JP2003338578A - 半導体素子搭載用基板 - Google Patents
半導体素子搭載用基板Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 絶縁基板と貫通導体との密着性および貫通導
体の導体内の金属の密着性を良好として絶縁基板の熱歪
みを小さくし、また、径を大きくするとともに主導体間
の接合を強固にした貫通導体を形成することにより、半
導体素子の放熱性を良好にすること。 【解決手段】 Al2O3を主成分としMn2O3を2〜10
重量%含有する相対密度95%以上のセラミックスから成
る、複数の絶縁層および中間絶縁層7が交互に積層さ
れ、上面に半導体素子4の搭載部1Aが設けられた絶縁
基板1と、搭載部1Aから絶縁基板1下面にかけて形成
された貫通導体2とを具備し、貫通導体2は、Cuを10
〜60体積%ならびに平均粒径1〜5μmのWおよび/ま
たはMoの粒子を40〜90体積%含有した導体から成る、
絶縁層の部位の主導体2aと、中間絶縁層7の部位の第
一の中間導体6およびその上の第二の中間導体8とから
成る。
体の導体内の金属の密着性を良好として絶縁基板の熱歪
みを小さくし、また、径を大きくするとともに主導体間
の接合を強固にした貫通導体を形成することにより、半
導体素子の放熱性を良好にすること。 【解決手段】 Al2O3を主成分としMn2O3を2〜10
重量%含有する相対密度95%以上のセラミックスから成
る、複数の絶縁層および中間絶縁層7が交互に積層さ
れ、上面に半導体素子4の搭載部1Aが設けられた絶縁
基板1と、搭載部1Aから絶縁基板1下面にかけて形成
された貫通導体2とを具備し、貫通導体2は、Cuを10
〜60体積%ならびに平均粒径1〜5μmのWおよび/ま
たはMoの粒子を40〜90体積%含有した導体から成る、
絶縁層の部位の主導体2aと、中間絶縁層7の部位の第
一の中間導体6およびその上の第二の中間導体8とから
成る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子が作動
時に発する熱を効率良く外部に伝達するための貫通導体
(サーマルビア)が形成された絶縁基板を有する半導体
素子搭載用基板に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、IC,LSI等の半導体素子の高
集積化に伴い、半導体素子から発生する熱も増大する傾
向にある。半導体装置の誤作動をなくすためには、半導
体素子の熱を半導体装置外に効率良く放散可能な半導体
素子搭載用基板が必要とされている。また、半導体素子
の演算速度の高速化により、僅かな信号の遅延が問題と
なってきており、そこで導体損失の小さい、つまり低抵
抗の導体を配線に用いることが要求されている。 【0003】このような半導体素子を搭載する半導体素
子搭載用基板としては、その信頼性の点から、アルミナ
(Al2O3)セラミックスを絶縁基板とし、その表面あ
るいは内部にタングステン(W),モリブデン(M
o),マンガン(Mn)等の高融点金属から成る配線層
を被着形成したセラミック製のものが多用されている。
ところが、このような高融点金属から成る配線層では、
その抵抗を最低でも8mΩ/□(mΩ/□:シート抵
抗)程度までしか低くできなかった。また、放熱性に関
しても、放熱フィンの接合や放熱媒体としての貫通導体
(サーマルビア)などにより改善を図っているが、W自
体の熱伝導性が低いために大きな効果は得られていな
い。 【0004】これに対して、近年に至り、低抵抗導体で
ある銅(Cu)や銀(Ag)と同時焼成可能なガラスセ
ラミックスを用いることが提案されている。しかし、ガ
ラスセラミックスの熱伝導率は高々数W/m・K程度し
かなく、熱的問題を解決することが困難である。 【0005】図3に従来の半導体素子搭載用基板15の断
面図を示し、図4(a),(b)に、図3の従来の貫通
導体12の導体材料となるメタライズ導体の焼結前と焼結
後の状態を示す。図3は、Al2O3セラミックスを主成
分としMnをMn2O3換算で2〜10重量%含有する相対
密度95%以上のセラミックスから成る絶縁基板11と、C
u111cを10〜60体積%、Wおよび/またはMo111aを
40〜90体積%含有した貫通導体12であって、焼結後の断
面形状における最大幅が200μm以上で貫通導体12間の
間隔が50〜300μmである貫通導体12とが、同時焼成に
より作製された半導体素子搭載用基板15を示す(特開20
01−15869公報参照)。 【0006】この従来例によると、絶縁基板11上面の搭
載部11Aに載置固定される半導体素子14の作動時に発生
する熱を効率良く放散できるとともに、貫通導体12周辺
部にクラック等が発生しないものとなっている。なお、
絶縁基板11下面には、絶縁基板11および貫通導体12に接
合され半導体素子14の熱を外部に放熱する放熱板Bが接
合される。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、図4(a),(b)に示すように、焼
結前のWおよび/またはMo101aとCu101cの粉末に
バインダー101b、有機溶剤等を添加混合して得た金属
ペーストを1200〜1500℃の低温で焼成すると、その焼成
時間や各々のWおよび/またはMo101aの粒子の接近
状態等によっては、Wおよび/またはMo101aの粒子
表面の突起部から湾曲部(または軽度の突起部)へ表面
に沿って拡散、所謂表面拡散が起こり、各々のWおよび
/またはMo101aの粒子の接触点にくびれができ易
い。従って、表面拡散がすすむにつれ、くびれも大きく
なり最終的に融合(一体化)されるものも発生し、その
粒径は1〜15μm程度となる。なお、Cu101cは1200
〜1500℃では完全に溶融されCu111cとなる。 【0008】その結果、焼結後にはCu111cの中に大
きなWおよび/またはMo111aの塊ができた状態とな
る。そのため、絶縁基板11となる焼成前のセラミックグ
リーンシートと、貫通導体12となる導体とを1200〜1500
℃の低温で同時焼成すると、Cu111cの熱膨張係数
(約18×10-6/℃程度)と大きな塊のWおよび/または
Mo111aの熱膨張係数(約4.5×10-6/℃程度)との違
いが顕著になる。さらには、Cu111cの熱膨張係数と
絶縁基板11の熱膨張係数(約7×10-6/℃程度)との違
いや、大きな塊のWおよび/またはMo111aの熱膨張
係数と絶縁基板11の熱膨張係数との違いが顕著になる。 【0009】即ち、絶縁基板11と貫通導体12との間に発
生する熱膨張差による熱歪み、および貫通導体12中のC
u111cとWおよび/またはMo111aとの間に発生する
熱膨張差による熱歪みにより、絶縁基板11と貫通導体12
との密着性や、貫通導体12中のWおよび/またはMo11
1aとCu111cとの間の密着性が損なわれたり、絶縁基
板11に反り変形を発生させることとなる。 【0010】そのため、半導体素子搭載用基板15の単位
面積あたりの放熱性を高めるために、絶縁基板11上面の
貫通導体12の占める面積を大きくするとともに貫通導体
12の断面形状を略楕円形状とした場合、上記熱歪みがよ
り顕著なものとなり、絶縁基板11となる焼成前のセラミ
ックグリーンシートと、貫通導体12の導体材料となる導
体ペーストとを1200〜1500℃の低温で同時焼成した際、
それらの熱膨張係数の違いにより、導体材料と絶縁基板
11との密着性や導体材料中の粒子同士の密着性が損なわ
れたり、絶縁基板11に熱歪みを発生させる等の不具合が
生じる。そのため、半導体素子14を搭載部11Aに密着さ
せて載置固定するのが困難になったり、半導体素子14の
作動時における放熱が損なわれるという問題点を有して
いた。 【0011】さらに、非常に高発熱性の例えば電界効果
型トランジスター(FET:FieldEffect Transistor)
やVLSI等の高集積の半導体素子14を載置固定した場
合、従来のように貫通導体12の断面における幅が最大で
800μm,最小で210μm程度の略楕円形の貫通導体12で
は、その断面積が0.16mm2程度であり、この貫通導体1
2が例えば10本設けられたとしても合計の断面積が1.6m
m2程度であり、半導体素子14の放熱性を十分なものと
できない。そのため、半導体素子14の熱により誤作動す
るなどの問題点を招来していた。 【0012】そこで、断面積が従来の細い貫通導体12に
比して直径が数倍から数十倍の1本の貫通導体12を半導
体素子14の直下に配設することが考えられ、この場合セ
ラミックグリーンシート積層法を用い、絶縁基板11の上
面から下面に貫通するようにして貫通導体12を設けるこ
とが試みられた。この貫通導体12は、貫通孔13となる貫
通孔を予め各セラミックグリーンシートに形成しておい
てから各セラミックグリーンシートを積層して貫通孔13
を形成し、貫通孔13に例えば圧入等の充填法により金属
ペーストを充填する方法で形成される。しかし、貫通孔
