JP2003301778A - チューブポンプ - Google Patents
チューブポンプInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数が少なく、また、メンテナンス性に
優れたチュ−ブポンプを提供すること。 【解決手段】 チューブ12と平行に配置された回転軸
21と、この回転軸21に形成された螺旋状の凸部22
とを備えた螺旋状ローラ20と、チューブ12を押圧す
る細長い平面状のチューブガイド13を設け、チューブ
12を挟んでチューブガイド13の反対側からチューブ
12を押圧した状態で螺旋状ローラ20を回転させて、
螺旋状の凸部22でチューブ12をしごく。また、チュ
ーブ12と螺旋状ローラ20との間に、チューブ12よ
りも摩擦係数が小さいフィルムシート30を設ける。
優れたチュ−ブポンプを提供すること。 【解決手段】 チューブ12と平行に配置された回転軸
21と、この回転軸21に形成された螺旋状の凸部22
とを備えた螺旋状ローラ20と、チューブ12を押圧す
る細長い平面状のチューブガイド13を設け、チューブ
12を挟んでチューブガイド13の反対側からチューブ
12を押圧した状態で螺旋状ローラ20を回転させて、
螺旋状の凸部22でチューブ12をしごく。また、チュ
ーブ12と螺旋状ローラ20との間に、チューブ12よ
りも摩擦係数が小さいフィルムシート30を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔軟性を有するチ
ューブの一部を押圧して閉塞しつつ、その閉塞箇所を移
動させてチューブ内の流動物を搬送して吐出するチュー
ブポンプに関する。例えば、ジュースその他の飲料等を
密封容器から所定量ずつ注出する飲食物供給装置に用い
られるものである。
ューブの一部を押圧して閉塞しつつ、その閉塞箇所を移
動させてチューブ内の流動物を搬送して吐出するチュー
ブポンプに関する。例えば、ジュースその他の飲料等を
密封容器から所定量ずつ注出する飲食物供給装置に用い
られるものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、所定量の飲食物などの流動物
を吐出するのに、チューブポンプが広く使用されてい
る。このチューブポンプは、飲食物などを内蔵するチュ
ーブをしごくことにより、所定量の飲食物などを吐出す
るようになっている。例えば、チューブポンプは、シロ
ップ等の濃縮原液と希釈用の冷水等を同時にコップ等の
受容器に吐出して、ジュース等の飲料を提供する飲料用
ディスペンサなどに使用されている。
を吐出するのに、チューブポンプが広く使用されてい
る。このチューブポンプは、飲食物などを内蔵するチュ
ーブをしごくことにより、所定量の飲食物などを吐出す
るようになっている。例えば、チューブポンプは、シロ
ップ等の濃縮原液と希釈用の冷水等を同時にコップ等の
受容器に吐出して、ジュース等の飲料を提供する飲料用
ディスペンサなどに使用されている。
【0003】ここで、チューブポンプには、大別して、
回転ローラ式チューブポンプ、縦型ローラ式チューブポ
ンプ、およびフィンガー式チューブポンプの3タイプの
ものがある。そこで、各タイプのチューブポンプについ
て簡単に説明する。
回転ローラ式チューブポンプ、縦型ローラ式チューブポ
ンプ、およびフィンガー式チューブポンプの3タイプの
ものがある。そこで、各タイプのチューブポンプについ
て簡単に説明する。
【0004】まず、回転ローラ式チューブポンプについ
て簡単に説明する。このタイプのチューブポンプとして
は、例えば実開昭62−183088号公報などに開示
されているものがある。すなわち、図8に示すように、
回転ローラ式チューブポンプには、回転板100の円周
上に等間隔で回動自在にチューブ101を押圧するため
の複数のローラ102が配置されている。そして、この
回転板100を図8中矢印方向へ回転させると、ローラ
102に押圧されているチューブ101の押圧箇所が吐
出口方向へと移動する。これにより、ローラ101に押
圧されたチューブの押圧箇所間に封入されている流動物
が、吐出口方向へ押し出され吐出されるようになってい
る。
て簡単に説明する。このタイプのチューブポンプとして
は、例えば実開昭62−183088号公報などに開示
されているものがある。すなわち、図8に示すように、
回転ローラ式チューブポンプには、回転板100の円周
上に等間隔で回動自在にチューブ101を押圧するため
の複数のローラ102が配置されている。そして、この
回転板100を図8中矢印方向へ回転させると、ローラ
102に押圧されているチューブ101の押圧箇所が吐
出口方向へと移動する。これにより、ローラ101に押
圧されたチューブの押圧箇所間に封入されている流動物
が、吐出口方向へ押し出され吐出されるようになってい
る。
【0005】次に、縦型ローラ式チューブポンプについ
て簡単に説明する。このタイプのチューブポンプとして
は、例えば特許第3182637号公報などに開示され
ているものがある。すなわち、図9に示すように、縦型
ローラ式チューブポンプには、歯付きベルト110に回
動自在に装着した複数の吐出ローラ111と、曲率半径
の大きなカム面112aを有し吐出ローラ111に対向
して配設されたローラ受けカム112とが備わってい
る。そして、吐出ローラ111をローラ受けカム112
のカム面112aに押圧して、チューブ113を押圧し
ながら走行させる。これにより、チューブ113内の流
動物が、吐出口方向へ押し出され吐出されるようになっ
ている。
て簡単に説明する。このタイプのチューブポンプとして
は、例えば特許第3182637号公報などに開示され
ているものがある。すなわち、図9に示すように、縦型
ローラ式チューブポンプには、歯付きベルト110に回
動自在に装着した複数の吐出ローラ111と、曲率半径
の大きなカム面112aを有し吐出ローラ111に対向
して配設されたローラ受けカム112とが備わってい
る。そして、吐出ローラ111をローラ受けカム112
のカム面112aに押圧して、チューブ113を押圧し
ながら走行させる。これにより、チューブ113内の流
動物が、吐出口方向へ押し出され吐出されるようになっ
ている。
【0006】最後に、フィンガー式チューブポンプにつ
いて簡単に説明する。このタイプのチューブポンプとし
ては、例えば特開平10−141235号公報などに開
