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JP2003528200A - 1,3−プロパンジオールを主成分とするカルボキシル官能性ポリエステルエポキシ樹脂粉体コーティング - Google Patents

1,3−プロパンジオールを主成分とするカルボキシル官能性ポリエステルエポキシ樹脂粉体コーティング

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Publication number
JP2003528200A
JP2003528200A JP2001569280A JP2001569280A JP2003528200A JP 2003528200 A JP2003528200 A JP 2003528200A JP 2001569280 A JP2001569280 A JP 2001569280A JP 2001569280 A JP2001569280 A JP 2001569280A JP 2003528200 A JP2003528200 A JP 2003528200A
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JP
Japan
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acid
glycol
polyester
powder coating
propanediol
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001569280A
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English (en)
Inventor
スミス,オリバー・ウエンデル
テムズ,シエルビイ・フリランド
チヨウ,リーチヤン
フオーシユナー,トーマス・クレイトン
ブーン,ウインダム・ヘンリー
Original Assignee
シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー filed Critical シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー
Publication of JP2003528200A publication Critical patent/JP2003528200A/ja
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09D167/00Coating compositions based on polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09D163/00Coating compositions based on epoxy resins; Coating compositions based on derivatives of epoxy resins
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Abstract

(57)【要約】 a)1種類以上の脂肪族グリコールと、1種類以上のポリカルボン酸および/または無水物とをエステル化触媒の存在下で反応させて得られるポリエステル樹脂であって、前記ポリエステルがカルボキシル鎖末端を有するように、前記ポリエステルをエンドキャッピング剤でエンドキャップしたポリエステル樹脂と、b)エポキシ樹脂架橋剤と、を反応させることによって得られ、前記脂肪族グリコールがモル基準で5から90%の1,3−プロパンジオールを含むポリエステル粉体コーティング組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、エポキシ樹脂で架橋させたポリエステルの粉体コーティングに関す
る。より詳細には、本発明は、カルボキシル官能性ポリエステル−エポキシコー
ティングに通常使用されるポリエステルの1,3−プロパンジオール(1,3−
PDO)による、可撓性および耐衝撃性を有意に向上させ、その他の重要な性質
は広範囲の1,3−PDO濃度にわたって変化しない、改質に関する。さらに、
1,3−PDOで改質したポリエステルは、100%ネオペンチルグリコールで
製造されたポリエステルよりも溶融粘度が低い。
【0002】 (発明の背景) 粉体コーティングの開発は、近年ますます重要になってきている。適用中に有
害な溶剤を放出しない粉体コーティングは、廃棄物の少ない非常に効率的な方法
で適用することができ、そのため特に環境に優しく経済的であると見なされてい
る。有用な粉体コーティングは、硬化性エポキシ樹脂粉体コーティングを使用す
ることによって得ることができる。現在市販されている多くの種類のエポキシ樹
脂粉体コーティングは、エポキシ樹脂で硬化する固体ポリエステルポリオールを
含有する。
【0003】 粉体コーティングの製造に使用されるポリマーは、大まかには熱硬化性または
熱可塑性のいずれかに分類される。熱可塑性組成物から誘導されるコーティング
と比較すると、熱硬化性コーティングは、一般に靭性が高く、溶剤および洗剤に
対する抵抗性が高く、金属基材に対する接着性が優れており、高温にさらされた
場合にも軟化しない。しかしながら、熱硬化性コーティングを硬化させる場合、
上述の所望の性質以外に、良好な平滑性、および可撓性を有するコーティングを
得るためには問題が生じる。
