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JP2003231864A - 調色した塗料を製造するための装置及び方法 - Google Patents

調色した塗料を製造するための装置及び方法

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Publication number
JP2003231864A
JP2003231864A JP2002035240A JP2002035240A JP2003231864A JP 2003231864 A JP2003231864 A JP 2003231864A JP 2002035240 A JP2002035240 A JP 2002035240A JP 2002035240 A JP2002035240 A JP 2002035240A JP 2003231864 A JP2003231864 A JP 2003231864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
color
metallic
normal
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002035240A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaoki Ishihara
真興 石原
Akira Iwazawa
昭 岩澤
Takeya Kanai
毅哉 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Toryo Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Toryo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Toryo Co Ltd filed Critical Dai Nippon Toryo Co Ltd
Priority to JP2002035240A priority Critical patent/JP2003231864A/ja
Publication of JP2003231864A publication Critical patent/JP2003231864A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常色塗料およびメタリック色塗料を高い品
質で多くの種類について製造することができる塗料製造
装置及び方法を提供する。 【解決手段】 塗料製造装置100は、入力装置112
と、通常色塗料配合比率記憶部126と、通常色塗料配
合計算式記憶部128と、通常色塗料成分データ演算部
130と、メタリック色塗料特徴分析データ記憶部14
0と、メタリック色塗料特徴分析部142と、メタリッ
ク色塗料配合比率記憶部144と、メタリック色塗料配
合計算式記憶部146と、メタリック色塗料成分データ
演算部148と、表示装置154を備える。さらに、複
数の塗料成分収容容器と、塗料成分の排出量を制御する
ための小出し機構が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光輝材を含まない
塗料および光輝材を含む塗料を製造するための塗料製造
装置および塗料製造方法に関する。以下、本明細書にお
いては、光輝材を含まない塗料を「通常色塗料」と称
し、光輝材を含む塗料を「メタリック色塗料」と称す
る。
【0002】
【従来の技術】特開2001−221690号公報に開
示されているコンピュータ調色方法においては、測色計
およびミクロ光輝感測定器により測定したデータと、予
めコンピュータに登録されたデータとを比較して、必要
な塗料の配合を選択していた。また、特開2001−2
65786号公報に開示されている塗料中の光輝材を同
定する方法においては、配合未知の塗色に使われている
光輝材の特徴パラメータを目視で抽出し、抽出した特徴
パラメータをキーワードとして画像データベースを検索
し、最も近い単品光輝材の画像をモニター上に写し、配
合未知塗色の画像と単品光輝材の画像を比較して配合未
知塗色に使われている光輝材の種類を同定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のコンピ
ュータ調色方法では、測色計およびミクロ光輝感測定器
により測定したデータと、予めコンピュータに登録され
たデータとを比較して、必要な塗料の配合を選択してい
るだけで、どのようにして塗料を製造することができる
かを開示していなかった。また、従来の塗料中の光輝材
を同定する方法では、配合未知塗色に使われている光輝
材の種類を同定するだけで、どのようにして塗料を製造
することができるかを開示しておらず、また、光輝材を
含まない通常色塗料の製造装置及び製造方法を開示して
いなかった。
【0004】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、通常色塗料お
よびメタリック色塗料を高い品質で多くの種類について
製造することができる塗料製造装置および塗料製造方法
を提供することにある。また、本発明の他の目的は、通
常色塗料およびメタリック色塗料を自動的かつ効率的に
製造することができる塗料製造装置および塗料製造方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、光輝材を含ま
ない通常色塗料および光輝材を含むメタリック色塗料を
製造するための塗料製造装置において、製造すべき塗料
に関するデータを入力するための入力装置と、複数の通
常色について求めた通常色塗料の塗料成分の配合比率で
ある通常色塗料配合比率を記憶した通常色塗料配合比率
記憶部と、前記通常色塗料配合比率を用いて通常色塗料
の塗料成分の必要量を計算する配合計算式である通常色
塗料配合計算式を記憶した通常色塗料配合計算式記憶部
と、前記通常色塗料配合比率、および、前記通常色塗料
配合計算式を用いて塗料成分の必要量を計算する通常色
塗料成分データ演算部と、メタリック色塗料の特徴を分
析するためのメタリック色塗料特徴分析データを記憶し
たメタリック色塗料特徴分析データ記憶部と、前記メタ
リック色塗料特徴分析データを用いてメタリック色塗料
の特徴を分析するためのメタリック色塗料特徴分析部
