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JP2003348594A - 画像復号装置及び方法 - Google Patents

画像復号装置及び方法

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Publication number
JP2003348594A
JP2003348594A JP2002152717A JP2002152717A JP2003348594A JP 2003348594 A JP2003348594 A JP 2003348594A JP 2002152717 A JP2002152717 A JP 2002152717A JP 2002152717 A JP2002152717 A JP 2002152717A JP 2003348594 A JP2003348594 A JP 2003348594A
Authority
JP
Japan
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frame
error
block
decoded
pixels
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP2002152717A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Ogura
誉之 小倉
Masatoshi Takashima
昌利 高嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2002152717A priority Critical patent/JP2003348594A/ja
Priority to PCT/JP2003/006619 priority patent/WO2003101118A1/ja
Priority to US10/484,789 priority patent/US7248633B2/en
Priority to KR10-2004-7001137A priority patent/KR20050012706A/ko
Priority to CNA038009293A priority patent/CN1547857A/zh
Publication of JP2003348594A publication Critical patent/JP2003348594A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/85Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression
    • H04N19/89Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression involving methods or arrangements for detection of transmission errors at the decoder
    • H04N19/895Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression involving methods or arrangements for detection of transmission errors at the decoder in combination with error concealment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/61Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding

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  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 復号中の画像のブロックが動き補償でエラー
を含むフレームを参照している場合であっても、エラー
コンシール処理に伴うエラーの伝播を抑え、画質劣化を
少なくする。 【解決手段】 MPEG復号装置10には、動き補償回
路15と、上記動き補償を行う際に参照する復号済みの
フレームに対するエラーマップテーブルを保持するエラ
ーマップテーブル19とが設けられている。エラーマッ
プテーブル19には、復号済みのフレーム内に存在する
エラーブロックが示されている。動き補償回路15は、
エラーマップテーブル19を参照して参照エリアに含ま
れるブロックにエラーブロックが含まれている場合、又
は、復号対象ブロックの動画像符号化データが破損して
いる場合には、復号対象ブロック内の画素を復号済みの
フレームの画素で補間して出力するエラーコンシール処
理を行う。また、動き補償回路15は、エラーコンシー
ル処理を行ったブロックをエラーブロックとしたエラー
マップテーブルを生成し、格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の画素数から
構成されるブロック単位で行われた動き予測を利用して
符号化された動画像信号を、復号する画像復号装置及び
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】動画像信号の圧縮符号化方式として、M
PEG−2(ISO/IEC 13818-2)やMPEG−4(ISO/I
EC 14496-2)等が知られている。MPEG−2及びMP
EG−4では、動き予測を利用した符号化方式を用い
て、動画像信号を圧縮している。MPEG−2及びMP
EG−4では、例えば16×16或いは16×8画素か
ら構成される画素ブロック(マクロブロックと呼ばれ
る。)単位で、フレーム間の動き予測を行う。MPEG
−2及びMPEG−4では、予測した動き量をベクトル
(動きベクトルと呼ばれる。)で表し、符号化データに
含める。MPEG−2及びMPEG−4では、符号化時
には、先に符号化したフレームから動きベクトルを利用
して予測フレームを生成し、符号化対象フレームとその
予測フレームとの差分を算出し、その差分のみを例えば
DCTにより符号化する。MPEG−2及びMPEG−
4では、復号時には、先に復号されている参照フレーム
に対して動きベクトルを用いて予測フレームを生成し、
その予測フレームと復号されたフレームとを加算して、
元画像を復元する。
【0003】このため、MPEG−2及びMPEG−4
等の動き予測を利用した符号化方式では、動きベクトル
及び差分画像のみを符号化すればよいため、効率よく動
画像データを圧縮することができることとなる。
【0004】つぎに、MPEG−2方式又はMPEG−
4で圧縮符号化された動画像データストリーム(エレメ
ンタリストリーム)を復号する従来のMPEG復号装置
について説明をする。
【0005】図15に、従来のMPEG復号装置のブロ
ック構成図を示す。
【0006】従来のMPEG復号装置100は、構文解
析回路111と、可変長コード(VLC)テーブル11
2と、逆量子化(IQ)回路113と、逆離散コサイン
変換(IDCT)回路114と、動き補償回路115
と、フレームメモリ116と、カラーフォーマット変換
回路117とを備えている。また、動き補償回路115
の内部には、セレクタ121と、MCコントローラ12
2と、加算器123とが備えられている。
【0007】エレメンタリストリームは、構文解析回路
111に入力される。構文解析回路111は、入力され
たエレメンタリストリームから、固定長符号の検出、可
変長符号のコード長の解析、可変長コードテーブルのア
ドレス算出を行う。構文解析回路111は、算出したア
ドレスからVLCテーブル112を参照し、可変長符号
化前のコードを検出する。構文解析回路111は、これ
ら固定長符号及び可変長符号を検出することにより、例
えば、DCT係数データ、動きベクトル、逆量子化や動
き補償のための各種制御データ等を復号する。DCT係
数データは、所定のスキャン順序で並べ替えが行われた
のち逆量子化回路113に供給される。動きベクトル及
び動き補償のための制御データは、動き補償回路115
のMCコントローラ122に供給される。
【0008】また、構文解析回路111は、入力された
エレメンタリストリームに、VLCテーブル112に存
在しないコードが入力された場合、或いは、1つのDC
Tブロック内のDCT係数の数が64を超えている場合
など、出力するDCT係数にエラーが発生している場合
に、エラーフラグを出力する。エラーフラグは、マクロ
ブロック単位で発生される。エラーフラグは、動き補償
回路115内のMCコントローラ122に供給される。
【0009】逆量子化回路113は、符号化時に用いら
れた量子化パラメータで、DCT係数データの逆量子化
処理を行う。逆量子化処理がされたDCT係数データ
は、逆離散コサイン変換回路114に供給される。
【0010】逆離散コサイン変換114は、8×8個の
DCT係数から構成されるDCTブロック単位で、DC
T係数データに対して2次元の逆離散コサイン変換演算
を行い、空間領域の画像データを復号する。逆離散コサ
イン変換がされた画像データは、動き補償回路115に
供給される。
【0011】動き補償回路115では、逆離散コサイン
変換された空間領域の画像データに対して、動き補償処
理を行う。
【0012】動き補償回路115内のMCコントローラ
122は、構文解析回路111から供給された動きベク
トル及び動き補償のための制御データに基づき、フレー
ムメモリ116に格納されている参照フレームに対し
て、マクロブロック単位で動き予測を行って、予測フレ
ームを生成する。動き補償回路115内の加算器123
は、参照フレームから生成された予測フレームと、逆離
散コサイン変換回路114から供給された差分フレーム
とを、マクロブロックごとに加算して、元フレームを生
成する。加算器123から出力されたフレームは、復号
されたフレームとして、フレームメモリ116内に格納
される。
【0013】動き補償回路115内のセレクタ121
は、エラーコンシール処理時に、離散コサイン変換回路
