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JP2003231619A - 染着またはトーンアップ用染毛方法、および毛髪強化コールドウエーブ法 - Google Patents

染着またはトーンアップ用染毛方法、および毛髪強化コールドウエーブ法

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Publication number
JP2003231619A
JP2003231619A JP2002026181A JP2002026181A JP2003231619A JP 2003231619 A JP2003231619 A JP 2003231619A JP 2002026181 A JP2002026181 A JP 2002026181A JP 2002026181 A JP2002026181 A JP 2002026181A JP 2003231619 A JP2003231619 A JP 2003231619A
Authority
JP
Japan
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hair
dyeing
treatment
dye
perm
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002026181A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Aida
昌弘 会田
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、染毛、特に頭髪の染毛に係わる
ものであり、新規な構成からなる染着またはトーンアッ
プ用染毛方法、および毛髪強化コールドウエーブ法を提
供しようとするものである。 【解決手段】 染毛施術の前処理または最初の施術とし
て、適量の澱粉液と共に、アルカリ還元剤(パーマ1
液、別称パーマ第1剤、以下同様。)を毛髪に塗布する
処理を施し、可塑化されたアルカリ性還元毛のケラチン
繊維のイオン物質への結合力を高めた上でカチオン性染
料またはアニオン性染料によって染着またはトーンアッ
プ用染毛処理するようにした染着またはトーンアップ用
染毛方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】この発明は、染毛、特に頭髪の染毛に係
わるものであり、公知もしくは今後開発されるであろう
各種カチオン性染料等の合成染料を使って施術する染毛
を、従前までに実現されたことのない均質且つきれいな
染着を効率的且つ持続的なものとして達成可能にする
上、そのトーンアップやカラーチェンジにも使用できる
ようにする極めて新規な構成からなる染着またはトーン
アップ用染毛方法、および毛髪強化コールドウエーブ法
を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】宇宙空間の中では太陽系の一惑星にしか
過ぎない地球も、その上に住まう人種は一様ではなく、
地理的条件によって骨格や顔かたちは固よりのこと、肌
の色から目の色、髪の色や質の果てまで異なっていて、
置かれた地理的環境にうまく適合できるよう極めて合理
的な生物として創造されてきてはいるものの、我々人類
は、その有史以来、夫々が持って生まれた特徴を活かし
ながらも、自らの身体を少しでも美しく見せるための努
力を怠ったことはなく、体全体にベインティングを施し
たり、様々な飾り物を身に着けたり、華やかな衣裳を見
にまとってきたりしていた。
【0003】そうした美装習慣を継続する上で、身体や
被服、装飾品への染色技術は欠かすことができないもの
であって、極めて古い時代からその模索と開発、実用化
とが図られ、特殊な土砂の色や草花の色素、動物の汁等
を利用して、砂ずり、草ずり、花ずり、貝ずり等といっ
た染色が行われてきたいたものの、今では珍しくもない
頭髪の染色、即ち染毛の技術は非常に新しく、ヨーロッ
パでも石炭還流工業が発展し始めた時代以降であって、
我が国には、その後に専らドイツからの輸入が可能にな
った明治時代に入ってからといわれており、それでも、
一般の被服類や調度品等の染色に比べ、染毛やその漂白
はあまり重要視されることもなく長い間を推移して開
発、研究は一向に進まず、専ら欧米からの技術に頼って
きていたというのが実情であり、文化的水準も一応の高
まりをみせはじめた昭和40年代初頭頃から、漸く独自
の染毛剤の提供が始まり、それに伴い、美容院における
パーマネント・ヘアダイも次第に人々に受け入れられて
定着するようになると同時に、最近では若者のファッシ
ョンの一つとしてホーム・ヘアダイが盛んに取り入れら
れ、世に言う「チャパツ」が街に氾濫する時代を迎えて
いる。
【0004】こうして定着を見るに至った美容業界にお