13の径が大きいため、充填不良が発生したり、乾燥させ
て溶剤を充分に飛ばすことが極めて困難となって乾燥ム
ラが発生し、これにより飛散しきれなかった溶剤が焼成
時にガス化して導体内にボイドが発生するという不具合
を招来していた(特開平6−13491号公報参照)。 【0013】そこで、この不具合を解消するために、図
5(a)に示すように、複数の絶縁層11aが積層されて
なる絶縁基板11の各絶縁層11aに大径の貫通孔13を形成
し、これに金属ペーストを圧入等の充填法により充填し
て各主導体12aを形成し、次に各主導体12aの上端面に
中間導体16を同じ金属ペーストを用いて形成し、乾燥さ
せた後積層することが行われた。この構成では、上記の
金属ペーストを1200〜1500℃の低温で焼成して得られる
主導体12aと貫通孔13の内面との間に隙間が生じたり、
中間導体16と絶縁基板11との接合不良に起因して気密性
の劣化が発生したり、また主導体12a中のWおよび/ま
たはMo111aとCu111cとの間の密着性が損なわれる
ことによって、絶縁基板11に発生する反り変形が極めて
顕著なものとなり、この反りにより半導体素子14の接合
の信頼性が損なわれるといった問題が発生していた。 【0014】そこで、図5(b)に示すように、中間導
体16の外縁部からセラミックグリーンシートの表面にか
けて、セラミックグリーンシートの構成材料を主成分と
するペーストを塗布して、リング状の絶縁層17を形成す
ることが行われた。しかしながら、絶縁層17を中間導体
16の周囲にリング状に形成したセラミックグリーンシー
トを複数層積層すると、絶縁層17の厚さがセラミックグ
リーンシートの積層において圧着不良を誘起する原因と
なる。さらに、リング状の絶縁層17に囲まれた部位16a
において、上下方向における主導体12aどうしの接合不
良が発生し、これにより放熱性が損なわれていた。 【0015】従って、本発明は上記問題点に鑑み完成さ
れたもので、その目的は、焼成後における絶縁基板と貫
通導体との密着性および貫通導体の導体内の金属の密着
性を良好として、絶縁基板の熱歪みを非常に小さいもの
とし、また、径を極めて大きくするとともに主導体の接
合不良を発生させることなく強固に接合した1本の貫通
導体を形成することにより、半導体素子の放熱性を良好
とすることにある。 【0016】 【課題を解決するための手段】本発明の半導体素子搭載
用基板は、酸化アルミニウムを主成分としMnをMn 2
O3換算で2〜10重量%含有する相対密度95%以上のセ
ラミックスから成る、複数の絶縁層および中間絶縁層が
交互に積層された、上面に半導体素子の搭載部が設けら
れた絶縁基板と、前記搭載部から前記絶縁基板の下面に
かけて形成された貫通導体とを具備しており、該貫通導
体は、Cuを10〜60体積%ならびに平均粒径1〜5μm
のWおよび/またはMoの粒子を40〜90体積%含有した
導体から成る、前記絶縁層の部位に設けられた主導体
と、前記中間絶縁層の部位に設けられた、第一の中間導
体およびその上の第二の中間導体とから成ることを特徴
とする。 【0017】本発明の半導体素子搭載用基板は、絶縁層
および中間絶縁層が酸化アルミニウムを主成分としMn
をMn2O3換算で2〜10重量%含有する相対密度95%以
上のセラミックスから成ることから、絶縁層、中間絶縁
層となるセラミックグリーンシートおよび貫通導体とな
る金属ペーストを1200〜1500℃の温度で一括して同時焼
成することが可能になる。また、貫通導体の主導体は、
Cuを10〜60体積%ならびに平均粒径1〜5μmのWお
よび/またはMoの粒子を40〜90体積%含有した導体か
ら成ることから、セラミックグリーンシートの焼成時の
収縮率および金属ペーストの焼成時の収縮率を略合致さ
せることができ、絶縁層と導体との間に隙間が発生する
のを防止できる。さらに、中間絶縁層の部位に、Cuを
10〜60体積%ならびに平均粒径1〜5μmのWおよび/
またはMoの粒子を40〜90体積%含有した導体から成
る、第一の中間導体およびその上の第二の中間導体が設
けられていることから、貫通導体が実質的に連続した一
本のものとなり、絶縁基板と貫通導体との密着性、半導
体素子搭載用基板内部の気密性が良好になる。 【0018】従って、同時焼成後における絶縁基板と貫
通導体との密着性および貫通導体の導体内の金属成分の
密着性を良好とでき、また、半導体素子搭載用基板の熱
歪みを非常に小さくできる。さらには、貫通導体の径を
極めて大きくできるとともに、各絶縁層に形成された主
導体同士の接合性が良好になり、また、半導体素子搭載
用基板内部の気密性が貫通導体の形成によって損なわれ
ることがない。その結果、半導体素子の作動時における
放熱性が極めて良好になるため、半導体素子を貫通導体
の上端に載置固定して長期に亘って正常かつ安定に作動
させることができる。 【0019】 【発明の実施の形態】本発明の半導体素子搭載用基板に
ついて以下に詳細に説明する。図1(a)は本発明の半
導体素子搭載用基板の断面図、(b)は(a)における
要部拡大断面図である。また、図2(a)は図1の貫通
導体の導体材料を仮焼後に破砕したものの部分拡大断面
図、(b)は貫通導体の導体材料の焼結後の部分拡大断
面図である。 【0020】本発明の半導体素子搭載用基板は、Al2
O3を主成分としMnをMn2O3換算で2〜10重量%含
有する相対密度95%以上のセラミックスから成る、複数
の絶縁層および中間絶縁層7が交互に積層され、上面に
半導体素子4の搭載部1Aが設けられた絶縁基板1と、
搭載部1Aから絶縁基板1の下面にかけて形成された貫
通導体2とを具備し、貫通導体2は、Cuを10〜60体積
%ならびに平均粒径1〜5μmのWおよび/またはMo
の粒子を40〜90体積%含有した導体から成る、絶縁層の
部位に設けられた主導体と、中間絶縁層7の部位に設け
られた、第一の中間導体6およびその上の第二の中間導
体8とから成る構成である。 【0021】本発明の絶縁基板1は、上面に半導体素子
4を搭載する搭載部1Aを有するとともに、Al2O3を
主成分としMnをMn2O3換算で2〜10重量%含有する
相対密度95%以上のセラミックスから成る複数の絶縁層
が積層されている。絶縁基板1は、具体的にはAl2O3
を84重量%以上含有する。 【0022】第2成分であるMn2O3が2重量%未満の
場合、1200〜1500℃の低温では緻密化が達成されず、10
重量%を超えると、絶縁基板1の絶縁性が低下する。 【0023】また絶縁基板1中には、貫通導体2となる
導体との同時焼結性を高めるうえで、第3成分としてS
iO2およびMgO,CaO,SrO等のアルカリ土類
元素酸化物を合計で0.4〜8重量%の割合で含有させる
ことが好ましい。さらに第4成分として、W,Mo等の
金属を着色成分として2重量%以下の割合で含有しても
良い。 【0024】上記Al2O3以外の成分は、Al2O3主結
晶相の粒界に非晶質相あるいは結晶相として存在する
が、熱伝導性を高める上で粒界中に二酸化珪素(SiO
2)等の助剤成分を含有する結晶相が形成されているこ
とが好ましい。 【0025】また、絶縁基板1を形成するAl2O3主結
晶相は、粒状または柱状の結晶として存在するが、これ
ら主結晶相の平均結晶粒径は1.5〜5.0μmであることが
好ましい。なお、主結晶相が柱状結晶からなる場合、上
記平均結晶粒径は短軸径に基づくものである。この主結
晶相の平均結晶粒径が1.5μmよりも小さい場合、高熱
伝導化が困難となり、5.0μmを超える場合、絶縁基板
1の材料として用いる場合に要求される十分な強度が得
られ難い。 【0026】なお、絶縁基板1の下面には、絶縁基板1
の搭載部1A周辺部から絶縁基板1の下面にかけて貫通
するように形成される貫通導体2の下端部にCu−W合
金等から成る放熱板Bが接合されていてもよい。 【0027】また、絶縁基板1を製造するための酸化物
セラミックスの主成分となるAl2O3の原料粉末とし
て、平均粒径が0.5〜2.5μm、特に0.5〜2μmの粉末
を用いることがよい。0.5μmよりも小さい場合、粉末
の取り扱いが困難となるとともにコスト高となる。一方
2.5μmを超えると、1500℃以下の温度で焼成すること
が困難となる。 【0028】そして、上記Al2O3粉末に対して、焼結
助剤としてMn2O3を2〜10重量%、好ましくは3〜
7重量%の割合で添加する。また、SiO2,MgO,
CaO,SrO粉末等を0.4〜8重量%、さらにW,M
o,Cr等の遷移金属の金属粉末や酸化物粉末を着色成
分として金属換算で2重量%以下の割合で添加する。な
お、上記酸化物の添加は、酸化物粉末以外に焼成によっ
て酸化物を形成し得る炭酸塩,酢酸塩等として添加して
も良い。 【0029】そして、これらの混合粉末を用いて絶縁層
を形成するためのセラミックグリーンシートを作製す
る。セラミックグリーンシートは、周知の成形方法によ
り作製できる。例えば、上記混合粉末に有機バインダや
溶媒を添加混合しスラリーを調整した後、ドクターブレ