と、複数の光輝材を含む塗料の色について求めたメタリ
ック色塗料の塗料成分の配合比率であるメタリック色塗
料配合比率を記憶したメタリック色塗料配合比率記憶部
と、前記メタリック色塗料配合比率を用いてメタリック
色塗料の塗料成分の必要量を計算する配合計算式である
メタリック色塗料配合計算式を記憶したメタリック色塗
料配合計算式記憶部と、前記メタリック色塗料配合比
率、および、前記メタリック色塗料配合計算式、およ
び、メタリック色塗料特徴分析部が分析した結果を用い
て塗料成分の必要量を計算するメタリック色塗料成分デ
ータ演算部とを備える。
【0006】本発明の塗料製造装置は、さらに、前記通
常色塗料成分データ演算部が出力するデータ、前記メタ
リック色塗料成分データ演算部が出力するデータを表示
するための表示装置と、通常色の塗料を作るための塗料
成分、および、メタリック色の塗料を作るための塗料成
分を収容した複数の塗料成分収容容器と、前記複数の塗
料成分収容部のそれぞれに連結するように設けられ、か
つ、それぞれの塗料成分収容部に収容された塗料成分の
排出量を制御するための小出し機構とを備える。この構
成により、通常色塗料およびメタリック色塗料を高い品
質で多くの種類について製造することができる。
【0007】本発明の塗料製造装置は、複数の通常色に
関する色見本、及び、それぞれの通常色を示す色識別記
号を含む色見本帳を備えるのが好ましい。この構成によ
り、複数の通常色を簡単に判定することができる。ま
た、本発明の塗料製造装置は、複数の通常色に関する色
見本を記憶した色見本記憶部と、前記入力装置から入力
された製造すべき塗料の色に関する塗料色データと色見
本記憶部が記憶している色見本とを比較して、製造すべ
き塗料の種類を判定するため色判定部とを備えるのが好
ましい。この構成により、複数の通常色を高い品質で判
定することができる。
【0008】また、本発明の塗料製造装置は、前記通常
色塗料成分データ演算部が出力するデータ、および、前
記メタリック色塗料成分データ演算部が出力するデータ
に基づいて、前記小出し機構の作動を制御するための塗
料成分配合制御部を備えるのが好ましい。この構成によ
り、複数の通常色を効率的に製造することができる。
【0009】さらに、本発明は、光輝材を含まない通常
色塗料および光輝材を含むメタリック色塗料を製造する
ための塗料製造方法において、(あ)複数の通常色の塗
料に関して、その塗料成分の配合比率である通常色塗料
配合比率を求め、複数のメタリック色の塗料に関して、
その塗料成分の配合比率であるメタリック色塗料配合比
率を求める段階、前記複数の通常色の塗料に関して、前
記通常色塗料配合比率を用いて塗料成分の必要量を計算
する配合計算式である通常色塗料配合計算式を求め、前
記複数のメタリック色の塗料に関して、前記メタリック
色塗料配合比率を用いて塗料成分の必要量を計算する配
合計算式であるメタリック色塗料配合計算式を求める段
階、複数の色に関する色見本、および、それぞれの色を
示す色識別記号を含む色見本帳を準備する段階、およ
び、通常色の塗料の塗料を作るための塗料成分、およ
び、メタリック色の塗料を作るための塗料成分を収容し
た複数の塗料成分収容容器を準備する段階を含み、更
に、(い)製造すべき塗料に関するデータを入力装置か
ら入力する段階と、(う)サンプルの色が通常色である
か、メタリック色であるかを判定する段階と、(え)サ
ンプルの色が通常色であると判定された場合に、前記色
見本帳により、塗装すべき色に対応する色識別記号を選
択し、前記選択した色識別記号と、塗装塗料の必要量と
を前記入力装置から入力し、前記通常色塗料配合比率、
および、前記通常色塗料配合計算式を用いて塗料成分の
必要量を計算し、前記塗料成分の必要量の計算結果に基
づいて、前記塗料成分収容容器内の塗料成分を用いて通
常色塗料を製造する段階と、(お)サンプルの色がメタ
リック色であると判定された場合に、メタリック色塗料
の特徴を分析し、前記メタリック色塗料配合比率、およ
び、前記メタリック色塗料配合計算式、および、メタリ
ック色塗料の特徴の分析結果を用いて塗料成分の必要量
を計算し、前記塗料成分の必要量の計算結果に基づい
て、前記塗料成分収容容器内の塗料成分を用いてメタリ
ック色塗料を製造する段階と、を含むことを特徴とす
る。この方法により、通常色塗料およびメタリック色塗
料を高い品質で多くの種類について製造することができ
る。
【0010】本発明の方法では、前記複数の塗料成分収
容部のそれぞれに設けられ、かつ、それぞれの塗料成分
収容部に収容された塗料成分の排出を制御するための小
出し機構を備えるのが好ましい。
【0011】また、本発明の方法では、製造すべき塗料
に関するデータは塗料の必要量に関するデータを含み、
この塗料の必要量に関するデータは、塗料の重量に関す
るデータ、及び/又は、塗料を塗装すべき面積に関する
データ、及び/又は、塗料を塗装すべき部分の材質に関
するデータを含むのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。 (1)本発明の塗料製造装置の構成 最初に、本発明の塗料製造装置の構成について説明す
る。
【0013】図1を参照すると、本発明の塗料製造装置
100は、製造管理装置110と、塗料配合装置160
とを備える。製造管理装置110はコンピュータを含
む。コンピュータは、大容量の管理用データを記憶する
ための外部記憶装置を備えてもよい。外部記憶装置は、
メモリ(ROM,RAM)を含む。コンピュータは、中
央演算装置(CPU)と、メモリ(ROM,RAM)と
を含む。製造管理装置110は、製造すべき塗料に関す
るデータを入力し、かつ、サンプルの画像を入力するた
めの入力装置112を備える。入力装置112は、例え
ば、キーボード、スキャナ、プローブ型撮像装置などに
より構成される。プローブ型撮像装置116のプローブ
は光学顕微鏡230に取り付けられる。したがって、光
学顕微鏡230により観察されるサンプルの画像に関す
るデータは、プローブ型撮像装置116のプローブを介
して入力装置112に入力されるように構成される。
【0014】或いは、光学顕微鏡230に取り付けた撮
影装置を用いて、サンプルの画像を写真フィルムに撮影
し、この写真フィルムを現像し、その現像した写真フィ
ルムから引き伸ばしたサンプルの拡大画像をスキャナに
入力することにより、サンプルの画像に関するデータを
