JP2003286690A - 着色物および着色方法 - Google Patents
着色物および着色方法Info
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- JP2003286690A JP2003286690A JP2002088891A JP2002088891A JP2003286690A JP 2003286690 A JP2003286690 A JP 2003286690A JP 2002088891 A JP2002088891 A JP 2002088891A JP 2002088891 A JP2002088891 A JP 2002088891A JP 2003286690 A JP2003286690 A JP 2003286690A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 偽造防止、真偽判別、目立ち効果を高めるこ
とが可能な着色物および着色方法を提供する。 【解決手段】 異なる複数の色素でそれぞれ着色された
複数の着色領域を設け、該色素の少なくとも1種に、視
角によって該色素を用いた着色領域の色変化を生じさせ
るものを用いることを特徴とする。視角によって着色領
域の色変化を生じさせる色素としては、基体粒子の表面
に被覆膜を有する膜被覆粉体であって該膜被覆粉体の垂
直反射を測定した場合の反射スペクトルにおける380
〜780nm間の400nmの幅〈波長規定幅L〉と縦
軸反射の高さ(反射率規定幅R)を5対2で表示した場
合に、ピークの高さ(H)と半値幅(W)との比(H/
W)が0.5〜5の範囲である分光光度特性を有するも
のが挙げられる。
とが可能な着色物および着色方法を提供する。 【解決手段】 異なる複数の色素でそれぞれ着色された
複数の着色領域を設け、該色素の少なくとも1種に、視
角によって該色素を用いた着色領域の色変化を生じさせ
るものを用いることを特徴とする。視角によって着色領
域の色変化を生じさせる色素としては、基体粒子の表面
に被覆膜を有する膜被覆粉体であって該膜被覆粉体の垂
直反射を測定した場合の反射スペクトルにおける380
〜780nm間の400nmの幅〈波長規定幅L〉と縦
軸反射の高さ(反射率規定幅R)を5対2で表示した場
合に、ピークの高さ(H)と半値幅(W)との比(H/
W)が0.5〜5の範囲である分光光度特性を有するも
のが挙げられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着色物および着色
方法に関し、特に、紙幣、有価証券等の偽造防止効果
や、色をより鮮やかに見せて周囲からの目立ち効果を高
めることが可能な着色物および着色方法に関する。
方法に関し、特に、紙幣、有価証券等の偽造防止効果
や、色をより鮮やかに見せて周囲からの目立ち効果を高
めることが可能な着色物および着色方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、経済、流通、市場の価値水準の指
標やその円滑化を行うため、通貨紙幣をはじめ、その他
商品券、ギフト券、イベントチケット並びに有価証券等
が印刷物、塗布物等の形態で使用されている。これらの
印刷物、塗布物等は、通常、紙片等に、その特徴を示す
事項が、記載、印刷、塗工等によって付与されたもので
あり、軽量かつ小型で、携行、保管、使用にも便利であ
る。しかし紙片などの一般人にとっても身近な素材を使
用するため、不正に複写、偽造されることがあった。
標やその円滑化を行うため、通貨紙幣をはじめ、その他
商品券、ギフト券、イベントチケット並びに有価証券等
が印刷物、塗布物等の形態で使用されている。これらの
印刷物、塗布物等は、通常、紙片等に、その特徴を示す
事項が、記載、印刷、塗工等によって付与されたもので
あり、軽量かつ小型で、携行、保管、使用にも便利であ
る。しかし紙片などの一般人にとっても身近な素材を使
用するため、不正に複写、偽造されることがあった。
【0003】このような偽造防止を目的として、旧来よ
り、発行者が所持する印の印影、署名による筆跡、すか
し絵等を用いてその識別手段としていた。しかしこれら
の識別手段は、特殊技能を持つ者や、近年発達した複写
・印刷技術等によって、容易に模造されてしまう。現在
も依然として使用されてはいるが、実質的な信用度は低
くなりつつある。また、近年ではバーコード標識等も使
用されている。しかしこのバーコード標識は、画線から
なる無機的な模様図となるため、その有価証券が有する
優美なイメージを損なったり、またさらに発達した画像
解析・複製技術等によって容易に模造されてしまう欠点
もある。
り、発行者が所持する印の印影、署名による筆跡、すか
し絵等を用いてその識別手段としていた。しかしこれら
の識別手段は、特殊技能を持つ者や、近年発達した複写
・印刷技術等によって、容易に模造されてしまう。現在
も依然として使用されてはいるが、実質的な信用度は低
くなりつつある。また、近年ではバーコード標識等も使
用されている。しかしこのバーコード標識は、画線から
なる無機的な模様図となるため、その有価証券が有する
優美なイメージを損なったり、またさらに発達した画像
解析・複製技術等によって容易に模造されてしまう欠点
もある。
【0004】また、該有価証券を磁気カードや磁性イン
キを用いて印刷した印刷物とし、その磁気を識別する方
法が採られている。しかしながらこれらの磁気カードや
磁性インキを用いた印刷物は、磁性粉体が一般的に持つ
黒色または黒褐色の色調により、美観を損ねたり、磁気
識別機能の使用が容易に判ってしまうため容易に偽造さ
れるという問題もあった。さらに、印刷インキに蛍光物
質を含ませその印刷物の可視蛍光色を識別する方法も採
られている。しかしながらこの可視蛍光色を識別する方
法は、通常、蛍光発色灯により照射しその発色を肉眼に
より識別するものであり、厳密な真偽判別、偽造防止に
は不適である。
キを用いて印刷した印刷物とし、その磁気を識別する方
