JP2003292868A - 水系防藻(カビ)塗料及びその塗布方法 - Google Patents
水系防藻(カビ)塗料及びその塗布方法Info
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- JP2003292868A JP2003292868A JP2002100136A JP2002100136A JP2003292868A JP 2003292868 A JP2003292868 A JP 2003292868A JP 2002100136 A JP2002100136 A JP 2002100136A JP 2002100136 A JP2002100136 A JP 2002100136A JP 2003292868 A JP2003292868 A JP 2003292868A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 藻類・カビ類が繁殖して生物汚染が進んでい
る建築物外装部材に、少ない工程で短時間かつ経済的に
塗布でき、生物汚染した部分を容易に改修しうる水系防
藻(カビ)塗料及びその塗布方法の提供。 【解決手段】 合成樹脂ラテックスを主成分とする建築
物外装部材用の水系防藻(カビ)塗料であって、樹脂固
形分100重量部に対して0.01〜10重量部の防藻
剤又は防カビ剤、及び0〜5重量部の増粘剤を配合し、
かつ樹脂固形分濃度を1〜30重量%に調整した水系防
藻(カビ)塗料;藻類・カビ類が繁殖して生物汚染が進
んでいる建築物外装部材の表面に付着した藻類・カビ類
を実質的に除去してから、水洗、乾燥させた後、該表面
上に水系防藻(カビ)塗料を塗布し、透明な塗膜を形成
させることを特徴とする水系防藻(カビ)塗料の塗布方
法によって提供。
る建築物外装部材に、少ない工程で短時間かつ経済的に
塗布でき、生物汚染した部分を容易に改修しうる水系防
藻(カビ)塗料及びその塗布方法の提供。 【解決手段】 合成樹脂ラテックスを主成分とする建築
物外装部材用の水系防藻(カビ)塗料であって、樹脂固
形分100重量部に対して0.01〜10重量部の防藻
剤又は防カビ剤、及び0〜5重量部の増粘剤を配合し、
かつ樹脂固形分濃度を1〜30重量%に調整した水系防
藻(カビ)塗料;藻類・カビ類が繁殖して生物汚染が進
んでいる建築物外装部材の表面に付着した藻類・カビ類
を実質的に除去してから、水洗、乾燥させた後、該表面
上に水系防藻(カビ)塗料を塗布し、透明な塗膜を形成
させることを特徴とする水系防藻(カビ)塗料の塗布方
法によって提供。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水系防藻(カビ)
塗料及びその塗布方法に関し、さらに詳しくは、藻類・
カビ類が繁殖して生物汚染が進んでいる建築物外装部材
に、少ない工程で短時間かつ経済的に塗布でき、生物汚
染した部分を容易に改修しうる水系防藻(カビ)塗料及
びその塗布方法に関する。
塗料及びその塗布方法に関し、さらに詳しくは、藻類・
カビ類が繁殖して生物汚染が進んでいる建築物外装部材
に、少ない工程で短時間かつ経済的に塗布でき、生物汚
染した部分を容易に改修しうる水系防藻(カビ)塗料及
びその塗布方法に関する。
【0002】
【従来技術】住宅などの建築物は、外装部材の表面を塗
装し、風雨、光や熱による劣化から保護しているが、経
年によって外装部材表面に変褪色・チョーキング・汚れ
・生物汚染(藻・カビ等の発生)などの劣化・不具合現
象を生じることが広く知られている。
装し、風雨、光や熱による劣化から保護しているが、経
年によって外装部材表面に変褪色・チョーキング・汚れ
・生物汚染(藻・カビ等の発生)などの劣化・不具合現
象を生じることが広く知られている。
【0003】このうち、生物汚染は、他の現象と異なり
外装部材の全面に発生するわけではなく、日が当たらず
温湿度が高く、じめじめした藻類・カビ類の生育環境に
適した、ごく一部の箇所(北面が多い)に繁殖する場合
が多い。
外装部材の全面に発生するわけではなく、日が当たらず
温湿度が高く、じめじめした藻類・カビ類の生育環境に
適した、ごく一部の箇所(北面が多い)に繁殖する場合
が多い。
【0004】従来、このような建築物外装部材に不具合
が発生した場合、外装部材の全面を塗替えたり、生物汚
染された部分を洗浄して対応している。しかしながら、
外壁など建築物外装部材を全面的に塗替えるには、仮設
足場・飛散養生・水洗・下地研磨・錆止の各工程を経た
うえで塗装することになり、塗装後に足場を除去するな
どの工程も加わり、例えば3〜4人を動員して約1週間
かかり、約100万円もの費用を要していた。
が発生した場合、外装部材の全面を塗替えたり、生物汚
染された部分を洗浄して対応している。しかしながら、
外壁など建築物外装部材を全面的に塗替えるには、仮設
足場・飛散養生・水洗・下地研磨・錆止の各工程を経た
うえで塗装することになり、塗装後に足場を除去するな
どの工程も加わり、例えば3〜4人を動員して約1週間
かかり、約100万円もの費用を要していた。
【0005】これまでは、外装部材の一部に発生した生
物汚染でも、上記と同様に大掛かりな塗替えを行うか、
洗浄で対応せざるをえなかった。生物汚染した箇所を洗
浄する際は、生物汚染の再発を遅らせるために、防藻剤
もしくは防カビ剤の希釈液を噴霧していたが、この薬剤
の保持性はほとんどなく、雨で洗い流された後は、防藻
・防カビ効果も期待できなかった。
物汚染でも、上記と同様に大掛かりな塗替えを行うか、
洗浄で対応せざるをえなかった。生物汚染した箇所を洗
浄する際は、生物汚染の再発を遅らせるために、防藻剤
もしくは防カビ剤の希釈液を噴霧していたが、この薬剤
の保持性はほとんどなく、雨で洗い流された後は、防藻
・防カビ効果も期待できなかった。
【0006】また、特開平9−235491号公報は、
防藻剤入り溶剤系フッ素塗料を提案しており、これを建
築物外壁等に塗布すれば防藻効果は期待できるものの、
有機溶剤を用いているため、塗料に溶剤臭があり作業環
境上好ましくない。さらに、下地の塗膜が、アクリル系
樹脂等のように溶剤への溶解性が高い塗膜である場合
は、下地塗膜が溶解し、艶引けしてしまう問題があっ
た。
防藻剤入り溶剤系フッ素塗料を提案しており、これを建
築物外壁等に塗布すれば防藻効果は期待できるものの、
有機溶剤を用いているため、塗料に溶剤臭があり作業環
境上好ましくない。さらに、下地の塗膜が、アクリル系
樹脂等のように溶剤への溶解性が高い塗膜である場合
は、下地塗膜が溶解し、艶引けしてしまう問題があっ
た。
【0007】また、下地が艶の低い建築物外装部材に防
藻(カビ)塗料を塗布した場合、塗布した箇所だけ艶が
高くなるため、外観に違和感を生じることがあった。こ
のような状況下、建築物外装部材の改修すべき箇所にの
み塗布でき、人手や費用をかけずに改修しうる水系防藻
(カビ)塗料の出現が切望されていた。
藻(カビ)塗料を塗布した場合、塗布した箇所だけ艶が
高くなるため、外観に違和感を生じることがあった。こ
のような状況下、建築物外装部材の改修すべき箇所にの
み塗布でき、人手や費用をかけずに改修しうる水系防藻
(カビ)塗料の出現が切望されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、藻類
・カビ類が繁殖して生物汚染が進んでいる建築物外装部
材に、少ない工程で短時間かつ経済的に塗布でき、生物
汚染した部分を容易に改修しうる水系防藻(カビ)塗料
及びその塗布方法を提供することにある。
・カビ類が繁殖して生物汚染が進んでいる建築物外装部
材に、少ない工程で短時間かつ経済的に塗布でき、生物
