JP2004051869A - ゴム組成物およびその製造方法、ゴム成形品、およびタイヤトレッド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(A)ゴム状重合体100重量部に対し、(B)3級炭素を有する1級アミン化合物0.01〜30重量部、(C)無機充填剤10〜150重量部、および(D)シランカップリング剤0〜20重量部を含有するゴム組成物。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴム状重合体に1級アミン化合物を配合したゴム組成物とその製造方法に関する。さらに詳しくは、良好な加工性を有し、耐摩耗性、破壊特性、低ヒステリシスロスおよびウエットスキッド特性のバランスを兼ね備え、特に自動車用タイヤトレッドを与えることができるゴム組成物およびその製造方法、該ゴム組成物より得られるゴム成形品、タイヤトレッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の自動車に対する低燃費化要求に伴い、タイヤ用ゴム材料として転がり抵抗が小さく、耐摩耗性、破壊特性に優れ、さらにウエットスキッド抵抗に代表される操縦安定性をも兼ね備えた共役ジエン系ゴムが望まれている。
【0003】
タイヤの転がり抵抗を低減するためには、加硫ゴムのヒステリシスロスを小さくすればよく、加硫ゴムの評価指標としては50〜80℃の反撥弾性、50〜80℃のtanδ、グッドリッチ発熱などが用いられる。50〜80℃の反撥弾性が大きいか、50〜80℃のtanδあるいはグッドリッチ発熱が小さいゴム材料が好ましい。
【0004】
ヒステリシスロスの小さいゴム材料としては、天然ゴム、ポリイソプレンゴムまたはポリブタジエンゴムなどが知られているが、これらはウエットスキッド抵抗性が小さいという問題がある。
【0005】
ウエットスキッド抵抗を損なうことなくヒステリシスロスを低減する方法として、炭化水素溶媒中で有機リチウム開始剤で重合された種々の構造のスチレンーブタジエン共重合体の重合体末端に官能基を導入する方法が提案されている。重合体末端をスズ化合物で変性またはカップリングして得られるスチレンーブタジエン共重合体(特開昭57−55912号公報参照)、重合体末端をイソシアナート化合物などで変性したスチレン−ブタジエン共重合体が知られている(特開昭61−141741号公報参照)。これらの変性重合体は、特にカーボンブラックを補強剤として配合した組成物において、ウエットスキッド抵抗を損なうことなくヒステリシスロスを低減し、さらに耐摩耗性、破壊特性に優れるという効果を発現する。
【0006】
一方、最近タイヤ用ゴム材料として、補強剤にシリカあるいはシリカとカーボンブラックの混合物を配合したゴム組成物を使用する方法が提案されている。シリカあるいはシリカとカーボンブラックの混合物を配合したタイヤトレッドは転がり抵抗が小さく、ウエットスキッド抵抗に代表される操縦安定性能は良いが、その反面、加硫物の引っ張り強度や耐摩耗性が低いという問題がある。上記の変性スチレン−ブタジエン共重合体は、カーボンブラックを補強剤とする組成物においては、耐摩耗性、破壊特性に優れたタイヤ用ゴム材料となるが、シリカを補強剤として使用した組成物においてその改良効果は小さい。
【0007】
シリカあるいはシリカとカーボンブラックの混合物を配合した加硫物の引っ張り強度や耐摩耗性を改良する目的で、シリカと親和性のある官能基を導入した重合体を含むゴム組成物が提案されている。特公昭49−36957号公報には、シリコンテトラハライドやトリハロシランなどを反応させて重合体を生成する方法が提案されている。また、特公昭52−5071号公報には、ハロゲン化シラン化合物で変性された重合体を製造する方法が開示されている。さらにまた、特開平1−188501号公報にはアルキルシリル基、特開平5−230286号公報にはハロゲン化シリル基が導入されたジエン系ゴムが開示されている。また、特開平7−233217号公報には、第3級アミノ基とアルコキシシリル基が導入されたジエン系ゴムが開示されている。
【0008】
シリカあるいはシリカとカーボンブラックの混合物を配合した組成物に、これらの変性重合体を使用することで、ある程度の物性改良は見られるものの、未だ加硫物の引っ張り強度や耐摩耗性の改善は十分ではなく、また特にシリカとカーボンブラックの混合物を配合するときのカーボンブラックの比率向上に伴いヒステリシスロスの低減も十分ではない。また一般に、シリカ配合組成物は、カーボンブラック配合組成物に対して加工性に劣り、そのため加工コストが高いという問題がある。上記したシリカと親和性のある官能基を導入した重合体を使用すると、さらにその加工性が悪化する傾向にあり好ましくない。
【0009】
従来知られている変性重合体は、主にカーボンブラック配合に適したものとシリカ配合物に適したものに類別され、タイヤなどを製造するときにはその補強剤の種類を変更すると、使用するゴムを選択しなおす必要がある。さらに、シリカとカーボンブラックの混合物を配合するときには、いずれの変性重合体を使用しても、その効果は、シリカとカーボンブラックの混合比に相関して増加あるいは低減している。
【0010】
また、カーボンブラック配合においても、シリカ配合においても、効果的な変性重合体として、アミノ基の導入された重合体が考えられる。カーボンブラック配合については、(1)リチウムアミド開始剤を用いて重合末端にアミノ基が導入された重合体(特開昭59−38209号、特公平5−1298号、特開平6−279515号、特開平6−199923号および特開平7−53616号の各公報参照)、(2)有機リチウム開始剤で重合された種々の構造のスチレンーブタジエン共重合体の重合体末端を尿素化合物(特開昭61−27338号公報参照)、ジアルキルアミノベンゾフェノン化合物(特開昭58−162604号公報および特開昭58−189203号公報参照)、ラクタム化合物(特開昭61−43402号公報参照)などの含窒素化合物で変性して得られる重合体が提案されている。また、シリカ配合用重合体として、特開平1−101344号公報、特開昭64−22940号公報および特開平9−71687号公報にアミノ基が導入されたジエン系ゴムが提案されている。