ード法により形成したり、混合粉末に有機バインダを加
え、プレス成形,圧延成形等により所定の厚さのセラミ
ックグリーンシートを作製できる。そして、このセラミ
ックグリーンシートに対して、金型打抜き機により焼成
後の直径が3〜10mmとなるような貫通導体2用の貫通
孔3を形成する。 【0030】このようにして作製された貫通孔3に、貫
通導体2となる金属ペーストを圧入により充填し、次に
絶縁基板1と同時焼成することにより、絶縁基板1が作
製される。 【0031】本発明の貫通導体2における主導体2aの
状態を説明するための拡大断面図を図2(a),(b)
に示す。図2(a)は主導体2aとなる金属ペーストの
焼結前の状態を示し、(b)は焼結後の状態を示す。具
体的には、(a)はWおよび/またはMo1aおよびC
u1cの各々の粒子に有機溶剤,溶媒等のバインダ1b
を添加混合して得た金属ペーストの状態を示す。この金
属ペーストを、1200℃よりも低い温度、例えばWおよび
/またはMo1aが融点3410℃程度のWの場合は、表面
拡散が発生し始めるところの融点の0.3倍程度の温度
(約1023℃程度)で仮焼し、次に大きな塊となったW1
aをボールミル等により破砕することにより、W1a粒
子の平均粒径が1〜5μmとなる。また、破砕されたW
1aの外周にはCu1cが部分的に接触する程度に被着
した状態となっている。 【0032】このCu1cは、主導体2aとなる導体を
焼成した際にW1a粒子どうしが接触し融合することを
防止する、所謂バリア層として機能する。そのため、焼
結後にはCu11c中に均一に分散された、平均粒径が約
1〜5μmのW11a粒子が点在することとなる。その結
果、Cu11cとW11a粒子との間に発生する熱膨張差に
よる熱歪みは非常に小さくなるとともに、Cu11cとW
11a粒子とから成る主導体2aは、その熱膨張係数をほ
ぼ絶縁基板1の熱膨張係数に近似させることができ、そ
れらの間に発生する熱歪みを非常に小さくできる。その
ため、絶縁基板1と主導体2aとの密着性や、主導体2
a中のW11aとCu11cとの密着性が損なわれたり、絶
縁基板1に反り変形を発生させることがない。 【0033】従って、半導体素子搭載用基板5の放熱性
を高めるために、貫通導体2の直径を3〜10mm程度に
極めて大きくしても、貫通導体2の周辺に大きなクラッ
ク等の欠陥が発生することがない。なお、直径が3mm
未満では半導体素子4の熱を効率良く放熱板Bに伝える
ことが困難になる。一方、10mmを超えると、主導体2
aの形成時に導体の乾燥ムラが発生し、導体内にボイド
が発生し易くなる。 【0034】なお、W11a粒子の平均粒径は、破砕した
後の平均粒径と同等の1〜5μmであり、1μmよりも
小さい場合、主導体2a中のCu11cの保形性が悪くな
るとともに、組織が多孔質化し熱伝導性が低くなる。一
方、5μmを超えると、Cu11cがW11a粒子により分
断され熱伝導路が遮断されて熱抵抗が高くなったりCu
11c成分が分離してにじみ等が発生する。 【0035】また、主導体2aは、Cu11cを10〜60体
積%ならびにWおよび/またはMo11aを40〜90体積%
含有する。Cu11cの組成比、Wおよび/またはMo11
aの組成比は、貫通導体2の放熱性、絶縁基板1との同
時焼結性、貫通導体2の同時焼成後の保形性の維持、さ
らには絶縁基板1との熱膨張特性の整合を行なううえで
重要であり、上記Cu11cが10体積%よりも少なく、W
および/またはMo11aが90体積%よりも多いと、貫通
導体2の熱伝導率がWおよび/またはMo11aと同等に
なり低くなるばかりでなく、熱膨張差により絶縁基板1
にクラック等の割れが生じる。一方、Cu11cが60体積
%よりも多く、Wおよび/またはMo11aが40体積%よ
りも少ないと、主導体2aの同時焼成後の保形性が低下
し主導体2aにおいてにじみなどが発生したり、主導体
2aの上下端面の凹凸が大きくなり、さらには焼成時に
主導体2aの導体が欠落するといった不具合が生じる。 【0036】このように、本発明の主導体2aは、W1
aおよびCu1cを仮焼した後、表面拡散により融合し
ているW1a粒子を破砕することにより、仮焼前の平均
粒径と同程度のW1a粒子が得られるとともに、その表
面にCu1cが被着されたものが得られる。このW1a
粒子にバインダ1bを添加混合して得られた金属ペース
トを絶縁基板1と同時に1200〜1500℃で焼成することに
より、焼結後にCu11c中に常に均一に分散されたW11
a粒子が点在するものである。そのため、絶縁基板1と
主導体2aとの密着性や、主導体2a中のW11a粒子と
Cu11cとの密着性が損なわれたり、絶縁基板1に反り
変形を発生させることがない。その結果、半導体素子4
を常に平坦に搭載部1Aに載置固定でき、半導体素子4
の作動時における放熱性を良好とし得る。 【0037】ところで、貫通孔3への金属ペーストの充
填は、平均粒径が1〜10μmのCu1c粉末を10〜60体
積%、好ましくは40〜60体積%、平均粒径が1〜5μm
のWおよび/またはMo1aの粒子を40〜90体積%、好
ましくは40〜60体積%の割合で含有し、これにバインダ
ー、有機溶剤、可塑剤、粘度調整剤を添加し混練して成
る粘度が300Pa・sの金属ペーストを用い、これを10
MPaの圧力で圧入することにより行われる。このと
き、若干過剰に充填しておき、乾燥後に表面の凹凸を機
械的に削り取ることにより表面が平坦な充填状態が得ら
れる。 【0038】また、充填時にセラミックグリーンシート
の下に剥離性の良いシートを予め敷いておき、金属ペー
ストを例えば80℃で充分に乾燥させた後、このシートを
剥すことにより、大径の貫通孔3内に金属ペーストが充
填されたセラミックグリーンシートが得られる。 【0039】これら金属ペースト中には、絶縁基板1と
の密着性を高めるために、Al2O3粉末や、絶縁基板1
を形成する酸化物セラミックス成分と同一の組成物粉末
を0.05〜2体積%の割合で添加することも可能である。 【0040】次に、主導体2a同士の接続について以下
に説明する。まず、上記金属ペーストの粘度を1/10程
度にした金属ペーストを用いて、第一の中間導体6とな
る導体層を貫通導体2の上端面を覆うように塗布する。
さらに、導体層の外縁部からセラミックグリーンシート
の外周にかけて中間絶縁層7となるセラミックスのぺー
スト層をスクリーン印刷法により印刷形成する。 【0041】中間絶縁層7となるぺースト層に用いられ
るペーストは、絶縁基板1となる、Al2O3粉末を主成
分としてMn2O3粉末を2〜10重量%含有する混合粉末
に、エチルセルロース,有機溶剤,粘度調整剤を添加混
合して得られ、例えば100Pa・s程度の粘度に調整さ
れたものが使用される。 【0042】次に、第一の中間導体6上で中間絶縁層7
で囲まれた部位6aに、第一の中間導体6の形成に用い
た金属ペーストにより第二の中間導体8を形成する。 【0043】次に、以上のように加工されたセラミック
グリーンシートを位置合わせして積層圧着した後、得ら
れた積層体を、非酸化性雰囲気中1200〜1500℃の温度で
焼成する。焼成温度が1200℃より低い場合、絶縁基板1
が相対密度95%以上まで緻密化できず、熱伝導性や強度
が低下する。一方、1500℃よりも高い場合、Wおよび/
またはMo11a自体の焼結が進み、Cu11c中に均一に
Wおよび/またはMo11aが存在するような組成を維持
できなくなる。また、低抵抗を維持することが困難とな
り、さらにWおよび/またはMo11aと同等の放熱性し
か得られなくなる。 【0044】また、焼成時の非酸化性雰囲気としては、
窒素、または窒素と水素との混合雰囲気であることが好
ましい。なお、雰囲気にはアルゴンガス等の不活性ガス
を混入しても良い。 【0045】このようにして得られた半導体素子搭載用
基板5は、上面に半導体素子4を搭載する搭載部1Aを
有するとともに、Al2O3を主成分としMnをMn2O3
換算で2〜10重量%含有する相対密度95%以上のセラミ
ックスから成る絶縁基板1と、絶縁基板1の搭載部1A
から絶縁基板1の下面にかけて貫通するように形成さ
れ、Cu11cを10〜60体積%ならびにWおよび/または
Mo11aを40〜90体積%含有して成るとともに、Wおよ
び/またはMo11aが1〜5μmの平均粒径である貫通
導体2とを具備して成る。 【0046】これにより、貫通導体2中のWおよび/ま
たはMo11aとCu11cとの密着性を良好とでき、絶縁
基板1の反り変形を有効に防止できる。また、各主導体
2aと絶縁基板1との収縮率の差による半導体素子搭載
用基板5の気密性の劣化を中間絶縁層7によって有効に
抑止するとともに、中間絶縁層7の形成に起因して上下
方向の各主導体2aの接合が損なわれるという不具合
を、第二の中間導体8によって防ぐことができる。これ
により、従来断面形状が円形である貫通導体2の場合に
直径が1mm以下であったものが、その直径を3〜10m
mと極めて大きくできる。 【0047】第二の中間導体8は、それを上下から挟む
