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JP2003201674A - 防水布帛及びその製造方法 - Google Patents

防水布帛及びその製造方法

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JP2003201674A
JP2003201674A JP2002000377A JP2002000377A JP2003201674A JP 2003201674 A JP2003201674 A JP 2003201674A JP 2002000377 A JP2002000377 A JP 2002000377A JP 2002000377 A JP2002000377 A JP 2002000377A JP 2003201674 A JP2003201674 A JP 2003201674A
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peea
peeb
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weight
fabric
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Hiroshi Honna
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄されて燃焼される際、使用される樹脂が
人体に対して毒性のあるガスを発生することなく、被覆
層の厚みが薄くても高い耐水圧を有する防水布帛および
その製造方法を提供すること。 【解決手段】 繊維材料からなる基布に積層するPEE
として、融点の異なるPEEAとPEEBを採用し、そ
の積層状態が基布の表面に直接PEEA層を配置し、さ
らにその上にPEEB層を配置したものであって、PE
EAおよびPEEBにおいて、ともにポリアルキレング
リコール残基がポリテトラメチレングリコール残基を9
0重量%以上含んでおり、かつPEEBの融点が130
℃以上で、PEEAの融点がPEEBの融点より20℃
以上低く、さらには、PEEAからなる層の厚さとPE
EBからなる層の厚さの合計が5〜50μmの範囲で、
全被覆層中に占めるPEEAの割合が5〜60重量%の
範囲にある防水布帛。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防水布帛に関する。
より詳しくは、テント用布帛として好適であり、基布表
面に熱可塑性ポリエーテル−エステル系エラストマーか
らなる被覆層が形成された、高い耐水圧を有する防水布
帛に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、テント用布帛においては、雨
がテント内に入ることを防ぐ機能(防水性)が必要とさ
れている。一般に、基布の繊維組織だけで満足な防水性
を得ることが難しいため、繊維材料からなる基布の片側
表面に、ポリテトラフルオロエチレンやポリウレタン系
エラストマーなどからなるフィルムをラミネートする方
法、または、ポリウレタン系エラストマーなどをコーテ
イングする方法などが採用されてきた。
【0003】しかしながら、このようにして得られたテ
ント用布帛は、廃棄されて燃焼される際、使用される樹
脂が人体に対して毒性のあるガスを発生するなどの環境
問題を有していた。
【0004】一方、例えば特開2000−290878
号公報などのように、ポリエチレングリコールを多く含
有するポリエーテル−エステル系エラストマー(PE
E)で基布の表面を被覆することが提案されている。
【0005】しかるに、かかる防水布帛では、廃棄され
て燃焼される際、人体に対して毒性のあるガスを発生す
ることがないものの、布帛の軽量化をはかるために被覆
層の厚さを薄くすると、ポリエチレングリコールを多く
含むPEEが薄膜での皮膜強度が不十分なため高い耐水
圧が得られず、テント用布帛などの用途には不適であっ
た。
【0006】このような理由から、廃棄されて燃焼され
る際、使用される樹脂が人体に対して毒性のあるガスを
発生することなく、被覆層の厚みが薄くても高い耐水圧
が得られる防水布帛の提案が切望されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の問題を解消するためになされたものであり、その課
題は、廃棄されて燃焼される際、使用される樹脂が人体