示されているものがある。すなわち、図10に示すよう
に、フィンガー式チューブポンプには、一端でチューブ
120を押圧する多数の押圧板121と、各押圧板12
1をチューブ120に向かって往復運動させるカム機構
122とが備わっている。そして、各押圧板121をチ
ューブ120内の流動物搬送方向に配列し、各押圧板1
21のチューブ押圧位置が吐出方向に順次移動するよう
に各押圧板121を互いに位相をずらして往復運動させ
る。これにより、チューブ120内の流動物が、吐出口
方向へ押し出され吐出されるようになっている
いて簡単に説明する。このタイプのチューブポンプとし
ては、例えば特開平10−141235号公報などに開
示されているものがある。すなわち、図10に示すよう
に、フィンガー式チューブポンプには、一端でチューブ
120を押圧する多数の押圧板121と、各押圧板12
1をチューブ120に向かって往復運動させるカム機構
122とが備わっている。そして、各押圧板121をチ
ューブ120内の流動物搬送方向に配列し、各押圧板1
21のチューブ押圧位置が吐出方向に順次移動するよう
に各押圧板121を互いに位相をずらして往復運動させ
る。これにより、チューブ120内の流動物が、吐出口
方向へ押し出され吐出されるようになっている
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た3つのタイプのチューブポンプはすべて、構成部品点
数が多いという問題があった。特に、縦型ローラ式チュ
ーブポンプとフィンガー式チューブポンプは、非常に部
品点数が多い。このように部品点数が多いと、チューブ
ポンプの構成が複雑となり、信頼性の面で不利となるば
かりでなく、コスト面でも不利であった。
た3つのタイプのチューブポンプはすべて、構成部品点
数が多いという問題があった。特に、縦型ローラ式チュ
ーブポンプとフィンガー式チューブポンプは、非常に部
品点数が多い。このように部品点数が多いと、チューブ
ポンプの構成が複雑となり、信頼性の面で不利となるば
かりでなく、コスト面でも不利であった。
【0008】また、チューブポンプを飲料供給装置など
に使用した場合、紙コップ等の受容器への吐出により流
動物(シロップなど)が飛散するが、衛生面などの問題
から飛散した流動物を、定期的に除去する必要がある。
すなわち、定期的にメンテナンスを行うことが必要であ
る。このメンテナンスは、チューブを押圧する部材(例
えば、回転板100など)をポンプ本体から取り外し、
取り外した部材を洗浄して再びポンプに組み込むという
手順により行われている。しかし、この作業は手間のか
かるものであった。
に使用した場合、紙コップ等の受容器への吐出により流
動物(シロップなど)が飛散するが、衛生面などの問題
から飛散した流動物を、定期的に除去する必要がある。
すなわち、定期的にメンテナンスを行うことが必要であ
る。このメンテナンスは、チューブを押圧する部材(例
えば、回転板100など)をポンプ本体から取り外し、
取り外した部材を洗浄して再びポンプに組み込むという
手順により行われている。しかし、この作業は手間のか
かるものであった。
【0009】そこで、本発明は上記した問題点を解決す
るためになされたものであり、部品点数が少なく、ま
た、メンテナンス性に優れたチュ−ブポンプを提供する
ことを課題とする。
るためになされたものであり、部品点数が少なく、ま
た、メンテナンス性に優れたチュ−ブポンプを提供する
ことを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めになされた本発明に係るチューブポンプは、流動物を
内蔵する柔軟性を有するチューブと、チューブを押圧す
る細長形状のチューブガイドと、チューブを挟んでチュ
ーブガイドの反対側からチューブを押圧してその一部を
閉塞するローラ手段とを備え、ローラ手段を回転駆動さ
せてチューブの閉塞箇所を移動させることにより、チュ
ーブ内の流動物を搬送して吐出するチューブポンプにお
いて、ローラ手段は、チューブと平行に配置された回転
軸と、この回転軸に形成された螺旋状の凸部とを備えた
螺旋状ローラであることを特徴とするものである。
めになされた本発明に係るチューブポンプは、流動物を
内蔵する柔軟性を有するチューブと、チューブを押圧す
る細長形状のチューブガイドと、チューブを挟んでチュ
ーブガイドの反対側からチューブを押圧してその一部を
閉塞するローラ手段とを備え、ローラ手段を回転駆動さ
せてチューブの閉塞箇所を移動させることにより、チュ
ーブ内の流動物を搬送して吐出するチューブポンプにお
いて、ローラ手段は、チューブと平行に配置された回転
軸と、この回転軸に形成された螺旋状の凸部とを備えた
螺旋状ローラであることを特徴とするものである。
【0011】このチューブポンプでは、チューブと平行
に配置された回転軸と、この回転軸に形成された螺旋状
の凸部とを備えた螺旋状ローラを回転させると、螺旋状
の凸部により連続してチューブがしごかれる。その結
果、チューブ内の流動物が搬送されチューブの開口端か
ら一定量が吐出される。このように、チューブをしごく
ためのローラ手段が1つの螺旋状ローラにより構成され
ている。すなわち、ローラ手段の構成部品点数が非常に
少ない。このため、チューブポンプの構成が非常に簡単
なものとなるため信頼性が高く、またコスト面でも非常
に有利である。
に配置された回転軸と、この回転軸に形成された螺旋状
の凸部とを備えた螺旋状ローラを回転させると、螺旋状
の凸部により連続してチューブがしごかれる。その結
果、チューブ内の流動物が搬送されチューブの開口端か
ら一定量が吐出される。このように、チューブをしごく
ためのローラ手段が1つの螺旋状ローラにより構成され
ている。すなわち、ローラ手段の構成部品点数が非常に
少ない。このため、チューブポンプの構成が非常に簡単
なものとなるため信頼性が高く、またコスト面でも非常
に有利である。
【0012】本発明に係るチューブポンプにおいては、
螺旋状ローラは、回転したときにチューブの2箇所を同
時に閉塞した状態と、チューブの1箇所を閉塞した状態
とを交互に作り出すことが望ましい。こうすることによ
り、チューブの2箇所の閉塞区間に封入された一定量の
流動物を吐出しつつ、チューブの新たな2箇所の閉塞区
間に一定量の流動物がスムーズに充填され搬送される。
このため、常に一定量の流動物をスムーズに搬送して吐
出することができる。