ける現状の染毛技術といえば、植物性または金属性染毛
剤を使った、所謂「オハグロ式」と呼ばれる古くからの
染毛方法ではなく、その殆どは、合成染料によるもので
あり、毛髪の表面に染料を定着させるヘアーカラー(ヘ
アーマニキュア)と、毛髪を構成するケラチン繊維に直
接染料を浸透、染着するヘアーダイ(セミパーマネント
・ヘアーダイとパーマネント・ヘアーダイとに分かれ
る。)とがある。
【0005】前者のシャンプーをすると脱染してしまう
ヘアーカラーの場合でも、それをパーマと同時に施術し
ようとすると、現在最も一般的な2浴法によるコールド
ウエーブであれば、シャンプーしてカットアンドブロー
の後、パーマ1液を毛髪に塗布しながら巻き付けるワイ
ンディングを施し、更にパーマ1液(還元作用)を塗布
してテストカールしながらオーバータイムに注意しなが
ら10〜15分程度放置して自然毛である直毛をアルカ
リ性還元毛としてから、今度はパーマ2液(酸化作用)
を塗布して15〜20分程度放置し、先のアルカリ性還
元毛を酸性還元毛に変性してウエーブ毛とした上、それ
ら酸性還元毛をウエットのままで、酸性カラー剤である
マニキュアカラー剤を塗布して15〜20分程度加湿を
継続し、その後5〜10分程度に渡るクーリングを経て
からシャンプー、ブローをして染毛を完了するという一
通りの工程を終えるまでに、大抵の美容院で3時間半程
度を費やすこととなる。
【0006】それが、後者のヘアーダイ、特にパーマネ
ント・ヘアーダイ、即ち、数回のシャンプーでは除色し
てしまうことのない染毛ともなれば、上記したヘアカラ
ーの場合と同様にしてコールドウエーブ工程に2時間か
ら2時間半程度を要した上に、一旦毛髪を乾燥させて染
料のイオン結合に有利な毛髪にして原液としてのカチオ
ン染料(1剤)と助剤としての酸化剤(2剤)との混合
液を塗布し、そのままか加湿しながら染着具合のテスト
によって18〜45分間程度の間の最適時間放置した
後、シャンプー、ブローする工程を終えるのに更に1時
間から1時間半程度が必要になり、都合3時間半から4
時間程度にも及ぶ時間を費やすこととなるため、頭髪の
お洒落を希望する人々に多大の負担を強いる結果になっ
てしまっているのが実情である。
【0007】こうした染毛に関する事情は、従前までの
ヘアーカラーであれヘアーダイであれ、コールドウエー
ブの後でなければ折角染着した染料の色が抜けてしまう
と共に、コールドウエーブの掛かり具合にも影響を及ぼ
す等といった不都合があって、コールドウエーブとヘア
ーカラーまたはヘアーダイとを同時に施術することがで
きなかったという染毛技術上の問題があった上、比較的
要施術時間の短いヘアーカラーの場合には、染色力が弱
くて退色し易く、またシャンプーで簡単に色落ちしてし
まうことや、施術過程での問題として、トーンアップが
できない、重ね染めでは暗色化してしまう、カラートー
ンが重くて明るさに欠ける、カラー調整やカラーチェン
ジが難しい、肌に着くと取れ難い等々といった難点があ
って、美容室で行う染毛として顧客の希望に添うことが
できず、結局、時間を掛けたヘアーダイを従来どおりの
手法で続けざるを得ないというのが、その主たる理由と
なっている。
【0008】そのため、例えば特開平8−99843号
「カチオン性の染料と水蒸気を使用したヒトのケラチン
繊維の直接染色法」発明等の提案により、髪全体、また
はある選択された髪の束を根元から先端まで、髪の状態
にかかわらず均一に染色でき、しかも染色が非常に迅速
で、優れた美容特性を示すことの可能な染毛方法を実現
しようとするものも見受けられるが、これら従前からの
ものでは、ケラチン性の直接染料を含有する染料組成物
を塗布したケラチン繊維(毛髪)を、75℃以上の水蒸
気を含有するガスに、2分以下の時間さらすというもの
であり、仮にこの従前発明によってそれが期待するとお
りの結果が得られるとしても、短時間とはいえ、人体に
向けて75℃以上の水蒸気含有ガスを採用すること事
態、かなりの危険性を伴ってしまうことから、極めて非
現実的な手法といわざるを得ないものであって、必ずし
も実用化に結び付くとは言い難いものである。
【0009】この発明は、以上のような状況を踏まえ、
染毛技術としてはそれなりの効果が期待できる従前から
のヘアーダイ、特にパーマネント・ヘアーダイに匹敵す
る染毛が、パーマネント・ヘアーダイよりも簡便なセミ
パーマネント・ヘアーダイ、即ち、中性ないしアルカリ
性染料(カチオン化された染料、カチオン性カラー剤、
塩基性カラー剤)による染毛で実現することができない
ものかという観点から、美容業界に長年属す者の一人と
して逸早く開発、研究に取り組み、県の研究機関からの
助言も得ながら、長年に渡る試行錯誤と幾多の試作実験
とを継続、実施してきたところ、遂に茲にきて、当初期
待していたとおりの効果が確実に得られることを確認で
きる極めて新規な染毛方法の実現化に成功したものであ
り、以下では、幾つかの代表的な実施例共々、この発明
