JP2004042593A - インクジェット記録用処理液、インクセット、これらが充填されたカートリッジ、これらを用いたインクジェット記録画像形成方法および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】色材と水を含有する記録液と接触した際に色材と反応する微粒子および水溶性有機溶剤とを含有する処理液であって、該微粒子の含有率a(wt%)、および、沸点が210℃以上である該水溶性有機溶剤の含有率b(wt%)が以下の条件を満たすことを特徴とするインクジェット記録用処理液。
【数1】
10≦a<40
【数2】
b/a>1.50
(a,bは処理液全量に対する重量比率;wt%)
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録技術分野に関し、微粒子を含有する処理液と、樹脂被覆された色材を含有する記録液とを組み合わせたことを特徴とするインクセット、該インクセットのための特定された処理液、該インクセットのための特定された記録液、これら処理液と記録液を被記録材に付着させて画像を形成するインクジェット記録方法、及びインクジェット記録装置、これら処理液と記録液を収納するカートリッジ、このインクジェット記録装置を用いて作製されるインクジェット記録物等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
記録液を液滴として画像記録を行なうインクジェット記録方法は、その印字機構が簡単であるためコストが安く、コンパクトであり、しかも騒音が少ない点で優れている。
しかし、記録媒体との組み合わせによっては、文字滲み(以下、フェザリングという)に代表される画像欠陥が発生しやすく、特に普通紙において画像品質が大きく低下するという問題を有する。
【0003】
この問題に対して、記録液と共に記録液中の色材と凝集物を形成する成分を含有する処理液を併用する方法が提案されている。特許第2667401号公報には、1分子あたり2個以上のカチオン性基を有する化合物を含有する無色あるいは淡色の液体が記載されている。特開平8−81611号公報には、ポリアリルアミンとグリセリンを含有する液体組成物が記載されている。
しかし、これらに記載されている高分子の反応性成分を溶解した状態で含有させるため、多量に添加すると粘度上昇を招き、記録ヘッドからの吐出不良が生じてしまう。そのため、反応性成分の含有量を低くしなければならず、色材との反応による粘度変化が小さくなってしまいフェザリング抑制の効果が小さい。
【0004】
また、特許第2675001号公報には、多価金属塩を含有する無色あるいは淡色の液体が記載されている。特許第2711098号公報には、第4級アンモニウム塩あるいはアミン塩を含有する無色あるいは淡色の液体が記載されている。特許第3026487号公報には、第4級アンモニウム塩あるいはアミン塩を含有し、かつ、多価アルコールを含有する無色あるいは淡色の液体が記載されている。
しかし、これらの記載にある多価金属塩、アミン化合物は大量に添加することができるが、1分子のサイズが小さく、色材と反応しても大きな凝集体を形成しづらい。そのため、色材と反応しても粘度変化が小さくなってしまいフェザリング抑制の効果が小さい。
【0005】
画像品質をさらに向上させる方法として、記録液中の色材と凝集物を形成する成分として微粒子を含有する処理液を用いる方法が提案されている。
WO00/06390号公報には、紫外線吸収能および/または光安定化能を有する部位を含むカチオン性のエマルジョンを含有させる反応液が記載されている。特開平6−92010号公報には、微粒子又は微粒子とバインダーポリマーを含有する溶液が記載されている。特開平11−228890号公報には、アニオン性金属酸化物コロイドを含む実質的に無色の液体組成物が記載されている。特開2000−34432号公報には、淡色または白色の水不溶性微粒子、水溶性有機溶媒及び水を含有する液体組成物が記載されている。
特開2001−171095号公報には、無機酸化物顔料を主成分とする半透明白色インク組成物が記載されている。特開2001−199149号公報には、色材と反応性を有する微粒子を含む液体組成物が記載されている。特開2001−199150号公報、特開2001−199151号公報等には、インクとは逆の極性に表面が帯電している微粒子を分散状態で含む液体組成物が記載されている。
【0006】
これらの微粒子を含有する液体は反応性微粒子を分散状態で含有するため、前述の高分子を溶解させる処理液と比較すると液粘度上昇を抑えながら大量の反応成分を添加することができる。また、微粒子は多価金属塩などと比較すると元々大きな粒子であるため、色材と反応して分散が崩れると大きな凝集体を形成する。その結果、大きな粘度上昇が生じ、色材の流動性が抑制されるため、フェザリング改善等の画質向上に効果が高い。
その反面、大量の微粒子を含有した分散液は水分蒸発による微粒子の析出が生じやすい。析出が生じるとノズル目詰まりの原因となり、大きな画像欠陥につながる。しかし、前述の提案ではいずれもノズル目詰まり防止に関して何ら考慮していない。
したがって、フェザリングの低減と、処理液成分の析出による目詰まり低減を同時に満足する方法は未だ提案されていない。
またさらに、近年インクジェット記録方法によって形成される画像に高品位感が不足していることが問題にされ、特に光沢感がある画像が求められているが、それを解決するための提案は、未だなされていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、普通紙に印字した場合でも、フェザリングがない鮮明でしかも光沢感がある画像を得ることができ、かつ長期間使用せずに放置した場合にも乾燥によるインクジェットのノズル目詰まりが発生しない高い信頼性を有するインクジェット記録用処理液と、これとインクとからなるインクセット、これらが充填されたカートリッジ、これらを用いたインクジェット記録画像形成方法および画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、上記課題は、本発明の(1)「色材と水を含有する記録液と接触した際に色材と反応する微粒子および水溶性有機溶剤とを含有する処理液であって、該微粒子の含有率a(wt%)、および、沸点が210℃以上である該水溶性有機溶剤の含有率b(wt%)が以下の条件を満たすことを特徴とするインクジェット記録用処理液;
【0009】
【数5】
10≦a<40
【0010】
【数6】
b/a>1.50
(a,bは処理液全量に対する重量比率;wt%)」、(2)「色材と水を含有する記録液と接触した際に色材と反応する微粒子と、水溶性有機溶剤とを含有する処理液であって、該微粒子の含有率a(wt%)、および、沸点が210℃以上である該水溶性有機溶剤の含有率b(wt%)が以下の条件を満たすことを特徴とするインクジェット記録用処理液;
【0011】
【数7】
15≦a<40
【0012】
【数8】
b/a>1.50
(a、bは処理液全量に対する重量比率;wt%)」、(3)「前記微粒子が色材と反応する無機微粒子であることを特徴とする前記第(1)項又は第(2)項に記載のインクジェット記録用処理液」、(4)「前記無機微粒子がカチオン性コロイダルシリカであることを特徴とする前記第(3)項に記載のインクジェット記録用処理液」、(5)「前記水溶性有機溶剤が2−ピロリドン、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、グリセリン、3−メチルペンタン−1,3,5−トリオール、2−エチル−2−(ヒドロキシメチル)−1,3−プロパンジオールから選ばれる化合物であることを特徴とする前記第(1)項又は第(2)項に記載のインクジェット記録用処理液」、(6)「前記沸点が210℃以上の水溶性有機溶剤を2種以上含有することを特徴とする前記第(1)項又は第(2)項に記載のインクジェット記録用処理液」、(7)「前記処理液が界面活性剤を含有することを特徴とする前記第(1)項又は第(2)項に記載のインクジェット記録用処理液」、(8)「前記界面活性剤がカチオン性化合物であることを特徴とする前記第(7)項に記載のインクジェット記録用処理液」、(9)「前記処理液が防腐防黴剤を含有することを特徴とする前記第(1)項又は第(2)項に記載のインクジェット記録用処理液」、(10)「色材と水を含有する記録液と、前記第(1)項乃至第(9)項の何れかに記載の処理液とを組み合わせたことを特徴とするインクジェット記録用インクセット」、(11)「前記記録液に含有される色材が顔料、染料、あるいはそれら両方であることを特徴とする前記第(10)項に記載のインクジェット記録用インクセット」、(12)「前記記録液が水溶性有機溶剤を含有することを特徴とする前記第(10)項又は第(11)項に記載のインクジェット記録用インクセット」、(13)「前記記録液が界面活性剤を含有することを特徴とする前記第(10)項乃至第(12)項の何れかに記載のインクジェット記録用インクセット」、(14)「前記記録液が防腐防錆剤を含有することを特徴とする前記第(10)項乃至第(13)項の何れかに記載のインクジェット記録用インクセット」、(15)「前記第(10)項乃至第(14)項の何れかに記載のインクセットを用い、該インクセットを構成する処理液を被記録材に付与する工程と、該インクセットを構成する記録液を被記録材に付与する工程とを有し、該処理液と該記録液を被記録体上で接触させて画像を形成することを特徴とするインクジェット記録画像形成方法」、(16)「前記第(15)項に記載の画像形成方法で作製されることを特徴とする記録物」、(17)「前記第(1)項乃至第(9)項の何れかに記載の処理液を充填することを特徴とするインクジェット記録用処理液カートリッジ」、(18)「前記第(10)項乃至第(14)項の何れかに記載のインクセットを構成する記録液を充填することを特徴とするインクジェット記録用記録液カートリッジ」、(19)「前記第(17)に記載の処理液カートリッジと前記第(18)項に記載の記録液カートリッジを搭載し、該処理液を被記録材に付与する吐出手段と、該記録液を被記録材に付与する吐出手段とを有し、該処理液と該記録液を被記録体上で接触させて画像を形成するために用いるインクジェット記録画像形成装置」によって解決される。
