JP2003318031A - ノイズフィルタ - Google Patents
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- JP2003318031A JP2003318031A JP2002122178A JP2002122178A JP2003318031A JP 2003318031 A JP2003318031 A JP 2003318031A JP 2002122178 A JP2002122178 A JP 2002122178A JP 2002122178 A JP2002122178 A JP 2002122178A JP 2003318031 A JP2003318031 A JP 2003318031A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気飽和を抑制し、磁性体コアを用いてノー
マルモードにおけるノイズ除去を行うことができるノイ
ズフィルタを提供する。 【解決手段】 電力用ノーマルモードノイズフィルタ4
は、電源線1に磁性体コア2が装着されるとともに、こ
の磁性体コア2の穴2aに2次巻き線となる導体3が貫
通され、貫通された導体3の一端と他端とが接続され、
ループ状(無端状)に連結される。
マルモードにおけるノイズ除去を行うことができるノイ
ズフィルタを提供する。 【解決手段】 電力用ノーマルモードノイズフィルタ4
は、電源線1に磁性体コア2が装着されるとともに、こ
の磁性体コア2の穴2aに2次巻き線となる導体3が貫
通され、貫通された導体3の一端と他端とが接続され、
ループ状(無端状)に連結される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用周波数などの
低周波磁界による磁性体コアの磁気飽和を防止するノイ
ズフィルタに関するものである。
低周波磁界による磁性体コアの磁気飽和を防止するノイ
ズフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電源線に対する電磁ノイズ対
策として、フェライトコアやパーマロイ等の強磁性体が
用いられている。ただし、フェライトコアにはB−H
(磁束−磁界)と呼ばれる非線型のヒステリシス特性
(図7参照)があるため、磁界が大きくなると磁性体コ
ア内において、磁気飽和が発生する問題がある(図7符
号(a))。この商用周波数の電流により発生する磁界
に起因した磁性体の磁気飽和を抑制するため、低透磁率
の磁性体コアを使用したり、磁性体コア径を大きくした
り、磁性体コアの適用範囲を限定するなどの対応が行わ
れている。例えば、通常、ノイズ対策に使用されるフェ
ライトコアは、電源線の電源線−大地間(コモンモー
ド)のノイズ対策として適用できる。
策として、フェライトコアやパーマロイ等の強磁性体が
用いられている。ただし、フェライトコアにはB−H
(磁束−磁界)と呼ばれる非線型のヒステリシス特性
(図7参照)があるため、磁界が大きくなると磁性体コ
ア内において、磁気飽和が発生する問題がある(図7符
号(a))。この商用周波数の電流により発生する磁界
に起因した磁性体の磁気飽和を抑制するため、低透磁率
の磁性体コアを使用したり、磁性体コア径を大きくした
り、磁性体コアの適用範囲を限定するなどの対応が行わ
れている。例えば、通常、ノイズ対策に使用されるフェ
ライトコアは、電源線の電源線−大地間(コモンモー
ド)のノイズ対策として適用できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コモン
モードのノイズ対策に用いられるフェライトコアを電源
線間(ノーマルモード)のノイズ対策に適用しようとす
ると、フェライトコアが商用周波数電流によって磁気飽
和が発生する。この結果、フェライトコアによって電力
損失の増大や異常音・振動が発生するという問題が生じ
てしまい、フェライトコアをノーマルモード対策として
適用することは、困難な場合が多かった。
モードのノイズ対策に用いられるフェライトコアを電源
線間(ノーマルモード)のノイズ対策に適用しようとす
ると、フェライトコアが商用周波数電流によって磁気飽
和が発生する。この結果、フェライトコアによって電力
損失の増大や異常音・振動が発生するという問題が生じ
てしまい、フェライトコアをノーマルモード対策として
