JP2003315028A - 3次元計測装置 - Google Patents
3次元計測装置Info
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- JP2003315028A JP2003315028A JP2002124202A JP2002124202A JP2003315028A JP 2003315028 A JP2003315028 A JP 2003315028A JP 2002124202 A JP2002124202 A JP 2002124202A JP 2002124202 A JP2002124202 A JP 2002124202A JP 2003315028 A JP2003315028 A JP 2003315028A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スリット光を用いる光切断方式により物体形
状を非接触計測する3次元計測装置において、3次元デ
ータ欠損の自動判別とデータの自動修復を図る。 【解決手段】 スリット状の反射光で成る画像データを
ベクトル変換する手段と、ベクトル変換した画像データ
の連続性を判別する判別手段とを備え、予備スキャン
(S1)において、各スキャン毎にスリット画像をベク
トル変換して得られたベクトルの連続性を調べ(S
2)、スリット画像が連続でない場合(S2においてN
O)、スリット画像が連続となるまで被写体の載置され
た回転台を回転させる(S5,S6、S7)。次に、本
スキャン(S9)において、3次元データの計測を行
い、3次元データが欠損するスキャン角度を記憶させて
おき(S12)、その角度において回転台の回転を行っ
て(S16)、3次元データの自動修復を行う。
状を非接触計測する3次元計測装置において、3次元デ
ータ欠損の自動判別とデータの自動修復を図る。 【解決手段】 スリット状の反射光で成る画像データを
ベクトル変換する手段と、ベクトル変換した画像データ
の連続性を判別する判別手段とを備え、予備スキャン
(S1)において、各スキャン毎にスリット画像をベク
トル変換して得られたベクトルの連続性を調べ(S
2)、スリット画像が連続でない場合(S2においてN
O)、スリット画像が連続となるまで被写体の載置され
た回転台を回転させる(S5,S6、S7)。次に、本
スキャン(S9)において、3次元データの計測を行
い、3次元データが欠損するスキャン角度を記憶させて
おき(S12)、その角度において回転台の回転を行っ
て(S16)、3次元データの自動修復を行う。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体にスリット光
などの光を照射して物体の形状を非接触で計測する3次
元計測装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、スリット光投影を行う光切断
法による非接触タイプの3次元計測装置が知られてい
る。非接触型の3次元計測装置は、接触型に比べて高速
の計測が可能であることから、CGシステムやCADシ
ステムへのデータ入力、身体計測、ロボットの視覚認識
などに利用されている。 【0003】この3次元計測に好適な計測方法として知
られているスリット光投影法(光切断法ともいう)は、
物体(被写体)を光学的に走査(スキャン)して3次元
画像いわゆる距離画像を得る方法であり、特定の検出光
を照射して物体を撮影する能動的計測方法の一種であ
る。そして、物体は奥側の回転テーブル台に載置され、
適宜、物体を回転させながら、手前側に固定されている
撮像手段により物体の形状測定が行われる。3次元画像
は、物体上の複数の部位の3次元位置を示す画素の集合
である。スリット光投影法では、検出光として断面が直
線状のスリット光が用いられる。 【0004】図21はスリット光投影法の概要を示し、
図22はスリット光投影法による計測の原理を示す。計
測対象である物体Qに断面が細い帯状のスリット光Uを
照射し、その反射光を例えば2次元イメージセンサの撮
像面S2に入射させる〔図21(a)〕。物体Qの照射
部分が平坦であれば、撮影像であるスリット画像は直線
になる〔図21(b)〕。照射部分に凹凸があれば、ス
リット光Uを照射する方向と反射光を受光する方向が異
なるため、スリット画像は照射部分の凹凸を反映して、
直線が曲がったり階段状になったりする像となる〔図2
1(c)〕。つまり、計測装置と物体Qとの距離の大小
が撮像面S2における反射光の入射位置に反映する〔図
21(d)〕。スリット光Uをその幅方向に偏向するこ
とにより、受光側から見える範囲の物体表面を走査して
物体表面の3次元位置をサンプリングすることができ
る。サンプリング点数はイメージセンサの画素数に依存
する。 【0005】図22において、投光の起点Aと受光系の
レンズの主点Oとを結ぶ基線AOが受光軸と垂直になる
ように、投光系と受光系とが配置されている。受光軸は
撮像面S2に対して垂直である。なお、レンズの主点と
は、有限遠の被写体の像が撮像面S2に結像したとき
の、いわゆる像距離(image distance)bだけ撮像面S
2から離れた受光軸上の点である。像距離bは、受光系
の焦点距離fとピント調整のためのレンズ繰出し量との
和である。 【0006】主点Oを3次元直交座標系の原点とする。
受光軸がZ軸、基線AOがY軸、スリット光の長さ方向
がX軸である。スリット光Uが物体上の点P(X,Y,
Z)を照射したときの投光軸と投光基準面(受光軸と平
行な投光面)との角度をθa、受光角をθpとすると、
点Pの座標Zは(1)式で表される。 【0007】 基線長L=L1+L2=Z×tanθa+Z×tanθp ∴ Z=L/(tanθa+tanθp) …(1) なお、受光角θpとは、点Pと主点Oとを結ぶ直線と、
受光軸を含む平面(受光軸平面)とのなす角度である。 【0008】撮像倍率βは、β=b/Zであるので、撮
像面S2の中心と受光画素とのX方向の距離をxp、Y
方向の距離をypとすると〔図22(a)参照〕、点P
の座標X,Yは、(2),(3)式で表される。 【0009】 X=xp/β …(2) Y=yp/β …(3) 角度θaはスリット光Uの偏向の角速度によって一義的
に決まる。受光角θpはtanθp=b/ypの関係か
ら算出できる。つまり、撮像面S2上での位置(xp,
yp)を測定することにより、そのときの角度θaに基
づいて点Pの3次元位置を求めることができる。 【0010】図22(c)のように受光系にズームレン
ズ群を設けた場合には、主点Oは後側主点H’となる。
後側主点H’と前側主点Hとの距離をMとすると、点P
の座標Zは(1B)式で表される。 【0011】 L=L1+L2=Z×tanθa+(Z−M)×tanθp ∴ Z=(L+M×tanθp)/(tanθa+tanθp) …(1B) 以上の原理のスリット光投影法による計測において、例
えばCCDセンサのように撮像面S2が有限個の画素か
らなる撮像手段を用いる場合には、計測の分解能が撮像
手段の画素ピッチに依存する。ただし、撮像面S2上で
のスリット光UのY方向(走査方向)の幅が複数画素分
となるようにスリット光Uを設定することにより、分解
能を高めることができる。 【0012】従来、このような計測装置では、物体(被
写体)を奥側の回転テーブル台に載置し、被写体を回転
させながら、手前側に固定されている撮像手段で物体の
形状を測定している。 【0013】また、他の従来例として、分解能を2次元
画像の下にバー表示するのが知られている。測定中に表
示された分解能に対し、ユーザが不満であると判断した
場合、長焦点レンズを介して高倍率の画像データとする
ことにより、対象物の形状に適した精度で画像データが
生成される。その際、被測定物体の載せられた回転台を
操作して、視野領域を複数の領域に分割して測定される
(特開平7−174537号公報参照)。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光切断
方式において物体が複雑な形状であると、スリット光が
被写体に当らない場合、あるいは、物体からの反射光が
反射光の光路上にある物体の一部に遮られて読み取れな
い場合が発生する。このため、1回の走査中に陰の部
分、すなわち3次元データが欠損する部分が現れるとい
う問題がある。従来は手動により物体を動かして対処し
ており、自動認識することは困難である。光切断方式に
より3次元形状を認識させる場合、複雑な物体形状にお
ける死角(陰)部分の発生は避けられず、死角部分を手
動によらずに効率よく形状認識する技術は必要不可欠で
あり、その実現が望まれていた。 【0015】本発明は、上記の課題を解消するものであ
って、走査中に3次元データが欠損する部分が現れた場
合、自動でその部分を見つけ出し、欠損した部分のデー
タを自動的に修復することが可能な3次元計測装置を提
供することにある。 【0016】 【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、請求項1の発明は、スリット光を投影して被写体
を光学的に走査するための投影手段と、この投影手段に
より被写体に投影されたスリット光の被写体からの反射
光を受光する受光手段と、被写体を載置するための回転
台と、この回転台を回転させる駆動機構とを備え、被写
体の形状を非接触で計測する3次元計測装置において、
受光手段で受光したスリット状の反射光で成る2次元画
像データをベクトル変換する手段と、ベクトル変換した
画像データの連続性を判別する判別手段とを備え、スリ
ット光による走査毎に、得られた画像データをベクトル
変換する手段によりベクトル変換し、このベクトル変換
された画像データの連続性を判別手段により判別し、連
続性が欠如していると判別された場合に、そのスリット
光の走査位置において駆動機構により回転台を回転させ
ることで被写体を回転させ、再度、前記スリット光の投
影及び投影光の反射光の受光を行うものである。 【0017】上記構成においては、スリット光による反
射光の2次元画像をベクトル変換し、このベクトル変換
されたデータから、データの連続性、つまり3次元デー
タの欠損の有無を自動判別し、連続性がない部分につい
て連続性が達成できるように被写体を載置している回転
台を駆動機構により回転させ、再度スリット光の投影及
び投影光の反射光を受光し、それにより欠損部分の無い
3次元データを自動で採取することができる。 【0018】 【発明の実施の形態】図1は本発明に係る計測システム
1の構成を示す。計測システム1は、スリット光投影法
によって立体計測を行う3次元カメラ(レンジファイン
ダ)2と、3次元カメラ2の出力データを処理するホス
ト3と、被写体である物体Qを回転させる回転台5とか
ら構成されている。 【0019】3次元カメラ2は、物体Q上の複数のサン
プリング点の3次元位置を特定する計測データ(スリッ
ト画像データ)とともに、物体Qのカラー情報を示す2
次元画像及びキャリブレーションに必要なデータを出力
する。三角測量法を用いてサンプリング点の座標を求め
る演算処理はホスト3が担う。 【0020】ホスト3は、CPU3a、ディスプレイ3
b、キーボード3c、及びマウス3dなどから構成され
たコンピュータシステムである。CPU3aには計測デ
ータ処理のためのソフトウェアが組み込まれている。ホ
スト3と3次元カメラ2との間では、オンライン及び可
搬型の記録メディア4によるオフラインの両方の形態の
データ受渡しが可能であり、ホスト3と回転台5との間
では、オンラインの形態のデータ受渡しが可能である。
記録メディア4としては、光磁気ディスク(MO)、ミ
ニディスク(MD)、メモリカードなどがある。 【0021】図2は3次元カメラ2の外観を示す。ハウ
ジング20の前面に投光窓20a及び受光窓20bが設
けられている。投光窓20aは受光窓20bに対して上
側に位置する。内部の光学ユニットOUが射出するスリ
ット光(所定幅wの帯状のレーザビーム)Uは、投光窓
20aを通って計測対象の物体(被写体)に向かう。ス
リット光Uの長さ方向M1の放射角度φは固定である。
物体の表面で反射したスリット光Uの一部が受光窓20
bを通って光学ユニットOUに入射する。なお、光学ユ
ニットOUは、投光軸と受光軸との相対関係を適正化す
るための2軸調整機構を備えている。 【0022】ハウジング20の上面には、ズーミングボ
タン25a,25b、手動フォーカシングボタン26
a,26b、及びシャッタボタン27が設けられてい
る。図2(b)のように、ハウジング20の背面には、
液晶ディスプレイ21、カーソルボタン22、セレクト
