JP2003204260A - 温度補償型高周波発振器および通信機器 - Google Patents
温度補償型高周波発振器および通信機器Info
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- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L1/00—Stabilisation of generator output against variations of physical values, e.g. power supply
- H03L1/02—Stabilisation of generator output against variations of physical values, e.g. power supply against variations of temperature only
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 SAW共振子を用いた発振器において、周波
数安定度が高く、広い温度範囲で一定周波数のクロック
信号を出力させる。 【解決手段】 温度補償型水晶発振回路(TCXO1)
の出力信号と、SAW共振子を用いた電圧制御型SAW
発振回路(VCSO4)の出力信号を分周させた信号と
の位相差に対応する制御電圧をVCSO4に供給するこ
とにより、VCSO4の出力信号の周波数を広い温度範
囲で一定周波数に制御する。
数安定度が高く、広い温度範囲で一定周波数のクロック
信号を出力させる。 【解決手段】 温度補償型水晶発振回路(TCXO1)
の出力信号と、SAW共振子を用いた電圧制御型SAW
発振回路(VCSO4)の出力信号を分周させた信号と
の位相差に対応する制御電圧をVCSO4に供給するこ
とにより、VCSO4の出力信号の周波数を広い温度範
囲で一定周波数に制御する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SAW共振子の周
波数温度特性を温度補償することにより、高い周波数安
定度を有する温度補償型高周波発振器に係る。
波数温度特性を温度補償することにより、高い周波数安
定度を有する温度補償型高周波発振器に係る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話などの通信機器には発振器が搭
載されている。これらの機器は、発振器の出力信号に基
づいて通信データの変調や復調などを行うようになって
いる。そして、近年の通信機器においては、以下のこと
が望まれている。高周波帯域(数百MHz〜数GH
z)における安定した発振(高い周波数安定度)、通
信機器の実用温度範囲における安定した発振(温度補
償)。このような高周波発振を行うための回路として
は、水晶AT振動子と位相同期ループ(PLL)を組み
合わせる回路や、SAW共振子を用いた回路が用いられ
ている。
載されている。これらの機器は、発振器の出力信号に基
づいて通信データの変調や復調などを行うようになって
いる。そして、近年の通信機器においては、以下のこと
が望まれている。高周波帯域(数百MHz〜数GH
z)における安定した発振(高い周波数安定度)、通
信機器の実用温度範囲における安定した発振(温度補
償)。このような高周波発振を行うための回路として
は、水晶AT振動子と位相同期ループ(PLL)を組み
合わせる回路や、SAW共振子を用いた回路が用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いずれの回路
においても、高周波において安定な発振を行うためには
不十分であり、通信機器に搭載した場合は、通信エラー
レートが上昇するといった問題を生じることとなってい
た。以下に具体的に説明する。
においても、高周波において安定な発振を行うためには
不十分であり、通信機器に搭載した場合は、通信エラー
レートが上昇するといった問題を生じることとなってい
た。以下に具体的に説明する。
【0004】<水晶AT振動子とPLLを組み合わせる
回路>この回路は、水晶AT振動子が、数MHz〜数十
MHzの帯域で安定して共振する特性を有することを利
用した回路である。図7(a)は、この回路を例示する
ものである。このように、水晶AT振動子7a、位相比
較回路7b、低域通過フィルタ7c、VCO7d、分周
回路7eによりPLL回路が構成される。この回路は、
水晶AT振動子7aの発振周波数を逓倍させた信号をV
CO7dから出力させて、高周波発振を実現するもので
ある。しかしながら、通常高周波出力を行うために、V
CO7dに用いられるリングオシレータは、位相ノイズ
特性、及びジッタ特性が低い。このため、この回路に
は、出力信号の周波数安定度が悪くなる問題があった。
回路>この回路は、水晶AT振動子が、数MHz〜数十
MHzの帯域で安定して共振する特性を有することを利
用した回路である。図7(a)は、この回路を例示する
ものである。このように、水晶AT振動子7a、位相比
較回路7b、低域通過フィルタ7c、VCO7d、分周
回路7eによりPLL回路が構成される。この回路は、
水晶AT振動子7aの発振周波数を逓倍させた信号をV
CO7dから出力させて、高周波発振を実現するもので
ある。しかしながら、通常高周波出力を行うために、V
CO7dに用いられるリングオシレータは、位相ノイズ
特性、及びジッタ特性が低い。このため、この回路に
は、出力信号の周波数安定度が悪くなる問題があった。
【0005】<SAW共振子を用いた回路>SAW共振
子とは、弾性体の表面付近でエネルギーが集中して伝播
する性質を利用した共振子である。具体的には、このS
AW共振子は、圧電基板の上に配置されたすだれ状の励
振電極と梯子状の反射器を配置し、励振電極で励振され
