JP2003225778A - 摩擦撹拌接合方法およびこの方法に用いる摩擦撹拌ツール - Google Patents
摩擦撹拌接合方法およびこの方法に用いる摩擦撹拌ツールInfo
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Abstract
層が接合部に混入するのを防止し、接合部の品質、外
観、耐食性、強度等を向上させることができるようにし
た摩擦撹拌接合方法およびその摩擦撹拌ツールを提供す
る。 【解決手段】 接合部表面に酸化膜層、異種金属層、塗
料層等の表皮層33が形成されている被接合材30,3
1の接合部32に沿って摩擦撹拌ツール36を回転させ
つつ移動させることにより前記接合部32を摩擦撹拌接
合する。摩擦撹拌ツール36は、柱状のツール本体36
Aと、ツール本体36Aの底面37に突設された撹拌ピ
ン36Bと、この撹拌ピン36Bの周囲を取り囲むよう
に前記底面37に突設された撹拌用突条体36Cおよび
剥離用突条体36Dとからなり、剥離用突条体36Dの
外周面で表皮層33を剥ぎ取る。
Description
およびこの方法に用いる摩擦撹拌ツールに関し、特に接
合部表面に酸化膜層、異種金属層、塗料層等の表皮層が
形成されている被接合材の摩擦撹拌接合に適用して好適
な摩擦撹拌接合方法およびこの方法に用いる摩擦撹拌ツ
ールに関するものである。
溶接等によって溶融溶接する場合、溶接部の表面に酸化
膜層、異種金属層、塗料層等の溶接に不適な表皮層が存
在すると、溶接部内にブローホールが発生したり、異物
が巻き込まれて接合強度および耐食性を低下させるた
め、溶接部の表皮層を除去して溶接している。例えば、
亜鉛精錬に使用された陰極板を溶接する場合、表面に残
存するZn層が溶接熱で蒸発して溶接部内に混入すると
溶接不良が発生するので、予め機械加工によって表面の
Zn層を除去している。
わりに固相接合によってアルミニウム合金からなる2つ
の金属材料(被接合材)を接合する摩擦撹拌接合(Fric
tionStir Welding )は、溶融溶接に比べて被接合材の
表面の清浄度が多少低くても接合できることが知られて
おり、例えば表面に油等が付着していても接合できる。
接合材の接合部を互いに突き合わせるかまたは重ね合わ
せて接合する方法であって、図5および図6を用いて2
つの被接合材を突き合わせ接合する場合について説明す
る。この摩擦撹拌接合方法は被接合材1,2よりも硬質
で耐熱性に優れた材料からなる摩擦撹拌ツール3を高速
回転させ、その先端に一体に突設した撹拌ピン4を被接
合材1,2の接合面6に沿って押し込み、ツール3を接
合面6に沿って矢印A方向に移動させることにより、接
合部5に摩擦熱を発生させる。この摩擦熱により2つの
被接合材1,2の接合面6付近のメタルMは塑性化可能
な状態にまで軟化され、撹拌ピン4の高速回転による撹
拌作用により撹拌・流動した後、撹拌ピン4の通過によ
り加熱源を失って冷却・固化することにより、接合部5
を固相接合するものである。この場合、摩擦撹拌ツール
3を進行方向と反対方向に角度α(前進角α:3〜5
°)だけ傾斜させることで摩擦撹拌ツール3の前方のメ
タルを摩擦撹拌ツール3のメタル溜めに導入し、撹拌ピ
ン4が通過した部分への供給を可能にしている。このた
め、摩擦撹拌ツール3は通常ツール本体3Aの移動方向
