JP2003298188A - 分布ブラッグ反射器および面発光レーザ素子および面発光レーザアレイおよび光インターコネクションシステムおよび光通信システム - Google Patents
分布ブラッグ反射器および面発光レーザ素子および面発光レーザアレイおよび光インターコネクションシステムおよび光通信システムInfo
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Abstract
ラッグ反射器を提供する。 【解決手段】 本発明の分布ブラッグ反射器(DBR)
は、屈折率が大なる第1の半導体層1と屈折率が小なる
第2の半導体層2とが交互に積層され、屈折率が大なる
第1の半導体層1と屈折率が小なる第2の半導体層2と
の間に、第1の半導体層1の屈折率と第2の半導体層2
の屈折率との間の屈折率値をとる材料層3が設けられて
いるものであって、この分布ブラッグ反射器の設計反射
波長は1.1μmよりも長波であり、前記材料層3は厚
さが5nm乃至50nmの範囲であることを特徴として
いる。
Description
器および面発光レーザ素子および面発光レーザアレイお
よび光インターコネクションシステムおよび光通信シス
テムに関する。
として0.85μm帯〜0.98μm帯に反射帯域を有
する分布ブラッグ反射器(DBR)が知られている。ま
た、これを用いた同波長帯の面発光レーザが知られてい
る。
料を夫々1/4光学波長の厚さに交互に積層して構成さ
れ、界面での光波の多重反射を利用し、99.9%以上
もの高い反射率を得ることが可能である。
が低く、高速動作が可能であり、また、2次集積化が容
易であることから、光インターコネクション,画像処理
システムの光源として好適であり、注目されている。面
発光レーザ素子は、光学利得を生じる領域が共振領域中
の一部分のみであり、また、共振器長が短いことから、
99.9%以上の高い反射率を有する共振器ミラーが必
要であり、この共振器ミラーとして分布ブラッグ反射器
が好適である。分布ブラッグ反射器の材料としては、例
えば、半導体材料や誘電体材料等が挙げられるが、特に
半導体材料による分布ブラッグ反射器は通電が可能であ
り、面発光レーザ等のレーザ素子への応用に適してい
る。
て、GaAsを基板に用いたAlGaAs系材料による
0.85μm帯及び0.98μm帯の素子が公知であ
り、この材料系では、AlGaAs材料による半導体分
布ブラッグ反射器が共振器ミラーとして用いられてい
る。
射器は、Al組成の異なる2種のAlGaAs層から構
成され、低屈折率層としてAl組成の大きい半導体層
(例えばAlAs層)が用いられ、高屈折率層としてA
l組成の小さな半導体層(例えばGaAs層)が用いら
れている。典型的な面発光レーザ素子の例では、活性層
を挟み、それぞれp型,n型にドープされた分布ブラッ
グ反射器が設けられ、光波の閉じ込めと活性領域へのキ
ャリアの注入が行われるが、これらの2種の導電型の分
布ブラッグ反射器の中でも、p型分布ブラッグ反射器は
Al組成の異なる半導体層によるヘテロ界面の影響のた
めに、電気抵抗が高いことが問題となっている。
布ブラッグ反射器の電気抵抗を低減するために、例え
ば、0.98μm帯等の面発光レーザ素子において、文
献「Photonics Technology Le
tters Vol.2, No.4, 1990,
p.p.234−236、Photonics Tec
hnology Letters Vol.4, N
o.12, 1992,p.p.1325−1327」
等のように、分布ブラッグ反射器を構成するAl組成の
異なる2種の層の間に、これらの中間のAl組成を有す
る組成傾斜層等のヘテロ障壁緩衝層を設けることが知ら
れている。
AlGaAs系半導体材料では、活性層の格子歪による
問題から、GaAs基板上に1.1μmよりも長波で発
振するレーザを作製することが非常に困難であり、従
来、この材料系による1.1μmより長波の面発光レー
ザ素子は検討されていなかった。
素子としては、InPを基板としたInGaAsP系材
料を用いたものが主に検討されており、この材料系によ
る面発光レーザ素子の作製の例が報告されている。この
材料系においても、同様にヘテロ界面による高抵抗化の
問題があるものの、元々、分布ブラッグ反射器の材料と
なるInGaAsP系材料間の屈折率差がAlGaAs
系材料に比べて非常に小さく、また、熱伝導性が悪いな
ど材料的な問題によって、良質な分布ブラッグ反射器を
得ることが難しいという課題がある。また、半導体分布
ブラッグ反射器の代わりに誘電体材料による分布ブラッ
グ反射器を用いることも可能であるが、横方向からの電
流注入が必要になり、構造が複雑になる上に動作電圧が
高くなるという問題がある。また、InPを基板とした
場合にAl(Ga)As層を用いた選択酸化プロセスを
用いることが困難であり、酸化アパーチャーによって横
モード制御された特性の優れた面発光レーザ素子を得る
ことが難しい等の問題がある。
InP基板上において、従来、1.1μmよりも長波長
帯における実用レベルの面発光レーザ素子は得られてい
なかった。石英ファイバを用いた光通信では、1.3μ
m帯及び1.5μm帯で発振する面発光レーザ素子が好
適であるが、従来、実用レベルの通信用途の面発光レー
ザ素子は得られていない。
ける長波長帯の面発光レーザ素子として、高歪結晶の成
長条件の検討、または、活性層材料自体の検討により、
GaAs基板上において1.1μmよりも長波の面発光
レーザ素子の検討がなされ始めている。ところが、上述
したように、従来では、GaAs基板上におけるこの波
長帯での面発光レーザの例は無く、1.1μmよりも長
波長帯域における分布ブラッグ反射器及び組成傾斜層の
詳細な検討は、いまだになされていない。
において、電気特性(低い電気抵抗)及び光学特性(高
い反射率)の両方に優れた半導体分布ブラッグ反射器、
及びこれを反射鏡ミラーとした、特性の優れた面発光レ
ーザ素子を得ることは難しい。
の高い1.1μmよりも長波帯の分布ブラッグ反射器お
よび面発光レーザ素子および面発光レーザアレイおよび
光インターコネクションシステムおよび光通信システム
を提供することを目的としている。
に、請求項1記載の発明は、屈折率が大なる第1の半導
体層と屈折率が小なる第2の半導体層とが交互に積層さ
れ、屈折率が大なる第1の半導体層と屈折率が小なる第
2の半導体層との間に、第1の半導体層の屈折率と第2
の半導体層の屈折率との間の屈折率値をとる材料層が設
けられている分布ブラッグ反射器において、前記分布ブ
ラッグ反射器の設計反射波長は1.1μmよりも長波で
あり、前記材料層は厚さが5nm乃至50nmの範囲で
あることを特徴としている。
なる第1の半導体層と屈折率が小なる第2の半導体層と
が交互に積層され、屈折率が大なる第1の半導体層と屈
折率が小なる第2の半導体層との間に、第1の半導体層
の屈折率と第2の半導体層の屈折率との間の屈折率値を
とる材料層が設けられている分布ブラッグ反射器におい
て、前記分布ブラッグ反射器の設計反射波長は1.1μ
mよりも長波であり、前記材料層は厚さが20nm乃至
50nmの範囲であることを特徴としている。
なる第1の半導体層と屈折率が小なる第2の半導体層と
が交互に積層され、屈折率が大なる第1の半導体層と屈
折率が小なる第2の半導体層との間に、第1の半導体層
の屈折率と第2の半導体層の屈折率との間の屈折率値を
とる材料層が設けられている分布ブラッグ反射器におい
て、前記分布ブラッグ反射器の設計反射波長は1.1μ
mよりも長波であり、前記材料層は厚さが30nm乃至
50nmの範囲であることを特徴としている。
載の分布ブラッグ反射器において、分布ブラッグ反射器
を構成する屈折率が小なる第2の半導体層と屈折率が大
なる第1の半導体層は、AlAs,GaAs,またはA
lGaAs混晶で形成され、屈折率が大なる第1の半導
体層と屈折率が小なる第2の半導体層とのAl組成の差
が0.8未満であることを特徴としている。
載の分布ブラッグ反射器において、分布ブラッグ反射器
を構成する屈折率が小なる第2の半導体層と屈折率が大
なる第1の半導体層は、AlAs,GaAs,またはA
lGaAs混晶で形成され、屈折率が大なる第1の半導
体層と屈折率が小なる第2の半導体層とのAl組成の差
が0.8以上である事を特徴としている。
なる第1の半導体層と屈折率が小なる第2の半導体層と
が交互に積層され、屈折率が大なる第1の半導体層と屈
折率が小なる第2の半導体層との間に、第1の半導体層
の屈折率と第2の半導体層の屈折率との間の屈折率値を
とる材料層が設けられている分布ブラッグ反射器におい
て、前記分布ブラッグ反射器の設計反射波長は1.1μ
mよりも長波であり、前記材料層は、厚さが、分布ブラ
ッグ反射器の設計反射波長λ[μm]に対して、(50
λ−15)[nm]以下であることを特徴としている。
載の分布ブラッグ反射器において、材料層は、厚さが2
0nm以上であることを特徴としている。
載の分布ブラッグ反射器において、材料層は、厚さが3
0nm以上であることを特徴としている。
共振器ミラーとを有する面発光レーザ素子において、共
振器ミラーには請求項1乃至請求項8のいずれか一項に
記載の分布ブラッグ反射器が用いられることを特徴とし
ている。
記載の面発光レーザ素子において、活性層の材料がGa
NAs,GaInAs,GaInNAs,GaAsS
b,GaInAsSb,GaInNAsSbのいずれか
であることを特徴としている。
または請求項10記載の面発光レーザ素子が複数個配列
されて構成されていることを特徴とする面発光レーザア
レイである。
または請求項10の面発光レーザ素子、または、請求項
11記載の面発光レーザアレイを用いたことを特徴とす
る光インターコネクションシステムである。
または請求項10の面発光レーザ素子、または、請求項
11記載の面発光レーザアレイを用いたことを特徴とす
る光通信システムである。
基づいて説明する。
R)は、屈折率が大なる第1の半導体層と屈折率が小な
る第2の半導体層とが交互に積層され、屈折率が大なる
第1の半導体層と屈折率が小なる第2の半導体層との間
に、第1の半導体層の屈折率と第2の半導体層の屈折率
との間の屈折率値をとる材料層が設けられているもので
あって、この分布ブラッグ反射器の設計反射波長は1.
