JP2003219278A - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
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Abstract
精度の撮像を行うことができる固体撮像装置を提供す
る。 【解決手段】 固体撮像装置1は、第m行受光領域11
m(m=1〜M)を有する受光部10、M個の第1信号
処理部201〜20MおよびM個の第2信号処理部301
〜30M等を備えている。受光部10は、入射光強度に
応じた量の電荷を各々発生するモニタ用フォトダイオー
ドPDAおよび撮像用フォトダイオードPDBの対がM行
N列に2次元配列されたものである。モニタ用フォトダ
イオードPD A,m,nで発生した電荷QA,m,nが第1信号処
理部20mにより検出され、その検出結果に基づいて第
2信号処理部30mのスイッチSW31〜SW33それぞれ
の開閉状態が設定される。
Description
固体撮像装置に関するものである。
ドを有する受光部と、電荷を蓄積する容量素子を有する
信号処理部とを有している。このような固体撮像装置で
は、各フォトダイオードへの入射光の強度に応じた量の
電荷が該フォトダイオードで発生し、その電荷が信号処
理部の容量素子に蓄積され、その蓄積された電荷の量に
応じた電圧値が信号処理部より出力される。そして、こ
の電圧値に基づいて各フォトダイオードへの入射光の強
度が求められて、これにより受光部へ入射する光の像が
得られる。
従来の固体撮像装置では、信号処理部の容量素子が蓄積
し得る電荷の量に限界がある。このことから、この限界
を超える電荷を発生させるような高強度の光がフォトダ
イオードに入射した場合には、信号処理部より出力され
る電圧値が飽和してしまい、入射光強度の正確な測定
(すなわち正確な撮像)ができない。
は、信号処理部の容量素子の容量値を大きくすればよ
い。しかし、その場合には、低強度の光がフォトダイオ
ードに入射した場合に、入射光強度の検出感度が低くな
る。
部を有するものとして、フォトダイオードへの入射光の
強度に応じて、該容量値を適切に設定することが考えら
れる。すなわち、入射光強度が高いときには、容量値を
大きく設定することで、信号処理部より出力される電圧
値が飽和することを回避することができる。一方、入射
光強度が低いときには、容量値を小さく設定すること
で、入射光強度の検出感度の低下を回避することができ
る。
ものである場合であっても、設定された容量値によって
は、高強度の光がフォトダイオードに入射した場合には
信号処理部より出力される電圧値が飽和することがあ
り、或いは、低強度の光がフォトダイオードに入射した
場合には入射光強度の検出感度が低くなることがある。
また、受光部へ入射する光の分布における最大強度と最
小強度との比が大きいときには、受光部上の画素によっ
ては、信号処理部より出力される電圧値は飽和すること
があり、或いは、入射光強度の検出感度が低くなること
がある。
れたものであり、出力飽和および感度低下の双方を回避
して高精度の撮像を行うことができる固体撮像装置を提
供することを目的とする。
置は、(1) 入射光強度に応じた量の電荷を各々発生する
複数の撮像用フォトダイオードおよびモニタ用フォトダ
イオードを有する受光部と、(2) モニタ用フォトダイオ
ードで発生した電荷の量を検出し、その検出結果を表す
第1信号を出力する第1信号処理部と、(3) 第1信号処
理部より出力される第1信号に基づいて容量値が設定さ
れる可変容量部を有し、撮像用フォトダイオードで発生
した電荷を可変容量部に蓄積し、その蓄積した電荷の量
を表す第2信号を出力する第2信号処理部と、を備える
ことを特徴とする。
に応じた量の電荷を各々発生する複数の撮像用フォトダ
イオードおよびモニタ用フォトダイオードを有してい
る。モニタ用フォトダイオードで発生した電荷の量は第
1信号処理部により検出され、その検出結果を表す第1
信号が第1信号処理部より出力され、この第1信号処理