法が採られている。しかしながらこれらの磁気カードや
磁性インキを用いた印刷物は、磁性粉体が一般的に持つ
黒色または黒褐色の色調により、美観を損ねたり、磁気
識別機能の使用が容易に判ってしまうため容易に偽造さ
れるという問題もあった。さらに、印刷インキに蛍光物
質を含ませその印刷物の可視蛍光色を識別する方法も採
られている。しかしながらこの可視蛍光色を識別する方
法は、通常、蛍光発色灯により照射しその発色を肉眼に
より識別するものであり、厳密な真偽判別、偽造防止に
は不適である。
【0005】また、近年、ある対象物を周囲のものより
目立たせることが望まれることがある。例えば、自己の
存在感、アイデンティティー、個性、感性等を表出する
ことを好む人々が多くなっている。その目的のために
は、衣服及びその他の所有物・携行物、標識物に意匠性
等を付与し、周囲より目立たせる等が行われている。し
かしながら、様々な個性が無数にあるため、従来のよう
な意匠性の付与では十分な目立ち効果が得られなくなっ
た。
目立たせることが望まれることがある。例えば、自己の
存在感、アイデンティティー、個性、感性等を表出する
ことを好む人々が多くなっている。その目的のために
は、衣服及びその他の所有物・携行物、標識物に意匠性
等を付与し、周囲より目立たせる等が行われている。し
かしながら、様々な個性が無数にあるため、従来のよう
な意匠性の付与では十分な目立ち効果が得られなくなっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の欠点を克服し、偽造防止、真偽判別、目立ち
効果を高めることが可能な着色物および着色方法を提供
することである。
従来技術の欠点を克服し、偽造防止、真偽判別、目立ち
効果を高めることが可能な着色物および着色方法を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
の結果、下記構成を採ることにより上記課題を解決する
ことができた。即ち本発明は、以下の通りである。 (1)異なる複数の色素でそれぞれ着色された複数の着
色領域を有する着色物であって、該色素の少なくとも1
種が、視角によって該色素を用いた着色領域の色変化を
生じさせるものであることを特徴とする着色物。 (2)視角によって前記着色領域の色変化を生じさせる
前記色素が、基体粒子の表面に被覆膜を有する膜被覆粉
体であって、該膜被覆粉体の垂直反射を測定した場合の
反射スペクトルにおける380〜780nm間の400
nmの幅〈波長規定幅L〉と縦軸反射の高さ(反射率規
定幅R)を5対2で表示した場合に、ピークの高さ
(H)と半値幅(W)との比(H/W)が0.5〜5の
範囲である分光光度特性を有するものであることを特徴
とする前記(1)記載の着色物。 (3)前記色素の少なくとも1種が、蛍光を発するもの
であることを特徴とする前記(1)記載の着色物。 (4)前記色素の少なくとも1種が、磁性を有するもの
であることを特徴とする前記(1)記載の着色物。
の結果、下記構成を採ることにより上記課題を解決する
ことができた。即ち本発明は、以下の通りである。 (1)異なる複数の色素でそれぞれ着色された複数の着
色領域を有する着色物であって、該色素の少なくとも1
種が、視角によって該色素を用いた着色領域の色変化を
生じさせるものであることを特徴とする着色物。 (2)視角によって前記着色領域の色変化を生じさせる
前記色素が、基体粒子の表面に被覆膜を有する膜被覆粉
体であって、該膜被覆粉体の垂直反射を測定した場合の
反射スペクトルにおける380〜780nm間の400
nmの幅〈波長規定幅L〉と縦軸反射の高さ(反射率規
定幅R)を5対2で表示した場合に、ピークの高さ
(H)と半値幅(W)との比(H/W)が0.5〜5の
範囲である分光光度特性を有するものであることを特徴
とする前記(1)記載の着色物。 (3)前記色素の少なくとも1種が、蛍光を発するもの
であることを特徴とする前記(1)記載の着色物。 (4)前記色素の少なくとも1種が、磁性を有するもの
であることを特徴とする前記(1)記載の着色物。
【0008】(5)偽造防止及び真偽判別が可能である
ことを特徴とする前記(1)記載の着色物。 (6)目立ち効果を有することを特徴とする前記(1)
記載の着色物。 (7)印刷物である前記(1)記載の着色物。 (8)塗布物である前記(1)記載の着色物。 (9)前記色素を配合した配合物より成形された成形体
である前記(1)記載の着色物。
ことを特徴とする前記(1)記載の着色物。 (6)目立ち効果を有することを特徴とする前記(1)
記載の着色物。 (7)印刷物である前記(1)記載の着色物。 (8)塗布物である前記(1)記載の着色物。 (9)前記色素を配合した配合物より成形された成形体
である前記(1)記載の着色物。
【0009】(10)異なる複数の色素でそれぞれ着色
された複数の着色領域を設ける着色方法であって、該色
素の少なくとも1種に、視角によって該色素を用いた着
色領域の色変化を生じさせるものを用いることを特徴と
する着色方法。 (11)視角によって前記着色領域の色変化を生じさせ
る前記色素として、基体粒子の表面に被覆膜を有する膜
被覆粉体であって、該膜被覆粉体の垂直反射を測定した
場合の反射スペクトルにおける380〜780nm間の
400nmの幅〈波長規定幅L〉と縦軸反射の高さ(反
射率規定幅R)を5対2で表示した場合に、ピークの高
さ(H)と半値幅(W)との比(H/W)が0.5〜5
の範囲である分光光度特性を有するものを用いることを
特徴とする前記(10)記載の着色方法。 (12)前記色素の少なくとも1種に、蛍光を発するも
のを用いることを特徴とする前記(10)の着色方法。 (13)前記色素の少なくとも1種に、磁性を有するも
のを用いることを特徴とする前記(10)記載の着色方
法。 (14)偽造防止及び真偽判別を可能にさせることを特
徴とする前記(10)記載の着色方法。
された複数の着色領域を設ける着色方法であって、該色
