JP2004042991A - 物品保持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】取り扱い時や搬送時などに外部からの衝撃に対して比較的損傷を受けやすい物品を、外部からの衝撃から容易に保護することができ、何回でも再使用することができる物品保持装置の提供を目的とする。
【解決手段】弾性体が張設された枠に係合部が設けられてなる物品支持部材と、前記係合部と係合する係合凹部が上下方向に複数設けられた支柱部が複数立設してなる支持フレームとを備え、前記支柱部間で上下方向に支持させた物品支持部材の弾性体によって物品を上下から弾性挟持するようになっている構成とした。
【選択図】 図1
【解決手段】弾性体が張設された枠に係合部が設けられてなる物品支持部材と、前記係合部と係合する係合凹部が上下方向に複数設けられた支柱部が複数立設してなる支持フレームとを備え、前記支柱部間で上下方向に支持させた物品支持部材の弾性体によって物品を上下から弾性挟持するようになっている構成とした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、取り扱い時や搬送時などに外部からの衝撃に対して、比較的損傷を受けやすい物品を搬送するときなどに使用する物品保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パソコンなどの精密機械、家電製品、ガラス製品や陶磁器製品など、取り扱い時や搬送時などに外部からの衝撃に対して比較的損傷を受けやすい物品は、搬送時など外部からの衝撃から保護する必要がある。
そこで、上記物品の搬送時などは、外部衝撃から保護するために、発泡スチロールなどの衝撃緩衝効果を有する発泡樹脂を物品の輪郭形状に合わせて形成したタイプの緩衝材で物品を覆ってダンボール箱などの包装容器内に収納する方法が一般に行われている。
【0003】
また、上述した方法以外では、物品を外部衝撃から保護するために、包装容器内に収容した物品と包装容器内壁面との間に形成される空間を発泡樹脂の小片や新聞紙などを緩衝材として埋めるようにしたり、バブルシートなどで物品を覆うようにしたりする方法が行われている。
【0004】
しかし、上述した方法は、搬送などを行った後の包装容器や、緩衝材を再使用することなく廃棄処分することから、非常に多くの無駄を生じさせる点で問題がある。
特に、発泡樹脂やバブルシートなどの樹脂材料は、分解しにくく燃焼により有毒ガスを発生するおそれもあるため、環境的見地からしても出来るだけ使用しないことが望ましい。
【0005】
そこで、上述したような問題に鑑みて、特開平11−208726号公報では、対向する二枚の緊張する弾性体としての可撓性フィルムによって非包装物を宙に浮かせた状態に挟持する包装体であって、四辺が四角柱体からなる二個の中枠を、該中枠に内接する外箱内で対向させ、前記中枠の対向面(底面)にそれぞれ可撓性フィルム片を貼着させて物品支持部材を形成させ、前記四角柱体が、一枚の角上のブランクの四辺と直交する方向に外側から内側に向かって第一内板、第一天板、外板、底板、第二内板、第二天板の順に折り線を介して連接された四面からなる四角柱体構成部を前記第一内板が最内層になるように巻き折りして、前記第二天板に連接されている差し込み片を前記外板間のスリットに差し込んで形成され、隣接する前記四角柱体同士が、前記底板の両端部同士で斜めの折り線を介して連接されていることを特徴とする衝撃吸収包装体が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したような包装体は、物品支持部材を構成する枠がダンボールや厚紙などで形成されているため、強度的に弱く、たとえば、パソコンのCRTモニターなどの重量物を可撓性フィルムの間で宙に浮いた状態に弾性挟持することが難しい。
【0007】
また、上記包装体は、可撓性フィルムの間に物品を弾性挟持させた状態で外箱の蓋を閉めるとき、可撓性フィルムの反撥付勢力に抗する力で閉める必要があり、物品を弾性挟持させるときの力や技術が必要となるなど、非常に手間を有し作業効率が悪くなってしまうという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は、上述した問題に鑑みてなされ、取り扱い時や搬送時などに外部からの衝撃に対して比較的損傷を受けやすい物品を、外部からの衝撃から容易に保護することができ、何回でも再使用することができる物品保持装置の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明の請求項1にかかる物品保持装置(以下、「請求項1の保持装置」とのみ記す。)は、弾性体が張設された枠に係合部が設けられてなる物品支持部材と、前記係合部と係合する係合凹部が上下方向に複数設けられた支柱部が複数立設してなる支持フレームとを備え、前記支柱部間で上下方向に支持させた物品支持部材の弾性体によって物品を上下から弾性挟持するようになっている構成とした。
【0010】
また、本発明の請求項2にかかる物品保持装置(以下、「請求項2の保持装置」とのみ記す。)は、請求項1の保持装置の構成に加えて、枠が、枠本体と、前記枠本体に弾性体を固定する着脱自在な弾性体固定部材とを備えている構成とした。
【0011】
また、本発明の請求項3にかかる物品保持装置(以下、「請求項3の保持装置」とのみ記す。)は、請求項2の保持装置の構成に加えて、弾性体固定部材が、内壁面の対向する面に弾性部材が貼着された断面コ字形状に形成され、前記断面コ字形状に形成された凹部で、枠本体の周縁部と弾性体の一部とを嵌合したとき、前記弾性部材の弾性力により、枠本体と弾性体とを挟着固定するようになっている構成とした。
【0012】
また、本発明の請求項4にかかる物品保持装置(以下、「請求項4の保持装置」とのみ記す。)は、請求項1〜請求項3の保持装置の何れかの構成に加えて、支柱部が、支持フレーム内で起倒自在に枢支されている構成とした。
【0013】
また、本発明の請求項5にかかる物品保持装置(以下、「請求項5の保持装置」とのみ記す。)は、請求項1〜請求項4の保持装置の何れかの構成に加えて、支持フレームが、下端部分に、他の支持フレームの支柱部上端と嵌合する受部を備えている構成とした。
【0014】
また、本発明の請求項6にかかる物品保持装置(以下、「請求項6の保持装置」とのみ記す。)は、請求項4の保持装置の何れかの構成に加えて、支持フレームが、支持フレームの外側方向への支柱部の転倒を防止するストッパーを備えている構成とした。
【0015】
また、本発明の請求項7にかかる物品保持装置(以下、「請求項7の保持装置」とのみ記す。)は、請求項4の保持装置の構成に加えて、支持フレームが、支持フレームの下端部分に、支柱部を倒した状態にある他の支持フレーム上端と嵌合する受部を備えている構成とした。
【0016】
また、本発明の請求項8にかかる物品保持装置(以下、「請求項8の保持装置」とのみ記す。)は、請求項1〜請求項7の保持装置の何れかの構成に加えて、物品支持部材の一側面側に配置され、弾性体の挟持部を複数に分割する着脱自在な弾性体分割部材を備えている構成とした。
【0017】
また、本発明の請求項9にかかる物品保持装置(以下、「請求項9の保持装置」とのみ記す。)は、請求項1〜請求項8の保持装置の何れかの構成に加えて、係合凹部が、開口側よりも内側で支柱部の上下方向に広くなるように形成されていて、係合部が、係合凹部の開口側の幅と略同じか少し小径のピンで形成されている構成とした。
【0018】
また、本発明の請求項10にかかる物品保持装置(以下、「請求項10の保持装置」とのみ記す。)は、請求項1〜請求項9の保持装置の何れかの構成に加えて、支持フレームの下方にフォークリフトの爪が入り込む爪挿入部が形成されている構成とした。
【0019】
また、本発明の請求項11にかかる物品保持装置(以下、「請求項11の保持装置」とのみ記す。)は、請求項1〜請求項10の保持装置の何れかの構成に加えて、少なくとも一側部に設けられている係合部の位置を、物品支持部材の内側方向へ回動または移動させる係合部位置変更構造が設けられている枠を有している構成とした。
【0020】
本発明において、係合凹部は、物品支持部材に設けられた係合部を係合させるようになっていれば、溝形状をしていても、切り欠き形状をしていても良く、特に限定されないが、請求項9の保持装置のように、係合凹部が、その開口部よりも内側で支柱部の上下方向に広くなるように形成されていて、係合部が、係合凹部の開口部と略同じか少し小径のピンで形成されていると、より確実な係合を行うことができるため好ましい。
【0021】
すなわち、上述したような形状をしている係合凹部は、物品を挟持させた物品支持部材が、物品の上下何れに位置していても、係合部が係合凹部の開口部より広く形成された部分に引っ掛かることにより、係合部が係合凹部から抜け出てしまうことがなくなる。
また、物品支持部材を支持フレームに取り付ける際、物品支持部材の係合部が、係合凹部の開口部より広く形成された部分に引っ掛かることにより、取り付け作業中に物品支持部材が支持フレームから抜け出てしまうこともなくなり作業性が向上する。
【0022】
なお、開口部よりも内側が支柱部の上下方向に広くなるように形成されている係合凹部の形状としては、特に限定されないが、たとえば、略横T字形状、略横スペード形状などが挙げられる。