部より出力された第1信号に基づいて第2信号処理部の
可変容量部の容量値が設定される。そして、撮像用フォ
トダイオードで発生した電荷は第2信号処理部の可変容
量部に蓄積され、その蓄積された電荷の量を表す第2信
号が第2信号処理部より出力される。このように、第2
信号処理部の可変容量部の容量値が入射光強度に応じて
適切に設定されるので、高強度の光が入射した場合であ
っても、第2信号処理部より出力される電圧値の飽和が
回避され、また、低強度の光が入射した場合であって
も、入射光強度の検出感度の低下が回避され得る。
用フォトダイオードが1次元配列されたものであっても
よいし、また、撮像用フォトダイオードがM行N列(M
≧2、N≧2)に2次元配列されていて、2次元配列さ
れた撮像用フォトダイオードの各行に対応して第2信号
処理部が設けられているのが好適である。さらに、2次
元配列された撮像用フォトダイオードの各行に対応して
モニタ用フォトダイオードおよび第1信号処理部それぞ
れが設けられているのも好適である。この場合には、固
体撮像装置は、入射した光の2次元像を撮像することが
できる。また、2次元配列された撮像用フォトダイオー
ドの各行に対応して第2信号処理部が設けられているよ
うにすれば、固体撮像装置を半導体基板上に集積化する
上で好適である。
トダイオードに対して1対1に対応してモニタ用フォト
ダイオードが設けられているのが好適であり、或いは、
撮像用フォトダイオードに対して多対1に対応してモニ
タ用フォトダイオードが設けられているのも好適であ
る。前者の場合には、受光部へ入射する光の分布が画素
位置に応じて急峻に変化するときであっても、出力飽和
および感度低下の双方を回避して高精度の撮像を行うこ
とができる。一方、後者の場合には、受光部の面積を小
さくすることができ、或いは、受光部の画素数を多くす
ることができる。
(n+1)列のモニタ用フォトダイオードで発生した電荷
を第1信号処理部が処理する期間と、受光部の第n列の
撮像用フォトダイオードで発生した電荷を第2信号処理
部が処理する期間とは、少なくとも一部が重なっている
のが好適である。ただし、nは1以上(N−1)以下の各
整数である。この場合には、第1信号処理部および第2
信号処理部それぞれの処理が並列的に行われる。このよ
うな並列処理が行われることにより、受光面上の全ての
画素について入射光強度を検出する時間が短縮され、単
位時間当たりに撮像することができるフレーム数すなわ
ちフレームレートが向上する。
の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明にお
いて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。
の全体構成図である。また、図2は、本実施形態に係る
固体撮像装置1の一部構成図である。これらの図に示さ
れる固体撮像装置1は、受光部10、M個の第1信号処
理部201〜20M、M個の第2信号処理部301〜3
0M、A/D変換部40およびタイミング制御部50を
備えている。図2には、受光部10のうちの第m行受光
領域11m、ならびに、これに対応する第1信号処理部
20mおよび第2信号処理部30mが示されている。ただ
し、Mは2以上の整数であり、mは1以上M以下の任意
の整数である。
荷を各々発生するモニタ用フォトダイオードPDAおよ
び撮像用フォトダイオードPDBの対がM行N列に2次
元配列されたものである。以下では、第m行第n列に位
置するモニタ用フォトダイオードPDAをPDA,m,nと記
し、第m行第n列に位置する撮像用フォトダイオードP
DBをPDB,m,nと記す。また、受光部10のうち第m行
にあるN対のモニタ用フォトダイオードPDA,m,nおよ
び撮像用フォトダイオードPDB,m,nを含む受光領域を
第m行受光領域11mと呼ぶ。ただし、Nは2以上の整
数であり、nは1以上N以下の任意の整数である。
A,m,nは、各々に対応して設けられているスイッチSW
A,m,nを介して、第1信号処理部20mに接続されてい
