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JP2003348328A - ウェーブレット係数を用いた非線形画像処理方法、装置及びプログラム - Google Patents

ウェーブレット係数を用いた非線形画像処理方法、装置及びプログラム

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JP2003348328A
JP2003348328A JP2003110749A JP2003110749A JP2003348328A JP 2003348328 A JP2003348328 A JP 2003348328A JP 2003110749 A JP2003110749 A JP 2003110749A JP 2003110749 A JP2003110749 A JP 2003110749A JP 2003348328 A JP2003348328 A JP 2003348328A
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wavelet
interpolation
image
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ウェーブレット変換係数を用いた
非線形画像処理方法及び装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 ウェーブレット領域の画像の拡大と解像
度の向上のための方法と装置が開示される。一実施例で
は、この方法は、ウェーブレット係数を含む画像のウェ
ーブレット表現を受信し、ウェーブレット領域で、ウェ
ーブレット係数に、局所化適応補間を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理の分野に
関連し、特に、本発明は、ウェーブレットでのエッジ保
存画像補間に関連する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル画像のサイズ変更はディジタ
ル画像処理ではしばしば行われ、そして、異なるdpi
解像度を有する装置を含むネットワーク環境では益々重
要になっている。エイリアスとモアレ歪みは、画像縮小
での主な問題であるが、画像の拡大は、画像、特にエッ
ジが平滑化され過ぎない又は不鮮明過ぎないようにする
ために、どのように高周波数成分を導入するかの問題を
扱わねばならない。画像を拡大する典型的な方法は、補
間フィルタの使用である。このフィルタは、補間値を予
測するために、隣接する画素からの情報を組み込む。例
えば、写真画像操作アプリケーションで普通に使用され
るフィルタは、双1次又は双3次(bicubic)補
間フィルタである。これらのフィルタを使用して、高解
像度での完全なステップエッジを生成するために、完全
なステップエッジは、補間されることができない。補間
されたエッジは、常に少しに不鮮明にみえる。
【0003】画像補間の標準的な方法は、多項式補間で
ある。補間多項式の(例えば、1次、2次、3次等の)
次数に依存して、画像は幾分滑らかに見える。最も普通
に使用される技術は、3次補間と呼ばれる。多項式法の
利点は、全体的な線形フィルタリング技術に基づいてい
るので、その単純さである。欠点は、適応補間を実行で
きず、これにより、エッジが典型的には過度に滑らかに
されることである。これは、文書の拡大では大きな欠点
である。
【0004】多項式補間フィルタの仲間である、Key
sフィルタのような、他の補間フィルタも存在するが、
しかし、アンシャープマスキングフィルタの特性を有す
る、即ち、それらは、エッジで、オーバーシュート−ア
ンダーシュートを生成することにより高周波数成分を向
上させそして、オーバーシュート−アンダーシュートは
ノイズ画素についての生成され、そして、画像内のノイ
ズレベルの増加を導く。全てのこれらのフィルタは、全
体の画像上で全体的に動作するので、適応補間はできな
い。エッジの改善と背景領域の雑音の抑圧の間のトレー
ドオフが存在する。
【0005】画素領域で動作し且つ画像からエッジ情報
を抽出しそして、その情報をエッジ指示補間を実行する
のに使用する、非線形補間法が存在する。1つの方法
は、最初に、ガウシャンのラプラシアンを使用して、低
解像度画像のエッジマップを計算する。第2のステップ
で、エッジ情報を使用する低解像度の前処理が、推定さ
れた高解像度エッジマップ内の誤差を避けるために、実
行される。第3のステップは、そのエッジ情報を使用し
て補間を実行する。滑らかな領域では、双1次補間が実
行される。エッジ付近では、補間された値は、エッジの
シャープさを保持する値により置換される。最後に、補
間を更に改善するために、繰返し補正ステップが実行さ
れる。典型的な繰返しの数は、10である。これは、非
特許文献1を参照する。
【0006】他の方法では、低解像度画像の局所共分散
が推定されそして、それらの推定値が、古典的なウィナ
ー(Wiener)フィルタ補間を実行するのに使用さ
れる。局所共分散は、フィルタ係数の一部であり、エッ
ジに沿ったしかしエッジを渡らない平滑化が、実行され
る。この方法の欠点は、独立したドットが、非常に短い
エッジとして扱われるので、補間後に良好に保存されな
いことである。これは、非特許文献2を参照する。
【0007】前述の2つの方法と比較すると、非常に簡
単なエッジに敏感な補間法が、非特許文献3で提案され
ている。この技術は、補間するサンプル値を決定するた
めに、非線形フィルタを採用する。詳しくは、1次元信
号に対して、局所線形補間
【0008】
【数1】 が実行される。xintが0に近い場合には、補間値は
右へのサンプル値と似ており、一方、xintが1に近
い場合には、補間値は左へのサンプル値と似ている。こ
の置換は、補間値に隣接する低解像度信号の平滑化に基
づいており、そして、非線形性を介して計算され、
【0009】
【数2】 ここで、kはエッジ感度を制御するパラメータである。
k=0に対して、線形補間が得られ、一方、kが正の値
の時にはエッジ感度が増加される。この非線形技術の利
点は、単純さであり、繰返しは必要ない。この技術の欠
点は、パラメータkが調整されねばならずそして、分離
された短いエッジは、拡大されず、そして、補間画像内
で僅かに”縮められる”ように見えることである。更
に、例えば、xk−1=x=1、xk+1=xk+2
=0のような、完全なステップエッジの補間は、もはや
完全なステップエッジではない:1,1,1,1/2,
0,0,0。線形補間が実行される。
【0010】図1は、1次元非線形補間法の2次元への
拡張を示す概略図である。図1で”o”を含む画素位置
は、低解像度画像の画素を示す。2次元への拡張は、1
次元法を、マトリクス101内で示される、低解像度画
像Ilowの行と列へ別々に適用することにより、マト
リクス102に示されるIcombに結合された結果を
有するように、実行される。失われた値は、マトリクス
103に示される,結合された画像Iint内の行と列
上の、補間の平均として補間される。
【0011】画像を外挿するためにウェーブレット領域
内で画像の多重解像度構造を調査する、幾つかの技術が
存在する。ウェーブレットでのエッジ保存画像補間への
一般的なアプローチは、低解像度画像のウェーブレット
分解へ、追加の高周波数帯を加えることである。幾つか
の従来技術は、縮尺又は分解レベルをわたり、ウェーブ
レット係数の極値を調査することによりエッジの位置を
決定する。外挿は典型的には、局所化と極大値の最小2
乗適合を要求する。これらのアプローチの問題は、エッ
ジの整列が十分でないことである。より滑らかな画像を
外挿するためには、それは重要ではないが、しかし、テ
キストの外挿についてはむしろ厳しい。この問題を克服
する1つの方法は、ダウンサンプルされた高解像度画像
を元の低解像度画像へよりよくマップするために、外挿
に繰返しを含むことである。更なる情報は、非特許文献
4及び非特許文献5を参照する。
【0012】1998年2月に、発行された、名称「周
波数空間での非線形外挿による画像改善(Image
enhancement by non−linear
extrapolation in frequen
cy space)」の特許文献1では、ラプラシアン
ピラミッドは、滑らかに補間された画象上の修正された
アンシャープマスキングを実行するのに使用される。こ
の場合には、補間された画像内に、適切に完全なエッジ
を整列することは難しい。
【0013】
【特許文献1】米国特許第5,717,789号明細書
【非特許文献1】Allebach,J及びWong,
P.W.著、「エッジ指示補間(Edge−direc
ted interpolation)」、ICIP’
98論文集、pp707−710、1998年。
【0014】
【非特許文献2】Li,X及びOrchard,M著、
「新しいエッジ指示補間(New edge dire
cted interpolation)」、ICI
P’2000論文集、バンクーバ、2000年。
【0015】
【非特許文献3】Carrato,S.、Rampon
i.,G及びMarsi.S.著、「単純なエッジに敏
感な画像補間フィルタ(A simple edge−
sensitive image interpola
tion filter)」、ICIP’96論文集、
pp.711−714、1996年。
【0016】
【非特許文献4】Carey,W.K.、Chuan
g,D.B.及びHemami.S.S.著、「規則性
保存画像補間(Regularity−Preserv
ing Image Interpolatio
n)」、画像処理(Trans.Image Proc
essing)、vol.8,no.9、pp.129
3−1297、1999年。
【0017】
【非特許文献5】Chan,S.G.,Cvetkov
ic,Z.及びVetterli,M.著、「ウェーブ
レット変換極値外挿を使用する画像の解像度向上(Re
solution enhancenent of i
mages using wavelet trans
form extrema extrapolatio
n)」、ICASSP’95論文集(Proceedi
ngs)、pp.2379−2382、1995年。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ウェ
ーブレット変換係数を用いた非線形画像処理方法及び装
置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】ウェーブレット領域での
画像の拡大と解像度の向上のための方法と装置が開示さ
れる。一実施例では、この方法は、画像のウェーブレッ
ト表現を受信し、ウェーブレット表現はウェーブレット
係数を含み、且つ、ウェーブレット領域内のウェーブレ
ット係数上に、局所化された適応補間を実行する。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は、以下の詳細な説明と本
発明の種々の実施例の添付の図面からさらに完全に理解
されるが、しかし、それは、本発明が、特定の実施例に
限定されると考えるべきではなく、説明と理解のための
みである。
【0021】ウェーブレット変換係数を使用する適応非
線形画像拡大のための方法及び装置が開示される。ウェ
ーブレット変換係数は、自然に、画像を、滑らかな部分
とエッジ部分に分割する。本発明は、ウェーブレット領
域での補間を実行し、そして、滑らかな領域で滑らかな
補間を自動的に実行するために且つ高周波数領域でシャ
ープなエッジを予測するために、低域通過及び高域通過
係数内の情報を使用する。
【0022】ここに記載された技術は、ウェーブレット
領域内で適応補間を実行することによる、非線形適応補
間の考えへの修正されたアプローチである。一実施例で
は、これは、(例えば、以下に説明するように、ウェー
ブレット係数の標準偏差σにより特徴化される)ノイズ
レベル以上の大きなシャープなエッジを保存し、ここ
で、エッジは分離され、短いエッジを含みそして、ノイ
ズ画素を向上しない。エッジ感度パラメータkは、上述
の従来技術から除去されておりそして、測定されるメト
リック距離を決定するパラメータpが、使用される。更
に、この技術は、アルゴリズムを、任意のウェーブレッ
トシステムと変換へ適応しうる。一実施例では、この技
術は、ウェーブレットに基づくノイズ除去及び向上と結
合され、そして、それゆえに、ウェーブレットシャープ
ニング及び平滑化(”WSS”)技術への有益な追加で
ある。これは、JPEG2000(J2K)圧縮された
画像に適用もできる。
