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JP2003342381A - 繊維強化フェノール樹脂成形物の製造方法及び繊維強化フェノール樹脂成形物 - Google Patents

繊維強化フェノール樹脂成形物の製造方法及び繊維強化フェノール樹脂成形物

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Publication number
JP2003342381A
JP2003342381A JP2002155490A JP2002155490A JP2003342381A JP 2003342381 A JP2003342381 A JP 2003342381A JP 2002155490 A JP2002155490 A JP 2002155490A JP 2002155490 A JP2002155490 A JP 2002155490A JP 2003342381 A JP2003342381 A JP 2003342381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
phenolic resin
molded product
resin
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002155490A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Komori
康広 小森
Takeshi Makiyo
武 真清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Highpolymer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Highpolymer Co Ltd filed Critical Showa Highpolymer Co Ltd
Priority to JP2002155490A priority Critical patent/JP2003342381A/ja
Publication of JP2003342381A publication Critical patent/JP2003342381A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高強度を有すると共に、耐熱性、耐燃性など
に優れる繊維強化フェノール樹脂(フェノールFRP)
成形物を製造する方法及びこの方法で得られた上記特性
を有するフェノールFRP成形物を提供すること。 【解決手段】 (A)遊離ホルムアルデヒド2〜15重
量%を含むレゾール型フェノール樹脂液と(B)レゾル
シン類15〜60重量%を含むレゾール型フェノール樹
脂液とを混合することにより得られた、レゾール型フェ
ノール樹脂と、その100重量部当たり、遊離ホルムア
ルデヒド3〜18重量部及びレゾルシン類1〜40重量
部を含む液状物を繊維強化材に含浸させて熱硬化させる
フェノールFRP成形物の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維強化フェノー
ル樹脂(以下、フェノールFRPと称す。)成形物の製
造方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、従来のフ
ェノールFRP成形物に比べ、高強度化されたフェノー
ルFRP成形物を製造する方法及び該方法で得られた高
強度のフェノールFRP成形物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、フェノールFRP成形物は、不飽
和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂
FRP成形物やポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹
脂、ポリスチレン樹脂などの熱可塑性樹脂FRP成形物
では得られない耐熱性、耐燃性、低発煙性等の優れた諸
特性を有するため、その有用性に大きな注目が寄せられ
ている。最近では、フェノールFRP成形物の構造材へ
の応用も検討されている。しかしながら、従来のレゾー
ル型フェノール樹脂をガラス繊維に含浸させて熱硬化さ
せる場合、硬化時に発生するガスやガラス繊維とのなじ
みの悪さが影響し、所望の強度が出ないのが現状であ
る。建築物構造材へ応用するためには耐熱性、耐燃性を
保持しつつ、更なる高強度化が求められている。
【0003】ところで、レゾルシンを用いたフェノール
FRP成形物の技術としては、フェノール樹脂とレゾル