ボタン23、キャンセルボタン24、アナログ出力端子
31,32、デジタル出力端子33、及び記録メディア
4の着脱口30aが設けられている。 【0023】液晶ディスプレイ21(LCD)は、操作
画面の表示手段及び電子ファインダとして用いられる。
撮影者は背面の各ボタン22〜24によって撮影モード
の設定を行うことができる。アナログ出力端子31から
は計測データが出力され、アナログ出力端子31からは
2次元画像信号が例えばNTSC形式で出力される。デ
ジタル出力端子33は例えばSCSI端子である。 【0024】図3は3次元カメラ2の機能構成を示す。
図中の実線矢印は電気信号の流れを示し、破線矢印は光
の流れを示している。3次元カメラ2は、上述の光学ユ
ニットOUを構成する投光側及び受光側の2つの光学系
40(投影手段),50(受光手段)を有している。光
学系40において、半導体レーザ(LD)41が射出す
る波長670nmのレーザビームは、投光レンズ系42
を通過することによってスリット光Uとなり、ガルバノ
ミラー(走査手段)43によって偏向される。半導体レ
ーザ41のドライバ44、投光レンズ系42の駆動系4
5、及びガルバノミラー43の駆動系46は、システム
コントローラ61によって制御される。 【0025】光学系50において、ズームユニット51
によって集光された光はビームスプリッタ52によって
分光される。半導体レーザ41の発振波長帯域の光は、
計測用のセンサ53に入射する。可視帯域の光は、モニ
タ用のカラーセンサ54に入射する。センサ53及びカ
ラーセンサ54は、どちらもCCDエリアセンサであ
る。ズームユニット51は内焦型であり、入射光の一部
がオートフォーカシング(AF)に利用される。AF機
能は、AFセンサ57とレンズコントローラ58とフォ
ーカシング駆動系59によって実現される。ズーミング
駆動系60は電動ズーミングのために設けられている。 【0026】センサ53による撮像情報は、ドライバ5
5からのクロックに同期して出力処理回路62へ転送さ
れる。出力処理回路62によってセンサ53の各画素毎
に対応する計測データが生成され、メモリ63,64に
格納される。その後、オペレータがデータ出力を指示す
ると、計測データは、SCSIコントローラ66又はN
TSC変換回路65によって所定形式でオンライン出力
され、又は記録メディア4に格納される。計測データの
オンライン出力には、アナログ出力端子31又はディジ
タル出力端子33が用いられる。カラーセンサ54によ
る撮像情報は、ドライバ56からのクロックに同期して
カラー処理回路67へ転送される。カラー処理を受けた
撮像情報は、NTSC変換回路70及びアナログ出力端
子32を経てオンライン出力され、又はディジタル画像
生成部68で量子化されてカラー画像メモリ69に格納
される。その後、カラー画像データがカラー画像メモリ
69からSCSIコントローラ66へ転送され、ディジ
タル出力端子33からオンライン出力され、又は計測デ
ータと対応づけて記録メディア4に格納される。なお、
カラー画像は、センサ53による距離画像と同一の画角
の像であり、ホスト3側におけるアプリケーション処理
に際して参考情報として利用される。カラー情報を利用
する処理としては、例えばカメラ視点の異なる複数組の
計測データを組み合わせて3次元形状モデルを生成する
処理、3次元形状モデルの不要の頂点を間引く処理など
がある。システムコントローラ61は、キャラクタジェ
ネレータ71に対して、LCD21の画面上に適切な文
字や記号を表示するための指示を与える。 【0027】図4は投光レンズ系42の構成を示す。投
光レンズ系42は、コリメータレンズ421、バリエー
タレンズ422、及びエキスパンダレンズ423の3つ
のレンズから構成されている。半導体レーザ41が射出
したレーザビームに対して、次の順序で適切なスリット
光Uを得るための光学的処理が行われる。まず、コリメ
ータレンズ421によってビームが平行化される。次に
バリエータレンズ422によってレーザビームのビーム
径が調整される。最後にエキスパンダレンズ423によ
ってビームがスリット長さ方向M1に拡げられる。 【0028】バリエータレンズ422は、撮影距離及び
撮影の画角に係わらず、センサ53に3以上の複数画素
分の幅のスリット光Uを入射させるために設けられてい
る。駆動系45は、システムコントローラ61の指示に
従って、センサ53上でのスリット光Uの幅wを一定に
保つようにバリエータレンズ422を移動させる。バリ
エータレンズ422と受光側のズームユニット51とは
連動する。 【0029】ガルバノミラー43による偏向の以前にス
リット長を拡げることにより、偏向の後で行う場合に比
べてスリット光Uの歪みを低減することができる。エキ
スパンダレンズ423を投光レンズ系42の最終段に配
置することにより、すなわちガルバノミラー43に近づ
けることにより、ガルバノミラー43を小型化すること
ができる。 【0030】図5は受光のためのズームユニット51の
模式構成を示す。ズームユニット51は、前側結像部5
15、バリエータ部514、コンペンセータ部513、
フォーカシング部512、後側結像部511、及び入射
光の一部をAFセンサ57に導くビームスプリッタ51
6から構成されている。前側結像部515及び後側結像
部511は、光軸に対して固定である。 【0031】フォーカシング部512の移動はフォーカ
シング駆動系59が担い、バリエータ部514の移動は
ズーミング駆動系60が担う。フォーカシング駆動系5
9は、フォーカシング部512の移動距離(繰り出し
量)を指し示すフォーカシングエンコーダ59Aを備え
ている。ズーミング駆動系60は、バリエータ部514
の移動距離(ズーム刻み値)を指し示すズーミングエン
コーダ60Aを備えている。 【0032】図6はビームスプリッタ52の模式構成を
示し、図7は計測用のセンサ53の受光波長を示し、図
8はモニタ用のカラーセンサ54の受光波長を示す。 【0033】ビームスプリッタ52は、色分解膜(ダイ
クロックミラー)521、色分解膜521を挟む2つの
プリズム522,523、プリズム522の射出面52
2bに設けられた赤外線カットフィルタ524、センサ
53の前面側に設けられた可視カットフィルタ525、
プリズム523の射出面523bに設けられた赤外線カ
ットフィルタ526、及びローパスフィルタ527,5
28から構成されている。 【0034】ズームユニット51から入射した光UC
は、ローパスフィルタ527、プリズム522を通って
色分解膜521に入射する。半導体レーザ41の発振帯
域の光U0は色分解膜521で反射し、プリズム522
の入射面522aで反射した後、射出面522bからセ
ンサ53に向かって射出する。プリズム522から射出
した光U0の内、赤外線カットフィルタ524及び可視
カットフィルタ525を透過した光がセンサ53によっ
て受光される。一方、色分解膜521を透過した光C0
は、プリズム523を通って射出面523bからカラー
センサ54に向かって射出する。プリズム523から射
出した光C0の内、赤外線カットフィルタ526及びロ
ーパスフィルタ528を透過した光がカラーセンサ54
によって受光される。 【0035】図7において、破線で示されるように色分
解膜521は、スリット光の波長(λ:670nm)を
含む比較的に広範囲の波長帯域の光を反射する。つま
り、色分解膜521の波長選択性は、スリット光のみを
選択的にセンサ53に入射させる上で不十分である。し
かし、ビームスプリッタ52では、鎖線で示される特性
の赤外線カットフィルタ524と、実線で示される特性
の可視カットフィルタ525とが設けられているので、
最終的にセンサ53に入射する光は、図7において斜線
で示される狭い範囲の波長の光である。これにより、環
境光の影響の小さい、すなわち光学的SN比が大きい計
測を実現することができる。 【0036】一方、カラーセンサ54には、図8に実線
で示される特性の赤外線カットフィルタ528によっ
て、破線で示される特性の色分解膜521を透過した赤
外帯域の光が遮断されるので、可視光のみが入射する。
これにより、モニタ画像の色再現性が高まる。 【0037】なお、赤外線カットフィルタ524及び可
視カットフィルタ525の2個のフィルタを用いる代わ
りに、赤外線及び可視光を遮断する特性をもつ1個のフ
ィルタを用いてもよい。赤外線カットフィルタ524及
び可視カットフィルタ525の両方をプリズム522の
側に設けてもよいし、逆に両方のフィルタをセンサ53
の側に設けてもよい。図6の例とは逆に、可視カットフ
ィルタ525をプリズム522の側に設け、赤外線カッ
トフィルタ524をセンサ53の側に設けてもよい。 【0038】次に、光学ユニットOUに備えられた2軸
調整機構について図9乃至図13を参照して説明する。
図9に示すように、光学ユニットOUは、投影手段であ
る光学系40と受光手段である光学系50とが、ブラケ
ット211,212に取り付けられて構成されている。
これら2つのブラケット211,212は、Y方向軸で
ある第2回転軸AX2を中心に互いに回転可能に連結さ
れている。光学系40は、ブラケット211に対して、
Z方向軸である第1回転軸AX1を中心に回転可能に取
り付けられている。光学系50はブラケット212に固
定されている。第1回転軸AX1は受光光学系50の受
光軸AX3と平行となるように調整される。 【0039】図10乃至図12に示すように、各ブラケ
ット211,212は、その側面視が略L字形を呈して
おり、それぞれ水平板部211a,212aの外面が互
いに接触した状態で回転可能である。すなわち、水平板
部212aに設けられた穴215にはカラー216が回
転可能に嵌め込まれ、そのカラー216はボルト217
によって水平板部211aに固定されている。ボルト2
17は、頭部にネジ穴が設けられており、図示しない有
底筒状のキャップが頭部に被せられた後、そのキャップ
の中央に設けられた穴を貫通して頭部のネジ穴に螺合す
るボルトによって固定され、これによってボルト217
の頭部が覆われている。なお、ボルト217の頭部には
回転係合用の溝が設けられている。 【0040】水平板部212aの突出端部218に設け
られたネジ穴には、回転角度位置を調整するための調整
ボルト219が螺合している。調整ボルト219の先端
部は、水平板部211aにボルト221により取り付け
られたカラー222の周面に当接する。そのボルト22
1と水平板部212aに取り付けられたボルト223と
の間には引張りバネ224が装着されており、これによ
って、水平板部211a,212aの間において、調整
ボルト219の先端部がカラー222に当接する方向に
互いに付勢されている。したがって、調整ボルト219
を回転させてその軸方向位置を調整することにより、第
2回転軸AX2を中心としてブラケット211とブラケ
ット212との相対的な回転角度位置が調整される。調
整ボルト219の調整後は、調整ボルト219をロック
ナット220で固定するとともに、水平板部212aに
設けられた3つの長穴225を貫通して水平板部211
aのネジ穴に螺合する3つのボルト226を締めること
によって、両水平板部211a,212a間を固定す
る。 【0041】光学系40のハウジングの背面部には軸部
材231が取り付けられており、この軸部材231が、
ブラケット211の垂直板部に第1回転軸AX1を中心
に設けられた軸穴232に回転可能に嵌め込まれてい
る。第1回転軸AX1を中心とする光学系40の回転角
度位置を調整した後、光学系40のハウジングに設けら
れた穴を貫通してブラケット211に設けられたネジ穴
に螺合する図示しない複数のボルトを締めることによっ
て、光学系40がブラケット211に固定される。ブラ
ケット212には取付け板213がボルトで固定されて
おり、取付け板213が光学ユニットOUのケーシング
に取り付けられている。 【0042】なお、投光光学系40における投光の起点
Aと受光光学系50のレンズの主点O(後側主点H’)
とを結ぶ基線AOは、受光軸AX3と垂直である。撮像
面S2は屈折した受光軸AX3に対して垂直である。 【0043】次に、第1回転軸AX1及び第2回転軸A
X2の調整方法について説明する。図13(a)に示す
スクリーンSCRは、受光軸AX3上の前方において受
光軸AX3と垂直に配置されている。まず、投光光学系
40からスクリーンSCR上に投影されたスリット光U
について、スリット光Uを走査したときに、走査の前後
におけるスリット光Uの左右の移動距離AL1,AL2
が互いに同一となるように、第2回転軸AX2を調整す