の染着またはトーンアップ用染毛方法、および、それに
関連する毛髪強化コールドウエーブ法の構成について詳
述していくことにする。
【0010】
【発明の構成】この発明の染着またはトーンアップ用染
毛方法は、基本的に以下に示すとおりの構成をその要旨
とするものである。即ち、カチオン性染料またはアニオ
ン性染料による染毛施術の前処理または最初の施術とし
て、適量の澱粉液と共に、アルカリ還元剤(パーマ1
液、別称パーマ第1剤、以下同様。)を毛髪に塗布する
か、それらを含む混合液を毛髪に塗布するかするように
した処理を施し、可塑化されたアルカリ性還元毛のケラ
チン繊維のイオン物質への結合力を高めた上でカチオン
性染料またはアニオン性染料によって染着またはトーン
アップ用染毛処理するようにした構成からなる染着また
はトーンアップ用染毛方法である。
【0011】上記のとおりの基本的な構成からなるこの
発明の染着またはトーンアップ用染毛方法には、カチオ
ン性染料またはアニオン性染料による染毛施術の前処理
または最初の施術として、適量の澱粉液と共に、アルカ
リ還元剤(パーマ1液)を毛髪に塗布するようにした処
理を施し、可塑化されたアルカリ性還元毛のケラチン繊
維のイオン物質への結合力を高めておき、その後、アル
カリ還元剤(パーマ1液)とカチオン性染料またはアニ
オン性染料とを併用して染毛施術またはトーンアップ処
理をコールドウエーブ処理と同時になし得るようにした
構成からなる染着またはトーンアップ用染毛方法を包含
している。
【0012】さらに、カチオン性染料またはアニオン性
染料による染毛施術の前処理または最初の施術として、
適量の澱粉が混合されたアルカリ還元剤(パーマ1液)
か、それを含む混合液を毛髪に塗布することにより、可
塑化されたアルカリ性還元毛のケラチン繊維のイオン物
質への結合力を高めた上、カチオン性染料またはアニオ
ン性染料によって染毛またはトーンアップ処理するよう
にした染着またはトーンアップ用染毛方法、および、カ
チオン性染料またはアニオン性染料による染毛施術の前
処理または最初の施術として、適量の澱粉が混合された
アルカリ還元剤(パーマ1液)に、予めカチオン性染料
またはアニオン性染料が加えられた混合液を毛髪に塗布
するか、それらを含む混合液を毛髪に塗布するかするこ
とにより、可塑化されたアルカリ性還元毛のケラチン繊
維のイオン物質への結合力を高めた上、染毛施術または
トーンアップ処理をコールドウエーブ処理と同時になし
得るようにした染着またはトーンアップ用染毛方法の何
れもが包含される。
【0013】更にまた、上記した基本的な構成のこの発
明の染着またはトーンアップ用染毛方法を、より具体的
なものとして示せば、カチオン性染料による染毛施術の
前処理または最初の施術として、適量の澱粉液と共に、
アルカリ還元剤(パーマ1液)を毛髪に塗布するか、そ
れらを含む混合液を毛髪に塗布するかした処理を施し、
可塑化されたアルカリ性還元毛のケラチン繊維のイオン
物質への結合力を高めた上でカチオン性染料によってパ
ーマネント・ヘアーダイまたはそのトーンアップ処理と
するようにした染着またはトーンアップ用染毛方法、お
よび、アニオン性染料による染毛施術の前処理または最
初の施術として、適量の澱粉液と共に、アルカリ還元剤
(パーマ1液)を毛髪に塗布するか、それらを含む混合
液を毛髪に塗布するかした処理を施し、可塑化されたア
ルカリ性還元毛のケラチン繊維のイオン物質への結合力
を高めた上でアニオン性染料によってセミパーマネント
・ヘアーダイまたはそのトーンアップ処理とするように
した染着またはトーンアップ用染毛方法と言うことがで
きる。
【0014】
【関連する発明】この発明の基本を成す染着またはトー
ンアップ用染毛方法に関連し、この発明には、アルカリ
性還元毛とする際に、適量の澱粉液と共に、トリートメ
ントとアルカリ還元剤(パーマ1液)とを毛髪に塗布し
てコーミングしてからワインディングし、再度アルカリ
還元剤(パーマ1液)を塗布して約10分前後そのまま
か加湿しながら放置し、テストカールを終えた後、酸化
還元剤(パーマ2液、別称パーマ第2剤、以下同様。)
を塗布してアルカリ性還元毛を酸性還元毛に戻す上で必
要となる所定時間を経過させるようにした構成を要旨と
する毛髪強化コールドウエーブ法を包含する。
【0015】以上のとおりの構成からなるこの発明の染
着またはトーンアップ用染毛方法と髪強化コールドウエ
ーブ法とにおいて、澱粉液は、アルカリ還元剤(パーマ
1液)の塗布処理よって可塑化されたアルカリ性還元毛
のケラチン繊維にイオン物質(マイナスイオン物質また
はプラスイオン物質)が結合するための結合力を高める
と共に、酸化還元剤(パーマ2液)の酸化作用を補助す
る機能を果たすものであり、稲や小麦、トウモロコシの
外、ジャガ芋やサツマ芋等を素材とするあらゆる澱粉
を、適宜量の水で溶かしたものとして採用するものであ
る。
【0016】この澱粉液は、洗髪、乾燥させた染毛また