前端縁8が接合部5の表面より上方に位置する状態に保
持されて移動し接合部5を摩擦撹拌接合する。なお、こ
こでは前進角αをもって傾斜させた状態で使用される摩
擦撹拌ツール3を傾斜ツールと称する。
た従来の傾斜ツール3を用いた摩擦撹拌接合方法では、
被接合材1,2の表面にアルマイト、塗装またはZn層
等の表皮層7がある場合、この表皮層7はツール本体3
Aの下面9側において撹拌ピン4によって剥ぎ取られる
ため可塑化したメタルM内に巻き込まれて撹拌されると
接合部5に異物が混入するため耐食性および接合強度を
低下させるという問題があった。そこで、摩擦撹拌接合
する場合は被接合材1,2の表面を覆っている表皮層7
を溶融溶接の場合と同様に予め機械加工によって除去す
る必要があった。このため、作業工程が1工程増え、そ
の作業が煩わしいばかりか製造コストが高くなるという
問題があった。
に巻き込まれないようにするための対策の1つとして
は、図6に二点鎖線で示すように摩擦撹拌ツール3の接
合部5への押し込み量を増大させてツールの移動方向前
端縁8を接合部5に押し込むことが考えられる。このよ
うにすると、摩擦撹拌ツール3の移動方向前端縁8によ
って表皮層7を剥ぎ取ることができるため、前工程とし
て機械加工によって表皮層7を除去する必要はなくな
る。しかし、この場合は摩擦撹拌ツール3のメタル溜め
にメタルを取り込むことができず表面欠陥を生じ、また
押し込み量の増加によって接合部5の板厚がT1 からT
2 に減少するため、接合部5の接合強度も低下するとい
う問題が起きる。例えば、板厚が6mmの場合では接合
部5の厚さが1mm程度減少してしまう。
摩擦撹拌接合するようにした摩擦撹拌ツールが開発され
ている。この摩擦撹拌ツール20は、図7および図8に
示すように柱状のツール本体20Aと、このツール本体
20Aの平坦な底面21の中央に一体に突設された撹拌
ピン20Bと、この撹拌ピン20Bを取り囲むように前
記底面21に一体に突設された渦巻き状の撹拌用突条体
20Cとで構成することにより、ここではスクロールツ
ールと称する。スクロールツールは、接合部5に前記撹
拌ピン20Bと撹拌用突条体20Cが略垂直(前進角α
=0°)に挿入され、高速回転されつつ接合面に沿って
移動されることにより接合部5を摩擦撹拌接合するもの
である。
ば、前進角(α)が零であるため、スクロールツール2
0の前方の接合部5の表面を覆っている例えばZnから
なる接合に不適な表皮層7を前記撹拌用突条体20Cに
よって剥ぎ取ることができる。しかし、ツール本体20
の底面21で接合部前方の表皮層7を押圧しているた
め、底面21側において撹拌用突条体20Cにより剥ぎ
取られた表皮層7の一部が底面21の外側にはじき出さ
れずスクロールツール20の回転に伴い可塑化したメタ
ルM内に巻き込まれる。このため、図5および図6に示
した傾斜ツール3による摩擦撹拌接合と同様に接合部5
に表面欠陥や内部欠陥等が生じ接合部5の外観、耐食性
および接合強度を低下させる。
方向の前側において剥ぎ取って可塑化したメタル内に混
入させず、接合部に表面欠陥や内部欠陥等が生じないよ
うにすることにより接合部の外観、耐食性および接合強
度を向上させることができるようにした摩擦撹拌接合方
法およびそのツールの開発が要請されている。
応えるべくなされたもので、その目的とするところは、
接合部の表面を覆っている接合に不適な表皮層が接合部
