JP2004040756A - Cdma移動体通信システムにおける呼受付制御方法 - Google Patents
Cdma移動体通信システムにおける呼受付制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】セルの呼吸に起因してサービスエリアに実質的に穴が現れないようにする呼受付制御の方法を提供する。
【解決手段】CDMA移動体通信システムにおける呼受付制御の方法に関する。上記システムのユーザによって新たな接続がその基地局に要求されるとき、ユーザと基地局との間の伝送チャネルの利得(hN+1)を指示する値が、上記基地局によってサービスを提供されるセルの特性を示す所定の閾値(h(Λmax))と比較され、上記第1の比較ステップの結果に基づいて、上記ユーザの接続を拒否するか否かが判定される。
【選択図】 図2A
【解決手段】CDMA移動体通信システムにおける呼受付制御の方法に関する。上記システムのユーザによって新たな接続がその基地局に要求されるとき、ユーザと基地局との間の伝送チャネルの利得(hN+1)を指示する値が、上記基地局によってサービスを提供されるセルの特性を示す所定の閾値(h(Λmax))と比較され、上記第1の比較ステップの結果に基づいて、上記ユーザの接続を拒否するか否かが判定される。
【選択図】 図2A
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は全般にCDMA(符号分割多元接続)移動体通信システムにおける呼受付制御の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
GSMのような第2世代の移動体通信システムでは、あるセルにおいて新たな呼を受け入れることができるか否かに関する判定は比較的簡単な作業である。なぜなら、その判定が、接続要求時のそのセル内の利用可能なチャネル数だけに依存するためである。
【0003】
しかしながら、CDMA(符号分割多元接続)を用いる第3世代の移動体通信システムでは、呼受付手順は非常に複雑な問題である。実際に、CDMA通信システムでは、ユーザは同じ帯域幅を共有し、結果としてユーザとの間で伝送される信号が互いに干渉し合うようになる。直交符号化系列でユーザシンボルを拡散および逆拡散することにより、この干渉はかなりの程度まで低減されるようになるが(処理利得と呼ばれる)、ある一定量の干渉(多重アクセス干渉、すなわちMAIと呼ばれる)が依然として残される。あるセルの負荷が増加するとき、このセル内のMAIレベルも同様に増加し、結果として、この干渉を克服するために、移動端末はより高い電力レベルで送信しなければならない。移動端末の送信電力は実際には所与の最大値によって制限されるので、干渉レベルがあまりにも高い場合には、補償することができない(その際、そのセルは「飽和した」と言われる)。それゆえ、新たな呼を受け入れることは、そのセル内に既に存在している信号対雑音プラス干渉比(SINR)に依存し、その場合の干渉はそのセル内に存在する稼動中のユーザに起因する(セル内多重アクセス干渉、これ以降MAIintraで示される)だけでなく、隣接するセル内に存在する稼動中のユーザにも起因する(セル外多重アクセス干渉、これ以降MAIextraで示される)。あるセルの負荷がより重くなると、基地局から離れたユーザ、あるいは一般的には高い伝送経路減衰損失を受けているユーザが干渉を克服することがより困難になる。結果として、遠方のユーザから要求される接続は拒否される可能性が高くなり(呼棄却)、セルの周辺に位置するユーザとの間で既に確立されている接続は切断される可能性が高くなるであろう(呼異常切断)。この現象は文献において「セルの呼吸(cell breathing)」として知られている。その負荷が増加するとき、あるセルのサービスエリアが縮小し、逆に負荷が減少するとき拡大する。
【0004】
セルの呼吸の一例が図1A〜図1Cに示される。基地局BS1〜BS4によってそれぞれサービスを提供される4つの隣接するセルC1〜C4のグループが示されており、各セルのサービスエリアが灰色で塗り潰された円によって概略的に示される。移動端末は菱形の点によって表される。図1Aおよび図1Bを比較することから明らかなように、負荷が増加するときに、セルのサービスエリアは縮小する。全ての隣接するセルが同時に高負荷になる(すなわち、いわゆる「ホットスポット」になる)とき、サービスエリア内に穴が現れる場合がある。たとえば、図1BにMTによって示され、セルC1とC3との境界に位置する移動端末はサービスを受けることができない。しかしながら、2つの隣接するセルがそれぞれ高負荷および低負荷になる場合には、これらのセルの境界に位置し、高い負荷がかけられたセルによって覆われない移動端末は、他方の低負荷のセルによって覆われる場合がある。この状況が図1Cに示される。この事例では、低負荷のセルC3は、高負荷のセルC1を犠牲にしてそのサービスエリアを拡大する。それゆえセルの呼吸は、隣接するセルの負荷の間で、ある「自然の」バランスを提供する。
【0005】
CDMAネットワークを計画する際に、ある重要な課題は基地局の配置である。その位置は、各セルが重なり合うように注意深く選択されなければならない。あるセルによって覆われるエリアは負荷とともに変動するので、ホットスポット状態においてサービスエリアに穴が現れるのを防ぐために、多くの場合にネットワークのシミュレーションを実施する必要がある。
【0006】
CDMAネットワークを動作させる際に、新たな呼を受け入れることができるか否かを判定するために、各セルに対して呼受付制御(CAC)が実施されなければならない。より具体的には、発呼するユーザが、一般的にリアルタイム接続の場合に所与の平均速度と目標とするBER(ビット誤り率)とによって特徴付けられる、所与のサービス品質(QoS)を有する接続を要求する場合には、受付制御が、既に確立されている通信のQoSに悪影響を及ぼすことなく、さらに別の接続が受け入れられることができるか否かを検査する。実際に、かけられている負荷および現在の干渉レベルに関係なく、ある呼が許可されることになったなら、他のユーザに提供されるQoSに悪影響を及ぼすようになるであろう。QoSが劣化する結果として異常切断される率が高くなり、それゆえ無線リソースが無駄になる可能性が高くなる。発呼の許可にフィルタをかけることにより、CAC機構は干渉の増大と、セルの呼吸の範囲とを緩和する。しかしながら、従来技術から知られているCAC方法は、ホットスポット状態においてサービスエリアに穴が現れるのを効果的には回避しない。さらに、従来のCAC方法は、種々のサービスのタイプに関連する呼を識別することができない。リアルタイムサービスは、非リアルタイムサービスよりも、リソースに関して多くの需要がある。
【0007】
第1の既知のCAC方法は、所与のQoSレベルの場合に、あるセルが許容することができる最大接続数の判定基準に基づく。この最大数を決定するために、無線伝搬モデル(すなわち、伝送経路減衰係数)の平均値が仮定される。その受付制御は非常に粗い。なぜなら、その受付制御は、セルの現在の状況を、詳細にはその実際の干渉レベルもその実際のサイズも考慮に入れないためである。
【0008】
第2の既知のCAC方法は、セル内の干渉レベルの測定に基づく。その際、発呼を受け入れることを暗示することになる付加干渉レベルが予測される。新たな干渉値が、確立された接続のQoSに適合する場合には、その呼は受け入れられる。この手順は、干渉レベルが期せずして上昇した場合には、通信時間にわたってそのQoSが保持されることを保証しない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1の目的は、セルの呼吸に起因してサービスエリアに実質的に穴が現れないようにする呼受付制御の方法を提供することである。
【0010】