る。各スイッチSWA,m,nは、タイミング制御部50か
ら出力される制御信号に基づいて開閉し、閉じていると
きに、モニタ用フォトダイオードPDA,m,nで発生した
電荷を第1信号処理部20mへ送る。各第1信号処理部
20mは、モニタ用フォトダイオードPDA,m,nで発生し
た電荷の量を検出し、その検出結果を表す第1信号を出
力する。また、各第1信号処理部20mの出力端子は、
各々に対応して設けられているスイッチSWA,mに接続
されている。各スイッチSWA,mは、タイミング制御部
50から出力される制御信号に基づいて開閉する。
各々に対応して設けられているスイッチSWB,m,nを介
して、第2信号処理部30mに接続されている。各スイ
ッチSWB,m,nは、タイミング制御部50から出力され
る制御信号に基づいて開閉し、閉じているときに、撮像
用フォトダイオードPDB,m,nで発生した電荷を第2信
号処理部30mへ送る。各第2信号処理部30mは、第1
信号処理部20mより出力される第1信号に基づいて容
量値が設定される可変容量部を有しており、撮像用フォ
トダイオードPDB,m,nで発生した電荷を該可変容量部
に蓄積し、その蓄積した電荷の量を表す第2信号を出力
する。また、各第2信号処理部30mの出力端子は、各
々に対応して設けられているスイッチSWB,mを介し
て、A/D変換部40に接続されている。各スイッチS
WB,mは、タイミング制御部50から出力される制御信
号に基づいて開閉し、閉じているときに、第2信号処理
部30 mから出力された第2信号をA/D変換部40へ
送る。
0mより出力されスイッチSWA,mを介して到達した第1
信号を入力するとともに、各第2信号処理部30mより
出力されスイッチSWB,mを介して到達した第2信号を
入力する。そして、A/D変換部40は、第2信号の値
(アナログ値)をデジタル値に変換し、そのデジタル値
の各ビットを第1信号の値に応じてシフトして、そのビ
ットシフトしたデジタル値を出力する。タイミング制御
部50は、各スイッチSWA,m,n、各スイッチSWA,m、
各スイッチSWB,m,nおよび各スイッチSWB,mそれぞれ
の開閉動作を制御するとともに、各第1信号処理部20
m、各第2信号処理部30mおよびA/D変換部40それ
ぞれの動作を制御する。
の受光部10における各フォトダイオードの配置の説明
図である。この図には、受光部10におけるM×N個の
画素のうち、第m行第n列、第m行第(n+1)列、第
(m+1)行第n列および第(m+1)行第(n+1)列それ
ぞれの画素が示されている。各画素におけるモニタ用フ
ォトダイオードPDAおよび撮像用フォトダイオードP
DBそれぞれについては、光に対して感応する領域の形
状の例が具体的に示されている。また、各画素における
スイッチSWAおよびSWB、各スイッチの開閉を制御す
る制御信号を伝える制御ラインCLAおよびCLB、なら
びに、各フォトダイオードで発生した電荷を伝えるビデ
オラインVLAおよびVLBそれぞれについては、模式的
に示されている。
部50より出力される制御信号を、第n列にあるM個の
スイッチSWA,1,n〜SWA,N,nそれぞれへ送るものであ
る。各制御ラインCLB,nは、タイミング制御部50よ
り出力される制御信号を、第n列にあるM個のスイッチ
SWB,1,n〜SWB,N,nそれぞれへ送るものである。
N個のスイッチSWA,m,1〜SWA,m, Nそれぞれと接続さ
れており、第m行にあるN個のモニタ用フォトダイオー
ドPDA,m,1〜PDA,m,Nそれぞれで発生した電荷を順次
に第1信号処理部20mへ送るものである。各ビデオラ
インVLB,mは、第m行にあるN個のスイッチSWB,m ,1
〜SWB,m,Nそれぞれと接続されており、第m行にある
N個の撮像用フォトダイオードPDB,m,1〜PDB,m,Nそ
れぞれで発生した電荷を順次に第2信号処理部30mへ
送るものである。
素には、1対のモニタ用フォトダイオードPDA,m,nお
よび撮像用フォトダイオードPDB,m,nが設けられてい