素の少なくとも1種に、視角によって該色素を用いた着
色領域の色変化を生じさせるものを用いることを特徴と
する着色方法。 (11)視角によって前記着色領域の色変化を生じさせ
る前記色素として、基体粒子の表面に被覆膜を有する膜
被覆粉体であって、該膜被覆粉体の垂直反射を測定した
場合の反射スペクトルにおける380〜780nm間の
400nmの幅〈波長規定幅L〉と縦軸反射の高さ(反
射率規定幅R)を5対2で表示した場合に、ピークの高
さ(H)と半値幅(W)との比(H/W)が0.5〜5
の範囲である分光光度特性を有するものを用いることを
特徴とする前記(10)記載の着色方法。 (12)前記色素の少なくとも1種に、蛍光を発するも
のを用いることを特徴とする前記(10)の着色方法。 (13)前記色素の少なくとも1種に、磁性を有するも
のを用いることを特徴とする前記(10)記載の着色方
法。 (14)偽造防止及び真偽判別を可能にさせることを特
徴とする前記(10)記載の着色方法。
【0010】(15)目立ち効果を付与することを特徴
とする前記(10)記載の着色方法。 (16)印刷物に適用することを特徴とする前記(1
0)記載の着色方法。 (17)塗布物に適用することを特徴とする前記(1
0)記載の着色方法。 (18)前記色素を配合した配合物を成形することを特
徴とする前記(10)記載の着色方法。
とする前記(10)記載の着色方法。 (16)印刷物に適用することを特徴とする前記(1
0)記載の着色方法。 (17)塗布物に適用することを特徴とする前記(1
0)記載の着色方法。 (18)前記色素を配合した配合物を成形することを特
徴とする前記(10)記載の着色方法。
【0011】前記(1)における着色物とは、印刷、塗
布、含浸、抄込み、プラスチック着色、目立ち効果を付
与する着色等のすべての着色法による着色物を意味する
が、本発明は、特に、偽造防止秘密文書、例えば紙幣、
小切手、小切手カード、株券、クレジットカード、収入
印紙、切手、鉄道及び航空券、テレホンカード、プリペ
ードカード、宝くじ券、ギフト券、渡航及び身分証明書
等の偽造防止効果や、色をより鮮やかに見せて周囲から
の目立ち効果を高めることが可能な着色物およびその着
色方法に関する。前記着色物は、いずれも被印刷物また
は支持体上の全面にも、またある特定の範囲にも、判別
パターンを表現できるものである。本発明において、色
素とは、着色物の着色方法に用いる染料及び/又は顔料
等の色材及び下記の着色領域の色変化を生じさせる色素
(膜被覆粉体)を含めたものを意味する。前記(2)に
おける、視角によって前記着色領域の色変化を生じさせ
る色素としては、後述のように、特に好ましくは、本発
明者らによる特願2001−191294号明細書に記
載しているような、独自の技術を基にし、膜数を好まし
くは2層以上として膜厚を厚くすることによつて、反射
スペクトルにおけるピークでの反射率を大きくして、ピ
ークの高さ(H)と半値幅(W)との比(H/W)が上
記の特定の範囲である分光光度特性を保持させることに
より、強力な干渉色の間の角度依存性色変化を有し、美
しい光彩を有し、鮮やかなカラーシフト(色転変)効果
を有し、明度が高く、有利な適用特性を有し、赤〜青〜
紫色の角度依存性の色転変を示し、彩色可能性の範囲を
拡大することを可能とした膜被覆粉体である。
布、含浸、抄込み、プラスチック着色、目立ち効果を付
与する着色等のすべての着色法による着色物を意味する
が、本発明は、特に、偽造防止秘密文書、例えば紙幣、
小切手、小切手カード、株券、クレジットカード、収入
印紙、切手、鉄道及び航空券、テレホンカード、プリペ
ードカード、宝くじ券、ギフト券、渡航及び身分証明書
等の偽造防止効果や、色をより鮮やかに見せて周囲から
の目立ち効果を高めることが可能な着色物およびその着
色方法に関する。前記着色物は、いずれも被印刷物また
は支持体上の全面にも、またある特定の範囲にも、判別
パターンを表現できるものである。本発明において、色
素とは、着色物の着色方法に用いる染料及び/又は顔料
等の色材及び下記の着色領域の色変化を生じさせる色素
(膜被覆粉体)を含めたものを意味する。前記(2)に
おける、視角によって前記着色領域の色変化を生じさせ
る色素としては、後述のように、特に好ましくは、本発
明者らによる特願2001−191294号明細書に記
載しているような、独自の技術を基にし、膜数を好まし
くは2層以上として膜厚を厚くすることによつて、反射
スペクトルにおけるピークでの反射率を大きくして、ピ
ークの高さ(H)と半値幅(W)との比(H/W)が上
記の特定の範囲である分光光度特性を保持させることに
より、強力な干渉色の間の角度依存性色変化を有し、美
しい光彩を有し、鮮やかなカラーシフト(色転変)効果
を有し、明度が高く、有利な適用特性を有し、赤〜青〜
紫色の角度依存性の色転変を示し、彩色可能性の範囲を
拡大することを可能とした膜被覆粉体である。
【0012】本発明の着色物および着色方法は、色素中
の少なくとも1種に、上記の視角によって該色素を用い
た着色領域の色変化を生じさせる色素を含有させること
により、見る角度を変えると、カラーシフト色素を用い
た部分と、従来の色素との色の差が容易に識別でき、真
偽判別方法が容易で簡単に識別できるという特徴を有し
ている。即ち、可視光下、肉眼による識別が可能であ
り、磁気、電場、電子線、可視光、紫外光および赤外光
等によるパターンの識別する装置を必須としない。ま
た、コピー機でコピーしたり、スキャナーで画像読み取
りをしてもカラーシフトする膜被覆粉体による潜像はコ
ピーできないため、偽造防止効果のある印刷物が得られ
る。更に、蛍光物質を含有させることによって、紫外線
ライトでの発光の複合効果により、より高度な偽造防止
が可能となる。基体として磁性体、導電体または誘電体
を活用すると、電場、磁場などの外部要因により反応す
ることにより磁気感応、電気的感応、移動力、回転、運
動、発熱などの付加的な作用を発する機能を持った着色
物および着色方法を提供可能である。