本発明の第2の付随する目的は、呼の持続時間にわたって、要求されるQoSが適度に保持されることを保証する呼受付制御の方法を提供することである。
【0011】
本発明の第3の付随する目的は、隣接するセル間で制御された負荷バランシングを提供する呼受付制御の方法を提供することである。
【0012】
本発明の第4の付随する目的は、種々のカテゴリのサービスを与える呼受付制御の方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の実施形態による方法が請求項1に規定される。本発明の第2の実施形態による方法が請求項8に規定される。
【0014】
【発明の実施の形態】
上記の本発明の特徴および他の特徴は、添付の図面に関連して以下に記載される説明を読むことからさらに明確になるであろう。
【0015】
本発明による呼受付制御の方法は、呼がユーザによって要求された時点で、そのチャネルの減衰、あるいは同じ意味で、利得を表すチャネル特性に基づく判定基準を利用する。その特性は、セルによって受け入れられることができる最大負荷(あるいは容量)の関数である閾値と比較される。新たな負荷が容量値よりも低く、かつそのチャネルの利得がその閾値よりも高い場合にはその呼は受け入れられる。
【0016】
より具体的には、CDMA通信システムのあるセルのアップリンクについて考えてみよう。そのセルの基地局によってN人のユーザが既にサービスを提供されているものと仮定しよう。i番目のユーザの場合に基地局において推定される信号対干渉プラス雑音比は以下のように表すことができる。
【0017】
【数1】
【0018】
ここで、Pi recはユーザiから受信される信号の電力を表し、MAIintraおよびMAIextraはそれぞれセル内干渉およびセル外干渉のレベルであり、N0は信号の受信に影響を及ぼす熱雑音の電力である。ビット誤り率(BER)は比Eb/N0の関数であり、Ebは受信されたビット当たりのエネルギーを表す。この比は以下のように求めることができる。
【0019】
【数2】
【0020】
ここでWはシステムの全帯域幅であり、hjはユーザjのためのアップリンクチャネルの電力伝送係数であり、Pjはユーザjの送信電力であり、η0は雑音電力密度であり、Riはユーザiのためのビット速度を示す。係数hiはチャネル利得と呼ばれるが、それらは明らかに1より小さい。
【0021】
最初に、ユーザがリアルタイムサービスにアクセスするものと仮定する。各ユーザjは、目標とするビット誤り率BERjおよび平均速度Rjバーによって特徴づけられるサービス品質QoSjを要求する。目標とするビット誤り率BERjは実際には比(Eb/N0)jの目標値γjに相当する。(2)から、目標値γiの場合に、ユーザiは以下の式を満たす電力Piで送信しなければならない。
【0022】
【数3】
【0023】
ここでαi=W/Riγiである。
【0024】
ユーザiはリアルタイムサービスを利用するので、Riは平均ビット速度Riバーと同等とすることができる。それゆえ、N個の式からなる線形システムが得られる。ここで、送信電力Pj(j=1、...、N)は未知数である。Proc.PIRMC’95に発表されたA.Sampath等による「Power control and resource management for a multimedia CDMA wireless system」というタイトルの論文に記載されるように、このシステムの解は、各式を次式から減算することにより容易に求めることができる。所与のユーザiの場合に、電力Piは以下の式によって得られる。
【0025】
【数4】
【0026】
ここでki=αi+1=(W/Riγi)+1である。
【0027】
分母の項はそのセルの最大容量の残りの容量CNの指示子とみなされる。
【0028】
【数5】
【0029】
ここで以下の式はユーザjの容量減少への寄与を表す。
【0030】
【数6】
【0031】
またユーザがサービスを受けていないとき、cN=1である。それゆえ、セルの全負荷を以下の式によりΛNと定義し、そのセルの全ユーザのためのグローバル値を以下の式によりKNと定義することが提案される。
【0032】
【数7】
【0033】
【数8】
【0034】
ΛN=1/KNであることに留意されたい。残りの容量cNは、Nが増加する、すなわち新たな呼が許可されるのに応じて徐々に減少し、各呼は、その呼が要求するQoSに比例して減少に寄与する。実際には、以下に示されるように、移動端末の送信電力が制限されるので、残りの容量はある最小値未満まで減少することができない。言い換えると、そのセルの負荷は、そのセルの最大値あるいは容量未満でなければならない。
【0035】
式(4)によって与えられる送信電力Pjは、最大電力値Pj maxによって制限される。一般性を失うことなく、最大値Pj maxは全移動端末の場合に同じであると仮定することもできる。ユーザiの送信電力Piは、以下の式が成り立つ場合には、最大値Pmaxよりも低い。
【0036】
【数9】
【0037】
ここで以下の式はそのセル内の最も高いQoSに相当する。
【0038】
【数10】
【0039】
値kjおよびλjがユーザjのQoSにのみ依存するとき、(5)、(6)および(7)におけるユーザに関する総和は、種々のカテゴリのQoSに関する総和で置き換えることができる。Pがそのシステムが対応することができるリアルタイムサービスの種々のカテゴリの数であり、Npがp番目のカテゴリに分類されるユーザの数である場合、以下の式が成り立つものとする。
【0040】
【数11】
【0041】
その場合に以下の式が得られる。
【0042】
【数12】
【0043】
【数13】
【0044】
ここでkpおよびλpはp番目のリアルタイムサービスカテゴリに関連する。
【0045】
本発明の目的では、利得関数h(Λ)が以下のように定義される。
【0046】
【数14】
【0047】
所定の最大負荷あるいは容量Λmaxがセルに起因するものと仮定しよう。本発明の第1の実施形態によれば、発呼するユーザが、速度RN+1と、比(Eb/N0)の値γN+1に相当するBERとによって規定される所与のQoSを有する接続を要求する場合には、呼受付制御は以下の式が成り立つか否かを検査する。
【0048】
【数15】
【0049】
【数16】
【0050】
第1の条件(12)は、その要求時の新たなユーザのチャネル利得が、最大レベルの干渉を克服するために十分に高くなければならないことを意味する。それゆえ、式(12)はセルのサービスエリアをΛmaxの関数として定義する。Λmaxを増加することによりセルのサービスエリアは減少するが、サービスを受けることができるユーザの数も増加する。
【0051】
第2の条件(13)は単に、新たな負荷が最大値Λmax未満でなければならないことを述べている。
【0052】
容量Λmaxは市場調査あるいは飽和測定によって決定されることができる。本発明の変形形態では、容量Λmaxは適応的になされ、予想される最大トラフィック/最大負荷に応じて変動する。たとえば、一日のある特定の時間、たとえば繁忙時あるいは閑散時に、トラフィックはある特定のエリアにおいて高くなったり、低くなったりするものと予測することができる。容量Λmaxはその状況に適応することが有利である。そのような状況が生じる場合には、最初に時間に関する容量関数Λmax=f(t)および周期性、たとえば一日あるいは一週間に関する容量関数が予め決定され、その後、セル飽和および/または棄却率をモニタすることにより絶えず更新され得る。その更新は、容量関数をローパルフィルタにかけることにより実行されることができる。容量を変更することにより、ある種の制御されたセルの呼吸が提供され、セルのサイズがセルの予想される負荷に適合するように調整される。
【0053】