螺旋状ローラは、回転したときにチューブの2箇所を同
時に閉塞した状態と、チューブの1箇所を閉塞した状態
とを交互に作り出すことが望ましい。こうすることによ
り、チューブの2箇所の閉塞区間に封入された一定量の
流動物を吐出しつつ、チューブの新たな2箇所の閉塞区
間に一定量の流動物がスムーズに充填され搬送される。
このため、常に一定量の流動物をスムーズに搬送して吐
出することができる。
【0013】具体的には、螺旋状ローラにおける螺旋状
の凸部のピッチ間長さを、チューブガイドの全長よりも
短くすればよい。こうすることにより、螺旋状ローラを
回転させたときに、チューブの2箇所以上を同時に閉塞
した状態を作り出すことができる。その結果、一定量の
流動物を搬送して吐出することができる。つまり、チュ
ーブを同時に閉塞する箇所は、2箇所に限られず3箇所
以上存在してもよい。
の凸部のピッチ間長さを、チューブガイドの全長よりも
短くすればよい。こうすることにより、螺旋状ローラを
回転させたときに、チューブの2箇所以上を同時に閉塞
した状態を作り出すことができる。その結果、一定量の
流動物を搬送して吐出することができる。つまり、チュ
ーブを同時に閉塞する箇所は、2箇所に限られず3箇所
以上存在してもよい。
【0014】さらに、螺旋状ローラにおける螺旋状の凸
部のピッチ間長さを、チューブガイドの全長の半分の長
さよりも長くすることが望ましい。こうすることによ
り、螺旋状ローラを回転させたときに、チューブの2箇
所を同時に閉塞した状態と、チューブの1箇所を閉塞さ
せた状態とを交互に作り出すことができる。その結果と
して、常に一定量の流動物を非常にスムーズに搬送して
吐出することができる。
部のピッチ間長さを、チューブガイドの全長の半分の長
さよりも長くすることが望ましい。こうすることによ
り、螺旋状ローラを回転させたときに、チューブの2箇
所を同時に閉塞した状態と、チューブの1箇所を閉塞さ
せた状態とを交互に作り出すことができる。その結果と
して、常に一定量の流動物を非常にスムーズに搬送して
吐出することができる。
【0015】特に、回転軸の外周面を基準とした螺旋状
の凸部の高さは、チューブの内径よりも大きいことが望
ましい。こうすることにより、螺旋状の凸部により閉塞
された箇所間(螺旋状の凸部間)に位置するチューブが
変形しない。その結果として、非常に精度良く一定量の
流動物を搬送して吐出することができる。
の凸部の高さは、チューブの内径よりも大きいことが望
ましい。こうすることにより、螺旋状の凸部により閉塞
された箇所間(螺旋状の凸部間)に位置するチューブが
変形しない。その結果として、非常に精度良く一定量の
流動物を搬送して吐出することができる。
【0016】また、本発明に係るチューブポンプにおい
ては、チューブと螺旋状のローラとの間にフィルム状の
シートを有することが望ましい。そして、好ましくは、
フィルム状のシートの摩擦係数が、チューブの摩擦係数
よりも小さいのがよい。
ては、チューブと螺旋状のローラとの間にフィルム状の
シートを有することが望ましい。そして、好ましくは、
フィルム状のシートの摩擦係数が、チューブの摩擦係数
よりも小さいのがよい。
【0017】このようなフィルム状のシートをチューブ
と螺旋状のローラとの間に設けることにより、螺旋状の
ローラの駆動トルクが小さくなる。このため、チューブ
ポンプの駆動部を小型化することができ、ひいてはチュ
ーブポンプ自体を小型化することができる。
と螺旋状のローラとの間に設けることにより、螺旋状の
ローラの駆動トルクが小さくなる。このため、チューブ
ポンプの駆動部を小型化することができ、ひいてはチュ
ーブポンプ自体を小型化することができる。
【0018】また、フィルム状のシートはチューブと螺
旋状のローラとの間に設けられているので、飛散した流
動物は、フィルム状のシートに付着し、螺旋状のローラ
には付着しない。したがって、定期的なメンテナンスを
行う際、螺旋状のローラをポンプから取り外す必要はな
く、シートを交換するだけでよい。つまり、メンテナン
ス性に非常に優れている。
旋状のローラとの間に設けられているので、飛散した流
動物は、フィルム状のシートに付着し、螺旋状のローラ
には付着しない。したがって、定期的なメンテナンスを
行う際、螺旋状のローラをポンプから取り外す必要はな
く、シートを交換するだけでよい。つまり、メンテナン
ス性に非常に優れている。
【0019】さらに、本発明に係るチューブポンプにお
いては、螺旋状ローラは、チューブ内の流動物を搬送し
て吐出した後、螺旋状の凸部が所定位置に到達したとき
に停止させられることが望ましい。このように、螺旋状
ローラの停止位置を定めることにより、螺旋状ローラの
回転開始位置も定まる。したがって、吐出動作の再現性
が良くなるので、吐出量を安定させることができる。
いては、螺旋状ローラは、チューブ内の流動物を搬送し
て吐出した後、螺旋状の凸部が所定位置に到達したとき
に停止させられることが望ましい。このように、螺旋状
ローラの停止位置を定めることにより、螺旋状ローラの
回転開始位置も定まる。したがって、吐出動作の再現性
が良くなるので、吐出量を安定させることができる。
【0020】そして、所定位置は、螺旋状の凸部により
チューブの下流近傍が閉塞された状態となる位置である
ことが好ましい。これにより、空気に触れるチューブ内
の流動物を極力少なくすることができる。すなわち、衛
生面にも優れたチューブポンプとすることができる。
チューブの下流近傍が閉塞された状態となる位置である
ことが好ましい。これにより、空気に触れるチューブ内
の流動物を極力少なくすることができる。すなわち、衛
生面にも優れたチューブポンプとすることができる。
【0021】特に、所定位置は、さらに螺旋状の凸部に
よりチューブの2箇所が同時に閉塞された状態となる位
置であることが好ましい。これにより、チューブ内の流
動物は2箇所でシールされるため、より衛生的なチュー
ブポンプとなるからである。
よりチューブの2箇所が同時に閉塞された状態となる位
置であることが好ましい。これにより、チューブ内の流
動物は2箇所でシールされるため、より衛生的なチュー
ブポンプとなるからである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明のチューブポンプを
具体化した最も好適な実施の形態について、図面に基づ
き詳細に説明する。本実施の形態は、紙コップ等の受容
