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JP2003509010A - ペプチドのスクリーニング方法 - Google Patents

ペプチドのスクリーニング方法

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Publication number
JP2003509010A
JP2003509010A JP2001500746A JP2001500746A JP2003509010A JP 2003509010 A JP2003509010 A JP 2003509010A JP 2001500746 A JP2001500746 A JP 2001500746A JP 2001500746 A JP2001500746 A JP 2001500746A JP 2003509010 A JP2003509010 A JP 2003509010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peptide
cells
cell
dna
inducer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001500746A
Other languages
English (en)
Inventor
クリステンセン,ハンス−ヘンリク
Original Assignee
ノボザイムス アクティーゼルスカブ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノボザイムス アクティーゼルスカブ filed Critical ノボザイムス アクティーゼルスカブ
Publication of JP2003509010A publication Critical patent/JP2003509010A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/10Processes for the isolation, preparation or purification of DNA or RNA
    • C12N15/1034Isolating an individual clone by screening libraries
    • C12N15/1086Preparation or screening of expression libraries, e.g. reporter assays
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

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Abstract

(57)【要約】 抗菌ペプチドをコードするヌクレオチド配列のスクリーニング方法であって、以下の:(a)場合によりシグナル・ペプチドに連結された100未満のアミノ酸残基をもつペプチドを発現するように、誘導性プロモーターに作用可能な状態で連結された上記ヌクレオチド配列プールと、プラスミドを結合させ、(b)上記結合したプラスミドにより上記ペプチドに対して感受性である宿主細胞を形質転換させ、(c)生きた細胞を選択するように上記の形質転換された宿主細胞をスクリーニングし、(d)上記ヌクレオチド配列の発現を誘導するように、誘導物質の存在下で、上記生きた細胞を培養し、(e)細胞増殖における上記誘導物質の作用に従って細胞を選択し、そして上記選択された細胞から上記ペプチドをコードするヌクレオチド配列を回収するステップを含む上記方法に関する。DNAシャッフリングを、ヌクレオチド・プールの作製方法として重要視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の属する分野 本発明は、ペプチドをコードするヌクレオチド配列を選択するためにヌクレオ
チド配列プールをスクリーニングする方法に関する。
【0002】 発明の背景 さまざまな生理活性ペプチド、例えば抗菌酵素、抗腫瘍ペプチド、及び抗菌ペ
プチドは、標的細胞を死滅させる又はその増殖を阻害することが知られている。
それらペプチドのための改良されたスクリーニング方法は、新規生理活性ペプチ
ドの開発のために望ましいものである。
【0003】 発明の要約 本発明の目的は、標的細胞を死滅させうる又はその増殖を阻害しうる生理活性
ペプチドをコードする新しい又は改良された現存の遺伝子を同定するための方法
を提供することである。本発明は、上記ペプチドのための自殺発現系(suic
ide expression system)(SES)を開発した。前記S
ESの原理は、細胞中でペプチドをコードするライブラリーを産生し、個々のペ
プチドの発現を誘導し、そして前記ペプチド合成の結果としてのそれらの宿主細
胞の死滅させる又は増殖阻害する能力によってペプチド・コード配列を選択/同
定することにある。ペプチド誘導、選択、プラスミド増幅、及び突然変異誘発の
連続する過程は、改良された生理活性を有するペプチドの同定に使用されうる。
しかしながら保護されていない又は足場となるペプチドが、上記方法において、
前記細胞内での消化から前記活性ペプチドを保護するために必要とされる。上記
ペプチドは、例えば本発明中に記載された活性ペプチドをコードするヌクレオチ
ド配列を同定するためではなく、回収、そして前記ペプチドの精製のために必要
とされるであろう。
【0004】 したがって、本発明は、ペプチドをコードするヌクレオチド配列を選択するた
めのヌクレオチド配列プールのシークエンス方法であって、以下の: a)場合によりシグナル・ペプチドに連結された100未満のアミノ酸残基を
もつ酵素又は成熟ペプチドであるペプチドを発現するように、誘導性プロモータ
ーに作用可能な状態で連結された上記ヌクレオチド配列プールと、プラスミドを
結合させ、 b)上記結合したプラスミドにより上記ペプチドに対し感受性の宿主細胞を形
質転換させ、 c)生きた細胞を選択するように上記の形質転換された宿主細胞をスクリーニ
ングし、 d)上記ヌクレオチド配列の発現を誘導するように、誘導物質の存在下で、上
記の生きた細胞を培養し、 e)細胞増殖に対する上記誘導物質の効果に従って細胞を選択し、そして f)上記の選択された細胞から上記ペプチドをコードするヌクレオチド配列を
回収する、 ことを含む上記方法を提供する。本自殺発現系(SES)の原理は、微生物中の
ペプチド・ライブラリーを作製し、前記個々のペプチドの発現を誘導し、そして
突然のペプチド合成の結果としてそれらが死滅させられる又は激しく増殖阻害さ
れるかどうかによって細胞を選択/同定することにある。
【0005】 抗菌活性をコードする新しい遺伝子の同定のために、推定上、抗菌活性を宿す
遺伝子のライブラリーを、関連するプラスミド中にクローニングし、合成を誘導
し、増殖阻害された又は死滅させられた細菌を確認し、そして対応する遺伝子を
シークエンスし、そして分析した。
【0006】 高められた生理活性を有するペプチドの変異体の同定のために、既存のペプチ
ドの突然変異体ライブラリーを、作製し、そして標的生物中に導入する。(より
少量の誘導物質を徐々に用いる)ペプチド誘導、選択、プラスミド増幅、及びシ
ャッフリング/突然変異誘発の連続する過程は、向上した生理活性を有するペプ
チドの確認を可能にするであろう。
【0007】 発明の詳細な説明 ペプチド 本発明の方法は、それらの生理活性すなわち標的細胞を死滅させる又はその増
殖を阻害するそれらの能力によりペプチドをスクリーニングするために用いられ
うる。したがって、前記ペプチドは、本来の細胞標的と相互作用/結合/失活さ
せるペプチド化合物でありうる。着目のペプチドは、抗菌酵素又は(100未満
のアミノ酸残基)短かいペプチド、例えば抗菌ペプチド(anti−micro
bial peptide)(AMP)又は抗腫瘍ペプチドでありうる。
【0008】 前記抗菌酵素は、例えばムラミダーゼ、リゾチーム、プロテアーゼ、リパーゼ