図2Aは、第1の実施形態による呼受付制御が実施される場合の4つの隣接するセルのサービスエリアを示す。セルnのサービスエリアはC(Λn max(t))によって示されており、閑散時t1および繁忙時t2の場合が概略的に表されている。時刻t2においてトラフィックが増大するものと予想されるので、対応する負荷最大値Λn maxを増加することによりサービスエリアが縮小される。基地局の配置は、サービスエリアに穴が生じないようにするために、繁忙時であっても確実にセルが重なり合うようにしなければならない。
【0054】
容量関数Λn max(t)は、一群の隣接する基地局を制御する無線ネットワークコントローラ(RNC)の無線リソースマネージャ(RRM)によって決定され、監視されることが有利である。そのような事例では、セルがホットスポットになり、かつ隣接するセルのうちの少なくとも1つにおけるトラフィックが、予想される値、すなわちその容量よりも低い場合には、Λn maxの値を制御しながら適応させることにより、種々のセルの負荷のバランスをとることができる。
【0055】
図2Bは、セル4がホットスポットであり、セル2および3に予想より低い負荷がかけられる、時刻t3における同じ4つの隣接するセルのサービスエリアを示す。その際、RRMは、一時的にΛ2 max、Λ3 maxを増加し、Λ4 maxを減少して、サービスエリアに穴が現れないように決定し、BS4がトラフィックの急上昇に対処できるようにする。既知のCAC方法とは対照的に、各セルの呼受付を支配するパラメータは、RRMによって調整しながら管理され、適応的に変更される。
【0056】
図3Aは、本発明の第1の実施形態による呼受付制御の方法の概要を示す。ステップ300では、発呼するユーザが所与のQoSを有する呼を要求する。ステップ310では、条件(12)が検査される。すなわち、要求時のチャネル利得が、最も高い予想される干渉レベル(最大負荷Λmaxに対応する)に対処するほど十分に高いか否かが検査される。高くない場合には、QoSが保証されることができず、その呼はステップ320において棄却される。高い場合には、条件(13)が検査される。すなわち、新たな負荷が容量Λmaxより小さいか否かが検査される。小さい場合には、ステップ340において新たな接続が許可される。小さくない場合には、ステップ350においてその呼は棄却される。
【0057】
別法では、図3Bに示される第1の実施形態の変形形態によれば、呼を棄却する代わりに、ステップ350においてRRMに要求が送信される。棄却率が高くなったために、そのセルがホットスポットになっているものとRRMがみなす場合には、隣接するセルの負荷の間で新たなバランスが達成されることができるか否かが検査される(ステップ360)。達成できる場合には、ステップ380において、そのセルが新たな容量値Λmaxを有するものとみなして、呼受付プロセスが再び開始される。逆に、そのセルの状態が限界状態ではないものとRRMがみなす場合には、あるいは限界状態の負荷であるにもかかわらず、新たなバランスが達成できない場合には(ステップ360)、ステップ370において、その呼は棄却される。
【0058】
一般に、トラフィックの変動は予測することができ(そして容量関数によって予測され)、結果として、値Λmaxは平均呼持続時間よりも非常に長い時間にわたって変化させることができる。それゆえ、ユーザは、要求されたQoSが呼の終了時まで保持されることを確信することができる。
【0059】
RRMの監視下で隣接するセルの負荷のバランスをとることができることにより、無線設計においてある程度の自由度が確保される。詳細には、所与のエリアにおける基地局の密度が低減され、かつ/または基地局の位置の選択に関する制約が緩和される場合がある。
【0060】
以下の説明において、ユーザがリアルタイムサービスあるいは非リアルタイムサービスにアクセスできるものと仮定する。
【0061】
本発明の第2の実施形態によれば、非リアルタイムサービスに割り当てられたリソースを変更できるようにすることにより、さらに大きな自由度が導入される。最初に、種々のカテゴリのサービスは実際には2つの大きなクラス、すなわちリアルタイムサービス(たとえば、音声あるいは映像のアプリケーション)と非リアルタイムサービス(たとえば、インターネットブラウジング)とに分類されることを思い起こされたい。たとえば、UMTSでは4つのカテゴリのサービス、すなわちリアルタイム(RT)である「会話」「ストリーミング」および非リアルタイムである「インタラクティブ」「バックグラウンド」が規定される。
【0062】
それゆえ、ΛN(式8を参照されたい)の2つの負荷成分、すなわちリアルタイム成分と非リアルタイム成分とを区別することができる。
【0063】
リアルタイム成分はΛN RTで表され、以下の式によって定義される。
【0064】
【数17】
【0065】
ここで以下の式が成り立ち、RpおよびγpはそれぞれRTサービスpの場合の平均ビット速度および目標BERである。
【0066】
【数18】
【0067】
非リアルタイム成分はΛN NRTで表され、以下の式によって定義される。
【0068】
【数19】
【0069】
ここで以下の式が成り立ち、RpおよびγpはそれぞれNRTサービスpの場合の最大認定ビット速度および目標BERである。
【0070】
【数20】
【0071】
RRMは各接続に対して、その接続が属するサービスのクラスと、平均ビット速度あるいは最大認定ビット速度と、BER目標値とに関する情報を有する。UMTSの場合、所与のユーザの場合の最大認定ビット速度は、いわゆるTFCS(Transport Format Combination Set)によって決定される離散値をとることができる。これらのデータはRNCにおいてテーブルに格納され、規則的に更新される。それゆえ、リアルタイム成分ΛN RTおよび非リアルタイム成分ΛN NRTは正確に推定され、更新されることができる。
【0072】
第2の実施形態の目的は、リアルタイムサービスに対して、より高い優先順位を付与することである。各RT接続に対して、その接続が要求するQoSを保証するためにセル容量の一部が予約されるが、既に確立されているRT接続を妨げない限り、NRT接続が残りの容量を利用することが許される。
【0073】
図4Aは、本発明の第2の実施形態による呼受付制御の方法の概要を与える。
【0074】
ステップ400では、ユーザが所与のQoSを有する接続を要求する。最初に、ステップ405では、要求される接続がRTサービスに対応するか、NRTサービスに対応するかが検査される。
【0075】
それがRTサービスに対応する場合には、ステップ430において、条件(12)が満たされるか否かが検査される。満たされない場合には、ユーザによって要求されるQoSは保証されることができず、その呼はステップ431において棄却される。満たされる場合には、ステップ435において条件(13)が検査される。条件(13)が成り立つことが確認された場合には、ステップ436においてその呼が許可される。そうでない場合には、ステップ440において以下の条件が検査される。
【0076】
【数21】
【0077】
すなわち、ユーザによって要求される負荷の増分(λN+1)が他の既存のRTサービスの負荷への上昇分(ΛN RT)に適合するか否かが検査される。
【0078】
条件(16)が成り立たない場合には、要求されたQoSは保証されることができず、その呼はステップ441において棄却される。逆に、条件(16)が満たされる場合には、NRTサービスを犠牲にすることになるが、新たな呼が受け入れられることができる。それゆえ、その発呼のためにある量のリソースを解放するために、NRTサービスに割り当てられるリソース(たとえば、UMTSのいわゆる「TFC制御」による、その最大認定速度)を低減することが提案される。チャネル利得が低いNRTサービス、あるいはバッファの占有が少ないNRTサービスが最初に削減に対象になり、たとえばその最大認定速度が低減されることになる。NRTリソースの低減は、連続したデクリメントステップによって繰返し(最大ステップ数に達するまで)、あるいは1回のデクリメントステップ445によって実行されることができる。NRTリソースが低減された後、ステップ450において条件(13)が再び、すなわちさらに厳密に検査される。