器に、ジュース等の清涼飲料の濃縮液をタンクから注出
するとともに希釈用の冷水を併せて注出するジュース供
給装置に使用されるチューブポンプに関するものであ
る。そこで、本実施の形態に係るチューブポンプの概略
構成を図1、図2に示す。図1は、チューブがセットさ
れていない状態(カバーを開いた状態)におけるチュー
ブポンプ10の正面図である。図2は、チューブポンプ
10にチューブがセットされた状態(カバーを閉じた状
態)を示す図である。また、図2は、螺旋状ローラ20
の停止状態を示す図でもある。
具体化した最も好適な実施の形態について、図面に基づ
き詳細に説明する。本実施の形態は、紙コップ等の受容
器に、ジュース等の清涼飲料の濃縮液をタンクから注出
するとともに希釈用の冷水を併せて注出するジュース供
給装置に使用されるチューブポンプに関するものであ
る。そこで、本実施の形態に係るチューブポンプの概略
構成を図1、図2に示す。図1は、チューブがセットさ
れていない状態(カバーを開いた状態)におけるチュー
ブポンプ10の正面図である。図2は、チューブポンプ
10にチューブがセットされた状態(カバーを閉じた状
態)を示す図である。また、図2は、螺旋状ローラ20
の停止状態を示す図でもある。
【0023】このチューブポンプ10は、図1に示すよ
うに、ポンプ本体11に螺旋状ローラ20が配設されて
いる。この螺旋状ローラ20は、図示しないモータによ
り回転駆動される回転軸21と、その回転軸21の外周
に形成された連続する螺旋状の凸部22とにより構成さ
れている。そして、この螺旋状ローラ20の手前側にチ
ューブ12が配置されるようになっている(図2参
照)。このチューブ12の下端は開放され、上端は図示
しない濃縮液収容タンクに接続されている。
うに、ポンプ本体11に螺旋状ローラ20が配設されて
いる。この螺旋状ローラ20は、図示しないモータによ
り回転駆動される回転軸21と、その回転軸21の外周
に形成された連続する螺旋状の凸部22とにより構成さ
れている。そして、この螺旋状ローラ20の手前側にチ
ューブ12が配置されるようになっている(図2参
照)。このチューブ12の下端は開放され、上端は図示
しない濃縮液収容タンクに接続されている。
【0024】チューブポンプ10にセットされるチュー
ブ12(外径9mm、内径6mm)は、図2に示すよう
に、螺旋状ローラ20とチューブガイド13とにより狭
持されるようになっている。このため、チューブガイド
13が、チューブ12を挟んで螺旋状ローラ20に対し
平行に配置されている。このチューブガイド13は細長
形状(全長64mm)に形成され、その上下端近傍に
は、スプリング14,14が取り付けられている。これ
により、チューブポンプ10のカバー15を閉めた状態
においては、チューブガイド13が、スプリング14,
14の付勢力により、一定の力でチューブ12を螺旋状
ローラ20へ押圧するようになっている。また、チュー
ブポンプ10の上方および下方には、チューブ12の上
端付近および下端付近をそれぞれ固定するチューブスト
ッパが設けられ、チューブ12はチューブポンプ10に
対してしっかりと固定されるようになっている。なお、
チューブは、上記したサイズ以外にも多種存在し、その
サイズは流動物の内容により決定されるようになってい
る。
ブ12(外径9mm、内径6mm)は、図2に示すよう
に、螺旋状ローラ20とチューブガイド13とにより狭
持されるようになっている。このため、チューブガイド
13が、チューブ12を挟んで螺旋状ローラ20に対し
平行に配置されている。このチューブガイド13は細長
形状(全長64mm)に形成され、その上下端近傍に
は、スプリング14,14が取り付けられている。これ
により、チューブポンプ10のカバー15を閉めた状態
においては、チューブガイド13が、スプリング14,
14の付勢力により、一定の力でチューブ12を螺旋状
ローラ20へ押圧するようになっている。また、チュー
ブポンプ10の上方および下方には、チューブ12の上
端付近および下端付近をそれぞれ固定するチューブスト
ッパが設けられ、チューブ12はチューブポンプ10に
対してしっかりと固定されるようになっている。なお、
チューブは、上記したサイズ以外にも多種存在し、その
サイズは流動物の内容により決定されるようになってい
る。
【0025】さらに、チューブ12と螺旋状ローラ20
との間には、フィルムシート30が設けられている。こ
のフィルムシート30の材質としては、塩化ビニールや
ポリエチレンなどの柔軟性があり、チューブ12よりも
摩擦係数が小さくすべりの良いものを選べばよい。この
フィルムシート30は、図3に示すように、チューブ1
2をチューブポンプ10にセットする前にチューブポン
プ10に取り付けるようになっている。そして、チュー
ブ12をチューブポンプ10にセットし、カバー15を
閉めることにより、フィルムシート30はチューブ12
と螺旋状ローラ20とに密着するようになっている。こ
れにより、直接、チューブ12と螺旋状ローラ20とを
接触させて螺旋状ローラ20を回転させる場合に比べ、
螺旋状ローラ20の駆動トルクを小さくすることができ
るようになっている。
との間には、フィルムシート30が設けられている。こ
のフィルムシート30の材質としては、塩化ビニールや
ポリエチレンなどの柔軟性があり、チューブ12よりも
摩擦係数が小さくすべりの良いものを選べばよい。この
フィルムシート30は、図3に示すように、チューブ1
2をチューブポンプ10にセットする前にチューブポン
プ10に取り付けるようになっている。そして、チュー
ブ12をチューブポンプ10にセットし、カバー15を
閉めることにより、フィルムシート30はチューブ12
と螺旋状ローラ20とに密着するようになっている。こ
れにより、直接、チューブ12と螺旋状ローラ20とを
接触させて螺旋状ローラ20を回転させる場合に比べ、
螺旋状ローラ20の駆動トルクを小さくすることができ
るようになっている。
【0026】ここで、螺旋状ローラ20について、図4
〜図7を参照して詳細に説明する。図4は、螺旋状ロー
ラ20の平面図である。図5は、螺旋状ローラ20の正
面図である。図6は、図4に示すA−A線における螺旋
状ローラ20の断面図である。図7は、図4の螺旋状ロ
ーラ20を180度回転させた状態を示す図である。
〜図7を参照して詳細に説明する。図4は、螺旋状ロー
ラ20の平面図である。図5は、螺旋状ローラ20の正
