JP2004040521A - 書画カメラ装置およびそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の切替え等による操作の煩雑さを解消し、適切なタイミングで画像を表示できる書画カメラ装置を提供する。
【解決手段】書画カメラ装置が、カメラ部と外部から供給された資料画面を表示する画面表示装置とを備え、画面表示装置の表示画面とカメラ部とを対向配置し、カメラ部が表示画面の資料画面と、カメラ部と資料画面との間に介在させた撮影対象物とを共に撮影した画像データを表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】書画カメラ装置が、カメラ部と外部から供給された資料画面を表示する画面表示装置とを備え、画面表示装置の表示画面とカメラ部とを対向配置し、カメラ部が表示画面の資料画面と、カメラ部と資料画面との間に介在させた撮影対象物とを共に撮影した画像データを表示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ部で撮影した画像データを離れた場所に表示する書画カメラ装置およびそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の書画カメラ装置の従来技術としては、特開平11−151207号の技術がある。
これは、患者に送信する画像等を表示するモニタディスプレイの画面にタッチパネルを組込み、複数のアイコンを画面に表示して入力操作を容易にすると共に、フラットヘッド型バックライトと対向する書画用カメラによってフラットヘッド型バックライト上に載せられた印刷物または現像済みのレントゲンフィルム等を撮影した画像、モニタディスプレイの手前に別に設けた対話用カメラによって撮影した医師の顔およびデータベースに記録されているCTスキャン等の画像を遠隔地の患者へ送信して表示するという技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術においては、データファイル化されたCTスキャン等の資料と紙に印刷された印刷物や現像済みのフィルムの画像等を併用する場合は、装置の切替え等により操作が煩雑になり、適切なタイミングでの画像の表示が困難であるという問題がある。
【0004】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、装置の切替え等による操作の煩雑さを解消し、適切なタイミングで画像を表示できる書画カメラ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、書画カメラ装置が、カメラ部と外部から供給された資料画面を表示する画面表示装置とを備え、前記画面表示装置の表示画面と前記カメラ部とを対向配置し、前記カメラ部が前記表示画面の資料画面と、カメラ部と資料画面との間に介在させた撮影対象物とを共に撮影した画像データを表示することを特徴とする。
【0006】
また、カメラ部と資料画面を表示する画面表示装置とを備える書画カメラ装置のプログラムを実行する前記画面表示装置に資料画面を供給する資料画面供給装置の制御部を、前記画面表示装置に資料画面を供給する資料画面供給装置の制御部を、前記画面表示装置に資料画面を供給する資料画面出力手段と、前記画面表示装置の表示画面に設けた画面位置検出手段によって取得した手書データを受付ける手書データ受付手段と、前記資料画面と前記手書データの軌跡を重ねて表示する手書画面表示手段と、前記画面表示装置の表示画面に操作ボタンを表示する操作ボタン表示手段と、選択された前記操作ボタンの前記画面位置検出手段による検出信号を受付ける検出信号受付手段と、前記検出信号によって、前記選択された処理に分岐する選択処理分岐手段として機能させることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明による書画カメラ装置の実施の形態について説明する。
第1実施の形態例
図1は第1実施の形態を示す斜視図、図2はそのコンピュータを示すブロック図である。
【0008】
1は資料画面供給装置としてのパーソナルコンピュータ等のコンピュータであり、データファイル化された資料等の資料画面を作成して供給する「資料画面供給プログラム」を実行する。
2は画面表示装置であり、コンピュータ1と接続し、鮮明な画像を表示することができるLCD等の表示画面3を有しており、コンピュータ1から供給された資料画面等を表示する。
【0009】
また、画面表示装置2は略平板状に製作され、机上等に置いたときに表示画面3が略水平になるように構成されている。
4はマウスであり、コンピュータ1と接続し、遠隔医療の医師や講演会の講師、ラボ教室の教師等の説明者が説明用の資料画面の切替え等の操作を行うために使用する。
【0010】
5はカメラ部であり、画面表示装置2の表示画面3と対向する位置に配置され、CCD(Charge Coupled Device)を用いたビデオカメラ等の撮影した画像を画像データに変換する機能を有するカメラであり、自動焦点機能を備えており、比較的焦点深度が深くなるよう設定されている。
6は支柱であり、カメラ部5の撮影視野に画面表示装置2の表示画面3に表示される資料画面の全てが入るようにカメラ部5を支える。
【0011】
なお、支柱6は画面表示装置2のフレーム等に固定するようにしてもよく、別に設けた台座に固定し、画面表示装置2に隣接して設置するようにしてもよい。
7はプロジェクタであり、カメラ部5と接続されてカメラ部5から離れた場所に設置されており、カメラ部5が撮影した画像データをスクリーン8に投射して表示する。
【0012】
図2において、11はコンピュータ1の制御部であり、コンピュータ1の各部を制御する。
12は記憶部であり、制御部11が実行する資料画面供給プログラムや制御部11による処理結果等を格納する。
13は表示部であり、画面表示装置2と接続しており、制御部11から送られた資料画面等を画面表示装置2の表示画面3が表示できる画面表示データに変換する機能を有している。
【0013】
14は入力部であり、マウス4と接続しており、マウス4の出力を受入れて制御部11が利用できる入力データに変換する機能を有している。
15は記録媒体読取書込部であり、挿入されたフロッピディスク等の記録媒体に記録されているデータファイル化された説明資料データ等を読取ると共に制御部11による処理結果等を記録媒体に書込む機能を有している。
【0014】
上述したの構成の作用について説明する。
説明者は、予め説明用の資料を説明の順序を示す頁識別番号と共にデータファイル化した説明資料データを記録媒体に記録して準備する。
説明者が書画カメラ装置を用いて説明を行う場合のコンピュータ1が実行する画面供給処理の作動について、図3に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って説明する。
【0015】
S1、説明者は、コンピュータ1によって資料画面供給プログラムを立上げ、準備した記録媒体を記録媒体読取書込部15へ挿入する。
コンピュータ1の制御部11は、記録媒体読取書込部15に挿入されている記録媒体から説明資料データを記録媒体読取書込部15によって読取り、これを頁識別番号の順に並べて記憶部12に格納すると共に、現在頁識別番号を「0」として記憶部12に保存する一方、最終頁識別番号を抽出して記憶部12に保存する。
【0016】
これと並行して制御部11は、表示部13によって画面表示装置2に、説明資料の表題等の開始画面を供給して表示画面3に表示する。
S2、開始画面の供給が終了すると、制御部11は入力部14からの信号を待つ入力割込待状態で待機する。
説明者はマウス4によって説明用の資料画面を切替えるため、マウス4のボタンをクリックする。
【0017】
この信号を入力部14が受付けて制御部11へ送付すると、制御部11はこれを契機としてステップS3へ分岐する。
S3、制御部11は、入力部14からの信号によって表示頁の設定を行う。
すなわち、マウス4からの信号が「左クリック」の信号であれば、次の資料画面を表示するために記憶部12の現在頁識別番号に「1」を加えて更新し、「右クリック」の信号であれば、一つ前の資料画面を表示するために現在頁識別番号から「1」を減じて更新する。
【0018】
S4、制御部11は、更新された現在頁識別番号と記憶部12に保存している最終頁識別番号とを比較し、更新された現在頁識別番号が最終頁識別番号より大きい場合は、終了と判断して資料画面供給プログラムを終了させる。それ以外の場合はステップS5へ移行する。
S5、制御部11は、更新された現在頁識別番号が「0」以下の場合は、エラーと判断してステップS6へ移行する。更新された現在頁識別番号が「0」よりも大きい場合はステップS7へ移行する。
【0019】
S6、制御部11は、最初の資料より前の頁を指定した旨を表示するエラー画面を生成し、これを表示部13によって画面表示装置2に供給して表示画面3に表示されている資料画面に重ねて表示し、ステップS2へ戻って入力割込待状態で待機する。
説明者は表示されたエラー画面によってその内容を確認し、改めてマウス4のボタンを押下することにより説明の継続を行うようにする。
【0020】
S7、制御部11は資料画面作成処理を行う。
すなわち、制御部11は、更新された現在頁識別番号を基に、記憶部12に格納されている説明資料データの該当する頁識別番号を有する説明資料データを特定し、これに表示枠等の所定の内容を追加する等して資料画面を作成する。
S8、制御部11は、資料画面を表示部13によって画面表示装置2に供給して表示画面3に表示し、ステップS2へ戻って入力割込待状態で待機する。
【0021】
このようにして、画面表示装置2の表示画面3には説明用の資料画面が表示され、対向配置されたカメラ部5によって表示画面3に表示された資料画面が撮影されてその画像データが離れた場所に設置されているプロジェクタ7へ送られ、スクリーン8に投射されて被説明者に表示される。
この時、カメラ部5は、表示画面3に表示された資料画面の部位を指した指先やペン等および資料画面上に置かれた実物試料やデータファイル化が間に合わなかった印刷物、講演会場等で手渡された印刷物等の撮影対象物も同時に撮影するため、これらを共に撮影した画像データをスクリーン投射して表示することも可能となる。
