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JP2003308888A - バッテリーボックス - Google Patents

バッテリーボックス

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Publication number
JP2003308888A
JP2003308888A JP2002110903A JP2002110903A JP2003308888A JP 2003308888 A JP2003308888 A JP 2003308888A JP 2002110903 A JP2002110903 A JP 2002110903A JP 2002110903 A JP2002110903 A JP 2002110903A JP 2003308888 A JP2003308888 A JP 2003308888A
Authority
JP
Japan
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battery
box
batteries
battery box
cooling medium
Prior art date
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Granted
Application number
JP2002110903A
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English (en)
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JP4498659B2 (ja
Inventor
Harumi Taketomi
春美 武富
Eiji Koike
栄治 小池
Keiji Kosaka
啓詞 高坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2002110903A priority Critical patent/JP4498659B2/ja
Priority to US10/408,580 priority patent/US6677728B2/en
Publication of JP2003308888A publication Critical patent/JP2003308888A/ja
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Publication of JP4498659B2 publication Critical patent/JP4498659B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の電池を収容可能なバッテリボックス内
において、各電池の温度分布に不均一状態が生じること
を抑制する。 【解決手段】 バッテリーボックス10の内面をなすボ
ックス上部11およびボックス下部12の各裏面11
B,12B上に、バッテリーボックス10のボックス後
部14側にずれた位置において、横方向に伸びる2つの
第1,第2整流部材32,33を各裏面11B,12B
上から突出するように設けた。第1,第2整流部材3
2,33には、バッテリー18の後方側の外周面18A
に対して所定間隔をおいて沿うような形状の曲面状の各
傾斜面32A,33Aを設けた。バッテリーボックス1
0の内面をなすボックス前部13の裏面13Bに、横方
向に伸びる3つの第1〜第3遮蔽部材43,44,45
を前部開口に掛け渡すようにして設け、バッテリー18
の前方側の外周面18Aを覆うように配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電池を収容
可能なバッテリーボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平9−86188号公
報に開示された電気自動車のバッテリ構造のように、略
箱形のバッテリケース内に、複数の円柱状のバッテリセ
ルを、各バッテリセルの中心軸が所定格子の各格子点を
貫くように配置した状態で抱持する複数のリブ壁を備
え、各バッテリセルの中心軸に直交する方向で対向する
バッテリケースの上下壁に冷却空気を流通させる通気口
を形成し、バッテリケース内にて上下方向に冷却空気を
流通させることで、リブ壁に抱持された複数のバッテリ
セルを冷却するバッテリ構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術の一例に係るバッテリ構造においては、バッテリケー
スの上下壁に設けられた通気口に対して、冷却空気の導
入側の通気口近傍に配置されたバッテリセルと、冷却空
気の排出側の通気口近傍に配置されたバッテリセルとの
間で、冷却状態の差異が生じ、温度差が増大してしまう
という問題が生じる。
【0004】例えば、冷却空気の排出側の通気口近傍に
おいては、冷却空気の導入側の通気口近傍に比べて、各
バッテリセルの周囲における冷却空気の流通性が低下す
ることで、各バッテリセルに対する冷却量が低下してし
まうという問題が生じる。本発明は上記事情に鑑みてな
されたもので、複数の電池を収容可能なバッテリボック
ス内において、各電池の温度分布に不均一状態が生じる
ことを抑制することが可能なバッテリーボックスを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して係る
目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のバッ