114からの差分フレームの出力を、マクロブロック単
位で停止する処理を行う。
【0014】エラーコンシール処理は、例えば伝送時等
に符号データにエラーが生じ、周辺の正常な画像と極端
に異なってしまうマクロブロックがある場合に、そのエ
ラー部分の視覚的な違和感を低減する処理である。
【0015】MCコントローラ122は、構文解析回路
111によりエラーフラグが立てられたマクロブロック
に対してエラーコンシール処理を行う。MCコントロー
ラ122は、構文解析回路111によりエラーフラグが
立てられたマクロブロック、すなわち、エラーが発生し
て画像が壊れてしまっているマクロブロックが、動き補
償の対象マクロブロックとなっている場合、通常の動き
補償を行わず、そのエラーが発生しているマクロブロッ
ク内の画素を、そのマクロブロックと同位置にある参照
フレーム内の画素で補間する処理を行うことによって、
エラーコンシール処理を行う。具体的には、MCコント
ローラ122は、そのマクロブロックのMBモード(参
照フレームを指定するモード)をIピクチャ又はPピク
チャを参照するモードとし、動きベクトルの値を0とし
(つまり、参照フレームからの動きがないものとし)、
さらに、復号対象となるマクロブロックの値を0とする
(つまり、セレクタ121を切り換えて、逆離散コサイ
ン変換回路114から動き補償回路115への入力デー
タを0とする)ことにより、エラーコンシール処理を行
う。
【0016】カラーフォーマット変換回路117は、フ
レームメモリ116内に格納されている復号された画像
データに対して、ビデオフォーマットの変換処理を行
う。例えば、ITU−R601で規定されている4:
2:2フォーマットや4:2:0フォーマットへのフォ
ーマット変換を行う。
【0017】以上のように、従来のMPEG復号装置1
00では、動き予測を利用した符号化データを復号する
ことができる。また、従来のMPEG復号装置100で
は、エラーコンシール処理を行うことにより、例えば伝
送時等に破壊されてしまった画像ブロックがフレーム内
に存在する場合でも、その画像ブロックを破壊されてい
ない他のフレームの画像ブロックで補間することができ
る。そのため、エラーが生じてしまい、周辺の正常な画
像と極端に異なってしまうブロックがあることによる視
覚な違和感を低減することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、動き補償を
行う場合、エラーコンシール処理が行われたフレームが
参照フレームとなり、さらに、エラーコンシール処理が
されたマクロブロック内の画素が動き補償で参照されて
しまうと、誤った参照値に基づき動き補償がされてしま
う。このように誤った参照値に基づき動き補償が行われ
ると、そのマクロブロック内の画像は、絵として破壊さ
れてしまう。また、次のフレームに対して動き補償を行
う場合、絵として破壊されてしまったマクロブロック内
の画素が、さらに参照される可能性もある。すなわち、
エラーコンシール処理を行うことにより、そのエラーが
時間的、空間的に伝播してしまう可能性がある。
【0019】図16、図17及び図18を参照して、エ
ラーコンシール処理がされたマクロブロックの影響が、
時間的,空間的に伝播していく様子について説明をす
る。
【0020】まず、図16に示すように、在るIピクチ
ャ(I)の在る2つのマクロブロック(MB,MB
)に伝送エラーが発生していたとする。この場合、こ
れらのマクロブロック(MB,MB)は、エラーコ
ンシール処理が行われることにより、例えば、Iの一
つ前のPピクチャ(P)内の同一位置のマクロブロッ
ク(MB,MB)で補間される。このため復号後の
のマクロブロック(MB,MB)の画像は、本
来の絵とは異なっているが、絵としては壊れていない状
態となる。
【0021】続いて、次のPピクチャ(P)は、動き
補償の参照フレームがIとなる。このPには、伝送
エラーは存在しないので、エラーコンシール処理はされ
ない。しかしながら、例えば、図17に示すように、P
内のある3つのマクロブロック(MB,MB,M
)は、動き補償のための参照エリア内に、参照フレ
ーム内のエラーコンシール処理をしたマクロブロック内
の画素が含まれている。このため復号後のマクロブロッ
ク(MB,MB,MB)の画像は、本来の絵とは
異なっているとともに、その絵自体が壊れてしまってい
る。
【0022】続いて、さらに次のPピクチャ(P
は、動き補償の参照フレームがPとなる。このP
は、在る1つのマクロブロック(MB)に伝送エラー
が発生している。この場合、そのマクロブロック(MB
)は、エラーコンシール処理が行われることにより、
例えば、Pの一つ前のPピクチャ(P)内の同一位
置のマクロブロック(MB)で補間される。しかしな
がら、一つ前の補間元となるマクロブロック(MB
は、既にその絵自体が壊れてしまっているため、補間の
マクロブロック(MB)の画像も、本来の絵とは異な
っているとともに、その絵自体が壊れてしまう。
【0023】さらに、Pピクチャ(P)では、例え
ば、在るマクロブロック(MB,MB,MB)の
動き補償のための参照エリアに、参照フレーム内のエラ
ーコンシール処理をしたマクロブロック内の画素が含ま
れている。このため復号後のマクロブロック(MB
MB,MB)の画像は、本来の絵とは異なっている
とともに、その絵自体が壊れてしまっている。以上のよ
うに、エラーコンシール処理をした場合、次のIピクチ
ャ(I)の復号が行われるまでエラーが伝播されてい
ってしまい、さらに、動き補償を行うことによりエラー
が平面方向に広がってきてしまう。このようにエラーが
拡大することによって、画像の劣化が激しくなってしま
う。
【0024】本発明は、復号中の画像のブロックが動き
補償でエラーを含むフレームを参照している場合であっ
ても、そのエラーの伝播を抑え、画質劣化を少なくした
動画像復号装置及び方法を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる画像復号
装置は、フレーム内を複数のブロックに分割し、このブ
ロック単位で動き予測符号化が行われる符号化方式で符
号化された動画像符号化データを、復号する画像復号装
置であって、動き予測符号化が行われたブロックが復号
対象ブロックとなっている場合、上記画像符号化データ
に含まれている動き予測情報を用いて復号済みのフレー
ム上の参照エリアを特定し、特定した参照エリアの情報
を用いて復号対象ブロックに対して動き補償を行う動き
補償手段と、上記動き補償を行う際に参照する復号済み
のフレームに対するエラーマップテーブルを保持するエ
ラーマップテーブル保持手段とを備え、上記エラーマッ
プテーブルには、復号済みのフレーム内に存在するエラ
ーブロックが示されており、上記動き補償手段は、上記
エラーマップテーブルを参照して上記参照エリアに含ま
れるブロックにエラーブロックが含まれている場合、又
は、復号対象ブロックの動画像符号化データが破損して
いる場合には、復号対象ブロック内の画素を復号済みの
フレームの画素で補間して出力するエラーコンシール処
理を行い、上記エラーコンシール処理を行ったブロック
をエラーブロックとしたエラーマップテーブルを生成
し、上記エラーマップテーブル保持手段に格納すること
を特徴とする。
【0026】本発明にかかる画像復号方法は、フレーム
内を複数のブロックに分割し、このブロック単位で動き
予測符号化が行われる符号化方式で符号化された動画像
符号化データを、復号する画像復号方法であって、上記
画像符号化データに含まれている動き予測情報を用いて
復号済みのフレーム上の参照エリアを特定し、特定した
参照エリアの情報を用いて復号対象ブロックに対して動
き補償を行って、動画像符号化データを復号し、上記動
き補償を行う際に、復号済みのフレーム内に存在するエ
ラーブロックが示されたエラーマップテーブルを参照し
て上記参照エリアに含まれるブロックにエラーブロック
が含まれている場合、又は、復号対象ブロックの動画像
符号化データが破損している場合には、復号対象ブロッ
ク内の画素を復号済みのフレームの画素で補間して出力
するエラーコンシール処理を行い、上記エラーコンシー
ル処理を行ったブロックをエラーブロックとした上記エ
ラーマップテーブルを生成することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態とし
て、本発明を適用したMPEG復号装置について説明を
する。本発明の実施の形態のMPEG復号装置は、MP
EG−2方式(ISO/IEC 13818-2)又はMPEG−4方
式(ISO/IEC 14496-2)で圧縮符号化された画像データ
ストリーム(エレメンタリストリーム)を復号する装置
である。なお、MPEG−2及びMPEG−4では、所
定の画素ブロック単位で、フレーム間の動き予測を行っ
て圧縮符号化が行われる。動き予測を行う最小の画素ブ
ロック単位を以下マクロブロックと呼ぶものとする。
【0028】(MPEG復号装置の構成)図1に、本発
明の実施の形態のMPEG復号装置10のブロック構成
図を示す。
【0029】MPEG復号装置10は、構文解析回路1
1と、可変長コード(VLC)テーブル12と、逆量子
化(IQ)回路13と、逆離散コサイン変換(IDC
T)回路14と、動き補償回路15と、フレームメモリ
16と、カラーフォーマット変換回路17と、エラーコ
ントローラ18と、2つのエラーマップテーブル格納部
19a,19bとを備えている。また、動き補償回路1
5の内部には、セレクタ21と、MCコントローラ22
と、加算器23とが備えられている。
【0030】エレメンタリストリームは、構文解析回路
11に入力される。構文解析回路11は、入力されたエ
レメンタリストリームから、固定長符号の検出、可変長
符号のコード長の解析、可変長コードテーブルのアドレ
ス算出を行う。構文解析回路11は、算出したアドレス
からVLCテーブル12を参照し、可変長符号化前のコ
ードを検出する。構文解析回路11は、これら固定長符
号及び可変長符号を検出することにより、例えば、DC
T係数データ、動きベクトル、逆量子化や動き補償のた
めの各種制御データ等を復号する。DCT係数データ
は、所定のスキャン順序で並べ替えが行われたのち逆量
子化回路13に供給される。動きベクトル及び動き補償
のための制御データは、動き補償回路15のMCコント