に対して毒性のあるガスを発生することなく、被覆層の
厚みが薄くても高い耐水圧を有する、テント用布帛とし
て好適な防水布帛及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を達成するため鋭意検討した結果、繊維材料からなる基
布の少なくとも1表面に、所定の組成及び物性を有する
ポリエーテル−エステル系エラストマー(PEE)を2
層構造で被覆することにより、薄膜でも高い耐水圧を有
する防水布帛が得られることを知り、本発明を完成する
に至った。
【0009】かくして、本発明によれば、「繊維材料か
らなる基布の少なくとも1表面に、ポリアルキレングリ
コール残基(PAG)、アルキレングリコール残基(A
G)、およびジカルボン酸残基(DC)からなるポリエ
ーテル−エステル系エラストマー(PEE)が被覆され
た防水布帛であって、該被覆層が2層構造を有し、かつ
基布に接する層を形成するPEE(PEEA)と外気側
の層を形成するPEE(PEEB)が下記(a)〜
(e)の要件を同時に満足することを特徴とする防水布
帛。」 (a)PEEAおよびPEEBにおいて、PAGがとも
にポリテトラメチレングリコール残基を90重量%以上
含んでいること。 (b)PEEBの融点が130℃以上であること。 (c)PEEAの融点がPEEBの融点より20℃以上
低いこと。 (d)PEEAからなる層の厚さとPEEBからなる層
の厚さの合計が、5〜50μmの範囲にあること。 (e)全被覆層中に占めるPEEAの割合が、5〜60
重量%の範囲にあること。ならびに、「有機溶剤に、P
AG、AGおよびDCからなるポリエーテル−エステル
系エラストマー(PEEA)を、有機溶剤の重量に対し
て、2〜30重量%溶解させた溶液を準備し、該溶液を
繊維材料からなる基布の少なくとも1表面に、0.5〜
20g/m2の量でコートした後、有機溶剤を除去して
基布の表面にPEEAからなる層を形成する工程と、有
機溶剤に、PAG、AGおよびDCからなる、ポリエー
テル−エステル系エラストマー(PEEB)を、有機溶
剤の重量に対して、2〜30重量%溶解させた溶液を準
備し、該溶液を前記PEEAからなる層の上に5〜30
g/m2の量でコートした後、有機溶剤を除去すること
によりPEEAからなる層の上にPEEBからなる層を
積層する工程を含むことを特徴とする防水布帛の製造方
法。」が提供される。そして、かかる防水布帛の製造方
法において基布の少なくとも1表面に、PEEAからな
る層とPEEBからなる層を形成したのち、PEEAか
らなる層のみを熱溶解させることが、高い剥離強度を得
る上で好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。まず、本発明に用いる基布を構成す
る繊維材料は特に限定されるものではなく、綿、絹、麻
等の天然繊維、レーヨンなどの再生繊維、アセテートな
どの半合成繊維、さらには、ポリエチレンテレフタレー
トやポリ乳酸に代表されるポリエステル繊維、ポリエー
テルエステル繊維、アクリル繊維、ナイロン繊維、アラ
ミド繊維、ポリベンズイミダゾール繊維、ポリテトラフ
ルオロエチレン繊維、ポリベンゾオキサゾール繊維、炭
素繊維、フェノール繊維、ポリビニル系繊維などの合成
繊維が例示される。これらの繊維は1種でもよいし、複
数の組合せであってもよい。使用する繊維材料の種類に
より、高強度、耐摩耗性、難燃性、易リサイクル性、生
分解性等の機能を本発明の防水布帛に付加することも可
能になる。
【0011】これらの繊維は長繊維や短繊維、または、
それらの複合繊維の加工糸、紡績糸等の糸条となし、こ
れらの糸条を用いて公知の繊維集合体である織編物や不
織布等の基布の形態となして用いられる。また、これら
の基布を2種以上貼り合わせて多層基布としてもよい。
【0012】これらの基布を構成する繊維の単繊度につ
いては特に限定されないが、基布を加工する際の取り扱
い上、0.5〜5.0デシテックスの範囲にあるものが
好ましい。
【0013】また、これらの基布に撥水処理が施されて
いることが好ましい。かかる撥水処理剤としては、パラ
フィン系撥水剤、ポリシロキサン系撥水処理剤、フッ素
系撥水処理剤など従来任意のものが使用でき、その処理
方法も、パデング法やスプレー法等の方法が採用でき
る。かかる撥水処理の工程は基布にPEEAやPEEB
で被覆する工程の前後いずれでもよいが、基布にPEE
Aで被覆する前に撥水処理を行うことが好ましい。な
お、処理剤の添加量は、基布重量に対して0.1〜2.