【0013】
次に、本発明を詳細に説明する。ただし、以下の説明によって本発明が制約を受けるものではない。
本発明のインクジェット記録用処理液は、色材と反応性を有する微粒子、沸点が210℃以上である水溶性有機溶剤を以下の条件で含有する。
【0014】
【数9】
10≦a<40
【0015】
【数10】
b/a>1.50
a:処理液中の微粒子含有率(wt%)
b:処理液中の沸点210℃以上の水溶性有機溶剤含有率(wt%)
【0016】
微粒子は電荷を帯びた分散状態で分散されるため、微粒子同士は電気的な斥力で安定的に分散相を形成することができ、通常の均一な溶液状態と比較すると、分散状態で含有させた本発明のインクジェット記録用処理液のほうが粘度上昇を抑えながら反応成分を大量に添加することができる。
【0017】
インクジェット記録用処理液に記録液が接触すると、記録液中の色材と微粒子が反応する。その際、微粒子の電荷が中和され斥力が弱まるため、分散が不安定となり、凝集体を形成する。本発明の処理液は、前述のように反応成分を大量に含有させることができ、かつ、反応成分が元々大きな粒子として分散されているため、いったん記録液と合一すると大きな凝集体を瞬時に形成するため大きな粘度変化が生じる。大きな粘度変化が生じると、記録液の流れ出しが抑制され、フェザリングが改善される。
微粒子の含有量aが10wt%以上で粘度変化が大きくなり、フェザリングが大きく改善される。微粒子の含有量aが40wt%未満の範囲でこの効果が大きい。一方で、、微粒子の含有量aが10wt%未満では、粘度変化が遅く、かつ、小さいため記録液の流れ出しを抑制できない。そのため、フェザリングが改善されない。逆に、微粒子の含有量aが40wt%以上では、処理液の安定性が低下しゲル化しやすく、ヘッドの目詰まりが起こりやすい。そのため、処理液の不吐出による画像欠陥が生じてしまう。
【0018】
一方、高分子が溶解された処理液では、反応成分を大量に添加すると記録液と接触する前から液粘度が高くなりすぎてしまいインクジェットヘッドによる吐出ができなくなるため、反応成分の添加量を抑えざるを得ない。反応成分の添加量を抑えてしまうと、記録液と合一したときに関与する反応種が少なく大きな粘度変化が生じない。その結果、記録液の流れ出しが生じ、フェザリングが発生してしまう。
また、多価金属塩、あるいはアミン塩などの低分子成分が溶解される処理液では、大量に添加しても液粘度はそれほど上昇しないが、色材と合一したときに大きな凝集体を形成しづらいため、大きな粘度変化が生じない。その結果、記録液の流れ出しが生じ、フェザリングが発生してしまう。
【0019】
また、微粒子を分散状態で大量に含有する分散液は、ビヒクル中の揮発成分が蒸発して微粒子成分の濃度が上昇すると分散状態が崩れて微粒子が析出しやすい傾向を有する。蒸発する揮発成分が一定量を越えると微粒子が析出し、インクジェットヘッドのノズルの目詰まりが生じてしまう。しかし、本発明の処理液は沸点210℃以上の水溶性有機溶剤を微粒子に対して1.5倍を越えて含有させておくことで、揮発成分が蒸発した場合にも微粒子と相溶性が高いビヒクルが充分な量残るため、微粒子が析出することなく流動性を確保することができる。そのため、長期保存時にも乾燥によるノズル目詰まりが発生しない。
【0020】
さらに本発明の処理液は、色材と反応性を有する微粒子、沸点が210℃以上である水溶性有機溶剤を以下の条件で含有する。
【0021】
【数11】
15≦a<40
【0022】
【数12】
b/a>1.50
a:処理液中の微粒子含有率(wt%)
b:処理液中の沸点210℃以上の水溶性有機溶剤含有率(wt%)
【0023】
処理液に記録液が接触すると、記録液中の色材と微粒子が反応し、分散が不安定となり、凝集体を形成する。処理液と記録液との混合液は記録紙に浸透するが、凝集体は記録紙の繊維の間に堆積して凝集体の層を形成する。処理液中の微粒子含有量が15wt%以上であると微粒子同士の間隔が短いために微粒子同士が接触して凝集しやすく、急速に大きな凝集体が形成される。大きな凝集体は繊維の目に詰まりやすいため記録紙表層に堆積し、微粒子が大量に含有されていることで凝集体層は記録紙表面に厚く形成、記録紙表面を覆い隠すようになる。記録紙表層を覆い隠すと記録紙表面には元の繊維集合体よりも平滑な表面が形成され光沢感が生じ、高品位な印刷物が形成される。特に写真画像のような印刷物では、記録紙表面での光の乱反射が低減するため、カラーの彩度が向上し、鮮明な画像が得られる。もちろん微粒子含有率aが15wt%以上であれば、前述のフェザリング抑制効果も高い。微粒子含有率aが15wt%未満である場合、凝集体の形成速度、層の厚みが充分でないため、記録紙表面に平滑な層が充分形成できないため光沢感が少なくなってしまう。光沢感が少ないと特にカラーの彩度が低下して鮮明な画像が得られない。
【0024】
また、本発明の処理液は沸点210℃以上の水溶性有機溶剤を微粒子に対して1.5倍を越えて含有させておくことで、揮発成分が蒸発した場合にも微粒子と相溶性が高いビヒクルが充分な量残るため、微粒子が析出することなく流動性を確保することができる。そのため、長期保存時にも乾燥によるノズル目詰まりが発生しない。
【0025】
さらに、本発明の処理液は、沸点210℃以上の水溶性有機溶剤を2種以上含有することができる。沸点210℃以上の水溶性有機溶剤を2種以上含有することで、経時での液物性がより安定化する。沸点210℃以上の水溶性有機溶剤が1種だけ含有される場合には、低温保存時に凍結して微粒子が凝集してしまったり、逆に高温保存時に相溶性の問題から分散が不安定になり微粒子が凝集してしまうことがあるが、沸点210℃以上の水溶性有機溶剤を2種以上含有させることで水溶性有機溶剤同士が相互に特性を補うため、環境変化に対する分散安定性が向上し、凝集による目詰まりを効果的に防止することができる。
【0026】
微粒子と色材との反応とは、微粒子と色材との間に働く作用であって、静電気力、フアンデルワールス力、磁力等の物理的作用、と電子状態を変化させ共有結合やイオン結合のような結合状態を変化させる化学的作用とに大別でき、第3の物質を介しても、光、熱などの外部エネルギーによっても起こるものである。
【0027】
静電気力による作用による微粒子と色材との反応については以下のように考えられる。ただし、これらの説明によって本発明が制約を受けるものではない。
本発明の処理液中に含有される微粒子は粒子表面に電荷を有し、微粒子同士は表面電荷による反発作用が生じるため分散が安定化されている。微粒子と逆の極性を有する色材を含有する記録液が微粒子を含有する処理液と接触すると、微粒子に色材が電気的な作用により強力に吸着する。このとき微粒子の表面電荷は色材の電荷で中和されるため、微粒子同士の反発作用がなくなり、微粒子と色材は大きな凝集体を形成する。また、色材が有するカルボニル基やスルホニル基等の水溶性基が吸着の際に微粒子で隠蔽されるため、凝集体の水に対する溶解度が急速に低下し、凝集体はさらに大きくなる。このような凝集体の形成が急速に生じれば、記録液と処理液が被記録材に浸透する際に凝集体が被記録媒体の多孔質部分にトラップされ、色材が移動しづらくなり、フェザリングとカラーブリードが効果的に防止できる。
【0028】
また、微粒子と色材とが粒子状の凝集物を形成し、被記録材の表面付近に石垣状に積み重なると浸透性の膜を形成する。そのため、ビヒクルが被記録材に速やかに浸透するためカラーブリードが良好になることに加えて、乾燥性が良好となる。色材と反応する化合物として微粒子ではなくポリマー用いた場合には、ポリマーが被記録材表面に膜を形成してしまい、ビヒクルの浸透を妨げてしまう。その結果、乾燥性が低下し、印刷後に印刷物に触れるとインクが手に付いてしまったり、画像汚れが生じてしまう。
また、カチオン性微粒子とアニオン性色材の凝集物が被記録材の表面付近に積み重なることから、画像濃度が高い。
また、被記録材裏側へのインクの浸み出しが抑制されるため両面印刷が良好に行なえる。
また、アニオン性色材が有するカルボニル基やスルホニル基等の水溶性基が吸着の際にカチオン性微粒子で隠蔽されるため、凝集体の水に対する溶解度が低下し、耐水性が良好となる。
【0029】
本発明の処理液を画像形成方法に適用する場合について説明する。
処理液はカートリッジに収容され、カートリッジに連通するインクジェットヘッド、塗工ローラーなどの付与手段に連通する。これら付与手段を用いて処理液と記録液の2液を被記録体に付与される。この2液の付与順番はどちらが先でも良く、どちらかの液を2度以上に分けて付与しても良い。ここでは、処理液を先にインクジェットヘッドで被記録体に付与する場合について説明する。
インクジェットヘッドで処理液を被記録体に付与した後、記録液を処理液に重なるように、あるいは被記録体の上で記録液が拡がるようにして、2液が互いに接触できる程度の距離に記録液を付与する。
2液が互いに接触すると、前述のように処理液中の微粒子の分散が破壊され、微粒子の凝集体を形成し、このような凝集体を形成する過程で、微粒子表面に色材を吸着したり、凝集体の内部に色材を取り込むものと考えられる。