シノール樹脂を別々に作製しておいて、これらを混合す
る方法が開示されている(特開平2−215879号公
報、特開平7−60928号公報)。しかしながら、こ
れらはいずれもレゾルシノール樹脂成分として、レゾル
シンとホルムアルデヒドとを酸触媒を用いて合成したノ
ボラックが用いられ、このものは基本的に固形あるいは
半固形であることから、液状とするためには希釈剤的な
ものが必要であり、その結果物性、耐燃性などに悪影響
を及ぼしかねない。また、酸触媒残渣(塩等)による金
属に対する腐食が懸念される。
【0004】また、アルカリ触媒を用いてレゾール型フ
ェノール樹脂を作製し、その後レゾルシンとホルムアル
デヒドを添加して二段で反応させ、硬化剤としてパラホ
ルムアルデヒドを用いる技術が開示されており(特開平
6−192360号公報)、そして70〜110℃の低
温で速硬化が可能としているが、その反面110℃より
高い型温では、成形表面に凹凸が発生することが示唆さ
れている。レゾルシノール樹脂の架橋反応は、比較的低
温でも進行するが、前記温度域でのレゾール型フェノー
ル樹脂の縮合反応においては完全硬化は望めず、高温
(実施例では125℃)でのポストキュアが必要となる
上、硬化が不均一となりやすく、その結果特性の低下が
懸念される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況下で、高強度を有すると共に、耐熱性、耐燃性など
に優れ、建築物構造材への応用が容易なフェノールFR
P成形物を製造する方法及びこの方法で得られた上記特
性を有するフェノールFRP成形物を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、遊離ホルムア
ルデヒドを含むレゾール型フェノール樹脂液とレゾルシ
ン類を含むレゾール型フェノール樹脂液とを混合するこ
とにより得られた、レゾール型フェノール樹脂と遊離ホ
ルムアルデヒドとレゾルシン類を特定の割合で含む液状
物からなる樹脂組成物を繊維強化材に含浸させて加熱硬
化させた場合、樹脂中に含まれる遊離ホルムアルデヒド
とレゾルシン類が該繊維強化材の周囲で反応するため、
繊維強化材と樹脂とが強く結合し高強度化されたフェノ
ールFRP成形物が得られ、その目的を達成し得ること
を見出した。本発明は、かかる知見に基づいて完成した
ものである。
【0007】すなわち、本発明は、(1)(A)遊離ホ
ルムアルデヒド2〜15重量%を含むレゾール型フェノ
ール樹脂液と(B)レゾルシン類15〜60重量%を含
むレゾール型フェノール樹脂液とを混合することにより
得られた、レゾール型フェノール樹脂と、その100重
量部当たり、遊離ホルムアルデヒド3〜18重量部及び
レゾルシン類1〜40重量部を含む液状物からなる樹脂
組成物を繊維強化材に含浸させて熱硬化させることを特
徴とする繊維強化フェノール樹脂成形物の製造方法、
(2)(B)成分において、レゾルシン類を混合溶解す
る前のレゾール型フェノール樹脂液中の遊離ホルムアル
デヒドの含有量が5重量%以下である上記(1)の繊維
強化フェノール樹脂成形物の製造方法、(3)(A)成
分のレゾール型フェノール樹脂液中の樹脂固形分量が6
0〜85重量%である上記(1)又は(2)の繊維強化
フェノール樹脂成形物の製造方法、(4)(B)成分に
おいて、レゾルシン類を混合溶解する前のレゾール型フ
ェノール樹脂液中の樹脂固形分量が40〜80重量%で
ある上記(1)〜(3)のいずれかの繊維強化フェノー
ル樹脂成形物の製造方法、(5)引抜き成形法又はフィ
ラメントワインディング成形法により、120〜200
℃の温度で加熱硬化させる上記(1)〜(4)のいずれ
かの繊維強化フェノール樹脂成形物の製造方法、及び
(6)上記(1)〜(5)のいずれかの方法によって得
られた繊維強化フェノール樹脂成形物、を提供するもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のフェノールFRP成形物
の製造方法において、繊維強化材に含浸させて使用する
樹脂組成物は、レゾール型フェノール樹脂と遊離ホルム
アルデヒドとレゾルシン類を含む液状物からなるもので
ある。該樹脂組成物においては、レゾール型フェノール
樹脂100重量部当たり、遊離ホルムアルデヒドは3〜
18重量部の範囲で含まれ、一方レゾルシン類は1〜4
0重量部の範囲で含まれる。前記遊離ホルムアルデヒド
の含有量が3重量部未満では、レゾルシン類との反応が
少ないため、硬化が遅くなるおそれがあり、また18重
量部を超えると、ポットライフが短くなる傾向がある
上、成形物中の遊離ホルムアルデヒドが多くなり、環境
衛生の点でも好ましくない。この遊離ホルムアルデヒド
のより好ましい含有量は、4〜10重量部の範囲であ
る。
【0009】一方、レゾルシン類の含有量が、1重量部