面図である。図6は、図4に示すA−A線における螺旋
状ローラ20の断面図である。図7は、図4の螺旋状ロ
ーラ20を180度回転させた状態を示す図である。
【0027】この螺旋状ローラ20は、チューブ12内
の濃縮ジュースを搬送するものであり、回転軸21(直
径13mm)と、その外周面に形成された連続した螺旋
状の凸部22とにより構成されている。そして、図5に
示す螺旋状の凸部22の形成開始位置Sから螺旋半径が
最大になる位置Eまでのねじれ角θは、θ=126°と
なっている。
の濃縮ジュースを搬送するものであり、回転軸21(直
径13mm)と、その外周面に形成された連続した螺旋
状の凸部22とにより構成されている。そして、図5に
示す螺旋状の凸部22の形成開始位置Sから螺旋半径が
最大になる位置Eまでのねじれ角θは、θ=126°と
なっている。
【0028】また、図6に示す螺旋状の凸部22の回転
軸21の中心からの高さHは、H=12.5mmとなっ
ている。そして、回転軸21の直径が13mmであるか
ら、回転軸21の外周面を基準とした螺旋状の凸部22
の高さは、6mmとなっている。つまり、回転軸21の
外周面を基準とした螺旋状の凸部22の高さは、チュー
ブ12の内径(6mm)と同じ大きさになっている。こ
のため、螺旋状ローラ20を回転させたときに、閉塞箇
所間に位置するチューブ12に変形が生じないようにな
っている。
軸21の中心からの高さHは、H=12.5mmとなっ
ている。そして、回転軸21の直径が13mmであるか
ら、回転軸21の外周面を基準とした螺旋状の凸部22
の高さは、6mmとなっている。つまり、回転軸21の
外周面を基準とした螺旋状の凸部22の高さは、チュー
ブ12の内径(6mm)と同じ大きさになっている。こ
のため、螺旋状ローラ20を回転させたときに、閉塞箇
所間に位置するチューブ12に変形が生じないようにな
っている。
【0029】さらに、図7に示す螺旋状の凸部22のピ
ッチ間長さPは、P=36mmとなっている。つまり、
螺旋状の凸部22のピッチ間長さは、チューブガイド1
3の全長(64mm)よりも短く、チューブガイド13
の全長の半分の長さ(32mm)よりも長くなってい
る。このため、螺旋状ローラ20を回転させたときに、
チューブ12の2箇所が同時に閉塞された状態と、チュ
ーブ12の1箇所のみが閉塞された状態とが交互に生じ
るようになっている。
ッチ間長さPは、P=36mmとなっている。つまり、
螺旋状の凸部22のピッチ間長さは、チューブガイド1
3の全長(64mm)よりも短く、チューブガイド13
の全長の半分の長さ(32mm)よりも長くなってい
る。このため、螺旋状ローラ20を回転させたときに、
チューブ12の2箇所が同時に閉塞された状態と、チュ
ーブ12の1箇所のみが閉塞された状態とが交互に生じ
るようになっている。
【0030】次に、上記のような構成を有するチューブ
ポンプ10の吐出動作について説明する。チューブ12
内の濃縮ジュースの吐出は、螺旋状の凸部22によって
チューブガイド13に対応してチューブ12が2箇所で
閉塞されている停止状態(図2の状態)から、螺旋状ロ
ーラ20を回転させることにより行われる。
ポンプ10の吐出動作について説明する。チューブ12
内の濃縮ジュースの吐出は、螺旋状の凸部22によって
チューブガイド13に対応してチューブ12が2箇所で
閉塞されている停止状態(図2の状態)から、螺旋状ロ
ーラ20を回転させることにより行われる。
【0031】すなわち、チューブポンプ10の停止時に
は、図2に示すように、螺旋状ローラ20が、螺旋状の
凸部22によりチューブ22の2箇所が同時に閉塞され
た状態となる定位置で停止させられているのである。こ
れにより、螺旋状ローラ20の回転開始位置が定まり、
吐出動作の再現性が良くなるので、吐出量を安定させる
ことができる。また、2箇所の閉塞箇所の間(以下、
「封入区間」という)には、チューブ12の内径により
定まる量の濃縮ジュースが封入されるため、非常に衛生
的である。
は、図2に示すように、螺旋状ローラ20が、螺旋状の
凸部22によりチューブ22の2箇所が同時に閉塞され
た状態となる定位置で停止させられているのである。こ
れにより、螺旋状ローラ20の回転開始位置が定まり、
吐出動作の再現性が良くなるので、吐出量を安定させる
ことができる。また、2箇所の閉塞箇所の間(以下、
「封入区間」という)には、チューブ12の内径により
定まる量の濃縮ジュースが封入されるため、非常に衛生
的である。
【0032】そして、螺旋状ローラ20を回転させる
と、螺旋状の凸部22が下方に移動する。これに伴い、
チューブ12の2箇所の閉塞箇所も下方へと移動する。
そうすると、2箇所の閉塞箇所のうち下方に位置する閉
塞箇所が開放される。つまり、チューブの閉塞箇所が1
箇所となる。その後、しばらくの間は、チューブの閉塞
箇所が1箇所の状態が維持され、その1箇所の閉塞箇所
が下方へ移動する。これにより、上記の封入区間に封入
されていた濃縮ジュースが押し出される。そして、押し
出された濃縮ジュースは、チューブ12の下端の吐出口
から落下して紙コップ等の受容器に供給される。
と、螺旋状の凸部22が下方に移動する。これに伴い、
チューブ12の2箇所の閉塞箇所も下方へと移動する。
そうすると、2箇所の閉塞箇所のうち下方に位置する閉
塞箇所が開放される。つまり、チューブの閉塞箇所が1
箇所となる。その後、しばらくの間は、チューブの閉塞
箇所が1箇所の状態が維持され、その1箇所の閉塞箇所
が下方へ移動する。これにより、上記の封入区間に封入
されていた濃縮ジュースが押し出される。そして、押し
出された濃縮ジュースは、チューブ12の下端の吐出口
から落下して紙コップ等の受容器に供給される。
【0033】このとき、チューブガイド13の上端に新
たな凸部22が出現し、再び凸部22によってチューブ
ガイド13に対応してチューブ12が2箇所で閉塞され
る。これにより、チューブ12には新たな封入区間が形
成され、その新たな封入区間には、図示しない濃縮液収
容タンクから濃縮ジュースが補充される。すなわち、次
回の濃縮ジュースの吐出に備えるのである。そして、新
たな封入区間が図2の位置に到達すると、螺旋状ローラ
20の回転が停止する。つまり、チューブポンプ10で
は、チューブ12内の濃縮ジュースを吐出した後、螺旋
状ローラ20を、螺旋状の凸部22によりチューブ22
の2箇所が同時に閉塞された状態となる定位置で停止さ