る。次に、図13(b)に示す撮像面S2上に受光され
るスリット光Uについて、その左右の位置BL1,BL
2が互いに同一となるように、つまりスリット光Uが撮
像面S2のX軸と平行になるように、第1回転軸AX1
を調整する。これらの調整を何回か繰り返す。 【0044】これらの調整によって、第1回転軸AX1
が受光軸AX3と平行となり、スリット光Uの走査方向
(偏向方向)が第2回転軸AX2の方向と一致する。し
たがって、光学系40と光学系50との位置関係の誤差
がなくなり、その補正を行わなくても精度のよい計測を
行うことができる。また、より良い精度を得るために補
正を行う場合でも、ズームユニット51においてズーミ
ングを行ってもその補正値を変更する必要がない。した
がって、補正のための演算処理が不要又は最小限でよ
く、その処理時間が極めて短くなる。 【0045】図14は計測システム1における3次元位
置の算出の原理を示す。同図では理解を容易にするた
め、図21及び図22と対応する要素には同一の符号を
付してある。 【0046】センサ53の撮像面S2上で複数画素分と
なる比較的に幅の広いスリット光Uを物体Qに照射す
る。具体的にはスリット光Uの幅を5画素分とする。ス
リット光Uは、サンプリング周期毎に撮像面S2上で1
画素ピッチpvだけ移動するように、図14の上から下
に向かって偏向され、それによって物体Qが走査され
る。サンプリング周期毎にセンサ53から1フレーム分
の光電変換情報が出力される。 【0047】撮像面S2の1つの画素gに注目すると、
走査中に行うN回のサンプリングの内の5回のサンプリ
ングにおいて有効な受光データが得られる。これら5回
分の受光データに対する補間演算によって注目画素gが
にらむ範囲の物体表面agをスリット光Uの光軸が通過
するタイミング(時間重心Npeak:注目画素gの受
光量が最大となる時刻)を求める。図14(b)の例で
は、n回目とその1つ前の(n−1)回目の間のタイミ
ングで受光量が最大である。求めたタイミングにおける
スリット光の照射方向と、注目画素に対するスリット光
の入射方向との関係に基づいて、物体Qの位置(座標)
を算出する。これにより、撮像面の画素ピッチpvで規
定される分解能より高い分解能の計測が可能となる。 【0048】注目画素gの受光量は物体Qの反射率に依
存する。しかし、5回のサンプリングの各受光量の相対
比は受光の絶対量に係わらず一定である。つまり、物体
色の濃淡は計測精度に影響しない。 【0049】本実施形態の計測システム1では、3次元
カメラ2がセンサ53の画素g毎に5回分の受光データ
を計測データとしてホスト3に出力し、ホスト3が計測
データに基づいて物体Qの座標を算出する。3次元カメ
ラ2の出力処理回路62(図3参照)は、各画素gに対
応した計測データの生成を担う。 【0050】図15は出力処理回路62のブロック構成
を示し、図16はセンサ53の読出し範囲を示す。出力
処理回路62は、センサ53の出力する各画素gの光電
変換信号を8ビットの受光データに変換するAD変換部
620、直列接続された4つのフレームディレイメモリ
621〜624、有効な5回分の受光データを記憶する
ための5つのメモリバンク625A〜E、受光データが
最大となるフレーム番号(サンプリング番号)FNを記
憶するためのメモリバンク625F、コンパレータ62
6、フレーム番号FNを指し示すジェネレータ627、
及びメモリバンク625A〜Fのアドレス指定などを行
う図示しないメモリ制御手段から構成されている。各メ
モリバンク625A〜Eは、計測のサンプリング点数
(つまり、センサ53の有効画素数)と同数の受光デー
タを記憶可能な容量を持つ。 【0051】4つのフレームディレイメモリ621〜6
24でデータ遅延を行うことにより、個々の画素gにつ
いて5フレーム分の受光データを同時にメモリバンク6
25A〜Eに格納することが可能になっている。なお、
センサ53における1フレームの読出しは、撮像面S2
の全体ではなく、高速化を図るために図16のように撮
像面S2の一部の有効受光領域(帯状画像)Aeのみを
対象に行われる。有効受光領域Aeはスリット光Uの偏
向に伴ってフレーム毎に1画素分だけシフトする。本実
施形態では、有効受光領域Aeのシフト方向の画素数は
32に固定されている。CCDエリアセンサの撮影像の
一部のみを読み出す手法は、特開平7−174536号
公報に開示されている。 【0052】AD変換部620は、1フレーム毎に32
ライン分の受光データD620を画素gの配列順にシリ
アルに出力する。各フレームディレイメモリ621〜6
24は、31(=32−1)ライン分の容量をもつFI
FOである。 【0053】AD変換部620から出力された注目画素
gの受光データD620は、2フレーム分だけ遅延され
た時点で、コンパレータ626によって、メモリバンク
625Cが記憶する注目画素gについての過去の受光デ
ータD620の最大値と比較される。遅延された受光デ
ータD620(フレームディレイメモリ622の出力)
が過去の最大値より大きい場合に、その時点のAD変換
部620の出力及び各フレームディレイメモリ621〜
624の出力が、メモリバンク625A〜Eにそれぞれ
格納され、メモリバンク625A〜Eの記憶内容が書換
えられる。これと同時にメモリバンク625Fには、メ
モリバンク625Cに格納する受光データD620に対
応したフレーム番号FNが格納される。 【0054】すなわち、n番目(n<N)のフレームで
注目画素gの受光量が最大になった場合には、メモリバ
ンク625Aに(n+2)番目のフレームのデータが格
納され、メモリバンク625Bに(n+1)番目のフレ
ームのデータが格納され、メモリバンク625Cにn番
目のフレームのデータが格納され、メモリバンク625
Dに(n−1)番目のフレームのデータが格納され、メ
モリバンク625Eに(n−2)番目のフレームのデー
タが格納され、メモリバンク625Fにnが格納され
る。 【0055】次に、3次元カメラ2及びホスト3の動作
を計測の手順と合わせて説明する。以下では、計測のサ
ンプリング点数を200×231とする。すなわち、撮
像面S2におけるスリット長さ方向の画素数は231で
あり、実質的なフレーム数Nも200である。 【0056】ユーザ(撮影者)は、LCD21が表示す
るカラーモニタ像を見ながら、カメラ位置と向きとを決
め、画角を設定する。その際、必要に応じてズーミング
操作を行う。3次元カメラ2ではカラーセンサ54に対
する絞り調整は行われず、電子シャッタ機能により露出
制御されたカラーモニタ像が表示される。これは、絞り
を開放状態とすることによってセンサ53の入射光量を
できるだけ多くするためである。 【0057】図17は3次元カメラ2におけるデータの
流れを示し、図18はホスト3におけるデータ及び信号
の流れを示し、図19は光学系の各点と物体Qとの関係
を示す。 【0058】ユーザによる画角選択操作(ズーミング)
に応じて、ズームユニット51のバリエータ部514の
移動が行われる。また、フォーカシング部512の移動
による手動又は自動のフォーカシングが行われる。フォ
ーカシングの過程でおおよその対物間距離d0 が測定さ
れる。 【0059】このような受光系のレンズ駆動に呼応し
て、投光側のバリエータレンズ422の移動量が図示し
ない演算回路によって算出され、算出結果に基づいてバ
リエータレンズ422の移動制御が行われる。 【0060】システムコントローラ61は、レンズコン
トローラ58を介して(図3,図5)、フォーカシング
エンコーダ59Aの出力(繰り出し量Ed)及びズーミ
ングエンコーダ60Aの出力(ズーム刻み値fp)を読
み込む。システムコントローラ61の内部において、歪
曲収差テーブルT1、主点位置テーブルT2、及び像距
離テーブルT3が参照され、繰り出し量Ed及びズーム
刻み値fpに対応した撮影条件データがホスト3へ出力
される。ここでの撮影条件データは、歪曲収差パラメー
タ(レンズ歪み補正係数d1,d2)、前側主点位置F
H、及び像距離bである。前側主点位置FHは、ズーム
ユニット51の前側端点Fと前側主点Hとの距離で表さ
れる。前側端点Fは固定であるので、前側主点位置FH
により前側主点Hを特定することができる。 【0061】システムコントローラ61は、半導体レー
ザ41の出力(レーザ強度)及びスリット光Uの偏向条
件(走査開始角、走査終了角、偏向角速度)を算定す
る。この算定方法を詳しく説明する。まず、おおよその
対物間距離d0 に平面物体が存在するものとして、セン
サ53の中央で反射光を受光するように投射角設定を行
う。以下で説明するレーザ強度の算定のためのパルス点
灯は、この設定された投射角で行う。 【0062】次に、レーザ強度を算定する。レーザ強度
の算定に際しては、人体を計測する場合があるので、安
全性に対する配慮が不可欠である。まず、最小強度LD
minでパルス点灯し、センサ53の出力を取り込む。
取り込んだ信号〔Son(LDmin)〕と適正レベル
Stypとの比を算出し、仮のレーザ強度LD1を、 LD1=LDmin×Styp/MAX〔Son(LD
min)〕 に設定する。 【0063】続いて、レーザ強度LD1で再びパルス点
灯し、センサ53の出力を取り込む。取り込んだ信号
〔Son(LD1)〕が適正レベルStyp又はそれに
近い値であれば、LD1をレーザ強度LDsと決める。
他の場合には、レーザ強度LD1とMAX〔Son(L
D1)〕とを用いて仮のレーザ強度LD1を設定し、セ
ンサ53の出力と適正レベルStypとを比較する。セ
ンサ53の出力が許容範囲内の値となるまで、レーザ強
度の仮設定と適否の確認とを繰り返す。なお、センサ5
3の出力の取り込みは、撮像面S2の全面を対象に行
う。これは、AFによる受動的な距離算出では、スリッ
ト光Uの受光位置を高精度に推定することが難しいため
である。センサ53におけるCCDの積分時間は1フィ
ールド時間(例えば1/60秒)であり、実際の計測時
における積分時間より長い。このため、パルス点灯を行
うことにより、計測時と等価なセンサ出力を得る。 【0064】次に、投射角と、レーザ強度が決定したと
きのスリット光Uの受光位置から、三角測量により対物
間距離dを決定する。最後に、決定された対物間距離d
に基づいて、偏向条件を算出する。偏向条件の算定に際
しては、対物間距離dの測距基準点である受光系の後側
主点H’と投光の起点AとのZ方向(図22参照)のオ
フセットdoffを考慮する。また、走査方向の端部に
おいても中央部と同様の計測可能距離範囲d’を確保す
るため、所定量(例えば8画素分)のオーバースキャン
を行うようにする。走査開始角th1、走査終了角th
2、偏向角速度ωは、次式で表される。 【0065】th1=tan−1〔(β×pv×(np
/2+8)+L)/(d+doff)〕×180/π th2=tan−1〔(−β×pv×(np/2+8)
+L)/(d+doff)〕×180/π ω=(th1−th2)/np β:撮像倍率(=d/実効焦点距離freal) pv:画素ピッチ np:撮像面S2のY方向の有効画素数 L:基線長 【0066】このようにして算出された条件で次に本発
光に移り、物体Qの走査(スリット投影)が行われ、上
述の出力処理回路52によって得られた1画素当たり5
フレーム分の計測データ(スリット画像データ)D62
がホスト3へ送られる。同時に、偏向条件(偏向制御デ
ータ)及びセンサ53の仕様などを示す装置情報D10
も、ホスト3へ送られる。表1は3次元カメラ2がホス
ト3へ送る主なデータをまとめたものである。 【0067】 【表1】 【0068】図18に示すように、ホスト3において
は、スリット重心演算(#31)、歪曲収差の補正演算
(#32)、カメラ視線方程式の演算(#33)、スリ
ット面方程式の演算(#34)、及び3次元位置演算#
35が実行され、それによって200×231個のサン
プリング点の3次元位置(座標X,Y,Z)が算定され
る。サンプリング点はカメラ視線(サンプリング点と後
側主点H’とを結ぶ直線)とスリット面(サンプリング
点を照射するスリット光Uの光軸面)との交点である。 【0069】スリット光Uの時間重心Npeak(図1
4参照)は、各サンプリング時の受光データD(i)を
用いて(3)式で与えられる。 Npeak=n+Δn …(3) Δn=〔−2×D(n−2)−D(n−1)+D(n+
1)+2×D(n+2)〕/ΣD(i) (i=n−2,n−1,n,n+1,n+2) 又は、 Δn=[−2×〔D〔n−2)−minD(i)〕−
〔D(n−1)−minD(i)〕+〔D(n+1)−
minD(i)〕+2×〔D(n+2)−minD