た表面波を反射器で反射させることにより、定在波を発
生させる共振子として機能するものである。SAW共振
子の共振周波数は、数10MHz〜数GHzであり、S
AW共振子を用いることにより、直接、高周波信号を得
ることができる。図7(b)は、この回路を例示するも
のである。このようなSAW共振子を用いた回路は、S
AW共振子の特性が出力信号の特性を支配することにな
る。しかしながら、SAW共振子は、周囲温度の変化に
応じて共振周波数が変動する周波数温度特性を有してい
る。また、SAW共振子は、回路に供給される電源電圧
の変動や、経年変化によっても共振周波数が変動する特
性を有している。このため、SAW共振子は、出力信号
の周波数が温度等により不安定になるという問題があっ
た。
子とは、弾性体の表面付近でエネルギーが集中して伝播
する性質を利用した共振子である。具体的には、このS
AW共振子は、圧電基板の上に配置されたすだれ状の励
振電極と梯子状の反射器を配置し、励振電極で励振され
た表面波を反射器で反射させることにより、定在波を発
生させる共振子として機能するものである。SAW共振
子の共振周波数は、数10MHz〜数GHzであり、S
AW共振子を用いることにより、直接、高周波信号を得
ることができる。図7(b)は、この回路を例示するも
のである。このようなSAW共振子を用いた回路は、S
AW共振子の特性が出力信号の特性を支配することにな
る。しかしながら、SAW共振子は、周囲温度の変化に
応じて共振周波数が変動する周波数温度特性を有してい
る。また、SAW共振子は、回路に供給される電源電圧
の変動や、経年変化によっても共振周波数が変動する特
性を有している。このため、SAW共振子は、出力信号
の周波数が温度等により不安定になるという問題があっ
た。
【0006】かかる問題を解決するために、例えば可変
容量ダイオード等を使った温度補償回路を別途設けるこ
とにより、SAW共振子を温度補償する方法もある。し
かし、この方法は、温度補償を行うのみで、その他の周
波数安定度を高くすることはできなかった。
容量ダイオード等を使った温度補償回路を別途設けるこ
とにより、SAW共振子を温度補償する方法もある。し
かし、この方法は、温度補償を行うのみで、その他の周
波数安定度を高くすることはできなかった。
【0007】本発明は以上の点を考慮して行われたもの
であり、SAW共振子を用いた発振器であって、周波数
安定度が高く、広い温度範囲で一定周波数のクロック信
号を出力することができる温度補償型高周波発振器、温
度補償型高周波発振器を用いた通信機器を提供すること
を目的とする。
であり、SAW共振子を用いた発振器であって、周波数
安定度が高く、広い温度範囲で一定周波数のクロック信
号を出力することができる温度補償型高周波発振器、温
度補償型高周波発振器を用いた通信機器を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明に係る温度補償型高周波発振器の構成
は、SAW共振子を発振させる発振回路であって、供給
される制御電圧に応じて出力信号の周波数が変化する電
圧制御型SAW発振回路と、周囲温度に依存しない一定
周波数の信号を出力する温度補償型発振回路と、前記電
圧制御型SAW発振回路の出力信号を分周する分周回路
と、前記分周回路の出力信号と前記温度補償型発振回路
の出力信号との位相を比較し、この比較結果に応じた位
相差信号を出力する位相比較回路と、前記位相差信号を
平滑化する低域通過フィルタと、を備え、前記低域通過
フィルタの出力信号を前記制御電圧として前記電圧制御
型SAW発振回路に供給することにより位相同期ループ
を形成し、前記電圧制御型SAW発振回路の発振出力を
外部に出力することを特徴とする。
ために、本発明に係る温度補償型高周波発振器の構成
は、SAW共振子を発振させる発振回路であって、供給
される制御電圧に応じて出力信号の周波数が変化する電
圧制御型SAW発振回路と、周囲温度に依存しない一定
周波数の信号を出力する温度補償型発振回路と、前記電
圧制御型SAW発振回路の出力信号を分周する分周回路
と、前記分周回路の出力信号と前記温度補償型発振回路
の出力信号との位相を比較し、この比較結果に応じた位
相差信号を出力する位相比較回路と、前記位相差信号を
平滑化する低域通過フィルタと、を備え、前記低域通過
フィルタの出力信号を前記制御電圧として前記電圧制御
型SAW発振回路に供給することにより位相同期ループ
を形成し、前記電圧制御型SAW発振回路の発振出力を
外部に出力することを特徴とする。
【0009】このような構成によれば、電圧制御型発振
回路は供給される制御電圧に応じた周波数の信号を出力
し、温度補償型発振回路は周囲温度に依存しない一定周
波数の信号を出力する。そして、位相比較回路は、これ
らの回路から出力される信号の位相差に応じた位相差信
号を出力し、低域通過フィルタはこの位相差信号を平滑
化した後、制御信号として電圧制御型SAW発振回路に
出力する。このように、温度補償型高周波発振器をPL
L回路で構成することにより、周囲温度が変化しても電
圧制御型SAW発振回路から出力される信号の周波数が
一定に維持される。
回路は供給される制御電圧に応じた周波数の信号を出力
し、温度補償型発振回路は周囲温度に依存しない一定周
波数の信号を出力する。そして、位相比較回路は、これ
らの回路から出力される信号の位相差に応じた位相差信
号を出力し、低域通過フィルタはこの位相差信号を平滑
化した後、制御信号として電圧制御型SAW発振回路に
出力する。このように、温度補償型高周波発振器をPL
L回路で構成することにより、周囲温度が変化しても電
圧制御型SAW発振回路から出力される信号の周波数が
一定に維持される。
【0010】また、前記温度補償型発振回路には、水晶
AT振動子を用いた温度補償型水晶発振回路(TCX
