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JP2003322354A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

Info

Publication number
JP2003322354A
JP2003322354A JP2002126802A JP2002126802A JP2003322354A JP 2003322354 A JP2003322354 A JP 2003322354A JP 2002126802 A JP2002126802 A JP 2002126802A JP 2002126802 A JP2002126802 A JP 2002126802A JP 2003322354 A JP2003322354 A JP 2003322354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
humidity
conditioned
air conditioner
conditioned air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002126802A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroo Nitta
浩朗 新田
Akiyoshi Fukumoto
明美 福本
Koichi Nakano
幸一 中野
Yoshifumi Moriya
好文 守屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002126802A priority Critical patent/JP2003322354A/ja
Publication of JP2003322354A publication Critical patent/JP2003322354A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オフィスなど不特定多数の人間が存在する居
住空間において個々の使用者に対して、快適な空調環境
を提供すること。 【解決手段】 送気口3と、送風手段4と、脱臭手段6
と、冷却手段7と、調湿手段8とを備え、前記送気口3
から吹き出される調和空気と直交する面において、中央
部分に調和空気を、外周部分に送風空気を配すること
で、調和空気を送風空気で包み込むようにして送気する
ことにより、調和空気が使用者の呼吸域に導かれる前に
拡散することを防ぎ、清浄かつ適切な温湿度空気を使用
者の呼吸域に提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィスなど不特
定多数の人間が存在する居住空間において、一人の居住
者に対して、快適な空調環境を提供する空調装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィスなどにおいて各個人の居
住空間を快適にする空調装置としては、熱搬送路を用い
熱交換器により各個人に調和空気を供給する方法や、熱
電素子を用いて冷却板を冷却し、ペルチェ効果により各
個人に調和空気を供給する方法などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように熱搬送路を用いる場合、搬送される空気の温度や
湿度は居住者全員にとって同条件であるため、各個人に
とって快適な局部空間を提供することが困難である。ま
た、熱搬送路および熱電素子などを用いた冷却除湿をメ
インとする空調装置の場合、送気口から吹き出された調
和空気は周囲空気と混ざりながら使用者の呼吸域に導か
れるため、オフィスがタバコの煙などで汚染されている
ような場合には、清浄空気を提供することは難しくな
る。さらに、居室の空調や自然対流による周囲空気の気
流の影響をあまり受けずに使用者の呼吸域に調和空気を
導くことは困難であった。
【0004】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、使用者に快適な空調環境を創り出す空調装置を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の空調装置は、送気口の中央部分には調和空
気を、この調和空気を包み込むようにその外周の送気口