【0079】
【数22】
【0080】
条件ステップ(17)が満たされる場合には、ステップ455においてその呼は許可される。そうでない場合には、その後ステップ451においてその呼は棄却される(あるいは別法では、上記のように、さらにデクリメントステップが実行される)。
【0081】
ここで、発呼するユーザによって要求される接続がNRTサービスに対応する場合を参照すると、その接続がそのセル内の既存のRTサービスを妨げない場合にのみ、すなわち以下の式が成り立つ場合にのみ、その接続は受け入れられるであろう。
【0082】
【数23】
【0083】
ここで、RTサービスを利用するそのセルの全てのユーザiの場合に、条件(18)が満たされなければならない。これは以下の式が成り立つ場合に、満たされるであろう。
【0084】
【数24】
【0085】
ここで以下の式が成り立つ。
【0086】
【数25】
【0087】
RN+1がNRTサービスの最大認定速度であるとすると、以下の式が成り立つことを思い起こされたい。
【0088】
【数26】
【0089】
その場合に、上記の条件は以下の条件と等価である。
【0090】
【数27】
【0091】
その場合に、以下の条件が成り立つ。
【0092】
【数28】
【0093】
さらに、発呼するユーザは要求されるNRTサービスに対応できなければならない。すなわち、以下の条件を満たさなければならない。
【0094】
【数29】
【0095】
以下の式が成り立つことを思い起こされたい。
【0096】
【数30】
【0097】
その場合に、制約(21)は以下の条件に等価である。
【0098】
【数31】
【0099】
ここで以下の式が成り立つ。
【0100】
【数32】
【0101】
基地局は、種々のユーザの伝送チャネルの利得に関する情報を有する(移動端末によって実行され、基地局に送信される測定値による)。このチャネル利得は、絶えず更新され、かつRRMが利用可能なテーブルに格納される。それゆえ、RRMは、(20’)および(22’)から、値rmax1 NRTおよびrmax2 NRTを決定することができる。
【0102】
値rmax1 NRTおよびrmax2 NRTはステップ410において計算され、ステップ415において、以下の条件のような認定された最大速度値が存在するか否かが検査される(UMTS通信システムの場合にはTFCSテーブルを検索することによる)。
【0103】
【数33】
【0104】
存在しない場合には、ステップ416においてその呼は棄却される。存在する場合には、その呼は受け入れられ(ステップ420)、そのNRTサービスのための最大認定速度が、(23)の条件を満たす最大速度値rmax NRTとして、すなわち以下の式のように選択される。
【0105】
【数34】
【0106】
図4Bは、本発明の第2の実施形態の変形形態による呼受付制御のための方法の概要を与える。
【0107】
図4Aに示される方法とは対照的に、ステップ441および451(リアルタイムサービスの場合)において呼を棄却する代わりに、ステップ460においてRRMに要求が送信される。たとえば、RTサービスを利用する呼の棄却率が高いことにより、そのセルがホットスポットになっているものとRRMがみなす場合には、隣接するセルの負荷の間で新たなバランスが達成されることができるか否かが検査される(ステップ465)。そのセルの状態が限界状態でないものとRRMがみなす場合、あるいはその負荷が限界状態であるにもかかわらず、新たなバランスが達成できない場合には、ステップ466においてその呼は棄却される。そうでない場合には、ステップ470において、そのセルが新たな容量値Λmaxを有するものとみなして、呼受付プロセスが再び開始される。
【0108】
本発明は、基本的には発呼するユーザからの接続のための要求を許可するか、あるいは拒否するための方法として記載されてきたが、本発明が同じように、基地局によって既にサービスを受けているが、RTあるいはNRTの付加的な接続を確立することを望むユーザにも当てはまることは当業者には理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1A】第1の分布の移動端末の場合の複数の隣接するセルのサービスエリアを概略的に示す図である。
【図1B】第2の分布の移動端末の場合の複数の隣接するセルのサービスエリアを概略的に示す図である。
【図1C】第3の分布の移動端末の場合の複数の隣接するセルのサービスエリアを概略的に示す図である。
【図2A】本発明による呼受付の方法が用いられる際の複数の隣接するセルのサービスエリアを概略的に示す図である。
【図2B】本発明の変形形態による呼受付の方法が用いられる際の複数の隣接するセルのサービスエリアを概略的に示す図である。
【図3A】本発明の第1の実施形態による呼受付の方法の概要を示す図である。
【図3B】本発明の第1の実施形態の変形形態による呼受付の方法の概要を示す図である。
【図4A】本発明の第2の実施形態による呼受付の方法の概要を示す図である。
【図4B】本発明の第2の実施形態の変形形態による呼受付の方法の概要を示す図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は全般にCDMA(符号分割多元接続)移動体通信システムにおける呼受付制御の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
GSMのような第2世代の移動体通信システムでは、あるセルにおいて新たな呼を受け入れることができるか否かに関する判定は比較的簡単な作業である。なぜなら、その判定が、接続要求時のそのセル内の利用可能なチャネル数だけに依存するためである。
【0003】
しかしながら、CDMA(符号分割多元接続)を用いる第3世代の移動体通信システムでは、呼受付手順は非常に複雑な問題である。実際に、CDMA通信システムでは、ユーザは同じ帯域幅を共有し、結果としてユーザとの間で伝送される信号が互いに干渉し合うようになる。直交符号化系列でユーザシンボルを拡散および逆拡散することにより、この干渉はかなりの程度まで低減されるようになるが(処理利得と呼ばれる)、ある一定量の干渉(多重アクセス干渉、すなわちMAIと呼ばれる)が依然として残される。あるセルの負荷が増加するとき、このセル内のMAIレベルも同様に増加し、結果として、この干渉を克服するために、移動端末はより高い電力レベルで送信しなければならない。移動端末の送信電力は実際には所与の最大値によって制限されるので、干渉レベルがあまりにも高い場合には、補償することができない(その際、そのセルは「飽和した」と言われる)。それゆえ、新たな呼を受け入れることは、そのセル内に既に存在している信号対雑音プラス干渉比(SINR)に依存し、その場合の干渉はそのセル内に存在する稼動中のユーザに起因する(セル内多重アクセス干渉、これ以降MAIintraで示される)だけでなく、隣接するセル内に存在する稼動中のユーザにも起因する(セル外多重アクセス干渉、これ以降MAIextraで示される)。あるセルの負荷がより重くなると、基地局から離れたユーザ、あるいは一般的には高い伝送経路減衰損失を受けているユーザが干渉を克服することがより困難になる。結果として、遠方のユーザから要求される接続は拒否される可能性が高くなり(呼棄却)、セルの周辺に位置するユーザとの間で既に確立されている接続は切断される可能性が高くなるであろう(呼異常切断)。この現象は文献において「セルの呼吸(cell breathing)」として知られている。その負荷が増加するとき、あるセルのサービスエリアが縮小し、逆に負荷が減少するとき拡大する。