入力装置112に入力するように構成することもでき
る。或いは、プローブ型撮像装置116を設けないで、
もしくは、プローブ型撮像装置116を設けた構成にお
いても、サンプルの画像を光学顕微鏡230により観察
し、その観察結果を入力装置112のキーボードから入
力装置112に入力するように構成することもできる。
【0015】製造すべき塗料に関するデータは、塗料の
必要量に関するデータを含む。塗料の必要量に関するデ
ータは、塗料の重量に関するデータ、及び/又は、塗料
を塗装すべき面積に関するデータ、及び/又は、塗料を
塗装すべき部分の材質に関するデータを含む。
【0016】塗料製造装置100は、更に、複数の色に
関する色見本、および、それぞれの色を示す色識別記号
を含む色見本帳220を備える。図3を参照すると、色
見本帳220は、例えば、バインダー式のファイルブッ
クにより構成される。色見本帳220の各々のページに
は、複数の通常色に関する色見本220aと、それぞれ
の色を示す色識別記号220bとが設けられる。色見本
帳220には、それぞれの色に対応するバーコード22
0cを設けてもよい。再び、図1を参照すると、色識別
記号がバーコード220cを含むように構成した場合、
製造管理装置110は、バーコードを読み取るためのバ
ーコードリーダ114を備える。バーコードリーダ11
4の出力端子は入力装置112に接続される。
【0017】製造管理装置110は、さらに、入力装置
112に入力された製造すべき塗料に関するデータと、
サンプルの画像に関するデータを受け入れるための入力
データ制御部120と、複数の通常色に関する色見本を
記憶した色見本記憶部122と、入力データ制御部12
0から出力される製造すべき塗料の色に関する塗料色デ
ータと色見本記憶部が記憶している色見本とを比較し
て、製造すべき塗料の種類を判定するための色判定部1
24とを備える。或いは、色見本記憶部122を設けな
いように構成した場合には、色判定部124は、入力デ
ータ制御部120から出力される製造すべき塗料の色に
関する塗料色データに基づいて、製造すべき塗料が通常
色塗料であるか、メタリック色塗料であるかを判定する
ように構成することもできる。
【0018】製造管理装置110は、さらに、複数の通
常色について求めた通常色塗料の塗料成分の配合比率で
ある通常色塗料配合比率を記憶した通常色塗料配合比率
記憶部126と、通常色塗料配合比率を用いて通常色塗
料の塗料成分の必要量を計算する配合計算式である通常
色塗料配合計算式を記憶した通常色塗料配合計算式記憶
部128と、前記通常色塗料配合比率、および、前記通
常色塗料配合計算式を用いて塗料成分の必要量を計算す
る通常色塗料成分データ演算部130と、通常色塗料成
分データ演算部130が演算した塗料成分の必要量に関
するデータの出力を制御するための通常色塗料出力デー
タ制御部132とを備える。通常色塗料配合計算式記憶
部128が記憶する複数の通常色についての塗料成分の
配合比率は、塗装する下地材料と、塗装する塗料番号に
ついて、各塗料成分ごとに重量パーセントで求めるのが
よい。
【0019】製造管理装置110は、さらに、メタリッ
ク色塗料の特徴を分析するためのメタリック色塗料特徴
分析データを記憶したメタリック色塗料特徴分析データ
記憶部140と、前記メタリック色塗料特徴分析データ
を用いてメタリック色塗料の特徴を分析するためのメタ
リック色塗料特徴分析部142と、複数の光輝材を含む
塗料の色について求めたメタリック色塗料の塗料成分の
配合比率であるメタリック色塗料配合比率を記憶したメ
タリック色塗料配合比率記憶部144と、前記メタリッ
ク色塗料配合比率を用いてメタリック色塗料の塗料成分
の必要量を計算する配合計算式であるメタリック色塗料
配合計算式を記憶したメタリック色塗料配合計算式記憶
部146と、前記メタリック色塗料配合比率、および、
前記メタリック色塗料配合計算式、および、メタリック
色塗料特徴分析部142が分析した結果を用いて塗料成
分の必要量を計算するメタリック色塗料成分データ演算
部148と、メタリック色塗料成分データ演算部148
が演算した塗料成分の必要量に関するデータの出力を制
御するためのメタリック色塗料出力データ制御部152
とを備える。メタリック色塗料配合比率記憶部144が
記憶する複数のメタリック色についての塗料成分の配合
比率は、塗装する下地材料と、塗装する塗料番号につい
て、各塗料成分ごとに重量パーセントで求めるのがよ
い。
【0020】製造管理装置110は、さらに、通常色塗
料出力データ制御部132が出力する出力信号を入力し
て、通常色塗料成分データ演算部130が演算した塗料
成分の必要量に関するデータと、メタリック色塗料出力
データ制御部150が出力する出力信号を入力して、メ
タリック色塗料成分データ演算部148が演算した塗料
成分の必要量に関するデータとの表示を制御するための
表示制御部152と、表示制御部152が出力する出力
信号を入力して、塗料成分の必要量に関するデータを表
示するための表示装置154とを備える。表示装置15
4は、例えば、液晶ディスプレイ、または、ブラウン管
ディスプレイなどにより構成される。表示装置154と
ともに、プリンタなどの出力機器(図示せず)を設ける
こともできる。
【0021】製造管理装置110は、さらに、通常色塗
料出力データ制御部132が出力する出力信号を入力
し、メタリック色塗料出力データ制御部150が出力す
る出力信号を入力して、塗料成分の必要量に関するデー
タを塗料配合装置160に出力するための配合データ出
力部156を備える。製造管理装置110において、入
力データ制御部120と、色判定部124と、通常色塗
料成分データ演算部130と、通常色塗料出力データ制
御部132と、メタリック色塗料特徴分析部142と、
メタリック色塗料成分データ演算部148と、メタリッ
ク色塗料出力データ制御部150と、表示制御部152
と、配合データ出力部156とは、コンピュータソフト
ウェアとしてコンピュータに設けられるのがよい。
【0022】図2を参照すると、塗料配合装置160
は、製造管理装置110の配合データ出力部156が出
力する出力信号を入力するための配合データ入力部16
2と、製造すべき塗料の配合に関するデータを入力する
ための配合データ入力装置164と、配合データ入力部
162が入力した塗料成分の必要量に関するデータと、
配合データ入力装置164から入力された製造すべき塗
料の配合に関するデータを受け入れて、塗料成分の配合