汚染した部分を容易に改修しうる水系防藻(カビ)塗料
及びその塗布方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、合成樹脂ラテックスに
特定量の防藻剤又は防カビ剤と、必要により増粘剤を配
合し、樹脂固形分が特定濃度の水系防藻(カビ)塗料を
調製し、これを建築物外装部材の藻類・カビ類が繁殖し
ていた箇所に薄く塗布することで、それらの繁殖を遅ら
せ、作業性を大幅に改善できることを見出して、本発明
を完成させた。
に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、合成樹脂ラテックスに
特定量の防藻剤又は防カビ剤と、必要により増粘剤を配
合し、樹脂固形分が特定濃度の水系防藻(カビ)塗料を
調製し、これを建築物外装部材の藻類・カビ類が繁殖し
ていた箇所に薄く塗布することで、それらの繁殖を遅ら
せ、作業性を大幅に改善できることを見出して、本発明
を完成させた。
【0010】すなわち、本発明の第1の発明によれば、
合成樹脂ラテックスを主成分とする建築物外装部材用の
水系防藻(カビ)塗料であって、樹脂固形分100重量
部に対して0.01〜10重量部の防藻剤又は防カビ
剤、及び0〜5重量部の増粘剤を配合し、かつ樹脂固形
分濃度を1〜30重量%に調整することを特徴とする水
系防藻(カビ)塗料が提供される。
合成樹脂ラテックスを主成分とする建築物外装部材用の
水系防藻(カビ)塗料であって、樹脂固形分100重量
部に対して0.01〜10重量部の防藻剤又は防カビ
剤、及び0〜5重量部の増粘剤を配合し、かつ樹脂固形
分濃度を1〜30重量%に調整することを特徴とする水
系防藻(カビ)塗料が提供される。
【0011】また、本発明の第2の発明によれば、第1
の発明において、さらに、樹脂固形分100重量部に対
して0.1〜30重量部の艶消し剤を配合することを特
徴とする水系防藻(カビ)塗料が提供される。
の発明において、さらに、樹脂固形分100重量部に対
して0.1〜30重量部の艶消し剤を配合することを特
徴とする水系防藻(カビ)塗料が提供される。
【0012】一方、本発明の第3の発明によれば、第1
又は2の発明において、藻類・カビ類が繁殖して生物汚
染が進んでいる建築物外装部材の表面に付着した藻類・
カビ類を実質的に除去してから、水洗、乾燥させた後、
該表面上に水系防藻(カビ)塗料を塗布し、透明な塗膜
を形成させることを特徴とする水系防藻(カビ)塗料の
塗布方法が提供される。
又は2の発明において、藻類・カビ類が繁殖して生物汚
染が進んでいる建築物外装部材の表面に付着した藻類・
カビ類を実質的に除去してから、水洗、乾燥させた後、
該表面上に水系防藻(カビ)塗料を塗布し、透明な塗膜
を形成させることを特徴とする水系防藻(カビ)塗料の
塗布方法が提供される。
【0013】また、本発明の第4の発明によれば、第3
の発明において、建築物外装部材の塗布を要しない部分
に塗料がかかった場合、又は塗布した部分から塗料が垂
れた場合に、速やかに当該部分の塗料をふき取ることを
特徴とする水系防藻(カビ)塗料の塗布方法が提供され
る。
の発明において、建築物外装部材の塗布を要しない部分
に塗料がかかった場合、又は塗布した部分から塗料が垂
れた場合に、速やかに当該部分の塗料をふき取ることを
特徴とする水系防藻(カビ)塗料の塗布方法が提供され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の水系防藻(カ
ビ)塗料(以下、単に塗料ともいう)及びその塗布方法
を詳細に説明する。
ビ)塗料(以下、単に塗料ともいう)及びその塗布方法
を詳細に説明する。
【0015】1.水系防藻(カビ)塗料
本発明の水系防藻(カビ)塗料は、バインダーとしての
合成樹脂ラテックスに防藻剤又は防カビ剤を特定量配合
し、必要により増粘剤を加え、塗料の樹脂固形分濃度を
特定範囲に調整したものである。合成樹脂ラテックスと
しては、特に限定されないが、縮合反応又は付加重合に
より合成される樹脂を挙げることができる。
合成樹脂ラテックスに防藻剤又は防カビ剤を特定量配合
し、必要により増粘剤を加え、塗料の樹脂固形分濃度を
特定範囲に調整したものである。合成樹脂ラテックスと
しては、特に限定されないが、縮合反応又は付加重合に
より合成される樹脂を挙げることができる。
【0016】縮合反応により合成される樹脂としては、
エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、尿素メラミ
ン樹脂、アミノ樹脂、アルキド樹脂、フタル酸樹脂、脂
肪酸変性フタル酸樹脂、フェノール変性フタル酸樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アルデヒ
ド樹脂又はケトン樹脂などが挙げられる。
エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、尿素メラミ
ン樹脂、アミノ樹脂、アルキド樹脂、フタル酸樹脂、脂
肪酸変性フタル酸樹脂、フェノール変性フタル酸樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アルデヒ
ド樹脂又はケトン樹脂などが挙げられる。
【0017】また、付加重合により合成される樹脂とし
ては、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エス
テル等のアクリル系樹脂、その共重合体;アクリル−ス
チレン共重合体、アクリル−酢酸ビニル共重合体、アク
リル−塩化ビニル共重合体、アクリル−エチレン共重合
体、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル−塩ビ共重合体、酢酸
ビニル−エチレン共重合体、酢酸ビニル−スチレン共重
合体等の酢酸ビニル系樹脂;ポリ塩化ビニル、塩ビ−ア
クリル共重合体、塩ビ−エチレン共重合体、塩ビ−スチ
レン共重合体等の塩化ビニル系樹脂;ポリ塩化ビニリデ
ン、その共重合体等の塩化ビニリデン系樹脂;ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリイソブチレ
ン、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等の炭化水素系樹脂等
が挙げられる。
ては、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エス
テル等のアクリル系樹脂、その共重合体;アクリル−ス
チレン共重合体、アクリル−酢酸ビニル共重合体、アク
リル−塩化ビニル共重合体、アクリル−エチレン共重合
体、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル−塩ビ共重合体、酢酸
ビニル−エチレン共重合体、酢酸ビニル−スチレン共重
合体等の酢酸ビニル系樹脂;ポリ塩化ビニル、塩ビ−ア
クリル共重合体、塩ビ−エチレン共重合体、塩ビ−スチ
レン共重合体等の塩化ビニル系樹脂;ポリ塩化ビニリデ
ン、その共重合体等の塩化ビニリデン系樹脂;ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリイソブチレ
ン、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等の炭化水素系樹脂等
が挙げられる。
【0018】また、これらの他に、セラミック変性フッ
素樹脂、セラミック変性ウレタン樹脂、セラミック変性
アクリル樹脂など、無機成分で変性した合成樹脂;ウレ
タン/アクリル、エポキシ/アクリル、シリコーン/ア