ローラ22に供給される。
【0031】また、構文解析回路11は、入力されたエ
レメンタリストリームに、VLCテーブル12に存在し
ないコードが入力された場合、或いは、1つのDCTブ
ロック内のDCT係数の数が64を超えている場合な
ど、出力するDCT係数にエラーが発生している場合
に、エラーフラグを出力する。このエラーフラグは、マ
クロブロック毎に発生される。発生されたエラーフラグ
は、動き補償回路15内のMCコントローラ22に供給
される。
【0032】逆量子化回路13は、符号化時に用いられ
た量子化パラメータで、DCT係数データの逆量子化処
理を行う。逆量子化処理がされたDCT係数データは、
逆離散コサイン変換回路14に供給される。
【0033】逆離散コサイン変換14は、例えば8×8
個のDCT係数から構成されるDCTブロック単位で、
DCT係数データに対して2次元の逆離散コサイン変換
演算を行い、空間領域の画像データを復号する。逆離散
コサイン変換がされた画像データは、動き補償回路15
に供給される。
【0034】動き補償回路15は、逆離散コサイン変換
された空間領域の画像データに対して、動き補償処理を
行う。動き補償処理が行われるのは、Pピクチャ及びB
ピクチャのインターマクロブロックに対してのみであ
る。イントラマクロブロックが入力された場合には、動
き補償処理は行わない。また、動き補償回路15は、所
定の条件に合致したマクロブロックに対してエラーコン
シール処理を行う。エラーコンシール処理は、イントラ
マクロブロック、インターマクロブロックに関わらず、
両者に対して行われる。動き補償回路15は、エラーコ
ンシール処理を行うマクロブロックに対しては通常の動
き補償処理を行わない。本装置で適用されるエラーコン
シール処理の詳細については後述する。
【0035】動き補償回路15内のMCコントローラ2
2は、入力されたマクロブロックがインターマクロブロ
ックである場合には、構文解析回路11から供給された
動きベクトル及び動き補償のための制御データに基づ
き、フレームメモリ16に格納されている参照フレーム
に対して、マクロブロック単位で動き予測を行って、予
測フレームを生成する。動き補償回路15内の加算器2
3は、参照フレームに基づき生成された予測フレーム
と、逆離散コサイン変換回路14から出力された差分フ
レームとを、マクロブロックごとに加算して、元フレー
ムを生成する。また、MCコントローラ22は、入力さ
れたマクロブロックがイントラマクロブロックである場
合には、予測フレームを生成しない。この場合、動き補
償回路15内の加算器23は、離散コサイン変換回路1
4から出力されたイントラマクロブロックに対してなん
らデータを加算せず、そのままマクロブロックを出力す
る。加算器23から出力された復元されたフレームは、
フレームメモリ16内に格納される。
【0036】動き補償回路15内のセレクタ21は、通
常の動き補償を行う場合には、離散コサイン変換回路1
4からの差分フレームの出力をそのまま加算器23へ供
給する。一方、エラーコンシール処理時には、離散コサ
イン変換回路14からの差分フレームの出力を、マクロ
ブロック単位で停止する処理を行う。セレクタ21は、
MCコントローラ22により制御される。
【0037】カラーフォーマット変換回路17は、フレ
ームメモリ16内に格納されている復号された画像デー
タに対して、ビデオフォーマットの変換処理を行う。例
えば、ITU−R601で規定されている4:2:2フ
ォーマットや4:2:0フォーマットへのフォーマット
変換を行う。
【0038】エラーコントローラ18は、第1のエラー
マップテーブル格納部19a及び第2のエラーマップテ
ーブル格納部19bに格納されるエラーマップテーブル
の書き込み及び読み出しの更新制御を行う。エラーコン
トローラ18は、MCコントローラ22から出力される
エラーコンシール情報に基づき、エラーマップテーブル
の更新制御を行う。
【0039】(エラーマップテーブル)次に、エラーマ
ップテーブルについて説明をする。
【0040】エラーマップテーブルは、エラーコンシー
ル処理が行われたマクロブロックの位置を特定する情報
である。エラーマップテーブルは、フレーム単位で生成
される。1つのフレームが、横X個、縦Y個のマクロブ
ロックから構成されているとするならば、例えば、図2
に示すように、エラーマップテーブルは、1ワードがX
ビットから構成されたYワードの情報となる。つまり、
エラーマップテーブルは、各ビットのアドレス位置がフ
レーム内におけるマクロブロックの位置に対応し、各ビ
ットの内容がエラーコンシール処理を行ったか否かを示
す情報となる。なお、エラーマップテーブルの構成は、
図2のような構成に限らず、例えば、図3に示すよう
に、1ワードが1ビットから構成されるX×Yワードの
情報としても可能である。
【0041】エラーコントローラ18は、任意のマクロ
ブロックに対してエラーコンシール処理を行った場合に
は、復号中のフレームに対するエラーマップテーブルに
アクセスし、そのマクロブロックに対応するアドレスの
ビットの値を有効(1)とする。また、任意のマクロブ
ロックに対してエラーコンシール処理を行わなかった場
合には、復号中のフレームに対するエラーマップテーブ
ルにアクセスし、そのマクロブロックに対応するアドレ
スのビットの値を無効(0)とする。
【0042】エラーマップテーブル格納部19a,19
bには、現在復号中のフレームの直前又は直後に表示さ
れる参照フレームとなり得るフレームに対するエラーマ
ップテーブルが格納されている。具体的には、現在復号
中のフレームがPピクチャであれば、そのPピクチャの
直前(時間的に直近の過去)のIピクチャ又はPピクチ
ャに対するエラーマップテーブルが、エラーマップテー
ブル格納部19a,19bに格納されている。現在復号
中のフレームがBピクチャであれば、そのBピクチャの
直前(時間的に直近の過去)のIピクチャ又はPピクチ
ャ、及び、そのBピクチャの直後(時間的に直近の未
来)のIピクチャ又はPピクチャに対するエラーマップ
テーブルが、エラーマップテーブル格納部19a,19
bに格納されている。現在復号中のフレームがIピクチ
ャであれば、そのIピクチャの直前(時間的に直近の過
去)のIピクチャ又はPピクチャに対するエラーマップ
テーブルが、エラーマップテーブル格納部19a,19
bに格納されている。すなわち、Iピクチャ又はPピク
チャの復号中であれば、エラーマップテーブル格納部1
9a,19bのいずれか一方に、その復号中のIピクチ
ャ又はPピクチャの直前のIピクチャ又はPピクチャに
対する1つのエラーマップテーブルが格納される。Bピ
クチャの復号中であれば、エラーマップテーブル格納部
19a,19bに、その復号中のBピクチャの直前のI
ピクチャ又はPピクチャと、その復号中のBピクチャの
直後のIピクチャ又はPピクチャと2つのフレームに対
するエラーマップテーブルが格納される。
【0043】新たなエラーマップテーブルの生成は、現
在復号中のフレームが参照フレームとなり得る場合に行
われる。つまり、現在復号中のフレームがIピクチャ又
はPピクチャである場合に行われる。MCコントローラ
22は、現在復号中のフレームがIピクチャ又はPピク
チャである場合には、そのフレーム内のマクロブロック
に対してエラーコンシール処理を行ったか否かを示す情
報(エラーコンシール情報)を、1つのマクロブロック
に対する処理を行うたびにエラーコントローラ18に送
信する。エラーコントローラ18は、エラーコンシール
情報に基づき、エラーマップテーブル格納部19a,1
9b上のエラーマップテーブルを内容更新する。なお、
Iピクチャ又はPピクチャの復号中には、エラーマップ
テーブル格納部19a,19bのいずれか一方のみに、
参照フレームに対するエラーマップテーブルが格納され
ている。つまり、Iピクチャ及びPピクチャの参照フレ
ームは一つだけであるので、1つのエラーマップテーブ
ルのみが格納されている。従って、エラーコントローラ
18は、参照フレームに対するエラーマップテーブルが
格納されていない他方の格納部上のエラーマップテーブ
ルに対して更新を行う。この結果、復号処理が進んでい
くに従い、2つのエラーマップテーブル格納部19a,
19bが交互に選択され、エラーマップテーブルの内容
が更新されていくこととなる。なお、Bピクチャは、参
照フレームとなり得ないので、Bピクチャの復号時に
は、現在復号中のフレームに対するエラーマップテーブ
ルの更新は行われない。ただし、Bピクチャに対して動
き補償を行う場合には、過去及び未来の2つの参照フレ
ームが存在するので、2つのエラーマップテーブル格納
部19a,19bの両者に、それぞれ有効なエラーマッ
プテーブルが格納されている。
【0044】(エラーコンシール処理)次に、エラーコ
ンシール処理について説明をする。
【0045】エラーコンシール処理は、動き補償の処理
対象となっているマクロブロック内の全画素を、そのマ
クロブロックと同一の位置にある参照フレーム内のマク
ロブロックの画素で補間する処理である。画素の補間処
理は、参照フレームの画素値を動き補償の処理対象とな
っているマクロブロック内の画素に置き換えてもよい
し、参照フレームの画素値に対して何らかの処理を施し
た後、動き補償の処理対象となるマクロブロックの画素
としてもよい。
【0046】エラーコンシール処理は、MCコントロー
ラ22が行う。エラーコンシール処理は、マクロブロッ
ク単位で処理が行われる。エラーコンシール処理は、そ
のマクロブロックのMBモード(参照フレームを指定す
るモード)をIピクチャ又はPピクチャを参照するモー
ドとし、動きベクトルの値を0とし(つまり、参照フレ
ームからの動きがないものとし)、さらに、復号対象と
なるマクロブロックの値を0とする(つまり、セレクタ
21をオフとして逆離散コサイン変換回路14から動き
補償回路15への入力データを0とする)ことにより行
うことができる。
【0047】次に、本MPEG復号装置10でのエラー
コンシール処理を行う条件について説明をする。
【0048】MCコントローラ22は、現在復号中のフ
レームのピクチャタイプ、参照フレームのエラーマップ
テーブルの内容、構文解析回路11からの現在復号中の
マクロブロックに対するエラーフラグ、現在復号中のマ
クロブロックのMBモードとを参照し、以下の条件1〜