を制御するための塗料成分配合制御部166とを備え
る。配合データ入力装置164は、例えば、キーボー
ド、スキャナ、プローブ型撮像装置などにより構成され
る。或いは、配合データ入力装置164を設けない構成
では、製造すべき塗料の配合に関するデータを入力装置
112により入力するように構成することもできる。
【0023】塗料配合装置160は、さらに、通常色の
塗料、および、メタリック色の塗料を作るための塗料成
分を収容した複数の塗料成分収容容器170と、前記複
数の塗料成分収容部のそれぞれに連結するように設けら
れ、かつ、それぞれの塗料成分収容部に収容された塗料
成分の排出量を制御するための小出し機構172と、小
出し機構172のそれぞれに連結された塗料貯蔵容器1
74とを備える。塗料成分収容容器170は、第1塗料
成分収容容器170a、第2塗料成分収容容器170
b、…、第n塗料成分収容容器170nを含む。小出し
機構172は、第1小出し機構172a、第2小出し機
構172b、…、第n小出し機構172nを含む。小出
し機構172は、開状態である時間を制御することがで
きるように構成された流量制御弁で構成することができ
る。小出し機構172の開状態である時間の制御は、塗
料成分配合制御部166により行われる。複数の塗料成
分収容容器170は、例えば、複数の区画を有する容
器、又は、タンクにより構成することができる。この構
成では、塗料成分収容容器170の複数の区画が、第1
塗料成分収容容器170a、第2塗料成分収容容器17
0b、…、第n塗料成分収容容器170nを構成する。
塗料配合装置160において、配合データ入力部162
と、塗料成分配合制御部166とは、コンピュータソフ
トウェアとしてコンピュータに設けられるのがよい。
【0024】図4(a)〜図4(d)を参照すると、メ
タリック色塗料特徴分析データ記憶部140が記憶して
いるメタリック色塗料の特徴を分析するためのメタリッ
ク色塗料特徴分析データは、例えば、図4(a)に示す
ような粒径(D)と、図4(b)に示すような基準色
(C)と、図4(c)に示すような表面状態(H)と、
図4(d)に示すようなエッジ状態(E)とを含む。図
4(a)を参照すると、粒径(D)は、「大」のレベル
(D1)と、「中」のレベル(D2)と、「小」のレベ
ル(D3)とに区分される。図4(b)を参照すると、
基準色(C)は、「黄白」のレベル(C1)と、「黄」
のレベル(C2)と、「黄赤」のレベル(C3)と、
「赤黄」のレベル(C4)と、「赤」のレベル(C5)
と、「赤紫」のレベル(C6)と、「緑黄」のレベル
(C7)と、「緑」のレベル(C8)と、「緑青」のレ
ベル(C9)と、「青緑」のレベル(C10)と、
「青」のレベル(C11)と、「青紫」のレベル(C1
2)と、「混色」のレベル(C13)と、「白」のレベ
ル(C14)と、「その他」のレベル(C15)とに区
分される。図4(c)を参照すると、表面状態(H)
は、「ツルツル」のレベル(H1)と、「ツルツル〜ザ
ラザラ」のレベル(H2)と、「ザラザラ」のレベル
(H3)とに区分される。図4(d)を参照すると、エ
ッジ状態(E)は、「丸」のレベル(E1)と、「丸〜
ギザギザ」のレベル(E2)と、「ギザギザ」のレベル
(E3)とに区分される。
【0025】図4(a)〜図4(d)を参照すると、メ
タリック色塗料特徴分析データは、それぞれのレベルに
対応する光学顕微鏡による画像又は写真又は図面を含
む。図4(a)を参照すると、粒径(D)は、200倍
の光学顕微鏡による画像として記憶される。図4(c)
を参照すると、表面状態(H)は、800倍の光学顕微
鏡による画像として記憶される。図4(d)を参照する
と、エッジ状態(E)は、800倍の光学顕微鏡による
画像として記憶される。図5を参照すると、通常色の塗
料に関しては、下地材料として、例えば、鉄、木材、
紙、プラスチックを定める。例えば、下地材料に塗装す
る塗料の色として、複数の種類の色を用意する場合、塗
料番号として、鉄についてS01、S02などを定め、
木材についてS11、S12などを定め、紙についてS
21、S22などを定め、プラスチックについてS3
1、S32などを定める。例えば、鉄に塗装する塗料に
おいて、S01に対応する色は白色であり、S02に対
応する色は灰色であり、S03に対応する色は赤さび色
であり、S04に対応する色は黒色である。また、例え
ば、プラスチックに塗装する塗料において、S31に対
応する色は白色であり、S32に対応する色は灰色であ
り、S33に対応する色は茶色であり、S34に対応す
る色は黒色である。
【0026】通常色の塗料に関しては、塗料成分とし
て、例えば、樹脂を2種類(j1、j2)用意し、顔料
を2種類(g1、g2)用意し、溶剤を2種類(y1、
y2)用意し、添加剤を2種類(t1、t2)用意す
る。例えば、樹脂j1はアクリルであり、樹脂j2はウ
レタンであり、顔料g1は酸化チタンAであり、顔料g
2は酸化チタンBであり、溶剤y1は水であり、溶剤y
2はキシレンであり、添加剤t1は(増粘剤A、分散剤
A、消泡剤A)であり、添加剤t2は(増粘剤B、分散
剤B、消泡剤B)である。
【0027】実験により、それぞれの下地材料にそれぞ
れの塗料番号の色を塗装するのに適する塗料成分(樹
脂、顔料、溶剤、添加剤)の配合比率を求める。文献、
カタログなどにより適正な塗料成分がわかる場合は、そ
の値を用いてもよい。通常色の塗料に関しては、例え
ば、実験により、コンクリートに灰色を塗装する場合、
樹脂j1を50重量パーセント、顔料g1を15重量パ
ーセント、顔料カーボンブラックを10重量パーセン
ト、溶剤y1を20重量パーセント、添加剤t1を5重
量パーセント配合すればよいことがわかっている。
【0028】また、通常色の塗料に関しては、実験によ
り、鉄に赤さび色を塗装する場合、樹脂j2を50重量
パーセント、顔料g1を15重量パーセント、顔料酸化
鉄を10重量パーセント、溶剤y2を20重量パーセン
ト、添加剤t2を5重量パーセント配合すればよいこと
がわかっている。このようにして、図5の各欄に対応す
る配合比率をすべて求め、その条件と配合比率の組合わ
せを通常色塗料配合比率記憶部126に記憶させる。通
常色塗料配合比率記憶部126を外部記憶装置(図示せ
ず)に設けてもよい。なお、下地材料の種類、下地材料
に塗装する塗料の色の種類およびそれらの塗料番号の種
類、塗料成分の種類は、上記の例に限定されることはな
