JP2003238432A

JP2003238432A - ヒアルロン酸蓄積促進剤

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Publication number: JP2003238432A
Application number: JP2002037827A
Authority: JP
Inventors: Takashi Naito; 崇内藤; Tomoko Tsuji; 智子辻; Keiji Hasumi; 惠司蓮見
Original assignee: Fancl Corp
Current assignee: Fancl Corp
Priority date: 2002-02-15
Filing date: 2002-02-15
Publication date: 2003-08-27
Anticipated expiration: 2022-02-15
Also published as: JP4542300B2

Abstract

(57)【要約】【課題】ヒアルロン酸蓄積促進作用を有することか
ら、皮膚しわ改善、皮膚保湿性の増加、皮膚老化防止、
血栓形成阻害、関節炎治療、リウマチ治療、ドライアイ
治療、血管柔軟化、動脈硬化治療に有効である食品、医
薬品及び化粧品を提供すること。【解決手段】アロエベラ、ラカンカ、トチュウ、マ
カ、エンバク、エルカンブリ、カルカデ、ディル、トウ
キンセンカ、リュウガンニク、フェンネル、チャ、ペニ
ーロイヤルミント、ネトル、ビンロウジ、ダッタンソ
バ、アセンヤク、シクンシ科植物 Termin７alia arjuna
から成る群より選ばれる少なくとも１種を含有するヒア
ルロン酸蓄積促進剤。本発明の剤は、有効成分が天然物
であるためその毒性は低い。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明が属する技術分野】本発明は、ヒアルロン酸の蓄
積促進作用に関連し、さらに極めて安全性が高い皮膚し
わ改善、皮膚保湿性の増加、皮膚老化防止、血栓形成阻
害、関節炎治療、リウマチ治療、ドライアイ治療、血管
柔軟化、動脈硬化治療などに有効性を示す食品、医薬及
び化粧品に関する。

【０００２】

【従来の技術】ヒアルロン酸はβ−Ｄ−Ｎ−アセチルグ
ルコサミンとβ−Ｄ−グルクロン酸が交互に結合した直
鎖状の高分子多糖であり、哺乳動物の皮膚、血管、関
節、眼球硝子体などの結合組織に広く分布するグリコサ
ミノグルカンの一種である。ヒアルロン酸の各組織での
機能としては、その高い水分保持能力、粘弾性や結合性
の高さからコラーゲンとともに組織の潤滑性と柔軟性、
細胞の保持、外力などの機械的障害への抵抗などに深く
関与している。各組織におけるヒアルロン酸の産生量は
老化とともに減少し、その結果としてヒアルロン酸が多
く存在する皮膚を初めとして、血管、関節、眼球などの
組織で各種の障害や病態が発生すると言われている。ま
た、ヒアルロン酸には、血栓形成阻害作用も報告されて
おり(Artery19(5),256-270(1992))、その産生量を促進
することによって前述の各組織で発生する障害や病態に
対する改善作用の他、血液循環系にも改善作用を有する
ことが知られている。

【０００３】これまでに皮膚のしわや関節炎など、ヒア
ルロン酸の減少に伴う各種の障害や疾患に対してヒアル
ロン酸を直接、外用剤、あるいは注射剤として投与する
試みがなされてきた。しかし、ヒアルロン酸は高分子の
多糖成分であることから経皮吸収は少なく、さらに注射
剤による補充療法は、医師の処方が必要であり、苦痛を
伴う治療であることから日常的に使える手法ではない。
また、生体内でヒアルロン酸の合成を促進したり(特開
平13−163794、特開平13−114637、特開平12−13614
7)、分解酵素であるヒアルロニダーゼを阻害する技術
(特開平12−178196、特開平11−21247、特開平9−24115
0)が、これまでに開示されてきた。しかし、効果、安全
性、供給、品質、安定性などの面から不十分であり、新
規なヒアルロン酸蓄積促進剤の開発が望まれていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ヒア
ルロン酸合成促進、あるいはヒアルロニダーゼ阻害作用
によって各組織でのヒアルロン酸含量を高値に保ち、連
用しても副作用の恐れがない、効果的で極めて安全性の
高いヒアルロン酸蓄積促進作用を示す組成物およびこれ
らを含有する食品、医薬、化粧品を提供することにあ
る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的よ
り鋭意研究を重ねた結果、ある特定の種の植物に高いヒ
アルロン酸蓄積促進活性を有することを見出し、本発明
を完成させた。すなわち、本発明は、アロエベラ、ラカ
ンカ、トチュウ、マカ、エンバク、エルカンブリ、カル
カデ、ディル、トウキンセンカ、リュウガンニク、フェ
ンネル、チャ、ペニーロイヤルミント、ネトル、ビンロ
ウジ、ダッタンソバ、アセンヤク及びシクンシ科植物 T
erminalia arjunaから成る群より選ばれる少なくとも１
種を含有するヒアルロン酸蓄積促進剤、該剤を含む皮膚
しわ改善用組成物、皮膚保湿用組成物、皮膚老化予防用
組成物、血栓形成阻害用組成物、関節炎治療用組成物、
リウマチ治療用組成物、ドライアイ予予防用組成物、血
管柔軟化用組成物、動脈硬化治療用組成物、さらにそれ
らを含有する食品、医薬及び化粧品に関する。