【0023】以下の記載では、構成要素間の距離、モー
ルディングの形式等の、多くの詳細が述べられる。しか
しながら、当業者には、本発明は、これらの特定の詳細
なしに実行されうることは、明らかである。他の場合に
は、既知の構造及び装置は、本発明を曖昧にするのを避
けるために、詳細よりも、ブロック図の形式で示され
る。
【0024】以下の詳細な説明の幾つかの部分は、コン
ピュータメモリ内のデータビットに関する、アルゴリズ
ム及び動作の記号的表現で提示される。これらのアルゴ
リズム的な記載と表現は、当業者に最も効率的に、仕事
の実体を知らせるために、データ処理技術の分野の当業
者により使用される手段である。アルゴリズムは、ここ
では、一般的には、所望の結果を導くための、自己一貫
性のあるステップのシーケンスであると考えられる。ス
テップは、物理的な量の物理的な操作を要求する。通常
は、必要ではないが、これらの量は、格納され、転送さ
れ、結合され、比較され、そしてその他の操作がされ
る、電気的な又は磁気的な信号の形式をとる。通常の使
用の理由から、これらの信号を、ビット、値、要素、シ
ンボル、文字、項、数又は、同様なものと呼ぶことが、
しばしば、便利であることがわかる。
【0025】しかしながら、これらの全ての及び同様な
用語は、適切な物理的な量と関連し、そして、これらの
量に適用される単に便利なラベルであることは、憶えて
おくべきである。特に述べない限り、以下の説明から明
らかなように、記載を通じて、”処理”又は、”計算す
る” 又は、”計算する” 又は、”決定する” 又
は、”表示する” 又は同様な、用語を使用する説明
は、コンピュータシステムのレジスタ及びメモリ内の物
理的な(電子的な)量として示されたデータを、コンピ
ュータシステムのレジスタ及びメモリ又は、他のそのよ
うな情報蓄積、伝送又は、表示装置内の物理的な量とし
て示される同様な他のデータへ操作し且つ変換する、コ
ンピュータシステム又は、同様な電子計算装置の動作及
び処理を指すことは、理解されよう。
【0026】本発明は、ここの動作を実行する装置にも
関連する。この装置は、特別に要求された目的のために
構成され又は、コンピュータ内に格納されたコンピュー
タプログラムにより、選択的に活性化又は再構成される
汎用コンピュータを含む。そのようなコンピュータプロ
グラムは、制限はされないが、フレキシブルディスクを
含む任意の形式のディスク、光ディスク、CD−ROM
及び、光磁気ディスク、読み出し専用メモリ(RO
M)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPRO
M、EEPROM,磁気又は光カード、又は、電子的な
命令を格納するのに適した他の形式の媒体、及び各々が
結合されたコンピュータシステムバスような、コンピュ
ータ読み出し可能な蓄積媒体内に格納される。
【0027】ここで提示するアルゴリズム及び表示は、
特定のコンピュータ又は他の装置に固有に関連していな
い。種々の汎用システムは、ここでの教示に従ったプロ
グラムと共に使用され又は、要求された方法ステップを
実行する更に特化された装置を構成するのに便利である
ことが分かる。種々のこれらのシステムについての要求
された構造は、以下の記載から分かる。更に、本発明
は、特定のプログラム言語を参照して記載されていな
い。種々のプログラミング言語がここに記載の発明の教
示を実行するのに使用されうることは、理解されよう。
【0028】機械読み出し可能な媒体は、機械(例え
ば、コンピュータ)により読み出し可能な形式の情報を
蓄積する又は伝送する機構を有する。例えば、機械読み
出し可能な媒体は、読み出し専用メモリ(”RO
M”)、ランダムアクセスメモリ(”RAM”)、磁気
ディスク蓄積媒体、光蓄積媒体、フラッシュメモリ装
置、電気的、光学的、音響的又は、他の形式の伝播信号
(例えば、搬送波、赤外信号、ディジタル信号、等)、
等を含む。
【0029】ウェーブレットに基づくアルゴリズム 図2は、ウェーブレット変換係数を使用する非線形画像
拡大を実行する処理の一実施例のフロー図を示す。一実
施例では、処理は、ハードウェア(例えば、回路、専用
論理、等)、(汎用コンピュータシステム又は専用マシ
ン上で実行されるような)ソフトウェア又は、その両方
の結合を含みうる処理論理により実行される。
【0030】一実施例では、この処理は、逆ウェーブレ
ット変換内の埋め込み補間を含む。上述の式(2)内の
サンプル間の差は、一実施例内で、Haar(ハール)
ウェーブレット係数として翻訳される。そのような場合
には、画像は冗長ハールウェーブレット係数で与えられ
ると仮定される。第1レベルの分解は、低域通過係数c
LL(j,i)201で、そして、詳細係数d
LH(j,i)202、dHL(j,i)203、及び
HH(j,i)204で与えられる。前向き変換の順
序は、最初に水平変換が行われそして、次に垂直変換が
行われる。JPEG2000では、この順序は逆にさ
れ、最初に垂直変換が適用され次に、水平変換が適用さ
れる。JPEG2000:ITU−TRec.T.80
0−ISO/IEC15444−1:2000、情報技
術−JPEG2000画像符号化システムを参照する。
この場合には、逆変換は水平変換を実行し次に垂直変換
を適用する。
【0031】処理論理は、垂直逆ウェーブレット変換を
LL201とdLH202の列に実行し、結果は、c
205と呼ばれる。
【0032】次に、処理論理は、垂直逆ウェーブレット
変換をdHL203とdHH204の列に実行し、結果
は、d206と呼ばれる。
【0033】処理論理は、結果c205とd206
を粗いグリッド画像C207とD 208上に置き、
これにり、C(2j,i)=c(j,i)及びD
(2j,i)=d(j,i)である。
【0034】そして、処理論理は、以下の式に従って、
列c(2j+1,i)及びd(2j+1,i)を補
間する。
【0035】
【数3】 ここで、εは、ノイズレベルの測定値(例えば、係数の
標準偏差、メジアン、1領域内の係数の絶対値の標準偏
差又はメジアン(例えば、特定のレベルでの係数の1つ
の特定の帯域)、各レベルでの同じレベルの係数の絶対
値の標準偏差又はメジアン、第1のレベルでの異なる帯
域の係数の絶対値の標準偏差又はメジアン、各レベルで
の異なる帯域の係数の絶対値の標準偏差又はメジアン、
等)か又は、手動での設定である。一実施例では、ノイ
ズレベルは、ウェーブレット係数の標準偏差σにより、
特徴化される。そのような場合には、ノイズレベルのし
きい値指示は、Nサンプルに対して、
【0036】
【数4】 である。
【0037】式は、上述の式(2)の修正版であり、パ
ラメータkは除去されている。右に対するウェーブレッ
ト係数は左側の1つと比較して大きい場合には、補間値
は、左側に多く配置される、等である。パラメータp
は、係数間の差が大きく又は軽く重み付けされているか
同かを制御する。画像についての好ましい選択はp=1
である。
【0038】
【数5】 処理論理は、そして、水平逆ウェーブレット変換を、C
207とD208に対して実行する。結果は、i
int209と呼ばれる。処理論理は、これらのサンプ
ルを、IINT(j,2i)=iint(j,i)によ
り、粗いグリッド画像IINT210上へ置く。
【0039】そして、処理論理は、行IINT(j,2
i+1)を、以下の式により補間する。
【0040】
【数6】 一実施例では、
【0041】
【数7】 及び
【0042】
【数8】 又は、
【0043】
【数9】 の場合には、v2j,iは1に設定され、
【0044】
【数10】 の場合には、v2j,iは0.5に設定される。
【0045】一実施例では、処理論理は、そのパレット
に関する値の範囲に戻すように、画像IINTをクリッ
プする。例えば、画像が256暗度の階調画像である一
実施例では、範囲は[0 255]へ戻るようにクリップ
される。
【0046】上述の式(6)と(12)は、条件|係数
|>εがある。しきい値εを設定する代わりに、係数を
クラスAとBに分類する分類子結果が使用され、そし
て、例えば、係数がクラスAであるかどうかに基づい
て、動作を実行する。これは例えば、ハーフトーン領域
に使用され得る。係数がハーフトーン領域に属するか否
かを決定する、ハーフトーン分類子が使用される場合に
は、式は次のように書かれる。
【0047】
【数11】 一般的には、これは、次のように書かれる。
【0048】
【数12】 例えば、条件Aは、次のようである 1)しきい値が、画像内のノイズレベルを示すときに
は、|係数|>しきい値、 2)ハーフトーン対非ハーフトーンについての分類子が
使用されるときには、係数はハーフトーン領域に属し、 3)テキスト対非テキストについての分類子が使用され
るときには、又は、MRC(ミックスドラスタコンテン
ツ)圧縮機構が使用されるときには、係数はハーフトー
ン領域に属し、又は、 4)係数は対象の領域に属するか又は、JPEG200
0の特定のレイヤに属する。
【0049】上述の処理は、以下の異なるタームで表現
される。図3A、3B及び3Cは、逆ウェーブレット変
換へ、補間を埋め込む技術を示すフロー図である。図2
は、ウェーブレット変換係数を使用する、非線形画像拡
大を実行する処理のフロー図である。一実施例では、処
理は、ハードウェア(例えば、回路、導き出された論
理、等)、(汎用コンピュータシステム又は、専用マシ
ンで実行されるような)ソフトウェア、又は、両者の組
合せを含みうる、処理論理により、実行される。
【0050】図3A、3B及び3Cを参照すると、一実
施例では、処理論理は、ウェーブレット係数で与えられ
た画像を受信する(処理ブロック301)。処理ブロッ
ク302では、処理論理は、画像の第1の係数マトリク
スの列(j)(例えば、c (j,i))と、画像の
第2の係数マトリクスの列(j)(例えば、d
LH(j,i))へ第1の垂直逆ウェーブレット変換を
実行する。そして、処理ブロック303では、処理論理
は、画像の第3の係数マトリクスの列(j)(例えば、
HL(j,i))と、画像の第4の係数マトリクスの
列(j)(例えば、d j,i))へ第2の垂直逆ウ
ェーブレット変換を実行する。
【0051】次に、処理ブロック304で、第1の垂直
逆ウェーブレット変換の結果内の(例えば、c(j,
i))の各列(j)に対して、処理論理は、第1の垂直
に粗いグリッド画像(例えば、C(2j,i))内の
対応する偶数番号の列(2j)を、第1の垂直逆ウェー
ブレット変換の結果内の列(j)に等しく設定する(例
えば、C(2j,i)=c(j,i))。
【0052】そして、処理ブロック305では、第2の
垂直ウェーブレット変換の結果(例えば、d(j,
i))内の各列(j)について、処理論理は、第2の垂
直に粗いグリッド画像(例えば、D(2j,i))内
の対応する偶数番号の列(2j)を、第2の垂直逆ウェ
ーブレット変換の結果内の列に等しく設定する(例え
ば、D(2j,i)=d(j,i))。
【0053】次に、処理ブロック306では、第5の係
数マトリクス(例えば、dLH+H (j,i))内の
各列(j)と各行(i)について、処理論理は、第5の
係数マトリクスの列(j)と行(i)内の要素を、第1
の加数と第2の加数の和(例えば、dLH+HH(j,
i)=[dLH(j,i)]+[dHH(j,i)]=x+
y)に等しく設定する。第1の加数(x)は、第2の係
数マトリクス(例えば、x=dLH(j,i)の列と行
である。第2の係数マトリクス(例えば、d (j,
i)の列(j)と行(i)は、第5の係数マトリクス
(例えば、dLH +HH(j,i))内の列(j)と行
(i)に対応する。第2の加数(y)は、第4の係数マ
トリクス(例えば、y=dHH(j,i))の列と行の
要素である。第4の係数マトリクス(例えば、d
HH(j,i))の列(j)と行(i)は、第5の係数
マトリクス(例えば、dLH+HH(j,i))内の列
(j)と行(i)に対応する。
【0054】そして、処理ブロック307では、第1の
垂直に粗いグリッド画像(例えば、C(2j+1,
i))内の各奇数番号の列(2j+1)の各行(i)に
対して、処理論理は、奇数番号の列の行内の要素を、第
1の加数と第2の加数の和(例えば、C(2j+1,
i)=[μj,i(2j,i)]g+[(1−μj,
)C(2j+2,i)]=x+y)に等しく設定す
る。第1の加数(x)は、第1のパラメータ
(μj,i)と奇数番号の列の左への偶数番号の列の同
じ行(i)の要素との積(例えば、x=[μj,i][C
(2j,i)])である。第2の加数(y)は、差
(z)と奇数番号の列の右への偶数番号の列の同じ行
(i)の要素との積(例えば、y=[(1−μj,i)]
[C(2j+2,i)]=[z][C(2j+2,
i)])である。差(z)は、1マイナス第1のパラメ