く、必要に応じて選定することができる。
【0029】図6を参照すると、メタリック色の塗料に
関しては、下地材料として、例えば、鉄、木材、紙、プ
ラスチックを定める。例えば、下地材料に塗装する塗料
の色として、複数の種類の色を用意する場合、塗料番号
として、鉄についてK01、K02などを定め、木材に
ついてK11、K12などを定め、紙についてK21、
K22などを定め、プラスチックについてK31、K3
2などを定める。例えば、鉄に塗装する塗料において、
K01に対応する色は白色に近いメタリック色であり、
K02に対応する色は灰色のメタリック色であり、K0
3に対応する色は青色に近いメタリック色であり、K0
4に対応する色は黒色に近いメタリック色である。ま
た、例えば、プラスチックに塗装する塗料において、K
31に対応する色は白色に近いメタリック色であり、K
32に対応する色は灰色のメタリック色であり、K33
に対応する色は青色に近いメタリック色であり、K34
に対応する色は黒色に近いメタリック色である。
【0030】メタリック色の塗料に関しては、塗料成分
として、例えば、樹脂を2種類(j1、j2)用意し、
顔料を2種類(g1、g2)用意し、溶剤を2種類(y
1、y2)用意し、添加剤を2種類(t1、t2)用意
し、アルミ粉を2種類(a1、a2)用意する。例え
ば、樹脂j1はアクリルであり、樹脂j2はウレタンで
あり、顔料g1は酸化チタンAであり、顔料g2は酸化
チタンBであり、溶剤y1は水であり、溶剤y2はキシ
レンであり、添加剤t1は(増粘剤A、分散剤A、消泡
剤A)であり、添加剤t2は(増粘剤B、分散剤B、消
泡剤B)であり、a1は円形のアルミフレークであり、
a2は長方形のアルミフレークである。
【0031】実験により、それぞれの下地材料にそれぞ
れの塗料番号の色を塗装するのに適する塗料成分(樹
脂、顔料、溶剤、添加剤)の配合比率を求める。文献、
カタログなどにより適正な塗料成分がわかる場合は、そ
の値を用いてもよい。メタリック色の塗料に関しては、
例えば、実験により、コンクリートに灰色のメタリック
色を塗装する場合、樹脂j1を40重量パーセント、顔
料g1を15重量パーセント、顔料カーボンブラックを
10重量パーセント、溶剤y1を20重量パーセント、
添加剤t1を5重量パーセント、アルミフレークa1を
10重量パーセント配合すればよいことがわかってい
る。
【0032】このようにして、メタリック色の塗料に関
しては、図6の各欄に対応する配合比率をすべて求め、
その条件と配合比率の組合わせをメタリック色塗料配合
比率記憶部144に記憶させる。メタリック色塗料配合
比率記憶部144を外部記憶装置(図示せず)に設けて
もよい。なお、下地材料の種類、下地材料に塗装する塗
料の色の種類およびそれらの塗料番号の種類、塗料成分
の種類は、上記の例に限定されることはなく、必要に応
じて選定することができる。
【0033】(2)本発明の塗料製造方法 次に、本発明の塗料製造方法について説明する。図7を
参照すると、本発明の塗料を製造する方法では、複数の
色について塗料成分の配合比率を求める。前述したよう
に、通常色の塗料に関して、図5の各欄に対応する通常
色塗料配合比率をすべて求め、メタリック色の塗料に関
して、図6の各欄に対応するメタリック色塗料配合比率
をすべて求める(段階S701)。例えば、それぞれの
塗料における配合比率は実験により求めることができ
る。通常色塗料配合比率は製造管理装置110の通常色
塗料配合比率記憶部126に記憶され、メタリック色塗
料配合比率は製造管理装置110のメタリック色塗料配
合比率記憶部144に記憶される。ここで、通常色塗料
配合比率記憶部126が記憶する複数の通常色について
の通常色塗料成分の配合比率は、塗装する下地材料と、
塗装する塗料番号について、各塗料成分ごとに重量パー
セントで求める。また、メタリック色塗料配合比率記憶
部144が記憶する複数のメタリック色についてのメタ
リック色塗料成分の配合比率は、塗装する下地材料と、
塗装する塗料番号について、各塗料成分ごとに重量パー
セントで求める。前記複数の通常色の塗料に関して、前
記通常色塗料配合比率を用いて塗料成分の必要量を計算
する配合計算式である通常色塗料配合計算式を求め、前
記複数のメタリック色の塗料に関して、前記メタリック
色塗料配合比率を用いて塗料成分の必要量を計算する配
合計算式であるメタリック色塗料配合計算式を求める
(段階S702)。通常色塗料配合計算式は製造管理装
置110の通常色塗料配合計算式記憶部128に記憶さ
れ、メタリック色塗料配合計算式は製造管理装置110
のメタリック色塗料配合計算式記憶部146に記憶され
る。
【0034】複数の色に関する色見本220a、およ
び、それぞれの色を示す色識別記号220b(220
c)を含む色見本帳220を準備する(段階S70
3)。通常色の塗料を作るための塗料成分、および、メ
タリック色の塗料を作るための塗料成分を収容した複数
の塗料成分収容容器170を準備する(段階S70
4)。本発明においては、上記の段階S701〜段階S
704は、どのような順番で行うこともできる。したが
って、本発明は、上記の段階S701〜段階S704に
関して、いかなる順番で行うものも包含する。
【0035】次に、製造すべき塗料に関するデータを入
力装置112から入力する(段階S705)。入力装置
112は、キーボード、スキャナ、プローブ型撮像装置
などにより構成される。サンプルを光学顕微鏡230に
より観察し、サンプルの画像に関するデータをプローブ
型撮像装置116のプローブを介して入力装置112に
入力する。或いは、光学顕微鏡230に取り付けた撮影
装置を用いて、サンプルの画像を写真フィルムに撮影
し、この写真フィルムを現像し、その現像した写真フィ
ルムから引き伸ばしたサンプルの拡大画像をスキャナに
入力することにより、サンプルの画像に関するデータを
入力装置112に入力する。或いは、サンプルの画像を
光学顕微鏡230により観察し、その観察結果を入力装
置112のキーボードから入力装置112に入力する。
観察結果をキーボードから入力する場合、観察結果のデ
ータは、前述した図4(a)に示すような粒径(D)に
関するデータと、図4(b)に示すような基準色(C)
に関するデータと、図4(c)に示すような表面状態
(H)に関するデータと、図4(d)に示すようなエッ
ジ状態(E)に関するデータとを含むのがよい。バーコ
