JP2003238565A - 縮合環化合物及びそれら化合物を含んでなる血球増多薬 - Google Patents
縮合環化合物及びそれら化合物を含んでなる血球増多薬Info
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- JP2003238565A JP2003238565A JP2002041315A JP2002041315A JP2003238565A JP 2003238565 A JP2003238565 A JP 2003238565A JP 2002041315 A JP2002041315 A JP 2002041315A JP 2002041315 A JP2002041315 A JP 2002041315A JP 2003238565 A JP2003238565 A JP 2003238565A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 TPO受容体作動作用を有する新規化合物及
びそれら化合物を含有してなる医薬組成物、血球増多
薬、特に血小板増多薬、血小板減少症治療薬の提供。 【解決手段】 一般式〔I〕 〔式中、A1はCR1{R1はSOmR7(R7はアルキル、
アミノ、等を表し、mは0〜2の整数を表す。)等を表
す。}を表し、A2は硫黄等を表し、A3はCR4(R4は
水素、アルキル等を表す。)を表し、A4はCR5R6又
はNR5(R5、R6は水素、アルキル、シクロアルキル
等を表し、R2は水素、ハロゲン、アルキル、シクロア
ルキル、カルボキシ、アルコキシカルボニル、シクロア
ルキルオキシカルボニル、カルバモイル、アシル、アリ
ール、複素環等を表し、R3はアミノ、OR8(R8は水
素、アルキル、等を表す。)等を表し、pは0〜2の整
数を表す。〕で示される化合物。
びそれら化合物を含有してなる医薬組成物、血球増多
薬、特に血小板増多薬、血小板減少症治療薬の提供。 【解決手段】 一般式〔I〕 〔式中、A1はCR1{R1はSOmR7(R7はアルキル、
アミノ、等を表し、mは0〜2の整数を表す。)等を表
す。}を表し、A2は硫黄等を表し、A3はCR4(R4は
水素、アルキル等を表す。)を表し、A4はCR5R6又
はNR5(R5、R6は水素、アルキル、シクロアルキル
等を表し、R2は水素、ハロゲン、アルキル、シクロア
ルキル、カルボキシ、アルコキシカルボニル、シクロア
ルキルオキシカルボニル、カルバモイル、アシル、アリ
ール、複素環等を表し、R3はアミノ、OR8(R8は水
素、アルキル、等を表す。)等を表し、pは0〜2の整
数を表す。〕で示される化合物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血球増多作用を有
する縮合複素環化合物、及びそれら化合物を含有してな
る医薬組成物、トロンボポエチン(TPO)受容体作動
薬、血球増多薬、に関する。
する縮合複素環化合物、及びそれら化合物を含有してな
る医薬組成物、トロンボポエチン(TPO)受容体作動
薬、血球増多薬、に関する。
【0002】
【従来の技術】血球は、すべて骨髄でつくられる。骨髄
にはリンパ球を含めた、すべての血球に共通な幹細胞
(stem cell)があり、それが分化して赤血球、白血球
そして血小板が産生される。すべての血球の源になる幹
細胞を多能性造血幹細胞という。多能性造血幹細胞は、
まずリンパ球の源になるリンパ球系幹細胞とリンパ球以
外の血球の源になる骨髄系幹細胞に分化する。リンパ球
系幹細胞はその後、B細胞系幹細胞及びT細胞系幹細胞
を経てB細胞やT細胞へと分化する。一方、骨髄系幹細
胞は、赤血球系幹細胞、顆粒球単球系幹細胞、巨核球系
幹細胞に分化し、さらに赤血球系幹細胞は前赤芽球を経
て赤血球に、顆粒球単球系幹細胞は骨髄芽球、単球芽球
を経てそれぞれ顆粒球、単球に、また、巨核球系幹細胞
は巨核芽球、前巨核球、成熟巨核球へと順次増殖、分化
し、さらに細胞分裂を伴わない核の多倍体化(ploidyの
増加)を経て血小板となる。
にはリンパ球を含めた、すべての血球に共通な幹細胞
(stem cell)があり、それが分化して赤血球、白血球
そして血小板が産生される。すべての血球の源になる幹
細胞を多能性造血幹細胞という。多能性造血幹細胞は、
まずリンパ球の源になるリンパ球系幹細胞とリンパ球以
外の血球の源になる骨髄系幹細胞に分化する。リンパ球
系幹細胞はその後、B細胞系幹細胞及びT細胞系幹細胞
を経てB細胞やT細胞へと分化する。一方、骨髄系幹細
胞は、赤血球系幹細胞、顆粒球単球系幹細胞、巨核球系
幹細胞に分化し、さらに赤血球系幹細胞は前赤芽球を経
て赤血球に、顆粒球単球系幹細胞は骨髄芽球、単球芽球
を経てそれぞれ顆粒球、単球に、また、巨核球系幹細胞
は巨核芽球、前巨核球、成熟巨核球へと順次増殖、分化
し、さらに細胞分裂を伴わない核の多倍体化(ploidyの
増加)を経て血小板となる。
【0003】前赤芽球の生成には造血促進因子としてエ
リスロポエチン(erythropoietin)の関与が必要とさ
れ、顆粒球単球系幹細胞の分化には液体性因子であるG
−CSFが、また、巨核球系幹細胞の分化促進には刺激
因子としてのトロンボポエチン(TPO)の関与が必要
であるとされている、TPOは巨核球産生を刺激する中
心的な液性因子であり、造血幹細胞から血小板に至るま
で幅広く作用する。その主たる作用点は巨核球系前駆細
胞の増殖促進、未熟巨核球の成熟促進にある。ラットT
POは21アミノ酸から成るシグナルペプチド(SP)
を含む326アミノ酸残基から構成されており、成熟蛋
白質の分子量は約3.2万である。ヒトTPOは21ア
ミノ酸から成るSPを含む353アミノ酸残基から構成
されており、成熟蛋白質の分子量は約3.5万である。
リスロポエチン(erythropoietin)の関与が必要とさ
れ、顆粒球単球系幹細胞の分化には液体性因子であるG
−CSFが、また、巨核球系幹細胞の分化促進には刺激
因子としてのトロンボポエチン(TPO)の関与が必要
であるとされている、TPOは巨核球産生を刺激する中
心的な液性因子であり、造血幹細胞から血小板に至るま
で幅広く作用する。その主たる作用点は巨核球系前駆細
胞の増殖促進、未熟巨核球の成熟促進にある。ラットT
POは21アミノ酸から成るシグナルペプチド(SP)
を含む326アミノ酸残基から構成されており、成熟蛋
白質の分子量は約3.2万である。ヒトTPOは21ア
ミノ酸から成るSPを含む353アミノ酸残基から構成
されており、成熟蛋白質の分子量は約3.5万である。
【0004】TPOのノックアウトマウスや、TPO受
容体であるc−Mplのノックアウトマウスは血小板が
約20%に減少するので、血小板産生の約80%はTP
Oによって調節されていると考えられる。TPOはSC
FやIL−3と相乗的に作用して多能性幹細胞コロニー
形成を刺激する作用がある。これはTPOがIL−6、
IL−11、G−CSFと同様に静止期(G0期)にあ
る多能性幹細胞を細胞周期(G1期)に誘導する作用を
有するためと考えられる。
容体であるc−Mplのノックアウトマウスは血小板が
約20%に減少するので、血小板産生の約80%はTP
Oによって調節されていると考えられる。TPOはSC
FやIL−3と相乗的に作用して多能性幹細胞コロニー
形成を刺激する作用がある。これはTPOがIL−6、
IL−11、G−CSFと同様に静止期(G0期)にあ
る多能性幹細胞を細胞周期(G1期)に誘導する作用を
有するためと考えられる。
【0005】TPOをマウスの腹腔に5日間投与すると
血小板は4倍に増加したとの報告がある。IL−3、I
L−6、IL−11投与では血小板数は約1.5倍の増
加であるので、TPOの血小板増加作用は強力である。
TPO投与後の骨髄、脾臓中には巨核球系前駆細胞が2
0倍以上増加するが、顆粒球系、赤芽球系のコロニーは
ほとんど変化しない。つまり、TPOは血小板に特異的
な増多作用を有する。また、TPOは骨髄抑制に伴う血
小板減少に対して、顕著な改善効果を示す。
血小板は4倍に増加したとの報告がある。IL−3、I
L−6、IL−11投与では血小板数は約1.5倍の増
加であるので、TPOの血小板増加作用は強力である。
TPO投与後の骨髄、脾臓中には巨核球系前駆細胞が2
0倍以上増加するが、顆粒球系、赤芽球系のコロニーは
ほとんど変化しない。つまり、TPOは血小板に特異的
な増多作用を有する。また、TPOは骨髄抑制に伴う血
小板減少に対して、顕著な改善効果を示す。
【0006】TPOがレセプターに結合すると、レセプ
ターが重合し、SH2/SH3ドメインのないチロシン
キナーゼであるJAKキナーゼが、レセプターの細胞質
ドメインのbox1、box2領域に結合してリン酸化
される。JAKキナーゼはJAK1、JAK2、JAK
3、Tyk2の4種類が同定されているが、TPOの場
合、JAK2とTyk2がリン酸化される。活性化され
たJAKキナーゼは、まずレセプターをリン酸化すると
考えられている。そのリン酸化されたチロシン残基を含
む特異的な領域に、転写因子であるSTAT(signal t
ransducers andactivators of transcription)がST
AT自身のSH2ドメインを介して結合し、既にレセプ
ターに結合しているJAKキナーゼによってリン酸化活
性化される。活性化されるJAKキナーゼはSTAT
1、STAT3、STAT5の3種類である。活性化さ
れたSTATはリン酸化チロシンとSH2ドメインを介
してホモ又はヘテロダイマーを形成する。さらに他の蛋
白質が加わり複合体を形成して核内に移行し、標的遺伝
子の認識配列に結合し、遺伝子発現を誘導する。TPO
は恒常的に肝細胞や腎臓の近位尿細管細胞で作られてい
て、血小板にはそのレセプターが存在するので、血小板
が増加するとTPOは血小板に吸着されて血中濃度が低
下する。血小板が減少すると吸着されるTPOが減少す
るので血中濃度は高くなる。また、骨髄の巨核球もTP
Oの吸着に関与し、巨核球も少ない場合はTPOは著し
く高値になるが、突発性血小板減少性紫斑病のように巨
核球の多い場合はさほど高値にならない。さらに、再生
不良性貧血、化学療法後の血小板減少症、骨髄移植後の
血小板減少症では骨髄の間質細胞のTPOの産生が亢進
することが知られ、おそらく血小板の増減を血小板第4
因子などを介して感受しTPOの産生が増減すると考え
られる。
ターが重合し、SH2/SH3ドメインのないチロシン
キナーゼであるJAKキナーゼが、レセプターの細胞質
ドメインのbox1、box2領域に結合してリン酸化
される。JAKキナーゼはJAK1、JAK2、JAK
3、Tyk2の4種類が同定されているが、TPOの場
合、JAK2とTyk2がリン酸化される。活性化され
たJAKキナーゼは、まずレセプターをリン酸化すると
考えられている。そのリン酸化されたチロシン残基を含
む特異的な領域に、転写因子であるSTAT(signal t
ransducers andactivators of transcription)がST
AT自身のSH2ドメインを介して結合し、既にレセプ
ターに結合しているJAKキナーゼによってリン酸化活
性化される。活性化されるJAKキナーゼはSTAT
1、STAT3、STAT5の3種類である。活性化さ
れたSTATはリン酸化チロシンとSH2ドメインを介
してホモ又はヘテロダイマーを形成する。さらに他の蛋
白質が加わり複合体を形成して核内に移行し、標的遺伝
子の認識配列に結合し、遺伝子発現を誘導する。TPO
は恒常的に肝細胞や腎臓の近位尿細管細胞で作られてい
て、血小板にはそのレセプターが存在するので、血小板
が増加するとTPOは血小板に吸着されて血中濃度が低
下する。血小板が減少すると吸着されるTPOが減少す
るので血中濃度は高くなる。また、骨髄の巨核球もTP
Oの吸着に関与し、巨核球も少ない場合はTPOは著し
く高値になるが、突発性血小板減少性紫斑病のように巨
核球の多い場合はさほど高値にならない。さらに、再生
不良性貧血、化学療法後の血小板減少症、骨髄移植後の
血小板減少症では骨髄の間質細胞のTPOの産生が亢進
することが知られ、おそらく血小板の増減を血小板第4
因子などを介して感受しTPOの産生が増減すると考え
られる。
【0007】また、Japanese Journal of Transfusion
Medicine. Vol. 46, No.3, 46(3);311-316, (2000)によ
れば、TPOについて次のような報告がなされている。
「造血幹細胞から派生する巨核球系前駆細胞(colony-f
orming unit of megakaryocyte;CFU−MK)は、細
胞分裂を行いながら未熟な巨核球へと分化し、未熟巨核
球は細胞分裂せずに核の倍数性(ploidy)を増加させ
(核が2nから4n、8n、16n、32n、64nと
増える)、細胞質成熟を遂げる。In vitroにおいて成熟
巨核球はさらに細胞質が細長く伸展したproplateletへ
と劇的に形態を変え、さらに培養を継続すると、propla
teletは自発的に断片化し、血小板様のフラグメントが
形成される。このフラグメントは形態的にも機能的にも
血液中の血小板に類似していることが証明された。この
ような巨核球造血の過程において、TPOはCFU−M
Kに対して巨核球コロニー刺激因子および巨核球成熟促
進因子として作用する。軟寒天やメチルセルロースなど
の半固形の培養系に9おいては、TPOは巨核球コロニ
ー刺激因子としてCFU−MKを刺激し、巨核球コロニ
ー形成を誘導する。その活性はインターロイキン−3
(IL−3)や幹細胞因子(stem-cell factor ; SC
F)の存在下に増強される。TPOの巨核球コロニー刺
激因子は、主にGPIIb/IIIa(CD41)の発現量
が多い分化後期のCFU−MK(GPIIb/IIIa+CF
U−MK)に対して発揮される。液体培地の中でラット
の骨盤から精製したGPIIb/IIIa+CFU−MKをT
PO存在下に培養すると、ploidyが増加した大型の成熟
巨核球が数多く生産され(256nの巨核球まで観察さ
れる)、一部の巨核球はploplateletにまで変化する。
一方、成熟巨核球にTPOを添加してもploplateletの形成
は促進されるどころかむしろ抑制される。すなわち、血
小板産生を促進するTPOの作用はCFU−MKレベルで
発揮される。ヒトCFU−MKのTPOに対する反応性
はその由来(骨髄、末梢血、臍帯血)によって異なる。
CD34+細胞画分に含まれるTPOの反応性のCFU
−MKの割合は臍帯血で高く、臍帯血のCFU−MKか
らはTPO刺激で数多くの巨核球から構成される大型の
コロニーが形成される。つまり、臍帯血のCFU−MK
はTPOに対して高い増殖能を示す。一方、骨髄や末梢
血のCFU−MKからはTPOの刺激で小型の巨核球コ
ロニーが形成される。また、TPO存在下の培養で臍帯
血のCFU−MKからは比較的eploidyの低い巨核球が
生成され、骨髄や末梢血のCFU−MKからはploidyの
高い巨核球が生成される。Proplateletの形成能を調べ
ると、臍帯血のCFU−MKがTPOの刺激を受けてか
らproplateletへ分化するまでには末梢血のCFU−M
Kよりも長い培養期間が必要である。この現象は臍帯血
移植後の血小板回復の遅延を説明しているかもしれな
い。」さらに続けて、他の血球系への作用について、次
のように報告されている。「TPOは単独では前期赤芽
球系前駆細胞(burst-forming unit of erythroid;B
FU−E)や後期赤芽球系前駆細胞(colony-forming u
nit of erythroid;CFU−E)への増殖刺激は認めら
れないが、EPOと共同してこれらの赤芽球系前駆細胞
の増殖、分化を促進する。TPOはさらに未分化造血前
駆細胞、造血幹細胞へも作用することが明らかになって
いる。例えば、SCF、IL−3、あるいはflk2/
flt3リガンド(flk2/flt3 ligand;FL)の共存下
にTPOは造血幹細胞を含むヒト骨髄CD34+/c−
kitlow/CD38neg/low画分から様々な造血前駆細
胞を誘導する。また、TPOはSCFやIL−3と協同
して休止期の造血幹細胞を細胞周期へと導く。このよう
なin vitroの実験からTPOレセプターであるc−Mp
lが造血幹細胞に発現していることが示唆されるが、実
際、造血幹細胞画分から抗c−Mpl抗体を用いて分離
したc−Mpl +画分はc−Mpl-画分に比べて高い長
期骨髄構築能を有することが明らかになっている。加え
て、最近発見されたCD38neg/lowの造血幹細胞にも
c−Mplノックアウトマウスでは造血前駆細胞だけで
はなく、長期骨髄再構築能を示す造血幹細胞も顕著に減
少している。このような結果から、TPOが造血幹細胞
の制御に深く関与している可能性が考えられる」以上の
事実からして、TPO受容体作動薬は、単に血小板増多
薬として有用なばかりか、造血前駆細胞や未分化造血前
駆細胞の誘導、即ち、造血幹細胞の分化増殖、あるいは
赤芽球系前駆細胞の分化増殖にも有効である。また、血
小板増多に関してはIL−3(インターロイキン−
3)、幹細胞因子(SCF;stem cell factor)との併
用が、赤芽球系前駆細胞の増殖分化にはEPO(エリス
ロポエチン)との併用が、また、造血前駆細胞や未分化
造血前駆細胞の誘導にはSCF、IL−3あるいはfl
k2/flt3リガンド(FL)との併用が、その効果
を一層増強するだろうことが期待される。加えて、この
ような作用を有する化合物は、臍帯血の培養にも有効で
ある。
Medicine. Vol. 46, No.3, 46(3);311-316, (2000)によ
れば、TPOについて次のような報告がなされている。
「造血幹細胞から派生する巨核球系前駆細胞(colony-f
orming unit of megakaryocyte;CFU−MK)は、細
胞分裂を行いながら未熟な巨核球へと分化し、未熟巨核
球は細胞分裂せずに核の倍数性(ploidy)を増加させ
(核が2nから4n、8n、16n、32n、64nと
増える)、細胞質成熟を遂げる。In vitroにおいて成熟
巨核球はさらに細胞質が細長く伸展したproplateletへ
と劇的に形態を変え、さらに培養を継続すると、propla
teletは自発的に断片化し、血小板様のフラグメントが
形成される。このフラグメントは形態的にも機能的にも
血液中の血小板に類似していることが証明された。この
ような巨核球造血の過程において、TPOはCFU−M
Kに対して巨核球コロニー刺激因子および巨核球成熟促
進因子として作用する。軟寒天やメチルセルロースなど
の半固形の培養系に9おいては、TPOは巨核球コロニ
ー刺激因子としてCFU−MKを刺激し、巨核球コロニ
ー形成を誘導する。その活性はインターロイキン−3
(IL−3)や幹細胞因子(stem-cell factor ; SC
F)の存在下に増強される。TPOの巨核球コロニー刺
激因子は、主にGPIIb/IIIa(CD41)の発現量
が多い分化後期のCFU−MK(GPIIb/IIIa+CF
U−MK)に対して発揮される。液体培地の中でラット
の骨盤から精製したGPIIb/IIIa+CFU−MKをT
PO存在下に培養すると、ploidyが増加した大型の成熟
巨核球が数多く生産され(256nの巨核球まで観察さ
れる)、一部の巨核球はploplateletにまで変化する。
一方、成熟巨核球にTPOを添加してもploplateletの形成
は促進されるどころかむしろ抑制される。すなわち、血
小板産生を促進するTPOの作用はCFU−MKレベルで
発揮される。ヒトCFU−MKのTPOに対する反応性
はその由来(骨髄、末梢血、臍帯血)によって異なる。
CD34+細胞画分に含まれるTPOの反応性のCFU
−MKの割合は臍帯血で高く、臍帯血のCFU−MKか
らはTPO刺激で数多くの巨核球から構成される大型の
コロニーが形成される。つまり、臍帯血のCFU−MK
はTPOに対して高い増殖能を示す。一方、骨髄や末梢
血のCFU−MKからはTPOの刺激で小型の巨核球コ
ロニーが形成される。また、TPO存在下の培養で臍帯
血のCFU−MKからは比較的eploidyの低い巨核球が
生成され、骨髄や末梢血のCFU−MKからはploidyの
高い巨核球が生成される。Proplateletの形成能を調べ
ると、臍帯血のCFU−MKがTPOの刺激を受けてか
らproplateletへ分化するまでには末梢血のCFU−M
Kよりも長い培養期間が必要である。この現象は臍帯血
移植後の血小板回復の遅延を説明しているかもしれな
い。」さらに続けて、他の血球系への作用について、次
のように報告されている。「TPOは単独では前期赤芽
球系前駆細胞(burst-forming unit of erythroid;B
FU−E)や後期赤芽球系前駆細胞(colony-forming u
nit of erythroid;CFU−E)への増殖刺激は認めら
れないが、EPOと共同してこれらの赤芽球系前駆細胞
の増殖、分化を促進する。TPOはさらに未分化造血前
駆細胞、造血幹細胞へも作用することが明らかになって
いる。例えば、SCF、IL−3、あるいはflk2/
flt3リガンド(flk2/flt3 ligand;FL)の共存下
にTPOは造血幹細胞を含むヒト骨髄CD34+/c−
kitlow/CD38neg/low画分から様々な造血前駆細
胞を誘導する。また、TPOはSCFやIL−3と協同
して休止期の造血幹細胞を細胞周期へと導く。このよう
なin vitroの実験からTPOレセプターであるc−Mp
lが造血幹細胞に発現していることが示唆されるが、実
際、造血幹細胞画分から抗c−Mpl抗体を用いて分離
したc−Mpl +画分はc−Mpl-画分に比べて高い長
期骨髄構築能を有することが明らかになっている。加え
て、最近発見されたCD38neg/lowの造血幹細胞にも
c−Mplノックアウトマウスでは造血前駆細胞だけで
はなく、長期骨髄再構築能を示す造血幹細胞も顕著に減
少している。このような結果から、TPOが造血幹細胞
の制御に深く関与している可能性が考えられる」以上の
事実からして、TPO受容体作動薬は、単に血小板増多
薬として有用なばかりか、造血前駆細胞や未分化造血前
駆細胞の誘導、即ち、造血幹細胞の分化増殖、あるいは
赤芽球系前駆細胞の分化増殖にも有効である。また、血
小板増多に関してはIL−3(インターロイキン−
3)、幹細胞因子(SCF;stem cell factor)との併
用が、赤芽球系前駆細胞の増殖分化にはEPO(エリス
ロポエチン)との併用が、また、造血前駆細胞や未分化
造血前駆細胞の誘導にはSCF、IL−3あるいはfl
k2/flt3リガンド(FL)との併用が、その効果
を一層増強するだろうことが期待される。加えて、この
ような作用を有する化合物は、臍帯血の培養にも有効で
ある。
【0008】現在、遺伝子組み換え型TPOの臨床試験
が進行しており、有用な試験結果も出ているが、ペプチ
ド故の問題点がある。その1つには組み換え型TPO製
剤に対して患者体内で抗体の産生を来す可能性がある。
また、投与経路として注射に頼らざるを得ないという問
題点もある。それ故、TPO受容体のアゴニスト活性を
有する低分子化合物が得られるならば、抗体産生を来す
おそれもなく、皮下、筋肉、静脈投与はもちろん、経口
投与可能な薬剤が得られる。従って、血小板減少症の治
療に極めて有効な薬剤となるものと考えられる。
が進行しており、有用な試験結果も出ているが、ペプチ
ド故の問題点がある。その1つには組み換え型TPO製
剤に対して患者体内で抗体の産生を来す可能性がある。
また、投与経路として注射に頼らざるを得ないという問
題点もある。それ故、TPO受容体のアゴニスト活性を
有する低分子化合物が得られるならば、抗体産生を来す
おそれもなく、皮下、筋肉、静脈投与はもちろん、経口
投与可能な薬剤が得られる。従って、血小板減少症の治
療に極めて有効な薬剤となるものと考えられる。
【0009】TPO受容体作動薬としては、特開平11
−1477号公報に、一般式
−1477号公報に、一般式
【化9】
(Rはフェニル基又はインドリル基を表し、nは2〜6
の整数を表す。)で示される化合物が記載されている。
の整数を表す。)で示される化合物が記載されている。
【0010】また、国際公開WO00/35446号明
細書に、一般式
細書に、一般式
【化10】
で示される化合物が記載されている。
【0011】また、国際公開WO01/21180号明
細書に、一般式
細書に、一般式
【化11】
で示される化合物が記載されている。
【0012】また、国際公開WO01/39773号明
細書に、一般式
細書に、一般式
【化12】
で示される化合物が記載されている。しかし、いずれも
本願発明化合物とは構造が異なる。