O)が望ましい。TCXOを用いることで、高性能かつ
小型な温度補償型発振回路をより安価に提供することが
できる。
AT振動子を用いた温度補償型水晶発振回路(TCX
O)が望ましい。TCXOを用いることで、高性能かつ
小型な温度補償型発振回路をより安価に提供することが
できる。
【0011】また、本発明に係る温度補償型高周波発振
器の構成は、SAW共振子を発振させる発振回路であっ
て、供給される制御電圧に応じて出力信号の周波数が変
化する電圧制御型SAW発振回路と、周囲温度に依存し
ない一定周波数の信号を出力する温度補償型発振回路
と、前記電圧制御型SAW発振回路の出力信号を分周す
る分周回路と、前記分周回路の出力信号と前記温度補償
型発振回路の出力信号との位相を比較し、この比較結果
に応じた位相差信号を出力する位相比較回路と、前記位
相差信号に応じた信号を生成するDSP(ディジタル信
号プロセッサ)とを備え、前記DSPにより生成された
信号を前記制御信号として前記電圧制御型SAW発振回
路に供給することにより位相同期ループを形成し、上記
電圧制御型SAW発振回路の発振出力を外部に出力する
ことを特徴とするものであってもよい。
器の構成は、SAW共振子を発振させる発振回路であっ
て、供給される制御電圧に応じて出力信号の周波数が変
化する電圧制御型SAW発振回路と、周囲温度に依存し
ない一定周波数の信号を出力する温度補償型発振回路
と、前記電圧制御型SAW発振回路の出力信号を分周す
る分周回路と、前記分周回路の出力信号と前記温度補償
型発振回路の出力信号との位相を比較し、この比較結果
に応じた位相差信号を出力する位相比較回路と、前記位
相差信号に応じた信号を生成するDSP(ディジタル信
号プロセッサ)とを備え、前記DSPにより生成された
信号を前記制御信号として前記電圧制御型SAW発振回
路に供給することにより位相同期ループを形成し、上記
電圧制御型SAW発振回路の発振出力を外部に出力する
ことを特徴とするものであってもよい。
【0012】このような構成によれば、位相同期ループ
において低域通過フィルタ(ループフィルタ)がIC上
に集積化することが可能になるため、回路の小型化と、
外来ノイズに対する耐ノイズ性が向上する、という効果
を有する。さらに、上述した各構成の温度補償型高周波
発振器を通信機器に備えることとしてもよい。
において低域通過フィルタ(ループフィルタ)がIC上
に集積化することが可能になるため、回路の小型化と、
外来ノイズに対する耐ノイズ性が向上する、という効果
を有する。さらに、上述した各構成の温度補償型高周波
発振器を通信機器に備えることとしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
いて図面を参照しながら説明する。
【0014】A:第1実施形態
図1は、この発明の一実施形態である温度補償型高周波
発振器100の構成を示すブロック図である。温度補償
型高周波発振器100は、図1に示すように、温度補償
型水晶発振回路1(以下、TCXO1という)、位相比
較回路2、低域通過フィルタ3、電圧制御型SAW発振
回路4(以下、VCSO4という)および分周回路5を
備えている。
発振器100の構成を示すブロック図である。温度補償
型高周波発振器100は、図1に示すように、温度補償
型水晶発振回路1(以下、TCXO1という)、位相比
較回路2、低域通過フィルタ3、電圧制御型SAW発振
回路4(以下、VCSO4という)および分周回路5を
備えている。
【0015】TCXO1は、当該温度補償型高周波発振
器100の実用温度範囲を含む広い温度範囲において、
数MHz〜数十MHzの周波数範囲にある一定周波数の
クロック信号S1を出力する。かかるTCXO1は、温
度補償回路1−aと、電圧制御型発振回路1−bと、安
定化電源部1−cを備えている。温度補償回路1−a
は、温度補償型高周波発振器100の周囲温度に応じ
て、電圧制御型発振回路1−bの圧電振動子の周波数温
度特性を温度補償するための電圧レベルの信号Stmpを
出力する。電圧制御型発振回路1−bは、水晶振動子を
備え、温度補償回路1−aから出力された信号Stmpの
電圧レベルに応じた周波数のクロック信号S1を出力す
る。また、電圧制御型発振回路1−bは安定化電源部1
−cにより安定な電源を供給され、安定的な周波数のク
ロック信号S1を出力する。なお、上記圧電振動子には
水晶AT振動子が望ましく、このようなTCXOは、数
MHz〜数十MHzの発振周波数を出力する。また、T
CXOは、近年の携帯機器の普及により、高精度かつ小
型であるものが安価で入手可能である。
器100の実用温度範囲を含む広い温度範囲において、
数MHz〜数十MHzの周波数範囲にある一定周波数の
クロック信号S1を出力する。かかるTCXO1は、温
度補償回路1−aと、電圧制御型発振回路1−bと、安
定化電源部1−cを備えている。温度補償回路1−a
は、温度補償型高周波発振器100の周囲温度に応じ
て、電圧制御型発振回路1−bの圧電振動子の周波数温
度特性を温度補償するための電圧レベルの信号Stmpを
出力する。電圧制御型発振回路1−bは、水晶振動子を
備え、温度補償回路1−aから出力された信号Stmpの
電圧レベルに応じた周波数のクロック信号S1を出力す
る。また、電圧制御型発振回路1−bは安定化電源部1
−cにより安定な電源を供給され、安定的な周波数のク
ロック信号S1を出力する。なお、上記圧電振動子には
水晶AT振動子が望ましく、このようなTCXOは、数
MHz〜数十MHzの発振周波数を出力する。また、T
CXOは、近年の携帯機器の普及により、高精度かつ小
型であるものが安価で入手可能である。
【0016】分周回路5は、VCSO4から出力される
クロック信号S4を分周して分周信号S5を出力する。