、ホスホリパーゼ、キチナーゼ、グルカナーゼ、セルラーゼ、ペルオキシダーゼ
又はラッカーゼでありうる。あるいは、従来の抗生物質、例えばポリケチド又は
ペニシリンを合成する酵素のコンソーシアムを利用しうる。
【0009】 前記抗菌ペプチド(AMP)は、膜活性型抗菌ペプチド又は細胞内標的に作用
/相互作用する、例えば細胞DNAに結合する抗菌ペプチドでありうる。前記A
MPは、一般的に100未満のアミノ酸残基、典型的には20〜80残基から成
る、比較的短かいペプチドである。前記抗菌ペプチドは、殺菌及び/又は殺真菌
作用をもち、さらに抗ウイルス又は抗腫瘍作用ももちうる。それは、一般的に正
常哺乳類細胞に対してわずかな細胞毒性をもつ。
【0010】 前記抗菌ペプチドは、一般的に高い陽イオン性及び疎水性である。それは、典
型的にはいくつかのアルギニン及びリジンを含み、そして単独のグルタミン酸又
はアスパラギン酸を含みえない。それは、一般的に大部分の疎水性残基を含む。
前記ペプチドは、一般的に高い正電荷をもつ1の表面と他の疎水性表面をもつ両
親媒性構造をもつ。
【0011】 前記生理活性ペプチド及びそれをコードするヌクレオチド配列は、植物、無脊
椎動物、昆虫、両生類及び哺乳類、又は微生物、例えば細菌及び菌類から提供さ
れうる。
【0012】 前記抗菌ペプチドは、通常膜に平行した方向で、例えば、膜への非特異的な結
合を通して、標的微生物の細胞膜上に対し作用して、二重膜の一面とだけ相互作
用する。
【0013】 前記抗菌ペプチドは、典型的には5つの大分類:αヘリカル、(デフェンシン
(defensin)様)シスチン−リッチ、β−シート、通常のアミノ酸から成り独特
の組成をもつペプチド、及びまれな修飾アミノ酸を含むペプチドの1つに属する
構造をもつ。
【0014】 アルファ−ヘリカル・ペプチドの例は、マゲイニン(Magainin)1及
び2;セクロピン(Cecropin)A,B、及びP1;CAP18;アンド
ロピン(Andropin);クラバニン(Clavanin)A及びAK;ス
チエリン(Styelin)D及びC;並びにブフォリン(Buforin)II
である。シスチン−リッチ・ペプチドの例は、α−デフェンシン(Defens
in)HNP−1(ヒト好中球ペプチド)、HNP−2、及びHNP−3;β−
デフェンシン−12;ドロソマイシン(Drosomycin);γ1−プロチ
オニン(Purothionin);並びに昆虫デフェンシンAである。β−シ
ート・ペプチドの例は、ラクトフェリシン(Lactoferricin)B;
タチプレシン(Tachyplesin)I;及びプロテグリン(Proteg
rin)PG1〜5である。独特な構造をもつペプチドの例は、インドリシジン
(Indolicidin);PR−39;バクテニシン(Bactenici
n)Bac5及びBac7;並びにヒスタチン(Histatin)5である。
独特なアミノ酸をもつペプチドの例は、ナイシン(Nisin);グラミシジン
(Gramicidin)A;及びアラメチシン(Alamethicin)で
ある。
【0015】 その他の例は、アスペルギルス・ギガンテウス(Aspergillus iganteus )からの抗真菌ペプチドである。
【0016】 好ましい態様において前記発現ペプチドは、いかなる保護性の足場タンパク質
をもたない。
【0017】 ヌクレオチド配列プール 抗生物質又は抗菌作用物質のような抗菌ペプチドの市販の実用品は、それらの
効能、種特異性、及び固有の条件下での実行能力に依存する。一般的に、これら
の条件は、その条件のもとで上記ペプチドがもともと進化したところの条件とは
かなり異なる。大部分の抗菌ペプチドは、例えば同時に存在する広範囲の異なる
微生物を標的とするために、生理的塩類の範囲の中で働くために、ヒト免疫系を
回避するために又は哺乳類循環系の除去能力に対抗するために進化させられるこ
とはなかった。
【0018】 与えられた抗菌ペプチドのために、このジレンマは、前記ペプチドの知識に基
づいた論理的な改変によるか又は前記ペプチドのさらなる進化を誘導し、親配列
の無作為な変異体を生み出し、そしてその後の要求された特性の組合わせが見い
出される突然変異体を選択するかのいずれかにより原理上解決されうる。指示さ
れた進化、すなわち強力な高処理アッセイと組合わされた、特有の望ましい特徴
を備える突然変異タンパク質及びペプチドを生み出すように配列スペースの広大
な領域を調査する反復プロセスは、天然又は改変遺伝子にコードされた抗菌ペプ
チドの大量のライブラリーが要求された特徴をもつ主要な候補物の同定のために
産生され、そして評価されることを可能にする。これらのアプローチは、現在、
活性に基づいた新しいタンパク質を生み出すために前例のない速さで学術機関に
も産業にも等しく幅広く採用されている。
【0019】 前記生理活性ペプチドをコードするヌクレオチド配列は、上述の源生物の中の
1からの染色体DNAから得ることができ、及び/又は化学的に合成されること
ができる。前記ヌクレオチド配列は、上記ソース生物由来のcDNAであること
もできる。
【0020】 本発明のシークエンス方法は、向上した生理活性を有するペプチドの開発に使
用されうる。したがって、生理活性ペプチドをコードする既知の遺伝子から出発
するとき、DNAプールは、例えば突然変異ライブラリー作製のための無作為突
然変異誘発により、遺伝子シャッフリングにより、又は変性遺伝子の合成により
得ることができる。
【0021】 シャッフルされる配列は、異なる生物からの関連の配列(いわゆる、“ファミ
リー・シャッフリング”)でありえ又はそれらは、親配列及びそれらの変異体を
含みうる。
【0022】 本発明の好ましい態様において無作為突然変異誘発は、例えば、Stemmer (Ste
mmer, 1994. Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 91: 10747-10751; Stemmer, 1994.
Nature 370: 389-391)及びCrameri, A., et al., 1997. Nature Biotechnology
15: 436-438に記載されたインビトロにおける相同性DNAのシャッフリングに
より達成される(これらの全てを援用する)。
【0023】 前記方法は、インビトロにおけるPCR技術を用いることによる相同性DNA
配列シャッフリングに関する。シャッフルしたDNA配列を含む活性組換え遺伝
子は、前記発現タンパク質の向上した作用に基づいたDNAライブラリーから選
ばれる。
【0024】 先の方法は、相同性DNA配列のシャッフリング方法に関して本明細書に援用
されるWO95/22625にも記載される。前記方法の1つの重要なステップ
は、前記相同性鋳型二重鎖ポリヌクレオチドを要求されるサイズの無作為断片に
切断することであり、その後に上記断片を全長遺伝子に相同的に再会合させる。
【0025】 他の好ましい態様において無作為突然変異誘発は、組換えられた相同性ポリヌ
クレオチドのライブラリーがインビトロDNA合成の間に誘発された鋳型シフト
によりいくつかの異なる入力鋳型DNA及びプライマーから構築されるDNAシ
ャッフリングの方法を記載し、WO98/41653(本明細書に援用される)
に記載される方法により達成される。この点で特に、同じくWO98/4165
3に記載される、DNA合成の間に誘発した鋳型シフトを通してのこのインビト
ロ組換えの特別なバーションは、好ましい。ここで短かい(>5ヌクレオチド)
ランダムDNAプライマーは、併合される突然変異DNA鋳型上でのDNA合成
の無作為な開始に利用される。
【0026】 前記小さなサイズの抗菌ペプチドをコードする前記遺伝子のために、配列多様
性の作製及び併合するそれぞれの上記方法を用いる場合、特別な注意が企図され
る。大部分のシャッフリング方法は、十分な数の同一塩基対(20〜100塩基
対)が組換えられる変異に隣接することに依存するため、短かい遺伝子における