本願発明化合物とは構造が異なる。
【0013】一方、本発明に係る化合物と類似の化合物
としては、Bull. Soc. Chim. Fr.,(1), 322-331 (1970)
に
としては、Bull. Soc. Chim. Fr.,(1), 322-331 (1970)
に
【化13】
が記載されている。
【0014】また、STNのREGISTRYファイルに
【化14】
がCAS登録番号175202-59-2として、
【化15】
がCAS登録番号175202-71-8として、
【化16】
がCAS登録番号289494-15-1として登録されている。
しかし、上記いずれの化合物もTPO受容体作動薬に関
するものではない。
しかし、上記いずれの化合物もTPO受容体作動薬に関
するものではない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、TPO受容
体作動活性を有する化合物を提供することを目的とす
る。TPO様作用を有する化合物は、上記のとおり血小
板増多薬として有用なばかりか、造血前駆細胞や未分化
造血前駆細胞の誘導、あるいは赤芽球系前駆細胞の増殖
分化にも有効であることから、本発明は、血球増多薬、
特に再生不良性貧血、化学療法後の血小板減少症、骨髄
移植後の血小板減少症の治療に有効な血小板増多薬等を
提供することを目的とするものでもある。
体作動活性を有する化合物を提供することを目的とす
る。TPO様作用を有する化合物は、上記のとおり血小
板増多薬として有用なばかりか、造血前駆細胞や未分化
造血前駆細胞の誘導、あるいは赤芽球系前駆細胞の増殖
分化にも有効であることから、本発明は、血球増多薬、
特に再生不良性貧血、化学療法後の血小板減少症、骨髄
移植後の血小板減少症の治療に有効な血小板増多薬等を
提供することを目的とするものでもある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を行った結果、下記一般式で
表される化合物が優れたTPO様作用、TPO受容体作
動活性を有し、血球増多薬、特に血小板増多薬としての
高い有効性を有することを見い出して、本発明を完成し
た。
を解決するために鋭意研究を行った結果、下記一般式で
表される化合物が優れたTPO様作用、TPO受容体作
動活性を有し、血球増多薬、特に血小板増多薬としての
高い有効性を有することを見い出して、本発明を完成し
た。
【0017】本発明は、下記一般式で示される化合物、
及び該化合物を有効成分とするTPO受容体作動薬及び
血小板減少症治療薬に関する。より詳しくは、下記
(1)乃至(14)に示す通りである。
及び該化合物を有効成分とするTPO受容体作動薬及び
血小板減少症治療薬に関する。より詳しくは、下記
(1)乃至(14)に示す通りである。
【0018】(1) 一般式〔I〕
【化17】
〔式中、A1及びA2は、両者が一緒になって、
【化18】
を表し;A3は、
【化19】
を表し;A4は、
【化20】
を表し;a,b,c及びdの点線部分は、二重結合であ
ってもよいことを意味し;pは、0、1又は2の整数を
表し;R1は、 a.水素原子、 b.ハロゲン原子、 c.C1-6アルキル基、 d.C1-6アルコキシ基、 e.カルボキシ基、 f.(C1-6アルコキシ)カルボニル基、 g.カルバモイル基(該カルバモイル基は、1又は2個
のC1-6アルキル基で置換されてもよい。)、 h.シアノ基、 i.ニトロ基、 j.アミノ基{該アミノ基は、C1-6アルキル基、C1-7
アシル基及び(C1-6アルコキシ)カルボニル基(該ア
ルキル基、アシル基及びアルコキシカルボニル基は、ア
ミノ基、水酸基、カルボキシ基、−SO3H、−PO3H
2、−OSO3H、−OPO3H2 から選ばれる置換基で
置換されてもよい。)から選ばれる1又は2個の置換基
で置換されてもよい。}、 j.アリール基{該アリール基は、C1-6アルキル基
(該アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換さ
れてもよい。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アルコ
キシ基及びアミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC
1-6アルキル基で置換されてもよい。)から選ばれる1
乃至3個の置換基で置換されてもよい。}、又は k.−SOmR7[ここでR7は、 ・水素原子、 ・C1-6アルキル基{該アルキル基は、ハロゲン原子、
水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C1-6ア
ルコキシ)カルボニル基及びアミノ基(該アミノ基は1
又は2個のC1-6アルキル基で置換されてもよい。)か
ら選ばれる1乃至3個の置換基で置換されてもよ
い。}、 ・水酸基、 ・アミノ基[該アミノ基は、C1-6アルキル基、C1-7ア
シル基及び(C1-6アルコキシ)カルボニル基{これら
アルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基は、ア
ミノ基、水酸基、カルボキシ基、アシルオキシ基、−S
O3H、−PO3H2、−OSO3H、−OPO3H2、−O
CO−アミノ酸残基 (該−OCO−アミノ酸残基は、
−OPO3H2 又は糖残基で置換されてもよい。)及び
糖残基から選ばれる置換基で置換されてもよい。}から
選ばれる1又は2個の置換基で置換されてもよい。]、 ・アリール基{該アリール基は、C1-6アルキル基(該
アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換されて
もよい。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アルコキシ
基、アミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC1-6アル
キル基で置換されてもよい。)から選ばれる1乃至3個
の置換基で置換されてもよい。}を表し;mは0〜2の
整数を表す。]を表し;R2は、 a.水素原子、 b.ハロゲン原子、 c.C1-6アルキル基{該アルキル基は、ハロゲン原
子、水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、アミノ基(該アミノ基
は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されてもよ
い。)から選ばれる置換基で置換されてもよい。}、 d.C3-7シクロアルキル基、 e.カルボキシ基、 f.(C1-6アルコキシ)カルボニル基、 g.(C3-7シクロアルキル)オキシカルボニル基、 h.カルバモイル基(該カルバモイル基は、1又は2個
のC1-6アルキル基で置換されてもよい。)、 i.C1-7アシル基、 j.アリール基、又は k.窒素原子,酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃
至4個のヘテロ原子を環内に有する3乃至7員の複素環
{該複素環及び前記jのアリール基は、C1-6アルキル
基(該アルキル基は1乃至3個のハロゲン原子で置換さ
れてもよい。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アルコ
キシ基、アミノ基(該アミノ基は1又は2個のC1-6ア
ルキル基で置換されてもよい。)から選ばれる1乃至3
個の置換基で置換されてもよい。}を表し;R3は、 a.アミノ基{該アミノ基は、C1-6アルキル基、C1-7
アシル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及びC1-6
アルキルスルホニル基、(これらアルキル基、アシル
基、アルコキシカルボニル基及びアルキルスルホニル基
は、アミノ基、水酸基、カルボキシ基、−SO3H、−
PO3H2、−OSO3H、−OPO3H2 から選ばれる
置換基で置換されてもよい。)から選ばれる1又は2個
の置換基で置換されてもよい。}、 b.アリールスルホニルアミノ基{該アリールスルホニ
ルアミノ基は、ハロゲン原子、C1-6アルキル基(該ア
ルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換されても
よい。)、アミノ基(該アミノ基は1又は2個のC1-6ア
ルキル基で置換されてもよい。)から選ばれる置換基で
1乃至3置換されてもよい。}、 c.−SO3H、 d.−PO3H2 、又は e.−OR8[ここでR8は、 ・水素原子、 ・C1-6アルキル基{該アルキル基は、ハロゲン原子、
水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C1-6ア
ルコキシ)カルボニル基、アシルオキシ基、アミノ基
(該アミノ基は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換
されてもよい。)、−OCO−アミノ酸残基 (該−O
CO−アミノ酸残基は、−OPO3H2 又は糖残基で置
換されてもよい。)及び糖残基から選ばれる1乃至3個
の置換基で置換されてもよい。}、 ・アミノ酸残基、 ・−CO−アミノ酸残基(該−CO−アミノ酸残基及び
前記アミノ酸残基は、−OPO3H2 又は糖残基で置換
されてもよい。)、 ・−SO3H、 ・−PO3H2、又は ・−X1−X2−R11 [ここでX1は、 ・−CO−、 ・−CO2−、又は ・−CONH− を表し;X2は、 ・C1-6アルキレン、 ・C1-6アルケニレン、 ・アリーレン、 ・窒素原子,酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃至
4個のヘテロ原子を環内に有する3乃至7員の複素環、
又は ・−(OCH2CH2)n− (ここでnは0〜8の整数を
表す。)を表し;R11は、 ・水素原子、 ・ハロゲン原子、 ・C1-6アルキル基(該アルキル基は、アミノ基で置換
されてもよい。)、 ・水酸基、 ・C1-6アルコキシ基、 ・カルボキシ基、 ・アミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC1-6アルキ
ル基で置換されてもよい。)、 ・アミノ酸残基、 ・−O−アミノ酸残基 {該−O−アミノ酸残基及び前
記アミノ酸残基は、C1-7アシル基(該アシル基は、ア
ミノ基で置換されてもよい。)及び −OPO3H2 か
ら選ばれる置換基で置換されてもよい。}、 ・−OSO3H、又は ・−OPO3H2 を表す。]を表し;R4は、 a.水素原子、 b.ハロゲン原子、 c.C1-6アルキル基{該アルキル基は、ハロゲン原
子、水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、アミノ基(該アミノ基
は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されてもよ
い。)、アリールオキシ基及びアラルキルオキシ基から
選ばれる1乃至3個の置換基で置換されてもよい。}、 d.C1-6アルコキシ基、 e.カルボキシ基、 f.(C1-6アルコキシ)カルボニル基、 g.C1-7アシル基、 h.C1-6アルキルスルホニル基、 i.アリール基、又は j.アラルキル基{該アラルキル基及び前記iのアリー
ル基は、C1-6アルキル基(該アルキル基は、1乃至3
個のハロゲン原子で置換されてもよい。)、C3-7シクロ
アルキル基、C1-6アルコキシ基又はアミノ基(該アミ
ノ基は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されても
よい。)から選ばれる1乃至3個の置換基で置換されて
もよい。}を表し;R5、R6は、それぞれ独立に a.水素原子、 b.C1-6アルキル基[該アルキル基は、ハロゲン原
子、水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、C1-7アシルオキシ基、
アリールオキシ基及びアラルキルオキシ基{該アリール
オキシ基及びアラルキルオキシ基は、C1-6アルキル基
(該アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換さ
れてもよい。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アルコ
キシ基アミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC1-6ア
ルキル基で置換されてもよい。)から選ばれる1乃至3
個の置換基で置換されてもよい。}から選ばれる1乃至
3個の置換基で置換されてもよい。]、 c.C3-7シクロアルキル基、 d.カルボキシ基、 e.C1-6アルコキシ)カルボニル基、 f.C1-6アルキルスルホニル基、 g.アミノ基、 h.カルバモイル基(該カルバモイル基及び前記gのア
ミノ基は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されて
もよい。)、 i.C1-7アシル基、 j.アリール基、又は k.アラルキル基{該アラルキル基及び前記jのアリー
ル基は、C1-6アルキル基(該アルキル基は、1乃至3
個のハロゲン原子で置換されてもよい。)、C3-7シクロ
アルキル基、C1-6アルコキシ基、アミノ基(該アミノ
基は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されてもよ
い。)から選ばれる1乃至3個の置換基で置換されても
よい。}を表し;R9、R10は、それぞれ独立に a.水素原子、 b.C1-6アルキル基{該アルキル基は、ハロゲン原
子、水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、アミノ基(該アミノ基
は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されてもよ
い。)から選ばれる1乃至3個の置換基で置換されても
よい。}、 c.水酸基、 d.C1-6アルコキシ基、 e.C1-7アシル基、 f.C1-6アルキルスルホニル基、 g.アリール基、又は h.窒素原子,酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃
至4個のヘテロ原子を環内に有する3乃至7員の複素環
{該複素環及び前記gのアリール基は、C1-6アルキル
基(該アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換
されてもよい。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アル
コキシ基、アミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC
1-6アルキル基で置換されてもよい。)から選ばれる1
乃至3個の置換基で置換されてもよい。}を表し;
ってもよいことを意味し;pは、0、1又は2の整数を
表し;R1は、 a.水素原子、 b.ハロゲン原子、 c.C1-6アルキル基、 d.C1-6アルコキシ基、 e.カルボキシ基、 f.(C1-6アルコキシ)カルボニル基、 g.カルバモイル基(該カルバモイル基は、1又は2個
のC1-6アルキル基で置換されてもよい。)、 h.シアノ基、 i.ニトロ基、 j.アミノ基{該アミノ基は、C1-6アルキル基、C1-7
アシル基及び(C1-6アルコキシ)カルボニル基(該ア
ルキル基、アシル基及びアルコキシカルボニル基は、ア
ミノ基、水酸基、カルボキシ基、−SO3H、−PO3H
2、−OSO3H、−OPO3H2 から選ばれる置換基で
置換されてもよい。)から選ばれる1又は2個の置換基
で置換されてもよい。}、 j.アリール基{該アリール基は、C1-6アルキル基
(該アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換さ
れてもよい。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アルコ
キシ基及びアミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC
1-6アルキル基で置換されてもよい。)から選ばれる1
乃至3個の置換基で置換されてもよい。}、又は k.−SOmR7[ここでR7は、 ・水素原子、 ・C1-6アルキル基{該アルキル基は、ハロゲン原子、
水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C1-6ア
ルコキシ)カルボニル基及びアミノ基(該アミノ基は1
又は2個のC1-6アルキル基で置換されてもよい。)か
ら選ばれる1乃至3個の置換基で置換されてもよ
い。}、 ・水酸基、 ・アミノ基[該アミノ基は、C1-6アルキル基、C1-7ア
シル基及び(C1-6アルコキシ)カルボニル基{これら
アルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基は、ア
ミノ基、水酸基、カルボキシ基、アシルオキシ基、−S
O3H、−PO3H2、−OSO3H、−OPO3H2、−O
CO−アミノ酸残基 (該−OCO−アミノ酸残基は、
−OPO3H2 又は糖残基で置換されてもよい。)及び
糖残基から選ばれる置換基で置換されてもよい。}から
選ばれる1又は2個の置換基で置換されてもよい。]、 ・アリール基{該アリール基は、C1-6アルキル基(該
アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換されて
もよい。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アルコキシ
基、アミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC1-6アル
キル基で置換されてもよい。)から選ばれる1乃至3個
の置換基で置換されてもよい。}を表し;mは0〜2の
整数を表す。]を表し;R2は、 a.水素原子、 b.ハロゲン原子、 c.C1-6アルキル基{該アルキル基は、ハロゲン原
子、水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、アミノ基(該アミノ基
は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されてもよ
い。)から選ばれる置換基で置換されてもよい。}、 d.C3-7シクロアルキル基、 e.カルボキシ基、 f.(C1-6アルコキシ)カルボニル基、 g.(C3-7シクロアルキル)オキシカルボニル基、 h.カルバモイル基(該カルバモイル基は、1又は2個
のC1-6アルキル基で置換されてもよい。)、 i.C1-7アシル基、 j.アリール基、又は k.窒素原子,酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃
至4個のヘテロ原子を環内に有する3乃至7員の複素環
{該複素環及び前記jのアリール基は、C1-6アルキル
基(該アルキル基は1乃至3個のハロゲン原子で置換さ
れてもよい。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アルコ
キシ基、アミノ基(該アミノ基は1又は2個のC1-6ア
ルキル基で置換されてもよい。)から選ばれる1乃至3
個の置換基で置換されてもよい。}を表し;R3は、 a.アミノ基{該アミノ基は、C1-6アルキル基、C1-7
アシル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及びC1-6
アルキルスルホニル基、(これらアルキル基、アシル
基、アルコキシカルボニル基及びアルキルスルホニル基
は、アミノ基、水酸基、カルボキシ基、−SO3H、−
PO3H2、−OSO3H、−OPO3H2 から選ばれる
置換基で置換されてもよい。)から選ばれる1又は2個
の置換基で置換されてもよい。}、 b.アリールスルホニルアミノ基{該アリールスルホニ
ルアミノ基は、ハロゲン原子、C1-6アルキル基(該ア
ルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換されても
よい。)、アミノ基(該アミノ基は1又は2個のC1-6ア
ルキル基で置換されてもよい。)から選ばれる置換基で
1乃至3置換されてもよい。}、 c.−SO3H、 d.−PO3H2 、又は e.−OR8[ここでR8は、 ・水素原子、 ・C1-6アルキル基{該アルキル基は、ハロゲン原子、
水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C1-6ア
ルコキシ)カルボニル基、アシルオキシ基、アミノ基
(該アミノ基は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換
されてもよい。)、−OCO−アミノ酸残基 (該−O
CO−アミノ酸残基は、−OPO3H2 又は糖残基で置
換されてもよい。)及び糖残基から選ばれる1乃至3個
の置換基で置換されてもよい。}、 ・アミノ酸残基、 ・−CO−アミノ酸残基(該−CO−アミノ酸残基及び
前記アミノ酸残基は、−OPO3H2 又は糖残基で置換
されてもよい。)、 ・−SO3H、 ・−PO3H2、又は ・−X1−X2−R11 [ここでX1は、 ・−CO−、 ・−CO2−、又は ・−CONH− を表し;X2は、 ・C1-6アルキレン、 ・C1-6アルケニレン、 ・アリーレン、 ・窒素原子,酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃至
4個のヘテロ原子を環内に有する3乃至7員の複素環、
又は ・−(OCH2CH2)n− (ここでnは0〜8の整数を
表す。)を表し;R11は、 ・水素原子、 ・ハロゲン原子、 ・C1-6アルキル基(該アルキル基は、アミノ基で置換
されてもよい。)、 ・水酸基、 ・C1-6アルコキシ基、 ・カルボキシ基、 ・アミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC1-6アルキ
ル基で置換されてもよい。)、 ・アミノ酸残基、 ・−O−アミノ酸残基 {該−O−アミノ酸残基及び前
記アミノ酸残基は、C1-7アシル基(該アシル基は、ア
ミノ基で置換されてもよい。)及び −OPO3H2 か
ら選ばれる置換基で置換されてもよい。}、 ・−OSO3H、又は ・−OPO3H2 を表す。]を表し;R4は、 a.水素原子、 b.ハロゲン原子、 c.C1-6アルキル基{該アルキル基は、ハロゲン原
子、水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、アミノ基(該アミノ基
は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されてもよ
い。)、アリールオキシ基及びアラルキルオキシ基から
選ばれる1乃至3個の置換基で置換されてもよい。}、 d.C1-6アルコキシ基、 e.カルボキシ基、 f.(C1-6アルコキシ)カルボニル基、 g.C1-7アシル基、 h.C1-6アルキルスルホニル基、 i.アリール基、又は j.アラルキル基{該アラルキル基及び前記iのアリー
ル基は、C1-6アルキル基(該アルキル基は、1乃至3
個のハロゲン原子で置換されてもよい。)、C3-7シクロ
アルキル基、C1-6アルコキシ基又はアミノ基(該アミ
ノ基は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されても
よい。)から選ばれる1乃至3個の置換基で置換されて
もよい。}を表し;R5、R6は、それぞれ独立に a.水素原子、 b.C1-6アルキル基[該アルキル基は、ハロゲン原
子、水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、C1-7アシルオキシ基、
アリールオキシ基及びアラルキルオキシ基{該アリール
オキシ基及びアラルキルオキシ基は、C1-6アルキル基
(該アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換さ
れてもよい。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アルコ
キシ基アミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC1-6ア
ルキル基で置換されてもよい。)から選ばれる1乃至3
個の置換基で置換されてもよい。}から選ばれる1乃至