には送風空気をそれぞれ送気するようにした空調装置と
したものである。
【0006】これにより、調和空気を送風空気で包み込
み込んで送気されるため、調和空気が使用者の呼吸域に
導かれる前に拡散することを防ぎ、かつ比較的小さい風
量でより遠くまで調和空気を使用者の上半身付近に導く
ことができ、使用者に快適な空調環境を提供することが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、送気口
の中央部分には調和空気を、この調和空気を包み込むよ
うにその外周の送気口には送風空気をそれぞれ送気する
ようにした空調装置としたことにより、調和空気を送風
空気で包み込み込んで送気されるため、調和空気が使用
者の呼吸域に導かれる前に拡散することを防ぎ、かつ比
較的小さい風量でより遠くまで調和空気を使用者の上半
身付近に導くことができ、使用者に快適な空調環境を提
供することができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、調和空気の温度
と湿度とを調節する制御手段を備えた請求項1に記載の
空調装置としたことにより、請求項2に記載の発明は、
制御手段により、冷風および調湿風の温湿度を制御する
ことで、室内の温湿度に関係なく、使用者に常に快適な
環境を提供できるものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、中央部分におけ
る調和空気の速度成分より、外周部分における送風空気
の速度成分を大きく設定した請求項1または2に記載の
空調装置としたことにより、調和空気をより遠くまで導
くことができるとともに、居室雰囲気の空気と混ざるこ
となく使用者の呼吸域に導くことができるものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、調和空気の温度
は、10〜26℃の範囲とした請求項1〜3のいずれか
1項に記載の空調装置としたことにより、室内の温度に
関係なく使用者に常に快適な環境を提供できるものであ
る。
【0011】請求項5に記載の発明は、調和空気の相対
湿度は、30〜80%Rhの範囲とした請求項1〜4の
いずれか1項に記載の空調装置としたことにより、室内
の湿度に関係なく使用者に常に快適な環境を提供できる
ものである。
【0012】請求項6に記載の発明は、調和空気の風速
は、使用者の呼吸域付近で0.1〜2.0m/秒の範囲
とした請求項1〜5のいずれか1項に記載の空調装置と
したことにより、個々の使用者の呼吸量に応じた快適な
環境を提供できるものである。
【0013】請求項7に記載の発明は、調和空気の領域
の大きさは使用者の顔面以上の大きさとした請求項1〜
6のいずれか1項に記載の空調装置としたことにより、
居室の空調や自然対流による周囲空気の気流の影響をあ
まり受けずに、使用者の呼吸域に調和空気を導くことが
できるものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0015】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
おける空調装置を示すものである。
【0016】図において、1は外筐体であり、その一方
には吸気口2が設けられ、他方には送気口3が設けられ
ている。送気口3には空気の吹き出す方向を可変できる
ルーバ3aが備えられている。外筐体1内には、吸気口
2側から順に、送風手段4、集塵フィルタ5、脱臭手段
6、冷却手段7、および調湿手段8が備えられている。
9は前記集塵フィルタ5、脱臭手段6、冷却手段7、お
よび調湿手段8を収容して送気口3の中央部分に調和空
気を導く流路Aであり、その流路の端面形状は円形、矩
形あるいはその他の形状をしており、全体として筒状と
なっている。10は送気口3の中央部分の調和空気を包
み込むようにその外周から送風空気を送気する流路B
で、送気口3の外周に設けられていて、その流路の端面
形状は送風空気が中央部分の調和空気を包み込むもので
あれば形状は特に限定されるものではない。11は冷却
手段7、調湿手段8の制御手段である。なお、流路A9
と流路B10とは完全に分離されている。
【0017】前記した送風手段4は、流路A、Bに送気
するように配置されている。集塵フィルタ5は、タバコ
の煙などの微細粒子が捕集されるように、プリーツ加工
された高性能のHEPAフィルタなどを用いる。脱臭手