【0004】 熱硬化性粉体コーティングは、エポキシ、エポキシ−ポリエステル、ポリエス
テル−ウレタン、TGICポリエステル、およびアクリル樹脂に分類することが
できる。エポキシ−ポリエステルコーティングは、エポキシ粉体コーティングよ
りも優れた保色性およびUV耐性を有する。このようなコーティングは、冷蔵庫
、冷凍庫、洗濯機、ストーブ、およびその他の台所用品などの家具調度品、金属
製家具、建築業用天井パネル、シャワーキャビネット、自動車部品、農業用設備
、ならびに機械部品、工業部品および電気部品において広範囲に使用される。
【0005】 熱硬化性コーティング組成物に由来するコーティングは、優れた衝撃強さ、硬
度、可撓性、ならびに溶剤や化学物質に対する耐性を有するべきである。例えば
、シート状金属を種々の角度でたわませたり曲げたりする種々の家庭用器具およ
び自動車の製造に使用される物品への成形が意図される、シート(コイル)状の
鋼材のコーティングに使用される粉体コーティング組成物には、可撓性に優れて
いることが重要である。
【0006】 ネオペンチルグリコール系カルボキシルポリエステルなどのカルボキシルポリ
エステル、ならびにメラミン−ホルムアルデヒド、ベンゾグアナミン−ホルムア
ルデヒド、および尿素−ホルムアルデヒド架橋剤を主成分とする粉体コーティン
グ系がコーティング産業で使用されてきている。例えば、米国特許第57392
04号の記載内容を参照されたい。欧州特許第0008344号は、同様の系を
開示しており、1,3−PDOの使用にも言及している。
【0007】 ネオペンチルグリコールは、ポリエステル粉体コーティング用の配合物として
よく使用されており、これとともにテレフタル酸とイソフタル酸の混合物がそれ
ら自体、あるいは少量のトリメチロールプロパンによる分岐が行われた混合物と
して使用される。一般に可撓性、衝撃強さ、および靭性を向上させるためにこの
種の粉体コーティングに使用されるポリエステの改質が行われる場合、コーティ
ングに重要なその他の性質は損なわれる。他の有用となりうる改質剤としては、
アジピン酸、1,4−ブタンジオール、および2−メチル−1,3−プロパンジ
オールが挙げられる。
【0008】 その他の重要な性質を損なわずに耐衝撃性と可撓性を向上させるためのカルボ
キシル官能性ポリエステルエポキシ樹脂の粉体コーティング組成物への1,3−
プロパンジオールの混入は従来技術のあらゆる参考文献に記載されておらず、ま
た、1,3−PDOで改質したポリエステルが100%ネオペンチルグリコール
から得られたポリエステルよりも溶融粘度が低いことにも言及されていない。
【0009】 (発明の概要) 以上より、本発明は、 a)1種類以上の脂肪族グリコールと、1種類以上のポリカルボン酸および/
または無水物とをエステル化触媒の存在下で反応させ、ポリエステルがカルボキ
シル鎖末端を有するように、得られたポリエステルをエンドキャッピング剤でエ
ンドキャップしたポリエステル樹脂と、 b)エポキシ樹脂架橋剤と、 を反応させることによって得られ、脂肪族グリコールはモル基準で5から90%
の1,3−プロパンジオールを含むポリエステル粉体コーティング組成物を含む
【0010】 ネオペンチルグリコールを1,3−プロパンジオールで部分的に置き換えるこ
とによって、広範囲の1,3−プロパンジオール濃度にわたって配合物の耐衝撃
性と可撓性が向上し、その他の重要な性質は実質的に変化せず、1,3−PDO
で改質したポリエステルは100%ネオペンチルグリコールで合成したポリエス
テルよりも溶融粘度が低いことが分かった。
【0011】 本発明によると、 a)ネオペンチルグリコールと1,3−プロパンジオールの混合物(1,3−
プロパンジオールはモル基準で混合物の5から90%を構成する)を、テレフタ
ル酸とイソフタル酸の混合物(テレフタル酸とイソフタル酸の比率は90/10
から50/50の範囲内である)と、ジブチルスズオキシドの存在下で反応させ
、無水トリメリット酸を加えてエンドキャップすることによって得られるポリエ
ステル樹脂と、 b)ビスフェノールAとあらかじめ反応させておりエポキシ1つ当たりの分子
量が450から900である2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
のジグリシジルエーテルであるエポキシ樹脂架橋剤と、 を反応させることによって得られるポリエステル粉体コーティング組成物を提供
する。
【0012】 本発明によると、本発明の粉体コーティング組成物を使用して製造される任意
のコーティング製品もさらに提供する。
【0013】 (図面の簡単な説明) 例として添付の図面を参照しながら本発明を説明する。
【0014】 図1は、種々の配合物のガラス転移温度を示すグラフである。
【0015】 図2は、カルボキシポリエステル樹脂の示差走査熱量測定(DSC)曲線を示
すグラフである。
【0016】 図3は、ポリエステル/エポキシ複合粉体コーティング示差走査熱量測定(D
SC)曲線を示すグラフである。
【0017】 図4は、透明および着色ポリエステル/エポキシ粉体コーティングの光沢度を
示すグラフである。
【0018】 (発明の詳細な説明) 本発明では、好ましくはネオペンチルグリコール(NPG)である脂肪族グリ
コールを、モル基準で5から90%、好ましくは10から50%の1,3−プロ
パンジオール(1,3−PDO)で置き換えることによって、エポキシ樹脂架橋
ポリエステル粉体コーティングの耐衝撃性および可撓性を有意に向上させながら
、同時にその他の性質は100%NPGを使用した対照試料とほぼ同じとなり、