ータ(例えば、z=1−μj,i)に等しい。
【0055】次に、処理ブロック308では、第2の垂
直に粗いグリッド画像(例えば、D (2j+1,
i))内の各奇数番号の列(2j+1)の各行(i)に
対して、処理論理は、奇数番号の列の行内の要素を、第
1の加数と第2の加数の和(例えば、D(2j+1,
i)=[μj,i(2j,i)]+[(1−
μj,i)D(2j+2,i)]=x+y)に等しく
設定する。第1の加数(x)は、第1のパラメータ(μ
j,i)と奇数番号の列の左への偶数番号の列の同じ行
(i)の要素との積(例えば、x=[μj,i][D
(2j,i)])である。第2の加数(y)は、差
(z)と奇数番号の列の右への偶数番号の列の同じ行
(i)の要素との積(例えば、y= [z][D(2j+
2,i)])である。差(z)は、1マイナス第1のパ
ラメータ(例えば、z=1−μj,i)に等しい。
【0056】そして、処理ブロック309では、処理論
理は、第1の垂直に粗いグリッド画像(例えば、C
(j,i))の行(i)と第2の垂直に粗いグリッド
画像(例えば、D(j,i))の行(i)に水平逆ウ
ェーブレット変換を実行する。
【0057】次に、処理ブロック310で、水平逆ウェ
ーブレット変換の結果の各行(i)(例えば、iint
(j,i))について、処理論理は、水平に粗いグリッ
ド画像(例えば、IINT(j,2i))内の対応する
偶数番号の行(2i)を、水平逆ウェーブレット変換の
結果の行に等しく設定する(例えば、IINT(j,2
i)=iint(j,i))。
【0058】処理ブロック311では、水平に粗いグリ
ッド画像(例えば、IINT(2j,2i+1))内の
各奇数番号の行(2i+1)の各偶数番号の列(2j)
について、処理論理は、奇数番号の行の偶数番号の列の
要素を、第1の加数と第2の加数の和(例えば、I
INT(2j,2i+1)=[ν2j,iINT(2
j,2i)]+[(1−ν2j,i)IINT(2j,2
i+2)]=x+y)に等しく設定する。第1の加数
(x)は、第3のパラメータ(ν2j,i)と奇数番号
の行の上の偶数番号の行の同じ偶数番号の列(2j)内
の要素との積(例えば、x=[ν2j,i][I
INT(2j,2i)])である。第2の加数(y)
は、差(z)と奇数番号の行の下の偶数番号の行の同じ
偶数番号の列(2i)の要素との積(例えば、y=
[z][IINT(2j,2i+2)])である。差(z)
は、1マイナス第3のパラメータ(例えば、z=1−ν
2j,i)に等しい。
【0059】最後に、処理ブロック312では、水平に
粗いグリッド画像(例えば、IIN (2j+1,2i
+1))内の各奇数番号の行(2i+1)の各奇数番号
の列(2j+1)について、処理論理は、奇数番号の行
の奇数番号の列の要素を、第1の加数と第2の加数の和
(例えば、IINT(2j+1,2i+1)=[ν
j,iINT(2j+1,2i)]+[(1−ν
2j,i)IINT(2j+1,2i+2)]=x+
y)に等しく設定する。第1の加数(x)は、第3のパ
ラメータ(ν2j,i)と奇数番号の行の上の偶数番号
の行の同じ奇数番号の列(2j+1)内の要素との積
(例えば、x=[ν2j,i][IINT(2j+1,2
i)])である。第2の加数(y)は、差(z)と奇数
番号の行の下の偶数番号の行の同じ奇数番号の列(2j
+1)の要素との積(例えば、y= [z][I NT(2
j+1,2i+2)])である。差(z)は、1マイナ
ス第3のパラメータ(例えば、z=1−ν2j,i)に
等しい。
【0060】一実施例では、処理論理は、処理ブロック
313に示されるように、結果の画像を範囲へクリップ
させる。処理ブロック314は、範囲以下の値を有する
結果の画像内の各要素は、その範囲内の最も低い値に設
定され、そして、範囲以上の値を有する結果の画像内の
各要素は、その範囲内の最も高い値に設定される、クリ
ッピングの実施例を示す。このように、一実施例では、
範囲は256のグレーの暗度の範囲である。他の実施例
では、範囲は、例えば、65,536の暗度の、より大
きいグレーの暗度の範囲である。更に他の実施例では、
画像はそれぞれ、赤、緑及び青の色相の3つの範囲を有
するカラー画像である。これらの範囲の各々は、同様に
クリップされる。このように、望ましい画像パレット
は、補間を通して維持される。
【0061】一実施例では、ウェーブレット係数は、冗
長ハールウェーブレット係数である。
【0062】一実施例では、第1のパラメータ(μ
j,i)と第3のパラメータ(ν2j, )は、0.5
に設定される。
【0063】一実施例では、条件(k’)が満たされる
場合には、第1のパラメータ(μ ,i)は、分母によ
り除算される、分子である(例えば、μj,i=[|d
LH +HH(j+1,i)|]/[|dLH+HH(j
−1,i)|+|dLH+ HH(j+1,i)|]
=x/y)。分子(x)は、第2のパラメータのべき乗
された第1の絶対値(|x’|)である(例えば、x=
[|dLH+HH(j+1,i)|][p]=|x’
)。第1の絶対値(|x’|)は、第1の要素
(x’)の絶対値である。第1の要素(x’)は、第5
の係数マトリクス内の列(j+1)と行(i)である
(例えば、x’=dLH+HH(j+1,i))。第5
の係数マトリクス内の列(j+1)は、第1の垂直に粗
いグリッド画像内の奇数番号の列(2j+1)(及び、
第2の垂直に粗いグリッド画像内の奇数番号の列(2j
+1))の左の偶数番号の列(2j)に対応する、第5
の係数マトリクス内の列(j)の右の列である。第5の
係数マトリクス内の行(i)は、第1の垂直に粗いグリ
ッド画像内の奇数番号の列の行(i)(及び、第2の垂
直に粗いグリッド画像内の奇数番号の列の行(i))に
対応する。分母(y)は、加数(z)と、分子の和(例
えば、y=[|dLH+HH(j−1,i)|]+[|
LH+HH(j+1,i)|]=z+x)である。
加数(z)は、第2のパラメータのべき乗された第2の
絶対値(|z’|)である(例えば、z=[|d
LH+HH(j−1,i)|][p]=|z’|)。第
2の絶対値(|z’|)は、第2の要素(z’)の絶対
値である。第2の要素(z’)は、第5の係数マトリク
ス内の列(j−1)と行(i)である(例えば、z’=
LH+HH(j−1,i))。第5の係数マトリクス
内の列(j−1)は、第1の垂直に粗いグリッド画像内
の奇数番号の列(2j+1)(及び、第2の垂直に粗い
グリッド画像内の奇数番号の列(2j+1))の左の偶
数番号の列(2j)に対応する、第5の係数マトリクス
内の列(j)の左の列である。第5の係数マトリクス内
の行(i)は、第1の垂直に粗いグリッド画像内の奇数
番号の列の行(i)(及び、第2の垂直に粗いグリッド
画像内の奇数番号の列の行(i))に対応する。
【0064】一実施例では、第2のパラメータ(p)は
1に等しい。
【0065】一実施例では、絶対値がしきい値よりも大
きく(例えば、|dLH+HH(j,i)|>ε)且つ
分母がゼロに等しくなく(例えば、
【0066】
【数13】 且つ、積がゼロより小さくない(例えば、
【0067】
【数14】 の場合には、条件(k’)が満足される。絶対値は、第
3の要素の絶対値である。第3の要素は、第5の係数マ
トリクスの列(j)と行(i)の要素である(例えば、
LH+HH(j,i))。第5の係数マトリクス内の
列(j)は、第1の垂直に粗いグリッド画像の奇数番号
の列(2j+1)の左の偶数番号の列(2j)に(及
び、第2の垂直に粗いグリッド画像の奇数番号の列(2
j+1)にも)対応する。第5の係数マトリクス内の行
(i)は、第1の垂直に粗いグリッド画像の奇数番号の
列の行(i)に(及び、第2の垂直に粗いグリッド画像
の奇数番号の列の行(i)にも)対応する。積は、第1
の要素と第2の要素の積(例えば、[x’] [z’]=[d
LH+HH(j+1,i)][dLH+HH(j−1,
i)])である。
【0068】一実施例では、絶対値がしきい値よりも大
きく(例えば、|dLH+HH(j,i)|>ε)且つ
分母がゼロと等しく(例えば、 |dLH+HH(j−1,i)|+|d
LH+HH(j+1,i)|=0 の場合には、第1のパラメータ(μj,i)は、1に設
定される。
【0069】一実施例では、絶対値がしきい値よりも大
きく(例えば、|dLH+HH(j,i)|>ε)且つ
積がゼロより小さい(例えば、 [dLH+HH(j−1,i)] [dLH+HH(j+
1,i)]<0 の場合には、第1のパラメータ(μj,i)は、1に設
定される。
【0070】一実施例では、条件(k’)が満足される
場合には、第3のパラメータ(ν j,i)は、分母に
より除算された分子であり(例えば、ν2j,i=[|
(2j,i+1)|]/[|D(2j,i−1)
+|D(2j,i+1)|]=x/y)、ここ
で、k’は従来技術の上述のパラメータkとは異なる。
分子(x)は、第2のパラメータのべき乗の第1の絶対
値(|x’|)である(例えば、x=[|D(2j,
i+1)|]=|x’|)。第1の絶対値(|x’
|)は、第1の要素(x’)の絶対値である。第1の要
素(x’)は、第2の垂直に粗いグリッド画像の行(i
+1)と偶数番号の列(2j)内の要素である(例え
ば、x’=D(2j,i+1))。第2の垂直に粗い
グリッド画像の行(i+1)は、水平に粗いグリッド画
像の奇数番号の行(2i+1)上の偶数番号の行(2
i)に対応する、第2の垂直に粗いグリッド画像の行
(i)の下の行である。第2の垂直に粗いグリッド画像
の偶数番号の列(2j)は、水平に粗いグリッド画像の
奇数番号の行の偶数番号の列(2j)に対応する。分母
(y)は、加数(z)と、分子の和である(例えば、y
=[|D(2j,i−1)|]+[|D(2j,i
+1)|]=z+x)。加数(z)は、第2のパラメ
ータのべき乗の第2の絶対値(|z’|)である(例え
ば、z=[|D(2j,i−1)|][p]=|z’
])。第2の絶対値(|z’|)は、第2の要素
(z’)の絶対値である。第2の要素(z’)は、第2
の垂直に粗いグリッド画像の行(i−1)と偶数番号の
列(2j)内の要素である(例えば、z’=D (2
j,i−1))。第2の垂直に粗いグリッド画像の行
(i−1)は、水平に粗いグリッド画像の奇数番号の行
(2i+1)上の偶数番号の行(2i)に対応する、第
2の垂直に粗いグリッド画像の行(i)の上の行であ
る。第2の垂直に粗いグリッド画像の偶数番号の列(2
j)は、水平に粗いグリッド画像の奇数番号の行の偶数
番号の列(2j)に対応する。
【0071】一実施例では、絶対値がしきい値よりも大
きく(例えば、|D(2j,i)|>ε)且つ分母が
ゼロに等しくなく(例えば、
【0072】
【数15】 且つ、積がゼロより小さくない(例えば、
【0073】
【数16】 の場合には、条件(k’)が満足される。絶対値は、第
3の要素の絶対値である。第3の要素は、第2の垂直に
粗いグリッド画像の行(i)と偶数番号の列(2j)の
要素である(例えば、D(2j,i))。第2の垂直
に粗いグリッド画像内の行(i)は、水平に粗いグリッ
ド画像の奇数番号の行(2i+1)の上の偶数番号の行
(2i)に対応する。第2の垂直に粗いグリッド画像内
の偶数番号の列行(2j)は、水平に粗いグリッド画像
の奇数番号の行の偶数番号の列(2j)に対応する。積
は、第1の要素と第2の要素の積(例えば、[x’]
[z’]=[D(2j,i−1)] [D(2j,i+
1)])である。
【0074】一実施例では、絶対値がしきい値よりも大
きく(例えば、|D(2j,i)|>ε)且つ分母が
ゼロと等しくない(例えば、
【0075】
【数17】 の場合には、第3のパラメータ(ν2j,i)は、1に
設定される。
【0076】一実施例では、絶対値がしきい値よりも大
きく(例えば、|D(2j,i)|>ε)且つ積がゼ
ロより小さいない(例えば、
【0077】
【数18】 の場合には、第3のパラメータ(ν2j,i)は、1に
設定される。
【0078】しきい値(ε)は、ハーフトーン雑音画素
を含む、雑音画素を、強いエッジとして扱うことを防止
しうる。係数がゼロの滑らかな領域では、補間は線形補
間に減少される。
【0079】図4は、逆ウェーブレット変換内に埋め込
まれた補間を実行する装置の実施例のブロック図であ
る。図4を参照すると、装置400は、ウェーブレット
係数で与えられた画像を受信する受信ユニット401
と、受信ユニット401と接続された処理ユニット40
2を有する。処理ユニット402は、上述の機能を実行
する。一実施例では、図4に示された装置は多機能マシ
ンを含む。
【0080】図5は、一実施例に従って、標準双3次補
間と比較したウェーブレット変換係数を使用した適応非
線形画像拡大の例を示す図である。画像501は、標準