主導体2aどうしを、接続不良を発生することなく接合
させることを可能とし、積層の際のプレス圧力を主導体
2a間の界面に均一に作用させることを可能とする。ま
た、第二の中間導体8の成分である可塑剤が各主導体2
aの下端面を柔軟なものとして接合がより確実になるよ
うに作用する。 【0048】よって、半導体素子4の熱を効率良く貫通
導体2を介して放熱板Bに伝え、外部に放散させること
ができる。 【0049】本発明の半導体素子搭載用基板5は、その
上面に搭載部1Aを囲むようにセラミックスやFe−N
i−Co合金等の金属から成る枠体を接合することによ
って、半導体素子収納用パッケージを構成することがで
きる。また、この半導体素子収納用パッケージは、枠体
の上面にセラミックスやFe−Ni−Co合金等の金属
から成る蓋体を接合することによって半導体装置を構成
することもできる。この場合、枠体がないものであれば
蓋体はキャップ状のものであってもよいし、また、枠体
がある場合平板状の蓋体としてもよい。 【0050】本発明の半導体素子搭載用基板5を用いた
半導体装置は、半導体素子搭載用基板の熱歪みが小さく
なるとともに、半導体素子搭載用基板内部の気密性が貫
通導体の形成によって損なわれずに半導体素子の放熱性
が極めて良好になるため、信頼性の高いものとなる。 【0051】 【実施例】本発明の半導体素子搭載用基板の実施例を以
下に説明する。 【0052】アルミナ粉末(平均粒径1.8μm)に対し
て、Mn2O3を6重量%添加するとともに、SiO2を
3重量%、MgOを0.5重量%の割合で添加混合した
後、さらにバインダとしてアクリル系バインダと、溶媒
としてトルエンを混合してスラリーを調整した後、ドク
ターブレード法にて厚さ250μmのシート状に成形して
セラミックグリーンシートを得た。 【0053】次いで、セラミックグリーンシートを積層
して4層からなる積層体を作製し、これを切断して個々
の積層体とし、これを非酸化性雰囲気中において表1に
示す焼成温度1100,1150,1175,1200,1250,1300,13
50,1400,1450,1500,1550,1600(℃)で焼成するこ
とにより、縦25mm×横30mmのサンプルを各焼成温度
について10個づつ計120個作製した。このようにして作
製されたサンプルについて相対密度を測定したところ表
1に示す結果を得た。相対密度の値は10個の平均値を示
す。 【0054】 【表1】【0055】表1より、焼成温度が1200℃より低い場合
には相対密度が劣化することが判明し、また1500℃を超
えても、結晶の粒成長が進んで相対密度が劣化する傾向
にあることが判明した。そして、表1に示す結果から焼
成温度が1350℃の場合に相対密度がもっとも高いことか
ら、以下に説明するテストに供するサンプルについては
いずれも1350℃で焼成したものを用意した。 【0056】次いで、SiO2を3重量%、MgOを0.5
重量%として、Mn2O3の添加量を1,1.5,2,4,
6,8,10,11(重量%)とし、上記サンプルと同様に
して作製した積層体を、焼成温度を1350℃として非酸化
性雰囲気中で焼成し、Mn2O3の各添加量について10個
づつサンプルを作製した。これらのサンプルについて相
対密度、熱伝導率を測定した結果を表2に示した。相対
密度および熱伝導率の値は10個の平均値である。 【0057】 【表2】 【0058】表2より、Mn2O3の添加量が2重量%未
満および10重量%を超えるサンプルの場合、相対密度が
劣化することが判明し、Mn2O3の添加量が2〜10重量
%の場合が良いことが明らかになった。特に6重量%の
場合が最も良い結果が得られ、また、このサンプルの熱
伝導率は15W/m・Kと最も大きい値を示した。 【0059】次いで、Mn2O3の添加量を6重量%、S
iO2を3重量%、MgOを0.5重量%として作製したセ
ラミックグリーンシートを用意し、直径が6mmの貫通
孔3を形成した。そして、表3に示すように、セラミッ
クグリーンシートの貫通孔3に、CuとWとの体積比
(Cuの体積%:Wの体積%)が5:95,10:90,20:
80,30:70,40:60,50:50,60:40,65:35であり、
また平均粒径が3μmのW粉末からなる粘度が300Pa
・sの金属ペーストを貫通孔3に圧入した。次いで、上
記サンプルと同様の条件で積層した積層体を作製し、こ
れらを上述の条件(1350℃、非酸化性雰囲気)で焼成す
ることにより、各体積比について貫通導体2を有するサ
ンプルを各10個づつ作製した。これらのサンプルについ
て、貫通導体2の焼結状態および気密性を評価した結果
を表3に示す。 【0060】 【表3】 【0061】表3より、CuとWとの体積比が10:90〜
60:40の場合、10個全てについて、気密性が良好であ
り、また貫通孔3の内面と主導体2aとの密着性が損な
われず、Cuが貫通孔3の内面にほとんど拡散すること
がないことが明らかになった。 【0062】また、CuとWとの体積比を35:65に固定
し、焼結後のWの平均粒径を0.5,1,2,3,4,
5,6(μm)としたサンプルを、上記サンプルと同様
にして作製した積層体を用いて各10個づつ作製し、焼結
状態および気密性を評価した結果を表4に示す。 【0063】 【表4】【0064】表4より、Wの粒径が0.5μmのサンプル
では、10個中7個について、W粒子により貫通導体2の
主導体2aの形状を保持することができなくなり、その
ため貫通孔3の内面と主導体2aとの間に隙間ができ、
気密性が劣化した。また、6μmのサンプルでは、10個
中3個について、CuがWにより分断され熱抵抗が高く
なるという不具合が発生し、さらにCuがWから分離し
て貫通孔3の内面に滲み出るという不具合も発生した。
従って、Wの粒径は1〜5μmが良いことが明らかにな
った。 【0065】なお、本発明は上記実施の形態および実施
例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変更を行うことは何等支障ない。 【0066】 【発明の効果】本発明の半導体素子搭載用基板は、酸化
アルミニウムを主成分としMnをMn 2O3換算で2〜10
重量%含有する相対密度95%以上のセラミックスから成
る、複数の絶縁層および中間絶縁層が交互に積層され
た、上面に半導体素子の搭載部が設けられた絶縁基板
と、搭載部から絶縁基板の下面にかけて形成された貫通
導体とを具備しており、貫通導体は、Cuを10〜60体積
%ならびに平均粒径1〜5μmのWおよび/またはMo
の粒子を40〜90体積%含有した導体から成る、絶縁層の
部位に設けられた主導体と、中間絶縁層の部位に設けら
れた、第一の中間導体およびその上の第二の中間導体と
から成ることにより、同時焼成後における絶縁基板と貫
通導体との密着性および貫通導体の導体内の金属成分の
密着性を良好とでき、また、半導体素子搭載用基板の熱
歪みを非常に小さくできる。さらには、貫通導体の径を
極めて大きくできるとともに、各絶縁層に形成された主
導体同士の接合性が良好になり、また、半導体素子搭載
用基板内部の気密性が貫通導体の形成によって損なわれ
ることがない。その結果、半導体素子の放熱性が極めて
良好になるため、半導体素子を貫通導体の上端に載置固
定して長期に亘って正常かつ安定に作動させることがで
きる。
時に発する熱を効率良く外部に伝達するための貫通導体
(サーマルビア)が形成された絶縁基板を有する半導体
素子搭載用基板に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、IC,LSI等の半導体素子の高
集積化に伴い、半導体素子から発生する熱も増大する傾
向にある。半導体装置の誤作動をなくすためには、半導
体素子の熱を半導体装置外に効率良く放散可能な半導体
素子搭載用基板が必要とされている。また、半導体素子
の演算速度の高速化により、僅かな信号の遅延が問題と
なってきており、そこで導体損失の小さい、つまり低抵
抗の導体を配線に用いることが要求されている。 【0003】このような半導体素子を搭載する半導体素
子搭載用基板としては、その信頼性の点から、アルミナ
(Al2O3)セラミックスを絶縁基板とし、その表面あ
るいは内部にタングステン(W),モリブデン(M
o),マンガン(Mn)等の高融点金属から成る配線層
を被着形成したセラミック製のものが多用されている。
ところが、このような高融点金属から成る配線層では、
その抵抗を最低でも8mΩ/□(mΩ/□:シート抵
抗)程度までしか低くできなかった。また、放熱性に関
しても、放熱フィンの接合や放熱媒体としての貫通導体
(サーマルビア)などにより改善を図っているが、W自
体の熱伝導性が低いために大きな効果は得られていな
い。 【0004】これに対して、近年に至り、低抵抗導体で
ある銅(Cu)や銀(Ag)と同時焼成可能なガラスセ
ラミックスを用いることが提案されている。しかし、ガ
ラスセラミックスの熱伝導率は高々数W/m・K程度し
