電極210に達するとそれを検知して警告や警報を発する。
【0023】
暖房系統3は、暖房ポンプ301、高温暖房系統4側に配設された熱の供給側302aと暖房系統3側に配設された熱の受給側302bとから成る熱交換器302、暖房サーミスタ303、バイパス回路304、暖房水タンク306、往路口307、戻り口308を有する。
暖房水タンク306は、暖房警告水位電極310、暖房高水位電極311、暖房低水位電極312、暖房基準電極313を有し、暖房基準電極313と、各々の水位電極、暖房警告水位電極310、暖房高水位電極311、暖房低水位電極312との間に低電圧を印加し通電するかどうかで水位を判断するようになっている。これにより、暖房水タンク306には、暖房低水位電極312により水位が低下したことを検知すると、暖房補給水弁314を介して後述の給水口より補給水が供給され、水位が暖房高水位電極311に達するとそれを検知して暖房補給水弁314を閉じる。なお、暖房補給水弁314がゴミ噛み或いは後述のように熱交換器302の隔壁が破損して孔があき、熱の供給側302aから熱の受給側302bへ水が流れ込み、暖房水タンク306の水位が上昇する場合は、水位が暖房警告水位電極310に達するとそれを検知して警告や警報を発する。
高温暖房系統4は、方向性のある水流センサ(方向性水流センサ、図示せず)を有する補助熱源器401、補助熱源出サーミスタ402a、補助熱源入サーミスタ402b、高温暖房系統4を作動させるためのオン、オフ動作の暖房弁403、補助熱源水量センサ404を有する。
風呂加熱系統5は、熱の供給側501aと熱の受給側501bとから成る熱交換器501、熱交換器501の熱の供給側501aの上流側に配設された上流側電磁弁502a、熱交換器501の熱の供給側501aの下流側に配設された下流側電磁弁502bを有する。
風呂追い焚き系統6は、風呂ポンプ601、図示しない浴槽へ追焚用の湯を供給する往路口602、図示しない浴槽からの湯水が供給される戻り口603、湯張りの湯が貯湯系統1のお湯張り弁114、逆止弁115、116から供給される湯供給管604、図示しない浴槽と熱交換器501の間を循環する湯水の温度を計測する風呂サーミスタ605、風呂追い焚き系統6を循環する循環水流を検出する風呂水流スイッチ607、図示しない浴槽の水位を検出する水位センサ608を有する。
【0024】
給湯系統8は、図示しない台所や洗面所への給湯と、図示しない浴槽へのお湯張り回路を含むもので、逆流防止の逆止弁115、116、122、通水水量を連続的に制御すると共に湯と水の混合比を制御する湯比例弁112a、水比例弁112b、通水のオン、オフ制御を行うお湯張り弁114、お湯張り水量センサ114a、給湯口117、給水口118、圧力調整の減圧弁119、給水温度を計測する給水サーミスタ120、水量を計測する給水水量センサ121、高温出湯防止弁128、水閉止手動弁129、130、給湯温度を計測する給湯サーミスタ131を有する。
【0025】
図2は追い焚き時の上流側電磁弁502a、下流側電磁弁502bの動作を示す概略構成図であり、図3は追い焚き時以外の上流側電磁弁502a、下流側電磁弁502bの動作を示す概略構成図である。
図中、502aは上流側電磁弁、701aは上流側電磁弁502aの弁箱、703aは上流側電磁弁502a内部に配設されたダイヤフラム部、704aは弁箱701a内においてダイヤフラム部703aにより区切られた上部側の上部弁室、705aは弁箱701a内においてダイヤフラム部703aにより区切られた下部側の下部弁室、706aはダイヤフラム部703aの上部弁室704a側に添設されたフランジ部、707aはダイヤフラム部703aとフランジ部706aに連通され上部弁室704aと下部弁室705aを連通させるパイロット孔、708aはダイヤフラム部703aとフランジ部706aに連通され上部弁室704aと下部弁室705aを連通させるバイパス孔、709aは上部弁室704aの上部の摺動孔に摺動自在に収納され下降してパイロット孔707aを上部弁室704a側から閉止すると共に、フランジ部706aを上部側から押圧して後述の弁座部を閉止する弁棒部であり、弁棒部709aの下端部にはゴム等の弾性体よりなるパッキン材709a′が装着されている。710aは摺動孔の中央に配設され弁棒部709aを下方へ付勢するコイルばね、711aは通電により弁棒部709aを上方へ移動させるソレノイド部、712aは熱交換器501の熱の供給側501aの上流側に接続された熱交換器側接続口、713aは図1で示した貯湯タンク101や補助熱源器401の下流側に接続された循環接続口、714aは循環接続口713aの先端部の弁座部である。
また、502bは下流側電磁弁、701bは下流側電磁弁502bの弁箱、703bは下流側電磁弁502b内部に配設されたダイヤフラム部、704bは弁箱701b内においてダイヤフラム部703bにより区切られた上部側の上部弁室、705bは弁箱701b内においてダイヤフラム部703bにより区切られた下部側の下部弁室、706bはダイヤフラム部703bの上部弁室704b側に添設されたフランジ部、707bはダイヤフラム部703bとフランジ部706bに連通され上部弁室704bと下部弁室705bを連通させるパイロット孔、708bはダイヤフラム部703bとフランジ部706bに連通され上部弁室704bと下部弁室705bを連通させるバイパス孔、709bは上部弁室704bの上部の摺動孔に摺動自在に収納され下降してパイロット孔707bを上部弁室704b側から閉止すると共に、フランジ部706bを上部側から押圧して後述の弁座部を閉止する弁棒部であり、弁棒部709bの下端部にはゴム等の弾性体よりなるパッキン材709b′が装着されている。710bは摺動孔の中央に配設され弁棒部709bを下方へ付勢するコイルばね、711bは通電により弁棒部709bを上方へ移動させるソレノイド部、712bは熱交換器501の熱の供給側501aの下流側に接続された熱交換器側接続口、713bは図1で示した熱交換器124の上流側に接続された循環接続口、714bは循環接続口713bの先端部の弁座部である。
【0026】
以上のように構成されたコージェネレーションシステムについて、その動作を図を用いて説明する。なお、本実施の形態1においては、風呂加熱系統5は追い焚き時に加熱された清水が循環する清水循環路であり、風呂追い焚き系統6は追い焚き時に図示しない浴槽の水等の汚水が循環する汚水循環路である。
【0027】
まず、風呂の追い焚きを行う風呂追い焚き系統6(汚水循環路)について追い焚き時の動作を説明する。
図1に示すように、風呂追い焚き系統6(汚水循環路)を循環する浴槽水等の汚水は、風呂追い焚き用の熱交換器501から熱を受給し、加熱され、風呂ポンプ601から吐出され、往路口602から図示しない浴槽へ供給される。図示しない浴槽からの戻り湯は戻り口603、水位センサ608、風呂サーミスタ605、風呂水流スイッチ607を経由して熱交換器501に戻る。風呂ポンプ601を所定時間(例えば20分)おきに一定時間(例えば1分)運転させることにより風呂サーミスタ605の計測温度が所定温度(例えば40℃)以下になれば自動的に追い焚きを行うようにすることもできる。なお、湯供給管604は給湯系統8からお湯張り弁114を介して湯を供給することにより湯張りを行うためのものである。
次に、風呂の追い焚きのための熱交換を行う風呂加熱系統5(清水循環路)について追い焚き時の動作を説明する。
風呂の追い焚き時には、風呂加熱系統5(清水循環路)は上流側電磁弁502a、下流側電磁弁502bのオンにより動作を開始する。図1に示すように、上流側電磁弁502a、下流側電磁弁502bをオンにすると、循環ポンプ102→補助熱源器401→上流側電磁弁502a→熱交換器501→下流側電磁弁502b→熱交換器124の循環路が形成される。
このとき、上流側電磁弁502a、下流側電磁弁502bにおいては、図2に示すように、上流側電磁弁502a、下流側電磁弁502bをオンにすると、ソレノイド部711a、711bに通電することにより、弁棒部709a、709bが上部側へ移動し、ダイヤフラム部703a、703bが上部側へ移動する。これにより、電磁弁502aにおいては、循環接続口713aから下部弁室705aを通って熱交換器側接続口712aへ連通する流路が形成される。また、電磁弁502bにおいては、熱交換器側接続口712bから下部弁室705bを通って循環接続口713bへ連通する流路が形成される。
