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JP2004040915A - 高電圧発生用電源回路 - Google Patents

高電圧発生用電源回路 Download PDF

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JP2004040915A
JP2004040915A JP2002195130A JP2002195130A JP2004040915A JP 2004040915 A JP2004040915 A JP 2004040915A JP 2002195130 A JP2002195130 A JP 2002195130A JP 2002195130 A JP2002195130 A JP 2002195130A JP 2004040915 A JP2004040915 A JP 2004040915A
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JP
Japan
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voltage
output
converter
transformer
power supply
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JP2002195130A
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English (en)
Inventor
Ikutake Terakura
寺倉 生剛
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】出力電圧の極性の異なる2つのDC−DCコンバータの出力を切り替える際に発生するスパイク状の電圧を軽減する。
【解決手段】2つのトランス12、22の1次側巻線L1の一部を短絡するためのリレーR3、R4を設け、出力電圧の極性の切替え用のリレーR1、R2と連動して、出力が選択されていない側のDC−DCコンバータ10又は20のトランス12、22の巻線を短絡させる。これにより、2個のトランス12、22間での磁気結合による電圧の誘起作用が抑制され、動作していないDC−DCコンバータ側の整流回路13又は23のコンデンサに電荷が貯まることを防止できる。そのため、リレーR2を切り替えた瞬間に、不所望のスパイク状の電圧が出力されることがなくなる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、DC−DCコンバータを用いた高電圧発生用の電源回路に関し、更に詳しくは、質量分析計の検出器の電源として好適な電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、質量分析計において高い感度でイオンを検出するために、コンバージョンダイノードと二次電子増倍管とを組み合わせたイオン検出器が利用されている。こうしたイオン検出器では、正イオンと負イオンとを選択的に検出するために、そのイオンの極性に応じて負極性又は正極性の高電圧(例えば最大で±10kV程度)をコンバージョンダイノードに印加する必要がある。こうした高電圧発生用の電源回路としては、昇圧型のDC−DCコンバータを用いたものが利用されている。
【0003】
従来のイオン検出器用の電源回路は、正負の高電圧を切り替えて出力するために、正極性の高電圧を出力する第1のDC−DCコンバータと、負極性の高電圧を出力する第2のDC−DCコンバータと、両DC−DCコンバータの出力電圧を切り替えるリレーと、を備える。第1及び第2のDC−DCコンバータはそれぞれ、昇圧用のトランスと、該トランスの1次側に設けられたレギュレータ回路と、トランスの2次側に設けられた整流回路とを含み、各整流回路でそれぞれ正極性、負極性の電圧を取り出す構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
こうした構成の電源回路では、出力が選択される側のDC−DCコンバータにのみ選択的に入力電力を供給し、選択されていない側のDC−DCコンバータには入力電力を供給しないことによってその動作を停止させるようにしている。しかしながら、2つのDC−DCコンバータに含まれる2つのトランスは近接して配置されているため、このトランス同士の磁気結合が生じる。そのため、選択されていない側、つまり昇圧動作が停止されている筈のDC−DCコンバータのトランスの2次側巻線にも電圧が発生し、その電圧が後段の整流回路のコンデンサを充電する。このコンデンサに貯まった電荷は出力切替え用のリレーが切り替わるまで放電経路を持たないため、該リレーを切り替えた瞬間に、出力端に意図せぬ大きな電圧が発生する恐れがある。この電圧はスパイク状の高電圧であり、出力端に接続されている機器(例えば上記イオン検出器)の故障の原因となり得る。
【0005】
本発明はかかる課題を解決するために成されたものであり、その目的とするところは、上述したような意図しない電荷の蓄積によるリレー切替え時の瞬間的な電圧発生を防止することができる高電圧発生用の電源回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために成された本発明は、第1のトランスを含む第1のDC−DCコンバータと、第2のトランスを含み第1のDC−DCコンバータとは異なる極性の電圧を出力する第2のDC−DCコンバータと、第1及び第2のDC−DCコンバータの出力電圧のいずれか一方を選択して出力する出力切替え手段と、を具備する電源回路において、