かなく、熱的問題を解決することが困難である。 【0005】図3に従来の半導体素子搭載用基板15の断
面図を示し、図4(a),(b)に、図3の従来の貫通
導体12の導体材料となるメタライズ導体の焼結前と焼結
後の状態を示す。図3は、Al2O3セラミックスを主成
分としMnをMn2O3換算で2〜10重量%含有する相対
密度95%以上のセラミックスから成る絶縁基板11と、C
u111cを10〜60体積%、Wおよび/またはMo111aを
40〜90体積%含有した貫通導体12であって、焼結後の断
面形状における最大幅が200μm以上で貫通導体12間の
間隔が50〜300μmである貫通導体12とが、同時焼成に
より作製された半導体素子搭載用基板15を示す(特開20
01−15869公報参照)。 【0006】この従来例によると、絶縁基板11上面の搭
載部11Aに載置固定される半導体素子14の作動時に発生
する熱を効率良く放散できるとともに、貫通導体12周辺
部にクラック等が発生しないものとなっている。なお、
絶縁基板11下面には、絶縁基板11および貫通導体12に接
合され半導体素子14の熱を外部に放熱する放熱板Bが接
合される。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、図4(a),(b)に示すように、焼
結前のWおよび/またはMo101aとCu101cの粉末に
バインダー101b、有機溶剤等を添加混合して得た金属
ペーストを1200〜1500℃の低温で焼成すると、その焼成
時間や各々のWおよび/またはMo101aの粒子の接近
状態等によっては、Wおよび/またはMo101aの粒子
表面の突起部から湾曲部(または軽度の突起部)へ表面
に沿って拡散、所謂表面拡散が起こり、各々のWおよび
/またはMo101aの粒子の接触点にくびれができ易
い。従って、表面拡散がすすむにつれ、くびれも大きく
なり最終的に融合(一体化)されるものも発生し、その
粒径は1〜15μm程度となる。なお、Cu101cは1200
〜1500℃では完全に溶融されCu111cとなる。 【0008】その結果、焼結後にはCu111cの中に大
きなWおよび/またはMo111aの塊ができた状態とな
る。そのため、絶縁基板11となる焼成前のセラミックグ
リーンシートと、貫通導体12となる導体とを1200〜1500
℃の低温で同時焼成すると、Cu111cの熱膨張係数
(約18×10-6/℃程度)と大きな塊のWおよび/または
Mo111aの熱膨張係数(約4.5×10-6/℃程度)との違
いが顕著になる。さらには、Cu111cの熱膨張係数と
絶縁基板11の熱膨張係数(約7×10-6/℃程度)との違
いや、大きな塊のWおよび/またはMo111aの熱膨張
係数と絶縁基板11の熱膨張係数との違いが顕著になる。 【0009】即ち、絶縁基板11と貫通導体12との間に発
生する熱膨張差による熱歪み、および貫通導体12中のC
u111cとWおよび/またはMo111aとの間に発生する
熱膨張差による熱歪みにより、絶縁基板11と貫通導体12
との密着性や、貫通導体12中のWおよび/またはMo11
1aとCu111cとの間の密着性が損なわれたり、絶縁基
板11に反り変形を発生させることとなる。 【0010】そのため、半導体素子搭載用基板15の単位
面積あたりの放熱性を高めるために、絶縁基板11上面の
貫通導体12の占める面積を大きくするとともに貫通導体
12の断面形状を略楕円形状とした場合、上記熱歪みがよ
り顕著なものとなり、絶縁基板11となる焼成前のセラミ
ックグリーンシートと、貫通導体12の導体材料となる導
体ペーストとを1200〜1500℃の低温で同時焼成した際、
それらの熱膨張係数の違いにより、導体材料と絶縁基板
11との密着性や導体材料中の粒子同士の密着性が損なわ
れたり、絶縁基板11に熱歪みを発生させる等の不具合が
生じる。そのため、半導体素子14を搭載部11Aに密着さ
せて載置固定するのが困難になったり、半導体素子14の
作動時における放熱が損なわれるという問題点を有して
いた。 【0011】さらに、非常に高発熱性の例えば電界効果
型トランジスター(FET:FieldEffect Transistor)
やVLSI等の高集積の半導体素子14を載置固定した場
合、従来のように貫通導体12の断面における幅が最大で
800μm,最小で210μm程度の略楕円形の貫通導体12で
は、その断面積が0.16mm2程度であり、この貫通導体1
2が例えば10本設けられたとしても合計の断面積が1.6m
m2程度であり、半導体素子14の放熱性を十分なものと
できない。そのため、半導体素子14の熱により誤作動す
るなどの問題点を招来していた。 【0012】そこで、断面積が従来の細い貫通導体12に
比して直径が数倍から数十倍の1本の貫通導体12を半導
体素子14の直下に配設することが考えられ、この場合セ
ラミックグリーンシート積層法を用い、絶縁基板11の上
面から下面に貫通するようにして貫通導体12を設けるこ
とが試みられた。この貫通導体12は、貫通孔13となる貫
通孔を予め各セラミックグリーンシートに形成しておい
てから各セラミックグリーンシートを積層して貫通孔13
を形成し、貫通孔13に例えば圧入等の充填法により金属
ペーストを充填する方法で形成される。しかし、貫通孔
13の径が大きいため、充填不良が発生したり、乾燥させ
て溶剤を充分に飛ばすことが極めて困難となって乾燥ム
ラが発生し、これにより飛散しきれなかった溶剤が焼成
時にガス化して導体内にボイドが発生するという不具合
を招来していた(特開平6−13491号公報参照)。 【0013】そこで、この不具合を解消するために、図
5(a)に示すように、複数の絶縁層11aが積層されて
なる絶縁基板11の各絶縁層11aに大径の貫通孔13を形成
し、これに金属ペーストを圧入等の充填法により充填し
て各主導体12aを形成し、次に各主導体12aの上端面に
中間導体16を同じ金属ペーストを用いて形成し、乾燥さ
せた後積層することが行われた。この構成では、上記の
金属ペーストを1200〜1500℃の低温で焼成して得られる
主導体12aと貫通孔13の内面との間に隙間が生じたり、
中間導体16と絶縁基板11との接合不良に起因して気密性
の劣化が発生したり、また主導体12a中のWおよび/ま
たはMo111aとCu111cとの間の密着性が損なわれる
ことによって、絶縁基板11に発生する反り変形が極めて
顕著なものとなり、この反りにより半導体素子14の接合
の信頼性が損なわれるといった問題が発生していた。 【0014】そこで、図5(b)に示すように、中間導
体16の外縁部からセラミックグリーンシートの表面にか
けて、セラミックグリーンシートの構成材料を主成分と
するペーストを塗布して、リング状の絶縁層17を形成す
ることが行われた。しかしながら、絶縁層17を中間導体
16の周囲にリング状に形成したセラミックグリーンシー
トを複数層積層すると、絶縁層17の厚さがセラミックグ
リーンシートの積層において圧着不良を誘起する原因と
なる。さらに、リング状の絶縁層17に囲まれた部位16a
において、上下方向における主導体12aどうしの接合不
良が発生し、これにより放熱性が損なわれていた。 【0015】従って、本発明は上記問題点に鑑み完成さ
れたもので、その目的は、焼成後における絶縁基板と貫
通導体との密着性および貫通導体の導体内の金属の密着
性を良好として、絶縁基板の熱歪みを非常に小さいもの
とし、また、径を極めて大きくするとともに主導体の接
合不良を発生させることなく強固に接合した1本の貫通
導体を形成することにより、半導体素子の放熱性を良好
とすることにある。 【0016】 【課題を解決するための手段】本発明の半導体素子搭載
用基板は、酸化アルミニウムを主成分としMnをMn 2
O3換算で2〜10重量%含有する相対密度95%以上のセ
ラミックスから成る、複数の絶縁層および中間絶縁層が
交互に積層された、上面に半導体素子の搭載部が設けら
れた絶縁基板と、前記搭載部から前記絶縁基板の下面に
かけて形成された貫通導体とを具備しており、該貫通導
体は、Cuを10〜60体積%ならびに平均粒径1〜5μm
のWおよび/またはMoの粒子を40〜90体積%含有した
導体から成る、前記絶縁層の部位に設けられた主導体
と、前記中間絶縁層の部位に設けられた、第一の中間導
体およびその上の第二の中間導体とから成ることを特徴
とする。 【0017】本発明の半導体素子搭載用基板は、絶縁層
および中間絶縁層が酸化アルミニウムを主成分としMn
をMn2O3換算で2〜10重量%含有する相対密度95%以
上のセラミックスから成ることから、絶縁層、中間絶縁
層となるセラミックグリーンシートおよび貫通導体とな
る金属ペーストを1200〜1500℃の温度で一括して同時焼
成することが可能になる。また、貫通導体の主導体は、
Cuを10〜60体積%ならびに平均粒径1〜5μmのWお
よび/またはMoの粒子を40〜90体積%含有した導体か
ら成ることから、セラミックグリーンシートの焼成時の
収縮率および金属ペーストの焼成時の収縮率を略合致さ