0重量%の範囲が適当である。
【0014】次に、本発明の防水布帛において、前記基
布の少なくとも1表面上にポリアルキレングリコール残
基(PAG)、アルキレングリコール残基(AG)、お
よびジカルボン酸残基(DC)からなるポリエーテル−
エステル系エラストマー(PEE)が被覆される。ここ
で、基布の少なくとも1表面とは、基布の片側面全部ま
たは両側面全部または片側面全部と他方側面の一部であ
る。
【0015】そして、該被覆層は2層構造を有し、該2
層のうち、基布に接する層(以下PEEA層という)を
形成するPEE(PEEA)と外気側の層(以下PEE
B層という)を形成するPEE(PEEB)は以下の特
徴を有する必要がある。
【0016】まず、PEEBの融点が、130℃以上
(好ましくは140〜170℃)である必要がある。該
融点が130℃未満の場合、例えば本発明の防水布帛を
テント布帛として用いた場合、該テント布帛を折りたた
んだ状態で真夏の車内等の高温化で保管すると被覆面同
士が熱融着する恐れがあり好ましくない。また、PEE
Aの融点はPEEBの融点よりも20℃以上(好ましく
は30〜60℃)低いことが必要である。該融点の温度
差が20℃未満の場合は以下の問題があり、好ましくな
い。すなわち、基布にPEEA層を被覆し、さらにその
上にPEEB層を被覆した後、熱カレンダー等によりP
EEA層のみを熱溶解させて、被覆層と基布との接着性
をより強固にする場合、PEEA層だけでなく、PEE
B層も溶解してしまい、高い剥離強度が得られず好まし
くない。前記PEEAの融点としては、50〜130℃
(より好ましくは70〜110℃)の範囲が、作業性の
点から適当である。
【0017】全被覆層の厚さ、すなわち、PEEA層の
厚さとPEEB層の厚さの合計は、5〜50μm(好ま
しくは7〜40μm)の範囲にある必要がある。かかる
全被覆層の厚さが、5μmよりも小さいと十分な耐水性
が得られず好ましくない。逆に、該厚さが50μmより
も大きいと、防水布帛の風合いや軽量性が損なわれるた
め好ましくない。なお、ここでいう被覆層の厚さとは、
基布表面に形成された被覆層の厚さであり、基布内部に
浸透したPEEAの厚さは含まない。
【0018】さらに、全被覆層中に占めるPEEAの割
合が、5〜60重量%(好ましくは7〜50重量%)の
範囲にある必要がある。かかるPEEAの割合が5重量
%よりも低いと、十分な皮膜形成性が得られず好ましく
ない。逆に、PEEAの割合が60重量%よりも大きい
と、被覆層の耐熱性が劣るため好ましくない。全被覆層
中に占めるPEEAの割合を上記の範囲内とすることに
より、被覆層の基布に対する優れた接着性や耐熱性が得
られ易い。なお、ここでいうPEEAの割合は基布内部
に浸透した分を含むものである。
【0019】次に、PEEAおよびPEEBに共通の要
件について以下述べる。まず、PEEAおよびPEEB
において、PAGがともにポリテトラメチレングリコー
ル残基を90重量%以上(好ましくは95重量%以上)
含んでいる必要がある。ポリテトラメチレングリコール
残基が90重量%未満の場合は、安定した強い皮膜強度
が得られないためピンホールが発生し易くなり、高い耐
水圧が得られず好ましくない。また、基布表面にPEE
Aをコーテングする際に、PEEA自体が基布内部に過
剰に浸透し易くなり好ましくない。
【0020】PEEAおよびPEEBを構成するPAG
としては、前述の要件を満足していれば、ポリエチレン
グリコール残基、ポリ1,2−プロピレングリコール残
基、ポリ1,3−プロピレングリコール残基、エチレン
オキシドとプロピレンオキシドとの共重合体の残基、エ
チレンオキシドとテトラヒドロフランとの共重合体の残
基などが一部配されていてもよい。また、該PAGの数
平均分子量については、600〜8000(より好まし
くは1000〜5000)の範囲が好ましい。該数平均
分子量が600未満であると、十分な機械的特性が得ら
れない恐れがある。逆に該数平均分子量が8000を越
えると、相分離が発生し易くなりPEEの調整が困難に
なる恐れがある。
【0021】PEEAおよびPEEBを構成するDCと
しては、テレフタル酸残基、イソフタル酸残基、フタル
酸残基、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸残基、ナフ