に混入するのを防止し、接合部の品質、外観、耐食性、
強度等を向上させることができるようにした摩擦撹拌接
合方法およびその摩擦撹拌ツールを提供することにあ
る。
に第1の発明に係る摩擦撹拌接合方法は、接合部表面に
酸化膜層、異種金属層、塗料層等の表皮層が形成されて
いる被接合材の前記接合部に沿って摩擦撹拌ツールを回
転させつつ移動させることにより前記接合部を摩擦撹拌
接合する方法であって、前記摩擦撹拌ツールは前記接合
部に略垂直に挿入され、最外周面でツールの進行方向の
前側の接合部表面を覆っている前記表皮層を剥ぎ取りな
がら前記接合部を摩擦撹拌接合するものである。
っている接合に不適な表皮層を摩擦撹拌ツールの最外周
面で剥ぎ取るため、剥ぎ取られた層が可塑化したメタル
内に巻き込まれることがない。
合部表面に酸化膜層、異種金属層、塗料層等の表皮層が
形成されている被接合材の前記接合部に沿って摩擦撹拌
ツールを回転させつつ移動させることにより前記接合部
を摩擦撹拌接合する方法であって、前記摩擦撹拌ツール
は柱状のツール本体と、このツール本体の底面に突設さ
れた撹拌ピンと、この撹拌ピンの周囲を取り囲むように
前記底面に渦巻き状に突設された撹拌用突条体と、この
撹拌用突条体よりも低い高さを有して前記底面の外周縁
部に突設された剥離用突条体とを備え、前記撹拌ピン、
前記撹拌用突条体および前記剥離用突条体を接合部内に
略垂直に挿入し、前記剥離用突条体の外周面でツールの
進行方向の前側の接合部表面を覆っている前記表皮層を
前記撹拌用突条体によって剥ぎ取りながら前記接合部を
摩擦撹拌接合するものである。
っている接合に不適な表皮層を剥離用突条体の外周面に
よって剥ぎ取るため、剥ぎ取られた表皮層がツール本体
の底面側に入り込み可塑化したメタル内に巻き込まれる
ことがない。
合部表面に酸化膜層、異種金属層、塗料層等の表皮層が
形成されている被接合材の前記接合部に沿って摩擦撹拌
ツールを回転させつつ移動させることにより前記接合部
を摩擦撹拌接合する方法であって、前記摩擦撹拌ツール
は柱状のツール本体と、このツール本体の底面に突設さ
れた撹拌ピンと、この撹拌ピンの周囲を取り囲むように
前記底面に渦巻き状に突設された撹拌用突条体とを備
え、前記撹拌ピン、前記撹拌用突条体および前記ツール
本体の下部を接合部内に略垂直に挿入し、前記ツール本
体の前記接合部内に挿入されている下端部外周面でツー
ルの進行方向の前側の接合部表面を覆っている前記表皮
層を剥ぎ取りながら前記接合部を摩擦撹拌接合するもの
である。
っている接合に不適な表皮層をツール本体の下端部外周
面によって剥ぎ取るため、剥ぎ取られた表皮層がツール
本体の底面側に入り込み可塑化したメタル内に巻き込ま
れることがない。
記第2または第3の発明において、摩擦撹拌ツールの最
外周面の被接合材への押込量を0.05〜0.5mmと
したものである。
〜0.5mmであるため、酸化膜層、異種金属層、塗料
層等の接合に不適な表皮層を確実に剥ぎ取ることができ
る。押込量が0.05mm以下では表面層の摩擦撹拌ツ
ールのメタル溜めへの導入を確実に防止することが困難
となり、接合部への混入を生じさせやすくなる。押込量
が0.5mm以上ではバリの発生が増え、また摩擦撹拌
ツールの移動負荷が大きくなり、接合が困難となる。
形態に基づいて詳細に説明する。図1は第1の発明に係