(i)〕]/ΣD(i) 5つの受光データの内の最小のデータminD(i)を
差し引いて加重平均を求めることにより、環境光の影響
を軽減することができる。 【0070】カメラ視線方程式は、(4)式及び(5)
式で表わされる。 (u−u0)=(xp)=(b/pu)×〔X/(Z−FH)〕 …(4) (v−v0)=(yp)=(b/pv)×〔Y/(Z−FH)〕 …(5) b:像距離 FH:前側主点位置 pu:撮像面における水平方向の画素ピッチ pv:撮像面における垂直方向の画素ピッチ u:撮像面における水平方向の画素位置 u0:撮像面における水平方向の中心画素位置 v:撮像面における垂直方向の画素位置 v0:撮像面における垂直方向の中心画素位置 【0071】スリット面方程式は、(6)式で表わされ
る。 【数1】 【0072】幾何収差は画角に依存する。歪はほぼ中心
画素を中心として対象に生じる。したがって、歪み量は
中心画素からの距離の関数で表される。ここでは、距離
の3次関数で近似する。2次の補正係数をd1、3次の
補正係数をd2とする。補正後の画素位置u’,v’は
(7)式及び(8)式で与えられる。 【0073】 u’=u+d1×t22×(u−u0)/t2+d2×t23×(u−u0) /t2 …(7) v’=v+d1×t22×(v−v0)/t2+d2×t23×(v−v0) /t2 …(8) t2=(t1)−2 t1=(u−u0)2+(v−v0)2 【0074】上述の(4)式及び(5)式において、u
に代えてu’を代入し、vに代えてv’を代入すること
により、歪曲収差を考慮した3次元位置を求めることが
できる。なお、キャリブレーションについては、電子情
報通信学会研究会資料PRU91-113[カメラの位置決め
のいらない画像の幾何学的補正]小野寺・金谷、電子情
報通信学会論文誌D-II vol. J74-D-II No.9 pp.1227-1
235,'91/9 [光学系の3次元モデルに基づくレンジファ
インダの高精度キャリブレーション法]植芝・吉見・大
島、などに詳しい開示がある。 【0075】上述の実施形態は、計測データD62に基
づいて3次元位置を算出する演算をホスト3が担うもの
であるが、3次元カメラ2に3次元位置を算出する演算
機能を設けてもよい。3次元位置をルックアップテーブ
ル方式で算定することも可能である。受光側の光学系5
0において、ズームユニット51に代えて交換レンズに
よって撮像倍率を変更してもよい。 【0076】次に、欠損部の無い3次元データを得る手
順について、図18及び図20を参照して説明する。ス
リット画像データにおける連続性の欠如の有無の判別を
もとに、3次元データ欠損部の自動検出が自動的に行わ
れ、適宜、回転台上の被写体の回転と3次元データの修
復動作が自動的に行なわれる。図18における実線はデ
ータの流れを、破線は信号の流れを示す。3次元データ
の計測は、スリット画像の連続性を調べる予備スキャン
と、これに引き続く3次元データを採取する本スキャン
によって行われる。予備スキャン時に、スリット画像デ
ータは3次元カメラの出力端子を介してベクトル変換
(#36)に常に送られている。 【0077】ここで、ベクトル変換と連続性の判別につ
いて説明する。ベクトル変換(#36)において、スリ
ット画像データの画素データの集合に対し、細線化の手
法による線図化、及び得られた線図化データに対する始
点及び終点の定義付けが行われ、スリット画像データが
ベクトル変換される。そして、連続性の判別(#37)
において、このべクトル変換された線図化データを用い
て連続性が判別される。連続性の判別(#37)は、全
ての始点と終点を有する線図(ベクトル)が互いに始点
と終点において連続してつながっているかどうかを評価
して、つながっていれば、スリット画像データが一本の
連続線になっていると判別する。この場合は、3次元デ
ータの欠損は無いと判断される。また、連続性の判別
(#37)において、スリット画像が途切れた線である
と認識される場合は、3次元データの欠損が生じると判
断される。 【0078】(予備スキャンにおける全てのスリット画
像が連続の場合)図20のフローチャートにおいて、予
備スキャンの一回目のスキャンが行われる(S1)。こ
の後、得られたスリット画像データについて、上記のベ
クトル変換(#36)によるベクトル変換の処理と連続
性の判別(#37)による連続性の判別が行われる。連
続性の判別(#37)において連続線であるとの判別結
果がえられた場合(S2においてYES)、スキャン終
了角度か否かが判断されて、終了角度ではない場合(S
3においてNO)、投光側の光学系40において次のス
キャン角度が設定され(S4)、予備スキャンの2回目
のスキャンが行われる(S1)。このようにして、全て
のスキャン角度においてスリット画像データが連続線と
判別された場合(全てのスキャンに対し、S2及びS3
においてYES)、投光側の光学系40においてスキャ
ン開始角度が設定され(S8)、本スキャンが実行さ
れ、3次元データの取得が行なわれる(S9)。この場
合は、被写体の回転と修復動作は必要なく、欠損部の無
い3次元データが得られる。 【0079】(予備スキャン中にスリット画像の不連続
が発生の場合)上記において、予備スキャン中にスリッ
ト画像の不連続が発生した場合(S2においてNO)、
スキャン動作を中止させる信号が3次元カメラ2に発信
されてスキャン動作は中止される。次に、回転台5を回
転する信号が回転台5に送られて回転台5が所定の角度
だけ回転する(S5)。続いて、そのスキャン角度にお
いて、予備スキャンが実行され(S6)、スリット画像
の連続性が判別され、、不連続であれば(S7において
NO)、連続と判別されるまで回転台5の回転と予備ス
キャンと連続性の判別がなされる。回転台5の角度設定
が、スリット画像の連続性が得られる状態になったとき
(S7においてYES)、投光側の光学系40において
スキャン開始角度が設定され(S8)、本スキャンの実
行が行われる。 【0080】(本スキャン)上記に続く本スキャンで
は、スリット画像の不連続が現れる可能性がある。そこ
で、本スキャンを実行して(S9)、連続性の判別を行
い、連続線でなければ(S10においてNO)そのスキ
ャン角度を所定のメモリに記憶させ(S12)、次のス
キャン角度を設定し(S13)、連続性の判別(#3
7)において連続線であるとの結果であれば(S10に
おいてYES)、そのまま次のスキャン角度を設定し
(S13)、その角度での本スキャン実行(S9)を行
い、スキャン終了角度まで本スキャンを実行する。次
に、上記スキャン角度を記憶させるメモリを参照して、
本スキャンにおけるスリット画像の不連続の発生の有無
を調べ、不連続性の発生がなければ3次元データの計測
は終了する(S14においてNO)。 【0081】(本スキャン中における不連続の発生)上
記スキャン角度を記憶させるメモリを参照して、本スキ
ャンにおけるスリット画像の不連続発生がある場合(S
14においてYES)、不連続の発生した全てのスキャ
ン角度について、回転台上の被写体の回転と3次元デー
タの修復動作を行う。まず、メモリに記憶された最初の
スキャン角度が投光側の光学系40において設定され
(S15)て、回転台5の所定角度の回転(S16)及
びスキャンが実行され(S17)、連続性の判別(#3
7)においてスリット画像の連続性が判別される(S1
8)。このスキャン角度においてスリット画像が不連続
であれば(S18においてNO)、再度、回転台の回転
とスキャンを行い、連続であれば(S18においてYE
S)次のスキャン角度について、同様に回転台の回転と
スキャンを行い、欠損した3次元データの修復を行う。
データの修復をすべきスキャン角度がなくなれば(S1
4においてNO)、3次元データの計測は終了する。上
述した欠損部の無い3次元データを得る手順における予
備スキャン及び本スキャンにおけるスリット画像の連続
性の判別、及びその判別結果に基づく回転台の回転と3
次元データの修復動作は、全て自動により行われる。 【0082】なお、本発明は、上記構成に限られること
なく種々の変形が可能である。例えば、自動で3次元デ
ータ計測中に、計測装置の操作者が介入してマニュアル
動作に移行し、再度全自動測定に復帰するようにしても
よい。また、予備スキャンと本スキャンとを区別して設
けることなく、本スキャンの中で適宜、スリット画像の
連続性の判別、及びその判別結果に基づく回転台の回転
と3次元データの修復動作を行ってもよい。 【0083】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、スリット
光による反射光の2次元画像をベクトル変換し、このベ
クトル変換されたデータから、データの連続性、つまり
3次元データの欠損の有無を自動判別し、連続性がない
部分について連続性が達成できるように被写体を載置し
ている回転台を駆動機構により回転させ、再度スリット
光の投影及び投影光の反射光を受光し、それにより欠損
部分の無い3次元データを自動で採取することができ
る。かくして、物体の形状が複雑であるなどの原因によ
り、検出光を照射する位置から影になる部分の物体上に
検出光が投影できない場合、あるいは、撮像位置から見
て陰になる部分からの反射光が測定できない場合が生じ
ても、自動で対処することが可能である。
などの光を照射して物体の形状を非接触で計測する3次
元計測装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、スリット光投影を行う光切断
法による非接触タイプの3次元計測装置が知られてい
る。非接触型の3次元計測装置は、接触型に比べて高速
の計測が可能であることから、CGシステムやCADシ
ステムへのデータ入力、身体計測、ロボットの視覚認識
などに利用されている。 【0003】この3次元計測に好適な計測方法として知
られているスリット光投影法(光切断法ともいう)は、
物体(被写体)を光学的に走査(スキャン)して3次元
画像いわゆる距離画像を得る方法であり、特定の検出光
を照射して物体を撮影する能動的計測方法の一種であ
る。そして、物体は奥側の回転テーブル台に載置され、
適宜、物体を回転させながら、手前側に固定されている
撮像手段により物体の形状測定が行われる。3次元画像
は、物体上の複数の部位の3次元位置を示す画素の集合
である。スリット光投影法では、検出光として断面が直
線状のスリット光が用いられる。 【0004】図21はスリット光投影法の概要を示し、
図22はスリット光投影法による計測の原理を示す。計
測対象である物体Qに断面が細い帯状のスリット光Uを
照射し、その反射光を例えば2次元イメージセンサの撮
像面S2に入射させる〔図21(a)〕。物体Qの照射
部分が平坦であれば、撮影像であるスリット画像は直線
になる〔図21(b)〕。照射部分に凹凸があれば、ス
リット光Uを照射する方向と反射光を受光する方向が異
なるため、スリット画像は照射部分の凹凸を反映して、
直線が曲がったり階段状になったりする像となる〔図2
1(c)〕。つまり、計測装置と物体Qとの距離の大小
が撮像面S2における反射光の入射位置に反映する〔図
21(d)〕。スリット光Uをその幅方向に偏向するこ
とにより、受光側から見える範囲の物体表面を走査して
物体表面の3次元位置をサンプリングすることができ
る。サンプリング点数はイメージセンサの画素数に依存
する。 【0005】図22において、投光の起点Aと受光系の
レンズの主点Oとを結ぶ基線AOが受光軸と垂直になる
ように、投光系と受光系とが配置されている。受光軸は
撮像面S2に対して垂直である。なお、レンズの主点と
は、有限遠の被写体の像が撮像面S2に結像したとき
の、いわゆる像距離(image distance)bだけ撮像面S
2から離れた受光軸上の点である。像距離bは、受光系
の焦点距離fとピント調整のためのレンズ繰出し量との
和である。 【0006】主点Oを3次元直交座標系の原点とする。
受光軸がZ軸、基線AOがY軸、スリット光の長さ方向
がX軸である。スリット光Uが物体上の点P(X,Y,
Z)を照射したときの投光軸と投光基準面(受光軸と平
行な投光面)との角度をθa、受光角をθpとすると、
点Pの座標Zは(1)式で表される。 【0007】 基線長L=L1+L2=Z×tanθa+Z×tanθp ∴ Z=L/(tanθa+tanθp) …(1) なお、受光角θpとは、点Pと主点Oとを結ぶ直線と、
受光軸を含む平面(受光軸平面)とのなす角度である。 【0008】撮像倍率βは、β=b/Zであるので、撮
像面S2の中心と受光画素とのX方向の距離をxp、Y