せるのである。このようにして、1回分の吐出動作が終
了する。
たな凸部22が出現し、再び凸部22によってチューブ
ガイド13に対応してチューブ12が2箇所で閉塞され
る。これにより、チューブ12には新たな封入区間が形
成され、その新たな封入区間には、図示しない濃縮液収
容タンクから濃縮ジュースが補充される。すなわち、次
回の濃縮ジュースの吐出に備えるのである。そして、新
たな封入区間が図2の位置に到達すると、螺旋状ローラ
20の回転が停止する。つまり、チューブポンプ10で
は、チューブ12内の濃縮ジュースを吐出した後、螺旋
状ローラ20を、螺旋状の凸部22によりチューブ22
の2箇所が同時に閉塞された状態となる定位置で停止さ
せるのである。このようにして、1回分の吐出動作が終
了する。
【0034】続いて、本実施の形態に係るチューブポン
プ10のメンテナンス作業について説明する。チューブ
ポンプ10では、チューブ12と螺旋状ローラ20との
間に、チューブ12よりも摩擦係数が小さいフィルムシ
ート30が設けられている。このため、飛散した濃縮ジ
ュースは、フィルムシート30に付着するだけで、螺旋
状ローラ20には付着しない。したがって、定期的なメ
ンテナンスを行う際、螺旋状ローラ20をチューブポン
プ10から取り外す必要はなく、フィルムシート30を
交換するだけでよい。つまり、チューブポンプ10は、
メンテナンス性に非常に優れているのである。
プ10のメンテナンス作業について説明する。チューブ
ポンプ10では、チューブ12と螺旋状ローラ20との
間に、チューブ12よりも摩擦係数が小さいフィルムシ
ート30が設けられている。このため、飛散した濃縮ジ
ュースは、フィルムシート30に付着するだけで、螺旋
状ローラ20には付着しない。したがって、定期的なメ
ンテナンスを行う際、螺旋状ローラ20をチューブポン
プ10から取り外す必要はなく、フィルムシート30を
交換するだけでよい。つまり、チューブポンプ10は、
メンテナンス性に非常に優れているのである。
【0035】以上、詳細に説明したように実施の形態に
係るチューブポンプ10によれば、チューブ12と平行
に配置された回転軸21と、この回転軸21に形成され
た螺旋状の凸部22とを備えた螺旋状ローラ20が備わ
っている。そして、この螺旋状ローラ20を回転させる
ことにより、螺旋状の凸部22がチューブ12をしごく
ため、チューブ12内の濃縮ジュースを搬送して吐出す
ることができる。このように、チューブをしごくための
部材が1つの螺旋状ローラ20により構成されている。
このため、チューブポンプ10は、構成部品点数が少な
く、またその構成も非常に簡単なものであるので、信頼
性が高く、またコスト面でも非常に有利である。
係るチューブポンプ10によれば、チューブ12と平行
に配置された回転軸21と、この回転軸21に形成され
た螺旋状の凸部22とを備えた螺旋状ローラ20が備わ
っている。そして、この螺旋状ローラ20を回転させる
ことにより、螺旋状の凸部22がチューブ12をしごく
ため、チューブ12内の濃縮ジュースを搬送して吐出す
ることができる。このように、チューブをしごくための
部材が1つの螺旋状ローラ20により構成されている。
このため、チューブポンプ10は、構成部品点数が少な
く、またその構成も非常に簡単なものであるので、信頼
性が高く、またコスト面でも非常に有利である。
【0036】また、螺旋状の凸部22のピッチ間長さP
が、チューブガイド13の全長よりも短い。さらに、螺
旋状の凸部22のピッチ間長さPが、チューブガイド1
3の全長の半分の長さよりも長い。これにより、螺旋状
ローラ20は、回転したときにチューブ12の2箇所を
同時に閉塞した状態と、チューブ12の1箇所を閉塞し
た状態とを交互に作り出すことができる。このため、チ
ューブ12の2箇所の閉塞区間に封入された一定量の流
動物を吐出しつつ、チューブ12の新たな2箇所の閉塞
区間に一定量の流動物がスムーズに充填され搬送され
る。つまり、チューブポンプ10は、常に一定量の流動
物をスムーズに搬送して吐出することができる。
が、チューブガイド13の全長よりも短い。さらに、螺
旋状の凸部22のピッチ間長さPが、チューブガイド1
3の全長の半分の長さよりも長い。これにより、螺旋状
ローラ20は、回転したときにチューブ12の2箇所を
同時に閉塞した状態と、チューブ12の1箇所を閉塞し
た状態とを交互に作り出すことができる。このため、チ
ューブ12の2箇所の閉塞区間に封入された一定量の流
動物を吐出しつつ、チューブ12の新たな2箇所の閉塞
区間に一定量の流動物がスムーズに充填され搬送され
る。つまり、チューブポンプ10は、常に一定量の流動
物をスムーズに搬送して吐出することができる。
【0037】さらに、回転軸21の外周面を基準とした
螺旋状の凸部22の高さが、チューブ12の内径よりも
大きい。このため、螺旋状の凸部22により閉塞された
箇所間(封入区間)に位置するチューブ12が変形しな
いので、非常に精度良く一定量の流動物を搬送して吐出
することができる。
螺旋状の凸部22の高さが、チューブ12の内径よりも
大きい。このため、螺旋状の凸部22により閉塞された
箇所間(封入区間)に位置するチューブ12が変形しな
いので、非常に精度良く一定量の流動物を搬送して吐出
することができる。
【0038】また、チューブ12と螺旋状ローラ20と
の間に、チューブ12よりも摩擦係数が小さいフィルム
シート30を設けているので、螺旋状ローラ20の駆動
トルクを小さくすることができる。さらに、飛散した濃
縮ジュースは、フィルムシート30に付着するだけで、
螺旋状ローラ20には付着しない。このため、チューブ
ポンプ10では、定期的なメンテナンスを行う際、螺旋
状ローラ20をチューブポンプ本体11から取り外す必
要はなく、フィルムシート30を交換するだけでよい。
したがって、チューブポンプ10は、非常にメンテナン
ス性に優れている。
の間に、チューブ12よりも摩擦係数が小さいフィルム
シート30を設けているので、螺旋状ローラ20の駆動
トルクを小さくすることができる。さらに、飛散した濃
縮ジュースは、フィルムシート30に付着するだけで、
螺旋状ローラ20には付着しない。このため、チューブ
ポンプ10では、定期的なメンテナンスを行う際、螺旋
状ローラ20をチューブポンプ本体11から取り外す必
要はなく、フィルムシート30を交換するだけでよい。
したがって、チューブポンプ10は、非常にメンテナン