また、係合凹部又は係合部は、ジャッキボルトなどで位置を微調整できるようにしても良い。
【0023】
また、支柱部の数や形状は、複数の物品支持部材を上下方向に支持するようになっていれば、特に限定されない。
また、支持フレームは、底にキャスターを設けるようにしても良い。
【0024】
また、物品支持部材は、枠の開口部を覆うように弾性体が張設され、係合凹部に係合される係合部を備えていれば、開口部の大きさ、枠の形状、係合部の形状など特に限定されない。
【0025】
また、本発明に用いる弾性体としては、特に限定されないが、透明又は不透明のシート、フィルム、ネットなどが挙げられ、その厚みや材質は、挟持させる物品の大きさや形状、重量などにより適宜決定することができる。
弾性体の材質は、例えば、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂などのポリオレフィン系樹脂、塩化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、などの軟質樹脂、天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性エラストマーなどが挙げられ、特に強度的に優れたポリエステル系エラストマーなどの熱可塑性エラストマーが好適である。
【0026】
弾性体の枠への取り付け方法は、特に限定されず、開口部を有する枠に融着などで固定張設させても良いが、請求項2の保持装置のように、弾性体を弾性体固定部材によって、着脱自在に枠に張設させるようにすると、弾性体が破れたり汚れたりしたときに、物品支持部材を全て廃棄しなくても弾性体のみを交換すれば足りるため経済的である。
【0027】
上記構成において、弾性体固定部材としては、特に限定されないが、たとえば、ビス、ボルト、ネジなどにより、枠に弾性体の端部を固定する手段、請求項3の保持装置のように、弾性体固定部材が、枠本体の周縁部と弾性体の一部とが嵌合され、その内壁面で枠本体と弾性体とを挟着固定する手段などが挙げられる。
【0028】
また、上記請求項8の保持装置の構成において、弾性体分割部材は、挟持部を二分割以上に分割するのであれば、何分割するようにしても良い。
また、弾性体分割部材は、上に配置させた物品支持部材の上方部分と、下に配置させた物品支持部材の下方部分の両方に取り付けるようにすると、より完全に分割ができるので好ましいが、少なくとも、下に配置させた物品支持部材の下方部分に取り付けるようにするだけでもよい。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる物品保持装置を積み重ねて使用している状態を示した斜視図である。
図1に示したように、物品保持装置1は、支持フレーム2と、複数の物品支持部材3とを備えている。
【0030】
支持フレーム2は、強度的に優れた金属で形成されており、図1、図7(a)および(b)に示したように、フレーム本体21に二つの支柱部材22が対向して回動するように枢支されている。
フレーム本体21は、図7(a)および(b)に示したように、矩形の枠形状をしており、コーナー脚部211、コーナーフレーム212、固定手段213、枢支ピン214、フレーム連結部材215、脚部連結部材216を備えている。
【0031】
コーナー脚部211は、図7(a)および(b)に示したように、フレーム本体21の四つのコーナー部分に設けられており、底面には、図2の仮想線で示したように受部となる凹部211aが形成されている。後述するように、凹部211aは、支柱部材22を構成している支柱部22aの上端、およびコーナーフレーム212の上端と嵌合する大きさになっていて、複数の支持フレーム2を、支柱部材22を起立させた状態であっても、転倒させた状態であっても安定した状態で積み重ねることが出来るようになっている。
【0032】
コーナーフレーム212は、図7(a)および(b)に示したように、断面L字型のアングル状をしていて、このL字の内側のコーナーを対角に位置するコーナー脚部211に向かうようにフレーム本体21の四つのコーナー脚部211上に立設されている。
また、コーナーフレーム212は、図7(a)に示したように、支柱部材22を起立させたとき、支柱部22aが対面当接する一方の壁面がストッパー面212aとなっており、他方の内壁面が枢止面212bとなっている。
ストッパー面212aは、支柱部材22を起立させたとき、フレーム本体21の外側方向への支柱部22の転倒を防止するようになっており、図7(b)に示したように、起立した支柱部材22の支柱部22aとの間に挟まれて、支柱部材22を対向する支柱部材22方向に付勢する付勢手段としてのゴム弾性体212cが貼着されている。
【0033】
枢支ピン214は、支柱部材22が回動して起倒自在となるように、コーナーフレーム212の枢支面212b下端に支柱部22aの下端部分を枢支している。
フレーム連結部材215は、隣接するコーナーフレーム212同士を連結してコーナーフレーム212の撓みを防止している。
【0034】
固定手段213は、図2および図7(a)に示したように、フレーム本体21の後述するフレーム連結部材215の外壁面略中央位置に設けられているピン挿通部213aとこのピン挿通部213aに設けられているピン挿通孔に挿通される固定ピン213bとを備えており、後述する支柱部連結部材22bに設けられている支柱固定用孔223aとピン挿通部213aのピン挿通孔とを重ね合わせて固定ピン213bを差し込むことで、支柱部材22の起立状態が保持できるようになっている。
【0035】
脚部連結部材216は、隣接するコーナー脚部211同士を連結しており、図1および図2に示したように、フレーム連結部材215との間に形成される空間で爪挿入部217を形成する。
爪挿入部217は、フォークリフトの爪が挿入されるようになっている。したがって、物品保持装置1は、パレットなどに載せなくてもフォークリフトを用いて容易に運搬することができるようになっている。
【0036】
支柱部材22は、図7(a)に示したように、二本の支柱部22aと、この支柱部22aをその上端部近傍および下端部近傍で連結する連結部材22b、22cによって梯子状に形成されていて、両支柱部22a、22aの下端部がコーナーフレーム212に枢支ピンによって回動自在に枢支されることによって起倒自在となっていて、倒れた状態でコーナーフレーム212より低くなるようになっている。
【0037】
すなわち、支柱部22aは、C型チャンネル形状をしており、このC型の開口側がコーナーフレーム212のストッパー面212aに向くように、前述のようにコーナーフレーム212の枢支面212bに枢支され、起倒自在となっている。
支柱部22aの先端は、前述したように、起立状態でコーナー脚部211の裏面の凹部211aに入り込むようになっており、図1に示したように、複数の物品保持部材1を安定した状態で積み重ねることができるようになっている。
【0038】
また、支柱部22aには、図2に示したように、フレーム本体21から立設状態で他方の支柱部材22に対向する面に係合凹部221が、支柱部22の上下方向に複数段設けられている。
係合凹部221は、係合ピン311の径と略同じ幅、又は少し大きな幅にコーナー部が切り欠かれるようにして設けられており、開口部分と内側部分が略同じ幅をしているとともに、係合ピン311が完全に入り込むことが可能な程度の奥行きを有している。
【0039】
また、下段の連結部材22bの外側面略中央位置には、支柱部材22が起立状態にあるとき、フレーム本体21に設けられている固定手段213のピン挿通部213aと重なり合う位置に支柱固定用孔223aが形成されている。したがって、支柱部材22は、孔を重ね合わせ固定ピン213bを差し込むだけで起立状態を保持できるようになっている。
【0040】
物品支持部材3は、図3〜図5に示したように、枠31と弾性体としてポリエステル系エラストマー製の弾性フィルム32とを備えている。
枠31は、枠本体310と、第1〜第4弾性体固定部材312a、312b、312c、312dと、四本の係合ピン311とを備えている。
【0041】
枠本体310は、図3に示したように、略正方形状をしており、中央部分が略正方形状に開口している。
【0042】
各弾性体固定部材312a、312b、312c、312dは、図5(b)および(c)に示したように、嵌合溝313aを有する断面コ字形の本体313と、本体313の嵌合溝313a内壁面に貼着された弾性部材313bとから構成され、枠本体310の周縁部と弾性フィルム32の一部とが、嵌合溝313aに嵌合されることによって、弾性部材312bの付勢力により、枠本体310と弾性フィルム32とを挟持固定するようになっている。
また、各弾性体固定部材312a、312b、312c、312dは、図3および図5(b)に示したようにそれぞれの端部にL字状の金具316が設けられており、ボルト316aおよびナット316bによりそれぞれを連結することで、枠本体310に確りと固定されるようになっている。
【0043】
係合ピン311は、図1に示したように、支持フレーム2の係合凹部221に係合して、物品支持部材3を支柱部22aに支持させるようになっている。
四本の係合ピン311中の二本は、図3および図5(b)に示したように、第1弾性体固定部材312aに固定支持部314を介して枠31の両端に取り付けられており、残りの二本は、第1弾性体固定部材312aと対向して取り付けられる第3弾性体固定部材312cに可動支持部315を介して枠31の両端に取り付けられている。
