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JP2003322664A - プローブユニット及びプローブカード - Google Patents

プローブユニット及びプローブカード

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Publication number
JP2003322664A
JP2003322664A JP2002130519A JP2002130519A JP2003322664A JP 2003322664 A JP2003322664 A JP 2003322664A JP 2002130519 A JP2002130519 A JP 2002130519A JP 2002130519 A JP2002130519 A JP 2002130519A JP 2003322664 A JP2003322664 A JP 2003322664A
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JP
Japan
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warp
probe
substrate
probe unit
warped
Prior art date
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Application number
JP2002130519A
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English (en)
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JP2003322664A5 (ja
Inventor
俊▲隆▼ ▲吉▼野
Toshitaka Yoshino
Atsuo Hattori
敦夫 服部
Shuichi Sawada
修一 澤田
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2002130519A priority Critical patent/JP2003322664A/ja
Publication of JP2003322664A publication Critical patent/JP2003322664A/ja
Publication of JP2003322664A5 publication Critical patent/JP2003322664A5/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検体の複数部位に設けられた電極群に対する
プローブピンの位置精度を向上させるプローブユニット
及びプローブカードを提供する。 【解決手段】 個別に反った姿勢で検体26の電極群近
傍に位置決めされる複数の反り部38の先端からプロー
ブピンが突出している。基板16の表面にリソグラフィ
技術により形成されているリードパターン32の一部と
してプローブピン24を構成しているため、個々のプロ
ーブピン24同士の相対的な位置精度が高い。反り部3
8を連接している連接部30がホルダ14に平坦な姿勢
で固着され、反り部38の基端同士の相対的な位置関係
が固定されている構成であるため、反り部38を反らせ
て検体26の電極群近傍に反り部の先端を位置決めする
ときに、各反り部38の先端間の相対的な位置を高い精
度で決めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路や
液晶パネルなどの検体の導通を試験するためのプローブ
ユニット及びプローブカードに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体集積回路や液晶パネルに
対しては、それらの検体が仕様書通りに動作するか否か
の導通試験が実施される。この導通試験では検体の各電
極に一本一本のプローブピンが押し当てられるため、プ
ローブピンは検体の電極のピッチに応じて配列され基板
から突出している。半導体集積回路や液晶パネルでは電
極のピッチが狭小化する傾向にあり、これに伴ってプロ
ーブピンのピッチも狭小化している。検体の電極及びプ
ローブピンのピッチの狭小化に伴って検体の電極とプロ
ーブピンの位置合わせは困難になっている。
【0003】特開平8−15318号公報には、2枚の
基板を突き合わせ、突き合わせた2枚の基板の上にそれ
らに跨る多数のリードを並列状態でリソグラフィ技術を
用いためっき成長によって形成し、次いで、一方の基板
をその上にあったリードから剥離することでリード端部
を基板から突出させ、突出した部分をプローブピンとす
るプローブユニットの製造方法が開示されている。この
製造方法によると、リソグラフィ技術を用いためっき成
長により形成したパターンの先端部をプローブピンにす
るのでプローブピン間の相対的な位置を正確に決めるこ
とができる。
【0004】また、検体の複数の部位にそれぞれ設けら
れた電極群に同時にプローブピンを押し当てる場合に
は、それぞれ複数のプローブピンが配列された複数の基
板をホルダに固着させ、複数の基板の相対的な位置を検
体の電極群の配置に応じて正確に決める必要がある。
【0005】図13及び図14は特開2000−121
670号公報に開示された図面に対応している。特開2
000−121670号公報には、検体130の複数の
部位に設けられた電極群にプローブピン128を同時に
接触させるためのプローブユニット124が開示されて
いる。このプローブユニット124は、それぞれに複数
のプローブピン128が設けられた複数のフィルム片1
22とそれらのフィルム片122を互いに連結している
連結部120とを備えている。このプローブユニット1
24では、プローブピン128を中心に向けた状態で周