3のいずれかに合致したときに、現在復号中のマクロブ
ロックに対してエラーコンシール処理を行う。
【0049】条件1 MCコントローラ22は、構文解
析回路11からエラーフラグを受け取った場合には、そ
のエラーフラグが発生されたマクロブロックに対してエ
ラーコンシール処理を行う。つまり、VLCテーブル1
2に存在しないコードが入力された場合、或いは、1つ
のDCTブロック内のDCT係数の数が64を超えてい
る場合など、DCT係数にエラーが発生している場合
に、エラーコンシール処理を行う。この処理条件は、従
来のエラーコンシール処理と同様である。
【0050】条件2 MCコントローラ22は、現在復
号中のマクロブロックがPピクチャ又はBピクチャに属
するマクロブロックであり、さらに、動き補償をする際
に参照される参照フレーム内の参照エリアが既にエラー
コンシール処理が行われている場合に、現在復号中のマ
クロブロックに対してエラーコンシール処理を行う。参
照エリアは、動き補償を行う際に参照される参照フレー
ム内の任意のエリアである。この参照エリアは、マクロ
ブロックと同一のサイズであり、復号中のマクロブロッ
クに対する動きベクトルによりその位置が特定される。
動きベクトルは、半画素単位で表される。そのため、参
照エリアは、最大で4つのマクロブロックにまたがった
位置に設定される。本条件2では、参照エリアに含まれ
ているマクロブロックのうち、1つでも既にエラーコン
シール処理がされている場合には、復号中のマクロブロ
ックに対してもエラーコンシール処理を行う。参照エリ
アに含まれているマクロブロックが既にエラーコンシー
ル処理がされているか否かの判断は、まず、参照エリア
に含まれているマクロブロック(最大で4つのマクロブ
ロック)を動きベクトルから算出し、その特定したマク
ロブロックに対応するビット値をエラーマップテーブル
から読み出すことにより、行うことができる。MCコン
トローラ22は、参照フレームに対するエラーマップテ
ーブルを読み出し、参照エリアに含まれているマクロブ
ロックを示すビットの値が有効となっていると判断した
場合には、現在復号中のマクロブロックに対してエラー
コンシール処理を行う。
【0051】条件3 MCコントローラ22は、現在復
号中のマクロブロックがBピクチャに属するマクロブロ
ックであり、そのBピクチャの未来の参照フレームにお
ける現在復号中のマクロブロックと同位置のマクロブロ
ックがエラーコンシール処理されている場合に、現在復
号中のマクロブロックに対してエラーコンシール処理を
行う。例えば、表示順序でI→B→Pと並んだフ
レームがあり、Pの任意のマクロブロックに対してI
の画像で補間することにより、エラーコンシール処理
が行われていたとする。この場合、Bに対してエラー
コンシール処理をしなければ、復号後の表示順序がI
→B→Iとなり、表示の時間的な整合性が取れなく
なる。そのため、Bピクチャに対しては、この条件3に
基づきエラーコンシール処理を行う。
【0052】(I,Pピクチャから構成されるストリー
ムに対する処理)以下、IピクチャとPピクチャとから
構成されているストリームに対するMCコントローラ2
2の処理例について説明をする。
【0053】図4に、Iピクチャ及びPピクチャから構
成されているストリームに対するMCコントローラ22
の処理フローを示す。
【0054】MCコントローラ22は、動き補償回路1
5に対して入力されるマクロブロック毎に、以下のステ
ップS11〜ステップS24の処理を繰り返し行う。
【0055】まず、ステップS11において、MCコン
トローラ22は、構文解析回路11から与えられた情報
に基づき、復号対象のマクロブロックのマクロブロック
タイプを判断する。マクロブロックタイプがイントラマ
クロブロックであれば、ステップS12に進み、インタ
ーマクロブロックであればステップS18に進む。
【0056】マクロブロックタイプがイントラマクロブ
ロックであった場合、ステップS12において、MCコ
ントローラ22は、復号対象のマクロブロックに対し
て、構文解析回路11からエラーフラグが与えられてい
るか否かを判断する。すなわち、復号対象のマクロブロ
ックにエラーが発生しているか否かを判断する。エラー
が発生していない場合には、ステップS13に進み、エ
ラーが発生している場合には、ステップS15に進む。
【0057】ステップS13において、MCコントロー
ラ22は、エラーマップテーブル上の復号対象のマクロ
ブロックに対応するビットの値を無効とする。つまり、
そのマクロブロックに対しては、エラーコンシール処理
がされなかったと示すように、エラーマップテーブルを
更新する。続いて、ステップS14において、MCコン
トローラ22は、構文解析回路11から与えられた動き
ベクトル及びマクロブロックモードを用いて通常の動き
補償処理を行い、本フローに対する処理を終了する。
【0058】ステップS15において、MCコントロー
ラ22は、動きベクトルの値をx=0,y=0に設定す
るとともに、マクロブロックモードをフォワード予測モ
ードに設定する。つまり、過去の参照フレーム内におけ
る復号対象のマクロブロックと同一の位置のマクロブロ
ックを参照するように、動きベクトル及びマクロブロッ
クモードを設定する。続いて、ステップS16におい
て、MCコントローラ22は、エラーマップテーブル上
の復号対象のマクロブロックに対応するビットの値を有
効とする。つまり、そのマクロブロックは、エラーコン
シール処理がされたと示すように、エラーマップテーブ
ルを更新する。続いて、ステップS17において、MC
コントローラ22は、ステップS15で設定された動き
ベクトル及びマクロブロックモードを用いて動き補償処
理を行う。なお、この際に、セレクタ21を切り換え
て、離散コサイン変換回路14から供給される当該マク
ロブロックの画像データの入力を0とする。このステッ
プS17の処理が上記条件1におけるエラーコンシール
処理となる。MCコントローラ22は、ステップS17
の処理を終えると、本フローに対する処理を終了する。
【0059】一方、マクロブロックタイプがインターマ
クロブロックであった場合、ステップS18において、
MCコントローラ22は、復号対象のマクロブロックに
対して、構文解析回路11からエラーフラグが与えられ
ているか否かを判断する。すなわち、復号対象のマクロ
ブロックにエラーが発生しているか否かを判断する。エ
ラーが発生していない場合には、ステップS19に進
み、エラーが発生している場合には、ステップS22に
進む。
【0060】ステップS19において、MCコントロー
ラ22は、参照エリアに含まれているマクロブロック
が、既にエラーコンシール処理がされているか否かを判
断する。
【0061】このステップS19は、例えば、以下の示
すプログラムを実行することにより、判断することがで
きる。
【0062】10: Vector_xr = Vector_x >> 4 20: Vector_yr = Vector_y >> 4 30: If(Vector_x % 16! = 0) If(vector_x < 0) x_flag=-1 else x_flag = 1 else x_flag = 0 40: If(Vector_y % 16! = 0) If(vector_y < 0) y_flag=-1 else y_flag = 1 else y_flag = 0 50: MB_flag = { Error_Map[mb_adr_x + Vector_xr][mb
_adr_y + Vector_yr]or Error_Map[mb_adr_x + Vector_xr + x_flag][mb_adr_y
+ Vector_yr] or Error_Map[mb_adr_x + Vector_xr][mb_adr_y + Vector_
yr + y_flag] or Error_Map[mb_adr_x + Vector_xr + x_flag][mb_adr_y
+ Vector_yr + y_flag]} 60: if(MB_flag = 1) Search_MB_error = Yes 70: if(MB_flag = 0) Search_MB_error = No
【0063】上記のプログラムの説明をする。
【0064】10行目では、2進数表現がされた本来の
動きベクトルのX方向の値(Vector_x)を4ビット右シ
フト演算し、変数Vectro_xrに代入している。1つのマ
クロブロックは16×16画素であることから、動きベ
クトルのX方向の値を16で除算することによって、画
素単位で表された動きベクトルの値を、マクロブロック
単位で表した動きベクトルに換算することができる。つ
まり、この10行目では、マクロブロック単位で換算し
たX方向の動きベクトル(Vector_xr)を求めている。
【0065】20行目では、2進数表現がされた本来の
動きベクトルのY方向の値(Vector_y)を4ビット右シ
フト演算し、変数Vectro_yrに代入している。つまり、
この20行目では、マクロブロック単位で換算したY方
向の動きベクトル(Vector_yr)を求めている。
【0066】30行目では、本来の動きベクトルのX方
向の値(Vector_x)が16で割り切れれば、変数x_flag
に0を代入し、割り切れず且つVector_xが負なら変数x_
flagに−1を代入し、割り切れず且つVector_xが負でな
ければ変数x_flagに1を代入する。すなわち、参照エリ
アのX方向の位置が、マクロブロックの境界位置と完全
に一致していればx_flagに0を代入し、一致していなけ
ればx_flagに1又は−1を代入する。一致していない場
合は、参照エリアが、X方向に2つのマクロブロックに
またがって位置することとなる。
【0067】40行目では、本来の動きベクトルのX方
向の値(Vector_y)が16で割り切れれば、変数y_flag
に0を代入し、割り切れず且つVector_yが負なら変数y_
flagに−1を代入し、割り切れず且つVector_yが負でな
ければ変数y_flagに1を代入する。すなわち、参照エリ
アのY方向の位置が、マクロブロックの境界位置と完全
に一致していればy_flagに0を代入し、一致していなけ
ればy_flagに1又は−1を代入する。一致していない場