このような工程を経て、混合液の粘度が上昇し色材の流動性が低下すると共に、凝集体が大型化する。その結果、被記録体の繊維間に凝集体が留まり、色材の流出が抑制されるため、フェザリングのない鮮明な画像が形成される。
【0030】
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明の処理液は記録液中の色材と反応する微粒子を含有する。微粒子は有機微粒子であっても良いし、無機微粒子であっても良いし、有機無機複合微粒子であっても良い。粒子形についても特に限られるものではなく、球状、数珠状、不定形のいずれであっても良い。
【0031】
有機微粒子としては、ポリスチレン、スチレン−アクリル共重合体、ポリメチルメタクリレート、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ポリアミド樹脂、弗素系樹脂、α,β−不飽和エチレン性単量体をエマルジョン重合等により得られる重合体等が挙げられる。
無機微粒子としては、炭酸カルシウムなどの無機塩と、シリカ(SiO2)などの無機酸化物に大別される。
【0032】
無機塩の具体例としては、炭酸カルシウム、硝酸カルシウム、塩化カルシウム、硫酸カルシウム、硝酸アルミニウム、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、硫酸鉄などが挙げられるがこれらに限定されるものではない。水系処理液として用いる場合には、炭酸カルシウム、硝酸カルシウム、硫酸鉄などの水に溶解度が低いものを用いるほうが分散体が得られやすい点で好ましい。また、これらはカチオン化処理することでさらに色剤の吸着能力、凝集能力を高めることができ、さらに好ましい。カチオン剤で改質する方法は従来技術にて記載されている(特開平10−129113号公報、特開平11−20301号公報など)。
【0033】
無機微粒子の具体例としては、シリカ(SiO2)、シリカのカチオン化物、二酸化チタン、アルミナ(Al2O3)等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0034】
無機微粒子の中では反応性の点でカチオン性シリカが特に好ましい。カチオン性シリカは、シリカの表面がカチオン化処理されたものであれば用いることができる。カチオン化するには、シリカ表面に化学的、物理的にカチオン性化合物を導入すれば良い。例えば、シリカのシラノール基にアミノ化合物をカップリングすることで、あるいはアルミニウム化合物を反応させることで化学的に表面処理ができる。また、シリカとカチオン性化合物を溶剤中で混合し、カチオン性化合物を物理的に吸着させた後に溶剤を除去することで物理的に表面処理することができる。その際、核材として用いるアニオン性シリカの具体例としては、ST−ZL、ST−20、ST−30、ST−40、ST−C、ST−N、ST−O、ST−S、ST−50、ST−20L、ST−OL、ST−XS、ST−YL、ST−XL、ST−UP、ST−OUP(以上、日産化学製)、Cataloid SI−350、SI−500(以上、デュポン製)、Nipgel AY−220、AY−420、AY−460(以上、日本シリカ製)等が挙げられる。これらの方法に限らず、シリカ表面をカチオン性に処理したものであれば、いずれも好適に用いることができる。
【0035】
無機微粒子は製品として入手することもできる。シリカのカチオン化物としては、ST−AK(日産化学製)が挙げられる。アルミナとしては、アルミナゾル100、200、520(以上、日産化学製)等が挙げられる。二酸化チタンとしてはチタニアシリーズ(出光興産製)が挙げられる。これらの微粒子の中には既に水分散体として入手できるものも存在する。
【0036】
本発明の微粒子はカチオン性無機有機複合微粒子であっても良く、粒子状のカチオン性無機有機複合微粒子であれば用いることができる。
カチオン性無機有機複合微粒子は、無機微粒子の表面にカチオン性有機化合物を吸着させたり、逆に有機化合物の表面にカチオン性無機化合物を吸着させることで得ることができる。例えば、カチオン性高分子で被覆された無機有機複合微粒子は、無機微粒子を水等の溶媒中に分散させておき、これにカチオン性高分子を水、あるいは、水溶性有機溶媒の溶液の状態で徐々に加えることで得ることができる。
【0037】
カチオン性高分子の具体例としては、ポリアリルアミン、ポリビニルアミン、ポリイミン、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンイミン、ポリビニルピリジン、アミノアセタール化ポリビニルアルコール、イオネンポリマー、ポリビニルイミダゾール、ポリビニルベンジルホスホニウム、ポリアルキルアリルアンモニウム、ポリアミジン、ポリアミンスルホン、カチオンでん粉などのカチオン性高分子化合物を挙げることができる。
微粒子の添加量は処理液に対して10wt%以上であることが好ましく、光沢度を向上させる観点からは15wt%以上がより好ましい。含有率が10wt%未満の場合、画質改善効果が充分に得られない。なお、複数種類の微粒子を併用して用いても良い。
【0038】
本発明の処理液は乾燥による記録ヘッドのノズルの詰まりを防止する目的で沸点210℃以上の水溶性有機溶媒を含有するが、沸点が210℃未満の水溶性有機溶剤と併用しても良い。沸点の値は、化学品製造会社が発行する製品安全データシート(MSDS)、あるいは溶剤ハンドブック(講談社発行)等の専門書から知ることができる。水溶性有機溶媒には湿潤剤、浸透剤が含まれる。湿潤剤の具体例としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−へキサンジオール、グリセリン、1,2,6−へキサントリオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,3−ブタントリオール、ペトリオール等の多価アルコール類、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等の多価アルコールアルキルエーテル類、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテル等の多価アルコールアリールエ−テル額;N−メチル−2−ピロリドン、N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、ε−カプロラクタム等の含窒素複素環化合物;ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド類;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン等のアミン類、ジメチルスルホキシド、スルホラン、チオジエタノ−ル等の含硫黄化合物類、プロピレンカーボネート、炭酸エチレン、γ−ブチロラクトン等である。これらの溶媒は、水とともに単独もしくは複数混合して用いられる。
【0039】
また、浸透剤は処理液と被記録材の濡れ性を向上させ、浸透速度を調整する目的で添加される。浸透剤としては、下記式(I)〜(IV)で表わされるものが好ましい。すなわち、下記式(I)のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル系界面活性剤、式(II)のアセチレングリコール系界面活性剤、下記式(III)のポリオキシエチレンアルキルエーテル系界面活性剤ならびに式(IV)のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル系界面活性剤は、液の表面張力を低下させることができるので、濡れ性を向上させ、浸透速度を高めることができる。
【0040】
【化1】
(Rは分岐していても良い炭素数6〜14の炭化水素鎖、k:5〜20)
【0041】
【化2】
(m、n≦20,0<m+n≦40)
【0042】
【化3】
(Rは分岐してもよい炭素数6〜14の炭化水素鎖、nは5〜20)
【0043】
【化4】
(Rは炭素数6〜14の炭化水素鎖、m、nは20以下の数)
【0044】
前記式(I)〜(IV)の化合物以外では、例えばジエチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノアリルエーテル、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールクロロフェニルエーテル等の多価アルコールのアルキル及びアリールエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック共重合体等のノニオン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、エタノール、2−プロパノール等の低級アルコール類を用いることができるが、特にジエチレングリコールモノブチルエーテルが好ましい。
【0045】
微粒子の平均粒子径は1000nm以下であることが好ましく、500nm以下が吐出安定性の観点からさらに好ましい。つまり、1000nm以上である場合、吐出ヘッドの目詰まりが生じやすくなり、吐出不良が生じやすくなる。
平均粒子径は光学式粒度分布計で測定することができ、粒子数50%の粒子径をもって表わす。
【0046】
微粒子は水を主成分とするビヒクルに分散処理されて処理液となる。分散する際には分散を安定化させるために解膠剤を用いることが好ましい。解膠剤とは帯電性粒子表面に電気二重層を形成し、電気二重層が静電的に反発して粒子の接近を防止し、分散を安定化させるものである。微粒子は中性から酸性にかけては正に帯電するため、陰イオン源である酢酸、硝酸、塩酸、蟻酸、乳酸、及び、これらのアルカリ金属塩、オキシ塩化ジルコニウム水和物等のジルコニウム化合物、ピロリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、タウリン等が解膠剤として用いられるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0047】