1μmよりも長波であり、前記材料層は厚さが5nm乃
至50nmの範囲であることを特徴としている。
される。すなわち、図1には、一例として、AlAs/
GaAsの24ペアの積層によるDBRの反射スペクト
ルが示されている。ここで、AlAs層,GaAs層の
厚さは、それぞれ、93.8nm,79.3nmであ
り、1.1μmの1/4nの厚さに相当している。な
お、nは波長1.1μmにおけるGaAs層,AlAs
層のそれぞれの屈折率である。このように、DBRの各
層の厚さをある波長λの1/4nとすると、波長λ付近
で最も広帯域に高い反射率を得ることができる。本発明
では、このλを設計反射波長と呼ぶ。
は、反射率を高く保ったまま、設計反射波長が1.1μ
mよりも長波の分布ブラッグ反射器の抵抗を効果的に低
減する機能を有している。
布ブラッグ反射器(DBR)の一例を示す図である。図
2,図3の例では、分布ブラッグ反射器(DBR)は、
屈折率が大なる第1の半導体層1としてGaAs層が用
いられ、また、屈折率が小なる第2の半導体層2として
AlAsが用いられ、材料層3として組成傾斜層(例え
ば、厚さが30nm)が用いられ、AlAs層,組成傾
斜層,GaAs層が周期的に繰り返し積層されて構成さ
れている。具体的に、図2,図3の例では、組成傾斜層
としてAlGaAsが用いられ、組成傾斜層は線形組成
傾斜層として形成されている。
反射波長(λ)は1.3μmであり、波長1.3μmに
対するAlAs層2、GaAs層1のλ/4n、厚さは
それぞれ、111.6nm、95.2nmである。ここ
で、nは、波長1.3μmに対する、夫々の半導体層の
屈折率である。図2,図3のDBRは、上記の厚さか
ら、上述の線形組成傾斜層3(厚さが30nm)の光学
長に相当する分の各半導体層の光学長を減じるように厚
さを調整している。また、夫々の半導体層は、AlAs
層2が2E18cm-3、GaAs層1が1E18c
m-3、線形組成傾斜層3が2E18cm-3となるよう
に、p型ドーピングが行われている。
は、略バルク抵抗値程度まで低くされており、非常に低
い値であり、設計反射波長が1.3μmと従来の0.8
5μm帯の分布ブラッグ反射器に比べ長波であるので、
DBRを構成する層の厚さが厚く、線形組成傾斜層によ
る反射率の低減の影響は少なく、光学特性は良好であっ
た。以上のように、従来に比べて低抵抗で高反射率な分
布ブラッグ反射器を得ることができた。ここで、材料層
3として、線形組成傾斜層を用いたが、材料層3として
は、この他にも非線形に変化させたものであっても良い
し、また、組成が少しづつ異なる複数の層によって構成
されたものであっても良い。
定反射波長を1.1μm帯以上と、従来の0.85μm
帯、0.98μm帯に比べて長波に設定し、材料層の厚
さを5nm乃至50nmの範囲としている。
ると、DBRを構成する各層(第1の半導体層1,第2
の半導体層2)の厚さは従来の0.85μm帯に比べて
約1.5倍程度厚くなり、材料層3の厚さの占める相対
的な割合を小さくできる。また、反射波長を1.5μm
帯等のように長波にするに従い、材料層3の厚さの占め
る相対的な割合をさらに小さくすることができる。この
ように、DBRを構成する各層(第1の半導体層1,第
2の半導体層2)の厚さは、波長に比例し、長波長化と
ともに厚くなるので、長波長帯では材料層3の影響は小
さくなり、反射率の低下等の影響を低減できる。
によるものであるので、低抵抗化に必要な材料層3の厚
さは、波長帯に依らず、用いる材料系によって決まって
いるので、0.85μm帯であっても、また、1.1μ
mよりも長波長帯域であっても、電気抵抗値をバルク抵
抗値程度までに低減するのに必要な材料層の厚さは同じ
であり、反射波長が長くなった分、材料層3に許容され
る厚さは厚くなる。このように、従来と同じ厚さの材料
層3を設ける場合には、反射率の低下は小さくなり、ま
た、従来と同量の反射率値の低下を許容する場合には、
電気抵抗を十分低くすることができる。
0nmの範囲では次のような効果を得ることができる。
図4には、例として、図3に示す線形組成傾斜層3に関
して、0.88μm帯と1.3μm帯のDBRの反射率
と材料層(線形組成傾斜層)3の厚さとの関係が示され
ている。
88μmとしたのは、それぞれの帯域で同じDBRを構
成する材料層によって特性比較を行うためであり、Ga
Asは0.87μmよりも短波の光を吸収してしまうか
らである。図4では、屈折率が大の層にGaAs層を用
い、屈折率が小の層にAlAs層を用いている。
の例として、AlGaAs系半導体材料について示した
のは、特にこの材料系が分布ブラッグ反射器の材料とし
て次のような優れた性質を有しているからである。すな
わち、AlGaAs系半導体材料は、安価に且つ容易に
入手なGaAs基板上に略格子整合して結晶成長が可能
であり、他の半導体材料系に比べて優れた放熱性を有し
ている。また、混晶を形成する元になる2元材料のGa
AsとAlAsとの間の屈折率差が、例えば1.3μm
帯において0.5程度と大きく、他の半導体材料系に比
べて少ない積層ペア数で高い反射率を得ることができ
る。
99.9%を初めて超える積層ペア数は、0.88μm
帯が18ペア、1.3μm帯が23ペアであり、図4に
はこの前述のペア数を有した各波長帯に対するDBRの
組成傾斜層の厚さと反射率との関係が示されている。
成がGaAsからAlAsへ線形に変化している線形組
成傾斜層を用いる場合を示したが、材料層3としては、
この他にも、組成の変化率が非線形であってもよく、ま
た連続的に変化させずに、組成を離散的に変化させた1
つ以上の層から構成されるものであっても良く、また、
これらの組み合わせであっても良い。
DBRを用いる場合には、素子の低閾値電流化に高反射
率のDBRを用いることが重要であり、組成傾斜層よる
反射率の影響が少ないことが重要になる。
したものである。
たものであるが、1.3μm帯では組成傾斜層3の厚さ
5nmまでは殆ど反射率の低下は見られない。しかし、
0.88μm帯では、組成傾斜層3の厚さ5nmから反
射率値の低下が見られ始めている。面発光レーザ素子は
共振器長が短く、ミラーによる反射損失の影響が非常に
大きいので、僅かな反射率値の低下であっても閾値電流
値に大きな影響を与える。
線形組成傾斜層を有する1.3μmの反射波長を持つA
lAs/GaAs DBRのゼロバイアス付近における
抵抗率(dV/dJ:電圧V[V]の電流密度J[A/
cm2]による微分)[Ωcm2]を示す図である。但
し、積層ペア数は4ペアである。なお、図5は対数表
示、図6は線形表示である。また、図5,図6におい
て、破線は、バンド不連続の影響を考慮しないでバルク
の抵抗値から見積もった結果を示している。DBRのp
型ドーピング密度はそれぞれの層に対し1E18[cm
-3]と一様とした。
抗率が低減していく様子が示されているが、1.3μm
帯では組成傾斜層3の相対的な割合が小さいので、表1
及び図5のように、組成傾斜層の厚さが5nmであれば
反射率へ殆ど影響を及ぼすことなく、電気抵抗を2桁程
度低減することが可能である。反射波長が更に長波の場
合は、より厚い組成傾斜層を設けることができるので、
反射率に影響を与えることなく低抵抗化を行うことがで
きる。しかし、これより薄い場合は図5のように低抵抗
化の効果が殆ど得られないので、組成傾斜層の厚さとし
ては不十分である。
布ブラッグ反射器(組成傾斜層の厚さが0nmの分布ブ
ラッグ反射器)では、抵抗率が1Ωcm2と非常に高抵
抗であり、現実的な問題として例えば面発光レーザ素子
の反射鏡ミラーとして用いた場合に、20ペア以上積層
した分布ブラッグ反射器を通し素子に通電させることは
困難である。また、通電させるためには非常に高い電圧
を必要とする。従って、このような分布ブラッグ反射器
を、面発光レーザ素子等の電流駆動光素子に応用するこ
とは困難である。しかしながら、上述のように5nmの
厚さの組成傾斜層を設けた場合には、組成傾斜層を設け
ない場合に比べて電気抵抗率を約2桁程度低減すること
が可能になる。これによって、素子の通電が容易にな
り、発振が可能となる。更に、通電に必要な電圧も低減
するので、素子の破壊,故障等の、信頼性に関する諸問
題も大きく改善する。更に表1の様に、反射率の低下は
殆ど無いので、低い閾値電流密度で発振を得ることが可
能となる。
帯域で反射特性に影響を与えないで低抵抗化が行える組
成傾斜層厚さの下限と考えることができる。従って、材
料層3(本例では組成傾斜層)の厚さは5nm以上とす
ることが適切である。
抵抗率は急激に低減し、これに伴って素子の動作電圧,
素子発熱が減少する。従って、発振を維持できる温度、
及び得られる出力は増加する。
る場合、図4のように0.88μm帯で設けることので
きる組成傾斜層の厚さは20nmに限られるのに対し、
1.3μm帯では組成傾斜層の厚さを50nmの厚さに
することができる。また、図5のように電気抵抗値は厚
さ50nmまでは効果的に低抵抗化するものの、50n
mでバルク抵抗値の1.05倍程度となり、これ以上の
厚さでは飽和傾向を示しはじめる。しかし、反射率は組
成傾斜層の厚さが増すに従い急激に低下を始め、50n
m以上で99.8%以下にまで低下してしまうので、こ
れら両方の特性を同時に良好に満たす組成傾斜層の厚さ
の範囲として、50nm以内が実用上の意味を持つ厚さ
と考えられる。
が図7である。図7は組成傾斜層の厚さtに対する反射
率Rの変化(|dR/dt|)を示した図である。図7
に示した接線と比較すると、組成傾斜層の厚さが50n
m以上から急激に反射率の変化が大きくなる様子が分か
る。素子の発振閾値電流はこれに対応して急激に増加し
始める。
nm以下の厚さの組成傾斜層を設けた設計反射波長1.
