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JP2003326011A - ミシン - Google Patents

ミシン

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Publication number
JP2003326011A
JP2003326011A JP2002138381A JP2002138381A JP2003326011A JP 2003326011 A JP2003326011 A JP 2003326011A JP 2002138381 A JP2002138381 A JP 2002138381A JP 2002138381 A JP2002138381 A JP 2002138381A JP 2003326011 A JP2003326011 A JP 2003326011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
thread tension
sewing
needle drop
tension value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002138381A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanobu Shinozuka
寿信 篠塚
Masahiko Ueda
昌彦 植田
Keiko Yamatani
恵子 山谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP2002138381A priority Critical patent/JP2003326011A/ja
Publication of JP2003326011A publication Critical patent/JP2003326011A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縫製パターンを構成するエリアを容易に認識
できると共に、エリア中の任意の部位の糸張力値を変更
できるミシンを提供する。 【解決手段】 本発明のミシン(1)は、縫製パターン
を構成する複数のエリア毎に設定された糸張力値に基づ
き、縫製糸に付与する糸張力を調節して縫製を行うもの
であって、表示装置(21)に縫製パターンの針落ち点
を針落ち順に結んだ図形(70)が表示され、この図形
から作業者が所望の針落ち点を選択することにより、選
択した針落ち点を含むエリアの図形が他のエリアの図形
とは異なる態様で表示されるとともに、作業者は、選択
した針落ち点を含むエリアにおける、選択した針落ち点
より針落ち順が後の部分の糸張力値を設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縫製パターンに設
定されている糸張力値に基づいて縫製を行うミシンに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、作業者が、例えば刺繍形状や
穴かがり形状として設定されている複数の縫製パターン
の中から所望の縫製パターンを選択し、選択した縫製パ
ターンを構成する種々の縫製データを必要に応じて変更
し、縫製を行なうミシンが知られている。縫製パターン
の作成方法としては、例えば、図11に示すようにミシ
ン100とは別体に設けたコンピュータ101上で行な
われるものが知られている。図12は、作業者がコンピ
ュータ101を用いて種々の縫製データ(例えば、糸張
力値、針落ち位置、縫い長さ、針数等)を設定して作成
した縫製パターンの図形をディスプレイ101aに表示
した状態を示すものである。この縫製パターンは複数の
エリア、即ち、たたみ縫いが行われる第1のエリアA
1、直線縫いが行われる第2のエリアA2、ジグザグ縫
いが行われる第3のエリアA3から構成されている。
【0003】そして、このようにして作成した複数の縫
製パターンは、コンピュータ101に接続したカードラ
イタ102を用いてメモリカード等の記憶媒体103に
記憶され、ミシン100に伝達されたり、コンピュータ
101から直接ミシン100に伝達される。そして、作
業者は、ミシン100の操作パネル100aを介して複
数の縫製パターンの中から一つの縫製パターンを選択
し、必要に応じて縫製データを変更して所望の縫製を行
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
に、縫製データは通常各エリアA1〜A3に対して設定
されているため、作業者がミシン100の操作パネル1
00aを介して行なう縫製データの変更作業は一つのエ
リア全体に対して行なわれるものであった。従って、一
つのエリアの所定の部位に対して、当該エリアに設定さ
れている縫製データとは異なる縫製データを設定すると
いった、より詳細な縫製データの設定ができないという
問題があった。特に、縫製データのうち糸張力に関して
は、縫製形状や生地の種類等に応じて一つのエリア内の
複数の部位で変更する必要性が高いため、上述のような
問題が顕著となっていた。
【0005】また、例えば、連続したジグザグ縫いの縫
製パターンを作成する際に、縫製パターン中に糸張力値
の違いに応じて複数のエリアを設定する場合があるが、
この場合、作業者はミシン100の操作パネル100a
の表示内容からは、各エリアが縫製パターンのどの範囲
を占めているのか、即ち、縫製パターンのどの範囲が同
一の糸張力値で縫製されるのかを容易に認識できないと
いう問題があった。
【0006】本発明の課題は、上述の問題を考慮したも
のであり、縫製パターンを構成するエリアを容易に認識
できると共に、エリア中の任意の部位の糸張力値を変更