はコールドウエーブ前の毛髪に直接塗布するように施術
する外、後述のアルカリ還元剤(パーマ1液)に適宜割
合で、望ましくは略1:1の割合で組み合わされた混合
液にしたり、さらにその混合液に予め所定量のカチオン
性染料またはアニオン性染料が加えられてなる混合液、
あるいは、アルカリ還元剤(パーマ1液)との混合液
に、染料ではなくトリートメントを加え、澱粉、アルカ
リ還元剤(パーマ1液)とトリートメントとの割合が略
1:1:(2〜5)の割合で組み合わされてなる混合液
等として採用することができる。
【0017】なお、この澱粉液は、この発明の染着また
はトーンアップ用染毛方法、および髪強化コールドウエ
ーブ法によって達成目的とする中心的な施術に先んじ、
約5〜10分前後の中の最適な時間に渡ってそのまま放
置するか、加湿しながら放置するかして実施するか、最
初の工程段階からそれら中心的な工程に入る場合には、
それら中心的な工程と同時に施術することを要する外、
全体の工程の流れの中の別の段階に補助的に採用される
ことを少しも排除するものではなく、それら段階に澱粉
を採用して得られる作用は、増強されることはあっても
何等の疎外要因になることはなく、積極的な採用が望ま
れる。
【0018】アルカリ還元剤(パーマ1液)、別称パー
マ第1剤は、自然毛である直毛を還元作用によって膨
潤、軟化させて発生機の水素が、自然毛である直毛の側
鎖の中、シスチン結合側鎖に作用して硫黄と硫黄との結
合を開鎖し、夫々をシステインというアミノ酸に変化さ
せ、シスチン結合を切り離すと同時に、電気的に結合し
ている酸性の塩結合が、アルカリ性によって電気的平衡
を失ってその結合を弱められ、夫々カルボキシル残基と
アミノ酸残基とに開鎖して水素結合が離されてしまうよ
うにする結果、毛髪はその弾力性をなくし、毛髪に可塑
性を付与する機能を果たすものである。
【0019】このアルカリ還元剤(パーマ1液)として
は、従前どおりチオグリコール酸を主剤とするものやシ
ステイを主剤とするもの(昭和43年厚生省告示第28
0号のパーマネント・ウエーブ用剤基準によるもの)が
当然該当している外、その他、チオサルチル酸やチオ尿
素、チオ酢酸、チオ乳酸、青酸カリ等、所謂還元作用の
あるものであれば、用い方に問題はあるものの全てが対
象となり得るものであり、また、このアルカリ還元剤の
後に施術することとなる酸化剤(パーマ2液、別称パー
マ第2剤)には、上記アルカリ還元剤同様に我が国の基
準によって定められている臭素酸カリウムや臭素酸ナト
リウム、過硼酸酸ナトリウム等、酸性側で活性を示すも
の、および、過酸化水素や過酸化尿素、過硫酸アンモ
ン、過マンガン酸カリ、重クロム酸カリ等、アルカリ性
側で活性化する酸化剤でもその対象となし得ることは言
うまでもない。
【0020】また、染毛剤としての染料は、毛髪が両性
物質であってマイナスイオン物質ともプラスイオン物質
とも結合する性質を有していることから、カチオン性染
料およびアニオン性染料の何れでも差し支えはないが、
毛髪ケラチンは、上記したとおり、カルボキシル残基
(マイナスイオン)とアミノ酸残基(プラスイオン)と
があり、夫々77:23の割合で存在していて水中にお
いては電気的にマイナスイオンの性質を帯びることが知
られているとおりであって、アニオン性染料との結び付
きは当然弱く、したがって、パーマネント・ヘアーダイ
用としてはカチオン性染料が望ましいと言える。
【0021】カチオン性染料としては、例えは、カチオ
ン性のトリアリールメタン染料顆、カチオン性のナフト
キノン類およびアントラキノン類、カチオン性のメチン
類、カチオン性のチアジン類、カチオン性のアゾ染料
類、カチオン性のオキサジン類、カチオン性のニトロ染
料類、ならびにこれらの化合物の塩類、その他酸性染料
をカチオン化したものであって、発色に適合する最適な
ものを適宜選択、採用することができる。
【0022】自然毛を染毛する場合や一旦染毛して所望
の色合いに染着した毛髪をトーンアップするような場
合、水に溶かした染料を毛髪に塗布した後、できるだけ
速くそれら染料が毛髪中に浸透するようにし、染料の分
子を毛髪の分子、即ちミセルやケラチン分子と固く結合
させる必要があり、その際のイオン結合やジアジン結合
等の化学結合は、上述したとおり、毛髪がアルカリ還元
作用によって電気的平衡を失わせ、夫々カルボキシル残
基(マイナスイオン)とアミノ酸残基(プラスイオン)
とに開鎖し、使用する染料との結合にできるだけ都合の
良い環境を作り出す必要がある。
【0023】この発明の染着またはトーンアップ用染毛
方法、ならびに毛髪強化コールドウエーブ法における澱
粉は、上記アルカリ還元剤(パーマ1液)やヘアートリ
ートメン、染料等に併用または混合して毛髪に塗布され
ることにより、そうした施術に都合の良い環境作りがな
されるものと予想され、従前からのカチオン染料を主体
とし、イオン結合させて染毛するセミパーマネント・ヘ
アダイによっても、イオンの解離や流出がかなりの割合