ここで、分周回路5の分周比1/Mは、基準温度(例え
ば、25℃)において、分周信号S5の周波数が、TC
XO1から出力されるクロック信号S1の周波数に等し
くなる分周比に設定されている。
クロック信号S4を分周して分周信号S5を出力する。
ここで、分周回路5の分周比1/Mは、基準温度(例え
ば、25℃)において、分周信号S5の周波数が、TC
XO1から出力されるクロック信号S1の周波数に等し
くなる分周比に設定されている。
【0017】位相比較回路2は、TCXO1から出力さ
れるクロック信号S1と、分周回路5から出力される分
周信号S5とを比較して得られた位相差に応じた位相差
信号S2を出力する。低域通過フィルタ3は、位相比較
回路2から出力される位相差信号S2を平滑化させたも
のを、制御信号S3としてVCSO4に出力する。具体
的に説明すると、この低域通過フィルタ3は、位相差信
号S2の平均信号レベルに対応する信号を制御信号S3
としてVCSO4に出力する処理を行う。
れるクロック信号S1と、分周回路5から出力される分
周信号S5とを比較して得られた位相差に応じた位相差
信号S2を出力する。低域通過フィルタ3は、位相比較
回路2から出力される位相差信号S2を平滑化させたも
のを、制御信号S3としてVCSO4に出力する。具体
的に説明すると、この低域通過フィルタ3は、位相差信
号S2の平均信号レベルに対応する信号を制御信号S3
としてVCSO4に出力する処理を行う。
【0018】以下、位相比較回路2および低域通過フィ
ルタ3の動作内容を、図2及び図3に基づいて詳細に説
明する。まず、位相比較回路2は、クロック信号S1の
立ち上がり(または立ち下がり)から分周信号S5の立
ち上がり(または立ち下り)までの期間に対応するパル
ス幅のパルス信号SPを信号S2として出力する。低域
通過フィルタ3は、このパルス信号SP(信号S2)を
平滑化させ、パルス信号SPの平均電圧レベルの信号
を、制御信号S3として出力する。従って、図2に示す
ように、信号S1と信号S5との周波数が等しく、パル
ス信号SPのハイレベル期間TA−1、TA−2、TA
−3、・・・がすべて同じ時間幅になる場合、低域通過
フィルタ3は、信号S1と信号S5との位相差が一定で
ある旨を示す電圧レベル(基準電圧レベルVref)の制
御信号S3を出力する。
ルタ3の動作内容を、図2及び図3に基づいて詳細に説
明する。まず、位相比較回路2は、クロック信号S1の
立ち上がり(または立ち下がり)から分周信号S5の立
ち上がり(または立ち下り)までの期間に対応するパル
ス幅のパルス信号SPを信号S2として出力する。低域
通過フィルタ3は、このパルス信号SP(信号S2)を
平滑化させ、パルス信号SPの平均電圧レベルの信号
を、制御信号S3として出力する。従って、図2に示す
ように、信号S1と信号S5との周波数が等しく、パル
ス信号SPのハイレベル期間TA−1、TA−2、TA
−3、・・・がすべて同じ時間幅になる場合、低域通過
フィルタ3は、信号S1と信号S5との位相差が一定で
ある旨を示す電圧レベル(基準電圧レベルVref)の制
御信号S3を出力する。
【0019】一方、図3に例示するように、分周信号S
5の周波数がある時刻TXに変化した場合、パルス信号
SPのハイレベル期間TA−4、TA−5は同じ値であ
るが、計測時間TA−6は異なる値になる。この場合、
時刻TX以降、低域通過フィルタ3は、信号S1と信号
S5との位相差に応じた電圧レベルの制御信号S3(基
準電圧レベルVrefとは異なるレベル)を出力する。こ
のように、低域通過フィルタ3は、クロック信号S1と
分周信号S5との位相差に応じて、基準電位レベルVre
fを中心として電圧レベルが変化する制御信号S3を出
力することになる。
5の周波数がある時刻TXに変化した場合、パルス信号
SPのハイレベル期間TA−4、TA−5は同じ値であ
るが、計測時間TA−6は異なる値になる。この場合、
時刻TX以降、低域通過フィルタ3は、信号S1と信号
S5との位相差に応じた電圧レベルの制御信号S3(基
準電圧レベルVrefとは異なるレベル)を出力する。こ
のように、低域通過フィルタ3は、クロック信号S1と
分周信号S5との位相差に応じて、基準電位レベルVre
fを中心として電圧レベルが変化する制御信号S3を出
力することになる。
【0020】電圧制御型SAW発振回路(VCSO)4
は、SAW共振子4−aを発振させる電圧制御型発振回
路である。この回路4は、制御信号S3の電圧レベルに
比例して周波数が、例えば約百MHz〜数GHzの範囲
で変化するクロック信号S4を出力する。上記構成によ
って、温度補償型高周波発振器100は、位相同期ルー
プ(PLL)回路を構成する。
は、SAW共振子4−aを発振させる電圧制御型発振回
路である。この回路4は、制御信号S3の電圧レベルに
比例して周波数が、例えば約百MHz〜数GHzの範囲
で変化するクロック信号S4を出力する。上記構成によ
って、温度補償型高周波発振器100は、位相同期ルー
プ(PLL)回路を構成する。
【0021】次に、本実施形態の具体的な動作を説明す
る。この温度補償型高周波発振器100において、ま
ず、TCXO1のクロック信号S1と、VCSO4の周
波数出力S4をM分周した分周回路5の分周信号S5と
の位相が位相比較回路2で比較される。位相比較回路2
からは、位相比較結果に応じた信号S2が出力される。
この出力信号S2は、低域通過フィルタ3により平滑化
された制御信号S3としてVCSO4に出力される。こ
こで、制御信号S3の電圧レベルは、信号S2の電圧レ
ベルを平均化したものに対応している。
る。この温度補償型高周波発振器100において、ま
ず、TCXO1のクロック信号S1と、VCSO4の周
波数出力S4をM分周した分周回路5の分周信号S5と
の位相が位相比較回路2で比較される。位相比較回路2