a)第1及び第2のトランスの1次側巻線の少なくとも一部分をそれぞれ短絡するための第1及び第2のスイッチ手段と、
b)前記出力切替え手段の切替え動作に連動して、出力が選択されていない側のDC−DCコンバータにおける前記トランスの1次側巻線を短絡するべく第1又は第2のスイッチ手段を作動させる制御手段と、
を備えることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態、及び効果】
例えば、第1のDC−DCコンバータにより発生させた正極性の高電圧を出力したい場合、第1のDC−DCコンバータに入力電力が供給され、その出力電圧を出力端に導くように出力切替え手段は設定される。このとき、制御手段は、出力が選択されていない側、つまり第2のDC−DCコンバータにおけるトランスの1次側巻線の少なくとも一部を短絡するように第2のスイッチ手段を作動させる。上記のような入力電力によって第1のトランスが駆動されるとき、第1のトランスと第2のトランスとの磁気結合によって、第2のトランスにも電圧を誘起させるような作用が生じる。
【0008】
しかしながら、上記第2のスイッチ手段によって第2のトランスの1次側巻線の少なくとも一部が短絡されているため、第1のトランスから見たとき、及び、第2のトランスの2次側巻線から見たときに、第2のトランスの1次側巻線には重い負荷が接続されていることになる。そのため、第2のトランスの2次側巻線には電圧が誘起されにくい。従って、第2のDC−DCコンバータにおいてトランスの2次側に設けられている整流回路などのコンデンサが充電されることがなくなり、又は充電されたとしてもごく僅かで済む。なお、第2のDC−DCコンバータにより発生する負極性の高電圧を出力したい場合にも同様である。
【0009】
従って、本発明に係る高電圧発生用電源回路によれば、出力切替え手段によって出力を切り替えた瞬間に、不所望のスパイク状の高電圧が出力されてしまうことを防止することができる。また、トランスに磁気シールドを施すことによって近接したトランス同士の磁気結合を回避することもできるが、その場合には形状が大きくなり、構造的な自由度が非常に小さくなる。その点、本発明に係る電源回路では、僅かな回路の追加のみでほぼ同等の効果を得ることができるので、構造的な自由度を損なわず、コストも小さくて済む。更にまた、電圧の高い2次側巻線を短絡するのでなく印加電圧の低い1次側巻線を短絡するようにしているため、第1及び第2のスイッチ手段として耐電圧特性が低いようなリレーを用いることができ、その点でもコスト的に有利である。
【0010】
【実施例】
以下、本発明に係る高電圧発生用の電源回路の一実施例について、図1を参照して説明する。図1は本実施例の電源回路の構成図である。
【0011】
本実施例の電源回路は、正極性の電圧を発生するための第1DC−DCコンバータ10と、負極性の電圧を発生するための第2DC−DCコンバータ20とを含み、各DC−DCコンバータ10、20は、1次側巻線L1及び2次側巻線L2を有する昇圧用の第1及び第2トランス12、22と、その1次側巻線L1に印加する電圧を安定的に制御するための第1及び第2レギュレータ回路11、12と、2次側巻線L2に発生した電圧を整流する第1及び第2整流回路13、23と、をそれぞれ備える。
【0012】
第1及び第2DC−DCコンバータ10、20の第1及び第2レギュレータ回路11、21には、第1リレーR1により択一的に、給電用トランジスタ35から入力電力が供給される。一方、第1及び第2DC−DCコンバータ10、20の第1及び第2整流回路13、23の出力は、第2リレーR2により択一的に選択され、平滑回路30を介して出力端から外部へ出力される。この出力電圧Voutは分圧抵抗器31により分圧され、そのごく一部が誤差アンプ32の正端子に入力される。一方、誤差アンプ32の負端子には基準電圧Vrefが制御回路36より与えられ、誤差アンプ32は正負端子間の電圧差に応じた電流信号を出力する。制御回路36からの制御により開閉される、トランジスタから成るスイッチ33が閉じた状態にあるときには、誤差アンプ32の出力電流は極性反転部34に入力される。出力電圧Voutの極性に応じて誤差アンプ32の出力の極性は反転するため、この極性反転部34により給電用トランジスタ35のベース端子に入力する電流の極性を揃える。
【0013】
なお、本実施例の構成では、第1及び第2トランス12、22の1次側巻線L1は3つに分割されており、そのうちの上2つの分割巻線(端子P1〜P2と端子P3〜P4)には、第1及び第2レギュレータ回路11、21にそれぞれ含まれる2つのトランジスタによって、交互に逆方向に電圧が印加され、これによって2次側巻線L2の両端に正負両方向の振幅を有する交流電圧を発生させる。また、1次側巻線L1のうちの最も下の分割巻線(端子P5〜P6)は、上記トランジスタに制御信号を供給するために用いられている。但し、図1に記載しているDC−DCコンバータの構成は一例であって、本発明はこれに限定されるものではない。
【0014】
本実施例の特徴的な構成として、第1及び第2DC−DCコンバータ10、20の各トランス12、22の1次側巻線L1にあって端子P1〜P4間を短絡可能であるように、第3及び第4リレーR3、R4が設けられている。この第3、第4リレーR3、R4は上記第1、第2リレーR1、R2と同様に、制御回路36から出力される切替信号〔+HV〕及び〔−HV〕に応じて電流が流れる電磁コイル群RYにより、その開閉が制御される。
【0015】