る摩擦撹接合方法を示す平面図、図2は摩擦撹拌ツール
の使用状態を示す断面図である。これらの図において、
符号30,31で示すものはアルミニウム合金の押出形
材によって矩形板状に形成された被接合材で、その長手
方向の一端面が互いに突き合わされ、この突き合わせ側
端縁とその付近が摩擦撹拌接合される接合部32を形成
し、突き合わせ面が接合面32Aを形成している。ま
た、被接合材30,31の表面には、厚さが0.1mm
程度のZn層(表皮層)33が形成されている。一方、
被接合材30,31の裏面側には、銅からなる裏当て3
4が接合部32に沿って密接されている。
摩擦撹拌接合するために用いられる摩擦撹拌ツール36
は、被接合材30,31より融点が高い金属、例えば工
具鋼等によって製作されたもので、円柱状のツール本体
36Aと、このツール本体36Aの底面37の中央に一
体に突設された撹拌ピン36Bと、同じく前記底面37
に一体に突設され前記撹拌ピン36Bの周囲を取り囲
み、撹拌ピン36Bに向かって求心する渦巻き状の撹拌
用突条体36Cと、前記底面37の外周に一体に突設さ
れた剥離用突条体36Dとで構成されている。ツール本
体36Aは円柱形に限らず四角柱、六角柱等の多角柱を
含む。ツール本体36Aの底面37は平坦面に形成され
ている。撹拌ピン36Bは、被接合材30,31の板厚
より短い長さを有し、その外周には撹拌効果を高めるた
めに雄ねじ38が形成されている。撹拌ピン36Bは、
ツール本体36Aと略軸線が一致するものに限らずツー
ル本体36Aに対して若干偏心しているものであっても
よい。撹拌用突条体36Cは、前記撹拌ピン36Bより
低く形成されている。前記剥離用突条体36Dは前記撹
拌用突条体36Cより低く形成されている。
接合材30,31の接合面32Aを摩擦撹拌接合するに
は、摩擦撹拌ツール36をモータによって500〜10
000rpm程度の回転数で回転させながら撹拌ピン3
6Bを接合面32A上に位置させて接合部32表面に押
し付け、摩擦熱によって接合部32の撹拌ピン36Bに
よって押し付けられている表面部分およびその近傍を加
熱、可塑化させ、撹拌ピン36B、撹拌用突条体36C
および剥離用突条体36Dを接合部32内に徐々に押し
込む。剥離用突条体36Dが接合部32の表面に押し込
まれる量(押込量)は、Zn層33を確実に剥ぎ取るこ
とができる量で、必要以上に押し込み量を大きくする
と、被接合材の厚さが必要以上に薄くなり、また摩擦撹
拌接合を円滑に行えなくなることがあるため好ましくな
い。また、摩擦撹拌ツール36は、底面37の全面が接
合部32の表面を均一に押圧するように接合部32の表
面に対して略垂直に押し込まれる。
び剥離用突条体36Dが接合部32内に所定量押し込ま
れると、この状態で摩擦撹拌ツール36を接合面32A
に沿って矢印A方向に8.5〜3m/min程度の送り
速度(接合速度)で移動させることで、接合部32を摩
擦撹拌接合する。すなわち、摩擦撹拌ツール36を高速
回転させながら接合面32Aに沿って移動させると、接
合面32Aとその近傍部は、撹拌ピン36Bおよび撹拌
用突条体36Cによって加熱されることにより可塑化さ
れ、水平および垂直方向に流動化する。そして、流動化
したメタルMは、撹拌ピン36Bが通過することにより
加熱源を失って冷却し固化する。
せると、剥離用突条体36Dは接合部32に押し込まれ