このようにして、熱交換器501において熱の供給側501aから熱の受給側501bへ熱の供給が行われ、風呂の追い焚きが行われる。なお、補助熱源入サーミスタ404の計測温度が所定温度(例えば60℃)以下の場合には補助熱源器401が動作し、熱交換器501において十分な熱の供給が行われる。
【0028】
追い焚き時以外においては、図3に示すように、電磁弁502a、502bはオフされている。すなわち、ソレノイド部711a、711bに通電しないため、コイルばね710a、710bにより弁棒部709a、709bが下方側へ付勢され、パイロット孔707a、707bが塞がれていると共に、フランジ部706a、706b及びダイヤフラム部703a、703bにより弁座部714a、714bが塞がれている。
【0029】
ここで、熱交換器501において、熱の供給側501aの通水路と熱の受給側501bの通水路とを隔てる隔壁が破損すると、通常時は風呂加熱系統5側である熱の供給側501aの通水路の方が高圧であるため、熱の供給側501aの通水路を流れる水は、隔壁の破損部分から熱の受給側501bの通水路へ浸入する。この場合、図示しない浴槽の水位が上昇しあふれることはあっても、汚水である浴槽水は清水側である熱の供給側501aには浸入しないため問題ない。しかしながら、水道等の給水側の断水時においては、風呂加熱系統5側である熱の供給側501aの通水路の方が低圧となり、熱の受給側501bの水が隔壁の破損部分から熱の供給側501aの通水路へ浸入する。
このとき、本実施の形態1のコージェネレーションシステムにおいては、電磁弁502a、502bにより汚水の浸入を防止している。以下その動作について説明する。
図3に示すように、上流側電磁弁502a、下流側電磁弁502bをオフした状態で、熱交換器501の熱の供給側501a(清水循環路)に汚水が浸入した場合、上流側電磁弁502a、下流側電磁弁502bの各々の弁室に熱交換器側接続口712a、712bを介して汚水による水圧がかかる。水圧は、下部弁室705a、705bだけでなくバイパス孔708a、708bを介して上部弁室704a、704bにもかかるため、弁棒部709a、709bにより弁座部714a、714bが強固に閉止される。これにより、急激に水圧が印加された場合であっても汚水が清水循環路に浸入して循環することを防ぎ、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
【0030】
続いて、熱交換器の隔壁の破損を検知し使用者に報知する動作について説明する。本実施の形態1においては、一例として、図示しない外部の暖房機に使用される熱媒水が循環する暖房系統3(受給側水循環路)と高温暖房系統4(供給側水循環路)との間で熱交換を行う積層型の熱交換器302の隔壁が破損した場合について説明する。
まず、暖房系統3(受給側水循環路)について図1を用いて説明する。
図1に示すように、暖房系統3(受給側水循環路)を循環する水は熱交換器204でエンジン排熱系統2からの熱を受給し、熱交換器302に達する。熱交換器302は図示しない高温暖房機を使用する高温の暖房を行うためのものであり、低温床暖房の場合には、熱交換器302で熱交換が行われることなく通過し、暖房水タンク306を経由し、暖房ポンプ301から吐出され、暖房サーミスタ303を経由して往路口307から吐出される。往路口307から吐出された湯は図示しない暖房機を経由して戻り口308から供給され循環する。バイパス回路304は暖房機に設けられた開閉弁がオフ状態のときに熱交換器204、302で熱交換した湯の温度が検知できなくなることを防止するためのものである。即ち、暖房機に設けられた開閉弁がオフ状態のときには、暖房ポンプ301の駆動により、暖房サーミスタ303からバイパス回路304、暖房水タンク306を介して暖房ポンプ301に戻る循環路を形成して暖房サーミスタ303に湯を通過させることで湯の温度を検知することができる。また、暖房水タンク306内の水位が所定の水位より下がった場合には暖房補給水弁314から暖房水タンク306に補給水が供給される。
【0031】
ここで、熱交換器302において、熱の供給側302aの通水路(供給側水循環路)と熱の受給側302bの通水路(受給側水循環路)とを隔てる隔壁が破損した場合、通常、給水口118に接続された水道圧により高温暖房系統4側である熱の供給側302aの通水路(供給側水循環路)の方が高圧であるため、熱の供給側302aの通水路(供給側水循環路)を流れる水が隔壁の破損部分から熱の受給側302bの通水路(受給側水循環路)へ浸入する。
これにより、暖房系統3に高温暖房系統4から水が浸入すると、暖房水タンク306に貯留された水が増加する。制御装置7は暖房警告水位電極310により所定水位以上の上昇を検知した場合は、制御装置7に接続されたリモコン等の警報部9の表示部に警告を表示する。
このように、通常は、熱交換器302の内部の隔壁が破損した場合であっても、暖房系統3(受給側水循環路)を循環する水は高温暖房系統4(供給側水循環路)に浸入しないため、警告表示を行うものの健康被害等が発生する可能性は低く問題はない。しかしながら、熱交換器302の内部の隔壁が破損した状態で断水が発生した場合、高温暖房系統4側である熱の供給側302aの通水路(受給側水循環路)の方が低圧となるため、熱の受給側302bの通水路(供給側水循環路)を流れる水(汚水)が隔壁の破損部分から熱の供給側302aの通水路(供給側水循環路)へ浸入する。
断水が発生した場合、給水口118に接続された水道圧が低下するため、圧力スイッチ127により圧力の低下が検知される。制御装置7は圧力スイッチ127により圧力の低下を検知すると、警報部9により警報を報知すると共にすべての運転を停止させる。また、このとき、警告が発せられた状態、すなわち熱交換器302の隔壁に破損が生じている状態であれば、破損部分から汚水が浸入している可能性があるため、断水の解除を圧力スイッチにより検知した後に系統の管内の洗管を行うことが好ましい。これにより、すべての系統の管内を洗管することで浸入した汚水を洗い流すことができ、使用者が汚水を飲用して健康被害が発生することを防ぎ、安全性及び信頼性に優れる。なお、このときの洗浄水は、すべて図示しない浴槽に排出することが好ましい。
【0032】
なお、本実施の形態1においては一例として熱交換器302について説明したが、これに限られるものではなく、熱交換器124の隔壁が破損した場合についても同様の動作により熱交換器の隔壁の破損を検知し使用者に報知することができる。
【0033】
以上のように本実施の形態1におけるコージェネレーションシステムは構成されているので、以下のような作用を有する。
(1)追い焚き時以外の場合は常に上流側電磁弁502a及び下流側電磁弁502bが閉止しているため、熱交換器501の内部の隔壁が破損し、且つ断水が発生した場合であっても、風呂追い焚き系統6(汚水循環路)を循環する浴槽水(汚水)が破損部分から風呂加熱系統5(清水循環路)に浸入し循環することを防ぎ、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
(2)熱交換器501の隔壁が破損し、且つ断水が発生した場合に、熱交換器501に浸入する汚水の水圧が下部弁室705a、705bだけでなくバイパス孔708a、708bを介して上部弁室704a、704bにも印加されるため、フランジ部706a、706bに上部弁室704a、704b側からも水圧がかかり弁座部714a、714bを強固に閉止することができ、風呂加熱系統5(清水循環路)に急激に水圧が印加された場合であっても、弁座714a、714bを強固に閉止することにより風呂追い焚き系統6(汚水循環路)の浴槽水(汚水)が破損部分から風呂加熱系統5(清水循環路)に浸入し循環することを防ぎ、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
(3)熱交換器302の隔壁が破損した場合には、高温暖房系統4(供給側水循環路)を流れる水が暖房系統3(受給側水循環路)に浸入し循環路内の水量が増加し、暖房系統3(受給側水循環路)に設けられた暖房水タンク306の水位が上昇するため、この水位の上昇を暖房警告水位電極310により検知することで、熱交換器302の隔壁の破損を検知することができ、更に制御装置7に接続されたリモコン等の警報部9の表示部に表示することにより使用者に報知することができる。