せることができ、絶縁層と導体との間に隙間が発生する
のを防止できる。さらに、中間絶縁層の部位に、Cuを
10〜60体積%ならびに平均粒径1〜5μmのWおよび/
またはMoの粒子を40〜90体積%含有した導体から成
る、第一の中間導体およびその上の第二の中間導体が設
けられていることから、貫通導体が実質的に連続した一
本のものとなり、絶縁基板と貫通導体との密着性、半導
体素子搭載用基板内部の気密性が良好になる。 【0018】従って、同時焼成後における絶縁基板と貫
通導体との密着性および貫通導体の導体内の金属成分の
密着性を良好とでき、また、半導体素子搭載用基板の熱
歪みを非常に小さくできる。さらには、貫通導体の径を
極めて大きくできるとともに、各絶縁層に形成された主
導体同士の接合性が良好になり、また、半導体素子搭載
用基板内部の気密性が貫通導体の形成によって損なわれ
ることがない。その結果、半導体素子の作動時における
放熱性が極めて良好になるため、半導体素子を貫通導体
の上端に載置固定して長期に亘って正常かつ安定に作動
させることができる。 【0019】 【発明の実施の形態】本発明の半導体素子搭載用基板に
ついて以下に詳細に説明する。図1(a)は本発明の半
導体素子搭載用基板の断面図、(b)は(a)における
要部拡大断面図である。また、図2(a)は図1の貫通
導体の導体材料を仮焼後に破砕したものの部分拡大断面
図、(b)は貫通導体の導体材料の焼結後の部分拡大断
面図である。 【0020】本発明の半導体素子搭載用基板は、Al2
O3を主成分としMnをMn2O3換算で2〜10重量%含
有する相対密度95%以上のセラミックスから成る、複数
の絶縁層および中間絶縁層7が交互に積層され、上面に
半導体素子4の搭載部1Aが設けられた絶縁基板1と、
搭載部1Aから絶縁基板1の下面にかけて形成された貫
通導体2とを具備し、貫通導体2は、Cuを10〜60体積
%ならびに平均粒径1〜5μmのWおよび/またはMo
の粒子を40〜90体積%含有した導体から成る、絶縁層の
部位に設けられた主導体と、中間絶縁層7の部位に設け
られた、第一の中間導体6およびその上の第二の中間導
体8とから成る構成である。 【0021】本発明の絶縁基板1は、上面に半導体素子
4を搭載する搭載部1Aを有するとともに、Al2O3を
主成分としMnをMn2O3換算で2〜10重量%含有する
相対密度95%以上のセラミックスから成る複数の絶縁層
が積層されている。絶縁基板1は、具体的にはAl2O3
を84重量%以上含有する。 【0022】第2成分であるMn2O3が2重量%未満の
場合、1200〜1500℃の低温では緻密化が達成されず、10
重量%を超えると、絶縁基板1の絶縁性が低下する。 【0023】また絶縁基板1中には、貫通導体2となる
導体との同時焼結性を高めるうえで、第3成分としてS
iO2およびMgO,CaO,SrO等のアルカリ土類
元素酸化物を合計で0.4〜8重量%の割合で含有させる
ことが好ましい。さらに第4成分として、W,Mo等の
金属を着色成分として2重量%以下の割合で含有しても
良い。 【0024】上記Al2O3以外の成分は、Al2O3主結
晶相の粒界に非晶質相あるいは結晶相として存在する
が、熱伝導性を高める上で粒界中に二酸化珪素(SiO
2)等の助剤成分を含有する結晶相が形成されているこ
とが好ましい。 【0025】また、絶縁基板1を形成するAl2O3主結
晶相は、粒状または柱状の結晶として存在するが、これ
ら主結晶相の平均結晶粒径は1.5〜5.0μmであることが
好ましい。なお、主結晶相が柱状結晶からなる場合、上
記平均結晶粒径は短軸径に基づくものである。この主結
晶相の平均結晶粒径が1.5μmよりも小さい場合、高熱
伝導化が困難となり、5.0μmを超える場合、絶縁基板
1の材料として用いる場合に要求される十分な強度が得
られ難い。 【0026】なお、絶縁基板1の下面には、絶縁基板1
の搭載部1A周辺部から絶縁基板1の下面にかけて貫通
するように形成される貫通導体2の下端部にCu−W合
金等から成る放熱板Bが接合されていてもよい。 【0027】また、絶縁基板1を製造するための酸化物
セラミックスの主成分となるAl2O3の原料粉末とし
て、平均粒径が0.5〜2.5μm、特に0.5〜2μmの粉末
を用いることがよい。0.5μmよりも小さい場合、粉末
の取り扱いが困難となるとともにコスト高となる。一方
2.5μmを超えると、1500℃以下の温度で焼成すること
が困難となる。 【0028】そして、上記Al2O3粉末に対して、焼結
助剤としてMn2O3を2〜10重量%、好ましくは3〜
7重量%の割合で添加する。また、SiO2,MgO,
CaO,SrO粉末等を0.4〜8重量%、さらにW,M
o,Cr等の遷移金属の金属粉末や酸化物粉末を着色成
分として金属換算で2重量%以下の割合で添加する。な
お、上記酸化物の添加は、酸化物粉末以外に焼成によっ
て酸化物を形成し得る炭酸塩,酢酸塩等として添加して
も良い。 【0029】そして、これらの混合粉末を用いて絶縁層
を形成するためのセラミックグリーンシートを作製す
る。セラミックグリーンシートは、周知の成形方法によ
り作製できる。例えば、上記混合粉末に有機バインダや
溶媒を添加混合しスラリーを調整した後、ドクターブレ
ード法により形成したり、混合粉末に有機バインダを加
え、プレス成形,圧延成形等により所定の厚さのセラミ
ックグリーンシートを作製できる。そして、このセラミ
ックグリーンシートに対して、金型打抜き機により焼成
後の直径が3〜10mmとなるような貫通導体2用の貫通
孔3を形成する。 【0030】このようにして作製された貫通孔3に、貫
通導体2となる金属ペーストを圧入により充填し、次に
絶縁基板1と同時焼成することにより、絶縁基板1が作
製される。 【0031】本発明の貫通導体2における主導体2aの
状態を説明するための拡大断面図を図2(a),(b)
に示す。図2(a)は主導体2aとなる金属ペーストの
焼結前の状態を示し、(b)は焼結後の状態を示す。具
体的には、(a)はWおよび/またはMo1aおよびC
u1cの各々の粒子に有機溶剤,溶媒等のバインダ1b
を添加混合して得た金属ペーストの状態を示す。この金
属ペーストを、1200℃よりも低い温度、例えばWおよび
/またはMo1aが融点3410℃程度のWの場合は、表面
拡散が発生し始めるところの融点の0.3倍程度の温度
(約1023℃程度)で仮焼し、次に大きな塊となったW1
aをボールミル等により破砕することにより、W1a粒
子の平均粒径が1〜5μmとなる。また、破砕されたW
1aの外周にはCu1cが部分的に接触する程度に被着
した状態となっている。 【0032】このCu1cは、主導体2aとなる導体を
焼成した際にW1a粒子どうしが接触し融合することを
防止する、所謂バリア層として機能する。そのため、焼
結後にはCu11c中に均一に分散された、平均粒径が約
1〜5μmのW11a粒子が点在することとなる。その結
果、Cu11cとW11a粒子との間に発生する熱膨張差に
よる熱歪みは非常に小さくなるとともに、Cu11cとW
11a粒子とから成る主導体2aは、その熱膨張係数をほ
ぼ絶縁基板1の熱膨張係数に近似させることができ、そ
れらの間に発生する熱歪みを非常に小さくできる。その
ため、絶縁基板1と主導体2aとの密着性や、主導体2
a中のW11aとCu11cとの密着性が損なわれたり、絶
縁基板1に反り変形を発生させることがない。 【0033】従って、半導体素子搭載用基板5の放熱性
を高めるために、貫通導体2の直径を3〜10mm程度に
極めて大きくしても、貫通導体2の周辺に大きなクラッ
ク等の欠陥が発生することがない。なお、直径が3mm
未満では半導体素子4の熱を効率良く放熱板Bに伝える
ことが困難になる。一方、10mmを超えると、主導体2
aの形成時に導体の乾燥ムラが発生し、導体内にボイド
が発生し易くなる。 【0034】なお、W11a粒子の平均粒径は、破砕した
後の平均粒径と同等の1〜5μmであり、1μmよりも
小さい場合、主導体2a中のCu11cの保形性が悪くな
るとともに、組織が多孔質化し熱伝導性が低くなる。一
方、5μmを超えると、Cu11cがW11a粒子により分
断され熱伝導路が遮断されて熱抵抗が高くなったりCu
11c成分が分離してにじみ等が発生する。 【0035】また、主導体2aは、Cu11cを10〜60体
積%ならびにWおよび/またはMo11aを40〜90体積%
含有する。Cu11cの組成比、Wおよび/またはMo11
aの組成比は、貫通導体2の放熱性、絶縁基板1との同
時焼結性、貫通導体2の同時焼成後の保形性の維持、さ
らには絶縁基板1との熱膨張特性の整合を行なううえで
重要であり、上記Cu11cが10体積%よりも少なく、W
および/またはMo11aが90体積%よりも多いと、貫通
導体2の熱伝導率がWおよび/またはMo11aと同等に
なり低くなるばかりでなく、熱膨張差により絶縁基板1
にクラック等の割れが生じる。一方、Cu11cが60体積
%よりも多く、Wおよび/またはMo11aが40体積%よ
りも少ないと、主導体2aの同時焼成後の保形性が低下