本電源回路の動作の一例を説明する。いま、制御回路36は、出力端における出力電圧Vout を+10[kV]とするために、誤差アンプ32に対する基準電圧Vrefを10[V]に設定する。そして、切替信号〔+HV〕を0[V]に、切替信号〔−HV〕を+24[V]に設定すると、第1及び第2リレーR1、R2はいずれも第1DC−DCコンバータ10側(つまり図1では下方側)に接続され、また第2DC−DCコンバータ20における第4リレーR4は導通して第2トランス22の1次側巻線L1の端子P1〜P4間を短絡する。一方、第3リレーR3は遮断したままであるので、第1DC−DCコンバータ10の昇圧動作には何ら影響を与えない。
【0016】
次いで、制御回路36が切替信号〔HV〕をスイッチ33に与え、スイッチ33を導通させる。これにより、給電用トランジスタ35のベース端子に電流が流れ、第1リレーR1を通して第1DC−DCコンバータ10に入力電力が供給される。これに応じて第1レギュレータ回路11は第1トランス12の1次側巻線L1に所定の入力電圧を印加し、2次側巻線L2には昇圧された電圧が出力される。この電圧は第1整流回路13で整流されて正極性の振幅の電圧のみが取り出され、第2リレーR2を通して平滑回路30へと与えられる。平滑化された出力電圧Voutは分圧抵抗器31により分圧され、出力電圧Voutに比べて遙かに低い電圧が誤差アンプ32の正端子に入力される。
【0017】
誤差アンプ32はその入力電圧と基準電圧Vrefである10[V]との差に応じた電流を出力することによって、第1DC−DCコンバータ10の入力電力を調節する。従って、上記のように第1DC−DCコンバータ10を通した帰還ループにより、出力端の出力電圧Voutは目標電圧である+10[kV]に安定的に制御される。
【0018】
ここで、第1DC−DCコンバータ10における第1トランス12と第2DC−DCコンバータ20における第2トランス22とは近接して配置されるため、第1トランス12から発生する磁力線は第2トランス22の巻線の中を通過する。つまり、第2トランス22の1次側巻線L1には外部(ここではレギュレータ回路21)から入力電圧は印加されないものの、両トランス12、22の磁気結合によって、第2トランス22の1次側巻線L1及び2次側巻線L2には電圧の誘起作用が働く。しかしながら、上述したように、第4リレーR4によって第2トランス22の1次側巻線L1の端子P1〜P4間は短絡しているため、第1トランス12から見たとき、及び第2トランス22の2次側巻線L2から見たときの負荷は非常に重くなる。そのため、上記のような電圧の誘起作用は抑制され、第2トランス22の2次側巻線L2の両端には殆ど電圧は生じない。
【0019】
そのため、第1DC−DCコンバータ10が動作している間に、第2DC−DCコンバータ20の第2整流回路23のコンデンサには電荷は殆ど貯まらない。そのため、出力電圧の極性を切り替えるために、制御回路36が切替信号〔+HV〕を0→+24[V]に、切替信号〔−HV〕を+24→0[V]に切り替え、それによって第2リレーR2が第2DC−DCコンバータ20の出力を選択するように切り替わった瞬間においても、出力端には第2整流回路23のコンデンサの放電によるスパイク状の高電圧は現れない。
【0020】
また、上記説明は、出力端から正極性の高電圧を出力する場合の例であるが、負極性の高電圧を出力する場合には、第1DC−DCコンバータ10と第2DC−DCコンバータ20とが入れ替わるのみであって、基本的な動作は同じであって、このときにも、動作を行っていない第1DC−DCコンバータ10の第1整流回路13のコンデンサには電荷は殆ど貯まることがない。
【0021】
なお、上記実施例は本発明の一例にすぎず、本発明の請求項に記載の範囲で、適宜変形や追加を行っても本発明に包含されることは当然である。例えば、上記実施例では、第3、第4リレーR3、R4により第1及び第2トランス12、22の1次側巻線L1の端子P1〜P4間を短絡するようにしていたが、原理的に2次側巻線や他のトランスから見たときの負荷が重くなるようにしさえすれば、他の部分を短絡してもよい。もちろん、レギュレータ回路の構成によっても効果が相違するから、その回路構成に応じて最も効果的な箇所を短絡することが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電源回路の構成図。
【符号の説明】
10、20…DCコンバータ
11、21…レギュレータ回路
12、22…トランス
L1…1次側巻線
L2…2次側巻線
13、23…整流回路
30…平滑回路
31…分圧抵抗器
32…誤差アンプ
33…スイッチ
34…極性反転部
35…給電用トランジスタ
36…制御回路
R1〜R4…リレー

Claims (1)

  1. 第1のトランスを含む第1のDC−DCコンバータと、第2のトランスを含み第1のDC−DCコンバータとは異なる極性の電圧を出力する第2のDC−DCコンバータと、第1及び第2のDC−DCコンバータの出力電圧のいずれか一方を選択して出力する出力切替え手段と、を具備する電源回路において、
    a)第1及び第2のトランスの1次側巻線の少なくとも一部分をそれぞれ短絡するための第1及び第2のスイッチ手段と、
    b)前記出力切替え手段の切替え動作に連動して、出力が選択されていない側のDC−DCコンバータにおける前記トランスの1次側巻線を短絡するべく第1又は第2のスイッチ手段を作動させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする高電圧発生用電源回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016063329A1 (ja) * 2014-10-20 2016-04-28 株式会社島津製作所 質量分析装置

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