方向に所定の間隔をおいて3枚以上のフィルム片122
を配し、これらのフィルム片122を互いに連結してお
くことにより、各フィルム片122の相対的な位置を決
めてホルダ126にプローブユニット124を固定する
ことを容易にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開2000
−121670号公報に開示されたプローブユニット1
24では、次に述べる理由により複数の基板間の相対的
な位置精度を確保することが困難である。基板に相当す
る4枚のフィルム片122は、プローブピン128を中
心に向けた状態で周方向に所定の間隔をおいて連結部1
20で互いに連結されている。プローブユニット124
がホルダ126に固着されるとき、各接続部120が屈
曲することによって各フィルム片122は平坦で傾斜し
た姿勢を保ってホルダ126に固着される。このよう
に、特開2000−121670号公報に開示されたプ
ローブユニット124では、ホルダ126にプローブユ
ニット124を固着するとき、4つのフィルム片122
の相対的な位置を決めるための各連結部120が屈曲す
る構成である。このため、連結部120を屈曲させて1
つのフィルム片122を連結部120に固着しようとす
ると、その他のフィルム片122は固着しようとしてい
るフィルム片122に引き寄せられる。したがって、特
開2000−121670号公報に開示されたプローブ
ユニット124では、各フィルム片122の位置精度を
確保することが困難である。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みて創作された
ものであって、検体の複数部位に設けられた電極群に対
するプローブピンの位置精度を向上させるプローブユニ
ット及びプローブカードを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るプローブユニットは、プローブカード
に備わるホルダに固着されるプローブユニットであっ
て、反った姿勢で検体の電極群近傍に先端が位置決めさ
れる複数の反り部と、前記反り部を個別に反らせるため
の複数の切り欠きと、前記反り部の各基端を連接し前記
ホルダに全体が平坦な姿勢で一部又は全部が固着される
連接部とを有する基板と、前記反り部の先端から突出し
検体の電極に接触する複数のプローブピンを有し、前記
基板の表面にリソグラフィ技術を用いて形成されている
リードパターンと、を備えることを特徴とする。尚、
「平坦な姿勢」とは、水平であるか傾斜しているかを問
わず、屈曲せずにまっすぐな姿勢であることを意味する
ものとする。個別に反った姿勢で検体の電極群近傍に位
置決めされる複数の反り部の先端からプローブピンが突
出しているため、検体の複数の部位に設けられた電極に
プローブピンを接触させることができる。基板の表面に
リソグラフィ技術を用いて形成されているリードパター
ンの一部としてプローブピンを構成しているため、個々
のプローブピン同士の相対的な位置精度が高い。尚、リ
ソグラフィは、露光転写に使用する光源や線源を特に限
定するものではなく、例えばフォトリソグラフィ、UV
リソグラフィ、イオンビームリソグラフィなどを含む。
反り部を連接している連接部の一部又は全部がホルダに
固着されるとき、連接部の全体が平坦な姿勢に維持され
ることで反り部の基端同士の相対的な位置関係が固定さ
れる構成であるため、反り部を反らせて検体の電極群近
傍に反り部の先端を位置決めするときに、各反り部の先
端間の相対的な位置を高い精度で決めることができる。
したがって、本発明に係るプローブユニットによれば、
検体の複数部位に設けられた電極群に対するプローブピ
ンの位置精度を向上させることができる。
【0009】さらに本発明に係るプローブユニットの前
記切り欠きは、互いに隣り合う前記反り部の間又は前記
反り部と前記連接部との間に形成されていることを特徴
とする。互いに隣り合う反り部の間に切り欠きを形成す
ることで互いに隣り合う反り部を個別に反らせることが
できる。反り部と連接部との間に切り欠きを形成するこ
とで、反り部が2つである場合などには連接部を平坦な
姿勢に維持しつつ反り部だけを反らせることができる。
【0010】さらに本発明に係るプローブユニットの前
記反り部は、その先端部位がその他の部位より肉厚に形
成されていることを特徴とする。反り部の先端部位を肉
厚に形成することで反り部の柔軟性を確保しつつプロー
ブピンの配列の反りを防止することができる。
【0011】さらに本発明に係るプローブユニットの前
記連接部は、前記反り部より肉厚に形成されていること
を特徴とする。連接部を肉厚に形成することにより、連
接部の剛性を高めて反り部の基端同士の相対的な位置関
係をさらに高い精度で決めることができる。また、連接
部と反り部の肉厚が変わることで連接部と反り部の境界
が明瞭になるため反り部を設計通りに反らせることが容
易になる。さらに、反り部の柔軟性を確保しつつプロー
ブピンの配列の反りを防止することができる。
【0012】さらに本発明に係るプローブユニットの前
記基板は、前記反り部から前記リードパターンと反対側
に突出している突出部であって、前記ホルダに当接して
前記反り部を反った姿勢に支えるための突出部を有する
ことを特徴とする。尚、突出部を反り部の先端部位に形
成することで反り部の先端部位を肉厚に形成してもよ
い。
【0013】さらに本発明に係るプローブユニットの前
記反り部は、反った姿勢を残留応力で自律的に維持して
いることを特徴とする。反り部を反った姿勢に支える部
材を必要としないため、反り部における応力集中を低減
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。図1(A)は本発明の実施例によるプ
ローブカードを示す断面図、図1(B)は本発明の実施
例によるプローブユニットを示す平面図である。プロー
ブカード10は、ホルダ14とそれに固定されたプロー