タレン−2,7−ジカルボン酸残基、ジフェニル−4,
,−ジカルボン酸残基、ジフェノキシエタンジカルボ
ン酸残基、3−スルホイソフタル酸ナトリウム等の芳香
族ジカルボン酸残基、1,4−シクロヘキサンジカルボ
ン酸残基等の脂環式ジカルボン酸残基、コハク酸残基、
シュウ酸残基、アジピン酸残基、セバシン酸残基、ドデ
カンジ酸残基、ダイマー酸残基、これらの誘導体残基等
の脂肪族ジカルボン酸残基からなる群より選択された少
なくとも1種があげられ、特にテレフタル酸残基、イソ
フタル酸残基、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸残
基、これらの誘導体残基からなる群より選択された少な
くとも1種が特に好ましくあげられる。もちろん、これ
らのDCの一部(通常、全DCを基準として30モル%
以下)を、他のDCやオキシカルボン酸残基に置き換え
てもよい。
【0022】また、PEEAおよびPEEBを構成する
AGとしては、エチレングリコール残基、プロピレング
リコール残基、テトラメチレングリコール残基などがあ
げられる。
【0023】さらに、PEEAおよびPEEBにおい
て、PAGとAGおよびDCとの重量比(PAG:(A
G+DC))がともに、30:70〜70:30(より
好ましくは40:60〜60:40)の範囲にあること
が好ましい。PAGの重量がかかる範囲よりも大きい
と、得られたPEEの融点が低くなり易く、PAGの重
量がかかる範囲よりも小さいと、十分な柔軟性が発現さ
れない恐れがある。
【0024】PEEAおよびPEEBの固有粘度は、十
分な皮膜形成性および被覆層の皮膜強度を維持するため
に、0.8〜1.4の範囲が適当である。また、PEE
AおよびPEEBの中には、各種安定剤、紫外線吸収剤
が必要に応じて配合されていてもよい。
【0025】本発明の防水布帛において、基布とPEE
A層は直接結合している必要があるが、PEEA層とP
EEB層との間には、前述のPEEAおよびPEEBと
ポリマー組成が異なる第3のPEEからなる中間層を少
量なら介在させてもよい。かかる第3のPEEとして
は、PEEAとPEEBとの中間の性質を持つものが好
ましい。また、PEEB層のさらにその上、すなわち、
外表面側に、PEEBとポリマー組成が異なる他のポリ
マー材料からなる最外表面の層も少量なら配置してもよ
い。かかるPEEBとポリマー組成が異なる他のポリマ
ー材料としては、例えば、フッ素系樹脂などの撥水樹
脂、シリコーン樹脂、前述の第3のPEE、PEEAな
どがあげられ、なかでも防水布帛に撥水性などの機能を
付加できることから、フッ素樹脂などの撥水樹脂やシリ
コーン樹脂が好ましい。なお、ここでいう少量とは、全
被覆層の総重量に対して20重量%以内のことである。
【0026】次に、本発明の防水布帛の製造方法につい
て以下に述べる。本発明の防水布帛は、有機溶剤に前述
のPEEAを溶解させた溶液をコートした後、乾式法も
しくは湿式法により、有機溶剤を除去して前述の基布表
面にPEEAからなる層を形成する工程と、有機溶剤に
前述のPEEBを溶解させた溶液をコートした後、乾式
法もしくは湿式法により有機溶剤を除去することにより
PEEA層の上にPEEB層を積層する工程とにより得
られる。ここで、基布にPEEAからなるフィルムとP
EEBからなるフィルムをラミネート加工を施すことに
よっても、本発明の防水布帛は得られるが、生産工程
上、前記コーテイング法が好ましい。また、基布は、前
述のようにフッ素系等の撥水処理剤で撥水処理加工を施
されていることが好ましく、該撥水処理剤の添加量は、
基布重量に対して0.1〜2.0重量%の範囲が適当で
ある。このように、基布にPEEA層を形成する前に、
予め撥水処理を施すことにより、PEEA溶液の基布内
部への浸透を抑制することができる。
【0027】前記PEEAおよびPEEBを溶解可能な
溶剤としては、ジメチルホルムアミド、ジオキサン、
1,3−ジオキソラン(エチレンホルマール)、トルエ
ン、クロロホルム、塩化メチレンの1種もしくは2種以
上の有機溶剤があげられる。また、PEEAまたはPE
EBを有機溶剤に溶解させる際、該有機溶剤の重量に対
してPEEAまたはPEEBを2〜30重量%溶解させ