【0004】
セルの呼吸の一例が図1A〜図1Cに示される。基地局BS1〜BS4によってそれぞれサービスを提供される4つの隣接するセルC1〜C4のグループが示されており、各セルのサービスエリアが灰色で塗り潰された円によって概略的に示される。移動端末は菱形の点によって表される。図1Aおよび図1Bを比較することから明らかなように、負荷が増加するときに、セルのサービスエリアは縮小する。全ての隣接するセルが同時に高負荷になる(すなわち、いわゆる「ホットスポット」になる)とき、サービスエリア内に穴が現れる場合がある。たとえば、図1BにMTによって示され、セルC1とC3との境界に位置する移動端末はサービスを受けることができない。しかしながら、2つの隣接するセルがそれぞれ高負荷および低負荷になる場合には、これらのセルの境界に位置し、高い負荷がかけられたセルによって覆われない移動端末は、他方の低負荷のセルによって覆われる場合がある。この状況が図1Cに示される。この事例では、低負荷のセルC3は、高負荷のセルC1を犠牲にしてそのサービスエリアを拡大する。それゆえセルの呼吸は、隣接するセルの負荷の間で、ある「自然の」バランスを提供する。
【0005】
CDMAネットワークを計画する際に、ある重要な課題は基地局の配置である。その位置は、各セルが重なり合うように注意深く選択されなければならない。あるセルによって覆われるエリアは負荷とともに変動するので、ホットスポット状態においてサービスエリアに穴が現れるのを防ぐために、多くの場合にネットワークのシミュレーションを実施する必要がある。
【0006】
CDMAネットワークを動作させる際に、新たな呼を受け入れることができるか否かを判定するために、各セルに対して呼受付制御(CAC)が実施されなければならない。より具体的には、発呼するユーザが、一般的にリアルタイム接続の場合に所与の平均速度と目標とするBER(ビット誤り率)とによって特徴付けられる、所与のサービス品質(QoS)を有する接続を要求する場合には、受付制御が、既に確立されている通信のQoSに悪影響を及ぼすことなく、さらに別の接続が受け入れられることができるか否かを検査する。実際に、かけられている負荷および現在の干渉レベルに関係なく、ある呼が許可されることになったなら、他のユーザに提供されるQoSに悪影響を及ぼすようになるであろう。QoSが劣化する結果として異常切断される率が高くなり、それゆえ無線リソースが無駄になる可能性が高くなる。発呼の許可にフィルタをかけることにより、CAC機構は干渉の増大と、セルの呼吸の範囲とを緩和する。しかしながら、従来技術から知られているCAC方法は、ホットスポット状態においてサービスエリアに穴が現れるのを効果的には回避しない。さらに、従来のCAC方法は、種々のサービスのタイプに関連する呼を識別することができない。リアルタイムサービスは、非リアルタイムサービスよりも、リソースに関して多くの需要がある。
【0007】
第1の既知のCAC方法は、所与のQoSレベルの場合に、あるセルが許容することができる最大接続数の判定基準に基づく。この最大数を決定するために、無線伝搬モデル(すなわち、伝送経路減衰係数)の平均値が仮定される。その受付制御は非常に粗い。なぜなら、その受付制御は、セルの現在の状況を、詳細にはその実際の干渉レベルもその実際のサイズも考慮に入れないためである。
【0008】
第2の既知のCAC方法は、セル内の干渉レベルの測定に基づく。その際、発呼を受け入れることを暗示することになる付加干渉レベルが予測される。新たな干渉値が、確立された接続のQoSに適合する場合には、その呼は受け入れられる。この手順は、干渉レベルが期せずして上昇した場合には、通信時間にわたってそのQoSが保持されることを保証しない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1の目的は、セルの呼吸に起因してサービスエリアに実質的に穴が現れないようにする呼受付制御の方法を提供することである。
【0010】
本発明の第2の付随する目的は、呼の持続時間にわたって、要求されるQoSが適度に保持されることを保証する呼受付制御の方法を提供することである。
【0011】
本発明の第3の付随する目的は、隣接するセル間で制御された負荷バランシングを提供する呼受付制御の方法を提供することである。
【0012】
本発明の第4の付随する目的は、種々のカテゴリのサービスを与える呼受付制御の方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の実施形態による方法が請求項1に規定される。本発明の第2の実施形態による方法が請求項8に規定される。
【0014】
【発明の実施の形態】
上記の本発明の特徴および他の特徴は、添付の図面に関連して以下に記載される説明を読むことからさらに明確になるであろう。
【0015】
本発明による呼受付制御の方法は、呼がユーザによって要求された時点で、そのチャネルの減衰、あるいは同じ意味で、利得を表すチャネル特性に基づく判定基準を利用する。その特性は、セルによって受け入れられることができる最大負荷(あるいは容量)の関数である閾値と比較される。新たな負荷が容量値よりも低く、かつそのチャネルの利得がその閾値よりも高い場合にはその呼は受け入れられる。
【0016】
より具体的には、CDMA通信システムのあるセルのアップリンクについて考えてみよう。そのセルの基地局によってN人のユーザが既にサービスを提供されているものと仮定しよう。i番目のユーザの場合に基地局において推定される信号対干渉プラス雑音比は以下のように表すことができる。
【0017】
【数1】
【0018】
ここで、Pi recはユーザiから受信される信号の電力を表し、MAIintraおよびMAIextraはそれぞれセル内干渉およびセル外干渉のレベルであり、N0は信号の受信に影響を及ぼす熱雑音の電力である。ビット誤り率(BER)は比Eb/N0の関数であり、Ebは受信されたビット当たりのエネルギーを表す。この比は以下のように求めることができる。
【0019】
【数2】
【0020】
ここでWはシステムの全帯域幅であり、hjはユーザjのためのアップリンクチャネルの電力伝送係数であり、Pjはユーザjの送信電力であり、η0は雑音電力密度であり、Riはユーザiのためのビット速度を示す。係数hiはチャネル利得と呼ばれるが、それらは明らかに1より小さい。
【0021】
最初に、ユーザがリアルタイムサービスにアクセスするものと仮定する。各ユーザjは、目標とするビット誤り率BERjおよび平均速度Rjバーによって特徴づけられるサービス品質QoSjを要求する。目標とするビット誤り率BERjは実際には比(Eb/N0)jの目標値γjに相当する。(2)から、目標値γiの場合に、ユーザiは以下の式を満たす電力Piで送信しなければならない。
【0022】
【数3】
【0023】
ここでαi=W/Riγiである。
【0024】
ユーザiはリアルタイムサービスを利用するので、Riは平均ビット速度Riバーと同等とすることができる。それゆえ、N個の式からなる線形システムが得られる。ここで、送信電力Pj(j=1、...、N)は未知数である。Proc.PIRMC’95に発表されたA.Sampath等による「Power control and resource management for a multimedia CDMA wireless system」というタイトルの論文に記載されるように、このシステムの解は、各式を次式から減算することにより容易に求めることができる。所与のユーザiの場合に、電力Piは以下の式によって得られる。
【0025】
【数4】
【0026】
ここでki=αi+1=(W/Riγi)+1である。
【0027】