【０００６】

【発明の実施の形態】本発明の組成物の有効成分は、ア
ロエベラ(Aloe vera)、ラカンカ(Momordicagrosvenori
i)、トチュウ(Eucommia ulmoides)、マカ(Lepidiummee
yenii)、エンバク(Avena sativa)、エルカンブリ(Genti
anella alborocea)、カルカデ(Hibiscus sabdariffa)、
ディル(Anethum graveolens)、トウキンセンカ(Calendu
la officinalis)、リュウガンニク(Euphoria longan
a)、フェンネル(Foeniculum vulgare)、チャ(Thea sine
nsis)、ペニーロイヤルミント(Mentha pulegium)、ネト
ル(Urtrica thunbergiana)、ビンロウジ(Areca catech
u)、ダッタンソバ(Fagopyrumtartaricum)、アセンヤク
(Uncaria gambir)、シクンシ科植物ターミナリアアルジ
ュナ（Terminalia arjuna）より選ばれる植物である。

【０００７】上記植物は、葉、茎、芽、花、木質部、木
皮部（樹皮）などの地上部および根、塊茎などの地下
部、種子、果実、樹脂など全ての部位が使用可能であ
る。また、植物は、植物自身を乾燥させた乾燥物、その
粉砕物、それら自身を圧搾抽出することにより得られる
搾汁、水あるいはアルコール、エーテル、アセトンなど
の有機溶媒による粗抽出物、および粗抽出物を液液分
配、カラムクロマトグラフィーなどで段階的に精製して
得られた抽出物画分など、全てを含む。これらは単独で
用いても良く、また２種以上混合して用いても良い。

【０００８】例えば、リュウガンニクの植物体乾燥物１
Kgにエタノール３Ｌを加え、室温で一晩浸漬することに
より得た抽出液を、そのままヒアルロン酸蓄積促進作用
を有する皮膚しわ改善用組成物、皮膚保湿用組成物、皮
膚老化予防用組成物、血栓形成阻害用組成物、関節炎治
療用組成物、リウマチ治療用組成物、ドライアイ予防用
組成物、血管柔軟化用組成物、動脈硬化治療用組成物と
して使用しても良いし、液液分配、各種クロマトグラフ
ィーを組み合わせて、精製したものを使用しても良い。

【０００９】前記の特定の植物の乾燥物または抽出物が
ヒアルロン酸蓄積促進作用を有することは、従来から全
く知られておらず、本発明により得られた新知見であ
る。ヒアルロン酸は、極めて高い保水能力や粘弾性を示
す生体成分として知られている。ヒアルロン酸は生体中
では単独で存在することはほとんどないといってよく、
様々なヒアルロン酸結合活性を有するプロテインなどの
ヒアルロン酸結合分子が結合して特異なマトリックスを
構築している。このヒアルロン酸リッチマトリクスは、
活発な代謝変化、細胞増殖がみられる部位にはほとんど
において見出されるものである。