できるミシンを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、縫製パターンを構成する複
数のエリア毎に設定されている糸張力値に基づき、縫製
糸に付与する糸張力を調節して縫製を行うミシン(1)
であって、前記複数のエリアが糸張力値に応じて区切ら
れ、各エリアの糸張力値を記憶する記憶手段(12)
と、前記縫製パターンを図形(70)で表示する表示装
置(21)と、前記表示装置に表示された縫製パターン
の図形から糸張力値に応じて区切られる所望のエリアを
選択する選択手段(24)と、前記選択手段を介して選
択したエリアの図形(71〜73)を他のエリアの図形
とは異なる態様で前記表示装置に表示させる表示制御手
段(CPU11)とを備えることを特徴とする。
【0008】請求項1記載の発明によれば、縫製パター
ンを構成する複数のエリアから、作業者が選択手段を介
して選択したエリアが他のエリアとは異なる態様で表示
装置に表示される。従って、作業者は選択したエリア、
即ち、同一の糸張力値で連続して縫製が行なわれる部分
(範囲)を容易に認識できる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のミ
シンであって、前記縫製パターンの図形として、該縫製
パターンの針落ち点を針落ち順に結んだ図形が表示さ
れ、作業者が前記選択手段を介して縫製パターンの針落
ち点から所望の針落ち点を選択することにより、選択し
た針落ち点を含むエリアの図形を他のエリアの図形とは
異なる態様で表示することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明によれば、請求項1と
同様の効果を得られると共に、縫製パターンの針落ち点
を針落ち順に結んだ図形から、作業者が前記選択手段を
介して所望の針落ち点を選択することにより、選択した
針落ち点を含むエリアの図形が他のエリアの図形とは異
なる態様で表示されるので、作業者は、実際に布等の被
縫製物に形成される縫い目の形状を正確に認識すること
ができると共に、選択した針落ち点を含むエリア、即
ち、同一の糸張力値で連続して縫製が行なわれる部分
(範囲)を容易に認識できる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載のミ
シンであって、糸張力値を設定する設定手段(23)を
備え、作業者が前記選択手段を介して所望の針落ち点を
選択することにより、選択した針落ち点を含むエリアに
おける、選択した針落ち点より針落ち順が後の部分の糸
張力値を設定できることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明によれば、請求項2と
同様の効果を得られると共に、作業者が前記選択手段を
介して選択した所望の針落ち点より針落ち順が後の部分
の糸張力値を設定できる。従って、作業者は、縫製パタ
ーンを構成するエリア全体の糸張力値のみならず、従来
のミシンでは困難であった、エリア中の特定の部位に対
する糸張力値も変更することが可能となる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3記載のミ
シンであって、作業者が前記選択手段を介して選択した
針落ち点を含むエリアにおける、選択した針落ち点より
針落ち順が後の部分の図形と、前記エリアより針落ち順
が後のエリアの図形と、作業者が選択した針落ち点より
針落ち順が前の針落ち点の図形とをそれぞれ異なる態様
で表示することを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明によれば、請求項3と
同様の効果を得られると共に、作業者は、既に糸張力値
の設定作業が終了している選択した針落ち点より針落ち
順が後の部分と、糸張力値の設定作業中である、エリア
内において選択した針落ち点より針落ち順が後の部分
と、まだ糸張力値の設定作業を行なっていない、作業者
が選択した針落ち点を含むエリアより針落ち順が後のエ
リアとを、視覚的に容易に識別することができる。
【0015】請求項5記載の発明は、選択した縫製パタ
ーンを構成する複数のエリア毎に設定された糸張力値に
基づき、縫製糸に付与する糸張力を調節して縫製を行う
ミシンであって、前記各エリアの糸張力値を記憶する記
憶手段と、前記縫製パターンを図形で表示する表示装置
と、設定されている糸張力値の違いに応じて各エリアの
図形を異なる態様で前記表示装置に表示させる表示制御
手段とを備える。
【0016】請求項5記載の発明によれば、設定されて
いる糸張力値の違いに応じて各エリアの図形を異なる態
様で前記表示装置に表示するので、作業者は選択した縫
製パターンに関して、同一の糸張力値で連続して縫製が
行なわれる部分(範囲)を容易に認識できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明のミ
シンの実施の形態について詳細に説明する。なお、本実
施の形態におけるミシンとしては、刺繍枠を備える周知
の刺繍ミシンを用いるものとする。なお、ミシンの外観
を示す図面は省略する。
【0018】刺繍枠は被縫製物となる布を保持した状態
で、ミシンベッド上を水平面内で移動する部材であり、
針棒の上下動に同期して移動することで、保持した布に
対して、操作パネル20(図1を参照)を介して設定し
た縫製パターンに応じた模様(刺繍縫目)を形成するよ
うになっている。
【0019】図1に示すように、縫製パターンは、例え
ば、ミシン1とは別体に設けたコンピュータ60(以
下、「外部コンピュータ60」という。)で作成され
る。外部コンピュータ60では、種々の縫製データ(例
えば、糸張力値、針落ち位置の座標、縫い長さ、針数、
糸張力調節手段30への供給電流と糸張力値との相関関
係を示すデータ等)を設定して縫製パターンを作成し、
作成した複数の縫製パターンを、例えば、メモリカード