【0044】
可動支持部315は、図4に示したように、係合部位置変更構造を備え、後述するように、係合ピン311の係合凹部221への係合状態と、非係合状態とを選択可能となるように係止ピン311を可動させるようになっている。
【0045】
可動支持部315は、図4(b)に示したように、固定部41と可動部42とを備えている。
固定部41は、図4(a)〜図4(c)に示したように、弾性体固定部材313の両端部分近傍に固定状態で一つずつ取り付けられている。
また、一方の固定部41は、後述する可動部42の回転防止用ロックピン410が設けられている。
【0046】
可動部42は、図4(a)〜図4(c)に示したように、二つの可動部本体420a、420bと、連結バー421とを備えている。
可動部本体420a、420bは、それぞれ係合ピン311が取り付けられており、固定部41にヒンジを介して回動自在に枢支されているとともに、ヒンジの軸に巻回された弦巻バネ43によって、常に矢印A方向へ回動するように、すなわち係合ピン311が係合位置となるように付勢されている。
【0047】
連結バー421は、図4(c)に示したように、第1弾性体固定部材312aの両端部分近傍に設けられている二つの可動部本体420a、420bを連結するように設けられており、可動部本体420a、420bを一体に回動させるときの操作バーとしての役割を有するようになっている。
ロックピン410が設けられた固定部41に枢支された可動部本体420aは、ロックピン410が嵌合し、可動部42を回動停止状態ロック孔422が設けられている。
弾性フィルム32は、以下のようにして、二層になって枠本体310に張設固定されている。
【0048】
すなわち、図5(a)に示したように、弾性フィルム32と、枠本体310とを用意して、二つ折りに折り畳んだ弾性フィルム32の内側に枠本体310を配置させる。
そして、弾性フィルム32の枠本体310からはみ出た部分は、図5(c)に示したように枠本体310の周縁に沿って折り曲げ、この部分を図5(b)に示したように、第1〜第4弾性体固定部材312a、312b、312c、312dの本体313における弾性部材313bが貼着された嵌合溝313aで挟持固定させる。
【0049】
次に、本発明の物品保持装置1の使用方法について図面とともに説明する。
まず、図6(a)に示したように、支持フレーム2の支柱部22aに設けられている係合凹部221の任意の位置に、物品支持部材3の係合ピン311を係合させるようにして、支持フレーム2に物品を挟持する下段となる物品支持部材3を取り付ける。なお、物品支持部材3の取り付け方法は後述する。
【0050】
次に、図6(b)に示したように、物品保持装置1により保持させる物品として、たとえば、パソコンのモニターMを、物品支持部材3の弾性フィルム32の上に載置する。
次に、図6(c)に示したように、モニターMの上段に配置させる物品支持部材3の固定支持部314側の係合ピン311を係合凹部221に係合させる。
次に、上記物品支持部材3を、弾性フィルム32でモニターMの上方部を押さえつけるようにしながら、図6(d)に示したように、可動支持部315側の係合ピン311を係合凹部221に係合させる。
【0051】
以上のようにすると、図6(d)に示したように、物品保持装置1は、支持フレーム2の支柱部22aの上下で支持された物品支持部材3に張設されている弾性フィルム32により宙に浮いた状態で弾性挟持される。
【0052】
なお、上記工程において、物品支持部材3を支持フレーム2に取り付けるときは、上段および下段に関係なく、まず、固定支持部314を介して第1弾性固定手段312aに取り付けられている係合ピン311を支持フレーム2の係合凹部221に係合させ、その後、この係合部分を回動中心として、図6(c)に示した矢印方向に物品支持部材3を回動させて、可動支持部315を介して第3弾性固定手段312cに取り付けられている係合ピン311を他の係合凹部221に係合させるようにする。
【0053】
このとき、可動支持部315を介して第3弾性固定手段312cに取り付けられている係合ピン311は、係合部位置変更構造4により、以下のように可動させる。
すなわち、可動支持部315を介して第3弾性固定手段312cに取り付けられている係合ピン311は、連結バー421を操作して、弦巻バネ43の付勢力よりも強い力で図4(b)示した矢印方向に可動部42を動かし、係合ピン311を係合凹部221に非係合状態とし、物品支持部材3を支持フレーム2内に入り込ませる際に、この係合ピン311が邪魔にならないようにする。そして、物品支持部材3が支持フレーム2内で略地面と平行状態となったとき、すなわち、係合ピン311が係合凹部221の目的となる段に臨む位置まで来たとき、連結バー421への操作を止めて、弦巻バネ43の付勢力により、係合ピン311が係合凹部221に係合可能状態となるように可動部42の位置を戻して係合凹部221に係合させる。このとき、係止ロック410により係合ピン311の位置が非係合状態とならないように可動部42をロックする。
【0054】
物品保持装置1は、上述したような構成をしているため、以下のような優れた効果を備えている。
(1)上下の弾性フィルム32によって、物品が宙に浮いた状態に弾性挟持されるようになっているので、搬送時などに生じる外部からの衝撃を弾性フィルム32が吸収し、安定して物品を保持することができる。
したがって、モニターMのように外部衝撃に対して弱い精密機械などからなる物品の搬送も安全かつ確実に行うことができる。
(2)係合凹部221が支柱部22の上下方向に多数段に設けられているため、支柱部の任意の位置に物品支持部材3を取り付けることができる。
したがって、保持する物品の大きさに関係なく確実に物品を保持することができる。すなわち、特開平11−208726号公報のような包装体の場合、物品の大きさが異なる毎に、包装体の大きさを変える必要があるため、予めこれら物品の大きさに合わせた包装体を用意しておかなければならなかったが、物品保持装置1は、一つあれば足りるため、スペースの確保などが少なくて済む。
【0055】
(3)物品保持装置1を使用しないときは、支柱部22が折り畳めるので、保存スペースを有効に使うことができる。
(4)コーナー脚部211の裏面に受部となる凹部211aが設けられているため、この凹部211aが、支柱部22aの上端、またはコーナーフレーム212の上端と嵌合することで、複数の支持フレーム2を、使用状態であっても、不使用状態で支柱部22を倒した状態であっても、安定した状態で積み重ねることが出来、載置スペースを有効に使うことができる。また、積み重ねた状態でも安全に搬送することができる。
(5)コーナーフレーム212にストッパー面212aが形成されているため、支柱部材22を立ち上げたときフレーム本体21の外側方向へ転倒することを防止することができる。
(6)ストッパー面212aに、付勢手段212cが設けられているため、支柱部22とコーナーフレーム212とがぶつかり合って傷がつくなどの弊害を防ぐことができ、また、係合ピン311と係合凹部221との係合状態を安定したものとすることができる。
(7)爪挿入部217が形成されているため、フォークリフトを用いて容易に運搬することができる。
(8)係合ピン311が可動支持部315を介して枠本体310に取り付けられているため、係合ピン311が邪魔にならずに物品支持部材3を支持フレーム2に支持させることができ、また、可動支持部315を固定状態にロックすることもできるため、支持フレーム2に対する物品支持部材3の支持状態を安定させることもできる。
(9)弾性フィルム32が着脱自在に張設固定することができるため、弾性フィルム32が破損したり、汚れたりしたとき、弾性フィルム32を容易に取り替えできる。
【0056】
なお、物品保持装置1は、物品としてモニターMのように比較的大きな容積を有する物品一つを上下に配置させた物品支持部材3の弾性フィルム32間に形成される挟持部に挟持させるようにしていたが、図8(a)および(b)に示した弾性体分割部材5を用いることによって、複数の物品を安定した状態で挟持させるようにすることもできる。
すなわち、弾性体分割部材5は、枠本体310の開口を複数の区画に分割するように着脱自在に、弾性フィルム32の非物品挟持側に配置することで、弾性フィルム32の挟持部を複数に分割できるようになっている。
【0057】
弾性体分割部材5は、図8(a)に示したように、平板の両端面に枠挟持部材53を備えた第一分割体構成部材51と、一端がL字形に折れ曲がり、他端に枠挟持部材53を備えた第二分割体構成部材52とを備えており、第二分割体構成部材52の一端が第一分割体構成部材51にネジ固定され、略十字形状に形成されている。
各枠挟持部材53は、一端に挟持板530を有するL字形ボルト55と、蝶ナット54とを備え、第一分割体構成部材51の両端と、第二分割体構成部材52の他端に溶接固定されたボルト挿通筒部520に回転自在な状態で取り付けられている。
【0058】
以上のような構成をしている弾性体分割部材5は、図8(b)に示したように、第一分割体構成部材51および第二分割体構成部材52と、挟持板530との間に、物品支持部材3の枠31を挟みこみ、蝶ナット54を締め付けることにより、図9に示したように、枠本体310の開口を複数の区画に分割することによって弾性フィルム32の挟持部を複数に分割するようになっている。