双3次補間を使用して発生された。画像502は、ウェ
ーブレットに基づく非線形補間を使用して発生された。
一実施例では、従来技術のアルゴリズムの画素差は、冗
長ウェーブレット変換のハール(Harr)ウェーブレ
ット係数に等価である。従来技術のアルゴリズムと対照
的に、一実施例では、冗長ハール変換を使用したここで
述べた技術は、完全なステップエッジを”正確に”補間
する、即ち、補間された信号は完全なステップエッジを
有する。
【0081】図6は、ステップエッジを補間する処理の
一実施例を示すフロー図である。一実施例では、完全な
ステップエッジを有する画像が、処理ブロック601で
受信され、そして、完全なステップエッジは、画像が処
理ブロック602で拡大されている間に、正確に補間さ
れる。
【0082】一実施例では、この技術は、任意のウェー
ブレット形式の冗長ウェーブレット変換係数を使用して
も適用される。また、最大の間引きされたウェーブレッ
ト変換及び、複素ウェーブレット変換についても使用さ
れる。
【0083】一実施例では、この技術は、例えば、パラ
メータμとvの計算のために大きなスケールからのウェ
ーブレット係数を使用して、種々のレベルのウェーブレ
ット分解からの情報を含むように拡張される。
【0084】ウェーブレットシャープニングと平滑
化(”WSS”)技術との組み合わせでは、拡大は、ウ
ェーブレット係数の、スレッシュホールディングによる
ノイズ除去と、ウェーブレット係数の再スケーリングに
よるシャープニング/平滑化の後に実行される。WSS
に関する更なる情報は、1999年12月10日に出願
された、名称”ウェーブレットでのマルチスケールシャ
ープニング及び平滑化(Multiscale Sha
rpning and Smoothing With
Wavelets)”の米国特許出願番号09/47
6,544を参照する。この内容に関しては、後述す
る。
【0085】一実施例では、JPEG200又は同様な
圧縮画像の拡大目的のために、上述の技術は、復号機側
の逆ウェーブレット変換の最後のレベルに組み込まれ
る。
【0086】応用 ここで記載の適応非線形画像拡大が優位な、幾つかの更
なるアプリケーションがある。例えば、適応非線形画像
拡大は、ディジタルコピー機経路内の拡大処理で使用さ
れ得る。そのようなシステムを図7に示す。図7を参照
すると、前向き冗長ウェーブレット変換701が画像に
適用される。ウェーブレット変換701は、Mが1より
大きいときに、Mレベルがあるように、M回、画像に適
用されうる。前向き冗長ウェーブレット変換701が適
用された後に、ノイズ除去、テキストシャープニング、
ハーフトーン平滑化が、画像プロセッサ702で、係数
に適用される。そのような処理の後に、逆冗長ウェーブ
レット変換703が、処理された係数に適用される。一
実施例では、逆冗長ウェーブレット変換703は、M−
1レベルがあるので、M−1回適用される。逆冗長ウェ
ーブレット変換703の適用後に、拡大機704は、こ
こで記載の拡大処理を実行する。これらのブロックの各
々は、ソフトウェア、ハードウェア又は、両者の組合せ
で実行されうる。
【0087】適応非線形画像拡大は、例えば、600d
piで走査されそして1200dpiで印刷された画像
のような、より高いdpiでの印刷のために、アップサ
ンプリングがなされるアップサンプリング処理で使用さ
れうる。そのようなシステムを図8に示す。図8を参照
すると、1レベル冗長ウェーブレット変換801が特定
のdpi解像度R(800)で、受信されたディジタル
画像に適用される。係数は、ここで説明した拡大処理を
実行する、拡大機802へ出力される。拡大後に、処理
は、画像プロセッサ803により2Rdpiで、印刷の
ために、実行される。処理は、ガンマ補正、ハーフトー
ン化等を含む、出力804は、処理された画像である。
このように、適応非線形画像拡大処理は、低解像度画像
を高解像度印刷に訂正するために使用される。図8の各
処理要素は、ソフトウェア、ハードウェア又は、両者の
組合せで実行されうることに注意する。
【0088】他の応用は、JPEG2000画像の拡大
のために、ここで説明した適応非線形画像拡大技術を使
用することを含む。これは、非線形画像拡大を補償する
ために、JPEG復号器に追加を必要とする。他の応用
は、ディジタルカメラである。特に、適応非線形画像拡
大処理は、ディジタルカメラで、非モザイク化のために
実行されうる。
【0089】例示のコンピュータシステム 図9は、ここで説明した1つ又はそれ以上の動作を実行
する、例示のコンピュータシステムのブロック図を示
す。図9を参照すると、コンピュータシステム900
は、例示のクライアント950又は、サーバ900コン
ピュータシステムを含みうる。コンピュータシステム9
00は、情報を通信するための通信機構又はバス911
と、バス911に接続された情報を処理するためのプロ
セッサ912を含む。プロセッサ912は、マイクロプ
ロセッサを含むが、しかし、例えば、ペンティアム(登
録商標)、パワーPCTMのようなマイクロプロセッサ
には限定されない。
【0090】システム900は更に、プロセッサ912
により実行される情報と命令を格納する、バス911に
接続された、ランダムアクセスメモリ(RAM)又は、
他のダイナミックストレージ装置904(主メモリと呼
ばれる)を有する。主メモリ904は、プロセッサ91
2による命令の実行中に、一時的な変数又は他の中間情
報を格納するのにも使用され得る。
【0091】コンピュータシステム900は、プロセッ
サ912のための、静的な情報と命令を格納する、バス
911に接続された、読み出し専用メモリ(ROM)及
び/又は他の静的なストレージ装置906、及び、磁気
ディスク又は光ディスクとその対応するディスクドライ
ブのような、データストレージ装置907も有する。デ
ータストレージ装置907は、情報と命令を格納するた
めに、バス911に接続されている。
【0092】コンピュータシステム900は、更にコン
ピュータユーザに情報を表示するために、バス911に
接続されている、陰極線管(CRT)又は、液晶ディス
プレイ(LCD)のような、表示装置911にも接続さ
れている。英数字キーと他のキーを有する、英数字入力
装置922も、プロセッサ912へ情報とコマンド選択
を通信するために、バス911に接続されている。追加
のユーザ入力装置は、プロセッサ912へ、方向情報と
コマンド選択を通信するために、且つディスプレイ92
1上で、カーソルの移動を制御するために、バス911
に接続されている、マウス、トラックボール,トラック
パッド、スタイラス又は、カーソル方向キーのような、
カーソル制御923である。
【0093】バス911に接続された他の装置は、ハー
ドコピー装置924であり、これは、命令、データ又
は、他の情報を、紙、フィルム、又は、他の形式の媒体
上に印刷するのに使用される。更に、スピーカ及び/又
はマイクロフォンのような、音声記録又は再生装置は、
コンピュータシステム900とのオーディオインターフ
ェースのために、バス911にオプションで接続され
る。バス911に接続された他の装置は、電話又は、携
帯パーム装置と通信する有線/無線通信能力925であ
る。
【0094】どの又は全てのコンピュータシステム90
0と関連するハードウェアは、本発明内で使用されうる
ことに注意する。しかしながら、コンピュータシステム
の他の構成は、幾つかの又は全ての装置を含みうること
は理解されよう。
【0095】本発明の多くの変更及び修正は、前述の記
載を読めば、当業者には明らかであり、説明した特定の
実施例は、本発明を限定するものではないと理解される
べきである。従って、種々の実施例への詳細な参照は、
本発明の必須であると考えられる特徴のみを列挙する請
求の範囲を限定するものではない。
【0096】ウェーブレットでのマルチスケールシャー
プニング及び平滑化(Multiscale Shar
pning andSmoothing With W
avelets)”の内容 ウェーブレットでのマルチスケールシャープニング及び
平滑化技術が、開示される。以下の記載では、特定のフ
ィルタ等の、多くの詳細が述べられる。しかしながら、
当業者には、本発明は、これらの特定の詳細なしに実行
されうることは、明らかである。他の場合には、既知の
構造及び装置は、本発明を曖昧にするのを避けるため
に、詳細よりも、ブロック図の形式で示される。
【0097】以下の詳細な説明の幾つかの部分は、コン
ピュータメモリ内のデータビットに関する、アルゴリズ
ム及び動作の記号的表現で提示される。これらのアルゴ
リズム的な記載と表現は、当業者に最も効率的に、仕事
の実体を知らせるために、データ処理技術の分野の当業
者により使用される手段である。アルゴリズムは、ここ
では、一般的には、所望の結果を導くための、自己一貫
性のあるステップのシーケンスであると考えられる。ス
テップは、物理的な量の物理的な操作を要求する。通常
は、必要ではないが、これらの量は、格納され、転送さ
れ、結合され、比較され、そしてその他の操作がされ
る、電気的な又は磁気的な信号の形式をとる。通常の使
用の理由から、これらの信号を、ビット、値、要素、シ
ンボル、文字、項、数又は、同様なものと呼ぶことが、
しばしば、便利であることがわかる。
【0098】しかしながら、これらの全ての及び同様な
用語は、適切な物理的な量と関連し、そして、これらの
量に適用される単に便利なラベルであることは、憶えて
おくべきである。特に述べない限り、以下の説明から明
らかなように、記載を通じて、”処理”又は、”計算す
る” 又は、”計算する” 又は、”決定する” 又
は、”表示する” 又は同様な、用語を使用する説明
は、コンピュータシステムのレジスタ及びメモリ内の物
理的な(電子的な)量として示されたデータを、コンピ
ュータシステムのレジスタ及びメモリ又は、他のそのよ
うな情報蓄積、伝送又は、表示装置内の物理的な量とし
て示される同様な他のデータへ操作し且つ変換する、コ
ンピュータシステム又は、同様な電子計算装置の動作及
び処理を指すことは、理解されよう。
【0099】本発明は、ここの動作を実行する装置にも
関連する。この装置は、特別に要求された目的のために
構成され又は、コンピュータ内に格納されたコンピュー
タプログラムにより、選択的に活性化又は再構成される
汎用コンピュータを含む。そのようなコンピュータプロ
グラムは、制限はされないが、フレキシブルディスクを
含む任意の形式のディスク、光ディスク、CD−ROM
及び、光磁気ディスク、読み出し専用メモリ(RO
M)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPRO
M、EEPROM,磁気又は光カード、又は、電子的な
命令を格納するのに適した他の形式の媒体、及び各々が
結合されたコンピュータシステムバスような、コンピュ
ータ読み出し可能な蓄積媒体内に格納される。
【0100】ここで提示するアルゴリズム及び表示は、
特定のコンピュータ又は他の装置に固有に関連していな
い。種々の汎用システムは、ここでの教示に従ったプロ
グラムと共に使用され又は、要求された方法ステップを
実行する更に特化された装置を構成するのに便利である
ことが分かる。種々のこれらのシステムについての要求
された構造は、以下の記載から分かる。更に、本発明
は、特定のプログラム言語を参照して記載されていな
い。種々のプログラミング言語がここに記載の発明の教
示を実行するのに使用されうることは、理解されよう。
【0101】概要 ウェーブレットでの、画像データのような、データのマ
ルチスケールシャープニング及び平滑化技術がここで記
載される。ここで記載されるマルチスケールシャープニ
ング及び平滑化技術は、マルチスケールアンシャープマ
スキングとも呼ばれ、従来技術の代わりの方法を提供
し、且つ実行するのに単純である。このアプローチは、
シャープニングと平滑化を提供するウェーブレットシス
テムの平滑特性を利用する。
【0102】特に、ここで記載の技術は、新たなシャー
プニング/平滑化パラメータを使用して、種々のレベル
の解像度をわたり、画像をシャープ化及び平滑化する。
一実施例では、マルチスケールシャープニング及び平滑
化は、ウェーブレット係数をスケールに依存するパラメ
ータと乗算することにより、ウェーブレット分解で実行
される。図10は、画像データを処理する方法の一実施
例を示す。この方法は、ハードウェア、ソフトウェア又
は、両方の組合せを含みうる、処理論理により実行され
る。図10を参照すると、処理は、画像データに、ウェ
ーブレット変換を適用することにより、複数の分解レベ
ルへ、画像データを分解することにより開始する(処理
ブロック1001)。画像データに適用されうる変換