【0011】
これらの方法で得られた重合体は、カーボンブラック配合・シリカ配合のそれぞれの配合において、種々の物性の改良をある程度までは達成できる。しかしながら、上記文献では、主に重合体にアミノ基を導入する方法を詳細に述べており、重合体そのものの構造と各性能の関係については、一般的な事項以上には言及されていない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、カーボンブラック配合・シリカ配合のいずれの配合においても良好な加工性を有し、耐摩耗性、破壊特性を損なうことなく低ヒステリシスロス性、ウエットスキッド特性が同時に改良されるか、あるいはウエットスキッド特性を損なうことなく、低ヒステリシスロス性、耐摩耗性および破壊特性が同時にバランスよく改良され、特に低燃費用タイヤ、大型タイヤ、高性能タイヤのトレッド用材料として使用可能な、ゴム組成物を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(A)ゴム状重合体100重量部に対し、(B)3級炭素を有する1級アミン化合物0.01〜30重量部、(C)無機充填剤10〜150重量部、および(D)シランカップリング剤0〜20重量部を含有することを特徴とするゴム組成物に関する。
本発明のゴム組成物は、下記(1)〜(3)のいずれかの製造方法によって得られる。
(1):(A)成分、(B)成分、(C)成分および(D)成分を同時に混合する工程を含む製造方法。
(2):(A)成分と(B)成分とをあらかじめ混合する工程と、その混合物と(C)成分および(D)成分とを混合する工程を含む製造方法。
(3):(B)成分と(C)成分とをあらかじめ混合する工程と、その混合物と(A)成分および(D)成分とを混合する工程を含む製造方法。
【0014】
【発明の好ましい実施形態】
本発明の(A)ゴム状重合体としては、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴムなどの共役ジエン系(共)重合ゴムのほか、天然ゴムなどが用いられる。
【0015】
このうち、(A)成分の共役ジエン系(共)重合ゴムに用いられる共役ジエンとしては、例えば1,3−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、2−クロロ−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエンおよびこれらの混合物などが挙げられる。
また、共役ジエンとともに用いられることのある芳香族ビニル化合物としては、例えばスチレン、2−メチルスチレン、3−メチルスチレン、4−メチルスチレン、α−メチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、2,4−ジイソプロピルスチレン、4−tert−ブチルスチレン、ジビニルベンゼン、tert−ブトキシスチレン、ビニルベンジルジメチルアミン、(4−ビニルベンジル)ジメチルアミノエチルエーテル、N,N−ジメチルアミノエチルスチレン、ビニルピリジンおよびこれらの混合物などを挙げることができる。これらのうちスチレンが特に好ましい。
【0016】
また、第3モノマーとしては、例えばアクリロニトリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸ヒドロキシエチルおよびアクリル酸ヒドロキシエチルを挙げることができる。
【0017】
本発明に用いられる(A)成分のうち、共役ジエン系(共)重合ゴムとして、下記(イ)または(ロ)の共重合ゴムが好ましい。
(イ)(1)芳香族ビニル化合物の重合単位の含有量が共重合ゴムの5重量%以上45重量%未満であり、共役ジエンの重合単位の含有量が共重合ゴムの55重量%を超えて95重量%以下であり、共重合可能な第三モノマーの重合単位の含有量が共重合ゴムの0重量%以上25重量%未満であり、そして(2)ビニル結合含有量が共役ジエンの重合単位の30モル%以上、好ましくは40モル%以上75モル%未満である共重合ゴム(以下、第1共重合ゴムということがある)。
(ロ)(1)芳香族ビニル化合物の重合単位の含有量が共重合ゴムの30〜50重量%であり、共役ジエンの重合単位の含有量が共重合ゴムの50〜70重量%あり、共重合可能な第三モノマーの重合単位の含有量が共重合ゴムの0〜20重量%であり、そして(2)ビニル結合含有量が共役ジエンの重合単位の10〜50モル%である共重合ゴム(以下、本発明の第2共重合ゴムということがある)。
【0018】
重合体鎖中に結合した結合芳香族ビニル化合物の含量、すなわち芳香族ビニル化合物の重合単位の含有量は、上記第1共重合ゴムにあっては、共重合ゴムに基づいて、上記のとおり5重量%以上、45重量%未満、より好ましくは10重量%以上、40重量%以下である。結合芳香族ビニル化合物の含量が5重量%未満ではウエットスキッド特性、耐摩耗性・破壊特性が悪化する。一方、45重量%以上であるとヒステリシスロスとウエットスキッド特性のバランスが悪化する。
【0019】
重合体鎖中に結合した共役ジエンの含量、すなわち共役ジエンの重合単位の含有量は、55重量%を超えて95重量%以下であり、好ましくは60重量%以上90重量%以下である。
【0020】
共役ジエンの重合単位におけるビニル結合(1,2−結合および/または3,4−結合)含量は、本発明の第1共重合ゴムにあっては、共役ジエンの重合単位に基づいて、30モル%以上、好ましくは40モル%以上75モル%未満である。ビニル結合含量が30モル%未満ではヒステリシスロスとウエットスキッド特性のバランスが悪化する。また、通常の芳香族ビニル化合物と共役ジエンの共重合体の合成法で、90モル%を超えることは困難である。
【0021】