等の記憶媒体に記憶し、このメモリカードをミシン1側
で読み取ったり、あるいは、外部コンピュータ60から
直接ミシン1に伝送して、ミシン1の記憶手段12に記
憶させるようになっている。
【0020】図2は、操作パネル20の表示装置21に
表示される、縫製パターンの針落ち点を針落ち順に結ん
だ図形70である。縫製パターン中、同じ糸張力値で連
続縫製される部分が一つのエリア(71〜73)を形成
し、このようなエリアが複数(図では3つ)結合して一
つの縫製パターンを構成している。また、各エリアは糸
張力値の違いに応じて着色表示されており、本実施の形
態においては、各エリアに対してそれぞれ異なる糸張力
値が設定されているため、各エリアは異なる色で表示さ
れている。仮に、同じ糸張力値が設定されているエリア
が複数ある場合には、これらエリアは同一色で表示され
ることになる。なお、糸張力値の大きさによって予め表
示色が決定されているものとする。なお、説明の便宜
上、これら3つのエリアを針落ち順、つまり、左から順
に第一のエリア71、第二のエリア72、第三のエリア
73という。
【0021】糸張力値のデータは、各エリアの最初と最
後の針落ち点に関するデータに付随して設定されてい
る。そして、後述するCPU11は、縫製パターンを構
成する縫製データを読み取る際に、糸張力値が付随して
いる2つの針落ち点を検出することで各エリアの最初の
針落ち点と最後の針落ち点を認識し、最初の針落ち点に
付随して設定されている糸張力値を、認識したエリアに
対する糸張力値として認識するようになっている。
【0022】図1のブロック図に示すように、ミシン1
は制御手段10、操作パネル20、糸張力調節手段3
0、針棒や刺繍枠等を動作させる各種アクチュエータ4
0(ステッピングモータ、電磁弁、ソレノイド、センサ
ー等)、表示制御回路50等を備えており、これら各種
装置の駆動は制御手段10により制御される。
【0023】制御手段10は、CPU11(Central P
rocessing Unit)、記憶手段12としてのROM(Rea
d Only Memory)、RAM(Random Access Memor
y)及びEEPROM(Electrically Erasable and Pro
grammable ROM)を備えている。
【0024】ROMは、ミシン1の駆動を制御するため
の各種制御プログラム、制御プログラムで使用する制御
データ等を記憶する。EEPROMは、外部コンピュー
タ60で作成された複数の縫製パターンや縫製パターン
を構成する縫製データ等を記憶する。
【0025】RAMは、CPU11による各種処理作業
中にデータ等を格納する作業領域として使用されるとと
もに、操作パネル20を介して作業者により変更された
糸張力値等の縫製データを記録する。CPU11は、R
AMの所定領域を作業領域として使用し、ROMに記憶
されている制御プログラムに従い、操作パネル20や各
種センサーからの信号を受けて各種演算処理を行い、糸
張力調節手段30、各種アクチュエータ40等の駆動を
制御する。さらに、CPU11は後述する選択手段24
を介して作業者が選択したエリアの図形を、他のエリア
の図形とは異なる態様で表示装置に表示させる本発明の
表示制御手段としての機能も有する。
【0026】糸張力調節手段30は、縫製糸に付与する
糸張力をモータ等の電気的駆動手段を用いて調節する装
置であり、制御手段10が各エリアに設定されている糸
張力値や、記憶手段12が記憶している供給電流と糸張
力との相関関係を示すデータ等に従い、その駆動を制御
している。なお、糸張力調節手段30の構成や動作につ
いては周知であるため詳しい説明は省略する。
【0027】操作パネル20は、表示装置21としての
液晶表示パネルと、液晶表示パネル上に重ね合わされる
透明のタッチパネル22を備えており、タッチパネル2
2下の液晶表示パネルに表示される設定手段23及び選
択手段24としての各種キーに対応する検出部分に触れ
ることで、これらキーの操作を行なうことができるよう
になっている。なお、検出部分となるタッチ領域は、C
PU11の制御により、表示装置21に表示されるスイ
ッチ図形の大きさ及び位置に応じて変更される。また、
操作パネル20は表示制御回路50を介して制御手段1
0に接続しており、作業者が各種キーを操作することで
設定/変更した糸張力値を制御手段10に送信すると共
に、制御手段10により表示装置21の画面表示が制御
される。
【0028】上述のように、図2に示す表示装置21の
上部には、作業者が選択した縫製パターンが、その針落
ち点を針落ち順に結んだ図形70として表示されると共
に、縫製パターンを構成する3つのエリア(71〜7
3)が、それぞれ異なる態様(本実施の形態において
は、異なる色)で表示されている。また、表示装置21
の下部には、糸張力値の変更作業を行なうための設定手
段23及び選択手段24が表示されている。
【0029】設定手段23は、各エリアの糸張力値を表
示すると共に、後述する糸張力設定処理を行う際に操作
される糸張力設定キー23aを備える。選択手段24
は、作業者が縫製パターン中の所望の針落ち点を選択す
るための1針前進キー24a及び1針後退キー24b、
選択した針落ち点の針数を表示する針数表示部24c、
所望のエリアを選択するための1エリア前進キー24d
及び1エリア後退キー24eを備える。そして、詳しい
説明は後述するが、作業者は操作パネル20を介して、
縫製パターンを構成する各エリアの糸張力値を認識し、
必要に応じてエリア全体の糸張力値やエリアの一部分の
糸張力値を変更するようになっている。
【0030】次に、作業者が、エリア全体の糸張力値や
エリアの一部分の糸張力値を変更する際のCPU11に
よる各種処理について図3及び図4のフローチャートを
用いて説明する。この処理は、糸張力値の変更を希望す
るエリア全体あるいはエリア中の特定の部位(以下、