【0022】
この作動を順次繰返すことによって、説明者の説明が終了する。
以上のように、本実施の形態では、データファイル化された説明資料を資料画面として画面表示装置に供給してその表示画面に表示し、画面上の指先や実物試料、印刷物等の撮影対象物をカメラ部が共に撮影して被説明者に表示するようにしたことによって、装置の切替え等による説明者の操作の煩雑さを解消でき、適切なタイミングで画像を表示することができる。
【0023】
また、これによって資料画面の説明している部位の指差や実物試料の回転表示、その場で示された印刷物等の資料の表示等が可能となり、非説明者の理解を促進ことができる。
なお、ステップS7で説明した資料画面の作成は、ステップS1で記録媒体から説明資料データを読取ったときに、資料画面を作成して記憶部に説明の順序に従って格納し、これを順次表示するようにしてもよい。これによって画面の切替え時間の短縮を図ることができる。
【0024】
また、資料画面供給プログラム自体に作画機能等を付与して説明資料を作成するようにし、これを資料画面データとして記憶部に格納して用いるようにしてもよい。
更に、画面表示装置の表示画面は略水平であるとして説明したが、表示画面を斜めに設置してカメラ部を可動式の支柱で支えて表示画面と対向配置可能とし、資料落下防止の枠を設けるようにしてもよい。これによって説明者の疲労を軽減することができる。
【0025】
第2実施の形態例
図4は第2実施の形態を示す斜視図、図5はその表示画面の表示例、図6はそのカメラ部を示す側面図、図7はそのカメラ位置検出装置を示すブロック図、図8はそのコンピュータを示すブロック図である。
なお、上記第1実施の形態例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0026】
図4において、21は画面表示装置であり、コンピュータ1と接続し、鮮明な画像を表示することができるLCD等の大型の表示画面22と、この表示画面22を覆いそれが透視可能なタッチパネルやタブレット等の画面位置検出手段23との組合せ等で構成されており、コンピュータ1から供給された資料画面等を表示する一方、画面位置検出手段23によって表示画面22上の座標位置を検出して出力する。
【0027】
大型の表示画面22は、図5に示すように資料画面表示領域24、補助画面表示領域25およびボタン表示領域26に区分され、それぞれの領域に以下に示す画面が表示される。
資料画面表示領域24には、説明資料の資料画面が表示される他、カメラ部5が撮影視野を示すセットガイド27が表示される。
【0028】
補助画面表示領域25には、説明原稿や患者のカルテ等の説明資料以外の補助資料が表示される。
ボタン表示領域26には、操作ボタンが表示され、資料画面表示領域24の画面のハードコピーを印刷するための「印刷」ボタンとその内容をデータとして保存するための「保存」ボタン、次の資料画面に移行するための「次頁」ボタン、一つ前の資料画面に戻るための「前頁」ボタンおよびOHPシートのような透明なシートを表示する場合に背景色を変更するための「OHP」ボタンが表示される。
【0029】
28は画像配信装置であり、カメラ部5が撮影した画像データをLAN(Local Area Networak)や通信回線等を利用した通信ネットワーク29よって遠隔地等の離れた場所に設置されたディスプレイまたは端末に表示することが可能なように画像データを通信ネットワーク29が利用できる言語に変換して送信する機能を有している。
【0030】
30はプリンタであり、コンピュータ1から出力された印刷データを紙葉類に印刷する。
図6において、31はカメラ位置検出装置であり、支柱6に往復動可能に設置されたカメラ部5の位置を検出する。
なお、カメラ部5は撮影倍率の変更が可能なように、カメラ部5が支柱6の表示画面22の反対側の端部に位置したときに、カメラ部5の撮影視野に資料画面表示領域24の資料画面の全てが入るように設定され、説明者等によってカメラ部5が表示画面22に近づけられたときに、撮影倍率が大きくなり、資料画面の部分が拡大されて撮影されるように構成されている。
【0031】
図7において、32はポテンショメータ等のカメラ位置センサであり、カメラ位置検出装置31に組込まれおり、支柱6に往復動可能に設置されたカメラ部5の位置を検出するため、ポテンショメータの抵抗値の変化を電圧値の変化等を位置情報として出力する。
33は位置検出回路であり、カメラ位置検出装置31に組込まれており、カメラ位置センサ32が出力した位置情報のアナログ値をデジタル値に変換するAD(Analog to Digital)変換回路34とデジタル値に変換された位置情報をコンピュータ1の入力部14に出力するインターフェース回路35とから構成されている。
【0032】
図8において、41は通信部であり、通信ネットワーク29と接続しており、制御部11と通信ネットワーク29との間の通信を相互に行うため、それぞれが利用できる言語に相互に変換する機能を有している。
42は印刷部であり、制御部11から送られた印刷データをプリンタ30が印刷できるデータに変換する機能を有している。
【0033】
なお、入力部14は、画面表示装置2に設けられた画面位置検出手段23およびカメラ位置検出装置31の位置検出回路33と接続しており、それぞれの出力を受入れて制御部11が利用できる入力データに変換する機能を有している。
上述した構成の作用について説明する。
説明者は、予め説明資料をその説明原稿等の補助資料と説明の順序を示す頁識別番号と共にデータファイル化して説明資料データを記録媒体または通信ネットワーク29に接続したサーバや説明者のパーソナルコンピュータ等に記録して準備する。
【0034】
説明者が書画カメラ装置を用いて説明を行う場合のコンピュータ1が実行する画面供給処理の作動について、図9〜図14に示すフローチャートを用いて説明する。
なお、ステップ名は、図9はS、図10はSA、図11はSB、図12はSC、図13はSD、図14はSEによって示す。
【0035】
S11(図9)、説明者は、コンピュータ1によって資料画面供給プログラムを立上げ、準備した記録媒体を記録媒体読取書込部15へ挿入する。
コンピュータ1の制御部11は、記録媒体読取書込部15に挿入されている記録媒体から説明資料データを記録媒体読取書込部15によって読取り、これを頁識別番号の順に並べて記録部12に格納すると共に、現在頁識別番号を「0」として記憶部12に保存する一方、最終頁識別番号を抽出して記憶部12に保存する。
【0036】
これと並行して制御部11は、表示部13によって画面表示装置21へ説明資料の表題等の開始画面を供給して図5に示す表示画面22の資料画面表示領域24に表示する。
この時、ボタン表示領域26の画面には、「印刷」「保存」「前頁」「次頁」「OHP」ボタンの各操作ボタンが表示される。
【0037】
なお、説明資料データがサーバ等に記録されている場合は、説明者は説明資料データが記録されているサーバ等のアドレス等を入力し、制御部11は通信部41によって通信ネットワーク29を介して入力されたアドレスのサーバ等に接続し、記録されている説明資料データを読取って取得するようにする。
S12、開始画面の供給が終了すると、制御部11は入力部14からの信号を待つ入力割込待状態で待機する。
【0038】
また、制御部11は、後述するステップS24のカメラ部5の位置変化を監視する処理を並行して実行するマルチタスク処理を行っている。
説明者は、資料画面を切替える必要がある場合は、画面表示装置21の表示画面22のボタン表示領域26に表示されている「次頁」または「前頁」ボタンを指で押下する。
【0039】
資料画面表示領域24に表示されている現在頁の資料画面の特定の部位に手書の説明を加える必要がある場合は、その資料画面に指またはペンや鉛筆等(以下、指等という。)で触れてその内容を記述する。
現在表示されている画面を印刷する必要がある場合は「印刷」ボタンを、これを記録媒体等に保存する必要がある場合は「保存」ボタンを指等で押下する。
【0040】
OHPシート等の透明なシートや実物試料の表示のために背景色を変更する必要がある場合は「OHP」ボタンを指等で押下する。
操作ボタンが押下された信号は、画面位置検出手段23によって検出され、この検出信号を入力部14が受付けて制御部11へ送付すると、制御部11はこれを契機としてステップS13へ分岐する。
【0041】
なお、操作ボタンの種類等の判断は、制御部11が画面位置検出手段23によって検出された指等が画面に触れた位置の座標位置と、予め設定されている操作ボタン等の座標位置とを照合して行う。
S13、制御部11は、入力部14からの信号が「次頁」ボタンまたは「前頁」ボタンが押下された信号であればステップS14へ、それ以外の信号であればステップS19へ移行する。
【0042】
S14、制御部11は表示頁の設定を行う。
すなわち、制御部11は、入力部14からの信号が「次頁」ボタンが押下された信号であれば記憶部12の現在頁識別番号に「1」を加えて更新し、「前頁」ボタンが押下された信号であれば現在頁識別番号から「1」を減じて更新する。
S15、制御部11は、更新された現在頁識別番号と記憶部12に保存している最終頁識別番号を比較し、更新された現在頁識別番号が最終頁識別番号より大きい場合は、終了と判断して資料画面供給プログラムを終了させる。それ以外の場合はステップS16へ移行する。
【0043】
S16、制御部11は、更新された現在頁識別番号が「0」以下の場合は、エラーと判断してステップS23へ移行する。更新された現在頁識別番号が「0」よりも大きい場合はステップS17へ移行する。
S17、制御部11は資料画面等作成処理を行う。
すなわち、制御部11は、更新された現在頁識別番号を基に、記憶部12に格納されている説明資料データの該当する頁識別番号を有する説明資料データを特定し、その説明資料に表示枠等の所定の内容を追加する等して資料画面を、その説明原稿等の補助資料によって補助画面を作成する。
【0044】
S18、制御部11は、表示部13によって資料画面および補助画面を画面表示装置21へ供給してそれぞれの画面を表示画面22の資料画面表示領域24および補助画面表示領域25に表示し、ステップS12へ戻って入力割込待状態で待機する。