すなわち、弾性体分割部材5を用いれば、図9に示したように、上下に配置された物品支持部材3の弾性フィルム32の間に形成される物品の挟持部を四つの分割挟持部に分割して、4つの物品をそれぞれの分割挟持部で宙に浮いた状態に安定かつ確実に弾性挟持することができる。
【0059】
次に、本発明にかかる物品保持装置の第2の実施形態について説明する。
本発明の第2の実施形態にかかる物品保持装置は、図10(a)および(b)に示したように、係合凹部231を備えた支柱部23aを備えていることを除いて、第一の実施の形態にかかる物品保持装置1と同じ構成をしている。
係合凹部231は、図10(a)および(b)に示したように、開口部231aの幅が係合ピン311の径と同じか少し大きく形成されており、この開口部231aよりも内側231bが支柱部23aの上下方向に広くなるとともに、奥行きが係合ピン311の径幅よりも数倍程度広くなるように形成されている。
【0060】
上述したような形状をしている係合凹部231は、物品支持部材3を支持させるとき、係合ピン311が可動支持部315のように係合部位置変更構造4を備えていなくても、容易に支持させることができる。
すなわち、物品支持部材3を取り付けるときは、物品支持部材3の一側部に設けられている係合ピン311を、図10(a)に示したように、係合凹部231の最奥部まで差し込み、この差し込んだ係合部分を回動中心として、物品支持部材3を回動させ、物品支持部材3が略地面と平行となった所で、図10(b)に示したように、物品支持部材3を手前側に引き付けるようにして、物品支持部材3の他側部に設けられている係合ピン311を差し込むようにする。
このようにすると、係合ピン311を可動支持部315により非係止状態に可動させなくても、容易に物品支持部材3を支柱部23aに支持させることができる。
【0061】
また、支柱部23aに支持させた物品支持部材3は、係合凹部231の開口部231aよりも上下方向に広く形成されている内側231b部分に係合ピン311が係止されるため、このまま抜け出てしまうということがなくなる。
さらに、物品を挟持させている物品支持部材が、物品の上側に位置していても、係合凹部231の内側は、開口部231よりも、上方向にも広がっている部分で係止され、抜け出てしまうことがなくなる。
【0062】
なお、係合凹部が、その開口部よりも内側を支柱部の上下方向に広くなるように形成させるときは、係合凹部231の形状に限らず、開口部よりも内側が広く形成されていれば、内側が三角形、四角形、それ以上の多角形、円形など他の形状をしていても良い。
【0063】
なお、本発明にかかる物品保持装置は、上述した二つの実施形態に限られない。
たとえば、上述した実施の形態では、固定手段213により、支柱部材22の起立状態を保持するようにしていたが、支柱部22aとコーナーフレーム212のストッパー面212aとの一方を磁性体で形成させるようにするとともに、他方に磁石を設けるようにすると、固定手段213を用いなくても、支柱部材22の起立状態を保持することが可能となる。このとき、係合凹部は、支柱部材22の起倒方向と直交するように設けるようにすると、物品支持部材3を支持フレーム2に支持させるとき、支柱部材22が動いてしまうことを防止することができ、より確実な支持を行うことができる。
【0064】
さらに、上記実施の形態では、支柱部22aが二本支柱部連結部材22bおよび支柱部連結補強部材22cで連結され、二本が一体となって同方向に起倒自在となっていたが、それぞれの支柱部が単独で起倒自在となるように構成されていてもよい。
また、物品支持部材3は、支柱部22aの上下位置に二枚取り付けて、物品を弾性挟持するようにしていたが、たとえば、支柱部22aに四枚の物品支持部材3を取り付けて、二箇所に形成された挟持部間でそれぞれ物品を弾性挟持するようにしても良い。
また、弾性フィルム32は、枠本体310に二重で取り付けられていたが、弾性フィルムを形成する材質や厚みなどにより、枠に一重で取り付けられていても良いし、三重以上に重ねて取り付けられていても良い。
また、弾性フィルム32は、第1〜第4弾性体固定部材312a、312b、312c、312dの嵌合溝313a内に貼着した弾性部材313bの弾性力で枠本体310に挟持固定されていたが、たとえば、バネなどの付勢手段の付勢力やクランプなどの固定手段などにより挟持固定させても構わない。
【0065】
【発明の効果】
以上のことより、請求項1の物品保持装置は、発泡プラスチックなどの有害物質を使用することなく、何度でも使用可能であるため、環境的見地から優れており、また、外部からの衝撃を吸収して物品を固定保持することができるため、精密機器などの外部に衝撃に対して弱い物品であっても、容易に安心して使用することができる。
【0066】
また、請求項2の物品保持装置は、上記効果に加えて、弾性体が、着脱自在な弾性体固定部材により固定されているため、弾性体が破れたりした場合であっても付け替えることができる。
【0067】
また、請求項3の物品保持装置は、上記効果に加えて、物品支持部材に弾性体を容易に取り付けることができる。
また、請求項4の物品保持装置は、上記効果に加えて、安定して使用状態の物品保持装置を積み重ねることができ、スペースを有効に利用することが可能となる。
また、請求項5の物品保持装置は、上記効果に加えて、使用していない状態の物品保持装置の載置スペースを有効に使用することができる。
【0068】
また、請求項6の物品保持装置は、上記効果に加えて、支柱部を立ち上げたとき、支柱部が転倒することを防止することができる。
また、請求項7の物品保持装置は、上記効果に加えて、使用していない状態の物品保持装置を安定して積み重ねることが可能となり、載置スペースをより有効に使用することができる。
【0069】
また、請求項8の物品保持装置は、上記効果に加えて、物品支持部材間に形成される物品挟持スペースを複数に分割することで、上下一組の物品支持部材の間であっても、複数の物品を安定した状態で挟持することが可能となる。
また、請求項9の物品保持装置は、上記効果に加えて、物品を挟持させた状態の物品支持部材が、物品の上下何れに位置していても、係合凹部から抜け出ることを防ぐことができる。物品支持部材の係合部が開口部よりも広く形成された部分に引っ掛かることで、物品支持部材を支柱部に取り付ける作業性が向上する。
【0070】
また、請求項10の物品保持装置は、上記効果に加えて、パレットなどを使用しなくても、フォークリフトにより物品保持装置を運搬(搬送)することが可能となる。
すなわち、大型の物品の搬送にも用いることができるようになる。
【0071】
また、本発明にかかる請求項11の物品保持装置は、上記効果に加えて、物品支持部材の支柱部への取り付けが容易になるとともに、枠の大きさを小さくすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる物品保持装置の一つの実施形態を示した斜視図である。
【図2】図1に示した物品保持装置の断面図である。
【図3】図1に示した物品支持装置に使用する物品支持部材を示した正面図である。
【図4】係合部位置変更構造を説明するための説明図である。
【図5】物品支持装置を得るまでの工程を示した説明図である。
【図6】物品保持装置に物品を保持させる工程を示した説明図である。
【図7】(a)は、支持フレームの支柱部を起こした状態を示した斜視図であり、(b)は支柱部を倒した状態を示した斜視図である。
【図8】(a)は、弾性体分割部材を示した斜視図であり、(b)は、(a)におけるY−Y線断面図である。
【図9】弾性体分割部材を使用した物品保持装置を示した斜視図である。
【図10】(a)は、第2の実施形態にかかる物品保持装置の係合凹部の奥に係合ピンを係合させた状態を示した側面図であり、(b)は、係合凹部の手前に係合ピンを係合させた状態を示した側面図である。
【符号の説明】
1 物品保持装置
2 支持フレーム
21 フレーム本体
211 コーナー脚部
211a 受部(凹部)
212 コーナーフレーム
212a ストッパー(ストッパー面)
212b 枢支面
213 固定手段
213a ピン挿通部
213b 固定ピン
214 枢支ピン
215 フレーム連結部材
216 脚部連結部材
217 爪挿入部
22 支柱部材
22a 支柱部
22b、22c 連結部材
221 係合凹部
23a 支柱部
231 係合凹部
231a 開口部
231b 内側
3 物品支持部材
31 枠
310 枠本体
311 係合部(係合ピン)
312a 第1弾性体固定部材
312b 第2弾性体固定部材
312c 第3弾性体固定部材
312d 第4弾性体固定部材
313 本体
313a 嵌合溝
313b 弾性部材
32 弾性体(弾性フィルム)
4 係合部位置変更構造
41 固定部
42 可動部
43 弦巻バネ
5 弾性体分割部材
M 物品(モニター)
【発明の属する技術分野】
本発明は、取り扱い時や搬送時などに外部からの衝撃に対して、比較的損傷を受けやすい物品を搬送するときなどに使用する物品保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パソコンなどの精密機械、家電製品、ガラス製品や陶磁器製品など、取り扱い時や搬送時などに外部からの衝撃に対して比較的損傷を受けやすい物品は、搬送時など外部からの衝撃から保護する必要がある。