分母の項はそのセルの最大容量の残りの容量CNの指示子とみなされる。
【0028】
【数5】
【0029】
ここで以下の式はユーザjの容量減少への寄与を表す。
【0030】
【数6】
【0031】
またユーザがサービスを受けていないとき、cN=1である。それゆえ、セルの全負荷を以下の式によりΛNと定義し、そのセルの全ユーザのためのグローバル値を以下の式によりKNと定義することが提案される。
【0032】
【数7】
【0033】
【数8】
【0034】
ΛN=1/KNであることに留意されたい。残りの容量cNは、Nが増加する、すなわち新たな呼が許可されるのに応じて徐々に減少し、各呼は、その呼が要求するQoSに比例して減少に寄与する。実際には、以下に示されるように、移動端末の送信電力が制限されるので、残りの容量はある最小値未満まで減少することができない。言い換えると、そのセルの負荷は、そのセルの最大値あるいは容量未満でなければならない。
【0035】
式(4)によって与えられる送信電力Pjは、最大電力値Pj maxによって制限される。一般性を失うことなく、最大値Pj maxは全移動端末の場合に同じであると仮定することもできる。ユーザiの送信電力Piは、以下の式が成り立つ場合には、最大値Pmaxよりも低い。
【0036】
【数9】
【0037】
ここで以下の式はそのセル内の最も高いQoSに相当する。
【0038】
【数10】
【0039】
値kjおよびλjがユーザjのQoSにのみ依存するとき、(5)、(6)および(7)におけるユーザに関する総和は、種々のカテゴリのQoSに関する総和で置き換えることができる。Pがそのシステムが対応することができるリアルタイムサービスの種々のカテゴリの数であり、Npがp番目のカテゴリに分類されるユーザの数である場合、以下の式が成り立つものとする。
【0040】
【数11】
【0041】
その場合に以下の式が得られる。
【0042】
【数12】
【0043】
【数13】
【0044】
ここでkpおよびλpはp番目のリアルタイムサービスカテゴリに関連する。
【0045】
本発明の目的では、利得関数h(Λ)が以下のように定義される。
【0046】
【数14】
【0047】
所定の最大負荷あるいは容量Λmaxがセルに起因するものと仮定しよう。本発明の第1の実施形態によれば、発呼するユーザが、速度RN+1と、比(Eb/N0)の値γN+1に相当するBERとによって規定される所与のQoSを有する接続を要求する場合には、呼受付制御は以下の式が成り立つか否かを検査する。
【0048】
【数15】
【0049】
【数16】
【0050】
第1の条件(12)は、その要求時の新たなユーザのチャネル利得が、最大レベルの干渉を克服するために十分に高くなければならないことを意味する。それゆえ、式(12)はセルのサービスエリアをΛmaxの関数として定義する。Λmaxを増加することによりセルのサービスエリアは減少するが、サービスを受けることができるユーザの数も増加する。
【0051】
第2の条件(13)は単に、新たな負荷が最大値Λmax未満でなければならないことを述べている。
【0052】
容量Λmaxは市場調査あるいは飽和測定によって決定されることができる。本発明の変形形態では、容量Λmaxは適応的になされ、予想される最大トラフィック/最大負荷に応じて変動する。たとえば、一日のある特定の時間、たとえば繁忙時あるいは閑散時に、トラフィックはある特定のエリアにおいて高くなったり、低くなったりするものと予測することができる。容量Λmaxはその状況に適応することが有利である。そのような状況が生じる場合には、最初に時間に関する容量関数Λmax=f(t)および周期性、たとえば一日あるいは一週間に関する容量関数が予め決定され、その後、セル飽和および/または棄却率をモニタすることにより絶えず更新され得る。その更新は、容量関数をローパルフィルタにかけることにより実行されることができる。容量を変更することにより、ある種の制御されたセルの呼吸が提供され、セルのサイズがセルの予想される負荷に適合するように調整される。
【0053】
図2Aは、第1の実施形態による呼受付制御が実施される場合の4つの隣接するセルのサービスエリアを示す。セルnのサービスエリアはC(Λn max(t))によって示されており、閑散時t1および繁忙時t2の場合が概略的に表されている。時刻t2においてトラフィックが増大するものと予想されるので、対応する負荷最大値Λn maxを増加することによりサービスエリアが縮小される。基地局の配置は、サービスエリアに穴が生じないようにするために、繁忙時であっても確実にセルが重なり合うようにしなければならない。
【0054】
容量関数Λn max(t)は、一群の隣接する基地局を制御する無線ネットワークコントローラ(RNC)の無線リソースマネージャ(RRM)によって決定され、監視されることが有利である。そのような事例では、セルがホットスポットになり、かつ隣接するセルのうちの少なくとも1つにおけるトラフィックが、予想される値、すなわちその容量よりも低い場合には、Λn maxの値を制御しながら適応させることにより、種々のセルの負荷のバランスをとることができる。
【0055】
図2Bは、セル4がホットスポットであり、セル2および3に予想より低い負荷がかけられる、時刻t3における同じ4つの隣接するセルのサービスエリアを示す。その際、RRMは、一時的にΛ2 max、Λ3 maxを増加し、Λ4 maxを減少して、サービスエリアに穴が現れないように決定し、BS4がトラフィックの急上昇に対処できるようにする。既知のCAC方法とは対照的に、各セルの呼受付を支配するパラメータは、RRMによって調整しながら管理され、適応的に変更される。
【0056】
図3Aは、本発明の第1の実施形態による呼受付制御の方法の概要を示す。ステップ300では、発呼するユーザが所与のQoSを有する呼を要求する。ステップ310では、条件(12)が検査される。すなわち、要求時のチャネル利得が、最も高い予想される干渉レベル(最大負荷Λmaxに対応する)に対処するほど十分に高いか否かが検査される。高くない場合には、QoSが保証されることができず、その呼はステップ320において棄却される。高い場合には、条件(13)が検査される。すなわち、新たな負荷が容量Λmaxより小さいか否かが検査される。小さい場合には、ステップ340において新たな接続が許可される。小さくない場合には、ステップ350においてその呼は棄却される。
【0057】
別法では、図3Bに示される第1の実施形態の変形形態によれば、呼を棄却する代わりに、ステップ350においてRRMに要求が送信される。棄却率が高くなったために、そのセルがホットスポットになっているものとRRMがみなす場合には、隣接するセルの負荷の間で新たなバランスが達成されることができるか否かが検査される(ステップ360)。達成できる場合には、ステップ380において、そのセルが新たな容量値Λmaxを有するものとみなして、呼受付プロセスが再び開始される。逆に、そのセルの状態が限界状態ではないものとRRMがみなす場合には、あるいは限界状態の負荷であるにもかかわらず、新たなバランスが達成できない場合には(ステップ360)、ステップ370において、その呼は棄却される。
【0058】
一般に、トラフィックの変動は予測することができ(そして容量関数によって予測され)、結果として、値Λmaxは平均呼持続時間よりも非常に長い時間にわたって変化させることができる。それゆえ、ユーザは、要求されたQoSが呼の終了時まで保持されることを確信することができる。
【0059】
RRMの監視下で隣接するセルの負荷のバランスをとることができることにより、無線設計においてある程度の自由度が確保される。詳細には、所与のエリアにおける基地局の密度が低減され、かつ/または基地局の位置の選択に関する制約が緩和される場合がある。
【0060】
以下の説明において、ユーザがリアルタイムサービスあるいは非リアルタイムサービスにアクセスできるものと仮定する。