(4)熱交換器302の隔壁が破損した場合には、高温暖房系統4(供給側水循環路)を流れる水が暖房系統3(受給側水循環路)に浸入したことを制御装置7の警報部9により使用者に報知することで、使用者が汚水を飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
(5)熱交換器124の隔壁が破損した場合には、貯湯系統1(供給側水循環路)を流れる水がエンジン排熱系統2(受給側水循環路)に浸入し循環路内の水量が増加し、エンジン排熱系統2(受給側水循環路)に設けられたエンジン冷却水タンク202の水位が上昇するため、この水位の上昇を排熱警告水位電極210により検知することで、熱交換器124の隔壁の破損を検知することができ、更に制御装置7のリモコン等の警報部9の表示部に表示することにより使用者に報知することができる。
(6)熱交換器124の隔壁が破損した場合には、貯湯系統1(供給側水循環路)を流れる水がエンジン排熱系統2(受給側水循環路)に浸入したことを制御装置7の警報部9により使用者に報知することで、使用者が汚水を飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
【発明の効果】
以上説明したように本発明のコージェネレーションシステムによれば、以下のような有利な効果が得られる。
【0034】
請求項1に記載の発明によれば、
(1)上流側電磁弁及び下流側電磁弁を閉じることができるので、熱交換器の内部の隔壁が破損し、且つ断水が発生した場合であっても、汚水循環路を循環する汚水が破損部分から清水循環路に浸入して循環することを防ぎ、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる安全性に優れたコージェネレーションシステムを提供することができる。
(2)熱交換器が使用されない場合は常に上流側電磁弁及び下流側電磁弁を閉じておくことで、熱交換器の内部の隔壁が破損し、且つ断水が発生した場合であっても、汚水循環路を循環する汚水が破損部分から清水循環路に浸入し循環することを防ぎ、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる安全性に優れたコージェネレーションシステムを提供することができる。
【0035】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、
(1)熱交換器の隔壁が破損し、且つ断水が発生した場合に、熱交換器に浸入する汚水の水圧が下部弁室だけでなくバイパス孔を介して上部弁室にも印加されるため、ダイヤフラム部に上部弁室側からも水圧がかかり弁座を強固に閉止することができるコージェネレーションシステムを提供することができる。
(2)熱交換器の破損部分から汚水が浸入し清水循環路に急激に水圧が印加された場合であっても、弁座部を強固に閉止して汚水が清水循環路を循環することを防ぐことができるので、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる安全性に優れたコージェネレーションシステムを提供することができる。
【0036】
請求項3に記載の発明によれば、
(1)熱交換器の隔壁が破損した場合には、一方の循環路を流れる水が他方の循環路に浸入し循環路内の水量が増加し循環路に設けられた水タンクの水位が上昇するため、この水位の上昇を水位電極により検知することで、熱交換器の隔壁の破損を検知することができるコージェネレーションシステムを提供することができる。
【0037】
請求項4に記載の発明によれば、請求項3の効果に加え、
(1)熱交換器の隔壁が破損したことを水位電極により検知し警報部により使用者に報知することができるので、熱交換器の隔壁の破損部分から一方の循環路を流れる汚水が他方の循環路に浸入した場合に、使用者が汚水を飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる安全性に優れたコージェネレーションシステムを提供することができる。
【0038】
請求項5に記載の発明によれば、請求項4の効果に加え、
(1)熱交換器の隔壁が破損した状態で断水が発生した場合に、一方の循環路を流れる水が他方の循環路に浸入したことを警報部により使用者に報知することで、使用者が汚水を飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる安全性に優れたコージェネレーションシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1におけるコージェネレーションシステムを示す構成図
【図2】追い焚き時の上流側電磁弁、下流側電磁弁の動作を示す概略構成図
【図3】追い焚き時以外の上流側電磁弁、下流側電磁弁の動作を示す概略構成図
【図4】従来のコージェネレーションシステムを示す構成図
【図5】積層型の熱交換器の部分断面図
【符号の説明】
1 貯湯系統
2 エンジン排熱系統
3 暖房系統
4 高温暖房系統
5 風呂加熱系統
6 風呂追い焚き系統
7 制御装置
8 給湯系統
9 警報部
101 貯湯タンク
102 循環ポンプ
102a、115、116、122 逆止弁
103、104、105、106 貯湯サーミスタ
107 循環比例弁
109 循環サーミスタ
110、111 じゃま板
112a 湯比例弁
112b 水比例弁
114 お湯張り弁
114a お湯張り水量センサ
117 給湯口
118 給水口
119 減圧弁
120 給水サーミスタ
121 給水水量センサ
123 排水口
124、204、302、501 熱交換器
124a、204a、302a、501a 熱の供給側
124b、204b、302b、501b 熱の受給側
125 貯湯弁
126 バキュームブレーカ
127 圧力スイッチ
128 高温出湯防止弁
129、130 水閉止手動弁
131 給湯サーミスタ
201 排熱ポンプ
202 エンジン冷却水タンク
205 排熱サーミスタ
206 余剰電力回収ヒータ
207、307、602 往路口
208、308、603 戻り口
209 排熱補給水弁
210 排熱警告水位電極
211 排熱高水位電極
212 排熱低水位電極
213 排熱基準電極
301 暖房ポンプ
303 暖房サーミスタ
304 バイパス回路
306 暖房水タンク
310 暖房警告水位電極
311 暖房高水位電極
312 暖房低水位電極
313 暖房基準電極
314 暖房補給水弁
401 補助熱源器
402a 補助熱源出サーミスタ
402b 補助熱源入サーミスタ
403 暖房弁
404 補助熱源水量センサ
502a 上流側電磁弁
502b 下流側電磁弁
601 風呂ポンプ
604 湯供給管
605 風呂サーミスタ
607 風呂水流スイッチ
608 水位センサ
701a、701b 弁箱
703a、703b ダイヤフラム部
704a、704b 上部弁室
705a、705b 下部弁室
706a、706b フランジ部
707a、707b パイロット孔
708a、708b バイパス孔
709a、709b 弁棒部
709a′、709b′ パッキン材
710a、710b コイルばね
711a、711b ソレノイド部
712a、712b 熱交換器側接続口
713a、713b 循環接続口
714a、714b 弁座部
【発明の属する技術分野】
本発明は、都市ガス、LPガス等を用いてガスエンジン発電機や燃料電池発電機を運転し電気を発生し、副産物として発生した熱を貯湯式の湯水の加熱に利用するコージェネレーションシステムに関し、特に、断水時に汚水が清水循環路に流入することを防ぎ、健康被害の発生を防止することができるコージェネレーションシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来のコージェネレーションシステムを示す構成図である。
図4において、10は循環路、10aは循環路10に配設され浴槽の湯(浴槽水)の追い焚きを行う積層型の熱交換器、10bは熱交換器10aと浴槽の間に浴槽水を循環させる浴槽循環路、11は内部に温度成層を形成する貯湯タンク、11aは給湯を行う給湯口、12は湯水を循環させる循環ポンプ、13は循環ポンプ12からの吐出湯を一方のパイプを経由して貯湯タンク11へ送出するか又は他方のパイプへ送出する上部用三方弁、14は貯湯タンク11の底部の水を循環路10へ送出するか又は上部用三方弁13と共に循環路を形成する底部用三方弁、15はエアコンの室外機の排熱(凝縮熱)を熱交換する熱交換器、16は後述のガスエンジン20の排熱を熱交換する熱交換器、17は循環路10の湯水を加熱する補助熱源器、18はエアコンの室内機、19はガスエンジン20や後述のコンプレッサ等を内蔵した室外機、21はガスエンジン20で駆動されるコンプレッサである。