適用することは、困難な場合が多かった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、磁気飽和を抑制し、磁性体コア
を用いてノーマルモードにおけるノイズ除去を行うこと
ができるノイズフィルタを提供することにある。
たもので、その目的は、磁気飽和を抑制し、磁性体コア
を用いてノーマルモードにおけるノイズ除去を行うこと
ができるノイズフィルタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電源線に磁性体コアが装着され、該磁性
体コアの穴に2次巻き線となる導体が貫通されてループ
状に連結されたことを特徴とする。また、本発明は、上
述のノイズフィルタにおいて、前記導体は、さらに、前
記電源線とは別の電源線に装着された磁性体コアの穴に
貫通されループ状に連結されることを特徴とする。
に、本発明は、電源線に磁性体コアが装着され、該磁性
体コアの穴に2次巻き線となる導体が貫通されてループ
状に連結されたことを特徴とする。また、本発明は、上
述のノイズフィルタにおいて、前記導体は、さらに、前
記電源線とは別の電源線に装着された磁性体コアの穴に
貫通されループ状に連結されることを特徴とする。
【0006】また、本発明は、上述のノイズフィルタに
おいて、前記導体にインダクタが設けられていることを
特徴とする。また、本発明は、上述のノイズフィルタに
おいて、前記インダクタは、前記磁性体コアとは別の1
つまたは複数の磁性体コアによって構成される磁性体部
材であり、前記導体が前記磁性体コアの穴と前記磁性体
部材の穴とに貫通されループ状に連結されることを特徴
とする。また、本発明は、電源線に磁性体コアを装着
し、該磁性体コアの穴に2次巻き線となる導体を貫通さ
せ、ループ状に連結することを特徴とする。
おいて、前記導体にインダクタが設けられていることを
特徴とする。また、本発明は、上述のノイズフィルタに
おいて、前記インダクタは、前記磁性体コアとは別の1
つまたは複数の磁性体コアによって構成される磁性体部
材であり、前記導体が前記磁性体コアの穴と前記磁性体
部材の穴とに貫通されループ状に連結されることを特徴
とする。また、本発明は、電源線に磁性体コアを装着
し、該磁性体コアの穴に2次巻き線となる導体を貫通さ
せ、ループ状に連結することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
ノイズフィルタを図面を参照して説明する。この実施形
態においては、商用周波数電流から発生する磁界に起因
した磁性体コアの磁気飽和を抑制する場合について説明
する。図1は、この発明の一実施形態によるノイズフィ
ルタを電源線が1線である場合に対して電力用ノーマル
モードノイズフィルタを適用した場合における電力用ノ
ーマルモードノイズフィルタの構成を示す概略構成図で
ある。この図において、電力用ノーマルモードノイズフ
ィルタ4は、電源線1に磁性体コア2が装着されるとと
もに、この磁性体コア2の穴2aに2次巻き線となる導
体3が貫通され、貫通された導体3の一端と他端とがル
ープ状(無端状)に連結され、電気的に接続されてい
る。この導体3は、例えば、銅線である。磁性体コア2
は、フェライトコアやパーマロイなどの強磁性体の磁性
体部材が用いられる。
ノイズフィルタを図面を参照して説明する。この実施形
態においては、商用周波数電流から発生する磁界に起因
した磁性体コアの磁気飽和を抑制する場合について説明
する。図1は、この発明の一実施形態によるノイズフィ
ルタを電源線が1線である場合に対して電力用ノーマル
モードノイズフィルタを適用した場合における電力用ノ
ーマルモードノイズフィルタの構成を示す概略構成図で
ある。この図において、電力用ノーマルモードノイズフ
ィルタ4は、電源線1に磁性体コア2が装着されるとと
もに、この磁性体コア2の穴2aに2次巻き線となる導
体3が貫通され、貫通された導体3の一端と他端とがル
ープ状(無端状)に連結され、電気的に接続されてい
る。この導体3は、例えば、銅線である。磁性体コア2
は、フェライトコアやパーマロイなどの強磁性体の磁性
体部材が用いられる。
【0008】次に、図1における電力用ノーマルモード
ノイズフィルタ4の動作について説明する。まず、電源
線1に供給される電流I1により、磁性体コア2の内部
に磁界が発生し、磁性体コア2内の磁界と透磁率の関数