3個の置換基で置換されてもよい。]、 c.C3-7シクロアルキル基、 d.カルボキシ基、 e.C1-6アルコキシ)カルボニル基、 f.C1-6アルキルスルホニル基、 g.アミノ基、 h.カルバモイル基(該カルバモイル基及び前記gのア
ミノ基は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されて
もよい。)、 i.C1-7アシル基、 j.アリール基、又は k.アラルキル基{該アラルキル基及び前記jのアリー
ル基は、C1-6アルキル基(該アルキル基は、1乃至3
個のハロゲン原子で置換されてもよい。)、C3-7シクロ
アルキル基、C1-6アルコキシ基、アミノ基(該アミノ
基は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されてもよ
い。)から選ばれる1乃至3個の置換基で置換されても
よい。}を表し;R9、R10は、それぞれ独立に a.水素原子、 b.C1-6アルキル基{該アルキル基は、ハロゲン原
子、水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、アミノ基(該アミノ基
は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されてもよ
い。)から選ばれる1乃至3個の置換基で置換されても
よい。}、 c.水酸基、 d.C1-6アルコキシ基、 e.C1-7アシル基、 f.C1-6アルキルスルホニル基、 g.アリール基、又は h.窒素原子,酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃
至4個のヘテロ原子を環内に有する3乃至7員の複素環
{該複素環及び前記gのアリール基は、C1-6アルキル
基(該アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換
されてもよい。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アル
コキシ基、アミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC
1-6アルキル基で置換されてもよい。)から選ばれる1
乃至3個の置換基で置換されてもよい。}を表し;
【化21】
を表す。但し、R5とR6のいずれか1つがメチル基であ
り、且つR1とR2が同時にメチル基である場合、又はR
4、R5及びR6が同時に水素原子である場合を除く。〕
で示される化合物若しくはそのプロドラッグ、又はその
塩若しくはその溶媒和物。
り、且つR1とR2が同時にメチル基である場合、又はR
4、R5及びR6が同時に水素原子である場合を除く。〕
で示される化合物若しくはそのプロドラッグ、又はその
塩若しくはその溶媒和物。
【0019】(2) 一般式〔II〕
【化22】
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6、
【化23】
はそれぞれ上記(1)に記載の定義を表す。〕で示され
る化合物若しくはそのプロドラッグ、又はその塩若しく
はその溶媒和物。
る化合物若しくはそのプロドラッグ、又はその塩若しく
はその溶媒和物。
【0020】(3) 一般式〔II〕において、
【化24】
であり;R1が、−SOmR7 (R7は請求項1に記載の
定義を表す。)であり;R2が、(C1-6アルコキシ)カ
ルボニル基又は窒素原子,酸素原子及び硫黄原子から選
ばれる1乃至4個のヘテロ原子を環内に有する3乃至7
員の複素環{該複素環は、C1-6アルキル基(該アルキ
ル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換されてもよ
い。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アルコキシ基、
アミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC1-6アルキル
基で置換されてもよい。)から選ばれる1乃至3個の置
換基で置換されてもよい。}であり;R3が、−OR8
(R8は請求項1に記載の定義を表す。)であり;R
5が、C1-6アルキル基[該アルキル基は、ハロゲン原
子、水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、アリールオキシ基及び
アラルキルオキシ基{該アリールオキシ基及びアラルキ
ルオキシ基は、C 1-6アルキル基(該アルキル基は、1
乃至3個のハロゲン原子で置換されてもよい。)、C3-7
シクロアルキル基、C1-6アルコキシ基、アミノ基(該
アミノ基は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換され
てもよい。)から選ばれる1乃至3個の置換基で置換さ
れてもよい。}から選ばれる1乃至3個の置換基で置換
されてもよい。]、又はC3-7シクロアルキル基であ
り;R6が、水素原子又はC1-6アルキル基である上記
(2)に記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又は
その塩若しくはその溶媒和物。
定義を表す。)であり;R2が、(C1-6アルコキシ)カ
ルボニル基又は窒素原子,酸素原子及び硫黄原子から選
ばれる1乃至4個のヘテロ原子を環内に有する3乃至7
員の複素環{該複素環は、C1-6アルキル基(該アルキ
ル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換されてもよ
い。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アルコキシ基、
アミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC1-6アルキル
基で置換されてもよい。)から選ばれる1乃至3個の置
換基で置換されてもよい。}であり;R3が、−OR8
(R8は請求項1に記載の定義を表す。)であり;R
5が、C1-6アルキル基[該アルキル基は、ハロゲン原
子、水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、アリールオキシ基及び
アラルキルオキシ基{該アリールオキシ基及びアラルキ
ルオキシ基は、C 1-6アルキル基(該アルキル基は、1
乃至3個のハロゲン原子で置換されてもよい。)、C3-7
シクロアルキル基、C1-6アルコキシ基、アミノ基(該
アミノ基は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換され
てもよい。)から選ばれる1乃至3個の置換基で置換さ
れてもよい。}から選ばれる1乃至3個の置換基で置換
されてもよい。]、又はC3-7シクロアルキル基であ
り;R6が、水素原子又はC1-6アルキル基である上記
(2)に記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又は
その塩若しくはその溶媒和物。
【0021】(4) 上記(1)乃至(3)のいずれか
1つに記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又はそ
の塩若しくはその溶媒和物を有効成分として含有してな
る医薬組成物。
1つに記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又はそ
の塩若しくはその溶媒和物を有効成分として含有してな
る医薬組成物。
【0022】(5) 上記(1)乃至(3)のいずれか
1つに記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又はそ
の塩若しくはその溶媒和物を有効成分として含有してな
るTPO受容体作動薬。
1つに記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又はそ
の塩若しくはその溶媒和物を有効成分として含有してな
るTPO受容体作動薬。
【0023】(6) 上記(1)乃至(3)のいずれか
1つに記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又はそ
の塩若しくはその溶媒和物を有効成分として含有してな
る血球増多薬。
1つに記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又はそ
の塩若しくはその溶媒和物を有効成分として含有してな
る血球増多薬。
【0024】(7) 上記(1)乃至(3)のいずれか
1つに記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又はそ
の塩若しくはその溶媒和物を有効成分として含有してな
る造血幹細胞の分化増殖剤。
1つに記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又はそ
の塩若しくはその溶媒和物を有効成分として含有してな
る造血幹細胞の分化増殖剤。
【0025】(8) 幹細胞因子(SCL)、インター
ロイキン−3(IL−3)又はflk2/flt3リガ
ンド(FL)との併用のための上記(7)記載の造血幹
細胞の分化増殖剤。
ロイキン−3(IL−3)又はflk2/flt3リガ
ンド(FL)との併用のための上記(7)記載の造血幹
細胞の分化増殖剤。
【0026】(9) 上記(1)乃至(3)のいずれか
1つに記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又はそ
の塩若しくはその溶媒和物を有効成分として含有してな
る血小板増多薬。
1つに記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又はそ
の塩若しくはその溶媒和物を有効成分として含有してな
る血小板増多薬。
【0027】(10) 幹細胞因子(SCL)、又はイ
ンターロイキン−3(IL−3)との併用のための上記
(9)記載の血小板増多薬。
ンターロイキン−3(IL−3)との併用のための上記
(9)記載の血小板増多薬。
【0028】(11) 上記(1)乃至(3)のいずれ
か1つに記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又は
その塩若しくはその溶媒和物を有効成分として含有して
なるエリスロポエチン(EPO)との併用のための赤血
球増多薬。
か1つに記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又は
その塩若しくはその溶媒和物を有効成分として含有して
なるエリスロポエチン(EPO)との併用のための赤血
球増多薬。
【0029】(12) 上記(1)乃至(3)のいずれ
か1つに記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又は
その塩若しくはその溶媒和物を有効成分として含有して
なる血小板減少症治療薬。
か1つに記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又は
その塩若しくはその溶媒和物を有効成分として含有して
なる血小板減少症治療薬。
【0030】(13) 上記(1)乃至(3)のいずれ
か1つに記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又は
その塩若しくはその溶媒和物の存在下に臍帯血を培養す
ることを特徴とする臍帯血の分化増殖方法。
か1つに記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又は
その塩若しくはその溶媒和物の存在下に臍帯血を培養す
ることを特徴とする臍帯血の分化増殖方法。
【0031】(14) 幹細胞因子(SCL)、又はイ
ンターロイキン−3(IL−3)との存在下で臍帯血を
培養することを特徴とする上記(13)の臍帯血分化増
殖方法。
ンターロイキン−3(IL−3)との存在下で臍帯血を
培養することを特徴とする上記(13)の臍帯血分化増
殖方法。
【0032】本明細書において使用する用語の定義は次
の通りである。「ハロゲン原子」とは、フッ素原子、塩
素原子、臭素原子又はヨウ素原子であり、好ましくはフ
ッ素原子、塩素原子又は臭素原子である。
の通りである。「ハロゲン原子」とは、フッ素原子、塩
素原子、臭素原子又はヨウ素原子であり、好ましくはフ
ッ素原子、塩素原子又は臭素原子である。
【0033】「C1-6アルキル基」とは、炭素数1乃至
6個の直鎖又は分枝鎖アルキル基を表し、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチ
ル基、ペンチル基、イソペンチル基、tert−ペンチ
ル基又はヘキシル基等が挙げられ、好ましくは炭素数1
乃至4個のメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基及
びtert−ブチル基から選ばれるC1-4アルキル基で
ある。
6個の直鎖又は分枝鎖アルキル基を表し、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチ
ル基、ペンチル基、イソペンチル基、tert−ペンチ
ル基又はヘキシル基等が挙げられ、好ましくは炭素数1
乃至4個のメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基及
びtert−ブチル基から選ばれるC1-4アルキル基で
ある。
【0034】「C3-7シクロアルキル基」とは、炭素数
3乃至7個の環状アルキル基を表し、例えばシクロプロ
ピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘ
キシル基又はシクロへプチル基等が挙げられ、好ましく
はシクロプロピル基、シクロブチル基及びシクロペンチ
ル基から選ばれるC3-5シクロアルキル基である。
3乃至7個の環状アルキル基を表し、例えばシクロプロ
ピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘ
キシル基又はシクロへプチル基等が挙げられ、好ましく
はシクロプロピル基、シクロブチル基及びシクロペンチ
ル基から選ばれるC3-5シクロアルキル基である。
【0035】「C1-6アルコキシ基」とは、炭素数1乃
至6個の直鎖又は分枝鎖アルコキシ基を表し、例えばメ
トキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ
基、ブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブト
キシ基、ペンチルオキシ基、tert−ペンチルオキシ
基又はヘキシルオキシ基等が挙げられ、好ましくはメト
キシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ
基、ブトキシ基、sec−ブトキシ基又はtert−ブ
トキシ基から選ばれるC1-4アルコキシ基である。
至6個の直鎖又は分枝鎖アルコキシ基を表し、例えばメ
トキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ
基、ブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブト
キシ基、ペンチルオキシ基、tert−ペンチルオキシ
基又はヘキシルオキシ基等が挙げられ、好ましくはメト
キシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ
基、ブトキシ基、sec−ブトキシ基又はtert−ブ
トキシ基から選ばれるC1-4アルコキシ基である。
【0036】「(C1-6アルコキシ)カルボニル基」と
は、C1-6アルコキシ部が前記「C1- 6アルコキシ基」で
示したアルコキシカルボニル基を表し、例えばメトキシ
カルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカル
ボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカル
ボニル基、イソブトキシカルボニル基、sec−ブトキ
シカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基、ペ
ンチルオキシカルボニル基又はヘキシルオキシカルボニ
ル基等が挙げられる。好ましくはメトキシカルボニル
基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、
イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、
sec−ブトキシカルボニル基又はtert−ブトキシ
カルボニル基から選ばれる(C1-4アルコキシ)カルボ
ニル基である。
は、C1-6アルコキシ部が前記「C1- 6アルコキシ基」で
示したアルコキシカルボニル基を表し、例えばメトキシ
カルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカル
ボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカル
ボニル基、イソブトキシカルボニル基、sec−ブトキ
シカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基、ペ
ンチルオキシカルボニル基又はヘキシルオキシカルボニ
ル基等が挙げられる。好ましくはメトキシカルボニル
基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、
イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、
sec−ブトキシカルボニル基又はtert−ブトキシ
カルボニル基から選ばれる(C1-4アルコキシ)カルボ
ニル基である。
【0037】「(C3-7シクロアルキル)オキシカルボ
ニル基」とは、シクロアルキル部位が前記「C3-7シク
ロアルキル基」であるシクロアルキルオキシカルボニル
基であり、例えばシクロプロピルオキシカルボニル基、
シクロブトキシカルボニル基、シクロペンチルオキシカ
ルボニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル基又はシ
クロへプチルオキシカルボニル基等である。好ましくは
炭素数3乃至5のシクロアルキル基を有するシクロプロ
ピルオキシカルボニル基、シクロブトキシカルボニル基
又はシクロペンチルオキシカルボニル基である。
ニル基」とは、シクロアルキル部位が前記「C3-7シク
ロアルキル基」であるシクロアルキルオキシカルボニル
基であり、例えばシクロプロピルオキシカルボニル基、
シクロブトキシカルボニル基、シクロペンチルオキシカ
ルボニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル基又はシ
クロへプチルオキシカルボニル基等である。好ましくは
炭素数3乃至5のシクロアルキル基を有するシクロプロ
ピルオキシカルボニル基、シクロブトキシカルボニル基
又はシクロペンチルオキシカルボニル基である。
【0038】「C1-7アシル基」とは、炭素数1乃至7
個のアルカノイル基又はアロイル基を表し、ホルミル
基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、ピバロ
イル基又はベンゾイル基等が挙げられる。好ましくはホ
ルミル基、アセチル基、ピバロイル基又はベンゾイル基
である。
個のアルカノイル基又はアロイル基を表し、ホルミル
基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、ピバロ
イル基又はベンゾイル基等が挙げられる。好ましくはホ
ルミル基、アセチル基、ピバロイル基又はベンゾイル基
である。
【0039】「C1-7アシルオキシ基」とは、炭素数1
乃至7個のアルカノイルオキシ基又はアロイルオキシ基
を表し、ホルミルオキシ基、アセチルオキシ基、プロピ
オニルオキシ基、ブチリルオキシ基、ピバロイルオキシ
基又はベンゾイルオキシ基等が挙げられる。好ましくは
ホルミルオキシ基、アセチルオキシ基、ピバロイルオキ
シ基又はベンゾイルオキシ基である。
乃至7個のアルカノイルオキシ基又はアロイルオキシ基
を表し、ホルミルオキシ基、アセチルオキシ基、プロピ
オニルオキシ基、ブチリルオキシ基、ピバロイルオキシ
基又はベンゾイルオキシ基等が挙げられる。好ましくは
ホルミルオキシ基、アセチルオキシ基、ピバロイルオキ
シ基又はベンゾイルオキシ基である。
【0040】「C1-6アルキルスルホニル基」とは、炭
素数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖アルキルスルホニル基
を表し、例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル
基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル
基、sec−ブチルスルホニル基、ブチルスルホニル
基、tert−ブチルスルホニル基、ペンチルスルホニ
ル基、tert−ペンチルスルホニル基又はヘキシルス
ルホニル基等であり、好ましくは炭素数1乃至4個のメ
チルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスル
ホニル基、イソプロピルスルホニル基、ブチルスルホニ
ル基、sec−ブチルスルホニル基及びtert−ブチ
ルスルホニル基から選ばれるC1-4アルキルスルホニル
基である。
素数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖アルキルスルホニル基
を表し、例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル
基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル
基、sec−ブチルスルホニル基、ブチルスルホニル
基、tert−ブチルスルホニル基、ペンチルスルホニ
ル基、tert−ペンチルスルホニル基又はヘキシルス
ルホニル基等であり、好ましくは炭素数1乃至4個のメ
チルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスル
ホニル基、イソプロピルスルホニル基、ブチルスルホニ
ル基、sec−ブチルスルホニル基及びtert−ブチ
ルスルホニル基から選ばれるC1-4アルキルスルホニル
基である。
【0041】「アリール基」とは、炭素数6乃至12個
の芳香族炭化水素基であり、一部飽和されていてもよ
い。例えば、フェニル基、ビフェニル基、インデニル基
又はナフチル等が挙げられ、好ましくはフェニル基又は
ナフチル基であり、特に好ましくはフェニル基である。
これらアリール基の結合手の位置や置換基を有する場合
の置換基の位置は化学的に許容されるならば、特に限定
されるものではない。
の芳香族炭化水素基であり、一部飽和されていてもよ
い。例えば、フェニル基、ビフェニル基、インデニル基
又はナフチル等が挙げられ、好ましくはフェニル基又は
ナフチル基であり、特に好ましくはフェニル基である。
これらアリール基の結合手の位置や置換基を有する場合
の置換基の位置は化学的に許容されるならば、特に限定
されるものではない。
【0042】「アリールオキシ基」とは、前記「アリー
ル基」が酸素原子を介して結合した基を表し、例えばフ
ェニルオキシ基、ビフェニルオキシ基、インデニルオキ
シ基又はナフチルオキシ等が挙げられ、好ましくはフェ
ニルオキシ基又はナフチルオキシ基であり、特に好まし
くはフェニルオキシ基である。これらアリールオキシ基
が置換基を有する場合、該置換基の位置は化学的に許容
されるならば、特に限定されるものではない。
ル基」が酸素原子を介して結合した基を表し、例えばフ
ェニルオキシ基、ビフェニルオキシ基、インデニルオキ
シ基又はナフチルオキシ等が挙げられ、好ましくはフェ
ニルオキシ基又はナフチルオキシ基であり、特に好まし
くはフェニルオキシ基である。これらアリールオキシ基
が置換基を有する場合、該置換基の位置は化学的に許容
されるならば、特に限定されるものではない。
【0043】「アラルキル基」とは、前記「アリール
基」が前記「C1-6アルキル基」に置換したアリールア
ルキル基を表し、例えばベンジル基、フェネチル基、3
−フェニルプロピル基、4−フェニルブチル基、5−フ
ェニルペンチル基、6−フェニルヘキシル基、1−ナフ