【００１０】ヒアルロン酸は、その優れた保水能力によ
って、皮膚の乾燥を防ぎ、みずみずしい肌を保つために
使用できる。皮膚はヒアルロン酸を豊富に有する組織で
あるが、ヒアルロン酸は、加齢とともに低分子化され
て、その保水能力が低下していく。そこで、皮膚のヒア
ルロン酸を豊富に保持することによって、皮膚の老化を
防止することができる。

【００１１】ヒアルロン酸の産生量を促進することによ
って、ヒアルロン酸の産生量の減少により生じる血管、
関節、眼球などの組織で発生する障害や病態を改善する
ことができる。また、血栓形成阻害作用を有しているヒ
アルロン酸の産生を促進することにより、血栓形成を阻
害することができる。

【００１２】本発明の剤は、ヒアルロン酸蓄積作用を有
し、皮膚しわ改善用組成物、皮膚保湿用組成物、皮膚老
化予防用組成物、血栓形成阻害用組成物、関節炎治療用
組成物、リウマチ治療用組成物、ドライアイ予防用組成
物、血管柔軟化用組成物、動脈硬化治療用組成物、なら
びにこれらを含有する食品、医薬及び化粧品として使用
可能である。

【００１３】本発明の剤を使用して、皮膚しわ改善用組
成物、皮膚保湿用組成物、皮膚老化予防用組成物、血栓
形成阻害用組成物、関節炎治療用組成物、リウマチ治療
用組成物、ドライアイ予防用組成物、血管柔軟化用組成
物、動脈硬化治療用組成物、ならびにこれらを含有する
食品、医薬、化粧品を製造することができる。

【００１４】本発明の皮膚しわ改善用組成物、皮膚保湿
用組成物、皮膚老化予防用組成物、血栓形成阻害用組成
物、関節炎治療用組成物、リウマチ治療用組成物、ドラ
イアイ予防用組成物、血管柔軟化用組成物、動脈硬化治
療用組成物は、適宜食品、医薬、化粧品として適用する
ことができる。医薬としての適用では、経口投与又は非
経口投与のいずれも採用することができる。医薬として
の投与に際しては、有効成分を経口投与、経皮投与、直
腸内投与、注射などの投与方法に適した固体又は液体の
医薬用無毒性担体と混合して、慣用の医薬製剤の形態で
投与することができる。このような製剤としては、例え
ば、錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤などの固形剤、溶
液剤、懸濁剤、乳剤などの液剤、凍結乾燥製剤などが挙
げられ、これらの製剤は製剤上の常套手段により調製す
ることができる。上記の医薬用無毒性担体としては、例
えば、グルコース、乳糖、ショ糖、澱粉、マンニトー
ル、デキストリン、脂肪酸グリセリド、ポリエチレング
ルコール、ヒドロキシエチルデンプン、エチレングリコ
ール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
アミノ酸、ゼラチン、アルブミン、水、生理食塩水など
が挙げられる。また、必要に応じて、安定化剤、湿潤
剤、乳化剤、結合剤、等張化剤などの慣用の添加剤を適
宜添加することもできる。

【００１５】食品としては、そのまま、又は種々の栄養
成分を加えて、若しくは飲食品中に含有せしめて、皮膚
しわ改善剤、皮膚保湿剤、皮膚老化予防剤、血栓形成阻
害剤、関節炎治療剤、リウマチ治療剤、ドライアイ予防
剤、血管柔軟化剤、動脈硬化治療剤に有用な保健用食品
又は食品素材として食することができる。例えば、上述
した適当な助剤を添加した後、慣用の手段を用いて、食
用に適した形態、例えば、顆粒状、粒状、錠剤、カプセ
ル、ペーストなどに成形して食用に供してもよく、また
種々の食品、例えば、ハム、ソーセージなどの食肉加工
食品、かまぼこ、ちくわなどの水産加工食品、パン、菓
子、バター、粉乳、発酵乳製品に添加して使用したり、
水、果汁、牛乳、清涼飲料、茶などの飲料に添加して使
用してもよい。

【００１６】本発明において、有効成分たる植物の有効
投与量は、患者の年齢、体重、症状、患者の程度、投与
経路、投与スケジュール、製剤形態、素材の阻害活性の
強さなどにより、適宜選択・決定されるが、例えば、経
口投与の場合、一般に１日当たり0.001〜1000ｍg/kg程
度、アロエベラのエタノール抽出物の場合、１日当たり
10〜200mg/kg程度とされ、１日に数回に分けて投与して
もよい。