説明者は、補助画面を参照しながら資料画面の説明を行う。
【0045】
S19、制御部11は、入力部14からの信号が画面位置検出手段23からの手書データの入力であるときは、接続子Aを介して図10に示すステップSA1へ分岐する。それ以外のときはステップS20へ移行する。
SA1、制御部11は手書画面生成処理を行う。
すなわち、説明者が指等で資料画面表示領域24の画面を触れながら記述した図形や文字等の座標位置を画面位置検出手段23が順次検出して入力部14へ出力し、これを入力部14が制御部11へ送付する。
【0046】
制御部11は、この座標位置を順次記憶して一定時間が経過すると、順次記憶していた座標位置を基に、その軌跡を所定の色および所定の太さの線とし、背景色を透明とした手書画面を生成する。
SA2、制御部11は表示部13によって手書画面を画面表示装置21へ供給し、表示画面22の資料画面表示領域24に表示されている現在頁の資料画面に重ねて表示する。
【0047】
SA3、制御部11は、所定の時間座標位置の送付が停止した場合は、手書データの入力が終了したと判断し、接続子Fを介して図9に示すステップS12へ戻って入力割込待状態で待機する。
座標位置の送付が継続している場合は、ステップSA1へ戻り、手書画面生成処理を継続する。
【0048】
なお、手書による表示が多くなり過ぎた場合等に用いる「手書消去」ボタンをボタン表示画面26に設け、これによって手書画面を任意の時期に消去できるようにしてもよい。
S20、制御部11は、入力部14からの信号が「印刷」ボタンが押下された信号であれば、接続子Bを介して図11に示すステップSB1へ分岐する。それ以外であればステップS21へ移行する。
【0049】
SB1、制御部11は、画面表示装置21の表示画面22の資料画面表示領域24に表示されている現在頁の資料画面および上記手書画面が重ねて表示されている場合はその画面も含んだ現在表示されている画面(以下、現在画面という。)の画面情報を取得する。
SB2、制御部11は取得した画面情報を基にプリンタ30によって印刷する印刷データを作成する。
【0050】
SB3、制御部11は、作成した印刷データを印刷部42へ送付し、印刷部42がこれをプリンタ30が印刷できるデータに変換して出力する。
出力されたデータを受取ったプリンタ30は、このデータを紙葉類等に印刷する。
印刷データの送付を終えた制御部11は、接続子Fを介して図9に示すステップS12へ戻って入力割込待状態で待機する。
【0051】
S21、制御部11は、入力部14からの信号が「保存」ボタンが押下された信号であれば、接続子Cを介して図12に示すステップSC1へ分岐する。それ以外であればステップS22へ移行する。
SC1、制御部11は、画面表示装置21の表示画面22の資料画面表示領域24に表示されている現在画面の画面情報を取得する。
【0052】
SC2、制御部11は、取得した画面情報を基に、記録媒体に保存する保存データを作成する。
SC3、制御部11は、作成した保存データを記録媒体読取書込部15へ送付し、記録媒体読取書込部15がこれを挿入されている記録媒体に記録して格納する。
【0053】
保存データの送付を終えた制御部11は、接続子Fを介して図9に示すステップS12へ戻って入力割込待状態で待機する。
なお、保存データの格納は、記憶部12または図示しない外部記憶装置に格納するようにしてもよい。
S22、制御部11は、入力部14からの信号が「OHP」ボタンが押下された信号であれば、接続子Dを介して図13に示すステップSD1へ分岐する。それ以外であればステップS23へ移行する。
【0054】
SD1、制御部11は、画面表示装置21の表示画面22の資料画面表示領域24に表示されている現在画面を一時消去する。
SD2、制御部11は、実物試料や不透明な紙に印刷された資料等が鮮明に撮影されるように資料画面の全ての面を黒色や濃紺等の比較的濃い色にした実物試料背景色の背景色画面を画面表示装置21へ供給して表示画面22の資料画面表示領域24に表示する。
【0055】
SD3、制御部11は、所定の時間以内に2回目の「OHP」ボタンの押下があった場合はステップSD4へ、所定の時間経過しても2回目の「OHP」ボタンの押下がない場合はステップSD5へ移行する。
SD4、制御部11は、OHPシートのような透明なシートに印刷された資料が鮮明に撮影されるように資料画面の全ての面を白色や薄いブルー等の比較的薄い色にした透明資料背景色の背景色画面を画面表示装置21へ供給して表示画面22の資料画面表示領域24に表示する。
【0056】
SD5、制御部11は、再度の「OHP」ボタンの押下を待つ背景色画面終了待状態で待機し、再度「OHP」ボタンが押下されたときに背景色画面の表示が終了したと判断し、これを契機としてステップSD6へ移行する。
SD6、制御部11は、背景色画面を消去し、一時消去した現在画面を画面表示装置21に供給して表示画面22の資料画面表示領域24に再表示する。
【0057】
現在画面の供給を終えた制御部11は、接続子Fを介して図9に示すステップS12へ戻って入力割込待状態で待機する。
なお、背景色の種類は補助画面表示領域25等に背景色の種類を表示して選択できるようにしてもよい。
また、ステップSD2で補助画面表示領域25の画面上に実物試料背景色を表示するための「実物試料背景色」ボタン、透明資料背景色を表示するための「透明資料背景色」ボタンおよび現在画面を再表示するための「終了」ボタンを表示し、説明者がこれらのボタンを選択して各背景色や現在画面を切替えるようにしてもよい。
【0058】
これによって、実物試料を説明した直後にOHPシートに印刷された資料を表示する場合等の表示のタイミングを更に適切なものとすることができる。
S23、制御部11はエラー処理を行う。
すなわち、更新された現在頁識別番号が「0」以下であることを認識した場合は最初の資料画面より前の頁を指定した旨を、それ以外の場合はプログラムに含まれていない信号を受付けたと判断してその旨を表示するエラー画面を生成し、これを表示部13によって画面表示装置21に供給して表示画面22の資料画面表示領域24の現在画面に重ねて表示し、ステップS12へ戻って入力割込待状態で待機する。
【0059】
説明者は表示されたエラー画面によってその内容を確認し、改めてボタン表示領域26の操作ボタンを押下することにより説明の継続を行うようにする。
このようにして、画面表示装置22の表示画面22には説明用の資料画面が表示され、これに対向配置されたカメラ部5によって表示画面22の資料画面表示領域24に表示された資料画面や実物資料、印刷物等が撮影され、その画像データは画像配信装置28によって通信ネットワーク29を経由して、遠隔医療の患者の自宅やラボ教室の学生の席等の離れた場所に設置されているディスプレイや端末に送れて患者や学生等の被説明者に表示される。
【0060】
なお、講演会場のように一度に多数の聴衆等の被説明者に資料画面等を表示する必要がある場合には、第1実施の形態例と同様にしてプロジェクタによってスクリーン投射して表示するようにしてもよい。
また、ステップS23で説明したエラー画面の表示は補助画面表示領域25へ表示するようにしてもよい。これによって不要な画面が被説明者のディスプレイ等へ表示されることを防止することができる。
【0061】
上記の過程で、資料画面や実物資料、印刷物等を拡大して表示する必要がある場合は、説明者は支柱6に往復動可能に設置されているカメラ部5を資料画面に近づけ、撮影倍率を大きくして資料画面等の部分を拡大した画面を表示して説明を行う。
以下にその場合にコンピュータが実行する画面供給処理の作動について図9および図14に示すフローチャートを用いて説明する。
【0062】
S24、制御部11は、マルチタスク処理によってカメラ部5の位置をカメラ位置検出装置31の位置検出回路33からの出力によって常に監視しており、入力部14に入力される位置検出回路33の出力に変化がない場合は位置変化入力待状態で待機し、位置検出回路33の出力に変化があったことを契機として接続子Eを介して図14に示すステップSE1へ分岐する。
【0063】
SE1、制御部11は入力部14によってカメラ部5の位置情報を取得する。すなわち、カメラ位置センサ32がカメラ部5の位置情報を電圧値等によって出力し、このアナログ値をAD変換回路34がデジタル値に変換する。
デジタル値に変換された位置情報はインターフェース回路35によってコンピュータ1の入力部14を経由して制御部11へ送られる。
【0064】
制御部11は、これによってカメラ部5と画面表示装置21の表示画面22との距離を位置情報として取得することができる。
SE2、制御部11は表示画面22の資料画面表示領域24の全体をカメラ部5が撮影する撮影倍率を「1」とし、そのカメラ部5と表示画面22の距離と取得した位置情報とによって撮影倍率を演算する。
【0065】
上記カメラ位置検出装置31およびステップSE1、SE2よって撮影倍率検出手段が構成され、撮影倍率が検出される。
SE3、制御部11は、検出された撮影倍率を基に、カメラ部5が撮影している表示画面22の資料画面表示領域24の撮影領域を演算し、これを図5に示すように拡大されて表示される撮影領域の4隅を示す鉤括弧状のセットガイド27を透明な背景に表示したセットガイド画面を生成する。
【0066】
SE4、制御部11は、セットガイド画面を表示部13によって画面表示装置21に供給して表示画面22の資料画面表示領域24の現在画面に重ねて表示し、接続子Gを介して図9に示すステップS24へ戻って位置変化入力待状態で待機する。
以上によって、非説明者のディスプレイ等の画面には拡大された資料画面等が表示される。
【0067】
上記した作動を順次繰返すことによって、説明者の説明が終了する。
なお、実物試料背景色または透明資料背景色が表示されている場合に上記拡大操作が行われたときは、実物試料背景色または透明資料背景色においてもセットガイド27が鮮明に表示されるように、白等の薄い色または黒色等の濃い色でセットガイドが表示されるようにする。
【0068】
また、説明者が現在画面の特定の部位を拡大して表示する場合に、ボタン表示領域26等に「移動」ボタンを設け、これによって拡大する部位を変更できるようにしてもよい。