「糸張力値変更部位」という。)を設定するための「部
位設定処理」と、設定した糸張力値変更部位に対して糸
張力値を設定(変更)するための「糸張力値変更処理」
から構成される。なお、CPU11が部位設定処理や糸
張力値変更処理を行なうためのプログラムは、読み取り
可能なプログラムコードの形態でROMに格納されてお
り、CPU11は、このプログラムコードに従った動作
を逐次実行するようになっている。また、図面中の針数
表示部24cに表示されている針数は、必ずしも実際の
針数を表示しているとは限らない。
【0031】まず、作業者は布を刺繍枠に保持させた状
態で、操作パネル20を介して記憶手段12に記憶され
ている複数の縫製パターンの中から所望の縫製パターン
を選択する。すると、ステップS1において、CPU1
1は選択された縫製パターンの針落ち点を針落ち順に結
んだ図形70を表示装置21に表示すると共に、縫製パ
ターンを構成する3つのエリア(第一のエリア71〜第
三のエリア73)をそれぞれ異なる色で表示する。
【0032】次に、ステップS2において、部位設定処
理及び糸張力値変更処理を行なうための確認キー(図示
せず)が操作されるまで待機状態となる。そして、確認
キーが操作されると(ステップS2;Yes)、部位設
定処理が開始され、ステップS3において、図2に示す
ように、第一のエリア71の最初の針落ち点上にポイン
タ80を表示するとともに、ポインタ80が位置してい
る第一のエリア71を他のエリア(第二のエリア72及
び第三のエリア73)と識別可能にすべく、第一のエリ
ア71の図形を太線で強調表示する。
【0033】ポインタ80は、1針前進キー24a、1
針後退キー24b、1エリア前進キー24d、1エリア
後退キー24eの操作により針落ち点上を移動するもの
である。そして、ポインタ80が位置している針落ち点
が糸張力値変更部位の先頭部分となり、ポインタ80が
位置しているエリア内における、ポインタ80が位置し
ている針落ち点より針落ち順が後となる部分を、糸張力
値変更部位として設定できるようになっている。また、
CPU11は、第1のエリアの最初の針落ち点上に位置
しているポインタ80に対応して刺繍枠を移動させ、布
の最初の針落ち点となる部分の上方に縫針を位置させ
る。
【0034】ステップS3が終了した時点で、作業者に
より1針前進キー24aの操作(ステップS4)、1針
後退キー24bの操作(ステップS10)、1エリア前進
キー24dの操作(ステップS15)、1エリア後退キー
24eの操作(ステップS19)、糸張力設定キー23a
の操作(ステップS9)のいずれかが行なわれるまで待機
状態となり、操作されたキーに応じて以下の処理を行
う。
【0035】まず、1エリア前進キー24dが操作され
た場合(ステップS15;Yes)について説明する
と、CPU11はステップS16において、1エリア前
進キー24dが操作された時点でのポインタ80の位置
が縫製パターンを構成する複数のエリアのうちの最終エ
リア内、即ち、本実施の形態においては第三のエリア7
3内にあるか否かを判断する。これは、仮にポインタ8
0が第三のエリア73内にある場合は、このエリアより
も後のエリアにポインタ80を移動させることができな
いためである。そして、ステップS16でYes、即
ち、ポインタ80が存在するエリアが第三のエリア73
であると判断した場合には、1エリア前進キー24d以
外のキー(1針前進キー24a、1針後退キー24b、
1エリア後退キー24e、糸張力設定キー23a)のい
ずれかが操作されるまで待機状態となる。
【0036】一方、ステップS16でNO、即ち、ポイ
ンタ80が存在するエリアが第三のエリア73でないと
判断した場合には、ステップS17に移行して、図5に
示すように、ステップS15で1エリア前進キー24d
が操作される以前にポインタ80が存在していたエリア
(第一のエリア71)から、針落ち順が後となる次のエ
リア(第二のエリア72)の先頭までポインタ80を移動
させるとともに、ポインタ80の移動に対応して刺繍枠
を移動させる。なお、エリアの先頭とは、エリア内の複
数の針落ち点のうち、針落ち順が最初となる針落ち点を
指す。また、第一のエリア71の最初の針落ち点には基
準マーク80aが表示される。
【0037】次に、ステップS18において、ステップ
S15で1エリア前進キー24dが操作される以前にポ
インタ80が存在していた第一のエリア71の図形の強
調表示を通常の表示に戻すと共に、ポインタ80が存在
している第二のエリア72の図形を強調表示し、ステッ
プS9に移行する。以上で、1エリア前進キー24dが
操作された場合の処理が終了する。この時点では、糸張
力値変更部位はポインタ80が位置している第二のエリ
ア72全体となっている。そして、例えば、糸張力値変
更部位を第二のエリア72の特定の部位に設定したい場
合には、ステップS9及びステップS40において、糸
張力値設定キー及び終了キー(図示せず)を操作せず、
後述する1針前進キー24aを操作した場合の処理(ス
テップS4〜ステップS8)を行うことになる。
【0038】また、ステップS9及びステップS40に
おいて、糸張力値設定キー及び終了キーを操作せず、再
び1エリア前進キー24dを操作して、ステップS15
〜18までの処理を行った場合には、図6に示すよう
に、第三のエリア73が強調表示され、第三のエリア7
3全体が糸張力値変更部位となる。また、ステップS9
及びステップS40において、糸張力値設定キー及び終
了キーを操作せず、1針後退キー24b、1エリア後退
キー24eのいずれかを操作することにより、現時点で
の糸張力値変更部位を変更し、新たに設定し直すことが
できる。
【0039】次に、1エリア後退キー24eが操作され
た場合(ステップS19;Yes)について説明する
と、CPU11はステップS20において、1エリア後
退キー24eが操作された時点でのポインタ80の位置