テリーボックス(例えば、後述する実施の形態における
バッテリーボックス10)は、互いに接続及び分離可能
とされた上部(例えば、後述する実施の形態におけるボ
ックス上部11)および下部(例えば、後述する実施の
形態におけるボックス下部12)と前部(例えば、後述
する実施の形態におけるボックス前部13)および後部
(例えば、後述する実施の形態におけるボックス後部1
4)と2つの側部(例えば、後述する実施の形態におけ
るボックス右側部15およびボックス左側部16)とに
より形成される収納部(例えば、後述する実施の形態に
おける内部空間21)と、前記収納部内において互いに
接続及び分離可能とされ、接続状態において、複数の電
池(例えば、後述する実施の形態におけるバッテリー1
8)の中心軸線の方向を前記2つの側部が対向する方向
に平行とし、これらの電池を千鳥配列可能に保持する複
数の保持部材(例えば、後述する実施の形態におけるバ
ッテリー保持部材17)と、前記前部に設けた冷媒導入
口(例えば、後述する実施の形態における前部開口2
2)および前記後部に設けた冷媒排出口(例えば、後述
する実施の形態における後部開口23)と、前記冷媒導
入口近傍に配置され、前記冷媒導入口から前記収納部内
に導入される冷却媒体の流通方向を変更し、前記冷却媒
体が前記電池に直接に吹き付けられることを抑制する遮
蔽部材(例えば、後述する実施の形態における第1〜第
3遮蔽部材43,44,45)と、前記冷媒排出口近傍
に配置され、前記電池周辺での前記冷却媒体の流通路を
狭め、前記冷却媒体の流通速度を増大し、前記冷却媒体
の流通方向を変更する整流部材(例えば、後述する実施
の形態における第1,第2整流部材32,33)とを備
えることを特徴としている。
【0006】上記構成のバッテリーボックスによれば、
複数の保持部材により電池を千鳥配列可能であり、収納
部内における電池の配置効率を向上させ、バッテリーボ
ックスを小型化することができる。このとき、収納部内
における電池の配置密度が相対的に増大することで、冷
却媒体が流通する空間が相対的に減少した場合であって
も、冷媒導入口近傍に配置した遮蔽部材と、冷媒排出口
近傍に配置した整流部材とによって、複数の電池の温度
分布に不均一が生じてしまうことを抑制し、冷却効率を
向上させることができる。
【0007】例えば、冷媒導入口から収納部内に導入さ
れる冷却媒体が電池に直接に吹き付けられることを抑制
するために、冷媒導入口に臨む電池表面に向かう冷却媒
体の流通を遮るようにして遮蔽部材を配置することによ
り、冷媒導入口近傍の電池が過剰に冷却され、冷媒導入
口近傍において冷却媒体の温度が過剰に高温になってし
まうことを防止することができる。
【0008】また、冷媒排出口近傍における冷却媒体の
冷却効率を向上させるために、電池周辺での冷却媒体の
流通路を狭め、冷却媒体の流通速度を増大させる整流部
材を配置することにより、冷媒排出口近傍の電池に対す
る所望の冷却性能を確保することができ、冷媒排出口近
傍において電池の温度が相対的に高温になってしまうこ
とを抑制することができる。
【0009】さらに、請求項2に記載の本発明のバッテ
リーボックスでは、前記前部および前記後部は、前記保
持部材を支持可能な支持手段(例えば、後述する実施の
形態における前後部凹部47および前後部凸部48)を
備えることを特徴としている。
【0010】上記構成のバッテリーボックスによれば、
複数の保持部材は収納部内において、前部および後部に
よって両側から挟み込まれるようにして固定される。
【0011】さらに、請求項3に記載の本発明のバッテ
リーボックスでは、前記保持部材は外面上に少なくとも
一対の凸部(例えば、後述する実施の形態における凸部
51)および凹部(例えば、後述する実施の形態におけ
る凹部52)を備え、複数の前記保持部材は、互いの前
記凹部に前記凸部が着脱可能に嵌合されることで、接続
及び分離可能とされていることを特徴としている。
【0012】上記構成のバッテリーボックスによれば、
複数の保持部材の接続状態においては、一方の保持部材
の凹部に他方の保持部材の凸部が嵌合し、他方の保持部
材の凹部に一方の保持部材の凸部が嵌合することによっ
て、保持部材同士が固定される。ここで、互いの凹部と
凸部とは着脱可能とされていることから、複数の保持部
材は容易に接続及び分離ができ、収納部内での配置を容
易に変更可能である。また、収納部をなす前部および後
部に支持部材として、一対の凸部および凹部を備えるこ
とによって、前部および後部と保持部材とを容易に接続
及び分離可能とすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
バッテリーボックスについて添付図面を参照しながら説
明する。図1は本発明の一実施形態に係るバッテリーボ
ックス10の斜視図であり、図2は図1に示すバッテリ
ーボックス10の分解斜視図であり、図3は図1に示す
バッテリーボックス10の断面図であり、図4は図3に
示すバッテリー保持部材17の要部拡大断面図である。
【0014】本実施の形態によるバッテリーボックス1
0は、例えばハイブリッド車両等の車両に搭載される蓄
電装置とされ、分解可能な箱状をなすボックス上部11
およびボックス下部12およびボックス前部13および
ボックス後部14およびボックス右側部15およびボッ
クス左側部16と、バッテリー保持部材17とを備えて
構成されている。
【0015】このバッテリーボックス10は、例えば円
柱状の複数のバッテリー18,…,18(例えば、直径
32.4mm等)を、各バッテリー18の中心軸線がバ
ッテリーボックス10の前後方向と直交する横方向に対
して平行となるように配置すると共に、この横方向に対