からは、位相比較結果に応じた信号S2が出力される。
この出力信号S2は、低域通過フィルタ3により平滑化
された制御信号S3としてVCSO4に出力される。こ
こで、制御信号S3の電圧レベルは、信号S2の電圧レ
ベルを平均化したものに対応している。
【0022】位相比較回路2は、信号S1と信号S5と
の周波数が等しく位相差が一定の場合、基準電圧レベル
Vrefを有する制御信号S3をVCSO4に出力する。
VCSO4は、この制御信号S3の電圧レベル(ここで
は基準電圧レベルVref)に対応する周波数のクロック
信号S4を出力する。このように、信号S1と信号S5
との位相が同じ場合、温度補償された一定周波数のクロ
ック信号S1は、クロック信号S4を分周した分周信号
S5の位相と一致した状態に維持される(ロックされ
る)。これにより、VCSO4は、クロック信号S1の
周波数をM倍した一定周波数のクロック信号S4を継続
して出力する。
の周波数が等しく位相差が一定の場合、基準電圧レベル
Vrefを有する制御信号S3をVCSO4に出力する。
VCSO4は、この制御信号S3の電圧レベル(ここで
は基準電圧レベルVref)に対応する周波数のクロック
信号S4を出力する。このように、信号S1と信号S5
との位相が同じ場合、温度補償された一定周波数のクロ
ック信号S1は、クロック信号S4を分周した分周信号
S5の位相と一致した状態に維持される(ロックされ
る)。これにより、VCSO4は、クロック信号S1の
周波数をM倍した一定周波数のクロック信号S4を継続
して出力する。
【0023】ここで、周囲温度が変化することにより、
周波数温度特性を有するSAW共振子4−aがVCSO
4のクロック信号S4の周波数を変化させると、分周信
号S5の周波数が変化する。これにより、信号S1と信
号S5との位相は異なるものになる。この場合、位相比
較回路2は、信号S1と信号S5との位相差に応じた位
相差信号S2を出力する。位相差信号S2は、低域通過
フィルタ3によって平滑化され、所定電圧レベル(基準
値Vrefとは異なるレベル)の制御信号S3としてVC
SO4に出力される。VCSO4は、制御信号S3の電
圧レベルに対応する周波数のクロック信号S4を出力す
ることにより、クロック信号S1と分周信号S5との位
相差がなくなるように、クロック信号S4の周波数を制
御することになる。このように、温度補償型発振器10
0の位相同期ループは、周囲温度が変化して信号S1と
信号S5との位相が異なった場合であっても、ただちに
信号S5と信号S1との位相差が一定になるように動作
する。この結果、VCSO4は、クロック信号S1の周
波数をM倍した一定周波数のクロック信号S4を継続し
て出力することが可能となる。
周波数温度特性を有するSAW共振子4−aがVCSO
4のクロック信号S4の周波数を変化させると、分周信
号S5の周波数が変化する。これにより、信号S1と信
号S5との位相は異なるものになる。この場合、位相比
較回路2は、信号S1と信号S5との位相差に応じた位
相差信号S2を出力する。位相差信号S2は、低域通過
フィルタ3によって平滑化され、所定電圧レベル(基準
値Vrefとは異なるレベル)の制御信号S3としてVC
SO4に出力される。VCSO4は、制御信号S3の電
圧レベルに対応する周波数のクロック信号S4を出力す
ることにより、クロック信号S1と分周信号S5との位
相差がなくなるように、クロック信号S4の周波数を制
御することになる。このように、温度補償型発振器10
0の位相同期ループは、周囲温度が変化して信号S1と
信号S5との位相が異なった場合であっても、ただちに
信号S5と信号S1との位相差が一定になるように動作
する。この結果、VCSO4は、クロック信号S1の周
波数をM倍した一定周波数のクロック信号S4を継続し
て出力することが可能となる。
【0024】以上のように、温度補償型高周波発振器1
00を、TCXO1、位相比較回路2、低域通過フィル
タ3、VCSO4、分周回路5によってPLL回路を構
成することにより、周囲温度が変化しても、VCSO4
から出力される高周波のクロック信号S4の周波数を一
定に維持することができる。
00を、TCXO1、位相比較回路2、低域通過フィル
タ3、VCSO4、分周回路5によってPLL回路を構
成することにより、周囲温度が変化しても、VCSO4
から出力される高周波のクロック信号S4の周波数を一
定に維持することができる。
【0025】ここで、温度補償型高周波発振器100に
供給される電源電圧に変動が起こると、VCSO4に供
給される電源電圧が変動することになる。このことで、
VCSO4から出力されるクロック信号S4の周波数が
変化する。一方、TCXO1は安定化電源部1−cを備
えているため、電源電圧変動が起こった場合であって
も、TCXO1から出力されるクロック信号S1の周波
数は変動しない。このように、電源電圧の変動が起こっ
た場合、VCSO4のクロック信号S4の周波数が変化
し、分周信号S5の周波数が変化すると、位相比較回路
2は、分周信号S5とクロック信号S1の位相差に応じ
た位相差信号S2を出力する。この信号S2は、低域通
過フィルタ3によって平滑化され、電圧レベル(基準値
Vrefとは異なるレベル)の制御信号S3としてVCS
O4に出力される。VCSO4は、制御信号S3の電圧
レベルに対応する周波数のクロック信号S4を出力する
ことによって、クロック信号S1と分周信号S5との位
相差がなくなるように、クロック信号S4の周波数が制
御される。
供給される電源電圧に変動が起こると、VCSO4に供
給される電源電圧が変動することになる。このことで、
VCSO4から出力されるクロック信号S4の周波数が
変化する。一方、TCXO1は安定化電源部1−cを備
えているため、電源電圧変動が起こった場合であって
も、TCXO1から出力されるクロック信号S1の周波