ブユニット20を備えている。プローブユニット20は
基板16の表面上にリソグラフィ技術を用いてリードパ
ターン32が形成されたウェハである。
【0015】はじめにプローブユニット20の構成につ
いて説明する。基板16の材料としては、ジルコニア、
アルミナ、ガラス、合成樹脂、ガラスセラミックなどの
絶縁材料を用いることができ、鉄−ニッケル合金、シリ
コンカーバイド、AlTiC、シリコン、ステンレスな
どの導電材料を用いてもよい。基板16に導電材料を用
いる場合には、リードパターン32と導電材料との間に
二酸化シリコン、アルミナ、有機絶縁フィルム、樹脂な
どの絶縁膜を形成する。基板16の材料として特に好ま
しいのはジルコニアである。ジルコニアは、機械的強度
及び破壊靱性が高く、また、熱膨張率が金属に近いため
リードパターン32との接合に適し、また、リソグラフ
ィ技術を用いてリードパターン32を形成する工程での
耐薬品性及び耐蝕性に優れ、絶縁材料だからである。次
の表は各種材料の特性を示すものである。
【0016】
【表1】
【0017】このようにジルコニアは機械的強度、破壊
靱性、熱膨張係数が高く、また絶縁材料であるため、リ
ードパターン32が形成された基板16を撓ませる本実
施例には特に好適である。尚、最大歪δmaxは、長さ
L、厚さT、幅Bの板材の両端を支えて懸架した状態に
おいてその板材の中央を力Pで押して撓ませたとき、次
の計算式で算出する最大歪みであって、ジルコニアの最
大歪δmaxを100に換算して示したものである。 δmax=PL3/4EBT3 σmax=3PL/2BT2 よって δmax=K×σmax/E(ただしK=L2/6T)
【0018】基板16は、輪郭がほぼ正方形の板状であ
って、中央にほぼ正方形の開口部25が形成され、開口
部25から各角部に向かって4つの切り欠き36が延び
ている。基板16の一辺の長さは例えば65.7mmと
し、開口部25の一辺の長さは例えば9.5mmとす
る。基板16は、反り部38、連接部30及び切り欠き
36という機能的に互いに独立した構成要素を備えてい
る。
【0019】連接部30は、反り部38の各基端を連接
している要素であって、ホルダ14に固着されるとき、
屈曲することなく全体が平坦な姿勢を維持する要素であ
る。連接部30の姿勢は、平坦であれば、水平であって
も傾斜していてもよい。図1においては、二点鎖線より
外側の枠状の部位が連接部30に相当する。連接部30
が屈曲することなく平坦な姿勢を維持していれば、反り
部38を正確に位置決めしてホルダ14に連接部30を
固着することは容易であるため、連接部30には十分な
剛性を持たせることが重要である。また、反り部38を
撓ませてもホルダ14に固着された連接部30は変形し
ないため、1つの反り部38を撓ませたとしても他の反
り部38がその撓みの影響を受けて撓ませた反り部38
に引き寄せられることはない。したがって、反り部38
を撓ませた状態においても各反り部38間の相対的な位
置を正確に決めることができる。
【0020】反り部38は、図1に示す二点鎖線より内
側の部位に相当する。反り部38は周方向に互いに離間
して4つ形成され、それらの基端が連接部30に連なっ
ているため4つの反り部38の基端の相対的な位置関係
は固定されている。互いに隣接する反り部38の間は切
り欠き36で隔てられている。したがって、反り部38
の1つが変形したとしても、それに隣接する反り部38
がそれに伴って変形することはない。すなわち、切り欠
き36は各反り部38を個別に反らせる機能を有してい
る。反り部38の最も連接部30に近い部分に複数の小
穴31を形成してもよい。小穴31を形成することで反
り部38と連接部30との境界が設計通りに画定され、
反り部38の反り方のばらつきをなくすことができる。
【0021】図2は本発明の実施例によるプローブユニ
ット20の模式的な部分断面図である。反り部38の肉
厚は、図2(A)、(G)及び(H)に示すように均一
であってもよいし、図2(B)及び(C)に示すように
先端ほど肉薄になっていてもよいし、図2(B)、
(D)、(E)、(F)及び(I)に示すようにステッ
プ状に変化してもよいし、図2(C)に示すように連続
的に変化していてもよい。図2(A)に示すように反り
部38を均一な厚さにする場合、反り部38の厚さは例
えば0.1mmに設定する。反り部38は、靱性破壊ま
たは降伏しないようにその一部の肉厚を0.2mm以下
に設定することが望ましい。また、図2(F)に示すよ
うに反り部38の先端部位と連接部30のみがリードパ
ターン18に密着し、反り部38の残部がリードパター
ン18から離れていてもよい。
【0022】図2(D)、(F)及び(I)に示すよう
に連接部30は反り部38より肉厚にして連接部30の
剛性が高めるとよい。これにより、反り部38と連接部
30との剛性がそれらの境界部分で変化するため、反り
部38と連接部30との境界が設計通りに画定され、反
り方のばらつきを防止することができる。また、反り部
38の幅方向(図2では紙面垂直方向)の反りを防止す
ることもできる。
【0023】また、図2(E)、(F)及び(I)に示
すようにプローブピン24の基端を支える反り部38の
先端部位は他の部位より肉厚にするとよい。反り部38
全体を肉薄にすると反り部38を大きく反らせることが
できる一方で、その先端部位が幅方向に反りやすくな
る。反り部38の先端部位を肉厚にすることで幅方向の
反りが防止されるのでプローブピン24のピッチ及び先
端の高さ(図2では上下方向)がばらつくことを防止で
きる。
【0024】尚、反り部38及び連接部30を部分的に
肉厚にする場合、図2(I)に示すように補強部材2
9、114を一様な厚さの板に接着してもよい。また、
図2(G)に示すように反り部38の最も連接部30に
近い部分にノッチ39を入れることにより、反り部38
と連接部30との境界が設計通りに画定され、反り部3
8の反り方のばらつきをなくすことができる。また、図