すなわち、説明者は上記ステップS24によって拡大されて表示される撮影領域のセットガイド27を表示した後に、ボタン表示領域26の「移動」ボタンを押下する。
【0069】
制御部11はステップS19等と同様にして、入力部14からの信号が「移動」ボタンが押下された信号であれば、現在画面の移動を行うルーチンへ分岐し、表示画面22の資料画面表示領域24に表示されている現在画面を説明者が指等で触れるのを待つ拡大位置入力待状態で待機する。
説明者が拡大すべき現在画面の部位の略中央を指等で触れ、指等を画面に触れながら資料画面表示領域24に表示されているセットガイド27の略中央へ指等を移動させる。
【0070】
これを上記ステップSA1と同様にして画面位置検出手段23からの出力を制御部11が移動データとして順次記憶し、一定時間経過後にも指等の移動が行われなくなったことによって移動データの入力終了を判断してその移動の始点と終点を認識する。
移動の始点と終点を認識すると、制御部11は始点の現在画面の部位を終点の位置に移動させる移動処理を行い、拡大して表示する現在画面の部位をセットガイド27の略中央の位置へ移動させる。
【0071】
この作動は、「移動」ボタンの再押下または別に設けた「終了」ボタンや他の操作ボタンの押下を検知するまで継続され、制御部11は上記ボタン操作が行われたことを契機として押下されたボタンの認識を維持しながら図9に示すステップS12へ戻って入力割込待状態での待機または押下されたボタンに相当するルーチンへ分岐する。
【0072】
これによって、現在画面の中央以外の場所に表示されている現在画面の部位を拡大して表示することが可能となる。
更に、カメラ部5が撮影する資料画面の撮影倍率の変更は、説明者が直接カメラ部5を往復動させて変更するとして説明したが、カメラ部5をサーボモータ等で往復動させる移動機構を設け、補助画面表示領域25またはボタン表示領域26に撮影倍率を大きくするための「ズームUP」ボタンおよび撮影倍率を小さくするための「ズームDOWN」ボタンを設けてこれによって撮影倍率の変更を行うようにしてもよい。
【0073】
この場合に、カメラ部5にズーム機構や撮影倍率検出手段を内蔵し、これによって上記ボタンによる撮影倍率の変更を行うようにしてもよい。
更に、ステップS15において、説明の終了は更新された現在頁識別番号が最終頁識別番号より大きいことによって判断するとして説明したが、ボタン表示領域26に「終了」ボタンを設け、このボタンの押下によってプログラムの実行を終了するようにしてもよい。これによって任意のタイミングで説明を終了することができ、補足説明用に用意した説明資料等を飛ばして説明を行うことが可能となり、説明の効率化を図ることができる。
【0074】
更に、資料画面の表示は順次行うとして説明したが、補助画面表示領域25に説明資料の表題等と共に頁識別番号を表示すると共に現在頁を色替え等によって区別し、頁識別番号等を説明者が指等で選択して資料画面の切替えを行うようにしてもよい。これによって説明の効率化を更に図ることができる。
上記のように第2実施の形態例においては、第1実施の形態例の効果に加えて、資料画面に手書画面を重ねて表示することによって、説明を行っている部位を確実に被説明者へ伝えることができ、非説明者の理解を更に促進することができる。
【0075】
また、画面表示装置の表示画面に操作ボタンを設け、この「次頁」「前頁」「印刷」「保存」等の操作ボタンの信号によってコンピュータのプログラムを制御するようにしたことによって、説明者が表示画面のみによって画面の切替え等が行えるようになり、更に操作の煩雑さを解消して適切なタイミングで画像を表示することができると共に、マウスを省略することができ書画カメラ装置の簡素化を図ることができる。
【0076】
更に、画面表示装置の表示画面を大型の画面にしてボタン表示領域や補助画面表示領域をカメラ部の撮影視野の外に設けたことによって、被説明者への不要の画面の表示が防止できると共に、説明者はカルテや出欠表、出席者リスト等のデータ、説明原稿、特記事項等を同時に参照することが可能となり、より詳細な説明を行うことが可能となる。
【0077】
更に、資料画面をこれに書き加えた手書画面と共に印刷や保存ができるようにしたことによって、説明に用いた資料を記録することが可能となる。
更に、カメラ部が撮影する資料画面の撮影倍率を変更可能とし、その撮影視野をセットガイドによって表示するようにしたことによって、撮影範囲が明確になり、表示の欠損を防止することができると共に、実物試料や印刷物等を置く場所が明確となって試料の位置合わせに要する時間を短縮することができる。
【0078】
このことは特に通信ネットワークによってカメラ部が撮影した画像データを送信してディスプレイ等に表示する場合に、表示される画像の範囲の視認が容易となるため有効である。
更に、実物試料や印刷物等を表示する場合に背景色を濃い色や薄い色の一色とし、資料画面として表示することによって、実物試料や透明なシートを用いた印刷物であっても明瞭な表示を行うことができる。
【0079】
更に、通信ネットワークを介して説明資料データを取得することができるようにしたことによって、補足説明のための実物試料や印刷物等を持参するだけで説明を行うことができるようになる他、インターネット等によって複数のサーバから説明資料データを取得することも可能となり、書画カメラ装置を携行しなくても説明を行うことが可能となる。
【0080】
第3実施の形態例
図15は第3実施の形態を示す斜視図、図16はその説明図である。
なお、上記第1実施の形態例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図15、図16において、51は鏡であり、画面表示装置2の表示画面3の近傍に設けられ、説明者の顔の像が反射によってカメラ部5の撮影視野に入るように傾斜した鏡面52を有している。
【0081】
上記の構成の作用について説明する。
説明者が画面表示装置2の表示画面3の資料画面を見ながら説明を行うと、説明者の顔の像が鏡51の鏡面52によって反射され、説明者の顔がカメラ部5によって撮影される。
カメラ部5が撮影した画像は、プロジェクタ7へ送られスクリーン8に説明者の顔と共に表示される。
【0082】
これによって、第1実施の形態例の効果に加えて、説明者の顔を撮影する別に設けたカメラを省略でき、書画カメラ装置の簡素化を図ることができると共に、説明者の表情を資料画面と同時に被説明者に伝えることができる。このことは特に被説明者が患者や学生の場合に、被説明者の安心感を高めることができ有効である。
【0083】
なお、上記各実施の形態例においては、画面位置検出手段は画面を指等で触れて押圧することで画面上の位置を検出するとして説明したが、超音波や電波によって画面上の位置を検出するタブレット等を画面位置検出手段として設けた場合に、それに用いる超音波や電波の発信機を内蔵したペン等によって行うようにすれば、本発明と同様の効果を得ることができる。
【0084】
更に、上記各実施の形態例においては、コンピュータや画面表示装置、カメラ部、別々に設置するとして説明したが、これらを一つの装置に統合、または一つの筐体に梱包できるようにしてもよい。これによって書画カメラ装置の携行が容易となる。
この場合に、プロジェクタは別々であってもよく、統合した装置に組込むようにしてもよい。
【0085】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明は、データファイル化された説明資料を資料画面として画面表示装置に供給してその表示画面に表示し、画面上の指先や実物試料、印刷物等の撮影対象物をカメラ部が共に撮影して被説明者に表示するようにしたことによって、装置の切替え等による説明者の操作の煩雑さを解消でき、適切なタイミングで画像を表示することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態を示す斜視図
【図2】第1実施の形態のコンピュータを示すブロック図
【図3】第1実施の形態の画面供給処理を示すフローチャート
【図4】第2実施の形態を示す斜視図
【図5】第2実施の形態の表示画面の表示例
【図6】第2実施の形態のカメラ部を示す側面図
【図7】第2実施の形態のカメラ位置検出装置を示すブロック図
【図8】第2実施の形態のコンピュータを示すブロック図
【図9】第2実施の形態の画面供給処理を示すフローチャート1
【図10】第2実施の形態の画面供給処理を示すフローチャート2
【図11】第2実施の形態の画面供給処理を示すフローチャート3
【図12】第2実施の形態の画面供給処理を示すフローチャート4
【図13】第2実施の形態の画面供給処理を示すフローチャート5
【図14】第2実施の形態の画面供給処理を示すフローチャート6
【図15】第3実施の形態を示す斜視図
【図16】第3実施の形態を示す説明図
【符号の説明】
1 コンピュータ
2、21 画面表示装置
3、22 表示画面
4 マウス
5 カメラ部
6 支柱
7 プロジェクタ
8 スクリーン
11 制御部
12 記憶部
13 表示部
14 入力部
15 記録媒体読取書込部
23 画面位置検出手段
24 資料画面表示領域
25 補助画面表示領域
26 ボタン表示領域
27 セットガイド
28 画像配信装置
29 通信ネットワーク
30 プリンタ
31 カメラ位置検出装置
32 カメラ位置センサ
33 位置検出回路
34 AD変換回路
35 インターフェース回路
41 通信部
42 印刷部
51 鏡
52 鏡面
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ部で撮影した画像データを離れた場所に表示する書画カメラ装置およびそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の書画カメラ装置の従来技術としては、特開平11−151207号の技術がある。