る。モニタ用フォトダイオードPDA,m,nの感応領域の
形状は略矩形であり、撮像用フォトダイオードPD
B,m,nの感応領域の形状は略L字形である。そして、両
者を併せた全体の形状は略矩形となっている。
の第1信号処理部20mおよび第2信号処理部30mそれ
ぞれの回路図である。
コンデンサC20、スイッチSW20、コンパレータ21〜
23および制御部24を有している。アンプA20の入力
端子はビデオラインVLA,mに接続されており、アンプ
A20の入力端子と出力端子との間にコンデンサC20およ
びスイッチSW20が並列的に設けられている。アンプA
20、コンデンサC20およびスイッチSW20は積分回路を
構成している。すなわち、この積分回路は、タイミング
制御部50より出力される制御信号により制御されてス
イッチSW20が開いているときに、ビデオラインVL
A,mを経て送られて来た電荷をコンデンサC20に蓄積
し、その蓄積した電荷の量に応じた電圧値V 20をアンプ
A20の出力端子より出力する。また、スイッチSW20が
閉じることにより、コンデンサC20に蓄積されていた電
荷を放電して、アンプA20の出力端子より出力する電圧
値を初期化する。
レータ21〜23それぞれの非反転入力端子がアンプA
20の出力端子に接続されている。コンパレータ21の反
転入力端子には一定の参照電圧Vref1が入力している。
コンパレータ22の反転入力端子には一定の参照電圧V
ref2が入力している。コンパレータ23の反転入力端子
には一定の参照電圧Vref3が入力している。コンパレー
タ21〜23それぞれは、反転入力端子および非反転入
力端子それぞれに入力した電圧値を大小比較し、その比
較結果を示す論理値を出力端子より出力する。参照電圧
Vref1〜Vref3それぞれの値は互いに異なっている。制
御部24は、これら3つのコンパレータ21〜23それ
ぞれの出力端子より出力された論理値を入力し、その論
理値に応じた第1信号を出力する。
コンデンサC30〜C33およびスイッチSW30〜SW33を
有している。アンプA30の入力端子はビデオラインVL
B,mに接続されている。アンプA30の入力端子と出力端
子との間には、コンデンサC 30、スイッチSW30、直列
接続されたコンデンサC31およびスイッチSW31、直列
接続されたコンデンサC32およびスイッチSW32、なら
びに、直列接続されたコンデンサC33およびスイッチS
W33が並列的に設けられている。スイッチSW 31〜SW
33それぞれは、第1信号処理部20mより出力される第
1信号に基づいて開閉する。すなわち、コンデンサC30
〜C33およびスイッチSW31〜SW33は、第1信号処理
部20mより出力される第1信号に基づいて容量値が設
定される可変容量部を構成している。スイッチSW
30は、タイミング制御部50より出力される制御信号に
より制御されて開閉する。
している。すなわち、この積分回路は、スイッチSW30
が開いているときに、ビデオラインVLB,mを経て送ら
れて来た電荷を可変容量部に蓄積し、その蓄積した電荷
の量に応じた電圧値V30をアンプA30の出力端子より出
力する。また、スイッチSW30が閉じることにより、可
変容量部に蓄積されていた電荷を放電して、アンプA30
の出力端子より出力する電圧値を初期化する。
の容量値、ならびに、参照電圧Vre f1〜Vref3それぞれ
の値は、
satも一定値である。SAは各モニタ用フォトダイオード
PDA,m,nの感応部の面積であり、SBは各撮像用フォト
ダイオードPDB,m,nの感応部の面積である。
ドPDA,m,nで発生する電荷の量をQA,m,nとし、該一定
時間に撮像用フォトダイオードPDB,m,nで発生する電
荷の量をQB,m,nとする。一般にフォトダイオードで発
生する電荷の量は感応部の面積に比例するから、モニタ
用フォトダイオードPDA,m,nおよび撮像用フォトダイ
オードPDB,m,nそれぞれに同一強度の光が入射したと
すると、
用フォトダイオードPDA,m,nで発生してコンデンサC
20に蓄積される電荷の量QA,m,nに応じて、アンプA20