【0003】
以上のように構成された貯湯式の給湯熱源装置について、その動作を説明する。
貯湯タンク11内に加熱された湯を貯湯する際には、底部三方弁14により貯湯タンク11の底部の水を循環路10に取り出し、その水を加熱部15〜17で加熱しながら循環路10を循環させて、その加熱された湯を上部三方弁13により貯湯タンク11の上部に戻して温度成層を形成して貯湯する。また、熱交換器10aにおいては、循環路10を循環する湯の熱を浴槽循環路10bを循環する浴槽水に供給することで、浴槽の湯の追い焚きを行うことができる。
【0004】
図5は熱交換器10aの一例としての積層型熱交換器の部分断面図である。
図5において、10aは熱交換器、22は熱交換器10aの熱の供給側すなわち循環路10側の通水路、23は熱交換器10aの熱の受給側すなわち浴槽循環路10b側の通水路、24は通水路22と通水路23とを隔てる隔壁である。
積層型の熱交換器10aは、隔壁24を隔てて循環路10側の通水路22と浴槽循環路10b側の通水路23が配設され、通水路22と通水路23との間で熱交換を行っている。熱交換器10aの内部にはこのような通水路22と通水路23が無数に形成され隔壁24の表面積を大きくすることで熱交換効率を高めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のコージェネレーションシステムでは、以下のような課題を有していた。
(1)熱交換器10aの隔壁24が破損し、且つ給水側に断水が発生した場合、通水路23に通水されている浴槽水が通水路22側へ逆流して浸入し、循環路10を介して貯湯タンク11に貯湯される等して、例えばこれを使用者が飲用した場合に健康被害が発生するおそれがあり安全性に欠けるという課題を有していた。
【0006】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、熱交換器の隔壁が破損し、且つ給水側に断水が発生した場合にも、汚水が清水循環路に流入することを防ぐと共に、使用者に報知し、飲用による健康被害の発生を防止することができる安全性に優れたコージェネレーションシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のコージェネレーションシステムは、以下の構成を有している。
【0008】
本発明の請求項1に記載のコージェネレーションシステムは、エンジン発電機等の排熱装置の排熱により加熱された清水が循環する清水循環路と、浴槽水等の汚水が循環する汚水循環路と、前記清水と前記汚水の間で熱交換を行う少なくとも1の熱交換器と、を備え、前記清水の熱を前記熱交換器により前記汚水に供給して前記汚水の加熱を行うことが可能なコージェネレーションシステムであって、前記清水循環路の前記熱交換器の上流側に配設された上流側電磁弁と、前記清水循環路の前記熱交換器の下流側に配設された下流側電磁弁と、を備えた構成を有している。
【0009】
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)上流側電磁弁及び下流側電磁弁を閉じることができるので、熱交換器の内部の隔壁が破損し、且つ給水側で断水が発生した場合であっても、汚水循環路を循環する汚水が破損部分から清水循環路に浸入して循環することを防ぎ、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
(2)熱交換器が使用されない場合は常に上流側電磁弁及び下流側電磁弁を閉じておくことで、熱交換器の内部の隔壁が破損し、且つ給水側で断水が発生した場合であっても、汚水循環路を循環する汚水が破損部分から清水循環路に浸入し循環することを防ぎ、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
【0010】
ここで、熱交換器において熱交換される清水や汚水としては、清水としては貯湯タンクに貯湯された湯やバーナー等により加熱された湯等であり、汚水としては浴槽水や床暖房等の暖房機の熱媒、エンジン発電機の排熱回収用熱媒等である。
【0011】
請求項2に記載のコージェネレーションシステムは、請求項1に記載の発明において、前記上流側電磁弁及び前記下流側電磁弁が、弁箱の内部に配設されたダイヤフラム部と、前記弁箱の内部に形成され前記ダイヤフラム部により上下に分離された上部弁室及び下部弁室と、前記下部弁室から前記熱交換器に接続された熱交換器側接続口と、前記下部弁室の下部壁面に前記ダイヤフラム部に向けて立設された弁座部と、前記弁座部から前記清水循環路に接続された循環接続口と、前記ダイヤフラム部に形成され前記上部弁室と前記下部弁室を連通させるバイパス孔と、前記弁座部の上方の前記ダイヤフラム部に形成されたパイロット孔と、上部弁室内の前記パイロット孔の上方に上下動自在に配設され下降して前記パイロット孔を先端部により閉止すると共に前記ダイヤフラム部を押圧して前記弁座に当接させ前記弁座を閉止する弁棒部と、前記弁棒部を下方へ付勢するコイルばねと、通電により前記弁棒部を上方へ移動させるソレノイド部と、を備えた構成を有している。
【0012】
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)熱交換器の隔壁が破損し、且つ給水側で断水が発生した場合に、熱交換器に浸入する汚水の水圧が下部弁室だけでなくバイパス孔を介して上部弁室にも印加されるため、ダイヤフラム部に上部弁室側からも水圧がかかり弁座を強固に閉止することができる。
(2)熱交換器の破損部分から汚水が浸入し清水循環路に急激に水圧が印加された場合であっても、弁座を強固に閉止して汚水が清水循環路を循環することを防ぐことができるので、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
【0013】
ここで、ダイヤフラム部の上部に添設して板状のフランジ部を設けることもできる。これにより、パイロット孔やバイパス孔の周囲を補強して弁動作を確実に行うことができると共に、ダイヤフラム部の耐久性を向上させることができる。
【0014】
請求項3に記載のコージェネレーションシステムは、エンジン発電機等の排熱装置の排熱により加熱された水が循環する供給側水循環路と、床暖房等の暖房機の水等からなる熱媒が循環する受給側水循環路と、前記供給側水循環路を循環する加熱された水と前記受給側水循環路を循環する熱媒との間で熱交換を行う少なくとも1の熱交換器と、を備え、前記供給側水循環路を循環する水の熱を前記熱交換器により前記受給側水循環路を循環する熱媒に供給して前記熱媒の加熱を行うことが可能なコージェネレーションシステムであって、前記供給側水循環路又は前記受給側水循環路に配設され前記供給側水循環路又は前記受給側水循環路を循環する前記水又は前記熱媒が一時的に貯留される水タンクと、前記水タンクの水位を検知する水位電極と、を備えた構成を有している。
【0015】
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)熱交換器の隔壁が破損した場合には、一方の循環路を流れる水又は熱媒が他方の循環路に浸入し循環路内の水量が増加し循環路に設けられた水タンクの水位が上昇するため、この水位の上昇を水位電極により検知することで、熱交換器の隔壁の破損を検知することができる。
【0016】
請求項4に記載のコージェネレーションシステムは、請求項3に記載の発明において、全体を制御する制御装置を備え、前記制御装置は、前記水位電極により前記供給側水循環路又は前記受給側水循環路を循環する前記水の量が増加したことを検知した場合に、前記熱交換器の隔壁が破損したことを報知する警告を表示又は警報を発する警報部を有する構成を有している。
【0017】
この構成により、請求項3の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)熱交換器の隔壁が破損したことを水位電極により検知し警報部により使用者に報知することができるので、熱交換器の隔壁の破損部分から一方の循環路を流れる汚水が他方の循環路に浸入した場合に、使用者が汚水を飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
【0018】
ここで、警報部としては、コージェネレーションシステムの操作を行う操作板や運転状態等を表示する表示部等を有するリモコン等が用いられる。