は、例えば、精密にサンプルされた離散ウェーブレット
変換、オーバーコンプリート離散ウェーブレット変換、
複素ウェーブレット変換、精密にサンプルされた又はオ
ーバーコンプリート離散ウェーブレットパケット変換を
含む。一実施例では、選択されたサブバンドについての
精密にサンプルされた変換、他にオーバーコンプリート
変換、を使用して、画像データは複数の分解レベルへ変
換される。
【0103】そして、分解後に,処理は、各分解レベル
についての異なるスケール又はレベル依存パラメータを
使用して、複数の分解レベルの係数をスケーリングする
ことにより、複数の分解レベルの係数を修正する(処理
ブロック1002)。例えば、2つのレベルをスケーリ
ングする場合に、1つの分解レベルの各係数は、第1の
スケール依存パラメータにより乗算され、そして、もう
1つの分解レベルの各係数は、第2のスケール依存パラ
メータにより乗算される。
【0104】一実施例では、異なるスケール依存パラメ
ータの各々は、以下の公式に従って決定される。
【0105】μ=2jα (103) ここで、αの値(正又は負)は、係数にシャープニング
又は平滑化が行われるかどうかを示し、そして、jは特
定のスケール(レベル)を示す。一実施例では、αがゼ
ロより小さい場合に、シャープニングが係数に与えら
れ、そして、αがゼロより大きい場合に、平滑化が係数
に与えられる。
【0106】このように、μが1より大きいときに、
スケーリング動作の結果は平滑化され、一方、μが1
より小さいときに、スケーリング動作の結果はシャープ
ニングされる。再スケーリングは、ウェーブレット(詳
細)係数にのみ適用され、スケーリング係数には適用さ
れない。画像の全体的なエネルギーを保存するために、
ウェーブレット係数の再正規化が必要であろう。
【0107】一実施例では、スケール依存パラメータ
は、画像データの知識に基づいて選択される。即ち、画
像から直接的に抽出された情報は、シャープニング又は
平滑化パラメータの選択に組み込まれることが可能であ
る。例えば、入力データがステップエッジを示すという
知識は、シャープニング又は平滑化パラメータの選択に
使用されうる。例えば、スキャナのような画像源の知識
は、シャープニング又は平滑化パラメータの選択の基準
でもある。例えば、この知識は、スキャナ又は、他の画
像源の点像分布関数に関する情報でもよい。さらに他の
実施例では、スケール依存パラメータは、単調な関数に
基づいて選択されうる。スケール依存パラメータは、ス
ケールをわたるウェーブレット係数の減衰の推定値に基
づいて選択されうる。
【0108】図10を参照すると、マルチスケールシャ
ープニング及び/又は平滑化の実行後に、処理論理は、
スケーリングされた(及び、未スケーリングの)係数に
逆変換を実行する(処理ブロック1003)。
【0109】この技術は、例えば、ノイズ除去のよう
な、他のウェーブレットに基づく画像処理法と結合され
ても良い。即ち、マルチスケールシャープニング及び平
滑化は、ウェーブレット領域での他の画像処理ステップ
と、結合されうる。ウェーブレットノイズ除去は、エッ
ジはシャープのまま保持されるが、一方ノイズは平滑な
領域で除去されるので、成功であることが多くの応用で
示されている。このノイズ除去は、ウェーブレット係数
をしきい値化することにより、単純に行われることが可
能である。好ましいしきい値化技術は、ハード及びソフ
トしきい値化を含む。例えば、1995年のIEEE
Trans.情報理論、41(3):613−627
の、Donoho,D.L.の”ソフトしきい値化によ
るノイズ除去(De−noising by Soft
−Thresholding)”を参照する。
【0110】一実施例では、所定のしきい値より大きい
全ての係数を、スケーリングパラメータにより乗算し且
つしきい値以下の同じ分解レベルの全ての係数をゼロ又
はゼロ付近の値へ設定することにより、同時のノイズ除
去とシャープニングが、ウェーブレット係数に実行され
うる。一実施例では、係数の全ての値は、単調関数によ
り与えられうる予め定められた量だけ減少される。結果
の係数は、そして、スケール依存パラメータで乗算され
る。
【0111】ランダムな白色ガウス雑音の存在下では、
結合されたノイズ除去とシャープニング及び平滑化技術
の利点は、ノイズ除去のしきい値が、ウェーブレット係
数と入力データの量から直接計算できるが、しかし、実
際の信号に依存しないことである。従来のシャープニン
グでは、”実際の”エッジだけでなくノイズ画素をシャ
ープニングする問題が起こるが、例えば、しきい値を選
択し、そのしきい値より大きい全ての係数をμ=2
jαにより乗算し、そして、しきい値以下の係数をゼロ
に設定することにより、ウェーブレットシャープニング
とノイズ除去がなされことが可能である。これは、例え
ば、ディジタルコピー器で必要とされ且つ要求される信
号に適応する平滑化とシャープニングの簡単な実行を導
く。
【0112】データ内のノイズについての一般的なモデ
ルは、加算的ガウス白色ノイズである。ウェーブレット
でのノイズを除去するDonoho及びJohnsto
neにより開発された技術は、最新のノイズ除去技術で
ある。ノイズ除去は、ウェーブレット係数を単純にしき
い値化することにより、実行される。しきい値は、デー
タNのサイズにのみ依存し、Nは、サンプルの数(画像
については、サンプル数は画素数である)であり、そし
てノイズの標準偏差σとすると、しきい値は、
【0113】
【数19】 である。
【0114】後者のパラメータは、第1レベルのウェー
ブレット係数の標準偏差から推定されることが可能であ
る。漸近的に、全てのノイズは、その技術を使用して、
Nが無限になるにつれて、除去されるべきである。しか
しながら、実際の応用では、データの有限又は異なるし
きい値選択により、データ内にいくらかのノイズが存在
しうる。人間の視覚系は、例えば、画像内に存在する幾
つかの雑音パターンに、明確に対応することが知られて
いる。ここで説明されるウェーブレット係数の再スケー
リング(シャープニング又は平滑化)の後に、逆変換
は、残りの白色ノイズを有色ノイズ(例えば、残りのノ
イズへの色付け)に変換する。
【0115】同様に、特に、以下に詳細に説明するよう
に、修正されたウェーブレット係数と元のスケーリング
係数の割合を維持するために、ウェーブレット係数は、
再正規化されねばならない。再正規化は、全レベルの又
は全レベルのサブセットの係数へ,スカラーを適用する
ことにより実行される。一実施例では、再正規化は、1
つ又はそれ以上の分解レベルの全係数を、正規化とシャ
ープニング/平滑化を達成するために選択されるスケー
ルに依存するパラメータと乗算することにより、シャー
プニング又は平滑化と結合される。代わりの実施例で
は、再正規化は、再スケーリング前に、ウェーブレット
係数の範囲(例えば、係数値の最小と最大)を計算する
ことにより実行され、そして、再スケーリング(シャー
プニング又は平滑化)を実行する。その後に、完全な組
みの修正された係数が、再スケーリング前に、元の範囲
へスケールバックされる(例えば、シャープニング又は
平滑化された係数を、最少と最大の係数値により規定さ
れる元の範囲にマッピングして戻す)。
【0116】図11は、画像データを処理する処理の他
の実施例を示す。処理は、ハードウェア、ソフトウェア
又は、両者の組合せを含みうる処理論理により実行され
る。図11を参照すると、処理は、画像データにウェー
ブレット変換を適用することにより、画像データを複数
の分解レベルへ分解する論理により実行される(処理ブ
ロック1101)。
【0117】一旦分解が完了すると、処理論理は、異な
る分解レベルと帯域で係数を分類する(処理ブロック1
102)。この分類は、オプションである。一実施例で
は、係数は、予め定められた基準により、”テキスト”
及び、”背景”に分類される。結果の分類は、処理され
ているデータの形式について補償するために、シャープ
ニング又は平滑化を適用するために使用される。
【0118】そして、処理論理は、1つ又はそれ以上の
分解レベルの係数に、ノイズ除去を実行する(処理論理
1103)。
【0119】分解と分類の実行後に、処理論理は、各分
解レベルの各々について、異なるスケール(レベル)依
存パラメータを使用して、それらの分解レベル内の分類
された係数をスケーリングすることにより、複数の分解
レベル内で、修正する(処理ブロック1104)。一実
施例では、パラメータは、バンド依存パラメータであ
る。1D変換については、各スケール(レベル)につい
て、1バンド(又はサブバンド)がある。2D又はそれ
より高い次元の変換では、各バンドは特定のスケール
(レベル)及び、向きである。例えば、2つの2D変換
は、第1スケール(レベル)の及び垂直に詳細な(高域
通過)及び水平平滑(低域通過)なバンドを有する。
【0120】シャープニング又は平滑化が行われた後
に、処理論理は、全レベル又は全レベルのサブセットの
係数に再正規化を行う(処理ブロック1105)。一旦
再正規化が実行されると、処理論理は、スケーリングさ
れた(及び未スケーリングの)係数に逆変換を実行する
(処理ブロック1106)。
【0121】ここで記載するシャープニング及び平滑化
の技術は、”実”エッジが、ノイズ画素よりも多くの種
々のスケールをわたり強調されそして、平滑な領域は種
々のスケールをわたり平滑化されることに、注意する。
この技術は、処理された画像の品質に関して、伝統的な
アンシャープマスキングより性能が優れている。
【0122】シャープニング/平滑化理論 本発明のシャープニング及び平滑化技術の理論を、以下
に説明する。以下では、離散ウェーブレット分解を介し
て、マルチスケールアンシャープマスキングを得るため
に、どのようにこれらの結果が使用されるかを説明す
る。
【0123】{H,H,G,G}は、4つの双直交
ウェーブレットフィルタ(H=低域通過、G=高域通
過)であるとし、ここで、HとGは前方変換で使用さ
れ、そして、HとGは逆変換で使用される。Z変換
領域では、2チャネル完全再構成フィルタバンクが、以
下の条件を満たすために要求される(G.Strau
g,T.Nguyen、”ウェーブレット及びフィルタ
バンク(Wellesley−Cambridge P
ress、1996、Wavelet and Fil
ter Banks)”参照)。 H(z)H(z)+G(z)G(z)=2z−m (104) H(z)H(−z)+G(z)G(−z)=0 (105) この結果、完全再構成特性として知られる、以下の式
は、任意の信号Xについて保証される。
【0124】
【数20】 以下の表記、
【0125】
【数21】 を導入すると、完全再構成特性は、
【0126】
【数22】 と書くことができる。
【0127】フィルタHとGが対称であり且つゼロ付近
である場合には、遅延はゼロであり、即ち、m=0であ
る。
【0128】Fは低域通過であり、Fは高域通過で
あるので、
【0129】
【数23】 により、シャープ化された画像Fdwt−s(x)の定
義のウェーブレット公式が存在する。ここで、ウェーブ
レットシャープニングパラメータμは、 fsharp(x):=fsmooth(x)+λfgradient(x) (101) の伝統的なシャープニング法のパラメータλと等価であ
る。
【0130】より大きな分解レベルでスケーリング及び
ウェーブレット係数を計算するときには、入力データX
は、特定のスケールjでのスケーリング係数sであ
る。ウェーブレットシャープニングパラメータμは、ス
ケール毎に(即ち、レベル毎に)異なる。例えば、19
92年のWC、ケンブリッジ、ケンブリッジ大学出版
の、Y.Meyerの、”ウェーブレット及び演算子
(Wavelets andOperators)”に
記載のような、平滑な空間の理論からの結果は、スケー
ルに依存のシャープニングパラメータを選択することに
より、マルチスケールシャープニングの定義の自然な方
法を導く。
【0131】
【数24】 パラメータαは、Hoelder規則性に関して、信号
の全体的な平滑性を変更する。
【0132】スケールjでの”シャープ化された”スケ
ーリング係数
【0133】
【外1】 は、
【0134】
【数25】 のように、定義される。平滑な特徴の理論的な結果に類
似して、パラメータ選択α<0は、画像をシャープ化す
る。αの範囲は選択されたウェーブレットシステムをと
して与えられる制約により、境界をつけられる。この方
法の第1段のフィルタバンクの実装のブロック図を、図
12に示す。図12を参照すると、入力信号Xは、低域
通過(H)ウェーブレットフィルタ1301と、高域通
過(G)ウェーブレットフィルタ1302へ入力され
る。フィルタ1301と1302の出力は、それぞれ間