クリル、ポリエステル/アクリル、フッ素樹脂/アクリ
ル、コロイダルシリカ/アクリル、ニトロセルロース/
アクリル、メラミン樹脂/アクリル等のように2種以上
の異種ポリマーを粒子内に含む複合エマルションが挙げ
られる。
素樹脂、セラミック変性ウレタン樹脂、セラミック変性
アクリル樹脂など、無機成分で変性した合成樹脂;ウレ
タン/アクリル、エポキシ/アクリル、シリコーン/ア
クリル、ポリエステル/アクリル、フッ素樹脂/アクリ
ル、コロイダルシリカ/アクリル、ニトロセルロース/
アクリル、メラミン樹脂/アクリル等のように2種以上
の異種ポリマーを粒子内に含む複合エマルションが挙げ
られる。
【0019】上記樹脂のうち、下地塗膜(旧塗膜)との
密着性、耐候性、耐水性を考慮すれば、ポリアクリル酸
エステル、ポリメタクリル酸エステル等のアクリル系樹
脂、その共重合体、アクリル−スチレン共重合体、ポリ
ウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、フタル酸樹脂、フッ素
系樹脂等が好ましい。
密着性、耐候性、耐水性を考慮すれば、ポリアクリル酸
エステル、ポリメタクリル酸エステル等のアクリル系樹
脂、その共重合体、アクリル−スチレン共重合体、ポリ
ウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、フタル酸樹脂、フッ素
系樹脂等が好ましい。
【0020】また、溶剤系塗料でなく、周辺の作業環境
を考慮した水系塗料を用いるため、作業時に悪臭で環境
を汚染せず、また下地の塗膜を溶解させないため、艶引
け等の問題を起こさずに塗装ができる。
を考慮した水系塗料を用いるため、作業時に悪臭で環境
を汚染せず、また下地の塗膜を溶解させないため、艶引
け等の問題を起こさずに塗装ができる。
【0021】防藻剤及び/又は防カビ剤は、特に限定さ
れないが、例えば、2−n−オクチル−4−イソチアゾ
リン−3−オン、5−ジクロロ−2−n−オクチル−4
−イソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンズイソチア
ゾリン−3−オン、N−n−ブチル−1,2−ベンズイ
ソチアゾリン−3−オン等のイソチアゾリン系;3−
(3,4−ジクロロフェニル)−1,1−ジメチル尿素
(DCMU)、3−(3,4−ジクロロフェニル)−1
−メチル−1−メトキシ尿素、3−(3,4−ジクロロ
フェニル)−1−(2−メチルシクロヘキシル)、3−
フェニル−1−(2−メチルシクロヘキシル)尿素、3
−(フェニルジメチルメチル)−1−(4−メチルフェ
ニル)尿素等の尿素系;2−クロロ−4,6−ビス(エ
チルアミノ)−1,3,5−トリアジン、2−クロロ4
−エチルアミノ−6−イソプロピルアミノ−1,3,5
−トリアジン、2−メチルチオ−4,6−ビス(エチル
アミノ)−S−トリアジン、2−メチルチオ−4−エチ
ルアミノ−6−イソプロピルアミノ−S−トリアジン、
2−メチルチオ−4,6−ビス(イソプロピルアミノ)
−S−トリアジン、2−メチルチオ−4−t−ブチルア
ミノ−6−シクロプロピルアミノ−S−トリアジン、
N’−t−ブチル−N−シクロプロピル−6−(メチル
チオ)−1,3,5−トリアジン−2,4−ジアミン等
のトリアジン系;テトラメチルチウラムジサルファイ
ド、テトラエチルチウラムジサルファイド、テトライソ
プロピルチウラムジサルファイド、ジピロリゾルチウラ
ムジサルファイド、ポリエチレンチウラムジサルファイ
ド等のチウラムジサルファイド系;2−(4−チアジ
ル)ベンズイミタゾール、2−(カルボメトキシアミ
ノ)ベンズイミダゾール等のベンズイミダゾール系;
2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルフォ
ニル)ピリジン等のピリジン系;ジンク−2−ピリチン
チオール−1−オキサイド等のジンクピリチオン系;2
−(4−チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール等の
チアゾール系;有機ハロゲン系、有機金属系、ハロアル
キルチオ系、フェニルフェノール系の防藻剤又は防カビ
剤が挙げられる。
れないが、例えば、2−n−オクチル−4−イソチアゾ
リン−3−オン、5−ジクロロ−2−n−オクチル−4
−イソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンズイソチア
ゾリン−3−オン、N−n−ブチル−1,2−ベンズイ
ソチアゾリン−3−オン等のイソチアゾリン系;3−
(3,4−ジクロロフェニル)−1,1−ジメチル尿素
(DCMU)、3−(3,4−ジクロロフェニル)−1
−メチル−1−メトキシ尿素、3−(3,4−ジクロロ
フェニル)−1−(2−メチルシクロヘキシル)、3−
フェニル−1−(2−メチルシクロヘキシル)尿素、3
−(フェニルジメチルメチル)−1−(4−メチルフェ
ニル)尿素等の尿素系;2−クロロ−4,6−ビス(エ
チルアミノ)−1,3,5−トリアジン、2−クロロ4
−エチルアミノ−6−イソプロピルアミノ−1,3,5
−トリアジン、2−メチルチオ−4,6−ビス(エチル
アミノ)−S−トリアジン、2−メチルチオ−4−エチ
ルアミノ−6−イソプロピルアミノ−S−トリアジン、
2−メチルチオ−4,6−ビス(イソプロピルアミノ)
−S−トリアジン、2−メチルチオ−4−t−ブチルア
ミノ−6−シクロプロピルアミノ−S−トリアジン、
N’−t−ブチル−N−シクロプロピル−6−(メチル
チオ)−1,3,5−トリアジン−2,4−ジアミン等
のトリアジン系;テトラメチルチウラムジサルファイ
ド、テトラエチルチウラムジサルファイド、テトライソ
プロピルチウラムジサルファイド、ジピロリゾルチウラ
ムジサルファイド、ポリエチレンチウラムジサルファイ
ド等のチウラムジサルファイド系;2−(4−チアジ
ル)ベンズイミタゾール、2−(カルボメトキシアミ
ノ)ベンズイミダゾール等のベンズイミダゾール系;
2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルフォ
ニル)ピリジン等のピリジン系;ジンク−2−ピリチン
チオール−1−オキサイド等のジンクピリチオン系;2
−(4−チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール等の
チアゾール系;有機ハロゲン系、有機金属系、ハロアル
キルチオ系、フェニルフェノール系の防藻剤又は防カビ
剤が挙げられる。
【0022】これら防藻剤又は防カビ剤を単独で合成樹
脂ラテックスに添加してもよいし、2種以上を組み合わ
せて添加してもよい。好ましくは、イソチアゾリン系等
の防カビ効果が高い薬剤と、トリアジン系・ピリジン系
等の防藻効果が高い薬剤をブレンドして配合する。配合
割合は、特に限定されないが、容量比で20〜80:8
0〜20、特に40〜60:60〜40が好ましい。
脂ラテックスに添加してもよいし、2種以上を組み合わ
せて添加してもよい。好ましくは、イソチアゾリン系等
の防カビ効果が高い薬剤と、トリアジン系・ピリジン系
等の防藻効果が高い薬剤をブレンドして配合する。配合
割合は、特に限定されないが、容量比で20〜80:8
0〜20、特に40〜60:60〜40が好ましい。
【0023】防藻剤又は防カビ剤の合計添加量は、上記
樹脂固形分100重量部に対して0.01〜10重量
部、好ましくは0.05〜8重量部とする。0.01重
量部より少ないと防藻効果が期待できず、10重量部よ
りも多いと耐候性が低下し経年による変色等が起きるの
で好ましくない。
樹脂固形分100重量部に対して0.01〜10重量