また、本発明の第2共重合ゴムにあっては、重合体鎖中に結合した結合芳香族ビニル化合物の含量は、共重合ゴムに基づいて、上記のとおり30〜50重量%、好ましくは30〜45重量%である。結合芳香族ビニル化合物の含量が30重量%未満ではウエットスキッド特性、耐摩耗性・破壊特性が悪化する。一方、50重量%を超えるとヒステリシスロスが大きくなる。
共役ジエンの重合単位の含有量は、50〜70重量%であり、好ましくは55〜70重量%である。
【0022】
さらに、共役ジエンの重合単位におけるビニル結合(1,2−結合および/または3,4−結合)含量は、本発明の第2共重合ゴムにあっては、共役ジエンの重合単位に基づいて、10〜50モル%、好ましくは12〜47モル%である。ビニル結合含量が10モル%未満ではウエットスキッド特性が低下し、操縦安定性に劣る。一方、50モル%を超えると、破壊強力、耐摩耗性が悪化し、ヒステリシスロス性が大きくなる。
【0023】
次に、本発明に用いられる共役ジエン系(共)重合ゴムの製造方法について説明する。
本発明の共役ジエン系(共)重合ゴムを得るための重合反応応は、通常、0〜120℃の温度範囲で行われ、一定温度条件下でも上昇温度条件下でもよい。
重合方式は、バッチ重合方式または連続重合方式のいずれでもよい。
【0024】
重合に使用される有機アルカリ金属および有機アルカリ土類金属の開始剤の例としては、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、t−ブチルリチウムなどのアルキルリチウム、1,4−ジリチオブタンなどのアルキレンジリチウム、フェニルリチウム、スチルベンリチウム、リチウムナフタレン、ナトリウムナフタレン、カリウムナフタレン、n−ブチルマグネシウム、n−ヘキシルマグネシウム、エトキシカルシウム、ステアリン酸カルシウム、t−ブトキシストロンチウム、エトキシバリウム、イソプロポキシバリウム、エチルメルカプトバリウムt−ブトキシバリウム、フェノキシバリウム、ジエチルアミノバリウム、ステアリン酸バリウムなどが挙げられる。
【0025】
また、上記開始剤としての有機アルカリ金属は、第2級アミン化合物または第3級アミン化合物との反応生成物として共役ジエンと芳香族ビニル化合物の共重合に使用することができる。上記第2級アミン化合物または第3級アミン化合物と反応させる有機アルカリ金属としては、有機リチウム化合物が好ましい。より好ましくは、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウムが用いられる。
【0026】
有機アルカリ金属と反応させる第2級アミン化合物の例としては、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジ−n−ブチルアミン、ジ−sec−ブチルアミン、ジペンチルアミン、ジヘキシルアミン、ジ−n−オクチルアミン、ジ−(2−エチルヘキシル)アミン、ジシクロヘキシルアミン、N−メチルベンジルアミン、ジアリルアミン、モルホリン、ピペラジン、2,6−ジメチルモルホリン、2,6−ジメチルピペラジン、1−エチルピペラジン、2−メチルピペラジン、1−ベンジルピペラジン、ピペリジン、3,3−ジメチルピペリジン、2,6−ジメチルピペリジン、1−メチル−4−(メチルアミノ)ピペリジン、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、ピロリジン、2,5−ジメチルピロリジン、アゼチジン、ヘキサメチレンイミン、ヘプタメチレンイミン、5−ベンジルオキシインドール、3−アザスピロ[5,5]ウンデカン、3−アザビシクロ[3.2.2]ノナン、カルバゾールなどが挙げられる。
【0027】
また、有機アルカリ金属と反応させる第3級アミン化合物の例としては、N,N−ジメチル−o−トルイジン、N,N−ジメチル−p−トルイジン、N,N−ジメチル−m−トルイジン、α−ピコリン、β−ピコリン、γ−ピコリン、ベンジルジメチルアミン、ベンジルジエチルアミン、ベンジルジプロピルアミン、ベンジルジブチルアミン、(o−メチルベンジル)ジメチルアミン、(m−メチルベンジル)ジメチルアミン、(p−メチルベンジル)ジメチルアミン、N,N−テトラメチレン−o−トルイジン、N,N−ヘプタメチレン−o−トルイジン、N,N−ヘキサメチレン−o−トルイジン、N,N−トリメチレンベンジルアミン、N,N−テトラメチレンベンジルアミン、N,N−ヘキサメチレンベンジルアミン、N,N−テトラメチレン(o−メチルベンジル)アミン、N,N−テトラメチレン(p−メチルベンジル)アミン、N,N−ヘキサメチレン(o−メチルベンジル)アミン、N,N−ヘキサメチレン(p−メチルベンジル)アミンなどが挙げられる。
【0028】
また、重合には、必要に応じて、ジエチルエーテル、ジ−n−ブチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、2,2−(ビステトラヒドロフルフリル)プロパン、ビステトラヒドロフルフリルホルマール、テトラヒドロフルフリルアルコールのメチルエーテル、テトラヒドロフルフリルアルコールのエチルエーテル、テトラヒドロフルフリルアルコールのブチルエーテル、α−メトキシテトラヒドロフラン、ジメトキシベンゼン、ジメトキシエタンなどのエーテル化合物および/またはトリエチルアミン、ピリジン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、ジピペリジノエタン、N,N−ジエチルエタノールアミンのメチルエーテル、N,N−ジエチルエタノールアミンのエチルエーテル、N,N−ジエチルエタノールアミンのブチルエーテルなどの第3級アミン化合物を、重合系中に添加して、共役ジエン系(共)重合ゴムの共役ジエン部分のミクロ構造(ビニル結合含量)を調整することができる。
【0029】
本発明の(共)重合ゴムを重合する際に使用される炭化水素溶媒としては、例えばペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、メチルシクロペンタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどが挙げられる。これらのうちシクロヘキサン、ヘプタンが好ましい。