が縫製パターンを構成する複数のエリアのうちの最初の
エリア内、即ち、第一のエリア71内にあるか否かを判
断する。これは、仮にポインタ80が第一のエリア71
にある場合は、このエリアよりも前のエリアにポインタ
80を移動させることができないからである。
【0040】そして、ステップS20でYes、即ち、
ポインタ80が存在するエリアが第一のエリア71であ
ると判断した場合には、1エリア後退キー24e以外の
キー(1針前進キー24a、1針後退キー24b、1エ
リア前進キー24d、糸張力設定キー23a)のいずれ
かが操作されるまで待機状態となる。一方、ステップS
20でNO、即ち、ポインタ80が存在するエリアが第
一のエリア71でないと判断した場合には、ステップS
21に移行して、ステップS19で1エリア後退キー2
4eが操作される以前にポインタ80が存在していたエ
リアから、針落ち順が前のエリアの先頭までポインタ8
0を移動させるとともに、ポインタ80の移動に対応し
て刺繍枠を移動させる。
【0041】次に、ステップS22において、ステップ
S19で1エリア後退キー24eが操作される以前にポ
インタ80が存在していたエリアの図形の強調表示を通
常の表示に戻すと共に、ポインタ80が存在しているエ
リアの図形を強調表示し、ステップS9に移行する。以
上で、1エリア後退キー24eが操作された場合の処理
が終了する。この時点でも、糸張力値変更部位はポイン
タ80が位置しているエリア全体となっている。
【0042】そして、例えば、ステップS9及びステッ
プS40において、糸張力値設定キー及び終了キーを操
作せず、後述する1針前進キー24aを操作した場合の
処理(ステップS4〜ステップS8)を行うことで、ス
テップS19〜ステップS22までの処理で設定したエ
リア中の特定の部位を糸張力変更部位として設定でき
る。また、ステップS9及びステップS40において、
糸張力値設定キー及び終了キーを操作せず、1針後退キ
ー24b、1エリア前進キー24d、1エリア後退キー
24eのいずれかを操作することにより、現時点での糸
張力値変更部位を変更し、新たに設定し直すことができ
る。
【0043】次に、1針前進キー24aが操作された場
合(ステップS4;Yes)について説明する。なお、
図6に示すように、ポインタ80は第三のエリア73の
最初の針落ち点(針数44)上に位置しているものとす
る。CPU11はステップS5において、1針前進キー
24aが操作された時点でのポインタ80の位置が縫製
パターンの最終針落ち点、即ち、第三のエリア73の最
終針落ち点であるか否かを判断する。これは、仮にポイ
ンタ80が第三のエリア73の最終針落ち点にある場合
は、ポインタ80を最終針落ち点より後方に移動させる
ことができないためである。
【0044】そして、ステップS5でYes、即ち、ポ
インタ80の位置が第三のエリア73の最終針落ち点で
あると判断した場合には、1針前進キー24a以外のキ
ー(1針後退キー24b、1エリア前進キー24d、1
エリア後退キー24e、糸張力設定キー23a)のいず
れかが操作されるまで待機状態となる。
【0045】一方、ステップS5でNO、即ち、ポイン
タ80の位置が第三のエリア73の最終針落ち点でない
と判断した場合には、ステップS6に移行して、図7に
示すように、ポインタ80が位置していた針落ち点(針
数44)から、ポインタ80を一針分後方(針数45)
に移動させると共に、ポインタ80の移動に対応して刺
繍枠を移動させる。次に、ステップS7において、CP
U11はステップS6においてポインタ80を移動させ
る以前にポインタ80が位置していたエリア(第三のエ
リア73)以外のエリアにポインタ80が移動したか否
か、即ち、ポインタ80が位置しているエリアが変更さ
れたか否かを判断する。
【0046】そして、エリアが変更されたと判断した場
合(ステップS7;Yes)、その時点まで強調表示し
ていたエリアの図形を通常の表示に戻すと共に、ポイン
タ80が存在しているエリアの図形を強調表示し、ステ
ップS9に移行する。一方、エリアが変更されていない
と判断した場合(ステップS7;No)、ステップS9
に移行する。以上で1針前進キー24aが操作された場
合の処理が終了する。
【0047】この時点では、ポインタ80が位置してい
る針落ち点(針数45)からポインタ80が位置している
第三のエリア73の最終の針落ち点までが糸張力変更部
位となっているが、糸張力値変更部位を変更したい場合
には、ステップS9及びステップS40において、糸張
力値設定キー及び終了キーを操作せず、1針前進キー2
4a、1針後退キー24b、1エリア前進キー24d、
1エリア後退キー24eの中から所望のキーを操作する
ことになる。例えば、1針前進キー24aを操作して、
上述の処理(ステップS4〜ステップS8)を繰り返す
ことで、ポインタ80の位置を一針分ずつ後方に移動さ
せることができる。図8はポインタ80が針数48の地
点まで移動した状態を示している。
【0048】次に、1針後退キー24bが操作された場
合(ステップS10;Yes)について説明すると、C
PU11はステップS11において、1針後退キー24
bが操作された時点でのポインタ80の位置が縫製パタ
ーンの最初の針落ち点、即ち、第一のエリア71の最初
の針落ち点であるか否かを判断する。これは、仮にポイ
ンタ80が第一のエリア71の最初の針落ち点にある場
合は、ポインタ80をこの最初の針落ち点より前方に移
動させることができないためである。
【0049】そして、ステップS11でYes、即ち、
ポインタ80の位置が第一のエリア71の最初の針落ち
点であると判断した場合には、1針後退キー24b以外
のキー(1針前進キー24a、1エリア前進キー24
d、1エリア後退キー24e、糸張力設定キー23a)
のいずれかが操作されるまで待機状態となる。一方、ス
テップS11でNO、即ち、ポインタ80の位置が第一