の少なくとも1種に、上記の視角によって該色素を用い
た着色領域の色変化を生じさせる色素を含有させること
により、見る角度を変えると、カラーシフト色素を用い
た部分と、従来の色素との色の差が容易に識別でき、真
偽判別方法が容易で簡単に識別できるという特徴を有し
ている。即ち、可視光下、肉眼による識別が可能であ
り、磁気、電場、電子線、可視光、紫外光および赤外光
等によるパターンの識別する装置を必須としない。ま
た、コピー機でコピーしたり、スキャナーで画像読み取
りをしてもカラーシフトする膜被覆粉体による潜像はコ
ピーできないため、偽造防止効果のある印刷物が得られ
る。更に、蛍光物質を含有させることによって、紫外線
ライトでの発光の複合効果により、より高度な偽造防止
が可能となる。基体として磁性体、導電体または誘電体
を活用すると、電場、磁場などの外部要因により反応す
ることにより磁気感応、電気的感応、移動力、回転、運
動、発熱などの付加的な作用を発する機能を持った着色
物および着色方法を提供可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の着色物および着色
方法について詳細に説明する。本発明は、偽造防止、真
偽判別、目立ち効果を高めることが可能な着色物および
着色方法を提供することであり、最近、有価証券の画像
をスキャナーで取り込み、これを印刷した偽物が使用さ
れいる問題に関連して、多色性粉体の利点である色変化
を、最大限に活用し、高い実用性のある偽造防止、真偽
判別のため又は目立ちの効果を高めるための着色物およ
び着色方法を提供するものである。解決手段として、多
色性粉体の色変化を下記の方法により視覚的に鮮やかに
表現するものである。 ある特定の角度から見た色と同じ色を周囲に設けるこ
とにより、その色との差を利用し、多色性発現効果を視
覚的に強調する。 正面から見た色と同色を用いることにより、コピーし
た際の色の差を無くすことにより偽造防止ができる。 さらに問題点に関して、蛍光を発する多色性粉体を
用いると、正面から見た色と同色を用いることにより、
コピーした際の色の差を無くすことおよび蛍光発光の複
合効果により、より高度な偽造防止が可能となる。
方法について詳細に説明する。本発明は、偽造防止、真
偽判別、目立ち効果を高めることが可能な着色物および
着色方法を提供することであり、最近、有価証券の画像
をスキャナーで取り込み、これを印刷した偽物が使用さ
れいる問題に関連して、多色性粉体の利点である色変化
を、最大限に活用し、高い実用性のある偽造防止、真偽
判別のため又は目立ちの効果を高めるための着色物およ
び着色方法を提供するものである。解決手段として、多
色性粉体の色変化を下記の方法により視覚的に鮮やかに
表現するものである。 ある特定の角度から見た色と同じ色を周囲に設けるこ
とにより、その色との差を利用し、多色性発現効果を視
覚的に強調する。 正面から見た色と同色を用いることにより、コピーし
た際の色の差を無くすことにより偽造防止ができる。 さらに問題点に関して、蛍光を発する多色性粉体を
用いると、正面から見た色と同色を用いることにより、
コピーした際の色の差を無くすことおよび蛍光発光の複
合効果により、より高度な偽造防止が可能となる。
【0014】前記のように、本発明の着色物は、異なる
複数の色素でそれぞれ着色された複数の着色領域を有す
る着色物であって、該色素の少なくとも1種が、視角に
よって該色素を用いた着色領域の色変化を生じさせる多
層膜被覆粉体を含有するものである。
複数の色素でそれぞれ着色された複数の着色領域を有す
る着色物であって、該色素の少なくとも1種が、視角に
よって該色素を用いた着色領域の色変化を生じさせる多
層膜被覆粉体を含有するものである。
【0015】上記の真偽判別着色物として特に好ましく
は、視角によって着色領域の色変化を生じさせる色素で
あり、本発明者らによる特願2001−191294号
明細書に記載しているような、独自の技術を基にし、膜
数を好ましくは2層以上として膜厚を厚くすることによ
つて、反射スペクトルにおけるピークでの反射率を大き
くした後述の強力な干渉色の間の角度依存性色変化を有
し、美しい光彩を有し、鮮やかなカラーシフト(色転
変)効果を有し、明度が高く、有利な適用特性を有し、
赤〜青〜紫色の角度依存性の色転変を示し、彩色可能性
の範囲を拡大することを可能とした膜被覆粉体をインキ
用分散媒中に分散したカラーインキ組成物、特に該基体
粒子が磁性を有するカラーインキ組成物で印刷した印刷
物がその代表的な例として挙げられる。
は、視角によって着色領域の色変化を生じさせる色素で
あり、本発明者らによる特願2001−191294号
明細書に記載しているような、独自の技術を基にし、膜
数を好ましくは2層以上として膜厚を厚くすることによ
つて、反射スペクトルにおけるピークでの反射率を大き
くした後述の強力な干渉色の間の角度依存性色変化を有
し、美しい光彩を有し、鮮やかなカラーシフト(色転
変)効果を有し、明度が高く、有利な適用特性を有し、
赤〜青〜紫色の角度依存性の色転変を示し、彩色可能性
の範囲を拡大することを可能とした膜被覆粉体をインキ
用分散媒中に分散したカラーインキ組成物、特に該基体
粒子が磁性を有するカラーインキ組成物で印刷した印刷
物がその代表的な例として挙げられる。
【0016】本発明の着色物および着色方法に用いられ
る上記視角によって該色素を用いた着色領域の色変化を
生じさせる多層膜被覆粉体は、基体粒子の表面上に前述
の膜被覆粉体の垂直反射を測定した場合の反射スペクト
ルにおける380〜780nm間の400nmの幅〈波
長規定幅L〉と縦軸反射の高さ(反射率規定幅R)を5
対2で表示した場合に、ピークの高さ(H)と半値幅
(W)との比(H/W)が0.5〜5の範囲である分光
光度特性を有する多層膜被覆粉体を含有するものであ
る。ピークの高さ(H)と半値幅(W)との比(H/
W)が0.5〜5の範囲である分光光度特性を保持させ
ることが必要であり、好ましくは1/1.5〜1/0.