の出力端子より出力される電圧値V20は、
レータ21〜23によりレベルが判定されて、
sat/8未満(上記(4a)式)であれば、制御部24によ
り、スイッチSW31〜SW33の全てが開かれて、可変容
量部の容量値はC(=C30)とされる。このとき、上記
(1a)式、(2)式、(3)式および(4a)式より、第2信号処理
部30mに入力する電荷の量QB,m,nは、
り出力される第2信号の値V30(=QB,m,n/C)は、
sat/8以上Vsat/4未満(上記(4b)式)であれば、制
御部24により、スイッチSW31が閉じられスイッチS
W32およびSW33が開かれて、可変容量部の容量値は2
C(=C30+C31)とされる。このとき、上記(1b)式、
(2)式、(3)式および(4b)式より、第2信号処理部30 m
に入力する電荷の量QB,m,nは、
り出力される第2信号の値V30(=QB,m,n/2C)
は、
sat/4以上Vsat/2未満(上記(4c)式)であれば、制
御部24により、スイッチSW31およびSW32が閉じら
れスイッチSW33が開かれて、可変容量部の容量値は4
C(=C30+C31+C32)とされる。このとき、上記(1
c)式、(2)式、(3)式および(4c)式より、第2信号処理部
30mに入力する電荷の量QB,m,nは、
り出力される第2信号の値V30(=QB,m,n/4C)
は、上記(8)式で表される範囲にある。
sat/2以上(上記(4d)式)であれば、制御部24によ
り、スイッチSW31〜SW33の全てが閉じられて、可変
容量部の容量値は8C(=C30+C31+C32+C33)と
される。このとき、上記(1d)式、(2)式、(3)式および(4
d)式より、第2信号処理部30mに入力する電荷の量Q
B,m,nは、
り出力される第2信号の値V30(=QB,m,n/8C)
は、上記(8)式で表される範囲にある。
理部30mより出力される第2信号の値V30をデジタル
値に変換する。電圧値V20がVsat/8未満(上記(4a)
式)であれば、A/D変換部40は、変換したデジタル
値をそのまま出力する。電圧値V20がVsat/8以上V
sat/4未満(上記(4b)式)であれば、A/D変換部4
0は、変換したデジタル値を1ビット分だけ上位にシフ
トして、そのビットシフトしたデジタル値を出力する。
電圧値V20がVsat/4以上Vsat/2未満(上記(4c)
式)であれば、A/D変換部40は、変換したデジタル
値を2ビット分だけ上位にシフトして、そのビットシフ
トしたデジタル値を出力する。電圧値V20がVsat/2
以上(上記(4d)式)であれば、A/D変換部40は、変
換したデジタル値を3ビット分だけ上位にシフトして、
そのビットシフトしたデジタル値を出力する。
配列された各画素について、該画素のモニタ用フォトダ
イオードPDA,m,nで発生した電荷QA,m,nが第1信号処
理部20mにより検出される。その検出結果を表す第1
信号が第1信号処理部20mより出力され、この第1信
号に基づいて第2信号処理部30mの可変容量部の容量
値が設定される。そして、該画素の撮像用フォトダイオ
ードPDB,m,nで発生した電荷QB,m,nが第2信号処理部
30mの可変容量部に蓄積され、その蓄積された電荷の
量を表す第2信号が第2信号処理部30mより出力され
る。このとき、電荷QA,m,nに応じて(すなわち、電荷
QB,m,nに応じて)、第2信号処理部30mの可変容量部
の容量値が適切に設定される。
イオードPDB,m,nに入射した場合であっても、第2信
号処理部30mより出力される電圧値の飽和が回避さ
れ、また、低強度の光が撮像用フォトダイオードPD
B,m,nに入射した場合であっても、入射光強度の検出感
度の低下が回避され得る。さらに、受光部10へ入射す
る光の分布における最大強度と最小強度との比が大きい
ときであっても、受光部10上の全ての画素について出
力飽和および感度低下の双方が回避され得る。
動作タイミングについて説明する。図5は、本実施形態
に係る固体撮像装置1の動作を説明するタイミングチャ
