JP2004043007A - 缶蓋 - Google Patents
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Abstract
【課題】飲料缶又は缶詰缶のタブを軽く、したがって指を損傷することなく引き起こせるようにした缶蓋を提供する。
【解決手段】タブ(23,50) をタブ本体(230,51)と摘まみ片(231,52)とから構成する。タブ本体はその一部をスコア(210,43)で囲まれる領域に重ならせて取付け部(24)によって缶蓋本体(21)に固定する。摘まみ片はタブ本体に缶蓋本体の面にほぼ平行な枢支軸(235) 回りに揺動可能に枢支する。摘まみ片は缶蓋本体の外縁を越えないような長さを有するとともに、缶蓋本体の面を基準として摘まみ片に指先を引っ掛け又は摘まみ片と缶蓋本体の面との間に指先を差し込み得る角度を少なくとも含む所定角度までの角度範囲内にその揺動を規制する。
【選択図】 図3
【解決手段】タブ(23,50) をタブ本体(230,51)と摘まみ片(231,52)とから構成する。タブ本体はその一部をスコア(210,43)で囲まれる領域に重ならせて取付け部(24)によって缶蓋本体(21)に固定する。摘まみ片はタブ本体に缶蓋本体の面にほぼ平行な枢支軸(235) 回りに揺動可能に枢支する。摘まみ片は缶蓋本体の外縁を越えないような長さを有するとともに、缶蓋本体の面を基準として摘まみ片に指先を引っ掛け又は摘まみ片と缶蓋本体の面との間に指先を差し込み得る角度を少なくとも含む所定角度までの角度範囲内にその揺動を規制する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は缶蓋に関し、例えば飲料缶や缶詰のタブを軽く、したがって指を損傷することなく引き起こして開口を形成できるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ビール、ジュース、コーヒー等の飲料は飲料缶に詰められて販売されることが多い。かかる飲料缶では缶蓋に相互に離れた2点から飲み口の形状にスコア(破断容易線)を刻設し、スコアに隣接してタブの中央をリベットで固定しておき、タブと缶蓋との間に指先を差し込んでタブに指を引っ掛けると、タブの先端側が下方に傾動してタブの先端側部分がスコアで囲まれた領域を押圧してスコアの一部を破断し、さらにタブを引き起こすとスコアが全て破断され、飲み口を形成するようになっている。
【0003】
しかし、従来の缶蓋ではタブはリベットによって缶蓋にほぼ重なるように固定され、タブ指先を引っ掛けるとスコアの一部が破断されるようになっているので、タブに指先を引っ掛けるのが難しく、爪を使ってタブを引き起こそうとすると、爪に無理な負担が加わって指が損傷するおそれがあった。
【0004】
そこで、タブを軽く引き起こせるようにした缶蓋が種々提案されている(特開平05−178345号公報、特開平05−305945号公報、特開平06−92354号公報、特開平06−48442号公報、特開平06−156488号公報、特開平06−270937号公報、特開平10−35662号公報、特開平10−236474号公報、特開平10−236457号公報、特開平10−296362号公報、特開平11−105869号公報、特開平11−321862号公報、特開平11−278484号公報、特開2000−128167号公報、特開2000−335576号公報、特開2001−199441号公報、実開平05−22398号公報、等参照)。
【0005】
例えば、実用新案登録第3005982号ではタブに把持部を枢支し、把持部を枢支軸回りに起こして二指で掴み、タブを引き起こすようにした方式が提案されている。また、特開平08−119276号公報ではタブに把持部を枢支し、把持部を枢支軸回りに起こし、缶蓋外周縁の起立壁部分を支点とし、てこの原理を二段階に利用するようにした方式が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、缶飲料は自動販売機を利用して販売されることが一般的であるが、上記枢支式の缶蓋では缶飲料を自動販売機にセットすると、自動販売機内を移動する、例えば落下する時に把持部が缶蓋から起立し、自動販売機内で引っ掛かって止まってしまうということが懸念される。
【0007】
本発明は、かかる問題点に鑑み、タブの引起こし性を確保しつつ、自動販売機内に引っ掛かって止まってしまうことのないようにした缶蓋を提供することを課題とする。
【0008】
本件発明者は上述の課題を解決すべく鋭意研究した結果、タブをタブ本体と揺動可能な摘まみ片とから構成し、摘まみ片の揺動角度を摘まみ片の先端が缶蓋の起立壁部分を越えないような角度以下に規制すると、摘まみ片に簡単に指先を引っ掛けあるいは摘まみ片と缶蓋との間に簡単に指先を差し込むことができるとともに、自動販売機内にセットしても引っ掛かって止まってしまうおそれがないことを着目するに至った。
【0009】