する断面において複数(例えば、20個等)のバッテリ
ー18,…,18の中心軸線が千鳥配列(例えば、隣り
合うバッテリー18,18間の間隔は7mm等)となる
ように保持する。
【0016】バッテリーボックス10は、例えば剛性の
高い材料(例えば、PA(ポリアセタール)にガラス繊
維20%(重量)を混入した材料等)から形成されてお
り、後述するように、バッテリーボックス10の内部空
間21は、ボックス前部13に設けられた前部開口22
から導入され、ボックス後部14に設けられた後部開口
23から排出される冷却空気が流通する通路とされてい
る。すなわち、バッテリーボックス10の内部空間21
内に導入される冷却空気は、複数のバッテリー18,
…,18の間を通過する際に、各バッテリー18,…,
18と熱交換を行い、各バッテリー18,…,18を冷
却する。
【0017】ボックス上部11およびボックス下部12
は、例えば長方形板状の同等形状に形成され、バッテリ
ーボックス10の上面および下面をなすボックス上部1
1およびボックス下部12の各表面11A,12A上に
は、各表面11A,12Aから突出する格子状の補強リ
ブ31が設けられている。
【0018】また、バッテリーボックス10の内面をな
すボックス上部11およびボックス下部12の各裏面1
1B,12B上には、バッテリーボックス10のボック
ス後部14側にずれた位置において、横方向に伸びる複
数、例えば2つの第1,第2整流部材32,33が各裏
面11B,12B上から突出するようにして設けられて
いる。
【0019】各第1,第2整流部材32,33は、例え
ば図3に示すように、バッテリーボックス10の後方側
から前方側に向かい、突出方向の高さを低下させるよう
にして下降傾向に傾斜する各傾斜面32A,33Aを備
えており、各傾斜面32A,33Aは、バッテリー18
の後方側の外周面18Aに対して所定間隔をおいて沿う
ような形状の曲面状に形成されている。
【0020】ここで、例えば、第1,第2整流部材3
2,33は、順次、ボックス上部11またはボックス下
部12の近傍において最も後方側に位置するバッテリー
18、後方側から2番目のバッテリー18の各外周面1
8A,18Aに対して、各傾斜面32A,33Aが所定
間隔をおいて沿うように配置されている。そして、より
後方側の整流部材(つまり、第2整流部材33に比する
第1整流部材32)ほど、突出方向の高さが高くなるよ
うに形成され(例えば、第1整流部材32の最大高さは
7.5mm、第2整流部材33の最大高さは3.0mm
等)、バッテリー18の後方側の外周面18Aと各傾斜
面32A,33Aとの間の間隔がより狭くなるように設
定されている。(なお、ボックス上部11およびボック
ス下部12の各裏面11B,12Bと、バッテリー18
の外周面18Aとの最小距離は、例えば3.5mm等と
され、ボックス上部11およびボックス下部12の各裏
面11B,12B間の距離は、例えば108mm等とさ
れている。)
【0021】なお、第2整流部材33は、ボックス上部
11またはボックス下部12の近傍を流通する冷却空気
の流通方向を、ボックス上部11の内面11Bまたはボ
ックス下部12の内面12Bに沿った方向から、上下方
向の中央部に向かう方向へと変更させることができ、特
に、後部開口23近傍の中央部に配置されたバッテリー
18,…,18を冷却することができる。
【0022】なお、例えば図2に示すように、最も後方
側に位置する第1整流部材32には、後述するバッテリ
ー保持部材17の配置位置と干渉することを防止するた
めに、横方向の所定位置において切り欠けられた切欠部
32aが設けられている。また、例えば図3に示すよう
に、ボックス上部11およびボックス下部12の各裏面
11B,12B上には、後述するバッテリー保持部材1
7の各凸部51,…,51および凹部52,…,52に
対して着脱可能に嵌合する上下部凹部35,…,35お
よび上下部凸部36,…,36が形成されている。
【0023】ボックス前部13およびボックス後部14
は、例えば長方形板状に形成され、ボックス上部11お
よびボックス下部12の側部に設けられた複数のボルト
穴35,…,35に臨む複数のボルト貫通孔41,…,
41が端部近傍に設けられている。そして、各ボルト貫
通孔41に挿入され、ボルト穴35に螺着される締結ボ
ルト36によって、ボックス上部11およびボックス下
部12と、ボックス前部13およびボックス後部14と
は着脱可能とされている。
【0024】ボックス前部13には、バッテリーボック
ス10の横方向に配列された複数、例えば3つの前部開
口22,22,22が設けられている。また、バッテリ
ーボックス10の内面をなすボックス前部13の裏面1
3Bには、横方向に伸びる複数、例えば3つの第1〜第
3遮蔽部材43,44,45が前部開口22,22,2
2に掛け渡されるようにして設けられている。ここで、
第1遮蔽部材43は、例えばボックス前部13の裏面1
3Bからバッテリーボックス10の内部に向かい突出す
る複数の突出部46,…,46の突出端部46a,…,
46aを接続するようにして形成されている。
【0025】各第1〜第3遮蔽部材43,44,45
は、例えば図3に示すように、バッテリーボックス10
の横方向に伸びると共に、バッテリーボックス10の前
方側に向かって屈曲する板状に形成され、バッテリーボ
ックス10の横方向に対する断面において、断面視略V
字形となるように形成されている。
【0026】ここで、例えば、第1遮蔽部材43は、前
部開口22,22,22近傍のバッテリー18,…,1
8のうち、上下方向の中心位置近傍に配置されるバッテ
リー18の前方側の外周面18Aを覆うようにして配置
され、第2,第3遮蔽部材44,45は前部開口22,