で表現される磁束が発生する。磁性体コア2に磁束が発
生すると、導体3からなるループには、磁性体コア2に
発生した磁束の変化を打ち消す方向に電流Iaが流れ
る。この導体3に流れる電流Iaにより磁束が発生し、
磁性体コア2内の磁束が打ち消される。これにより、磁
性体コア2内の磁気飽和を抑制し、磁気飽和を防止する
ことができる。
ノイズフィルタ4の動作について説明する。まず、電源
線1に供給される電流I1により、磁性体コア2の内部
に磁界が発生し、磁性体コア2内の磁界と透磁率の関数
で表現される磁束が発生する。磁性体コア2に磁束が発
生すると、導体3からなるループには、磁性体コア2に
発生した磁束の変化を打ち消す方向に電流Iaが流れ
る。この導体3に流れる電流Iaにより磁束が発生し、
磁性体コア2内の磁束が打ち消される。これにより、磁
性体コア2内の磁気飽和を抑制し、磁気飽和を防止する
ことができる。
【0009】次に、第2の実施形態について説明する。
図2は、電源線が2線である場合における電力用ノーマ
ルモードノイズフィルタ4の構成を示す概略構成図であ
る。この図において、図1の各部に対応する部分に同一
の符号を付け、その説明を省略する。電源線11には、
磁性体コア21が装着される。導体3は、磁性体コア2
の穴と磁性体コア21の穴との両方に貫通され無端状に
接続される。
図2は、電源線が2線である場合における電力用ノーマ
ルモードノイズフィルタ4の構成を示す概略構成図であ
る。この図において、図1の各部に対応する部分に同一
の符号を付け、その説明を省略する。電源線11には、
磁性体コア21が装着される。導体3は、磁性体コア2
の穴と磁性体コア21の穴との両方に貫通され無端状に
接続される。
【0010】次に、図2の構成における電力用ノーマル
モードノイズフィルタ4の動作について説明する。この
実施形態においては、電源線1に流れる電流I1と電源
線11に流れる電流I2とは、相互に反対方向に流れる
場合について説明する。電流I1と電流I2とが流れる
と、各線(電源線1、電源線11)に装着された磁性体
コア2、磁性体コア21には、各線に流れる電流と磁性
体コアの透磁率の関数で表される磁束が発生する。磁性
体コア2、磁性体コア21に磁束が発生すると、導体3
からなるループには、磁性体コア2、磁性体コア21に
発生した磁束の変化を打ち消す方向に電流Iaが流れ
る。従って、導体3のループに鎖交する磁束は、導体3
に誘導される電流による磁束によって打ち消されること
になる。これにより、商用電源の周波数の電流で発生す
る磁界による磁性体コア2、磁性体コア21における磁
気飽和を抑制することが可能となり、電源線が2本であ
る場合においても、フェライトコアを用いて電力用ノー
マルモード対策を実施することができる。また、この実
施形態においては、磁性体コア2と磁性体コア21とに
対し、それぞれ導体3を設けることなく、1つの導体3
によって磁気飽和を抑制することができるので、磁性体
コアが2つある場合において、コストを低減させて電力
用ノーマルモードノイズフィルタ4を実現する事ができ
る。
モードノイズフィルタ4の動作について説明する。この
実施形態においては、電源線1に流れる電流I1と電源
線11に流れる電流I2とは、相互に反対方向に流れる
場合について説明する。電流I1と電流I2とが流れる
と、各線(電源線1、電源線11)に装着された磁性体
コア2、磁性体コア21には、各線に流れる電流と磁性
体コアの透磁率の関数で表される磁束が発生する。磁性
体コア2、磁性体コア21に磁束が発生すると、導体3
からなるループには、磁性体コア2、磁性体コア21に
発生した磁束の変化を打ち消す方向に電流Iaが流れ
る。従って、導体3のループに鎖交する磁束は、導体3
に誘導される電流による磁束によって打ち消されること
になる。これにより、商用電源の周波数の電流で発生す
る磁界による磁性体コア2、磁性体コア21における磁
気飽和を抑制することが可能となり、電源線が2本であ
る場合においても、フェライトコアを用いて電力用ノー
マルモード対策を実施することができる。また、この実
施形態においては、磁性体コア2と磁性体コア21とに
対し、それぞれ導体3を設けることなく、1つの導体3
によって磁気飽和を抑制することができるので、磁性体
コアが2つある場合において、コストを低減させて電力
用ノーマルモードノイズフィルタ4を実現する事ができ
る。