本発明の処理液は次の方法によって製造することができる。微粒子と水と解膠剤を混合し、分散液を調合する。必要に応じて水溶性溶剤を添加し、解膠機によって解膠する。この際使用される解膠機としては、高速回転高せん断型攪拌解膠機、デゾルバー、コロイドミル、ホモジナイザー、超音波式解膠機などを挙げられ、より具体的には、T.K.オートホモミキサー、T.K.ホモミックラインフロー、ウルトラホモミキサー、NNKコロイドミルなどが挙げられる。解膠時の回転数は、解膠機の種類、構造によって変わるが、500〜10000rpmであることが好ましく、2000〜8000rpmであることがより好ましい。解膠時の温度は5〜100℃であることが好ましい。解膠時間は解膠機の種類、構造によって変わるが、0.01〜48時間であることが好ましい。
【0048】
本発明の処理液は、第4級アンモニウム塩、ピリジニウム塩、イミダゾリン型化合物等のカチオン性界面活性剤を含有することができる。具体的には、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ベンジルトリブチルアンモニウムクロライド、塩化ベンザルコニウム、セチルピリジニウムクロライド、2−ヘプタデセニルヒドロキシエチルイミダゾリン等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤は、表面張力を下げて被記録材との濡れ性を高めて微粒子層を速やかに形成すると共に、アニオン性色材を凝集する作用があり、画質改善に効果がある。
【0049】
本発明の処理液の表面張力は、20〜60dyne/cmであることが好ましく、被記録材との濡れ性と液滴の粒子化の両立の観点からは30〜50dyne/cmであることがさらに好ましい。
本発明の処理液の粘度は、1.0〜20.0cPであることが好ましく、吐出安定性の観点からは3.0〜10.0cPであることがさらに好ましい。
本発明の処理液のpHは3〜11であることが好ましく、微粒子の分散安定性の観点からは3〜6、及び8〜11であることがさらに好ましい。
【0050】
本発明のインクセットに用いることができる記録液について説明する。
本発明の記録液に用いる色剤としては染料、顔料、あるいは染料と顔料を混合して用いることができるが、微粒子がカチオン性である場合にはアニオン性の色材を用いるほうが電気的に中和され凝集するので画質向上の点で好ましい。
また、染料よりも顔料を用いるほうが好ましい。つまり、溶解状態の染料よりも分散状態の顔料のほうが電気的に中和された際に、より効率的に凝集が生じるため、画質向上に効果が高い。
【0051】
本発明に用いられる記録液に用いる顔料としては、有機顔料としてアゾ系、フタロシアニン系、アントラキノン系、キナクリドン系、ジオキサジン系、インジゴ系、チオインジゴ系、ペリレン系、イソインドレノン系、アニリンブラツク、アゾメチン系、ローダミンBレーキ顔料、カーボンブラック等が挙げられ、無機顔料として酸化鉄、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、バリウムイエロー、紺青、カドミウムレッド、クロムイエロー、金属粉等が挙げられる。
【0052】
アニオン性基を有する顔料分散剤の例として、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、スチレンアクリル樹脂、スチレンマレイン酸樹脂、水溶性ビニルナフタレンアクリル樹脂、水溶性ビニルナフタレンマレイン酸樹脂、β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、カルボキシメチルセルロース、デンプングリコール酸、アルギン酸ナトリウム、ペクチン酸、ヒアルロン酸などを挙げることができる。これらのアニオン系分散剤は、酸の形でも用いることができるが、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属塩を用いることもできる。
【0053】
表面にアニオン性基を有する顔料の例としては、カルボキシル基やスルホン酸基を有するカーボン・ブラックがその代表例として挙げられる。その他、フタロシアニン系顔料や、アントラキノン系顔料を酸化処理したり、発煙硫酸で処理したりして、顔料粒子の一部にカルボキシル基やスルホン酸基を導入したものもその例として挙げられる。
【0054】
本発明で用いられる水溶性染料としては、カラーインデックスにおいて酸性染料、直接性染料、塩基性染料、反応性染料、食用染料に分類される染料で耐水、耐光性が優れたものが用いられる。これら染料は複数種類を混合して用いても良いし、あるいは必要に応じて顔料等の他の色材と混合して用いても良い。これら着色剤は、本発明の効果が阻害されない範囲で添加される。
【0055】
(a)酸性染料及び食用染料としては、
C.I.アシッド・イエロー 17,23,42,44,79,142
C.I.アシッド・レッド 1,8,13,14,18,26,27,35,37,42,52,82,87,89,92,97,106,111,114,115,134,186,249,254,289
C.I.アシッド・ブルー 9,29,45,92,249
C.I.アシッド・ブラック 1,2,7,24,26,94
C.I.フード・イエロー 3,4
C.I.フード・レッド 7,9,14
C.I.フード・ブラック 1,2等が使用できる。
【0056】
(b)直接染料としては、
C.I.ダイレクト・イエロー 1,12,24,26,33,44,50,86,120,132,142,144
C.I.ダイレクト・レッド 1,4,9,13,17,20,28,31,39,80,81,83,89,225,227
C.I.ダイレクト・オレンジ 26,29,62,102
C.I.ダイレクト・ブルー 1,2,6,15,22,25,71,76,79,86,87,90,98,163,165,199,202
C.I.ダイレクト・ブラック 19,22,32,38,51,56,71,74,75,77,154,168,171等が使用できる。
【0057】
(c)塩基性染料としては、
C.I.ベーシック・イエロー 1,2,11,13,14,15,19,21,23,24,25,28,29,32,36,40,41,45,49,51,53,63,64,65,67,70,73,77,87,91
C.I.ベーシック・レッド 2,12,13,14,15,18,22,23,24,27,29,35,36,38,39,46,49,51,52,54,59,68,69,70,73,78,82,102,104,109,112
C.I.ベーシック・ブルー 1,3,5,7,9,21,22,26,35,41,45,47,54,62,65,66,67,69,75,77,78,89,92,93,105,117,120,122,124,129,137,141,147,155
C.I.ベーシック・ブラック 2,8等が使用できる。
【0058】
(d)反応性染料としては、
C.I.リアクティブ・ブラック 3,4,7,11,12,17
C.I.リアクティブ・イエロー 1,5,11,13,14,20,21,22,25,40,47,51,55,65,67
C.I.リアクティブ・レッド 1,14,17,25,26,32,37,44,46,55,60,66,74,79,96,97
C.I.リアクティブ・ブルー 1,2,7,14,15,23,32,35,38,41,63,80,95等が使用できる。
【0059】
本発明の記録液を所望の物性にするため、あるいは乾燥による記録ヘッドのノズルの詰まりを防止するためなどの目的で、色材の他に、水溶性有機溶媒を使用することが好ましい。水溶性有機溶媒には湿潤剤、浸透剤が含まれる。湿潤剤は乾燥による記録ヘッドのノズルの詰まりを防止することを目的に添加される。湿潤剤の具体例としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−へキサンジオール、グリセリン、1,2,6−へキサントリオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,3−ブタントリオール、ペトリオール等の多価アルコール類、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等の多価アルコールアルキルエーテル類、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテル等の多価アルコールアリールエ−テル額;N−メチル−2−ピロリドン、N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、ε−カプロラクタム等の含窒素複素環化合物;ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド類;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン等のアミン類、ジメチルスルホキシド、スルホラン、チオジエタノ−ル等の含硫黄化合物類、プロピレンカーボネート、炭酸エチレン、γ−ブチロラクトン等が挙げられる。これらの溶媒は、水とともに単独もしくは複数混合して用いられる。
【0060】