22,22近傍のバッテリー18,…,18のうち、上
下方向の中心位置近傍のバッテリー18から各上下方向
にずれた位置に配置されるバッテリー18,18の各前
方側の外周面18A,18Aを覆うようにして配置され
ている。
【0027】そして、上下方向において、より中心位置
近傍の遮蔽部材(つまり、第2,第3遮蔽部材44,4
5に比する第1遮蔽部材43)ほど、上下方向の幅が大
きくなるように形成され(例えば、第1遮蔽部材43の
幅は22mm、第2,第3遮蔽部材44,45の幅は1
6mm等)、前部開口22,22,22から内部空間2
1へ導入される冷却空気が直接にバッテリー18の外周
面18Aに吹き付けられることを抑制するように設定さ
れている。
【0028】ボックス後部14には、ボックス前部13
の各前部開口22,22,22に臨むようにして複数、
例えば3つの後部開口23,23,23が設けられてい
る。また、隣り合う後部開口23,23間において、バ
ッテリーボックス10の内面をなすボックス後部14の
裏面14Bからバッテリーボックス10の内部に向かい
突出する複数の突出部46,…,46が設けられてい
る。
【0029】また、ボックス前部13の裏面13Bから
バッテリーボックス10の内部に向かい突出する複数の
突出部46,…,46のうち、隣り合う前部開口22,
22間に設けられた突出部46,…,46、および、ボ
ックス後部14の裏面14Bからバッテリーボックス1
0の内部に向かい突出する複数の突出部46,…,46
の各表面上には、後述するバッテリー保持部材17の各
凸部51,…,51および凹部52,…,52に対して
着脱可能に嵌合する前後部凹部47,…,47および前
後部凸部48,…,48が形成されている。
【0030】ボックス右側部15およびボックス左側部
16は、例えば長方形板状に形成され、図示しないボル
トによってボックス上部11およびボックス下部12に
着脱可能に締め付け固定される。これらのボックス右側
部15およびボックス左側部16は、内部空間21に収
納された複数のバッテリー18,…,18の各中心軸線
方向において、これらのバッテリー18,…,18を両
側から挟み込むようにして保持すると共に、電気的に直
列状態に接続するものであって、ボックス右側部15お
よびボックス左側部16には、互いに異なる組み合わせ
の隣り合うバッテリー18,18の端子電極に当接し、
これらのバッテリー18,18を直列に接続するための
導電材からなる複数のバスバー49,…,49を備えて
いる。また、ボックス右側部15およびボックス左側部
16は、バッテリー18の中心軸線方向の端部から突出
する端子部が嵌合可能な凹部を備えており、端子部及び
凹部の形状は、バッテリー18の端子部が凹部に嵌合し
た際に、バッテリー18が中心軸線周りに回転すること
が無いように形成されている。
【0031】バッテリー保持部材17は、例えば図3お
よび図4に示すように、断面形状の外周が正十二角形、
内周が円形に形成された環状の複数のグロメット61,
…,61(例えば、径方向の厚さは、1.5〜3mmで
あって、例えば2mm等であり、中心軸方向の幅は、例
えば12.4mm等)と、隣り合うグロメット61,6
1同士を接続する複数の接続部材62,…,62とを備
えて構成され、例えばバッテリーボックス10の前後方
向で隣り合うグロメット61,61が接続部材62によ
って接続されている。
【0032】グロメット61は、多面(例えば、十二面
等)状の外周面61Aを有し、この外周面61Aをな
し、互いに等しい角度で交差するようにして周方向に沿
って隣接する複数(例えば、十二個等)の当接面61
a,…,61aには一対の凸部51および凹部52(例
えば、深さ1.5〜2mm等、内径2〜4mm等)が設
けられている。
【0033】各当接面61aの表面上から突出する凸部
51は、当接面61aの中心位置から周方向の一方の方
向に向かいずれた位置に配置され、この凸部51が着脱
可能に嵌合する大きさに形成された凹部52は、当接面
61aの中心位置から周方向の他方の方向に向かいずれ
た位置に配置されている。
【0034】そして、隣接するグロメット61,61
は、互いの外周面61A,61Aの何れかの当接面61
a,61a同士を当接させると共に、一方および他方の
当接面61a,61aに設けられた各凸部51,51
を、他方および一方の当接面61a,61aに設けられ
た各凹部52,52に着脱可能に嵌合させている。
【0035】例えば十二面状の外周面61Aを有する適
宜のグロメット61の周囲を取り囲むようにして、複数
のグロメット61,…,61を配置する場合には、適宜
のグロメット61の外周面61Aをなす十二個の当接面
61a,…,61aのうち、周方向の1つおきに配置さ
れる6個の各当接面61a,…,61a毎に、異なるグ
ロメット61の当接面61aが当接することとなる。さ
らに、この適宜のグロメット61を取り囲む6つのグロ
メット61,…,61においては、隣接するグロメット
61,61同士が互いの当接面61a,61aを当接さ
せることとなる。これにより、バッテリーボックス10
の内部空間21内において、複数のグロメット61,
…,61は、バッテリーボックス10の横方向に対する
断面において中心軸線が千鳥配列となるように配置され
ている。
【0036】また、グロメット61の内周面61B上に
は、例えば周方向に所定間隔をおいて配置され、バッテ
リーボックス10の横方向に向かって伸びる複数(例え
ば、6つ等)の突出部53,…,53(例えば、突出方
向の高さ0.65mm等)が設けられており、グロメッ
ト61に装着されるバッテリー18の外周面18Aがこ
れらの突出部53,…,53に当接するように設定され
ている。