変異は、先に記載した方法により併合することは技術的に難かしい。
【0027】 したがって、誘導される進化の他の形態が、短かい遺伝子に適用される。約5
0未満のアミノ酸与えられたペプチドの変異体の併合を含む好ましい態様におい
て、全ての前記要求される変異体を宿す1つの縮重DNAプライマーが、合成さ
れるであろう。この縮重プライマー中の与えられた位置において、野生型ヌクレ
オチドに加えて変異ヌクレオチドがともに存在するはずである。野生型から変異
ヌクレオチドへの変異の頻度は、企図される至適な状態に調節されうる;法則及
び考慮すべきことは、本技術分野で知られる。全ての要求される突然変異体を1
つのプライマー中に含むことにより、前記要求された配列を、完全にサンプリン
グすることができた。この方法は、それらが最初の遺伝子配列にどれだけ類似し
ているかにかかわらず全ての要求される突然変異体のサンプリング及び併合を可
能にする。
【0028】 約50を超えるアミノ酸をもつペプチドが使用される場合、2つ以上の独立、
及び縮重プライマーが使用されるであろう。これは、約180〜200未満のヌ
クレオチドDNAプライマーだけが常に合成されうるという、DNAプライマー
合成のときに経験した制約によるものである。
【0029】 約50を超えるアミノ酸からなるペプチドが使用される他の態様において、併
合される前記配列多様性(前記個々の変異体)を、20〜30塩基対の長さの短
かいオリゴヌクレオチド中に個別に宿しうる。このアプローチにおいて、特異的
なオリゴDNAは、前記ライブラリーに含まれるであろうそれぞれの突然変異に
使用される。前記突然変異は、アニーリングを最適化するために優先的に前記短
かいオリゴDNAの中央に位置するべきである。この増幅の主力として野生型ペ
プチド遺伝子を用いるPCR反応において、いくつかの又は多くのこれら短かい
オリゴDNAをスパイキングすることは、前記要求される突然変異体の併合を可
能にするであろう。併合される前記個々のオリゴDNAの量を変えることにより
、野生型に対する個々の変異体の要求される割合が作り出されうる。前記配列の
両端約10塩基対がミスマッチであることが要求されるので、この方法は、すぐ
近くに隣接する突然変異体と効率的に併合できない。
【0030】 前記自殺発現系は、存在し、そしてすでに特徴づけされたペプチドの向上した
変異体の確認にとどまらない。与えられた宿主細胞の増殖に作用するペプチドを
コードする新しい遺伝子をも確認しうる。cDNA又は無作為に発現させた全染
色体DNA断片のライブラリーは、前記自殺発現系の中で出発物質として使用さ
れ、そしてクローニングされうる。
【0031】 宿主細胞 前記宿主細胞は、ペプチド、酵素又は着目の二次代謝産物に対し感受性でなく
てはならない。
【0032】 したがって、抗菌ペプチド又は抗菌酵素に関するスクリーニングの場合、前記
宿主細胞は、細菌、例えばエッシェリシア・コリ(E.coli)又はB.ズブ
チリス(B.Subtilis)といったバチルス属(Bacillus)であ
ることができ又は真菌細胞、例えばアスペルギルス属(Aspergillus )といった糸状菌又はサッカロマイセス属(Saccharomyces)又は
カンジダ属(Candida)といった酵母であることができる。前記抗菌ペプ
チドをそれに対し用いることが意図されているところの標的微生物に関係した宿
主細胞を使用することは、好ましい。
【0033】 抗腫瘍ペプチドに関するスクリーニングの場合、前記宿主細胞は、好ましくは
哺乳類細胞、特に腫瘍細胞である。
【0034】 前記宿主細胞は、好ましくはそれらを代謝又は分解することなく、前記誘導物
質を膜を横切って輸送できることが望ましい。これは、誘導物質レベルが前記細
胞の内側で一定であり、そして時間の経過により減少しないので発現試験として
有利である。これは、「無償性(gratuitous)」誘導物質を選ぶか又
は前記誘導物質の代謝に必要な1つ以上の遺伝子の欠失により達成されうる。
【0035】 前記宿主細胞は、前記抗菌ペプチドを発現できるようにするために選ばれなく
てはならない。したがって、真菌細胞は、ジスルフィド架橋をもつペプチド、例
えば先に触れたシスチン・リッチなペプチドに好ましい。
【0036】 プラスミド 前記プラスミドは、前記宿主生物中で複製可能であり、そして前記誘導性プロ
モーターの調節下で前記生理活性ペプチド(及び場合によりシグナル・ペプチド
)を発現できなくてはならない。それは一般に選択可能なマーカー、例えば抗生
物質マーカーを含むであろう。多くの前記プラスミドは、本技術分野で知られて
いる。
【0037】 ライゲーション 場合によりシグナル・ペプチドに連結された着目のペプチドを発現するように
、誘導性プロモーターに作用可能な状態で連結された前記ヌクレオチド配列プー
ルと、プラスミドを結合させる。前記着目の短かいペプチド又は酵素は、いかな
る伸長(前記付加的なシグナル・ペプチド以外)なしに又は例えば1〜5アミノ
酸の短かい伸長をともなって発現されうる。融合タンパク質の形態における発現
は、好ましくないし必要でもない。
【0038】 誘導性プロモーター及び誘動(発)物質 本発明に従って使用されるプラスミドは、前記ペプチドをコードする挿入され
たヌクレオチド配列の発現を調節する誘導性プロモーターを含まなくてはならな
い。それが前記コードされた生理活性ペプチドの合成の完全な停止を可能にする
ことは、前記SESの適用に有利である。さらに、ペプチドは微生物の細胞質中
で本来不安定で、そして容易に分解されるため、前記コードされた生理活性ペプ
チドの誘導は、有意でなくてはならない。本実施例の中で使用される誘導性プロ
モーターは、2つのタンパク質により正と負の両方に調節される。誘導物質の存
在下において、前記プロモーターからの発現は、開始され、誘導物質の不存在の
間も前記プロモーターからのひじょうに低いレベルの発現が起こる。非誘導レベ
ルは、二次代謝産物の存在中における増殖によりなおいっそう抑えられる。前記
2つの調節物質の活性を変えることにより、タンパク質の発現レベルは、潜在的
毒性又は本来の遺伝子について至適な発現に操作されうる。
【0039】 前記プロモーターは、ラクトース誘導物質の存在により調節されるか又は合成
非消化性ラクトース誘導体IPTGにより調節される、Taguchi S., Nakagawa K
., Maeno M. and Momose H.; "In Vivo Monitoring System for Structure-Func
tion Relationship Analysis of the antibacterial peptide Apidaecin"; Appl
ied and Environmental Microbiology, 1994, pp.3566-3572、の中に記載される
Lacプロモーターでありうる。他の誘導性プロモーターは、本技術分野で知ら
れる、例えばトリプトファンにより誘導されるtrpプロモーター又はガラクト
ースにより誘導されるE.coliのgalプロモーター、S.セレビシエのg
allプロモーター、ピチア・パストリス(Pichia pastoris
のAOX1プロモーター、ドロソフィラ(Drosophila)のpMT(メ
タロチオネイン)プロモーター、哺乳類の発現に関するMMTV LTR,pV
gRXR又はpINDプロモーターである。前記細胞内で代謝又は消化されない
誘導物質を使用することは、前記誘導物質濃度が前記スクリーニング工程を通し
て一定に保たれうるという利点を与える。しかしながら、前記Lacプロモータ
ーの欠点は、前記誘導物質の不存在によりそれを完全に停止できないことである
。前記プロモーターは、本実施例において用いたpBADプロモーターでもある
(以下を参照のこと)。このプロモーターは、とりわけ分解性アラビノース誘導
物質により誘導される。しかしながら先に言及した一定レベルの誘導物質をもつ
利点を達成するために、アラビノースを消化する宿主細胞の能力を、前記宿主細
胞染色体から好適な遺伝子(遺伝子型の記載は、本実施例中に見い出されうる)