方向の距離をypとすると〔図22(a)参照〕、点P
の座標X,Yは、(2),(3)式で表される。 【0009】 X=xp/β …(2) Y=yp/β …(3) 角度θaはスリット光Uの偏向の角速度によって一義的
に決まる。受光角θpはtanθp=b/ypの関係か
ら算出できる。つまり、撮像面S2上での位置(xp,
yp)を測定することにより、そのときの角度θaに基
づいて点Pの3次元位置を求めることができる。 【0010】図22(c)のように受光系にズームレン
ズ群を設けた場合には、主点Oは後側主点H’となる。
後側主点H’と前側主点Hとの距離をMとすると、点P
の座標Zは(1B)式で表される。 【0011】 L=L1+L2=Z×tanθa+(Z−M)×tanθp ∴ Z=(L+M×tanθp)/(tanθa+tanθp) …(1B) 以上の原理のスリット光投影法による計測において、例
えばCCDセンサのように撮像面S2が有限個の画素か
らなる撮像手段を用いる場合には、計測の分解能が撮像
手段の画素ピッチに依存する。ただし、撮像面S2上で
のスリット光UのY方向(走査方向)の幅が複数画素分
となるようにスリット光Uを設定することにより、分解
能を高めることができる。 【0012】従来、このような計測装置では、物体(被
写体)を奥側の回転テーブル台に載置し、被写体を回転
させながら、手前側に固定されている撮像手段で物体の
形状を測定している。 【0013】また、他の従来例として、分解能を2次元
画像の下にバー表示するのが知られている。測定中に表
示された分解能に対し、ユーザが不満であると判断した
場合、長焦点レンズを介して高倍率の画像データとする
ことにより、対象物の形状に適した精度で画像データが
生成される。その際、被測定物体の載せられた回転台を
操作して、視野領域を複数の領域に分割して測定される
(特開平7−174537号公報参照)。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光切断
方式において物体が複雑な形状であると、スリット光が
被写体に当らない場合、あるいは、物体からの反射光が
反射光の光路上にある物体の一部に遮られて読み取れな
い場合が発生する。このため、1回の走査中に陰の部
分、すなわち3次元データが欠損する部分が現れるとい
う問題がある。従来は手動により物体を動かして対処し
ており、自動認識することは困難である。光切断方式に
より3次元形状を認識させる場合、複雑な物体形状にお
ける死角(陰)部分の発生は避けられず、死角部分を手
動によらずに効率よく形状認識する技術は必要不可欠で
あり、その実現が望まれていた。 【0015】本発明は、上記の課題を解消するものであ
って、走査中に3次元データが欠損する部分が現れた場
合、自動でその部分を見つけ出し、欠損した部分のデー
タを自動的に修復することが可能な3次元計測装置を提
供することにある。 【0016】 【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、請求項1の発明は、スリット光を投影して被写体
を光学的に走査するための投影手段と、この投影手段に
より被写体に投影されたスリット光の被写体からの反射
光を受光する受光手段と、被写体を載置するための回転
台と、この回転台を回転させる駆動機構とを備え、被写
体の形状を非接触で計測する3次元計測装置において、
受光手段で受光したスリット状の反射光で成る2次元画
像データをベクトル変換する手段と、ベクトル変換した
画像データの連続性を判別する判別手段とを備え、スリ
ット光による走査毎に、得られた画像データをベクトル
変換する手段によりベクトル変換し、このベクトル変換
された画像データの連続性を判別手段により判別し、連
続性が欠如していると判別された場合に、そのスリット
光の走査位置において駆動機構により回転台を回転させ
ることで被写体を回転させ、再度、前記スリット光の投
影及び投影光の反射光の受光を行うものである。 【0017】上記構成においては、スリット光による反
射光の2次元画像をベクトル変換し、このベクトル変換
されたデータから、データの連続性、つまり3次元デー
タの欠損の有無を自動判別し、連続性がない部分につい
て連続性が達成できるように被写体を載置している回転
台を駆動機構により回転させ、再度スリット光の投影及
び投影光の反射光を受光し、それにより欠損部分の無い
3次元データを自動で採取することができる。 【0018】 【発明の実施の形態】図1は本発明に係る計測システム
1の構成を示す。計測システム1は、スリット光投影法
によって立体計測を行う3次元カメラ(レンジファイン
ダ)2と、3次元カメラ2の出力データを処理するホス
ト3と、被写体である物体Qを回転させる回転台5とか
ら構成されている。 【0019】3次元カメラ2は、物体Q上の複数のサン
プリング点の3次元位置を特定する計測データ(スリッ
ト画像データ)とともに、物体Qのカラー情報を示す2
次元画像及びキャリブレーションに必要なデータを出力
する。三角測量法を用いてサンプリング点の座標を求め
る演算処理はホスト3が担う。 【0020】ホスト3は、CPU3a、ディスプレイ3
b、キーボード3c、及びマウス3dなどから構成され
たコンピュータシステムである。CPU3aには計測デ
ータ処理のためのソフトウェアが組み込まれている。ホ
スト3と3次元カメラ2との間では、オンライン及び可
搬型の記録メディア4によるオフラインの両方の形態の
データ受渡しが可能であり、ホスト3と回転台5との間
では、オンラインの形態のデータ受渡しが可能である。
記録メディア4としては、光磁気ディスク(MO)、ミ
ニディスク(MD)、メモリカードなどがある。 【0021】図2は3次元カメラ2の外観を示す。ハウ
ジング20の前面に投光窓20a及び受光窓20bが設
けられている。投光窓20aは受光窓20bに対して上
側に位置する。内部の光学ユニットOUが射出するスリ
ット光(所定幅wの帯状のレーザビーム)Uは、投光窓
20aを通って計測対象の物体(被写体)に向かう。ス
リット光Uの長さ方向M1の放射角度φは固定である。
物体の表面で反射したスリット光Uの一部が受光窓20
bを通って光学ユニットOUに入射する。なお、光学ユ
ニットOUは、投光軸と受光軸との相対関係を適正化す
るための2軸調整機構を備えている。 【0022】ハウジング20の上面には、ズーミングボ
タン25a,25b、手動フォーカシングボタン26
a,26b、及びシャッタボタン27が設けられてい
る。図2(b)のように、ハウジング20の背面には、
液晶ディスプレイ21、カーソルボタン22、セレクト
ボタン23、キャンセルボタン24、アナログ出力端子
31,32、デジタル出力端子33、及び記録メディア
4の着脱口30aが設けられている。 【0023】液晶ディスプレイ21(LCD)は、操作
画面の表示手段及び電子ファインダとして用いられる。
撮影者は背面の各ボタン22〜24によって撮影モード
の設定を行うことができる。アナログ出力端子31から
は計測データが出力され、アナログ出力端子31からは
2次元画像信号が例えばNTSC形式で出力される。デ
ジタル出力端子33は例えばSCSI端子である。 【0024】図3は3次元カメラ2の機能構成を示す。
図中の実線矢印は電気信号の流れを示し、破線矢印は光
の流れを示している。3次元カメラ2は、上述の光学ユ
ニットOUを構成する投光側及び受光側の2つの光学系
40(投影手段),50(受光手段)を有している。光
学系40において、半導体レーザ(LD)41が射出す
る波長670nmのレーザビームは、投光レンズ系42
を通過することによってスリット光Uとなり、ガルバノ
ミラー(走査手段)43によって偏向される。半導体レ
ーザ41のドライバ44、投光レンズ系42の駆動系4
5、及びガルバノミラー43の駆動系46は、システム
コントローラ61によって制御される。 【0025】光学系50において、ズームユニット51
によって集光された光はビームスプリッタ52によって
分光される。半導体レーザ41の発振波長帯域の光は、
計測用のセンサ53に入射する。可視帯域の光は、モニ
タ用のカラーセンサ54に入射する。センサ53及びカ
ラーセンサ54は、どちらもCCDエリアセンサであ
る。ズームユニット51は内焦型であり、入射光の一部
がオートフォーカシング(AF)に利用される。AF機
能は、AFセンサ57とレンズコントローラ58とフォ
ーカシング駆動系59によって実現される。ズーミング
駆動系60は電動ズーミングのために設けられている。 【0026】センサ53による撮像情報は、ドライバ5
5からのクロックに同期して出力処理回路62へ転送さ
れる。出力処理回路62によってセンサ53の各画素毎
に対応する計測データが生成され、メモリ63,64に
格納される。その後、オペレータがデータ出力を指示す
ると、計測データは、SCSIコントローラ66又はN
TSC変換回路65によって所定形式でオンライン出力
され、又は記録メディア4に格納される。計測データの
オンライン出力には、アナログ出力端子31又はディジ
タル出力端子33が用いられる。カラーセンサ54によ
る撮像情報は、ドライバ56からのクロックに同期して
カラー処理回路67へ転送される。カラー処理を受けた
撮像情報は、NTSC変換回路70及びアナログ出力端
子32を経てオンライン出力され、又はディジタル画像
生成部68で量子化されてカラー画像メモリ69に格納
される。その後、カラー画像データがカラー画像メモリ
69からSCSIコントローラ66へ転送され、ディジ
タル出力端子33からオンライン出力され、又は計測デ
ータと対応づけて記録メディア4に格納される。なお、
カラー画像は、センサ53による距離画像と同一の画角
の像であり、ホスト3側におけるアプリケーション処理
に際して参考情報として利用される。カラー情報を利用
する処理としては、例えばカメラ視点の異なる複数組の
計測データを組み合わせて3次元形状モデルを生成する
処理、3次元形状モデルの不要の頂点を間引く処理など
がある。システムコントローラ61は、キャラクタジェ
ネレータ71に対して、LCD21の画面上に適切な文
字や記号を表示するための指示を与える。 【0027】図4は投光レンズ系42の構成を示す。投
光レンズ系42は、コリメータレンズ421、バリエー
タレンズ422、及びエキスパンダレンズ423の3つ
のレンズから構成されている。半導体レーザ41が射出
したレーザビームに対して、次の順序で適切なスリット
光Uを得るための光学的処理が行われる。まず、コリメ
ータレンズ421によってビームが平行化される。次に
バリエータレンズ422によってレーザビームのビーム
径が調整される。最後にエキスパンダレンズ423によ
ってビームがスリット長さ方向M1に拡げられる。 【0028】バリエータレンズ422は、撮影距離及び
撮影の画角に係わらず、センサ53に3以上の複数画素
分の幅のスリット光Uを入射させるために設けられてい
る。駆動系45は、システムコントローラ61の指示に
従って、センサ53上でのスリット光Uの幅wを一定に
保つようにバリエータレンズ422を移動させる。バリ
エータレンズ422と受光側のズームユニット51とは
連動する。 【0029】ガルバノミラー43による偏向の以前にス
リット長を拡げることにより、偏向の後で行う場合に比
べてスリット光Uの歪みを低減することができる。エキ
スパンダレンズ423を投光レンズ系42の最終段に配
置することにより、すなわちガルバノミラー43に近づ
けることにより、ガルバノミラー43を小型化すること
ができる。 【0030】図5は受光のためのズームユニット51の
模式構成を示す。ズームユニット51は、前側結像部5
15、バリエータ部514、コンペンセータ部513、
フォーカシング部512、後側結像部511、及び入射
光の一部をAFセンサ57に導くビームスプリッタ51
6から構成されている。前側結像部515及び後側結像
部511は、光軸に対して固定である。 【0031】フォーカシング部512の移動はフォーカ
シング駆動系59が担い、バリエータ部514の移動は
ズーミング駆動系60が担う。フォーカシング駆動系5
9は、フォーカシング部512の移動距離(繰り出し
量)を指し示すフォーカシングエンコーダ59Aを備え
ている。ズーミング駆動系60は、バリエータ部514
の移動距離(ズーム刻み値)を指し示すズーミングエン
コーダ60Aを備えている。 【0032】図6はビームスプリッタ52の模式構成を
示し、図7は計測用のセンサ53の受光波長を示し、図
8はモニタ用のカラーセンサ54の受光波長を示す。 【0033】ビームスプリッタ52は、色分解膜(ダイ