2(H)に示すように反り部38に多数のノッチ39を
入れることにより、幅方向の剛性を保ちつつ反り部38
を大きく反らせることができる。
【0025】図1に示す切り欠き36は、基板16の中
心から例えば25.3mmの位置まで開口部25から角
部方向に延ばし、その幅を例えば1mmとする。切り欠
き36の先端はR形状にするとよい。反り部38を反ら
せると切り欠き36の先端近傍に応力が集中しやすいた
め、その応力集中を緩和するためである。また、切り欠
き36の形状は、図1に示すスリット状に限らず、各反
り部38を個別に反らせる機能を実現するものであれば
いかなる形状であってもよく、例えば図3(A)及び
(B)に示すような形状であってもよい。図3(A)に
示すように切り欠き36の先端側(角部側)をその基端
側(開口部側)に比べて広くすることで基板16に生ず
る応力集中をさらに緩和することができる。
【0026】図1に示すように基板16には、プローブ
ユニット20をホルダ14に取り付ける際に位置決めを
するための位置決め穴34を形成してもよい。位置決め
穴34を用いればホルダ14に対して基板16を高精度
に位置決めして固定することが容易になる。また後述す
るように基板16自体をフォトリソグラフィなどのリソ
グラフィ技術を用いて成形することにより、位置決め穴
34の寸法精度及び位置精度を高くすることができる。
位置決め穴34は、連接部30に形成することが望まし
く、例えば基板16の中心から角部方向に36mm離れ
た位置にその中心が位置するように形成する。
【0027】リードパターン32は、基板16の表面上
に形成された多数のリード18で構成される。リードパ
ターン32のめっき材料としてはプローブピン24に適
切な硬さと弾性を持たせるため、ニッケル、若しくはニ
ッケル−タングステン、ニッケル鉄等のニッケル合金、
若しくは金属ガラスを用いる。リードパターン32の厚
さは例えば0.01mmとする。リード18は連接部3
0及び反り部38に跨って形成されている。リード18
の先端は反り部38の先端から開口部25に突出してい
る。反り部38の先端から突出しているリード18の先
端部位がプローブピン24を構成している。プローブピ
ン24の長さは例えば0.4mmに設定する。各反り部
38から櫛歯状に突出している多数のプローブピン24
は高精度に均一のピッチで互いに平行に配列されてい
る。4つの反り部38から突出するプローブピン24は
互いに十字に交差する方向に延びている。尚、各反り部
38に配列されたリード18は互いに導通していてもよ
いし、互いに導通していなくてもよい。互いに導通して
いるものは、検体が液晶パネルなどの同一部品から派生
する複数の電極の通電試験を一時に行うプランジャタイ
プのプローブユニットに用いる。
【0028】以上プローブユニット20の構成を説明し
た。次にプローブユニット20の製造プロセスについて
説明する。以下、5通りの製造プロセスを開示する。
【0029】(第一の製造プロセス)図4は、第一の製
造プロセスを示す模式的な断面図である。はじめに基板
16の一方の面に凹部42を形成する。凹部42は後続
工程を経て図1に示す開口部25及び切り欠き36にな
るものである。凹部42は開口部25を縁取るように環
状に形成してもよいし、はじめから開口部25及び切り
欠き36に一致する形状に形成してもよい。図4は凹部
42を環状に形成する製造プロセスを示している。基板
16が導電材料からなる場合、凹部42を形成する前に
基板16の表面上に絶縁膜を形成しておき、後続工程で
形成されるリードパターン32と基板16とを絶縁する
必要がある。
【0030】次に凹部42内に犠牲膜44を形成する。
犠牲膜44には金属を用いてもよいし、エポキシやウレ
タンなどの樹脂を用いてもよいし、炭酸カルシウムなど
の無機塩類を用いてもよい。犠牲膜44に金属を用いる
場合、リードパターン32と異なる種類の金属、例えば
銅を用いる。犠牲膜44に銅を用いる場合、その下地層
に例えば密着層としてスパッタリングによりクロム膜を
形成し、その上にスパッタリングにより銅膜を形成す
る。また、このような下地層を設けずに直接無電解めっ
きにより金属の犠牲膜44を形成することもできる。犠
牲膜44に樹脂を用いる場合、基板16にはガラス、セ
ラミック、金属などを用い、後続工程で犠牲膜44を選
択的に除去できるようにする。樹脂を用いて犠牲膜44
を形成する場合は、めっきで犠牲膜44を形成する場合
に比べて形成に要する時間を大幅に短縮することができ
る。
【0031】次に犠牲膜44及び基板16の表面を研磨
することにより、図4(A)に示すように犠牲膜44及
び基板16の表面を平坦にし、凹部42にのみ犠牲膜4
4を残存させる。
【0032】次に研磨面全体にリードパターン32の図
示しない下地膜を形成する。次に図1に示すリードパタ
ーン32を形成する部位を露出させる開口部を有するレ
ジスト膜でその下地膜を被覆する。このとき図4(B)
に示すように、プローブピン24に相当する部分が犠牲
膜44の上に形成されるように下地膜を露出させる。レ
ジスト膜の開口部に例えば硫酸をベースとする公知の
鉄、ニッケル用のめっき液を用いて電気めっきをするこ
とによりリードパターン32を下地膜の上に形成する。
尚、レジストを用いた電気めっきに代えて、基板16の
全面にめっきにより導電膜を形成し、導電膜をエッチン
グしてリードパターン32を形成してもよいし、導電性
ペーストを基板16に印刷してリードパターン32を形
成してもよい。このようにリソグラフィ技術を用いてリ
ードパターン32を形成することでリードパターン32
の高い寸法精度を確保できる。また、基板16とリード
パターン32をリードパターン32の成形時から一体化
させることで、基板16とリードパターン32とを相対
的に高い精度で位置決めすることができる。次にリード
パターン32で被覆されていない部分の下地膜とレジス
トをイオンミリングなどで除去する。