3の範囲であり、より好ましくは1〜2の範囲である。
比(H/W)が0.5未満では反射される色の幅が広く
なり、鮮やかな色とならず、また、比(H/W)が5以
上に大きくするには被覆する膜数を非常に多くする必要
があり、基体粒子の物性を損なったり、製造コストの問
題が生じる。
る上記視角によって該色素を用いた着色領域の色変化を
生じさせる多層膜被覆粉体は、基体粒子の表面上に前述
の膜被覆粉体の垂直反射を測定した場合の反射スペクト
ルにおける380〜780nm間の400nmの幅〈波
長規定幅L〉と縦軸反射の高さ(反射率規定幅R)を5
対2で表示した場合に、ピークの高さ(H)と半値幅
(W)との比(H/W)が0.5〜5の範囲である分光
光度特性を有する多層膜被覆粉体を含有するものであ
る。ピークの高さ(H)と半値幅(W)との比(H/
W)が0.5〜5の範囲である分光光度特性を保持させ
ることが必要であり、好ましくは1/1.5〜1/0.
3の範囲であり、より好ましくは1〜2の範囲である。
比(H/W)が0.5未満では反射される色の幅が広く
なり、鮮やかな色とならず、また、比(H/W)が5以
上に大きくするには被覆する膜数を非常に多くする必要
があり、基体粒子の物性を損なったり、製造コストの問
題が生じる。
【0017】光透過性の被覆膜として、金属塩等の反応
により、金属水酸化物膜あるいは金属酸化物膜等を複数
層とする場合において、前記被覆膜(基体粒子を被覆
し、光干渉に関与する膜の層)の各層の厚さを調整する
ことにより特別の機能を与えることができる。例えば、
基体粒子の表面に、屈折率の異なる交互被覆膜を、次の
式(1)を満たすように、被膜を形成する物質の屈折率
nと可視光の波長の4分の1の整数m倍に相当する厚さ
dを有する交互膜を適当な厚さと膜数設けると、特定の
波長λの光(フレネルの干渉反射を利用したもの)が反
射または吸収される。
により、金属水酸化物膜あるいは金属酸化物膜等を複数
層とする場合において、前記被覆膜(基体粒子を被覆
し、光干渉に関与する膜の層)の各層の厚さを調整する
ことにより特別の機能を与えることができる。例えば、
基体粒子の表面に、屈折率の異なる交互被覆膜を、次の
式(1)を満たすように、被膜を形成する物質の屈折率
nと可視光の波長の4分の1の整数m倍に相当する厚さ
dを有する交互膜を適当な厚さと膜数設けると、特定の
波長λの光(フレネルの干渉反射を利用したもの)が反
射または吸収される。
【0018】
nd=mλ/4 (1)
【0019】この作用を利用して、基体粒子の表面に目
標とする可視光の波長に対し、式(1)を満たすような
膜の厚みと屈折率を有する被膜を製膜し、さらにその上
に屈折率の異なる膜を被覆することを1度あるいはそれ
以上交互に繰り返すことにより可視光域に反射ピークを
有する膜が形成される。このとき製膜する物質の順序は
次のように決める。まず核となる基体の屈折率が高いと
きには第1層目が屈折率の低い膜、逆の関係の場合には
第1層目が屈折率の高い膜とすることが好ましい。
標とする可視光の波長に対し、式(1)を満たすような
膜の厚みと屈折率を有する被膜を製膜し、さらにその上
に屈折率の異なる膜を被覆することを1度あるいはそれ
以上交互に繰り返すことにより可視光域に反射ピークを
有する膜が形成される。このとき製膜する物質の順序は
次のように決める。まず核となる基体の屈折率が高いと
きには第1層目が屈折率の低い膜、逆の関係の場合には
第1層目が屈折率の高い膜とすることが好ましい。
【0020】膜厚は、膜屈折率と膜厚の積である光学膜
厚の変化を分光光度計などで反射波形として測定、制御
するが、反射波形が最終的に必要な波形になるように各
層の膜厚を設計する。例えば、多層膜を構成する各単位
被膜の反射波形のピーク位置を特定の波長に精密に合わ
せると、染料や顔料を用いずとも青、緑、黄色などのの
単色の着色粉体とすることができる。
厚の変化を分光光度計などで反射波形として測定、制御
するが、反射波形が最終的に必要な波形になるように各
層の膜厚を設計する。例えば、多層膜を構成する各単位
被膜の反射波形のピーク位置を特定の波長に精密に合わ
せると、染料や顔料を用いずとも青、緑、黄色などのの
単色の着色粉体とすることができる。
【0021】ただし、実際の基体の場合、基体の粒径、
形状、膜物質および基体粒子物質の相互の界面での位相
ずれ及び屈折率の波長依存性によるピークシフトなどを
考慮して設計する必要がある。例えば、基体粒子の形状
が平行平板状である場合には、粒子平面に形成される平
行膜によるフレネル干渉は上記式(1)のnを次の式
(2)のNに置き換えた条件で設計する。特に、基体の
形状が平行平板状である場合でも金属膜が含まれる場合
には、式(2)の金属の屈折率Nに減衰係数κが含まれ
る。なお、透明酸化物(誘電体)の場合にはκは非常に
小さく無視できる。
形状、膜物質および基体粒子物質の相互の界面での位相
ずれ及び屈折率の波長依存性によるピークシフトなどを
考慮して設計する必要がある。例えば、基体粒子の形状
が平行平板状である場合には、粒子平面に形成される平
行膜によるフレネル干渉は上記式(1)のnを次の式