ているので、ツール前方側のZn層33を外周面によっ
て剥ぎ取る。剥離用突条体36Dの外周面は、ツール本
体36Aの外周面とともに摩擦撹拌ツール36の最外周
面を形成している。剥ぎ取られたZn層33は、ツール
本体36Aの底面37が前記剥離用突条体36Dより内
側に位置しているため、剥離用突条体36Dの下方を通
って底面37の下側に入り込むことがなく、可塑化した
メタルMに混入することがない。したがって、接合部3
2の外観、耐食性および接合強度を増大させることがで
きる。
拌用突条体36Cの突出寸法より短くしているので、摩
擦撹拌ツール36の中心より進行方向の後方側において
撹拌用突条体36Cの内側から外側に押し出された可塑
化したメタルMは剥離用突条体36Dの下面高さまで上
昇する。言い換えれば、剥離用突条体36Dの下面は摩
擦撹拌接合後の接合部32の厚さTを規定する。したが
って、接合部32の板厚の厚さは、Zn層33の厚さ以
上に不必要に取り除かれることがなく、被接合材の接合
部32の強度低下を軽減することができる。
を示す平面図、図4は摩擦撹拌ツールの使用状態を示す
断面図である。これらの図において、アルミニウム合金
の押出形材によって矩形板状に形成された被接合材3
0,31は、その長手方向の一端面が互いに突き合わさ
れることにより、この突き合わせ側端縁とその付近が摩
擦撹拌される接合部32を形成し、突き合わせ面が接合
面32Aを形成している。また、被接合材30,31の
表面には、厚さが0.1mm程度のZn層33が形成さ
れている。一方、被接合材30,31の裏面側には、銅
からなる裏当て34が接合部32に沿って密接されてい
る。
摩擦撹拌接合するために用いられる摩擦撹拌ツール40
は、図7および図8に示した従来のスクロールツール2
0と同一形状に形成されることにより、円柱状のツール
本体40Aと、このツール本体40Aの底面41の中央
に一体に突設された撹拌ピン40Bと、同じく前記底面
41に前記撹拌ピン40Bの周囲を取り囲むように渦巻
き状に一体に突設された撹拌用突条体40Cとで構成さ
れている。ツール本体40Aの底面41は平坦面に形成
されている。撹拌ピン40Bは、被接合材30,31の
板厚と略等しい長さを有し、外周に雄ねじ42が形成さ
れている。撹拌用突条体40Cは、前記撹拌ピン40B
より低く形成されている。
接合材30,31の接合面32Aを摩擦撹拌接合するに
は、摩擦撹拌ツール40をモータによって500〜10
000rpm程度の回転数で回転させながら撹拌ピン4
0Bを接合面32A上に位置させて接合部32の表面に
押し付け、摩擦熱によって接合部32の撹拌ピン40B
によって押し付けられている表面部分およびその近傍を
加熱、可塑化させ、撹拌ピン40Bと撹拌用突条体40
Cを接合部32内に徐々に押し込む。ツール本体40A
が接合部32の表面に押し込まれる量(押込量)は、Z
n層33を確実に剥ぎ取ることができる量で、必要以上
に押し込み量を大きくすると、被接合材の厚さが必要以
上に薄くなり、また摩擦撹拌接合を円滑に行えなくなる
ことがあるため好ましくない。また、摩擦撹拌ツール4
0は、底面41の全面が接合部32の表面を均一に押圧
するように接合部32の表面に対して略垂直に押し込ま
れる。
合部32内に所定量押し込まれると、この状態で摩擦撹
拌ツール40を接合面32Aに沿って矢印A方向に0.