【0033】次に図4(C)に示すように基板16の裏
面を切除して基板16の裏面から犠牲膜44を露出させ
る。尚、リードパターン32が形成された面を基板16
の表面というものとする。具体的には例えば、次のよう
にして基板16を切除する。基板16の表面を伏せた状
態でワックス、粘着テープなどで作業盤上に基板16を
仮止めする。次に砥石やサンドブラストによる機械研磨
により例えば0.1mmの厚さになるまで基板16の裏
面を切削する。機械研磨に代えて化学研磨を用いてもよ
い。その後、強度が低下した基板16の裏面に補強板を
固着させ、基板16を補強してもよい。次に作業盤から
基板16を剥離させ、NMP、界面活性剤などの洗浄
液、或いは超音波洗浄により基板16からワックスを除
去する。
【0034】次に図4(D)に示すように犠牲膜44を
除去すると、環状に形成された犠牲膜44の環内部分に
残された基板16の中央部がその他の部分から分離され
る。その結果、図1に示す開口部25及び切り欠き36
が形成され、基板16からプローブピン24が突出した
プローブユニット20を得る。犠牲膜44が金属である
場合はエッチングで除去する。犠牲膜44が樹脂である
場合は加温したN−メチル−2−ピロリドンなどの溶媒
による溶解、若しくはアッシング、若しくはドライエッ
チングなどで除去する。犠牲膜44が炭酸カルシウムな
どの無機物の場合は硝酸などで除去する。
【0035】(第二の製造プロセス)図5は、第二の製
造プロセスを示す模式的な断面図である。第一の製造プ
ロセスとの違いは、基板16を切除する代わりに、はじ
めから最終寸法通りの厚さで図1に示す開口部25及び
切り欠き36を有する基板16を成形しておき、その強
度を補うために基礎板58に貼り付けた基板16上にリ
ードパターン32を形成する点である。
【0036】はじめに図1に示す開口部25及び切り欠
き36を有する基板16を成形する。基板16の厚さは
例えば0.1mmとする。基板16は、リソグラフィ技
術を用いた寸法精度の高い加工方法に限らず、例えば切
削などの比較的寸法精度の低い加工方法を用いて成形し
てもよい。次に基板16を基礎板58に接着する。基礎
板58には、例えば銅板や、銅がコーティングされたガ
ラス板などを用いる。
【0037】次に第一の製造プロセスと同様の方法で図
5(A)に示すように基板16の開口部に犠牲膜56を
形成する。次に第一の製造プロセスと同様の方法でリソ
グラフィ技術を用いて図5(B)に示すようにリードパ
ターン32を形成する。次に図5(C)に示すように基
板16を基礎板58から剥離させる。基礎板58に銅板
を用いた場合、エッチングにより基礎板58を除去して
もよい。次に第一の製造プロセスと同様の方法で図5
(D)に示すように犠牲膜56を除去し、プローブユニ
ット20を得る。
【0038】(第三の製造プロセス)図6は第三の製造
プロセスを示す模式的な断面図である。第一及び第二の
製造プロセスとの違いは、基板16の材料をシリコンと
し、犠牲膜を用いずにシリコンの異方性エッチングを用
いて図1に示す開口部25及び切り欠き36を形成する
点である。
【0039】はじめに図6(A)に示すように、基板1
6の表面上に絶縁膜66を形成する。絶縁膜66は、た
とえば基板16の表面を熱酸化させて形成するシリコン
酸化膜で構成してもよいし、スパッタリングにより絶縁
材料を基板表面上に積層して形成してもよい。尚、基板
16を構成するシリコンが十分大きな抵抗を有するもの
ならば絶縁膜は不要である。
【0040】次に図6(B)に示すように、絶縁膜66
の表面上にリードパターン32を形成する。リードパタ
ーン32の形成方法は、第一及び第二の製造プロセスと
同様である。
【0041】次に図6(C)に示すように、シリコン除
去のための公知の異方性エッチングを施した後、絶縁膜
除去のためのRIE(Reactive Ion Etching)或いは等
方性イオンエッチングを施すことにより図1に示す開口
部25及び切り欠き36を基板16に形成し、基板16
からプローブピン24を突出させ、プローブユニット2
0を得る。
【0042】(第四の製造プロセス)図7は、第四の製
造プロセスを示す模式的な断面図である。はじめに、基
礎板84の表面上にスパッタリング、真空蒸着、イオン
プレーティングなどにより金属薄膜82を形成する。基
礎板84の材料としては例えばガラス、合成樹脂、セラ
ミック、シリコン、金属などを用いる。金属薄膜82の
材料としては、銅、銅/クロムなどを用いる。特に、後
続工程で基板16の材料に銅/クロムを用いる場合、基
礎板84の上にスパッタリングによりクロム薄膜を形成
して密着膜とし、その上にスパッタリングにより銅薄膜
を形成する。
【0043】次に、金属薄膜82の表面上にフォトレジ
ストを塗布し、このフォトレジストの表面に所定形状の
マスクを配置し、現像処理を行って不要なフォトレジス
トを除去し、図1に示す基板16の形状に対応する開口
部76を有する第一レジスト膜80を金属薄膜82の表
面上に形成する。第一レジスト膜80は、後続工程で図
1に示す位置決め穴34が基板16に形成される形状と
してもよい。フォトレジストを用いて基板16を成形す
る場合、高い寸法精度で成形することができるから、ホ
ルダ14に組みつける際に高精度にプローブユニット2
0を位置決めすることができる。したがって、電極のピ
ッチが狭小な検体であっても、その導通試験を正確に実
施することができる。
【0044】次に図7(A)に示すように、第一レジス
ト膜80の開口部から露出した金属薄膜82の表面上に
電気めっきをすることにより、第一レジスト膜80の開
口部内に基板16を形成する。
【0045】次に図7(B)に示すように、第一レジス
ト膜80及び基板16の表面上にスパッタリング、CV
Dなどで絶縁膜86を形成する。絶縁膜86は基板16
と後続工程で形成されるリードパターン32とを絶縁す
るものである。絶縁膜86の材料には、二酸化ケイ素、
アルミナなどを用いる。絶縁膜86の厚さは例えば0.