ードリーダ114を備える構成では、バーコードリーダ
114が読みとった塗装すべき色に関するデータが入力
装置112に入力される。
【0036】製造すべき塗料に関するデータは、塗料の
必要量に関するデータを含む。塗料の必要量に関するデ
ータは、塗料の重量に関するデータ、及び/又は、塗料
を塗装すべき面積に関するデータ、及び/又は、塗料を
塗装すべき部分の材質に関するデータを含む。製造すべ
き塗料に関するデータは、入力装置112のキーボード
から入力装置112に入力する。製造管理装置110の
入力データ制御部120は、入力装置112に入力され
た製造すべき塗料に関するデータと、サンプルの画像に
関するデータを受け入れる。製造管理装置110に色見
本記憶部122を設けるように構成した場合には、色判
定部124は、入力データ制御部120から出力される
製造すべき塗料の色に関する塗料色データと、色見本記
憶部122が記憶している色見本とを比較して、製造す
べき塗料の種類を判定する(段階S706)。この段階
S706では、色判定部124は、製造すべき塗料が通
常色塗料であるか、メタリック色塗料であるかを判定
し、製造すべき塗料が通常色塗料である場合、製造すべ
き塗料の色を決定することもできる(段階S706)。
通常色塗料の色の判定は、例えば、色見本記憶部122
に複数の色のフィルタの画像を用意して、そのフィルタ
の画像を順次サンプルの画像に重ね、出来上がった画像
の照度を比較測定することにより実施することができ
る。
【0037】或いは、色見本記憶部122を設けないよ
うに構成した場合には、色判定部124は、入力データ
制御部120から出力される製造すべき塗料の色に関す
る塗料色データに基づいて、製造すべき塗料が通常色塗
料であるか、メタリック色塗料であるかを判定する。す
なわち、色見本記憶部122を設けないように構成した
場合には、入力装置112のキーボードから、製造すべ
き塗料が通常色塗料であるか、メタリック色塗料である
かに関する塗料色データを入力すればよい。
【0038】製造すべき塗料が通常色塗料である場合、
色見本帳220により、塗装すべき色に対応する色識別
記号を選択し、前記選択した色識別記号と、塗装塗料の
必要量とを入力装置112から入力する。通常色塗料成
分データ演算部130は、前記通常色塗料配合比率、お
よび、前記通常色塗料配合計算式を用いて塗料成分の必
要量を計算する(段階S708)。配合データ出力部1
56は、通常色塗料出力データ制御部132が出力する
出力信号を入力して、通常色塗料の塗料成分の必要量に
関するデータを塗料配合装置160に出力する。
【0039】次に、塗料成分の必要量の計算結果に基づ
いて、塗料成分収容容器170内の塗料成分を用いて通
常色塗料を製造する(段階S709)。塗料配合装置1
60の配合データ入力部162は、配合データ出力部1
60が出力する出力信号を入力する。配合データ入力装
置164により、製造すべき通常色塗料の配合に関する
データを入力する。塗料配合装置160の塗料成分配合
制御部166は、配合データ入力部162が入力した通
常色塗料の塗料成分の必要量に関するデータと、配合デ
ータ入力装置164から入力された製造すべき通常色塗
料の配合に関するデータを受け入れて、通常色塗料の塗
料成分の配合を制御する。或いは、配合データ入力装置
164を設けない構成では、製造すべき通常色塗料の配
合に関するデータを入力装置112により入力する。
【0040】小出し機構172は、塗料成分配合制御部
166が出力する信号に応答して作動し、通常色塗料を
作るための塗料成分を収容した複数の塗料成分収容容器
170から出る、それぞれの塗料成分の排出量を制御す
る。それぞれの通常色塗料の塗料成分の必要量は、小出
し機構172の作動により、それぞれの塗料成分収容容
器170から出されて塗料貯蔵容器174に送られる。
このようにして、通常色塗料が必要な量だけ製造され
る。段階S706において、サンプルの色がメタリック
色であると判定された場合、或いは、入力装置112の
キーボードから、製造すべき塗料がメタリック色塗料で
あるという塗料色データが入力された場合、メタリック
色塗料特徴部142は、メタリック色塗料特徴分析デー
タ記憶部140が記憶しているメタリック色塗料特徴分
析データを用いてメタリック色塗料の特徴を分析する。
【0041】例えば、図8を参照すると、メタリック色
塗料特徴分析部142は、表示装置154の表示画面の
右側に基準図として、図4(a)に示すような粒径
(D)について、「大」のレベル(D1)と、「中」の
レベル(D2)と、「小」のレベル(D3)とを表示さ
せる。この粒径(D)に関するデータは、メタリック色
塗料特徴分析データ記憶部140が記憶している。さら
に、メタリック色塗料特徴分析部142は、表示装置1
54の表示画面の左側に未知試料の概観図を表示させ
る。この未知試料の概観図に関するデータは、入力デー
タ制御部120から出力される。メタリック色塗料特徴
分析部142は、未知試料の概観図の特徴を分析して、
基準図の中の一番近いレベルを選択する。未知試料の特
徴の分析は、形状、濃度などをパラメータとしてメタリ
ック色塗料特徴分析部142が演算処理を行うことがで
きる。或いは、未知試料の特徴の分析は、観察者が表示
画面を見て行うことができる。観察者が表示画面を見て
未知試料の特徴の分析を行う場合、その分析結果は入力
装置112のキーボードから入力される。同様に、メタ
リック色塗料特徴分析部142は、図4(b)に示すよ
うな基準色(C)と、図4(c)に示すような表面状態
(H)と、図4(d)に示すようなエッジ状態(E)
を、個別に表示装置154の表示画面の右側に基準図と
して表示することができる。したがって、上記の粒径
(D)の分析と同様に、基準色(C)、表面状態
(H)、エッジ状態(E)を分析することができる。
【0042】次に、メタリック色塗料成分データ演算部
148は、メタリック色塗料配合比率記憶部144が記
憶しているメタリック色塗料配合比率と、メタリック色
塗料配合計算式記憶部146が記憶しているメタリック
色塗料配合計算式と、メタリック色塗料特徴分析部14
2が分析した結果とを用いて、メタリック色塗料の塗料
成分の必要量を計算する(段階S711)。配合データ
出力部156は、メタリック色塗料出力データ制御部1
50が出力する出力信号を入力して、メタリック色塗料
の塗料成分の必要量に関するデータを塗料配合装置16
0に出力する。