5〜3m/min程度の接合速度で移動させることで、
接合部32を摩擦撹拌接合する。すなわち、摩擦撹拌ツ
ール40を高速回転させながら接合面32Aに沿って移
動させると、接合面32Aとその近傍部は、撹拌ピン4
0Bおよび撹拌用突条体40Cによって加熱されること
により可塑化され、水平および垂直方向に流動化する。
そして、流動化したメタルMは、撹拌ピン40Bが通過
することにより加熱源を失って冷却し固化する。
せると、ツール本体40Aは下端部が接合部32に押し
込まれているので、下端部外周面によってツール前方側
のZn層33を剥ぎ取る。すなわち、この第2の発明
は、最外周面であるツール本体40Aの下端部外周面で
表皮層33を剥ぎ取るものであるから、この点で図7お
よび図8に示した従来のスクロールツール20による摩
擦撹拌接合方法と異なっている。ツール本体40Aの下
端部外周面によって剥ぎ取られたZn層33は、ツール
本体40Aの底面41が接合部32の表面を押圧してい
るため、底面41と接合部32の表面との間に入り込む
ことがなく、可塑化したメタルMに混入することがな
い。したがって、上記した第1の実施の形態と同様に摩
擦撹拌接合された接合部32の表面に、剥ぎ取られたZ
n層33が混入することがなく、良好かつ確実に接合す
ることができ、接合部32の外観、耐食性および接合強
度を増大させることができる。
板からなる素材を切り出して互いに突き合わせ、その突
き合わせ接合部を摩擦撹拌接合した。素材は、Al純度
が高くSi含有量の低い板厚6mmのJIS A107
0−Oである。摩擦撹拌接合に当たっては、図2に示し
た剥離用突条体付きスクロールツール36と、図6に示
した従来の傾斜ツール3と、図7に示した従来のスクロ
ールツール20を用いて行った。図2に示すスクロール
ツール36は剥離用突条体36DをZn層33を確実に
剥ぎ取ることができる量だけ被接合部材30,31の接
合部32内に押し込んで摩擦撹拌接合を行う。傾斜ツー
ル3は、進行方向と反対方向に前進角度α(=3〜5
°)だけ傾斜させることで進行方向前方のメタルを摩擦
撹拌ツール3のメタル溜まり部Dに導入し、撹拌ピン4
が通過した部分へ供給しながら摩擦撹拌接合を行う。図
7に示すスクロールツール20は、前進角α=0°で渦
巻き状の撹拌用突条体20Cを表皮層7より下方に押し
込んで摩擦撹拌接合を行う。各ツールの回転速度と接合
速度は、それぞれ900rpmと300mm/minで
ある。その結果を表1に示す。
体付きスクロールツール36を使用すると、従来の傾斜
ツール3およびスクロールツール20に比べて接合部の
品質が良好で表面欠陥や内部欠陥が生じることがなく、
外観、耐食性および強度を向上させることができる。ま
た、接合部の板厚の減少を少なくすることができるの
で、所要の強度を有する接合部を得ることができる。な
お、表1の三段目の従来のスクロールツール標準はツー
ル本体の最外周が被接合材の表面と接しないもの、四段
目の従来のスクロールツール大はツール本体の最外周が
被接合材の表面より埋没するものである。
形成された板厚6mmのJIS A6063−T5から
なる素材を互いに突き合わせ、その突き合わせ接合部を
摩擦撹拌接合した。摩擦撹拌接合に当たっては、上記し
た実施例1と同様に図1に示した本発明ツール36と、
図5および図6に示した従来の傾斜ツール3と、図7お
よび図8に示した従来のスクロールツール20を用いて
上記した実施例1と同様に摩擦撹拌接合を行った。ツー
ルの回転速度と接合速度は、それぞれ900rpmと3
00mm/minである。その結果を表2に示す。
体付きスクロールツール36を使用すると、上記した実
施例1と同様に従来の傾斜ツール3およびスクロールツ
ール20に比べて接合部の品質が良好で表面欠陥や内部
欠陥が生じることがなく、外観、耐食性および強度を向
上させることができる。また、接合部の板厚の減少を少
なくすることができるので、所要の強度を有する接合部
を得ることができる。
合部の表皮層がZn層、酸化膜層である場合について説
明したが、本発明はこれに限らずアルマイト処理によっ