また1,3−PDOで改質したポリエステルは100%ネオペンチルグリコール
から得たポリエステルよりも溶融粘度が低いということを発見した。カルボキシ
ル基をキャップしたポリエステルについて調べた性質は、カルボキシ当量、酸価
、粉砕前の色、ガラス転移温度(T)、加工性、貯蔵安定性、前面/裏面耐衝
撃性、粉体流動特性、粉体反応性、硬度、接着性、MEK二重摩擦、ならびに耐
薬品性および汚染抵抗性であった。
【0019】 好ましいカルボキシルキャップポリエステルは、酸価が30から120mgK
OH/g、好ましくは40から110mgKOH/gであり、Tが40℃より
高温であるという性質を有する。酸価=56,100/当量(56,100は1
モルのKOH当たりの重量(単位mg))である。当量が低く酸価が高いと架橋
密度が高くて脆くなり、当量が高いまたは酸価が低いと架橋密度が低くなり、そ
のためにメチルエチルケトンおよび溶剤に対する抵抗性などの性能が低下する。
上記Tの範囲は、良好な貯蔵安定性を得るために一般に必要である。
【0020】 本発明のポリエステルの出発材料は、1,3−PDOなどの脂肪族グリコール
、芳香族ポリカルボン酸または無水物、エステル化触媒、および任意に使用され
る分岐剤である。本発明の硬化コーティングの出発材料は、1,3−PDO含有
ポリエステル、1種類以上のエポキシ樹脂、架橋触媒、ならびに任意に使用され
る調節剤、助剤、および添加剤である。
【0021】 好適な脂肪族グリコールは数平均分子量が62から500であり、エーテル機
、エステル基、および/またはカーボネート基を任意に含有してもよい。好適な
脂肪族グリコールとしては、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、
2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,3−および1,4−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、およびこれらのジオールの混合物が挙げられるが
、これらに限定されるものではない。その他の好適なジオールとしては、トリエ
チレングリコール、テトラエチレングリコール、トリプロピレングリコール、テ
トラプロピレングリコール、ヒドロキシル価が約56から168であるポリカー
ボネートジオール、二量体脂肪アルコール、およびこれらのジオールの混合物が
挙げられる。反応性ヒドロキシル成分(カルボキシル、アミド)は、単純なモノ
マー単位であってもよいし、あるいはオリゴマー単位または低分子量ポリマー単
位であってもよい。好ましいグリコールは、1,3−ブチレングリコールまたは
1,4−ブチレングリコール、エチレングリコールおよびプロピレングリコール
、ならびにネオペンチルグリコールなどの脂肪族グリコールである。ネオペンチ
ルグリコールが最も好ましく、本発明の実施例で使用した。後述するように、少
量の3価またはそれを超えるアルコールも有用である。
【0022】 好適な酸としては、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、セバシン酸、マ
レイン酸、フマル酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、マロン酸、ドデカ
ン二酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、および同様のポリカルボン酸、ある
いはそれらの混合物などの飽和、不飽和、脂肪族、または芳香族のポリカルボン
酸および/または無水物が挙げられる。本発明で好ましいポリカルボン酸および
/または無水物は、イソフタル酸、テレフタル酸、およびトリメリット酸、なら
びにこれらの無水物であり、これらは単独あるいは混合して使用される。この反
応段階では酸の形態で使用することが好ましい。テレフタル酸とイソフタル酸の
90/10から50/50のモル比の混合物が最も好ましい。
【0023】 少量のトリオールまたは4価以上のアルコールなどの分岐剤も有用である。好
適な分岐剤としては、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、または
ペンタエリスリトールが挙げられるが、これらに限定されるものではない。トリ
メチロールプロパンが好ましかった。
【0024】 本発明のカルボキシル官能性ポリエステルは2段階工程で合成してもよい。こ
れはエステル化反応である。第1段階では、テレフタル酸(TPA)、イソフタ
ル酸(IPA)などの2塩基酸と、NPGやPDOジオールなどのポリオールと
、トリメチロールプロパンなどの任意の分岐剤とを、150から250℃の範囲
の温度、好ましくは170から230℃の範囲の温度で反応させて、ヒドロキシ
ル末端プレポリマーを生成する。
【0025】 第2段階では、ヒドロキシル基をカルボン酸またはそれらの無水物でエンドキ
ャップして、酸ポリエステルを生成する。使用されるエンドキャッピング剤の量
は、ポリエステルのヒドロキシル価によって決まる。ポリエステル鎖末端をすべ
てキャップするのに必要な化学量論量の80から100%が一般に加えられる。
使用可能なエンドキャッピング剤は、一般に、複数のカルボン酸基、すなわち1
分子当たり2つ以上のカルボン酸基を含有する酸または無水物である。好適な酸
としては、飽和、不飽和、脂肪族、または芳香族のジカルボン酸が挙げられ、例
えばフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、セバシン酸、マレイン酸、フマル
酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、マロン酸、ドデカン二酸、トリメリ
ット酸、ピロメリット酸、またはそれらの混合物が挙げられる。テレフタル酸が
好ましく、イソフタル酸がより好ましい。これらの酸の無水物が存在するのであ
れば、それらもエンドキャッピング剤として使用することができ、上記の酸の無
水物を含むことが好ましく、無水フタル酸、無水トリメリット酸、および無水コ
ハク酸を含むことが特に好ましく、この中では無水トリメリット酸が好ましい。
エンドキャッピング剤はプレポリマーに加えられ、所望の酸価が得られるまでエ
ステル化が続けられる。全反応時間はおよそ10から15時間である。
【0026】 エステル化反応を促進するためのジブチルスズオキシドなどの従来の触媒は、
0.01から1重量%の触媒量で使用することができる。この触媒は第1段階ま
た第2段階のいずれで添加してもよい。エステル化に使用できる触媒としては、
スズ、アンチモン、チタン、およびジルコニウムの化合物が挙げられ、例えば、
チタン酸テトラ(2−エチルヘキシル)、チタン酸テトラステアリル、ジイソプ
ロポキシ−ビス(アセチルアセトナト)チタン、ジ−n−ブトキシ−ビス(トリ
エタノールアミノアト)チタン、モノアセチルチタン酸トリブチル、モノアセチ
ルチタン酸トリイソプロピル、およびチタン酸四安息香酸などのチタンアルコキ
シドおよびそれらの誘導体、アルカリチタンオキサレートおよびマロネート、お
よびヘキサフルオロチタン酸カリウムなどのチタン錯塩、ならびに酒石酸、クエ
ン酸、または乳酸などのヒドロキシカルボン酸とのチタン錯体、二酸化チタン/
二酸化ケイ素共沈物および水和アルカリ含有二酸化チタンなどの触媒、ならびに
対応するジルコニウム化合物が挙げられる。
【0027】 反応中に生成する水の除去を促進するために、反応を開始する前にキシレン/
水を加えてもよい。実施例では、0、15、30、50、および100%のモル
増加量でネオペンチルグリコールが1,3−プロパンジオールで置き換えられる
【0028】 当業者には明らかであるように、反応を行うための別の方法も存在する。工業
規模の反応ではキシレン/水を使用することはおそらくまれであり、テレフタル
酸ジメチル(DMT)またはイソフタル酸ジメチル(DMI)などのエステルを
使用して反応を開始することができる。酸塩化物を使用することもできる。
【0029】 1,3−プロパンジオールから誘導されるポリエステルを、エポキシ樹脂架橋
剤、流動調整剤、および架橋触媒とともに配合することによって、粉体コーティ
ングを調製することができる。コーティングされた基材を希望通りに着色するた
めに、二酸化チタンなどの従来の着色材料(顔料または染料)を配合物に加える
こともできる。
【0030】 一般に、本発明の組成物に好適なエポキシ樹脂は、室温で固体である任意のエ
ポキシ樹脂である。エポキシ樹脂は、エポキシド1つ当たりの平均分子量(WP
E)が400から1400の範囲内であり、数平均分子量が800から5000
の範囲内であることが好ましい。より好ましくは、エポキシ樹脂はWPEが50
0から1000であり、数平均分子量が1000から2000。加工温度で樹脂
が混合され、高剪断ミキサーまたはメルトブレンダーで加工可能であるなら、こ
れよりも高いWPEおよび分子量のものも使用できる。
【0031】 一般に、これらのエポキシ樹脂は、1,2−エポキシ当量が1を超え、好まし
くは約2以上である。エポキシ樹脂、飽和または不飽和、脂肪族、脂環式、芳香
族、または複素環式であってよい。本発明での使用に好適なエポキシ樹脂の例と
しては、多水酸基化合物のポリグリシジルエーテル、臭素化エポキシ、エポキシ
ノボラックまたは同様のポリヒドロキシフェノール樹脂、グリコールまたはポリ
グリコールのポリグリシジルエーテル、ならびにポリカルボン酸のポリグリシジ
ルエステルが挙げられる。好ましくは、エポキシ樹脂は多価フェノール類のポリ
グリシジルエーテルである。多価フェノール類のポリグリシジルエーテルは、例
えば、エピハロヒドリンと多価フェノールをアルカリの存在下で反応させること
によって生成することができる。好適な多価フェノールの例としては、2,2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)、2,2−ビス
(4−ヒドロキシ−tert−ブチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)イソブ
タン、2,2−ビス(4−ヒドロキシtert−ブチルフェニル)プロパン、ビ
ス(2−ヒドロキシナフチル)メタン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、およ
び1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−アルキルフェニル)エタンが挙げられる
。好ましい多価フェノールはビスフェノールAである。好ましいエポキシ樹脂は
、ビスフェノールAと反応させエポキシ1つ当たりの分子量が450から900
である2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンのジグリシジルエーテ
ルである。好適なエポキシ樹脂の市販品の例としては、改良型のエポン(EPO
N)(商標)レジン(Resin)828が挙げられる、これはシェル・ケミカ