【0030】
本発明で使用される開始剤の反応性を向上させようとする場合、あるいは重合体中に導入される芳香族ビニル化合物をランダムに配列するかまたは芳香族ビニル化合物の単連鎖を付与させようとする場合に、重合開始剤とともにカリウム化合物を添加してもよい。重合開始剤とともに添加されるカリウム化合物としては、例えばカリウムイソプロポキシド、カリウム−t−ブトキシド、カリウム−t−アミロキシド、カリウム−n−ヘプタオキシド、カリウムベンジルオキシド、カリウムフェノキシドに代表されるカリウムアルコキシド、カリウムフェノキシド;イソバレリアン酸、カプリル酸、ラウリル酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノレイン酸、安息香酸、フタル酸、2−エチルヘキサン酸などのカリウム塩;ドデシルベンゼンスルホン酸、テトラデシルベンゼンスルホン酸、ヘキサデシルベンゼンスルホン酸、オクタデシルベンゼンスルホン酸などの有機スルホン酸のカリウム塩;亜リン酸ジエチル、亜リン酸ジイソプロピル、亜リン酸ジフェニル、亜リン酸ジブチル、亜リン酸ジラウリルなどの、有機亜リン酸部分エステルのカリウム塩などが用いられる。
【0031】
これらのカリウム化合物は、開始剤のアルカリ金属またはアルカリ土類金属1グラム原子当量あたり、0.005〜0.5モルの量で添加できる。0.005モル未満では、カリウム化合物の添加効果(開始剤の反応性向上、芳香族ビニル化合物のランダム化または単連鎖付与)が現れず、一方0.5モルを超えると、重合活性が低下し、生産性を大幅に低下させることになるとともに、重合体末端を官能基で変性する反応を行なう際の変性効率が低下する。
また、本発明の共役ジエン系(共)重合ゴムには、その重合活性末端に下記カップリング剤を添加することも可能である。
【0032】
重合活性末端に反応させるカップリング剤としては、(a)イソシアナート化合物および/またはイソチオシアナート化合物、(b)アミド化合物および/またはイミド化合物、(c)ピリジル置換ケトン化合物および/またはピリジル置換ビニル化合物、(d)ケイ素化合物、(e)エステル化合物、(f)ケトン化合物ならびに(g)スズ化合物よりなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物が挙げられる。
【0033】
これらの化合物のうち、(a)成分であるイソシアナート化合物またはチオイソシアナート化合物の具体例としては、2,4−トリレンジイソシアナート、2,6−トリレンジイソシアナート、ジフェニルメタンジイソシアナート、ポリメリックタイプのジフェニルメタンジイソシアナート(C−MDI)、イソホロンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、1,3,5−ベンゼントリイソシアナート、フェニル−1,4−ジイソチオシアナートなどを好ましいものとして挙げることができる。
【0034】
(b)成分であるアミド化合物またはイミド化合物の具体例としては、コハク酸アミド、フタル酸アミド、N,N,N’,N’−テトラメチルフタル酸アミド、オキサミド、N,N,N’,N’−テトラメチルオキサミドなどのアミド化合物、コハク酸イミド、N−メチルコハクイミド、マレイミド、N−メチルマレイミド、フタルイミド、N−メチルフタルイミドなどのイミド化合物を好ましいものとして挙げることができる。
【0035】
(c)成分であるピリジル置換ケトン化合物またはピリジル置換ビニル化合物の具体例としては、ジベンゾイルピリジン、ジアセチルピリジン、ジビニルピリジンなどを好ましいものとして挙げることができる。
【0036】
(d)成分であるケイ素化合物の具体例としては、ジブチルジクロロケイ素、メチルトリクロロケイ素、メチルジクロロケイ素、テトラクロロケイ素、トリエトキシメチルシラン、トリフェノキシメチルシラン、トリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、4,5−エポキシヘプチルメチルジメトキシシラン、ビス(トリエトキシシリルプロピル)テトラサルファイド、N,N−ビス(トリメチルシリル)アミノプロピルメチルジメトキシシランなどを好ましいものとして挙げることができる。
【0037】
(e)成分であるエステル化合物の具体例は、アジピン酸ジエチル、マロン酸ジエチル、フタル酸ジエチル、グルタル酸ジエチル、マレイン酸ジエチルなどを好ましいものとして挙げることができる。
【0038】
(f)成分であるケトン化合物の具体例としては、N,N,N’,N’−テトラメチル−4,4’−ジアミノベンゾフェノン、N,N,N’,N’−テトラエチル(4,4’−ジアミノ)−ベンゾフェノン、N,N−ジメチル−1−アミノベンゾキノン、N,N,N’,N’−テトラメチル−1,3−ジアミノベンゾキノン、N,N−ジメチル−1−アミノアントラキノン、N,N,N’,N’−テトラメチル−1,4−ジアミノアントラキノンなどを好ましいものとして挙げることができる。
【0039】
(g)成分であるスズ化合物の具体例としては、テトラクロロスズ、テトラブロムスズ、トリクロロブチルスズ、トリクロロメチルスズ、トリクロロオクチルスズ、ジブロムジメチルスズ、ジクロロジメチルスズ、ジクロロジブチルスズ、ジクロロジオクチルスズ、1,2−ビス(トリクロロスタニル)エタン、1,2−ビス(メチルジクロロスタニルエタン)、1,4−ビス(トリクロロスタニル)ブタン、1,4−ビス(メチルジクロロスタニル)ブタン、エチルスズトリステアレート、ブチルスズトリスオクタノエート、ブチルスズトリスステアレート、ブチルスズトリスラウレート、ジブチルスズビスオクタノエート、ジブチルスズビスステアレート、ジブチルスズビスラウレートなどを好ましいものとして挙げることができる。
【0040】