これは、患者に送信する画像等を表示するモニタディスプレイの画面にタッチパネルを組込み、複数のアイコンを画面に表示して入力操作を容易にすると共に、フラットヘッド型バックライトと対向する書画用カメラによってフラットヘッド型バックライト上に載せられた印刷物または現像済みのレントゲンフィルム等を撮影した画像、モニタディスプレイの手前に別に設けた対話用カメラによって撮影した医師の顔およびデータベースに記録されているCTスキャン等の画像を遠隔地の患者へ送信して表示するという技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術においては、データファイル化されたCTスキャン等の資料と紙に印刷された印刷物や現像済みのフィルムの画像等を併用する場合は、装置の切替え等により操作が煩雑になり、適切なタイミングでの画像の表示が困難であるという問題がある。
【0004】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、装置の切替え等による操作の煩雑さを解消し、適切なタイミングで画像を表示できる書画カメラ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、書画カメラ装置が、カメラ部と外部から供給された資料画面を表示する画面表示装置とを備え、前記画面表示装置の表示画面と前記カメラ部とを対向配置し、前記カメラ部が前記表示画面の資料画面と、カメラ部と資料画面との間に介在させた撮影対象物とを共に撮影した画像データを表示することを特徴とする。
【0006】
また、カメラ部と資料画面を表示する画面表示装置とを備える書画カメラ装置のプログラムを実行する前記画面表示装置に資料画面を供給する資料画面供給装置の制御部を、前記画面表示装置に資料画面を供給する資料画面供給装置の制御部を、前記画面表示装置に資料画面を供給する資料画面出力手段と、前記画面表示装置の表示画面に設けた画面位置検出手段によって取得した手書データを受付ける手書データ受付手段と、前記資料画面と前記手書データの軌跡を重ねて表示する手書画面表示手段と、前記画面表示装置の表示画面に操作ボタンを表示する操作ボタン表示手段と、選択された前記操作ボタンの前記画面位置検出手段による検出信号を受付ける検出信号受付手段と、前記検出信号によって、前記選択された処理に分岐する選択処理分岐手段として機能させることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明による書画カメラ装置の実施の形態について説明する。
第1実施の形態例
図1は第1実施の形態を示す斜視図、図2はそのコンピュータを示すブロック図である。
【0008】
1は資料画面供給装置としてのパーソナルコンピュータ等のコンピュータであり、データファイル化された資料等の資料画面を作成して供給する「資料画面供給プログラム」を実行する。
2は画面表示装置であり、コンピュータ1と接続し、鮮明な画像を表示することができるLCD等の表示画面3を有しており、コンピュータ1から供給された資料画面等を表示する。
【0009】
また、画面表示装置2は略平板状に製作され、机上等に置いたときに表示画面3が略水平になるように構成されている。
4はマウスであり、コンピュータ1と接続し、遠隔医療の医師や講演会の講師、ラボ教室の教師等の説明者が説明用の資料画面の切替え等の操作を行うために使用する。
【0010】
5はカメラ部であり、画面表示装置2の表示画面3と対向する位置に配置され、CCD(Charge Coupled Device)を用いたビデオカメラ等の撮影した画像を画像データに変換する機能を有するカメラであり、自動焦点機能を備えており、比較的焦点深度が深くなるよう設定されている。
6は支柱であり、カメラ部5の撮影視野に画面表示装置2の表示画面3に表示される資料画面の全てが入るようにカメラ部5を支える。
【0011】
なお、支柱6は画面表示装置2のフレーム等に固定するようにしてもよく、別に設けた台座に固定し、画面表示装置2に隣接して設置するようにしてもよい。
7はプロジェクタであり、カメラ部5と接続されてカメラ部5から離れた場所に設置されており、カメラ部5が撮影した画像データをスクリーン8に投射して表示する。
【0012】
図2において、11はコンピュータ1の制御部であり、コンピュータ1の各部を制御する。
12は記憶部であり、制御部11が実行する資料画面供給プログラムや制御部11による処理結果等を格納する。
13は表示部であり、画面表示装置2と接続しており、制御部11から送られた資料画面等を画面表示装置2の表示画面3が表示できる画面表示データに変換する機能を有している。
【0013】
14は入力部であり、マウス4と接続しており、マウス4の出力を受入れて制御部11が利用できる入力データに変換する機能を有している。
15は記録媒体読取書込部であり、挿入されたフロッピディスク等の記録媒体に記録されているデータファイル化された説明資料データ等を読取ると共に制御部11による処理結果等を記録媒体に書込む機能を有している。
【0014】
上述したの構成の作用について説明する。
説明者は、予め説明用の資料を説明の順序を示す頁識別番号と共にデータファイル化した説明資料データを記録媒体に記録して準備する。
説明者が書画カメラ装置を用いて説明を行う場合のコンピュータ1が実行する画面供給処理の作動について、図3に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って説明する。
【0015】
S1、説明者は、コンピュータ1によって資料画面供給プログラムを立上げ、準備した記録媒体を記録媒体読取書込部15へ挿入する。
コンピュータ1の制御部11は、記録媒体読取書込部15に挿入されている記録媒体から説明資料データを記録媒体読取書込部15によって読取り、これを頁識別番号の順に並べて記憶部12に格納すると共に、現在頁識別番号を「0」として記憶部12に保存する一方、最終頁識別番号を抽出して記憶部12に保存する。
【0016】
これと並行して制御部11は、表示部13によって画面表示装置2に、説明資料の表題等の開始画面を供給して表示画面3に表示する。
S2、開始画面の供給が終了すると、制御部11は入力部14からの信号を待つ入力割込待状態で待機する。
説明者はマウス4によって説明用の資料画面を切替えるため、マウス4のボタンをクリックする。
【0017】
この信号を入力部14が受付けて制御部11へ送付すると、制御部11はこれを契機としてステップS3へ分岐する。
S3、制御部11は、入力部14からの信号によって表示頁の設定を行う。
すなわち、マウス4からの信号が「左クリック」の信号であれば、次の資料画面を表示するために記憶部12の現在頁識別番号に「1」を加えて更新し、「右クリック」の信号であれば、一つ前の資料画面を表示するために現在頁識別番号から「1」を減じて更新する。
【0018】
S4、制御部11は、更新された現在頁識別番号と記憶部12に保存している最終頁識別番号とを比較し、更新された現在頁識別番号が最終頁識別番号より大きい場合は、終了と判断して資料画面供給プログラムを終了させる。それ以外の場合はステップS5へ移行する。
S5、制御部11は、更新された現在頁識別番号が「0」以下の場合は、エラーと判断してステップS6へ移行する。更新された現在頁識別番号が「0」よりも大きい場合はステップS7へ移行する。
【0019】
S6、制御部11は、最初の資料より前の頁を指定した旨を表示するエラー画面を生成し、これを表示部13によって画面表示装置2に供給して表示画面3に表示されている資料画面に重ねて表示し、ステップS2へ戻って入力割込待状態で待機する。
説明者は表示されたエラー画面によってその内容を確認し、改めてマウス4のボタンを押下することにより説明の継続を行うようにする。
【0020】
S7、制御部11は資料画面作成処理を行う。
すなわち、制御部11は、更新された現在頁識別番号を基に、記憶部12に格納されている説明資料データの該当する頁識別番号を有する説明資料データを特定し、これに表示枠等の所定の内容を追加する等して資料画面を作成する。
S8、制御部11は、資料画面を表示部13によって画面表示装置2に供給して表示画面3に表示し、ステップS2へ戻って入力割込待状態で待機する。
【0021】
このようにして、画面表示装置2の表示画面3には説明用の資料画面が表示され、対向配置されたカメラ部5によって表示画面3に表示された資料画面が撮影されてその画像データが離れた場所に設置されているプロジェクタ7へ送られ、スクリーン8に投射されて被説明者に表示される。
この時、カメラ部5は、表示画面3に表示された資料画面の部位を指した指先やペン等および資料画面上に置かれた実物試料やデータファイル化が間に合わなかった印刷物、講演会場等で手渡された印刷物等の撮影対象物も同時に撮影するため、これらを共に撮影した画像データをスクリーン投射して表示することも可能となる。
【0022】
この作動を順次繰返すことによって、説明者の説明が終了する。
以上のように、本実施の形態では、データファイル化された説明資料を資料画面として画面表示装置に供給してその表示画面に表示し、画面上の指先や実物試料、印刷物等の撮影対象物をカメラ部が共に撮影して被説明者に表示するようにしたことによって、装置の切替え等による説明者の操作の煩雑さを解消でき、適切なタイミングで画像を表示することができる。
【0023】
また、これによって資料画面の説明している部位の指差や実物試料の回転表示、その場で示された印刷物等の資料の表示等が可能となり、非説明者の理解を促進ことができる。
なお、ステップS7で説明した資料画面の作成は、ステップS1で記録媒体から説明資料データを読取ったときに、資料画面を作成して記憶部に説明の順序に従って格納し、これを順次表示するようにしてもよい。これによって画面の切替え時間の短縮を図ることができる。
【0024】
また、資料画面供給プログラム自体に作画機能等を付与して説明資料を作成するようにし、これを資料画面データとして記憶部に格納して用いるようにしてもよい。
更に、画面表示装置の表示画面は略水平であるとして説明したが、表示画面を斜めに設置してカメラ部を可動式の支柱で支えて表示画面と対向配置可能とし、資料落下防止の枠を設けるようにしてもよい。これによって説明者の疲労を軽減することができる。
【0025】
第2実施の形態例
図4は第2実施の形態を示す斜視図、図5はその表示画面の表示例、図6はそのカメラ部を示す側面図、図7はそのカメラ位置検出装置を示すブロック図、図8はそのコンピュータを示すブロック図である。