で阻止され、言わばパーマネント・ヘアダイにも匹敵す
る程の染着効果が確認され、また、一旦染毛してある場
合には、そのトーンアップや色変えができることも確認
済であり、さらには、この発明が包含する毛髪強化コー
ルドウエーブ法における酸化剤による酸化還元作用の結
果を良好にする事実も確認している。
【0024】また、この澱粉は、トーンアップ用染毛方
法において、ジプロビレングリコールやパンテノールそ
の他の保湿成分と併用するようにすることにより、通常
であれば、有機顔料が、ブリーチ剤に混入するとイエロ
ー〜レッド系以外の色素、特にブルー系の色素を消失し
てしまうのに対し、それらの弊害もなくし、あらゆる色
のトーンアップをする上で、その染着作用を有利にする
ものとして機能することも確認している。以下、この発
明の幾つかの実施例について説明を加え、この発明の染
着またはトーンアップ用染毛方法、ならびに毛髪強化コ
ールドウエーブ法に係わる構成がより一掃明確なものに
ようにする。
【0025】
【実施例1】ここで取り上げる実施例は、アニオン性染
料(ヘア−マニキュア)を使ってヘアーダイとコールド
ウエーブと同時に施術するようにした代表的な事例を示
すものである。 第一工程 洗髪、乾燥した毛髪に、ジプロビレングリコールやパン
テノールその他の保湿成分入り整髪料を塗り込んだ直後
に、略1:1の割合で組み合わせた澱粉液とアルカリ還
元剤(パーマ1液)との混合液をそれら毛髪に塗布して
キャップを被せた上、約5〜10分前後の中の最適な時
間に渡ってそのまま放置するか、加湿しながら放置する
かし、自然毛をアルカリ性還元毛に変質する過程で、次
工程のカチオン性染料による染毛施術に備えた前処理を
する工程。
【0026】第二工程 上記工程の混合液をきれいに洗い流し、乾燥させてドラ
イ状態としたアルカリ性還元毛に、前記工程で用いた混
合液に対し、アニオン性染料が1:(0,5〜1)の割
合と、適量の保湿成分とを混入してなる液を塗布してそ
のまま放置し、自然毛がさらにアルカリ性還元毛に変質
する過程で、水分を吸着してマイナスイオンの性質を帯
びた毛髪ケラチン分子とアニオン染料(ヘア−マニキュ
ア)とのイオン結合を促進する工程。
【0027】第三工程 上記第二工程施術後、液を塗布したままの毛髪に、所望
するウエーブに応じたワインディングを施してから、前
記第一工程と同様の保湿剤入り整髪料を手早く塗布した
上、再度アルカリ還元剤(パーマ1液)を塗布してキャ
ップを被せた上、約5〜15分前後の中の最適な時間に
渡って加温、放置するか、キャップを被せずに加湿しな
がら放置するかし、自然毛を完全にアルカリ性還元毛に
変質すると共に、毛髪ケラチン分子とアニオン染料(ヘ
ア−マニキュア)とのイオン結合を安定なものとする工
程。
【0028】第四工程 引き続き、ロッドに巻き付けられ、数回に渡る塗液を付
着させたままの毛髪に、満遍なく酸化還元剤(パーマ2
液)を塗布してキャップを被せた上、約15分前後その
まま放置した後、ロッドアウトしてから、それまでの毛
髪を完全に洗い落とすようシャンプーした上、丁寧にリ
ンスして乾燥させ、所望のパーマネントウエーブとパー
マネント・ヘアーダイとを同時に毛髪に付与、施術する
ようにした工程。以上、第一ないし四工程によってヘア
ーダイとコールドウエーブと同時に施術するようにした
染毛方法であって、それらを経過、修了するに要する時
間は、凡そ100〜120分程度となる。
【0029】
【実施例2】この実施例は、カチオン性染料またはカチ
オン化染料を使い、前処理ではなく、コールドウエーブ
のための最初の施術時に、パーマネント・ウエーブとパ
ーマネント・ヘアーダイとを同時に毛髪に付与、施術す
るようにしたものの代表的な事例である。
【0030】第一工程 洗髪、乾燥した毛髪に、モノエタノールアミンやトリエ
タノールアミン等のアルカリ還元剤にクリーム基剤、保
湿成分、ユリグリコール酸その他が調合されてなる調合
アルカリ還元剤(パーマ1液)に、略1:1の割合で澱
粉液を組み合わせ、さらに適量のカチオン性染料または
カチオン化染料を加えてなる混合液をワインディングロ
ーションとして毛髪に塗布し、自然毛をアルカリ性還元
毛に変質する過程に並行してカチオン性染料またはカチ
オン化染料を入れ込む工程。
【0031】第二工程 その後、水分を補給してからワインディングをした上、
さらに上記調合アルカリ還元剤か、一般のアルカリ還元
剤(パーマ1液)を塗布してキャップを被せ、約5〜1
5分前後の中の最適な時間に渡ってそのまま放置する
か、加湿しながら放置するかし、自然毛を完全にアルカ
リ性還元毛に変質させてしまうようにすると共に、毛髪
ケラチンとカチオン性染料またはカチオン化染料とのイ
オン結合を安定化する工程。
【0032】第三工程 引き続き、ロッドに巻き付けられたままのアルカリ性還
元毛に中間酸リンスを施してから、臭素酸塩または過酸
化水素からなる酸化剤(パーマ2液)がそれら毛髪に満