また、調理済みの魚や肉、果物を詰めた缶詰では缶蓋の起立壁部分の内側全周にスコア刻設しているが、飲料缶と同様の方式で缶詰の取出し口を形成するようになっている。缶詰は自動販売機にセットされることは少ないが、取出し口をあける時に爪に無理な負担が加わって指が損傷するおそれがあるので、上述の考え方は缶詰にも適用できる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明に係る缶蓋は、缶蓋本体の外周には缶の上端開口縁に結合される起立壁部分が連続して形成される一方、上記缶蓋本体にはスコアが開口形状に刻設されるとともに、タブが少なくとも一部を上記スコアで囲まれる領域に重ならせて取付け部によって固定されており、上記タブの後端側を引き起こすことによって上記タブの先端側部分が上記スコアで囲まれる領域を押圧して少なくともスコアの一部を破断し、開口を形成できるようにした缶詰又は飲料缶用の缶蓋において、上記タブは少なくとも一部を上記スコアで囲まれる領域に重ならせて取付け部によって固定されたタブ本体と、該タブ本体に上記缶蓋本体の面にほぼ平行な枢支軸回りに揺動可能に枢支された摘まみ片とから構成されている一方、上記摘まみ片は上記缶蓋本体の外縁を越えないような長さを有するとともに、上記缶蓋本体の面を基準として上記摘まみ片に指先を引っ掛け又は上記摘まみ片と上記缶蓋本体の面との間に指先を差し込み得る角度を少なくとも含む所定角度までの角度範囲内にその揺動を規制されていることを特徴とする。
【0011】
本発明の特徴の1つはタブをタブ本体と摘まみ片とから構成し、摘まみ片をタブ本体に対して揺動可能とするとともに缶蓋本体の外縁を越えない長さとし、又摘まみ片部の揺動を所定の角度範囲内に規制するようにした点にある。
【0012】
これにより、缶蓋を開口する場合には摘まみ片を缶蓋本体から浮く方向に少し揺動させると、摘まみ片部を簡単に掴むことができるので、摘まみ片を引き上げてタブ本体を規制角度まで揺動させると、スコアの少なくとも一部を破断させることができ、従来のように爪を使って引き起こす必要がなく、指を損傷するおそれもない。
【0013】
摘まみ片はどのような方法によってその揺動を規制するようにしてもよい。例えば、摘まみ片部又はタブ本体にはタブ本体又は摘まみ片と当接する当たり部を設け、摘まみ片の揺動を所定角度以下に規制するようにしてもよい。
【0014】
当たり部は突起状でもよく、突片状でもよい。当たり部によって摘まみ片の揺動を規制するようにすると、缶蓋を開口する時に摘まみ片がタブ本体に対して所定の角度をなした状態で保持され、摘まみ片とタブ本体とが一体化したような挙動を示すので、従来の一体型のタブの場合と同様に押圧力がタブ本体の先端側に効率よく伝わり、スコアを容易に破断できる。
【0015】
また、摘まみ片の先端が缶蓋本体周縁の起立壁部分を越えないように摘まみ片の揺動を規制すると、缶飲料が自動販売機内を移動している時に自動販売機内部に引っ掛かるおそれもない。
【0016】
飲料缶の場合、缶蓋本体のスコアの破断によって形成される開口は飲料缶の飲み口となる。また、缶詰の場合には缶蓋本体のスコアの破断によって形成される開口は缶詰の中身の取出し口となる。
【0017】
タブ本体と摘まみ片とを揺動可能に枢支してタブを構成すると、飲料缶用の缶蓋の場合にはタブの構造上及びタブと飲み口との位置関係上、枢支部分の強度が強くないと摘まみ片を引き上げた時に枢支部分で変形し破断するおそれがある。
【0018】
そこで、摘まみ片及びタブ本体にはピン受け部が形成され、該摘まみ片及びタブ本体のピン受け部には枢支軸が挿通されることによって摘まみ片がタブ本体に揺動可能に枢支されている一方、摘まみ片のピン受け部は上記スコアの押圧破断に上記タブ本体の傾動する部分の横幅と実質的に等しいか又は大きい横幅を有するように構成するのがよい。
【0019】
また、摘まみ片は粘着シールによって缶蓋本体に貼り付けるようにしてもよく、この場合には粘着シールを剥がして粘着シールを引っ張ることにより摘まみ片が簡単に揺動起立し、タブ本体を引き起し易くなる一方、タブの摘まみ片が起立して自動販売機内に引っ掛かるおそれをより確実に解消できる。
【0020】
缶詰用の缶蓋の場合,自動販売機にセットすることは少ないので、摘まみ片部の揺動角度を規制する必要がない。
【0021】
本発明によれば、缶蓋本体の外周には缶の上端開口縁に結合される起立壁部分が連続して形成される一方、上記缶蓋本体にはスコアが開口形状に刻設されるとともに、タブが少なくともその一部を上記スコアで囲まれる領域に重ならせて取付け部によって固定されており、上記タブの後端側を引き起こすことによって上記タブの先端側部分が上記スコアで囲まれる領域を押圧して少なくともスコアの一部を破断し、開口を形成できるようにした缶詰用の缶蓋において、上記タブはその先端を上記スコアに近接して上記缶蓋本体に取付け部によって固定されたタブ本体と、該タブ本体に上記缶蓋本体の面にほぼ平行な枢支軸回りに揺動可能に枢支された摘まみ片とから構成され、該摘まみ片は上記缶蓋本体の外縁を越えないような長さを有することを特徴とする缶蓋を提供することができる。
【0022】
この缶蓋の場合にも摘まみ片部を粘着シールによって缶蓋本体に貼り付けるようにすると、輸送中等に摘まみ片部がカタカタ揺れないので、普通の缶詰と同様に扱える。
【0023】