を欠失することにより除くことができた。しかしながら好適なプロモーターの選
択に関する重要な配慮は、前記対応している誘導物質が前記プロモーターへの接
近をもたらすために前記細胞膜を透過することが可能であることが望ましいとい
ったことである。
【0040】 前記pBADプロモーターは、AraC及びcAMP−CRPの2つのタンパ
ク質により正及び負の両方に調節される。アラビノースの存在下において、前記
プロモーターからの発現が、開始され、しかし一方では、アラビノースの不存在
の間にも、ひじょうに低いレベルの発現が前記プロモーターから起こっている。
【0041】 非誘導レベルは、グルコース存在中における増殖によりなおいっそう抑えられ
る。pBADのプロモーター領域へのcAMP−CRPの結合が同様に減少する
、cAMPレベルの低下にグルコースが働く。cAMPレベルが下げられるとき
、転写活性は減らされる。着目のペプチドが前記宿主に対し過度に増殖阻害性又
は毒性である場合、これは理想的である。要するに、前記2つの調節物質の活性
を変えることにより、タンパク質の発現レベルは、潜在的毒性又は本来の遺伝子
の発現を最適化するために操作されうる。
【0042】 シグナル・ペプチド シグナル・ペプチドをコードするDNA配列は、前記生理活性ペプチドが上記
シグナル・ペプチドを結合したものとともに発現されるように、場合によりプラ
スミドの前記誘導性プロモーターの下流、かつ、上記生理活性ペプチドをコード
する配列の上流に挿入されうる。与えられた宿主細胞に関して好適なシグナル・
ペプチドは、本技術分野の原則に従って選ばれうる。
【0043】 一般的に、着目のペプチドは、まず最初に前記標的細胞を外側から攻撃又は浸
透するので、多くの場合前記SESの成功には当該ペプチドが前記細胞の外へ搬
出されることが求められる。一般的に、生理活性ペプチドは、細胞膜を通り抜け
て、例えばグラム陰性原核生物の場合には細胞周辺腔に分泌され、そしてそこか
らその細胞標的、例えば細胞膜、膜成分若しくは細胞周辺腔との相互作用が又は
外側の細胞膜を通り抜けてさらに拡散することが可能になる。
【0044】 着目のペプチドが細胞内に発現されそして保持されるときにその作用を発揮し
うる場合、例えば前記細胞のDNAに結合するペプチド又は膜透過能力に依存し
ないペプチド又は細胞内標的をもつペプチドの場合、シグナル・ペプチドは省か
れうる。1つの例は、前記文献において相互作用すること及び核酸を隔離するこ
とが示唆される、プロリン−アルギニン・リッチ・ペプチド・ファミリーである
Bac5,Bac7、及びPR39である。
【0045】 スクリーニング工程 上述のように、本発明は、標的微生物の細胞膜、細胞壁又はDNAに作用する
抗菌ペプチドをコードするヌクレオチド配列を選択するためにヌクレオチド配列
プールをスクリーニングする方法であって、以下の: (a)場合によりシグナル・ペプチドに連結された100未満のアミノ酸残基
をもつ酵素又は突然変異ペプチドであるペプチドを発現するように、誘導性プロ
モーターに作用可能な状態で連結された上記ヌクレオチド配列プールと、プラス
ミドを結合させ、 (b)上記結合したプラスミドにより上記ペプチドに対して感受性である宿主
細胞を形質転換させ、 (c)生きた細胞を選択するように上記の形質転換された宿主細胞をスクリー
ニングし、 (d)上記ヌクレオチド配列の発現を誘導するように、誘導物質の存在下で、
上記の生きた細胞を培養し、 (e)細胞増殖に対する上記誘導物質の効果に従って細胞を選択し、そして (f)上記の選択された細胞から上記ペプチドをコードするヌクレオチド配列
を回収する、 ステップを含む上記方法に関する。
【0046】 前記スクリーニング工程のステップ(a)に先立って特定の準備ステップを必
要とする。宿主には、殺菌する及び/又は増殖阻害するペプチドが発見されるこ
とが求められ、そしてその宿主に適合した好適なプラスミドが選択されることが
望ましい。ヌクレオチド配列、例えば既知の抗菌ペプチドをコードする既知の配
列の突然変異により提供されたヌクレオチド配列プールは、先に記載されたよう
に慣例の方法により準備されることが望ましい。
【0047】 ステップ(a)において前記ライブラリーは、慣例の方法により好適なプラス
ミドに連結され、そして前記宿主細胞培養の中に形質転換される(ステップ(b
))。
【0048】 ステップ(c)は、前記形質転換工程のために、その間に死滅させられた及び
/又は増殖阻害されるようになった細胞から生細胞を分離する、最初のスクリー
ニング又は選択ステップである。このステップは、重要なステップである、なぜ
ならスクリーニング・ステップの最終的な目的は、抗菌ペプチドを産生する挿入
ヌクレオチド配列の誘導された発現により死滅させられた及び/又は増殖阻害さ
れた細胞を識別することであるからである。前記抗菌ペプチドによらずに前記ス
クリーニング工程などの前に死滅及び/又は阻害が起きた細胞は、それらが前記
生細胞から分離されなかった場合、前記スクリーニングにおいて誤った活性応答
を生じるであろう。ステップ(d)において誘導物質が、前記挿入プラスミド中
に包含された、前記ライブラリーからのヌクレオチド配列の発現を誘導するため
に培養された前記生細胞に導入される。前記ペプチドは、転写により産生される
ため、前記宿主細胞は、上記ペプチドが上記宿主に対して抗菌作用を有するとき
死滅させられるか及び/又は増殖阻害されるであろう。好ましい態様において死
滅させられた及び/又は増殖阻害された宿主細胞が選択される。死滅させられた
及び/又は増殖阻害された宿主細胞の選択により、抗菌活性を有するペプチドを
コードするヌクレオチド配列を含む細胞が単離されうる。段階的な応答を達成し
、そして異なる抗菌作用又は効果を固定するために、もう1レベル高い誘発物質
濃度が平行して使用されうる。ステップ(e)において死滅させられる及び/又
は増殖阻害されるようになる宿主細胞は、選択されそして上記宿主細胞の形質転
換の形で挿入されたプラスミド・ヌクレオチド配列から発現されるペプチドによ
り影響をうけない宿主細胞から分離される。それは、例えば低濃度の誘導物質に
より影響されるペプチドの誘導された発現により強く影響をうける細胞のみを選
択するか又はスクリーニング及び/又はヌクレオチド配列プール若しくはライブ
ラリーに関する存在する知識の意図される範囲に依存して、全ての影響された細
胞を選択しうる。
【0049】 細胞を選択する規準は、それぞれに選ばれうる、例えば最大誘導物質濃度は、
この誘導物質濃度より低い誘導物質の存在により影響をうける細胞のみを選択す
るために定められ、さらに/又は形質転換した宿主細胞のレプリカに対する誘導
物質の段階的に低下する濃度を用いた減少したレベルの転写誘導は、上昇した生
理活性を有するペプチドの単離を可能にするであろう(図4)。
【0050】 前記挿入されたヌクレオチド配列は、生理活性ペプチドをコードしているとし
て同定された前記選択された宿主細胞から慣例の方法により回収されうる。前記
ヌクレオチド配列は、慣例の方法、例えばPCR増幅により増幅されうる。ここ
から確認され、そして増幅されたヌクレオチド配列は、産生宿主中に挿入され、
そして確認されたものと一致するペプチドは、ペプチドが上記宿主細胞により後
に搬出されうるより大きなポリペプチドへの融合を通して発現される既知の方法
に従って大量に産生されうる。上記ポリペプチドは、着目のペプチドを前記細胞
内での消化及び前記宿主細胞酵素によるその不活性から保護し、並びに/又は上
記宿主細胞が発現されたペプチド及び前記ペプチドが上記ポリペプチドの中に組
込まれなかった場合に起こるであろう作用により強い影響を受けることなく増殖
及び上記ペプチドの発現を続けられるように上記宿主細胞内において上記ペプチ
ドの作用を下げる機能をもつ。前記ペプチドをコードする確認された、そして増
幅されたヌクレオチド配列は、先に記載されたように、例えば無作為突然変異誘
発により、遺伝子シャッフリングにより又は縮重遺伝子の合成によっても突然変