ス性に優れている。
【0039】さらに、チューブ12内の濃縮ジュースを
吐出した後、螺旋状ローラ20を、螺旋状の凸部22に
よりチューブ22の2箇所が同時に閉塞された状態(図
2の状態)となる位置で停止させている。このため、螺
旋状ローラ20の回転開始位置が定まり、吐出動作の再
現性が良くなるので、吐出量を安定させることができ
る。また、チューブ12内の濃縮ジュースは2箇所でシ
ールされるため、非常に衛生的である。
吐出した後、螺旋状ローラ20を、螺旋状の凸部22に
よりチューブ22の2箇所が同時に閉塞された状態(図
2の状態)となる位置で停止させている。このため、螺
旋状ローラ20の回転開始位置が定まり、吐出動作の再
現性が良くなるので、吐出量を安定させることができ
る。また、チューブ12内の濃縮ジュースは2箇所でシ
ールされるため、非常に衛生的である。
【0040】なお、上記した実施の形態は単なる例示に
すぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であるこ
とはもちろんである。例えば、上記した実施の形態で
は、ジュース等の飲料供給装置に適用した場合を例示し
たが、本発明に係るチューブポンプは、流動性飲食物
(スープや調味料など)の供給装置にも適用することが
できる。また、上記したピッチ間長さや凸部の高さ等の
具体的な数値は単なる例示であり、チューブポンプを使
用する目的やチューブのサイズなどにより、最適値が存
在することは言うまでもない。
すぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であるこ
とはもちろんである。例えば、上記した実施の形態で
は、ジュース等の飲料供給装置に適用した場合を例示し
たが、本発明に係るチューブポンプは、流動性飲食物
(スープや調味料など)の供給装置にも適用することが
できる。また、上記したピッチ間長さや凸部の高さ等の
具体的な数値は単なる例示であり、チューブポンプを使
用する目的やチューブのサイズなどにより、最適値が存
在することは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上説明した通り本発明に係るチューブ
ポンプによれば、流動物を内蔵する柔軟性を有するチュ
ーブと、チューブを押圧する細長い平面状のチューブガ
イドと、チューブを挟んでチューブガイドの反対側から
チューブを押圧してその一部を閉塞するローラ手段とを
備え、ローラ手段を回転駆動させてチューブの閉塞箇所
を移動させることにより、チューブ内の流動物を送出す
るチューブポンプにおいて、ローラ手段を、チューブと
平行に配置された回転軸と、この回転軸に形成された螺
旋状の凸部とを備える螺旋状ローラで構成したので、ロ
ーラ手段の構成部品点数を非常に少なくすることができ
る。このため、チューブポンプの構成が非常に簡単なも
のとなる。すなわち、信頼性が高く、またコスト面でも
非常に有利なチューブポンプを提供することができる。
ポンプによれば、流動物を内蔵する柔軟性を有するチュ
ーブと、チューブを押圧する細長い平面状のチューブガ
イドと、チューブを挟んでチューブガイドの反対側から
チューブを押圧してその一部を閉塞するローラ手段とを
備え、ローラ手段を回転駆動させてチューブの閉塞箇所
を移動させることにより、チューブ内の流動物を送出す
るチューブポンプにおいて、ローラ手段を、チューブと
平行に配置された回転軸と、この回転軸に形成された螺
旋状の凸部とを備える螺旋状ローラで構成したので、ロ
ーラ手段の構成部品点数を非常に少なくすることができ
る。このため、チューブポンプの構成が非常に簡単なも
のとなる。すなわち、信頼性が高く、またコスト面でも
非常に有利なチューブポンプを提供することができる。
【0042】また、チューブと螺旋状のローラとの間に
フィルム状のシートを設けたので、飛散した流動物が、
フィルム状のシートに付着し、螺旋状のローラには付着
しない。したがって、定期的なメンテナンスを行う際、
螺旋状のローラをポンプから取り外す必要がなく、フィ
ルム状シートを交換するだけでよい。つまり、メンテナ
ンス性に非常に優れたチューブポンプを提供することが
できる。
フィルム状のシートを設けたので、飛散した流動物が、
フィルム状のシートに付着し、螺旋状のローラには付着
しない。したがって、定期的なメンテナンスを行う際、
螺旋状のローラをポンプから取り外す必要がなく、フィ
ルム状シートを交換するだけでよい。つまり、メンテナ
ンス性に非常に優れたチューブポンプを提供することが
できる。
【図1】実施の形態に係るチューブポンプの正面図であ
る。
る。
【図2】図1のチューブポンプにチューブをセットした
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図3】フィルムシートの取付位置を説明するための図
である。
である。
【図4】図1の螺旋状ローラを示す平面図である。
【図5】図1の螺旋状ローラを示す正面図である。
【図6】図4に示す螺旋状ローラのA−A断面図であ
る。
る。
【図7】図4の螺旋状ローラを180度回転させた状態
を示す図である。
を示す図である。
【図8】従来の回転ローラ式チューブポンプを示す正面
図である。
図である。
【図9】従来の縦型ローラ式チューブポンプを示す断面
図である。
図である。
【図10】従来のフィンガー式チューブポンプを示す側
面図である。
面図である。
10 チューブポンプ
12 チューブ
13 チューブガイド
20 螺旋状ローラ
21 回転軸
22 螺旋状の凸部
30 フィルムシート
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 稲葉 伸宏
愛知県春日井市堀ノ内町850番地 シーケ
ーディ株式会社春日井事業所内
Fターム(参考) 3H077 AA20 BB10 CC04 CC10 DD01
DD12 EE31 EE34 EE37 FF01
FF06 FF31 FF38 FF60
Claims (10)
- 【請求項1】 流動物を内蔵する柔軟性を有するチュー
ブと、前記チューブを押圧する細長形状のチューブガイ
ドと、前記チューブを挟んで前記チューブガイドの反対
側から前記チューブを押圧してその一部を閉塞するロー
ラ手段とを備え、前記ローラ手段を回転駆動させて前記
チューブの閉塞箇所を移動させることにより、前記チュ