また、飲料缶及び缶詰のいずれの缶蓋においても衛生確保の観点から、缶蓋の全体にキャップ、フィルムあるいはシールを被せ、あるいは飲料缶の飲み口をシールやフィルムで封鎖してもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図4は本発明に係る缶蓋の好ましい実施形態を示し、これは飲料缶の缶蓋に適用した例である。図において、缶10は適切な金属材料、例えばアルミニウム系合金を用いて所定高さの有底ほぼ円筒状に成形され、缶10の上端開口縁には缶蓋20の起立壁部分22が嵌め合わされ、締めつけられて固定されている。
【0025】
缶蓋20は缶蓋本体21とその外周縁に連続して形成された起立壁部分22とから構成され、缶蓋本体21にはほぼ中央の相互に間隔をあけた2つの終端の間から起立壁部分22の近傍にかけてスコア210が飲み口(開口)の形状に刻設されている。
【0026】
また、缶蓋本体21にはタブ23が固定されている。タブ23はタブ本体230と摘まみ片231とから構成され、タブ本体230はその一部をスコア210によって囲まれる領域の上に重ねられてリベット(取付け部)24によって缶蓋本体230に固定されている。また、タブ本体230にはタブ本体230がリベット24を支点として傾動し得るように円弧状の長溝232が形成されている。
【0027】
摘まみ片231はリング状をなし、摘まみ片231のタブ本体230と対向する端縁部分の両側にはピン受け部233が、タブ本体230の摘まみ片231と対向する端縁部分の中央にはピン受け部234が各々形成され、両ピン受け部233、234には連結ピン235が挿通して取付けられ、摘まみ片231はタブ本体230に対して揺動可能に枢支されている。
【0028】
さらに、摘まみ片231のピン受け部233には突起(当たり部)236が形成され、タブ本体230には突起236に対応する位置に凹部237が形成されており、摘まみ片231の突起236がタブ本体230の凹部237に嵌まり込んで当接することにより、缶蓋本体21の面を基準として摘まみ片231に指先を引っ掛けあるいは摘まみ片231と缶蓋本体21の面との間に指先を差し込み得る角度を少なくとも含みかつ摘まみ片231の先端が缶蓋20の起立壁部分22の高さを越えない所定角度までの角度範囲内にその揺動が規制されている。
【0029】
摘まみ片231のピン受け部233の長さbはスコア210の押圧破断にタブ本体230の傾動する部分、即ちタブ本体230の側辺部分の幅aよりも大きく設定され、飲み口の開口時に摘まみ片231のピン受け部233が変形しあるいは破断しないようにしている。
【0030】
飲料缶の飲み口をあける場合、摘まみ片231がタブ本体230に対して揺動可能となっているので、摘まみ片231を親指は人指し指の二指で簡単に摘まむことができる。そこで、摘まみ片231をタブ本体230に対して上方に引き上げると、突起236がタブ本体230の凹部237に嵌まり込んでその底面に当たり、摘まみ片231はタブ本体230に対してそれ以上揺動できなくなる。さらに、摘まみ片231を引き上げると、タブ本体230の先端側部分がスコア210で囲まれた領域と当たり、今度はリベット24を支点としてタブ本体230と摘まみ片231とが傾動しつつ、タブ本体230の先端側部分がスコア210で囲まれた領域を押圧し、スコア210の一部が破断し、更に摘まみ片231を引き上げるとスコア210が完全に破断し、飲み口が開口される。
【0031】
このように、摘まみ片231を簡単に摘んで揺動させることによってタブ23を容易に引き上げ、スコア210を破断させることができ、従来のように爪を使って引き起こす必要がなく、指を損傷するおそれもない。
【0032】
また、摘まみ片231の先端が缶蓋本体21周縁の起立壁部分22の高さを越えないように摘まみ片231の揺動を規制しているので、缶飲料を自動販売機内にセットして販売する場合にも缶飲料が自動販売機内部に引っ掛かるおそれもない。
【0033】
図5ないし図7は第2の実施形態を示し、これは飲料缶の缶蓋に適用した例であり、図において図1ないし図4と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では突起236に代え、タブ本体230のピン受け部234の一部を切り起こし、さらに有底円筒の半部の形状に加工することによって突片(当たり部)236を形成する一方、摘まみ片231には突片236に対応する部位に突片236が嵌まり込む凹部237を形成するようにしている。このように、当たり部は突片状とすることもできる。
【0034】
なお、上記の2つの例では当たり部236を形成して摘まみ片231の揺動を規制するようにしたが、図8の第3の実施形態に示されるように、さらに粘着シール238によって摘まみ片231を缶蓋本体21に貼りつけるようにしてもよい。なお、図示の便宜上、当たり部としての突起又は突片は図示していない。
【0035】
図9及び図10は本発明に係る第4の実施形態を示し、これは缶詰の缶蓋に適用した例である。図において、缶30は適切な金属材料、例えばアルミニウム系合金を用いて高さの低い有底円筒状に成形され、缶30の上端開口縁には缶蓋40の起立壁部分42が嵌め合わされ、締めつけられて固定されている。
【0036】
缶蓋40は缶蓋本体41とその外周縁に連続して形成された起立壁部分42とから構成され、缶蓋本体41には起立壁部分42の内側全周にそってスコア43が中身の取出し口の形状に刻設されている。
【0037】