チルメチル基又は2−ナフチルメチル基等が挙げられ
る。好ましくは「アリール」部がフェニルであり、「ア
ルキル」部がメチル又はエチルであるベンジル基又はフ
ェネチル基等のフェニルC1-2アルキル基である。
基」が前記「C1-6アルキル基」に置換したアリールア
ルキル基を表し、例えばベンジル基、フェネチル基、3
−フェニルプロピル基、4−フェニルブチル基、5−フ
ェニルペンチル基、6−フェニルヘキシル基、1−ナフ
チルメチル基又は2−ナフチルメチル基等が挙げられ
る。好ましくは「アリール」部がフェニルであり、「ア
ルキル」部がメチル又はエチルであるベンジル基又はフ
ェネチル基等のフェニルC1-2アルキル基である。
【0044】「アラルキルオキシ基」とは、前記「アリ
ール基」が、前記「C1-6アルコキシ基」に置換した基
を表し、例えばベンジルオキシ基、ベンズヒドリルオキ
シ基、トリチルオキシ基、フェネチルオキシ基、3−フ
ェニルプロポキシ基、2−フェニルプロポキシ基、4−
フェニルブトキシ基、インデニルメトキシ基、ナフチル
メトキシ基、2−ナフチルエトキシ基、4−ビフェニル
メトキシ基、3−(4−ビフェニル)プロポキシ基、
2,3−ジヒドロインデニルメトキシ基又は1,2,
3,4−テトラヒドロナフチルメトキシ基等が挙げられ
る。好ましくはベンジルオキシ基及びフェネチルオキシ
基から選ばれるアラルキルオキシ基である。
ール基」が、前記「C1-6アルコキシ基」に置換した基
を表し、例えばベンジルオキシ基、ベンズヒドリルオキ
シ基、トリチルオキシ基、フェネチルオキシ基、3−フ
ェニルプロポキシ基、2−フェニルプロポキシ基、4−
フェニルブトキシ基、インデニルメトキシ基、ナフチル
メトキシ基、2−ナフチルエトキシ基、4−ビフェニル
メトキシ基、3−(4−ビフェニル)プロポキシ基、
2,3−ジヒドロインデニルメトキシ基又は1,2,
3,4−テトラヒドロナフチルメトキシ基等が挙げられ
る。好ましくはベンジルオキシ基及びフェネチルオキシ
基から選ばれるアラルキルオキシ基である。
【0045】「アリールスルホニルアミノ基」とは、前
記「アリール基」がスルホニルアミノ基に結合した基を
表し、例えばフェニルスルホニルアミノ基、ビフェニル
スルホニルアミノ基、インデニルスルホニルアミノ基又
はナフチルスルホニルアミノ等が挙げられ、好ましくは
フェニルスルホニルアミノ基又はナフチルスルホニルア
ミノ基であり、特に好ましくはフェニルスルホニルアミ
ノ基である。これらアリールスルホニルアミノ基が置換
基を有する場合、該置換基の位置は化学的に許容される
ならば、特に限定されるものではない。
記「アリール基」がスルホニルアミノ基に結合した基を
表し、例えばフェニルスルホニルアミノ基、ビフェニル
スルホニルアミノ基、インデニルスルホニルアミノ基又
はナフチルスルホニルアミノ等が挙げられ、好ましくは
フェニルスルホニルアミノ基又はナフチルスルホニルア
ミノ基であり、特に好ましくはフェニルスルホニルアミ
ノ基である。これらアリールスルホニルアミノ基が置換
基を有する場合、該置換基の位置は化学的に許容される
ならば、特に限定されるものではない。
【0046】「窒素原子,酸素原子及び硫黄原子から選
ばれるヘテロ原子を1乃至4個環内に有する3乃至7員
の複素環」とは、飽和環であっても不飽和環であっても
よく、例えばチオフェン、ジヒドロチオフェン、フラ
ン、ジヒドロフラン、ピロール、ピロリン、イミダゾー
ル、イミダゾリン、ピラゾール、ピラゾリン、チアゾー
ル、チアゾリン、イソチアゾール、イソチアゾリン、オ
キサゾール、オキサゾリン、イソオキサゾール、イソオ
キサゾリン、トリアゾール、トリアゾリン、チアジアゾ
ール、チアジアゾリン、オキサジアゾール、オキサジア
ゾリン、ジチアゾール、ジチアゾリン、ジオキサゾー
ル、ジオキサゾリン等の不飽和5員環;ピリジン、ピラ
ジン、ピリミジン、ピラン等の不飽和6員環;アゼピ
ン、チエピン、オキセピン、ジアゼピン、チアゼピン、
オキサゼピン、トリアゼピン、チアジアゼピン、オキサ
ジアゼピン等の不飽和7員環;アジリジン、オキシラン
等の飽和3員環;アゼチジン、オキセタン等の飽和4員
環;ピロリジン、オキソラン、ジオキソラン、チオラ
ン、ジチオラン、ピラゾリジン、イミダゾリジン、オキ
サゾリジン、チアゾリジン、イソオキサゾリジン、イソ
チアゾリジン等の飽和5員環;ピペリジン、オキサン、
チアン、ピペラジン、モルホリン、チオモルホリン、ジ
オキサン、ジチアン等の飽和6員環;ヘキサヒドロアゼ
ピン、テトラヒドロオキサゼピン、テトラヒドロチアゼ
ピン、ヘキサヒドロジアゼピン等の飽和7員環が挙げら
れる。これら複素環の環内でのヘテロ原子の位置、結合
手の位置及び置換基を有する場合の置換基の位置は化学
的に許容されるならば、特に限定されるものではない。
ばれるヘテロ原子を1乃至4個環内に有する3乃至7員
の複素環」とは、飽和環であっても不飽和環であっても
よく、例えばチオフェン、ジヒドロチオフェン、フラ
ン、ジヒドロフラン、ピロール、ピロリン、イミダゾー
ル、イミダゾリン、ピラゾール、ピラゾリン、チアゾー
ル、チアゾリン、イソチアゾール、イソチアゾリン、オ
キサゾール、オキサゾリン、イソオキサゾール、イソオ
キサゾリン、トリアゾール、トリアゾリン、チアジアゾ
ール、チアジアゾリン、オキサジアゾール、オキサジア
ゾリン、ジチアゾール、ジチアゾリン、ジオキサゾー
ル、ジオキサゾリン等の不飽和5員環;ピリジン、ピラ
ジン、ピリミジン、ピラン等の不飽和6員環;アゼピ
ン、チエピン、オキセピン、ジアゼピン、チアゼピン、
オキサゼピン、トリアゼピン、チアジアゼピン、オキサ
ジアゼピン等の不飽和7員環;アジリジン、オキシラン
等の飽和3員環;アゼチジン、オキセタン等の飽和4員
環;ピロリジン、オキソラン、ジオキソラン、チオラ
ン、ジチオラン、ピラゾリジン、イミダゾリジン、オキ
サゾリジン、チアゾリジン、イソオキサゾリジン、イソ
チアゾリジン等の飽和5員環;ピペリジン、オキサン、
チアン、ピペラジン、モルホリン、チオモルホリン、ジ
オキサン、ジチアン等の飽和6員環;ヘキサヒドロアゼ
ピン、テトラヒドロオキサゼピン、テトラヒドロチアゼ
ピン、ヘキサヒドロジアゼピン等の飽和7員環が挙げら
れる。これら複素環の環内でのヘテロ原子の位置、結合
手の位置及び置換基を有する場合の置換基の位置は化学
的に許容されるならば、特に限定されるものではない。
【0047】「C1-6アルキレン」とは、炭素数1乃至
6個のアルキレンを表し、例えばメチレン、エチレン、
プロピレン、ブチレン、ペンチレン又はヘキシレン等が
挙げられる。好ましくはメチレン、エチレン、プロピレ
ン又はブチレンから選ばれるC1-4アルキレン基であ
る。
6個のアルキレンを表し、例えばメチレン、エチレン、
プロピレン、ブチレン、ペンチレン又はヘキシレン等が
挙げられる。好ましくはメチレン、エチレン、プロピレ
ン又はブチレンから選ばれるC1-4アルキレン基であ
る。
【0048】「C1-6アルケニレン基」とは、炭素数2
乃至6個のアルケニレンを表し、例えばビニレン、1−
プロペニレン、2−プロペニレン、1−ブテニレン、2
−ブテニレン、3−ブテニレン、1−ペンテニレン、2
−ペンテニレン、3−ペンテニレン、4−ペンテニレ
ン、1−ヘキセニレン、2−ヘキセニレン、3−ヘキセ
ニレン、4−ヘキセニレン又は5−ヘキセニレン等が挙
げられる。好ましくはビニレン、1−プロペニレン又は
2−プロペニレンから選ばれるC1-6アルキニレン基で
ある。
乃至6個のアルケニレンを表し、例えばビニレン、1−
プロペニレン、2−プロペニレン、1−ブテニレン、2
−ブテニレン、3−ブテニレン、1−ペンテニレン、2
−ペンテニレン、3−ペンテニレン、4−ペンテニレ
ン、1−ヘキセニレン、2−ヘキセニレン、3−ヘキセ
ニレン、4−ヘキセニレン又は5−ヘキセニレン等が挙
げられる。好ましくはビニレン、1−プロペニレン又は
2−プロペニレンから選ばれるC1-6アルキニレン基で
ある。
【0049】「アリーレン」とは、炭素数6乃至12個
からなる2価の芳香族炭化水素基であり、一部飽和され
ていてもよい。例えば、フェニレン、ビフェニレン、イ
ンデニレン又はナフチレンが挙げられ、好ましくはフェ
ニレン又はナフチレンであり、特に好ましくはフェニレ
ンである。これらアリーレンの結合手の位置や置換基を
有する場合の置換基の位置は化学的に許容されるなら
ば、特に限定されるものではない。
からなる2価の芳香族炭化水素基であり、一部飽和され
ていてもよい。例えば、フェニレン、ビフェニレン、イ
ンデニレン又はナフチレンが挙げられ、好ましくはフェ
ニレン又はナフチレンであり、特に好ましくはフェニレ
ンである。これらアリーレンの結合手の位置や置換基を
有する場合の置換基の位置は化学的に許容されるなら
ば、特に限定されるものではない。
【0050】「アミノ酸残基」とは、アラニン、アルギ
ニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グ
ルタミン、グルタミン酸、グリシン、ヒスチジン、イソ
ロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルア
ラニン、フェニルグリシン、プロリン、セリン、スレオ
ニン、トリプトファン、チロシン又はバリン等が挙げら
れる。好ましくはアラニン、グリシン、グルタミン酸又
はリジンである。アミノ酸残基の結合位置及び置換基を
有する場合の置換基の位置は化学的に許容されるならば
特に限定されるものではなく、側鎖であってもよいが、
好ましくはカルボキシ基又はアミノ基との結合が好まし
い。
ニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グ
ルタミン、グルタミン酸、グリシン、ヒスチジン、イソ
ロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルア
ラニン、フェニルグリシン、プロリン、セリン、スレオ
ニン、トリプトファン、チロシン又はバリン等が挙げら
れる。好ましくはアラニン、グリシン、グルタミン酸又
はリジンである。アミノ酸残基の結合位置及び置換基を
有する場合の置換基の位置は化学的に許容されるならば
特に限定されるものではなく、側鎖であってもよいが、
好ましくはカルボキシ基又はアミノ基との結合が好まし
い。
【0051】「−O−アミノ酸残基」とは、アミノ酸が
酸素原子を介して結合した基を表し、該アミノ酸は前記
「アミノ酸残基」で挙げたものが挙げられる。好ましく
は−O−アラニン、−O−グルタミン酸又は−O−リジ
ンである。アミノ酸残基と酸素原子の結合位置及び置換
基を有する場合の置換基の位置は化学的に許容されるな
らば特に限定されるものではなく、側鎖であってもよ
い。好ましい結合はカルボシ基の水酸基と酸素原子が置
換した結合であり、置換基の位置は他の官能基である。
酸素原子を介して結合した基を表し、該アミノ酸は前記
「アミノ酸残基」で挙げたものが挙げられる。好ましく
は−O−アラニン、−O−グルタミン酸又は−O−リジ
ンである。アミノ酸残基と酸素原子の結合位置及び置換
基を有する場合の置換基の位置は化学的に許容されるな
らば特に限定されるものではなく、側鎖であってもよ
い。好ましい結合はカルボシ基の水酸基と酸素原子が置
換した結合であり、置換基の位置は他の官能基である。
【0052】「−CO−アミノ酸残基」とは、アミノ酸
がカルボニル基を介して結合した基を表し、該アミノ酸
は前記「アミノ酸残基」で挙げたものが挙げられる。ア
ミノ酸残基とカルボニル基の結合位置及び置換基を有す
る場合の置換基の位置は化学的に許容されるならば特に
限定されるものではなく、側鎖であってもよい。好まし
結合位置はアミノ基との結合であり、置換基の位置は他
の官能基である。
がカルボニル基を介して結合した基を表し、該アミノ酸
は前記「アミノ酸残基」で挙げたものが挙げられる。ア
ミノ酸残基とカルボニル基の結合位置及び置換基を有す
る場合の置換基の位置は化学的に許容されるならば特に
限定されるものではなく、側鎖であってもよい。好まし
結合位置はアミノ基との結合であり、置換基の位置は他
の官能基である。
【0053】「−OCO−アミノ酸残基」とは、アミノ
酸が−OC(=O)−を介して結合した基を表し、該アミ
ノ酸は前記「アミノ酸残基」で挙げたものが挙げられ
る。アミノ酸残基とオキシカルボニル基の結合位置及び
置換基を有する場合の置換基の位置は化学的に許容され
るならば特に限定されるものではなく、側鎖であっても
よい。好まし結合位置はアミノ基との結合であり、置換
基の位置は他の官能基である。
酸が−OC(=O)−を介して結合した基を表し、該アミ
ノ酸は前記「アミノ酸残基」で挙げたものが挙げられ
る。アミノ酸残基とオキシカルボニル基の結合位置及び
置換基を有する場合の置換基の位置は化学的に許容され
るならば特に限定されるものではなく、側鎖であっても
よい。好まし結合位置はアミノ基との結合であり、置換
基の位置は他の官能基である。
【0054】「糖残基」とは、キシロース、リボース、
アラビノース等の5炭糖、グルコース、ガラクトース、
グロース、イドース、マンノース、タロース、アロー
ス、アルトロース等の6炭糖、グルコサミン、ガラクト
サミン、N−アセチルグルコサミン、N−アセチルガラ
クトサミン等のアミノ糖及びその誘導体、グルコン酸、
グルクロン酸、ガラクトン酸、ガラクツロン酸、シアル
酸等の酸性糖等が挙げられる。これら糖残基の結合位置
は化学的に許容されるならば、特に限定されるものでは
ない。
アラビノース等の5炭糖、グルコース、ガラクトース、
グロース、イドース、マンノース、タロース、アロー
ス、アルトロース等の6炭糖、グルコサミン、ガラクト
サミン、N−アセチルグルコサミン、N−アセチルガラ
クトサミン等のアミノ糖及びその誘導体、グルコン酸、
グルクロン酸、ガラクトン酸、ガラクツロン酸、シアル
酸等の酸性糖等が挙げられる。これら糖残基の結合位置
は化学的に許容されるならば、特に限定されるものでは
ない。
【0055】化合物の「プロドラッグ」とは、化学的又
は代謝的に分解し得る基を有し、加水分解や加溶媒分解
によって、又は生理的条件下で分解することによって医
薬的に活性を示す本発明化合物の誘導体である。例え
ば、化合物の水酸基に対して−CO−アルキル、−CO
2−アルキル、−CONH−アルキル、−CO−アルケ
ニル、−CO2−アルケニル、−CONH−アルケニ
ル、−CO−アリール、−CO2−アリール、−CON
H−アリール、−CO−複素環、−CO2−複素環、−
CONH−複素環 (該アルキル、アルケニル、アリー
ル、複素環はハロゲン原子、アルキル基、水酸基、アル
コキシ基、カルボキシ基、アミノ基、アミノ酸残基、−
PO3H2、−SO3H、−OPO3H2、−OSO3H 等
で置換されてもよい。)、−CO−ポリエチレングリコ
ール残基、−CO2−ポリエチレングリコール残基、−
CO−ポリエチレングリコールモノアルキルエーテル残
基、−CO2−ポリエチレングリコールモノアルキルエ
ーテル残基又は −PO3H2等が置換したものや、化合物のアミノ基に対
して −CO−アルキル、−CO2−アルキル、−CO−アル
ケニル、−CO2−アルケニル、−CO2−アリール、−
CO−アリール、−CO−複素環、−CO2−複素環
(該アルキル、アルケニル、アリール、複素環はハロゲ
ン原子、アルキル基、水酸基、アルコキシ基、カルボキ
シ基、アミノ基、アミノ酸残基、−PO3H2、−SO3
H、−OPO3H2、−OSO3H 等で置換されてもよ
い。)、−CO−ポリエチレングリコール残基、−CO
2−ポリエチレングリコール残基、−CO−ポリエチレ
ングリコールモノアルキルエーテル残基、−CO2−ポ
リエチレングリコールモノアルキルエーテル残基又は−
PO3H2等が置換したもの、あるいは化合物のカルボキ
シ基にアルコキシ基、アリールオキシ基(該アルコキシ
基、アリールオキシ基はハロゲン原子、アルキル基、水
酸基、アルコキシ基、カルボキシ基、アミノ基、アミノ
酸残基、−PO3H2、−SO3H、−OPO3H2、−O
SO3H 等で置換されてもよい。)、ポリエチレング
リコール残基又はポリエチレングリコールモノアルキル
エーテル残基等が置換したもの挙げられる。
は代謝的に分解し得る基を有し、加水分解や加溶媒分解
によって、又は生理的条件下で分解することによって医
薬的に活性を示す本発明化合物の誘導体である。例え
ば、化合物の水酸基に対して−CO−アルキル、−CO
2−アルキル、−CONH−アルキル、−CO−アルケ
ニル、−CO2−アルケニル、−CONH−アルケニ
ル、−CO−アリール、−CO2−アリール、−CON
H−アリール、−CO−複素環、−CO2−複素環、−
CONH−複素環 (該アルキル、アルケニル、アリー
ル、複素環はハロゲン原子、アルキル基、水酸基、アル
コキシ基、カルボキシ基、アミノ基、アミノ酸残基、−
PO3H2、−SO3H、−OPO3H2、−OSO3H 等
で置換されてもよい。)、−CO−ポリエチレングリコ
ール残基、−CO2−ポリエチレングリコール残基、−
CO−ポリエチレングリコールモノアルキルエーテル残
基、−CO2−ポリエチレングリコールモノアルキルエ
ーテル残基又は −PO3H2等が置換したものや、化合物のアミノ基に対
して −CO−アルキル、−CO2−アルキル、−CO−アル
ケニル、−CO2−アルケニル、−CO2−アリール、−
CO−アリール、−CO−複素環、−CO2−複素環
(該アルキル、アルケニル、アリール、複素環はハロゲ
ン原子、アルキル基、水酸基、アルコキシ基、カルボキ
シ基、アミノ基、アミノ酸残基、−PO3H2、−SO3
H、−OPO3H2、−OSO3H 等で置換されてもよ
い。)、−CO−ポリエチレングリコール残基、−CO
2−ポリエチレングリコール残基、−CO−ポリエチレ
ングリコールモノアルキルエーテル残基、−CO2−ポ
リエチレングリコールモノアルキルエーテル残基又は−
PO3H2等が置換したもの、あるいは化合物のカルボキ
シ基にアルコキシ基、アリールオキシ基(該アルコキシ
基、アリールオキシ基はハロゲン原子、アルキル基、水
酸基、アルコキシ基、カルボキシ基、アミノ基、アミノ
酸残基、−PO3H2、−SO3H、−OPO3H2、−O
SO3H 等で置換されてもよい。)、ポリエチレング
リコール残基又はポリエチレングリコールモノアルキル
エーテル残基等が置換したもの挙げられる。
【0056】化合物又はプロドラッグの「塩」とは、塩
酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩又は硝酸塩等の
無機酸付加塩;酢酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、
グリコール酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩、シュウ酸塩、酒
石酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、フマール酸塩、メ
タンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエ
ンスルホン酸塩又はアスコルビン酸塩等の有機酸付加
塩;アスパラギン酸塩又はグルタミン酸塩等のアミノ酸
付加塩が含まれるが、これらに限定されるものではな
い。
酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩又は硝酸塩等の
無機酸付加塩;酢酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、
グリコール酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩、シュウ酸塩、酒
石酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、フマール酸塩、メ
タンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエ
ンスルホン酸塩又はアスコルビン酸塩等の有機酸付加
塩;アスパラギン酸塩又はグルタミン酸塩等のアミノ酸
付加塩が含まれるが、これらに限定されるものではな
い。
【0057】本願発明は、溶媒和物を含むものであり、
ここで化合物若しくはプロドラッグ又はそれらの塩の
「溶媒和物」とは、結晶やアモルファス等の固体状態又
は溶液中において、本発明化合物が水、アルコール等の
溶媒分子とファンデルワールス力や、静電的相互作用、
水素結合、電荷移動結合、配位結合等の比較的弱い結合
で結合したものを意味する。また、場合によっては、含
水物や含アルコール物等の固体状態中に溶媒が取り込ま
れているものであってもよい。
ここで化合物若しくはプロドラッグ又はそれらの塩の
「溶媒和物」とは、結晶やアモルファス等の固体状態又
は溶液中において、本発明化合物が水、アルコール等の
溶媒分子とファンデルワールス力や、静電的相互作用、
水素結合、電荷移動結合、配位結合等の比較的弱い結合
で結合したものを意味する。また、場合によっては、含
水物や含アルコール物等の固体状態中に溶媒が取り込ま
れているものであってもよい。
【0058】本願発明に係る一般式〔I〕及び〔II〕で
示される化合物は、種々の異性体、例えば光学異性体、
立体異性体、幾何異性体、互変異性体等が存在し得る。
本発明の範囲にはこれら全ての異性体及びそれらの混合
物が包含される。
示される化合物は、種々の異性体、例えば光学異性体、
立体異性体、幾何異性体、互変異性体等が存在し得る。
本発明の範囲にはこれら全ての異性体及びそれらの混合
物が包含される。
【0059】
【発明の実施の形態】本発明に係る一般式〔I〕で示さ
れる化合物において、A1として好ましくは
れる化合物において、A1として好ましくは
【化25】
であり、A2として好ましくは硫黄原子であり、A3とし
て好ましくはCH2であり、A4として好ましくは
て好ましくはCH2であり、A4として好ましくは
【化26】
である。pとして好ましくは1である。
【0060】また本発明に係る一般式〔I〕及び〔II〕
で示される化合物において、R1として好ましくは −SOmR7 であり、R7として好ましくはC1-6アルキ
ル基又はアミノ基であり、該アミノ基は無置換又はC
1-7アシル基置換が好ましく、該C1-7アシル基はアミノ
基置換が好ましい。mとして好ましくは2である。R2
として好ましくは(C1-6アルコキシ)カルボニル基又
は窒素原子,酸素原子及び硫黄原子から選ばれるヘテロ
原子を1乃至4個環内に有する3乃至7員の複素環であ
る。R3として好ましくは −OR8 であり、R8として好ましくは水素原子又はプ
ロドラッグ残基である。R4として好ましくは水素原子
又はC1-6アルキル基である。R5として好ましくはC
1-6アルキル基又はC3-7シクロアルキル基であり、該ア
ルキル基は無置換、ハロゲン原子で3置換又はC1-6ア
ルコキシ基若しくは(C1-6アルコキシ)カルボニル基
で1置換が好ましい。R6として好ましくは水素原子又
はC1-6アルキル基である。
で示される化合物において、R1として好ましくは −SOmR7 であり、R7として好ましくはC1-6アルキ
ル基又はアミノ基であり、該アミノ基は無置換又はC
1-7アシル基置換が好ましく、該C1-7アシル基はアミノ
基置換が好ましい。mとして好ましくは2である。R2
として好ましくは(C1-6アルコキシ)カルボニル基又
は窒素原子,酸素原子及び硫黄原子から選ばれるヘテロ
原子を1乃至4個環内に有する3乃至7員の複素環であ
る。R3として好ましくは −OR8 であり、R8として好ましくは水素原子又はプ
ロドラッグ残基である。R4として好ましくは水素原子
又はC1-6アルキル基である。R5として好ましくはC
1-6アルキル基又はC3-7シクロアルキル基であり、該ア
ルキル基は無置換、ハロゲン原子で3置換又はC1-6ア
ルコキシ基若しくは(C1-6アルコキシ)カルボニル基
で1置換が好ましい。R6として好ましくは水素原子又
はC1-6アルキル基である。
【0061】本発明化合物の
R3−N=C 部位は便宜上
【化27】
を表すが、E体であっても、Z体であってもよく、また
それらの混合物であってもよい。
それらの混合物であってもよい。
【0062】次に、本発明に係る一般式〔I〕で示され
る化合物の製造方法を具体的に説明する。しかしながら
本発明はこれらの製造方法に限定されるものでないこと
は勿論である。本発明化合物を構築するに際し、構築順
序は適宜行い易い部位から行なえばよい。また、各工程
において、反応性官能基がある場合は適宜保護、脱保護
を行えばよく、反応の進行を促進するために、例示した
試薬以外の試薬を適宜用いることができる。各工程で得
られる化合物はすべて常法で単離及び精製することがで