未満では、成形物の機械的強度が充分に向上せず、また
40重量部を超えるとレゾルシン類をレゾール型フェノ
ール樹脂液中に完全に溶解させることができにくくな
る。このレゾルシン類の好ましい含有量は、5〜15重
量部の範囲である。前記レゾルシン類としては、例えば
レゾルシン、アルキル置換レゾルシン、アルコキシ置換
レゾルシンなどが挙げられ、これらは一種を単独で用い
てもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。本発
明で使用する樹脂組成物におけるレゾール型フェノール
樹脂及びレゾルシン類の合計濃度としては、繊維強化材
に含浸させるのに適した粘度が得られればよく、特に制
限はないが、通常50〜90重量%、好ましくは60〜
85重量%の範囲である。
【0010】本発明の方法においては、このようなレゾ
ール型フェノール樹脂と共に、遊離ホルムアルデヒド及
びレゾルシン類を含む樹脂組成物を、(A)遊離ホルム
アルデヒド2〜15重量%を含むレゾール型フェノール
樹脂液と(B)レゾルシン類15〜60重量%を含むレ
ゾール型フェノール樹脂液とを混合することにより調製
することが必要であり、単にレゾール型フェノール樹脂
液に遊離ホルムアルデヒド及びレゾルシン類を添加して
前記の含有割合に調整したのでは、所期の効果を十分に
得ることはできない。
【0011】前記(A)成分及び(B)成分におけるレ
ゾール型フェノール樹脂液は、従来公知の方法、すなわ
ちフェノール類とホルムアルデヒドを、アルカリ触媒の
存在下に反応させることにより、得ることができる。こ
こで、フェノール類としては、例えばフェノール、クレ
ゾール類、キシレノール類、ブチルフェノール類、p−
メトキシフェノール、ビスフェノールA、ビスフェノー
ルFなどが挙げられ、これらは一種を単独で用いてもよ
く、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0012】一方、アルカリ触媒としては、例えば金属
水酸化物、金属酸化物、金属塩及びアミノ基を含むアミ
ノ化合物などを挙げることができ、具体的には水酸化ナ
トリウム、水酸化アンモニウム、水酸化カリウム、水酸
化カルシウム、水酸化バリウム、水酸化マグネシウム、
酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ナトリウム、
酸化カリウム、酢酸亜鉛、酢酸鉛、トリエチルアミン、
ヘキサメチレンテトラミン、ジメチルエタノールアミ
ン、アンモニア等が例示される。これらのアルカリ触媒
は、一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせ
て用いてもよい。
【0013】前記(A)成分と(B)成分の混合割合に
ついては、得られる樹脂組成物の遊離ホルムアルデヒド
及びレゾルシン類の含有量が、レゾール型フェノール樹
脂に対して、前記の範囲にあればよく、特に制限はな
い。また、(B)成分において、レゾルシン類を混合溶
解する前のレゾール型フェノール樹脂液中の遊離ホルム
アルデヒドの含有量は、5重量%以下に調整することが
好ましい。この遊離ホルムアルデヒドの含有量が5重量
%を超えるとレゾルシン類とホルムアルデヒドとの反応
が進み、その反応物の影響により、粘度上昇が速く、
(B)成分自体の貯蔵安定性が悪化する原因となる。更
にまた、(A)成分のレゾール型フェノール樹脂液中の
樹脂固形分量は、60〜85重量%であるのが好まし
く、(B)成分において、レゾルシン類を混合溶解する
前のレゾール型フェノール樹脂液中の樹脂固形分量は、
40〜80重量%であるのが好ましい。樹脂固形分量が
これらの範囲未満では成形品の強度等の物性の低下を生
じる恐れがあり、これらの範囲を超えると樹脂液自体の
粘度が高くなり、両成分の混合時に混合不良を起す恐れ
がある。
【0014】本発明のフェノールFRP成形物の製造方
法においては、このようにして得られた樹脂組成物を繊
維強化材に含浸させ、熱硬化させるが、(A)成分と
(B)成分とを混合した液状物の状態で長時間置いた場
合、レゾルシン類とホルムアルデヒドとの反応が進み、
本発明の効果を十分得ることができない恐れがあるた
め、混合してから24時間以内に繊維強化材に含浸させ
るのが好ましい。この樹脂組成物は、通常120〜20
0℃の範囲の温度で熱硬化させることができる。また、
一般の引抜き成形機を用いる場合、金型の温度が150
〜200℃程度において、成形が可能である。樹脂組成
物には、必要に応じ、従来フェノールFRP成形物用と
して用いられるフェノール系樹脂組成物に慣用されてい
る各種添加剤を配合することができる。該添加剤として
は、例えば炭酸カルシウム、クレー、タルク、水酸化ア
ルミニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム等の充填
材、金属石鹸、ワックス類等の離型剤などを挙げること
ができる。
【0015】本発明の製造方法において使用する繊維強
化材としては、例えばガラス繊維、炭素繊維、あるいは
アラミド繊維等の合成繊維などからなるチョップドスト
ランドマット、コンティニュアスマット、ロービング、
ロービングクロス、すだれクロス等が挙げられる。ま
た、各種繊維強化材は、シラン処理、ボロン処理等、通
常の表面処理を行ったものを用いることができる。
【0016】また、成形方法としては、従来公知の各種
成形法、例えば、フィラメントワインディング(FW)
法、レジンインジェクション(RTM)法、引抜き(P
L)法、SMC法などを採用することができるが、これ
らの成形法の中で、引抜き法又はフィラメントワインデ
ィング法を用い、120〜200℃程度の温度で硬化さ
せることが好ましい。本発明においては、この熱硬化時
に樹脂成分中に含まれる遊離ホルムアルデヒドとレゾル
シン類とが反応し、接着性に優れるレゾルシノール樹脂
が効率よく、繊維強化材周辺に該繊維強化材とレゾール
型フェノール樹脂になじむ形で形成されるものと思われ
る。その結果、得られたフェノールFRP成形物は、機
械的強度、耐熱性、耐燃性などに優れ、特に機械的強度
は、従来のものに比べて大幅に向上する。
【0017】
【実施例】次に、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定
されるものではない。 製造例1 フェノール100重量部と37重量%ホルマリン水溶液
123重量部と酢酸亜鉛水和物2.0重量部の混合物
を、100℃で3時間加熱して反応させたのち、減圧脱
水して遊離ホルムアルデヒド含有量が2.5重量%、2
5℃粘度が6,000mPa・s、樹脂固形分量が74
重量%のレゾール型フェノール樹脂液Iを150重量部
得た。
【0018】製造例2 フェノール100重量部と37重量%ホルマリン水溶液
170重量部と酢酸亜鉛水和物2.0重量部の混合物
を、100℃で3時間加熱して反応させたのち、減圧脱
水して遊離ホルムアルデヒド含有量が13.4重量%、
25℃粘度が5,500mPa・s、樹脂固形分量が7
0重量%のレゾール型フェノール樹脂液IIを155重量
部得た。
【0019】製造例3 フェノール100重量部と37重量%ホルマリン水溶液
150重量部と水酸化ナトリウム2.0重量部の混合物
を、80℃で2時間加熱して反応させたのち、減圧脱水
して遊離ホルムアルデヒド含有量が3.5重量%、25
℃粘度が4,000mPa・s、樹脂固形分量が73重
量%のレゾール型フェノール樹脂液IIIを160重量部
得た。
【0020】製造例4 フェノール100重量部と37重量%ホルマリン水溶液
108重量部と水酸化ナトリウム8重量部の混合物を、
70℃で3時間加熱して反応させたのち、反応生成物を
減圧脱水して遊離ホルムアルデヒド含有量が0.6重量
%、樹脂固形分量が69重量%のレゾール型フェノール
樹脂液150重量部を得た。なおレゾール型フェノール
樹脂のポリスチレン換算重量平均分子量は150であっ
た。次いで、このレゾール型フェノール樹脂液100重
量部に対し、レゾルシン20重量部を加え、35℃で3
0分間撹拌溶解し、25℃粘度が500mPa・s、p
H8.0のレゾール型フェノール樹脂液IVを120重量
部得た。
【0021】製造例5 フェノール100重量部と37重量%ホルマリン水溶液
125重量部と水酸化ナトリウム8重量部の混合物を、
70℃で3時間加熱して反応させたのち、反応生成物を
減圧脱水して遊離ホルムアルデヒド含有量が1.5重量
%、樹脂固形分量が67重量%のレゾール型フェノール
樹脂液150重量部を得た。なおレゾール型フェノール
樹脂のポリスチレン換算重量平均分子量は150であっ
た。次いで、このレゾール型フェノール樹脂液100重
量部に対し、レゾルシン80重量部を加え、35℃で3
0分間撹拌溶解し、25℃粘度が900mPa・s、p
H7.5のレゾール型フェノール樹脂液Vを180重量
部得た。
【0022】実施例1 レゾール型フェノール樹脂液I:100重量部、レゾー
ル型フェノール樹脂液IV:5重量部、クレー20重量部
及び離型剤2重量部を混合し、樹脂組成物を調製すると
共に、この樹脂組成物のポットライフ(40℃で樹脂組
成物の流動性がなくなるまでの時間)を測定した。次
に、上記樹脂組成物をガラス繊維材に含浸させ、引抜き
成形機を用いて、厚さ3mm、幅300mmのボードを
成形した。その際、金型の温度は200℃、引抜き成形
速度は20cm/minとした。上記ボードの機械的特
性を測定し、その結果を前記ポットライフと共に、第1
表に示す。なお、レゾール型フェノール樹脂液I及びレ