ートである。この図には、第m行受光領域11mにある
モニタ用フォトダイオードPDA,m,nからビデオライン
VLA,mへ出力される電荷量、第1信号処理部20mから
出力される第1信号の値、第m行受光領域11mにある
撮像用フォトダイオードPDB,m,nからビデオラインV
LB,mへ出力される電荷量、第2信号処理部30 mから出
力される第2信号の値、および、A/D変換部40から
出力されるデジタル値、それぞれの出力タイミングが示
されている。なお、以下に説明する固体撮像装置1の動
作は、タイミング制御部50よる制御の下に行われるも
のである。
のスイッチSW20が一旦閉じることにより各第1信号処
理部20mの出力が初期化され、その後にスイッチSW
20が開く。また、各第2信号処理部30mのスイッチS
W30が一旦閉じることにより各第2信号処理部30mの
出力が初期化され、その後にスイッチSW30が開く。
イッチSWA,1,n+1〜SWA,M,n+1は、時刻tn,1に閉
じ、この時刻tn,1より一定時間経過後の時刻tn,2に開
く。また、受光部10の第n列にあるM個のスイッチS
WB,1,n〜SWB,M,nは、時刻t n,1に閉じ、時刻tn,2に
開く。
に、受光部10の第(n+1)列にあるモニタ用フォトダ
イオードSWA,m,n+1で発生した電荷QA,m,n+1は、ビデ
オラインVLA,mを経て第1信号処理部20mに入力し、
コンデンサC20に蓄積される。第1信号処理部20mで
は、このコンデンサC20に蓄積された電荷の量に応じた
電圧値V20がアンプA20より出力され、その電圧値V20
のレベルがコンパレータ21〜23により判定され、そ
の判定結果が制御部24に入力され記憶される。
期間に、受光部10の第n列にある撮像用フォトダイオ
ードSWB,m,nで発生した電荷QB,m,nは、ビデオライン
VL B,mを経て第2信号処理部30mに入力し、可変容量
部に蓄積される。なお、可変容量部の容量値は、時刻t
n-1,2〜tn,2までの期間に適切に設定されている。第2
信号処理部30mでは、この可変容量部に蓄積された電
荷の量に応じた電圧値V30がアンプA30より出力され
る。
期間に、スイッチSWB,1〜SWB,Mそれぞれが順次に閉
じて、第2信号処理部301〜30Mそれぞれより出力さ
れた電圧値V30(第n列の各画素に対応するもの)が順
次にA/D変換部40に入力する。また、スイッチSW
A,1〜SWA,Mそれぞれが順次に閉じて、第1信号処理部
201〜20Mそれぞれより出力された第1信号(第n列
の各画素に対応するもの)が順次にA/D変換部40に
入力する。そして、A/D変換部40において、第2信
号処理部301〜30Mそれぞれより出力された電圧値V
30はデジタル値に変換され、そのデジタル値は第1信号
に基づいて必要に応じてビットシフトされる。そして、
第n列のM個の画素それぞれについて、そのビットシフ
トされたデジタル値がA/D変換部40より出力され
る。
期間に、その前の時刻tn,1から時刻tn,2までの期間に
第1信号処理部20mの制御部24に記憶されていた判
定結果(すなわち、第(n+1)列にあるモニタ用フォト
ダイオードSWA,m,n+1で発生した電荷QA,m,n+1のレベ
ル)に基づいて、第1信号処理部20mの制御部24よ
り第1信号が出力される。そして、この第1信号に基づ
いて、第2信号処理部30mの可変容量部の容量値が設
定される。その後、時刻tn+1,1から時刻tn+1, 2までの
期間に、受光部10の第(n+1)列にある撮像用フォト
ダイオードSWB ,m,n+1で発生した電荷QB,m,n+1は、ビ
デオラインVLB,mを経て第2信号処理部30mに入力し
て可変容量部に蓄積され、この可変容量部に蓄積された
電荷の量に応じた電圧値V30がアンプA30より出力され
る。
にあるモニタ用フォトダイオードSWA,m,n+1で発生し
た電荷QA,m,n+1が第1信号処理部20mにおいて処理さ
れている期間と、受光部10の第n列にある撮像用フォ