のエリア71の最初の針落ち点でないと判断した場合に
は、ステップS12に移行して、ポインタ80が位置し
ていた針落ち点から、針落ち順が前の針落ち点までポイ
ンタ80を一針分移動させると共に、ポインタ80の移
動に対応して刺繍枠を移動させる。
【0050】次に、ステップS13において、CPU1
1は、ステップS12においてポインタ80を移動させ
る以前にポインタ80が位置していたエリア以外のエリ
アにポインタ80が移動したか否か、即ち、ポインタ8
0が位置しているエリアが変更されたか否かを判断す
る。そして、エリアが変更されたと判断した場合(ステ
ップS13;Yes)、その時点まで強調表示していた
エリアの図形を通常の表示に戻すと共に、ポインタ80
が存在しているエリアの図形を強調表示し、ステップS
9に移行する。
【0051】この時点では、ポインタ80が位置する針
落ち点から、ポインタ80が位置するエリアの最終の針
落ち点までが糸張力値変更部位となっている。一方、エ
リアが変更されていないと判断した場合(ステップS1
3;No)、ステップS9に移行する。以上で、1針後
退キー24bが操作された場合の処理が終了する。この
時点でも、糸張力値変更部位は、ポインタ80が位置し
ている針落ち点から、ポインタ80が位置しているエリ
アの最終の針落ち点までとなっており、糸張力値変更部
位を変更したい場合には、ステップS9及びステップS
40において、糸張力値設定キー及び終了キーを操作せ
ず、1針前進キー24a、1針後退キー24b、1エリ
ア前進キー24d、1エリア後退キー24eの中から所
望のキーを操作することになる。
【0052】なお、ステップS3が終了した時点では、
第1のエリア全体が糸張力変更部位となっているため、
1針前進キー24a、1針後退キー24b、1エリア前
進キー24d、1エリア後退キー24eを操作せずに、
糸張力設定キー23aを操作した場合には、第1のエリ
ア全体に対して後述する糸張力値変更処理が行われるこ
とになる。
【0053】次に、上述の部位設定処理が完了した後に
行なわれる糸張力値変更処理について図4のフローチャ
ートを用いて説明する。なお、図8に示すように、ポイ
ンタ80は第三のエリア73の針数48の地点時に位置
しているものとする。この場合、第三のエリア73全体
が強調表示されると共に、第三のエリア73に予め設定
されている糸張力値110が、糸張力設定キー23aに
表示される。また、上述の部位設定処理により、ポイン
タ80が位置する針数48の針落ち点より後方の部分が
糸張力値変更部位として設定されている。
【0054】この状態で作業者が糸張力設定キー23a
を操作すると(ステップS9;Yes)、図4に示す糸
張力値変更処理が開始される(ステップS30)。ステ
ップS31では、図9に示すように、表示装置21上
に、「0」〜「9」までのキー90(テンキー)、リタ
ーンキー91、キャンセルキー92、糸張力値表示部9
3、糸張力値表示部93に表示される数字を上昇/下降
させるアップダウンキー94が一体となってポップアッ
プ表示される。そして、ステップS32において、作業
者はテンキー90及びアップダウンキー94を介して所
望の数値(図9では「120」)を入力する。
【0055】その後、ステップS33及びステップS3
4において、リターンキー91又はキャンセルキー92
が操作されるまで待機状態となり、リターンキー91が
操作された場合(ステップS33;Yes)、ステップ
S35に移行する。一方、リターンキー91が操作され
ず(ステップS33;No)、キャンセルキー92が操
作された場合(ステップS34;Yes)、糸張力値変
更処理を終了してステップS40に移行する。また、キ
ャンセルキー92が操作されない場合(ステップS3
4;No)、糸張力値の再入力が可能な状態となる。
【0056】ステップS35では、糸張力値変更部位の
糸張力値を、予め第三のエリア73全体の糸張力値とし
て設定されていた値「110」から、テンキー90を介
して入力された糸張力値「120」に変更し、記憶手段
12に記憶する。なお、第三のエリア73中の糸張力値
変更部位以外の部分、即ち、ポインタ80が位置してい
る針数48より前方の部分(針数44〜針数47まで)
の糸張力値は変更されず、予め第三のエリア73全体の
糸張力値として設定されていた値「110」として記憶
される。そして、ステップS36において、図10に示
すように、ポインタ80が位置している針数48より前
方の部分(針数44〜針数47まで)の強調表示が解除
され、針数48から後の部分に第四のエリア74が作成
され、この第四のエリア74が強調表示される。第四の
エリア74には、糸張力値として「120」が設定され
ているため、第四のエリアの色表示は、第1のエリア7
1〜第三のエリア73とは異なる色となる。仮に、第四
のエリア74に対して第1のエリア71の糸張力値と同
じ値「90」が設定された場合には、第四のエリアの色
表示は第1のエリア71と同色となる。
【0057】以上で、糸張力値変更処理が終了し、ステ
ップS40に移行する。そして、ステップS40におい
て、作業者が終了キーを操作した場合(ステップS4
0;Yes)、糸張力値の変更作業を終了し、一方、終
了キーを操作しない場合(ステップS40;No)、再
び1針前進キー24a、1針後退キー24b、1エリア
前進キー24d、1エリア後退キー24e、糸張力設定
キー23aのいずれかを操作することにより、所定のエ
リア全体あるいはエリア中の特定の部位に対する糸張力
値を変更することができる。
【0058】以上のように、本実施の形態に示したミシ
ン1によれば、作業者が1針前進/後退キー及び1エリ
ア前進/後退キーを操作して、表示装置21上のポイン
タ80の位置を移動させることで、ポインタ80が位置
しているエリアの図形が他のエリアの図形とは異なる態
様で強調して表示される。従って、作業者はポインタ8