1〜20μmとする。
【0046】次に図7(C)に示すように、第一レジス
ト膜80を除去する。第一レジスト膜80を除去すると
きには、例えばN−メチル−2−ピロリドンに浸漬し、
85℃で超音波洗浄する。
【0047】次に図7(D)に示すように、第一レジス
ト膜80が除去されて露出した金属薄膜82の表面上に
電気めっきをすることにより例えば銅の犠牲膜88を形
成する。このとき犠牲膜88の厚さを基板16と絶縁膜
86を合わせた厚さより大きくなるようにする。次に図
7(E)に示すように犠牲膜88を絶縁膜86とともに
研磨して犠牲膜88及び絶縁膜86を平坦にする。
【0048】次に図7(F)に示すように、絶縁膜86
と犠牲膜88の表面上にスパッタリングによってリード
パターン32の下地膜90を形成する。下地膜90の材
料には例えばチタン/ニッケル−鉄などを用いる。下地
膜90は次工程で高解像度の第二レジスト膜92を形成
するためのものである。フォトレジストとの濡れ性が良
好な下地膜90を形成しておくことにより、高解像度の
第二レジスト膜を形成することができる。この場合、例
えばスパッタリングによりチタンの密着膜を形成し、そ
の上にスパッタリングによりニッケル−鉄膜を形成す
る。
【0049】次に図7(G)に示すように、下地膜90
の表面上にフォトレジストを塗布し、このフォトレジス
トの表面に所定形状のマスクを配置し、現像処理を行っ
て不要なフォトレジストを除去し、図1に示すリードパ
ターン32の形状に対応する開口部91を有する第二レ
ジスト膜92を下地膜90の表面上に形成する。
【0050】次に図7(H)に示すように、第二レジス
ト膜92の開口部91から露出した下地膜90の表面上
に硫酸をベースとした公知の鉄、ニッケル用のめっき液
を用いて電気めっきをすることにより、第二レジスト膜
92の開口部内にリードパターン32を形成する。この
ようにフォトレジストを用いてリードパターン32を形
成することでリードパターン32の高い寸法精度を確保
でき、基板16とリードパターン32を一体化させるこ
とで基板16とリードパターン32とを相対的に高い精
度で位置決めすることができる。
【0051】次に図7(I)に示すように、第二レジス
ト膜92を除去する。第二レジスト膜92を除去すると
きには、例えばN−メチル−2−ピロリドンに浸漬し、
85℃で超音波洗浄する。
【0052】次に図7(J)に示すようにリードパター
ン32で被覆されていない部分の下地膜90をイオンミ
リングによって除去し、下地膜90とリードパターン3
2の形状を一致させる。
【0053】次に図7(K)に示すように、基板16上
にあるリードパターン32、すなわちリードパターン3
2のプローブピン24でないリード部分を保護膜96で
被覆する。保護膜96は、リードパターン32と基板1
6との密着性を高め、またリードパターン32を保護す
るものである。保護膜96は、例えば感光性ポリイミ
ド、紫外線硬化型接着剤、カルド型絶縁膜、フォトレジ
ストなどを該当部分に塗布して硬化させて形成してもよ
いし、ドライフィルムなどを貼付して形成してもよい。
【0054】次に図7(L)に示すように、銅を優先的
に溶解するエッチング液で金属薄膜82と犠牲膜88を
溶解し、リードパターン32と一体化した基板16を基
礎板84から剥離させ、プローブユニット20を得る。
【0055】(第五の製造プロセス)第五の製造プロセ
スは、基板16とリードパターン32とをそれぞれ別個
独立のプロセスで形成した後にそれらを互いに接着する
ことにより、基板16とリードパターン32が一体化し
たプローブユニット20を得るものである。図8は第五
の製造プロセスで得たプローブユニット20が設けられ
たプローブカード10を示す断面図である。
【0056】リードパターン32は例えば次のようにし
て基板16と別プロセスで形成する。はじめに、ステン
レスなどの基礎板の表面上にめっきにより銅薄膜を形成
する。次に銅薄膜の表面上にレジスト膜を形成し、マス
クを用いてレジスト膜を部分的に露光することによりリ
ードパターン32に対応する開口部を形成し、銅薄膜を
部分的に露出させる。こうして形成された開口部にニッ
ケル、ニッケル合金、金属ガラスなどをめっき成長させ
た後にレジスト膜を除去してリードパターン32を形成
する。
【0057】次に、基板16と別プロセスで形成された
基板16をリードパターン32に接着し、接着剤を硬化
させた樹脂層17によって基板16とリードパターン3
2とを一体的に結合させる。基板16は、図8に示すよ
うにポリイミドなどの樹脂層と銅、ニッケルなどの金属
層とが積層されて一体化した二層構造であってもよい
し、ジルコニア、アルミナ、ガラス、ガラスセラミック
などの無機質絶縁材料からなる単層構造であってもよ
い。二層構造の場合、リードパターン32には基板16
の樹脂層を接着する。
【0058】次に、基板16とリードパターン32と銅
薄膜とを基礎板から剥離した後に、銅薄膜をエッチング
で除去することによりプローブユニット20を得る。
【0059】以上プローブユニット20の製造プロセス
を説明した。次にホルダ14にプローブユニット20を
固着したプローブカード10の構成について説明する。
【0060】図1(A)に示すように基板16の外周部
位に相当する連接部30はホルダ14に固着される。連
接部30をホルダ14に固着する手段としては、連接部
30の全体を接着剤でホルダ14に接着してもよいし、
連接部30の一部だけをホルダ14に接着してもよい
し、ホルダ14にボルトやナットで連接部30を締め付
けてもよい。各反り部38を連接している連接部30を
曲げることなしにホルダ14にプローブユニット20を
固着するため、各反り部38を高い精度で相互に位置決
めしてホルダ14にプローブユニット20を固着するこ
とができる。またホルダ14に固着される連接部30が
平坦であるため、ホルダ14にプローブユニット20を
正確に位置決めすることが容易である。基板16に位置
決め穴34を形成し、ホルダ14に位置決めピン22を
形成し、位置決め穴34に位置決めピン22を挿入する
構成を採用すると、ホルダ14にプローブユニット20
を正確に位置決めして固着することがさらに容易にな