3μmの分布ブラッグ反射器では、ヘテロ界面の影響に
よる抵抗を有効に低減することが可能であり、また、高
い反射率を同時に得ることができる。これを用いた面発
光レーザ素子では、現実的な駆動条件において、容易に
低閾値電流での発振を得ることが可能である。
は、光出力側のミラー反射率を小さく設定し、光出力を
得やすく設計する必要がある。また、高出力(高注入領
域)まで、安定に発振させるためには、素子発熱を抑え
て、熱による出力飽和点を高く設定する必要がある。5
0nmのように比較的厚い材料層3(本例では、組成傾
斜層)を設けたDBRは、これらの条件を満たしている
ので、高出力用途などに適している。
を5nm〜50nmの範囲で、目的に応じ、適切に選ぶ
ことで、反射特性,電気特性がそれぞれ優れたDBRを
得ることができる。
屈折率が小である第2の半導体層2をAlAs層、屈折
率が大である第1の半導体層1をGaAs層としたが、
AlGaAs系材料ではAl組成増加に伴って、屈折率
が小さくなる。従って、Al組成の異なる2種のAlG
aAs層によってDBRを構成することができるので、
上述の例の他にも、一方、又は両方の層にAlGaAs
混晶を用いたDBRに本発明を適用しても良い。しか
し、DBRを構成する2種の層の屈折率差が大きい程、
少ない積層ペア数で高いの反射率を得ることができるの
で、反射特性的には2種の層のAl組成の違いが大きい
ことが望ましい。図2,図3の例の構造は、AlAsと
GaAsによる最も屈折率差が大きくなる組み合わせを
示したものである。このようなAl組成の違いが大きな
組み合わせでは、ヘテロスパイクの原因となる価電子帯
バンド不連続量も大きくなるので、良好な反射特性が得
られる反面、より高抵抗化し易しいという問題がある。
つまり、前述した課題が最も深刻になる組み合わせであ
る。このような場合に、屈折率値が小と大の中間の値を
とる材料層を設けることが特に重要となるが、特にこの
場合は価電子帯バンド不連続量が大きいので、低抵抗化
には十分な厚さの前記小と大の中間の値をとる材料層を
設けることが必要となる。しかし、従来の0.85μm
帯等のDBRではこれが困難であった。これに対し、本
発明の分布ブラッグ反射器では、図2,図3のような材
料を用いた場合でも、高い反射率と低い抵抗値とを同時
に得ることができる。
R)は、屈折率が大なる第1の半導体層と屈折率が小な
る第2の半導体層とが交互に積層され、屈折率が大なる
第1の半導体層と屈折率が小なる第2の半導体層との間
に、第1の半導体層の屈折率と第2の半導体層の屈折率
との間の屈折率値をとる材料層が設けられている分布ブ
ラッグ反射器において、前記分布ブラッグ反射器の設計
反射波長は1.1μmよりも長波であり、前記材料層は
厚さが20nm乃至50nmの範囲であることを特徴と
している。
は、反射率を高く保ったまま、設計反射波長が1.1μ
mよりも長波の分布ブラッグ反射器の電気抵抗を効果的
に低減する機能を有している。
1.1μm以上の長波長帯DBRの組成傾斜層の厚さ
を、20nmから50nmとしている。ここで、再び、
図5を詳細に見ると、抵抗率は初め組成傾斜層の厚さの
増加と伴に急激に低減し、やがてバルクの抵抗率に次第
に漸近していく様子が分かる。図5のDBRでは抵抗率
の減少が飽和し始める組成傾斜層の厚さは約20nmで
ある。組成傾斜層の厚さが20nmの場合の抵抗率はバ
ルク抵抗値の凡そ倍程度と非常に低減されている。従っ
て、このように組成傾斜層の厚さを20nm以上、50
nm以下の範囲とすることによって、ほぼバルク程度に
抵抗率が低減されたDBRを得ることができる。
R)は、屈折率が大なる第1の半導体層と屈折率が小な
る第2の半導体層とが交互に積層され、屈折率が大なる
第1の半導体層と屈折率が小なる第2の半導体層との間
に、第1の半導体層の屈折率と第2の半導体層の屈折率
との間の屈折率値をとる材料層が設けられている分布ブ
ラッグ反射器において、前記分布ブラッグ反射器の設計
反射波長は1.1μmよりも長波であり、前記材料層は
厚さが30nm乃至50nmの範囲であることを特徴と
している。
は、反射率を高く保ったまま、設計反射波長が1.1μ
mよりも長波の分布ブラッグ反射器の電気抵抗を効果的
に低減する機能を有している。
布ブラッグ反射器(DBR)の一例を示す図である。図
8,図9の例では、分布ブラッグ反射器(DBR)は、
屈折率が大なる第1の半導体層1としてGaAs層が用
いられ、また、屈折率が小なる第2の半導体層2として
Al0.8Ga0.2As層が用いられ、また、材料層3とし
て組成傾斜層(例えば、厚さが30nm)が用いられ、
AlAs層,組成傾斜層,GaAs層が周期的に繰り返
し積層されて構成されている。具体的に、図8,図9の
例では、組成傾斜層は放物線形状組成傾斜層(例えばA
lGaAs放物線形状組成傾斜層)として形成されてい
る。
帯側エネルギーが禁則帯幅の広いAl0.8Ga0.2As層
に向けて、下に凸となるように設けられている。
反射波長(λ)は1.5μmであり、波長1.5μmに
対するAl0.8Ga0.2As層、GaAs層のλ/4n、
厚さはそれぞれ、110.8nm、125.5nmであ
る。ここで、nは、波長1.5μmに対する、夫々の半
導体層の屈折率である。図8,図9のDBRは、上記の
厚さから、上述の放物線形状組成傾斜層3(厚さが50
nm)の光学長に相当する分の各半導体層の光学長を減
じるように厚さを調整している。また、ここで、低屈折
率層を例えばAl0.6Ga0.4As層とすると、後述の第
8の実施形態の例に相当するものとなる。この場合、
1.5μmに対するAl0.6Ga0.4As層のλ/4n厚
さは121.7nmである。
GaAs層、放物線形状組成傾斜層のそれぞれが5E1
7cm-3となるように一様にp型ドーピングがなされて
いる。
度は5E17cm-3と従来の分布ブラッグ反射器と比べ
低い値としたが、50nmと従来に比べ厚い組成傾斜層
を設けたことにより、抵抗値は略バルクの値程度まで低
されており、低い値が得られた。また、ドーピング密度
を低く設定したことによって、価電子帯間による光吸収
も少なく、吸収損失の少ない分布ブラッグ反射器を得る
ことができる。また設計反射波長が1.5μmと従来の
0.85μm帯の分布ブラッグ反射器に比べ非常に長波
であるので、反射率を高く保ったまま容易に50nmと
非常に厚い放物線形状組成傾斜層を設けることができ
る。この結果、光学特性も良好なものとなる。以上のよ
うに、従来に比べて低抵抗で高反射率な分布ブラッグ反
射器を得ることができる。
傾斜層を用いたが、材料層3としては、この他のもので
あっても良い。また、DBRの設計反射波長も、1.5
μm以外であっても良いし、低屈折率層のAl組成も他
の値であっても良い。また、各半導体層毎に異なったド
ーピング密度としても良い。
1.1μm以上の長波長帯DBRの組成傾斜層の厚さ
を、30nm乃至50nmとしている。図5のように組
成傾斜層の厚さを増していくと、DBRの抵抗率はある
厚さまで急激に低減する。この急激な抵抗率の減少が見
られる組成傾斜層の厚さは、DBRのドーピング密度に
も関係している。例えば、図10は図4のAlAs/G
aAs DBRにおいて、各層のドーピング濃度を7E
17cm-3とした場合の結果を示した図である。図10
のようにドーピング密度が低い場合には、急激に抵抗率
がバルク抵抗率程度までに低減する組成傾斜層の厚さが
30nm程度と厚くなっており、これ以上の厚さではバ
ルク抵抗率へと直線的に変化している。特に、p型DB
Rでは、自由キャリア吸収に加えて、価電子帯間の光吸
収により正孔密度(ドーピング密度)が高くなると光吸
収が増加し、レーザ素子等では発振閾値電流の増加等の
原因となるので、光学特性的にはキャリア密度が低い方
が好ましい。また、価電子帯間吸収は長波長の光に対し
て顕著となるので、特に1.1μm以上の波長帯では、
吸収損失を低く抑えることが重要である。更に、従来の
1E18cm-3を超えるドーピング密度を有した層を含
んだDBRでは、吸収損失を低減させることが難しい。
1の半導体層(屈折率が大)、及び第2の半導体層(屈
折率が小)、又は材料層(組成傾斜層)のいずれか、又
は全ての層のドーピング密度を、意図して低く(1E1
8cm-3以下)とする場合がある。しかし、このように
ドーピング密度を低減したDBRでは、空欠層の広がり
が大きくなることによりヘテロ界面の影響がより顕著と
なって、電気抵抗が増加する傾向にある。例えばこのよ
うな理由からドーピング密度をやや低めとした場合に、
ヘテロ界面の影響を緩和し抵抗値を低減するには、より