段6に用いる脱臭剤としては、VOCやその他の臭気物
質の吸着能力に優れたものが好ましい。ここでは、疎水
性ゼオライトを、バインダーを用いてセラミックハニカ
ムにコーティングした。
【0018】なお、疎水性ゼオライトのハニカム成形体
を用いても良い。冷却手段7の吸熱面にはアルミ製の冷
却フィンが取り付けられており、流路Aの途中に配置さ
れている。冷却手段7としては、2種類の導体や半導体
の接合部に直流電流を流し、一方からもう片方への熱の
移動を利用してユニットへの電流の大きさを変化させる
ことにより空気の温度制御を行うペルチェ方式、冷媒を
圧縮するコンプレッサ方式、気化熱を利用した冷却方式
などがある。ここでは、小型化、低動作音、きめ細かな
温度制御の実現が比較的容易なペルチェ素子を用いた。
調湿手段8としては、ゼオライトやシリカゲルなどの吸
湿材やそれらをハニカム体に担持させたものなどが用い
られる。ここでは、バインダーを用いてゼオライトをセ
ラミックハニカムにコーティングした。
【0019】以上のように構成された空調装置につい
て、以下その動作、作用を説明する。
【0020】空調装置の送風手段4および冷却手段7の
電源を入れると、外部空気が吸気口2から空調装置に取
り入れられる。取り入れられた空気は、流路A9および
流路B10に導かれる。流路A9と流路B10は独立し
ており、流路A9に導かれた空気は、集塵フィルタ5に
て、タバコの煙やハウスダストが捕集され、残りのVO
Cなどの臭気物質は脱臭手段6の疎水性ゼオライトで吸
着される。このように浄化された空気は、冷却手段7の
吸熱面に取り付けられた冷却フィンに接触することによ
り冷却され、調湿手段8の吸湿性ゼオライトに接触する
ことにより除湿または加湿される。冷却フィンに結露し
た水および調湿手段8により除湿された水は、図示され
ていない貯水容器に導かれる。
【0021】また、加湿の際には図示されていない給水
タンクから調湿手段8に対して適切な量の水が導かれ
る。このように冷却、除湿または加湿されたそれぞれの
調和空気は、送気口3の中央部分から使用者の呼吸域に
導かれる。この際、この調和空気を包み込むようにその
外周の送気口3には流路B10を通して送風空気が送気
されるものである。
【0022】この実施例の効果について、図2、図3を
参照しながら説明する。
【0023】図2は、6畳の密閉されたチャンバーにお
いてタバコ1本を燃焼させ、本実施例における空調装置
を動作させた時の、装置から被験者の呼吸域までの距離
と臭気強度(5段階評価)の関係をグラフに表したもの
である。
【0024】なお、流路A9から送気される調和空気の
温湿度を16℃、50%Rh、流路B10から送気され
る送風の温湿度を26℃、60%Rhとし、送気口3か
ら吹き出される空気の風速を5m/sとした。雰囲気温
湿度は26℃、60%Rhとし、夏のオフィスの温湿度
条件を想定した。
【0025】また、比較例として流路A9と流路B10
が接する壁を除いた場合(非分離状態とする)の評価グ
ラフを示す。比較例において雰囲気温湿度および冷風、
除湿風の温湿度は同条件とした。図に示すように、本実
施例の空調装置は比較例と比べてどの距離においても臭
気強度は低かった。
【0026】図3は、本実施例の空調装置において、前
記の試験条件と同様に流路A9から送気される冷風の温
湿度を16℃、50%Rh、流路B10から送気される
除湿風の温湿度を26℃、30%Rhとし、送気口3か
ら吹き出される空気の風速を5m/sとしたときの送気
口3からの距離と温湿度の関係を示したものである。雰
囲気温湿度は26℃、60%Rhとし、夏のオフィスの
温湿度条件を想定した。
【0027】また、比較例として流路A9と流路B10
が接する壁を除いた場合の評価グラフを示す。図3に示
すように、実使用を考えて送気口3から40cm以上離
れた位置での風の温度、湿度とも本実施例の方が最も低
い結果となった。よって、調和空気を包み込むようにそ
の外周に送風空気を送気することにより本実施例による
調和空気は居室の空調や自然対流等による周囲空気の気
流の影響をあまり受けずに使用者の呼吸域に運ばれるこ
とが分かる。
【0028】以上の結果より、本実施例のように中央部
分に調和空気、外周部分に送風空気を配することによ
り、周囲空気の影響が少ない調和空気を使用者の呼吸域
に提供することができるものである。
【0029】なお、本実施例では夏場の使用を想定し
て、調和空気は冷却および除湿された空気としたが、冬