部、好ましくは0.05〜8重量部とする。0.01重
量部より少ないと防藻効果が期待できず、10重量部よ
りも多いと耐候性が低下し経年による変色等が起きるの
で好ましくない。
【0024】また、塗料の粘度が小さく、流動性が大き
いと塗布時に垂れが生じるので、上記の合成樹脂ラテッ
クスには増粘剤を配合することができる。増粘剤として
は、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、ポリピニルピロリドン、スチレン−マレイン酸共重
合体、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、カルボン酸系共重合
体等が挙げられ、単独で用いても2種以上を配合しても
構わない。増粘剤の添加量は、樹脂固形分100重量部
に対して0〜5重量部、好ましくは0〜4重量部とす
る。5重量部よりも多いと耐水性が低下するので好まし
くない。
いと塗布時に垂れが生じるので、上記の合成樹脂ラテッ
クスには増粘剤を配合することができる。増粘剤として
は、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、ポリピニルピロリドン、スチレン−マレイン酸共重
合体、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、カルボン酸系共重合
体等が挙げられ、単独で用いても2種以上を配合しても
構わない。増粘剤の添加量は、樹脂固形分100重量部
に対して0〜5重量部、好ましくは0〜4重量部とす
る。5重量部よりも多いと耐水性が低下するので好まし
くない。
【0025】本発明の水系防藻(カビ)塗料には、さら
に艶消し剤を配合でき、透明な皮膜を形成する塗料に艶
消し効果を与えることができる。
に艶消し剤を配合でき、透明な皮膜を形成する塗料に艶
消し効果を与えることができる。
【0026】艶消し剤としては、合成樹脂ビーズ;炭酸
カルシウム、クレー、タルク、マイカ粉、バライト、徴
粉シリカ、珪藻土、ケイ酸カルシウム、合成ケイ酸アル
ミニウム、ガラスビーズ、あるいはシラスバルーン等の
無機酸化物系ビーズが挙げられる。合成樹脂ビーズは、
ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステル等
のアクリル系樹脂、その共重合体、アクリル−スチレン
共重合体、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂等
からなる。艶消し剤は、耐候性、塗膜との相性、透明性
等の観点からすれば、合成樹脂ビーズが好ましい。
カルシウム、クレー、タルク、マイカ粉、バライト、徴
粉シリカ、珪藻土、ケイ酸カルシウム、合成ケイ酸アル
ミニウム、ガラスビーズ、あるいはシラスバルーン等の
無機酸化物系ビーズが挙げられる。合成樹脂ビーズは、
ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステル等
のアクリル系樹脂、その共重合体、アクリル−スチレン
共重合体、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂等
からなる。艶消し剤は、耐候性、塗膜との相性、透明性
等の観点からすれば、合成樹脂ビーズが好ましい。
【0027】艶消し剤の添加量は、樹脂固形分100重
量部に対して0.1〜30重量部、より好ましくは1〜
25重量部である。下地塗膜の光沢が高い場合は、艶消
し剤を添加する必要はないが、0.1重量部以上を添加
することが望ましい。一方、添加量が30重量部よりも
多いと塗膜が形成されず、塗膜及び艶消し剤が剥れやす
くなるので好ましくない。
量部に対して0.1〜30重量部、より好ましくは1〜
25重量部である。下地塗膜の光沢が高い場合は、艶消
し剤を添加する必要はないが、0.1重量部以上を添加
することが望ましい。一方、添加量が30重量部よりも
多いと塗膜が形成されず、塗膜及び艶消し剤が剥れやす
くなるので好ましくない。
【0028】艶消し剤の形状は、特に限定されず、樹脂
状、鱗片状、針状、球状などであるが、塗装作業性の面
からいえば球状がよい。艶消し剤の粒子径は小さすぎる
と、艶消し効果が無く、大きいと塗膜から剥れやすくな
るため、1〜30μm、より好ましくは3〜20μmと
する。本発明の塗料に艶消し剤を配合すれば、艶の低い
建築物外装部材の下地に塗布した場合でも、艶を抑えて
仕上げられるため、塗装していない筒所との違和感が生
じない。
状、鱗片状、針状、球状などであるが、塗装作業性の面
からいえば球状がよい。艶消し剤の粒子径は小さすぎる
と、艶消し効果が無く、大きいと塗膜から剥れやすくな
るため、1〜30μm、より好ましくは3〜20μmと
する。本発明の塗料に艶消し剤を配合すれば、艶の低い
建築物外装部材の下地に塗布した場合でも、艶を抑えて
仕上げられるため、塗装していない筒所との違和感が生
じない。
【0029】水系防藻(カビ)塗料には、増粘剤、艶消
し剤の他に、成膜助剤、可塑剤、変性剤、表面調整剤、
分散剤、湿潤剤、消泡剤、防腐剤、凍結防止剤、防錆
剤、紫外線吸収剤、光安定剤、あるいは架橋剤などを配
合しても構わない。
し剤の他に、成膜助剤、可塑剤、変性剤、表面調整剤、
分散剤、湿潤剤、消泡剤、防腐剤、凍結防止剤、防錆
剤、紫外線吸収剤、光安定剤、あるいは架橋剤などを配
合しても構わない。
【0030】塗料の樹脂固形分濃度は、1〜30重量
%、より好ましくは1〜20重量%とする。樹脂固形分
とは、合成樹脂ラテックス成分の不揮発分をいい、塗料
添加剤など常温で固体である成分を含まない。1重量%
よりも少ないと塗膜が形成されず、かつ防藻・防カビ性
効果の持続性が期待できない。一方、30重量%よりも
多いと塗膜厚が厚くなりすぎて、塗装していない部分と
の外観(艶)に差が生じるので好ましくない。
%、より好ましくは1〜20重量%とする。樹脂固形分
とは、合成樹脂ラテックス成分の不揮発分をいい、塗料
添加剤など常温で固体である成分を含まない。1重量%
よりも少ないと塗膜が形成されず、かつ防藻・防カビ性
効果の持続性が期待できない。一方、30重量%よりも
多いと塗膜厚が厚くなりすぎて、塗装していない部分と
の外観(艶)に差が生じるので好ましくない。
【0031】従来、補修用塗料の樹脂固形分濃度は、3
0〜70重量%であったが、本発明の塗料では樹脂固形
分濃度を低くしたため、合成樹脂塗料を塗布したとき膜
厚の非常に薄い透明な塗膜を形成できる。
0〜70重量%であったが、本発明の塗料では樹脂固形
分濃度を低くしたため、合成樹脂塗料を塗布したとき膜
厚の非常に薄い透明な塗膜を形成できる。
【0032】また、上記水系塗料の製造条件も、特に制
限は無く、ボールミルなどの混合機を使用して、合成樹
脂ラテックス、添加剤等を混ぜて分散させるだけで製造
できる。
限は無く、ボールミルなどの混合機を使用して、合成樹
脂ラテックス、添加剤等を混ぜて分散させるだけで製造
できる。
【0033】2.塗布方法
本発明の塗料の塗布方法を、図1を用いて説明する。本
発明が適用される建築物とは、戸建住宅、中高層ビルの
他、橋梁、橋脚、プラント、タンク等が挙げられる。防
藻(カビ)効果が要求される建築物であれば特に限定さ
れないが、戸建住宅に適用する場合に大きな効果を期待
できる。
発明が適用される建築物とは、戸建住宅、中高層ビルの
他、橋梁、橋脚、プラント、タンク等が挙げられる。防
藻(カビ)効果が要求される建築物であれば特に限定さ
れないが、戸建住宅に適用する場合に大きな効果を期待
できる。
【0034】本発明は、外壁、庇、折板屋根、瓦屋根、