異されうる。これらの新しく突然変異させたヌクレオチド配列は、次に改良され
た作用を有する新規ペプチドをコードするヌクレオチド配列を確認するために、
ステップ(a)から(f)に従って、例えば後のスクリーニングにおいて誘発物
質濃度を低くすることにより再びスクリーニングされうる。
【0051】 前記スクリーニング又は分離工程は、特定の態様において、前記形質転換宿主
細胞を栄養培地及び場合により抗生物質を含むプレート上にストリークするため
に慣例のプレート・アッセイの利用により実施される。前記形質転換プラスミド
が上記抗生物質に対し抵抗するための遺伝子を含む場合、非形質転換宿主細胞は
、上記培地上で死滅し、一方形質転換した宿主細胞は生き残るであろう。次に前
もって決定された時間前記プレートをインキュベートし、形質転換宿主細胞のコ
ロニー形成を可能にし、そしてこれらのプレートから細胞サンプルを発現及び挿
入プラスミドの中に含まれるペプチドの産生を誘導する誘導物質をさらに含む他
のプレートに移し取る。形質転換宿主細胞がこの環境において増殖しつづけ、そ
して正常なコロニーを形成する場合、発現された及び産生されたペプチドは前記
宿主細胞を死滅させない及び/又は阻害しないことが推定されうる。一方前記宿
主細胞が全くコロニーを形成しない又は正常な増殖に比べコロニーが減少した場
合、誘導されたペプチドが上記宿主細胞に対して抗菌作用を有することは、明ら
かである。慣例のアガロース・プレートのためのスクリーニング戦略の記述は、
図2に与えられる。しかしながら、プレート・アッセイは、時間の浪費と長い手
順を含む、そしてさらに好ましい態様において前記スクリーニング又は分離工程
は、本技術分野で述べられるマイクロタイター・アッセイにおいて実施される。
この種のアッセイにおいて前記液体宿主細胞培養は、マイクロタイター・プレー
トの各ウェルに異なる挿入ヌクレオチド配列を含む単独又はほんの数個の細胞が
配置されるか又はそうでなければ、調べられた1つだけ又は数個のヌクレオチド
配列が各ウェルに含まれることが保証されている(例えば同じ挿入ヌクレオチド
配列を含む多数の宿主細胞である)。各ウェルの宿主細胞は、栄養培地の添加に
より培養されうる、そして上記マイクロタイター・プレートの複写又は複製が、
付加的なテスト・プレートへの副次標本の移動により準備されうる。誘導物質を
含む培地を、次に各ウェルに添加し、そして培養中の各ウェルの前記宿主細胞培
養の増殖を、例えば各ウェルの前記細胞の懸濁液を透過した光回折の計測により
観察する。宿主細胞の増殖が前記発現したペプチドの影響を受けなかった場合、
このウェル中の細胞数は、正常に増加し、そしてそのウェルを透過して計測され
る上記細胞懸濁液の光回折は、増加するであろう。しかしながら、前記宿主細胞
の増殖が前記発現されたペプチドの影響を受けた場合、このウェルの細胞数は、
正常の増殖に比べて減少し、そして上記細胞の懸濁液の光回折における変化も小
さくなるであろう。マイクロタイター・プレートについてのスクリーニング戦略
の記述は、図3に与えられている。第3の、そして最も好ましい態様として、前
記スクリーニング又は分離工程は、例えば、Gant V.A., Warnes G., Phillips I
. and Savidge G.F.; "The application of flow cytometry to the study of b
acterial responses to antibiotics"; J. Med. Microbiol.; 1993; 39; pp.147
-154に記載の蛍光支援型細胞分取(luorescence ssiste
ell ortiong)(FACS)装置を利用することにより実施
されうる。この種の装置は、例えば上記装置の製造業者により本技術分野で広く
説明されている。このアプローチの使用のために、各細胞の増殖の指標である生
死判別プローブ(例えば蛍光又は比色プローブ)が、前記宿主細胞内に組込まれ
る。好適には、前記誘導物質及び生死判別プローブを、指数関数的に増殖してい
る宿主細胞の液体培養に添加し、そして死滅させられた又は増殖阻害されている
微生物を識別及び回収する。
【0052】 前記組込んだプローブを保持することで、その細胞を前記プローブに好適な波
長の励起光に晒すことによってその細胞内の蛍光を計測することにより細胞の生
死を、観察しうる、例えば前記プローブの蛍光が計測される場合、その細胞は生
きており又はその逆も同じことである。FACS装置により、要求された特徴を
示す細胞が、かなりの速度及び精度において選択されることができ、蛍光測定が
、高感度である事実によっても手助けされうる。本発明の方法において、FAC
S装置は、前記スクリーニング又は生細胞及び形質転換宿主細胞を選択する選択
ステップ(c)並びに/又は死滅させられた及び/若しくは阻害された細胞を前
記ペプチドの発現誘導の後に選択する選択ステップ(e)に利用されうるか、あ
るいは上記のプレート及び/又はマイクロタイター・プレート技術と併合されう
る。この目的のために多くの好適な蛍光プローブが、例えばモレキュラー・プロ
ーブ社、ユージーン、オレゴン、米国から市販されている。前記プローブの使用
において、それは、例えば膜構造を傷つけるか若しくは劣化するかどうか、膜透
過能力を低下若しくはなくすかどうか、又は特定のプローブが細胞内標的(例え
ばDNA)と相互作用することを許すかどうか検討される。前記プローブの例は
、それに制限されることなく、死滅及び/若しくは損傷細胞を透過し、そしてそ
の細胞の核酸を蛍光発光させることが意図される(例えばSYTOX(商標)緑
色核酸染色)又は生細胞を透過し、そして蛍光発光させることが意図される(例
えばSYTO(商標)生細胞核酸染色)プローブであるところのモレキュラー・
プローブ社のSYTO(X)(商標)核酸染色を含む。前記プローブの使用手順
は、その製造業者から入手できる。(膜透過能力に対して感受性のものが利用さ
れうる)蛍光性レドックス・プローブも、Rodriguez, G.G., Phipps D., Ishigu
ro K. and Ridgway H.F.; "Use of a Fluorescent Redox Probe for Direct Vis
ualization of Actively Respiring Bacteria", Applied and Environmental Mi
crobiology, 1992, pp.1801-1808に記載の塩化5−クアノ−2,3−ジトルイー
ルテトラゾリウム・プローブを利用するか、又はJepras R.I., Paul F.E., Pear
son S.C. and Wilkinson M.J.; "Rapid Assessment of Antibiotic Effects on
Escherichia coli by bis-(1,3-Dibutylbarbituric Acid) trimethine Oxonol a
nd Flow cytometry"; Antimicrobial Agents and Chemotherapy; 1997; pp.2001
-2005に記載のモレキュラー・プローブ社から入手できるDiBAC4(3)プロ
ーブを利用する。
【0053】 FACS装置又は慣例の冷光装置は、Virta M, Akerman K.E.O., Saviranta P
., Oker-Blom C. and Karp M.T.; "Real time measurement of cell permeabili
zation with low-molecular-weight membranolytic agents", Journal of Antim
icrobial Chemotherapy; 1995; 36; pp. 303-315に記載の技術により、生物発光
での使用に適用させることもできる。そのうえ、比色計は、比色計測を意図した
非蛍光細胞分取装置に利用されることがより好適ではあるが、例えばRoslev P.