【００１７】また、本発明の剤を含有せしめて、ヒアル
ロン酸蓄積促進剤含有化粧料または化粧料素材として使
用する場合、例えば、エンバクの乾燥物あるいは抽出物
を小麦胚芽油あるいはオリーブ油に添加して化粧料素材
として使用することができる。本発明における植物の乾
燥物または抽出物の添加量は、特に限定されるものでは
ないが、一例としてあげると、小麦胚芽油あるいはオリ
ーブ油の重量に対して0.1重量％以上60重量％以下、好
ましくは、0.5重量％以上50重量％以下が適当である。

【００１８】また、前記のヒアルロン酸蓄積促進剤を直
接、化粧品成分として使用した化粧品を製造することが
できる。本発明の方法で得られるヒアルロン酸蓄積促進
剤を含有せしめた化粧品としては特に限定されるもので
はないが、機能面からは、例えば乳液、化粧液、フェイ
スクリーム、ハンドクリーム、ローション、エッセン
ス、シャンプー、リンスなどが好ましい。このような化
粧品は、常法に従って製造することができる。化粧品に
おける有効成分である植物の乾燥物または抽出物の添加
量は、特に限定されるものではないが、一例としてあげ
ると、化粧料全重量の0.01重量％以上20重量％以下程度
が適当である。

【００１９】本発明の有効成分である植物は、天然物で
あるためその毒性は低く、例えばフェンネルのエタノー
ル抽出物を毎日1000mg/kg、100日間という長期間に亘っ
てラットに経口投与しても、死亡例は認められず、体重
変化も観察されなかった。

【００２０】

【実施例】以下に実施例を挙げて、具体的に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例１〜１７［植物の抽出］アロエベラ、ラカンカ、トチュウ、マ
カ、エンバク、エルカンブリ、カルカデ、ディル、トウ
キンセンカ、リュウガンニク、フェンネル、チャ、ペニ
ーロイヤルミント、ネトル、ビンロウジ、ダッタンソ
バ、アセンヤク、シクンシ科植物 Terminalia arjuna、
各20gにエタノール100mＬを加え、50℃、1500P.S.I.で2
0分間、加熱抽出した後、エタノールを留去した。各エ
タノール抽出乾燥物としてそれぞれ上記記載順に、135
0、3760、3980、1670、1090、2340、2100、2870、385
0、3210、3990、2860、3460、2650、2850、1890、356
0、2870mgを得た。

【００２１】［薬理試験］ヒアルロン酸蓄積促進試験ヒアルロン酸蓄積促進作用はホルマリン固定赤血球懸濁
液を用いた試験(生化学73(2),429-438(2001))を参考に
し、その改良法を構築して評価した。すなわち、ヒト繊
維芽細胞を組織培養用プレートで培養させたのち、上記
で調製した植物エキスを５ｍｇ／ｍＬの濃度で１６時間
作用させた。培地を除去したのち、2.3ｍｇ／ｍＬの濃
度の陰イオン性コロイド粒子懸濁液５０・Ｌ(ホルベン
社、843 PERMANENT GREEN DEEP)を添加し、細胞のヒア
ルロン酸リッチマトリックスによって排除された領域を
顕微鏡下で観察して目視的に活性を判定した。各植物エ
キスのヒアルロン酸蓄積促進作用に対する評価結果を表
１に示した。なお、判定基準は □＝排除面積が若干増
加、○＝増加、◎＝顕著に増加で表した。

【００２２】表１で示したように、本発明の植物である
アロエベラ、ラカンカ、トチュウ、マカ、エンバク、エ
ルカンブリ、カルカデ、ディル、トウキンセンカ、リュ
ウガンニク、フェンネル、チャ、ペニーロイヤルミン
ト、ネトル、ビンロウジ、ダッタンソバ、アセンヤク、
シクンシ科植物 Terminalia arjunaはヒアルロン酸蓄積
促進作用を示すことがわかる。

【００２３】

【表１】

【００２４】処方例１［錠剤の製造］実施例１３で得られたネトルのエタノー
ル抽出を用いて、常法に従って、下記の組成の錠剤を製
造した。（組成）（配合：重量％）ネトル抽出物 24 乳糖 63 コーンスターチ 12 グァーガム 1