クロックミラー)521、色分解膜521を挟む2つの
プリズム522,523、プリズム522の射出面52
2bに設けられた赤外線カットフィルタ524、センサ
53の前面側に設けられた可視カットフィルタ525、
プリズム523の射出面523bに設けられた赤外線カ
ットフィルタ526、及びローパスフィルタ527,5
28から構成されている。 【0034】ズームユニット51から入射した光UC
は、ローパスフィルタ527、プリズム522を通って
色分解膜521に入射する。半導体レーザ41の発振帯
域の光U0は色分解膜521で反射し、プリズム522
の入射面522aで反射した後、射出面522bからセ
ンサ53に向かって射出する。プリズム522から射出
した光U0の内、赤外線カットフィルタ524及び可視
カットフィルタ525を透過した光がセンサ53によっ
て受光される。一方、色分解膜521を透過した光C0
は、プリズム523を通って射出面523bからカラー
センサ54に向かって射出する。プリズム523から射
出した光C0の内、赤外線カットフィルタ526及びロ
ーパスフィルタ528を透過した光がカラーセンサ54
によって受光される。 【0035】図7において、破線で示されるように色分
解膜521は、スリット光の波長(λ:670nm)を
含む比較的に広範囲の波長帯域の光を反射する。つま
り、色分解膜521の波長選択性は、スリット光のみを
選択的にセンサ53に入射させる上で不十分である。し
かし、ビームスプリッタ52では、鎖線で示される特性
の赤外線カットフィルタ524と、実線で示される特性
の可視カットフィルタ525とが設けられているので、
最終的にセンサ53に入射する光は、図7において斜線
で示される狭い範囲の波長の光である。これにより、環
境光の影響の小さい、すなわち光学的SN比が大きい計
測を実現することができる。 【0036】一方、カラーセンサ54には、図8に実線
で示される特性の赤外線カットフィルタ528によっ
て、破線で示される特性の色分解膜521を透過した赤
外帯域の光が遮断されるので、可視光のみが入射する。
これにより、モニタ画像の色再現性が高まる。 【0037】なお、赤外線カットフィルタ524及び可
視カットフィルタ525の2個のフィルタを用いる代わ
りに、赤外線及び可視光を遮断する特性をもつ1個のフ
ィルタを用いてもよい。赤外線カットフィルタ524及
び可視カットフィルタ525の両方をプリズム522の
側に設けてもよいし、逆に両方のフィルタをセンサ53
の側に設けてもよい。図6の例とは逆に、可視カットフ
ィルタ525をプリズム522の側に設け、赤外線カッ
トフィルタ524をセンサ53の側に設けてもよい。 【0038】次に、光学ユニットOUに備えられた2軸
調整機構について図9乃至図13を参照して説明する。
図9に示すように、光学ユニットOUは、投影手段であ
る光学系40と受光手段である光学系50とが、ブラケ
ット211,212に取り付けられて構成されている。
これら2つのブラケット211,212は、Y方向軸で
ある第2回転軸AX2を中心に互いに回転可能に連結さ
れている。光学系40は、ブラケット211に対して、
Z方向軸である第1回転軸AX1を中心に回転可能に取
り付けられている。光学系50はブラケット212に固
定されている。第1回転軸AX1は受光光学系50の受
光軸AX3と平行となるように調整される。 【0039】図10乃至図12に示すように、各ブラケ
ット211,212は、その側面視が略L字形を呈して
おり、それぞれ水平板部211a,212aの外面が互
いに接触した状態で回転可能である。すなわち、水平板
部212aに設けられた穴215にはカラー216が回
転可能に嵌め込まれ、そのカラー216はボルト217
によって水平板部211aに固定されている。ボルト2
17は、頭部にネジ穴が設けられており、図示しない有
底筒状のキャップが頭部に被せられた後、そのキャップ
の中央に設けられた穴を貫通して頭部のネジ穴に螺合す
るボルトによって固定され、これによってボルト217
の頭部が覆われている。なお、ボルト217の頭部には
回転係合用の溝が設けられている。 【0040】水平板部212aの突出端部218に設け
られたネジ穴には、回転角度位置を調整するための調整
ボルト219が螺合している。調整ボルト219の先端
部は、水平板部211aにボルト221により取り付け
られたカラー222の周面に当接する。そのボルト22
1と水平板部212aに取り付けられたボルト223と
の間には引張りバネ224が装着されており、これによ
って、水平板部211a,212aの間において、調整
ボルト219の先端部がカラー222に当接する方向に
互いに付勢されている。したがって、調整ボルト219
を回転させてその軸方向位置を調整することにより、第
2回転軸AX2を中心としてブラケット211とブラケ
ット212との相対的な回転角度位置が調整される。調
整ボルト219の調整後は、調整ボルト219をロック
ナット220で固定するとともに、水平板部212aに
設けられた3つの長穴225を貫通して水平板部211
aのネジ穴に螺合する3つのボルト226を締めること
によって、両水平板部211a,212a間を固定す
る。 【0041】光学系40のハウジングの背面部には軸部
材231が取り付けられており、この軸部材231が、
ブラケット211の垂直板部に第1回転軸AX1を中心
に設けられた軸穴232に回転可能に嵌め込まれてい
る。第1回転軸AX1を中心とする光学系40の回転角
度位置を調整した後、光学系40のハウジングに設けら
れた穴を貫通してブラケット211に設けられたネジ穴
に螺合する図示しない複数のボルトを締めることによっ
て、光学系40がブラケット211に固定される。ブラ
ケット212には取付け板213がボルトで固定されて
おり、取付け板213が光学ユニットOUのケーシング
に取り付けられている。 【0042】なお、投光光学系40における投光の起点
Aと受光光学系50のレンズの主点O(後側主点H’)
とを結ぶ基線AOは、受光軸AX3と垂直である。撮像
面S2は屈折した受光軸AX3に対して垂直である。 【0043】次に、第1回転軸AX1及び第2回転軸A
X2の調整方法について説明する。図13(a)に示す
スクリーンSCRは、受光軸AX3上の前方において受
光軸AX3と垂直に配置されている。まず、投光光学系
40からスクリーンSCR上に投影されたスリット光U
について、スリット光Uを走査したときに、走査の前後
におけるスリット光Uの左右の移動距離AL1,AL2
が互いに同一となるように、第2回転軸AX2を調整す
る。次に、図13(b)に示す撮像面S2上に受光され
るスリット光Uについて、その左右の位置BL1,BL
2が互いに同一となるように、つまりスリット光Uが撮
像面S2のX軸と平行になるように、第1回転軸AX1
を調整する。これらの調整を何回か繰り返す。 【0044】これらの調整によって、第1回転軸AX1
が受光軸AX3と平行となり、スリット光Uの走査方向
(偏向方向)が第2回転軸AX2の方向と一致する。し
たがって、光学系40と光学系50との位置関係の誤差
がなくなり、その補正を行わなくても精度のよい計測を
行うことができる。また、より良い精度を得るために補
正を行う場合でも、ズームユニット51においてズーミ
ングを行ってもその補正値を変更する必要がない。した
がって、補正のための演算処理が不要又は最小限でよ
く、その処理時間が極めて短くなる。 【0045】図14は計測システム1における3次元位
置の算出の原理を示す。同図では理解を容易にするた
め、図21及び図22と対応する要素には同一の符号を
付してある。 【0046】センサ53の撮像面S2上で複数画素分と
なる比較的に幅の広いスリット光Uを物体Qに照射す
る。具体的にはスリット光Uの幅を5画素分とする。ス
リット光Uは、サンプリング周期毎に撮像面S2上で1
画素ピッチpvだけ移動するように、図14の上から下
に向かって偏向され、それによって物体Qが走査され
る。サンプリング周期毎にセンサ53から1フレーム分
の光電変換情報が出力される。 【0047】撮像面S2の1つの画素gに注目すると、
走査中に行うN回のサンプリングの内の5回のサンプリ
ングにおいて有効な受光データが得られる。これら5回
分の受光データに対する補間演算によって注目画素gが
にらむ範囲の物体表面agをスリット光Uの光軸が通過
するタイミング(時間重心Npeak:注目画素gの受
光量が最大となる時刻)を求める。図14(b)の例で
は、n回目とその1つ前の(n−1)回目の間のタイミ
ングで受光量が最大である。求めたタイミングにおける
スリット光の照射方向と、注目画素に対するスリット光
の入射方向との関係に基づいて、物体Qの位置(座標)
を算出する。これにより、撮像面の画素ピッチpvで規
定される分解能より高い分解能の計測が可能となる。 【0048】注目画素gの受光量は物体Qの反射率に依
存する。しかし、5回のサンプリングの各受光量の相対
比は受光の絶対量に係わらず一定である。つまり、物体
色の濃淡は計測精度に影響しない。 【0049】本実施形態の計測システム1では、3次元
カメラ2がセンサ53の画素g毎に5回分の受光データ
を計測データとしてホスト3に出力し、ホスト3が計測
データに基づいて物体Qの座標を算出する。3次元カメ
ラ2の出力処理回路62(図3参照)は、各画素gに対
応した計測データの生成を担う。 【0050】図15は出力処理回路62のブロック構成
を示し、図16はセンサ53の読出し範囲を示す。出力
処理回路62は、センサ53の出力する各画素gの光電
変換信号を8ビットの受光データに変換するAD変換部
620、直列接続された4つのフレームディレイメモリ
621〜624、有効な5回分の受光データを記憶する
ための5つのメモリバンク625A〜E、受光データが
最大となるフレーム番号(サンプリング番号)FNを記
憶するためのメモリバンク625F、コンパレータ62
6、フレーム番号FNを指し示すジェネレータ627、
及びメモリバンク625A〜Fのアドレス指定などを行
う図示しないメモリ制御手段から構成されている。各メ
モリバンク625A〜Eは、計測のサンプリング点数
(つまり、センサ53の有効画素数)と同数の受光デー
タを記憶可能な容量を持つ。 【0051】4つのフレームディレイメモリ621〜6
24でデータ遅延を行うことにより、個々の画素gにつ
いて5フレーム分の受光データを同時にメモリバンク6
25A〜Eに格納することが可能になっている。なお、
センサ53における1フレームの読出しは、撮像面S2
の全体ではなく、高速化を図るために図16のように撮
像面S2の一部の有効受光領域(帯状画像)Aeのみを
対象に行われる。有効受光領域Aeはスリット光Uの偏
向に伴ってフレーム毎に1画素分だけシフトする。本実
施形態では、有効受光領域Aeのシフト方向の画素数は
32に固定されている。CCDエリアセンサの撮影像の
一部のみを読み出す手法は、特開平7−174536号
公報に開示されている。 【0052】AD変換部620は、1フレーム毎に32
ライン分の受光データD620を画素gの配列順にシリ
アルに出力する。各フレームディレイメモリ621〜6
24は、31(=32−1)ライン分の容量をもつFI
FOである。 【0053】AD変換部620から出力された注目画素
gの受光データD620は、2フレーム分だけ遅延され
た時点で、コンパレータ626によって、メモリバンク
625Cが記憶する注目画素gについての過去の受光デ
ータD620の最大値と比較される。遅延された受光デ
ータD620(フレームディレイメモリ622の出力)
が過去の最大値より大きい場合に、その時点のAD変換
部620の出力及び各フレームディレイメモリ621〜
624の出力が、メモリバンク625A〜Eにそれぞれ
格納され、メモリバンク625A〜Eの記憶内容が書換
えられる。これと同時にメモリバンク625Fには、メ
モリバンク625Cに格納する受光データD620に対
応したフレーム番号FNが格納される。 【0054】すなわち、n番目(n<N)のフレームで
注目画素gの受光量が最大になった場合には、メモリバ
ンク625Aに(n+2)番目のフレームのデータが格
納され、メモリバンク625Bに(n+1)番目のフレ
ームのデータが格納され、メモリバンク625Cにn番
目のフレームのデータが格納され、メモリバンク625
Dに(n−1)番目のフレームのデータが格納され、メ
モリバンク625Eに(n−2)番目のフレームのデー
タが格納され、メモリバンク625Fにnが格納され
る。 【0055】次に、3次元カメラ2及びホスト3の動作