【0011】次に、第3の実施形態について図3を用い
て説明する。図3は、導体3にインダクタが設けられた
場合における電力用ノーマルモードノイズフィルタ4の
構成を示す概略構成図である。この図において、図2の
各部に相当する部分には同一の符号を付け、その説明を
省略する。この図において、インダクタ5は、導体3に
介挿される。すなわち、インダクタ5の一方の端子と他
方の端子が磁性体コア2の穴と磁性体コア21の穴との
両方に貫通された導体3によって接続され、導体3に流
れる電流の高周波成分を抑制する。
て説明する。図3は、導体3にインダクタが設けられた
場合における電力用ノーマルモードノイズフィルタ4の
構成を示す概略構成図である。この図において、図2の
各部に相当する部分には同一の符号を付け、その説明を
省略する。この図において、インダクタ5は、導体3に
介挿される。すなわち、インダクタ5の一方の端子と他
方の端子が磁性体コア2の穴と磁性体コア21の穴との
両方に貫通された導体3によって接続され、導体3に流
れる電流の高周波成分を抑制する。
【0012】この図において、導体3に電流Iaが流れ
ると、インダクタ5は、電流Iaの高周波成分を抑制す
る。すなわち、電流I1および電流I2の周波数は、5
0Hzまたは60Hz程度であり、この電流I1、電流
I2に混入するノイズ成分の周波数は、例えば、1kH
z〜100kHz程度の高周波である。このとき、イン
ダクタ5は、商用電源の電流によって発生する低周波の
電流Iaを通過させ、ノイズによって発生する高周波の
電流Iaのみを抑制する。従って、インダクタ5を設け
ることにより、電源線1および電源線11における電力
損失を低減させて、高周波のノイズ成分を効率よく除去
することができる。なお、図4に示すように、図3にお
けるインダクタ5を磁性体部材によって構成するように
してもよい。この磁性体部材としては、1つまたは複数
の磁性体コアによって構成される。図4においては、磁
性体部材として、1つの磁性体コア6を適用した場合が
図示されている。
ると、インダクタ5は、電流Iaの高周波成分を抑制す
る。すなわち、電流I1および電流I2の周波数は、5
0Hzまたは60Hz程度であり、この電流I1、電流
I2に混入するノイズ成分の周波数は、例えば、1kH
z〜100kHz程度の高周波である。このとき、イン
ダクタ5は、商用電源の電流によって発生する低周波の
電流Iaを通過させ、ノイズによって発生する高周波の
電流Iaのみを抑制する。従って、インダクタ5を設け
ることにより、電源線1および電源線11における電力
損失を低減させて、高周波のノイズ成分を効率よく除去
することができる。なお、図4に示すように、図3にお
けるインダクタ5を磁性体部材によって構成するように
してもよい。この磁性体部材としては、1つまたは複数
の磁性体コアによって構成される。図4においては、磁
性体部材として、1つの磁性体コア6を適用した場合が
図示されている。
【0013】次に、第4の実施形態について図5を用い
て説明する。図5は、図4における磁性体コア6の穴に
さらに、電源線1と電源線11とが貫通された場合にお
ける電力用ノーマルモードノイズフィルタ4の構成を示
す概略構成図である。この図に示すように、第4の実施
形態における電力用ノーマルモードノイズフィルタ4
は、2線の電源線に対して磁性体コア2、磁性体コア2
1を個々に装着し、さらに2つの電源線を挟むように
(コモンモード形態で)1つの磁性体コア7が設けられ
る。この磁性体コア7を設けることにより、磁性体コア
2と磁性体コア21の磁気飽和を抑制するとともに、コ
モンモードに対するインダクタンスを装荷することがで
き、磁性体コアを用いてノーマルモードとコモンモード
との両方のノイズを除去することができる。この実施形
態においては、導線3に対するインピーダンスを高める
ため、磁性体コア7が流用されている。
て説明する。図5は、図4における磁性体コア6の穴に
さらに、電源線1と電源線11とが貫通された場合にお
ける電力用ノーマルモードノイズフィルタ4の構成を示
す概略構成図である。この図に示すように、第4の実施
形態における電力用ノーマルモードノイズフィルタ4
は、2線の電源線に対して磁性体コア2、磁性体コア2
1を個々に装着し、さらに2つの電源線を挟むように
(コモンモード形態で)1つの磁性体コア7が設けられ
る。この磁性体コア7を設けることにより、磁性体コア