【００２５】処方例２［ジュースの製造］実施例２で得られたラカンカのエタ
ノール抽出物を用いて、常法に従って、下記の組成のジ
ュースを製造した。（組成）（配合：重量％）冷凍濃縮温州みかん果汁 5.0 果糖ブドウ糖液糖 11.0 クエン酸 0.2 Ｌ-アスコルビン酸 0.02 香料 0.2 色素 0.1 ラカンカ抽出物 0.2 水 83.28

【００２６】処方例３ [フェイスクリームの製造]実施例６で得られたカルカデ
のエタノール抽出物を用いて、常法に従って、下記の組
成のフェイスクリームを製造した。（組成）（配合：重量％）イソステアリン酸イソプロピル 8.0 ホホバ油 6.0 セタノール 8.0 ステアリルアルコール 2.0 ポリオキシエチレンラウリルエーテル 1.5 プロピレングリコール 6.0 ソルビトール 1.0 パラベン 0.4 カルカデ抽出物 0.5 ビタミンＥ 0.5 香料 0.1 精製水 66.0

【００２７】

【発明の効果】本発明の植物は、ヒアルロン酸蓄積促進
作用を有する皮膚しわ改善、皮膚保湿性の増加、皮膚老
化防止、血栓形成阻害、関節炎治療、リウマチ治療、ド
ライアイ治療、血管柔軟化、動脈硬化治療に有効であ
る。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ａ６１Ｋ 35/78 Ａ６１Ｋ 35/78 ＴＵＶ 7/00 7/00 Ｋ 7/48 7/48 Ａ６１Ｐ 7/02 Ａ６１Ｐ 7/02 9/10 １０１ 9/10 １０１ 17/00 17/00 19/02 19/02 27/02 27/02 (72)発明者蓮見惠司東京都府中市幸町３番５号８東京農工大学農学部応用生物科学科教室内Ｆターム(参考） 4C083 AA111 AA112 AA122 AC072 AC122 AC132 AC182 AC352 AC482 AD652 CC05 DD33 EE12 4C088 AB12 AB19 AB26 AB38 AB40 AB43 AB45 AB59 AB75 AB86 AC03 AC04 AC05 AC06 AC08 AC11 AC13 BA09 BA10 MA63 NA14 ZA33 ZA45 ZA54 ZA89 ZA96 ZC02

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】アロエベラ、ラカンカ、トチュウ、マ
カ、エンバク、エルカンブリ、カルカデ、ディル、トウ
キンセンカ、リュウガンニク、フェンネル、チャ、ペニ
ーロイヤルミント、ネトル、ビンロウジ、ダッタンソ
バ、アセンヤク、シクンシ科植物ターミナリアアルジ
ュナ（Terminalia arjuna）から成る群より選ばれる少
なくとも１種を含有するヒアルロン酸蓄積促進剤。
【請求項２】請求項１記載のヒアルロン酸蓄積促進剤
を含む皮膚しわ改善用、皮膚保湿用及び／又は皮膚老化
予防用組成物。
【請求項３】請求項１記載のヒアルロン酸蓄積促進剤
を含む血栓形成阻害用組成物。
【請求項４】請求項１記載のヒアルロン酸蓄積促進剤
を含む関節炎治療用及び／又はリウマチ治療用組成物。
【請求項５】請求項１記載のヒアルロン酸蓄積促進剤
を含む血管柔軟化用及び／又は動脈硬化治療用組成物。
【請求項６】請求項１記載のヒアルロン酸蓄積促進剤
を含むドライアイ予防用組成物。
【請求項７】食品である請求項１記載のヒアルロン酸
蓄積促進剤又は請求項２〜６のいずれか１項記載の組成
物。
【請求項８】化粧料である請求項１記載のヒアルロン
酸蓄積促進剤又は請求項２記載の組成物。
【請求項９】皮膚外用である請求項１記載のヒアルロ
ン酸蓄積促進剤又は請求項２〜６のいずれか１項記載の
組成物。
【請求項１０】医薬である請求項１記載のヒアルロン
酸蓄積促進剤又は請求項２〜６のいずれか記載の組成
物。