【0043】次に、塗料成分の必要量の計算結果に基づ
いて、塗料成分収容容器170内の塗料成分を用いてメ
タリック色塗料を製造する(段階S712)。塗料配合
装置160の配合データ入力部162は、配合データ出
力部160が出力する出力信号を入力する。配合データ
入力装置164により、製造すべきメタリック色塗料の
配合に関するデータを入力する。塗料配合装置160の
塗料成分配合制御部166は、配合データ入力部162
が入力したメタリック色塗料の塗料成分の必要量に関す
るデータと、配合データ入力装置164から入力された
製造すべきメタリック色塗料の配合に関するデータを受
け入れて、メタリック色塗料成分の配合を制御する。或
いは、配合データ入力装置164を設けない構成では、
製造すべきメタリック色塗料の配合に関するデータを入
力装置112により入力する。
【0044】小出し機構172は、塗料成分配合制御部
166が出力する信号に応答して作動し、メタリック色
塗料を作るための塗料成分を収容した複数の塗料成分収
容容器170から出る、それぞれの塗料成分の排出量を
制御する。それぞれの塗料成分の必要量は、小出し機構
172の作動により、それぞれの塗料成分収容容器17
0から出されて塗料貯蔵容器174に送られる。このよ
うにして、メタリック色塗料が必要な量だけ製造され
る。
【0045】製造管理装置110の表示制御部152
は、通常色塗料出力データ制御部132が出力する出力
信号を入力して、通常色塗料成分データ演算部130が
演算した塗料成分の必要量に関するデータと、メタリッ
ク色塗料出力データ制御部152が出力する出力信号を
入力して、メタリック色塗料成分データ演算部148が
演算した塗料成分の必要量に関するデータとの表示を制
御する。製造管理装置110の表示装置154は、表示
制御部152が出力する出力信号を入力して、塗料成分
の必要量に関するデータを表示する。表示装置154
は、例えば、液晶ディスプレイ、または、ブラウン管デ
ィスプレイなどにより構成される。表示装置154とと
もに、プリンタなどの出力機器(図示せず)に、塗料成
分の必要量に関するデータを出力することもできる。
【0046】図9を参照すると、表示装置150に表示
される内容の一例が示されている。表示装置110に表
示される内容は、例えば、データ作成年月日が「200
2年1月31日」であり、塗料番号が「K01(メタリ
ック色)」であり、塗料必要量が「100kg」であ
り、塗料成分の名称とその使用量(重量:g)は、「ア
クリル樹脂:60kg、酸化チタン:15kg、溶剤
(水):15kg、添加剤(増粘剤A、分散剤A、消泡
剤A):5kg、アルミ粉(a1):5kg」である。
【0047】
【発明の効果】本発明により、塗料製造工場などにおい
て、通常色塗料およびメタリック色塗料を高い品質で多
くの種類について製造することができる。また、本発明
により、通常色塗料およびメタリック色塗料を自動的か
つ効率的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗料製造装置の実施形態において、製
造管理装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の塗料製造装置の実施形態において、塗
料配合装置の全体構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の塗料製造装置の実施形態において、色
見本帳の概要を示す斜視図である。
【図4(a)】メタリック色塗料の特徴を分析するため
のメタリック色塗料特徴分析データのなかで、粒径の一
例を示す概略図である。
【図4(b)】メタリック色塗料の特徴を分析するため
のメタリック色塗料特徴分析データのなかで、基準色の
一例を示す概略図である。
【図4(c)】メタリック色塗料の特徴を分析するため
のメタリック色塗料特徴分析データのなかで、表面状態
の一例を示す概略図である。
【図4(d)】メタリック色塗料の特徴を分析するため
のメタリック色塗料特徴分析データのなかで、エッジ状
態の一例を示す概略図である。
【図5】本発明の塗料製造装置の実施形態において、通
常色塗料の塗料成分の配合比率を示す一覧表である。
【図6】本発明の塗料製造装置の実施形態において、メ
タリック色塗料の塗料成分の配合比率を示す一覧表であ
る。
【図7】本発明の塗料製造方法の実施形態において、処
理の手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の塗料製造装置の実施形態において、表
示装置に表示される基準図と未知試料の概観図の一例を
示す概略図である。
【図9】本発明の塗料製造装置の実施形態において、表
示装置に表示される内容の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
100 塗料製造装置 110 製造管理装置 112 入力装置 126 通常色塗料配合比率記憶部 128 通常色塗料配合計算式記憶部 130 通常色塗料成分データ演算部 140 メタリック色塗料特徴分析データ記憶部 142 メタリック色塗料特徴分析部 144 メタリック色塗料配合比率記憶部 146 メタリック色塗料配合計算式記憶部 148 メタリック色塗料成分データ演算部 154 表示装置 160 塗料配合装置 170 塗料成分収容容器 172 小出し機構 220 色見本帳 230 光学顕微鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金井 毅哉 栃木県那須郡西那須野町朝日町1−44 サ ンロード西那須野II−305 Fターム(参考) 4J038 LA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光輝材を含まない通常色塗料および光輝
    材を含むメタリック色塗料を製造するための塗料製造装
    置において、 製造すべき塗料に関するデータを入力するための入力装
    置と、 複数の通常色について求めた通常色塗料の塗料成分の配
    合比率である通常色塗料配合比率を記憶した通常色塗料
    配合比率記憶部と、 前記通常色塗料配合比率を用いて通常色塗料の塗料成分
    の必要量を計算する配合計算式である通常色塗料配合計
    算式を記憶した通常色塗料配合計算式記憶部と、 前記通常色塗料配合比率、および、前記通常色塗料配合