and King G.M.; "Application of a Tetrazolium Salt with Water-Soluble For
mazan as an Indicator of viability in Respiring Bacteria"; Applied and E
nvironmental Microbiology, 1993, pp. 2891-2896; に記載のとおり応用されう
る。FACSに関するスクリーニング戦略の記述は、図1に与えられている。
【0054】 細胞内生理活性ペプチドのスクリーニングに対して本発明の方法を応用すると
き、特に真核生物細胞、例えば哺乳類細胞において、代替の好ましいスクリーニ
ング又は選択戦略が利用されうる。前記挿入ヌクレオチド配列の誘導された発現
において、それが宿主細胞に対して生理活性である場合、得られるペプチドは、
前記細胞膜を引き裂き及び/又は劣化し、そして死滅させられた細胞及び/又は
影響を受けた細胞は、遠心分離器にかけるか又はろ過するかにより影響を受けな
かった細胞から分離される。遠心分離器にかける場合、前記影響を受けなかった
生きた細胞は、沈殿し、一方影響を受けた細胞からの核酸物質は、上清中に分離
されうる。この分離は、前記影響を受けなかった生きた細胞をろ過して取り除く
ことによってもなされうる。この分離ステップから先に記載のとおり増幅及び突
然変異が行われうる。
【0055】 一旦、最適なペプチドが同定されれば、そこに上記ペプチドの塩濃度に対する
感受性、イオン強度、pH及び/若しくは特に前記ペプチドに対する正常哺乳類細
胞の感受性が、前記ペプチドの意図される用途に依存して試験されるところの他
の試験が行われうる。
【0056】 抗菌ペプチドの使用 本発明の方法によって発見された抗菌ペプチドは、多くの分野の用途に利用さ
れうる。好適な分野の1つは、化学系防腐剤の代替として例えば食物/飼料、塗
料配合物、洗剤配合物、化粧品又は他の個人向けケア製品の防腐である。前記ペ
プチドは、例えばその材料を上記ペプチドを含む被覆物によりコートすることで
保存性メディカル・デバイス、例えば人工関節インプラント、静脈内用チューブ
などに使用されうる。前記ペプチドは、例えば洗浄産業におけるバイオフィルム
の処理のための消毒剤として、対象の表面の微生物を消毒及び/又は殺菌及び/
又は阻害するために積極的に応用されうる。好ましい用途の1つは、ヒト及び/
若しくは動物の体又は皮膚若しくは粘膜表面における微生物感染及び/又は腫瘍
を治療するためのペプチド製剤である。本発明のスクリーニング方法の使用は、
微生物を殺菌及び/又は阻害しうるが、しかし正常な哺乳類及び/又は真核生物
細胞に対しマイナスの作用をわずかにもつか又は全くもたない、きわめて生理的
に活性なペプチドを発見するために万能の手段であるということが企図される。
前記ペプチドは、経口投与のために、静脈内又は皮下注射のために又は軟膏とし
て処方されうる。
【0057】 実施例 実施例1:さまざまな抗菌ペプチドの発現によるE.coliの増殖阻害 モデルAMP、すなわちCAP18、PR39、アンドロピン、Bac5、B
ac7、クラバニンA、クラバニンAK(クラバニンA変異体)、スチエリンD
、及びスチエリンC遺伝子を、標準的PCR反応においてオリゴDNAを用いて
合成し、そして向上した生理活性をもつAMPを確認するその能力を評価するた
めに本SESにおいてクローニングした。
【0058】 プラスミド 2つの実験系列を作製した:pHH系列(プラスミドpBAD/gIIIAを
使用)は、ペプチドが細胞膜と相互作用することが許される場所から、E.co li の細胞周辺腔へ前記AMPの搬出を可能にした。pHHA系列(プラスミド
pHHAを使用)において、前記ペプチドはシグナル配列を欠き、そしてそれに
対応して生じるものは、細胞質中に保持された。
【0059】 利用した親プラスミドの1つであるpBAD/gIIIAは、インビトロゲン
社から市販されている。それは、厳密に調節されたE.coliにおける組換え
タンパク質の発現を意図したpUC由来の発現ベクターである。このプラスミド
は、増殖培地中に誘導物質が不存在の状態で前記組換えペプチドの発現がないも
のとして、E.coliに対して毒性をもつペプチド及びタンパク質のクローニ
ングを可能にする。しかしながら、転写及びそれをもとにしたペプチド合成は、
広く誘導されうる。
【0060】 選択 全てのAMPは最初に外側から標的生物を攻撃又は透過するので、前記SES
の成功は、多くの場合において当該AMPが前記細胞の外に搬出されることが要
求される。この系において、前記AMPは、その細胞標的、例えば細胞膜、膜若
しくは細胞周辺腔中の成分と相互作用することを許す場所又は外側の膜を通過し
てさらなる拡散を許す場所から細胞周辺腔へ分泌された。
【0061】 pHH系列において、pBAD/gIIIA内のgeneIIIシグナル配列
を、当該ペプチド/タンパク質の分泌を実現するために誘導性プロモーターの前
に配置した。GeneIIIは、pIIIをコードする、線維状ファージfdから
のわずかなキャプシド・タンパク質の1つである。pIIIは、18アミノ酸の
N末端シグナル配列により合成され、そして膜の中へ挿入するために細菌の分泌
系を必要とする。前記シグナル配列は、内側の膜を通過後取り除かれ、こうして
本来のペプチドが残る。NcoI制限部位は、前記シグナル配列の分割部位にじ
かに続く。
【0062】 もう一方の親プラスミド系列、pHHAにおいて、ペプチドは、シグナル配列
をもたずに合成され、そしてそれに対応して生じるものは、細胞質中に保持され
た。前記pHHAプラスミドは、前記geneIIIが欠失した点だけがpBA
D/gIIIAと異なる。この欠失は、転写開始部位にオーバーラップする付加
的なNcoI部位の導入により生み出された。したがって、前記シグナル配列を
NcoIによる制限処理により除き、そしてそのプラスミドを、再連結してp
HHAを作り出した。
【0063】 再プラスミド系(pBAD/gIIIA及びpHHA)において、前記AMP
遺伝子を、NcoI−XbaI断片として導入する。
【0064】 誘導性プロモーターの調節 利用した誘導性プロモーターであるpBADは、2つのタンパク質、AraC
及びcAMP−CRPにより正と負の両方に調節される。アラビノースの存在下
において、前記プロモーターからの発現が開始され、一方アラビノースの不存在
下において、前記プロモーターからひじょうに低いレベルの発現が起こる。非誘
導レベルは、グルコースの存在下における増殖によりなおいっそう抑えられる。
グルコースは、pBADのプロモーター領域への前記cAMP−CRPの結合を
減少させるcAMPレベルの低下に作用する。cAMPレベルを下げることで、
転写活性を低下させる。着目のペプチドが、宿主細胞に対しひじょうに増殖阻害
性又は毒性である場合、これが理想的である。要するに、前記2つの調節物質の
活性を変えることにより、タンパク質発現レベルを、潜在的な毒性又は本来の遺
伝子の発現に関して至適に操作しうる。
【0065】 C末端のmycエピトープ及び6x Hisタグ 先に触れたさまざまなAMPの遺伝子を、読み枠内のmycエピトープ及び6
x Hisタグの前にクローニングした。TAG終止コドンは、前記AMP遺伝
子と前記2つのエピトープをコードする配列を隔てた。これは、正常なE.co li において、転写の誘導によりAMPだけが合成されることを意味する。前記
TAG終止コドンにおける翻訳の終了は、融合タンパク質がE.coliに対し
て無毒である場合、AMP/myc/6x His融合タンパク質の合成を可能
にすることを、さまざまな菌株において抑制しうる。この融合タンパク質は、ニ
ッケル(Ni2+)樹脂の親和性を用いて容易に精製され、そして抗Myc又は抗
6x His抗体を用いて容易に検出される。精製の次に、臭化シアン分解が、
都合よく位置したメチオニンにおける分解により前記AMPから前記2つのタグ
を分離する。この系は、選択したペプチドの前記抗菌活性の慣例のアッセイを用
いる、確認を可能にする容易で、都合のよい精製を可能にする。
【0066】 宿主生物 利用される菌株は、E.coli TOP10である(インビトロゲン社から
市販)。それは、araBADC- 及びaraEFGH+ である。
【0067】 AMP遺伝子 以下のモデルAMP、すなわちCAP18,PR39、アンドロピン、Bac
5,Bac7、クラバニンA、クラバニンAK(クラバニンA変異体)、スチエ
リンD、及びスチエリンCの活性断片を、以下に示されるオリゴDNAを用いた
標準的PCR反応により合成した。前記PCR増幅したAMP遺伝子を、Nco I及びXbaIにより制限処理し、そしてpBAD/gIIIA及びpHHA内
の対応するクローニング・サイトに連結した。これらの連結反応混合物を、化学
的コンピテントE.coli TOP10中に形質転換し、そしてそれぞれのク
ローンを分析した。前記AMP遺伝子を、最終的にDNAシークエンスにより確
認した。
【0068】 前記AMP遺伝子の合成に用いたプライマー
【0069】
【化1】
【0070】
【化2】
【0071】
【化3】
【0072】 前記AMP遺伝子に相当するアミノ酸配列を以下に示す。
【0073】 小文字のアミノ酸は、天然のAMPには存在せず、最も近いクローニング・サ
イト(CCATGG,ATGはメチオニンをコードする)としてNcoIを利用
するクローニング戦略の結果として生み出された。前記遺伝子の天然コドン使用
方法を、維持した。
【0074】
【化4】
【0075】
【化5】
【0076】 さまざまなAMPの発現によるE.coliの増殖阻害 以下の実験は、内因性AMP発現の誘導により、E.coliが液体培地中で
増殖を阻害されるかどうかを評価するために行った。
【0077】 1日目、前記それぞれのAMPをコードしているプラスミドを宿す細胞を、L
B+100γアンピシリン中に播種し、そして強く振とうしながら37℃にて非
誘導条件下、育てた。これらの一晩中の培養を、2日目に、異なる量のアラビノ
ース(0%、0.001%、0.01%、及び0.1%)の存在する、新しい前