シート屋根、棟、ケラバ、破風、軒天、胴差し、モール
材、基礎、バルコニー、バルコニー内壁、バルコニー
床、笠木、手摺、竪樋、軒樋、雨戸、雨戸レール、シャ
ッター、シャッターボックス、コーキング部、ガスケッ
ト、サッシ、サッシレール、面格子、玄関ドア、勝手口
ドア、ベランダドア、玄関ポーチ、ポーチ柱、ポーチ軒
天などの住宅外装部材や建築物外装仕上げに広く適用さ
れる。これら建築物外装部材は、一部材であっても、複
数の部材からなるものでもよく、外壁と庇、外壁とサッ
シなどの接合部分にも塗布できる。
シート屋根、棟、ケラバ、破風、軒天、胴差し、モール
材、基礎、バルコニー、バルコニー内壁、バルコニー
床、笠木、手摺、竪樋、軒樋、雨戸、雨戸レール、シャ
ッター、シャッターボックス、コーキング部、ガスケッ
ト、サッシ、サッシレール、面格子、玄関ドア、勝手口
ドア、ベランダドア、玄関ポーチ、ポーチ柱、ポーチ軒
天などの住宅外装部材や建築物外装仕上げに広く適用さ
れる。これら建築物外装部材は、一部材であっても、複
数の部材からなるものでもよく、外壁と庇、外壁とサッ
シなどの接合部分にも塗布できる。
【0035】また、建築物外装仕上げとしては、複層仕
上げ、モルタル、コンクリート、PCパネル、石綿スレ
ート板、押出成型板、木片セメント板、GRCパネル、
ALCパネル、大理石、磁器タイル等の無機建材、鉄
鋼、アルミカーテンウォール、アルミサッシ、ステンレ
スパネル、亜鉛メッキ鋼板等の金属系建材FRP建材等
が挙げられる。
上げ、モルタル、コンクリート、PCパネル、石綿スレ
ート板、押出成型板、木片セメント板、GRCパネル、
ALCパネル、大理石、磁器タイル等の無機建材、鉄
鋼、アルミカーテンウォール、アルミサッシ、ステンレ
スパネル、亜鉛メッキ鋼板等の金属系建材FRP建材等
が挙げられる。
【0036】塗料を塗布する箇所は、藻類・カビ類が繁
殖して生物汚染が進んでいる建築物外装部材であり、図
1では、戸建住宅の外壁1のうち、生物汚染した汚れ箇
所3とその周辺(塗布面)10である。このような箇所
に塗料を塗布するには、予め塗布面10に内包される藻
・カビ類の汚れ3を実質的に除去し、水洗し乾燥してお
く。実質的とは、塗布面の藻類・カビ類が、ほとんど除
去された状態をいい、望ましくは完全に除去された状態
である。
殖して生物汚染が進んでいる建築物外装部材であり、図
1では、戸建住宅の外壁1のうち、生物汚染した汚れ箇
所3とその周辺(塗布面)10である。このような箇所
に塗料を塗布するには、予め塗布面10に内包される藻
・カビ類の汚れ3を実質的に除去し、水洗し乾燥してお
く。実質的とは、塗布面の藻類・カビ類が、ほとんど除
去された状態をいい、望ましくは完全に除去された状態
である。
【0037】藻・カビの除去(殺菌処理)方法には、次
亜塩素酸化合物等の薬剤塗布、エタノールなどのアルコ
ールによる洗浄、熱湯洗浄等が挙げられ、作業環境に応
じて適宜選択される。藻・カビを実質的に除去し、水洗
した後、基材表面を乾かしてから、本発明の塗料を塗布
する。
亜塩素酸化合物等の薬剤塗布、エタノールなどのアルコ
ールによる洗浄、熱湯洗浄等が挙げられ、作業環境に応
じて適宜選択される。藻・カビを実質的に除去し、水洗
した後、基材表面を乾かしてから、本発明の塗料を塗布
する。
【0038】塗料の塗布方法としては、エアスプレー、
コールドスプレー、ホットスプレー、エアレススプレ
ー、エアゾルスプレー等の噴霧塗装;ローラー等の転が
し塗り;静電塗装等の電気的特性を利用した塗装;刷毛
塗り、へら塗り、タンボ塗り等が挙げられ、作業環境に
応じて適宜選択されるが、建築物の外装部材へ均一な薄
い塗膜を形成しうることから、噴霧塗装が好ましい。防
藻(カビ)剤が混入された塗料を塗装するので、従来の
薬剤希釈液の噴霧に比べ、防藻・防カビ効果が持続する
(長期間、藻・カビが生えにくい)。
コールドスプレー、ホットスプレー、エアレススプレ
ー、エアゾルスプレー等の噴霧塗装;ローラー等の転が
し塗り;静電塗装等の電気的特性を利用した塗装;刷毛
塗り、へら塗り、タンボ塗り等が挙げられ、作業環境に
応じて適宜選択されるが、建築物の外装部材へ均一な薄
い塗膜を形成しうることから、噴霧塗装が好ましい。防
藻(カビ)剤が混入された塗料を塗装するので、従来の
薬剤希釈液の噴霧に比べ、防藻・防カビ効果が持続する
(長期間、藻・カビが生えにくい)。
【0039】本発明の塗装方法は、これら藻・カビが発
生した建築物の外装部材に適用されるが、藻などが発生
していない未使用の建築物外装部材に予め塗布しておけ
ることは言うまでもない。
生した建築物の外装部材に適用されるが、藻などが発生
していない未使用の建築物外装部材に予め塗布しておけ
ることは言うまでもない。
【0040】本発明の塗料は、樹脂固形分濃度が1〜3
0重量%であるため、極めて作業性がよい。塗布後の膜
厚は、特に限定されないが、0.5〜20μm、好まし
くは膜厚1〜15μmとすることができる。これは、従
来の膜厚(20〜200μm)より薄いため、本発明に
よる塗布面では、透明な塗膜部分とそれ以外の部分の違
いを見分けることができないほどである。よって、生物
汚染されていない部分を含む外装部材の全面を塗り替え
る必要が無く、生物汚染された部分のみの補修で対応が
可能となり、従来ほど多くの工程、人員、時間、費用等
がかからない利点がある。
0重量%であるため、極めて作業性がよい。塗布後の膜
厚は、特に限定されないが、0.5〜20μm、好まし
くは膜厚1〜15μmとすることができる。これは、従
来の膜厚(20〜200μm)より薄いため、本発明に
よる塗布面では、透明な塗膜部分とそれ以外の部分の違
いを見分けることができないほどである。よって、生物
汚染されていない部分を含む外装部材の全面を塗り替え
る必要が無く、生物汚染された部分のみの補修で対応が
可能となり、従来ほど多くの工程、人員、時間、費用等
がかからない利点がある。
【0041】塗料は、塗布面10のみに塗布すればよい
が、窓ガラス2のように塗布を要しない部分(サッシや
ドアの場合もある)に塗料12がかかる場合、基礎部分
13に達するような垂れ11が生じる場合がある。この
ような場合は、乾いた布または湿らせた布等で速やかに
拭き取ることで対応できる。これにより、従来は必要と
された開口部等のマスキングが不要となり、素人でも簡
易に作業できることになり、作業性を大幅に向上でき
る。
が、窓ガラス2のように塗布を要しない部分(サッシや
ドアの場合もある)に塗料12がかかる場合、基礎部分
13に達するような垂れ11が生じる場合がある。この
ような場合は、乾いた布または湿らせた布等で速やかに
拭き取ることで対応できる。これにより、従来は必要と
された開口部等のマスキングが不要となり、素人でも簡
易に作業できることになり、作業性を大幅に向上でき
る。
【0042】
【実施例】次に、水系防藻(カビ)塗料を用いた塗布方
法の実施例、比較例を示すが、本発明はこれによって何
ら限定されるものではない。
法の実施例、比較例を示すが、本発明はこれによって何
ら限定されるものではない。
【0043】・防藻試験(ASTM D 5589−9
7に準拠) 合成樹脂ラテックスに所定量の防藻(カビ)剤を配合
し、又は配合せず溶剤を混合して塗料(試料)を調製
し、バーコーター(No.18)にて濾紙に塗布した。
風乾後、径30mmの円形に切り取り、イオン交換水に
18時間浸漬した後、室温で2時間、さらに80℃で2
時間乾燥し、試験片とした。この試験片を藻類培養用寒
天培地上の中央に貼付け、試験菌株を含んだ藻懸濁液を
散布して、温度25℃、照度1500lx(明期12時
間、暗期12時間)で培養した。