場などの乾燥した室内環境を想定して加湿した調和空気
を送気した場合においても本実施例のように流路を別の
構成とした方が効果的であった。
【0030】(実施例2)本発明の実施例2は、実施例
1における空調装置において、送気口3から吹き出され
る調和空気と直交する面において、中央部分における調
和空気の速度成分より、外周部分における送風空気の速
度成分の方が大きくなるように設定してある。それ以外
は実施例1とまったく同じ構成とした空調装置である。
【0031】以上のように構成された空調装置につい
て、以下その動作、作用を説明する。
【0032】空調装置の送風手段4および冷却手段7の
電源を入れると、外部空気が吸気口2から空調装置に取
り入れられる。取り入れられた空気は、流路A9および
流路B10に導かれる。流路A9と流路B10は独立し
ており、流路A9に導かれた空気は、集塵フィルタ5に
て、タバコの煙やハウスダストが捕集され、残りのVO
Cなどの臭気物質は脱臭手段6の疎水性ゼオライトで吸
着される。このように浄化された空気は、冷却手段7の
吸熱面に取り付けられた冷却フィンに接触することによ
り冷却され、調湿手段8の吸湿性ゼオライトに接触する
ことにより除湿または加湿される。冷却フィンに結露し
た水および調湿手段8により除湿された水は、図示され
ていない貯水容器に導かれる。
【0033】また、加湿の際には図示されていない給水
タンクから調湿手段8に対して適切な量の水が導かれ
る。このように冷却、除湿または加湿されたそれぞれの
調和空気はより風速が大きい送風空気に包まれるように
して、送気口3から使用者の呼吸域に導かれる。
【0034】この実施例の効果について、図4、図5を
参照しながら説明する。
【0035】図4は、6畳の密閉されたチャンバーにお
いてタバコ1本を燃焼させ、本実施例における空調装置
を動作させた時の、装置から被験者の呼吸域までの距離
と臭気強度(5段階評価)の関係をグラフに表したもの
である。なお、流路A9から送気される調和空気の温湿
度を16℃、50%Rh、流路B10から送気される送
風の温湿度を26℃、60%Rhとし、送気口3から吹
き出される空気の風速を5m/sとした。雰囲気温湿度
は26℃、60%Rhとし、夏のオフィスの温湿度条件
を想定した。
【0036】また、比較例として実施例1における発明
の評価グラフを示す。図に示すように、本実施例の空調
装置は比較例と比べてどの距離においても臭気強度は低
かった。
【0037】図5は、本実施例の空調装置において、前
記の試験条件と同様に流路A9から送気される冷風の温
湿度を16℃、50%Rh、流路B10から送気される
除湿風の温湿度を26℃、30%Rhとし、送気口3か
ら吹き出される空気の風速を5m/sとしたときの送気
口3からの距離と温湿度の関係を示したものである。雰
囲気温湿度は26℃、60%Rhとし、夏のオフィスの
温湿度条件を想定した。
【0038】また、比較例として実施例1における発明
の評価グラフを示す。図5に示すように、実使用を考え
て送気口3から40cm以上離れた位置での風の温度、
湿度とも本実施例の方が最も低い結果となった。よっ
て、内側の調和空気の風速より外側の送風の風速を大き
くすることにより、本実施例による空調装置は居室の空
調や自然対流等による周囲空気の気流の影響を最小限に
おさえ、使用者の呼吸域に調和空気を提供するものであ
る。
【0039】(実施例3)次に、本発明の実施例3につ
いて説明する。図1における制御手段11により、冷却
手段7により冷却された空気を10℃以上26℃以下、
調湿手段8により調湿された空気の湿度を30%Rh以
上80%Rh以下となるように制御するものである。
【0040】図6、図7は、本実施例の空調装置におい
て、温湿度の違いによる使用者の快適度の変化を示した
ものである。被験者は本空調装置の送気口3から40c
m離れた位置に座り、調和空気は被験者の呼吸域に導か
れるように調整した。雰囲気温湿度は、本空調装置を夏
期および冬期にエアコンの効いたオフィスでの使用を想
定し、夏期:室内温度26℃、湿度70%Rh、冬期:
室内温度22℃、湿度30%Rhに調整した。本空調装
置の送気口3付近における、温湿度を変化させた時の快
適度の変化をグラフに示した。快適度はそれぞれ1;快
適でも不快でもない、2;やや快適、3;快適、4;と
ても快適を示している。グラフより、雰囲気温度との差
が10℃、14℃、22℃、26℃の時に快適度1の