また、缶蓋本体41にはタブ50が固定されている。タブ50はタブ本体51とリング状の摘まみ片52とから構成され、タブ本体51はその先端をスコア43の近傍に位置させてリベット(取付け部)53によって缶蓋本体41に固定されている。なお、摘まみ片52とタブ本体51との連結構造は第1又は第2の実施形態と実質的に同様であり、容易に理解できるので、その詳細な説明は省略する。
【0038】
摘まみ片52は摘まみ片部52とタブ本体51の両当たり部の当接によって缶蓋本体41の面を基準として摘まみ片52に指先を引っ掛け又は摘まみ片52と缶蓋本体41の面との間に指先を差し込み得る角度を少なくとも含む所定角度、例えば45度の角度範囲内にその揺動が規制されている。
【0039】
缶蓋を開ける場合、摘まみ片部52を親指は人指し指の二指で簡単に摘まむことができる。そこで、摘まみ片52をタブ本体51に対して上方に引き上げると、当たり部が相互に当接して摘まみ片52がタブ本体51に対してそれ以上揺動できなくなる角度まで揺動させ、さらに摘まみ片52を引き上げると、タブ本体51の先端がスコア43の近傍と当たってこれを強く押圧し、スコア43の一部が破断して缶内にエアーが入った缶の気密が破られる。最後の、摘まみ片部52に指を引っ掛け、強く手前に引っ張ると、スコア43が破れて取出し口が開口されることとなる。
【0040】
図11は缶詰用の缶蓋の第5の実施形態を示し、図において図9及び図10と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではタブ本体51と摘まみ片52とを大きな寸法に製作し、摘まみ片52は缶蓋本体41の起立壁部分42の大きさよりも少しだけ小さいリング状となしている。
【0041】
図12は缶詰用の缶蓋の第6の実施形態を示し、図において図9及び図10と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではタブ本体51を長尺帯状に製作し、摘まみ片部52の引き上げ力が効率よくスコア43に伝わるように工夫している。
【0042】
図13及び図14は各々缶詰用の缶蓋の第7、第8の実施形態を示し、図において図11及び図12と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではタブ本体51及び摘まみ片部52に当たり部を設けず、摘まみ片部52が自由に揺動できるようにしている。
【0043】
缶詰用の缶蓋の場合にはこのように摘まみ片部52を任意に揺動できるようにすることもできる。但し、輸送中の摘まみ片部52がカタカタと音を出すのが耳障りな場合には粘着シールで摘まみ片部52を缶蓋本体41に貼り付けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る缶蓋の好ましい実施形態を備えた飲料缶を示す概略斜視図である。
【図2】上記実施形態における缶蓋を示す平面図である。
【図3】上記実施形態におけるタブの動作を示す図である。
【図4】上記実施形態におけるタブの動作を示す図である。
【図5】第2の実施形態を示す平面図である。
【図6】上記実施形態における動作を示す図である。
【図7】上記実施形態における要部を示す断面図である。
【図8】第3の実施形態による缶蓋を備えた飲料缶を示す概略斜視図である。
【図9】本発明に係る缶蓋の第4の実施形態を備えた缶詰を示す平面図である。
【図10】上記実施形態を示す要部断面側面図である。
【図11】第5の実施形態を示す平面図である。
【図12】第6の実施形態を示す平面図である。
【図13】第7の実施形態を示す平面図である。
【図14】第8の実施形態を示す平面図である。
【符号の説明】
10 飲料缶
20 缶蓋
21 缶蓋本体
22 起立壁部分
23 タブ
230 タブ本体
231 摘まみ片
233、234 ピン受け部
235 連結ピン
236 当たり部(突起、突片)
238 粘着シール
30 缶詰缶
40 缶蓋
41 缶蓋本体
42 起立壁部分
43 スコア
50 タブ
51 タブ本体
52 摘まみ片
【発明の属する技術分野】
本発明は缶蓋に関し、例えば飲料缶や缶詰のタブを軽く、したがって指を損傷することなく引き起こして開口を形成できるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ビール、ジュース、コーヒー等の飲料は飲料缶に詰められて販売されることが多い。かかる飲料缶では缶蓋に相互に離れた2点から飲み口の形状にスコア(破断容易線)を刻設し、スコアに隣接してタブの中央をリベットで固定しておき、タブと缶蓋との間に指先を差し込んでタブに指を引っ掛けると、タブの先端側が下方に傾動してタブの先端側部分がスコアで囲まれた領域を押圧してスコアの一部を破断し、さらにタブを引き起こすとスコアが全て破断され、飲み口を形成するようになっている。
【0003】
しかし、従来の缶蓋ではタブはリベットによって缶蓋にほぼ重なるように固定され、タブ指先を引っ掛けるとスコアの一部が破断されるようになっているので、タブに指先を引っ掛けるのが難しく、爪を使ってタブを引き起こそうとすると、爪に無理な負担が加わって指が損傷するおそれがあった。
【0004】