ル・カンパニー(Shell Chemical Company)の製品であ
り、これは平均分子量380でエポキシ1つ当たりの分子量が180から195
の範囲内である2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンのジグリシジ
ルエーテルである。好ましい架橋剤は、エポン・レジン1001F、1002F
、および2002であり、これらはエポキシ1つ当たりの分子量が450から9
00であるビスフェノールAと反応させた改良型エポン828樹脂である。
【0032】 流動調整剤またはレベリング剤は、適用して熱硬化させたコーティングの平滑
化を促進するためにコーティング配合物に混入することが望ましい。このような
流動調整剤は、通常アクリルポリマーを含み、いくつかの供給元から入手可能で
あり、すなわち、モンサント・カンパニー(Monsanto Company
)のMODAFLOW、BYKマリンクロット(BYK Mallinkrod
t)のBYK 360P、およびBASFのACRONALが入手可能である。
コーティングに混入する流動調整剤の好適な濃度範囲は、樹脂固形分重量を基準
にして0.25から2.0%であり、好ましくは0.60から1.5%の範囲で
ある。
【0033】 粉体コーティングは、触媒を使用しなくても硬化あるいは架橋させることがで
きる。しかしながら、エポキシ樹脂とポリエステルの架橋反応を促進するために
触媒は実際的には必要であることが分かっている。触媒を使用しない場合の反応
速度は遅すぎるため、その産業分野で確立された焼き付け計画に適合させること
ができないことが分かっている。好適な触媒としては、アミドなどのアミン含有
化合物、イミド、イミダゾール、第4級アンモニウム塩、ホスホニウム塩、酸性
脂肪酸の金属塩、スズおよび亜鉛化合物が挙げられる。これらの触媒の具体例は
テトラブチルアンモニウムおよび塩化コリンである。これらの触媒は、単独また
は複数の組合せのいずれかで使用することができる。さらに、使用される触媒の
種類および量は、樹脂の種類および量ならびに硬化条件によって変化するので、
必要な性能に適合させるために注意深く選択する必要がある。コーティングに混
入される触媒の好適な濃度範囲は、樹脂固形分の重量を基準にして0.01から
1%であり、好ましくは0.05から0.5%の範囲である。
【0034】 実施例 カルボキシル官能性ポリエステルの合成 カルボキシル官能性ポリエステルの合成には2段階工程を使用した。第1段階
では、1リットル丸底フラスコ中、窒素雰囲気下でテレフタル酸(TPA)、イ
ソフタル酸(IPA)、NPG、およびPDOを170から230℃で反応させ
てプレポリマーを得た。第2段階では、無水トリメリット酸(TMA)を加え、
酸価100から110までエステル化を続けた。全反応時間は約10から15時
間であった。ジブチルスズオキシド(0.4%)を触媒として使用し反応中に生
成する水の除去を促進するためにキシレン/水を加えた。モル基準で0から10
0%でNPGをPDOで置き換えたポリエステル組成物を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】 粉体コーティングの調製 カルボキシ基/エポキシ基が同じ当量となるようにPDO誘導ポリエステルを
エポキシ樹脂と配合して、ポリエステル/エポキシ複合粉体コーティングを調製
した。当量525から550のシェル・ケミカル・カンパニー製エポン1001
Fレジンをポリエステルの架橋剤として使用した。エポン1001Fレジンは市
販のエポキシ樹脂の中でも非常に当量が低い。0.2%の塩化コリン(シンスロ
ン(Synthron,Inc.)のアクチロン(Actiron)CC−6)
を触媒として使用した。流動調整剤(モダフロー・パウダーIII(Modaf
low Powder III)、モンサント)および脱泡剤のベンゾイン(ウ
ラフロー−B(Uraflow−B)、GCAケミカル・コーポレーション(G
CA Chemical Corporation))もコーティングに混入し
た。R−960 TiO(デュポン(DuPont))を顔料/バインダー重
量比0.7/1で使用して、着色粉体コーティングを調製した。最終粉体コーテ
ィングの組成を表2に挙げる。
【0037】 均一な混合物を得るためにすべての成分を最初に高速ミキサーで2分間予備混
合し、次に固形分を小さな粒子に粉砕した。次に、得られた均質混合物を2軸ス
クリュー押出機に連続的に通して、均一な粘稠溶融物を得る。押出温度はゾーン
1で75℃、ゾーン2で80℃に維持し、50rpmで運転した。溶融押出物を
1組の水冷スクイズロールに通して、脆い生成物を得た。次に、粉砕室に液体窒
素をゆっくりと供給しながらハンマーミルを使用してこの生成物を粉砕した。
【0038】 最終的に得られた粉体を、接地した冷間圧延鋼板(Qパネル(Q Panel
)QD−36およびS−36)に静電吹付し、190℃で15分間硬化させた後
に得られたコーティングの性質を評価した。硬化は、鋼板を熱風オーブンに入れ
て行った。
【0039】
【表2】
【0040】 ポリエステル樹脂の性質 PDOから誘導されるカルボキシル官能性ポリエステル樹脂は、NPGを主成
分とする樹脂と同様の性質を示した(表3)。PDO成分が増加するとポリエス
テルのガラス転移温度(T)が低下した(図1)。例えば、T値は、NPG
ポリエステルの67℃から、50%PDOポリエステルの55℃までの範囲とな
った。カルボキシ官能性ポリエステルのガラス転移温度は、対応するヒドロキシ