数は変動しない。このように、電源電圧の変動が起こっ
た場合、VCSO4のクロック信号S4の周波数が変化
し、分周信号S5の周波数が変化すると、位相比較回路
2は、分周信号S5とクロック信号S1の位相差に応じ
た位相差信号S2を出力する。この信号S2は、低域通
過フィルタ3によって平滑化され、電圧レベル(基準値
Vrefとは異なるレベル)の制御信号S3としてVCS
O4に出力される。VCSO4は、制御信号S3の電圧
レベルに対応する周波数のクロック信号S4を出力する
ことによって、クロック信号S1と分周信号S5との位
相差がなくなるように、クロック信号S4の周波数が制
御される。
【0026】以上のように、電源電圧の変動が起こり、
クロック信号S4の周波数が変化した場合であっても、
周波数が変化しないクロック信号S1を基準として、ク
ロック信号S4の周波数はただちに回復される。この結
果、VCSO4は、クロック信号S1の周波数をM倍し
た一定周波数のクロック信号S4を継続して出力するこ
とができる。
クロック信号S4の周波数が変化した場合であっても、
周波数が変化しないクロック信号S1を基準として、ク
ロック信号S4の周波数はただちに回復される。この結
果、VCSO4は、クロック信号S1の周波数をM倍し
た一定周波数のクロック信号S4を継続して出力するこ
とができる。
【0027】なお、一般に、TCXO1の経年変化は、
VCSO4の経年変化に対して比較的小さいものであ
る。よって、経年変化によって、クロック信号S4の周
波数が変化した場合であっても、経年変化により周波数
が変化しないクロック信号S1を基準として、クロック
信号S4の周波数はただちに回復されることになる。こ
の結果、VCSO4は、クロック信号S1の周波数をM
倍した一定周波数のクロック信号S4を継続して出力す
る。すなわち、VCSO4の経年変化はTCXO1によ
って補正されることになる。
VCSO4の経年変化に対して比較的小さいものであ
る。よって、経年変化によって、クロック信号S4の周
波数が変化した場合であっても、経年変化により周波数
が変化しないクロック信号S1を基準として、クロック
信号S4の周波数はただちに回復されることになる。こ
の結果、VCSO4は、クロック信号S1の周波数をM
倍した一定周波数のクロック信号S4を継続して出力す
る。すなわち、VCSO4の経年変化はTCXO1によ
って補正されることになる。
【0028】以上説明したように、本発明の実施形態に
係る温度補償型高周波発振器100は、VCSO4と、
このVCSO4よりも高精度でかつ高安定であるTCX
O1を備えたPLL回路により構成される。これによ
り、クロック信号S4の周波数精度と周波数安定度を高
くすることができる。この温度補償型高周波発振器10
0は、数百MHz〜数GHzの高い周波数帯で、高い周
波数安定度を満足することができる。この温度補償型高
周波発振器100を通信機器に搭載した場合には、高周
波を利用して大容量データ通信を問題なく行うことがで
きる。
係る温度補償型高周波発振器100は、VCSO4と、
このVCSO4よりも高精度でかつ高安定であるTCX
O1を備えたPLL回路により構成される。これによ
り、クロック信号S4の周波数精度と周波数安定度を高
くすることができる。この温度補償型高周波発振器10
0は、数百MHz〜数GHzの高い周波数帯で、高い周
波数安定度を満足することができる。この温度補償型高
周波発振器100を通信機器に搭載した場合には、高周
波を利用して大容量データ通信を問題なく行うことがで
きる。
【0029】B:第2実施形態
図4は、第2実施形態に係る温度補償型高周波発振器2
00の構成概略図である。第1実施形態に係る温度補償
型高周波発振器100の構成と異なる点は、低域通過フ
ィルタ3の代わりにDSP(Digital Signal Processo
r)301を用いたことにある。DSP301は、位相
比較回路2から出力される位相差信号S2Aを受け、演
算によって算出した制御電圧S3Aを出力し、この制御
電圧S3AによってVCSO4を制御する。
00の構成概略図である。第1実施形態に係る温度補償
型高周波発振器100の構成と異なる点は、低域通過フ
ィルタ3の代わりにDSP(Digital Signal Processo
r)301を用いたことにある。DSP301は、位相
比較回路2から出力される位相差信号S2Aを受け、演
算によって算出した制御電圧S3Aを出力し、この制御
電圧S3AによってVCSO4を制御する。
【0030】第1実施形態において、低域通過フィルタ
3は、通常アナログフィルタによって構成される。しか
し、一般的なアナログフィルタは、IC化が困難である
ため、回路基板を小型化するのが難しい。また、アナロ
グフィルタは高インピーダンス回路であり、外来ノイズ
に影響を受けやすいという問題もある。特に、本発明が
用いられる通信機器においては、周辺に様々な高周波ノ
イズがある。このため、通信機器は、外来ノイズの影響
を受けやすい特性が重大な問題である。さらに、通信機
器の周辺には同様のPLL回路が存在することも多いた
め、PLL回路の相互干渉の影響を受けやすいという問
題もある。本実施形態においては、低域通過フィルタ3
の代わりにDSP301を採用することにより、上述し
た第1実施形態における低域通過フィルタ3はIC上に
集積化することが可能になる。このため、IC化による
小型化が可能となり、さらに、外来のノイズに対する影
響が受けにくい、といった耐ノイズ性を向上させること
ができる。
3は、通常アナログフィルタによって構成される。しか
し、一般的なアナログフィルタは、IC化が困難である
ため、回路基板を小型化するのが難しい。また、アナロ
グフィルタは高インピーダンス回路であり、外来ノイズ
に影響を受けやすいという問題もある。特に、本発明が