(2)のNに置き換えた条件で設計する。特に、基体の
形状が平行平板状である場合でも金属膜が含まれる場合
には、式(2)の金属の屈折率Nに減衰係数κが含まれ
る。なお、透明酸化物(誘電体)の場合にはκは非常に
小さく無視できる。
【0022】
N=n+iκ(iは複素数を表す) (2)
【0023】この減衰係数κが大きいと、膜物質および
基体物質の相互の界面での位相ずれが大きくなり、さら
に多層膜のすべての層に位相ずれによる干渉最適膜厚に
影響を及ぼす。
基体物質の相互の界面での位相ずれが大きくなり、さら
に多層膜のすべての層に位相ずれによる干渉最適膜厚に
影響を及ぼす。
【0024】これにより幾何学的な膜厚だけを合わせて
もピーク位置がずれるため、特にシアン色系に着色する
際に色が淡くなる。これを防ぐためには、すべての膜に
対する位相ずれの影響を加味し、コンピューターシミュ
レーションであらかじめ膜厚の組合せが最適になるよう
に設計する。さらに、基体表面にある酸化物層のための
位相ずれや、屈折率の波長依存性によるピークシフトが
ある。これらを補正するためには、分光光度計などで、
反射ピークが最終目的膜数で目標波長になるよう最適の
条件を見出すことが必要である。
もピーク位置がずれるため、特にシアン色系に着色する
際に色が淡くなる。これを防ぐためには、すべての膜に
対する位相ずれの影響を加味し、コンピューターシミュ
レーションであらかじめ膜厚の組合せが最適になるよう
に設計する。さらに、基体表面にある酸化物層のための
位相ずれや、屈折率の波長依存性によるピークシフトが
ある。これらを補正するためには、分光光度計などで、
反射ピークが最終目的膜数で目標波長になるよう最適の
条件を見出すことが必要である。
【0025】球状粉体などの曲面に形成された膜の干渉
は平板と同様に起こり、基本的にはフレネルの干渉原理
に従う。したがって、着色方法も特定の色系に設計する
ことができる。ただし曲面の場合には、粉体に入射し反
射された光が複雑に干渉を起こす。これらの干渉波形は
膜数が少ない場合には平板とほぼ同じである。しかし、
総数が増えると多層膜内部での干渉がより複雑になる。
多層膜の場合もフレネル干渉に基づいて、反射分光曲線
をコンピューターシミュレーションであらかじめ膜厚の
組合せが最適になるよう設計することができる。特に基
体粒子表面への被膜形成の場合、基体粒子表面とすべて
の膜に対する位相ずれの影響を加味し、コンピュータシ
ミュレーションであらかじめ膜厚の組合せが最適になる
よう設計する。さらに、基体粒子表面にある酸化物層の
ためのピークシフトや屈折率の波長依存性によるピーク
シフトも加味する。実際のサンプル製造では設計した分
光曲線を参考にし、実際の膜においてこれらを補正する
ために、分光光度計などで反射ピークが最終目的膜数で
目標波長になるよう膜厚を変えながら最適の条件を見出
さねばならない。
は平板と同様に起こり、基本的にはフレネルの干渉原理
に従う。したがって、着色方法も特定の色系に設計する
ことができる。ただし曲面の場合には、粉体に入射し反
射された光が複雑に干渉を起こす。これらの干渉波形は
膜数が少ない場合には平板とほぼ同じである。しかし、
総数が増えると多層膜内部での干渉がより複雑になる。
多層膜の場合もフレネル干渉に基づいて、反射分光曲線
をコンピューターシミュレーションであらかじめ膜厚の
組合せが最適になるよう設計することができる。特に基
体粒子表面への被膜形成の場合、基体粒子表面とすべて
の膜に対する位相ずれの影響を加味し、コンピュータシ
ミュレーションであらかじめ膜厚の組合せが最適になる
よう設計する。さらに、基体粒子表面にある酸化物層の
ためのピークシフトや屈折率の波長依存性によるピーク
シフトも加味する。実際のサンプル製造では設計した分
光曲線を参考にし、実際の膜においてこれらを補正する
ために、分光光度計などで反射ピークが最終目的膜数で
目標波長になるよう膜厚を変えながら最適の条件を見出
さねばならない。
【0026】また、金属や減衰係数の大きい核粒子ある
いは膜を用いる場合についても、金属面減衰係数の大き
い物質表面での反射光が楕円偏光する等、位相ずれが起
こり、この干渉が核粒子と多層膜それぞれの粒子相互の
位相に影響を及ぼすため、それぞれを最適化し、目標波
形を得ることは非常に複雑であり、最適干渉反射波形を
得るために、前記のように核粒子および多層膜各膜の物
質の光学物性値を求め、それを基にコンピュータシュミ
レーションであらかじめ目標波形が得られる膜厚および
膜の組合せを求めておかなければならない。
いは膜を用いる場合についても、金属面減衰係数の大き
い物質表面での反射光が楕円偏光する等、位相ずれが起
こり、この干渉が核粒子と多層膜それぞれの粒子相互の
位相に影響を及ぼすため、それぞれを最適化し、目標波
形を得ることは非常に複雑であり、最適干渉反射波形を
得るために、前記のように核粒子および多層膜各膜の物
質の光学物性値を求め、それを基にコンピュータシュミ
レーションであらかじめ目標波形が得られる膜厚および
膜の組合せを求めておかなければならない。