合は、参照エリアが、Y方向に2つのマクロブロックに
またがって位置することとなる。
【0068】50行目では、エラーマップテーブル内を
参照して、参照エリアに含まれている全てのマクロブロ
ック(最大4つのマクロブロック)に対するエラーマッ
プテーブル内のビット値を求め、これらの論理和を演算
して、変数MB_flagに代入している。演算式Error_Map
[X][Y]は、エラーマップテーブル内のアドレスX、Yの
位置のビットを読み出している。mb_adr_xは、現在復号
しているマクロブロックのX方向のアドレスを示してお
り、mb_adr_yは、現在復号しているマクロブロックのY
方向のアドレスを示している。
【0069】60,70行目では、変数MB_flagが1即
ち有効であれば、Search_MB_error =Yes(参照フレーム
に対するエラーマップテーブルにおける参照マクロブロ
ックに対応するビットの値が有効である)と判断し、変
数MB_flagが0即ち無効であれば、Search_MB_error = N
o(参照フレームに対するエラーマップテーブルにおけ
る参照マクロブロックに対応するビットの値が有効であ
る)と判断している。
【0070】以上の10行目〜70行目の処理プログラ
ムを実行することによって、MCコントローラ22は、
参照エリアが既にエラーコンシール処理がされているか
否かを判断することができる。MCコントローラ22
は、参照エリアに対してエラーコンシール処理がされて
いないと判断する場合には、ステップS20に進み、参
照エリアに対して既にエラーコンシール処理がされてい
ると判断する場合には、ステップS22に進む。
【0071】ステップS20において、MCコントロー
ラ22は、復号対象のマクロブロックに対するエラーマ
ップテーブルにおけるそのマクロブロックに対応するビ
ットの値を無効とする。つまり、そのマクロブロックに
対しては、エラーコンシール処理がされなかったと示す
ように、エラーマップテーブルを更新する。続いて、ス
テップS21において、MCコントローラ22は、構文
解析回路11から与えられた動きベクトル及びマクロブ
ロックモードを用いて通常の動き補償処理を行い、本フ
ローに対する処理を終了する。
【0072】ステップS22において、MCコントロー
ラ22は、動きベクトルの値をx=0,y=0に設定す
るとともに、マクロブロックモードをフォワード予測モ
ードに設定する。つまり、過去の参照フレーム内におけ
る復号対象のマクロブロックと同一の位置のマクロブロ
ックを参照するように、動きベクトル及びマクロブロッ
クモードを設定する。続いて、ステップS23におい
て、MCコントローラ22は、復号対象のマクロブロッ
クに対するエラーマップテーブルにおけるそのマクロブ
ロックに対応するビットの値を有効とする。つまり、そ
のマクロブロックは、エラーコンシール処理がされたと
示すように、エラーマップテーブルを更新する。続い
て、ステップS24において、MCコントローラ22
は、ステップS22で設定された動きベクトル及びマク
ロブロックモードを用いて動き補償処理を行う。なお、
この際に、セレクタ21を切り換えて、離散コサイン変
換回路14から供給される当該マクロブロックの画像デ
ータの入力を0とする。このステップS24の処理が上
記条件2でのエラーコンシール処理となる。MCコント
ローラ22は、ステップS24の処理を終えると、本フ
ローに対する処理を終了する。
【0073】以上の処理が、Iピクチャ及びPピクチャ
から構成されているストリームに対するMCコントロー
ラ22の処理である。
【0074】つぎに、Iピクチャ及びPピクチャから構
成されているストリームに対する具体的なエラーコンシ
ール処理内容を、図面を用いて説明をする。
【0075】なお、以下、エラーコンシール処理の具体
的な処理例を説明するにあたり、1フレームが、横4
個、縦3個、合計12個のマクロブロックから構成され
ているものとして説明を行う。フレーム内の各マクロブ
ロックは、図5Aに示すように、番号を付けて位置を特
定するものとする。例えば、左から1番目,上から1番
目のマクロブロックはマクロブロックMと表し、左か
ら2番目,上から1番目のマクロブロックはマクロブロ
ックMと表し、左から1番目,上から2番目のマクロ
ブロックはマクロブロックMと表し、左から2番目,
上から2番目のマクロブロックはマクロブロックM
表す。
【0076】また、エラーマップテーブルのビットの値
は、図面中においては、図5Bに示すように、○で表現
するものとする。ビットの値が有効となっている部分は
○の中を黒く塗りつぶし、ビットの値が無効となってい
る部分は○の中を白抜きとする。また、○の中に記載し
ている数字は、対応するマクロブロックの番号である。
【0077】また、任意のマクロブロックが動き補償を
行うために参照する参照エリアは、図面中には、図6に
示すように、片側に矢印をつけた直線と、点線の四角の
枠で表す。直線の始点(矢印が付いていない方の端部)
は、現在復号中のマクロブロックの中心位置を指し示
し、矢印の終端部分が現在復号中のマクロブロックの参
照エリアを指し示している。図6では、Pピクチャ(P
)のマクロブロック(M)が、Iピクチャ(I
内のエリアを参照していることを表している。また、図
中のマクロブロックの中に“I”と記述しているもの
は、イントラマクロブロックを表しており、図中のマク
ロブロックの中に“P”と記述しているのはインターマ
クロブロックを表している。
【0078】また、本例では、復号順序及び表示順序が
→I→P→P→Iと並べられているIピク
チャとPピクチャのみから構成されているエレメンタリ
ストリームに対する処理例を示している。
【0079】まず、図7に示すように、Iピクチャ(I
)が復号される。Iは、マクロブロック(M,M
)が伝送エラーであったとする。この場合、Iのマ
クロブロック(M,M)に対してエラーコンシール
処理がされる。すなわち、I のマクロブロック
(M,M)が、Iの1つ過去の参照フレームとな
り得るフレームであるPピクチャ(P)のマクロブロ
ック(M,M)で補間される。Iのエラーマップ
テーブルは、マクロブロック(M,M)のビットが
有効とされる。
【0080】続いて、図8に示すように、Pピクチャ
(P)が復号される。Pは、マクロブロック
(M,M,M)の参照エリアに、既にエラーコン
シール処理がされているIのマクロブロック(M
)が含まれているとする。この場合、Pのマクロ
ブロック(M,M,M)に対してエラーコンシー
ル処理がされる。すなわち、Pのマクロブロック(M
,M,M)が、Pの参照フレームであるI
,M,Mのマクロブロックで補間される。P
のエラーマップテーブルは、マクロブロック(M,M
,M)のビットが有効とされる。
【0081】続いて、図9に示すように、Pピクチャ
(P)が復号されるとする。Pのマクロブロック
(M,M,M)の参照エリアに、既にエラーコン
シール処理がされているPのマクロブロック(M
,M)が含まれているとする。この場合、P
マクロブロック(M,M,M)に対してエラーコ
ンシール処理がされる。また、Pのマクロブロック
(M)が伝送エラーであったとする。この場合、P
のマクロブロック(M)に対してエラーコンシール処
理がされる。すなわち、Pのマクロブロック(M
,M,M)が、Pの参照フレームであるP
のマクロブロック(M,M,M,M)で補間さ
れる。Pのエラーマップテーブルは、マクロブロック
(M,M,M,M)のビットが有効とされる。
【0082】(I,P,Bピクチャから構成されるスト
リームに対する処理)以下、Iピクチャ,Pピクチャ及
びBピクチャから構成されているストリームに対するM
Cコントローラ22の処理例について説明をする。
【0083】図10及び図11に、Iピクチャ,Pピク
チャ及びBピクチャから構成されているストリームに対
するMCコントローラ22の処理フローを示す。
【0084】MCコントローラ22は、動き補償回路1
5に対して入力されるマクロブロック毎に、以下のステ
ップS10〜ステップS43の処理を繰り返し行う。
【0085】まず、ステップS10において、MCコン
トローラ22は、構文解析回路11から与えられた情報
に基づき、復号対象のマクロブロックが、Iピクチャに
属するマクロブロックか、Pピクチャに属するマクロブ
ロックか、Bピクチャに属するマクロブロックかを判断
する。Iピクチャ又はPピクチャに属するマクロブロッ
クであった場合にはステップS11に進み、Bピクチャ
に属するマクロブロックであった場合には、ステップS
31に進む。
【0086】Iピクチャ又はPピクチャである場合に
は、MCコントローラ22は、図4に示したステップS
11〜ステップS23の処理と同一の処理を行う。
【0087】Bピクチャである場合には、ステップS3
1において、MCコントローラ22は、構文解析回路1
1から与えられた情報に基づき、復号対象のマクロブロ
ックのマクロブロックタイプを判断する。マクロブロッ
クタイプがイントラマクロブロックであれば、ステップ
S32に進み、インターマクロブロックであればステッ
プS36に進む。
【0088】マクロブロックタイプがイントラマクロブ
ロックであった場合、ステップS32において、MCコ
ントローラ22は、復号対象のマクロブロックに対し
て、構文解析回路11からエラーフラグが与えられてい
るか否かを判断する。すなわち、復号対象のマクロブロ
ックにエラーが発生しているか否かを判断する。エラー
が発生していない場合には、ステップS33に進み、エ
ラーが発生している場合には、ステップS37に進む。
【0089】ステップS33において、MCコントロー
ラ22は、未来の参照フレームに対するエラーマップテ
ーブルを参照し、現在復号中のマクロブロックと同一の
位置のマクロブロックが既にエラーコンシール処理がさ
れているか否かを判断する。エラーコンシール処理がさ
れていなければ、ステップS34に進み、エラーコンシ
ール処理がされていれば、ステップS35に進む。
【0090】ステップS34において、MCコントロー
ラ22は、構文解析回路11から与えられた動きベクト
ル及びマクロブロックモードを用いて通常の動き補償処
理を行い、本フローに対する処理を終了する。
【0091】ステップS35において、MCコントロー
ラ22は、動きベクトルの値をx=0,y=0に設定す