ル官能性ポリエステルよりも6から8度高かった。カルボキシルポリエステルの
この性質から、対応する粉体コーティングの貯蔵安定性を向上させると期待され
る。ポリエステルのTは、10℃/分の走査速度における示差走査熱量測定(
DSC)の第2の加熱サイクルに関して記録した。この第2の加熱サイクルでは
、試料を溶融するまで加熱した後、Tが測定される前まで樹脂を冷却した。
【0041】 NPGまたはNPG/PDO混合物から誘導されるポリエステルのDSC曲線
については結晶化または溶融のピークは観察されず、これらは非晶質ポリエステ
ルであることが分かった(図2)。しかしながら、純PDOから得られるポリエ
ステル、結晶化温度および溶融温度がそれぞれ112℃および180℃の半結晶
質ポリマーであった。したがって、最大50モル%のNPGをPDOで部分的に
置き換えることによって、コーティング用途に好適な非晶質ポリエステルが得ら
れた。カルボキシルポリエステルは、非晶質の性質に関してはヒドロキシルポリ
エステルと同様であったことに留意されたい。
【0042】
【表3】
【0043】 加工性 予備混合後、得られた均質粉体混合物を2軸スクリュー押出機に連続的に通し
て、均一な粘稠溶融物を得た。50rpmにおいて押出温度をゾーン1で75℃
、ゾーン2で80℃に維持した。NPGおよびPDOのポリエステルから得られ
たすべての粉体混合物は押出機で容易に加工できた(表4)。
【0044】
【表4】
【0045】 貯蔵安定性 粉体コーティング用ポリエステル樹脂のガラス転移温度は、貯蔵安定性を良く
するために十分高い温度であるべきである。ポリエステル/エポキシ複合粉体コ
ーティング用の市販のポリエステルは、一般的なT値が約50から60℃であ
る。予想される通り、最大50%PDOから誘導されるカルボキシルポリエステ
ルから配合した粉体コーティングは、T値が55℃を超えるため、非常に良好
な貯蔵安定性を示した。
【0046】 貯蔵安定性試験は、粉体を瓶に入れてふたをして40℃で10日間維持するこ
とで行った。易流動性であるか、または容易に壊れない塊状物があるかについて
、粉体を10日間毎日調べた。すべての試料が、10日後に易流動性であった。
【0047】 傾斜板流動 PCI規格の方法に準拠して傾斜板流動を測定した。これは、粉体コーティン
グした部品の高渦中に発生する流動の程度の有用な指標となる。傾斜板流動は、
ベース樹脂のゼロ剪断溶融粘度と関連があり、架橋剤とポリエステル樹脂の反応
性によって影響される。175℃および190℃の両方で、PDO/NPG混合
物中のPDO濃度が増加すると傾斜板流動が増加することが非常に明確に示され
た(表5)。例えば、純NPG、30%PDO、および50%PDOでそれぞれ
傾斜板流動が50mm、68mm、および79mmであった。したがって、PD
Oを使用することによって、粉体コーティングの流動特性が向上した。また、高
温になるほど反応速度が速くなるため、190℃よりも175℃で粉体はより大
きな傾斜流動を示した。
【0048】 ゲル化時間反応性 ゲル化時間反応性は、規定の温度で粉体が液相を経てゲル化状態に進行するた
めに要する時間である。この試験は、固体ゲルが生成するまでホットプレート上
の粉体コーティングを木製塗布具の先端でこすりつけることによって行った。ポ
リエステル粉体コーティングのゲル化時間は、PCI規格の方法に準拠して18
0℃で測定した。表5に見られるように、すべてのコーティングで同様のゲル化
時間が得られ、このことはDSC試験結果と一致している。
【0049】
【表5】
【0050】 粉体の反応性 カルボキシル官能性ポリエステルポリマーとエポキシ樹脂架橋剤の反応性を、
走査速度10℃/分における示差走査熱量測定(DSC)で調べた。図3のDS
C曲線、ならびに表6の試験結果から、硬化発熱ピークの開始とエンタルピーが
各粉体コーティングで非常に接近していることが分かる。したがって、NPGを
主成分とするポリエステルとPDO/NPG混合物を主成分とするポリエステル
とは、架橋剤に対して同様の反応性を有する。
【0051】
【表6】
【0052】 耐衝撃性 ASTM D2794規格の方法に準拠して、粉体コーティングの前面および
裏面耐衝撃性を評価した。表7の結果は、ポリエステル/エポキシ複合透明粉体
コーティングおよび着色粉体コーティングの両方でPDOによって可撓性が有意
に向上したことを示している。例えば、塗膜厚さ約0.064mm(2.5ミル
)の耐衝撃性は、純NPGポリエステルを主成分とするコーティングの5.65
/3.39m・N(50/30インチ・ポンド)(前面/裏面)から、30%P
DOから誘導されるポリエステルの11.30/7.91m・N(100/70
インチ・ポンド)、および50%PDOから誘導されるポリエステルの78.0
8/18.08m・N(160/160インチ・ポンド)まで増加した。さらに
、耐衝撃性は塗膜厚さの影響を強く受け、塗膜が厚いほど可撓性が低くなった。
【0053】
【表7】
【0054】 光沢度 ポリエステル/エポキシ透明および着色粉体コーティングの20°および60
°光沢度を図4に示す。PDOを使用することによって、透明コーティングの場
合には純NPGよりもわずかに優れた光沢度が得られた。30%PDOおよび1
00%NPGを使用したポリエステルを含有する着色コーティングは、同様の光
沢度を示した。
【0055】 硬度、接着性、およびMEK二重摩擦抵抗性 評価したすべてのコーティングは、冷間圧延鋼板基材に対する優れた接着性を
示した(表8)。これらは、ASTM D−3359−92に準拠したクロスハ