また、浸透剤は記録液と被記録材の濡れ性を向上させ、浸透速度を調整する目的で添加される。浸透剤としては、下記式(I)〜(IV)で表わされるものが好ましい。すなわち、下記式(I)のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル系界面活性剤、式(II)のアセチレングリコール系界面活性剤、下記式(III)のポリオキシエチレンアルキルエーテル系界面活性剤ならびに式(IV)のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル系界面活性剤は、液の表面張力を低下させることができるので、濡れ性を向上させ、浸透速度を高めることができる。
【0061】
【化5】
(Rは分岐していても良い炭素数6〜14の炭化水素鎖、k:5〜20)
【0062】
【化6】
(m、n≦20,0<m+n≦40)
【0063】
【化7】
(Rは分岐してもよい炭素数6〜14の炭化水素鎖)
【0064】
【化8】
(Rは炭素数6〜14の炭化水素鎖、m、nは20以下の数)
【0065】
前記式(I)〜(IV)の化合物以外では、例えばジエチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノアリルエーテル、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールクロロフェニルエーテル等の多価アルコールのアルキル及びアリールエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック共重合体等のノニオン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、エタノール、2−プロパノール等の低級アルコール類を用いることができるが、特にジエチレングリコールモノブチルエーテルが好ましい。
【0066】
本発明の記録液の表面張力は、20〜60dyne/cmであることが好ましく、被記録材との濡れ性と液滴の粒子化の両立の観点からは30〜50dyne/cmであることがさらに好ましい。
本発明の記録液の粘度は、1.0〜20.0cPであることが好ましく、吐出安定性の観点からは3.0〜10.0cPであることがさらに好ましい。
本発明の記録液のpHは3〜11であることが好ましく、接液する金属部材の腐食防止の観点からは6〜10であることがさらに好ましい。
【0067】
本発明の処理液、および、インクセットに用いられる記録液は防腐防黴剤を含有することができる。防腐防黴剤を含有することによって、菌の繁殖を押さえることができ、保存安定性、画質安定性を高めることができる。防腐防黴剤としてはベンゾトリアゾール、デヒドロ酢酸ナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウム、イソチアゾリン系化合物、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェノールナトリウム等が使用できる。
【0068】
本発明の処理液、および、インクセットに用いられる記録液は防錆剤を含有することができる。防錆剤を含有することによって、ヘッド等の接液する金属面に被膜を形成し、腐食を防ぐことができる。防錆剤としては、例えば、酸性亜硫酸塩、チオ硫酸ナトリウム、チオジグリコール酸アンモン、ジイソプロピルアンモニウムニトライト、四硝酸ペンタエリスリトール、ジシクロヘキシルアンモニウムニトライト等が使用できる。
【0069】
本発明の処理液、および、インクセットに用いられる記録液は酸化防止剤を含有することができる。酸化防止剤を含有することによって、腐食の原因となるラジカル種が生じた場合にも酸化防止剤がラジカル種を消滅させることで腐食を防止することができる。酸化防止剤としては、フェノール系化合物類、アミン系化合物類が代表的であるがフェノール系化合物類としては、ハイドロキノン、ガレート等の化合物、2,6−ジ−tert−ブチル−p−クレゾール、ステアリル−β−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−tert−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−tert−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、テトラキス[メチレン−3(3’,5’−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン等のヒンダードフェノール系化合物が挙げられ、アミン系化合物類としては、N,N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、フェニル−β−ナフチルアミン、フェニル−α−ナフチルアミン、N,N’−β−ナフチル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジフェニルエチレンジアミン、フェノチアジン、N,N’−ジ−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、4,4’−テトラメチル−ジアミノジフェニルメタン等が挙げられる。
【0070】
また、後者としては、硫黄系化合物類、リン系化合物類が代表的であるが、硫黄系化合物としては、ジラウリルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート、ラウリルステアリルチオジプロピオネート、ジミリスチルチオジプロピオネート、ジステアリルβ,β’−チオジブチレート、2−メルカプトベンゾイミダゾール、ジラウリルサルファイド等が挙げられ、リン系化合物類としては、トリフェニルフォスファイト、トリオクタデシルフォスファイト、トリデシルフォスファイト、トリラウリルトリチオフォスファイト、ジフェニルイソデシルフォスファイト、トリノニルフェニルフォスファイト、ジステアリルペンタエリスリトールフォスファイト等が挙げられる。
【0071】
本発明の処理液、および、インクセットに用いられる記録液はpH調整剤を含有することができる。pH調整剤としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属元素の水酸化物、水酸化アンモニウム、第4級アンモニウム水酸化物、第4級ホスホニウム水酸化物、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩、ジエタノールアミン、トリエタノ−ルアミン等のアミン類、硼酸、塩酸、硝酸、硫酸、酢酸等を用いることができる。
【0072】
【発明の実施の形態】
本発明のインクジェット記録方法、およびそれを実施する画像形成装置について、図面を用いて説明する。
図1の画像形成装置は、処理液および記録液をカートリッジ(20)に収納し、処理液および記録液がカートリッジから記録ヘッドに供給させる。
ここで、カートリッジ(20)は処理液用、色毎の記録液用が分離された状態で取り付けられている。
記録ヘッドは、キャリッジ(18)に搭載され、主走査モータ(24)で駆動されるタイミングベルト(23)によってガイドシャフト(21)、(22)にガイドされて移動する。一方、被記録材はプラテンによって記録ヘッドと対面する位置に置かれる。
【0073】
記録ヘッドのノズル面の拡大図を図2に示す。処理液が吐出されるノズル(31)が縦方向に設けられ、ノズル(32)、(33)、(34)、(35)からはそれぞれイエロー記録液、マゼンタ記録液、シアン記録液、そしてブラック記録液が吐出される。
【0074】
また、図3に記載のように記録ヘッドにおいて、ノズルを全て横方向に並べて構成することも可能である。図中で、(36)、及び(41)は処理液の吐出ノズルであり、ノズル(37)、(38)、(39)、(40)からはそれぞれイエロー記録液、マゼンタ記録液、シアン記録液、そしてブラック記録液が吐出される。このような態様の記録ヘッドにおいては、処理液の吐出ノズルが左右の端に設けられているため、記録ヘッドがキャリッジ上を往復する往路、復路いずれにおいても印字が可能である。すなわち、往路、復路のいずれにおいても処理液を先に付着させて、その上からカラー記録液を付着させること、あるいは、その逆が可能であり、記録ヘッドの移動方向の違いによる画像濃度差が生じない。
【0075】
本発明の画像形成装置は、処理液、及び記録液の補充をカートリッジを取り替えることで可能である。また、このカートリッジは記録ヘッドと一体化されたものであってもよい。
図4、5に本発明の処理液、及び、記録液を収納可能なカートリッジを示す。
図4、5に示すカートリッジは処理液、記録液のいずれを収納することができる。
各プリントヘッドによって記録液および処理液が吐出されて重なる範囲は、記録液と処理液とは同一箇所に重ねられることが最も好ましい。しかし、本発明の適用はこの範囲に限定されない。例えば、処理液を間引いて付与し滲み等によって拡大した処理液の上に記録液を重ねたり、画像の輪郭部だけに処理液を付与し、記録液の一部を重ねる場合も本発明の範囲に含まれる。
【0076】
【実施例】
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明する。ただし、本発明はこれら実施例によって制限されるものではない。
(1)処理液の製造方法
以下に示す各々の処理液成分を混合、攪拌後、ポリテトラフロロエチレン系フッ素樹脂フィルター(0.8μm)にてろ過して、それぞれの処理液を製造した。また、微粒子分散液は市販のものを入手して用いることができるが、必要に応じて水分を減圧除去して濃度調整を行なった。なお、カチオン性コロイダルシリカ、アルミナなどの微粒子重量は微粒子固形分を示す(市販の分散液の重量ではない)。
【0077】
<処理液1>