なお、上記第1実施の形態例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0026】
図4において、21は画面表示装置であり、コンピュータ1と接続し、鮮明な画像を表示することができるLCD等の大型の表示画面22と、この表示画面22を覆いそれが透視可能なタッチパネルやタブレット等の画面位置検出手段23との組合せ等で構成されており、コンピュータ1から供給された資料画面等を表示する一方、画面位置検出手段23によって表示画面22上の座標位置を検出して出力する。
【0027】
大型の表示画面22は、図5に示すように資料画面表示領域24、補助画面表示領域25およびボタン表示領域26に区分され、それぞれの領域に以下に示す画面が表示される。
資料画面表示領域24には、説明資料の資料画面が表示される他、カメラ部5が撮影視野を示すセットガイド27が表示される。
【0028】
補助画面表示領域25には、説明原稿や患者のカルテ等の説明資料以外の補助資料が表示される。
ボタン表示領域26には、操作ボタンが表示され、資料画面表示領域24の画面のハードコピーを印刷するための「印刷」ボタンとその内容をデータとして保存するための「保存」ボタン、次の資料画面に移行するための「次頁」ボタン、一つ前の資料画面に戻るための「前頁」ボタンおよびOHPシートのような透明なシートを表示する場合に背景色を変更するための「OHP」ボタンが表示される。
【0029】
28は画像配信装置であり、カメラ部5が撮影した画像データをLAN(Local Area Networak)や通信回線等を利用した通信ネットワーク29よって遠隔地等の離れた場所に設置されたディスプレイまたは端末に表示することが可能なように画像データを通信ネットワーク29が利用できる言語に変換して送信する機能を有している。
【0030】
30はプリンタであり、コンピュータ1から出力された印刷データを紙葉類に印刷する。
図6において、31はカメラ位置検出装置であり、支柱6に往復動可能に設置されたカメラ部5の位置を検出する。
なお、カメラ部5は撮影倍率の変更が可能なように、カメラ部5が支柱6の表示画面22の反対側の端部に位置したときに、カメラ部5の撮影視野に資料画面表示領域24の資料画面の全てが入るように設定され、説明者等によってカメラ部5が表示画面22に近づけられたときに、撮影倍率が大きくなり、資料画面の部分が拡大されて撮影されるように構成されている。
【0031】
図7において、32はポテンショメータ等のカメラ位置センサであり、カメラ位置検出装置31に組込まれおり、支柱6に往復動可能に設置されたカメラ部5の位置を検出するため、ポテンショメータの抵抗値の変化を電圧値の変化等を位置情報として出力する。
33は位置検出回路であり、カメラ位置検出装置31に組込まれており、カメラ位置センサ32が出力した位置情報のアナログ値をデジタル値に変換するAD(Analog to Digital)変換回路34とデジタル値に変換された位置情報をコンピュータ1の入力部14に出力するインターフェース回路35とから構成されている。
【0032】
図8において、41は通信部であり、通信ネットワーク29と接続しており、制御部11と通信ネットワーク29との間の通信を相互に行うため、それぞれが利用できる言語に相互に変換する機能を有している。
42は印刷部であり、制御部11から送られた印刷データをプリンタ30が印刷できるデータに変換する機能を有している。
【0033】
なお、入力部14は、画面表示装置2に設けられた画面位置検出手段23およびカメラ位置検出装置31の位置検出回路33と接続しており、それぞれの出力を受入れて制御部11が利用できる入力データに変換する機能を有している。
上述した構成の作用について説明する。
説明者は、予め説明資料をその説明原稿等の補助資料と説明の順序を示す頁識別番号と共にデータファイル化して説明資料データを記録媒体または通信ネットワーク29に接続したサーバや説明者のパーソナルコンピュータ等に記録して準備する。
【0034】
説明者が書画カメラ装置を用いて説明を行う場合のコンピュータ1が実行する画面供給処理の作動について、図9〜図14に示すフローチャートを用いて説明する。
なお、ステップ名は、図9はS、図10はSA、図11はSB、図12はSC、図13はSD、図14はSEによって示す。
【0035】
S11(図9)、説明者は、コンピュータ1によって資料画面供給プログラムを立上げ、準備した記録媒体を記録媒体読取書込部15へ挿入する。
コンピュータ1の制御部11は、記録媒体読取書込部15に挿入されている記録媒体から説明資料データを記録媒体読取書込部15によって読取り、これを頁識別番号の順に並べて記録部12に格納すると共に、現在頁識別番号を「0」として記憶部12に保存する一方、最終頁識別番号を抽出して記憶部12に保存する。
【0036】
これと並行して制御部11は、表示部13によって画面表示装置21へ説明資料の表題等の開始画面を供給して図5に示す表示画面22の資料画面表示領域24に表示する。
この時、ボタン表示領域26の画面には、「印刷」「保存」「前頁」「次頁」「OHP」ボタンの各操作ボタンが表示される。
【0037】
なお、説明資料データがサーバ等に記録されている場合は、説明者は説明資料データが記録されているサーバ等のアドレス等を入力し、制御部11は通信部41によって通信ネットワーク29を介して入力されたアドレスのサーバ等に接続し、記録されている説明資料データを読取って取得するようにする。
S12、開始画面の供給が終了すると、制御部11は入力部14からの信号を待つ入力割込待状態で待機する。
【0038】
また、制御部11は、後述するステップS24のカメラ部5の位置変化を監視する処理を並行して実行するマルチタスク処理を行っている。
説明者は、資料画面を切替える必要がある場合は、画面表示装置21の表示画面22のボタン表示領域26に表示されている「次頁」または「前頁」ボタンを指で押下する。
【0039】
資料画面表示領域24に表示されている現在頁の資料画面の特定の部位に手書の説明を加える必要がある場合は、その資料画面に指またはペンや鉛筆等(以下、指等という。)で触れてその内容を記述する。
現在表示されている画面を印刷する必要がある場合は「印刷」ボタンを、これを記録媒体等に保存する必要がある場合は「保存」ボタンを指等で押下する。
【0040】
OHPシート等の透明なシートや実物試料の表示のために背景色を変更する必要がある場合は「OHP」ボタンを指等で押下する。
操作ボタンが押下された信号は、画面位置検出手段23によって検出され、この検出信号を入力部14が受付けて制御部11へ送付すると、制御部11はこれを契機としてステップS13へ分岐する。
【0041】
なお、操作ボタンの種類等の判断は、制御部11が画面位置検出手段23によって検出された指等が画面に触れた位置の座標位置と、予め設定されている操作ボタン等の座標位置とを照合して行う。
S13、制御部11は、入力部14からの信号が「次頁」ボタンまたは「前頁」ボタンが押下された信号であればステップS14へ、それ以外の信号であればステップS19へ移行する。
【0042】
S14、制御部11は表示頁の設定を行う。
すなわち、制御部11は、入力部14からの信号が「次頁」ボタンが押下された信号であれば記憶部12の現在頁識別番号に「1」を加えて更新し、「前頁」ボタンが押下された信号であれば現在頁識別番号から「1」を減じて更新する。
S15、制御部11は、更新された現在頁識別番号と記憶部12に保存している最終頁識別番号を比較し、更新された現在頁識別番号が最終頁識別番号より大きい場合は、終了と判断して資料画面供給プログラムを終了させる。それ以外の場合はステップS16へ移行する。
【0043】
S16、制御部11は、更新された現在頁識別番号が「0」以下の場合は、エラーと判断してステップS23へ移行する。更新された現在頁識別番号が「0」よりも大きい場合はステップS17へ移行する。
S17、制御部11は資料画面等作成処理を行う。
すなわち、制御部11は、更新された現在頁識別番号を基に、記憶部12に格納されている説明資料データの該当する頁識別番号を有する説明資料データを特定し、その説明資料に表示枠等の所定の内容を追加する等して資料画面を、その説明原稿等の補助資料によって補助画面を作成する。
【0044】
S18、制御部11は、表示部13によって資料画面および補助画面を画面表示装置21へ供給してそれぞれの画面を表示画面22の資料画面表示領域24および補助画面表示領域25に表示し、ステップS12へ戻って入力割込待状態で待機する。
説明者は、補助画面を参照しながら資料画面の説明を行う。
【0045】
S19、制御部11は、入力部14からの信号が画面位置検出手段23からの手書データの入力であるときは、接続子Aを介して図10に示すステップSA1へ分岐する。それ以外のときはステップS20へ移行する。
SA1、制御部11は手書画面生成処理を行う。
すなわち、説明者が指等で資料画面表示領域24の画面を触れながら記述した図形や文字等の座標位置を画面位置検出手段23が順次検出して入力部14へ出力し、これを入力部14が制御部11へ送付する。
【0046】
制御部11は、この座標位置を順次記憶して一定時間が経過すると、順次記憶していた座標位置を基に、その軌跡を所定の色および所定の太さの線とし、背景色を透明とした手書画面を生成する。
SA2、制御部11は表示部13によって手書画面を画面表示装置21へ供給し、表示画面22の資料画面表示領域24に表示されている現在頁の資料画面に重ねて表示する。
【0047】
SA3、制御部11は、所定の時間座標位置の送付が停止した場合は、手書データの入力が終了したと判断し、接続子Fを介して図9に示すステップS12へ戻って入力割込待状態で待機する。
座標位置の送付が継続している場合は、ステップSA1へ戻り、手書画面生成処理を継続する。
【0048】
なお、手書による表示が多くなり過ぎた場合等に用いる「手書消去」ボタンをボタン表示画面26に設け、これによって手書画面を任意の時期に消去できるようにしてもよい。
S20、制御部11は、入力部14からの信号が「印刷」ボタンが押下された信号であれば、接続子Bを介して図11に示すステップSB1へ分岐する。それ以外であればステップS21へ移行する。