し主導体2aにおいてにじみなどが発生したり、主導体
2aの上下端面の凹凸が大きくなり、さらには焼成時に
主導体2aの導体が欠落するといった不具合が生じる。 【0036】このように、本発明の主導体2aは、W1
aおよびCu1cを仮焼した後、表面拡散により融合し
ているW1a粒子を破砕することにより、仮焼前の平均
粒径と同程度のW1a粒子が得られるとともに、その表
面にCu1cが被着されたものが得られる。このW1a
粒子にバインダ1bを添加混合して得られた金属ペース
トを絶縁基板1と同時に1200〜1500℃で焼成することに
より、焼結後にCu11c中に常に均一に分散されたW11
a粒子が点在するものである。そのため、絶縁基板1と
主導体2aとの密着性や、主導体2a中のW11a粒子と
Cu11cとの密着性が損なわれたり、絶縁基板1に反り
変形を発生させることがない。その結果、半導体素子4
を常に平坦に搭載部1Aに載置固定でき、半導体素子4
の作動時における放熱性を良好とし得る。 【0037】ところで、貫通孔3への金属ペーストの充
填は、平均粒径が1〜10μmのCu1c粉末を10〜60体
積%、好ましくは40〜60体積%、平均粒径が1〜5μm
のWおよび/またはMo1aの粒子を40〜90体積%、好
ましくは40〜60体積%の割合で含有し、これにバインダ
ー、有機溶剤、可塑剤、粘度調整剤を添加し混練して成
る粘度が300Pa・sの金属ペーストを用い、これを10
MPaの圧力で圧入することにより行われる。このと
き、若干過剰に充填しておき、乾燥後に表面の凹凸を機
械的に削り取ることにより表面が平坦な充填状態が得ら
れる。 【0038】また、充填時にセラミックグリーンシート
の下に剥離性の良いシートを予め敷いておき、金属ペー
ストを例えば80℃で充分に乾燥させた後、このシートを
剥すことにより、大径の貫通孔3内に金属ペーストが充
填されたセラミックグリーンシートが得られる。 【0039】これら金属ペースト中には、絶縁基板1と
の密着性を高めるために、Al2O3粉末や、絶縁基板1
を形成する酸化物セラミックス成分と同一の組成物粉末
を0.05〜2体積%の割合で添加することも可能である。 【0040】次に、主導体2a同士の接続について以下
に説明する。まず、上記金属ペーストの粘度を1/10程
度にした金属ペーストを用いて、第一の中間導体6とな
る導体層を貫通導体2の上端面を覆うように塗布する。
さらに、導体層の外縁部からセラミックグリーンシート
の外周にかけて中間絶縁層7となるセラミックスのぺー
スト層をスクリーン印刷法により印刷形成する。 【0041】中間絶縁層7となるぺースト層に用いられ
るペーストは、絶縁基板1となる、Al2O3粉末を主成
分としてMn2O3粉末を2〜10重量%含有する混合粉末
に、エチルセルロース,有機溶剤,粘度調整剤を添加混
合して得られ、例えば100Pa・s程度の粘度に調整さ
れたものが使用される。 【0042】次に、第一の中間導体6上で中間絶縁層7
で囲まれた部位6aに、第一の中間導体6の形成に用い
た金属ペーストにより第二の中間導体8を形成する。 【0043】次に、以上のように加工されたセラミック
グリーンシートを位置合わせして積層圧着した後、得ら
れた積層体を、非酸化性雰囲気中1200〜1500℃の温度で
焼成する。焼成温度が1200℃より低い場合、絶縁基板1
が相対密度95%以上まで緻密化できず、熱伝導性や強度
が低下する。一方、1500℃よりも高い場合、Wおよび/
またはMo11a自体の焼結が進み、Cu11c中に均一に
Wおよび/またはMo11aが存在するような組成を維持
できなくなる。また、低抵抗を維持することが困難とな
り、さらにWおよび/またはMo11aと同等の放熱性し
か得られなくなる。 【0044】また、焼成時の非酸化性雰囲気としては、
窒素、または窒素と水素との混合雰囲気であることが好
ましい。なお、雰囲気にはアルゴンガス等の不活性ガス
を混入しても良い。 【0045】このようにして得られた半導体素子搭載用
基板5は、上面に半導体素子4を搭載する搭載部1Aを
有するとともに、Al2O3を主成分としMnをMn2O3
換算で2〜10重量%含有する相対密度95%以上のセラミ
ックスから成る絶縁基板1と、絶縁基板1の搭載部1A
から絶縁基板1の下面にかけて貫通するように形成さ
れ、Cu11cを10〜60体積%ならびにWおよび/または
Mo11aを40〜90体積%含有して成るとともに、Wおよ
び/またはMo11aが1〜5μmの平均粒径である貫通
導体2とを具備して成る。 【0046】これにより、貫通導体2中のWおよび/ま
たはMo11aとCu11cとの密着性を良好とでき、絶縁
基板1の反り変形を有効に防止できる。また、各主導体
2aと絶縁基板1との収縮率の差による半導体素子搭載
用基板5の気密性の劣化を中間絶縁層7によって有効に
抑止するとともに、中間絶縁層7の形成に起因して上下
方向の各主導体2aの接合が損なわれるという不具合
を、第二の中間導体8によって防ぐことができる。これ
により、従来断面形状が円形である貫通導体2の場合に
直径が1mm以下であったものが、その直径を3〜10m
mと極めて大きくできる。 【0047】第二の中間導体8は、それを上下から挟む
主導体2aどうしを、接続不良を発生することなく接合
させることを可能とし、積層の際のプレス圧力を主導体
2a間の界面に均一に作用させることを可能とする。ま
た、第二の中間導体8の成分である可塑剤が各主導体2
aの下端面を柔軟なものとして接合がより確実になるよ
うに作用する。 【0048】よって、半導体素子4の熱を効率良く貫通
導体2を介して放熱板Bに伝え、外部に放散させること
ができる。 【0049】本発明の半導体素子搭載用基板5は、その
上面に搭載部1Aを囲むようにセラミックスやFe−N
i−Co合金等の金属から成る枠体を接合することによ
って、半導体素子収納用パッケージを構成することがで
きる。また、この半導体素子収納用パッケージは、枠体
の上面にセラミックスやFe−Ni−Co合金等の金属
から成る蓋体を接合することによって半導体装置を構成
することもできる。この場合、枠体がないものであれば
蓋体はキャップ状のものであってもよいし、また、枠体
がある場合平板状の蓋体としてもよい。 【0050】本発明の半導体素子搭載用基板5を用いた
半導体装置は、半導体素子搭載用基板の熱歪みが小さく
なるとともに、半導体素子搭載用基板内部の気密性が貫
通導体の形成によって損なわれずに半導体素子の放熱性
が極めて良好になるため、信頼性の高いものとなる。 【0051】 【実施例】本発明の半導体素子搭載用基板の実施例を以
下に説明する。 【0052】アルミナ粉末(平均粒径1.8μm)に対し
て、Mn2O3を6重量%添加するとともに、SiO2を
3重量%、MgOを0.5重量%の割合で添加混合した
後、さらにバインダとしてアクリル系バインダと、溶媒
としてトルエンを混合してスラリーを調整した後、ドク
ターブレード法にて厚さ250μmのシート状に成形して
セラミックグリーンシートを得た。 【0053】次いで、セラミックグリーンシートを積層
して4層からなる積層体を作製し、これを切断して個々
の積層体とし、これを非酸化性雰囲気中において表1に
示す焼成温度1100,1150,1175,1200,1250,1300,13
50,1400,1450,1500,1550,1600(℃)で焼成するこ
とにより、縦25mm×横30mmのサンプルを各焼成温度
について10個づつ計120個作製した。このようにして作
製されたサンプルについて相対密度を測定したところ表
1に示す結果を得た。相対密度の値は10個の平均値を示
す。 【0054】 【表1】【0055】表1より、焼成温度が1200℃より低い場合
には相対密度が劣化することが判明し、また1500℃を超
えても、結晶の粒成長が進んで相対密度が劣化する傾向
にあることが判明した。そして、表1に示す結果から焼
成温度が1350℃の場合に相対密度がもっとも高いことか
ら、以下に説明するテストに供するサンプルについては
いずれも1350℃で焼成したものを用意した。 【0056】次いで、SiO2を3重量%、MgOを0.5
重量%として、Mn2O3の添加量を1,1.5,2,4,
6,8,10,11(重量%)とし、上記サンプルと同様に
して作製した積層体を、焼成温度を1350℃として非酸化
性雰囲気中で焼成し、Mn2O3の各添加量について10個
づつサンプルを作製した。これらのサンプルについて相
対密度、熱伝導率を測定した結果を表2に示した。相対
密度および熱伝導率の値は10個の平均値である。 【0057】 【表2】 【0058】表2より、Mn2O3の添加量が2重量%未
満および10重量%を超えるサンプルの場合、相対密度が
劣化することが判明し、Mn2O3の添加量が2〜10重量
%の場合が良いことが明らかになった。特に6重量%の
場合が最も良い結果が得られ、また、このサンプルの熱
伝導率は15W/m・Kと最も大きい値を示した。 【0059】次いで、Mn2O3の添加量を6重量%、S