2と磁性体コア21の磁気飽和を抑制するとともに、コ
モンモードに対するインダクタンスを装荷することがで
き、磁性体コアを用いてノーマルモードとコモンモード
との両方のノイズを除去することができる。この実施形
態においては、導線3に対するインピーダンスを高める
ため、磁性体コア7が流用されている。
【0014】次に、第5の実施形態について図6を用い
て説明する。図6は、3線の電源線に電力用ノーマルモ
ードノイズフィルタ4を適用した場合における概略構成
図である。この図において、図4の各部に相当する部分
に同一の符号を付け、その説明を省略する。この図にお
いて、磁性体コア22は、磁性体コア22の穴に電源線
12が貫通されている。導体3は、磁性体コア2の穴、
磁性体コア21の穴、磁性体コア22の穴、磁性体コア
6の穴に貫通され、ループ状に連結されている。電源線
1、電源線11、電源線12は、それぞれ0度、120
度、240度の位相の電流が流れる。図6の構成におい
て、導体3に流れる電流Iaによって、磁性体コア2、
磁性体コア21、磁性体コア22における磁気飽和を防
止するとともに、ノイズ成分を除去する事が可能であ
る。なお、この図において、磁性体コア6の穴に、さら
に電源線1と電源線11と電源線12とのそれぞれが貫
通されるように構成することにより、磁性体コアを用い
てノーマルモードとコモンモードとのノイズを低減する
事ができる効果が得られる。
て説明する。図6は、3線の電源線に電力用ノーマルモ
ードノイズフィルタ4を適用した場合における概略構成
図である。この図において、図4の各部に相当する部分
に同一の符号を付け、その説明を省略する。この図にお
いて、磁性体コア22は、磁性体コア22の穴に電源線
12が貫通されている。導体3は、磁性体コア2の穴、
磁性体コア21の穴、磁性体コア22の穴、磁性体コア
6の穴に貫通され、ループ状に連結されている。電源線
1、電源線11、電源線12は、それぞれ0度、120
度、240度の位相の電流が流れる。図6の構成におい
て、導体3に流れる電流Iaによって、磁性体コア2、
磁性体コア21、磁性体コア22における磁気飽和を防
止するとともに、ノイズ成分を除去する事が可能であ
る。なお、この図において、磁性体コア6の穴に、さら
に電源線1と電源線11と電源線12とのそれぞれが貫
通されるように構成することにより、磁性体コアを用い
てノーマルモードとコモンモードとのノイズを低減する
事ができる効果が得られる。
【0015】なお、上述した実施形態においては、電源
線1、電源線11、電源線12に商用電源が供給される
場合について説明したが、商用以外の電源が供給される
場合においても、本発明の電力用ノーマルモードノイズ
フィルタ4を適用することが可能である。
線1、電源線11、電源線12に商用電源が供給される
場合について説明したが、商用以外の電源が供給される
場合においても、本発明の電力用ノーマルモードノイズ
フィルタ4を適用することが可能である。
【0016】また、上述した実施形態において、導体3
は、銅線を利用する場合について説明したが、磁性体コ
ア2に発生した磁束を受けて電流が発生するものであれ
ば形状は、線状のものに限られるものではなく、棒状や
板状の部材を用いて無端状に連結するようにしてもよ
い。また、材質は、導体であれば、銅以外の材質のもの
を適用するようにしてもよい。
は、銅線を利用する場合について説明したが、磁性体コ
ア2に発生した磁束を受けて電流が発生するものであれ
ば形状は、線状のものに限られるものではなく、棒状や
板状の部材を用いて無端状に連結するようにしてもよ
い。また、材質は、導体であれば、銅以外の材質のもの
を適用するようにしてもよい。
【0017】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電源線に装着された磁性体コアの穴に2次巻き線と
なる導体が貫通されてループ状に連結されるようにした
ので、磁性体コアに発生する磁束を打ち消す方向の電流
が導体3に流れることにより、導体3から磁束が発生
し、磁性体コア内の磁束が打ち消される。これにより、
従来ではコモンモード対策にしか適用できなかった磁性
体コアを、ノーマルモード対策に対しても適用して磁性
体コア2内の磁気飽和を抑制し、磁気飽和を抑制するこ
とができ、電力損失の増大や異常音・振動を低減させる
ことができる効果が得られる。