【0027】不定形状の粉末に着色する場合も多層膜に
よる干渉が起こり、球状粉体の干渉多層膜の条件を参考
にして基本的な膜設計を行う。上記の多層膜を構成する
各単位被膜のピーク位置は各層の膜厚により調整するこ
とができ、膜厚は基体粒子の表面に金属酸化物等の固相
成分を形成させる被覆形成条件中、原料組成、固相析出
速度および基体量などを制御することにより、精度良く
膜厚を制御でき、均一な厚さの被膜を形成することがで
き、所望の色系に着色することができる。以上のよう
に、反射ピークや吸収ボトムが最終目的膜数で目標波長
になるよう膜形成溶液などの製膜条件を変えながら最適
の条件を見出すことにより、特定の色系の粉体を得るこ
とができる。また、多層膜を構成する物質の組合せおよ
び各単位被膜の膜厚を制御することにより多層膜干渉に
よる発色を調整することができる。これにより、染料や
顔料を用いなくても粉体を所望の色系に鮮やかに着色す
ることができる。
よる干渉が起こり、球状粉体の干渉多層膜の条件を参考
にして基本的な膜設計を行う。上記の多層膜を構成する
各単位被膜のピーク位置は各層の膜厚により調整するこ
とができ、膜厚は基体粒子の表面に金属酸化物等の固相
成分を形成させる被覆形成条件中、原料組成、固相析出
速度および基体量などを制御することにより、精度良く
膜厚を制御でき、均一な厚さの被膜を形成することがで
き、所望の色系に着色することができる。以上のよう
に、反射ピークや吸収ボトムが最終目的膜数で目標波長
になるよう膜形成溶液などの製膜条件を変えながら最適
の条件を見出すことにより、特定の色系の粉体を得るこ
とができる。また、多層膜を構成する物質の組合せおよ
び各単位被膜の膜厚を制御することにより多層膜干渉に
よる発色を調整することができる。これにより、染料や
顔料を用いなくても粉体を所望の色系に鮮やかに着色す
ることができる。
【0028】また、カラーシフトを最大にするために、
鋭い反射ピーク波長およびピークの数を最適化すること
が必要であり、各層の膜厚制御の最適化を行う。特に反
射ピークが可視域外から、見る角度を変えることによ
り、可視域内に現れる場合、あるいは逆に、見る角度を
変えることにより、可視域の反射ピークが現れる場合、
鋭い反射ピークであれば、わずかに見る角度が変わるこ
とにより、色も同時に変化させることができ、有効であ
る。
鋭い反射ピーク波長およびピークの数を最適化すること
が必要であり、各層の膜厚制御の最適化を行う。特に反
射ピークが可視域外から、見る角度を変えることによ
り、可視域内に現れる場合、あるいは逆に、見る角度を
変えることにより、可視域の反射ピークが現れる場合、
鋭い反射ピークであれば、わずかに見る角度が変わるこ
とにより、色も同時に変化させることができ、有効であ
る。
【0029】本発明の着色物および着色方法に用いられ
る膜被覆粉体において、その金属酸化物膜等を形成させ
る対照となる基体粒子は、特に限定されず、金属を含む
無機物でも、有機物でもよく磁性体、誘電体、導電体お
よび絶縁体等でもよい。基体が金属の場合、鉄、ニッケ
ル、クロム、チタン、アルミニウム等、どのような金属
でもよいが、その磁性を利用するものにおいては、鉄等
磁性を帯びるものが好ましい。これらの金属は合金でも
良く、前記の磁性を有するものであるときには、強磁性
合金を使用することが好ましい。また、その粉体の基体
が金属化合物の場合には、その代表的なものとして前記
した金属の酸化物が挙げられるが、例えば、鉄、ニッケ
ル、クロム、チタン、アルミニウム、ケイ素等の外、カ
ルシウム、マグネシウム、バリウム等の酸化物、あるい
はこれらの複合酸化物でも良い。さらに、金属酸化物以
外の金属化合物としては、金属窒化物、金属炭化物、金
属硫化物、金属フッ化物、金属炭酸塩、金属燐酸塩など
を挙げることができる。
る膜被覆粉体において、その金属酸化物膜等を形成させ
る対照となる基体粒子は、特に限定されず、金属を含む
無機物でも、有機物でもよく磁性体、誘電体、導電体お
よび絶縁体等でもよい。基体が金属の場合、鉄、ニッケ
ル、クロム、チタン、アルミニウム等、どのような金属
でもよいが、その磁性を利用するものにおいては、鉄等
磁性を帯びるものが好ましい。これらの金属は合金でも
良く、前記の磁性を有するものであるときには、強磁性
合金を使用することが好ましい。また、その粉体の基体
が金属化合物の場合には、その代表的なものとして前記
した金属の酸化物が挙げられるが、例えば、鉄、ニッケ
ル、クロム、チタン、アルミニウム、ケイ素等の外、カ
ルシウム、マグネシウム、バリウム等の酸化物、あるい
はこれらの複合酸化物でも良い。さらに、金属酸化物以
外の金属化合物としては、金属窒化物、金属炭化物、金
属硫化物、金属フッ化物、金属炭酸塩、金属燐酸塩など
を挙げることができる。
【0030】さらに、基体粒子として、金属以外では、
半金属、非金属の化合物、特に酸化物、炭化物、窒化物
であり、シリカ、ガラスビーズ等を使用することができ
る。その他の無機物としてはシラスバルーン(中空ケイ
酸粒子)などの無機中空粒子、微小炭素中空球(クレカ
スフェアー)、電融アルミナバブル、アエロジル、ホワ