そこで、上記物品の搬送時などは、外部衝撃から保護するために、発泡スチロールなどの衝撃緩衝効果を有する発泡樹脂を物品の輪郭形状に合わせて形成したタイプの緩衝材で物品を覆ってダンボール箱などの包装容器内に収納する方法が一般に行われている。
【0003】
また、上述した方法以外では、物品を外部衝撃から保護するために、包装容器内に収容した物品と包装容器内壁面との間に形成される空間を発泡樹脂の小片や新聞紙などを緩衝材として埋めるようにしたり、バブルシートなどで物品を覆うようにしたりする方法が行われている。
【0004】
しかし、上述した方法は、搬送などを行った後の包装容器や、緩衝材を再使用することなく廃棄処分することから、非常に多くの無駄を生じさせる点で問題がある。
特に、発泡樹脂やバブルシートなどの樹脂材料は、分解しにくく燃焼により有毒ガスを発生するおそれもあるため、環境的見地からしても出来るだけ使用しないことが望ましい。
【0005】
そこで、上述したような問題に鑑みて、特開平11−208726号公報では、対向する二枚の緊張する弾性体としての可撓性フィルムによって非包装物を宙に浮かせた状態に挟持する包装体であって、四辺が四角柱体からなる二個の中枠を、該中枠に内接する外箱内で対向させ、前記中枠の対向面(底面)にそれぞれ可撓性フィルム片を貼着させて物品支持部材を形成させ、前記四角柱体が、一枚の角上のブランクの四辺と直交する方向に外側から内側に向かって第一内板、第一天板、外板、底板、第二内板、第二天板の順に折り線を介して連接された四面からなる四角柱体構成部を前記第一内板が最内層になるように巻き折りして、前記第二天板に連接されている差し込み片を前記外板間のスリットに差し込んで形成され、隣接する前記四角柱体同士が、前記底板の両端部同士で斜めの折り線を介して連接されていることを特徴とする衝撃吸収包装体が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したような包装体は、物品支持部材を構成する枠がダンボールや厚紙などで形成されているため、強度的に弱く、たとえば、パソコンのCRTモニターなどの重量物を可撓性フィルムの間で宙に浮いた状態に弾性挟持することが難しい。
【0007】
また、上記包装体は、可撓性フィルムの間に物品を弾性挟持させた状態で外箱の蓋を閉めるとき、可撓性フィルムの反撥付勢力に抗する力で閉める必要があり、物品を弾性挟持させるときの力や技術が必要となるなど、非常に手間を有し作業効率が悪くなってしまうという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は、上述した問題に鑑みてなされ、取り扱い時や搬送時などに外部からの衝撃に対して比較的損傷を受けやすい物品を、外部からの衝撃から容易に保護することができ、何回でも再使用することができる物品保持装置の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明の請求項1にかかる物品保持装置(以下、「請求項1の保持装置」とのみ記す。)は、弾性体が張設された枠に係合部が設けられてなる物品支持部材と、前記係合部と係合する係合凹部が上下方向に複数設けられた支柱部が複数立設してなる支持フレームとを備え、前記支柱部間で上下方向に支持させた物品支持部材の弾性体によって物品を上下から弾性挟持するようになっている構成とした。
【0010】
また、本発明の請求項2にかかる物品保持装置(以下、「請求項2の保持装置」とのみ記す。)は、請求項1の保持装置の構成に加えて、枠が、枠本体と、前記枠本体に弾性体を固定する着脱自在な弾性体固定部材とを備えている構成とした。
【0011】
また、本発明の請求項3にかかる物品保持装置(以下、「請求項3の保持装置」とのみ記す。)は、請求項2の保持装置の構成に加えて、弾性体固定部材が、内壁面の対向する面に弾性部材が貼着された断面コ字形状に形成され、前記断面コ字形状に形成された凹部で、枠本体の周縁部と弾性体の一部とを嵌合したとき、前記弾性部材の弾性力により、枠本体と弾性体とを挟着固定するようになっている構成とした。
【0012】
また、本発明の請求項4にかかる物品保持装置(以下、「請求項4の保持装置」とのみ記す。)は、請求項1〜請求項3の保持装置の何れかの構成に加えて、支柱部が、支持フレーム内で起倒自在に枢支されている構成とした。
【0013】
また、本発明の請求項5にかかる物品保持装置(以下、「請求項5の保持装置」とのみ記す。)は、請求項1〜請求項4の保持装置の何れかの構成に加えて、支持フレームが、下端部分に、他の支持フレームの支柱部上端と嵌合する受部を備えている構成とした。
【0014】
また、本発明の請求項6にかかる物品保持装置(以下、「請求項6の保持装置」とのみ記す。)は、請求項4の保持装置の何れかの構成に加えて、支持フレームが、支持フレームの外側方向への支柱部の転倒を防止するストッパーを備えている構成とした。
【0015】
また、本発明の請求項7にかかる物品保持装置(以下、「請求項7の保持装置」とのみ記す。)は、請求項4の保持装置の構成に加えて、支持フレームが、支持フレームの下端部分に、支柱部を倒した状態にある他の支持フレーム上端と嵌合する受部を備えている構成とした。
【0016】
また、本発明の請求項8にかかる物品保持装置(以下、「請求項8の保持装置」とのみ記す。)は、請求項1〜請求項7の保持装置の何れかの構成に加えて、物品支持部材の一側面側に配置され、弾性体の挟持部を複数に分割する着脱自在な弾性体分割部材を備えている構成とした。
【0017】
また、本発明の請求項9にかかる物品保持装置(以下、「請求項9の保持装置」とのみ記す。)は、請求項1〜請求項8の保持装置の何れかの構成に加えて、係合凹部が、開口側よりも内側で支柱部の上下方向に広くなるように形成されていて、係合部が、係合凹部の開口側の幅と略同じか少し小径のピンで形成されている構成とした。
【0018】
また、本発明の請求項10にかかる物品保持装置(以下、「請求項10の保持装置」とのみ記す。)は、請求項1〜請求項9の保持装置の何れかの構成に加えて、支持フレームの下方にフォークリフトの爪が入り込む爪挿入部が形成されている構成とした。
【0019】
また、本発明の請求項11にかかる物品保持装置(以下、「請求項11の保持装置」とのみ記す。)は、請求項1〜請求項10の保持装置の何れかの構成に加えて、少なくとも一側部に設けられている係合部の位置を、物品支持部材の内側方向へ回動または移動させる係合部位置変更構造が設けられている枠を有している構成とした。
【0020】
本発明において、係合凹部は、物品支持部材に設けられた係合部を係合させるようになっていれば、溝形状をしていても、切り欠き形状をしていても良く、特に限定されないが、請求項9の保持装置のように、係合凹部が、その開口部よりも内側で支柱部の上下方向に広くなるように形成されていて、係合部が、係合凹部の開口部と略同じか少し小径のピンで形成されていると、より確実な係合を行うことができるため好ましい。
【0021】
すなわち、上述したような形状をしている係合凹部は、物品を挟持させた物品支持部材が、物品の上下何れに位置していても、係合部が係合凹部の開口部より広く形成された部分に引っ掛かることにより、係合部が係合凹部から抜け出てしまうことがなくなる。
また、物品支持部材を支持フレームに取り付ける際、物品支持部材の係合部が、係合凹部の開口部より広く形成された部分に引っ掛かることにより、取り付け作業中に物品支持部材が支持フレームから抜け出てしまうこともなくなり作業性が向上する。
【0022】
なお、開口部よりも内側が支柱部の上下方向に広くなるように形成されている係合凹部の形状としては、特に限定されないが、たとえば、略横T字形状、略横スペード形状などが挙げられる。
また、係合凹部又は係合部は、ジャッキボルトなどで位置を微調整できるようにしても良い。
【0023】
また、支柱部の数や形状は、複数の物品支持部材を上下方向に支持するようになっていれば、特に限定されない。
また、支持フレームは、底にキャスターを設けるようにしても良い。
【0024】
また、物品支持部材は、枠の開口部を覆うように弾性体が張設され、係合凹部に係合される係合部を備えていれば、開口部の大きさ、枠の形状、係合部の形状など特に限定されない。
【0025】
また、本発明に用いる弾性体としては、特に限定されないが、透明又は不透明のシート、フィルム、ネットなどが挙げられ、その厚みや材質は、挟持させる物品の大きさや形状、重量などにより適宜決定することができる。
弾性体の材質は、例えば、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂などのポリオレフィン系樹脂、塩化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、などの軟質樹脂、天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性エラストマーなどが挙げられ、特に強度的に優れたポリエステル系エラストマーなどの熱可塑性エラストマーが好適である。
【0026】
弾性体の枠への取り付け方法は、特に限定されず、開口部を有する枠に融着などで固定張設させても良いが、請求項2の保持装置のように、弾性体を弾性体固定部材によって、着脱自在に枠に張設させるようにすると、弾性体が破れたり汚れたりしたときに、物品支持部材を全て廃棄しなくても弾性体のみを交換すれば足りるため経済的である。
【0027】