0を移動させることで、ポインタ80が位置している針
落ち点を含むエリア、即ち、ポインタ80が位置してい
る針落ち点における糸張力値と同じ糸張力値で連続して
縫製が行なわれる部分(範囲)を容易に認識できる。
【0059】また、作業者が操作パネル20を介して所
望の縫製パターンを選択し、確認キーを操作した時点、
即ち、ステップS3において表示装置21には選択した
縫製パターン構成する3つのエリア(第一のエリア71
〜第三のエリア73)がそれぞれ異なる色で表示される
ことによっても、作業者は縫製パターン中の各エリアの
分布、即ち、同一の糸張力値で連続して縫製が行なわれ
る範囲を容易に認識することができる。
【0060】また、作業者が1針前進キー24a、1針
後退キー24b、1エリア前進キー24d、1エリア後
退キー24eを操作して、表示装置21上のポインタ8
0の位置を移動させることで、ポインタ80が位置して
いる針落ち点を含むエリア内における、ポインタ80が
位置している針落ち点より後の部分を糸張力値変更部位
として設定でき、この糸張力値変更部位の糸張力値を設
定手段23としての糸張力設定キー23aやテンキー9
0等を介して変更できる。従って、作業者は、縫製パタ
ーンを構成するエリア全体の糸張力値のみならず、エリ
ア中の特定の部位に対する糸張力値をも変更することが
可能となる。
【0061】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、本発明の範囲内で適宜変更可能である。例えば、本
実施の形態においては、第一のエリア71〜第三のエリ
ア73がそれぞれ異なる色で表示されると共に、ポイン
タ80が位置するエリアの図形が太線により強調表示さ
れるものとしたが、上述のようにポインタ80が位置し
ている針落ち点を糸張力値変更部位の開始点とし、ポイ
ンタ80が位置しているエリア内におけるポインタ80
が位置している針落ち点より針落ち順が後となる部分を
糸張力値変更部位とすることから、例えば、ポインタ8
0が位置する針落ち点より針落ち順が前の部分全体を、
既に糸張力値の変更作業が完了しているものとして、1
色で表示し、この色とは異なる色で糸張力値変更部位を
表示し、さらに、これら2色とは異なる色で、ポインタ
80が位置しているエリアより針落ち順が後となるエリ
ア全体を表示するものとしてもよい。この場合、作業者
は、既に糸張力値の変更作業が完了している部分と、糸
張力値の設定作業中である部分と、まだ糸張力値の設定
作業を行なっていない部分とを視覚的に容易に識別する
ことができる。
【0062】あるいは、本実施の形態においては、第一
のエリア71〜第三のエリア73がそれぞれ異なる色で
表示され、さらに、ポインタ80が位置するエリアの図
形が強調表示されるものとしたが、ポインタ80が位置
するエリアの図形の強調表示を行なわないものとしても
よい。また、特定のエリアや部位における糸張力値の変
更作業が終了した時点で、このエリアや部位の糸張力値
が、既に糸張力値の設定/変更作業が完了している他の
エリアや部位の糸張力値と同一であった場合には、これ
ら糸張力値が同一の複数のエリアや部位を同色で表示し
たり、さらに、これら同一の糸張力値が設定された複数
のエリアや部位が前後に連続して存在することになる場
合には、これら部位を一つのエリアとしてまとめて記憶
手段12に記憶するものとしてもよい。具体的には、例
えば、第三のエリア73の糸張力値を第二のエリア72
の糸張力値と同一に設定した場合には、第三のエリア7
3を第二のエリア72としてまとめるとともに、まとめ
た第二のエリア72を、まとめる前の第二のエリア72
の表示色と同一色で表示する。また、糸張力値の大きさ
によって各エリアやエリア中の特定の部位に対する表示
色が予め決定されているものとしたが、これに限らず、
色の使用状況に応じてその都度変更可能としてもよい。
【0063】また、縫製パターンの図形の表示の態様と
しては、縫製パターンを構成するエリアやエリア中の特
定の部位を、他のエリアや部位と視覚的に識別できるよ
うな表示態様であれば良く、例えば、色の濃淡や点滅に
より表示するものとしてもよい。また、本実施の形態に
おいては、縫製パターン及び各エリアの図形として、針
落ち点を針落ち順に結んだ図形が表示されるものとした
が、これに限らず、例えば、縫製パターン及びエリアの
外形を、長方形や円を用いて模式的に表示するものとし
ても良い。この場合、糸張力値変更作業における糸張力
値変更部位の設定は、本実施の形態に示したような針落
ち点に基づくものではなく、例えば、エリア全体に占め
る糸張力値変更部位の割合を設定する方法などが挙げら
れる。
【0064】また、上記実施の形態では、刺繍ミシン1
を用いて説明したが、他のミシンに適用しても良く、例
えば、閂止めミシン、ボタン付けミシン、電子千鳥ミシ
ンなどの一般的なミシンにも適用可能である。また、縫
製パターンをミシン1とは別体に設けた外部コンピュー
タ60を用いて作成するものとしたが、これに限らず、
例えば、一般的なミシンに内蔵されたコンピュータを利
用して、ミシンの操作パネルを介して縫製パターンを作
成するものとしてもよい。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、縫製パタ
ーンを構成する複数のエリアから、作業者が選択手段を
介して選択したエリアが他のエリアとは異なる態様で表
示装置に表示される。従って、作業者は選択したエリ
ア、即ち、同一の糸張力値で連続して縫製が行なわれる
部分(範囲)を容易に認識できる。
【0066】請求項2記載の発明によれば、請求項1と
同様の効果を得られると共に、縫製パターンの針落ち点
を針落ち順に結んだ図形から、作業者が前記選択手段を
介して所望の針落ち点を選択することにより、選択した
針落ち点を含むエリアの図形が他のエリアの図形とは異