もって温めたLBブロス+100γアンピシリン中に100倍希釈した。これら
の新たに希釈した培養100μlを、マイクロタイター・プレートに移し、そし
て振とうしながら37℃にてインキュベートした。前記培養の増殖をELISA
リーダーを用いてOD450 において一定の間隔で計測した。対応する増殖曲線を
、図5〜14に示す。
【0078】 ペプチドを細胞周辺腔へ分泌するところの(前記親プラスミドpBAD/gI
IIAを用いた)前記pHH系列において、アンドロピンを除く全てのAMPの
発現は、細菌の増殖を有意に阻害した。類似した遺伝子型(araBADC-
araEFGH+)を有するE.coliの他の菌株を利用した場合、類似した
結果を得た(データ不掲載)。アンドロピンは、折りたたみ、そして抗菌活性を
発揮するために十分な塩濃度を必要とすることが報告されており;より弱い阻害
がみられたということの説明となりうる観察である。非増殖阻害は、前記pII
Iシグナル配列に融合した前記Myc/HIS6対照ペプチドの38個のアミノ
酸を発現する前記pBAD/gIIIA対照プラスミドを保有する菌株において
明らかである。このことから推して、前記pIIIシグナル配列に融合したペプ
チドの発現自体はE.coliの増殖を有意に阻害するものでないことが判断さ
れうる。前記結果を図5b〜14bに示す。
【0079】 ペプチドが細胞質に保持されるところの前記pHHA系列において、増殖阻害
の異なるパターンが観察された。この状況において前記AMPのたった1つのサ
ブセットだけが、増殖阻害を発揮した。この違いは、たぶん前記AMPの作用様
式の違いを反映している。膜透過能に依存しないペプチド又は細胞内標的をもつ
ペプチド(例えばプロリン−アルギニン・リッチ・ペプチド・ファミリーである
Bac5、Bac7、及びPR39は、核酸と相互作用し、そして失活させるこ
とが文献において示唆されている)が、前記細胞内に発現され、そして保持され
た場合にその生存能力に作用することが予想される。その結果を図5a〜14a
に示す。
【0080】 さまざまなAMPの発現による固体培地上におけるE.coliの増殖阻害 以下の実験を、内因性AMP発現の誘導によりE.coliが固体培地上にお
いて増殖阻害されるかどうか評価するために行った。
【0081】 1日目、AMPをコードするプラスミドを宿す細胞を、LB+100γアンピ
シリン中に播種し、そして強く振とうしながら37℃にて非誘発条件下、育てた
。これらの一晩中の培養を、2日目に新しい、前もって温めたLBブロス+10
0γアンピシリン中に100倍希釈し、そして100γアンピシリン及び異なる
量のアラビノース(0%、0.001%、0.01%、及び0.1%)を含むL
Bアガロース・プレート上に3μlスポットした。これらのアガロース・プレー
トを、次に37℃にて一晩中インキュベートした。細菌クローンの増殖を、その
次の日に記録した。増殖の阻害を、存在するアラビノースの量との相互関係を証
明するために観察した。阻害パターンは、液体培地中での増殖のときに観察され
た結果を反映した。
【0082】 変異ライブラリー 前記自殺発現系が異なる抗菌活性を示すペプチド変異体の間で識別が可能であ
るかどうか検討するために、前記9つのAMP遺伝子の突然変異ライブラリーを
、PCR及び0.5mM塩化マンガンを用いて作製した。例証を目的として、突然
変異スチエリンCクローンの無作為摘出クローンを選択し、そして誘導物質依存
性の増殖阻害について分析した。突然変異AMPは、生理活性を変更したように
見えるものによって同定されてきた(図15)。前記突然変異体のサブセットを
、シークエンスし、そして変更された生理活性を示す全てのクローンが、当該 (野生型)と異っていることを確認した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、改変された抗菌性ペプチド(AMP)の同定のための蛍光支援型細胞
分取(FACS)装置を用いたSES系における方法のステップの流れを表した
図表を示し、ここで、Aは、細菌宿主細胞中の突然変異抗菌ペプチド(AMP)
のライブラリーであり;Bは、FACSを介した死滅細菌の除去であり;Cは、
転写誘導であり;Dは、FACSを介した生育できない細菌の選択でありそして
Eは、PCR増幅、増幅遺伝子のシャッフリング、クローニング、及び形質転換
である。以下の記号を用いた:。
【表1】
【図2】 図2は、固形培地を用いた慣習のアガロース・プレートによる改変されたAM
Pの同定のためのスクリーニングの方策の流れを表した図表を示し、ここで、A
は、アガロース・プレートへの細菌クローンの分配であり;Bは、レプリカ・プ
レートの作製であり;Cは、転写の誘導(発)でありそしてDは、コロニーの特
徴づけ、例えば特性、AMP配列、死滅した又は阻害された細胞のコロニー、P
CR増幅、遺伝子シャッフリング及びクローニングを含む。
【図3】 図3は、液体培地を用いたマイクロタイター・プレートによる改変されたAM
Pの同定のためのスクリーニングの方策の流れを表した図表を示し、ここでAは
、マイクロタイター・ウェルへの細菌クローンの分配であり;Bは、レプリカ・
プレートの作製であり;Cは、転写誘導(発)でありそしてDは、コロニーの特
徴づけ、例えば特性、AMP配列、死滅した又は阻害された細胞のコロニーの同
定、PCR増幅、遺伝子シャッフリング及びクローニングを含む。
【図4】 図4は、AMPをコードするDNAにより形質転換されたE.coliにおけ
る作用を示し、ここで前記AMPの発現は、アラビノース誘導物質により誘導し
うる。垂直方向において誘導物質のレベルを示す。異なるAMP′sを試験し、
ここで1は、アンドロピンであり;2は、Bac7であり;3は、Bac5であ
り;4は、スチエリンDであり;5は、スチエリンCであり;6は、PR39で
あり;7は、ClavAであり;8は、ClavAKであり;9は、CAP18
でありそして10は、pBADである。異ったE.coliコロニーにおける前
記作用は、視覚的に確認しうる。
【図5】 A:アンドロピン(PHHA1000−アンドロピン)の発現が誘導される .coli のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここ
で上記アンドロピンは、細胞質内に保持されている。増殖を細胞懸濁液の450
nmでのOD計測により観察した。誘導物質レベルは、%w/wで与えられる。 B:アンドロピン(PHH1000−アンドロピン)の発現が誘導されるE. coli のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここで
上記アンドロピンは、細胞周辺腔に分泌される。増殖を細胞懸濁液の450nmで
のOD計測により観察した。誘導物質のレベルは、%w/wで与えられる。
【図6】 A:Bac7(PHHA1100−Bac7)の発現が誘導されるE.col のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここで上記B
ac7は、細胞質内に保持されている。増殖を細胞懸濁液の450nmでのOD計
測により観察した。誘導物質レベルは、%w/wで与えられる。 B:Bac7(PHH1100−Bac7)の発現が誘導されるE.coli のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここで上記Ba
c7は、細胞周辺腔に分泌される。増殖を細胞懸濁液の450nmでのOD計測に
より観察した。誘導物質のレベルは、%w/wで与えられる。
【図7】 A:Bac5(PHHA1200−Bac5)の発現が誘導されるE.col のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここで上記B
ac5は、細胞質内に保持されている。増殖を細胞懸濁液の450nmでのOD計
測により観察した。誘導物質レベルは、%w/wで与えられる。 B:Bac5(PHH1200−Bac5)の発現が誘導されるE.coli のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここで上記Ba
c5は、細胞周辺腔に分泌される。増殖を細胞懸濁液の450nmでのOD計測に
より観察した。誘導物質レベルは、%w/wで与えられる。
【図8】 A:スチエリンD(PHHA1300−スチエリンD)の発現が誘導される .coli のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここ
で上記スチエリンDは、細胞質内に保持されている。増殖を細胞懸濁液の450
nmでのOD計測により観察した。誘導物質レベルは、%w/wで与えられる。 B:スチエリンD(PHH1300−スチエリンD)の発現が誘導されるE. coli のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここで
上記スチエリンDは、細胞周辺腔に分泌される。増殖を細胞懸濁液の450nmで
のOD計測により観察した。誘導物質のレベルは、%w/wで与えられる。
【図9】 A:スチエリンC(PHHA1400−スチエリンC)の発現が誘導される .coli のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここ
で上記スチエリンCは、細胞質内に保持されている。増殖を細胞懸濁液の450
nmでのOD計測により観察した。誘導物質のレベルは、%w/wで与えられる。 B:スチエリンC(PHH1400−スチエリンC)の発現が誘導されるE. coli のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここで
上記スチエリンCは、細胞周辺腔に分泌される。増殖を細胞懸濁液の450nmで
のOD計測により観察した。誘導物質のレベルは、%w/wで与えられる。
【図10】 A:PR39(PHHA1500−PR39)の発現が誘導されるE.col のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここで上記P