きるが、場合によっては単離、精製せず次の工程に進む
ことができる。単離、精製する場合の方法は、蒸留、結
晶化、再結晶、シリカゲルカラムクロマトグラフィー、
薄層クロマトグラフィー、分取HPLC等の慣用される
方法を適宜選択し、また組合わせて行なえばよい。
る化合物の製造方法を具体的に説明する。しかしながら
本発明はこれらの製造方法に限定されるものでないこと
は勿論である。本発明化合物を構築するに際し、構築順
序は適宜行い易い部位から行なえばよい。また、各工程
において、反応性官能基がある場合は適宜保護、脱保護
を行えばよく、反応の進行を促進するために、例示した
試薬以外の試薬を適宜用いることができる。各工程で得
られる化合物はすべて常法で単離及び精製することがで
きるが、場合によっては単離、精製せず次の工程に進む
ことができる。単離、精製する場合の方法は、蒸留、結
晶化、再結晶、シリカゲルカラムクロマトグラフィー、
薄層クロマトグラフィー、分取HPLC等の慣用される
方法を適宜選択し、また組合わせて行なえばよい。
【0063】工程図1
【化28】
(Xはハロゲン原子を表し、その他の各記号はそれぞれ
前記と同様の意味を表す。)
前記と同様の意味を表す。)
【0064】第1工程
Synthetic Commun., 25(16) 2449-2455 (1995)に記載の
方法に従い、ジケトン化合物(3)と化合物(4)を、
二硫化炭素とハロゲン化アルキルとともに反応させるこ
とにより、化合物(5−1)が得られる。
方法に従い、ジケトン化合物(3)と化合物(4)を、
二硫化炭素とハロゲン化アルキルとともに反応させるこ
とにより、化合物(5−1)が得られる。
【0065】第2工程
第1工程で得られる化合物(5−1)を、ジクロロメタ
ン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム等の溶媒
中、m−クロロ安息香酸、過酸化水素、過酢酸、過ヨウ
素酸ナトリウム、過マンガン酸カリウム等の酸化剤を用
いて酸化反応を行ない、ジクロロメタン、1,2−ジク
ロロエタン、クロロホルム等の溶媒中、ピリジン、トリ
エチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等
の塩基存在下でトリフルオロ酢酸無水物、無水酢酸等の
酸無水物と反応させる。さらに引き続いて、メタノー
ル、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノー
ル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン等あるい
はこれらの混合溶媒と水の混合溶媒中、過酸化水素、過
酢酸等の酸化剤を反応させることにより、化合物(5−
2)が得られる。
ン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム等の溶媒
中、m−クロロ安息香酸、過酸化水素、過酢酸、過ヨウ
素酸ナトリウム、過マンガン酸カリウム等の酸化剤を用
いて酸化反応を行ない、ジクロロメタン、1,2−ジク
ロロエタン、クロロホルム等の溶媒中、ピリジン、トリ
エチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等
の塩基存在下でトリフルオロ酢酸無水物、無水酢酸等の
酸無水物と反応させる。さらに引き続いて、メタノー
ル、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノー
ル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン等あるい
はこれらの混合溶媒と水の混合溶媒中、過酸化水素、過
酢酸等の酸化剤を反応させることにより、化合物(5−
2)が得られる。
【0066】第3工程
第2工程で得られる化合物(5−2)を、ジクロロメタ
ン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、1,4−
ジオキサン、テトラヒドロフラン等あるいはこれらの混
合溶媒と水の混合溶媒中、N−クロロコハク酸イミド、
N−ブロモコハク酸イミド、塩化チオニル、塩化オキザ
リル等のハロゲン化剤を用いて反応させることにより、
化合物(6)が得られる。この反応では、化合物(5−
2)を水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
ウム等の塩基を用いて塩にした後、ハロゲン化反応を行
なってもよい。
ン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、1,4−
ジオキサン、テトラヒドロフラン等あるいはこれらの混
合溶媒と水の混合溶媒中、N−クロロコハク酸イミド、
N−ブロモコハク酸イミド、塩化チオニル、塩化オキザ
リル等のハロゲン化剤を用いて反応させることにより、
化合物(6)が得られる。この反応では、化合物(5−
2)を水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
ウム等の塩基を用いて塩にした後、ハロゲン化反応を行
なってもよい。
【0067】第4工程
第3工程で得られる化合物(6)を、水、メタノー
ル、、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノー
ル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、アセト
ン、メチルエチルケトン、ジクロロメタン、1,2−ジ
クロロエタン、クロロホルム等あるいはこれらの混合溶
媒中で、化合物(7)を反応させることにより、化合物
(5−3)が得られる。この反応では炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム
等の塩基を加えてもよい。
ル、、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノー
ル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、アセト
ン、メチルエチルケトン、ジクロロメタン、1,2−ジ
クロロエタン、クロロホルム等あるいはこれらの混合溶
媒中で、化合物(7)を反応させることにより、化合物
(5−3)が得られる。この反応では炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム
等の塩基を加えてもよい。
【0068】第5工程
化合物(5−3)を、メタノール、、エタノール、n−
プロパノール、イソプロパノール、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン等の溶媒中化合物(8)又はそ
の塩を反応させることにより、一般式〔I〕で示される
化合物が得られる。 =N−R3基が=N−OR8である
化合物を所望の場合は、まず、R3基が水酸基である化
合物をつくり、その後で、公知の方法に従って、エーテ
ル型の−OR8基に変換してもよい。また、窒素原子に
結合した置換基R3がその後の反応に悪影響を与えない
安定な置換基である場合は、第1乃至第4工程に先立っ
て予め=N−R3基で置き換えておいてもよい。
プロパノール、イソプロパノール、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン等の溶媒中化合物(8)又はそ
の塩を反応させることにより、一般式〔I〕で示される
化合物が得られる。 =N−R3基が=N−OR8である
化合物を所望の場合は、まず、R3基が水酸基である化
合物をつくり、その後で、公知の方法に従って、エーテ
ル型の−OR8基に変換してもよい。また、窒素原子に
結合した置換基R3がその後の反応に悪影響を与えない
安定な置換基である場合は、第1乃至第4工程に先立っ
て予め=N−R3基で置き換えておいてもよい。
【0069】また、一般式〔I〕で表される化合物のう
ち、化合物〔I−2〕で表される化合物を所望の場合
は、以下の工程を行なうことができる。 工程図2
ち、化合物〔I−2〕で表される化合物を所望の場合
は、以下の工程を行なうことができる。 工程図2
【化29】
(R2Aは置換されてもよいC1-6アルキル基、C3-7シク
ロアルキル基、C1-6アルコキシ基、置換されてもよい
アミノ基を表し、その他の各記号はそれぞれ前記と同様
の意味を表す。)
ロアルキル基、C1-6アルコキシ基、置換されてもよい
アミノ基を表し、その他の各記号はそれぞれ前記と同様
の意味を表す。)
【0070】第6工程
公知の方法あるいは先に[工程図1]の項で述べた方法
に従って得られる化合物(9)を、水、メタノール、、
エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、
1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン等あるいはこ
れらの混合溶媒中、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の塩基存在下
で加水分解反応させることにより、化合物(10)が得
られる。
に従って得られる化合物(9)を、水、メタノール、、
エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、
1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン等あるいはこ
れらの混合溶媒中、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の塩基存在下
で加水分解反応させることにより、化合物(10)が得
られる。
【0071】第7工程
第6工程で得られる化合物(10)を、テトラヒドロフ
ラン、1,4−ジオキサン、ジクロロメタン等の溶媒
中、カルボニルジイミダゾール、塩化チオニル、塩化オ
キザリル、クロロ炭酸イソブチル等のカルボン酸活性化
剤及びトリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチ
ルアミン、N−メチルモルホリン等の塩基存在下で、化
合物(11)と反応させる。その後、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の溶媒を用い、酢酸、プロピオン酸、p
−トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸等の酸触
媒存在下、加熱下で脱水反応を行なうことにより化合物
(12)が得られる。
ラン、1,4−ジオキサン、ジクロロメタン等の溶媒
中、カルボニルジイミダゾール、塩化チオニル、塩化オ
キザリル、クロロ炭酸イソブチル等のカルボン酸活性化
剤及びトリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチ
ルアミン、N−メチルモルホリン等の塩基存在下で、化
合物(11)と反応させる。その後、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の溶媒を用い、酢酸、プロピオン酸、p
−トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸等の酸触
媒存在下、加熱下で脱水反応を行なうことにより化合物
(12)が得られる。
【0072】第8工程
第7工程で得られる化合物(12)を、第5工程に示し
た方法を行なうことにより、一般式〔I−2〕で示され
る化合物が得られる。
た方法を行なうことにより、一般式〔I−2〕で示され
る化合物が得られる。
【0073】水酸基、アミの基等の官能基を修飾した化
合物を所望の場合、ハロゲン化炭酸エステル、イソシア
ネート、酸塩化物、酸無水物、ハロゲン化アルキル、ア
ルキルスルホネート等の試薬を用いて、公知の方法によ
り修飾できる。
合物を所望の場合、ハロゲン化炭酸エステル、イソシア
ネート、酸塩化物、酸無水物、ハロゲン化アルキル、ア
ルキルスルホネート等の試薬を用いて、公知の方法によ
り修飾できる。
【0074】一般式〔I〕で表される化合物の酸付加塩
又は塩基付加塩を所望の場合、公知の方法を用いること
ができる。例えば、一般式〔I〕で表される化合物を
水、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソ
プロパノール、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、1,4−ジオキサン、酢酸エチル、ジクロロメタ
ン、1,2−ジクロロエタン又はクロロホルム等あるい
はこれらの混合溶媒に溶解させ、所望の酸又は塩基を溶
解した上記溶媒を加えて析出する結晶を濾取するか、減
圧濃縮すればよい。
又は塩基付加塩を所望の場合、公知の方法を用いること
ができる。例えば、一般式〔I〕で表される化合物を
水、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソ
プロパノール、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、1,4−ジオキサン、酢酸エチル、ジクロロメタ
ン、1,2−ジクロロエタン又はクロロホルム等あるい
はこれらの混合溶媒に溶解させ、所望の酸又は塩基を溶
解した上記溶媒を加えて析出する結晶を濾取するか、減
圧濃縮すればよい。
【0075】一般式〔I〕で表される化合物又はその中
間体がラセミ体であって、光学活性体を所望の場合、公
知の方法によって分離できる。分離方法は光学活性1−
フェネチルアミン、光学活性アルカロイド、光学活性カ
ンファースルホン酸、光学活性酒石酸及びその誘導体等
を用いる塩の結晶化による分離、再結晶、キラルカラム
クロマトグラフィー、キラル分取HPLC等の慣用され
る方法を適宜選択し、また組合わせて行なうことができ
る。
間体がラセミ体であって、光学活性体を所望の場合、公
知の方法によって分離できる。分離方法は光学活性1−
フェネチルアミン、光学活性アルカロイド、光学活性カ
ンファースルホン酸、光学活性酒石酸及びその誘導体等
を用いる塩の結晶化による分離、再結晶、キラルカラム
クロマトグラフィー、キラル分取HPLC等の慣用され
る方法を適宜選択し、また組合わせて行なうことができ
る。
【0076】かくして得られる本発明に係る一般式
〔I〕で示される化合物は優れた血小板増多作用を有す
る。本発明化合物をTPO受容体作動薬、特に血小板減
少症の治療薬として用いる場合、通常全身的、あるいは
局所的に、経口又は非経口で投与される。
〔I〕で示される化合物は優れた血小板増多作用を有す
る。本発明化合物をTPO受容体作動薬、特に血小板減
少症の治療薬として用いる場合、通常全身的、あるいは
局所的に、経口又は非経口で投与される。
【0077】投与量は年齢、体重、症状、治療効果、投
与方法、処置時間等により異なるが、通常成人一人当た
り0.01mg乃至10gの範囲で、一日一回から数回
経口あるいは非経口投与される。
与方法、処置時間等により異なるが、通常成人一人当た
り0.01mg乃至10gの範囲で、一日一回から数回
経口あるいは非経口投与される。
【0078】本発明化合物を経口投与のための固体組成
物にする場合、錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤等の剤形が可
能である。このような固体組成物においては、一つ又は
それ以上の活性物質が、少なくとも一つの不活性な希釈
剤、分散剤又は吸着剤等、例えば乳糖、マンニトール、
ブドウ糖、ヒドロキシプロピルセルロース、微晶性セル
ロース、澱粉、ポリビニルヒドリン、メタケイ酸アルミ
ン酸マグネシウム又は無水ケイ酸末等と混合される。ま
た、組成物は常法に従って、希釈剤以外の添加剤を混合
させてもよい。
物にする場合、錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤等の剤形が可
能である。このような固体組成物においては、一つ又は
それ以上の活性物質が、少なくとも一つの不活性な希釈
剤、分散剤又は吸着剤等、例えば乳糖、マンニトール、
ブドウ糖、ヒドロキシプロピルセルロース、微晶性セル
ロース、澱粉、ポリビニルヒドリン、メタケイ酸アルミ
ン酸マグネシウム又は無水ケイ酸末等と混合される。ま
た、組成物は常法に従って、希釈剤以外の添加剤を混合
させてもよい。
【0079】錠剤又は丸剤に調製する場合は、必要によ
り白糖、ゼラチン、ヒドロキシプロピルセルロース又は
ヒドロキシメチルセルロースフタレート等の胃溶性ある
いは腸溶性物質のフィルムで皮膜してもよいし、二以上
の層で皮膜してもよい。さらに、ゼラチン又はエチルセ
ルロースのような物質のカプセルにしてもよい。
り白糖、ゼラチン、ヒドロキシプロピルセルロース又は
ヒドロキシメチルセルロースフタレート等の胃溶性ある
いは腸溶性物質のフィルムで皮膜してもよいし、二以上
の層で皮膜してもよい。さらに、ゼラチン又はエチルセ
ルロースのような物質のカプセルにしてもよい。
【0080】経口投与のための液体組成物にする場合
は、薬剤的に許容される乳濁剤、溶解剤、懸濁剤、シロ
ップ剤又はエリキシル剤等の剤形が可能である。用いる
希釈剤としては、例えば精製水、エタノール、植物油又
は乳化剤等がある。また、この組成物は希釈剤以外に浸
潤剤、懸濁剤、甘味剤、風味剤、芳香剤又は防腐剤等の
ような補助剤を混合させてもよい。
は、薬剤的に許容される乳濁剤、溶解剤、懸濁剤、シロ
ップ剤又はエリキシル剤等の剤形が可能である。用いる
希釈剤としては、例えば精製水、エタノール、植物油又
は乳化剤等がある。また、この組成物は希釈剤以外に浸
潤剤、懸濁剤、甘味剤、風味剤、芳香剤又は防腐剤等の
ような補助剤を混合させてもよい。
【0081】非経口のための注射剤に調製する場合は、
無菌の水性若しくは非水性の溶液剤、可溶化剤、懸濁剤
または乳化剤を用いる。水性の溶液剤、可溶化剤、懸濁
剤としては、例えば注射用蒸留水、生理食塩水シクロデ
キストリン及びその誘導体、トリエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、モノエタノールアミン、トリエチル
アミン等の有機アミン類あるいは無機アルカリ溶液等が
ある。
無菌の水性若しくは非水性の溶液剤、可溶化剤、懸濁剤
または乳化剤を用いる。水性の溶液剤、可溶化剤、懸濁
剤としては、例えば注射用蒸留水、生理食塩水シクロデ
キストリン及びその誘導体、トリエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、モノエタノールアミン、トリエチル
アミン等の有機アミン類あるいは無機アルカリ溶液等が
ある。
【0082】水溶性の溶液剤にする場合、例えばプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコールあるいはオリ
ーブ油のような植物油、エタノールのようなアルコール
類等を用いてもよい。また、可溶化剤として、例えばポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、蔗糖脂肪酸エステル等
の界面活性剤(混合ミセル形成)、又はレシチンあるい
は水添レシチン(リポソーム形成)等も用いられる。ま
た、植物油等非水溶性の溶解剤と、レシチン、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油又はポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレングリコール等からなるエマルジョン製剤
にすることもできる。
レングリコール、ポリエチレングリコールあるいはオリ
ーブ油のような植物油、エタノールのようなアルコール
類等を用いてもよい。また、可溶化剤として、例えばポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、蔗糖脂肪酸エステル等
の界面活性剤(混合ミセル形成)、又はレシチンあるい
は水添レシチン(リポソーム形成)等も用いられる。ま
た、植物油等非水溶性の溶解剤と、レシチン、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油又はポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレングリコール等からなるエマルジョン製剤
にすることもできる。
【0083】非経口投与のためのその他の組成物として
は、一つ又はそれ以上の活性物質を含み、それ自体公知
の方法により処方される外用液剤、軟膏のような塗布
剤、座剤又はペッサリー等にしてもよい。
は、一つ又はそれ以上の活性物質を含み、それ自体公知
の方法により処方される外用液剤、軟膏のような塗布
剤、座剤又はペッサリー等にしてもよい。
【0084】
【実施例】本発明に係る一般式〔I〕で示される化合物
及びその製造方法を、以下の実施例によって具体的に説
明する。しかしながら本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものでないことは勿論である。
及びその製造方法を、以下の実施例によって具体的に説
明する。しかしながら本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものでないことは勿論である。
【0085】実施例1
工程1
3−メチルスルファニル−4−オキソ−6−プロピル−
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン
−1−カルボン酸 エチルエステル
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン
−1−カルボン酸 エチルエステル
【化30】
5−プロピルシクロヘキサン−1,3−ジオン(20
g、130mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド
(120ml)溶液に炭酸カリウム(54g、390m
mol)を加え、室温下15分間攪拌した。これに二硫
化炭素(8.7ml、140mmol)を加え、室温下
30分攪拌後、氷浴にて冷却した。これにクロロ酢酸エ
チル(14ml、130mmol)のN,N−ジメチル
ホルムアミド(128ml)溶液を1時間かけて滴下
し、さらに氷冷下1時間攪拌した。これにヨウ化メチル
(8.1ml、130mmol)のN,N−ジメチルホ
ルムアミド(52ml)溶液を氷冷下で滴下し、さらに
室温で2時間攪拌した。この懸濁液に水を均一溶液にな
るまで注ぎ、その溶液を水(1200ml)に開け、さ
らにエタノール(500ml)を加えて、室温下一晩攪
拌した。析出した固体を濾取することで標題化合物(2
9g、収率73%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,CDCl3) 0.88-0.95(3H,m), 1.34-1.50
(7H,m), 2.05-2.25(1H,m), 2.25(1H,dd,J=16.1, 11.3H
z), 2.55-2.70(5H,m), 3.58(1H,ddd,J=17.4, 4.0, 1.6H
z), 4.34(2H,q,J=7.1Hz).
g、130mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド
(120ml)溶液に炭酸カリウム(54g、390m
mol)を加え、室温下15分間攪拌した。これに二硫
化炭素(8.7ml、140mmol)を加え、室温下
30分攪拌後、氷浴にて冷却した。これにクロロ酢酸エ
チル(14ml、130mmol)のN,N−ジメチル
ホルムアミド(128ml)溶液を1時間かけて滴下
し、さらに氷冷下1時間攪拌した。これにヨウ化メチル
(8.1ml、130mmol)のN,N−ジメチルホ
ルムアミド(52ml)溶液を氷冷下で滴下し、さらに
室温で2時間攪拌した。この懸濁液に水を均一溶液にな
るまで注ぎ、その溶液を水(1200ml)に開け、さ
らにエタノール(500ml)を加えて、室温下一晩攪
拌した。析出した固体を濾取することで標題化合物(2
9g、収率73%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,CDCl3) 0.88-0.95(3H,m), 1.34-1.50
(7H,m), 2.05-2.25(1H,m), 2.25(1H,dd,J=16.1, 11.3H
z), 2.55-2.70(5H,m), 3.58(1H,ddd,J=17.4, 4.0, 1.6H
z), 4.34(2H,q,J=7.1Hz).