上記構成において、弾性体固定部材としては、特に限定されないが、たとえば、ビス、ボルト、ネジなどにより、枠に弾性体の端部を固定する手段、請求項3の保持装置のように、弾性体固定部材が、枠本体の周縁部と弾性体の一部とが嵌合され、その内壁面で枠本体と弾性体とを挟着固定する手段などが挙げられる。
【0028】
また、上記請求項8の保持装置の構成において、弾性体分割部材は、挟持部を二分割以上に分割するのであれば、何分割するようにしても良い。
また、弾性体分割部材は、上に配置させた物品支持部材の上方部分と、下に配置させた物品支持部材の下方部分の両方に取り付けるようにすると、より完全に分割ができるので好ましいが、少なくとも、下に配置させた物品支持部材の下方部分に取り付けるようにするだけでもよい。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる物品保持装置を積み重ねて使用している状態を示した斜視図である。
図1に示したように、物品保持装置1は、支持フレーム2と、複数の物品支持部材3とを備えている。
【0030】
支持フレーム2は、強度的に優れた金属で形成されており、図1、図7(a)および(b)に示したように、フレーム本体21に二つの支柱部材22が対向して回動するように枢支されている。
フレーム本体21は、図7(a)および(b)に示したように、矩形の枠形状をしており、コーナー脚部211、コーナーフレーム212、固定手段213、枢支ピン214、フレーム連結部材215、脚部連結部材216を備えている。
【0031】
コーナー脚部211は、図7(a)および(b)に示したように、フレーム本体21の四つのコーナー部分に設けられており、底面には、図2の仮想線で示したように受部となる凹部211aが形成されている。後述するように、凹部211aは、支柱部材22を構成している支柱部22aの上端、およびコーナーフレーム212の上端と嵌合する大きさになっていて、複数の支持フレーム2を、支柱部材22を起立させた状態であっても、転倒させた状態であっても安定した状態で積み重ねることが出来るようになっている。
【0032】
コーナーフレーム212は、図7(a)および(b)に示したように、断面L字型のアングル状をしていて、このL字の内側のコーナーを対角に位置するコーナー脚部211に向かうようにフレーム本体21の四つのコーナー脚部211上に立設されている。
また、コーナーフレーム212は、図7(a)に示したように、支柱部材22を起立させたとき、支柱部22aが対面当接する一方の壁面がストッパー面212aとなっており、他方の内壁面が枢止面212bとなっている。
ストッパー面212aは、支柱部材22を起立させたとき、フレーム本体21の外側方向への支柱部22の転倒を防止するようになっており、図7(b)に示したように、起立した支柱部材22の支柱部22aとの間に挟まれて、支柱部材22を対向する支柱部材22方向に付勢する付勢手段としてのゴム弾性体212cが貼着されている。
【0033】
枢支ピン214は、支柱部材22が回動して起倒自在となるように、コーナーフレーム212の枢支面212b下端に支柱部22aの下端部分を枢支している。
フレーム連結部材215は、隣接するコーナーフレーム212同士を連結してコーナーフレーム212の撓みを防止している。
【0034】
固定手段213は、図2および図7(a)に示したように、フレーム本体21の後述するフレーム連結部材215の外壁面略中央位置に設けられているピン挿通部213aとこのピン挿通部213aに設けられているピン挿通孔に挿通される固定ピン213bとを備えており、後述する支柱部連結部材22bに設けられている支柱固定用孔223aとピン挿通部213aのピン挿通孔とを重ね合わせて固定ピン213bを差し込むことで、支柱部材22の起立状態が保持できるようになっている。
【0035】
脚部連結部材216は、隣接するコーナー脚部211同士を連結しており、図1および図2に示したように、フレーム連結部材215との間に形成される空間で爪挿入部217を形成する。
爪挿入部217は、フォークリフトの爪が挿入されるようになっている。したがって、物品保持装置1は、パレットなどに載せなくてもフォークリフトを用いて容易に運搬することができるようになっている。
【0036】
支柱部材22は、図7(a)に示したように、二本の支柱部22aと、この支柱部22aをその上端部近傍および下端部近傍で連結する連結部材22b、22cによって梯子状に形成されていて、両支柱部22a、22aの下端部がコーナーフレーム212に枢支ピンによって回動自在に枢支されることによって起倒自在となっていて、倒れた状態でコーナーフレーム212より低くなるようになっている。
【0037】
すなわち、支柱部22aは、C型チャンネル形状をしており、このC型の開口側がコーナーフレーム212のストッパー面212aに向くように、前述のようにコーナーフレーム212の枢支面212bに枢支され、起倒自在となっている。
支柱部22aの先端は、前述したように、起立状態でコーナー脚部211の裏面の凹部211aに入り込むようになっており、図1に示したように、複数の物品保持部材1を安定した状態で積み重ねることができるようになっている。
【0038】
また、支柱部22aには、図2に示したように、フレーム本体21から立設状態で他方の支柱部材22に対向する面に係合凹部221が、支柱部22の上下方向に複数段設けられている。
係合凹部221は、係合ピン311の径と略同じ幅、又は少し大きな幅にコーナー部が切り欠かれるようにして設けられており、開口部分と内側部分が略同じ幅をしているとともに、係合ピン311が完全に入り込むことが可能な程度の奥行きを有している。
【0039】
また、下段の連結部材22bの外側面略中央位置には、支柱部材22が起立状態にあるとき、フレーム本体21に設けられている固定手段213のピン挿通部213aと重なり合う位置に支柱固定用孔223aが形成されている。したがって、支柱部材22は、孔を重ね合わせ固定ピン213bを差し込むだけで起立状態を保持できるようになっている。
【0040】
物品支持部材3は、図3〜図5に示したように、枠31と弾性体としてポリエステル系エラストマー製の弾性フィルム32とを備えている。
枠31は、枠本体310と、第1〜第4弾性体固定部材312a、312b、312c、312dと、四本の係合ピン311とを備えている。
【0041】
枠本体310は、図3に示したように、略正方形状をしており、中央部分が略正方形状に開口している。
【0042】
各弾性体固定部材312a、312b、312c、312dは、図5(b)および(c)に示したように、嵌合溝313aを有する断面コ字形の本体313と、本体313の嵌合溝313a内壁面に貼着された弾性部材313bとから構成され、枠本体310の周縁部と弾性フィルム32の一部とが、嵌合溝313aに嵌合されることによって、弾性部材312bの付勢力により、枠本体310と弾性フィルム32とを挟持固定するようになっている。
また、各弾性体固定部材312a、312b、312c、312dは、図3および図5(b)に示したようにそれぞれの端部にL字状の金具316が設けられており、ボルト316aおよびナット316bによりそれぞれを連結することで、枠本体310に確りと固定されるようになっている。
【0043】
係合ピン311は、図1に示したように、支持フレーム2の係合凹部221に係合して、物品支持部材3を支柱部22aに支持させるようになっている。
四本の係合ピン311中の二本は、図3および図5(b)に示したように、第1弾性体固定部材312aに固定支持部314を介して枠31の両端に取り付けられており、残りの二本は、第1弾性体固定部材312aと対向して取り付けられる第3弾性体固定部材312cに可動支持部315を介して枠31の両端に取り付けられている。
【0044】
可動支持部315は、図4に示したように、係合部位置変更構造を備え、後述するように、係合ピン311の係合凹部221への係合状態と、非係合状態とを選択可能となるように係止ピン311を可動させるようになっている。
【0045】
可動支持部315は、図4(b)に示したように、固定部41と可動部42とを備えている。
固定部41は、図4(a)〜図4(c)に示したように、弾性体固定部材313の両端部分近傍に固定状態で一つずつ取り付けられている。
また、一方の固定部41は、後述する可動部42の回転防止用ロックピン410が設けられている。
【0046】
可動部42は、図4(a)〜図4(c)に示したように、二つの可動部本体420a、420bと、連結バー421とを備えている。
可動部本体420a、420bは、それぞれ係合ピン311が取り付けられており、固定部41にヒンジを介して回動自在に枢支されているとともに、ヒンジの軸に巻回された弦巻バネ43によって、常に矢印A方向へ回動するように、すなわち係合ピン311が係合位置となるように付勢されている。
【0047】
連結バー421は、図4(c)に示したように、第1弾性体固定部材312aの両端部分近傍に設けられている二つの可動部本体420a、420bを連結するように設けられており、可動部本体420a、420bを一体に回動させるときの操作バーとしての役割を有するようになっている。
ロックピン410が設けられた固定部41に枢支された可動部本体420aは、ロックピン410が嵌合し、可動部42を回動停止状態ロック孔422が設けられている。
弾性フィルム32は、以下のようにして、二層になって枠本体310に張設固定されている。