る。
【0061】基板16が薄く、それ自体の強度が不足し
ている場合、図9に示すようにホルダ14にプローブユ
ニット20を固着する前に基板16の裏面に補強枠11
4を接着しておき、ホルダ14に固着する際のプローブ
ユニット20の撓みを防止するとよい。
【0062】プローブユニット20は、各反り部38を
反らした姿勢でホルダ14に固着される。ここでホルダ
14にプローブユニット20を固着した状態で各反り部
38を反らした姿勢を維持する4通りの構成について説
明する。
【0063】(第一の構成)第一の構成は、図1(A)
に示すように、ホルダ14に突部12を形成するもので
ある。プローブユニット20の連接部30が固着される
平坦面15から突部12を突出させ、突部12の先端で
反り部38の裏面を支えることで反り部38の反った姿
勢を維持することができる。連接部30が固着される平
坦面15から突部12の先端までの高さは例えば2.2
mmとする。ホルダ14の平坦面15と基板16の裏面
が離れる位置から突部12の基端までの距離は例えば1
2.4mmとする。反り部38の反りは、例えばプロー
ブピン24がホルダ14の平坦面15に対して14.9
度傾斜した姿勢になるように設定する。
【0064】(第二の構成)第二の構成は、図10
(A)に示すように、ホルダ14を平板状にする代わり
に基板16に突出部116を形成するものである。反り
部38の裏面から突出部116を突出させ、突出部11
6の先端をホルダ14に圧接させることで反り部38の
反った姿勢を反り部自体で支えることができる。また、
反り部38の先端に突出部116を設けることで、反り
部38の先端部位で基板16が肉厚になるため、反り部
38の先端部位の反りが抑制されてプローブピン24の
配列の反りが防止される。
【0065】(第三の構成)第三の構成は、図10
(B)に示すように、ねじ118の回転により反り量を
調整可能にするものである。ねじ118の先端をホルダ
14から突出させ、ねじ118を回転させることにより
その突出高さを調整する。ホルダ14からねじ118が
突出していない状態でホルダ14にプローブユニット2
0を固着することでホルダ14に対するプローブユニッ
ト20の正確な位置決めがさらに容易になる。ねじ11
8に代えてマイクロメータや、1回転につき2つのねじ
のピッチ差分だけ軸方向に移動する差動ねじを用いると
反り量の微調整が容易になる。
【0066】(第四の構成)第四の構成は、図10
(C)に示すように、基板16の残留応力を利用して反
り部38を反らせるものである。例えば基板16の表面
をイオンミリングし、基板16の裏面をと粒によって研
削すると、イオンミリングを用いた研削による残留応力
がと粒を用いた研削による残留応力より小さいため、基
板16には表面側に反る応力が研削後に残留する。残留
応力で反り部38を反らせる場合、反り部38に応力集
中が生じにくいため、反り部38の材質、厚さ、形状な
どが同じ場合にはより大きく反らせることができる。
【0067】以上、プローブカード10の構成を説明し
た。次にプローブカード10の使用方法について説明す
る。プローブカード10のリードパターン32の電極
は、図示しない異方性導電シートを介して図示しないプ
ローブ装置のフレキシブルプリント基板と電気的に接続
される。検体の導通試験時には、半導体集積回路や液晶
パネル等の検体26がプローブ装置に保持され、検体2
6の電極28にプローブピン24が押し当てられる。プ
ローブ装置が駆動されると、フレキシブルプリント基板
を通じてプローブユニット20に導通試験用の電気信号
が送出され、検体の導通が試験される。
【0068】以上、本発明の実施例を説明した。上記実
施例によれば、個別に反った姿勢で検体26の電極群近
傍に位置決めされる複数の反り部38の先端からプロー
ブピン24が突出しているため、検体26の複数の部位
に設けられた電極群にプローブピン24を接触させるこ
とができる。基板16の表面上にリソグラフィ技術を用
いて形成されているリードパターン32の一部としてプ
ローブピン24を構成しているため、個々のプローブピ
ン24同士の相対的な位置精度が高い。反り部38を連
接している連接部30がホルダ14に平坦な姿勢で固着
され、反り部38の基端同士の相対的な位置関係が固定
されている構成であるため、反り部38を反らせて検体
26の電極群近傍に反り部38の先端を位置決めすると
きに、各反り部38の先端間の相対的な位置を高い精度
で決めることができる。したがって、本発明に係るプロ
ーブユニット20によれば、検体26の複数部位に設け
られた電極群を構成する各電極28に対する1つ1つの
プローブピン24の位置精度を向上させることができ
る。
【0069】尚、上述の実施例では、プローブユニット
は4つの反り部を有するが、反り部の数は検体の電極の
配置に応じて決まるものであって4つに限定されるもの
ではない。例えば図11に示すように、プローブユニッ
ト20に反り部38を2つ設け、2つの反り部38を連
接する連接部30と各反り部38との間を切り欠き36
で隔てるようにしてもよい。
【0070】また、上述の実施例では、連接部30は基
板16の最外周部に枠状に形成されているが、例えば図
12に示すように基板16の最外周部より内側に枠状の
連接部30を形成してもよい。図12では二点鎖線で囲
む部分が連接部30に相当し、連接部30より内側の部
分が反り部38に相当する。また上述の実施例では、環
状に閉じた連接部30を例示しているが、連接部30は
必ずしも環状に閉じている必要はない。例えば図1に示
す4つの反り部38を3箇所で接続し、残りの1箇所を
接続していなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の実施例によるプローブカード
を示す断面図、(B)は本発明の実施例によるプローブ
ユニットを示す平面図である。
【図2】本発明の実施例によるプローブユニットの模式
的な部分断面図である。
【図3】本発明の実施例によるプローブユニットを示す
平面図である。
【図4】本発明の実施例によるプローブユニットの第一
の製造プロセスを示す模式的な断面図である。