【0019】
請求項5に記載のコージェネレーションシステムは、請求項4に記載の発明において、給水口に接続された水道の断水が発生した場合に前記断水を圧力の低下として検知する圧力スイッチを備え、前記制御装置は、表示部に警告が表示された状態で前記圧力スイッチにより水圧の低下を検知した場合に、警報を発する警報部を有する構成を有している。
【0020】
この構成により、請求項4の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)熱交換器の隔壁が破損した状態で断水が発生した場合に、一方の循環路を流れる水が他方の循環路に浸入したことを警報部により使用者に報知することで、使用者が汚水を飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
【0021】
以下、本発明の実施の形態について、図1を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1によるコージェネレーションシステムを示す構成図である。
図1において、1は温度成層を形成して貯湯を行う貯湯系統、2は図示しないガスエンジン発電機の排熱を利用して(例えばウォータージャケットからの湯を利用して)貯湯系統1における湯水の加熱等を行うエンジン排熱系統、3は温水を使用し暖房を行う暖房系統、4は高温暖房を行う高温暖房系統、5は風呂の追い焚きのための熱交換を行う風呂加熱系統、6は風呂の追い焚きを行う風呂追い焚き系統、7は全体を制御する制御装置、8は給湯系統、9は制御装置7に設けられた警報部である。
【0022】
貯湯系統1は、貯湯タンク101、循環ポンプ102、逆流防止の逆止弁102a、湯水の温度を計測する貯湯サーミスタ103〜106、通水のオン、オフ制御を行うと共に通水水量を連続的に制御する循環比例弁107、循環する湯水の温度を計測する循環サーミスタ109、貯湯タンク101の温度成層を形成するためのじゃま板110、111、排水口123、逃し弁123a、熱の供給側124aと受給側124bとから成る熱交換器124、循環ポンプ102から吐出される湯水をバイパスする貯湯弁125、系統内に負圧が生じた場合に外部から空気を導入して負圧による管の変形等を防ぐバキュームブレーカ126、系統内の水圧を検知する圧力スイッチ127を有する。
エンジン排熱系統2は、排熱ポンプ201、湯が100℃を越えないように大気に開放されたエンジン冷却水タンク202、暖房系統3との間において熱の供給を行う供給側204aと熱の受給側204bとを有する熱交換器204、排熱サーミスタ205、図示しないガスエンジン発電機の発電能力に余剰が生じた場合にその余剰電力を回収して熱源として使用するための余剰電力回収ヒータ206、排熱ポンプ201からの湯水が吐出される往路口207、図示しないガスエンジン発電機のウォータージャケットからの湯水が供給される戻り口208を有する。
エンジン冷却水タンク202は、排熱警告水位電極210、排熱高水位電極211、排熱低水位電極212、排熱基準電極213を有し、排熱基準電極213と、各々の水位電極、排熱警告水位電極210、排熱高水位電極211、排熱低水位電極212との間に低電圧を印加し通電するかどうかで水位を判断するようになっている。これにより、エンジン冷却水タンク202には、排熱低水位電極212により水位が低下したことを検知すると、排熱補給水弁209を介して後述の給水口より補給水が供給され、水位が排熱高水位電極211に達するとそれを検知して排熱補給水弁209を閉じる。なお、排熱補給水弁209がゴミ噛み或いは後述のように熱交換器124の隔壁が破損して孔があき、熱の受給側124bから熱の供給側124aへ水が流れ込み、エンジン冷却水タンク202の水位が上昇する場合は、水位が排熱警告水位電極210に達するとそれを検知して警告や警報を発する。
【0023】
暖房系統3は、暖房ポンプ301、高温暖房系統4側に配設された熱の供給側302aと暖房系統3側に配設された熱の受給側302bとから成る熱交換器302、暖房サーミスタ303、バイパス回路304、暖房水タンク306、往路口307、戻り口308を有する。
暖房水タンク306は、暖房警告水位電極310、暖房高水位電極311、暖房低水位電極312、暖房基準電極313を有し、暖房基準電極313と、各々の水位電極、暖房警告水位電極310、暖房高水位電極311、暖房低水位電極312との間に低電圧を印加し通電するかどうかで水位を判断するようになっている。これにより、暖房水タンク306には、暖房低水位電極312により水位が低下したことを検知すると、暖房補給水弁314を介して後述の給水口より補給水が供給され、水位が暖房高水位電極311に達するとそれを検知して暖房補給水弁314を閉じる。なお、暖房補給水弁314がゴミ噛み或いは後述のように熱交換器302の隔壁が破損して孔があき、熱の供給側302aから熱の受給側302bへ水が流れ込み、暖房水タンク306の水位が上昇する場合は、水位が暖房警告水位電極310に達するとそれを検知して警告や警報を発する。
高温暖房系統4は、方向性のある水流センサ(方向性水流センサ、図示せず)を有する補助熱源器401、補助熱源出サーミスタ402a、補助熱源入サーミスタ402b、高温暖房系統4を作動させるためのオン、オフ動作の暖房弁403、補助熱源水量センサ404を有する。
風呂加熱系統5は、熱の供給側501aと熱の受給側501bとから成る熱交換器501、熱交換器501の熱の供給側501aの上流側に配設された上流側電磁弁502a、熱交換器501の熱の供給側501aの下流側に配設された下流側電磁弁502bを有する。
風呂追い焚き系統6は、風呂ポンプ601、図示しない浴槽へ追焚用の湯を供給する往路口602、図示しない浴槽からの湯水が供給される戻り口603、湯張りの湯が貯湯系統1のお湯張り弁114、逆止弁115、116から供給される湯供給管604、図示しない浴槽と熱交換器501の間を循環する湯水の温度を計測する風呂サーミスタ605、風呂追い焚き系統6を循環する循環水流を検出する風呂水流スイッチ607、図示しない浴槽の水位を検出する水位センサ608を有する。
【0024】
給湯系統8は、図示しない台所や洗面所への給湯と、図示しない浴槽へのお湯張り回路を含むもので、逆流防止の逆止弁115、116、122、通水水量を連続的に制御すると共に湯と水の混合比を制御する湯比例弁112a、水比例弁112b、通水のオン、オフ制御を行うお湯張り弁114、お湯張り水量センサ114a、給湯口117、給水口118、圧力調整の減圧弁119、給水温度を計測する給水サーミスタ120、水量を計測する給水水量センサ121、高温出湯防止弁128、水閉止手動弁129、130、給湯温度を計測する給湯サーミスタ131を有する。
【0025】
図2は追い焚き時の上流側電磁弁502a、下流側電磁弁502bの動作を示す概略構成図であり、図3は追い焚き時以外の上流側電磁弁502a、下流側電磁弁502bの動作を示す概略構成図である。
図中、502aは上流側電磁弁、701aは上流側電磁弁502aの弁箱、703aは上流側電磁弁502a内部に配設されたダイヤフラム部、704aは弁箱701a内においてダイヤフラム部703aにより区切られた上部側の上部弁室、705aは弁箱701a内においてダイヤフラム部703aにより区切られた下部側の下部弁室、706aはダイヤフラム部703aの上部弁室704a側に添設されたフランジ部、707aはダイヤフラム部703aとフランジ部706aに連通され上部弁室704aと下部弁室705aを連通させるパイロット孔、708aはダイヤフラム部703aとフランジ部706aに連通され上部弁室704aと下部弁室705aを連通させるバイパス孔、709aは上部弁室704aの上部の摺動孔に摺動自在に収納され下降してパイロット孔707aを上部弁室704a側から閉止すると共に、フランジ部706aを上部側から押圧して後述の弁座部を閉止する弁棒部であり、弁棒部709aの下端部にはゴム等の弾性体よりなるパッキン材709a′が装着されている。710aは摺動孔の中央に配設され弁棒部709aを下方へ付勢するコイルばね、711aは通電により弁棒部709aを上方へ移動させるソレノイド部、712aは熱交換器501の熱の供給側501aの上流側に接続された熱交換器側接続口、713aは図1で示した貯湯タンク101や補助熱源器401の下流側に接続された循環接続口、714aは循環接続口713aの先端部の弁座部である。