【0086】工程2
3−メチルスルファニル−4−オキソ−6−プロピル−
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン
−1−カルボン酸
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン
−1−カルボン酸
【化31】
3−メチルスルファニル−4−オキソ−6−プロピル−
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン
−1−カルボン酸 エチルエステル(58g、190m
mol)のエタノール(370ml)懸濁液に2M水酸
化ナトリウム水溶液(190ml、380mmol)を
加え、加熱還流下2時間反応させた。冷却後、減圧下溶
媒を留去した。濃縮残渣に水を加えた後、6M塩酸で酸
性にして析出した固体を濾取し、少量の酢酸エチルおよ
びヘキサンで洗浄することで標題化合物(50g、収率
94%)を得た。 NMR(δ値,400MHz,DMSO-d6) 0.85-0.95(3H,m), 1.30-1.
40(4H,m), 2.00-2.15(1H,m), 2.30(1H,dd,J=16.6,11.0H
z), 2.45-2.55(1H,m), 2.55-2.65(4H,m), 3.20-3.50(1
H,m).
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン
−1−カルボン酸 エチルエステル(58g、190m
mol)のエタノール(370ml)懸濁液に2M水酸
化ナトリウム水溶液(190ml、380mmol)を
加え、加熱還流下2時間反応させた。冷却後、減圧下溶
媒を留去した。濃縮残渣に水を加えた後、6M塩酸で酸
性にして析出した固体を濾取し、少量の酢酸エチルおよ
びヘキサンで洗浄することで標題化合物(50g、収率
94%)を得た。 NMR(δ値,400MHz,DMSO-d6) 0.85-0.95(3H,m), 1.30-1.
40(4H,m), 2.00-2.15(1H,m), 2.30(1H,dd,J=16.6,11.0H
z), 2.45-2.55(1H,m), 2.55-2.65(4H,m), 3.20-3.50(1
H,m).
【0087】工程3
光学活性3−メチルスルファニル−4−オキソ−6−プ
ロピル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チ
オフェン−1−カルボン酸 3−メチルスルファニル−4−オキソ−6−プロピル−
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン
−1−カルボン酸(60g、210mmol)をテトラ
ヒドロフラン(900ml)に加熱還流下溶解した後,
(+)−1−フェネチルアミン(27ml、210mm
ol)を加えてさらに1時間加熱還流した。この溶液を
室温下一晩静置し析出した固体を濾取し、得られた固体
をテトラヒドロフランを用いて3回再結晶して結晶を得
た。この結晶を300mlの酢酸エチルとテトラヒドロ
フランに懸濁した後、1M塩酸で酸性にした。分離した
有機層をさらに1M塩酸および飽和食塩水で洗浄して、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、溶液を減圧下
濃縮して標題化合物(8.1g、収率14%)を得た。 NMR(δ値,400MHz,DMSO-d6) 0.85-0.95(3H,m), 1.30-1.
40(4H,m), 2.00-2.15(1H,m), 2.30(1H,dd,J=16.6, 11.0
Hz), 2.45-2.55(1H,m), 2.55-2.65(4H,m), 3.20-3.50(1
H,m).
ロピル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チ
オフェン−1−カルボン酸 3−メチルスルファニル−4−オキソ−6−プロピル−
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン
−1−カルボン酸(60g、210mmol)をテトラ
ヒドロフラン(900ml)に加熱還流下溶解した後,
(+)−1−フェネチルアミン(27ml、210mm
ol)を加えてさらに1時間加熱還流した。この溶液を
室温下一晩静置し析出した固体を濾取し、得られた固体
をテトラヒドロフランを用いて3回再結晶して結晶を得
た。この結晶を300mlの酢酸エチルとテトラヒドロ
フランに懸濁した後、1M塩酸で酸性にした。分離した
有機層をさらに1M塩酸および飽和食塩水で洗浄して、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、溶液を減圧下
濃縮して標題化合物(8.1g、収率14%)を得た。 NMR(δ値,400MHz,DMSO-d6) 0.85-0.95(3H,m), 1.30-1.
40(4H,m), 2.00-2.15(1H,m), 2.30(1H,dd,J=16.6, 11.0
Hz), 2.45-2.55(1H,m), 2.55-2.65(4H,m), 3.20-3.50(1
H,m).
【0088】工程4
1−(3−メチル−[1,2,4]オキサジアゾール−
5−イル)−3−メチルスルファニル−6−プロピル−
6,7−ジヒドロ−5H−ベンゾ[c]チオフェン−4
−オン
5−イル)−3−メチルスルファニル−6−プロピル−
6,7−ジヒドロ−5H−ベンゾ[c]チオフェン−4
−オン
【化32】
光学活性3−メチルスルファニル−4−オキソ−6−プ
ロピル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チ
オフェン−1−カルボン酸(8.1g、28mmol)
のテトラヒドロフラン(162ml)懸濁液にカルボニ
ルジイミダゾール(6.9g、43mmol)を加え1
時間加熱還流した。室温に冷却後、この溶液に塩酸N−
ヒドロキシアセトアミジン(4.1g、37mmol)
とトリエチルアミン(5.2ml、37mmol)を加
え、加熱還流下、2時間反応させた。放冷後、減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣を水(200ml)と少量の
ヘキサンで処理して固体を濾取した。この固体をキシレ
ン(200ml)と1−ヘプタノール(20ml)に懸
濁し、ディーンスターク装置を用いて水を除去しながら
加熱下3時間反応を行った。放冷後、減圧下溶媒を留去
し、残渣をヘキサンで処理して得られた固体を濾取する
ことで標題化合物(6.0g、65%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,DMSO-d6) 0.89(3H,t,J=6.8Hz), 1.25
-1.45(4H,m), 2.05-2.25(1H,m), 2.30-2.45(4H,m), 2.4
5-2.65(1H,m), 2.68(3H,s), 2.76(1H,dd,J=17.0, 10.1H
z), 3.43(1H,dd,J=16.8, 3.6Hz).
ロピル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チ
オフェン−1−カルボン酸(8.1g、28mmol)
のテトラヒドロフラン(162ml)懸濁液にカルボニ
ルジイミダゾール(6.9g、43mmol)を加え1
時間加熱還流した。室温に冷却後、この溶液に塩酸N−
ヒドロキシアセトアミジン(4.1g、37mmol)
とトリエチルアミン(5.2ml、37mmol)を加
え、加熱還流下、2時間反応させた。放冷後、減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣を水(200ml)と少量の
ヘキサンで処理して固体を濾取した。この固体をキシレ
ン(200ml)と1−ヘプタノール(20ml)に懸
濁し、ディーンスターク装置を用いて水を除去しながら
加熱下3時間反応を行った。放冷後、減圧下溶媒を留去
し、残渣をヘキサンで処理して得られた固体を濾取する
ことで標題化合物(6.0g、65%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,DMSO-d6) 0.89(3H,t,J=6.8Hz), 1.25
-1.45(4H,m), 2.05-2.25(1H,m), 2.30-2.45(4H,m), 2.4
5-2.65(1H,m), 2.68(3H,s), 2.76(1H,dd,J=17.0, 10.1H
z), 3.43(1H,dd,J=16.8, 3.6Hz).
【0089】工程5
3−(3−メチル−[1,2,4]オキサジアゾール−
5−イル)−7−オキソ−5−プロピル−4,5,6,
7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン−1−スルフ
ィン酸
5−イル)−7−オキソ−5−プロピル−4,5,6,
7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン−1−スルフ
ィン酸
【化33】
1−(3−メチル−[1,2,4]オキサジアゾール−
5−イル)−3−メチルスルファニル−6−プロピル−
6,7−ジヒドロ−5H−ベンゾ[c]チオフェン−4
−オン(6.1g、19mmol)のクロロホルム(1
00ml)溶液を−30℃まで冷却後、m−クロロ過安
息香酸(4.6g、19mmol)を少しずつ加え反応
を行った。反応終了後、飽和炭酸水素ナトリウム水およ
び飽和亜硫酸ナトリウム水を加え分液した。この有機層
を飽和炭酸水素ナトリウム水および飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、溶液を減
圧下濃縮した。得られた残渣をクロロホルム(34m
l)に溶解し、トリフルオロ酢酸無水物(6.8ml、
48mmol)とピリジン(1.3ml、16mmo
l)を加え、室温で一晩攪拌した。減圧下濃縮後、メタ
ノール(34ml)に溶解して室温で1時間攪拌した。
この溶液を減圧下濃縮後、残渣を酢酸エチルに溶解し、
1M塩酸および飽和食塩水で洗浄した。この有機層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過後、減圧下濃縮した。
得られた残渣をエタノール(130ml)−水(130
ml)に懸濁し、氷冷下、1M水酸化ナトリウム水溶液
を用いてpH8にした。これに過酸化水素水(3.6m
l、32mmol)をゆっくり加え、氷冷下30分さら
に室温で1時間攪拌した。1M塩酸で酸性にした後、減
圧下、エタノールを留去した。この溶液から酢酸エチル
で抽出した後、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。濾過後、溶媒を減圧下留去して
標題化合物(4.7g、収率87%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,CDCl3) 0.95(3H,t,6.9Hz), 1.30-1.5
5(4H,m), 2.20-2.55(5H,m), 2.65-2.95(2H,m), 3.63(1
H,dd,J=17.4, 3.2Hz), 5.10(1H,br).
5−イル)−3−メチルスルファニル−6−プロピル−
6,7−ジヒドロ−5H−ベンゾ[c]チオフェン−4
−オン(6.1g、19mmol)のクロロホルム(1
00ml)溶液を−30℃まで冷却後、m−クロロ過安
息香酸(4.6g、19mmol)を少しずつ加え反応
を行った。反応終了後、飽和炭酸水素ナトリウム水およ
び飽和亜硫酸ナトリウム水を加え分液した。この有機層
を飽和炭酸水素ナトリウム水および飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、溶液を減
圧下濃縮した。得られた残渣をクロロホルム(34m
l)に溶解し、トリフルオロ酢酸無水物(6.8ml、
48mmol)とピリジン(1.3ml、16mmo
l)を加え、室温で一晩攪拌した。減圧下濃縮後、メタ
ノール(34ml)に溶解して室温で1時間攪拌した。
この溶液を減圧下濃縮後、残渣を酢酸エチルに溶解し、
1M塩酸および飽和食塩水で洗浄した。この有機層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過後、減圧下濃縮した。
得られた残渣をエタノール(130ml)−水(130
ml)に懸濁し、氷冷下、1M水酸化ナトリウム水溶液
を用いてpH8にした。これに過酸化水素水(3.6m
l、32mmol)をゆっくり加え、氷冷下30分さら
に室温で1時間攪拌した。1M塩酸で酸性にした後、減
圧下、エタノールを留去した。この溶液から酢酸エチル
で抽出した後、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。濾過後、溶媒を減圧下留去して
標題化合物(4.7g、収率87%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,CDCl3) 0.95(3H,t,6.9Hz), 1.30-1.5
5(4H,m), 2.20-2.55(5H,m), 2.65-2.95(2H,m), 3.63(1
H,dd,J=17.4, 3.2Hz), 5.10(1H,br).
【0090】工程6
3−(3−メチル−[1,2,4]オキサジアゾール−
5−イル)−7−オキソ−5−プロピル−4,5,6,
7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン−1−スルホ
ン酸アミド
5−イル)−7−オキソ−5−プロピル−4,5,6,
7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン−1−スルホ
ン酸アミド
【化34】
3−(3−メチル−[1,2,4]オキサジアゾール−
5−イル)−7−オキソ−5−プロピル−4,5,6,
7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン−1−スルフ
ィン酸(4.7g、14mmol)をエタノール(65
ml)−水(15ml)に溶解した後、氷冷下、1M水
酸化ナトリウム水溶液(14ml、14mmol)を加
えた。この溶液を減圧下濃縮し、さらにエタノールを加
えて再び減圧濃縮後、得られた残渣を一晩減圧下乾燥し
た。この固体を塩化メチレン(200ml)に溶解し、
氷冷下N−クロロコハク酸イミド(2.6g、20mm
ol)を加え、氷冷下30分さらに室温1時間攪拌し
た。この溶液を減圧下濃縮して約50mlとした後、濃
アンモニア水(20ml)を含むテトラヒドロフラン
(500ml)−水(20ml)に滴下した。この溶液
を室温で1時間攪拌した後、1M塩酸で中和して酢酸エ
チルで抽出した。分液後、有機層を飽和塩化アンモニウ
ム水および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。濾過後、減圧下溶媒を留去し得られた残渣を
フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘ
キサン/酢酸エチル)で精製して標題化合物(0.94
g、収率20%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,CDCl3) 0.96(3H,t,7.0Hz), 1.35-1.6
0(4H,m), 2.20-2.50(5H,m), 2.70-2.95(2H,m), 3.63(1
H,dd,J=17.4, 3.2Hz), 6.04(2H,s).
5−イル)−7−オキソ−5−プロピル−4,5,6,
7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン−1−スルフ
ィン酸(4.7g、14mmol)をエタノール(65
ml)−水(15ml)に溶解した後、氷冷下、1M水
酸化ナトリウム水溶液(14ml、14mmol)を加
えた。この溶液を減圧下濃縮し、さらにエタノールを加
えて再び減圧濃縮後、得られた残渣を一晩減圧下乾燥し
た。この固体を塩化メチレン(200ml)に溶解し、
氷冷下N−クロロコハク酸イミド(2.6g、20mm
ol)を加え、氷冷下30分さらに室温1時間攪拌し
た。この溶液を減圧下濃縮して約50mlとした後、濃
アンモニア水(20ml)を含むテトラヒドロフラン
(500ml)−水(20ml)に滴下した。この溶液
を室温で1時間攪拌した後、1M塩酸で中和して酢酸エ
チルで抽出した。分液後、有機層を飽和塩化アンモニウ
ム水および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。濾過後、減圧下溶媒を留去し得られた残渣を
フラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘ
キサン/酢酸エチル)で精製して標題化合物(0.94
g、収率20%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,CDCl3) 0.96(3H,t,7.0Hz), 1.35-1.6
0(4H,m), 2.20-2.50(5H,m), 2.70-2.95(2H,m), 3.63(1
H,dd,J=17.4, 3.2Hz), 6.04(2H,s).
【0091】工程7
7−ヒドロキシイミノ−3−(3−メチル−[1,2,
4]オキサジアゾール−5−イル)−5−プロピル−
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン
−1−スルホン酸アミド
4]オキサジアゾール−5−イル)−5−プロピル−
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン
−1−スルホン酸アミド
【化35】
3−(3−メチル−[1,2,4]オキサジアゾール−
5−イル)−7−オキソ−5−プロピル−4,5,6,
7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン−1−スルホ
ン酸アミド(0.94g、2.7mmol)のエタノー
ル(20ml)溶液に塩酸ヒドロキシルアミン(1.1
g、16mmol)および酢酸ナトリウム(2.0g、
24mmol)を加え、加熱還流下3時間反応した。反
応終了後、反応液に水を加え析出した固体を濾取するこ
とで標題化合物(0.92g、収率94%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,DMSO-d6) 0.75-0.95(3H,m), 1.25-1.
45(4H,m), 1.80-2.00(1H,m), 2.23(1H,dd,J=17.4, 10.7
Hz), 2.43(3H,s), 2.66(1H,dd,J=17.0, 10.4Hz), 2.95-
3.15(1H,m), 3.35-3.45(1H,m), 7.63(2H,s), 11.77(1H,
s).
5−イル)−7−オキソ−5−プロピル−4,5,6,
7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン−1−スルホ
ン酸アミド(0.94g、2.7mmol)のエタノー
ル(20ml)溶液に塩酸ヒドロキシルアミン(1.1
g、16mmol)および酢酸ナトリウム(2.0g、
24mmol)を加え、加熱還流下3時間反応した。反
応終了後、反応液に水を加え析出した固体を濾取するこ
とで標題化合物(0.92g、収率94%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,DMSO-d6) 0.75-0.95(3H,m), 1.25-1.
45(4H,m), 1.80-2.00(1H,m), 2.23(1H,dd,J=17.4, 10.7
Hz), 2.43(3H,s), 2.66(1H,dd,J=17.0, 10.4Hz), 2.95-
3.15(1H,m), 3.35-3.45(1H,m), 7.63(2H,s), 11.77(1H,
s).
【0092】実施例2
工程1
3−メチルスルファニル−4−オキソ−6−トリフルオ
ロメチル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]
チオフェン−1−カルボン酸 イソプロピルエステル
ロメチル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]
チオフェン−1−カルボン酸 イソプロピルエステル
【化36】
5−トリフルオロメチルシクロヘキサン−1,3−ジオ
ン(10g、56mmol)のN,N−ジメチルホルム
アミド(80ml)溶液に炭酸カリウム(23g、17
0mmol)を加え、室温下30分間攪拌した。これに
二硫化炭素(4.0ml、67mmol)を加え、室温
下1時間攪拌後、−15℃に冷却した。これにクロロ酢
酸イソプロピル(6.9ml、56mmol)を加え、
0℃で30分さらに室温下1時間攪拌した。これを再び
−15℃に冷却し、よう化メチル(3.5ml、56m
mol)を加え、さらに室温で2時間攪拌した。この懸
濁液に水(20ml)を加え室温下30分攪拌した後、
その溶液を水(200ml)に開け、析出した固体を濾
取し少量の酢酸エチルで固体を洗浄した。濾液を酢酸エ
チルで抽出し,有機層をうすい食塩水および飽和食塩水
で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後,濾過し、濾
液を減圧下濃縮した。残渣を水で処理して析出した固体
を濾取し、さらに先に濾取した固体と合わせてイソプロ
ピルエーテルで洗浄することで標題化合物(8.9g、
収率46%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,CDCl3) 1.32-1.41(6H,m), 2.51-2.67
(4H,m), 2.72-2.99(3H,m), 3.83-3.95(1H,m), 5.21(1H,
sept,J=6.2Hz).
ン(10g、56mmol)のN,N−ジメチルホルム
アミド(80ml)溶液に炭酸カリウム(23g、17
0mmol)を加え、室温下30分間攪拌した。これに
二硫化炭素(4.0ml、67mmol)を加え、室温
下1時間攪拌後、−15℃に冷却した。これにクロロ酢
酸イソプロピル(6.9ml、56mmol)を加え、
0℃で30分さらに室温下1時間攪拌した。これを再び
−15℃に冷却し、よう化メチル(3.5ml、56m
mol)を加え、さらに室温で2時間攪拌した。この懸
濁液に水(20ml)を加え室温下30分攪拌した後、
その溶液を水(200ml)に開け、析出した固体を濾
取し少量の酢酸エチルで固体を洗浄した。濾液を酢酸エ
チルで抽出し,有機層をうすい食塩水および飽和食塩水
で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後,濾過し、濾
液を減圧下濃縮した。残渣を水で処理して析出した固体
を濾取し、さらに先に濾取した固体と合わせてイソプロ
ピルエーテルで洗浄することで標題化合物(8.9g、
収率46%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,CDCl3) 1.32-1.41(6H,m), 2.51-2.67
(4H,m), 2.72-2.99(3H,m), 3.83-3.95(1H,m), 5.21(1H,
sept,J=6.2Hz).