用いられる通信機器においては、周辺に様々な高周波ノ
イズがある。このため、通信機器は、外来ノイズの影響
を受けやすい特性が重大な問題である。さらに、通信機
器の周辺には同様のPLL回路が存在することも多いた
め、PLL回路の相互干渉の影響を受けやすいという問
題もある。本実施形態においては、低域通過フィルタ3
の代わりにDSP301を採用することにより、上述し
た第1実施形態における低域通過フィルタ3はIC上に
集積化することが可能になる。このため、IC化による
小型化が可能となり、さらに、外来のノイズに対する影
響が受けにくい、といった耐ノイズ性を向上させること
ができる。
【0031】また、第1実施形態においては、図5
(a)に示すように、位相比較回路201およびチャー
ジポンプ202によって構成される位相比較回路2に、
低域通過フィルタ3を接続した回路構成となっていた。
そこで、第2実施形態では、図4に示す回路構成のみで
なく、図5(b)に示すように、位相比較回路2に低域
通過フィルタ3を接続した回路構成を、位相比較回路2
01にDSP301を接続した回路構成に置き換えても
よい。この場合、DSP301は、チャージポンプ20
2および低域通過フィルタ3のアナログ動作を、位相測
定回路201からの位相差信号を受けてディジタル演算
的に演算された制御電圧S3Bとして出力し、VCSO
4Aを制御するようになる。
(a)に示すように、位相比較回路201およびチャー
ジポンプ202によって構成される位相比較回路2に、
低域通過フィルタ3を接続した回路構成となっていた。
そこで、第2実施形態では、図4に示す回路構成のみで
なく、図5(b)に示すように、位相比較回路2に低域
通過フィルタ3を接続した回路構成を、位相比較回路2
01にDSP301を接続した回路構成に置き換えても
よい。この場合、DSP301は、チャージポンプ20
2および低域通過フィルタ3のアナログ動作を、位相測
定回路201からの位相差信号を受けてディジタル演算
的に演算された制御電圧S3Bとして出力し、VCSO
4Aを制御するようになる。
【0032】C:変形例
以上、本発明の実施形態について説明したが、この実施
形態はあくまでも例示であり、本発明の趣旨の範囲内で
変形することができる。
形態はあくまでも例示であり、本発明の趣旨の範囲内で
変形することができる。
【0033】例えば、上述した各実施形態に係る温度補
償型高周波発振器100、200を搭載した通信機器に
本発明を適用させてもよい。図6は本発明に係る発振器
を用いた光インターフェースモジュール500の概要構
成図である。光インターフェースモジュール500は、
光ネットワークを介したデータ授受などを実行するため
に、光信号と電気信号との信号変換を行う。例えば、1
0.3125Gbpsの光信号と、3.125Gbps
の電気信号(4系統)との信号変換を行う。電気/光変
換部516は、P/S(パラレル/シリアル)変換部5
14から出力された電気信号を光信号に変換し、光ネッ
トワーク側に出力する。光/電気変換部517は、光ネ
ットワーク側から出力された光信号を電気信号に変換
し、S/P(シリアル/パラレル)変換部515に出力
する。発振器531、532は、本発明に係る温度補償
型高周波発振器100(又は温度補償型高周波発振器2
00)であり、周囲温度によらず一定周波数のクロック
信号を出力する。そして、このクロック信号は、ビット
符号変換部513を介して接続された3.215Gbp
sのS/P変換部511およびP/S変換部512、1
0.3125GbpsのP/S変換部514およびS/
P変換部515の各回路における基準信号として用いら
れる。
償型高周波発振器100、200を搭載した通信機器に
本発明を適用させてもよい。図6は本発明に係る発振器
を用いた光インターフェースモジュール500の概要構
成図である。光インターフェースモジュール500は、
光ネットワークを介したデータ授受などを実行するため
に、光信号と電気信号との信号変換を行う。例えば、1
0.3125Gbpsの光信号と、3.125Gbps
の電気信号(4系統)との信号変換を行う。電気/光変
換部516は、P/S(パラレル/シリアル)変換部5
14から出力された電気信号を光信号に変換し、光ネッ
トワーク側に出力する。光/電気変換部517は、光ネ
ットワーク側から出力された光信号を電気信号に変換
し、S/P(シリアル/パラレル)変換部515に出力
する。発振器531、532は、本発明に係る温度補償
型高周波発振器100(又は温度補償型高周波発振器2
00)であり、周囲温度によらず一定周波数のクロック
信号を出力する。そして、このクロック信号は、ビット
符号変換部513を介して接続された3.215Gbp
sのS/P変換部511およびP/S変換部512、1
0.3125GbpsのP/S変換部514およびS/
P変換部515の各回路における基準信号として用いら
れる。
【0034】このように、本発明に係る温度補償型高周
波発振器100(又は温度補償型高周波発振器200)
を使用することにより、光インターフェースモジュール
500は、周囲温度に影響されず、安定したデータの授
受を可能にする光ネットワークを実現することができ
る。
波発振器100(又は温度補償型高周波発振器200)
を使用することにより、光インターフェースモジュール
500は、周囲温度に影響されず、安定したデータの授
受を可能にする光ネットワークを実現することができ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
SAW共振子を用いた発振器において、周波数安定度が
高く、広い温度範囲で一定周波数のクロック信号を出力
する温度補償型高周波発振器を提供することができる。
SAW共振子を用いた発振器において、周波数安定度が