厚い組成傾斜層が必要であり、図10の結果を参照する
と、特に30nm以上の厚さからその効果が顕著に現れ
るものである。更にドーピング密度を低減した場合に
は、厚さのより厚い組成傾斜層が必要となるが、40n
m,50nm等の上記の範囲内の厚さを有した組成傾斜
層を設けることにより、ヘテロ界面の影響を効果的に低
減することが可能となる。また、DBRを構成する層を
AlAsの他にAlGaAs等とした場合にも同様のこ
とがいえる。
の4ペアDBRの抵抗値を図10と同様に計算した図で
ある。図11では、各層のドーピング密度を更に低く設
定し、5E17cm-3としているが、この場合も組成傾
斜層の厚さが30nm以上から抵抗率はバルク抵抗率と
同程度となることが分かる。例えば前述のような理由か
ら、DBRを構成する第1の半導体層(屈折率が大)、
及び第2の半導体層(屈折率が小)、又は材料層(組成
傾斜層)のいずれか、又は全ての層のドーピング密度を
従来に比べて小さく(1E18cm-3以下に)設定した
DBRでは、30nmの組成傾斜層の厚さが電気抵抗率
が飽和し始めるおよその境の厚さとなっている。従っ
て、DBRを構成する少なくとも一層のドーピング密度
が1E18cm-3以下であるような場合は、上述のよう
に、厚さが30nm乃至50nmの範囲の組成傾斜層を
用いることにより、抵抗値を効果的に低減することがで
きる。
は、ドーピング密度をこれよりも高くしたDBRにおい
ても効果的に低抵抗化できる厚さであり、DBRを含む
全ての層が1E18cm-3以上にドーピングされている
場合に用いられていても良い。しかし、特に、1E18
cm-3以下のドーピング密度、及び30nm乃至50n
mの組成傾斜層の厚さの範囲で、これらを適切に選択す
ることによって、吸収損失と電気抵抗との両方を同時に
低減させることが可能となる。
反射器を面発光レーザ素子の反射鏡ミラーとして用いる
ことによって、素子特性の優れた面発光レーザ素子を得
ることができる。また、前述のように、30nm乃至5
0nmという組成傾斜層の厚さは、従来の0.85μm
帯等において用いられるDBRでは設けることが困難で
あり、本発明の目的とする波長が1.1μm以上の長波
長帯におけるDBRにおいて、初めて光学的特性を低下
させることなく設けることが可能となるものである。
項2記載の分布ブラッグ反射器において、分布ブラッグ
反射器を構成する屈折率が小なる第2の半導体層と屈折
率が大なる第1の半導体層は、AlAs,GaAs,ま
たはAlGaAs混晶で形成され、屈折率が大なる第1
の半導体層と屈折率が小なる第2の半導体層とのAl組
成の差が0.8未満であることを特徴としている。
半導体材料によって構成された分布ブラッグ反射器にお
いて、分布ブラッグ反射器を構成する半導体層のAl組
成の差が0.8未満であるような場合に、1.1μmよ
りも長波長帯に設計反射波長を有する半導体分布ブラッ
グ反射器の反射率を高く保ったまま、電気抵抗を効果的
に低減することができる。
l組成の増加に対し、価電子帯エネルギーが単調に減少
し、Al組成の大きなAlGaAs混晶ほどGaAs単
結晶とのバンド不連続が大きく、ヘテロ界面に大きなポ
テンシャル障壁を形成し高抵抗化の原因となる。また、
価電子帯エネルギーの減少は、Al組成に対し略比例し
ており、Al組成の異なる半導体層間のバンド不連続量
は、Al組成の差に対応している。
波長とした4ペアのp型分布ブラッグ反射器の電気抵抗
率を組成傾斜層の厚さを変えて示した図である。図1
2,図13において、分布ブラッグ反射器は、高屈折率
層をGaAsとし、低屈折率層をAlAs,Al0.8G
a0.2As,Al0.6Ga0.4Asとした3種のものにつ
いて示した。また、各半導体層の厚さは材料の屈折率に
応じて設計波長の1/4光学厚さになるようにしてい
る。また、半導体層のドーピング密度は、全ての層に対
し、図12で5E17cm-3、図13で1E18cm-3
と一様にしている。なお、1E18cm-3というドーピ
ング濃度は、p型DBRのドーピングに用いられている
典型的な値である。AlGaAs層のAl組成の大きな
分布ブラッグ反射器ほど、組成傾斜層の厚さの薄い領域
で抵抗率が高く、また、バルク程度に低抵抗化するのに
も厚い組成傾斜層が必要である。例えば、Al0.6Ga
0.4AsとGaAsとでは、価電子帯でのバンド不連続
が300meV程度であり、また、Al0.8Ga0.2As
とGaAsとでは、価電子帯のバンド不連続量が400
meV程度である。
反射器の場合に抵抗率を効果的に低減するのに必要な組
成傾斜層の厚さは、ドーピング密度による依存もある
が、図12,図13の結果を併せて考えると、20nm
以上の厚さの組成傾斜層を設ければ良いことが分かる。
このように分布ブラッグ反射器を構成する半導体材料の
バンド不連続に注目して見た場合に、バンド不連続量が
400meV未満、つまりAl組成差が0.8未満の場
合においては、組成傾斜層の厚さ20nm以上が効果的
に抵抗を低減できる厚さである。
の増加は、障壁の高さ,幅以外にも、キャリアである正
孔の有効質量にも依存するが、重い正孔の有効質量は、
通常分布ブラッグ反射器として用いられるAlGaA
s,AlGaInP,GaInAsP系材料間では、電
子等の有効質量ほどの大きな差は無く、バンド不連続量
がヘテロ界面の抵抗の目安と考えることができる。従っ
て、価電子帯のバンド不連続量が400meV未満、つ
まりAl組成差が0.8未満であるような場合には、厚
さ20nm以上の組成傾斜層を用いることによって、よ
り効果的に電気抵抗率を低減することが可能となる。
は、前述したように、分布ブラッグ反射器の設計反射波
長を考慮して、反射率の減少が顕著とならない範囲の厚
さに選ぶことによって、電気的,光学的に特性の優れた
分布ブラッグ反射器を得ることができる。
項3記載の分布ブラッグ反射器において、分布ブラッグ
反射器を構成する屈折率が小なる第2の半導体層と屈折
率が大なる第1の半導体層は、AlAs,GaAs,ま
たはAlGaAs混晶で形成され、屈折率が大なる第1
の半導体層と屈折率が小なる第2の半導体層とのAl組
成の差が0.8以上であることを特徴としている。
半導体材料によって構成された分布ブラッグ反射器にお
いて、分布ブラッグ反射器を構成する半導体層のAl組
成の差が0.8以上であるような場合に、1.1μmよ
りも長波長帯に設計反射波長を有する半導体分布ブラッ
グ反射器の反射率を高く保ったまま、電気抵抗を効果的
に低減することができる。
帯のバンド不連続は500meV程度であり、AlAs
とGaAsからなる分布ブラッグ反射器の場合に抵抗率
を効果的に低減するのには、(ドーピング密度による依
存もあるが)更に厚い組成傾斜層が必要となる。図1
2,図13の結果を併せて考えた場合、30nm以上の
厚さの組成傾斜層を設ければ良いことが分かる。このよ
うに分布ブラッグ反射器を構成する半導体材料のバンド
不連続に注目して見た場合に、バンド不連続量が400
meV以上の場合には、組成傾斜層の厚さ30nm以上
が効果的に抵抗を低減できる厚さである。
前述の第4の実施形態において述べた関係があり、価電
子帯不連続量400meVは、Al組成差0.8以上に
対応する。従って、Al組成差が0.8以上であるよう
な場合には、組成傾斜層の厚さ30nm以上が効果的に
抵抗を低減できる厚さであり、この厚さの組成傾斜層を
設けることによって、効果的に電気抵抗率を低減するこ
とが可能となる。
は、前述したように、分布ブラッグ反射器の設計反射波
長を考慮して、反射率の減少が顕著とならない範囲の厚
さに選ぶことにより、電気的,光学的に特性の優れた分
布ブラッグ反射器を得ることができる。
率が大なる第1の半導体層と屈折率が小なる第2の半導
体層とが交互に積層され、屈折率が大なる第1の半導体
層と屈折率が小なる第2の半導体層との間に、第1の半
導体層の屈折率と第2の半導体層の屈折率との間の屈折
率値をとる材料層が設けられている分布ブラッグ反射器
において、前記分布ブラッグ反射器の設計反射波長は
1.1μmよりも長波であり、前記材料層は、厚さが、
分布ブラッグ反射器の設計反射波長λ[μm]に対し
て、(50λ−15)[nm]以下であることを特徴と
している。
は、反射率を高く保ったまま、設計反射波長が1.1μ
mよりも長波の分布ブラッグ反射器の抵抗を効果的に低
減する機能を有している。
至1.7μmの分布ブラッグ反射器について組成傾斜層
厚さと反射率の関係が示されている。分布ブラッグ反射
器は、高屈折率としてGaAsが用いられ、低屈折率層
としてAlAs層が用いられている。また、分布ブラッ
グ反射器のペア数は、夫々の波長において反射率が始め