トダイオードSWB,m,nで発生した電荷QB,m,nが第2信
号処理部30mにおいて処理されている期間とは、少な
くとも一部が互いに重なっている。すなわち、第1信号
処理部20mおよび第2信号処理部30mそれぞれの処理
が並列的に行われる。このような並列処理が行われるこ
とにより、受光面10上のM×N個の画素の全てについ
て入射光強度を検出する時間が短縮され、単位時間当た
りに撮像することができるフレーム数すなわちフレーム
レートが向上する。
変形例について説明する。図6は、本実施形態に係る固
体撮像装置1の受光部10の変形例を示す図である。こ
の図に示される受光部10は、図2に示されたものと比
較すると、第m行第n列に位置するモニタ用フォトダイ
オードPDA,m,nに対応して4つのFETトランジスタ
T1A,m,n〜T4A,m,nが設けられている点で相違し、ま
た、ビデオラインVL A,mに接続された定電流源12mが
設けられている点で相違している。
一定電圧が供給されている。トランジスタT1A,m,nの
ドレイン端子は、トランジスタT2A,m,nのソース端子
と接続されている。トランジスタT2A,m,nのドレイン
端子は、モニタ用フォトダイオードPDA,m,nのカソー
ド端子と接続されている。撮像用フォトダイオードPD
A ,m,nのアノード端子は接地電位とされている。トラン
ジスタT3A,m,nのソース端子には一定電圧が供給され
ている。トランジスタT3A,m,nのドレイン端子は、ト
ランジスタT4A,m,nのソース端子と接続されている。
トランジスタT3A,m ,nのゲート端子は、トランジスタ
T1A,m,nのドレイン端子と接続されている。トランジ
スタT4A,m,nのドレイン端子は、ビデオラインVLA,m
と接続されている。トランジスタT1A,m,n,T2A,m,n
およびT4A,m,nそれぞれのゲート端子には、タイミン
グ制御部50より出力される制御信号が入力する。
用フォトダイオードPDAは、いわゆるアクティブピク
セルタイプのものであり、タイミング制御部50による
制御の下に以下のように動作する。トランジスタT2
A,m,nおよびT4A,m,nそれぞれのゲート端子に所定電圧
が印加されることで、モニタ用フォトダイオードPDA,
m,nで発生した電荷の量に応じた電圧値がビデオライン
VLA,mへ出力される。また、トランジスタT1A,m,nの
ゲート端子に所定電圧が印加されることで、ビデオライ
ンVLA,mへの出力が初期化される。このような図6に
示される構成を受光部10が有する場合にも、第1信号
処理部20m、第2信号処理部30mおよびA/D変換部
40それぞれは上記と同様の構成を有し、固体撮像装置
1は、同様の動作を行い、同様の効果を奏することがで
きる。
の受光部10の変形例における各フォトダイオードの配
置の説明図である。この図に示される受光部10は、図
3に示されたものと比較すると、2行の撮像用フォトダ
イオードPDBに対して、1行のモニタ用フォトダイオ
ードPDAが設けられている点で相違している。また、
これに応じて、ビデオラインVLA,mおよび第1信号処
理部20mそれぞれも、2行の撮像用フォトダイオード
PDBに対して1つずつ設けられている。すなわち、M
×N個の撮像用フォトダイオードPDB,m,nが一定間隔
で2次元配列されているのに対して、撮像用フォトダイ
オードPDB,m,nと撮像用フォトダイオードPDB,m+1,n
との間に1つのモニタ用フォトダイオードPDA,m,nが
設けられている。また、第1信号処理部20mから出力
された第1信号に基づいて、第2信号処理部30mの可
変容量部の容量値が適切に設定されるだけでなく、第2
信号処理部30m+1の可変容量部の容量値も適切に設定
される。
も、第1信号処理部20m、第2信号処理部30mおよび
A/D変換部40それぞれは上記と略同様の構成を有
し、固体撮像装置1は、略同様の動作を行い、略同様の
効果を奏することができる。ただし、図3および図7そ
れぞれに示されたものを互いに比較すると、図3に示さ
れるように撮像用フォトダイオードPDAに対して1対