【0049】
SB1、制御部11は、画面表示装置21の表示画面22の資料画面表示領域24に表示されている現在頁の資料画面および上記手書画面が重ねて表示されている場合はその画面も含んだ現在表示されている画面(以下、現在画面という。)の画面情報を取得する。
SB2、制御部11は取得した画面情報を基にプリンタ30によって印刷する印刷データを作成する。
【0050】
SB3、制御部11は、作成した印刷データを印刷部42へ送付し、印刷部42がこれをプリンタ30が印刷できるデータに変換して出力する。
出力されたデータを受取ったプリンタ30は、このデータを紙葉類等に印刷する。
印刷データの送付を終えた制御部11は、接続子Fを介して図9に示すステップS12へ戻って入力割込待状態で待機する。
【0051】
S21、制御部11は、入力部14からの信号が「保存」ボタンが押下された信号であれば、接続子Cを介して図12に示すステップSC1へ分岐する。それ以外であればステップS22へ移行する。
SC1、制御部11は、画面表示装置21の表示画面22の資料画面表示領域24に表示されている現在画面の画面情報を取得する。
【0052】
SC2、制御部11は、取得した画面情報を基に、記録媒体に保存する保存データを作成する。
SC3、制御部11は、作成した保存データを記録媒体読取書込部15へ送付し、記録媒体読取書込部15がこれを挿入されている記録媒体に記録して格納する。
【0053】
保存データの送付を終えた制御部11は、接続子Fを介して図9に示すステップS12へ戻って入力割込待状態で待機する。
なお、保存データの格納は、記憶部12または図示しない外部記憶装置に格納するようにしてもよい。
S22、制御部11は、入力部14からの信号が「OHP」ボタンが押下された信号であれば、接続子Dを介して図13に示すステップSD1へ分岐する。それ以外であればステップS23へ移行する。
【0054】
SD1、制御部11は、画面表示装置21の表示画面22の資料画面表示領域24に表示されている現在画面を一時消去する。
SD2、制御部11は、実物試料や不透明な紙に印刷された資料等が鮮明に撮影されるように資料画面の全ての面を黒色や濃紺等の比較的濃い色にした実物試料背景色の背景色画面を画面表示装置21へ供給して表示画面22の資料画面表示領域24に表示する。
【0055】
SD3、制御部11は、所定の時間以内に2回目の「OHP」ボタンの押下があった場合はステップSD4へ、所定の時間経過しても2回目の「OHP」ボタンの押下がない場合はステップSD5へ移行する。
SD4、制御部11は、OHPシートのような透明なシートに印刷された資料が鮮明に撮影されるように資料画面の全ての面を白色や薄いブルー等の比較的薄い色にした透明資料背景色の背景色画面を画面表示装置21へ供給して表示画面22の資料画面表示領域24に表示する。
【0056】
SD5、制御部11は、再度の「OHP」ボタンの押下を待つ背景色画面終了待状態で待機し、再度「OHP」ボタンが押下されたときに背景色画面の表示が終了したと判断し、これを契機としてステップSD6へ移行する。
SD6、制御部11は、背景色画面を消去し、一時消去した現在画面を画面表示装置21に供給して表示画面22の資料画面表示領域24に再表示する。
【0057】
現在画面の供給を終えた制御部11は、接続子Fを介して図9に示すステップS12へ戻って入力割込待状態で待機する。
なお、背景色の種類は補助画面表示領域25等に背景色の種類を表示して選択できるようにしてもよい。
また、ステップSD2で補助画面表示領域25の画面上に実物試料背景色を表示するための「実物試料背景色」ボタン、透明資料背景色を表示するための「透明資料背景色」ボタンおよび現在画面を再表示するための「終了」ボタンを表示し、説明者がこれらのボタンを選択して各背景色や現在画面を切替えるようにしてもよい。
【0058】
これによって、実物試料を説明した直後にOHPシートに印刷された資料を表示する場合等の表示のタイミングを更に適切なものとすることができる。
S23、制御部11はエラー処理を行う。
すなわち、更新された現在頁識別番号が「0」以下であることを認識した場合は最初の資料画面より前の頁を指定した旨を、それ以外の場合はプログラムに含まれていない信号を受付けたと判断してその旨を表示するエラー画面を生成し、これを表示部13によって画面表示装置21に供給して表示画面22の資料画面表示領域24の現在画面に重ねて表示し、ステップS12へ戻って入力割込待状態で待機する。
【0059】
説明者は表示されたエラー画面によってその内容を確認し、改めてボタン表示領域26の操作ボタンを押下することにより説明の継続を行うようにする。
このようにして、画面表示装置22の表示画面22には説明用の資料画面が表示され、これに対向配置されたカメラ部5によって表示画面22の資料画面表示領域24に表示された資料画面や実物資料、印刷物等が撮影され、その画像データは画像配信装置28によって通信ネットワーク29を経由して、遠隔医療の患者の自宅やラボ教室の学生の席等の離れた場所に設置されているディスプレイや端末に送れて患者や学生等の被説明者に表示される。
【0060】
なお、講演会場のように一度に多数の聴衆等の被説明者に資料画面等を表示する必要がある場合には、第1実施の形態例と同様にしてプロジェクタによってスクリーン投射して表示するようにしてもよい。
また、ステップS23で説明したエラー画面の表示は補助画面表示領域25へ表示するようにしてもよい。これによって不要な画面が被説明者のディスプレイ等へ表示されることを防止することができる。
【0061】
上記の過程で、資料画面や実物資料、印刷物等を拡大して表示する必要がある場合は、説明者は支柱6に往復動可能に設置されているカメラ部5を資料画面に近づけ、撮影倍率を大きくして資料画面等の部分を拡大した画面を表示して説明を行う。
以下にその場合にコンピュータが実行する画面供給処理の作動について図9および図14に示すフローチャートを用いて説明する。
【0062】
S24、制御部11は、マルチタスク処理によってカメラ部5の位置をカメラ位置検出装置31の位置検出回路33からの出力によって常に監視しており、入力部14に入力される位置検出回路33の出力に変化がない場合は位置変化入力待状態で待機し、位置検出回路33の出力に変化があったことを契機として接続子Eを介して図14に示すステップSE1へ分岐する。
【0063】
SE1、制御部11は入力部14によってカメラ部5の位置情報を取得する。すなわち、カメラ位置センサ32がカメラ部5の位置情報を電圧値等によって出力し、このアナログ値をAD変換回路34がデジタル値に変換する。
デジタル値に変換された位置情報はインターフェース回路35によってコンピュータ1の入力部14を経由して制御部11へ送られる。
【0064】
制御部11は、これによってカメラ部5と画面表示装置21の表示画面22との距離を位置情報として取得することができる。
SE2、制御部11は表示画面22の資料画面表示領域24の全体をカメラ部5が撮影する撮影倍率を「1」とし、そのカメラ部5と表示画面22の距離と取得した位置情報とによって撮影倍率を演算する。
【0065】
上記カメラ位置検出装置31およびステップSE1、SE2よって撮影倍率検出手段が構成され、撮影倍率が検出される。
SE3、制御部11は、検出された撮影倍率を基に、カメラ部5が撮影している表示画面22の資料画面表示領域24の撮影領域を演算し、これを図5に示すように拡大されて表示される撮影領域の4隅を示す鉤括弧状のセットガイド27を透明な背景に表示したセットガイド画面を生成する。
【0066】
SE4、制御部11は、セットガイド画面を表示部13によって画面表示装置21に供給して表示画面22の資料画面表示領域24の現在画面に重ねて表示し、接続子Gを介して図9に示すステップS24へ戻って位置変化入力待状態で待機する。
以上によって、非説明者のディスプレイ等の画面には拡大された資料画面等が表示される。
【0067】
上記した作動を順次繰返すことによって、説明者の説明が終了する。
なお、実物試料背景色または透明資料背景色が表示されている場合に上記拡大操作が行われたときは、実物試料背景色または透明資料背景色においてもセットガイド27が鮮明に表示されるように、白等の薄い色または黒色等の濃い色でセットガイドが表示されるようにする。
【0068】
また、説明者が現在画面の特定の部位を拡大して表示する場合に、ボタン表示領域26等に「移動」ボタンを設け、これによって拡大する部位を変更できるようにしてもよい。
すなわち、説明者は上記ステップS24によって拡大されて表示される撮影領域のセットガイド27を表示した後に、ボタン表示領域26の「移動」ボタンを押下する。
【0069】
制御部11はステップS19等と同様にして、入力部14からの信号が「移動」ボタンが押下された信号であれば、現在画面の移動を行うルーチンへ分岐し、表示画面22の資料画面表示領域24に表示されている現在画面を説明者が指等で触れるのを待つ拡大位置入力待状態で待機する。
説明者が拡大すべき現在画面の部位の略中央を指等で触れ、指等を画面に触れながら資料画面表示領域24に表示されているセットガイド27の略中央へ指等を移動させる。
【0070】
これを上記ステップSA1と同様にして画面位置検出手段23からの出力を制御部11が移動データとして順次記憶し、一定時間経過後にも指等の移動が行われなくなったことによって移動データの入力終了を判断してその移動の始点と終点を認識する。
移動の始点と終点を認識すると、制御部11は始点の現在画面の部位を終点の位置に移動させる移動処理を行い、拡大して表示する現在画面の部位をセットガイド27の略中央の位置へ移動させる。
【0071】
この作動は、「移動」ボタンの再押下または別に設けた「終了」ボタンや他の操作ボタンの押下を検知するまで継続され、制御部11は上記ボタン操作が行われたことを契機として押下されたボタンの認識を維持しながら図9に示すステップS12へ戻って入力割込待状態での待機または押下されたボタンに相当するルーチンへ分岐する。
【0072】
これによって、現在画面の中央以外の場所に表示されている現在画面の部位を拡大して表示することが可能となる。