重合活性末端に反応させるこれらの化合物は、1種単独で使用することも、あるいは2種以上を併用して用いることもできる。
【0041】
本発明において、(A)成分として用いられる上記共役ジエン系(共)重合ゴムのムーニー粘度(ML1+4,100℃)は20〜200の範囲であることが好ましく、20未満では破壊強度、耐摩耗性、低ヒステリシスロス性が悪化し、一方、200を超えると加工性が低下する。また、ムーニー粘度(ML1+4,100℃)が100を超えた重合体もそのままでは加工性に劣り好ましくないが、芳香族系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイルなどの伸展油や重量平均分子量が15万以下の液状ポリマーを添加することで、ムーニー粘度を100以下に下げて、加工上問題なく使用できるようにすることもできる。用いられる伸展油としては、ジエン系ゴムに通常用いられる伸展油や軟化剤であれば特に制限されないが、鉱物油系の伸展油が好ましく用いられる。一般的に、鉱物油の伸展油は、芳香族系オイル、脂環族系オイル、および脂肪族系オイルの混合物であり、これらの量割合によって芳香族系、脂環族系、脂肪族系と分類されており、いずれのものも使用することができる。なかでも、粘度比重恒数(V.G.C.値)が0.900〜1.049の芳香族系鉱物油(アロマティックオイル)および0.800〜0.899の脂肪族系鉱物油(ナフテニックオイル)が、低ヒステリシス性/ウェットスキッド抵抗の点から好ましく用いられる。
本発明によれば、本発明の共役ジエン系(共)重合ゴム100重量部および伸展油10〜100重量部からなる油展ゴムが好ましく提供される。
【0042】
上記のようにして得られる(共)重合ゴムを含有した重合反応溶液は、通常の溶液重合法について用いられる方法、例えば、溶液状態で安定剤などを添加した後、必要に応じて芳香族系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイルなどの伸展油や重量平均分子量が15万以下の液状ポリマー(あるいは前記液状ポリマーの溶液)を添加して、直接乾燥法やスチームストリッピング法によってゴムと溶剤とを分離して洗滌し、真空乾燥機、熱風乾燥機やロールなどにより乾燥し、目的の本発明の(共)重合ゴムを単離することができる。
【0043】
次に、(B)1級アミン化合物は、3級炭素を有する1級アミン化合物であれば特に限定されないが、好ましくは−CH2−CH(−CH2−)−CH2NH2構造を有する1級アミン化合物が挙げられる。
【0044】
なお、(B)1級アミン化合物としては、好ましくは沸点が100℃以上、さらに好ましくは110〜350℃である。(B)成分の沸点が100℃未満では、本発明のゴム組成物を調製する際に、異臭をともない易く、作業の工程上好ましくない。
【0045】
以上のような(B)1級アミン化合物の具体例としては、3−(2−エチルヘキシルオキシ)プロピルアミン、イソブチルアミン、2−エチルペンチルアミン、2−エチルヘキシルアミン、2−プロピルヘキシルアミン、2−プロピルペンチルアミン、2−メチルヘキシルアミン、3−エチルヘキシルアミン、4−エチルヘキシルアミン、p−アミノベンゾイックアシッド、p−アミノ安息香酸エチルエステル、2,4−キシリジン、3,4−キシリジン、p−クレシジン、4,4’−ジアミノ−3,3´−ジエチルジフェニルメタン、4,4´−ジアミノベンズアニリド、2−エチルオクチルアミン、3−メチルオクチルアミン、2−メチルオクチルアミンなどが挙げられ、好ましくは2−エチルヘキシルアミンである。
【0046】
以上の(B)成分の配合量は、本発明の(A)ゴム状重合体100重量部に対し、0.01〜30重量部、好ましくは0.1〜20重量部である。0.01重量部未満では、(A)ゴム状重合体と(C)無機充填剤との親和性が乏しくなり、低ヒステリシスロスの改良効果が小さくなる。一方、30重量部を超えると、耐摩耗性が悪化する。
【0047】
本発明のゴム組成物に配合される(C)充填剤(補強剤)としては、例えば、シリカ、カーボンブラック、カーボン−シリカデュアル・フェイズ・フィラー、クレー、酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムなどを挙げることができる。中でも、シリカ、カーボンブラックとシリカとの併用、カーボン−シリカデュアル・フェイズ・フィラーの使用、またはカーボン−シリカデュアル・フェイズ・フィラーとカーボンブラックおよび/またはシリカとの併用が好ましい。
【0048】
特に、低燃費タイヤ用途においては、加硫物のヒステリシスロスを低下させて良好な転がり抵抗を与えるとともに、ウエットスキッド抵抗を向上させる目的においては、シリカの使用が好ましい。シリカとしては、例えば、湿式法シリカ、乾式法シリカ、合成ケイ酸塩系シリカなどを挙げることができる。補強効果の高いのは粒子径の小さいシリカであり、小粒子・高凝集タイプ(高表面積、高吸油性)のものがゴムヘの分散性が良好で、物性及び加工性の面で好ましい。シリカの平均粒径は、一次粒子径で、好ましくは、5〜60μm、さらに好ましくは、10〜35μmである。また、その比表面積(BET法)は、好ましくは、45〜280m2/gである。
【0049】
また、加硫物を効果的に補強して、良好な耐摩耗性、破壊強度を期待するときには、カーボンブラックが好適に使用される。カーボンブラックとしては、ファーネス法により製造されたものであって、窒素吸着比表面積が50〜200m2/g、DBP吸油量が80〜200ml/100gのカーボンブラックが好ましく、例えば、FEF,HAF,ISAF,SAFクラスなどのものを挙げることができる。中でも、高凝集タイプのものが好ましい。
【0050】
また、カーボンブラックとシリカとを併用して配合することも可能であり、その際の配合量は、カーボンブラック/シリカの重量比が90/10〜10/90、好ましくは60/40〜10/90である。