遍なく行き渡るようにし、約15分前後そのまま放置し
た後、ロッドアウトしてから、それまでの毛髪を完全に
洗い落とすようシャンプーした上、丁寧にリンスして乾
燥させ、所望のパーマネントウエーブとパーマネント・
ヘアーダイとを同時に毛髪に付与、施術するようにした
工程。以上、第一ないし三工程によってヘアーダイとコ
ールドウエーブとを同時に施術する染毛方法であって、
その間の所要時間は凡そ90分程度となる。
【0033】
【実施例3】この実施例は、色の濃いレッド・ブルー系
から色調の淡いイエロー系にカラーチェンジするための
施術例の代表的な工程を示したものである。但し、色の
濃いレッド・ブルー系の染毛が、酸性酸化染毛剤による
ものか、酸性染毛剤(ヘアーマニキュア)やカチオン染
毛剤によるものかによって施術工程は異なり、前者の酸
性酸化染毛剤によるものの場合には、前記実施例2で採
用した調合アルカリ還元剤(パーマ1液)と、6%オキ
シドールにパウダーブリーチ(過硫酸ベース)を加えた
酸化還元剤(パーマ2液)とを混合したものを塗布する
際に、その組合せ割合と経過時間との調整だけで所望の
色調のイエロー系染毛にカラーチェンジすることが可能
であり、ここでは、従前では困難とされていた後者の染
毛剤を使って色の濃いレッド・ブルー系に染毛されてい
る毛髪をイエロー系染毛にカラーチェンジする工程を取
り上げてある。
【0034】第一工程 洗髪、乾燥したレッド・ブルー系既染毛に、所望のイエ
ロー系染毛剤の適量を加えた調合アルカリ還元剤(パー
マ1液)を塗布してキャップを被せた上、約10分前後
の中の最適な時間に渡って加温しながら放置する工程。
【0035】第二工程 上記工程で塗布された調合アルカリ還元剤(パーマ1
液)をそのままにした上、前記実施例2で採用した調合
アルカリ還元剤(パーマ1液)と、6%オキシドールに
パウダーブリーチ(過硫酸ベース)を加えた酸化還元剤
(パーマ2液)との混合液(但し、その混合割合は、希
望する色調に応じてパーマ1液少々でパーマ2液が多め
となる適宜割合に調整したもの)を塗布してキャップを
被せ、約30〜40分前後の中の最適な時間に渡って加
温しながら放置して染着具合をテストした後、全ての塗
液を洗い流した上、シャンプーアンドブローする工程。
以上の全工程により、難しいとされていた酸性染毛剤
(ヘアーマニキュア)やカチオン染毛剤によって濃いレ
ッド・ブルー系に染毛されている既染毛を、所望の適宜
色調の淡いイエロー系染毛にカラーチェンジすることの
可能な染毛方法が実現でき、それら前工程に要する処理
時間は、約70〜80分程度となる。
【0036】
【実施例4】最後の実施例として、ストレートパーマを
含むコールドウエーブにおいて、毛髪のダメージをなく
すようにするために澱粉液を使用するようにしたこの発
明を代表的する毛髪強化コールドウエーブ法の事例を取
り上げてある。 第一工程 洗髪した毛髪に、澱粉約15g、アルカリ還元剤(パー
マ1液)約20〜25cc、カチオントリートメント約
20〜25ccの割合で組み合せてなる混合液を塗布
し、ワインディングをしてから再度アルカリ還元剤(パ
ーマ1液)を追加、塗布してキャップを被せた上、約5
〜15分前後の中の最適な時間に渡って加温しながら放
置するか、そのまま加湿しながら放置するかし、自然毛
をアルカリ性還元毛に変質させるようにする工程。
【0037】第二工程 ロッドに巻き付けられたままでアルカリ性還元毛に変質
した毛髪に、中間酸リンスを施してから液状のカチオン
化トリートメントを塗布した上、満遍なく酸化還元剤
(パーマ2液)を塗布し、約15分前後そのまま放置し
た後、ロッドアウトしてから、それまでの毛髪を完全に
洗い落とすようシャンプーした上、丁寧にリンスして乾
燥させるようにした工程。以上、第一、二工程により、
カチオン化トリートメントが澱粉の作用で毛髪内部に補
給される結果、毛髪を強化しながらコールドウエーブを
施術するようにしたものであって、その全工程に要する
こととなる時間は、凡そ70〜80分程度である。
【0038】
【作用効果】以上のとおりの構成からなるこの発明の染
着またはトーンアップ用染毛方法、および毛髪強化コー
ルドウエーブ法は、従前から公知となっているセミパー
マネント・ヘアーダイを施術する前処理としてか、ある
いはカチオン染料またはアニオン染料を塗布する際に合
わせ、澱粉液とアルカリ還元剤(パーマ1液)とを順次
か、混合したものとするかして毛髪に塗布するようにし
たことから、従前までのセミパーマネント・ヘアーダイ
の施術では、水中で負に帯電する毛髪に対してイオン結
合して染着力が強いといわれるカチオン性染料であって
も、2〜4週間位の間、1、2回のシヤンプーに耐える
程度の染毛方法としてしか利用されておらず、アニオン
性染料に至っては、染着力は弱いことから精々カラーリ
ンスとしてムラ直し程度にしか用いられることがなかっ
たものが、数次に渡る実験結果で、染料を毛髪中に吸