【0037】接続部材62は、例えば隣接するグロメッ
ト61,61において互いに当接する各当接面61a,
61aから周方向の接線方向に延出する各延出部64,
64の端部が接続されて形成されており、この端部を回
転中心として延出部64,64のなす角は適宜に変更可
能とされている。
【0038】なお、本実施の形態においては、例えば図
2に示すように、バッテリーボックス10の内部空間2
1内に収納された複数のバッテリー18,…,18に対
して、バッテリーボックス10の横方向に複数(例え
ば、2個等)のバッテリー保持部材17,…,17が備
えられている。なお、複数のバッテリー保持部材17,
…,17は、バッテリーボックス10の横方向におい
て、所定の等間隔毎に配置されてもよいし、適宜の位置
に配置されてもよい。
【0039】そして、複数のバッテリー18,…,18
をバッテリーボックス10の内部空間21内に収納する
際には、先ず、各バッテリー18がグロメット61に挿
入され、次に、隣接する複数のグロメット61,…,6
1が互いの当接面61a,…,61aを当接させるよう
にして配置される。これにより、当接する一方の当接面
61aに設けられた一対の凸部51および凹部52が、
他方の当接面61aに設けられた一対の凹部52および
凸部51に着脱可能に嵌合することで、隣接する複数の
グロメット61,…,61が固定される。
【0040】そして、接続された複数のグロメット6
1,…,61を覆うようにして、ボックス上部11およ
びボックス下部12およびボックス前部13およびボッ
クス後部14およびボックス右側部15およびボックス
左側部16が配置される。このとき、ボックス上部11
およびボックス下部12の各裏面11B,12B上に設
けられた上下部凹部35,…,35および上下部凸部3
6,…,36、および、ボックス前部13およびボック
ス後部14に設けられた前後部凹部47,…,47およ
び前後部凸部48,…,48に、複数のグロメット6
1,…,61の各凸部51,…,51および凹部52,
…,52が着脱可能に嵌合し、バッテリーボックス10
の内部空間21内において複数のグロメット61,…,
61が固定される。
【0041】本実施の形態によるバッテリーボックス1
0は上記構成を備えており、次に、このバッテリーボッ
クス10の内部空間21内に収納された複数のバッテリ
ー18,…,18を冷却する動作について説明する。
【0042】車室内空気が冷却空気として、バッテリー
ボックス20の前部開口22を介して内部空間21に流
入し、内部空間21内のバッテリー18,…,18の間
を通って後方へと流れる。このとき、内部空間21を流
れる冷却空気はバッテリー18,…,18と熱交換を行
い、その結果、バッテリー18,…,18は冷却され、
冷却空気は加熱されて若干温度上昇する。そして、冷却
空気はバッテリーボックス20の後部開口23を介して
外部に排出されることとなる。
【0043】ここで、前部開口22,22,22近傍の
バッテリー18,…,18の前方側の外周面を覆うよう
にして第1〜第3遮蔽部材43,44,45が配置され
ていることから、前部開口22,22,22から内部空
間21へ導入される冷却空気が直接にバッテリー18の
外周面18Aに吹き付けられることが抑制される。これ
により、前部開口22,22,22近傍のバッテリー1
8,…,18が過剰に冷却され、前部開口22,22,
22近傍において冷却空気の温度が過剰に高温になり、
内部空間21の後方側において冷却空気による冷却能力
が低下してしまうことを防止することができる。
【0044】さらに、後部開口23近傍のボックス上部
11およびボックス下部12に、バッテリー18の後方
側の外周面18Aに対して所定間隔をおいて沿うような
曲面状の各傾斜面32A,33Aを有する第1,第2整
流部材32,33が設けられていることにより、これら
の第1,第2整流部材32,33が省略されている場合
に比べて、バッテリー18の外周面18Aに沿って流通
する冷却空気の流通速度が増大し、バッテリー18に対
する冷却性を向上させることができる。
【0045】これにより、後部開口23近傍のバッテリ
ー18,…,18に対して冷却空気による冷却能力が低
下してしまうことを防止して、バッテリーボックス10
に収容された複数のバッテリー18,…,18の温度分
布に不均一が生じることを抑制することができる。
【0046】上述したように、本実施の形態によるバッ
テリーボックス10によれば、バッテリー保持部材17
によりバッテリー18,…,18を千鳥配列可能であ
り、内部空間21におけるバッテリー18,…,18の
配置効率を向上させ、バッテリーボックス10を小型化
することができる。このとき、内部空間21におけるバ
ッテリー18,…,18の配置密度が相対的に増大する
ことで、冷却空気が流通する空間が相対的に減少した場
合であっても、前部開口22,22,22近傍に配置し
た第1〜第3遮蔽部材43,44,45と、後部開口2
3,23,23近傍に配置した第1,第2整流部材3
2,33とによって、複数のバッテリー18,…,18
の温度分布に不均一が生じてしまうことを抑制し、冷却
効率を向上させることができる。
【0047】なお、本実施形態においては、第1〜第3
遮蔽部材43,44,45は、バッテリーボックス10
の前方側に向かって屈曲する板状に形成され、バッテリ
ーボックス10の横方向に対する断面において、2つの
直線が交差してなる断面視略V字形に形成されるとした
が、これに限定されず、断面形状が、例えば適宜の曲線
状や凹凸状等のその他の形状であってもよい。要する
に、前部開口22,22,22から内部空間21へ導入
され、バッテリー18の外周面18Aに向かい吹き付け
られる冷却空気の流通方向が、バッテリーボックス10