“快適でも不快でもない”を示し、雰囲気湿度との差が
30%Rh、40%Rh、70%Rh、80%Rhの時
に“快適でも不快でもない”を示した。
【0041】以上の結果より、本実施例における空調装
置は、冷却手段7により冷却された空気および調湿手段
8により調湿された空気の温度を10℃以上26℃以下
とし、湿度を30%Rh以上80%Rh以下となるよう
に制御することにより室内の温湿度に関係なく、使用者
に常に快適な環境を提供できるものである。
【0042】(実施例4)次に、本発明の実施例4につ
いて説明する。図1で示された空調装置において、使用
者の呼吸域付近での調和空気の風速は、0.1〜2.0
m/秒の範囲となるようにするものである。
【0043】図8は、図1で示された空調装置におい
て、使用者の呼吸域付近での調和空気の風速の違いによ
る、風速と気流感(5段階評価)および快適度(5段階
評価)の関係を示したものである。ただし、本実施例の
空調装置において、流路A9から送気される冷風の温湿
度を16℃、50%Rh、送風の温湿度を26℃、60
%Rhとし、雰囲気温湿度は26℃、60%Rhとし、
夏のオフィスの温湿度条件を想定した。図に示すよう
に、風速が2.0m/秒より大きくなると気流感が強く
なり快適感はなくなる。また、風速が0.1m/秒より
小さくなると気流感が無くなり、調和空気を使用者に導
くことができなくなる。よって、使用者個々に快適な空
気を提供するためには、使用者の呼吸域付近での調和空
気の風速は、0.1〜2.0m/秒の範囲が最適と考え
られる。
【0044】以上のことより、使用者の呼吸域付近での
調和空気の風速は、0.1〜2.0m/秒の範囲とする
ことで、個々の使用者の呼吸量、使用状況に応じて常に
快適な環境を提供できるものである。
【0045】(実施例5)図9は、本発明の実施例5に
おける空調装置を示すものである。図9は図1をよりイ
メージ化したものであり、構成はまったく同じである。
送気口3は、中央部に流路A9より調和空気を、外周部
に流路B10より送風空気が送気され、中央部から吹き
出される調和空気と直交する領域の大きさは使用者の顔
面以上の大きさに設定されている。具体的には、実施例
の流路A9の形状であれば、L1、L2とも30cm以
上の大きさを有しているようにしている。
【0046】以上のように構成された空調装置につい
て、以下その動作、作用を説明する。
【0047】空調装置の送風手段4および冷却手段7の
電源を入れると、外部空気が吸気口2から空調装置に取
り入れられる。取り入れられた空気は、流路A9および
流路B10に導かれる。流路A9と流路B10は独立し
ており、流路A9に導かれた空気は、集塵フィルタ5に
て、タバコの煙やハウスダストが捕集され、残りのVO
Cなどの臭気物質は脱臭手段6の疎水性ゼオライトで吸
着される。このように浄化された空気は、冷却手段7の
吸熱面に取り付けられた冷却フィンに接触することによ
り冷却され、調湿手段8の吸湿性ゼオライトに接触する
ことにより除湿または加湿される。送気口3の中央部か
ら吹き出される調和空気は、外周部の送風空気に包まれ
るようにして 送気口3から使用者の呼吸域に導かれ
る。
【0048】この実施例の効果について、図10、図1
1を参照しながら説明する。
【0049】図10は、6畳の密閉されたチャンバーに
おいてタバコ1本を燃焼させ、送気口3の中央部から吹
き出される調和空気と直交する領域を10cm、20c
m、30cmとした時の、装置から被験者の呼吸域まで
の距離と臭気強度(5段階評価)の関係をグラフに表し
たものである。
【0050】なお、流路A9から送気される調和空気の
温湿度を16℃、50%Rh、流路B10から送気され
る送風の温湿度を26℃、60%Rhとし、送気口3か
ら吹き出される空気の風速を5m/sとした。雰囲気温
湿度は26℃、60%Rhとし、夏のオフィスの温湿度
条件を想定した。図に示すように、本実施例の空調装置
は比較例と比べてどの距離においても臭気強度は低かっ
た。
【0051】図11は、本実施例の空調装置において、
送気口3の中央部から吹き出される調和空気と直交する
領域を10cm、20cm、30cmとした時の、装置
から被験者の呼吸域までの距離と温湿度の関係をグラフ
に表したものである。流路A9から送気される調和空気
の温湿度を16℃、50%Rh、流路B10から送気さ
れる送風の温湿度を26℃、60%Rhとし、送気口3
から吹き出される空気の風速を5m/sとした。