【0048】
すなわち、図5(a)に示したように、弾性フィルム32と、枠本体310とを用意して、二つ折りに折り畳んだ弾性フィルム32の内側に枠本体310を配置させる。
そして、弾性フィルム32の枠本体310からはみ出た部分は、図5(c)に示したように枠本体310の周縁に沿って折り曲げ、この部分を図5(b)に示したように、第1〜第4弾性体固定部材312a、312b、312c、312dの本体313における弾性部材313bが貼着された嵌合溝313aで挟持固定させる。
【0049】
次に、本発明の物品保持装置1の使用方法について図面とともに説明する。
まず、図6(a)に示したように、支持フレーム2の支柱部22aに設けられている係合凹部221の任意の位置に、物品支持部材3の係合ピン311を係合させるようにして、支持フレーム2に物品を挟持する下段となる物品支持部材3を取り付ける。なお、物品支持部材3の取り付け方法は後述する。
【0050】
次に、図6(b)に示したように、物品保持装置1により保持させる物品として、たとえば、パソコンのモニターMを、物品支持部材3の弾性フィルム32の上に載置する。
次に、図6(c)に示したように、モニターMの上段に配置させる物品支持部材3の固定支持部314側の係合ピン311を係合凹部221に係合させる。
次に、上記物品支持部材3を、弾性フィルム32でモニターMの上方部を押さえつけるようにしながら、図6(d)に示したように、可動支持部315側の係合ピン311を係合凹部221に係合させる。
【0051】
以上のようにすると、図6(d)に示したように、物品保持装置1は、支持フレーム2の支柱部22aの上下で支持された物品支持部材3に張設されている弾性フィルム32により宙に浮いた状態で弾性挟持される。
【0052】
なお、上記工程において、物品支持部材3を支持フレーム2に取り付けるときは、上段および下段に関係なく、まず、固定支持部314を介して第1弾性固定手段312aに取り付けられている係合ピン311を支持フレーム2の係合凹部221に係合させ、その後、この係合部分を回動中心として、図6(c)に示した矢印方向に物品支持部材3を回動させて、可動支持部315を介して第3弾性固定手段312cに取り付けられている係合ピン311を他の係合凹部221に係合させるようにする。
【0053】
このとき、可動支持部315を介して第3弾性固定手段312cに取り付けられている係合ピン311は、係合部位置変更構造4により、以下のように可動させる。
すなわち、可動支持部315を介して第3弾性固定手段312cに取り付けられている係合ピン311は、連結バー421を操作して、弦巻バネ43の付勢力よりも強い力で図4(b)示した矢印方向に可動部42を動かし、係合ピン311を係合凹部221に非係合状態とし、物品支持部材3を支持フレーム2内に入り込ませる際に、この係合ピン311が邪魔にならないようにする。そして、物品支持部材3が支持フレーム2内で略地面と平行状態となったとき、すなわち、係合ピン311が係合凹部221の目的となる段に臨む位置まで来たとき、連結バー421への操作を止めて、弦巻バネ43の付勢力により、係合ピン311が係合凹部221に係合可能状態となるように可動部42の位置を戻して係合凹部221に係合させる。このとき、係止ロック410により係合ピン311の位置が非係合状態とならないように可動部42をロックする。
【0054】
物品保持装置1は、上述したような構成をしているため、以下のような優れた効果を備えている。
(1)上下の弾性フィルム32によって、物品が宙に浮いた状態に弾性挟持されるようになっているので、搬送時などに生じる外部からの衝撃を弾性フィルム32が吸収し、安定して物品を保持することができる。
したがって、モニターMのように外部衝撃に対して弱い精密機械などからなる物品の搬送も安全かつ確実に行うことができる。
(2)係合凹部221が支柱部22の上下方向に多数段に設けられているため、支柱部の任意の位置に物品支持部材3を取り付けることができる。
したがって、保持する物品の大きさに関係なく確実に物品を保持することができる。すなわち、特開平11−208726号公報のような包装体の場合、物品の大きさが異なる毎に、包装体の大きさを変える必要があるため、予めこれら物品の大きさに合わせた包装体を用意しておかなければならなかったが、物品保持装置1は、一つあれば足りるため、スペースの確保などが少なくて済む。
【0055】
(3)物品保持装置1を使用しないときは、支柱部22が折り畳めるので、保存スペースを有効に使うことができる。
(4)コーナー脚部211の裏面に受部となる凹部211aが設けられているため、この凹部211aが、支柱部22aの上端、またはコーナーフレーム212の上端と嵌合することで、複数の支持フレーム2を、使用状態であっても、不使用状態で支柱部22を倒した状態であっても、安定した状態で積み重ねることが出来、載置スペースを有効に使うことができる。また、積み重ねた状態でも安全に搬送することができる。
(5)コーナーフレーム212にストッパー面212aが形成されているため、支柱部材22を立ち上げたときフレーム本体21の外側方向へ転倒することを防止することができる。
(6)ストッパー面212aに、付勢手段212cが設けられているため、支柱部22とコーナーフレーム212とがぶつかり合って傷がつくなどの弊害を防ぐことができ、また、係合ピン311と係合凹部221との係合状態を安定したものとすることができる。
(7)爪挿入部217が形成されているため、フォークリフトを用いて容易に運搬することができる。
(8)係合ピン311が可動支持部315を介して枠本体310に取り付けられているため、係合ピン311が邪魔にならずに物品支持部材3を支持フレーム2に支持させることができ、また、可動支持部315を固定状態にロックすることもできるため、支持フレーム2に対する物品支持部材3の支持状態を安定させることもできる。
(9)弾性フィルム32が着脱自在に張設固定することができるため、弾性フィルム32が破損したり、汚れたりしたとき、弾性フィルム32を容易に取り替えできる。
【0056】
なお、物品保持装置1は、物品としてモニターMのように比較的大きな容積を有する物品一つを上下に配置させた物品支持部材3の弾性フィルム32間に形成される挟持部に挟持させるようにしていたが、図8(a)および(b)に示した弾性体分割部材5を用いることによって、複数の物品を安定した状態で挟持させるようにすることもできる。
すなわち、弾性体分割部材5は、枠本体310の開口を複数の区画に分割するように着脱自在に、弾性フィルム32の非物品挟持側に配置することで、弾性フィルム32の挟持部を複数に分割できるようになっている。
【0057】
弾性体分割部材5は、図8(a)に示したように、平板の両端面に枠挟持部材53を備えた第一分割体構成部材51と、一端がL字形に折れ曲がり、他端に枠挟持部材53を備えた第二分割体構成部材52とを備えており、第二分割体構成部材52の一端が第一分割体構成部材51にネジ固定され、略十字形状に形成されている。
各枠挟持部材53は、一端に挟持板530を有するL字形ボルト55と、蝶ナット54とを備え、第一分割体構成部材51の両端と、第二分割体構成部材52の他端に溶接固定されたボルト挿通筒部520に回転自在な状態で取り付けられている。
【0058】
以上のような構成をしている弾性体分割部材5は、図8(b)に示したように、第一分割体構成部材51および第二分割体構成部材52と、挟持板530との間に、物品支持部材3の枠31を挟みこみ、蝶ナット54を締め付けることにより、図9に示したように、枠本体310の開口を複数の区画に分割することによって弾性フィルム32の挟持部を複数に分割するようになっている。
すなわち、弾性体分割部材5を用いれば、図9に示したように、上下に配置された物品支持部材3の弾性フィルム32の間に形成される物品の挟持部を四つの分割挟持部に分割して、4つの物品をそれぞれの分割挟持部で宙に浮いた状態に安定かつ確実に弾性挟持することができる。
【0059】
次に、本発明にかかる物品保持装置の第2の実施形態について説明する。
本発明の第2の実施形態にかかる物品保持装置は、図10(a)および(b)に示したように、係合凹部231を備えた支柱部23aを備えていることを除いて、第一の実施の形態にかかる物品保持装置1と同じ構成をしている。
係合凹部231は、図10(a)および(b)に示したように、開口部231aの幅が係合ピン311の径と同じか少し大きく形成されており、この開口部231aよりも内側231bが支柱部23aの上下方向に広くなるとともに、奥行きが係合ピン311の径幅よりも数倍程度広くなるように形成されている。
【0060】
上述したような形状をしている係合凹部231は、物品支持部材3を支持させるとき、係合ピン311が可動支持部315のように係合部位置変更構造4を備えていなくても、容易に支持させることができる。
すなわち、物品支持部材3を取り付けるときは、物品支持部材3の一側部に設けられている係合ピン311を、図10(a)に示したように、係合凹部231の最奥部まで差し込み、この差し込んだ係合部分を回動中心として、物品支持部材3を回動させ、物品支持部材3が略地面と平行となった所で、図10(b)に示したように、物品支持部材3を手前側に引き付けるようにして、物品支持部材3の他側部に設けられている係合ピン311を差し込むようにする。