収、染着させるセミパーマネント・ヘアーダイでありな
がら、従前からのパーマネント・ヘアーダイ(染料にな
る前の染料中間体を毛髪の中に押し込んで発色させる染
毛手段)に匹敵する程の染着力が得られるものになると
いう極めて大きな特徴を有するものとなる。
【0039】これは、毛髪ケラチンが、アミノ酸の脱水
重合反応によってできたものであって陽イオン性と陰イ
オン性の両性を具備し、カルボキシル基の(−)とアミ
ノ基の(+)であり、この(+)と(−)が糸状ポリペ
プチド主鎖間で中和して塩結合である側鎖を作ってい
て、カチオン染料はこのカルボキシル基の(−)の部分
に結合して染着し、アニオン染料はアミノ基の(+)に
結合して染着する、所謂イオン結合をすることが知られ
ていて、実験結果は、この発明の染着またはトーンアッ
プ用染毛方法における澱粉が、このイオン結合を進行さ
せる上で有利な環境を作り出し、染料の毛髪ケラチンへ
の結合を強固且つ安定化する作用を及ぼしているものと
予想される。
【0040】また、この澱粉の上記した作用は、トーン
アップ用染毛方法においても、従前までであれば、単に
酸性カラーによるものでは、希望するような色調を発色
させることすら困難性を伴っていて、まして一旦染着し
た毛髪の上に色に更に色重ねをしようとすると確実にト
ーンダウンをしてしまう結果に繋がっていたものが、そ
のような弊害を払拭してトーンアップさせることができ
るようになるという結果が得られたことから、トーンア
ップ用染毛としても有効であることが立証されており、
このトーンアップ用染毛に際し、ジプロビレングリコー
ルやパンテノールその他の保湿成分と併用するようにす
ることにより、有機顔料のブルー系の色素についても消
失させてしまうことなくトーンアップすることも可能に
なることから、あらゆる色のトーンアップを可能にする
という秀れた効果も得られることになる。
【0041】さらに、この澱粉を、コールドウエーブの
前処理か、その最初の施術に際して併用することによ
り、それを併用しなかったコールドウエーブと違って、
確実且つ安定したパーマネントウエーブが得られること
も確認しており、その結果からして、澱粉は、アルカリ
還元剤(パーマ1液)の還元作用を促進する上でも有効
に作用しているものと予想され、自然毛を完全にアルカ
リ性還元毛に変質するものと考えられ、所望のウエーブ
となつた毛髪は、その後の酸化還元剤(パーマ2液)を
塗布して再び自然毛に戻したときに、そのウエーブを確
実に保持してなる強化されたパーマネントウエーブが得
られることになるという大きな特徴を発揮するものとな
る。
【0042】叙述の如く、この発明の染着またはトーン
アップ用染毛方法、および毛髪強化コールドウエーブ法
は、その新規な構成によって所期の目的を普く達成可能
にするものであり、古より人間本来の美装願望の一つと
なっている染毛や整髪が、従前までであれば、極めて長
時間に渡る覚悟をして理、美容院に出向かなければ実現
せず、しかも、長時間に渡る施術の結果、毛髪にダメー
ジが残ったり、時としてアレルギーに悩まされるような
事態も覚悟しなければならなかったものが、殆ど半分以
下の所要時間で安全、確実な染着またはトーンアップの
実現化を可能にすると共に、コールドウエーブの強化に
も繋がることから、経済的な裏付けを必要とする理、美
容院からは勿論のこと、一般消費者からは特に高い評価
がなされ、今後拡範に渡って利用、普及していくものに
なると予想される。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カチオン性染料またはアニオン性染料に
    よる染毛施術の前処理または最初の施術として、適量の
    澱粉液と共に、アルカリ還元剤(パーマ1液、別称パー
    マ第1剤、以下同様。)を毛髪に塗布するか、それらを
    含む混合液を毛髪に塗布するかするようにした処理を施
    し、可塑化されたアルカリ性還元毛のケラチン繊維のイ
    オン物質への結合力を高めた上でカチオン性染料または
    アニオン性染料によって染着またはトーンアップ用染毛
    処理するようにしたことを特徴とする染着またはトーン
    アップ用染毛方法。
  2. 【請求項2】 カチオン性染料またはアニオン性染料に
    よる染毛施術の前処理または最初の施術として、適量の
    澱粉液と共に、アルカリ還元剤(パーマ1液)を毛髪に
    塗布するようにした処理を施し、可塑化されたアルカリ
    性還元毛のケラチン繊維のイオン物質への結合力を高め
    ておき、その後、アルカリ還元剤(パーマ1液)とカチ
    オン性染料またはアニオン性染料とを併用して染毛施術
    またはトーンアップ処理をコールドウエーブ処理と同時
    になし得るようにしたことを特徴とする染着またはトー
    ンアップ用染毛方法。
  3. 【請求項3】 カチオン性染料またはアニオン性染料に
    よる染毛施術の前処理または最初の施術として、適量の