【0061】
本発明の第2の実施形態によれば、非リアルタイムサービスに割り当てられたリソースを変更できるようにすることにより、さらに大きな自由度が導入される。最初に、種々のカテゴリのサービスは実際には2つの大きなクラス、すなわちリアルタイムサービス(たとえば、音声あるいは映像のアプリケーション)と非リアルタイムサービス(たとえば、インターネットブラウジング)とに分類されることを思い起こされたい。たとえば、UMTSでは4つのカテゴリのサービス、すなわちリアルタイム(RT)である「会話」「ストリーミング」および非リアルタイムである「インタラクティブ」「バックグラウンド」が規定される。
【0062】
それゆえ、ΛN(式8を参照されたい)の2つの負荷成分、すなわちリアルタイム成分と非リアルタイム成分とを区別することができる。
【0063】
リアルタイム成分はΛN RTで表され、以下の式によって定義される。
【0064】
【数17】
【0065】
ここで以下の式が成り立ち、RpおよびγpはそれぞれRTサービスpの場合の平均ビット速度および目標BERである。
【0066】
【数18】
【0067】
非リアルタイム成分はΛN NRTで表され、以下の式によって定義される。
【0068】
【数19】
【0069】
ここで以下の式が成り立ち、RpおよびγpはそれぞれNRTサービスpの場合の最大認定ビット速度および目標BERである。
【0070】
【数20】
【0071】
RRMは各接続に対して、その接続が属するサービスのクラスと、平均ビット速度あるいは最大認定ビット速度と、BER目標値とに関する情報を有する。UMTSの場合、所与のユーザの場合の最大認定ビット速度は、いわゆるTFCS(Transport Format Combination Set)によって決定される離散値をとることができる。これらのデータはRNCにおいてテーブルに格納され、規則的に更新される。それゆえ、リアルタイム成分ΛN RTおよび非リアルタイム成分ΛN NRTは正確に推定され、更新されることができる。
【0072】
第2の実施形態の目的は、リアルタイムサービスに対して、より高い優先順位を付与することである。各RT接続に対して、その接続が要求するQoSを保証するためにセル容量の一部が予約されるが、既に確立されているRT接続を妨げない限り、NRT接続が残りの容量を利用することが許される。
【0073】
図4Aは、本発明の第2の実施形態による呼受付制御の方法の概要を与える。
【0074】
ステップ400では、ユーザが所与のQoSを有する接続を要求する。最初に、ステップ405では、要求される接続がRTサービスに対応するか、NRTサービスに対応するかが検査される。
【0075】
それがRTサービスに対応する場合には、ステップ430において、条件(12)が満たされるか否かが検査される。満たされない場合には、ユーザによって要求されるQoSは保証されることができず、その呼はステップ431において棄却される。満たされる場合には、ステップ435において条件(13)が検査される。条件(13)が成り立つことが確認された場合には、ステップ436においてその呼が許可される。そうでない場合には、ステップ440において以下の条件が検査される。
【0076】
【数21】
【0077】
すなわち、ユーザによって要求される負荷の増分(λN+1)が他の既存のRTサービスの負荷への上昇分(ΛN RT)に適合するか否かが検査される。
【0078】
条件(16)が成り立たない場合には、要求されたQoSは保証されることができず、その呼はステップ441において棄却される。逆に、条件(16)が満たされる場合には、NRTサービスを犠牲にすることになるが、新たな呼が受け入れられることができる。それゆえ、その発呼のためにある量のリソースを解放するために、NRTサービスに割り当てられるリソース(たとえば、UMTSのいわゆる「TFC制御」による、その最大認定速度)を低減することが提案される。チャネル利得が低いNRTサービス、あるいはバッファの占有が少ないNRTサービスが最初に削減に対象になり、たとえばその最大認定速度が低減されることになる。NRTリソースの低減は、連続したデクリメントステップによって繰返し(最大ステップ数に達するまで)、あるいは1回のデクリメントステップ445によって実行されることができる。NRTリソースが低減された後、ステップ450において条件(13)が再び、すなわちさらに厳密に検査される。
【0079】
【数22】
【0080】
条件ステップ(17)が満たされる場合には、ステップ455においてその呼は許可される。そうでない場合には、その後ステップ451においてその呼は棄却される(あるいは別法では、上記のように、さらにデクリメントステップが実行される)。
【0081】
ここで、発呼するユーザによって要求される接続がNRTサービスに対応する場合を参照すると、その接続がそのセル内の既存のRTサービスを妨げない場合にのみ、すなわち以下の式が成り立つ場合にのみ、その接続は受け入れられるであろう。
【0082】
【数23】
【0083】
ここで、RTサービスを利用するそのセルの全てのユーザiの場合に、条件(18)が満たされなければならない。これは以下の式が成り立つ場合に、満たされるであろう。
【0084】
【数24】
【0085】
ここで以下の式が成り立つ。
【0086】
【数25】
【0087】
RN+1がNRTサービスの最大認定速度であるとすると、以下の式が成り立つことを思い起こされたい。
【0088】
【数26】
【0089】
その場合に、上記の条件は以下の条件と等価である。
【0090】
【数27】
【0091】
その場合に、以下の条件が成り立つ。
【0092】
【数28】
【0093】
さらに、発呼するユーザは要求されるNRTサービスに対応できなければならない。すなわち、以下の条件を満たさなければならない。
【0094】
【数29】
【0095】
以下の式が成り立つことを思い起こされたい。
【0096】
【数30】
【0097】
その場合に、制約(21)は以下の条件に等価である。
【0098】
【数31】
【0099】
ここで以下の式が成り立つ。
【0100】
【数32】
【0101】
基地局は、種々のユーザの伝送チャネルの利得に関する情報を有する(移動端末によって実行され、基地局に送信される測定値による)。このチャネル利得は、絶えず更新され、かつRRMが利用可能なテーブルに格納される。それゆえ、RRMは、(20’)および(22’)から、値rmax1 NRTおよびrmax2 NRTを決定することができる。
【0102】
値rmax1 NRTおよびrmax2 NRTはステップ410において計算され、ステップ415において、以下の条件のような認定された最大速度値が存在するか否かが検査される(UMTS通信システムの場合にはTFCSテーブルを検索することによる)。
【0103】
【数33】
【0104】
存在しない場合には、ステップ416においてその呼は棄却される。存在する場合には、その呼は受け入れられ(ステップ420)、そのNRTサービスのための最大認定速度が、(23)の条件を満たす最大速度値rmax NRTとして、すなわち以下の式のように選択される。
【0105】
【数34】
【0106】
図4Bは、本発明の第2の実施形態の変形形態による呼受付制御のための方法の概要を与える。
【0107】
図4Aに示される方法とは対照的に、ステップ441および451(リアルタイムサービスの場合)において呼を棄却する代わりに、ステップ460においてRRMに要求が送信される。たとえば、RTサービスを利用する呼の棄却率が高いことにより、そのセルがホットスポットになっているものとRRMがみなす場合には、隣接するセルの負荷の間で新たなバランスが達成されることができるか否かが検査される(ステップ465)。そのセルの状態が限界状態でないものとRRMがみなす場合、あるいはその負荷が限界状態であるにもかかわらず、新たなバランスが達成できない場合には、ステップ466においてその呼は棄却される。そうでない場合には、ステップ470において、そのセルが新たな容量値Λmaxを有するものとみなして、呼受付プロセスが再び開始される。