【図5】本発明の実施例によるプローブユニットの第二
の製造プロセスを示す模式的な断面図である。
【図6】本発明の実施例によるプローブユニットの第三
の製造プロセスを示す模式的な断面図である。
【図7】本発明の実施例によるプローブユニットの第四
の製造プロセスを示す模式的な断面図である。
【図8】本発明の実施例によるプローブユニットを示す
平面図である。
【図9】本発明の実施例によるプローブカードを示す断
面図である。
【図10】本発明の実施例によるプローブカードを示す
断面図である。
【図11】本発明の実施例によるプローブユニットを示
す平面図である。
【図13】公知のプローブユニットを示す平面図であ
る。
【図14】公知のプローブカードを示す平面図である。
【符号の説明】
10 プローブカード 14 ホルダ 16 基板 18 リード 20 プローブユニット 24 プローブピン 25 開口部 26 検体 28 電極 30 連接部 32 リードパターン 36 切り欠き 38 反り部 116 突出部
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月15日(2002.5.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の実施例によるプローブカード
を示す断面図、(B)は本発明の実施例によるプローブ
ユニットを示す平面図である。
【図2】本発明の実施例によるプローブユニットの模式
的な部分断面図である。
【図3】本発明の実施例によるプローブユニットを示す
平面図である。
【図4】本発明の実施例によるプローブユニットの第一
の製造プロセスを示す模式的な断面図である。
【図5】本発明の実施例によるプローブユニットの第二
の製造プロセスを示す模式的な断面図である。
【図6】本発明の実施例によるプローブユニットの第三
の製造プロセスを示す模式的な断面図である。
【図7】本発明の実施例によるプローブユニットの第四
の製造プロセスを示す模式的な断面図である。
【図8】本発明の実施例によるプローブユニットを示す
平面図である。
【図9】本発明の実施例によるプローブカードを示す断
面図である。
【図10】本発明の実施例によるプローブカードを示す
断面図である。
【図11】本発明の実施例によるプローブユニットを示
す平面図である。
【図12】本発明の実施例によるプローブユニットを示
す平面図である。
【図13】公知のプローブユニットを示す平面図であ
る。
【図14】公知のプローブカードを示す平面図である。
【符号の説明】 10 プローブカード 14 ホルダ 16 基板 18 リード 20 プローブユニット 24 プローブピン 25 開口部 26 検体 28 電極 30 連接部 32 リードパターン 36 切り欠き 38 反り部 116 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤田 修一 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 Fターム(参考) 2G003 AG04 AG20 2G011 AA15 AB04 AB08 AC06 AC14 AF07 4M106 BA01 DD05 DD10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プローブカードに備わるホルダに固着さ
    れるプローブユニットであって、 反った姿勢で検体の電極群近傍に先端が位置決めされる
    複数の反り部と、前記反り部を個別に反らせるための複
    数の切り欠きと、前記反り部の各基端を連接し前記ホル
    ダに全体が平坦な姿勢で一部又は全部が固着される連接
    部とを有する基板と、 前記反り部の先端から突出し検体の電極に接触する複数
    のプローブピンを有し、前記基板の表面にリソグラフィ
    技術を用いて形成されているリードパターンと、を備え
    ることを特徴とするプローブユニット。
  2. 【請求項2】 前記切り欠きは、互いに隣り合う前記反
    り部の間又は前記反り部と前記連接部との間に形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のプローブユニ
    ット。
  3. 【請求項3】 前記反り部は、その先端部位がその他の
    部位より肉厚に形成されていることを特徴とする請求項
    1又は2に記載のプローブユニット。
  4. 【請求項4】 前記連接部は、前記反り部より肉厚に形
    成されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記
    載のプローブユニット。
  5. 【請求項5】 前記基板は、前記反り部から前記リード
    パターンと反対側に突出している突出部であって、前記
    ホルダに当接して前記反り部を反った姿勢に支えるため
    の突出部を有することを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか一項に記載のプローブユニット。
  6. 【請求項6】 前記反り部は、反った姿勢を残留応力で
    自律的に維持していることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか一項に記載のプローブユニット。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか一項に記載のプ
    ローブユニットと、 前記連接部が固着されるホルダと、を備えることを特徴
    とするプローブカード。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2013006768A3 (en) * 2011-07-06 2013-03-14 Celadon Systems, Inc. Test apparatus having a probe card and connector mechanism
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