(C)無機充填剤として、カーボンブラックとシリカを併用することにより、これら補強作用のある充填剤が、ゴムに均一に微分散し、ロール加工性、押出性などに優れ、加硫ゴムのヒステリシスロスを低下させて良好な転がり抵抗を与えるとともに、ウエットスキッド抵抗性を向上させ、しかも耐摩耗性に優れたものとすることができる。
【0051】
本発明においては、カーボン−シリカデュアル・フェイズ・フィラー(Dual Phase Fi11er:カーボン−シリカ二重相フィラー)を単独で、またはカーボンブラックおよび/またはシリカと併用して配合することができる。カーボン−シリカデュアル・フェイズ・フィラーを配合することにより、それ単独で用いた場合であっても、カーボンブラックとシリカとを併用したときと同様な優れた利点を得ることができる。カーボン−シリカデュアル・フェイズ・フィラーは、カーボンブラックの表面に、シリカを化学結合させた、いわゆるシリカ・コーティング・カーボンブラックであり、キャボット社から商品名CRX2000,CRX2002,CRX2006として市販されている。
【0052】
本発明では、カーボン−シリカデュアル・フェイズ・フィラーをそれ以外の充填剤と併用することができる。併用できる充填剤としては特に制限はなく、例えば、上述のカーボンブラックおよび/またはシリカ、クレー、炭酸カルシウム、酸化アルミニウム、炭酸マグネシウムなどを挙げることができる。中でも、カーボンブラックおよび/またはシリカが好ましい。
【0053】
以上の(C)無機充填剤の配合量は、(A)ゴム状重合体100重量部に対し、10〜150重量部、好ましくは30〜140重量部である。10重量部未満では、耐摩耗性が劣る。一方、150重量部を超えると、ヒステリシスロスが悪化する。
【0054】
本発明のゴム組成物において、低燃費タイヤ用途においては、加硫物のヒステリシスロスを低下させて良好な転がり抵抗を与えるとともに、ウエットスキッド抵抗を向上させる目的においては、(D)無機充填剤として、少なくともシリカを配合することが好ましい。(D)無機充填剤として、シリカを配合する場合、またカーボン−シリカデュアル・フェイズ・フィラーを配合する場合は、シランカップリング剤を配合することが好ましい。
【0055】
(D)シランカップリング剤は、シリカを充填剤に使用する際、その補強効果を高める目的で用いられる。(D)シランカップリング剤とは、分子中にアルコキシシリル基などのシリカ表面と反応可能な構成成分とポリスルフィド、メルカプト基、エポキシ基などの、ゴム、特に炭素−炭素二重結合と反応可能な構成成分を併せ持った化合物を指す。
(D)シランカップリング剤としては、例えば、ビス−(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス−(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス−(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−トリエトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラスルフィドなどを挙げることができる。このような(D)シランカップリング剤を用いることにより、シリカ、もしくはカーボンブラックとシリカを併用して充填剤に使用した場合に、またはカーボン−シリカデュアル・フェイズ・フィラーを充填剤に使用した場合に、その補強効果を高めることができる。
【0056】
(D)シランカップリング剤の配合量は、(A)ゴム状重合体100重量部に対し、0〜20重量部、好ましくは0〜15重量部である。20重量部を超えると、未加硫ゴムの加工性が悪化する。
なお、(C)無機充填剤としてシリカを含む場合には、(D)シランカップリング剤の配合量は、シリカ100重量部に対し、好ましくは0〜20重量部、さらに好ましくは0〜15重量部である。
【0057】
なお、本発明のゴム組成物には、加硫剤を、(A)ゴム状重合体100重量部に対して、好ましくは0.5〜10重量部、さらに好ましくは1〜6重量部の範囲で用いることができる。
【0058】
加硫剤としては、代表的には硫黄を、また、その他に硫黄含有化合物、過酸化物などを挙げることができる。
【0059】
また、加硫剤と併用してスルフェンアミド系、グアニジン系、チウラム系などの加硫促進剤を必要に応じた量用いてもよい。さらに、亜鉛華、加硫助剤、老化防止剤、加工助剤などを必要に応じた量用いてもよい。
【0060】
さらに、本発明のゴム組成物には、混練り時の加工性改良、あるいはウェットスキッド特性、低ヒステリシスロス性、耐摩耗性のバランスをさらに向上させる目的で、下記相溶化剤を混練り時に添加することもできる。
好ましい相溶化剤は、エポキシ基含有化合物、カルボン酸化合物、カルボン酸エステル化合物、ケトン化合物、エーテル化合物、アルデヒド化合物および水酸基含有化合物から選択される有機化合物であるか、またはアルコキシシラン化合物、シロキサン化合物およびアミノシラン化合物から選択されるシリコーン化合物である。
【0061】
相溶化剤の有機化合物の具体例として、下記の化合物が挙げられる。
エポキシ基含有化合物:ブチルグリシジルエーテル、ジグリシジルエーテル、酸化プロピレン、ネオペンチルグリコールシグリシジルエーテル、エポキシ樹脂、エポキシ化大豆油、エポキシ化脂肪酸エステルなど。
カルボン酸化合物:アジピン酸、オクチル酸、メタクリル酸など。
カルボン酸エステル化合物:アクリル酸エステル、アクリル酸ジエチレン、メタクリル酸エチル、オルト酢酸エステル、アセト酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソプロピル、ジメチルカーボネート、p−ヒドロキシフェニル酢酸、ポリエステル系可塑剤、ステアリン酸系可塑剤など。
ケトン化合物:メチルシクロヘキサノン、アセチルアセトンなど。
エーテル化合物:イソプロピルエーテル、ジブチルエーテルなど。
アルデヒド化合物:ウンデシレンアルデヒド、デシルアルデヒド、バニリン、3,4−ジメトキシベンズアルデヒド、クミンアルデヒドなど。