を計測の手順と合わせて説明する。以下では、計測のサ
ンプリング点数を200×231とする。すなわち、撮
像面S2におけるスリット長さ方向の画素数は231で
あり、実質的なフレーム数Nも200である。 【0056】ユーザ(撮影者)は、LCD21が表示す
るカラーモニタ像を見ながら、カメラ位置と向きとを決
め、画角を設定する。その際、必要に応じてズーミング
操作を行う。3次元カメラ2ではカラーセンサ54に対
する絞り調整は行われず、電子シャッタ機能により露出
制御されたカラーモニタ像が表示される。これは、絞り
を開放状態とすることによってセンサ53の入射光量を
できるだけ多くするためである。 【0057】図17は3次元カメラ2におけるデータの
流れを示し、図18はホスト3におけるデータ及び信号
の流れを示し、図19は光学系の各点と物体Qとの関係
を示す。 【0058】ユーザによる画角選択操作(ズーミング)
に応じて、ズームユニット51のバリエータ部514の
移動が行われる。また、フォーカシング部512の移動
による手動又は自動のフォーカシングが行われる。フォ
ーカシングの過程でおおよその対物間距離d0 が測定さ
れる。 【0059】このような受光系のレンズ駆動に呼応し
て、投光側のバリエータレンズ422の移動量が図示し
ない演算回路によって算出され、算出結果に基づいてバ
リエータレンズ422の移動制御が行われる。 【0060】システムコントローラ61は、レンズコン
トローラ58を介して(図3,図5)、フォーカシング
エンコーダ59Aの出力(繰り出し量Ed)及びズーミ
ングエンコーダ60Aの出力(ズーム刻み値fp)を読
み込む。システムコントローラ61の内部において、歪
曲収差テーブルT1、主点位置テーブルT2、及び像距
離テーブルT3が参照され、繰り出し量Ed及びズーム
刻み値fpに対応した撮影条件データがホスト3へ出力
される。ここでの撮影条件データは、歪曲収差パラメー
タ(レンズ歪み補正係数d1,d2)、前側主点位置F
H、及び像距離bである。前側主点位置FHは、ズーム
ユニット51の前側端点Fと前側主点Hとの距離で表さ
れる。前側端点Fは固定であるので、前側主点位置FH
により前側主点Hを特定することができる。 【0061】システムコントローラ61は、半導体レー
ザ41の出力(レーザ強度)及びスリット光Uの偏向条
件(走査開始角、走査終了角、偏向角速度)を算定す
る。この算定方法を詳しく説明する。まず、おおよその
対物間距離d0 に平面物体が存在するものとして、セン
サ53の中央で反射光を受光するように投射角設定を行
う。以下で説明するレーザ強度の算定のためのパルス点
灯は、この設定された投射角で行う。 【0062】次に、レーザ強度を算定する。レーザ強度
の算定に際しては、人体を計測する場合があるので、安
全性に対する配慮が不可欠である。まず、最小強度LD
minでパルス点灯し、センサ53の出力を取り込む。
取り込んだ信号〔Son(LDmin)〕と適正レベル
Stypとの比を算出し、仮のレーザ強度LD1を、 LD1=LDmin×Styp/MAX〔Son(LD
min)〕 に設定する。 【0063】続いて、レーザ強度LD1で再びパルス点
灯し、センサ53の出力を取り込む。取り込んだ信号
〔Son(LD1)〕が適正レベルStyp又はそれに
近い値であれば、LD1をレーザ強度LDsと決める。
他の場合には、レーザ強度LD1とMAX〔Son(L
D1)〕とを用いて仮のレーザ強度LD1を設定し、セ
ンサ53の出力と適正レベルStypとを比較する。セ
ンサ53の出力が許容範囲内の値となるまで、レーザ強
度の仮設定と適否の確認とを繰り返す。なお、センサ5
3の出力の取り込みは、撮像面S2の全面を対象に行
う。これは、AFによる受動的な距離算出では、スリッ
ト光Uの受光位置を高精度に推定することが難しいため
である。センサ53におけるCCDの積分時間は1フィ
ールド時間(例えば1/60秒)であり、実際の計測時
における積分時間より長い。このため、パルス点灯を行
うことにより、計測時と等価なセンサ出力を得る。 【0064】次に、投射角と、レーザ強度が決定したと
きのスリット光Uの受光位置から、三角測量により対物
間距離dを決定する。最後に、決定された対物間距離d
に基づいて、偏向条件を算出する。偏向条件の算定に際
しては、対物間距離dの測距基準点である受光系の後側
主点H’と投光の起点AとのZ方向(図22参照)のオ
フセットdoffを考慮する。また、走査方向の端部に
おいても中央部と同様の計測可能距離範囲d’を確保す
るため、所定量(例えば8画素分)のオーバースキャン
を行うようにする。走査開始角th1、走査終了角th
2、偏向角速度ωは、次式で表される。 【0065】th1=tan−1〔(β×pv×(np
/2+8)+L)/(d+doff)〕×180/π th2=tan−1〔(−β×pv×(np/2+8)
+L)/(d+doff)〕×180/π ω=(th1−th2)/np β:撮像倍率(=d/実効焦点距離freal) pv:画素ピッチ np:撮像面S2のY方向の有効画素数 L:基線長 【0066】このようにして算出された条件で次に本発
光に移り、物体Qの走査(スリット投影)が行われ、上
述の出力処理回路52によって得られた1画素当たり5
フレーム分の計測データ(スリット画像データ)D62
がホスト3へ送られる。同時に、偏向条件(偏向制御デ
ータ)及びセンサ53の仕様などを示す装置情報D10
も、ホスト3へ送られる。表1は3次元カメラ2がホス
ト3へ送る主なデータをまとめたものである。 【0067】 【表1】 【0068】図18に示すように、ホスト3において
は、スリット重心演算(#31)、歪曲収差の補正演算
(#32)、カメラ視線方程式の演算(#33)、スリ
ット面方程式の演算(#34)、及び3次元位置演算#
35が実行され、それによって200×231個のサン
プリング点の3次元位置(座標X,Y,Z)が算定され
る。サンプリング点はカメラ視線(サンプリング点と後
側主点H’とを結ぶ直線)とスリット面(サンプリング
点を照射するスリット光Uの光軸面)との交点である。 【0069】スリット光Uの時間重心Npeak(図1
4参照)は、各サンプリング時の受光データD(i)を
用いて(3)式で与えられる。 Npeak=n+Δn …(3) Δn=〔−2×D(n−2)−D(n−1)+D(n+
1)+2×D(n+2)〕/ΣD(i) (i=n−2,n−1,n,n+1,n+2) 又は、 Δn=[−2×〔D〔n−2)−minD(i)〕−
〔D(n−1)−minD(i)〕+〔D(n+1)−
minD(i)〕+2×〔D(n+2)−minD
(i)〕]/ΣD(i) 5つの受光データの内の最小のデータminD(i)を
差し引いて加重平均を求めることにより、環境光の影響
を軽減することができる。 【0070】カメラ視線方程式は、(4)式及び(5)
式で表わされる。 (u−u0)=(xp)=(b/pu)×〔X/(Z−FH)〕 …(4) (v−v0)=(yp)=(b/pv)×〔Y/(Z−FH)〕 …(5) b:像距離 FH:前側主点位置 pu:撮像面における水平方向の画素ピッチ pv:撮像面における垂直方向の画素ピッチ u:撮像面における水平方向の画素位置 u0:撮像面における水平方向の中心画素位置 v:撮像面における垂直方向の画素位置 v0:撮像面における垂直方向の中心画素位置 【0071】スリット面方程式は、(6)式で表わされ
る。 【数1】 【0072】幾何収差は画角に依存する。歪はほぼ中心
画素を中心として対象に生じる。したがって、歪み量は
中心画素からの距離の関数で表される。ここでは、距離
の3次関数で近似する。2次の補正係数をd1、3次の
補正係数をd2とする。補正後の画素位置u’,v’は
(7)式及び(8)式で与えられる。 【0073】 u’=u+d1×t22×(u−u0)/t2+d2×t23×(u−u0) /t2 …(7) v’=v+d1×t22×(v−v0)/t2+d2×t23×(v−v0) /t2 …(8) t2=(t1)−2 t1=(u−u0)2+(v−v0)2 【0074】上述の(4)式及び(5)式において、u
に代えてu’を代入し、vに代えてv’を代入すること
により、歪曲収差を考慮した3次元位置を求めることが
できる。なお、キャリブレーションについては、電子情
報通信学会研究会資料PRU91-113[カメラの位置決め
のいらない画像の幾何学的補正]小野寺・金谷、電子情
報通信学会論文誌D-II vol. J74-D-II No.9 pp.1227-1
235,'91/9 [光学系の3次元モデルに基づくレンジファ
インダの高精度キャリブレーション法]植芝・吉見・大
島、などに詳しい開示がある。 【0075】上述の実施形態は、計測データD62に基
づいて3次元位置を算出する演算をホスト3が担うもの
であるが、3次元カメラ2に3次元位置を算出する演算
機能を設けてもよい。3次元位置をルックアップテーブ
ル方式で算定することも可能である。受光側の光学系5
0において、ズームユニット51に代えて交換レンズに
よって撮像倍率を変更してもよい。 【0076】次に、欠損部の無い3次元データを得る手
順について、図18及び図20を参照して説明する。ス
リット画像データにおける連続性の欠如の有無の判別を
もとに、3次元データ欠損部の自動検出が自動的に行わ
れ、適宜、回転台上の被写体の回転と3次元データの修
復動作が自動的に行なわれる。図18における実線はデ
ータの流れを、破線は信号の流れを示す。3次元データ
の計測は、スリット画像の連続性を調べる予備スキャン
と、これに引き続く3次元データを採取する本スキャン
によって行われる。予備スキャン時に、スリット画像デ
ータは3次元カメラの出力端子を介してベクトル変換
(#36)に常に送られている。 【0077】ここで、ベクトル変換と連続性の判別につ
いて説明する。ベクトル変換(#36)において、スリ
ット画像データの画素データの集合に対し、細線化の手
法による線図化、及び得られた線図化データに対する始
点及び終点の定義付けが行われ、スリット画像データが
ベクトル変換される。そして、連続性の判別(#37)
において、このべクトル変換された線図化データを用い
て連続性が判別される。連続性の判別(#37)は、全
ての始点と終点を有する線図(ベクトル)が互いに始点
と終点において連続してつながっているかどうかを評価
して、つながっていれば、スリット画像データが一本の
連続線になっていると判別する。この場合は、3次元デ
ータの欠損は無いと判断される。また、連続性の判別
(#37)において、スリット画像が途切れた線である
と認識される場合は、3次元データの欠損が生じると判
断される。 【0078】(予備スキャンにおける全てのスリット画
像が連続の場合)図20のフローチャートにおいて、予
備スキャンの一回目のスキャンが行われる(S1)。こ
の後、得られたスリット画像データについて、上記のベ
クトル変換(#36)によるベクトル変換の処理と連続
性の判別(#37)による連続性の判別が行われる。連
続性の判別(#37)において連続線であるとの判別結
果がえられた場合(S2においてYES)、スキャン終
了角度か否かが判断されて、終了角度ではない場合(S
3においてNO)、投光側の光学系40において次のス
キャン角度が設定され(S4)、予備スキャンの2回目
のスキャンが行われる(S1)。このようにして、全て
のスキャン角度においてスリット画像データが連続線と
判別された場合(全てのスキャンに対し、S2及びS3
においてYES)、投光側の光学系40においてスキャ
ン開始角度が設定され(S8)、本スキャンが実行さ
れ、3次元データの取得が行なわれる(S9)。この場
合は、被写体の回転と修復動作は必要なく、欠損部の無
い3次元データが得られる。 【0079】(予備スキャン中にスリット画像の不連続
が発生の場合)上記において、予備スキャン中にスリッ
ト画像の不連続が発生した場合(S2においてNO)、
スキャン動作を中止させる信号が3次元カメラ2に発信
されてスキャン動作は中止される。次に、回転台5を回
転する信号が回転台5に送られて回転台5が所定の角度
だけ回転する(S5)。続いて、そのスキャン角度にお
いて、予備スキャンが実行され(S6)、スリット画像
の連続性が判別され、、不連続であれば(S7において
NO)、連続と判別されるまで回転台5の回転と予備ス
キャンと連続性の判別がなされる。回転台5の角度設定
が、スリット画像の連続性が得られる状態になったとき
(S7においてYES)、投光側の光学系40において
スキャン開始角度が設定され(S8)、本スキャンの実