ーブ内の流動物を搬送して吐出するチューブポンプにお
いて、 前記ローラ手段は、前記チューブと平行に配置された回
転軸と、この回転軸に形成された螺旋状の凸部とを備え
た螺旋状ローラであることを特徴とするチューブポン
プ。 - 【請求項2】 請求項1に記載するチューブポンプにお
いて、 前記螺旋状ローラは、回転したときに前記チューブの2
箇所を同時に閉塞した状態と、前記チューブの1箇所を
閉塞した状態とを交互に作り出すことを特徴とするチュ
ーブポンプ。 - 【請求項3】 請求項1に記載するチューブポンプにお
いて、 前記螺旋状ローラにおける前記螺旋状の凸部のピッチ間
長さは、前記チューブガイドの全長よりも短いことを特
徴とするチューブポンプ。 - 【請求項4】 請求項3に記載するチューブポンプにお
いて、 前記螺旋状ローラにおける前記螺旋状の凸部のピッチ間
長さは、前記チューブガイドの全長の半分の長さよりも
長いことを特徴とするチューブポンプ。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4に記載するいずれ
か1つのチューブポンプにおいて、 前記回転軸の外周面を基準とした前記螺旋状の凸部の高
さは、前記チューブの内径よりも大きいことを特徴する
チューブポンプ。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5に記載するいずれ
か1つのチューブポンプにおいて、 前記チューブと前記螺旋状のローラとの間にフィルム状
のシートを有することを特徴するチューブポンプ。 - 【請求項7】 請求項6に記載するチューブポンプにお
いて、 前記フィルム状のシートの摩擦係数が、前記チューブの
摩擦係数よりも小さいことを特徴するチューブポンプ。 - 【請求項8】 請求項1から請求項7に記載するいずれ
か1つのチューブポンプにおいて、 前記螺旋状ローラは、前記チューブ内の流動物を搬送し
て吐出した後、前記螺旋状の凸部が所定位置に到達した
ときに停止させられることを特徴するチューブポンプ。 - 【請求項9】 請求項8に記載するチューブポンプにお
いて、 前記所定位置は、前記螺旋状の凸部により前記チューブ
の下流近傍が閉塞された状態となる位置であることを特
徴するチューブポンプ。 - 【請求項10】 請求項8請求項9に記載するチューブ
ポンプにおいて、 前記所定位置は、さらに前記螺旋状の凸部により前記チ
ューブの2箇所が同時に閉塞された状態となる位置であ
ることを特徴するチューブポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002107909A JP2003301778A (ja) | 2002-04-10 | 2002-04-10 | チューブポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002107909A JP2003301778A (ja) | 2002-04-10 | 2002-04-10 | チューブポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003301778A true JP2003301778A (ja) | 2003-10-24 |
Family
ID=29391818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002107909A Pending JP2003301778A (ja) | 2002-04-10 | 2002-04-10 | チューブポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003301778A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008274924A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-11-13 | Seiko Epson Corp | 液体輸送装置、吸引具 |
| JP2014058871A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-04-03 | Aquatech Co Ltd | チューブポンプ |
| JP2017221695A (ja) * | 2009-12-08 | 2017-12-21 | アルコン リサーチ, リミテッド | 一体型吸引ポンプを備えた水晶体乳化用ハンドピース |
| WO2021068546A1 (zh) * | 2019-10-12 | 2021-04-15 | 卡川尔流体科技(上海)有限公司 | 一种螺旋式蠕动泵 |
-
2002
- 2002-04-10 JP JP2002107909A patent/JP2003301778A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008274924A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-11-13 | Seiko Epson Corp | 液体輸送装置、吸引具 |
| JP2017221695A (ja) * | 2009-12-08 | 2017-12-21 | アルコン リサーチ, リミテッド | 一体型吸引ポンプを備えた水晶体乳化用ハンドピース |
| US9861522B2 (en) | 2009-12-08 | 2018-01-09 | Alcon Research, Ltd. | Phacoemulsification hand piece with integrated aspiration pump |
| JP2014058871A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-04-03 | Aquatech Co Ltd | チューブポンプ |
| WO2021068546A1 (zh) * | 2019-10-12 | 2021-04-15 | 卡川尔流体科技(上海)有限公司 | 一种螺旋式蠕动泵 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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