ば、電源線に装着された磁性体コアの穴に2次巻き線と
なる導体が貫通されてループ状に連結されるようにした
ので、磁性体コアに発生する磁束を打ち消す方向の電流
が導体3に流れることにより、導体3から磁束が発生
し、磁性体コア内の磁束が打ち消される。これにより、
従来ではコモンモード対策にしか適用できなかった磁性
体コアを、ノーマルモード対策に対しても適用して磁性
体コア2内の磁気飽和を抑制し、磁気飽和を抑制するこ
とができ、電力損失の増大や異常音・振動を低減させる
ことができる効果が得られる。
【図1】 この発明の一実施形態における電力用ノーマ
ルモードノイズフィルタの構成を示す概略構成図であ
る。
ルモードノイズフィルタの構成を示す概略構成図であ
る。
【図2】 第2の実施形態における電力用ノーマルモー
ドノイズフィルタの構成を示す概略構成図である。
ドノイズフィルタの構成を示す概略構成図である。
【図3】 第3の実施形態における電力用ノーマルモー
ドノイズフィルタの構成を示す概略構成図である。
ドノイズフィルタの構成を示す概略構成図である。
【図4】 図3におけるインダクタ5を磁性体コア6に
換えた場合における電力用ノーマルモードノイズフィル
タの構成を示す概略構成図であるよい。
換えた場合における電力用ノーマルモードノイズフィル
タの構成を示す概略構成図であるよい。
【図5】 第4の実施形態における電力用ノーマルモー
ドノイズフィルタの構成を示す概略ブロック図である。
ドノイズフィルタの構成を示す概略ブロック図である。
【図6】 第5の実施形態における電力用ノーマルモー
ドノイズフィルタの構成を示す概略ブロック図である。
ドノイズフィルタの構成を示す概略ブロック図である。
【図7】 従来技術におけるノイズフィルタについて説
明するための図面である。
明するための図面である。
1、11、12…電源線 2、6、7、21、
22、 磁性体コア 3 導体 4 電力用ノーマル
モードノイズフィルタ 5 インダクタ
22、 磁性体コア 3 導体 4 電力用ノーマル
モードノイズフィルタ 5 インダクタ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 服部 光男
東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日
本電信電話株式会社内
Fターム(参考) 5E070 AA01
5E321 AA32 BB51 BB53 GG09
5J024 AA01 DA21 EA09 FA04
Claims (5)
- 【請求項1】 電源線に磁性体コアが装着され、該磁性
体コアの穴に2次巻き線となる導体が貫通されてループ
状に連結されたことを特徴とするノイズフィルタ。 - 【請求項2】 前記導体は、さらに、前記電源線とは別
の電源線に装着された磁性体コアの穴に貫通されループ
状に連結されることを特徴とする請求項1記載のノイズ
フィルタ。 - 【請求項3】 前記導体にインダクタが設けられている
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のノイズ
フィルタ。 - 【請求項4】 前記インダクタは、前記磁性体コアとは
別の1つまたは複数の磁性体コアによって構成される磁
性体部材であり、前記導体が前記磁性体コアの穴と前記
磁性体部材の穴とに貫通されループ状に連結されること
を特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれかに記
載のノイズフィルタ。 - 【請求項5】 電源線に磁性体コアを装着し、該磁性体
コアの穴に2次巻き線となる導体を貫通させ、ループ状
に連結することを特徴とするノイズ除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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Country Status (1)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2002
- 2002-04-24 JP JP2002122178A patent/JP2003318031A/ja active Pending
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