カチオン性コロイダルシリカ 5部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 10部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0078】
<処理液2>
カチオン性コロイダルシリカ 5部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 15部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0079】
<処理液3>
カチオン性コロイダルシリカ 5部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 20部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0080】
<処理液4>
カチオン性コロイダルシリカ 5部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0081】
<処理液5>
カチオン性コロイダルシリカ 10部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 10部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0082】
<処理液6>
カチオン性コロイダルシリカ 10部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 15部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0083】
<処理液7>
カチオン性コロイダルシリカ 10部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 20部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0084】
<処理液8>
カチオン性コロイダルシリカ 10部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0085】
<処理液9>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 10部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0086】
<処理液10>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 15部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0087】
<処理液11>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0) 20部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0088】
<処理液12>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0) 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0089】
<処理液13>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
1,3−ブタンジオール(沸点207.5℃) 10部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0090】
<処理液14>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
1,3−ブタンジオール(沸点207.5℃) 15部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0091】
<処理液15>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
1,3−ブタンジオール(沸点207.5℃) 20部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0092】
<処理液16>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
1,3−ブタンジオール(沸点207.5℃) 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0093】
<処理液17>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
プロピレングリコール(沸点188.2℃ 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0094】
<処理液18>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
エチレングリコール(沸点197.6℃) 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0095】
<処理液19>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
2−メチル−2,4−ペンタンジオール 25部
(沸点198.0℃)
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0096】
<処理液20>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
N−メチル−2−ピロリドン(沸点202.0℃) 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0097】
<処理液21>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール 25部
(沸点208.0℃)
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0098】
<処理液22>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
1,6−ヘキサンジオール(沸点208.0℃) 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0099】
<処理液23>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
3−メチルペンタン−1,3,5−トリオール 25部
(沸点216.0℃)
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0100】
<処理液24>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
ジプロピレングリコール(沸点233.0℃) 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0101】
<処理液25>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
1,5−ペンタンジオール(沸点239.0℃) 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0102】
<処理液26>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
ジエチレングリコール(沸点244.0℃) 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0103】
<処理液27>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
2−ピロリドン(沸点245.0℃) 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0104】
<処理液28>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
トリエチレングリコール(沸点285.0℃) 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0105】
<処理液29>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
2−エチル−2−(ヒドロキシメチル)−1,3−プロパンジオール
(沸点295.0℃) 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0106】
<処理液30>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
2−ピロリドン(沸点245.0℃) 12.5部
ジエチレングリコール(沸点244.0℃) 12.5部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0107】
<処理液31>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
2−ピロリドン(沸点245.0℃) 12.5部
トリエチレングリコール(沸点285.0℃) 12.5部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0108】
<処理液32>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