    澱粉が混合されたアルカリ還元剤(パーマ1液)か、そ
    れを含む混合液を毛髪に塗布することにより、可塑化さ
    れたアルカリ性還元毛のケラチン繊維のイオン物質への
    結合力を高めた上、カチオン性染料またはアニオン性染
    料によって染毛またはトーンアップ処理するようにした
    ことを特徴とする染着またはトーンアップ用染毛方法。
  4. 【請求項4】 カチオン性染料またはアニオン性染料に
    よる染毛施術の前処理または最初の施術として、適量の
    澱粉が混合されたアルカリ還元剤(パーマ1液)に、予
    めカチオン性染料またはアニオン性染料が加えられた混
    合液を毛髪に塗布するか、それらを含む混合液を毛髪に
    塗布するかすることにより、可塑化されたアルカリ性還
    元毛のケラチン繊維のイオン物質への結合力を高めた
    上、染毛施術またはトーンアップ処理をコールドウエー
    ブ処理と同時になし得るようにしたことを特徴とする染
    着またはトーンアップ用染毛方法。
  5. 【請求項5】 カチオン性染料による染毛施術の前処理
    または最初の施術として、適量の澱粉液と共に、アルカ
    リ還元剤(パーマ1液)を毛髪に塗布するか、それらを
    含む混合液を毛髪に塗布するかした処理を施し、可塑化
    されたアルカリ性還元毛のケラチン繊維のイオン物質へ
    の結合力を高めた上でカチオン性染料によってパーマネ
    ント・ヘアーダイまたはそのトーンアップ処理とするよ
    うにしたことを特徴とする染着またはトーンアップ用染
    毛方法。
  6. 【請求項6】 アニオン性染料による染毛施術の前処理
    または最初の施術として、適量の澱粉液と共に、アルカ
    リ還元剤(パーマ1液)を毛髪に塗布するか、それらを
    含む混合液を毛髪に塗布するかした処理を施し、可塑化
    されたアルカリ性還元毛のケラチン繊維のイオン物質へ
    の結合力を高めた上でアニオン性染料によってセミパー
    マネント・ヘアーダイまたはそのトーンアップ処理とす
    るようにしたことを特徴とする染着またはトーンアップ
    用染毛方法。
  7. 【請求項7】 澱粉液は、保湿剤と共に使用されるよう
    にした、請求項1ないし6何れか記載の染着またはトー
    ンアップ用染毛方法。
  8. 【請求項8】 澱粉液は、アルカリ還元剤(パーマ1
    液)に対し、略1:1の割合で組み合わされるようにし
    た、請求項1ないし7何れか記載の染着またはトーンア
    ップ用染毛方法。
  9. 【請求項9】 略1:1の割合で組み合わせた澱粉液と
    アルカリ還元剤(パーマ1液)との混合液を、洗髪、乾
    燥させた毛髪に塗布して約10分前後そのままか加湿し
    ながら放置した後、そのままウエット状態のアルカリ性
    還元毛、または一旦乾燥させてドライ状態としたアルカ
    リ性還元毛に、カチオン性染料またはアニオン性染料と
    保湿成分入り整髪料とパウダーブリーチ、6%過酸化水
    素水とを組み合わせてなる混合液を塗布して25ないし
    35分程度の間に渡って加湿、経過させてから、シャン
    プーアンドリンス、ブローを経て染毛またはトーンアッ
    プ処理するようにしたことを特徴とする染着またはトー
    ンアップ用染毛方法。
  10. 【請求項10】 アルカリ性還元毛とする際に、適量の
    澱粉液と共に、トリートメントとアルカリ還元剤(パー
    マ1液)とを毛髪に塗布してコーミングしてからワイン
    ディングし、再度アルカリ還元剤(パーマ1液)を塗布
    して約10分前後そのままか加湿しながら放置し、テス
    トカールを終えた後、酸化還元剤(パーマ2液、別称パ
    ーマ第2剤、以下同様。)を塗布してアルカリ性還元毛
    を酸性還元毛に戻す上で必要となる所定時間を経過させ
    るようにしたことを特徴とする毛髪強化コールドウエー
    ブ法。
  11. 【請求項11】 略1:1:(2〜5)の割合で組み合
    わせた澱粉液とアルカリ還元剤(パーマ1液)とトリー
    トメントとの混合液を、洗髪、乾燥させた毛髪に塗布し
    てコーミングしてからワインディングし、再度アルカリ
    還元剤(パーマ1液)を塗布して約10分間前後そのま
    まか加湿しながら放置し、テストカールを終えた後、吸
    着性の樹脂を混入した酸化還元剤(パーマ2液)を塗布
    してアルカリ性還元毛を酸性還元毛に戻す上で必要とな
    る所定時間を経過させてから、ロッドアウトした上、シ
    ャンプーアンドリンス、ブローをするようにしたことを
    特徴とする毛髪強化コールドウエーブ法。
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