て99.9%を超えるペア数としている。すなわち、
0.88μmでは18ペア、1.1μmでは22ペア、
1.3μmでは23ペア、1.5μmでは23ペア、
1.7μmでは24ペアである。また、図15には、図
14の反射率の組成傾斜層厚さに対する変化率(|dR
/dt|)が示されている。図14から、組成傾斜層の
厚さが厚くなるに従い、反射率が減少していく様子が分
かる。また、図15からは、反射率の減少率が、ある組
成傾斜層厚さから急激に増加する様子が分かる。図15
には、この様子を分かり易くするために、変化率の傾き
が更に直線で示されている。すなわち、図15中の直線
は、反射率が減少し始める厚さに対して変化率の接線を
引いたものである。例えば、設計反射波長1.3μmの
分布ブラッグ反射器に注目し図15を見れば、反射率の
変化率は組成傾斜層厚さ50nmから急激に大きくなる
ことが分かる。図14では、これに対応して、分布ブラ
ッグ反射器の反射率が急激に減少を始める。従って、例
えばこれを反射鏡とした面発光レーザ素子では、発振閾
値電流が急激に増加する。また、図15中に示すよう
に、この反射率の変化率が急激に増加する組成傾斜層の
厚さは、半導体分布ブラッグ反射器の設計波長帯によっ
て異なっている。つまり、より長波の設計反射波長の分
布ブラッグ反射器ほど、反射器を構成する各半導体層の
厚さが厚くなるので、同じ厚さの組成傾斜層に対しての
影響が少なくなる。
める組成傾斜層の厚さ(閾厚さ)は分布ブラッグ反射器
の設計反射波長によって異なるが、急激に増加し始める
変化率の閾値は波長にあまり依存せず、図15中に示す
ように、およそ0.09程度であることが分かる。
さを示すと次表(表2)のようになる。
線形の関係にあり、表2から、閾厚さt[nm]と分布
ブラッグ反射器の設計反射波長λ[μm]との関係を求
めると、次式(数1)の関係があることが分かる。
長λを有する分布ブラッグ反射器に対して、数1で決ま
る厚さt以下の厚さの材料層(組成傾斜層)を設けるこ
とにより、高い反射率を保った低抵抗な分布ブラッグ反
射器を得ることができる。なお、上述の例では、組成傾
斜層が線形組成傾斜層であるとしているが、組成傾斜層
としては、この他にも非線形なものを用いても良い。こ
の場合においても、同様な結果,効果を得ることができ
る。
の実施形態の分布ブラッグ反射器において、材料層の厚
さが20nm以上であることを特徴としている。
も、材料層は、反射率を高く保ったまま、設計反射波長
が1.1μmよりも長波の分布ブラッグ反射器の抵抗を
効果的に低減する機能を有している。
分布ブラッグ反射器の反射率を高く保つことができる組
成傾斜層と設計反射波長には数1の関係がある。
成傾斜層の厚さを厚くするほど、半導体へテロ界面の影
響を低減することが可能であり、より低抵抗な分布ブラ
ッグ反射器を得ることができる。また、組成傾斜層によ
る低抵抗化の効果は、分布ブラッグ反射器の材料と、ド
ーピング密度と、プロファイルとによって決まり、本質
的に反射波長帯域には依存しない。従って、低抵抗化の
効果が十分に得られる組成傾斜層には下限があり、十分
に低抵抗な分布ブラッグ反射器を得るためには、ある厚
さ以上の組成傾斜層を設ける必要がある。
一様にドープされた分布ブラッグ反射器では、組成傾斜
層の厚さが20nm未満では、分布ブラッグ反射器の抵
抗率はバルク抵抗率に対し桁違いに大きいが、20nm
以上からバルク抵抗率と同じオーダーにまで低減するこ
とが分かる。従って、上述のようなドーピング密度の場
合には、組成傾斜層の厚さを20nm以上とするのが電
気特性的に好ましい。従って、以上の結果から、分布ブ
ラッグ反射器の設計反射波長λ[μm]に対して、組成
傾斜層の厚さt[nm]を20≦t≦50λ−15の範
囲に選ぶことにより、電気的に十分に低抵抗で、光学的
にも高い反射率を保った特性の優れた分布ブラッグ反射
器を得ることができる。
の実施形態の分布ブラッグ反射器において、材料層は、
厚さが30nm以上であることを特徴としている。
は、反射率を高く保ったまま、設計反射波長が1.1μ
mよりも長波の分布ブラッグ反射器の抵抗を効果的に低
減する機能を有している。
ーの小さな光子に対しても、自由キャリアの増加ととも
に光吸収が増加する傾向があるが、加えて、p型半導体
ではキャリアである正孔の増加に従い価電子帯間吸収に
よる光吸収が顕著に生じる。また、この価電子帯間吸収
は、長波になるほど増加するので、設計反射波長が1.
1μmより長波であるような分布ブラッグ反射器では特
に問題であり、これらの光吸収は分布ブラッグ反射器の
反射率を低減させる原因となる。更に、これを反射鏡と
したレーザ素子では、光吸収によって閾値電流の増加、
効率の低下等を引き起こす。従って、光吸収の低減とい
う点においては、半導体層のドーピング密度は可能な限
り低いことが好ましい。しかしながら、ドーピング密度
を低減するに従ってヘテロ界面の空乏層は増加するの
で、界面のポテンシャル障壁の影響が大きくなり、抵抗
率を増加させる原因となる。
ドーピング密度を低減した半導体分布ブラッグ反射器に
おいて、抵抗率を低減させるためには、より厚い組成傾
斜層が必要となる。このような分布ブラッグ反射器とし
て、例えば5E17cm-3程度にドーピングを行った場
合には、図12の結果を見ると、組成傾斜層の厚さが3
0nm以上から、抵抗率がバルクと同程度まで低減する
ことが分かる。
ァイルとしては、様々な組み合わせが考えられ、その種
類は膨大である。しかしながら、少なくとも1つの半導
体層のドーピング密度が1E18cm-3未満である場合
には、同様な傾向を示す。何故ならば、ヘテロ界面にで
きるポテンシャル障壁は、ヘテロ界面に接する半導体層
のドーピング密度により、その高さ,障壁厚さが決ま
り、ドーピング密度が1E18cm-3以下と低い場合ほ
どヘテロ界面の影響が大きく、また、主にドーピング密
度が低いヘテロ界面により電気的特性が決まるからであ
る。本発明は、このように分布ブラッグ反射器を構成す
る半導体層のうち、少なくとも1つの半導体層のドーピ
ング密度が1E18cm-3未満であるようなものに対
し、大きな作用,効果を生じる。
密度の結果を示したが、1E17cm-3のオーダーにド
ーピングされた分布ブラッグ反射器では、これと略同様
の結果を示す。勿論、ドーピング密度はこれよりも更に
低い範囲であっても良く、その場合には組成傾斜層の厚
さを第6の実施形態の範囲で30nm以上とすること
で、同様に低抵抗化を行なうことができる。
反射波長λ[μm]に対して、材料(組成傾斜層)の厚
さt[nm]を30≦t≦50λ−15の範囲に選ぶこ
とにより、電気的に十分に低抵抗で、光学的にも高い反
射率を保った特性の優れた分布ブラッグ反射器を得るこ
とができる。
と、共振器ミラーとを有し、共振器ミラーには第1乃至
第8のいずれかの実施形態の分布ブラッグ反射器が用い
られることを特徴としている。
は、低電圧,高効率,高出力動作する。
光レーザ素子の共振器ミラー(反射ミラー)に第1乃至
第8のいずれかの実施形態の分布ブラッグ反射器を用い
ている。半導体材料による分布ブラッグ反射器として
は、AlGaAs材料(例えば、AlAs/GaAs材
料)を用いるものが、反射特性及び(電流狭窄のため
の)酸化プロセスとの整合性から、面発光レーザ素子の
共振器ミラー(反射ミラー)として非常に優れた特性を
備えている。
器を用いることで、従来の光通信,光伝送用途の0.8
5μm帯,0.98μm帯面発光レーザに比べ、低発振
閾値電流,低消費電力,高出力動作可能な光通信,光伝
送用途の面発光レーザ素子を得ることができる。特に、
1.3μm帯は、石英シングルモードファイバの零分散
帯であり、この帯域を発振波長とした面発光レーザ素子
と組み合わせることにより、高速なデータ通信が行え
る。また、波長1.5μm帯は波長多重通信(DWD
M)において重要な波長帯であり、この波長帯において
特性の優れた面発光レーザ素子が必要である。本発明の
第1乃至第8のいずれかの実施形態の分布ブラッグ反射
器を用いた面発光レーザ素子は、動作電圧が低く、効率
が高いため、これらの用途に対し好適な面発光レーザ素
子である。
の実施形態の面発光レーザ素子において、活性層の材料
がGaNAs,GaInAs,GaInNAs,GaA
sSb,GaInAsSb,GaInNAsSbのいず
れかであることを特徴としている。
は、低電圧,高効率,高出力,高温動作する。
性層の材料を、GaNAs,GaInAs,GaInN
As,GaAsSb,GaInAsSb,GaInNA
sSbのいずれかとしており、これらの材料は、GaA
s基板上に結晶成長が可能であり、反射率,熱伝導性,