水酸基含有化合物:イソプロピルアルコール、ブタノール、オクタノール、オクタンジオール、エチレングリコール、メチルシクロヘキサノール、2−メルカプトエタノール、3−メチル−3−メトキシ−1−ブタノール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1−オクタデカノール、ジエチレングリコール、ブチレングリコール、ジブチレングリコール、トリエチレングリコールなど。
なかでも、エポキシ基含有化合物、アミノ基含有化合物、水酸基含有化合物が好ましい。
【0062】
相溶化剤のシリコーン化合物の具体例としては、
アルコキシシラン化合物:トリメチルメトキシシラン、トリメチルエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリフェノキシシラン、テトラエトキシシラン、メチルジエトキシシラン、ビニルトリメトキシシランなど、
シロキサン化合物:ジメチルシロキサンオリゴマー、シリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリコーンオイル、カルボキシル変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイル、高級脂肪酸エステル変性シリコーンオイル、高級アルコキシ変性シリコーンオイル、高級脂肪酸含有シリコーンオイルなど、
アミノシラン化合物:ヘキサメチルシシラザン、ノナメチルトリシラザン、アニリトリメチルシラン、ビス(ジメチルアミノ)ジメチルシラン、ビス(ジエチルアミノ)ジメチルシラン、トリエチルアミノシランなど、なかでもシラザン化合物、ビス(ジメチルアミノ)ジメチルシランが好ましい。
【0063】
本発明のゴム組成物は、(A)ゴム状重合体、(B)1級アミン化合物、(C)無機充填剤、(D)シランカップリング剤、その他の添加剤などを、下記(1)〜(3)のいずれかにより、混合して製造することができる。
(1)(A)成分、(B)成分、(C)成分および(D)成分を同時に混合する工程を含む製造方法。
(2)(A)成分と(B)成分とをあらかじめ混合する工程と、その混合物と(C)成分および(D)成分とを混合する工程を含む製造方法。
(3)(B)成分と(C)成分とをあらかじめ混合する工程と、その混合物と(A)成分および(D)成分とを混合する工程を含む製造方法。
【0064】
この際、各成分は、バンバリーミキサーなどの混練機を使用して140〜180℃の温度で混練することにより調製することができる。得られた混合物を冷却後、さらに硫黄などの加硫剤および加硫促進剤などをバンバリー−ミキサーやミキシングロールを用いて配合し、所定の形状に成形後、140〜180℃の温度で加硫して、任意形状の加硫ゴム、すなわちゴム製品を製造することができる。
【0065】
なお、本発明のゴム組成物を調製する際、(C)無機充填剤としてシリカを用い、亜鉛華および加硫剤を含むゴム組成物の混練り方法としては、例えば、(A)ゴム状重合体に(C)シリカおよび(B)1級アミン化合物を配合し、混練りして第1ゴム配合物を調製し、その後、該第1ゴム配合物にシランカップリング剤を配合し、混練りして第2ゴム配合物を調製し、次いで、該第2ゴム配合物に亜鉛華および加硫剤を配合し、混練りする方法、または、(A)ゴム状重合体に(C)シリカおよび(B)1級アミン化合物を配合し、混練りして第1ゴム配合物を調製し、その後、該第1ゴム配合物に(D)シランカップリング剤を配合して混練りし、さらに亜鉛華を配合し、混練りを継続して第2ゴム配合物を調製し、次いで、該第2ゴム配合物に加硫剤を配合し、混練りする方法を挙げることができる。
上記混練り方法であれば、(A)ゴム状重合体と(C)シリカを混練りする際にシリカカップリング剤が共存しないため、混練り温度を170〜180℃程度まで高めることができ、少ない混練り回数で、シリカを十分に分散させることができる。
【0066】
本発明のゴム組成物は、トレッド、サイドウォール、カーカスなどのタイヤ用途に好適に用いることができ、また、ベルト、ホース、防振ゴム、履き物などのその他の工業用品にも好適に用いることができる。
【0067】
【実施例】
以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例によって何ら制限を受けるものではない。実施例中、部および%は特に断らない限り、重量基準である。
【0068】
なお、実施例中の各種の測定は下記の方法に拠った。
(1)結合スチレン含量
270MHz1H−NMRによって求めた。
(2)ブタジエン部のビニル含量
270MHz1H−NMRによって求めた。
(3)ムーニー粘度(ML1+4,100℃)
JIS K6300に従って、Lローター、予熱1分、ローター作動時間4分、温度100℃で求めた。
【0069】
(4)加硫ゴムの物性評価
ゴムを用い、表2に示す配合処方に従って、250ccラボプラストミルで混練りしたのち、145℃で所定時間、加硫を行った加硫ゴムを用いて下記(イ)〜(ニ)の各種測定を行った。
(イ)引張強度(300%モジュラス):JISK6301に従って測定した。
指数で表示し、数値が大きいほど、引張強度が大きく、良好である。
(ロ)tanδ(70℃)、tanδ(0℃):tanδ(70℃)は、米国レオメトリックス社製の動的スペクトロメーターを使用し、引張動歪1%、周波数10Hz、70℃の条件で測定した。指数で表示し、数値が大きいほど、転がり抵抗が小さく、良好である。また、tanδ(0℃)は、同機器を使用し、引張動歪0.1%、周波数10Hz、0℃で測定した。指数で表示し、数値が大きいほど、ウエットスキッド抵抗性が大きく良好である。
(ハ)ランボーン摩耗指数:ランボーン型摩耗試験機を用い、スリップ率が25%の摩耗量で表し、また、測定温度は室温とした。指数が大きいほど、耐摩耗性は良好である。
【0070】
参考例1(SBR−1の合成)