なる態様で表示されるので、作業者は、実際に布等の被
縫製物に形成される縫い目の形状を正確に認識すること
ができると共に、選択した針落ち点を含むエリア、即
ち、同一の糸張力値で連続して縫製が行なわれる部分
(範囲)を容易に認識できる。
【0067】請求項3記載の発明によれば、請求項2と
同様の効果を得られると共に、作業者が前記選択手段を
介して選択した所望の針落ち点より針落ち順が後の部分
の糸張力値を設定できる。従って、作業者は、縫製パタ
ーンを構成するエリア全体の糸張力値のみならず、従来
のミシンでは困難であった、エリア中の特定の部位に対
する糸張力値も変更することが可能となる。
【0068】請求項4記載の発明によれば、請求項3と
同様の効果を得られると共に、作業者は、既に糸張力値
の設定作業が終了している選択した針落ち点より針落ち
順が後の部分と、糸張力値の設定作業中である、エリア
内において選択した針落ち点より針落ち順が後の部分
と、まだ糸張力値の設定作業を行なっていない、作業者
が選択した針落ち点を含むエリアより針落ち順が後のエ
リアとを、視覚的に容易に識別することができる。
【0069】請求項5記載の発明によれば、設定されて
いる糸張力値の違いに応じて各エリアの図形を異なる態
様で前記表示装置に表示するので、作業者は選択した縫
製パターンに関して、同一の糸張力値で連続して縫製が
行なわれる部分(範囲)を容易に認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に示すミシンの構造を示すブロッ
ク図である。
【図2】表示装置の表示を示す図面である。
【図3】部位設定処理を示すフローチャートである。
【図4】糸張力値変更処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】表示装置の表示を示す図面である。
【図6】表示装置の表示を示す図面である。
【図7】表示装置の表示を示す図面である。
【図8】表示装置の表示を示す図面である。
【図9】表示装置の表示を示す図面である。
【図10】表示装置の表示を示す図面である。
【図11】縫製パターンの作成方法を示す図面である。
【図12】縫製パターンの一例を示す図面である。
【符号の説明】
1 ミシン 11 表示制御手段(CPU) 12 記憶手段 21 表示装置 23 設定手段 24 選択手段 70 縫製パターンの図形 71〜73 エリアの図形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山谷 恵子 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ ューキ株式会社内 Fターム(参考) 3B150 AA15 AA24 BA06 CB04 CD01 CE03 CE09 CE23 FD07 GG04 JA03 JA07 JA11 LA05 LA51 LA55 LA71 LA73 LB02 NA05 NA47 NA51 NA62 NB18 NC03 NC06 NC11 QA06 QA07 QA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製パターンを構成する複数のエリア毎
    に設定されている糸張力値に基づき、縫製糸に付与する
    糸張力を調節して縫製を行うミシンであって、 前記複数のエリアが糸張力値に応じて区切られ、各エリ
    アの糸張力値を記憶する記憶手段と、 前記縫製パターンを図形で表示する表示装置と、 前記表示装置に表示された縫製パターンの図形から糸張
    力値に応じて区切られる所望のエリアを選択する選択手
    段と、 前記選択手段を介して選択したエリアの図形を他のエリ
    アの図形とは異なる態様で前記表示装置に表示させる表
    示制御手段とを備えることを特徴とするミシン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のミシンであって、 前記縫製パターンの図形として、該縫製パターンの針落
    ち点を針落ち順に結んだ図形が表示され、 作業者が前記選択手段を介して縫製パターンの針落ち点
    から所望の針落ち点を選択することにより、選択した針
    落ち点を含むエリアの図形を他のエリアの図形とは異な
    る態様で表示することを特徴とするミシン。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のミシンであって、 糸張力値を設定する設定手段を備え、 作業者が前記選択手段を介して所望の針落ち点を選択す
    ることにより、選択した針落ち点を含むエリアにおけ
    る、選択した針落ち点より針落ち順が後の部分の糸張力
    値を設定できることを特徴とするミシン。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のミシンであって、 作業者が前記選択手段を介して選択した針落ち点を含む
    エリアにおける、選択した針落ち点より針落ち順が後の
    部分の図形と、前記エリアより針落ち順が後のエリアの
    図形と、作業者が選択した針落ち点より針落ち順が前の
    針落ち点の図形とをそれぞれ異なる態様で表示すること
    を特徴とするミシン。
  5. 【請求項5】 選択した縫製パターンを構成する複数の
    エリア毎に設定された糸張力値に基づき、縫製糸に付与
    する糸張力を調節して縫製を行うミシンであって、 前記各エリアの糸張力値を記憶する記憶手段と、 前記縫製パターンを図形で表示する表示装置と、 設定されている糸張力値の違いに応じて各エリアの図形
    を異なる態様で前記表示装置に表示させる表示制御手段
    とを備えることを特徴とするミシン。
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