プロセス制御(結晶成長や、Al(Ga)As混晶等の
選択酸化)の点において優れた特性を持つAlGaAs
系材料によるDBRを用いて、1.1μmよりも長波で
発振する面発光レーザ素子を得ることができる。特に、
波長1.3μm帯のレーザ素子と石英シングルモードレ
ーザとを組み合わせることによって、高速通信,高速伝
送が可能になる。また、波長多重通信で重要な1.5μ
m帯において特性の優れた素子を得ることができる。
InAs,GaInNAs,GaAsSb,GaInA
sSb,GaInNAsSb)の中でも、特にGaIn
NAs混晶材料は、キャリア閉じ込め層となるGaAs
層に対し、伝導帯のバンド不連続量が大きく、電子のオ
ーバーフローが低減できることから、高温まで安定な発
振を得ることができる。以上のように、本発明によれ
ば、光通信,光伝送用として好適な面発光レーザ素子を
得ることができる。このように活性層をGaInNAs
とすると、GaAs基板上に石英シングルモードファイ
バ通信で重要な1.3μm帯、波長多重通信で重要な
1,5μm帯を含む1.1μmよりも長波の面発光レー
ザ素子を得ることができる。
例を示す図である。図16の面発光レーザ素子は、Ga
InNAs混晶を活性層とした1.3μm帯に発振波長
を持つ素子である。すなわち、図16の素子は、n−G
aAs基板11上に、Al0. 8Ga0.2As/GaAs
36ペアn−DBR12、GaAsスペーサー層13、
GaInNAs多重量子井戸活性層14、GaAsスペ
ーサー層15、Al0. 8Ga0.2As/GaAs 26ペ
アp−DBR17、p−GaAsコンタクト層18が結
晶成長されている。また、p−DBR17中の発振光の
定在波の節にあたる位置にAlAs選択酸化層16が設
けられている。
し、n−DBR12までの各層が、エッチング除去さ
れ、エッチング側面から、AlAs層16を選択酸化し
酸化狭窄構造(電流狭窄構造)が設けられている。ここ
で、単一横モード発振が得られるように酸化狭窄径は5
μmとしている。そして、エッチングされた領域はポリ
イミド膜19で埋め込まれ、メサ中心部の光出射部20
以外の領域にp型オーミック電極21が形成され、ま
た、基板11の裏面にn型オーミック電極22が形成さ
れている。
0.1As/GaAsによって構成されている。
うに、Al0.9Ga0.1As層31,AlGaAs組成傾
斜層32,GaAs層33が所定のペア数で積層されて
構成されている。ここで、p−DBR17のAl0.8G
a0.2As層31が屈折率小の層(第2の半導体層)、
GaAs層33が屈折率大の層(第1の半導体層)にあ
たる。また、材料層として、Al組成を上記2層31,
33の一方の組成から他方の組成へと線形に変化させた
組成傾斜層32を用いた。組成傾斜層32の厚さは40
nmとした。また、p−DBR17は、キャリア密度が
8E17cm-3となるように一様にドーピングされてい
る。
閾値電流は、本発明のDBR(分布ブラッグ反射器)を
用いたことにより、非常に低い値を得ることができた。
また、特にドーピング密度を1E18cm-3とした素子
に比べても、素子の閾値電流密度は低く、また高い効率
を得ることができた。また、素子抵抗(p−DBR17
の抵抗)が低いことによって、素子発熱が少なく、熱に
よる出力の飽和点が高く、高出力を得ることができた。
また、活性層材料をGaInNAsとしたことで、Ga
As基板上に発振波長1.3μmを得ることができた。
素子は1.3μm帯で、基本横モード発振を実現し、特
性の優れた光通信用途の面発光レーザ素子を得ることが
できた。
振波長は1.1μmよりも長波であり、特に、活性層1
4をGaInNAsとすることにより、GaAs基板1
1上にファイバ通信で重要な1.3μm帯,1,5μm
帯を含む1.1μmよりも長波の面発光レーザ素子を得
ることができる。
9または第10の実施形態の面発光レーザ素子が複数個
配列されて構成されていることを特徴としている。
イは、低電圧,高効率,高出力,高温動作する。
述した本発明の面発光レーザ素子を複数個配列して面発
光レーザアレイを構成することができる。上述した本発
明の面発光レーザ素子の分布ブラッグ反射器(DBR)
は、従来の0.85μm帯,0.98μm帯面発光レー
ザ素子に比べて、分布ブラッグ反射器(DBR)の抵抗
が低く、面発光レーザ素子の動作電圧が低減している。
つまり、素子の消費電力,発熱が少なく、アレイのよう
に高密度に集積した場合に消費電力低減の効果は大き
い。また、発熱による素子間の干渉も少なく、特性,信
頼性の優れた面発光レーザアレイが得られる。
述した本発明の面発光レーザアレイによって、光インタ
ーコネクションシステムを構成することができる。
システムでは、設計反射波長を1.1μmより長波と
し、従来に比べて厚さが厚くかつ屈折率が小と大の間の
値をとる材料層を設けた抵抗値の小さい分布ブラッグ反
射器(DBR)を共振器ミラーとした本発明の面発光レ
ーザ素子または面発光レーザアレイを光源に用いること
によって、高速伝送が可能な信頼性の高いインターコネ
クションシステムを提供することができる。
ネクションシステムに用いられている面発光レーザ素子
または面発光レーザアレイは、前述のように、発振波長
を1.1μmより長波としたことによって、p型DBR
を構成する各層の厚さが、従来の0.85μm、0.9
8μm帯の面発光レーザ素子に比べ厚い。よって、反射
率を著しく低減すること無く、従来の0.85μm、
0.98μm帯の面発光レーザ素子に比べて厚さが厚く
かつ屈折率が小と大の間の値をとる材料層をDBRの各
層の間に設けることが可能となり、DBRの抵抗値を従
来に比べて小さくできる。これによって、動作電圧を低
減でき、また、素子発熱を低減でき、また、消費電力を
小さくでき、また、素子寿命等の信頼性が向上するとい
った効果が得られる。また、素子抵抗が小さいので、素
子の応答時間も短くなり、高速変調に適している。
は面発光レーザアレイを用いた光インターコネクション
システムでは、低消費電力で、高速変調が可能で、シス
テムの信頼性も高い。更に、発振波長を1.1μmより
長波にしたことによって、石英シングルモードファイバ
を用いた光インターコネクションシステムを構築するこ
とができる。石英シングルモードファイバは、1.3μ
m帯に零分散を有しており、また、面発光レーザ素子は
発振スペクトル幅が非常に狭いという特徴がある。石英
シングルモードファイバと本発明の素子抵抗が低く高速
変調が可能な1.3μm帯の面発光レーザ素子とを組み
合わせたインターコネクションシステムでは、従来の
0.85μm帯、0.98μm帯の面発光レーザ素子を
用いた光インターコネクションシステムでは難しかった
高速伝送が可能であるという大きな効果が得られる。ま
た、前述した活性層材料(GaNAs,GaInAs,
GaInNAs,GaAsSb,GaInAsSb,G
aInNAsSb)の中でも、特にGaInNAs量子
井戸を活性層とした面発光レーザ素子は、例えばGaA
sバリア層との伝導帯バンド不連続量が大きく、材料特
性的に電子のオーバーフローが小さいので、環境温度の
変化に対して安定に動作する。また、GaAs基板上に
結晶成長が可能なことによって、反射特性,放熱性に優
れ、酸化狭窄プロセスの確立されたAlGaAs混晶に
よる分布ブラッグ反射器を用いることができるので、イ
ンターコネクションシステムに非常に優れたレーザ光源
を用いることができる。
光インターコネクションシステムを得ることができる。
システムの具体例を示す図である。図18の光インター
コネクションシステムは、機器間並列光インターコネク
ションシステムとして構成されている。
は、機器1と機器2の間を光ファイバアレイを用いて接
続したものとなっている。送信側である機器1では、前
述した本発明の面発光レーザアレイを用いた1次元面発
光レーザアレイモジュールとこれの駆動回路とを備えて
いる。また、受信側である機器2では、フォトダイオー
ドアレイモジュールと信号検出回路とを備えている。
ルの概要が示されている。図19の面発光レーザアレイ
モジュールは、シリコン基板上に、1次元モノリシック
面発光レーザアレイと、マイクロレンズアレイと、ファ
イバアレイとが実装されて構成されている。面発光レー
ザアレイは、ファイバに対向して設けられており、マイ
クロレンズアレイを介してシリコン基板に形成したV溝
に実装された石英シングルモードファイバと結合してい
る。面発光レーザアレイの発振波長は1.3μm帯であ
り、石英シングルモードファイバが用いられている。
ように、石英シングルモードファイバと発振波長が1.