ッチテープ接着試験にBの値で合格し、破壊は見られなかった。NPGをPDO
で置き換えることによる最終鉛筆硬度に対する影響はほとんどなかった。MEK
二重摩擦抵抗性の場合、50%PDOは、30%PDOおよび純NPGよりもわ
ずかに低い値となった。したがって、PDO/NPG混合物を主成分とするコー
ティングは、良好な塗膜硬度、高光沢度を有する衝撃可撓性、および優れた接着
性を併せ持った。
【0056】
【表8】
【0057】 耐薬品性および耐汚染性 10%HCl、10%NaOH、ガソリン、およびマスタードに24時間曝露
したコーティングは、対照試料と比較すると酸および腐食性物質に対して優れた
抵抗性を示した。ガソリンは、24時間曝露後に非常に小さい影響な影響が見ら
れる。すべてのコーティングは、マスタードに対して非常に良好な耐汚染性を示
した。耐汚染性は、耐薬品性だけではなく、コーティングの硬度とも関係がある
ことは明らかである。軟質の樹脂は硬質の樹脂よりも汚れやすい。PDOから誘
導されるコーティングは、鉛筆硬度および耐薬品性に対してはほとんど影響がな
く、そのため耐汚染性に耐知る影響も見られなかった(表9)。全く影響がない
10から最も激しい劣化を示す1までの等級の形態でデータを示している。
【0058】
【表9】
【0059】 可撓性−円錐形マンドレル曲げ試験およびT−曲げ試験 円錐形マンドレル曲げ試験は、円筒形マンドレル試験機(ガードナー・ラボラ
トリー(Gardner Laboratory,Inc.)直径3.2mm(
1/8インチ))で3秒間コーティングパネルを曲げることによって実施した。
試験結果を表10にまとめる。すべての透明コーティングパネルは試験に合格し
、すなわち亀裂は見られなかった。しかしながら、純NPGポリエステルを使用
して配合した着色コーティングはマンドレル曲げ試験で約6mmで亀裂が生じ、
一方30%PDOから誘導されるポリエステルを使用したコーティングは試験に
合格した。
【0060】 T−曲げ試験によって測定した可撓性では、30%PDOを使用することによ
って1Tのコーティングが得られたが、純NPGでは3Tの値となった。50%
PDOを使用したコーティングでは0Tの値を有する非常に良好な可撓性が得ら
れた。着色コーティングの場合、純NPGは5Tの値が得られ、30%PDOを
使用した場合の3Tに匹敵するものとなった。したがって、これらの結果は、P
DOの寄与によって粉体コーティングの可撓性を向上させることをさらに示すデ
ータとなっている。
【0061】
【表10】
【図面の簡単な説明】
【図1】 種々の配合物のガラス転移温度を示すグラフである。
【図2】 カルボキシポリエステル樹脂の示差走査熱量測定(DSC)曲線を示すグラフ
である。
【図3】 ポリエステル/エポキシ複合粉体コーティング示差走査熱量測定(DSC)曲
線を示すグラフである。
【図4】 透明および着色ポリエステル/エポキシ粉体コーティングの光沢度を示すグラ
フである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年7月24日(2002.7.24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】 (発明の概要) 以上より、本発明は、 a)1種類以上の脂肪族グリコールと、1種類以上のポリカルボン酸および/
または無水物とをエステル化触媒の存在下で反応させ、ポリエステルがカルボキ
シル鎖末端を有するように、得られたポリエステルをエンドキャッピング剤でエ
ンドキャップしたポリエステル樹脂と、 b)エポキシ樹脂架橋剤と、 を反応させることによって得られ、脂肪族グリコールはモル基準で5から90%
の1,3−プロパンジオールを含み、ポリエステル樹脂は30から120mgK
OH/gの酸価を有しているポリエステル粉体コーティング組成物を含む。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】 本発明によると、 a)ネオペンチルグリコールと1,3−プロパンジオールの混合物(1,3−
プロパンジオールはモル基準で混合物の5から90%を構成する)を、テレフタ
ル酸とイソフタル酸の混合物(テレフタル酸とイソフタル酸の比率は90/10
から50/50の範囲内である)と、ジブチルスズオキシドの存在下で反応させ
、無水トリメリット酸を加えてエンドキャップすることによって得られるポリエ
ステル樹脂(ポリエステル樹脂は30から120mgKOH/gの酸価を有して
いる)と、 b)ビスフェノールAとあらかじめ反応させておりエポキシ1つ当たりの分子
量が450から900である2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
のジグリシジルエーテルであるエポキシ樹脂架橋剤と、 を反応させることによって得られるポリエステル粉体コーティング組成物を提供
する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0019】 好ましいカルボキシルキャップポリエステルは、酸価が好ましくは40から1
10mgKOH/gであり、Tが40℃より高温であるという性質を有する。
酸価=56,100/当量(56,100は1モルのKOH当たりの重量(単位
mg))である。当量が低く酸価が高いと架橋密度が高くて脆くなり、当量が高
いまたは酸価が低いと架橋密度が低くなり、そのためにメチルエチルケトンおよ
び溶剤に対する抵抗性などの性能が低下する。上記Tの範囲は、良好な貯蔵安