7に準拠) 合成樹脂ラテックスに所定量の防藻(カビ)剤を配合
し、又は配合せず溶剤を混合して塗料(試料)を調製
し、バーコーター(No.18)にて濾紙に塗布した。
風乾後、径30mmの円形に切り取り、イオン交換水に
18時間浸漬した後、室温で2時間、さらに80℃で2
時間乾燥し、試験片とした。この試験片を藻類培養用寒
天培地上の中央に貼付け、試験菌株を含んだ藻懸濁液を
散布して、温度25℃、照度1500lx(明期12時
間、暗期12時間)で培養した。
【0044】4週間が経過後、以下の判定基準により防
藻効力を評価した。 0:試験片上に全く藻類の繁殖が認められない。 1:試験片上の1/4より少ない部分に藻類の繁殖が認
められる。 2:試験片上の1/4〜1/2に藻類の繁殖が認められ
る。 3:試験片上の1/2〜3/4に藻類の繁殖が認められ
る。 4:試験片上の3/4を超える部分に藻類の繁殖が認め
られる。
藻効力を評価した。 0:試験片上に全く藻類の繁殖が認められない。 1:試験片上の1/4より少ない部分に藻類の繁殖が認
められる。 2:試験片上の1/4〜1/2に藻類の繁殖が認められ
る。 3:試験片上の1/2〜3/4に藻類の繁殖が認められ
る。 4:試験片上の3/4を超える部分に藻類の繁殖が認め
られる。
【0045】試験菌株は、Protococcus v
iridis、Chlorococcum echin
ozygotum CCAP213/5、Hormid
ium flaccidium CCAP335/2
A、Nostoc commune NIES24、O
scillatoria laetevirens N
IES31、及び屋上スレートから分離した藻(Chl
orella saccharophilaなど)を採
用した。
iridis、Chlorococcum echin
ozygotum CCAP213/5、Hormid
ium flaccidium CCAP335/2
A、Nostoc commune NIES24、O
scillatoria laetevirens N
IES31、及び屋上スレートから分離した藻(Chl
orella saccharophilaなど)を採
用した。
【0046】・防カビ試験(JIS Z2911 カビ
抵抗性試験方法に準拠) 上記の防藻試験と同様にして、塗料を塗布した試験片を
調製した。この試験片をJIS指定寒天培地上の中央に
貼付け、カビ混合胞子懸濁液を散布して、温度28℃で
培養した。
抵抗性試験方法に準拠) 上記の防藻試験と同様にして、塗料を塗布した試験片を
調製した。この試験片をJIS指定寒天培地上の中央に
貼付け、カビ混合胞子懸濁液を散布して、温度28℃で
培養した。
【0047】1週間が経過後、以下の判定基準により防
カビ効力を評価した。 0:試験片上に全くカビの繁殖が認められない。 1:試験片上の1/4より少ない部分にカビの繁殖が認
められる。 2:試験片上の1/4〜1/2にカビの繁殖が認められ
る。 3:試験片上の1/2〜3/4にカビの繁殖が認められ
る。 4:試験片上の3/4を超える部分にカビの繁殖が認め
られる。
カビ効力を評価した。 0:試験片上に全くカビの繁殖が認められない。 1:試験片上の1/4より少ない部分にカビの繁殖が認
められる。 2:試験片上の1/4〜1/2にカビの繁殖が認められ
る。 3:試験片上の1/2〜3/4にカビの繁殖が認められ
る。 4:試験片上の3/4を超える部分にカビの繁殖が認め
られる。
【0048】試験菌株は、Aspergillus n
iger IFO6342、Penicillium
funiculosum IFO6345、Clado
sporium cladosporioides I
FO6348、Aureobasidium pull
ulans IFO6353、及びGliocladi
um virens IFO6355を採用した。
iger IFO6342、Penicillium
funiculosum IFO6345、Clado
sporium cladosporioides I
FO6348、Aureobasidium pull
ulans IFO6353、及びGliocladi
um virens IFO6355を採用した。
【0049】・耐候性(JIS K5400の9.8に
準拠) SWOM2000hr後の試験片(塗板)の色差(△
E)を測定し、評価した。ΔEの小さいほど耐候性が良
好である。 ・耐水性(JIS K5400の8.19に準拠) イオン水に試験片を浸漬し、4週間後の塗装外観を目視
評価した。 ・作業性 塗料を建築物の外壁へ実際にスプレー噴霧し、施工時の
不具合を評価した(塗料のタレ・消泡性・成膜性・仕上
がり外観を観察し、成膜後の60℃光沢を測定した)。 ・洗浄性 屋外の北面に暴露していて、全体の面積の3/4以上に
藻類の発生が認められるリシン柄の外壁を洗浄し、藻の
とれ易さを評価した。
準拠) SWOM2000hr後の試験片(塗板)の色差(△
E)を測定し、評価した。ΔEの小さいほど耐候性が良
好である。 ・耐水性(JIS K5400の8.19に準拠) イオン水に試験片を浸漬し、4週間後の塗装外観を目視
評価した。 ・作業性 塗料を建築物の外壁へ実際にスプレー噴霧し、施工時の
不具合を評価した(塗料のタレ・消泡性・成膜性・仕上
がり外観を観察し、成膜後の60℃光沢を測定した)。 ・洗浄性 屋外の北面に暴露していて、全体の面積の3/4以上に
藻類の発生が認められるリシン柄の外壁を洗浄し、藻の
とれ易さを評価した。
【0050】・持続性
上記の要領で屋外の北面に暴露した外壁を洗浄し、又は
洗浄せずに、防藻処理した後(1年後)の状態を下記の
基準で評価した。 − ;外壁上に全く藻類の繁殖が認められない ± ;外壁上の1/4より少ない部分に藻類の繁殖が
認められる + ;外壁上の1/4〜1/2に藻類の繁殖が認めら
れる ++ ;外壁上の1/2〜3/4に藻類の繁殖が認めら
れる +++;外壁上の3/4を超える部分に藻類の繁殖が認
められる
洗浄せずに、防藻処理した後(1年後)の状態を下記の
基準で評価した。 − ;外壁上に全く藻類の繁殖が認められない ± ;外壁上の1/4より少ない部分に藻類の繁殖が
認められる + ;外壁上の1/4〜1/2に藻類の繁殖が認めら
れる ++ ;外壁上の1/2〜3/4に藻類の繁殖が認めら
れる +++;外壁上の3/4を超える部分に藻類の繁殖が認
められる
【0051】・拭取り性
塗料を外壁に噴霧し、23℃・湿度60%雰囲気下で3
分間放置後、表面のミストを湿らせた布で拭き取った後
の外観を、塗料を噴霧していない箇所と比較した(目視
評価と60℃光沢)。
分間放置後、表面のミストを湿らせた布で拭き取った後
の外観を、塗料を噴霧していない箇所と比較した(目視
評価と60℃光沢)。
【0052】(実施例1〜7、比較例1〜3)本発明の
水系防藻(カビ)塗料を試験片に塗布し、防藻・防カビ
効果を測定した。塗料の樹脂固形分濃度、塗膜の厚さを
変えて実験した。また、比較のために、防藻(カビ)剤
を配合しない場合、少量配合した場合、多量に配合した
場合も同様に試験片に塗布して、その防藻・防カビ効果
を測定した。その結果を表1に示す。上記の試験片を金
属サイディング(高グロス)に代え、この表面に塗料を
塗布し、同様にして耐候性を測定した。その結果を表1
に併記した。防藻(カビ)剤として、A:2−メチルチ
オ−4−t−ブチルアミノ−6−シクロプロピルアミノ
−S−トリアジン、B:2,3,5,6−テトラクロロ
−4−(メチルスルフォニル)ピリジン、C:2−n−
オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、D:3−
(3,4−ジクロロフェニル)−1,1−ジメチル尿素