更に、カメラ部5が撮影する資料画面の撮影倍率の変更は、説明者が直接カメラ部5を往復動させて変更するとして説明したが、カメラ部5をサーボモータ等で往復動させる移動機構を設け、補助画面表示領域25またはボタン表示領域26に撮影倍率を大きくするための「ズームUP」ボタンおよび撮影倍率を小さくするための「ズームDOWN」ボタンを設けてこれによって撮影倍率の変更を行うようにしてもよい。
【0073】
この場合に、カメラ部5にズーム機構や撮影倍率検出手段を内蔵し、これによって上記ボタンによる撮影倍率の変更を行うようにしてもよい。
更に、ステップS15において、説明の終了は更新された現在頁識別番号が最終頁識別番号より大きいことによって判断するとして説明したが、ボタン表示領域26に「終了」ボタンを設け、このボタンの押下によってプログラムの実行を終了するようにしてもよい。これによって任意のタイミングで説明を終了することができ、補足説明用に用意した説明資料等を飛ばして説明を行うことが可能となり、説明の効率化を図ることができる。
【0074】
更に、資料画面の表示は順次行うとして説明したが、補助画面表示領域25に説明資料の表題等と共に頁識別番号を表示すると共に現在頁を色替え等によって区別し、頁識別番号等を説明者が指等で選択して資料画面の切替えを行うようにしてもよい。これによって説明の効率化を更に図ることができる。
上記のように第2実施の形態例においては、第1実施の形態例の効果に加えて、資料画面に手書画面を重ねて表示することによって、説明を行っている部位を確実に被説明者へ伝えることができ、非説明者の理解を更に促進することができる。
【0075】
また、画面表示装置の表示画面に操作ボタンを設け、この「次頁」「前頁」「印刷」「保存」等の操作ボタンの信号によってコンピュータのプログラムを制御するようにしたことによって、説明者が表示画面のみによって画面の切替え等が行えるようになり、更に操作の煩雑さを解消して適切なタイミングで画像を表示することができると共に、マウスを省略することができ書画カメラ装置の簡素化を図ることができる。
【0076】
更に、画面表示装置の表示画面を大型の画面にしてボタン表示領域や補助画面表示領域をカメラ部の撮影視野の外に設けたことによって、被説明者への不要の画面の表示が防止できると共に、説明者はカルテや出欠表、出席者リスト等のデータ、説明原稿、特記事項等を同時に参照することが可能となり、より詳細な説明を行うことが可能となる。
【0077】
更に、資料画面をこれに書き加えた手書画面と共に印刷や保存ができるようにしたことによって、説明に用いた資料を記録することが可能となる。
更に、カメラ部が撮影する資料画面の撮影倍率を変更可能とし、その撮影視野をセットガイドによって表示するようにしたことによって、撮影範囲が明確になり、表示の欠損を防止することができると共に、実物試料や印刷物等を置く場所が明確となって試料の位置合わせに要する時間を短縮することができる。
【0078】
このことは特に通信ネットワークによってカメラ部が撮影した画像データを送信してディスプレイ等に表示する場合に、表示される画像の範囲の視認が容易となるため有効である。
更に、実物試料や印刷物等を表示する場合に背景色を濃い色や薄い色の一色とし、資料画面として表示することによって、実物試料や透明なシートを用いた印刷物であっても明瞭な表示を行うことができる。
【0079】
更に、通信ネットワークを介して説明資料データを取得することができるようにしたことによって、補足説明のための実物試料や印刷物等を持参するだけで説明を行うことができるようになる他、インターネット等によって複数のサーバから説明資料データを取得することも可能となり、書画カメラ装置を携行しなくても説明を行うことが可能となる。
【0080】
第3実施の形態例
図15は第3実施の形態を示す斜視図、図16はその説明図である。
なお、上記第1実施の形態例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図15、図16において、51は鏡であり、画面表示装置2の表示画面3の近傍に設けられ、説明者の顔の像が反射によってカメラ部5の撮影視野に入るように傾斜した鏡面52を有している。
【0081】
上記の構成の作用について説明する。
説明者が画面表示装置2の表示画面3の資料画面を見ながら説明を行うと、説明者の顔の像が鏡51の鏡面52によって反射され、説明者の顔がカメラ部5によって撮影される。
カメラ部5が撮影した画像は、プロジェクタ7へ送られスクリーン8に説明者の顔と共に表示される。
【0082】
これによって、第1実施の形態例の効果に加えて、説明者の顔を撮影する別に設けたカメラを省略でき、書画カメラ装置の簡素化を図ることができると共に、説明者の表情を資料画面と同時に被説明者に伝えることができる。このことは特に被説明者が患者や学生の場合に、被説明者の安心感を高めることができ有効である。
【0083】
なお、上記各実施の形態例においては、画面位置検出手段は画面を指等で触れて押圧することで画面上の位置を検出するとして説明したが、超音波や電波によって画面上の位置を検出するタブレット等を画面位置検出手段として設けた場合に、それに用いる超音波や電波の発信機を内蔵したペン等によって行うようにすれば、本発明と同様の効果を得ることができる。
【0084】
更に、上記各実施の形態例においては、コンピュータや画面表示装置、カメラ部、別々に設置するとして説明したが、これらを一つの装置に統合、または一つの筐体に梱包できるようにしてもよい。これによって書画カメラ装置の携行が容易となる。
この場合に、プロジェクタは別々であってもよく、統合した装置に組込むようにしてもよい。
【0085】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明は、データファイル化された説明資料を資料画面として画面表示装置に供給してその表示画面に表示し、画面上の指先や実物試料、印刷物等の撮影対象物をカメラ部が共に撮影して被説明者に表示するようにしたことによって、装置の切替え等による説明者の操作の煩雑さを解消でき、適切なタイミングで画像を表示することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態を示す斜視図
【図2】第1実施の形態のコンピュータを示すブロック図
【図3】第1実施の形態の画面供給処理を示すフローチャート
【図4】第2実施の形態を示す斜視図
【図5】第2実施の形態の表示画面の表示例
【図6】第2実施の形態のカメラ部を示す側面図
【図7】第2実施の形態のカメラ位置検出装置を示すブロック図
【図8】第2実施の形態のコンピュータを示すブロック図
【図9】第2実施の形態の画面供給処理を示すフローチャート1
【図10】第2実施の形態の画面供給処理を示すフローチャート2
【図11】第2実施の形態の画面供給処理を示すフローチャート3
【図12】第2実施の形態の画面供給処理を示すフローチャート4
【図13】第2実施の形態の画面供給処理を示すフローチャート5
【図14】第2実施の形態の画面供給処理を示すフローチャート6
【図15】第3実施の形態を示す斜視図
【図16】第3実施の形態を示す説明図
【符号の説明】
1 コンピュータ
2、21 画面表示装置
3、22 表示画面
4 マウス
5 カメラ部
6 支柱
7 プロジェクタ
8 スクリーン
11 制御部
12 記憶部
13 表示部
14 入力部
15 記録媒体読取書込部
23 画面位置検出手段
24 資料画面表示領域
25 補助画面表示領域
26 ボタン表示領域
27 セットガイド
28 画像配信装置
29 通信ネットワーク
30 プリンタ
31 カメラ位置検出装置
32 カメラ位置センサ
33 位置検出回路
34 AD変換回路
35 インターフェース回路
41 通信部
42 印刷部
51 鏡
52 鏡面
Claims (7)
- カメラ部と、外部から供給された資料画面を表示する画面表示装置とを備え、
前記画面表示装置の表示画面と前記カメラ部とを対向配置し、前記カメラ部が、前記表示画面の資料画面と、カメラ部と資料画面との間に介在させた撮影対象物とを共に撮影した画像データを表示することを特徴とする書画カメラ装置。 - 請求項1において、
前記表示画面に、該表示画面を覆う画面位置検出手段を設け、該画面位置検出手段によって取得した手書データの軌跡を、前記表示画面の資料画面に重ねて表示することを特徴とする書画カメラ装置。 - 請求項2において、
前記画面表示装置に対して外部から資料画面を供給する資料画面供給装置を設け、前記表示画面に操作ボタンを表示し、選択された操作ボタンを前記画面位置検出手段が検出し、この検出信号によって、前記資料画面供給装置を制御することを特徴とする書画カメラ装置。 - 請求項1から請求項3において、
前記表示画面の近傍に説明者の顔を映す鏡を設け、前記カメラ部が、前記表示画面の資料画面と共に前記鏡に映った説明者の顔の像を撮影することを特徴とする書画カメラ装置。 - 請求項1から請求項4において、
前記カメラ部が撮影倍率変更可能なカメラ部であり、その撮影倍率を検出する撮影倍率検出手段を設け、該撮影倍率検出手段で検出された撮影倍率に基づいて前記撮影倍率変更可能なカメラ部の撮影領域を前記表示画面の資料画面に重ねて表示することを特徴とする書画カメラ装置。 - 請求項1から請求項5において、
前記表示画面に表示されている資料画面を一時消去し、その全ての面に背景色を表示することを特徴とする書画カメラ装置。 - カメラ部と、資料画面を表示する画面表示装置とを備え、
前記画面表示装置に資料画面を供給する資料画面供給装置の制御部を、
前記画面表示装置に資料画面を供給する資料画面出力手段と、
前記画面表示装置の表示画面に設けた画面位置検出手段によって取得した手書データを受付ける手書データ受付手段と、
前記資料画面と前記手書データの軌跡を重ねて表示する手書画面表示手段と、
前記画面表示装置の表示画面に操作ボタンを表示する操作ボタン表示手段と、
選択された前記操作ボタンの前記画面位置検出手段による検出信号を受付ける検出信号受付手段と、
前記検出信号によって、前記選択された処理に分岐する選択処理分岐手段として機能させることを特徴とする書画カメラ装置のプログラム。
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