引きユニット1303と1304に接続され、これれ
ら、フィルタ1301と1302から1つおきに信号を
間引く(精密にサブサンプルされる)。ライン1305
は、図12に示されたシステムの分析部分と合成部分の
間の分離を示す。示されていないが、低域通過転送され
た信号は、パラメータmμを有する追加の分解レベル
を生成するために、繰返して、フィルタ1301と13
02へ入力されうる。この処理は、任意の数の分解レベ
ルを生成するために繰返されうる(例えば、2,3,
4,5等)。
【0135】分析部分と合成部分の間には、符号化器と
復号器が含まれうる(本発明を曖昧にするのを避けるた
めに図示していない)。符号化器と復号器は、変換領域
で実行される全ての処理論理及び/又はルーチンを含み
うる(例えば、予測、量子化、符号化、等)。
【0136】間引きユニット1304から出力される精
密にサブサンプルされた信号は、スケーリングユニット
1306に入力される(符号化及び復号の後に)。スケ
ーリングユニット1306は、異なるスケールに依存す
るパラメータμを、複数の分解レベルの変換された信号
へ適用する。
【0137】間引きユニット1303から出力されるサ
ブサンプルされた変換された信号とスケーリングユニッ
ト1306から出力されるスケーリングされた出力は、
アップサンプリングユニット1307と1308へそれ
ぞれ入力され、これらは、変換された信号を2だけアッ
プサンプリングし(例えば、ゼロを各項ののちに挿入す
る)そして、信号を、低域通過逆ウェーブレット変換フ
ィルタ1309と高域通過逆ウェーブレット変換フィル
タ1310へ、それぞれ送る。
【0138】フィルタ1309と1310の出力は、加
算ユニット1311により結合され、出力信号Xを発
生する。加算ユニット1311は、2つの出力を加算す
る。代わりの実施例では、加算ユニット1311は、情
報を、結合された出力となるように選択されたアドレス
を使用して、メモリ内の代わりの位置(例えば、フレー
ムバッファ)に書き込み又は格納する。
【0139】画像の全体のエネルギーを保存し且つ修正
されたウェーブレットと元のスケーリング係数の割合を
維持するために、ウェーブレット係数の再正規化が使用
され得る。一実施例では、これは、修正された係数を
【0140】
【外2】 で割ることによりなされ、ここで、
【0141】
【数26】
【0142】
【数27】 であり、γはウェーブレットシステムのHoelder
規則性範囲の上側境界であり、そして、αは、選択され
たシャープニングパラメータである。4次のDaube
chies−8ウェーブレットシステムについては(フ
ィルタ長=8、γ=1.596、α=−1.596)正
規化ファクタは、
【0143】
【数28】 となる。1992年、SIAM、フィラデルフィア、P
Aによる、IngridDaubechiesによ
る、”ウェーブレットの10の講義(Ten Lect
ures on Wavelets)”の文書からの、
種々のDaubechiesウェーブレットシステムに
ついての、Hoelder規則性とバニシングモーメン
トは、以下の表1に示されている。
【0144】
【表1】 パラメータγは、最少のバニシングモーメント及びHo
elder規則性である。代わりの再正規化技術も使用
され得る。
【0145】1つの特定のエッジが、ウェーブレットツ
リー内のエッジの整列に依存して、異なって平滑化され
又はシャープニングされるので、精密にサンプルされた
DWTのシフト不変性の欠如は、ノイズ除去及びマルチ
スケール平滑化及びシャープニングのような画像処理ス
テップについての欠点である。この欠点を克服するため
に、RDWTにより示される、オーバーコンプリート
(冗長)DWTが選択されそして、精密にサンプルされ
たDWTより性能が優れている。RDWTが、画像のシ
ャープニングのために選択された場合には、上述と同じ
アプローチがマルチスケールアンシャープマスキングを
定義するために使用され得る。主な差は、フィルタバン
ク内の、ダウン−及び−アップサンプリングが無視され
ることである。
【0146】スケール1でのRDWTの完全な再構成特
性は、
【0147】
【数29】 により与えられる。
【0148】概略を図13に示す。図13では、入力信
号Xは、低域通過ウェーブレットフィルタ1401と高
域通過ウェーブレットフィルタ1402への入力であ
る。低フィルタ1401の出力は偶数番号の係数140
3と奇数番号の係数1404に分離され、そして、フィ
ルタ1402の出力は偶数番号の係数1405と奇数番
号の係数1406に分離される。間引きは行われないこ
とに注意する。図12のライン1305のように、ライ
ン1407は再び分析と合成部分の間を示し、そして、
ここで説明するように、符号化及び復号動作を含みう
る。また、低域通過フィルタ1401から出力される係
数は、幾つかの分解レベルを生成するために、フィルタ
1401とフィルタ1402へ繰返してフィードバック
される。
【0149】スケーリングユニット1408と1409
は、複数の分解レベルへ上述のように、スケールに依存
するパラメータを偶数及び奇数係数に適用する。スケー
リングユニット1408と1409及びフィルタ140
1からの偶数と奇数係数は、アップサンプリングユニッ
ト1410−1413によりアップサンプルされる。ア
ップサンプリングユニット1410と1411の出力
は、低域通過逆変換フィルタ1414と1415にそれ
ぞれ結合され、そして、アップサンプリングユニット1
412と1413の出力は、高域通過逆変換フィルタ1
416と1417にそれぞれ結合される。逆フィルタ1
414−1417は、除算ユニット1418−1421
に接続され、これらは、オーバーコンプリートDWTの
使用について補償するために、2つの数を平均するため
に2で出力を割る。再正規化は、DWTについての同じ
ラインに沿って進み、丁度ウェーブレットシステムにつ
いての値ガンマは、おおよそ、2倍される(表参照)。
【0150】加算ユニット1422は、復号器ユニット
1418と1419の出力を加算し、一方、加算ユニッ
ト1423は、除算ユニット1420と1421の出力
を加算する。加算ユニット1424は、加算ユニット1
422と1423の出力を加算し、X信号を生成す
る。加算ユニット1422−1424は、例えば、上述
のような、既知の方法で動作する。
【0151】フィルタHとGが直交する場合には、第1
段のフィルタバンクのフィルやHH及びGGは、単
純にH及びGの自己相関フィルタである。
【0152】スケールj>1について、完全再構成特性
は、オリジナルフィルタH、H、G、Gでなく、次
のようなH、H 、G、G
【0153】
【数30】 により示された、それらの繰返されたものを使用して表
現される。精密にサンプルされた場合の類似で、シャー
プ化された画像xrdwt−sは、
【0154】
【数31】 のように、定義される。μ=2jαを選択することに
より、シャープ化(α<0>されたレイトスケーリング
係数が、スケールj=1で、
【0155】
【数32】 により得られうる。スケールj>1については、シャー
プ化されたスケーリング係数は、
【0156】
【数33】 により定義される。オーバーコンプリートマルチスケー
ルシャープニングについてのフィルタバンク実行は、図
13に示されている。図12の最大の間引きされたフィ
ルタバンクの構造と比較して、2のファクタによるダウ
ンサンプリングが無視されている。しかし、図12と同
様な方法で、詳細な係数はμにより乗算される。精密
にサンプルされたDWTと対照的に、可能な指数の範囲
は、拡張される。
【0157】修正されたウェーブレット係数の正規化
は、精密にサンプルされたDWTについてと同様に、行
われ得る。再正規化は、ウェーブレットシステムについ
ての値σが、おおよそ、2倍されるのをのぞいて、DW
Tについての同じラインに沿って、進む。オーバーコン
プリート変換については、値は、以下の表2に示された
ように変わる。
【0158】
【表2】 同様に、精密にサンプルされた及びオーバーコンプリー
トされたウェーブレット変換についてのマルチスケール
シャープニングと同様に、マルチスケール平滑化は、パ
ラメータαをゼロより大きくなるように選択することに
より,精密にサンプルされた及びオーバーコンプリート
されたウェーブレット変換について可能である。
【0159】元のデータと処理された入力データの平滑
性を知ることは幾つかの利点がある。入力データが、直
交DWTを適用することにより得られたウェーブレット
係数を再スケーリングすることにより、元のデータの平
滑化されたものであるとすると、ここに記載の技術は、
正確にもとのデータを再構成できる。例えば、処理され
た入力データ内の平滑化されたステップエッジは、元の
ステップエッジへ戻されることを意味する。
【0160】直交ウェーブレットを伴なうDWTを使用
するマルチスケール平滑化及びシャープニングは、可逆
であり、一方、対照的に、RDWTは、可逆でない。こ
の理由は、RDWTは、一般的には、直交変換ではない
ためである。
【0161】
【数34】 図14は、ウェーブレットでのマルチスケールシャープ
ニング及び平滑化を実行する処理の実施例のフローチャ
ートを示す。図14を参照すると、処理は、入力パラメ
ータを受信する処理論理で開始する(処理ブロック15
01)。一実施例では、入力パラメータは、ウェーブレ
ットシステムの形式、分解レベルの数、シャープニング
及び平滑化パラメータ、及び、ノイズ除去技術を含む。
ノイズ除去技術に関しては、入力パラメータは、ノイズ
除去技術についてのしきい値を含む。
【0162】一旦、入力パラメータが受信されると、処
理論理は、選択されたウェーブレットシステムについて
の平滑値γを調べ(処理ブロック1502)、そして、
上述の公式を使用して再正規化係数を計算する(処理ブ
ロック1503)。γの値は、ルックアップテーブル内
に格納されてもよく、各エントリーは異なるウェーブレ
ットシステムに関連する。処理ブロック1501−15
03は、処理の初期化部分を示す。これらのステップ
は、1回実行され残りのステップは、毎画像に対して実
行される。
【0163】初期化後に、処理論理は、第1レベルのウ
ェーブレット変換を実行する(処理ブロック150
4)。処理論理は、そして、ノイズ除去のためのしきい
値を設定する(処理ブロック1505)。一実施例で
は、Donoho−Johnstoneしきい値が、ノ
イズ除去のために使用される場合には、処理論理は、ウ
ェーブレット係数の標準偏差を計算し、そして、しきい
値を、
【0164】
【数35】 へ設定し、ここで、Nは、データの行と列の最大値であ
り、σは第1レベルのウェーブレット変換の標準偏差で
ある。
【0165】次に、処理論理は、係数に、第2レベルの
ウェーブレット変換を実行する(処理ブロック1507
)。処理論理は、第Lレベルのウェーブレット変換ま
で、他のウェーブレット変換を実行する(処理ブロック
1507)。
【0166】ウェーブレット変換の実行後に、処理論理
は、しきい値化(ノイズ除去)と再スケーリング(シャ
ープニング又は平滑化)を、ウェーブレット係数を、レ
ベルjで、2jα と乗算することにより実行する(処理
ブロック1508)。その後に、処理論理は、Lレベル
の逆変換を実行する(処理ブロック1509)。
【0167】図15A−Dは、前方及び逆変換を示す。
図15AとBは、それぞれ、前方及び逆離散ウェーブレ
ット変換(DWT)の構成ブロックを示す。これらは、
図12の同様な名称のブロックと同様であることに、注
意する。図15Cは、Lの分解レベルの前方DWTの一
実施例である。図15Cを参照すると、入力Xは、レベ
ル1前方DWTブロック1601への入力である。レベ
ル1前方DWTブロック1601の出力は、レベル2前
方DWTブロック1602への入力であり、そして、同
様な方法で、レベルLへの残りの分解レベルを通して続
く。図15Dは、Lレベルの分解を再スケーリング(シ
ャープニング/平滑化)する逆DWTを示す。図15D
を参照すると、逆DWTの各レベルについてのシャープ
ニング/平滑化パラメータがあることに、注意する。即
ち、シャープニング/平滑化パラメータは、同じレベル
で実行されている、全変換ステップについて同じであ
る。
【0168】図16A−Dは、RDWTへのシャープニ
ング/平滑化の応用を示す。図16A−16Bは、それ
ぞれ、前方及び逆冗長DWT(RDWT)の構成ブロッ
クを示す。図16Cは、Lのレベル分解についての前方
RDWTを示す。図16Dは、Lのレベルの分解につい
ての、再スケーリング(シャープニング/平滑化)を伴
なう全レベル分解についての逆RDWTを示す。図16
Dを参照すると、再スケーリングパラメータは、各レベ