を用いた。
水系防藻(カビ)塗料を試験片に塗布し、防藻・防カビ
効果を測定した。塗料の樹脂固形分濃度、塗膜の厚さを
変えて実験した。また、比較のために、防藻(カビ)剤
を配合しない場合、少量配合した場合、多量に配合した
場合も同様に試験片に塗布して、その防藻・防カビ効果
を測定した。その結果を表1に示す。上記の試験片を金
属サイディング(高グロス)に代え、この表面に塗料を
塗布し、同様にして耐候性を測定した。その結果を表1
に併記した。防藻(カビ)剤として、A:2−メチルチ
オ−4−t−ブチルアミノ−6−シクロプロピルアミノ
−S−トリアジン、B:2,3,5,6−テトラクロロ
−4−(メチルスルフォニル)ピリジン、C:2−n−
オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、D:3−
(3,4−ジクロロフェニル)−1,1−ジメチル尿素
を用いた。
【0053】
【表1】
【0054】(実施例8〜12、比較例4〜8)本発明
の水系防藻(カビ)塗料を用いて、建築物の外壁すなわ
ち金属サイディング(高グロス)へ実際にスプレー噴霧
し、施工時の不具合を評価した。塗料のタレ、消泡性、
成膜性、仕上がり外観を観察し、成膜後の60℃光沢を
測定した。防藻(カビ)剤の樹脂固形分濃度を変えて実
験し、その結果を表2に示す。塗料を用いない場合の6
0℃光沢は35であった。また、比較のために、樹脂固
形分濃度を低くした塗料を金属サイディングに塗布した
場合、濃度を高くした場合、塗膜厚さを薄くした場合、
厚くした場合も同様に、その効果を測定した。なお、防
藻(カビ)剤は、A/B=1/1とした。
の水系防藻(カビ)塗料を用いて、建築物の外壁すなわ
ち金属サイディング(高グロス)へ実際にスプレー噴霧
し、施工時の不具合を評価した。塗料のタレ、消泡性、
成膜性、仕上がり外観を観察し、成膜後の60℃光沢を
測定した。防藻(カビ)剤の樹脂固形分濃度を変えて実
験し、その結果を表2に示す。塗料を用いない場合の6
0℃光沢は35であった。また、比較のために、樹脂固
形分濃度を低くした塗料を金属サイディングに塗布した
場合、濃度を高くした場合、塗膜厚さを薄くした場合、
厚くした場合も同様に、その効果を測定した。なお、防
藻(カビ)剤は、A/B=1/1とした。
【0055】
【表2】
【0056】(実施例13〜17、比較例9〜10)本
発明の水系防藻(カビ)塗料を用いて、実施例8と同様
に、金属サイディング(高グロス)に薄く塗布して、作
業性、仕上がりを評価した。表3に示すように、いずれ
も良好で耐水性は異状がなかった。増粘剤を配合し膜厚
を厚くした場合、増粘剤の量、種類を変えた場合も良好
な結果が得られた。なお、増粘剤として、E:ポリアク
リル酸ナトリウム、F:メチルセルロースを用いた。比
較のために、塗膜を厚くした場合、塗料に増粘剤を多量
に用いた場合も実験し、その作業性、仕上がり、耐水性
を観察した。結果は表3に併記した。
発明の水系防藻(カビ)塗料を用いて、実施例8と同様
に、金属サイディング(高グロス)に薄く塗布して、作
業性、仕上がりを評価した。表3に示すように、いずれ
も良好で耐水性は異状がなかった。増粘剤を配合し膜厚
を厚くした場合、増粘剤の量、種類を変えた場合も良好
な結果が得られた。なお、増粘剤として、E:ポリアク
リル酸ナトリウム、F:メチルセルロースを用いた。比
較のために、塗膜を厚くした場合、塗料に増粘剤を多量
に用いた場合も実験し、その作業性、仕上がり、耐水性
を観察した。結果は表3に併記した。
【0057】
【表3】
【0058】(実施例18〜21、比較例11〜14)
生物汚染が進んだ屋外の暴露外壁(リシン柄の窯業系サ
イディング)を予め所定の薬剤又はアルコールで洗浄し
乾燥後、本発明の塗料を塗布した。表4に示すように、
洗浄性、1年後の状態は、いずれも良好であった。な
お、薬剤として、I:次亜塩素酸ナトリウム(20%水
溶液)、アルコールとして、J:エタノールを用いた。
比較のため、屋外の暴露外壁を予め水道水で洗浄し乾燥
後、塗料を塗布した場合、洗浄を行わなかった場合は、
表4に示すように、いずれも1年後に悪化しており、ま
た、本発明の塗料を用いなかった場合は、薬剤で洗浄し
防藻剤希釈液を噴霧しても1年後の状態は不良であっ
た。
生物汚染が進んだ屋外の暴露外壁(リシン柄の窯業系サ
イディング)を予め所定の薬剤又はアルコールで洗浄し
乾燥後、本発明の塗料を塗布した。表4に示すように、
洗浄性、1年後の状態は、いずれも良好であった。な
お、薬剤として、I:次亜塩素酸ナトリウム(20%水
溶液)、アルコールとして、J:エタノールを用いた。
比較のため、屋外の暴露外壁を予め水道水で洗浄し乾燥
後、塗料を塗布した場合、洗浄を行わなかった場合は、
表4に示すように、いずれも1年後に悪化しており、ま
た、本発明の塗料を用いなかった場合は、薬剤で洗浄し
防藻剤希釈液を噴霧しても1年後の状態は不良であっ
た。
【0059】
【表4】
【0060】(実施例22〜25、比較例15〜16)
下地を金属系サイディング(高グロス)とする外壁に本
発明の塗料を噴霧し、3分間放置後、表面のミストを湿
らせた布で拭き取り、その後の外観を、塗料を噴霧して
いない箇所と比較した(目視評価と60℃光沢)。表5
に示したように、外観はいずれも良好で、60℃光沢も
高かった。水系防藻(カビ)塗料を用いない場合、60
℃光沢は35であった。樹脂固形分濃度が高い塗料の場
合、60℃光沢が低下した。
下地を金属系サイディング(高グロス)とする外壁に本
発明の塗料を噴霧し、3分間放置後、表面のミストを湿
らせた布で拭き取り、その後の外観を、塗料を噴霧して
いない箇所と比較した(目視評価と60℃光沢)。表5
に示したように、外観はいずれも良好で、60℃光沢も
高かった。水系防藻(カビ)塗料を用いない場合、60
℃光沢は35であった。樹脂固形分濃度が高い塗料の場
合、60℃光沢が低下した。
【0061】
【表5】
【0062】(比較例17〜20)実施例8に示した要
領で、下地としてアクリル焼付け塗装した金属系サイデ
ィング(高グロス)に溶剤系塗料を塗布し、作業性など
を実験した。塗料には溶剤臭があり、仕上がり、60℃
光沢が悪化した。また、樹脂固形分濃度を高めると、膜
厚が増し艶が高くなった。表6には、参照用に、実施例
8、12の結果を併記した。
領で、下地としてアクリル焼付け塗装した金属系サイデ
ィング(高グロス)に溶剤系塗料を塗布し、作業性など
を実験した。塗料には溶剤臭があり、仕上がり、60℃
光沢が悪化した。また、樹脂固形分濃度を高めると、膜
厚が増し艶が高くなった。表6には、参照用に、実施例
8、12の結果を併記した。
【0063】
【表6】
【0064】(実施例22、比較例21)実施例12に
示した本発明の塗料に、艶消し剤(アクリル系樹脂ビー
ズ)を樹脂固形分100重量部に対して0.5重量部配
合して、下地としてアクリル焼付け塗装した金属系サイ
ディング(高グロス)に塗布したところ、60℃光沢は
36であった。一方、艶消し剤を35重量部配合した塗
料を用いると、60℃光沢は2となり、その塗膜は剥れ
やすいものであった。
示した本発明の塗料に、艶消し剤(アクリル系樹脂ビー
ズ)を樹脂固形分100重量部に対して0.5重量部配
合して、下地としてアクリル焼付け塗装した金属系サイ
ディング(高グロス)に塗布したところ、60℃光沢は
36であった。一方、艶消し剤を35重量部配合した塗
料を用いると、60℃光沢は2となり、その塗膜は剥れ
やすいものであった。
【0065】
【発明の効果】本発明の水系防藻(カビ)塗料を用いれ
ば、建築物外装部材の全面を塗り替える必要が無く、部