窒素置換された内容積5リットルのオートクレーブ反応器に、シクロヘキサン2,750g、テトラヒドロフラン41.3g、スチレン125g、1,3−ブタジエン365gを仕込んだ。反応器内容物の温度を20℃に調整した後、n−ブチルリチウム325mgを添加して重合を開始した。重合は断熱条件で実施し、最高温度は85℃に達した。
重合転化率が99%に達した時点で、ブタジエン10gを追加し、更に5分重合させた後、N,N−ビス(トリメチルシリル)アミノプロピルメチルジメトキシシラン1560mgを加えて15分間反応を行った。反応後の重合体溶液に、2,6−ジ−tert−ブチル−p−クレゾールを添加した。次いで、スチームストリッピングにより脱溶媒を行い、110℃に調温された熱ロールによりゴムを乾燥し、SBR−1を得た。得られたSBR−1の分子特性を表1に示す。
【0071】
参考例2(SBR−2の合成)
SBR−1において、n−ブチルリチウムの添加量を440mgに変更、かつN,N−ビス(トリメチルシリル)アミノプロピルメチルジメトキシシラン1560mgを、テトラグリシジル−1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン400mgに変更したこと以外は、SBR−1と同様にして、SBR−2を得た。得られたSBR−2の分子特性を表1に示す。
【0072】
【表1】
【0073】
実施例1〜3、5〜7および比較例1〜7
各々、表2に示す配合No.および表3〜4に示す配合処方により1.7Lバンバリーミキサーにより調製した配合ゴムを加硫して、物性評価を行った。その結果を表3〜4に示す。
【0074】
実施例4
10Lポリ瓶に、シクロヘキサン600gを加え、SL563を100g溶解し、その溶液に2−エチルヘキシルアミンを0.714g添加した。次いで、スチームストリッピングにより脱溶媒を行い、110℃に調温された熱ロールによりゴムを乾燥し、予めSL563に2−エチルヘキシルアミンを混合したゴム組成物を得た。このゴム組成物を用いて、表2に示す配合No.および表3に示す配合処方により1.7Lバンバリーミキサーにより調整した配合ゴムを加硫して、物性評価を行った。その結果を表3に示す。
【0075】
実施例8
ビニール袋に、シクロヘキサン20gを加え、シリカを70g、2−エチルヘキシルアミンを0.5g添加し、10分間撹拌後、70℃に調温した乾燥機で1日間乾燥し、予めシリカに2―エチルヘキシルアミンを混合したシリカ組成物を得た。このシリカ組成物を用いて、表2に示す配合No.および表3に示す配合処方により1.7Lバンバリーミキサーにより調整した配合ゴムを加硫して、物性評価を行った。その結果を表3に示す。
【0076】
【表2】
【0077】
【表3】
【0078】
【表4】
【0079】
表3〜4の結果より、以下のことが分かる。
実施例1、比較例1,3より、本発明外であるn−アルキルアミンは加硫物性の改良効果が小さいのに対し、分岐状アミン添加剤は、引っ張り強度(モジュラス300%)、ウエットスキッド特性(0℃におけるtanδ)、低ヒステリシスロス性(70℃におけるtanδ)、および耐摩耗性が同時に高水準に改良されている。
実施例6,比較例6および実施例7,比較例7からも、分岐状アミン添加剤は、引っ張り強度(モジュラス300%)、ウエットスキッド特性(0℃におけるtanδ)、低ヒステリシスロス性(70℃におけるtanδ)、および耐摩耗性が同時に高水準に改良されていることが分かる。
実施例1,4より、ゴム成分とアミン添加剤のゴム組成物を予め作成することで、加硫ゴム物性は更に向上することが分かる。
実施例7〜8より、あらかじめシリカに2−エチルヘキシルアミンを混合したシリカ組成物を用いた実施例8では、加硫ゴム物性は更に向上することが分かる。
実施例5,比較例5より、アミン添加剤を30部を超えて混合すると加硫ゴム物性の改良効果が無くなることが分かる。
実施例2〜3も、本発明のゴム組成物であり、引っ張り強度(モジュラス300%)、ウエットスキッド特性(0℃におけるtanδ)、低ヒステリシスロス性(70℃におけるtanδ)、および耐摩耗性が同時に高水準に改良されていることが分かる。
【0080】
【発明の効果】
本発明のゴム組成物は、配合する充填剤の種類および組合せによらず、加工性に優れるとともに、加硫処理を施して加硫ゴムとしたときに、ウエットスキッド特性、低ヒステリシスロス性、耐摩耗性、破壊強度のバランスに優れた、低燃費用タイヤ、大型タイヤ、高性能タイヤのトレッド用材料として有用な共役ジエン系共重合ゴムおよびその製造方法、ゴム組成物、タイヤを提供することができる。
Claims (8)
- (A)ゴム状重合体100重量部に対し、(B)3級炭素を有する1級アミン化合物0.01〜30重量部、(C)無機充填剤10〜150重量部、および(D)シランカップリング剤0〜20重量部を含有することを特徴とするゴム組成物。
- (A)成分が共役ジエン系(共)重合ゴムおよび/または天然ゴムである請求項1記載のゴム組成物。
- (B)成分が−CH2−CH(−CH2−)−CH2NH2構造を有する1級アミン化合物である請求項1記載のゴム組成物。
- (B)成分が2−エチルヘキシルアミンである請求項1または3記載のゴム組成物。
- (C)無機充填剤が少なくともシリカを含む請求項1記載のゴム組成物。
- 下記(1)〜(3)のいずれかである請求項1〜5いずれか記載のゴム組成物の製造方法。
(1):(A)成分、(B)成分、(C)成分および(D)成分を同時に混合する工程を含む製造方法。
(2):(A)成分と(B)成分とをあらかじめ混合する工程と、その混合物と(C)成分および(D)成分とを混合する工程を含む製造方法。
(3):(B)成分と(C)成分とをあらかじめ混合する工程と、その混合物と(A)成分および(D)成分とを混合する工程を含む製造方法。 - 請求項1〜5いずれかに記載のゴム組成物により得られるゴム成形品。
- 請求項1〜5いずれかに記載のゴム組成物により得られるタイヤトレッド。
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