る必要があり、特に50〜65℃の温度で5〜20重量
%溶解させることが均一な被覆層を得る上で好ましい。
【0028】基布表面にコーテングする方法としては、
任意のコーテング法、例えばナイフコーター等を用いた
コーテング法が好ましく採用され、まず基布の表面上に
PEEAのコート層を形成し、次にPEEBのコート層
を形成することにより、基布との接着性に優れ、かつ高
い耐水圧を有する被覆層が形成される。
【0029】PEEAのコート量については、0.5〜
20g/m2(好ましくは1〜5g/m2)の範囲である
必要がある。該PEEAのコート量が0.5g/m2
満であると均一な薄膜を形成し難く、したがって、PE
EB層も不均一になり易いため、十分な耐水圧が得られ
ず好ましくない。逆に、該コート量が20g/m2を越
えると、防水布帛の重量が増すため、軽量化が難しく好
ましくない。また、PEEBのコート量については、5
〜30g/m2(好ましくは10〜20g/m2)の範囲
である必要がある。該PEEBのコート量が5g/m2
未満であると十分な耐水圧が得られず好ましくない。逆
に、該PEEBのコート量が30g/m 2を越えると、
得られた防水布帛の風合いが難くなる傾向にあるため好
ましくない。
【0030】前記有機溶剤の除去については、70〜1
70℃(好ましくは75〜150℃)の乾熱下で有機溶
剤を除去する方法や、PEEが不溶で、かつ有機溶剤が
可溶な溶液、例えば温水等で有機溶剤を抽出した後、乾
燥を行う湿式法などが採用される。
【0031】本発明の防水布帛の製造方法において、P
EEB層を形成した後、熱カレンダー加工等の熱処理を
施すことにより、PEEB層は熱溶解させずにPEEA
層のみを熱溶解させることが好ましい。かかる方法によ
り、被覆層と基布との接着性をより強固にすることが可
能になる。この際、熱処理温度としては、PEEAは熱
溶解されるが、PEEBは熱溶解されない温度である必
要があり、90〜180℃(より好ましくは100〜1
50℃)の範囲が適当である。かかる温度で布帛にカレ
ンダー加工を施すことにより、PEEA層のみ熱溶解さ
せることができ、被覆層と基布との強固な接着性が得ら
れる。
【0032】なお、前述の撥水処理加工が、熱カレンダ
ー加工等の熱処理の前及び/又は後に施されてもよい。
【0033】このようにして得られた本発明の防水布帛
は、PEEA層およびPEEB層が、その面方向に均一
な厚さで形成されており、薄膜であっても、高い耐水圧
を有する。ここで、前記耐水圧が10kPa(1020
mmH2O)以上(より好ましくは14kPa以上)で
あることが好ましい。また、接着性としては剥離強度で
8N/25mm以上(より好ましくは10N/25mm
以上)であることが好ましい。かかる高い耐水圧を有す
る防水布帛は、テント用布帛等の用途に好適に使用され
る。
【0034】以上、本発明の防水布帛およびその製造方
法について説明したが、本発明の防水布帛は、単独で使
用されてもよいし、他の布帛と組合わせて使用されても
よい。
【0035】
【実施例】次に本発明の実施例を詳述するが、本発明は
これらによって限定されるものではない。なお、実施例
中の各測定項目は下記の方法で測定した。 <融点>示差走査型熱量計(TA instrumen
t製 DSC29290)を用いて、窒素気流中10℃
/分の昇温速度で測定した。 <テトラメチレングリコール含有率>90MHz FT
−NMR(日立製作所製R1900)を用いて定量し
た。 <耐水圧試験>JIS L−1092法のB法(高水圧
法)に準拠して行い、静水圧法で測定した。 <剥離試験>K−6301を参考にし、試験片(2cm
×9cm)の被覆面に融着テープを熱融着させた後、試
験片と融着テープとを引張り試験機の相互に向い合った
チャック間(50mm)にセットし、50mm/min
の引張り速度でチャック間の距離を広げることで基布と
被覆層とを剥離させ、初期の剥離を除いた平均応力を読
み取り、サンプルの巾25mm当たりの応力(N/25
mm)に換算したものを剥離強度とした。 <耐熱性試験>10cm×10cmの試験片を2枚用意
し、各々の被覆面を貼り合わせ、9.8N(1kgf)
の荷重をかけ、100℃で6時間放置し、融着部の被覆