分的な補修で対応できる。また、防藻・防カビ効果が持
続し、長期間、藻カビが生えにくいだけでなく、塗料が
垂れにくく、作業性が良好である。塗装時に塗布したく
ない部分に塗料がかかったり、塗料が垂れた場合は、容
易に拭き取れるなど、工業的価値は極めて大きい。
ば、建築物外装部材の全面を塗り替える必要が無く、部
分的な補修で対応できる。また、防藻・防カビ効果が持
続し、長期間、藻カビが生えにくいだけでなく、塗料が
垂れにくく、作業性が良好である。塗装時に塗布したく
ない部分に塗料がかかったり、塗料が垂れた場合は、容
易に拭き取れるなど、工業的価値は極めて大きい。
【図1】本発明の塗料を用い、建築物外装部材を塗布す
る方法を示す説明図である。
る方法を示す説明図である。
1 建築物の外壁
2 窓
3 生物汚染の箇所
10 塗料を塗布する箇所
11 塗料が垂れた部分
12 塗布を要しない部分にかかった塗料
13 基礎
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A01N 43/80 103 A01N 43/80 103
47/30 47/30 Z
B05D 7/00 B05D 7/00 L
7/24 301 7/24 301C
302 302Q
C09D 5/14 C09D 5/14
Fターム(参考) 4D075 BB24X BB65X BB79X CA45
DC02 EA06 EA60 EB12
4H011 AA02 AD01 BA01 BB09 BB10
BB14 BC18 BC19 DA17 DD07
DH02
4J038 BA092 CB022 CC022 CC032
CC061 CD091 CE022 CF101
CG032 CG141 CG142 CJ031
CJ032 CK032 DB001 DG001
EA011 HA286 HA446 HA456
HA486 HA526 HA536 HA546
HA556 JA64 JB24 JB29
JB36 JC07 JC18 JC38 KA02
KA07 KA20 MA08 MA10 NA01
NA05 PB05
Claims (4)
- 【請求項1】 合成樹脂ラテックスを主成分とする建築
物外装部材用の水系防藻(カビ)塗料であって、樹脂固
形分100重量部に対して0.01〜10重量部の防藻
剤又は防カビ剤、及び0〜5重量部の増粘剤を配合し、
かつ樹脂固形分濃度を1〜30重量%に調整することを
特徴とする水系防藻(カビ)塗料。 - 【請求項2】 さらに、樹脂固形分100重量部に対し
て0.1〜30重量部の艶消し剤を配合することを特徴
とする請求項1に記載の水系防藻(カビ)塗料。 - 【請求項3】 藻類・カビ類が繁殖して生物汚染が進ん
でいる建築物外装部材の表面に付着した藻類・カビ類を
実質的に除去してから、水洗、乾燥させた後、該表面上
に、請求項1又は2に記載の水系防藻(カビ)塗料を塗
布し、透明な塗膜を形成させることを特徴とする水系防
藻(カビ)塗料の塗布方法。 - 【請求項4】 建築物外装部材の塗布を要しない部分に
塗料がかかった場合、又は塗布した部分から塗料が垂れ
た場合に、速やかに当該部分の塗料をふき取ることを特
徴とする請求項3に記載の水系防藻(カビ)塗料の塗布
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002100136A JP2003292868A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | 水系防藻(カビ)塗料及びその塗布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002100136A JP2003292868A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | 水系防藻(カビ)塗料及びその塗布方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003292868A true JP2003292868A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=29241241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002100136A Pending JP2003292868A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | 水系防藻(カビ)塗料及びその塗布方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003292868A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008004677A1 (en) * | 2006-07-07 | 2008-01-10 | Nippon Soda Co., Ltd. | Liquid antimicrobial composition capable of forming transparent films |
| JP2008195938A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Rohm & Haas Co | ラテックス塗料における臭気を低減する方法 |
| JP2010037866A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Asahi Kasei Homes Co | 建築物の外壁構造 |
| JP2010254597A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Nippon Soda Co Ltd | 殺菌防カビ性多層塗膜およびその形成方法 |
| JP2021143199A (ja) * | 2017-01-06 | 2021-09-24 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 工業用防カビ防藻剤 |
-
2002
- 2002-04-02 JP JP2002100136A patent/JP2003292868A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2008004677A1 (en) * | 2006-07-07 | 2008-01-10 | Nippon Soda Co., Ltd. | Liquid antimicrobial composition capable of forming transparent films |
| JP5121025B2 (ja) * | 2006-07-07 | 2013-01-16 | 日本曹達株式会社 | 透明膜形成液状抗菌剤組成物 |
| JP2008195938A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Rohm & Haas Co | ラテックス塗料における臭気を低減する方法 |
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| JP7105343B2 (ja) | 2017-01-06 | 2022-07-22 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 工業用防カビ防藻剤 |
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