1に対応してモニタ用フォトダイオードPDBが設けら
れている場合、受光部10へ入射する光の分布が画素位
置に応じて急峻に変化するときであっても、出力飽和お
よび感度低下の双方を回避して高精度の撮像を行うこと
ができる。一方、図7に示されるように撮像用フォトダ
イオードPDAに対して多対1に対応してモニタ用フォ
トダイオードPDBが設けられている場合、受光部10
の面積を小さくすることができ、或いは、受光部10の
画素数を多くすることができる。
よれば、第2信号処理部の可変容量部の容量値が入射光
強度に応じて適切に設定されるので、高強度の光が入射
した場合であっても、第2信号処理部より出力される電
圧値の飽和が回避され、また、低強度の光が入射した場
合であっても、入射光強度の検出感度の低下が回避され
得る。
である。
である。
における各フォトダイオードの配置の説明図である。
理部20mおよび第2信号処理部30mそれぞれの回路図
である。
するタイミングチャートである。
の変形例を示す図である。
の変形例における各フォトダイオードの配置の説明図で
ある。
信号処理部、301〜30M…第2信号処理部、40…A
/D変換部、50…タイミング制御部、PDA ,m,n…モ
ニタ用フォトダイオード、PDB,m,n…撮像用フォトダ
イオード。
Claims (6)
- 【請求項1】 入射光強度に応じた量の電荷を各々発生
する複数の撮像用フォトダイオードおよびモニタ用フォ
トダイオードを有する受光部と、 前記モニタ用フォトダイオードで発生した電荷の量を検
出し、その検出結果を表す第1信号を出力する第1信号
処理部と、 前記第1信号処理部より出力される前記第1信号に基づ
いて容量値が設定される可変容量部を有し、前記撮像用
フォトダイオードで発生した電荷を前記可変容量部に蓄
積し、その蓄積した電荷の量を表す第2信号を出力する
第2信号処理部と、 を備えることを特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項2】 前記撮像用フォトダイオードがM行N列
(M≧2、N≧2)に2次元配列されており、 2次元配列された前記撮像用フォトダイオードの各行に
対応して前記第2信号処理部が設けられている、 ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。 - 【請求項3】 2次元配列された前記撮像用フォトダイ
オードの各行に対応して前記モニタ用フォトダイオード
および前記第1信号処理部それぞれが設けられているこ
とを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。 - 【請求項4】 前記撮像用フォトダイオードに対して1
対1に対応して前記モニタ用フォトダイオードが設けら
れていることを特徴とする請求項2記載の固体撮像装
置。 - 【請求項5】 前記撮像用フォトダイオードに対して多
対1に対応して前記モニタ用フォトダイオードが設けら
れていることを特徴とする請求項2記載の固体撮像装
置。 - 【請求項6】 前記受光部の第(n+1)列の前記モニタ
用フォトダイオードで発生した電荷を前記第1信号処理
部が処理する期間と、前記受光部の第n列の前記撮像用
フォトダイオードで発生した電荷を前記第2信号処理部
が処理する期間とは、少なくとも一部が重なっている、
ことを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置(ただ
し、nは1以上(N−1)以下の各整数)。
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|---|---|---|---|
| JP2002011917A JP3999522B2 (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 固体撮像装置 |
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