の後方側に向かう適宜の方向に変更される形状であれば
よい
【0048】以下に、本実施の形態によるバッテリーボ
ックス10内に収容したバッテリー18,…,18に対
する冷却試験の結果について添付図面を参照しながら説
明する。図5は本実施形態の第1実施例および比較例に
係るバッテリーボックスに収容された複数のバッテリー
の発熱時における温度および温度差の時間変化を示すグ
ラフ図であり、図6は本実施形態の第1実施例および比
較例に係るバッテリーボックスに収容された複数のバッ
テリーの発熱時における熱通過係数に応じた到達温度の
変化を示すグラフ図であり、図7は本実施形態の第1実
施例および比較例に係るバッテリーボックスに収容され
た複数のバッテリーの発熱停止時における温度および温
度差の時間変化を示すグラフ図であり、図8は本実施形
態の比較例に係るバッテリーボックスに収容された複数
のバッテリーの発熱時における各到達温度を示す図であ
り、図9は本実施形態の第1実施例に係るバッテリーボ
ックス10に収容された複数のバッテリー18,…,1
8の発熱時における各到達温度を示す図であり、図10
は本実施形態の第2実施例に係るバッテリーボックス1
0に収容された複数のバッテリー18,…,18の発熱
時における各到達温度を示す図であり、図11は本実施
形態の第3実施例に係るバッテリーボックス10に収容
された複数のバッテリー18,…,18の発熱時におけ
る各到達温度を示す図であり、図12は本実施形態の第
4実施例に係るバッテリーボックス10に収容された複
数のバッテリー18,…,18の発熱時における各到達
温度を示す図である。
【0049】ここで、本実施形態の比較例に係るバッテ
リーボックスでは、例えば図8に示すように、バッテリ
ーボックスの横方向に対する断面において、例えば20
個のバッテリー18,…,18の各中心軸線が所定の格
子点を貫くように配置されている。そして、前部開口2
2近傍に配置されたバッテリー18,…,18間には、
各バッテリー18毎に周囲を区画するような板状の遮蔽
部材71,…,71が配置され、後部開口23近傍に配
置されたバッテリー18,…,18間には、隣り合うバ
ッテリー18,18間における冷却空気の流通路を狭め
るような整流部材72,…,72が配置されている。
【0050】本実施形態の第1実施例に係るバッテリー
ボックス10では、例えば図9に示すように、例えば2
0個のバッテリー18,…,18の中心軸線が千鳥配列
となるように配置され、前部開口22近傍には各バッテ
リー18,…,18の前方側の外周面18A,…,18
Aを覆う第1〜第3遮蔽部材43,44,45が配置さ
れ、後部開口23近傍には各バッテリー18,…,18
の後方側の外周面18A,…,18Aに所定間隔をおい
て沿う第1,第2整流部材32,33が配置されてい
る。
【0051】また、例えば図10に示すように、第1実
施例に係るバッテリーボックス10において第2,第3
遮蔽部材44,45が省略され、第1整流部材32の突
出方向の高さが、より高くなるように形成されたもの
が、本実施形態の第2実施例に係るバッテリーボックス
10とされ、さらに、例えば図11に示すように、第2
実施例に係るバッテリーボックス10において第1,第
2整流部材32,33が省略されたものが、本実施形態
の第3実施例に係るバッテリーボックス10とされ、さ
らに、例えば図12に示すように、第3実施例に係るバ
ッテリーボックス10において第1遮蔽部材43が省略
されたものが、本実施形態の第4実施例に係るバッテリ
ーボックス10とされている。
【0052】先ず、第1の試験として、本実施の形態に
係るバッテリーボックスを搭載した車両の走行時におい
て、発熱状態のバッテリー18,…,18に対して冷却
空気により冷却を行うシミュレーションの結果について
説明する。ここで、複数のバッテリー18,…,18の
平均発熱量を100Wとし、バッテリーボックスに冷却
空気を供給するファン(図示略)の駆動電圧を12Vと
し、冷却空気の風量を60m3/時とし、バッテリーボ
ックス内における冷却空気の圧力損失を43Paとし
た。そして、第1実施例および比較例のバッテリーボッ
クスに対して、所定の最大熱通過係数と最小熱通過係数
での各バッテリー18の温度の時間変化、および、最大
熱通過係数でのバッテリー18と最小熱通過係数でのバ
ッテリー18との温度差の時間変化を算出した。
【0053】図5に示すように、このシミュレーション
の結果から、比較例では、最小熱通過係数でのバッテリ
ー18の温度は約50.0℃、最大熱通過係数でのバッ
テリー18の温度は約42.0℃であるのに対して、第
1実施例では、最小熱通過係数でのバッテリー18の温
度は約45.0℃、最大熱通過係数でのバッテリー18
の温度は約40.0℃となり、比較例に比べて第1実施
例の方がより冷却されていると判断することができる。
しかも、比較例での温度差は、8.0(=50.0−4
2.0)℃であるのに対して、第1実施例での温度差は
5.0(=45.0−40.0)℃となり、第1実施例
の方が比較例よりも、温度分布が均一化していると判断
することができ、冷却性能が向上していると結論するこ
とができる。
【0054】次に、第2の試験として、本実施の形態に
係るバッテリーボックスを搭載した車両の走行時におい
て、発熱状態のバッテリー18,…,18に対して冷却
空気により冷却を行うシミュレーションの結果について
説明する。ここで、複数のバッテリー18,…,18の
平均発熱量を100Wとし、バッテリーボックスに冷却
空気を供給するファン(図示略)の駆動電圧を12Vと
し、冷却空気の風量を60m3/時とし、第1実施例お
よび比較例のバッテリーボックスに対して、熱通過係数