定性を得るために一般に必要である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 チヨウ,リーチヤン アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 08512、クランベリー、プリンストン・ア ームズ・184 (72)発明者 フオーシユナー,トーマス・クレイトン アメリカ合衆国、テキサス・77469、リツ チモンド、ウツドランド・ドライブ・2211 (72)発明者 ブーン,ウインダム・ヘンリー アメリカ合衆国、オハイオ・44720、ノー ス・カントン、ベイラー・サークル・2446 Fターム(参考) 4J038 DB062 DB072 DB132 DD041 DD061 DD071 DD081 DD241 GA06 KA03 MA02 MA14 NA11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル粉体コーティング組成物であって、 a)1種類以上の脂肪族グリコールと、1種類以上のポリカルボン酸および/
    または無水物とをエステル化触媒の存在下で反応させて得られるポリエステル樹
    脂であって、前記ポリエステルがカルボキシル鎖末端を有するように、前記ポリ
    エステルをエンドキャッピング剤でエンドキャップしたポリエステル樹脂と、 b)エポキシ樹脂架橋剤と、 を反応させることによって得られ、前記脂肪族グリコールはモル基準で5から9
    0%の1,3−プロパンジオールを含む、前記組成物。
  2. 【請求項2】 前記1,3−プロパンジオールが前記脂肪族グリコールの1
    0から50%を構成する請求項1に記載の粉体コーティング組成物。
  3. 【請求項3】 前記脂肪族グリコールの数平均分子量が62から500であ
    る請求項1または2に記載の粉体コーティング組成物。
  4. 【請求項4】 前記脂肪族グリコールが、1,3−ブチレングリコール、1
    ,4−ブチレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,
    2−プロパンジオール、1,6−ヘキサンジオール、トリエチレングリコール、
    テトラエチレングリコール、トリプロピレングリコール、テトラプロピレングリ
    コール、ジプロピレングリコール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、ヒ
    ドロキシル価が56から168のポリカーボネートジオール、二量体脂肪アルコ
    ール、およびネオペンチルグリコールからなる群より選択される請求項1、2、
    または3に記載の粉体コーティング組成物。
  5. 【請求項5】 前記脂肪族グリコールがネオペンチルグリコールである請求
    項4に記載の粉体コーティング組成物。
  6. 【請求項6】 トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、およびペ
    ンタエリスリトールからなる群より選択される少量の分岐剤をさらに含む先行す
    る請求項のいずれか1項に記載の粉体コーティング組成物。
  7. 【請求項7】 前記ポリカルボン酸および/または無水物が、飽和、不飽和
    、脂肪族、および芳香族のポリカルボン酸および/または無水物からなる群より
    選択される先行する請求項のいずれか1項に記載の粉体コーティング組成物。
  8. 【請求項8】 フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、セバシン酸、マレ
    イン酸、フマル酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、マロン酸、ドデカン
    二酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、それらの無水物、またはそれらの混合
    物からなる群より選択されるポリカルボン酸および/または無水物を含有する請
    求項7に記載の粉体コーティング組成物。
  9. 【請求項9】 イソフタル酸、テレフタル酸、およびトリメリット酸、およ
    びそれらの無水物、またはそれらの混合物からなる群より選択されるポリカルボ
    ン酸および/または無水物を含有する請求項8に記載の粉体コーティング組成物
  10. 【請求項10】 ポリエステル粉体コーティング組成物であって、 a)ネオペンチルグリコールと1,3−プロパンジオールの混合物(前記1,
    3−プロパンジオールはモル基準で前記混合物の5から90%を構成する)を、
    テレフタル酸とイソフタル酸の混合物(テレフタル酸とイソフタル酸の比率は9
    0/10から50/50の範囲内である)と、ジブチルスズオキシドの存在下で
    反応させ、無水トリメリット酸を加えてエンドキャップすることによって得られ
    るポリエステル樹脂と、 b)ビスフェノールAとあらかじめ反応させておりエポキシ1つ当たりの分子
    量が450から900である2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
    のジグリシジルエーテルであるエポキシ樹脂架橋剤と、 を反応させることによって得られる、前記組成物。
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