【0093】工程2
4−オキソ−3−スルファモイル−6−トリフルオロメ
チル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオ
フェン−1−カルボン酸 イソプロピルエステル
チル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオ
フェン−1−カルボン酸 イソプロピルエステル
【化37】
3−メチルスルファニル−4−オキソ−6−トリフルオ
ロメチル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]
チオフェン−1−カルボン酸 イソプロピルエステル
(16g、44mmol)のクロロホルム(470m
l)溶液を−30℃まで冷却後、m−クロロ過安息香酸
(11g、44mmol)を少しずつ加えた。溶液を−
5℃までゆっくり昇温した後,さらにm−クロロ過安息
香酸(0.60g、2.4mmol)を少しずつ加え、
再び0℃までゆっくり昇温した。反応終了後、飽和炭酸
水素ナトリウム水および飽和亜硫酸ナトリウム水を加え
分液した。この有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。濾過後、溶液を減圧下濃縮し
た。得られた残渣をヘキサン−酢酸エチルで処理して析
出した固体を濾取した。この固体を塩化メチレン(30
0ml)に溶解し、トリフルオロ酢酸無水物(18m
l、120mmol)とピリジン(3.4ml、41m
mol)を加え、室温で一晩攪拌した。さらにトリフル
オロ酢酸無水物(8.8ml、62mmol)とピリジ
ン(1.7ml、21mmol)を加え、室温で2.5
時間攪拌した。反応終了後減圧下で濃縮し、メタノール
(300ml)に溶解して室温で0.5時間攪拌した。
この溶液を減圧下濃縮後、残渣を酢酸エチルに溶解し、
1M塩酸および飽和食塩水で洗浄した。この有機層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過後、減圧下濃縮した。
得られた残渣をイソプロピルアルコール(300ml)
に溶解し、氷冷下1M水酸化ナトリウム水溶液(60m
l、60mmol)とイソプロピルアルコール(150
ml)を加えた。これに過酸化水素水(9.4ml、8
3mmol)を加え、室温で反応した。反応終了後,亜
硫酸水素ナトリウム水溶液を加え,さらに1M塩酸で酸
性にした後、減圧下、イソプロピルアルコールを留去し
た。この溶液から酢酸エチルで抽出した後、有機層を飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾
過後、溶媒を減圧下留去した。残渣をイソプロピルアル
コール(300ml)に溶解した後、1M水酸化ナトリ
ウム水溶液(50ml、50mmol)を加えた。この
溶液を減圧下濃縮し、さらにトルエンを加えて再び減圧
濃縮後、得られた残渣を減圧下乾燥した。この固体を塩
化メチレン(300ml)に溶解し、氷冷下N−クロロ
コハク酸イミド(5.5g、41mmol)を加え、氷
冷下攪拌した。この溶液をあらかじめ氷浴で冷却した濃
アンモニア水(50ml)を含むテトラヒドロフラン
(4000ml)に加え、この溶液を氷浴下1時間攪拌
した。反応終了後,1M塩酸で酸性とし、減圧下有機溶
媒を留去した。濃縮残渣を酢酸エチルで抽出し、有機層
を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。濾過後、減圧下溶媒を留去し得られた残渣をフラッ
シュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン
/酢酸エチル)で精製して標題化合物(5.0g、収率
30%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,DMSO-d6) 1.24-1.40(6H,m), 2.75-2.
97(2H,m), 3.11(1H,dd,J=17.0, 10.7Hz), 3.27-3.55(1
H,m), 3.69(1H,dd,J=17.0, 3.8Hz), 5.15(1H,sept,J=6.
3Hz), 7.81(2H,s).
ロメチル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]
チオフェン−1−カルボン酸 イソプロピルエステル
(16g、44mmol)のクロロホルム(470m
l)溶液を−30℃まで冷却後、m−クロロ過安息香酸
(11g、44mmol)を少しずつ加えた。溶液を−
5℃までゆっくり昇温した後,さらにm−クロロ過安息
香酸(0.60g、2.4mmol)を少しずつ加え、
再び0℃までゆっくり昇温した。反応終了後、飽和炭酸
水素ナトリウム水および飽和亜硫酸ナトリウム水を加え
分液した。この有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。濾過後、溶液を減圧下濃縮し
た。得られた残渣をヘキサン−酢酸エチルで処理して析
出した固体を濾取した。この固体を塩化メチレン(30
0ml)に溶解し、トリフルオロ酢酸無水物(18m
l、120mmol)とピリジン(3.4ml、41m
mol)を加え、室温で一晩攪拌した。さらにトリフル
オロ酢酸無水物(8.8ml、62mmol)とピリジ
ン(1.7ml、21mmol)を加え、室温で2.5
時間攪拌した。反応終了後減圧下で濃縮し、メタノール
(300ml)に溶解して室温で0.5時間攪拌した。
この溶液を減圧下濃縮後、残渣を酢酸エチルに溶解し、
1M塩酸および飽和食塩水で洗浄した。この有機層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過後、減圧下濃縮した。
得られた残渣をイソプロピルアルコール(300ml)
に溶解し、氷冷下1M水酸化ナトリウム水溶液(60m
l、60mmol)とイソプロピルアルコール(150
ml)を加えた。これに過酸化水素水(9.4ml、8
3mmol)を加え、室温で反応した。反応終了後,亜
硫酸水素ナトリウム水溶液を加え,さらに1M塩酸で酸
性にした後、減圧下、イソプロピルアルコールを留去し
た。この溶液から酢酸エチルで抽出した後、有機層を飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾
過後、溶媒を減圧下留去した。残渣をイソプロピルアル
コール(300ml)に溶解した後、1M水酸化ナトリ
ウム水溶液(50ml、50mmol)を加えた。この
溶液を減圧下濃縮し、さらにトルエンを加えて再び減圧
濃縮後、得られた残渣を減圧下乾燥した。この固体を塩
化メチレン(300ml)に溶解し、氷冷下N−クロロ
コハク酸イミド(5.5g、41mmol)を加え、氷
冷下攪拌した。この溶液をあらかじめ氷浴で冷却した濃
アンモニア水(50ml)を含むテトラヒドロフラン
(4000ml)に加え、この溶液を氷浴下1時間攪拌
した。反応終了後,1M塩酸で酸性とし、減圧下有機溶
媒を留去した。濃縮残渣を酢酸エチルで抽出し、有機層
を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。濾過後、減圧下溶媒を留去し得られた残渣をフラッ
シュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン
/酢酸エチル)で精製して標題化合物(5.0g、収率
30%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,DMSO-d6) 1.24-1.40(6H,m), 2.75-2.
97(2H,m), 3.11(1H,dd,J=17.0, 10.7Hz), 3.27-3.55(1
H,m), 3.69(1H,dd,J=17.0, 3.8Hz), 5.15(1H,sept,J=6.
3Hz), 7.81(2H,s).
【0094】工程3
4−ヒドロキシイミノ−3−スルファモイル−6−トリ
フルオロメチル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ
[c]チオフェン−1−カルボン酸 イソプロピルエス
テル
フルオロメチル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ
[c]チオフェン−1−カルボン酸 イソプロピルエス
テル
【化38】
4−オキソ−3−スルファモイル−6−トリフルオロメ
チル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオ
フェン−1−カルボン酸 イソプロピルエステル(2.
0g、5.2mmol)のイソプロピルアルコール(2
4ml)溶液に塩酸ヒドロキシルアミン(2.2g、3
2mmol)および酢酸ナトリウム(3.8g、47m
mol)を加え、加熱還流下1時間反応した。反応終了
後、反応液に水を加え析出した固体を濾取することで標
題化合物(1.4g、収率66%)を得た。 NMR(δ値,400MHz,DMSO-d6) 1.26-1.35(6H,m), 2.48-2.
65(1H,m), 2.90(1H,dd,J=16.6, 11.3Hz), 3.03(1H,br),
3.18-3.26(1H,m), 3.60-3.70(1H,m), 5.13(1H,sept,J=
6.2Hz), 7.60(2H,s), 12.00(1H,s).
チル−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオ
フェン−1−カルボン酸 イソプロピルエステル(2.
0g、5.2mmol)のイソプロピルアルコール(2
4ml)溶液に塩酸ヒドロキシルアミン(2.2g、3
2mmol)および酢酸ナトリウム(3.8g、47m
mol)を加え、加熱還流下1時間反応した。反応終了
後、反応液に水を加え析出した固体を濾取することで標
題化合物(1.4g、収率66%)を得た。 NMR(δ値,400MHz,DMSO-d6) 1.26-1.35(6H,m), 2.48-2.
65(1H,m), 2.90(1H,dd,J=16.6, 11.3Hz), 3.03(1H,br),
3.18-3.26(1H,m), 3.60-3.70(1H,m), 5.13(1H,sept,J=
6.2Hz), 7.60(2H,s), 12.00(1H,s).
【0095】実施例3
工程1
7−{2−[6−tert―ブトキシカルボニルアミノ
−2−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノプロ
パノイルアミノ)ヘキサノイルオキシ]エトキシカルボ
ニルオキシイミノ}−3−(3−メチル−[1,2,
4]オキサジアゾール−5−イル)−5−プロピル−
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン
−1−スルホン酸アミド
−2−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノプロ
パノイルアミノ)ヘキサノイルオキシ]エトキシカルボ
ニルオキシイミノ}−3−(3−メチル−[1,2,
4]オキサジアゾール−5−イル)−5−プロピル−
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン
−1−スルホン酸アミド
【化39】
無水塩化カルシウム乾燥下、トリホスゲン(36mg、
0.12mmol)のクロロホルム(1.3ml)溶液
に、氷冷下、ジメチルアニリン(57mg、0.45m
mol)と[6−tert―ブトキシカルボニルアミノ
−2−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノプロ
パノイルアミノ)ヘキサノイルオキシ]エタノール(1
40mg、0.30mmol)のクロロホルム(1.3
ml)溶液を加え、その温度で2時間さらに室温で3時間
攪拌した。この溶液に7−ヒドロキシイミノ−3−(3
−メチル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イ
ル)−5−プロピル−4,5,6,7−テトラヒドロベ
ンゾ[c]チオフェン−1−スルホン酸アミド(100
mg、0.27mmol)のテトラヒドロフラン(2.
7ml)溶液を加えた。この溶液を氷浴中で冷却した
後、ピリジン(76μl、0.95mmol)のクロロ
ホルム(1ml)溶液を加え、冷蔵庫中で3日間反応し
た。反応終了後、溶液を希塩酸にあけクロロホルムで抽
出した。この有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水および
飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウム乾燥し
た。濾過後、減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をフ
ラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、クロ
ロホルム/酢酸エチル)で精製し,標題化合物(170
mg、収率72%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,CDCl3) 0.92-1.00(3H,m), 1.31-1.63
(26H,m), 1.63-2.08(3H,m), 2.29-2.50(6H,m), 2.55-2.
68(1H,m), 3.03-3.14(2H,m), 3.20-3.32(1H,m), 3.33-
3.43(2H,m), 3.51-3.62(1H,m), 4.32-4.73(6H,m), 5.26
(1H,br), 6.43(1H,br), 6.88(2H,br).
0.12mmol)のクロロホルム(1.3ml)溶液
に、氷冷下、ジメチルアニリン(57mg、0.45m
mol)と[6−tert―ブトキシカルボニルアミノ
−2−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノプロ
パノイルアミノ)ヘキサノイルオキシ]エタノール(1
40mg、0.30mmol)のクロロホルム(1.3
ml)溶液を加え、その温度で2時間さらに室温で3時間
攪拌した。この溶液に7−ヒドロキシイミノ−3−(3
−メチル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イ
ル)−5−プロピル−4,5,6,7−テトラヒドロベ
ンゾ[c]チオフェン−1−スルホン酸アミド(100
mg、0.27mmol)のテトラヒドロフラン(2.
7ml)溶液を加えた。この溶液を氷浴中で冷却した
後、ピリジン(76μl、0.95mmol)のクロロ
ホルム(1ml)溶液を加え、冷蔵庫中で3日間反応し
た。反応終了後、溶液を希塩酸にあけクロロホルムで抽
出した。この有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水および
飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウム乾燥し
た。濾過後、減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をフ
ラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、クロ
ロホルム/酢酸エチル)で精製し,標題化合物(170
mg、収率72%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,CDCl3) 0.92-1.00(3H,m), 1.31-1.63
(26H,m), 1.63-2.08(3H,m), 2.29-2.50(6H,m), 2.55-2.
68(1H,m), 3.03-3.14(2H,m), 3.20-3.32(1H,m), 3.33-
3.43(2H,m), 3.51-3.62(1H,m), 4.32-4.73(6H,m), 5.26
(1H,br), 6.43(1H,br), 6.88(2H,br).
【0096】工程2
7−{2−[6−アミノ−2−(3−アミノプロパノイ
ルアミノ)ヘキサノイルオキシ]エトキシカルボニルオ
キシイミノ}−3−(3−メチル−[1,2,4]オキ
サジアゾール−5−イル)−5−プロピル−4,5,
6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン−1−ス
ルホン酸アミド 2塩酸塩
ルアミノ)ヘキサノイルオキシ]エトキシカルボニルオ
キシイミノ}−3−(3−メチル−[1,2,4]オキ
サジアゾール−5−イル)−5−プロピル−4,5,
6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン−1−ス
ルホン酸アミド 2塩酸塩
【化40】
7−{2−[6−tert―ブトキシカルボニルアミノ
−2−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノプロ
パノイルアミノ)ヘキサノイルオキシ]エトキシカルボ
ニルオキシイミノ}−3−(3−メチル−[1,2,
4]オキサジアゾール−5−イル)−5−プロピル−
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン
−1−スルホン酸アミド(170mg、0.20mmo
l)に4M塩化水素/ジオキサン溶液(5ml)を加
え、室温で3時間半攪拌した。反応終了後、減圧下溶媒
を留去した。得られた残渣をエチルエーテルで処理し、
析出した固体を濾取することで標題化合物(130m
g、収率88%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,DMSO-d6) 0.90(3H,t,J=5.1Hz), 1.30
-1.48(6H,m), 1.49-1.79(4H,m), 1.93-2.09(1H,m), 2.4
4(3H,s), 2.47-2.80(6H,m), 2.90-3.02(2H,m),3.09-3.1
9(1H,m), 3.39-3.48(1H,m), 4.20-4.29(1H,m), 4.29-4.
45(2H,m), 4.53(2H,t,J=3.2Hz), 7.75-8.05(8H,br), 8.
63(1H,d,J=5.3Hz).なお、この化合物は実施例1の化合
物のプロドラッグとして有用である。
−2−(3−tert−ブトキシカルボニルアミノプロ
パノイルアミノ)ヘキサノイルオキシ]エトキシカルボ
ニルオキシイミノ}−3−(3−メチル−[1,2,
4]オキサジアゾール−5−イル)−5−プロピル−
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c]チオフェン
−1−スルホン酸アミド(170mg、0.20mmo
l)に4M塩化水素/ジオキサン溶液(5ml)を加
え、室温で3時間半攪拌した。反応終了後、減圧下溶媒
を留去した。得られた残渣をエチルエーテルで処理し、
析出した固体を濾取することで標題化合物(130m
g、収率88%)を得た。 NMR(δ値,300MHz,DMSO-d6) 0.90(3H,t,J=5.1Hz), 1.30
-1.48(6H,m), 1.49-1.79(4H,m), 1.93-2.09(1H,m), 2.4
4(3H,s), 2.47-2.80(6H,m), 2.90-3.02(2H,m),3.09-3.1
9(1H,m), 3.39-3.48(1H,m), 4.20-4.29(1H,m), 4.29-4.
45(2H,m), 4.53(2H,t,J=3.2Hz), 7.75-8.05(8H,br), 8.