ゾール型フェノール樹脂液IVを混合してから、ガラス繊
維材に含浸させるまでの時間は、7時間であった。
【0023】実施例2〜5 第1表に示す配合組成の樹脂組成物を調製し、実施例1
と同様にしてボードを成形した。樹脂組成物のポットラ
イフ及びボードの機械的特性を第1表に示す。
【0024】比較例1 従来型のレゾール樹脂として、「BRL−240」〔昭
和高分子(株)製、商品名〕を用い、第1表に示す配合
組成の樹脂組成物を調製し、実施例1と同様にしてボー
ドを成形した。樹脂組成物のポットライフ及びボードの
機械的特性を第1表に示す。
【0025】比較例2、3 第1表に示す配合組成の樹脂組成物を調製し、実施例1
と同様にしてボードを成形した。樹脂組成物のポットラ
イフ及びボードの機械的特性を第1表に示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】〔注〕 離型剤:モールドウイズJNT−1850HT(商品
名、アクセル社製) 圧縮強さ:JIS K 7056 曲げ強さ:JIS K 7055 曲げ弾性率:JIS K 7055 引張り強度:JIS K 7054 引張り弾性率:JIS K 7054
【0029】
【発明の効果】本発明の方法によれば、従来のフェノー
ルFRP成形物に比べて、高強度化され、機械的特性に
優れたフェノールFRP成形物を製造することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 61:04 B29C 67/14 A 105:06 D Fターム(参考) 4F072 AA04 AA07 AB09 AB22 AD16 AG02 AG03 AH04 AH22 AJ04 AK11 AK17 AL17 4F205 AA37 AB11 AD16 HA02 HA05 HA33 HA35 HA46 HM02 HM03 4J002 CC041 CC042 EJ016 FD010 FD146 HA04 4J033 CA02 CA09 CA11 CA13 CA29 CB18 CB21 HA13 HB02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)遊離ホルムアルデヒド2〜15重
    量%を含むレゾール型フェノール樹脂液と(B)レゾル
    シン類15〜60重量%を含むレゾール型フェノール樹
    脂液とを混合することにより得られた、レゾール型フェ
    ノール樹脂と、その100重量部当たり、遊離ホルムア
    ルデヒド3〜18重量部及びレゾルシン類1〜40重量
    部を含む液状物からなる樹脂組成物を繊維強化材に含浸
    させて熱硬化させることを特徴とする繊維強化フェノー
    ル樹脂成形物の製造方法。
  2. 【請求項2】 (B)成分において、レゾルシン類を混
    合溶解する前のレゾール型フェノール樹脂液中の遊離ホ
    ルムアルデヒドの含有量が5重量%以下である請求項1
    記載の繊維強化フェノール樹脂成形物の製造方法。
  3. 【請求項3】 (A)成分のレゾール型フェノール樹脂
    液中の樹脂固形分量が60〜85重量%である請求項1
    又は2に記載の繊維強化フェノール樹脂成形物の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 (B)成分において、レゾルシン類を混
    合溶解する前のレゾール型フェノール樹脂液中の樹脂固
    形分量が40〜80重量%である請求項1〜3のいずれ
    かに記載の繊維強化フェノール樹脂成形物の製造方法。
  5. 【請求項5】 引抜き成形法又はフィラメントワインデ
    ィング成形法により、120〜200℃の温度で加熱硬
    化させる請求項1〜4のいずれかに記載の繊維強化フェ
    ノール樹脂成形物の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の方法に
    よって得られた繊維強化フェノール樹脂成形物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012112043A1 (en) * 2011-02-16 2012-08-23 Trespa International B.V. A method for reducing the formaldehyde content of a resinous starting material
JP2017206611A (ja) * 2016-05-18 2017-11-24 Dic株式会社 フェノール樹脂組成物、その製造方法及び繊維強化複合材料

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