    計算式を用いて塗料成分の必要量を計算する通常色塗料
    成分データ演算部と、 メタリック色塗料の特徴を分析するためのメタリック色
    塗料特徴分析データを記憶したメタリック色塗料特徴分
    析データ記憶部と、 前記メタリック色塗料特徴分析データを用いてメタリッ
    ク色塗料の特徴を分析するためのメタリック色塗料特徴
    分析部と、 複数の光輝材を含む塗料の色について求めたメタリック
    色塗料の塗料成分の配合比率であるメタリック色塗料配
    合比率を記憶したメタリック色塗料配合比率記憶部と、 前記メタリック色塗料配合比率を用いてメタリック色塗
    料の塗料成分の必要量を計算する配合計算式であるメタ
    リック色塗料配合計算式を記憶したメタリック色塗料配
    合計算式記憶部と、 前記メタリック色塗料配合比率、および、前記メタリッ
    ク色塗料配合計算式、および、メタリック色塗料特徴分
    析部が分析した結果を用いて塗料成分の必要量を計算す
    るメタリック色塗料成分データ演算部と、 前記通常色塗料成分データ演算部が出力するデータ、前
    記メタリック色塗料成分データ演算部が出力するデータ
    を表示するための表示装置と、 通常色の塗料を作るための塗料成分、および、メタリッ
    ク色の塗料を作るための塗料成分を収容した複数の塗料
    成分収容容器と、 前記複数の塗料成分収容部のそれぞれに連結するように
    設けられ、かつ、それぞれの塗料成分収容部に収容され
    た塗料成分の排出量を制御するための小出し機構と、を
    備えることを特徴とする塗料製造装置。
  2. 【請求項2】 複数の通常色に関する色見本、及び、そ
    れぞれの通常色を示す色識別記号を含む色見本帳を備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の塗料製造装置。
  3. 【請求項3】 複数の通常色に関する色見本を記憶した
    色見本記憶部と、 前記入力装置から入力された製造すべき塗料の色に関す
    る塗料色データと色見本記憶部が記憶している色見本と
    を比較して、製造すべき塗料の種類を判定するため色判
    定部と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の塗料製造装置。
  4. 【請求項4】 前記通常色塗料成分データ演算部が出力
    するデータ、および、前記メタリック色塗料成分データ
    演算部が出力するデータに基づいて、前記小出し機構の
    作動を制御するための塗料成分配合制御部を備えること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記
    載の塗料製造装置。
  5. 【請求項5】 光輝材を含まない通常色塗料および光輝
    材を含むメタリック色塗料を製造するための塗料製造方
    法において、(あ)複数の通常色の塗料に関して、その
    塗料成分の配合比率である通常色塗料配合比率を求め、
    複数のメタリック色の塗料に関して、その塗料成分の配
    合比率であるメタリック色塗料配合比率を求める段階、
    前記複数の通常色の塗料に関して、前記通常色塗料配合
    比率を用いて塗料成分の必要量を計算する配合計算式で
    ある通常色塗料配合計算式を求め、前記複数のメタリッ
    ク色の塗料に関して、前記メタリック色塗料配合比率を
    用いて塗料成分の必要量を計算する配合計算式であるメ
    タリック色塗料配合計算式を求める段階、複数の色に関
    する色見本、および、それぞれの色を示す色識別記号を
    含む色見本帳を準備する段階、および、通常色の塗料の
    塗料を作るための塗料成分、および、メタリック色の塗
    料を作るための塗料成分を収容した複数の塗料成分収容
    容器を準備する段階を含み、更に、(い)製造すべき塗
    料に関するデータを入力装置から入力する段階と、
    (う)サンプルの色が通常色であるか、メタリック色で
    あるかを判定する段階と、(え)サンプルの色が通常色
    であると判定された場合に、前記色見本帳により、塗装
    すべき色に対応する色識別記号を選択し、前記選択した
    色識別記号と、塗装塗料の必要量とを前記入力装置から
    入力し、前記通常色塗料配合比率、および、前記通常色
    塗料配合計算式を用いて塗料成分の必要量を計算し、前
    記塗料成分の必要量の計算結果に基づいて、前記塗料成
    分収容容器内の塗料成分を用いて通常色塗料を製造する
    段階と、(お)サンプルの色がメタリック色であると判
    定された場合に、メタリック色塗料の特徴を分析し、前
    記メタリック色塗料配合比率、および、前記メタリック
    色塗料配合計算式、および、メタリック色塗料の特徴の
    分析結果を用いて塗料成分の必要量を計算し、前記塗料
    成分の必要量の計算結果に基づいて、前記塗料成分収容
    容器内の塗料成分を用いてメタリック色塗料を製造する
    段階と、を含むことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の塗料成分収容部のそれぞれに
    設けられ、かつ、それぞれの塗料成分収容部に収容され
    た塗料成分の排出を制御するための小出し機構を備える
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 製造すべき塗料に関するデータは塗料の
    必要量に関するデータを含み、この塗料の必要量に関す
    るデータは、塗料の重量に関するデータ、及び/又は、
    塗料を塗装すべき面積に関するデータ、及び/又は、塗
    料を塗装すべき部分の材質に関するデータを含むことを
    特徴とする請求項5又は6に記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010508134A (ja) * 2006-10-02 2010-03-18 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 効果顔料を含有するコーティングの色及び外観のマッチング方法

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