また、502bは下流側電磁弁、701bは下流側電磁弁502bの弁箱、703bは下流側電磁弁502b内部に配設されたダイヤフラム部、704bは弁箱701b内においてダイヤフラム部703bにより区切られた上部側の上部弁室、705bは弁箱701b内においてダイヤフラム部703bにより区切られた下部側の下部弁室、706bはダイヤフラム部703bの上部弁室704b側に添設されたフランジ部、707bはダイヤフラム部703bとフランジ部706bに連通され上部弁室704bと下部弁室705bを連通させるパイロット孔、708bはダイヤフラム部703bとフランジ部706bに連通され上部弁室704bと下部弁室705bを連通させるバイパス孔、709bは上部弁室704bの上部の摺動孔に摺動自在に収納され下降してパイロット孔707bを上部弁室704b側から閉止すると共に、フランジ部706bを上部側から押圧して後述の弁座部を閉止する弁棒部であり、弁棒部709bの下端部にはゴム等の弾性体よりなるパッキン材709b′が装着されている。710bは摺動孔の中央に配設され弁棒部709bを下方へ付勢するコイルばね、711bは通電により弁棒部709bを上方へ移動させるソレノイド部、712bは熱交換器501の熱の供給側501aの下流側に接続された熱交換器側接続口、713bは図1で示した熱交換器124の上流側に接続された循環接続口、714bは循環接続口713bの先端部の弁座部である。
【0026】
以上のように構成されたコージェネレーションシステムについて、その動作を図を用いて説明する。なお、本実施の形態1においては、風呂加熱系統5は追い焚き時に加熱された清水が循環する清水循環路であり、風呂追い焚き系統6は追い焚き時に図示しない浴槽の水等の汚水が循環する汚水循環路である。
【0027】
まず、風呂の追い焚きを行う風呂追い焚き系統6(汚水循環路)について追い焚き時の動作を説明する。
図1に示すように、風呂追い焚き系統6(汚水循環路)を循環する浴槽水等の汚水は、風呂追い焚き用の熱交換器501から熱を受給し、加熱され、風呂ポンプ601から吐出され、往路口602から図示しない浴槽へ供給される。図示しない浴槽からの戻り湯は戻り口603、水位センサ608、風呂サーミスタ605、風呂水流スイッチ607を経由して熱交換器501に戻る。風呂ポンプ601を所定時間(例えば20分)おきに一定時間(例えば1分)運転させることにより風呂サーミスタ605の計測温度が所定温度(例えば40℃)以下になれば自動的に追い焚きを行うようにすることもできる。なお、湯供給管604は給湯系統8からお湯張り弁114を介して湯を供給することにより湯張りを行うためのものである。
次に、風呂の追い焚きのための熱交換を行う風呂加熱系統5(清水循環路)について追い焚き時の動作を説明する。
風呂の追い焚き時には、風呂加熱系統5(清水循環路)は上流側電磁弁502a、下流側電磁弁502bのオンにより動作を開始する。図1に示すように、上流側電磁弁502a、下流側電磁弁502bをオンにすると、循環ポンプ102→補助熱源器401→上流側電磁弁502a→熱交換器501→下流側電磁弁502b→熱交換器124の循環路が形成される。
このとき、上流側電磁弁502a、下流側電磁弁502bにおいては、図2に示すように、上流側電磁弁502a、下流側電磁弁502bをオンにすると、ソレノイド部711a、711bに通電することにより、弁棒部709a、709bが上部側へ移動し、ダイヤフラム部703a、703bが上部側へ移動する。これにより、電磁弁502aにおいては、循環接続口713aから下部弁室705aを通って熱交換器側接続口712aへ連通する流路が形成される。また、電磁弁502bにおいては、熱交換器側接続口712bから下部弁室705bを通って循環接続口713bへ連通する流路が形成される。
このようにして、熱交換器501において熱の供給側501aから熱の受給側501bへ熱の供給が行われ、風呂の追い焚きが行われる。なお、補助熱源入サーミスタ404の計測温度が所定温度(例えば60℃)以下の場合には補助熱源器401が動作し、熱交換器501において十分な熱の供給が行われる。
【0028】
追い焚き時以外においては、図3に示すように、電磁弁502a、502bはオフされている。すなわち、ソレノイド部711a、711bに通電しないため、コイルばね710a、710bにより弁棒部709a、709bが下方側へ付勢され、パイロット孔707a、707bが塞がれていると共に、フランジ部706a、706b及びダイヤフラム部703a、703bにより弁座部714a、714bが塞がれている。
【0029】
ここで、熱交換器501において、熱の供給側501aの通水路と熱の受給側501bの通水路とを隔てる隔壁が破損すると、通常時は風呂加熱系統5側である熱の供給側501aの通水路の方が高圧であるため、熱の供給側501aの通水路を流れる水は、隔壁の破損部分から熱の受給側501bの通水路へ浸入する。この場合、図示しない浴槽の水位が上昇しあふれることはあっても、汚水である浴槽水は清水側である熱の供給側501aには浸入しないため問題ない。しかしながら、水道等の給水側の断水時においては、風呂加熱系統5側である熱の供給側501aの通水路の方が低圧となり、熱の受給側501bの水が隔壁の破損部分から熱の供給側501aの通水路へ浸入する。
このとき、本実施の形態1のコージェネレーションシステムにおいては、電磁弁502a、502bにより汚水の浸入を防止している。以下その動作について説明する。
図3に示すように、上流側電磁弁502a、下流側電磁弁502bをオフした状態で、熱交換器501の熱の供給側501a(清水循環路)に汚水が浸入した場合、上流側電磁弁502a、下流側電磁弁502bの各々の弁室に熱交換器側接続口712a、712bを介して汚水による水圧がかかる。水圧は、下部弁室705a、705bだけでなくバイパス孔708a、708bを介して上部弁室704a、704bにもかかるため、弁棒部709a、709bにより弁座部714a、714bが強固に閉止される。これにより、急激に水圧が印加された場合であっても汚水が清水循環路に浸入して循環することを防ぎ、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
【0030】
続いて、熱交換器の隔壁の破損を検知し使用者に報知する動作について説明する。本実施の形態1においては、一例として、図示しない外部の暖房機に使用される熱媒水が循環する暖房系統3(受給側水循環路)と高温暖房系統4(供給側水循環路)との間で熱交換を行う積層型の熱交換器302の隔壁が破損した場合について説明する。
まず、暖房系統3(受給側水循環路)について図1を用いて説明する。
図1に示すように、暖房系統3(受給側水循環路)を循環する水は熱交換器204でエンジン排熱系統2からの熱を受給し、熱交換器302に達する。熱交換器302は図示しない高温暖房機を使用する高温の暖房を行うためのものであり、低温床暖房の場合には、熱交換器302で熱交換が行われることなく通過し、暖房水タンク306を経由し、暖房ポンプ301から吐出され、暖房サーミスタ303を経由して往路口307から吐出される。往路口307から吐出された湯は図示しない暖房機を経由して戻り口308から供給され循環する。バイパス回路304は暖房機に設けられた開閉弁がオフ状態のときに熱交換器204、302で熱交換した湯の温度が検知できなくなることを防止するためのものである。即ち、暖房機に設けられた開閉弁がオフ状態のときには、暖房ポンプ301の駆動により、暖房サーミスタ303からバイパス回路304、暖房水タンク306を介して暖房ポンプ301に戻る循環路を形成して暖房サーミスタ303に湯を通過させることで湯の温度を検知することができる。また、暖房水タンク306内の水位が所定の水位より下がった場合には暖房補給水弁314から暖房水タンク306に補給水が供給される。
【0031】
ここで、熱交換器302において、熱の供給側302aの通水路(供給側水循環路)と熱の受給側302bの通水路(受給側水循環路)とを隔てる隔壁が破損した場合、通常、給水口118に接続された水道圧により高温暖房系統4側である熱の供給側302aの通水路(供給側水循環路)の方が高圧であるため、熱の供給側302aの通水路(供給側水循環路)を流れる水が隔壁の破損部分から熱の受給側302bの通水路(受給側水循環路)へ浸入する。
これにより、暖房系統3に高温暖房系統4から水が浸入すると、暖房水タンク306に貯留された水が増加する。制御装置7は暖房警告水位電極310により所定水位以上の上昇を検知した場合は、制御装置7に接続されたリモコン等の警報部9の表示部に警告を表示する。