【0108】
本発明は、基本的には発呼するユーザからの接続のための要求を許可するか、あるいは拒否するための方法として記載されてきたが、本発明が同じように、基地局によって既にサービスを受けているが、RTあるいはNRTの付加的な接続を確立することを望むユーザにも当てはまることは当業者には理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1A】第1の分布の移動端末の場合の複数の隣接するセルのサービスエリアを概略的に示す図である。
【図1B】第2の分布の移動端末の場合の複数の隣接するセルのサービスエリアを概略的に示す図である。
【図1C】第3の分布の移動端末の場合の複数の隣接するセルのサービスエリアを概略的に示す図である。
【図2A】本発明による呼受付の方法が用いられる際の複数の隣接するセルのサービスエリアを概略的に示す図である。
【図2B】本発明の変形形態による呼受付の方法が用いられる際の複数の隣接するセルのサービスエリアを概略的に示す図である。
【図3A】本発明の第1の実施形態による呼受付の方法の概要を示す図である。
【図3B】本発明の第1の実施形態の変形形態による呼受付の方法の概要を示す図である。
【図4A】本発明の第2の実施形態による呼受付の方法の概要を示す図である。
【図4B】本発明の第2の実施形態の変形形態による呼受付の方法の概要を示す図である。
Claims (18)
- CDMA移動体通信システムにおける呼受付制御方法であって、前記システムのユーザによって新たな接続がその基地局に要求されるとき、前記ユーザと前記基地局との間の伝送チャネルの利得(hN+1)を指示する値と前記基地局によってサービスを提供されるセルの特性を示す所定の閾値(h(Λmax))とを比較する第1の比較ステップと、前記第1の比較ステップの結果に基づいて前記ユーザの接続を拒否するか否かを判定する第1の判定ステップとを含むことを特徴とする方法。
- 前記閾値は、前記セルの所定の容量値(Λmax)から計算されることを特徴とする請求項1に記載の呼受付制御方法。
- 前記容量は、時間とともに変更可能であり、所与の時刻における前記容量の値は、その時刻における前記セルの予想される負荷に基づいて予測されることを特徴とする請求項2に記載の呼受付制御方法。
- 前記容量値は、前記基地局の接続のための要求の拒否率の測定値に従って適応されることを特徴とする請求項2または3に記載の呼受付制御方法。
- 前記容量値は、前記セルの飽和率の測定値に従って適応されることを特徴とする請求項2または3に記載の呼受付制御方法。
- 前記セルに隣接する少なくとも1つの第2のセルにその容量値よりも低い負荷がかけられているときに、前記セルの負荷が重くなりすぎた場合には、前記セルの前記容量値が増加され、前記第2のセルの容量値が減少されることを特徴とする請求項2または3に記載の呼受付制御方法。
- 前記セルの現在の負荷と前記新たな接続によって生成されることになる付加的な負荷との和と、前記セルの前記容量値とを比較する第2の比較ステップと、前記第2の比較ステップの結果に基づいて前記ユーザの接続を許可するか否かを判定する第2の判定ステップとを含むことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の呼受付制御方法。
- ユーザにリアルタイムタイプあるいは非リアルタイムタイプの接続を提供するCDMA移動体通信システムの呼受付制御方法であって、前記リアルタイムタイプの接続は保証された平均データ速度および目標ビット誤り率によって特徴付けられ、前記非リアルタイムタイプの接続は最大認定データ速度によって特徴付けられ、前記システムのユーザによって前記リアルタイムタイプの新たな接続がその基地局に対して要求されるとき、前記ユーザと前記基地局との間の伝送チャネルの利得(hN+1)を指示する値と前記基地局によってサービスを提供されるセルの特性を示す所定の閾値(h(Λmax))とを比較する第1の比較ステップと、前記第1の比較ステップの結果に基づいて前記ユーザの接続を拒否するか否かを判定する第1の判定ステップとを含むことを特徴とする方法。
- 前記閾値は、前記セルの所定の容量値(Λmax)から計算されることを特徴とする請求項8に記載の呼受付制御方法。
- 前記容量は時間とともに変更可能であり、所与の時刻における前記容量の値は、その時刻における前記セルの予想される負荷に基づいて予測されることを特徴とする請求項9に記載の呼受付制御方法。
- 前記容量値は、前記基地局に対する前記リアルタイムタイプの接続のための要求の拒否率の測定値に従って適応的されることを特徴とする請求項9または10に記載の呼受付制御方法。
- 前記セルの現在の負荷と前記新たな接続によって生成されることになる付加的な負荷との和と、前記セルの前記容量値とを比較する第2の比較ステップと、前記和が前記容量値未満である場合には、前記ユーザの前記接続を許可するものと判定する第2の判定ステップとを含むことを特徴とする請求項8ないし11のいずれか1項に記載の呼受付制御方法。
- 前記第2の判定ステップにおいて、前記リアルタイムタイプの前記接続が受け入れられない場合には、前記基地局で既に確立されている前記リアルタイムタイプの前記接続に起因する前記負荷への寄与と前記新たな接続によって生成されることになる付加的な負荷との和と、前記セルの前記容量値とを比較するための第3の比較ステップが実行され、その後、前記和が前記容量値を超える場合には前記ユーザの前記接続を拒否するものと判定する第3の判定ステップが実行されることを特徴とする請求項12に記載の呼受付制御方法。
- 前記和が前記容量値を超えない場合には、前記非リアルタイムタイプの1つあるいは複数の接続の最大速度が、負荷を低減するように低減されることを特徴とする請求項13に記載の呼受付制御方法。
- 前記セルの低減された負荷と前記新たな接続によって生成されることになる付加的な負荷との和と、前記セルの前記容量値とを比較するための第4の比較ステップと、前記第4の比較ステップの結果に基づいて前記ユーザの前記接続を許可するか、拒否するかを判定する第4の判定ステップとを含むことを特徴とする請求項14に記載の呼受付制御方法。
- 前記システムのさらに別のユーザによって前記非リアルタイムタイプの新たな接続がその基地局に対して要求されるとき、前記非リアルタイムタイプの接続のための第1の最大データ速度が計算され、前記第1の最大データ速度は、前記セル内の既存のリアルタイムタイプの接続のサービス品質に悪影響を及ぼさないように決定されることを特徴とする請求項8ないし15のいずれか1項に記載の呼受付制御方法。
- 前記非リアルタイムタイプの接続のための第2の最大データ速度が計算され、前記第2の最大データ速度は、前記非リアルタイムタイプの接続のために要求されるビット誤り率と、前記さらに別のユーザと前記基地局との間の伝送チャネルの利得と、前記セルの現在の負荷とに適合する最も速い速度として決定されることを特徴とする請求項16に記載の呼受付制御方法。
- 前記第1のデータ速度および前記第2のデータ速度よりも低い最大認可データ速度の正の値が存在するか否かが検査され、前記非リアルタイムタイプの前記新たな接続が許可され、そのような値のうちの最も高い値に等しい最大認可データ速度を有するものとみなされ、そうでない場合には前記非リアルタイムタイプの前記新たな接続は拒否されることを特徴とする請求項17に記載の呼受付制御方法。
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