ルの個々の処理ブロックの各々について同じである。し
かしながら、再スケーリングパラメータは、レベル毎に
異なる。
【0169】シャープニング/平滑化パラメータの選択 入力データと、出力データの平滑性についての知識によ
り、パラメータαを決定する異なる可能性がある。以下
に異なる技術が開示されるが、しかし、他の技術も使用
され得る。最初に、有効な入力データが、スキャナのよ
うな入力装置を通して、オリジナルデータを送ることか
ら得られるデータである場合には、データのHoeld
er規則性は、入力装置のHoelder規則性であ
る。スキャナの場合には、規則性は、点像分布関数の平
滑性により与えられる。オリジナルデータが、平滑性β
を有し、そして、走査された入力データが、平滑性εを
有する場合には、シャープニングパラメータの合理的な
選択は、−(ε―β)であろう。しかしながら、項|ε
―β|が、ウェーブレットシステムのHoeldedr
規則性γより大きいことは許されない。従って、シャー
プニングパラメータは、β>γ及びε>γの場合には、
α=0であり、そして、
【0170】
【数36】 の場合には、α=min(γ,ε)−βである。
【0171】入力データの平滑性の知識が存在しない場
合には、対応するHoelder規則性εは、スケール
をわたるウェーブレット係数の減衰から推定されること
が可能である。Hoelder規則性εは、定数C>
0、スケールj及び、位置kについて、
【0172】
【数37】 のような最少の数であるべきである。オリジナルデータ
が、テキスト領域で発生するように、ステップエッジを
含む場合には、例えば、オリジナルの平滑性βは、ゼロ
に等しい。オリジナルデータの平滑性βとすると、シャ
ープニング/平滑化パラメータαは、常に、
【0173】
【数38】 のように選択されるべきである。
【0174】走査された画像を処理するときには、指数
α=−1が使用され、これは理論的な理由を有する。画
像は、平滑な領域とステップエッジよりなる関数とし
て、モデル化されうる。この画像を走査することによ
り、ステップエッジが不鮮明になる。この不鮮明化は、
ガウスカーネル又は、同様な特性を有するカーネルとの
畳み込みとしてモデル化されうる。この結果、ハールシ
ステムでのオーバーコンプリートウェーブレット分解
は、指数1により記載されるウェーブレット係数の減衰
を捕捉する。走査されたエッジをシャープ化するため
に、即ち、エッジの逆平滑化のために、シャープ化パラ
メータの指数として、指数α=−1が選択される。上述
の式(1010)の正規化定数パラメータγは、γ=1
である。全分解レベルL=3のこの場合には、ウェーブ
レット係数の以下の修正がなされる。 −第1レベルのウェーブレット係数の
【0175】
【数39】 による乗算。 −第2レベルのウェーブレット係数の
【0176】
【数40】 による乗算。 −第3レベルのウェーブレット係数の
【0177】
【数41】 による乗算。
【0178】このように、例えば、ディジタルコピー
器、ディジタルカメラ、ファクシミリ機、プリンタ等の
ような、走査された文書に関する応用でシャープ化パラ
メータをどのように選択するかが説明された。
【0179】マルチスケールシャープニング及び平滑化
の他の応用は、ウェーブレット係数に依存する、適応平
滑化及びシャープニングを実行することである。それゆ
えに、選択された係数のみが、2jα、α<0との乗算
によりシャープ化され、そして、平滑領域の係数は、オ
ーバーコンプリートハールシステムでの、2jβ、β>
0による乗算により平滑化される。
【0180】ディジタルコピー機の一実施例を、図17
に示す。図17を参照すると、スキャナ1801又は、
他の半階調画像源1802は、画像を分類ユニット18
03へ供給し、これは、画像データを、テキストと背景
として分類する。分類ユニット1803の出力は、分類
された画素に従って、平滑化又はシャープニングを実行
する、スケーリングユニット1804により受信され
る。分類の使用と分類に関するシャープニング/平滑化
を基礎にするのはオプションであることに注意する。ス
ケーリングユニット1804の出力は、他の処理(例え
ば、ダウンサンプリング、ガンマ補正、ハーフトーン
化、等)を実行する、処理ユニット1805に接続され
ている。処理ユニット1805の出力は、画像を印刷す
る、プリンタ1806により受信される。
【0181】本発明の多くの変更及び修正は、前述の記
載を読めば、当業者には明らかであり、説明した特定の
実施例は、本発明を限定するものではないと理解される
べきである。従って、種々の実施例への詳細な参照は、
本発明の必須であると考えられる特徴のみを列挙する請
求の範囲を限定するものではない。
【0182】
【発明の効果】上述のように、本発明により、ウェーブ
レット変換係数を用いた非線形画像処理方法及び装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】1次元非線形補間法の2次元拡張を示す図であ
る。
【図2】逆ウェーブレット変換内で、補間を埋め込むた
めの処理を示すフローチャートを示す図である。
【図3A】逆ウェーブレット変換内で、補間を埋め込む
ための処理の一実施例を示すフロー図である。
【図3B】逆ウェーブレット変換内で、補間を埋め込む
ための処理の一実施例を示すフロー図である。
【図3C】逆ウェーブレット変換内で、補間を埋め込む
ための処理の一実施例を示すフロー図である。
【図4】一実施例に従った、逆ウェーブレット変換内に
埋め込まれた補間をむための装置を示す概略図である。
【図5】標準的な3次元補間と比較した、ウェーブレッ
ト変換係数を使用する適応非線形画像拡大の例を示す概
略図である。
【図6】ステップエッジを補間する処理の一実施例を示
すフロー図である。
【図7】ウェーブレットに基づく向上システムを有する
ディジタルコピー機を示す図である。
【図8】高解像度印刷を実行する処理を示す図である。
【図9】コンピュータシステムの一実施例のブロック図
である。
【図10】画像データを処理する方法の一実施例を示す
図である。
【図11】画像データを処理する処理の他の実施例を示
す図である。
【図12】離散ウェーブレット変換での第1レベルのマ
ルチスケールアンシャープマスキングのフィルタバンク
の実装のブロックを示す図である。
【図13】オーバーコンプリート離散ウェーブレット変
換での第1レベルのマルチスケールアンシャープマスキ
ングのフィルタリングの実装の他のブロックを示す図で
ある。
【図14】ウェーブレットでのマルチスケールシャープ
ニング及び平滑化を実行する処理の一実施例のフローチ
ャートを示す図である。
【図15A】前方及び逆変換を示す図である。
【図15B】前方及び逆変換を示す図である。
【図15C】前方及び逆変換を示す図である。
【図15D】前方及び逆変換を示す図である。
【図16A】RDWTへのシャープニング/平滑化の応
用を示す図である。
【図16B】RDWTへのシャープニング/平滑化の応
用を示す図である。
【図16C】RDWTへのシャープニング/平滑化の応
用を示す図である。
【図16D】RDWTへのシャープニング/平滑化の応
用を示す図である。
【図17】コピー機の一実施例のブロック図である。
【符号の説明】
401 受信ユニット 402 処理ユニット 701 ウェーブレット変換 702 画像プロセッサ 703 逆冗長ウェーブレット変換 704 拡大機 801 1レベル冗長ウェーブレット変換 802 拡大機 803 画像プロセッサ 900 コンピュータシステム 907 データストレージ装置 911 バス 912 プロセッサ 921 ディスプレイ 922 英数字入力装置 924 ハードコピー装置 925 有線/無線通信能力 1311 加算ユニット 1401 低域通過ウェーブレットフィルタ 1402 高域通過ウェーブレットフィルタ 1408、1409 スケーリングユニット 1410−1413 アップサンプリングユニット 1414、1415 低域通過逆変換フィルタ 1416、1417 高域通過逆変換フィルタ 1422 加算ユニット 1423 加算ユニット 1424 加算ユニット 1803 分類ユニット 1804 スケーリングユニット 1805 処理ユニット 1806 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA08 CA12 CA18 CB08 CB12 CB18 CC02 CD05 CE06 CG09 DB02 5C059 LB05 LB11 MA00 MA24 PP01 PP20 SS26 UA15 5C076 AA01 AA21 AA22 BA09 BB07 5C077 LL19 MP06 PP02 PP14 PP20 RR19

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェーブレット係数を含む画像のウェー
    ブレット表現を受信し、 ウェーブレット領域で、ウェーブレット係数に、局所化
    適応補間を実行する、ウェーブレット係数を用いた非線
    形画像処理方法。
  2. 【請求項2】 更に、ウェーブレット係数へ,適応フィ
    ルタを使用してアップサンプリングを実行する、請求項
    1に記載のウェーブレット係数を用いた非線形画像処理
    方法。
  3. 【請求項3】 適応フィルタのフィルタ係数は、ウェー
    ブレット係数から計算される、請求項2に記載のウェー
    ブレット係数を用いた非線形画像処理方法。
  4. 【請求項4】 局所化適応補間を実行することは、ウェ
    ーブレット係数に線形補間を実行することを含む、請求
    項1に記載のウェーブレット係数を用いた非線形画像処
    理方法。
  5. 【請求項5】 局所化適応補間を実行することは、ウェ
    ーブレット係数の少なくとも1つの係数が条件を満たす
    場合には、少なくとも1つのウェーブレット係数に補間
    を実行することを含む、請求項1に記載のウェーブレッ
    ト係数を用いた非線形画像処理方法。
  6. 【請求項6】 条件は、少なくとも1つの係数が、しき
    い値よりも大きいかどうかである、請求項5に記載のウ
    ェーブレット係数を用いた非線形画像処理方法。
  7. 【請求項7】 しきい値は、画像内のノイズレベルを表
    す、請求項6に記載のウェーブレット係数を用いた非線
    形画像処理方法。
  8. 【請求項8】 条件は、少なくとも1つの係数が、画像
    内の領域に属するかどうかである、請求項5に記載のウ
    ェーブレット係数を用いた非線形画像処理方法。
  9. 【請求項9】 領域は、画像内のハーフトーン領域を含
    む、請求項8に記載のウェーブレット係数を用いた非線
    形画像処理方法。
  10. 【請求項10】 更に、少なくとも1つのウェーブレッ
    ト係数が、画像のハーフトーン領域内にあるかどうかを
    決定する分類子を含む、請求項9に記載のウェーブレッ
    ト係数を用いた非線形画像処理方法。
  11. 【請求項11】 領域は、画像内のテキスト領域を含
    む、請求項8に記載のウェーブレット係数を用いた非線
    形画像処理方法。
  12. 【請求項12】 更に、少なくとも1つのウェーブレッ
    ト係数が、画像のテキスト領域にあるかどうかを決定す
    る分類子を含む、請求項11に記載のウェーブレット係
    数を用いた非線形画像処理方法。
  13. 【請求項13】 領域は、リージョン−オブ−インテレ
    ストを含む、請求項8に記載のウェーブレット係数を用
    いた非線形画像処理方法。
  14. 【請求項14】 リージョン−オブ−インテレストは、
    JPEG2000リージョン−オブ−インテレストであ
    る、請求項13に記載のウェーブレット係数を用いた非
    線形画像処理方法。
  15. 【請求項15】 領域は、JPEG2000レイヤを含
    む、請求項8に記載のウェーブレット係数を用いた非線
    形画像処理方法。
  16. 【請求項16】 更に、係数依存補間を使用してアップ
    サンプリングを実行する、請求項1に記載のウェーブレ
    ット係数を用いた非線形画像処理方法。
  17. 【請求項17】 結果の第1と第2の組を発生するため
    に、低域通過係数と詳細係数の列に垂直逆変換を適用
    し、 それぞれ第1と第2のグリッド画像に、結果の第1と第
    2の組を配置し、第1と第2のグリッド画像の各々の1
    列おきに、値を含まず、 値を含まない、第1と第2のグリッド画像の列に値を発
    生するために、第1と第2のグリッド画像の列の値に、