1μmより長波(1.3μm)の面発光レーザアレイを
用いることにより、高速伝送が可能となる。これは、石
英ファイバが1.3μm帯に波長ゼロ分散を有してお
り、面発光レーザ素子の発振スペクトルが狭いことに加
え、特に、本発明の面発光レーザ素子の分布ブラッグ反
射器の抵抗値が小さく、素子の応答が向上した効果によ
るところが大きい。
低減し、素子寿命等の信頼性は高く、システムの信頼性
も向上した。また、素子の低抵抗化によって素子の消費
電力が低減し、システムの消費電力も低減した。また、
素子の低抵抗化によって発熱が減少し、高出力動作が可
能であった。従って、符号誤り率の低いインターコネク
ションシステムが得られた。
s,GaInAs,GaInNAs,GaAsSb,G
aInAsSb,GaInNAsSb)の中でも、特に
GaInNAs混晶による量子井戸を活性層とした面発
光レーザ素子では、例えばGaAsバリア層との伝導帯
バンド不連続量が大きく、材料特性的に電子のオーバー
フローが小さいので、環境温度の変化に対しても安定に
動作する。
が可能な信頼性の高い並列光インターコネクションシス
テムを得ることができる。
ンシステムを例に説明したが、この他にも、単一素子を
用いたシリアル伝送システムを構成することもできる。
また、機器間の他にも、ボード間、チップ間、チップ内
インターコネクションに応用することもできる。
述した本発明の面発光レーザアレイによって、光通信シ
ステムを構成することができる。
計反射波長を1.1μmより長波として、従来に比べて
厚さが厚くかつ屈折率が小と大の間の値をとる材料層を
設けた抵抗値の小さな分布ブラック反射器(DBR)を
共振器ミラーとした本発明の面発光レーザ素子または面
発光レーザアレイを光源に用いることによって、素子抵
抗,発熱が小さく、高速伝送が可能な信頼性の高い光通
信システムを提供することができる。
ムに用いられる面発光レーザ素子または面発光レーザア
レイとしては、前述のように、発振波長を1.1μmよ
り長波としたことにより、p型DBRを構成する各層の
厚さが、従来の0.85μm、0.98μm帯の面発光
レーザ素子に比べ厚くなり、これによって、反射率を著
しく低減すること無く、従来の0.85μm、0.98
μm帯の面発光レーザ素子に比べて厚さが厚くかつ屈折
率が小と大の間の値をとる材料層をDBRの各層の間に
設けることが可能となり、DBRの抵抗値を従来に比べ
て小さくできる。よって、動作電圧を低減でき、また、
素子発熱を低減でき、また、消費電力を小さくでき、ま
た、素子寿命等の信頼性が向上するといった効果が得ら
れる。また、素子抵抗が小さいので、素子の応答時間も
短くなり、高速変調に適している。
は面発光レーザアレイを用いた光通信システムでは、低
消費電力で、高速変調が可能で、システムの信頼性も高
い。更に、発振波長を1.1μmより長波にしたことに
よって、石英シングルモードファイバを用いた光通信シ
ステムを構築することができる。石英シングルモードフ
ァイバは、1.3μm帯に零分散を有しており、また、
面発光レーザ素子は発振スペクトル幅が非常に狭いとい
う特徴がある。石英シングルモードファイバと本発明の
素子抵抗が低く高速変調が可能な1.3μm帯の面発光
レーザ素子とを組み合わせた光通信システムでは、従来
の0.85μm帯,0.98μm帯の面発光レーザ素子
を用いた光通信システムでは難しかった高速通信が可能
であるという大きな効果が得られる。また、前述した活
性層材料(GaNAs,GaInAs,GaInNA
s,GaAsSb,GaInAsSb,GaInNAs
Sb)の中でも、特にGaInNAsを量子井戸とした
面発光レーザ素子では、例えば、GaAsバリア層等に
対し、伝導帯のバンド不連続量が大きく、電子のオーバ
ーフローが小さいので、環境温度の変化に対して安定に
動作することに加え、GaAs基板上に結晶成長が可能
なことによって、反射特性,放熱性に優れ、酸化狭窄プ
ロセスの確立されたAlGaAs混晶による分布ブラッ
グ反射器を用いることができる。従って、従来のInP
基板上に作製されるInGaAsP混晶を用いた端面型
レーザによる光通信システムに比べ、光源の温度特性に
優れている。また、前述の材料系では作製が難しい面発
光レーザ素子を容易に得ることができる。この面発光レ
ーザ素子は、アレイ化が容易で光ファイバとの結合率が
高く、光ファイバを用いた光通信システムの光源として
好適である。以上から、本発明の面発光レーザ素子また
は面発光レーザアレイを用いることによって、高速通信
が可能な信頼性の高い光通信システムを得ることができ
る。
を示す図である。図20の光通信システムは、光LAN
システムとして構成されている。図20の光LANシス
テムは、前述した本発明の面発光レーザ素子または面発
光レーザアレイ素子を用いて光LANシステムを構成し
たものである。すなわち、サーバーとコアスイッチとの
間、及び、コアスイッチと各スイッチとの間、及び、ス
イッチと各端末との間の光伝送の光源に、本発明の面発
光レーザ素子または面発光レーザアレイ素子が用いられ
ている。また、各機器間は、石英シングルモードファイ
バまたはマルチモードファイバによって結合を行ってい
る。このような光LANの物理層としては、例えば10
00BASE−LX等のギガビットイーサネット(登録
商標)が挙げられる。
振波長が1.1μmより長波(1.3μm)の面発光レ
ーザ素子または面発光レーザアレイを用いている。この
面発光レーザ素子では、発振波長を1.1μmより長波
(1.3μm)としたことによって、分布ブラッグ反射
器の反射率を著しく低下させることなく、従来に比べ厚
さが厚くかつ屈折率が小と大の間の値を有する半導体層
を設けることができるので、従来の0.85μm,0.
98μm帯の分布ブラッグ反射器を有する面発光レーザ
素子に比べ、素子抵抗を低減することができて、従来に
比べ素子の高速応答が可能であり、高速通信が可能な光
通信システムが得られる。
ファイバを用いる場合、1.3μm帯面発光レーザ素子
を光源とすることで高速通信が可能となる。これは、石
英ファイバが1.3μm帯に波長ゼロ分散を有してお
り、面発光レーザ素子の発振スペクトルが狭いことに加
え、特に、本発明の面発光レーザ素子の分布ブラッグ反
射器の抵抗値が小さく、素子の応答が向上した効果によ
るところが大きい。
低減し、素子寿命等の信頼性が向上し、システムの信頼
性が向上した。また、素子の低抵抗化によって素子の消
費電力が低減し、システムの消費電力も低減した。ま
た、素子の低抵抗化によって発熱が減少し、高出力動作
が可能であった。よって、符号誤り率の低い光通信シス
テムが得られた。また、前述した活性層材料(GaNA
s,GaInAs,GaInNAs,GaAsSb,G
aInAsSb,GaInNAsSb)の中でも、特に
GaInNAs混晶を用いることによって、従来のIn
P基板上に作製されるInGaAsP混晶による端面型
レーザを用いた同波長帯の通信システムに比べ、光源の
温度特性に優れ、温度制御,補償装置が不要となる。ま
た、前述の材料系では作製が難しい面発光レーザ素子を
容易に用いることができる。この面発光レーザ素子は、
アレイ化が容易で光ファイバとの結合率が高く、光ファ
イバを用いた光通信システムの光源として好適である。
以上のように、高速通信が可能な信頼性の高い光通信シ
ステムを得ることができる。
て、光ファイバを用いたLANを示したが、光通信シス
テムとしては、この他にも、WANのようなものであっ
ても良いし、LAN及びWAN間を相互に結ぶ幹線系の
ようなものであっても良い。また、端末もサーバー,P
C(コンピュータ)に限るものでは無く、光ファイバに
よって通信又はデータの授受を行う情報機器端末、更に
データの交換及び中継を行う交換機及び中継機を含む全
ての光通信システムに適用可能である。
発明によれば、屈折率が大なる第1の半導体層と屈折率
が小なる第2の半導体層とが交互に積層され、屈折率が
大なる第1の半導体層と屈折率が小なる第2の半導体層
との間に、第1の半導体層の屈折率と第2の半導体層の
屈折率との間の屈折率値をとる材料層が設けられている
分布ブラッグ反射器において、前記分布ブラッグ反射器
の設計反射波長は1.1μmよりも長波であり、前記材
料層は厚さが5nm乃至50nmの範囲であるので、電
気抵抗が低く、かつ、反射率の高い1.1μmよりも長
波帯の分布ブラッグ反射器(DBR)を提供することが
できる。すなわち、設計反射波長が1.1μm以上の長
波長帯DBRにおいて、高い反射率を維持したままDB
Rの電気抵抗を低減することができる。
れば、屈折率が大なる第1の半導体層と屈折率が小なる
第2の半導体層とが交互に積層され、屈折率が大なる第
1の半導体層と屈折率が小なる第2の半導体層との間
に、第1の半導体層の屈折率と第2の半導体層の屈折率
との間の屈折率値をとる材料層が設けられている分布ブ
ラッグ反射器において、前記分布ブラッグ反射器の設計
反射波長は1.1μmよりも長波であり、前記材料層は
厚さが20nm乃至50nmの範囲であるので、設計反
射波長が1.1μm以上の長波長帯DBRにおいて、高
い反射率を維持したままDBRの電気抵抗を低減するこ
とができる。
れば、屈折率が大なる第1の半導体層と屈折率が小なる
第2の半導体層とが交互に積層され、屈折率が大なる第
1の半導体層と屈折率が小なる第2の半導体層との間
に、第1の半導体層の屈折率と第2の半導体層の屈折率
との間の屈折率値をとる材料層が設けられている分布ブ
ラッグ反射器において、前記分布ブラッグ反射器の設計
反射波長は1.1μmよりも長波であり、前記材料層は
厚さが30nm乃至50nmの範囲であるので、設計反
射波長が1.1μm以上の長波長帯DBRにおいて、高
い反射率を維持したままDBRの電気抵抗を低減するこ
とができる。
の発明によれば、屈折率が大なる第1の半導体層と屈折
率が小なる第2の半導体層とが交互に積層され、屈折率
が大なる第1の半導体層と屈折率が小なる第2の半導体
層との間に、第1の半導体層の屈折率と第2の半導体層
の屈折率との間の屈折率値をとる材料層が設けられてい
る分布ブラッグ反射器において、前記分布ブラッグ反射
器の設計反射波長は1.1μmよりも長波であり、前記
材料層は、厚さが、分布ブラッグ反射器の設計反射波長
λ[μm]に対して、(50λ−15)[nm]以下で
あるので、設計反射波長が1.1μm以上の長波長帯D
BRにおいて、高い反射率を維持したままDBRの電気
抵抗を低減することができる。
層と、共振器ミラーとを有する面発光レーザ素子におい
て、共振器ミラーには請求項1乃至請求項8のいずれか
一項に記載の分布ブラッグ反射器が用いられるので、従
来の光通信,光伝送用途の0.85μm帯,0.98μ
m帯面発光レーザに比べて、低発振閾値電流,低消費電
力,高出力動作可能な光通信,光伝送用途の面発光レー
ザ素子を得ることができる。すなわち、動作電圧が低
く、高効率、高出力動作可能な面発光レーザ素子を得る