このように、通常は、熱交換器302の内部の隔壁が破損した場合であっても、暖房系統3(受給側水循環路)を循環する水は高温暖房系統4(供給側水循環路)に浸入しないため、警告表示を行うものの健康被害等が発生する可能性は低く問題はない。しかしながら、熱交換器302の内部の隔壁が破損した状態で断水が発生した場合、高温暖房系統4側である熱の供給側302aの通水路(受給側水循環路)の方が低圧となるため、熱の受給側302bの通水路(供給側水循環路)を流れる水(汚水)が隔壁の破損部分から熱の供給側302aの通水路(供給側水循環路)へ浸入する。
断水が発生した場合、給水口118に接続された水道圧が低下するため、圧力スイッチ127により圧力の低下が検知される。制御装置7は圧力スイッチ127により圧力の低下を検知すると、警報部9により警報を報知すると共にすべての運転を停止させる。また、このとき、警告が発せられた状態、すなわち熱交換器302の隔壁に破損が生じている状態であれば、破損部分から汚水が浸入している可能性があるため、断水の解除を圧力スイッチにより検知した後に系統の管内の洗管を行うことが好ましい。これにより、すべての系統の管内を洗管することで浸入した汚水を洗い流すことができ、使用者が汚水を飲用して健康被害が発生することを防ぎ、安全性及び信頼性に優れる。なお、このときの洗浄水は、すべて図示しない浴槽に排出することが好ましい。
【0032】
なお、本実施の形態1においては一例として熱交換器302について説明したが、これに限られるものではなく、熱交換器124の隔壁が破損した場合についても同様の動作により熱交換器の隔壁の破損を検知し使用者に報知することができる。
【0033】
以上のように本実施の形態1におけるコージェネレーションシステムは構成されているので、以下のような作用を有する。
(1)追い焚き時以外の場合は常に上流側電磁弁502a及び下流側電磁弁502bが閉止しているため、熱交換器501の内部の隔壁が破損し、且つ断水が発生した場合であっても、風呂追い焚き系統6(汚水循環路)を循環する浴槽水(汚水)が破損部分から風呂加熱系統5(清水循環路)に浸入し循環することを防ぎ、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
(2)熱交換器501の隔壁が破損し、且つ断水が発生した場合に、熱交換器501に浸入する汚水の水圧が下部弁室705a、705bだけでなくバイパス孔708a、708bを介して上部弁室704a、704bにも印加されるため、フランジ部706a、706bに上部弁室704a、704b側からも水圧がかかり弁座部714a、714bを強固に閉止することができ、風呂加熱系統5(清水循環路)に急激に水圧が印加された場合であっても、弁座714a、714bを強固に閉止することにより風呂追い焚き系統6(汚水循環路)の浴槽水(汚水)が破損部分から風呂加熱系統5(清水循環路)に浸入し循環することを防ぎ、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
(3)熱交換器302の隔壁が破損した場合には、高温暖房系統4(供給側水循環路)を流れる水が暖房系統3(受給側水循環路)に浸入し循環路内の水量が増加し、暖房系統3(受給側水循環路)に設けられた暖房水タンク306の水位が上昇するため、この水位の上昇を暖房警告水位電極310により検知することで、熱交換器302の隔壁の破損を検知することができ、更に制御装置7に接続されたリモコン等の警報部9の表示部に表示することにより使用者に報知することができる。
(4)熱交換器302の隔壁が破損した場合には、高温暖房系統4(供給側水循環路)を流れる水が暖房系統3(受給側水循環路)に浸入したことを制御装置7の警報部9により使用者に報知することで、使用者が汚水を飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
(5)熱交換器124の隔壁が破損した場合には、貯湯系統1(供給側水循環路)を流れる水がエンジン排熱系統2(受給側水循環路)に浸入し循環路内の水量が増加し、エンジン排熱系統2(受給側水循環路)に設けられたエンジン冷却水タンク202の水位が上昇するため、この水位の上昇を排熱警告水位電極210により検知することで、熱交換器124の隔壁の破損を検知することができ、更に制御装置7のリモコン等の警報部9の表示部に表示することにより使用者に報知することができる。
(6)熱交換器124の隔壁が破損した場合には、貯湯系統1(供給側水循環路)を流れる水がエンジン排熱系統2(受給側水循環路)に浸入したことを制御装置7の警報部9により使用者に報知することで、使用者が汚水を飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる。
【発明の効果】
以上説明したように本発明のコージェネレーションシステムによれば、以下のような有利な効果が得られる。
【0034】
請求項1に記載の発明によれば、
(1)上流側電磁弁及び下流側電磁弁を閉じることができるので、熱交換器の内部の隔壁が破損し、且つ断水が発生した場合であっても、汚水循環路を循環する汚水が破損部分から清水循環路に浸入して循環することを防ぎ、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる安全性に優れたコージェネレーションシステムを提供することができる。
(2)熱交換器が使用されない場合は常に上流側電磁弁及び下流側電磁弁を閉じておくことで、熱交換器の内部の隔壁が破損し、且つ断水が発生した場合であっても、汚水循環路を循環する汚水が破損部分から清水循環路に浸入し循環することを防ぎ、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる安全性に優れたコージェネレーションシステムを提供することができる。
【0035】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、
(1)熱交換器の隔壁が破損し、且つ断水が発生した場合に、熱交換器に浸入する汚水の水圧が下部弁室だけでなくバイパス孔を介して上部弁室にも印加されるため、ダイヤフラム部に上部弁室側からも水圧がかかり弁座を強固に閉止することができるコージェネレーションシステムを提供することができる。
(2)熱交換器の破損部分から汚水が浸入し清水循環路に急激に水圧が印加された場合であっても、弁座部を強固に閉止して汚水が清水循環路を循環することを防ぐことができるので、使用者が飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる安全性に優れたコージェネレーションシステムを提供することができる。
【0036】
請求項3に記載の発明によれば、
(1)熱交換器の隔壁が破損した場合には、一方の循環路を流れる水が他方の循環路に浸入し循環路内の水量が増加し循環路に設けられた水タンクの水位が上昇するため、この水位の上昇を水位電極により検知することで、熱交換器の隔壁の破損を検知することができるコージェネレーションシステムを提供することができる。
【0037】
請求項4に記載の発明によれば、請求項3の効果に加え、
(1)熱交換器の隔壁が破損したことを水位電極により検知し警報部により使用者に報知することができるので、熱交換器の隔壁の破損部分から一方の循環路を流れる汚水が他方の循環路に浸入した場合に、使用者が汚水を飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる安全性に優れたコージェネレーションシステムを提供することができる。
【0038】
請求項5に記載の発明によれば、請求項4の効果に加え、
(1)熱交換器の隔壁が破損した状態で断水が発生した場合に、一方の循環路を流れる水が他方の循環路に浸入したことを警報部により使用者に報知することで、使用者が汚水を飲用して健康被害が発生することを防ぐことができる安全性に優れたコージェネレーションシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1におけるコージェネレーションシステムを示す構成図
【図2】追い焚き時の上流側電磁弁、下流側電磁弁の動作を示す概略構成図
【図3】追い焚き時以外の上流側電磁弁、下流側電磁弁の動作を示す概略構成図
【図4】従来のコージェネレーションシステムを示す構成図
【図5】積層型の熱交換器の部分断面図