とバッテリー18の到達温度との変化を算出した。
【0055】図6に示すように、このシミュレーション
の結果から、比較例では、熱通過係数の最大値が0.7
25W/K、最小値が0.337W/Kであり、熱通過
係数の差が0.39(≒0.725−0.337)W/
K、到達温度の温度差が8.1℃であるのに対して、第
1実施例では、熱通過係数の最大値が1.147W/
K、最小値が0.520W/Kであり、熱通過係数の差
が0.63(≒1.147−0.520)W/K、到達
温度の温度差が5.0℃となり、第1実施例の方が比較
例よりも、温度分布が均一化していると判断することが
でき、冷却性能が向上していると結論することができ
る。
【0056】次に、第3の試験として、発熱が停止され
た高温状態(例えば、50℃)のバッテリー18,…,
18に対して冷却空気により冷却を行うシミュレーショ
ンの結果について説明する。ここで、バッテリーボック
スに冷却空気を供給するファン(図示略)の駆動電圧を
12Vとし、冷却空気の風量を60m3/時とし、第1
実施例および比較例のバッテリーボックスに対して、所
定の最大熱通過係数と最小熱通過係数での各バッテリー
18の温度の時間変化、および、最大熱通過係数でのバ
ッテリー18と最小熱通過係数でのバッテリー18との
温度差の時間変化を算出した。
【0057】図7に示すように、このシミュレーション
の結果から、第1実施例の方が比較例よりも、迅速に冷
却されていると判断することができ、冷却効率が向上し
ていると結論することができる。また、所定時間経過後
においては、第1実施例の方が比較例よりも、温度分布
が均一化していると判断することができ、冷却性能が向
上していると結論することができる。
【0058】次に、第4の試験として、発熱状態のバッ
テリー18,…,18に対して冷却空気により冷却を行
うシミュレーションの結果について説明する。ここで、
複数のバッテリー18,…,18の平均発熱量を100
Wとし、バッテリーボックスに冷却空気を供給するファ
ン(図示略)の駆動電圧を12Vとし、冷却空気の風量
を60m3/時とし、供給される冷却空気の温度を35
℃とし、比較例および第1〜4実施例バッテリーボック
スに対して、複数のバッテリー18,…,18の温度分
布を算出した。
【0059】先ず、図8に示すように、比較例において
は、前部開口22近傍に配置されたバッテリー18,
…,18に対して、冷却空気が吹き付けられることを抑
制する板状の遮蔽部材71,…,71が配置されている
ことによって、これらのバッテリー18,…,18の温
度が相対的に過剰に高温(例えば、52.0℃等)とな
っている。また、後部開口23近傍に配置されたバッテ
リー18,…,18に対して、冷却空気の流通速度を増
大させる整流部材72,…,72が配置されていること
によって、これらのバッテリー18,…,18の温度が
相対的に過剰に低温(例えば、47.0℃等)となって
いる。そして、温度差は5.0(=52.0−47.
0)℃となり、冷却空気の圧力損失は53.1Paとな
っている。
【0060】これに対して、図9に示すように、本実施
形態の第1実施例のバッテリーボックスにおいては、前
部開口22近傍に配置されたバッテリー18,…,18
の温度は42.0〜43.0℃となり、後部開口23近
傍に配置されたバッテリー18,…,18の温度は4
6.0℃となり、比較例に比べて、より一層効率的に冷
却されていると判断することができる。すなわち、前部
開口22近傍において、バッテリー18,…,18が過
剰に高温状態となるように遮蔽されたり、後部開口23
近傍において過剰に冷却されてしまうことを防止するこ
とができる。しかも、この第1実施例のバッテリーボッ
クスにおいて、温度差は4.0(=46.0−42.
0)℃程度となり、比較例に比べて、より一層、温度分
布が均一化していると判断することができ、冷却性能が
向上していると結論することができる。さらに、この第
1実施例のバッテリーボックスにおいて、冷却空気の圧
力損失は50.1Paであって、比較例に比べて、より
一層、効率的に冷却を行うことができることがわかる。
【0061】また、図10に示すように、本実施形態の
第2実施例のバッテリーボックスにおいては、冷却空気
の圧力損失は53.7Paであって、比較例とほぼ同等
の値でありながら、前部開口22近傍に配置されたバッ
テリー18,…,18の温度は43.0℃となり、後部
開口23近傍に配置されたバッテリー18,…,18の
温度は46.0〜47.0℃となり、比較例に比べて、
より一層効率的に冷却されていると判断することができ
る。しかも、温度差は4.0(=47.0−43.0)
℃程度となり、比較例に比べて、より一層、温度分布が
均一化していると判断することができ、冷却性能が向上
していると結論することができる。
【0062】なお、図11に示すように、本実施形態の
第3実施例のバッテリーボックスにおいては、特に、第
1遮蔽部材43を備えたことによって、前部開口22近
傍に配置されたバッテリー18,…,18の温度は4
2.0〜43.0℃となり、冷却空気が直接にバッテリ
ー18に吹き付けられることを防止すると共に、過剰に
高温状態となるように遮蔽されることを防止し、比較例
に比べて、より一層、適切に冷却を行うことができる。
また、図12に示すように、本実施形態の第4実施例の
バッテリーボックスにおいては、特に、複数のバッテリ
ー18,…,18の中心軸線が千鳥配列となるように配
置されることで、比較例に比べて、冷却性能を向上させ
ることができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明のバッテリーボックスによれば、複数の保持部材