R39は、細胞質内に保持されている。増殖を細胞懸濁液の450nmでのOD計
測により観察した。誘導物質のレベルは、%w/wで与えられる。 B:PR39(PHH1500−PR39)の発現が誘導されるE.coli のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここで上記PR
39は、細胞周辺腔に分泌される。増殖を細胞懸濁液の450nmでのOD計測に
より観察した。誘導物質レベルは、%w/wで与えられる。
【図11】 A:クラバニンA(PHHA1600−クラバニンA)の発現が誘導される .coli のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここ
で上記クラバニンAは、細胞質内に保持されている。増殖を細胞懸濁液の450
nmでのOD計測により観察した。誘導物質レベルは、%w/wで与えられる。 B:クラバニンA(PHH1600−クラバニンA)の発現が誘導されるE. coli のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここで
上記クラバニンAは、細胞周辺腔に分泌される。増殖を細胞懸濁液の450nmで
のOD計測により観察した。誘導物質レベルは、%w/wで与えられる。
【図12】 A:クラバニンAK(PHHA1700−クラバニンAK)の発現が誘導され
E.coliのアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、
ここで上記クラバニンAKは、細胞質内に保持されている。増殖を細胞懸濁液の
450nmでのOD計測により観察した。誘導物質レベルは、%w/wで与えられ
る。 B:クラバニンAK(PHH1700−クラバニンAK)の発現が誘導される E.coli のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、こ
こで上記クラバニンAKは、細胞周辺腔に分泌される。増殖を細胞懸濁液の45
0nmでのOD計測により観察した。誘導物質レベルは、%w/wで与えられる。
【図13】 A:CAP18(PHHA1800−CAP18)の発現が誘導されるE.c oli のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここで上
記CAP18は、細胞質内に保持されている。増殖を細胞懸濁液の450nmでの
OD計測により観察した。誘導物質レベルは、%w/wで与えられる。 B:CAP18(PHH1800−CAP18)の発現が誘導されるE.co li のアラビノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここで上記
CAP18は、細胞周辺腔に分泌される。増殖を細胞懸濁液の450nmでのOD
計測により観察した。誘導物質レベルは、%w/wで与えられる。
【図14】 A:対照ペプチドMyc/HIS6の発現が誘導されるE.coliのアラビ
ノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここで上記Myc/HI
S6は、細胞質内に保持されている。増殖を細胞懸濁液の450nmでのOD計測
により観察した。誘導物質レベルは、%w/wで与えられる。 B:対照ペプチドMyc/HIS6の発現が誘導されるE.coliのアラビ
ノース誘導物質の異なるレベルでの増殖曲線であって、ここで上記Myc/HI
S6は、細胞周辺腔に分泌される。増殖を細胞懸濁液の450nmでのOD計測に
より観察した。誘導物質レベルは、%w/wで与えられる。
【図15】 無作為に採取された突然変異体からのスチエリンC変異体の発現が誘導される E.coli の増殖曲線である。スチエリンC変異体の無作為に採取されたクロ
ーンは#1〜#10まで番号を付けられる。誘導物質レベルは、%w/wで与え
られる。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年7月9日(2001.7.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 31/04 171 A61K 37/02 35/00 37/48 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペプチドをコードするヌクレオチド配列を選択するためのヌ
    クレオチド配列プールのシークエンス方法であって、以下の: a)場合によりシグナル・ペプチドに連結された100未満のアミノ酸残基を
    もつ酵素又は成熟ペプチドであるペプチドを発現するように、誘導性プロモータ
    ーに作用可能な状態で連結された上記ヌクレオチド配列プールと、プラスミドを
    結合させ、 b)上記結合したプラスミドにより上記ペプチドに対し感受性の宿主細胞を形
    質転換させ、 c)生きた細胞を選択するように、上記の形質転換された宿主細胞をスクリー
    ニングし、 d)上記ヌクレオチド配列の発現を誘導するように、誘導物質の存在下で、上
    記の生きた細胞を培養し、 e)細胞増殖に対する上記誘導物質の効果に従って細胞を選択し、そして f)上記の選択された細胞から上記ペプチドをコードするヌクレオチド配列を
    回収する、 ことを含む上記方法。
  2. 【請求項2】 前記ヌクレオチド配列プールを、無作為突然変異誘発により
    、遺伝子シャッフリングにより、又は縮重遺伝子の合成により作製する、請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ペプチドが酵素である、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ペプチドが100未満のアミノ酸残基から成る短かいペ
    プチド、好ましくは抗菌性ペプチド又は抗腫瘍性ペプチドである、請求項1又は
    2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ペプチドが、細菌に対し活性な抗菌性ペプチド又は抗菌
    性酵素であり、かつ、前記宿主細胞が、細菌細胞(特にエッシェリシア・コリ( E.coli )又はバチルス属(Bacillus))、糸状菌(特にアスペル
    ギルス属(Aspergillus))又は酵母細胞(特にカンジダ属(Can dida )又はサッカロマイセス属(Saccharomyces))である、
    請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ペプチドが、抗腫瘍性ペプチドであり、かつ、前記宿主
    細胞が、哺乳類の細胞、特に腫瘍細胞である、請求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記ペプチドが、100未満のアミノ酸残基の短かいペプチ
    ドであり、かつ、前記結合が、伸長なしに又はN末端の1〜5アミノ酸の伸長を
    もって前記ペプチドを、そして場合によりシグナル・ペプチドを発現するための
    ものである、請求項4〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 ステップc)及びe)の選択を、アガロース・プレートを用
    いて行なう、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 ステップc)及びe)の選択を、マイクロタイター・ウェル
    内で行なう、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 ステップc)及びe)の選択を、FACS装置を用いて行
    なう、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 ステップc)及びe)の選択を、遠心分離又はろ過により
    行なう、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 人体又は動物体の治療のための製剤の発見及び製造のため
    の請求項1〜11のいずれかに記載の方法の使用。
  13. 【請求項13】 前記遺伝子シャッフリングが、相同的な鋳型二本鎖ポリヌ
    クレオチドを無作為断片に切断し、続いて上記断片を全長遺伝子に相同的に再会
    合させることを含み相同的なDNAのインビトロ・シャッフリングを含む、請求
    項2に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記遺伝子シャッフリングが、インビトロDNA合成の間
    に誘導された鋳型シフトにより入力DNA鋳型とランダムDNAプライマーから
    構築される再結合した相同性ポリヌクレオチドのライブラリーの形成を含む、請
    求項2に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記ランダムDNAプライマーが、併合されるべき前記突
    然変異DNA鋳型の上でDNA合成を無作為に開始させるために利用される、請
    求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記遺伝子シャッフリングが、併合されるべき前記変異を
    宿している30未満の塩基対をもつプライマーの使用を含む、請求項2に記載の
    方法。
  17. 【請求項17】 前記遺伝子シャッフリングが、遺伝子全体をコードする1
    以上の縮重DNAプライマーの合成を含む、請求項2に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記遺伝子配列の多様性が、出発物質としてcDNAのラ
    イブラリー又は無作為に作製された全ゲノムDNA断片のライブラリーを含む、
    請求項1に記載の方法。
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