ことができる。
求項9記載の面発光レーザ素子において、活性層の材料
がGaNAs,GaInAs,GaInNAs,GaA
sSb,GaInAsSb,GaInNAsSbのいず
れかであるので、1.1μmよりも長波で発振する面発
光レーザ素子を得ることができる。特に、波長1.3μ
m帯のレーザ素子と石英シングルモードレーザとを組み
合わせることによって、高速通信,高速伝送が可能とな
る。すなわち、動作電圧が低く、高効率、高温、高出力
動作可能な通信用途の面発光レーザ素子を得ることがで
きる。
求項9または請求項10記載の面発光レーザ素子が複数
個配列されて構成されている面発光レーザアレイである
ので、発熱による素子間の干渉も少なく、特性,信頼性
の優れた面発光レーザアレイが得られる。すなわち、動
作電圧が低く、高効率、高温、高出力動作可能な通信用
途の面発光レーザアレイを得ることができる。
求項9または請求項10の面発光レーザ素子、または、
請求項11記載の面発光レーザアレイを用いた光インタ
ーコネクションシステムであるので、高速伝送が可能で
信頼性の高い光インターコネクションシステムを得るこ
とができる。
求項9または請求項10の面発光レーザ素子、または、
請求項11記載の面発光レーザアレイを用いた光通信シ
ステムであるので、高速通信が可能で信頼性の高い光通
信システムを得ることができる。
BRの反射スペクトルを示す図である。
(DBR)の一例を示す図である。
(DBR)の一例を示す図である。
率と、材料層(線形組成傾斜層)の厚さとの関係を示す
図である。
する1.3μmの反射波長を持つAlAs/GaAs
DBRのゼロバイアス付近における抵抗率(dV/d
J:電圧V[V]の電流密度J[A/cm2]による微
分)[Ωcm2]を示す図である。
する1.3μmの反射波長を持つAlAs/GaAs
DBRのゼロバイアス付近における抵抗率(dV/d
J:電圧V[V]の電流密度J[A/cm2]による微
分)[Ωcm2]を示す図である。
示した図である。
(DBR)の一例を示す図である。
(DBR)の一例を示す図である。
て、各層のドーピング濃度を7E17cm-3とした場合
の結果を示した図である。
Rの電気抵抗率を図10と同様に計算した図である。
型分布ブラッグ反射器の電気抵抗率を組成傾斜層の厚さ
を変えて示した図である。
型分布ブラッグ反射器の電気抵抗率を組成傾斜層の厚さ
を変えて示した図である。
分布ブラッグ反射器について組成傾斜層厚さと反射率の
関係を示す図である。
化率(|dR/dt|)を示す図である。
である。
である。
具体例を示す図である。
図である。
ある。
Claims (13)
- 【請求項1】 屈折率が大なる第1の半導体層と屈折率
が小なる第2の半導体層とが交互に積層され、屈折率が
大なる第1の半導体層と屈折率が小なる第2の半導体層
との間に、第1の半導体層の屈折率と第2の半導体層の
屈折率との間の屈折率値をとる材料層が設けられている
分布ブラッグ反射器において、前記分布ブラッグ反射器
の設計反射波長は1.1μmよりも長波であり、前記材
料層は厚さが5nm乃至50nmの範囲であることを特
徴とする分布ブラッグ反射器。 - 【請求項2】 屈折率が大なる第1の半導体層と屈折率
が小なる第2の半導体層とが交互に積層され、屈折率が
大なる第1の半導体層と屈折率が小なる第2の半導体層
との間に、第1の半導体層の屈折率と第2の半導体層の
屈折率との間の屈折率値をとる材料層が設けられている
分布ブラッグ反射器において、前記分布ブラッグ反射器
の設計反射波長は1.1μmよりも長波であり、前記材
料層は厚さが20nm乃至50nmの範囲であることを
特徴とする分布ブラッグ反射器。 - 【請求項3】 屈折率が大なる第1の半導体層と屈折率
が小なる第2の半導体層とが交互に積層され、屈折率が
大なる第1の半導体層と屈折率が小なる第2の半導体層
との間に、第1の半導体層の屈折率と第2の半導体層の
屈折率との間の屈折率値をとる材料層が設けられている
分布ブラッグ反射器において、前記分布ブラッグ反射器
の設計反射波長は1.1μmよりも長波であり、前記材
料層は厚さが30nm乃至50nmの範囲であることを
特徴とする分布ブラッグ反射器。 - 【請求項4】 請求項2記載の分布ブラッグ反射器にお
いて、分布ブラッグ反射器を構成する屈折率が小なる第
2の半導体層と屈折率が大なる第1の半導体層は、Al
As,GaAs,またはAlGaAs混晶で形成され、
屈折率が大なる第1の半導体層と屈折率が小なる第2の
半導体層とのAl組成の差が0.8未満であることを特
徴とする分布ブラッグ反射器。 - 【請求項5】 請求項3記載の分布ブラッグ反射器にお
いて、分布ブラッグ反射器を構成する屈折率が小なる第
2の半導体層と屈折率が大なる第1の半導体層は、Al
As,GaAs,またはAlGaAs混晶で形成され、
屈折率が大なる第1の半導体層と屈折率が小なる第2の
半導体層とのAl組成の差が0.8以上であることを特
徴とする分布ブラッグ反射器。 - 【請求項6】 屈折率が大なる第1の半導体層と屈折率
が小なる第2の半導体層とが交互に積層され、屈折率が
大なる第1の半導体層と屈折率が小なる第2の半導体層
との間に、第1の半導体層の屈折率と第2の半導体層の
屈折率との間の屈折率値をとる材料層が設けられている
分布ブラッグ反射器において、前記分布ブラッグ反射器
の設計反射波長は1.1μmよりも長波であり、前記材
料層は、厚さが、分布ブラッグ反射器の設計反射波長λ
[μm]に対して、(50λ−15)[nm]以下であ
ることを特徴とする分布ブラッグ反射器。 - 【請求項7】 請求項6記載の分布ブラッグ反射器にお
いて、材料層は、厚さが20nm以上であることを特徴
とする分布ブラッグ反射器。 - 【請求項8】 請求項6記載の分布ブラッグ反射器にお
いて、材料層は、厚さが30nm以上であることを特徴
とする分布ブラッグ反射器。 - 【請求項9】 活性層と、共振器ミラーとを有する面発
光レーザ素子において、共振器ミラーには請求項1乃至
請求項8のいずれか一項に記載の分布ブラッグ反射器が
用いられることを特徴とする面発光レーザ素子。 - 【請求項10】 請求項9記載の面発光レーザ素子にお
いて、活性層の材料がGaNAs,GaInAs,Ga
InNAs,GaAsSb,GaInAsSb,GaI
nNAsSbのいずれかであることを特徴とする面発光
レーザ素子。 - 【請求項11】 請求項9または請求項10記載の面発
光レーザ素子が複数個配列されて構成されていることを
特徴とする面発光レーザアレイ。 - 【請求項12】 請求項9または請求項10の面発光レ
ーザ素子、または、請求項11記載の面発光レーザアレ
イを用いたことを特徴とする光インターコネクションシ
ステム。 - 【請求項13】 請求項9または請求項10の面発光レ
ーザ素子、または、請求項11記載の面発光レーザアレ
イを用いたことを特徴とする光通信システム。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002033590A JP2003298188A (ja) | 2001-03-15 | 2002-02-12 | 分布ブラッグ反射器および面発光レーザ素子および面発光レーザアレイおよび光インターコネクションシステムおよび光通信システム |
| US10/085,204 US6975663B2 (en) | 2001-02-26 | 2002-02-26 | Surface-emission laser diode operable in the wavelength band of 1.1-7μm and optical telecommunication system using such a laser diode |
| US10/697,035 US7245647B2 (en) | 1999-10-28 | 2003-10-31 | Surface-emission laser diode operable in the wavelength band of 1.1-1.7mum and optical telecommunication system using such a laser diode |
| US11/220,826 US20060093010A1 (en) | 2001-02-26 | 2005-09-08 | Surface-emission laser diode operable in the wavelength band of 1.1-1.7 um and optical telecommunication system using such a laser diode |
| US11/759,615 US7590159B2 (en) | 2001-02-26 | 2007-06-07 | Surface-emission laser diode operable in the wavelength band of 1.1-1.7 micrometers and optical telecommunication system using such a laser diode |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001-73767 | 2001-03-15 | ||
| JP2001073767 | 2001-03-15 | ||
| JP2002019748 | 2002-01-29 | ||
| JP2002-19748 | 2002-01-29 | ||
| JP2002033590A JP2003298188A (ja) | 2001-03-15 | 2002-02-12 | 分布ブラッグ反射器および面発光レーザ素子および面発光レーザアレイおよび光インターコネクションシステムおよび光通信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003298188A true JP2003298188A (ja) | 2003-10-17 |
Family
ID=29407451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002033590A Pending JP2003298188A (ja) | 1999-10-28 | 2002-02-12 | 分布ブラッグ反射器および面発光レーザ素子および面発光レーザアレイおよび光インターコネクションシステムおよび光通信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003298188A (ja) |
-
2002
- 2002-02-12 JP JP2002033590A patent/JP2003298188A/ja active Pending
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