面同士の剥離試験を行い、下記の基準で評価した。 ○:被覆面同士が全く融着していない状態。 △:剥離強度が(0.98〜9.8)cN/25mm
[(1〜10)grf/25mm]であるもの。 ×:剥離強度が9.8cN/25mm[10grf/2
5mm]を越えるもの。
【0036】[実施例1] (PEEAの作製)イソフタル酸ジメチル(IMT)3
1.5重量部、テトラメチレングリコール(TMG)1
8.1重量部、ポリテトラメチレングリコール(PTM
G)32.7重量部を反応容器内中に仕込んで、エステ
ル交換反応を行いモノマーを得た。その後昇温減圧しつ
つ重縮合反応を行ってPEEAを得た。なお、PTMG
は数平均分子量1000のものを用いた。得られたPE
EAの融点は107℃であった。 (PEEBの作製)テレフタル酸ジメチル(DMT)2
10部、イソフタル酸(IA)63.6重量部、テトラ
メチレングリコール(TMG)193.3重量部、ポリ
テトラメチレングリコール(PTMG)199重量部を
反応容器中に仕込んで、エステル交換反応を行いモノマ
ーを得た。その後昇温減圧しつつ重縮合反応を行ってP
EEBを得た。なお、IAはスラリー状のものを、PT
MGは数平均分子量2000のものを用いた。得られた
PEEBの融点は155℃であった。 (防水布帛の作製)ポリエステル布帛に撥水処理剤(フ
ッ素系撥水処理剤LS−317、明成化学株式会社製)
が基布重量に対して1.0重量%となるように処理し、
耐水圧2.94kPa(300mmH2O)の基布を準
備した。そして、前記により得られたPEEA25重量
部を、60℃に加熱されたエチレンホルマール75重量
部に完全に溶解させ、ナイフコーターにより、コート量
が5g/m2になるように、クリアランスを調整してコ
ーテングした後、120℃の乾熱下で1分間熱処理を行
うことによりPEEA層を形成した。続いて前記により
得られたPEEB10重量部を、60℃に加熱されたエ
チレンホルマール90重量部に完全に溶解させ、コート
量が7g/m2になるようにコーテングした後、120
℃乾熱下で3分間熱処理を行い、PEEB層を形成し
た。さらに、120℃、196N(20Kgf)/cm
のカレンダー加工を施した。得られた防水布帛は、被覆
層が薄膜でありながら高い耐水圧、高い剥離強度、優れ
た耐熱性を有するものであった。評価結果を表1に示
す。
【0037】[実施例2、比較例1および2]PEEB
を作製する際、ポリテトラメチレングリコール(PTM
G)の一部をポリエチレングリコール(PEG)に置き
換えてPTMG/PEG重量比を表1のように変更した
以外は実施例1と同様にして防水布帛を得た。得られた
防水布帛の評価結果を表1に示す。
【0038】[実施例3、比較例3および4]PEEB
を作製する際、PTMGの比率、分子量を適宜変更する
ことにより、PEEBの融点を表1のように変更した。
また、PTMGとPEGとの重量比を表1のように変更
した。これ以外は実施例1と同様にして防水布帛を得
た。得られた防水布帛の評価結果を表1に示す。
【0039】[比較例5〜7]PEEAを作製する際、
PTMGの比率、分子量を適宜変更することにより、P
EEAの融点を表1のように変更した。また、PEEB
を作製する際、PTMGの比率、分子量を適宜変更する
ことにより、PEEBの融点を表1のように変更した。
さらに、カレンダー加工温度を表1のように変更した。
これ以外は実施例1と同様にして防水布帛を得た。得ら
れた防水布帛の評価結果を表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、被覆層の厚みが薄くて
も高い耐水圧を有する防水布帛が得られる。かかる防水
布帛は廃棄されて燃焼される際、使用される樹脂が人体
に対して毒性のあるガスを発生することもなく、テント
用布帛などの用途に極めて好適である。
フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK41B AK41C AK41D AK41E AK41J AK42B AK42C AK42D AK42E AK42J AK54B AK54C AK54D AK54E AK54J AL01B AL01C AL01D AL01E AL09B AL09C AL09D AL09E BA03 BA05 BA06 BA07 BA10D BA10E DG01A DG11A EH462 GB87 GB90 JA04B JA04C JA04D JA04E JA20B JA20C JA20D JA20E JB06 JB07 JD05 JJ03 JK06 JL00 YY00 YY00B YY00C YY00D YY00E 4L033 AA07 AB04 AC03 AC15 CA45 CA48