【符号の説明】
1 貯湯系統
2 エンジン排熱系統
3 暖房系統
4 高温暖房系統
5 風呂加熱系統
6 風呂追い焚き系統
7 制御装置
8 給湯系統
9 警報部
101 貯湯タンク
102 循環ポンプ
102a、115、116、122 逆止弁
103、104、105、106 貯湯サーミスタ
107 循環比例弁
109 循環サーミスタ
110、111 じゃま板
112a 湯比例弁
112b 水比例弁
114 お湯張り弁
114a お湯張り水量センサ
117 給湯口
118 給水口
119 減圧弁
120 給水サーミスタ
121 給水水量センサ
123 排水口
124、204、302、501 熱交換器
124a、204a、302a、501a 熱の供給側
124b、204b、302b、501b 熱の受給側
125 貯湯弁
126 バキュームブレーカ
127 圧力スイッチ
128 高温出湯防止弁
129、130 水閉止手動弁
131 給湯サーミスタ
201 排熱ポンプ
202 エンジン冷却水タンク
205 排熱サーミスタ
206 余剰電力回収ヒータ
207、307、602 往路口
208、308、603 戻り口
209 排熱補給水弁
210 排熱警告水位電極
211 排熱高水位電極
212 排熱低水位電極
213 排熱基準電極
301 暖房ポンプ
303 暖房サーミスタ
304 バイパス回路
306 暖房水タンク
310 暖房警告水位電極
311 暖房高水位電極
312 暖房低水位電極
313 暖房基準電極
314 暖房補給水弁
401 補助熱源器
402a 補助熱源出サーミスタ
402b 補助熱源入サーミスタ
403 暖房弁
404 補助熱源水量センサ
502a 上流側電磁弁
502b 下流側電磁弁
601 風呂ポンプ
604 湯供給管
605 風呂サーミスタ
607 風呂水流スイッチ
608 水位センサ
701a、701b 弁箱
703a、703b ダイヤフラム部
704a、704b 上部弁室
705a、705b 下部弁室
706a、706b フランジ部
707a、707b パイロット孔
708a、708b バイパス孔
709a、709b 弁棒部
709a′、709b′ パッキン材
710a、710b コイルばね
711a、711b ソレノイド部
712a、712b 熱交換器側接続口
713a、713b 循環接続口
714a、714b 弁座部
Claims (5)
- エンジン発電機等の排熱装置の排熱により加熱された清水が循環する清水循環路と、浴槽水等の汚水が循環する汚水循環路と、前記清水と前記汚水の間で熱交換を行う少なくとも1の熱交換器と、を備え、前記清水の熱を前記熱交換器により前記汚水に供給して前記汚水の加熱を行うことが可能なコージェネレーションシステムであって、
前記清水循環路の前記熱交換器の上流側に配設された上流側電磁弁と、前記清水循環路の前記熱交換器の下流側に配設された下流側電磁弁と、を備えていることを特徴とするコージェネレーションシステム。 - 前記上流側電磁弁及び前記下流側電磁弁が、弁箱の内部に配設されたダイヤフラム部と、前記弁箱の内部に形成され前記ダイヤフラム部により上下に分離された上部弁室及び下部弁室と、前記下部弁室から前記熱交換器に接続された熱交換器側接続口と、前記下部弁室の下部壁面に前記ダイヤフラム部に向けて立設された弁座部と、前記弁座部から前記清水循環路に接続された循環接続口と、前記ダイヤフラム部に形成され前記上部弁室と前記下部弁室を連通させるバイパス孔と、前記弁座部の上方の前記ダイヤフラム部に形成されたパイロット孔と、上部弁室内の前記パイロット孔の上方に上下動自在に配設され下降して前記パイロット孔を先端部により閉止すると共に前記ダイヤフラム部を押圧して前記弁座に当接させ前記弁座を閉止する弁棒部と、前記弁棒部を下方へ付勢するコイルばねと、通電により前記弁棒部を上方へ移動させるソレノイド部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載のコージェネレーションシステム。
- エンジン発電機等の排熱装置の排熱により加熱された水が循環する供給側水循環路と、床暖房等の暖房機の水等からなる熱媒が循環する受給側水循環路と、前記供給側水循環路を循環する加熱された水と前記受給側水循環路を循環する熱媒との間で熱交換を行う少なくとも1の熱交換器と、を備え、前記供給側水循環路を循環する水の熱を前記熱交換器により前記受給側水循環路を循環する熱媒に供給して前記熱媒の加熱を行うことが可能なコージェネレーションシステムであって、
前記供給側水循環路又は前記受給側水循環路に配設され前記供給側水循環路又は前記受給側水循環路を循環する前記水又は前記熱媒が一時的に貯留される水タンクと、前記水タンクの水位を検知する水位電極と、を備えていることを特徴とするコージェネレーションシステム。 - 全体を制御する制御装置を備え、前記制御装置は、前記水位電極により前記供給側水循環路又は前記受給側水循環路を循環する前記水の量が増加したことを検知した場合に、前記熱交換器の隔壁が破損したことを報知する警告を表示又は警報を発する警報部を有することを特徴とする請求項3に記載のコージェネレーションシステム。
- 給水口に接続された水道の断水が発生した場合に前記断水を圧力の低下として検知する圧力スイッチを備え、前記制御装置は、表示部に警告が表示された状態で前記圧力スイッチにより水圧の低下を検知した場合に、警報を発する警報部を有することを特徴とする請求項4に記載のコージェネレーションシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002207740A JP2004053054A (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | コージェネレーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2002207740A JP2004053054A (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | コージェネレーションシステム |
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|---|---|
| JP2004053054A true JP2004053054A (ja) | 2004-02-19 |
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ID=31932069
Family Applications (1)
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| JP2002207740A Withdrawn JP2004053054A (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | コージェネレーションシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004053054A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008292028A (ja) * | 2007-05-23 | 2008-12-04 | Chofu Seisakusho Co Ltd | 給熱装置 |
| JP2009222354A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Rinnai Corp | 貯湯式給湯システム |
| WO2013038577A1 (ja) * | 2011-09-13 | 2013-03-21 | 三菱電機株式会社 | ヒートポンプ装置及びヒートポンプ装置の制御方法 |
-
2002
- 2002-07-17 JP JP2002207740A patent/JP2004053054A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
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| CN103797317B (zh) * | 2011-09-13 | 2016-08-17 | 三菱电机株式会社 | 热泵装置和热泵装置的控制方法 |
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