そこで、タブを軽く引き起こせるようにした缶蓋が種々提案されている(特開平05−178345号公報、特開平05−305945号公報、特開平06−92354号公報、特開平06−48442号公報、特開平06−156488号公報、特開平06−270937号公報、特開平10−35662号公報、特開平10−236474号公報、特開平10−236457号公報、特開平10−296362号公報、特開平11−105869号公報、特開平11−321862号公報、特開平11−278484号公報、特開2000−128167号公報、特開2000−335576号公報、特開2001−199441号公報、実開平05−22398号公報、等参照)。
【0005】
例えば、実用新案登録第3005982号ではタブに把持部を枢支し、把持部を枢支軸回りに起こして二指で掴み、タブを引き起こすようにした方式が提案されている。また、特開平08−119276号公報ではタブに把持部を枢支し、把持部を枢支軸回りに起こし、缶蓋外周縁の起立壁部分を支点とし、てこの原理を二段階に利用するようにした方式が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、缶飲料は自動販売機を利用して販売されることが一般的であるが、上記枢支式の缶蓋では缶飲料を自動販売機にセットすると、自動販売機内を移動する、例えば落下する時に把持部が缶蓋から起立し、自動販売機内で引っ掛かって止まってしまうということが懸念される。
【0007】
本発明は、かかる問題点に鑑み、タブの引起こし性を確保しつつ、自動販売機内に引っ掛かって止まってしまうことのないようにした缶蓋を提供することを課題とする。
【0008】
本件発明者は上述の課題を解決すべく鋭意研究した結果、タブをタブ本体と揺動可能な摘まみ片とから構成し、摘まみ片の揺動角度を摘まみ片の先端が缶蓋の起立壁部分を越えないような角度以下に規制すると、摘まみ片に簡単に指先を引っ掛けあるいは摘まみ片と缶蓋との間に簡単に指先を差し込むことができるとともに、自動販売機内にセットしても引っ掛かって止まってしまうおそれがないことを着目するに至った。
【0009】
また、調理済みの魚や肉、果物を詰めた缶詰では缶蓋の起立壁部分の内側全周にスコア刻設しているが、飲料缶と同様の方式で缶詰の取出し口を形成するようになっている。缶詰は自動販売機にセットされることは少ないが、取出し口をあける時に爪に無理な負担が加わって指が損傷するおそれがあるので、上述の考え方は缶詰にも適用できる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明に係る缶蓋は、缶蓋本体の外周には缶の上端開口縁に結合される起立壁部分が連続して形成される一方、上記缶蓋本体にはスコアが開口形状に刻設されるとともに、タブが少なくとも一部を上記スコアで囲まれる領域に重ならせて取付け部によって固定されており、上記タブの後端側を引き起こすことによって上記タブの先端側部分が上記スコアで囲まれる領域を押圧して少なくともスコアの一部を破断し、開口を形成できるようにした缶詰又は飲料缶用の缶蓋において、上記タブは少なくとも一部を上記スコアで囲まれる領域に重ならせて取付け部によって固定されたタブ本体と、該タブ本体に上記缶蓋本体の面にほぼ平行な枢支軸回りに揺動可能に枢支された摘まみ片とから構成されている一方、上記摘まみ片は上記缶蓋本体の外縁を越えないような長さを有するとともに、上記缶蓋本体の面を基準として上記摘まみ片に指先を引っ掛け又は上記摘まみ片と上記缶蓋本体の面との間に指先を差し込み得る角度を少なくとも含む所定角度までの角度範囲内にその揺動を規制されていることを特徴とする。
【0011】
本発明の特徴の1つはタブをタブ本体と摘まみ片とから構成し、摘まみ片をタブ本体に対して揺動可能とするとともに缶蓋本体の外縁を越えない長さとし、又摘まみ片部の揺動を所定の角度範囲内に規制するようにした点にある。
【0012】
これにより、缶蓋を開口する場合には摘まみ片を缶蓋本体から浮く方向に少し揺動させると、摘まみ片部を簡単に掴むことができるので、摘まみ片を引き上げてタブ本体を規制角度まで揺動させると、スコアの少なくとも一部を破断させることができ、従来のように爪を使って引き起こす必要がなく、指を損傷するおそれもない。
【0013】
摘まみ片はどのような方法によってその揺動を規制するようにしてもよい。例えば、摘まみ片部又はタブ本体にはタブ本体又は摘まみ片と当接する当たり部を設け、摘まみ片の揺動を所定角度以下に規制するようにしてもよい。
【0014】
当たり部は突起状でもよく、突片状でもよい。当たり部によって摘まみ片の揺動を規制するようにすると、缶蓋を開口する時に摘まみ片がタブ本体に対して所定の角度をなした状態で保持され、摘まみ片とタブ本体とが一体化したような挙動を示すので、従来の一体型のタブの場合と同様に押圧力がタブ本体の先端側に効率よく伝わり、スコアを容易に破断できる。
【0015】
また、摘まみ片の先端が缶蓋本体周縁の起立壁部分を越えないように摘まみ片の揺動を規制すると、缶飲料が自動販売機内を移動している時に自動販売機内部に引っ掛かるおそれもない。
【0016】
飲料缶の場合、缶蓋本体のスコアの破断によって形成される開口は飲料缶の飲み口となる。また、缶詰の場合には缶蓋本体のスコアの破断によって形成される開口は缶詰の中身の取出し口となる。
【0017】