により電池を千鳥配列可能であり、収納部内における電
池の配置効率を向上させ、バッテリーボックスを小型化
することができる。しかも、冷媒導入口近傍に配置した
遮蔽部材と、冷媒排出口近傍に配置した整流部材との作
用によって、複数の電池の温度分布に不均一が生じてし
まうことを抑制し、冷却媒体による冷却効率を向上させ
ることができる。さらに、請求項2に記載の本発明のバ
ッテリーボックスによれば、複数の保持部材は収納部内
において、前部および後部によって両側から挟み込まれ
るようにして固定され、例えば保持部材を挟み込むため
の特別な部材を設ける必要無しに、単に、収納部をなす
前部および後部に支持部材を備えるだけで、容易に保持
部材を固定することができる。
【0064】さらに、請求項3に記載の本発明のバッテ
リーボックスによれば、接続される保持部材同士の互い
の凹部と凸部とは着脱可能とされていることから、複数
の保持部材は容易に接続及び分離ができ、収納部内での
配置を容易に変更可能である。また、収納部をなす前部
および後部に支持部材として、一対の凸部および凹部を
備えることによって、前部および後部と保持部材とを容
易に接続及び分離可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るバッテリーボック
スの斜視図である。
【図2】 図1に示すバッテリーボックスの分解斜視図
である。
【図3】 図1に示すバッテリーボックスの断面図であ
る。
【図4】 図3に示すバッテリー保持部材の要部拡大断
面図である。
【図5】 本実施形態の第1実施例および比較例に係る
バッテリーボックスに収容された複数のバッテリーの発
熱時における温度および温度差の時間変化を示すグラフ
図である。
【図6】 本実施形態の第1実施例および比較例に係る
バッテリーボックスに収容された複数のバッテリーの発
熱時における熱通過係数に応じた到達温度の変化を示す
グラフ図である。
【図7】 本実施形態の第1実施例および比較例に係る
バッテリーボックスに収容された複数のバッテリーの発
熱停止時における温度および温度差の時間変化を示すグ
ラフ図である。
【図8】 本実施形態の比較例に係るバッテリーボック
スに収容された複数のバッテリーの発熱時における各到
達温度を示す図である。
【図9】 本実施形態の第1実施例に係るバッテリーボ
ックスに収容された複数のバッテリーの発熱時における
各到達温度を示す図である。
【図10】 本実施形態の第2実施例に係るバッテリー
ボックスに収容された複数のバッテリーの発熱時におけ
る各到達温度を示す図である。
【図11】 本実施形態の第3実施例に係るバッテリー
ボックスに収容された複数のバッテリーの発熱時におけ
る各到達温度を示す図である。
【図12】 本実施形態の第4実施例に係るバッテリー
ボックスに収容された複数のバッテリーの発熱時におけ
る各到達温度を示す図である。
【符号の説明】
10 バッテリーボックス 11 ボックス上部(上部) 12 ボックス下部(下部) 13 ボックス前部(前部) 14 ボックス後部(後部) 15 ボックス右側部(側部) 16 ボックス左側部(側部) 18 バッテリー(電池) 18A バッテリーの外周面(電池の外周面) 17 バッテリー保持部材(電池保持部材) 21 内部空間(収納部) 22 前部開口(冷媒導入口) 23 後部開口(冷媒排出口) 32 第1整流部材(整流部材) 33 第2整流部材(整流部材) 43 第1遮蔽部材(遮蔽部材) 44 第2遮蔽部材(遮蔽部材) 45 第3遮蔽部材(遮蔽部材) 47 前後部凹部(支持手段) 48 前後部凸部(支持手段) 51 凸部 52 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高坂 啓詞 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5H031 KK01 KK08 5H040 AA28 AS07 AT06 AY05 CC20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接続及び分離可能とされた上部お
    よび下部と前部および後部と2つの側部とにより形成さ
    れる収納部と、 前記収納部内において互いに接続及び分離可能とされ、
    接続状態において、複数の電池の中心軸線の方向を前記
    2つの側部が対向する方向に平行とし、これらの電池を
    千鳥配列可能に保持する複数の保持部材と、 前記前部に設けた冷媒導入口および前記後部に設けた冷
    媒排出口と、 前記冷媒導入口近傍に配置され、前記冷媒導入口から前
    記収納部内に導入される冷却媒体の流通方向を変更し、
    前記冷却媒体が前記電池に直接に吹き付けられることを
    抑制する遮蔽部材と、 前記冷媒排出口近傍に配置され、前記電池周辺での前記
    冷却媒体の流通路を狭め、前記冷却媒体の流通速度を増
    大し、前記冷却媒体の流通方向を変更する整流部材とを
    備えることを特徴とするバッテリーボックス。
  2. 【請求項2】 前記前部および前記後部は、前記保持部
    材を支持可能な支持手段を備えることを特徴とする請求
    項1に記載のバッテリーボックス。
  3. 【請求項3】 前記保持部材は外面上に少なくとも一対
    の凸部および凹部を備え、 複数の前記保持部材は、互いの前記凹部に前記凸部が着
    脱可能に嵌合されることで、接続及び分離可能とされて
    いることを特徴とする請求項1または請求項2の何れか
    に記載のバッテリーボックス。
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