るとともに、マクロブロックモードをバックワード予測
モードに設定する。つまり、未来の参照フレーム内にお
ける復号対象のマクロブロックと同一の位置のマクロブ
ロックを参照するように、動きベクトル及びマクロブロ
ックモードを設定する。続いて、ステップS36におい
て、MCコントローラ22は、ステップS35で設定さ
れた動きベクトル及びマクロブロックモードを用いて動
き補償処理を行う。なお、この際に、セレクタ21を切
り換えて、離散コサイン変換回路14から供給される当
該マクロブロックの画像データの入力を0とする。この
ステップS36の処理が、上記条件3におけるエラーコ
ンシール処理となる。MCコントローラ22は、ステッ
プS36の処理を終えると、本フローに対する処理を終
了する。
【0092】ステップS37において、MCコントロー
ラ22は、動きベクトルの値をx=0,y=0に設定す
るとともに、マクロブロックモードをフォワード予測モ
ードに設定する。つまり、過去の参照フレーム内におけ
る復号対象のマクロブロックと同一の位置のマクロブロ
ックを参照するように、動きベクトル及びマクロブロッ
クモードを設定する。続いて、ステップS38におい
て、MCコントローラ22は、ステップS37で設定さ
れた動きベクトル及びマクロブロックモードを用いて動
き補償処理を行う。なお、この際に、セレクタ21を切
り換えて、離散コサイン変換回路14から供給される当
該マクロブロックの画像データの入力を0とする。この
ステップS38の処理が、上記条件1におけるエラーコ
ンシール処理となる。MCコントローラ22は、ステッ
プS38の処理を終えると、本フローに対する処理を終
了する。
【0093】一方、マクロブロックタイプがインターマ
クロブロックであった場合、ステップS39において、
MCコントローラ22は、復号対象のマクロブロックに
対して、構文解析回路11からエラーフラグが与えられ
ているか否かを判断する。すなわち、復号対象のマクロ
ブロックにエラーが発生しているか否かを判断する。エ
ラーが発生していない場合には、ステップS40に進
み、エラーが発生している場合には、ステップS42に
進む。
【0094】ステップS40において、MCコントロー
ラ22は、参照エリアに含まれているマクロブロック
が、既にエラーコンシール処理がされているか、或い
は、現在復号中のマクロブロックと同一の位置のマクロ
ブロックが既にエラーコンシール処理がされているかを
否かを判断する。
【0095】このステップS40は、例えば、以下の示
すプログラムを実行することにより、判断することがで
きる。
【0096】10: f_Vector_xr = f_Vector_x >> 4 20: f_Vector_yr = f_Vector_y >> 4 30: If(f_Vector_x % 16! = 0) If(f_vector_x < 0) f_x_flag=-1 else f_x_flag = 1 else f_x_flag = 0 40: If(f_Vector_y % 16! = 0) If(f_vector_y < 0) f_y_flag=-1 else f_y_flag = 1 else f_y_flag = 0 50: b_Vector_xr = b_Vector_x >> 4 60: b_Vector_yr = b_Vector_y >> 4 70: If(b_Vector_x % 16! = 0) If(b_vector_x < 0) b_x_flag=-1 else b_x_flag = 1 else b_x_flag = 0 80: If(b_Vector_y % 16! = 0) If(b_vector_y < 0) b_y_flag=-1 else b_y_flag = 1 else b_y_flag = 0 90: f_MB_flag = { f_Error_Map[mb_adr_x + f_Vector_
xr][mb_adr_y + f_Vector_yr] or f_Error_Map[mb_adr_x + f_Vector_xr + f_x_flag][mb_
adr_y + f_Vector_yr] or f_Error_Map[mb_adr_x + f_Vector_xr][mb_adr_y + f_V
ector_yr + f_y_flag] or f_Error_Map[mb_adr_x + f_Vector_xr + f_x_flag][mb_
adr_y + f_Vector_yr +f_y_flag]} 100: b_MB_flag = { b_Error_Map[mb_adr_x + b_Vector
_xr][mb_adr_y + b_Vector_yr] or b_Error_Map[mb_adr_x + b_Vector_xr + b_x_flag][mb_
adr_y + b_Vector_yr] or b_Error_Map[mb_adr_x + b_Vector_xr][mb_adr_y + b_V
ector_yr + b_y_flag] or b_Error_Map[mb_adr_x + b_Vector_xr + b_x_flag][mb_
adr_y + b_Vector_yr +b_y_flag]} 110: c_MB_flag = b_Error_Map[mb_adr_x][mb_adr_y] 120: MB_flag = f_MB_flag or b_MB_flag or c_MB_flag 130: if(MB_flag = 1) Search_or_Future_MB_error = Y
es 140: if(MB_flag = 0) Search_or_Future_MB_error = N
o
【0097】上記のプログラムの説明をする。
【0098】10行目では、2進数表現がされた本来の
順方向動きベクトルのX方向の値(f_Vector_x)を4ビ
ット右シフト演算し、変数f_Vectro_xrに代入してい
る。1つのマクロブロックは16×16画素であること
から、動きベクトルのX方向の値を16で除算すること
によって、画素単位で表された動きベクトルの値を、マ
クロブロック単位で表した動きベクトルに換算すること
ができる。つまり、この10行目では、マクロブロック
単位で換算したX方向の順方向動きベクトル(f_Vector
_xr)を求めている。なお、順方向動きベクトルとは、
過去の参照フレームを参照する動きベクトルのことであ
る。
【0099】20行目では、2進数表現がされた本来の
順方向動きベクトルのY方向の値(f_Vector_y)を4ビ
ット右シフト演算し、変数f_Vectro_yrに代入してい
る。つまり、この20行目では、マクロブロック単位で
換算したY方向の順方向動きベクトル(f_Vector_yr)
を求めている。
【0100】30行目では、本来の順方向動きベクトル
のX方向の値(f_Vector_x)が16で割り切れれば、変
数f_x_flagに0を代入し、割り切れず且つf_Vector_xの
値が負ならば変数f_x_flagに−1を代入し、割り切れず
且つf_Vector_xの値が負でなければ変数f_x_flagに1を
代入する。すなわち、過去の参照フレームに対する参照
エリアのX方向の位置が、マクロブロックの境界位置と
完全に一致していればf_x_flagに0を代入し、一致して
いなければf_x_flagに1又は−1を代入する。一致して
いない場合は、過去の参照フレームに対する参照エリア
が、X方向に2つのマクロブロックにまたがって位置す
ることとなる。
【0101】40行目では、本来の順方向動きベクトル
のY方向の値(f_Vector_y)が16で割り切れれば、変
数f_y_flagに0を代入し、割り切れず且つf_Vector_yの
値が負ならば変数f_y_flagに−1を代入し、割り切れず
且つf_Vector_yの値が負でなければ変数f_y_flagに1を
代入する。すなわち、過去の参照フレームに対する参照
エリアのY方向の位置が、マクロブロックの境界位置と
完全に一致していればf_y_flagに0を代入し、一致して
いなければf_y_flagに1又は−1を代入する。一致して
いない場合は、過去の参照フレームに対する参照エリア
が、Y方向に2つのマクロブロックにまたがって位置す
ることとなる。
【0102】50行目では、2進数表現がされた本来の
逆方向動きベクトルのX方向の値(b_Vector_x)を4ビ
ット右シフト演算し、変数b_Vectro_xrに代入してい
る。1つのマクロブロックは16×16画素であること
から、動きベクトルのX方向の値を16で除算すること
によって、画素単位で表された動きベクトルの値を、マ
クロブロック単位で表した動きベクトルに換算すること
ができる。つまり、この50行目では、マクロブロック
単位で換算したX方向の逆方向動きベクトル(b_Vector
_xr)を求めている。なお、逆方向動きベクトルとは、
未来の参照フレームを参照する動きベクトルのことであ
る。
【0103】60行目では、2進数表現がされた本来の
逆方向動きベクトルのY方向の値(b_Vector_y)を4ビ
ット右シフト演算し、変数b_Vectro_yrに代入してい
る。つまり、この60行目では、マクロブロック単位で
換算したY方向の逆方向動きベクトル(b_Vector_yr)
を求めている。
【0104】70行目では、本来の順方向動きベクトル
のX方向の値(b_Vector_x)が16で割り切れれば、変
数b_x_flagに0を代入し、割り切れず且つb_Vector_xの
値が負ならば変数b_x_flagに−1を代入し、割り切れず
且つb_Vector_xの値が負でなければ変数b_x_flagに1を
代入する。すなわち、過去の参照フレームに対する参照
エリアのX方向の位置が、マクロブロックの境界位置と
完全に一致していればb_x_flagに0を代入し、一致して
いなければb_x_flagに1又は−1を代入する。一致して
いない場合は、過去の参照フレームに対する参照エリア
が、X方向に2つのマクロブロックにまたがって位置す
ることとなる。
【0105】80行目では、本来の順方向動きベクトル
のY方向の値(b_Vector_y)が16で割り切れれば、変
数b_y_flagに0を代入し、割り切れず且つb_Vector_yの
値が負ならば変数b_y_flagに−1を代入し、割り切れず