タブ本体と摘まみ片とを揺動可能に枢支してタブを構成すると、飲料缶用の缶蓋の場合にはタブの構造上及びタブと飲み口との位置関係上、枢支部分の強度が強くないと摘まみ片を引き上げた時に枢支部分で変形し破断するおそれがある。
【0018】
そこで、摘まみ片及びタブ本体にはピン受け部が形成され、該摘まみ片及びタブ本体のピン受け部には枢支軸が挿通されることによって摘まみ片がタブ本体に揺動可能に枢支されている一方、摘まみ片のピン受け部は上記スコアの押圧破断に上記タブ本体の傾動する部分の横幅と実質的に等しいか又は大きい横幅を有するように構成するのがよい。
【0019】
また、摘まみ片は粘着シールによって缶蓋本体に貼り付けるようにしてもよく、この場合には粘着シールを剥がして粘着シールを引っ張ることにより摘まみ片が簡単に揺動起立し、タブ本体を引き起し易くなる一方、タブの摘まみ片が起立して自動販売機内に引っ掛かるおそれをより確実に解消できる。
【0020】
缶詰用の缶蓋の場合,自動販売機にセットすることは少ないので、摘まみ片部の揺動角度を規制する必要がない。
【0021】
本発明によれば、缶蓋本体の外周には缶の上端開口縁に結合される起立壁部分が連続して形成される一方、上記缶蓋本体にはスコアが開口形状に刻設されるとともに、タブが少なくともその一部を上記スコアで囲まれる領域に重ならせて取付け部によって固定されており、上記タブの後端側を引き起こすことによって上記タブの先端側部分が上記スコアで囲まれる領域を押圧して少なくともスコアの一部を破断し、開口を形成できるようにした缶詰用の缶蓋において、上記タブはその先端を上記スコアに近接して上記缶蓋本体に取付け部によって固定されたタブ本体と、該タブ本体に上記缶蓋本体の面にほぼ平行な枢支軸回りに揺動可能に枢支された摘まみ片とから構成され、該摘まみ片は上記缶蓋本体の外縁を越えないような長さを有することを特徴とする缶蓋を提供することができる。
【0022】
この缶蓋の場合にも摘まみ片部を粘着シールによって缶蓋本体に貼り付けるようにすると、輸送中等に摘まみ片部がカタカタ揺れないので、普通の缶詰と同様に扱える。
【0023】
また、飲料缶及び缶詰のいずれの缶蓋においても衛生確保の観点から、缶蓋の全体にキャップ、フィルムあるいはシールを被せ、あるいは飲料缶の飲み口をシールやフィルムで封鎖してもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図4は本発明に係る缶蓋の好ましい実施形態を示し、これは飲料缶の缶蓋に適用した例である。図において、缶10は適切な金属材料、例えばアルミニウム系合金を用いて所定高さの有底ほぼ円筒状に成形され、缶10の上端開口縁には缶蓋20の起立壁部分22が嵌め合わされ、締めつけられて固定されている。
【0025】
缶蓋20は缶蓋本体21とその外周縁に連続して形成された起立壁部分22とから構成され、缶蓋本体21にはほぼ中央の相互に間隔をあけた2つの終端の間から起立壁部分22の近傍にかけてスコア210が飲み口(開口)の形状に刻設されている。
【0026】
また、缶蓋本体21にはタブ23が固定されている。タブ23はタブ本体230と摘まみ片231とから構成され、タブ本体230はその一部をスコア210によって囲まれる領域の上に重ねられてリベット(取付け部)24によって缶蓋本体230に固定されている。また、タブ本体230にはタブ本体230がリベット24を支点として傾動し得るように円弧状の長溝232が形成されている。
【0027】
摘まみ片231はリング状をなし、摘まみ片231のタブ本体230と対向する端縁部分の両側にはピン受け部233が、タブ本体230の摘まみ片231と対向する端縁部分の中央にはピン受け部234が各々形成され、両ピン受け部233、234には連結ピン235が挿通して取付けられ、摘まみ片231はタブ本体230に対して揺動可能に枢支されている。
【0028】
さらに、摘まみ片231のピン受け部233には突起(当たり部)236が形成され、タブ本体230には突起236に対応する位置に凹部237が形成されており、摘まみ片231の突起236がタブ本体230の凹部237に嵌まり込んで当接することにより、缶蓋本体21の面を基準として摘まみ片231に指先を引っ掛けあるいは摘まみ片231と缶蓋本体21の面との間に指先を差し込み得る角度を少なくとも含みかつ摘まみ片231の先端が缶蓋20の起立壁部分22の高さを越えない所定角度までの角度範囲内にその揺動が規制されている。
【0029】
摘まみ片231のピン受け部233の長さbはスコア210の押圧破断にタブ本体230の傾動する部分、即ちタブ本体230の側辺部分の幅aよりも大きく設定され、飲み口の開口時に摘まみ片231のピン受け部233が変形しあるいは破断しないようにしている。
【0030】
飲料缶の飲み口をあける場合、摘まみ片231がタブ本体230に対して揺動可能となっているので、摘まみ片231を親指は人指し指の二指で簡単に摘まむことができる。そこで、摘まみ片231をタブ本体230に対して上方に引き上げると、突起236がタブ本体230の凹部237に嵌まり込んでその底面に当たり、摘まみ片231はタブ本体230に対してそれ以上揺動できなくなる。さらに、摘まみ片231を引き上げると、タブ本体230の先端側部分がスコア210で囲まれた領域と当たり、今度はリベット24を支点としてタブ本体230と摘まみ片231とが傾動しつつ、タブ本体230の先端側部分がスコア210で囲まれた領域を押圧し、スコア210の一部が破断し、更に摘まみ片231を引き上げるとスコア210が完全に破断し、飲み口が開口される。