行が行われる。 【0080】(本スキャン)上記に続く本スキャンで
は、スリット画像の不連続が現れる可能性がある。そこ
で、本スキャンを実行して(S9)、連続性の判別を行
い、連続線でなければ(S10においてNO)そのスキ
ャン角度を所定のメモリに記憶させ(S12)、次のス
キャン角度を設定し(S13)、連続性の判別(#3
7)において連続線であるとの結果であれば(S10に
おいてYES)、そのまま次のスキャン角度を設定し
(S13)、その角度での本スキャン実行(S9)を行
い、スキャン終了角度まで本スキャンを実行する。次
に、上記スキャン角度を記憶させるメモリを参照して、
本スキャンにおけるスリット画像の不連続の発生の有無
を調べ、不連続性の発生がなければ3次元データの計測
は終了する(S14においてNO)。 【0081】(本スキャン中における不連続の発生)上
記スキャン角度を記憶させるメモリを参照して、本スキ
ャンにおけるスリット画像の不連続発生がある場合(S
14においてYES)、不連続の発生した全てのスキャ
ン角度について、回転台上の被写体の回転と3次元デー
タの修復動作を行う。まず、メモリに記憶された最初の
スキャン角度が投光側の光学系40において設定され
(S15)て、回転台5の所定角度の回転(S16)及
びスキャンが実行され(S17)、連続性の判別(#3
7)においてスリット画像の連続性が判別される(S1
8)。このスキャン角度においてスリット画像が不連続
であれば(S18においてNO)、再度、回転台の回転
とスキャンを行い、連続であれば(S18においてYE
S)次のスキャン角度について、同様に回転台の回転と
スキャンを行い、欠損した3次元データの修復を行う。
データの修復をすべきスキャン角度がなくなれば(S1
4においてNO)、3次元データの計測は終了する。上
述した欠損部の無い3次元データを得る手順における予
備スキャン及び本スキャンにおけるスリット画像の連続
性の判別、及びその判別結果に基づく回転台の回転と3
次元データの修復動作は、全て自動により行われる。 【0082】なお、本発明は、上記構成に限られること
なく種々の変形が可能である。例えば、自動で3次元デ
ータ計測中に、計測装置の操作者が介入してマニュアル
動作に移行し、再度全自動測定に復帰するようにしても
よい。また、予備スキャンと本スキャンとを区別して設
けることなく、本スキャンの中で適宜、スリット画像の
連続性の判別、及びその判別結果に基づく回転台の回転
と3次元データの修復動作を行ってもよい。 【0083】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、スリット
光による反射光の2次元画像をベクトル変換し、このベ
クトル変換されたデータから、データの連続性、つまり
3次元データの欠損の有無を自動判別し、連続性がない
部分について連続性が達成できるように被写体を載置し
ている回転台を駆動機構により回転させ、再度スリット
光の投影及び投影光の反射光を受光し、それにより欠損
部分の無い3次元データを自動で採取することができ
る。かくして、物体の形状が複雑であるなどの原因によ
り、検出光を照射する位置から影になる部分の物体上に
検出光が投影できない場合、あるいは、撮像位置から見
て陰になる部分からの反射光が測定できない場合が生じ
ても、自動で対処することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る計測システムの構成図である。
【図2】 3次元カメラの外観を示す図である。
【図3】 3次元カメラの機能構成を示すブロック図で
ある。 【図4】 投光レンズ系の構成を示す模式図である。 【図5】 受光のためのズームユニットの模式図であ
る。 【図6】 ビームスプリッタの模式図である。 【図7】 計測用のセンサの受光波長を示す図である。 【図8】 モニタ用のカラーセンサの受光波長を示す図
である。 【図9】 光学ユニットの2軸調整機構の概略を説明す
るための斜視図である。 【図10】 同上光学ユニットの上側部分を矢印KA方
向から見た正面図である。 【図11】 同上光学ユニットの上側部分を矢印KB方
向から見た右側面図である。 【図12】 同上光学ユニットを矢印KC方向から見た
下面図である。 【図13】 同上光学ユニットの2軸調整機構の調整方
法を説明するための図である。 【図14】 計測システムにおける3次元位置の算出の
原理図である。 【図15】 出力処理回路のブロック図である。 【図16】 センサの読出し範囲を示す図である。 【図17】 3次元カメラにおけるデータの流れを示す
図である。 【図18】 ホストにおけるデータの流れを示す図であ
る。 【図19】 光学系の各点と物体との関係を示す図であ
る。 【図20】 予備スキャン、本スキャン、及び回転台の
回転動作の説明をするフローチャートである。 【図21】 従来のスリット光投影法の概要を示す図で
ある。 【図22】 従来のスリット光投影法による計測の原理
を説明するための図である。 【符号の説明】 1 計測システム 2 3次元カメラ(3次元入力カメラ) 3 ホスト 3a CPU(ベクトル変換手段、連続性を判別する判
別手段) 5 回転台 40 光学系(投影手段) 50 光学系(受光手段) AX1 第1回転軸 AX2 第2回転軸 U スリット光(検出光) Q 物体(被写体) #36 ベクトル変換 #37 連続性の判別
ある。 【図4】 投光レンズ系の構成を示す模式図である。 【図5】 受光のためのズームユニットの模式図であ
る。 【図6】 ビームスプリッタの模式図である。 【図7】 計測用のセンサの受光波長を示す図である。 【図8】 モニタ用のカラーセンサの受光波長を示す図
である。 【図9】 光学ユニットの2軸調整機構の概略を説明す
るための斜視図である。 【図10】 同上光学ユニットの上側部分を矢印KA方
向から見た正面図である。 【図11】 同上光学ユニットの上側部分を矢印KB方
向から見た右側面図である。 【図12】 同上光学ユニットを矢印KC方向から見た
下面図である。 【図13】 同上光学ユニットの2軸調整機構の調整方
法を説明するための図である。 【図14】 計測システムにおける3次元位置の算出の
原理図である。 【図15】 出力処理回路のブロック図である。 【図16】 センサの読出し範囲を示す図である。 【図17】 3次元カメラにおけるデータの流れを示す
図である。 【図18】 ホストにおけるデータの流れを示す図であ
る。 【図19】 光学系の各点と物体との関係を示す図であ
る。 【図20】 予備スキャン、本スキャン、及び回転台の
回転動作の説明をするフローチャートである。 【図21】 従来のスリット光投影法の概要を示す図で
ある。 【図22】 従来のスリット光投影法による計測の原理
を説明するための図である。 【符号の説明】 1 計測システム 2 3次元カメラ(3次元入力カメラ) 3 ホスト 3a CPU(ベクトル変換手段、連続性を判別する判
別手段) 5 回転台 40 光学系(投影手段) 50 光学系(受光手段) AX1 第1回転軸 AX2 第2回転軸 U スリット光(検出光) Q 物体(被写体) #36 ベクトル変換 #37 連続性の判別
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フロントページの続き
Fターム(参考) 2F065 AA04 DD00 DD06 DD12 EE00
EE08 FF01 FF02 FF09 GG06
GG08 GG22 HH05 JJ03 JJ26
LL04 LL06 LL09 LL10 LL13
LL20 LL21 LL26 LL30 LL46
MM16 NN02 NN17 PP05 PP13
QQ00 QQ03 QQ17 QQ24 QQ29
QQ32 SS02 SS13
5B057 AA20 BA02 DA07 DB03 DB06
DB09 DC07 DC09
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 スリット光を投影して被写体を光学的に
走査するための投影手段と、この投影手段により被写体
に投影されたスリット光の被写体からの反射光を受光す
る受光手段と、前記被写体を載置するための回転台と、
この回転台を回転させる駆動機構とを備え、前記被写体
の形状を非接触で計測する3次元計測装置において、 前記受光手段で受光したスリット状の反射光で成る2次
元画像データをベクトル変換する手段と、 前記ベクトル変換した画像データの連続性を判別する判
別手段とを備え、 前記スリット光による走査毎に、得られた画像データを
前記ベクトル変換する手段によりベクトル変換し、この
ベクトル変換された画像データの連続性を前記判別手段
により判別し、連続性が欠如していると判別された場合
に、そのスリット光の走査位置において前記駆動機構に
より回転台を回転させることで被写体を回転させ、再
度、前記スリット光の投影及び投影光の反射光の受光を
行うことを特徴とする3次元計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002124202A JP2003315028A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 3次元計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002124202A JP2003315028A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 3次元計測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003315028A true JP2003315028A (ja) | 2003-11-06 |
Family
ID=29539283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002124202A Withdrawn JP2003315028A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 3次元計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003315028A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008507682A (ja) * | 2004-07-23 | 2008-03-13 | 3シェイプ・アクティーゼルスカブ | 適応三次元走査 |
| JP2014055814A (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-27 | Keyence Corp | 形状測定装置、形状測定方法および形状測定プログラム |
| WO2023017557A1 (ja) * | 2021-08-10 | 2023-02-16 | 三菱電機株式会社 | 計測装置、付加加工システムおよび切削加工システム |
-
2002
- 2002-04-25 JP JP2002124202A patent/JP2003315028A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008507682A (ja) * | 2004-07-23 | 2008-03-13 | 3シェイプ・アクティーゼルスカブ | 適応三次元走査 |
| JP4892480B2 (ja) * | 2004-07-23 | 2012-03-07 | 3シェイプ・アクティーゼルスカブ | 適応三次元走査 |
| JP2014055814A (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-27 | Keyence Corp | 形状測定装置、形状測定方法および形状測定プログラム |
| WO2023017557A1 (ja) * | 2021-08-10 | 2023-02-16 | 三菱電機株式会社 | 計測装置、付加加工システムおよび切削加工システム |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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| A072 | Dismissal of procedure |
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