2−ピロリドン(沸点245.0℃) 12.5部
2−エチル−2−(ヒドロキシメチル)−1,3−プロパンジオール
(沸点295.0℃) 12.5部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0109】
<処理液33>
カチオン性コロイダルシリカ 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
2−ピロリドン(沸点245.0℃) 12.5部
3−メチルペンタン−1,3,5−トリオール 12.5部
(沸点216.0℃)
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0110】
<処理液34>
アルミナゾル520 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0111】
<処理液35>
アルミナゾル520 15部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 25部
ノニオン性界面活性剤 2部
(日本油脂社製、ディスパノールTOC)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0112】
<処理液36>
ポリアリルアミン被覆シリカ 15部
グリセリン(沸点290.0℃) 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(s))
イオン交換水 残量
【0113】
<処理液37>
カチオン性コロイダルシリカ 20部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 25部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0114】
<処理液38>
カチオン性コロイダルシリカ 20部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 30部
カチオン性界面活性剤
(三洋化成社製、カチオンG50) 2部
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0115】
<処理液39>
カチオン性コロイダルシリカ 20部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 35部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0116】
<処理液40>
カチオン性コロイダルシリカ 25部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 30部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0117】
<処理液41>
カチオン性コロイダルシリカ 25部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 35部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0118】
<処理液42>
カチオン性コロイダルシリカ 25部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 40部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0119】
<処理液43>
カチオン性コロイダルシリカ 30部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 35部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0120】
<処理液44>
カチオン性コロイダルシリカ 30部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 40部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0121】
<処理液45>
カチオン性コロイダルシリカ 30部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 45部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0122】
<処理液46>
カチオン性コロイダルシリカ 30部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 50部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0123】
<処理液47>
カチオン性コロイダルシリカ 35部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 40部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0124】
<処理液48>
カチオン性コロイダルシリカ 35部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 45部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0125】
<処理液49>
カチオン性コロイダルシリカ 35部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 50部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0126】
<処理液50>
カチオン性コロイダルシリカ 35部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 55部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0127】
<処理液51>
カチオン性コロイダルシリカ 40部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 45部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0128】
<処理液52>
カチオン性コロイダルシリカ 40部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 50部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0129】
<処理液53>
カチオン性コロイダルシリカ 40部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 55部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0130】
<処理液54>
カチオン性コロイダルシリカ 40部
(日産化学社製、スノーテックスAK)
グリセリン(沸点290.0℃) 60部
カチオン性界面活性剤 2部
(三洋化成社製、カチオンG50)
防腐防黴剤 0.4部
(アビシア社製、PROXEL LV(S))
イオン交換水 残量
【0131】
(2)記録液の製造方法
以下に示す各々の記録液成分を混合、攪拌後、ポリテトラフロロエチレン系フッ素樹脂フィルター(0.8μm)にてろ過して、それぞれの記録液を製造した。
【0132】
<記録液1>
顔料(キャボット社製、キャボジェット300) 10部
1,3−ブタンジオール 22.5部
グリセリン 7.5部
界面活性剤(I)、R=C9H19、k=12 1部
2−ピロリドン 2部
デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2部
チオ硫酸ナトリウム 0.2部
防腐防黴剤(アビシア社製、PROXEL LV(s)) 0.4部
イオン交換水 残量
【0133】
<記録液2>
C.I.ダイレクトブラック168 4部
エチレングリコール 15部
グリセリン 5部
界面活性剤(I)、R=C9H19、k=12 1部
防腐防黴剤(アビシア社製、PROXEL LV(s)) 0.4部
イオン交換水 残量
LiOH水溶液でpH10.5に調整して用いた。
【0134】
<記録液3>
顔料(キャボット社製、キャボジェット300) 6部
C.I.ダイレクトブラック168 4部
1,3−ブタンジオール 22.5部
グリセリン 7.5部
界面活性剤(I)、R=C9H19、k=12 1部
2−ピロリドン 2部
デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2部
チオ硫酸ナトリウム 0.2部
防腐防黴剤(アビシア社製、PROXEL LV(s)) 0.4部
イオン交換水 残量
【0135】
(3)実施例1〜21、比較例1〜33の保湿性評価、放置後の吐出安定性評価表1−1〜表1−3に記載の処理液10ミリリットルを各々50ミリリットルビーカーに入れて、50℃の恒温槽中にビーカー間口を開放した状態で加熱放置して揮発成分を除去することで、保湿性の加速試験を実施した。50℃で72時間加熱した後の処理液残渣の状態を観察し、以下の基準で主観評価した。
〇:流動性が確保されている
△:やや凝集の傾向がある
×:白化、あるいは割れが生じている
【0136】