【0031】
このように、摘まみ片231を簡単に摘んで揺動させることによってタブ23を容易に引き上げ、スコア210を破断させることができ、従来のように爪を使って引き起こす必要がなく、指を損傷するおそれもない。
【0032】
また、摘まみ片231の先端が缶蓋本体21周縁の起立壁部分22の高さを越えないように摘まみ片231の揺動を規制しているので、缶飲料を自動販売機内にセットして販売する場合にも缶飲料が自動販売機内部に引っ掛かるおそれもない。
【0033】
図5ないし図7は第2の実施形態を示し、これは飲料缶の缶蓋に適用した例であり、図において図1ないし図4と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では突起236に代え、タブ本体230のピン受け部234の一部を切り起こし、さらに有底円筒の半部の形状に加工することによって突片(当たり部)236を形成する一方、摘まみ片231には突片236に対応する部位に突片236が嵌まり込む凹部237を形成するようにしている。このように、当たり部は突片状とすることもできる。
【0034】
なお、上記の2つの例では当たり部236を形成して摘まみ片231の揺動を規制するようにしたが、図8の第3の実施形態に示されるように、さらに粘着シール238によって摘まみ片231を缶蓋本体21に貼りつけるようにしてもよい。なお、図示の便宜上、当たり部としての突起又は突片は図示していない。
【0035】
図9及び図10は本発明に係る第4の実施形態を示し、これは缶詰の缶蓋に適用した例である。図において、缶30は適切な金属材料、例えばアルミニウム系合金を用いて高さの低い有底円筒状に成形され、缶30の上端開口縁には缶蓋40の起立壁部分42が嵌め合わされ、締めつけられて固定されている。
【0036】
缶蓋40は缶蓋本体41とその外周縁に連続して形成された起立壁部分42とから構成され、缶蓋本体41には起立壁部分42の内側全周にそってスコア43が中身の取出し口の形状に刻設されている。
【0037】
また、缶蓋本体41にはタブ50が固定されている。タブ50はタブ本体51とリング状の摘まみ片52とから構成され、タブ本体51はその先端をスコア43の近傍に位置させてリベット(取付け部)53によって缶蓋本体41に固定されている。なお、摘まみ片52とタブ本体51との連結構造は第1又は第2の実施形態と実質的に同様であり、容易に理解できるので、その詳細な説明は省略する。
【0038】
摘まみ片52は摘まみ片部52とタブ本体51の両当たり部の当接によって缶蓋本体41の面を基準として摘まみ片52に指先を引っ掛け又は摘まみ片52と缶蓋本体41の面との間に指先を差し込み得る角度を少なくとも含む所定角度、例えば45度の角度範囲内にその揺動が規制されている。
【0039】
缶蓋を開ける場合、摘まみ片部52を親指は人指し指の二指で簡単に摘まむことができる。そこで、摘まみ片52をタブ本体51に対して上方に引き上げると、当たり部が相互に当接して摘まみ片52がタブ本体51に対してそれ以上揺動できなくなる角度まで揺動させ、さらに摘まみ片52を引き上げると、タブ本体51の先端がスコア43の近傍と当たってこれを強く押圧し、スコア43の一部が破断して缶内にエアーが入った缶の気密が破られる。最後の、摘まみ片部52に指を引っ掛け、強く手前に引っ張ると、スコア43が破れて取出し口が開口されることとなる。
【0040】
図11は缶詰用の缶蓋の第5の実施形態を示し、図において図9及び図10と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではタブ本体51と摘まみ片52とを大きな寸法に製作し、摘まみ片52は缶蓋本体41の起立壁部分42の大きさよりも少しだけ小さいリング状となしている。
【0041】
図12は缶詰用の缶蓋の第6の実施形態を示し、図において図9及び図10と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではタブ本体51を長尺帯状に製作し、摘まみ片部52の引き上げ力が効率よくスコア43に伝わるように工夫している。
【0042】
図13及び図14は各々缶詰用の缶蓋の第7、第8の実施形態を示し、図において図11及び図12と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではタブ本体51及び摘まみ片部52に当たり部を設けず、摘まみ片部52が自由に揺動できるようにしている。
【0043】
缶詰用の缶蓋の場合にはこのように摘まみ片部52を任意に揺動できるようにすることもできる。但し、輸送中の摘まみ片部52がカタカタと音を出すのが耳障りな場合には粘着シールで摘まみ片部52を缶蓋本体41に貼り付けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る缶蓋の好ましい実施形態を備えた飲料缶を示す概略斜視図である。
【図2】上記実施形態における缶蓋を示す平面図である。
【図3】上記実施形態におけるタブの動作を示す図である。
【図4】上記実施形態におけるタブの動作を示す図である。