且つf_Vector_bの値が負でなければ変数b_y_flagに1を
代入する。すなわち、過去の参照フレームに対する参照
エリアのY方向の位置が、マクロブロックの境界位置と
完全に一致していればb_y_flagに0を代入し、一致して
いなければb_y_flagに1又は−1を代入する。一致して
いない場合は、過去の参照フレームに対する参照エリア
が、Y方向に2つのマクロブロックにまたがって位置す
ることとなる。
【0106】90行目では、過去の参照フレームに対す
るエラーマップテーブル内を参照して、参照エリアに含
まれている全てのマクロブロック(最大4つのマクロブ
ロック)に対するエラーマップテーブル内のビット値を
求め、これらの論理和を演算して、変数f_MB_flagに代
入している。演算式f_Error_Map[X][Y]は、過去の参照
フレームのエラーマップテーブル内のアドレスX、Yの
位置のビットを読み出している。mb_adr_xは、現在復号
しているマクロブロックのX方向のアドレスを示してお
り、mb_adr_yは、現在復号しているマクロブロックのY
方向のアドレスを示している。
【0107】100行目では、未来の参照フレームに対
するエラーマップテーブル内を参照して、参照エリアに
含まれている全てのマクロブロック(最大4つのマクロ
ブロック)に対するエラーマップテーブル内のビット値
を求め、これらの論理和を演算して、変数b_MB_flagに
代入している。演算式b_Error_Map[X][Y]は、未来の参
照フレームのエラーマップテーブル内のアドレスX、Y
の位置のビットを読み出している。
【0108】110行目では、未来の参照フレームに対
するエラーマップテーブル内を参照して、現在復号中の
マクロブロックと同位置にあるマクロブロックに対する
エラーマップテーブル内のビット値を求め、変数c_MB_f
lagに代入している。
【0109】120行目では、変数f_MB_flag変数,b_M
B_flag,変数c_MB_flagの論理和演算をして、MB_flagに
代入している。
【0110】130,140行目では、変数MB_flagが
1即ち有効であれば、Search_or_Future_MB_error = Ye
s(参照フレームに対するエラーマップテーブルにおけ
る参照マクロブロックに対応するビットの値が有効であ
る、或いは、現在復号中のマクロブロックと同一の位置
のマクロブロックが既にエラーコンシール処理がされて
いる。)と判断し、変数MB_flagが0即ち無効であれ
ば、Search_or_Future_MB_error = No(参照フレームに
対するエラーマップテーブルにおける参照マクロブロッ
クに対応するビットの値が有効ではない、且つ、現在復
号中のマクロブロックと同一の位置のマクロブロックが
既にエラーコンシール処理がされていない)と判断して
いる。
【0111】以上の10行目〜140行目の処理プログ
ラムを実行することによって、MCコントローラ22
は、参照エリアが既にエラーコンシール処理がされてい
るか、或いは、現在復号中のマクロブロックと同一の位
置のマクロブロックが既にエラーコンシール処理がされ
ているか否かを判断することができる。MCコントロー
ラ22は、参照エリアに対してエラーコンシール処理が
されていないと判断する場合には、ステップS41に進
み、参照エリアに対して既にエラーコンシール処理がさ
れていると判断する場合には、ステップS42に進む。
【0112】ステップS41において、MCコントロー
ラ22は、MCコントローラ22は、構文解析回路11
から与えられた動きベクトル及びマクロブロックモード
を用いて通常の動き補償処理を行い、本フローに対する
処理を終了する。
【0113】ステップS42において、MCコントロー
ラ22は、動きベクトルの値をx=0,y=0に設定す
るとともに、マクロブロックモードをバックワード予測
モードに設定する。つまり、未来の参照フレーム内にお
ける復号対象のマクロブロックと同一の位置のマクロブ
ロックを参照するように、動きベクトル及びマクロブロ
ックモードを設定する。続いて、ステップS43におい
て、MCコントローラ22は、ステップS42で設定さ
れた動きベクトル及びマクロブロックモードを用いて動
き補償処理を行う。なお、この際に、セレクタ21を切
り換えて、離散コサイン変換回路14から供給される当
該マクロブロックの画像データの入力を0とする。この
ステップS43の処理が、上記条件2又は3のエラーコ
ンシール処理となる。MCコントローラ22は、ステッ
プS43の処理を終えると、本フローに対する処理を終
了する。
【0114】以上の処理が、Iピクチャ,Pピクチャ及
びBピクチャから構成されているストリームに対するM
Cコントローラ22の処理である。
【0115】つぎに、Iピクチャ,Pピクチャ及びBピ
クチャから構成されているストリームに対する具体的な
エラーコンシール処理内容を、図面を用いて説明をす
る。
【0116】なお、図面中の説明は、上述したI,Pピ
クチャから構成されているストリームで用いた説明条件
と同一の条件である。また、本例では、復号順序がP1
0→B9→I2→B1→P3と並べられ、表示順序がB
9→P10→B1→I2→P3と並べられているエレメ
ンタリストリームに対する処理例を示している。
【0117】まず、図12に示すように、Iピクチャ
(I)が復号される。Iは、マクロブロック
(M,M)が伝送エラーであったとする。この場
合、Iのマクロブロック(M,M)に対してエラ
ーコンシール処理がされる。すなわち、Iのマクロブ
ロック(M,M)が、Iの1つ過去の参照フレー
ムとなりえるフレームであるPピクチャ(P10)のマ
クロブロック(M,M)で補間される。Iのエラ
ーマップテーブル(第2のエラーマップテーブル)は、
マクロブロック(M,M)のビットが有効とされ
る。
【0118】続いて、図13に示すように、Bピクチャ
(B)が復号される。
【0119】Bのマクロブロック(M)の参照エリ
アは、過去の参照フレームP10のマクロブロック(M
〜M)並びに未来の参照フレームIのマクロブロ
ック(M〜M)が含まれている。この場合、過去の
参照フレームP10のMが既にエラーコンシール処理
がされているので、Bのマクロブロック(M)は、
エラーコンシール処理がされる。
【0120】Bのマクロブロック(M)は、イント
ラマクロブロックであり、且つ、エラーが発生していな
いので、エラーコンシール処理はされない。
【0121】Bのマクロブロック(M)の参照エリ
アは、過去の参照フレームP10のマクロブロック(M
〜M)並びに未来の参照フレームIのマクロブロ
ック(M,M)が含まれている。この場合、過去の
参照フレームP10のマクロブロック(M)及び未来
の参照フレームIのマクロブロック(M)が既にエ
ラーコンシール処理がされているので、Bのマクロブ
ロック(M)は、エラーコンシール処理がされる。
【0122】Bのマクロブロック(M)の参照エリ
アには、既にエラーコンシール処理がされているマクロ
ブロックは、過去にも未来にも含まれていない。しかし
ながら、当該マクロブロックMと同一の位置にある未
来の参照フレームIのマクロブロックMが既にエラ
ーコンシール処理がされている。従って、このBのマ
クロブロックMもエラーコンシール処理がされる。
【0123】続いて、図14に示すように、Pピクチャ
(P)が復号される。
【0124】このPピクチャ(P)では、前回Pピク
チャ(P10)のエラーコンシール情報が格納されてい
た第1のエラーマップテーブルに対して、ビットが更新
される。
【0125】以上のように、MPEG復号装置10で
は、動き予測を利用した符号化データを復号することが
できる。また、MPEG復号装置10では、エラーコン
シール処理を行うことにより、例えば伝送時等に破壊さ
れてしまった画像ブロックがフレーム内に存在する場合
でも、その画像ブロックを破壊されていない他のフレー
ムの画像ブロックで補間することができる。そのため、
エラーが生じてしまい、周辺の正常な画像と極端に異な
ってしまうブロックがあることによる視覚な違和感を低
減することができる。
【0126】さらに、本MPEG復号装置10では、復
号中の画像のブロックが動き補償でエラーを含むフレー
ムを参照している場合であっても、エラーコンシール処
理に伴うエラーの伝播を抑え、画質劣化を少なくするこ
とができる。
【0127】
【発明の効果】本発明にかかる画像復号装置及び方法で
は、エラーマップテーブルを参照して参照エリアに含ま
れるブロックにエラーブロックが含まれている場合、又
は、復号対象ブロックの動画像符号化データが破損して
いる場合には、復号対象ブロック内の画素を復号済みの
フレームの画素で補間して出力するエラーコンシール処
理を行い、上記エラーコンシール処理を行ったブロック
をエラーブロックとしたエラーマップテーブルを生成し
ている。
【0128】そのため、本発明にかかる画像復号装置及
び方法では、エラーコンシール処理が行われるので、動
き予測を利用した符号化データを復号することができ
る。また、本発明では、エラーコンシール処理を行うこ
とにより、例えば伝送時等に破壊されてしまった画像ブ
ロックがフレーム内に存在する場合でも、その画像ブロ
ックを破壊されていない他のフレームの画像ブロックで
補間することができる。従って、エラーが生じてしま
い、周辺の正常な画像と極端に異なってしまうブロック
があることによる視覚な違和感を低減することができ
る。
【0129】また、本発明にかかる画像復号装置では、
復号中の画像のブロックが動き補償でエラーを含むフレ
ームを参照している場合であっても、エラーコンシール
処理に伴うエラーの伝播を抑え、画質劣化を少なくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のMPEG復号装置のブロ
ック構成図である。
【図2】エラーマップテーブルを示す図である。
【図3】他の形式のエラーマップテーブルを示す図であ
る。
【図4】Iピクチャ及びPピクチャから構成されている
ストリームに対するMCコントローラの処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】フレーム内のマクロブロックの構成及びエラー
マップテーブルを示す図である。
【図6】参照エリアの説明をするための図である。