    補間技術を使用して補間を実行し、 結果の第2と第3の組を発生するために、第1と第2の
    グリッド画像の行に水平逆変換を適用し、 結果の第3と第4の組を、それぞれ、第3と第4のグリ
    ッド画像に配置し、第3と第4のグリッド画像の各々の
    1行おきに、値を含まず、 値を含まない、第3と第4のグリッド画像の行に値を発
    生するために、第3と第4のグリッド画像の行の値に、
    補間技術を使用して補間を実行する、ウェーブレット領
    域でウェーブレット係数に局所化適応補間を実行する請
    求項1に記載のウェーブレット係数を用いた非線形画像
    処理方法。
  18. 【請求項18】 補間技術は、非線形補間を含む、請求
    項17に記載のウェーブレット係数を用いた非線形画像
    処理方法。
  19. 【請求項19】 更に、予め定められた範囲へ結果値を
    クリッピングすること含む、請求項17に記載のウェー
    ブレット係数を用いた非線形画像処理方法。
  20. 【請求項20】 結果の第1と第2の組を発生するため
    に、低域通過係数と詳細係数の列に水平垂直逆変換を適
    用し、 それぞれ第1と第2のグリッド画像に、結果の第1と第
    2の組を配置し、第1と第2のグリッド画像の各々の1
    列おきに、値を含まず、 値を含まない、第1と第2のグリッド画像の列に値を発
    生するために、第1と第2のグリッド画像の列の値に、
    補間技術を使用して補間を実行し、 結果の第2と第3の組を発生するために、第1と第2の
    グリッド画像の行に垂直逆変換を適用し、 結果の第3と第4の組を、それぞれ、第3と第4のグリ
    ッド画像に配置し、第3と第4のグリッド画像の各々の
    1行おきに、値を含まず、 値を含まない、第3と第4のグリッド画像の行に値を発
    生するために、第3と第4のグリッド画像の行の値に、
    補間技術を使用して補間を実行する、ウェーブレット領
    域でウェーブレット係数に局所化適応補間を実行する請
    求項1に記載のウェーブレット係数を用いた非線形画像
    処理方法。
  21. 【請求項21】 ウェーブレット係数を含む画像のウェ
    ーブレット表現のための手段と、 ウェーブレット領域で、ウェーブレット係数に、局所化
    適応補間を実行する手段とを有するウェーブレット係数
    を用いた非線形画像処理装置。
  22. 【請求項22】 更に、ウェーブレット係数へ,適応フ
    ィルタを使用してアップサンプリングを実行する手段を
    有する、請求項21に記載のウェーブレット係数を用い
    た非線形画像処理装置。
  23. 【請求項23】 適応フィルタのフィルタ係数は、ウェ
    ーブレット係数から計算される、請求項22に記載のウ
    ェーブレット係数を用いた非線形画像処理装置。
  24. 【請求項24】 局所化適応補間を実行する手段は、ウ
    ェーブレット係数に線形補間を実行する手段を含む、請
    求項21に記載のウェーブレット係数を用いた非線形画
    像処理装置。
  25. 【請求項25】 局所化適応補間を実行する手段は、ウ
    ェーブレット係数の少なくとも1つの係数が条件を満た
    す場合には、少なくとも1つのウェーブレット係数に補
    間を実行する手段を含む、請求項21に記載のウェーブ
    レット係数を用いた非線形画像処理装置。
  26. 【請求項26】 条件は、少なくとも1つの係数が、し
    きい値よりも大きいかどうかである、請求項25に記載
    のウェーブレット係数を用いた非線形画像処理装置。
  27. 【請求項27】 しきい値は、画像内のノイズレベルを
    表す、請求項26に記載のウェーブレット係数を用いた
    非線形画像処理装置。
  28. 【請求項28】 条件は、少なくとも1つの係数が、画
    像内の領域に属するかどうかである、請求項25に記載
    のウェーブレット係数を用いた非線形画像処理装置。
  29. 【請求項29】 領域は、画像内のハーフトーン領域を
    含む、請求項28に記載のウェーブレット係数を用いた
    非線形画像処理装置。
  30. 【請求項30】 更に、少なくとも1つのウェーブレッ
    ト係数が、画像のハーフトーン領域内にあるかどうかを
    決定する分類子を含む、請求項29に記載のウェーブレ
    ット係数を用いた非線形画像処理装置。
  31. 【請求項31】 領域は、画像内のテキスト領域を含
    む、請求項28に記載のウェーブレット係数を用いた非
    線形画像処理装置。
  32. 【請求項32】 更に、少なくとも1つのウェーブレッ
    ト係数が、画像のテキスト領域にあるかどうかを決定す
    る分類子を含む、請求項31に記載のウェーブレット係
    数を用いた非線形画像処理装置。
  33. 【請求項33】 領域は、リージョン−オブ−インテレ
    ストを含む、請求項28に記載のウェーブレット係数を
    用いた非線形画像処理装置。
  34. 【請求項34】 リージョン−オブ−インテレストは、
    JPEG2000リージョン−オブ−インテレストであ
    る、請求項33に記載のウェーブレット係数を用いた非
    線形画像処理装置。
  35. 【請求項35】 領域は、JPEG2000レイヤを含
    む、請求項28に記載のウェーブレット係数を用いた非
    線形画像処理装置。
  36. 【請求項36】 更に、係数依存補間を使用してアップ
    サンプリングを実行する手段を有する、請求項21に記
    載のウェーブレット係数を用いた非線形画像処理装置。
  37. 【請求項37】 ウェーブレット領域でウェーブレット
    係数に局所化適応補間を実行する手段は、 結果の第1と第2の組を発生するために、低域通過係数
    と詳細係数の列に垂直逆変換を適用する手段を有し、 それぞれ第1と第2のグリッド画像に、結果の第1と第
    2の組を配置する手段を有し、第1と第2のグリッド画
    像の各々の1列おきに、値を含まず、 値を含まない、第1と第2のグリッド画像の列に値を発
    生するために、第1と第2のグリッド画像の列の値に、
    補間技術を使用して補間を実行する手段を有し、 結果の第2と第3の組を発生するために、第1と第2の
    グリッド画像の行に水平逆変換を適用する手段を有し、 結果の第3と第4の組を、それぞれ、第3と第4のグリ
    ッド画像に配置する手段を有し、第3と第4のグリッド
    画像の各々の1行おきに、値を含まず、 値を含まない、第3と第4のグリッド画像の行に値を発
    生するために、第3と第4のグリッド画像の行の値に、
    補間技術を使用して補間を実行する手段を有する、請求
    項21に記載のウェーブレット係数を用いた非線形画像
    処理装置。
  38. 【請求項38】 補間技術を実行する手段は、非線形補
    間を含む、請求項37に記載のウェーブレット係数を用
    いた非線形画像処理装置。
  39. 【請求項39】 更に、予め定められた範囲へ結果値を
    クリッピングする手段を含む、請求項37に記載のウェ
    ーブレット係数を用いた非線形画像処理装置。
  40. 【請求項40】 システムにより実行されたときにシス
    テムに、 ウェーブレット係数を含む画像のウェーブレット表現を
    受信し、 ウェーブレット領域で、ウェーブレット係数に、局所化
    適応補間を実行する、実行可能な命令を有するウェーブ
    レット係数を用いた非線形画像処理プログラム。
  41. 【請求項41】 更に、ウェーブレット係数へ,適応フ
    ィルタを使用してアップサンプリングを実行する命令を
    含む、請求項40に記載のウェーブレット係数を用いた
    非線形画像処理プログラム。
  42. 【請求項42】 適応フィルタのフィルタ係数は、ウェ
    ーブレット係数から計算される、請求項40に記載のウ
    ェーブレット係数を用いた非線形画像処理プログラム。
  43. 【請求項43】 局所化適応補間を実行する命令は、ウ
    ェーブレット係数に線形補間を実行する命令を含む、請
    求項40に記載のウェーブレット係数を用いた非線形画
    像処理プログラム。
  44. 【請求項44】 局所化適応補間を実行する命令は、ウ
    ェーブレット係数の少なくとも1つの係数が条件を満た
    す場合には、少なくとも1つのウェーブレット係数に補
    間を実行する命令を含む、請求項40に記載のウェーブ
    レット係数を用いた非線形画像処理プログラム。
  45. 【請求項45】 条件は、少なくとも1つの係数が、し
    きい値よりも大きいかどうかである、請求項44に記載
    のウェーブレット係数を用いた非線形画像処理プログラ
    ム。
  46. 【請求項46】 しきい値は、画像内のノイズレベルを
    表す、請求項45に記載のウェーブレット係数を用いた
    非線形画像処理プログラム。
  47. 【請求項47】 条件は、少なくとも1つの係数が、画
    像内の領域に属するかどうかである、請求項44に記載
    のウェーブレット係数を用いた非線形画像処理プログラ
    ム。
  48. 【請求項48】 領域は、画像内のハーフトーン領域を
    含む、請求項47に記載のウェーブレット係数を用いた
    非線形画像処理プログラム。
  49. 【請求項49】 更に、少なくとも1つのウェーブレッ
    ト係数が、画像のハーフトーン領域内にあるかどうかを
    決定することを、システムにより実行されたときにシス
    テムに発生する、命令を含む、請求項48に記載のウェ
    ーブレット係数を用いた非線形画像処理プログラム。
  50. 【請求項50】 領域は、画像内のテキスト領域を含
    む、請求項47に記載のウェーブレット係数を用いた非
    線形画像処理プログラム。
  51. 【請求項51】 更に、少なくとも1つのウェーブレッ
    ト係数が、画像のテキスト領域にあるかどうかを決定す
    ることを、システムにより実行されたときにシステムに
    発生する、命令を含む、請求項50に記載のウェーブレ
    ット係数を用いた非線形画像処理プログラム。
  52. 【請求項52】 領域は、リージョン−オブ−インテレ
    ストを含む、請求項47に記載のウェーブレット係数を
    用いた非線形画像処理プログラム。
  53. 【請求項53】 リージョン−オブ−インテレストは、
    JPEG2000リージョン−オブ−インテレストであ
    る、請求項52に記載のウェーブレット係数を用いた非
    線形画像処理プログラム。
  54. 【請求項54】 領域は、JPEG2000レイヤを含
    む、請求項53に記載のウェーブレット係数を用いた非
    線形画像処理プログラム。
  55. 【請求項55】 更に、係数依存補間を使用してアップ
    サンプリングを実行することを、システムにより実行さ
    れたときにシステムに発生する、命令を含む、請求項4
    0に記載のウェーブレット係数を用いた非線形画像処理
    プログラム。
  56. 【請求項56】 ウェーブレット領域でウェーブレット
    係数に局所化適応補間を実行することは、 結果の第1と第2の組を発生するために、低域通過係数
    と詳細係数の列に垂直逆変換を適用し、 それぞれ第1と第2のグリッド画像に、結果の第1と第
    2の組を配置し、第1と第2のグリッド画像の各々の1
    列おきに、値を含まず、 値を含まない、第1と第2のグリッド画像の列に値を発
    生するために、第1と第2のグリッド画像の列の値に、
    補間技術を使用して補間を実行し、 結果の第2と第3の組を発生するために、第1と第2の
    グリッド画像の行に水平逆変換を適用し、 結果の第3と第4の組を、それぞれ、第3と第4のグリ
    ッド画像に配置し、第3と第4のグリッド画像の各々の
    1行おきに、値を含まず、 値を含まない、第3と第4のグリッド画像の行に値を発
    生するために、第3と第4のグリッド画像の行の値に、
    補間技術を使用して補間を実行する、ことにより行われ
    る、請求項40に記載のウェーブレット係数を用いた非
    線形画像処理プログラム。
  57. 【請求項57】 補間技術は、非線形補間を含む、請求
    項56に記載のウェーブレット係数を用いた非線形画像
    処理プログラム。
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