このようにすると、係合ピン311を可動支持部315により非係止状態に可動させなくても、容易に物品支持部材3を支柱部23aに支持させることができる。
【0061】
また、支柱部23aに支持させた物品支持部材3は、係合凹部231の開口部231aよりも上下方向に広く形成されている内側231b部分に係合ピン311が係止されるため、このまま抜け出てしまうということがなくなる。
さらに、物品を挟持させている物品支持部材が、物品の上側に位置していても、係合凹部231の内側は、開口部231よりも、上方向にも広がっている部分で係止され、抜け出てしまうことがなくなる。
【0062】
なお、係合凹部が、その開口部よりも内側を支柱部の上下方向に広くなるように形成させるときは、係合凹部231の形状に限らず、開口部よりも内側が広く形成されていれば、内側が三角形、四角形、それ以上の多角形、円形など他の形状をしていても良い。
【0063】
なお、本発明にかかる物品保持装置は、上述した二つの実施形態に限られない。
たとえば、上述した実施の形態では、固定手段213により、支柱部材22の起立状態を保持するようにしていたが、支柱部22aとコーナーフレーム212のストッパー面212aとの一方を磁性体で形成させるようにするとともに、他方に磁石を設けるようにすると、固定手段213を用いなくても、支柱部材22の起立状態を保持することが可能となる。このとき、係合凹部は、支柱部材22の起倒方向と直交するように設けるようにすると、物品支持部材3を支持フレーム2に支持させるとき、支柱部材22が動いてしまうことを防止することができ、より確実な支持を行うことができる。
【0064】
さらに、上記実施の形態では、支柱部22aが二本支柱部連結部材22bおよび支柱部連結補強部材22cで連結され、二本が一体となって同方向に起倒自在となっていたが、それぞれの支柱部が単独で起倒自在となるように構成されていてもよい。
また、物品支持部材3は、支柱部22aの上下位置に二枚取り付けて、物品を弾性挟持するようにしていたが、たとえば、支柱部22aに四枚の物品支持部材3を取り付けて、二箇所に形成された挟持部間でそれぞれ物品を弾性挟持するようにしても良い。
また、弾性フィルム32は、枠本体310に二重で取り付けられていたが、弾性フィルムを形成する材質や厚みなどにより、枠に一重で取り付けられていても良いし、三重以上に重ねて取り付けられていても良い。
また、弾性フィルム32は、第1〜第4弾性体固定部材312a、312b、312c、312dの嵌合溝313a内に貼着した弾性部材313bの弾性力で枠本体310に挟持固定されていたが、たとえば、バネなどの付勢手段の付勢力やクランプなどの固定手段などにより挟持固定させても構わない。
【0065】
【発明の効果】
以上のことより、請求項1の物品保持装置は、発泡プラスチックなどの有害物質を使用することなく、何度でも使用可能であるため、環境的見地から優れており、また、外部からの衝撃を吸収して物品を固定保持することができるため、精密機器などの外部に衝撃に対して弱い物品であっても、容易に安心して使用することができる。
【0066】
また、請求項2の物品保持装置は、上記効果に加えて、弾性体が、着脱自在な弾性体固定部材により固定されているため、弾性体が破れたりした場合であっても付け替えることができる。
【0067】
また、請求項3の物品保持装置は、上記効果に加えて、物品支持部材に弾性体を容易に取り付けることができる。
また、請求項4の物品保持装置は、上記効果に加えて、安定して使用状態の物品保持装置を積み重ねることができ、スペースを有効に利用することが可能となる。
また、請求項5の物品保持装置は、上記効果に加えて、使用していない状態の物品保持装置の載置スペースを有効に使用することができる。
【0068】
また、請求項6の物品保持装置は、上記効果に加えて、支柱部を立ち上げたとき、支柱部が転倒することを防止することができる。
また、請求項7の物品保持装置は、上記効果に加えて、使用していない状態の物品保持装置を安定して積み重ねることが可能となり、載置スペースをより有効に使用することができる。
【0069】
また、請求項8の物品保持装置は、上記効果に加えて、物品支持部材間に形成される物品挟持スペースを複数に分割することで、上下一組の物品支持部材の間であっても、複数の物品を安定した状態で挟持することが可能となる。
また、請求項9の物品保持装置は、上記効果に加えて、物品を挟持させた状態の物品支持部材が、物品の上下何れに位置していても、係合凹部から抜け出ることを防ぐことができる。物品支持部材の係合部が開口部よりも広く形成された部分に引っ掛かることで、物品支持部材を支柱部に取り付ける作業性が向上する。
【0070】
また、請求項10の物品保持装置は、上記効果に加えて、パレットなどを使用しなくても、フォークリフトにより物品保持装置を運搬(搬送)することが可能となる。
すなわち、大型の物品の搬送にも用いることができるようになる。
【0071】
また、本発明にかかる請求項11の物品保持装置は、上記効果に加えて、物品支持部材の支柱部への取り付けが容易になるとともに、枠の大きさを小さくすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる物品保持装置の一つの実施形態を示した斜視図である。
【図2】図1に示した物品保持装置の断面図である。
【図3】図1に示した物品支持装置に使用する物品支持部材を示した正面図である。
【図4】係合部位置変更構造を説明するための説明図である。
【図5】物品支持装置を得るまでの工程を示した説明図である。
【図6】物品保持装置に物品を保持させる工程を示した説明図である。
【図7】(a)は、支持フレームの支柱部を起こした状態を示した斜視図であり、(b)は支柱部を倒した状態を示した斜視図である。
【図8】(a)は、弾性体分割部材を示した斜視図であり、(b)は、(a)におけるY−Y線断面図である。
【図9】弾性体分割部材を使用した物品保持装置を示した斜視図である。
【図10】(a)は、第2の実施形態にかかる物品保持装置の係合凹部の奥に係合ピンを係合させた状態を示した側面図であり、(b)は、係合凹部の手前に係合ピンを係合させた状態を示した側面図である。
【符号の説明】
1 物品保持装置
2 支持フレーム
21 フレーム本体
211 コーナー脚部
211a 受部(凹部)
212 コーナーフレーム
212a ストッパー(ストッパー面)
212b 枢支面
213 固定手段
213a ピン挿通部
213b 固定ピン
214 枢支ピン
215 フレーム連結部材
216 脚部連結部材
217 爪挿入部
22 支柱部材
22a 支柱部
22b、22c 連結部材
221 係合凹部
23a 支柱部
231 係合凹部
231a 開口部
231b 内側
3 物品支持部材
31 枠
310 枠本体
311 係合部(係合ピン)
312a 第1弾性体固定部材
312b 第2弾性体固定部材
312c 第3弾性体固定部材
312d 第4弾性体固定部材
313 本体
313a 嵌合溝
313b 弾性部材
32 弾性体(弾性フィルム)
4 係合部位置変更構造
41 固定部
42 可動部
43 弦巻バネ
5 弾性体分割部材
M 物品(モニター)
Claims (11)
- 弾性体が張設された枠に係合部が設けられてなる物品支持部材と、前記係合部と係合する係合凹部が上下方向に複数設けられた支柱部が複数立設してなる支持フレームとを備え、前記支柱部間で上下方向に支持させた物品支持部材の弾性体によって物品を上下から弾性挟持するようになっている物品保持装置。
- 枠が、枠本体と、前記枠本体に弾性体を固定する着脱自在な弾性体固定部材とを備えている請求項1に記載の物品保持装置。
- 弾性体固定部材が、内壁面の対向する面に弾性部材が貼着された断面コ字形状に形成され、前記断面コ字形状に形成された凹部で、枠本体の周縁部と弾性体の一部とを嵌合したとき、前記弾性部材の弾性力により、枠本体と弾性体とを挟着固定するようになっている請求項2に記載の物品保持装置。
- 支柱部が、支持フレーム内で起倒自在に枢支されている請求項1〜請求項3の何れかに記載の物品保持装置。
- 支持フレームが、下端部分に、他の支持フレームの支柱部上端と嵌合する受部を備えている請求項1〜請求項4の何れかに記載の物品保持装置。
- 支持フレームが、支持フレームの外側方向への支柱部の転倒を防止するストッパーを備えている請求項4に記載の物品保持装置。
- 支持フレームが、支持フレームの下端部分に、支柱部を倒した状態にある他の支持フレーム上端と嵌合する受部を備えている請求項4に記載の物品保持装置。
- 物品支持部材の一側面側に配置され、弾性体の挟持部を複数に分割する着脱自在な弾性体分割部材を備えている請求項1〜請求項7の何れかに記載の物品保持装置。
- 係合凹部が、開口側よりも内側で支柱部の上下方向に広くなるように形成されていて、
係合部が、係合凹部の開口側の幅と略同じか少し小径のピンで形成されている請求項1〜請求項8の何れかに記載の物品保持装置。 - 支持フレームの下方にフォークリフトの爪が入り込む爪挿入部が形成されている請求項1〜請求項9の何れかに記載の物品保持装置。
- 少なくとも一側部に設けられている係合部の位置を、物品支持部材の内側方向へ回動または移動させる係合部位置変更構造が設けられている枠を有している請求項1〜請求項10の何れかに記載の物品保持装置。
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