【図7】Iピクチャ及びPピクチャから構成されている
ストリームに対する具体的なエラーコンシール処理内容
を説明するための図である。
【図8】上記図7に続く状態を示す図である。
【図9】上記図8に続く状態を示す図である。
【図10】Iピクチャ,Pピクチャ及びBピクチャから
構成されているストリームに対するMCコントローラの
処理を示すフローチャートである。
【図11】上記図10に続くフローチャートである。
【図12】Iピクチャ,Pピクチャ及びBピクチャから
構成されているストリームに対する具体的なエラーコン
シール処理内容を説明するための図である。
【図13】上記図12に続く状態を示す図である。
【図14】上記図13に続く状態を示す図である。
【図15】従来のMPEG復号装置のブロック構成図で
ある。
【図16】エラーコンシール処理がされたマクロブロッ
クの影響が、時間的,空間的に伝播していく状態につい
て説明をするための図である。
【図17】上記図16に続く状態を示す図である。
【図18】上記図17に続く状態を示す図である。
【符号の説明】
10 MEPG復号装置、11 構文解析回路、12
VLCテーブル、13逆量子化回路、14 逆離散コサ
イン変換回路、15 動き補償回路、16フレームメモ
リ、17 カラーフォーマット変換回路、18 エラー
コントローラ、19 エラーマップテーブル格納部、2
1 セレクタ、22 MCコントローラ、23 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 MA00 MA04 MA05 MA14 MA23 MC11 ME01 PP05 PP06 PP07 RF07 RF11 RF14 UA05 5J064 AA00 BA04 BA16 BB01 BB04 BC01 BC02 BC08 BC09 BC16 BC25 BC29 BD02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム内を複数のブロックに分割し、
    このブロック単位で動き予測符号化が行われる符号化方
    式で符号化された動画像符号化データを、復号する画像
    復号装置において、 動き予測符号化が行われたブロックが復号対象ブロック
    となっている場合、上記画像符号化データに含まれてい
    る動き予測情報を用いて復号済みのフレーム上の参照エ
    リアを特定し、特定した参照エリアの情報を用いて復号
    対象ブロックに対して動き補償を行う動き補償手段と、 上記動き補償を行う際に参照する復号済みのフレームに
    対するエラーマップテーブルを保持するエラーマップテ
    ーブル保持手段とを備え、 上記エラーマップテーブルには、復号済みのフレーム内
    に存在するエラーブロックが示されており、 上記動き補償手段は、上記エラーマップテーブルを参照
    して上記参照エリアに含まれるブロックにエラーブロッ
    クが含まれている場合、又は、復号対象ブロックの動画
    像符号化データが破損している場合には、復号対象ブロ
    ック内の画素を復号済みのフレームの画素で補間して出
    力するエラーコンシール処理を行い、上記エラーコンシ
    ール処理を行ったブロックをエラーブロックとしたエラ
    ーマップテーブルを生成し、上記エラーマップテーブル
    保持手段に格納することを特徴とする画像復号装置。
  2. 【請求項2】 上記動き補償手段は、エラーコンシール
    処理を行う場合、復号対象ブロック内の画素を、当該復
    号対象ブロックと同一の位置にある復号済みフレームの
    画素で補間することを特徴とする請求項1記載の画像復
    号装置。
  3. 【請求項3】 上記動き補償手段は、 他のフレームを参照せずに符号化がされたブロックのみ
    から構成されるフレーム内予測フレーム、又は、他のフ
    レームを参照せずに符号化がされたブロック及び過去の
    フレームを参照して動き予測がされたブロックを含んで
    構成される順方向予測フレームに対してエラーコンシー
    ル処理を行う場合には、 復号対象ブロックが含まれているフレームよりも過去の
    フレームの画素を用いて、復号対象ブロック内の画素を
    補間することを特徴とする請求項1記載の画像復号装
    置。
  4. 【請求項4】 上記動き補償手段は、フレーム内予測フ
    レームに対してエラーコンシール処理を行う場合には、
    当該フレーム内予測フレームの直前の順方向予測フレー
    ムの画素を用いて、復号対象ブロック内の画素を補間す
    ることを特徴とする請求項3記載の画像復号装置。
  5. 【請求項5】 上記動き補償手段は、順方向予測フレー
    ムに対してエラーコンシール処理を行う場合には、当該
    順方向予測フレームの参照フレームの画素を用いて、復
    号対象ブロック内の画素を補間することを特徴とする請
    求項3記載の画像復号装置。
  6. 【請求項6】 上記動き補償手段は、 過去及び/又は未来のフレームを参照して動き予測をす
    ることが可能な双方向予測フレームに対してエラーコン
    シール処理を行う場合には、 復号対象ブロックが含まれているフレームよりも未来の
    参照フレームの画素を用いて、復号対象ブロック内の画
    素を補間することを特徴とする請求項1記載の画像復号
    装置。
  7. 【請求項7】 上記動き補償手段は、上記双方向予測フ
    レームに対してエラーコンシール処理を行う場合には、
    当該双方向予測フレームの未来の参照フレームの画素を
    用いて、復号対象ブロック内の画素を補間することを特
    徴とする請求6記載の画像復号装置。
  8. 【請求項8】 上記動き補償手段は、過去及び/又は未
    来のフレームを参照して動き予測をすることが可能な双
    方向予測フレームに対して動き補償を行う場合、 当該双方向予測フレームの未来の参照フレームのブロッ
    クのうち、復号対象ブロックと同位置のブロックが既に
    エラーコンシール処理をされている場合には、上記未来
    の参照フレームの画素を用いて、復号対象ブロック内の
    画素を補間することを特徴とする請求項1記載の画像復
    号装置。
  9. 【請求項9】 フレーム内を複数のブロックに分割し、
    このブロック単位で動き予測符号化が行われる符号化方
    式で符号化された動画像符号化データを、復号する画像
    復号方法において、 上記画像符号化データに含まれている動き予測情報を用
    いて復号済みのフレーム上の参照エリアを特定し、特定
    した参照エリアの情報を用いて復号対象ブロックに対し
    て動き補償を行って、動画像符号化データを復号し、 上記動き補償を行う際に、 復号済みのフレーム内に存在するエラーブロックが示さ
    れたエラーマップテーブルを参照して上記参照エリアに
    含まれるブロックにエラーブロックが含まれている場
    合、又は、復号対象ブロックの動画像符号化データが破
    損している場合には、復号対象ブロック内の画素を復号
    済みのフレームの画素で補間して出力するエラーコンシ
    ール処理を行い、 上記エラーコンシール処理を行ったブロックをエラーブ
    ロックとした上記エラーマップテーブルを生成すること
    を特徴とする画像復号方法。
  10. 【請求項10】 エラーコンシール処理を行う場合、復
    号対象ブロック内の画素を、当該復号対象ブロックと同
    一の位置にある復号済みフレームの画素で補間すること
    を特徴とする請求項9記載の画像復号方法。
  11. 【請求項11】 他のフレームを参照せずに符号化がさ
    れたブロックのみから構成されるフレーム内予測フレー
    ム、又は、他のフレームを参照せずに符号化がされたブ
    ロック及び過去のフレームを参照して動き予測がされた
    ブロックを含んで構成される順方向予測フレームに対し
    てエラーコンシール処理を行う場合には、 復号対象ブロックが含まれているフレームよりも過去の
    フレームの画素を用いて、復号対象ブロック内の画素を
    補間することを特徴とする請求項9記載の画像復号方
    法。
  12. 【請求項12】 フレーム内予測フレームに対してエラ
    ーコンシール処理を行う場合には、当該フレーム内予測
    フレームの直前の順方向予測フレームの画素を用いて、
    復号対象ブロック内の画素を補間することを特徴とする
    請求項11記載の画像復号方法。
  13. 【請求項13】 順方向予測フレームに対してエラーコ
    ンシール処理を行う場合には、当該順方向予測フレーム
    の参照フレームの画素を用いて、復号対象ブロック内の
    画素を補間することを特徴とする請求項11記載の画像
    復号方法。
  14. 【請求項14】 過去及び/又は未来のフレームを参照
    して動き予測をすることが可能な双方向予測フレームに
    対してエラーコンシール処理を行う場合には、復号対象
    ブロックが含まれているフレームよりも未来の参照フレ
    ームの画素を用いて、復号対象ブロック内の画素を補間
    することを特徴とする請求項9記載の画像復号方法。
  15. 【請求項15】 上記双方向予測フレームに対してエラ
    ーコンシール処理を行う場合には、当該双方向予測フレ
    ームの未来の参照フレームの画素を用いて、復号対象ブ
    ロック内の画素を補間することを特徴とする請求項14
    記載の画像復号方法。
  16. 【請求項16】 過去及び/又は未来のフレームを参照
    して動き予測をすることが可能な双方向予測フレームに
    対して動き補償を行う場合、 当該双方向予測フレームの未来の参照フレームのブロッ
    クのうち、復号対象ブロックと同位置のブロックが既に
    エラーコンシール処理をされている場合には、上記未来
    の参照フレームの画素を用いて、復号対象ブロック内の
    画素を補間することを特徴とする請求項9記載の画像復
    号方法。
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