【図5】第2の実施形態を示す平面図である。
【図6】上記実施形態における動作を示す図である。
【図7】上記実施形態における要部を示す断面図である。
【図8】第3の実施形態による缶蓋を備えた飲料缶を示す概略斜視図である。
【図9】本発明に係る缶蓋の第4の実施形態を備えた缶詰を示す平面図である。
【図10】上記実施形態を示す要部断面側面図である。
【図11】第5の実施形態を示す平面図である。
【図12】第6の実施形態を示す平面図である。
【図13】第7の実施形態を示す平面図である。
【図14】第8の実施形態を示す平面図である。
【符号の説明】
10 飲料缶
20 缶蓋
21 缶蓋本体
22 起立壁部分
23 タブ
230 タブ本体
231 摘まみ片
233、234 ピン受け部
235 連結ピン
236 当たり部(突起、突片)
238 粘着シール
30 缶詰缶
40 缶蓋
41 缶蓋本体
42 起立壁部分
43 スコア
50 タブ
51 タブ本体
52 摘まみ片
Claims (9)
- 缶蓋本体の外周には缶の上端開口縁に結合される起立壁部分が連続して形成される一方、上記缶蓋本体にはスコアが開口形状に刻設されるとともに、タブが少なくともその一部を上記スコアで囲まれる領域に重ならせて取付け部によって固定されており、上記タブの後端側を引き起こすことによって上記タブの先端側部分が上記スコアで囲まれる領域を押圧して少なくともスコアの一部を破断し、開口を形成できるようにした缶詰又は飲料缶用の缶蓋において、
上記タブは少なくとも一部を上記スコアで囲まれる領域に重ならせて取付け部によって固定されたタブ本体と、該タブ本体に上記缶蓋本体の面にほぼ平行な枢支軸回りに揺動可能に枢支された摘まみ片とから構成されている一方、
上記摘まみ片は上記缶蓋本体の外縁を越えないような長さを有するとともに、上記缶蓋本体の面を基準として上記摘まみ片に指先を引っ掛け又は上記摘まみ片と上記缶蓋本体の面との間に指先を差し込み得る角度を少なくとも含む所定角度までの角度範囲内にその揺動を規制されていることを特徴とする缶蓋。 - 上記摘まみ片又はタブ本体には上記タブ本体又は摘まみ片と当接し、上記摘まみ片の揺動を上記所定角度以下に規制する当たり止め部が設けられている請求項1記載の缶蓋。
- 上記所定角度は上記摘まみ片の先端が上記缶蓋本体の外縁の高さを越えないような角度である請求項1又は2記載の缶蓋。
- 上記缶蓋本体のスコアの破断によって形成される開口が飲料缶の飲み口である請求項3記載の缶蓋。
- 上記摘まみ片及びタブ本体はピン受け部が形成され、該摘まみ片及びタブ本体のピン受け部には上記枢支軸が挿通されることによって上記摘まみ片がタブ本体に揺動可能に枢支されている一方、
上記摘まみ片のピン受け部は上記スコアの押圧破断に上記タブ本体の傾動する部分の横幅と実質的に等しいか又は大きい横幅を有するようになした請求項1ないし4のいずれかに記載の缶蓋。 - 上記缶蓋本体のスコアの破断によって形成される開口が缶詰の中身の取出し口である請求項1又は2記載の缶蓋。
- 上記摘まみ片部は粘着シールによって上記缶蓋本体に貼り付けられている請求項1ないし6のいずれかに記載の缶蓋。
- 缶蓋本体の外周には缶の上端開口縁に結合される起立壁部分が連続して形成される一方、上記缶蓋本体にはスコアが開口形状に刻設されるとともに、タブが少なくともその一部を上記スコアで囲まれる領域に重ならせて取付け部によって固定されており、上記タブの後端側を引き起こすことによって上記タブの先端側部分が上記スコアで囲まれる領域を押圧して少なくともスコアの一部を破断し、開口を形成できるようにした缶詰用の缶蓋において、
上記タブはその先端を上記スコアに近接して上記缶蓋本体に取付け部によって固定されたタブ本体と、該タブ本体に上記缶蓋本体の面にほぼ平行な枢支軸回りに揺動可能に枢支された摘まみ片とから構成され、
該摘まみ片は上記缶蓋本体の外縁を越えないような長さを有することを特徴とする缶蓋。 - 上記摘まみ片部は粘着シールによって上記缶蓋本体に貼り付けられている請求項8記載の缶蓋。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2012184027A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | Showa Aluminum Kan Kk | 缶蓋および飲料缶 |
| JP2014058351A (ja) * | 2014-01-07 | 2014-04-03 | Showa Aluminum Kan Kk | 缶蓋および飲料缶 |
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| CN110678398A (zh) * | 2017-04-05 | 2020-01-10 | 格雷戈尔·安顿·皮耶 | 金属罐盖 |
| CN118850504A (zh) * | 2019-06-12 | 2024-10-29 | 浙江理工大学 | 一种易拉罐开启装置及易拉罐 |
-
2002
- 2002-08-09 JP JP2002233008A patent/JP2004043007A/ja active Pending
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