【0052】また、雰囲気温湿度は26℃、60%Rh
とし、夏のオフィスの温湿度条件を想定した。図11に
示すように、実使用を考えて送気口3から40cm以上
離れた位置での風の温度、湿度とも本実施例が最も低い
結果となった。以上の結果より、送気口3は、中央部に
調和空気、外周部に送風空気が配され、中央部から吹き
出される調和空気と直交する領域領域の大きさは使用者
の顔面以上の大きさに設定、すなわち30cm以上の大
きさとすることで、居室の空調や自然対流等による周囲
空気の気流の影響をほとんど受けずに、使用者の呼吸域
に快適な環境を提供することができるものである。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明の空調装置は、調
和空気を送風で包み込み込んで送風空気を送気すること
により、調和空気が使用者の上半身付近に導かれる前に
拡散することを防ぎ、かつ比較的小さい風量でより遠く
まで調和空気を使用者の呼吸域に導くことができるもの
である。また、調和空気は居室の空調や自然対流等によ
る周囲空気の気流の影響をあまり受けずに使用者の呼吸
域に運ばれるこれにより、使用者に最も快適な環境を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における空調装置の断面図
【図2】同空調装置の送気口からの距離と臭気強度との
関係を示すグラフ
【図3】同空調装置の送気口からの距離と空気の温湿度
との関係を示すグラフ
【図4】本発明の実施例2における空調装置の送気口か
らの距離と臭気強度との関係を示すグラフ
【図5】同空調装置の送気口からの距離と空気の温湿度
との関係を示すグラフ
【図6】本発明の実施例3における空調装置の温度と快
適度との関係を示すグラフ
【図7】同空調装置の湿度と快適度との関係を示すグラ
【図8】本発明の実施例4における空調装置の風速の違
いによる気流感と快適度との関係を示すグラフ
【図9】本発明の実施例5における空調装置のイメージ
【図10】同空調装置の送気口の中央部から吹き出され
る調和空気と直交する領域の違いによる、送気口からの
距離と臭気強度との関係を示すグラフ
【図11】同空調装置の送気口からの距離と空気の温湿
度との関係を示すグラフ
【符号の説明】
1 外筐体 2 吸気口 3 送気口 4 送風手段 6 脱臭手段 7 冷却手段 8 調湿手段 9 流路A 10 流路B 11 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 幸一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 守屋 好文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L049 BB10 BC02 3L081 AA02 AB03 FA03 HA08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送気口の中央部分には調和空気を、この
    調和空気を包み込むようにその外周の送気口には送風空
    気をそれぞれ送気するようにした空調装置。
  2. 【請求項2】 調和空気の温度と湿度とを調節する制御
    手段を備えた請求項1に記載の空調装置。
  3. 【請求項3】 中央部分における調和空気の速度成分よ
    り、外周部分における送風空気の速度成分を大きく設定
    した請求項1または2に記載の空調装置。
  4. 【請求項4】 調和空気の温度は、10〜26℃の範囲
    とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の空調装置。
  5. 【請求項5】 調和空気の相対湿度は、30〜80%R
    hの範囲とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の空
    調装置。
  6. 【請求項6】 調和空気の風速は、使用者の呼吸域付近
    で0.1〜2.0m/秒の範囲とした請求項1〜5のい
    ずれか1項に記載の空調装置。
  7. 【請求項7】 調和空気の領域の大きさは使用者の顔面
    以上の大きさとした請求項1〜6のいずれか1項に記載
    の空調装置。
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