また、表1−1〜表1−3に記載の処理液を各々IpsioJet300用インクカートリッジ(リコー製、タイプJ300)に入れて、IpsioJet300(リコー製)に装着した。さらにヘッドクリーニングを2度繰り返し、ノズルまで処理液を充填させた。この状態で保湿キャップをせずにノズル面を大気開放して室温にて1時間放置した。その後、処理液を紙に印字し{(5cm×5cm)のベタ画像)}、処理液の吐出不良を観察した。以下の基準で主観評価した。
〇:吐出不良が全くなく、全面均一な印字がされている。
×:不吐出部分が観察される。
保湿性評価の結果と、放置後の吐出安定性評価の結果を合わせて表1−1〜表1−3に示す。
【0137】
【表1−1】
【0138】
【表1−2】
【0139】
【表1−3】
【0140】
(4)実施例22〜45、比較例34〜51の画像品質評価
表2−1および表2−2に記載の処理液と記録液をIpsioJet300用インクカートリッジ(リコー製、タイプJ300)に充填し、IpsioJet300改造機にセットして印字試験を行なった。文字部分の滲み具合を以下の基準で主観評価した。結果を表2−1および表2−2に示す。
ランク5…滲み出しが全くない
ランク4…滲み出しがわずかにある
ランク3…滲み出しがあるが、実用上問題なし
ランク2…滲み出しがやや多い
ランク1…滲み出しが多い
【0141】
また、黒ベタ部分の60°光沢度を測定した。結果を表2に示す。
測定器:60°光沢度測定器(BYK Gardner社製)
なお、印刷時の記録液付着量、処理液付着量は以下の量となるように調整して実施した。
記録液付着量;11.0g/m2
処理液付着量;13.0g/m2
【0142】
【表2−1】
【0143】
【表2−2】
【0144】
(5)実施例46〜63の保存安定性評価
表3に記載の処理液を各々IpsioJet300用インクカートリッジ(リコー製、タイプJ300)に入れて密閉し、5つの環境下※に10日間放置した。処理液を抜き取り、放置後の粘度と平均粒径を測定し、放置前の測定値と比較することでカートリッジ中の保存安定性を評価した。以下の基準で定量評価した。結果を表3−1〜表3−3に示す。
〇:放置前後の変動幅が10%を越える項目がない
△:放置前後の変動幅が10%を越える項目が1〜2つ
×:放置前後の変動幅が10%を越える項目が3つ以上
※:▲1▼室温にて放置
▲2▼50℃の恒温槽中に放置
▲3▼70℃の恒温槽中に放置
▲4▼−20℃の恒温槽中に放置
▲5▼−20℃/50℃を1日おきに繰り返すようにプログラミングされた恒温槽中に放置
粘度測定:R型回転式粘度計(東機産業(株)製)
粒径測定:MicrotracUPA150(日機装(株)製)
【0145】
【表3−1】
【0146】
【表3−2】
【0147】
【表3−3】
【0148】
【発明の効果】
以上、詳細且つ具体的な説明より明らかなように、本発明によって処理液の保湿性を高めることで処理液ヘッドの目詰まりを効果的に抑制でき、かつ、反応成分を一定量以上含有することで画像品質を向上できる(フェザリング低減、カラーブリード低減、画像濃度向上、裏抜け濃度低減、擦過性向上、速乾性向上)。また、さらに光沢度を高めることができ、カラー画像の彩度を高めることができる。特定の反応成分を含有させて反応性を高めることで、さらに画像品質を向上できる。また、揮発しにくく、微粒子との相溶性が高い水溶性有機溶剤を用いることで、さらに処理液ヘッドの目詰まりを抑制できる。
2種の水溶性有機溶剤が互いに特性を補い合うことで、低温保存、高温保存時の処理液の保存安定性を向上できる。また、処理液の浸透性を高めて液を瞬時に紙に吸収させることで、フェザリング低減、カラーブリード低減、速乾性向上ができる。
カチオン性界面活性剤が微粒子と反応することで、さらに画像品質を向上できる(フェザリング低減、カラーブリード低減、画像濃度向上、裏抜け濃度低減、擦過性向上、速乾性向上)。また、防腐防黴剤を含有することで、長期保存時の処理液の液物性を安定化できる。
上記処理液と、顔料、染料、あるいはそれら両方を含有する記録液とを併せて用いることで、鮮明な記録物を作製できる。また、記録液の保湿性を高めることで、記録液ヘッドの目詰まりを防止することができる。
記録液の浸透性を高めて液を瞬時に紙に吸収させることで、フェザリング低減、カラーブリード低減、速乾性向上ができる。また、防腐防黴剤を含有することで、長期保存時の記録液の液物性を安定化できる。
また、本発明によって低フェザリング、低カラーブリード、高画像濃度、低裏抜け濃度、高擦過耐久性、速乾を同時に満足する画像を形成することができる。また、低フェザリング、低カラーブリード、高画像濃度、低裏抜け濃度、高擦過耐久性、速乾を同時に満足する記録物を得ることができる。また、記録液、処理液をこぼすことなく記録装置に記録液と処理液を装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における画像形成装置の一例である。
【図2】本発明における記録ヘッドの一例である。
【図3】本発明における記録ヘッドの別の一例である。
【図4】本発明における記録装置に装填する前のカートリッジの外観斜視図である。
【図5】本発明におけるカートリッジの正断面図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド
2 本体筐体
7 処理液、記録液共通カートリッジ
16 ギア機構
17 副走査モーター
18 キャリッジ
20 記録液カートリッジ
21 ガイドシャフト
22 ガイドシャフト
23 タイミングベルト
24 主走査モーター
25 主走査モーター
26 主走査モーター
27 主走査モーター
31 処理液が吐出されるノズル
32 記録液が吐出されるノズル
33 記録液が吐出されるノズル
34 記録液が吐出されるノズル
35 記録液が吐出されるノズル
36 処理液が吐出されるノズル
37 記録液が吐出されるノズル
38 記録液が吐出されるノズル
39 記録液が吐出されるノズル
40 記録液が吐出されるノズル
41 処理液が吐出されるノズル
42 液吸収体
43 ケース
44 上蓋部材
45 液供給口
46 シールリング
47 大気解放口
48 溝
49 カートリッジ筐体
50 キャップ部材
51 液漏れ防止用突部
53 キャップ部材
55 シール部材
71 カートリッジ位置決め部
81 カートリッジ着脱用突状部
81a カートリッジ着脱用指掛け部
82 カートリッジ着脱用窪み部
A 空間
Claims (19)
- 前記微粒子が色材と反応する無機微粒子であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録用処理液。
- 前記無機微粒子がカチオン性コロイダルシリカであることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録用処理液。
- 前記水溶性有機溶剤が2−ピロリドン、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、グリセリン、3−メチルペンタン−1,3,5−トリオール、2−エチル−2−(ヒドロキシメチル)−1,3−プロパンジオールから選ばれる化合物であることを特徴とする請求項1又は2に記載の処理液。
- 前記沸点が210℃以上の水溶性有機溶剤を2種以上含有することを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録用処理液。
- 前記処理液が界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録用処理液。
- 前記界面活性剤がカチオン性化合物であることを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録用処理液。
- 前記処理液が防腐防黴剤を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録用処理液。
- 色材と水を含有する記録液と、請求項1乃至9の何れかに記載の処理液とを組み合わせたことを特徴とするインクジェット記録用インクセット。
- 前記記録液に含有される色材が顔料、染料、あるいはそれら両方であることを特徴とする請求項10に記載のインクジェット記録用インクセット。
- 前記記録液が水溶性有機溶剤を含有することを特徴とする請求項10又は11に記載のインクジェット記録用インクセット。
- 前記記録液が界面活性剤を含有することを特徴とする請求項10乃至12の何れかに記載のインクジェット記録用インクセット。
- 前記記録液が防腐防錆剤を含有することを特徴とする請求項10乃至13の何れかに記載のインクジェット記録用インクセット。
- 請求項10乃至14の何れかに記載のインクセットを用い、該インクセットを構成する処理液を被記録材に付与する工程と、該インクセットを構成する記録液を被記録材に付与する工程とを有し、該処理液と該記録液を被記録体上で接触させて画像を形成することを特徴とするインクジェット記録画像形成方法。
- 請求項15に記載の画像形成方法で作製されることを特徴とする記録物。
- 請求項1乃至9の何れかに記載の処理液を充填することを特徴とするインクジェット記録用処理液カートリッジ。
- 請求項10乃至14の何れかに記載のインクセットを構成する記録液を充填することを特徴とするインクジェット記録用記録液カートリッジ。
- 請求項17に記載の処理液カートリッジと請求項18に記載の記録液カートリッジを搭載し、該処理液を被記録材に付与する吐出手段と、該記録液を被記録材に付与する吐出手段とを有し、該処理液と該記録液を被記録体上で接触させて画像を形成するために用いられるインクジェット記録画像形成装置。
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