iO2を3重量%、MgOを0.5重量%として作製したセ
ラミックグリーンシートを用意し、直径が6mmの貫通
孔3を形成した。そして、表3に示すように、セラミッ
クグリーンシートの貫通孔3に、CuとWとの体積比
(Cuの体積%:Wの体積%)が5:95,10:90,20:
80,30:70,40:60,50:50,60:40,65:35であり、
また平均粒径が3μmのW粉末からなる粘度が300Pa
・sの金属ペーストを貫通孔3に圧入した。次いで、上
記サンプルと同様の条件で積層した積層体を作製し、こ
れらを上述の条件(1350℃、非酸化性雰囲気)で焼成す
ることにより、各体積比について貫通導体2を有するサ
ンプルを各10個づつ作製した。これらのサンプルについ
て、貫通導体2の焼結状態および気密性を評価した結果
を表3に示す。 【0060】 【表3】 【0061】表3より、CuとWとの体積比が10:90〜
60:40の場合、10個全てについて、気密性が良好であ
り、また貫通孔3の内面と主導体2aとの密着性が損な
われず、Cuが貫通孔3の内面にほとんど拡散すること
がないことが明らかになった。 【0062】また、CuとWとの体積比を35:65に固定
し、焼結後のWの平均粒径を0.5,1,2,3,4,
5,6(μm)としたサンプルを、上記サンプルと同様
にして作製した積層体を用いて各10個づつ作製し、焼結
状態および気密性を評価した結果を表4に示す。 【0063】 【表4】【0064】表4より、Wの粒径が0.5μmのサンプル
では、10個中7個について、W粒子により貫通導体2の
主導体2aの形状を保持することができなくなり、その
ため貫通孔3の内面と主導体2aとの間に隙間ができ、
気密性が劣化した。また、6μmのサンプルでは、10個
中3個について、CuがWにより分断され熱抵抗が高く
なるという不具合が発生し、さらにCuがWから分離し
て貫通孔3の内面に滲み出るという不具合も発生した。
従って、Wの粒径は1〜5μmが良いことが明らかにな
った。 【0065】なお、本発明は上記実施の形態および実施
例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変更を行うことは何等支障ない。 【0066】 【発明の効果】本発明の半導体素子搭載用基板は、酸化
アルミニウムを主成分としMnをMn 2O3換算で2〜10
重量%含有する相対密度95%以上のセラミックスから成
る、複数の絶縁層および中間絶縁層が交互に積層され
た、上面に半導体素子の搭載部が設けられた絶縁基板
と、搭載部から絶縁基板の下面にかけて形成された貫通
導体とを具備しており、貫通導体は、Cuを10〜60体積
%ならびに平均粒径1〜5μmのWおよび/またはMo
の粒子を40〜90体積%含有した導体から成る、絶縁層の
部位に設けられた主導体と、中間絶縁層の部位に設けら
れた、第一の中間導体およびその上の第二の中間導体と
から成ることにより、同時焼成後における絶縁基板と貫
通導体との密着性および貫通導体の導体内の金属成分の
密着性を良好とでき、また、半導体素子搭載用基板の熱
歪みを非常に小さくできる。さらには、貫通導体の径を
極めて大きくできるとともに、各絶縁層に形成された主
導体同士の接合性が良好になり、また、半導体素子搭載
用基板内部の気密性が貫通導体の形成によって損なわれ
ることがない。その結果、半導体素子の放熱性が極めて
良好になるため、半導体素子を貫通導体の上端に載置固
定して長期に亘って正常かつ安定に作動させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体素子搭載用基板について実施の
形態の例を示し、(a)は半導体素子搭載用基板の断面
図、(b)は(a)の要部拡大断面図である。 【図2】(a)は本発明の半導体素子搭載用基板におけ
る貫通導体の導体材料を仮焼後に破砕したものの部分拡
大断面図、(b)は(a)の貫通導体の導体材料の焼結
後の部分拡大断面図である。 【図3】従来の半導体素子搭載用基板の一例を示す断面
図である。 【図4】(a)は従来の半導体素子搭載用基板における
貫通導体の導体材料を仮焼後に破砕したものの部分拡大
断面図、(b)は(a)の導体材料の焼結後の部分拡大
断面図である。 【図5】(a)は従来の半導体素子搭載用基板の他の例
を示す断面図、(b)は従来の半導体素子搭載用基板の
他の例を示す断面図である。 【符号の説明】 1:絶縁基板 1A:搭載部 2:貫通導体 2a:主導体 3:貫通孔 4:半導体素子 5:半導体素子搭載用基板 6:第一の中間導体 7:中間絶縁層 8:第二の中間導体 11a:Wおよび/またはMo 11c:Cu
形態の例を示し、(a)は半導体素子搭載用基板の断面
図、(b)は(a)の要部拡大断面図である。 【図2】(a)は本発明の半導体素子搭載用基板におけ
る貫通導体の導体材料を仮焼後に破砕したものの部分拡
大断面図、(b)は(a)の貫通導体の導体材料の焼結
後の部分拡大断面図である。 【図3】従来の半導体素子搭載用基板の一例を示す断面
図である。 【図4】(a)は従来の半導体素子搭載用基板における
貫通導体の導体材料を仮焼後に破砕したものの部分拡大
断面図、(b)は(a)の導体材料の焼結後の部分拡大
断面図である。 【図5】(a)は従来の半導体素子搭載用基板の他の例
を示す断面図、(b)は従来の半導体素子搭載用基板の
他の例を示す断面図である。 【符号の説明】 1:絶縁基板 1A:搭載部 2:貫通導体 2a:主導体 3:貫通孔 4:半導体素子 5:半導体素子搭載用基板 6:第一の中間導体 7:中間絶縁層 8:第二の中間導体 11a:Wおよび/またはMo 11c:Cu
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H01L 23/36 M
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 酸化アルミニウムを主成分としMnをM
n2O3換算で2〜10重量%含有する相対密度95%以上の
セラミックスから成る、複数の絶縁層および中間絶縁層
が交互に積層された、上面に半導体素子の搭載部が設け
られた絶縁基板と、前記搭載部から前記絶縁基板の下面
にかけて形成された貫通導体とを具備しており、該貫通
導体は、Cuを10〜60体積%ならびに平均粒径1〜5μ
mのWおよび/またはMoの粒子を40〜90体積%含有し
た導体から成る、前記絶縁層の部位に設けられた主導体
と、前記中間絶縁層の部位に設けられた、第一の中間導
体およびその上の第二の中間導体とから成ることを特徴
とする半導体素子搭載用基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002146725A JP2003338578A (ja) | 2002-05-21 | 2002-05-21 | 半導体素子搭載用基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002146725A JP2003338578A (ja) | 2002-05-21 | 2002-05-21 | 半導体素子搭載用基板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003338578A true JP2003338578A (ja) | 2003-11-28 |
Family
ID=29705619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002146725A Pending JP2003338578A (ja) | 2002-05-21 | 2002-05-21 | 半導体素子搭載用基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003338578A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009088205A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Tdk Corp | 放熱基板及びその製造方法 |
| JP2016207761A (ja) * | 2015-04-20 | 2016-12-08 | 三菱電機株式会社 | 実装用基板およびその製造方法 |
| CN114026968A (zh) * | 2019-12-26 | 2022-02-08 | Ngk电子器件株式会社 | 布线基板 |
| JP2023098624A (ja) * | 2021-12-28 | 2023-07-10 | Ngkエレクトロデバイス株式会社 | 電子部品用基板 |
-
2002
- 2002-05-21 JP JP2002146725A patent/JP2003338578A/ja active Pending
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