高く、広い温度範囲で一定周波数のクロック信号を出力
する温度補償型高周波発振器を提供することができる。
【図1】 本発明の第1実施形態に係る温度補償型高周
波発振器100の構成図である。
波発振器100の構成図である。
【図2】 同温度補償型高周波発振器100の位相比較
回路2の動作内容を説明するための図である。
回路2の動作内容を説明するための図である。
【図3】 同温度補償型高周波発振器100の位相比較
回路2の動作内容を説明するための図である。
回路2の動作内容を説明するための図である。
【図4】 本発明の第2実施形態に係る温度補償型高周
波発振器200の構成図である。
波発振器200の構成図である。
【図5】 同温度補償型高周波発振器200のDSP3
01周辺の構成を示す図である。
01周辺の構成を示す図である。
【図6】 本発明の変形例を説明するための図である。
【図7】 従来技術を説明するための図である。
1、1A……温度補償型水晶発振回路(TCXO)、
1−a……温度補償回路、
1−b……電圧制御型発振回路、
1−c……安定化電源部、
2、2A、201……位相比較回路、
3……低域通過フィルタ、
4、4A……電圧制御型SAW発振回路(VCSO)、
4−a……SAW(Surface Acoustic Wave)共振子、
5、5A……分周回路、
100、200……温度補償型高周波発振器、
301……DSP(Digital Signal Processor)、
302……温度検出回路。
Claims (6)
- 【請求項1】 SAW共振子を発振させる発振回路であ
って、 供給される制御電圧に応じて出力信号の周波数が変化す
る電圧制御型SAW発振回路と、 周囲温度に依存しない一定周波数の信号を出力する温度
補償型発振回路と、 前記電圧制御型SAW発振回路の出力信号を分周する分
周回路と、 前記分周回路の出力信号と前記温度補償型発振回路の出
力信号との位相を比較し、この比較結果に応じた位相差
信号を出力する位相比較回路と、 前記位相差信号を平滑化する低域通過フィルタと、を備
え、 前記低域通過フィルタの出力信号を前記制御電圧として
前記電圧制御型SAW発振回路に供給することにより位
相同期ループを形成し、 前記電圧制御型SAW発振回路の発振出力を外部に出力
することを特徴とする温度補償型高周波発振器。 - 【請求項2】 上記温度補償型発振回路は、水晶AT振
動子を用いた温度補償型水晶発振回路であることを特徴
とする、請求項1記載の温度補償型高周波発振器。 - 【請求項3】 SAW共振子を発振させる発振回路であ
って、 供給される制御電圧に応じて出力信号の周波数が変化す
る電圧制御型SAW発振回路と、 周囲温度に依存しない一定周波数の信号を出力する温度
補償型発振回路と、 前記電圧制御型SAW発振回路の出力信号を分周する分
周回路と、 前記分周回路の出力信号と前記温度補償型発振回路の出
力信号との位相を比較し、この比較結果に応じた位相差
信号を出力する位相比較回路と、 前記位相差信号に応じた信号を生成するDSP(ディジ
タル信号プロセッサ)とを備え、 前記DSPにより生成された信号を前記制御信号として
前記電圧制御型SAW発振回路に供給することにより位
相同期ループを形成し、 上記電圧制御型SAW発振回路の発振出力を外部に出力
することを特徴とする温度補償型高周波発振器。 - 【請求項4】 上記温度補償型発振回路は、水晶AT振
動子を用いた温度補償型水晶発振回路であることを特徴
とする、請求項3に記載の温度補償型高周波発振器。 - 【請求項5】 上記SAW共振子は水晶SAW共振子で
あることを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいず
れかに記載の温度補償型高周波発振器。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
載の温度補償型高周波発振器を備えたことを特徴とする
通信機器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002194994A JP2003204260A (ja) | 2001-10-30 | 2002-07-03 | 温度補償型高周波発振器および通信機器 |
| US10/281,917 US6778028B2 (en) | 2001-10-30 | 2002-10-28 | Temperature-compensated radio-frequency oscillator and communication device |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001333356 | 2001-10-30 | ||
| JP2001-333356 | 2001-10-30 | ||
| JP2002194994A JP2003204260A (ja) | 2001-10-30 | 2002-07-03 | 温度補償型高周波発振器および通信機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003204260A true JP2003204260A (ja) | 2003-07-18 |
Family
ID=26624222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002194994A Withdrawn JP2003204260A (ja) | 2001-10-30 | 2002-07-03 | 温度補償型高周波発振器および通信機器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
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