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維材料からなる基布の少なくとも1表
    面に、ポリアルキレングリコール残基(PAG)、アル
    キレングリコール残基(AG)、およびジカルボン酸残
    基(DC)からなるポリエーテル−エステル系エラスト
    マー(PEE)が被覆された防水布帛であって、該被覆
    層が2層構造を有し、かつ基布に接する層を形成するP
    EE(PEEA)と外気側の層を形成するPEE(PE
    EB)が下記(a)〜(e)の要件を同時に満足するこ
    とを特徴とする防水布帛。 (a)PEEAおよびPEEBにおいて、PAGがとも
    にポリテトラメチレングリコール残基を90重量%以上
    含んでいること。 (b)PEEBの融点が130℃以上であること。 (c)PEEAの融点がPEEBの融点より20℃以上
    低いこと。 (d)PEEAからなる層の厚さとPEEBからなる層
    の厚さの合計が、5〜50μmの範囲にあること。 (e)全被覆層中に占めるPEEAの割合が、5〜60
    重量%の範囲にあること。
  2. 【請求項2】 PEEAおよびPEEBにおいて、DC
    がともにテレフタル酸残基、イソフタル酸残基、ナフタ
    レン−2,6−ジカルボン酸残基、これらの誘導体残基
    からなる群より選択された少なくとも1種である請求項
    1記載の防水布帛。
  3. 【請求項3】 PEEAおよびPEEBにおいて、PA
    Gの数平均分子量がともに600〜8000の範囲にあ
    る請求項1または請求項2に記載の防水布帛。
  4. 【請求項4】 PEEAおよびPEEBにおいて、PA
    GとAGおよびDCとの重量比(PAG:(AG+D
    C))がともに、30:70〜70:30の範囲にある
    請求項1〜3のいずれかに記載の防水布帛。
  5. 【請求項5】 防水布帛の耐水圧が、10kPa(10
    20mmH2O)以上である請求項1〜4のいずれかに
    記載の防水布帛。
  6. 【請求項6】 防水布帛の剥離強度が、8N/25mm
    以上である請求項1〜5のいずれかに記載の防水布帛。
  7. 【請求項7】 有機溶剤に、PAG、AGおよびDCか
    らなるポリエーテル−エステル系エラストマー(PEE
    A)を、有機溶剤の重量に対して、2〜30重量%溶解
    させた溶液を準備し、該溶液を繊維材料からなる基布の
    少なくとも1表面に、0.5〜20g/m2の量でコー
    トした後、有機溶剤を除去して基布の表面にPEEAか
    らなる層を形成する工程と、有機溶剤に、PAG、AG
    およびDCからなるポリエーテル−エステル系エラスト
    マー(PEEB)を、有機溶剤の重量に対して、2〜3
    0重量%溶解させた溶液を準備し、該溶液を前記PEE
    Aからなる層の上に5〜30g/m2の量でコートした
    後、有機溶剤を除去することによりPEEAからなる層
    の上にPEEBからなる層を積層する工程を含むことを
    特徴とする防水布帛の製造方法。
  8. 【請求項8】 基布の少なくとも1表面に、PEEAか
    らなる層とPEEBからなる層を形成したのち、PEE
    Aからなる層のみ熱溶解させる工程を含む請求項7に記
    載の防水布帛の製造方法。
  9. 【請求項9】 有機溶剤が、ジメチルホルムアルデヒ
    ド、ジオキサン、1,3−ジオキソラン、トルエン、ク
    ロロホルム、塩化メチレン、これらの混合物の群より選
    択される少なくとも1種である請求項7または請求項8
    に記載の防水布帛の製造方法。
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