63(1H,d,J=5.3Hz).なお、この化合物は実施例1の化合
物のプロドラッグとして有用である。
【0097】先に一般製法の項で述べた方法に従って、
実施例1〜3と同様にして、下記実施例表に示した化合
物を合成した。
実施例1〜3と同様にして、下記実施例表に示した化合
物を合成した。
【0098】[試験例]次に、本発明化合物の生物活性
について試験した。 試験例1 UT−7/TPO細胞増殖活性 サイトカインを含まないIMDM培地(Iscove’s modi
fied Dulbecco’s medium、10%ウシ胎仔血清および
ペニシリン/ストレプトマイシンを含む)で一晩スタベ
ーションしたUT−7/TPO細胞を96穴培養プレー
トに104細胞/100μl/wellの細胞数で播種
した。次に、被験化合物をジメチルスルホキシド(DM
SO)で最終濃度の400倍濃度に調製し、その一部を
IMDM培地にて希釈して、被験化合物希釈系列を作成
した。被験化合物希釈系列を100μl/well添加
して、37℃、CO2インキュベーター内で培養した。
培養3日後にWST−1を10μl/well添加して
培養を継続した。WST−1添加4時間後にマイクロプ
レートリーダーを用いて450nmにおける吸光度を測
定した。この測定値より検量線を作成し、細胞数を求め
た。コントロールには0.5%DMSO含有培地を用い
た。陽性対照は組み換えヒト(rh)TPO(Peprotec
h社)を用い、0.5%DMSO含有培地にて希釈調製
した。なお、測定はn=2ウエルで実施し、被験化合物
の活性はEC50(陽性対照であるrhTPOの最大活性
の50%に相当する活性を示す化合物濃度)値で表わし
た。結果を下記実施例表に示した。
について試験した。 試験例1 UT−7/TPO細胞増殖活性 サイトカインを含まないIMDM培地(Iscove’s modi
fied Dulbecco’s medium、10%ウシ胎仔血清および
ペニシリン/ストレプトマイシンを含む)で一晩スタベ
ーションしたUT−7/TPO細胞を96穴培養プレー
トに104細胞/100μl/wellの細胞数で播種
した。次に、被験化合物をジメチルスルホキシド(DM
SO)で最終濃度の400倍濃度に調製し、その一部を
IMDM培地にて希釈して、被験化合物希釈系列を作成
した。被験化合物希釈系列を100μl/well添加
して、37℃、CO2インキュベーター内で培養した。
培養3日後にWST−1を10μl/well添加して
培養を継続した。WST−1添加4時間後にマイクロプ
レートリーダーを用いて450nmにおける吸光度を測
定した。この測定値より検量線を作成し、細胞数を求め
た。コントロールには0.5%DMSO含有培地を用い
た。陽性対照は組み換えヒト(rh)TPO(Peprotec
h社)を用い、0.5%DMSO含有培地にて希釈調製
した。なお、測定はn=2ウエルで実施し、被験化合物
の活性はEC50(陽性対照であるrhTPOの最大活性
の50%に相当する活性を示す化合物濃度)値で表わし
た。結果を下記実施例表に示した。
【0099】試験例2
マウス骨髄細胞からの巨核球分化増殖活性
雄性BALB/cマウス(日本チャールズリバー社、6
〜12週齢)を頸椎脱臼致死させた後、無菌的に大腿骨
と頚骨から骨髄細胞を取り出し、ペニシリン/ストレプ
トマイシン含有IMDM培地5mlに浮遊させ、氷冷
下、0.5mMフルオロリン酸ジイソプロピル(和光純
薬社)で20分間処理した。細胞をIMDM培地で2回
洗浄した後に10mlのIMDM培地に懸濁し、10c
mシャーレに播種した。37℃、90分間、CO2イン
キュベーター内で培養後、非付着細胞を回収した。この
細胞を96穴培養プレートに105細胞/100μl/w
ellの細胞数で播種した。次に、被験化合物をDMS
Oで終濃度の400倍濃度に調製し、その一部をIMD
M培地[10%無血清培地用血清代替蛋白質(StemCell
technologies社)およびペニシリン/ストレプトマイ
シン(GIBCO社)を含む]にて希釈して、被験化合物希
釈系列を作成した。被験化合物希釈系列を100μl/
well添加して、37℃、CO2インキュベーター内
で培養し、6日後にアセチルコリンエステラーゼ(Ac
hE)活性を測定した。コントロールには0.5%DM
SO含有培地を用いた。陽性対照はrhTPOを用い、
0.5%DMSO含有培地にて希釈調製した。なお、A
chE活性の測定は以下の方法で行なった。すなわち、
1%ポリオキシエチレン(10)オクチルエーテル[Po
lyoxyethylene(10) Octylphenyl Ether(TritonX-100
(商品名))]含有1M Tris/HCl(pH8)に
溶解した5,5’−ジチオビス−(2−ニトロ安息香
酸) [5,5'-Dithiobis-(2-nitrobenzoic Acid)、DT
NB、0.21mg/ml]を50μl/well添加後、吸光
度(OD405-650)を測定した(プレ値)。次に、10
mMヨウ化アセチルコリン(acetylthiocholine iodi
d)溶液を20μl/well添加し、室温にて30分
間インキュベーションした後、再度、吸光度(OD
405-650)を測定した(ポスト値)。ポスト値からプレ
値を引いた値から以下の式により陽性対照に対する活性
(%)を算出した。
〜12週齢)を頸椎脱臼致死させた後、無菌的に大腿骨
と頚骨から骨髄細胞を取り出し、ペニシリン/ストレプ
トマイシン含有IMDM培地5mlに浮遊させ、氷冷
下、0.5mMフルオロリン酸ジイソプロピル(和光純
薬社)で20分間処理した。細胞をIMDM培地で2回
洗浄した後に10mlのIMDM培地に懸濁し、10c
mシャーレに播種した。37℃、90分間、CO2イン
キュベーター内で培養後、非付着細胞を回収した。この
細胞を96穴培養プレートに105細胞/100μl/w
ellの細胞数で播種した。次に、被験化合物をDMS
Oで終濃度の400倍濃度に調製し、その一部をIMD
M培地[10%無血清培地用血清代替蛋白質(StemCell
technologies社)およびペニシリン/ストレプトマイ
シン(GIBCO社)を含む]にて希釈して、被験化合物希
釈系列を作成した。被験化合物希釈系列を100μl/
well添加して、37℃、CO2インキュベーター内
で培養し、6日後にアセチルコリンエステラーゼ(Ac
hE)活性を測定した。コントロールには0.5%DM
SO含有培地を用いた。陽性対照はrhTPOを用い、
0.5%DMSO含有培地にて希釈調製した。なお、A
chE活性の測定は以下の方法で行なった。すなわち、
1%ポリオキシエチレン(10)オクチルエーテル[Po
lyoxyethylene(10) Octylphenyl Ether(TritonX-100
(商品名))]含有1M Tris/HCl(pH8)に
溶解した5,5’−ジチオビス−(2−ニトロ安息香
酸) [5,5'-Dithiobis-(2-nitrobenzoic Acid)、DT
NB、0.21mg/ml]を50μl/well添加後、吸光
度(OD405-650)を測定した(プレ値)。次に、10
mMヨウ化アセチルコリン(acetylthiocholine iodi
d)溶液を20μl/well添加し、室温にて30分
間インキュベーションした後、再度、吸光度(OD
405-650)を測定した(ポスト値)。ポスト値からプレ
値を引いた値から以下の式により陽性対照に対する活性
(%)を算出した。
【数1】
なお、測定はn=4〜6ウエルで実施し、被験化合物の
活性はEC50(陽性対照であるrhTPOの最大活性の
50%の活性を示す化合物濃度)値で表わした。結果を
下記実施例表に示した。
活性はEC50(陽性対照であるrhTPOの最大活性の
50%の活性を示す化合物濃度)値で表わした。結果を
下記実施例表に示した。
【0100】試験例3
マウスX線照射モデル
雄性BALB/cマウス(日本チャールズリバー社、6
〜9週齡)を実験開始前に血小板数を指標に8匹/ケー
ジに群分けした。0日目にX線照射装置(M-150WE、SOF
TEX社)にて0.25Gy/minのX線照射量を20
分間マウスに暴露した。ベヒクルは30% PEG40
0含有7%ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリ
ン(hydroxypropyl-β-cyclodextrin、HP−β−C
D)溶液を用いた。被験化合物をvehicleに0.15、
0.45、1.5mg/ml濃度に溶解させた(それぞ
れ、1、3、10mg/kg用)。被験化合物の投与を
X線照射の翌日(1日目)より開始し、1日3回、マウ
スの皮下にそれぞれ1、3、10mg/6.67ml/
kgの用量にて投与した。9日目、11日目、14日
目、17日目にヘマトクリット管(テルモ社)を用いて
眼窩静脈叢よりマウスの血液を採取してSysmex F-800
(Sysmex社)により諸血球数を測定した。統計解析はDu
nnett testで検定して有意水準は、危険率5%以下とし
た。実施例1の化合物投与後のマウスの末梢血中におけ
る血小板数の変化を図1に示した。
〜9週齡)を実験開始前に血小板数を指標に8匹/ケー
ジに群分けした。0日目にX線照射装置(M-150WE、SOF
TEX社)にて0.25Gy/minのX線照射量を20
分間マウスに暴露した。ベヒクルは30% PEG40
0含有7%ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリ
ン(hydroxypropyl-β-cyclodextrin、HP−β−C
D)溶液を用いた。被験化合物をvehicleに0.15、
0.45、1.5mg/ml濃度に溶解させた(それぞ
れ、1、3、10mg/kg用)。被験化合物の投与を
X線照射の翌日(1日目)より開始し、1日3回、マウ
スの皮下にそれぞれ1、3、10mg/6.67ml/
kgの用量にて投与した。9日目、11日目、14日
目、17日目にヘマトクリット管(テルモ社)を用いて
眼窩静脈叢よりマウスの血液を採取してSysmex F-800
(Sysmex社)により諸血球数を測定した。統計解析はDu
nnett testで検定して有意水準は、危険率5%以下とし
た。実施例1の化合物投与後のマウスの末梢血中におけ
る血小板数の変化を図1に示した。
【0101】
【表1】
【0102】
【表2】
【0103】
【表3】
【0104】
【表4】
【0105】
【表5】
【0106】
【表6】
【0107】
【表7】
【0108】
【表8】
【0109】
【表9】
【0110】
【表10】
【0111】
【表11】
【0112】
【表12】
【0113】
【発明の効果】本発明に係る一般式〔I〕で示される化
合物は、上記試験例からも明らかな通り、優れたTPO
受容体作動作用、造血幹細胞の分化増殖作用、臍帯血の
分化増殖作用、及び血球増多作用、特に血小板増多作用
を有する。従って、これら化合物は優れたTPO受容体
作動薬、造血幹細胞の分化増殖剤、臍帯血分化増殖剤、
及び血球増多薬、特に血小板増多薬、赤血球増多薬、血
小板減少症治療薬となることが期待される。
合物は、上記試験例からも明らかな通り、優れたTPO
受容体作動作用、造血幹細胞の分化増殖作用、臍帯血の
分化増殖作用、及び血球増多作用、特に血小板増多作用
を有する。従って、これら化合物は優れたTPO受容体
作動薬、造血幹細胞の分化増殖剤、臍帯血分化増殖剤、
及び血球増多薬、特に血小板増多薬、赤血球増多薬、血
小板減少症治療薬となることが期待される。
【図1】実施例1の化合物投与後のマウスの末梢血中に
おける血小板数の変化を表した図。
おける血小板数の変化を表した図。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A61K 31/4155 A61K 31/4155
31/4196 31/4196
31/422 31/422
31/4245 31/4245
31/427 31/427
31/433 31/433
31/4365 31/4365
A61P 7/06 A61P 7/06
43/00 111 43/00 111
C07D 209/44 C07D 209/44
307/87 307/87
333/72 333/72
409/04 409/04
417/04 417/04
495/04 105 495/04 105A
(72)発明者 稲垣 浩二
大阪府高槻市紫町1番1号 日本たばこ産
業株式会社医薬総合研究所内
Fターム(参考) 4C063 AA01 BB01 CC94 DD22 DD25
DD41 DD47 DD52 DD58 DD62
DD67 DD81 DD92 EE01
4C071 AA01 BB01 CC01 CC21 DD17
EE13 FF06 HH11 HH23 HH28
LL01
4C086 AA01 AA02 AA03 BB03 BC36
BC60 BC62 BC69 BC71 BC85
CB29 GA02 GA04 GA07 GA09
GA10 MA01 MA04 NA14 ZA55
ZC42
4C204 BB01 CB04 DB25 DB29 EB03
FB01 FB03 GB03 GB32
Claims (14)
- 【請求項1】 一般式〔I〕 【化1】 〔式中、A1及びA2は、両者が一緒になって、 【化2】 を表し;A3は、 【化3】 を表し;A4は、 【化4】 を表し;a,b,c及びdの点線部分は、二重結合であ
ってもよいことを意味し;pは、0、1又は2の整数を
表し;R1は、 a.水素原子、 b.ハロゲン原子、 c.C1-6アルキル基、 d.C1-6アルコキシ基、 e.カルボキシ基、 f.(C1-6アルコキシ)カルボニル基、 g.カルバモイル基(該カルバモイル基は、1又は2個
のC1-6アルキル基で置換されてもよい。)、 h.シアノ基、 i.ニトロ基、 j.アミノ基{該アミノ基は、C1-6アルキル基、C1-7
アシル基及び(C1-6アルコキシ)カルボニル基(該ア
ルキル基、アシル基及びアルコキシカルボニル基は、ア
ミノ基、水酸基、カルボキシ基、−SO3H、−PO3H
2、−OSO3H、−OPO3H2 から選ばれる置換基で
置換されてもよい。)から選ばれる1又は2個の置換基
で置換されてもよい。}、 j.アリール基{該アリール基は、C1-6アルキル基
(該アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換さ
れてもよい。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アルコ
キシ基及びアミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC
1-6アルキル基で置換されてもよい。)から選ばれる1
乃至3個の置換基で置換されてもよい。}、又はk.−
SOmR7[ここでR7は、 ・水素原子、 ・C1-6アルキル基{該アルキル基は、ハロゲン原子、
水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C1-6ア
ルコキシ)カルボニル基及びアミノ基(該アミノ基は1
又は2個のC1-6アルキル基で置換されてもよい。)か
ら選ばれる1乃至3個の置換基で置換されてもよ
い。}、 ・水酸基、 ・アミノ基[該アミノ基は、C1-6アルキル基、C1-7ア
シル基及び(C1-6アルコキシ)カルボニル基{これら
アルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基は、ア
ミノ基、水酸基、カルボキシ基、アシルオキシ基、−S
O3H、−PO3H2、−OSO3H、−OPO3H2、−O
CO−アミノ酸残基 (該−OCO−アミノ酸残基は、
−OPO3H2 又は糖残基で置換されてもよい。)及び
糖残基から選ばれる置換基で置換されてもよい。}から
選ばれる1又は2個の置換基で置換されてもよい。]、 ・アリール基{該アリール基は、C1-6アルキル基(該
アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換されて
もよい。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アルコキシ
基、アミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC1-6アル
キル基で置換されてもよい。)から選ばれる1乃至3個
の置換基で置換されてもよい。}を表し;mは0〜2の
整数を表す。]を表し;R2は、 a.水素原子、 b.ハロゲン原子、 c.C1-6アルキル基{該アルキル基は、ハロゲン原
子、水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、アミノ基(該アミノ基
は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されてもよ
い。)から選ばれる置換基で置換されてもよい。}、 d.C3-7シクロアルキル基、 e.カルボキシ基、 f.(C1-6アルコキシ)カルボニル基、 g.(C3-7シクロアルキル)オキシカルボニル基、 h.カルバモイル基(該カルバモイル基は、1又は2個
のC1-6アルキル基で置換されてもよい。)、 i.C1-7アシル基、 j.アリール基、又は k.窒素原子,酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃
至4個のヘテロ原子を環内に有する3乃至7員の複素環
{該複素環及び前記jのアリール基は、C1-6アルキル
基(該アルキル基は1乃至3個のハロゲン原子で置換さ
れてもよい。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アルコ
キシ基、アミノ基(該アミノ基は1又は2個のC1-6ア
ルキル基で置換されてもよい。)から選ばれる1乃至3
個の置換基で置換されてもよい。}を表し;R3は、 a.アミノ基{該アミノ基は、C1-6アルキル基、C1-7
アシル基、(C1-6アルコキシ)カルボニル基及びC1-6
アルキルスルホニル基、(これらアルキル基、アシル
基、アルコキシカルボニル基及びアルキルスルホニル基
は、アミノ基、水酸基、カルボキシ基、−SO3H、−
PO3H2、−OSO3H、−OPO3H2 から選ばれる
置換基で置換されてもよい。)から選ばれる1又は2個
の置換基で置換されてもよい。}、 b.アリールスルホニルアミノ基{該アリールスルホニ
ルアミノ基は、ハロゲン原子、C1-6アルキル基(該ア
ルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換されても
よい。)、アミノ基(該アミノ基は1又は2個のC1-6ア
ルキル基で置換されてもよい。)から選ばれる置換基で
1乃至3置換されてもよい。}、 c.−SO3H、 d.−PO3H2 、又は e.−OR8 [ここでR8は、 ・水素原子、 ・C1-6アルキル基{該アルキル基は、ハロゲン原子、
水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C1-6ア
ルコキシ)カルボニル基、アシルオキシ基、アミノ基
(該アミノ基は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換
されてもよい。)、−OCO−アミノ酸残基 (該−O
CO−アミノ酸残基は、−OPO3H2 又は糖残基で置
換されてもよい。)及び糖残基から選ばれる1乃至3個
の置換基で置換されてもよい。}、 ・アミノ酸残基、 ・−CO−アミノ酸残基(該−CO−アミノ酸残基及び
前記アミノ酸残基は、−OPO3H2 又は糖残基で置換
されてもよい。)、 ・−SO3H、 ・−PO3H2、又は ・−X1−X2−R11 [ここでX1は、 ・−CO−、 ・−CO2−、又は ・−CONH− を表し;X2は、 ・C1-6アルキレン、 ・C1-6アルケニレン、 ・アリーレン、 ・窒素原子,酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃至
4個のヘテロ原子を環内に有する3乃至7員の複素環、
又は ・−(OCH2CH2)n− (ここでnは0〜8の整数を
表す。)を表し;R11は、 ・水素原子、 ・ハロゲン原子、 ・C1-6アルキル基(該アルキル基は、アミノ基で置換
されてもよい。)、 ・水酸基、 ・C1-6アルコキシ基、 ・カルボキシ基、 ・アミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC1-6アルキ
ル基で置換されてもよい。)、 ・アミノ酸残基、 ・−O−アミノ酸残基 {該−O−アミノ酸残基及び前
記アミノ酸残基は、C1-7アシル基(該アシル基は、ア
ミノ基で置換されてもよい。)及び −OPO3H2 か
ら選ばれる置換基で置換されてもよい。}、 ・−OSO3H、又は ・−OPO3H2 を表す。]を表し;R4は、 a.水素原子、 b.ハロゲン原子、 c.C1-6アルキル基{該アルキル基は、ハロゲン原
子、水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、アミノ基(該アミノ基
は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されてもよ
い。)、アリールオキシ基及びアラルキルオキシ基から
選ばれる1乃至3個の置換基で置換されてもよい。}、 d.C1-6アルコキシ基、 e.カルボキシ基、 f.(C1-6アルコキシ)カルボニル基、 g.C1-7アシル基、 h.C1-6アルキルスルホニル基、 i.アリール基、又は j.アラルキル基{該アラルキル基及び前記iのアリー
ル基は、C1-6アルキル基(該アルキル基は、1乃至3
個のハロゲン原子で置換されてもよい。)、C3-7シクロ
アルキル基、C1-6アルコキシ基又はアミノ基(該アミ
ノ基は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されても
よい。)から選ばれる1乃至3個の置換基で置換されて
もよい。}を表し;R5、R6は、それぞれ独立に a.水素原子、 b.C1-6アルキル基[該アルキル基は、ハロゲン原
子、水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、C1-7アシルオキシ基、
アリールオキシ基及びアラルキルオキシ基{該アリール
オキシ基及びアラルキルオキシ基は、C1-6アルキル基
(該アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換さ
れてもよい。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アルコ
キシ基アミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC1-6ア
ルキル基で置換されてもよい。)から選ばれる1乃至3
個の置換基で置換されてもよい。}から選ばれる1乃至
3個の置換基で置換されてもよい。]、 c.C3-7シクロアルキル基、 d.カルボキシ基、 e.C1-6アルコキシ)カルボニル基、 f.C1-6アルキルスルホニル基、 g.アミノ基、 h.カルバモイル基(該カルバモイル基及び前記gのア
ミノ基は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されて
もよい。)、 i.C1-7アシル基、 j.アリール基、又は k.アラルキル基{該アラルキル基及び前記jのアリー
ル基は、C1-6アルキル基(該アルキル基は、1乃至3
個のハロゲン原子で置換されてもよい。)、C3-7シクロ
アルキル基、C1-6アルコキシ基、アミノ基(該アミノ
基は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されてもよ
い。)から選ばれる1乃至3個の置換基で置換されても
よい。}を表し;R9、R10は、それぞれ独立に a.水素原子、 b.C1-6アルキル基{該アルキル基は、ハロゲン原
子、水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、アミノ基(該アミノ基
は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換されてもよ
い。)から選ばれる1乃至3個の置換基で置換されても
よい。}、 c.水酸基、 d.C1-6アルコキシ基、 e.C1-7アシル基、 f.C1-6アルキルスルホニル基、 g.アリール基、又は h.窒素原子,酸素原子及び硫黄原子から選ばれる1乃
至4個のヘテロ原子を環内に有する3乃至7員の複素環
{該複素環及び前記gのアリール基は、C1-6アルキル
基(該アルキル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換
されてもよい。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アル
コキシ基、アミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC
1-6アルキル基で置換されてもよい。)から選ばれる1
乃至3個の置換基で置換されてもよい。}を表し; 【化5】 を表す。但し、R5とR6のいずれか1つがメチル基であ
り、且つR1とR2が同時にメチル基である場合、又はR
4、R5及びR6が同時に水素原子である場合を除く。〕
で示される化合物若しくはそのプロドラッグ、又はその
塩若しくはその溶媒和物。 - 【請求項2】 一般式〔II〕 【化6】 〔式中、R1、R2、R3、R5、R6、 【化7】 はそれぞれ請求項1に記載の定義を表す。〕で示される
化合物若しくはそのプロドラッグ、又はその塩若しくは
その溶媒和物。 - 【請求項3】 一般式〔II〕において、 【化8】 であり;R1が、−SOmR7 (R7は請求項1に記載の
定義を表す。)であり;R2が、(C1-6アルコキシ)カ
ルボニル基又は窒素原子,酸素原子及び硫黄原子から選
ばれる1乃至4個のヘテロ原子を環内に有する3乃至7
員の複素環{該複素環は、C1-6アルキル基(該アルキ
ル基は、1乃至3個のハロゲン原子で置換されてもよ
い。)、C3-7シクロアルキル基、C1-6アルコキシ基、
アミノ基(該アミノ基は、1又は2個のC1-6アルキル
基で置換されてもよい。)から選ばれる1乃至3個の置
換基で置換されてもよい。}であり;R3が、−OR8
(R8は請求項1に記載の定義を表す。)であり;R
5が、C1-6アルキル基[該アルキル基は、ハロゲン原
子、水酸基、C1-6アルコキシ基、カルボキシ基、(C
1-6アルコキシ)カルボニル基、アリールオキシ基及び
アラルキルオキシ基{該アリールオキシ基及びアラルキ
ルオキシ基は、C 1-6アルキル基(該アルキル基は、1
乃至3個のハロゲン原子で置換されてもよい。)、C3-7
シクロアルキル基、C1-6アルコキシ基、アミノ基(該
アミノ基は、1又は2個のC1-6アルキル基で置換され
てもよい。)から選ばれる1乃至3個の置換基で置換さ
れてもよい。}から選ばれる1乃至3個の置換基で置換
されてもよい。]、又はC3-7シクロアルキル基であ
り;R6が、水素原子又はC1-6アルキル基である請求項
2に記載の化合物若しくはそのプロドラッグ、又はその
塩若しくはその溶媒和物。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
化合物若しくはそのプロドラッグ、又はその塩若しくは
その溶媒和物を有効成分として含有してなる医薬組成
物。 - 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
化合物若しくはそのプロドラッグ、又はその塩若しくは
その溶媒和物を有効成分として含有してなるTPO受容
体作動薬。 - 【請求項6】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
化合物若しくはそのプロドラッグ、又はその塩若しくは
その溶媒和物を有効成分として含有してなる血球増多
薬。 - 【請求項7】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
化合物若しくはそのプロドラッグ、又はその塩若しくは
その溶媒和物を有効成分として含有してなる造血幹細胞
の分化増殖剤。 - 【請求項8】 幹細胞因子(SCL)、インターロイキ
ン−3(IL−3)又はflk2/flt3リガンド
(FL)との併用のための請求項7記載の造血幹細胞の
分化増殖剤。 - 【請求項9】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
化合物若しくはそのプロドラッグ、又はその塩若しくは
その溶媒和物を有効成分として含有してなる血小板増多
薬。 - 【請求項10】 幹細胞因子(SCL)、又はインター
ロイキン−3(IL−3)との併用のための請求項9記
載の血小板増多薬。 - 【請求項11】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載
の化合物若しくはそのプロドラッグ、又はその塩若しく
はその溶媒和物を有効成分として含有してなるエリスロ
ポエチン(EPO)との併用のための赤血球増多薬。 - 【請求項12】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載
の化合物若しくはそのプロドラッグ、又はその塩若しく
はその溶媒和物を有効成分として含有してなる血小板減
少症治療薬。 - 【請求項13】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載
の化合物若しくはそのプロドラッグ、又はその塩若しく
はその溶媒和物の存在下に臍帯血を培養することを特徴
とする臍帯血の分化増殖方法。 - 【請求項14】 幹細胞因子(SCL)、又はインター
ロイキン−3(IL−3)との存在下で臍帯血を培養す
ることを特徴とする請求項13の臍帯血分化増殖方法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002041315A JP2003238565A (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | 縮合環化合物及びそれら化合物を含んでなる血球増多薬 |
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|---|---|---|---|
| JP2002041315A JP2003238565A (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | 縮合環化合物及びそれら化合物を含んでなる血球増多薬 |
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|---|---|
| JP2003238565A true JP2003238565A (ja) | 2003-08-27 |
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|---|---|---|---|
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