て酸化被膜が形成され、さらにその上に塗装膜が形成さ
れているものであってもよく、要は摩擦撹拌接合に不適
な表皮層が形成されている金属部材であればよい。ま
た、第1の実施の形態においては、摩擦撹拌ツール36
のツール本体36Aの底面37に突設される撹拌用突条
体36Cを同心円状からなる大小2つのリング状突条体
で構成した例を示したが、これに限らず1つのリング状
突条体であってもよく、また図8に示す渦巻き状の突条
体20Cであってもよい。
拌接合方法およびこの方法に用いる摩擦撹拌ツールによ
れば、接合部表面に存在する摩擦撹拌接合に不適な酸化
膜層、異種金属層、塗料層等の表皮層をツールの移動方
向前方側の最外周面によって剥ぎ取ることができるの
で、可塑化したメタル内に剥ぎ取られた表皮層が混入す
ることがない。したがって、接合部の表面や内部に欠陥
が生じたりすることがなく、接合部の外観、耐食性およ
び強度を向上させることができる。また、摩擦撹拌ツー
ルの最外周面の被接合材への押込量を0.05〜0.5
mmとしているので、確実に摩擦撹拌接合することがで
き、また被接合材の板厚の減少量が少なく、所要の強度
を有する接合部を得ることができる。
図である。
る。
図である。
る。
を示す斜視図である。
の状態を示す斜視図である。
ある。
合面、7…Zn層、20…スクロールツール、30,3
1…接合材、32…接合部、32A…接合面、34…裏
当て、36…摩擦撹拌ツール、36A…ツール本体、3
6B…撹拌ピン、36C…撹拌用突条体、36D…剥離
用突条体、37…底面、40…摩擦撹拌ツール、40A
…ツール本体、40B…撹拌ピン、40C…撹拌用突条
体、41…底面。
Claims (4)
- 【請求項1】 接合部表面に酸化膜層、異種金属層、塗
料層等の表皮層が形成されている被接合材の前記接合部
に沿って摩擦撹拌ツールを回転させつつ移動させること
により前記接合部を摩擦撹拌接合する方法であって、 前記摩擦撹拌ツールは前記接合部に略垂直に挿入され、
最外周面でツールの進行方向の前側の接合部表面を覆っ
ている前記表皮層を剥ぎ取りながら前記接合部を摩擦撹
拌接合することを特徴とする摩擦撹拌接合方法。 - 【請求項2】 接合部表面に酸化膜層、異種金属層、塗
料層等の表皮層が形成されている被接合材の前記接合部
に沿って摩擦撹拌ツールを回転させつつ移動させること
により前記接合部を摩擦撹拌接合する方法であって、 前記摩擦撹拌ツールは柱状のツール本体と、このツール
本体の底面に突設された撹拌ピンと、この撹拌ピンの周
囲を取り囲むように前記底面に渦巻き状に突設された撹
拌用突条体と、この撹拌用突条体よりも低い高さを有し
て前記底面の外周縁部に突設された剥離用突条体とを備
え、前記撹拌ピン、前記撹拌用突条体および前記剥離用
突条体を接合部内に略垂直に挿入し、前記剥離用突条体
の外周面でツールの進行方向の前側の接合部表面を覆っ
ている前記表皮層を剥ぎ取りながら前記接合部を摩擦撹
拌接合することを特徴とする摩擦撹拌接合方法。 - 【請求項3】 接合部表面に酸化膜層、異種金属層、塗
料層等の表皮層が形成されている被接合材の前記接合部
に沿って摩擦撹拌ツールを回転させつつ移動させること
により前記接合部を摩擦撹拌接合する方法であって、 前記摩擦撹拌ツールは柱状のツール本体と、このツール
本体の底面に突設された撹拌ピンと、この撹拌ピンの周
囲を取り囲むように前記底面に渦巻き状に突設された撹
拌用突条体とを備え、前記撹拌ピン、前記撹拌用突条体
および前記ツール本体の下部を接合部内に略垂直に挿入
し、前記ツール本体の前記接合部内に挿入されている下
端部外周面でツールの進行方向の前側の接合部表面を覆
っている前記表皮層を剥ぎ取りながら前記接合部を摩擦
撹拌接合するすることを特徴とする摩擦撹拌接合方法。 - 【請求項4】 請求項1,2または3記載の摩擦撹拌接
合方法において、 摩擦撹拌ツールの最外周面の被接合材への押込量が0.
05〜0.5mmであることを特徴とする摩擦撹拌接合
方法。
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