イトカーボン、シリカ微小中空球、炭酸カルシウム微小
中空球、炭酸カルシウム、パーライト、タルク、ベント
ナイト、合成雲母、白雲母など雲母類、カオリン等を用
いることができる。
半金属、非金属の化合物、特に酸化物、炭化物、窒化物
であり、シリカ、ガラスビーズ等を使用することができ
る。その他の無機物としてはシラスバルーン(中空ケイ
酸粒子)などの無機中空粒子、微小炭素中空球(クレカ
スフェアー)、電融アルミナバブル、アエロジル、ホワ
イトカーボン、シリカ微小中空球、炭酸カルシウム微小
中空球、炭酸カルシウム、パーライト、タルク、ベント
ナイト、合成雲母、白雲母など雲母類、カオリン等を用
いることができる。
【0031】有機物としては、樹脂粒子が好ましい。樹
脂粒子の具体例としては、セルロースパウダー、酢酸セ
ルロースパウダー、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリエ
ステル、メラミン樹脂、ポリウレタン、酢酸ビニル樹
脂、ケイ素樹脂、アクリル酸エステル、メタアクリル酸
エステル、スチレン、エチレン、プロピレン及びこれら
の誘導体の重合または共重合により得られる球状または
破砕の粒子などが挙げられる。特に好ましい樹脂粒子は
アクリル酸またはメタアクリル酸エステルの重合により
得られる球状のアクリル樹脂粒子である。但し、樹脂粒
子を基体とする場合、乾燥における加熱温度は樹脂の融
点以下でなければならない。
脂粒子の具体例としては、セルロースパウダー、酢酸セ
ルロースパウダー、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリエ
ステル、メラミン樹脂、ポリウレタン、酢酸ビニル樹
脂、ケイ素樹脂、アクリル酸エステル、メタアクリル酸
エステル、スチレン、エチレン、プロピレン及びこれら
の誘導体の重合または共重合により得られる球状または
破砕の粒子などが挙げられる。特に好ましい樹脂粒子は
アクリル酸またはメタアクリル酸エステルの重合により
得られる球状のアクリル樹脂粒子である。但し、樹脂粒
子を基体とする場合、乾燥における加熱温度は樹脂の融
点以下でなければならない。
【0032】基体の形状としては、球体、亜球状態、正
多面体等の等方体、直方体、回転楕円体、菱面体、板状
体、針状体(円柱、角柱)などの多面体、さらに粉砕物
のような全く不定形な粉体も使用可能である。これらの
基体は、粒径については特に限定するものでないが、
0.01μm〜数mmの範囲のものが好ましい。また、
基体粒子の比重としては、0.1〜10.5の範囲のも
のが用いられるが、得られた粉体を液体等に分散させて
使用する場合には、流動性、浮遊性の面から0.1〜
5.5が好ましく、より好ましくは0.1〜2.8、更
に、好ましくは0.5〜1.8の範囲である。得られた
粉体を液体等に分散させて使用する場合、基体の比重が
0.1未満では液体中の浮力が大きすぎるため、膜を多
層あるいは非常に厚くする必要があり、不経済である。
一方、10.5を超えると、浮遊させるための膜が厚く
なり、同様に不経済である。
多面体等の等方体、直方体、回転楕円体、菱面体、板状
体、針状体(円柱、角柱)などの多面体、さらに粉砕物
のような全く不定形な粉体も使用可能である。これらの
基体は、粒径については特に限定するものでないが、
0.01μm〜数mmの範囲のものが好ましい。また、
基体粒子の比重としては、0.1〜10.5の範囲のも
のが用いられるが、得られた粉体を液体等に分散させて
使用する場合には、流動性、浮遊性の面から0.1〜
5.5が好ましく、より好ましくは0.1〜2.8、更
に、好ましくは0.5〜1.8の範囲である。得られた
粉体を液体等に分散させて使用する場合、基体の比重が
0.1未満では液体中の浮力が大きすぎるため、膜を多
層あるいは非常に厚くする必要があり、不経済である。
一方、10.5を超えると、浮遊させるための膜が厚く
なり、同様に不経済である。
【0033】本発明の着色物および着色方法に用いられ
る膜被覆粉体においては、前記のように、上記粉体基体
粒子を屈折率が互いに異なる複数の被膜層を用い、各被
膜層の屈折率および層厚を適宜選択して被覆することに
より、その干渉色により特定の色系に着色しかつカラー
シフトを発現する粉体とすることができる。前記したよ
うに、基体粒子の表面上に金属塩の反応により金属水酸
化物膜あるいは金属酸化物膜を析出させるが、固相析出
反応の溶媒として、緩衡溶液を用い、ある一定のpHで
適当な速さで析出させる。
る膜被覆粉体においては、前記のように、上記粉体基体
粒子を屈折率が互いに異なる複数の被膜層を用い、各被
膜層の屈折率および層厚を適宜選択して被覆することに
より、その干渉色により特定の色系に着色しかつカラー
シフトを発現する粉体とすることができる。前記したよ
うに、基体粒子の表面上に金属塩の反応により金属水酸
化物膜あるいは金属酸化物膜を析出させるが、固相析出
反応の溶媒として、緩衡溶液を用い、ある一定のpHで
適当な速さで析出させる。
【0034】本発明において、金属塩として使用される
金属は、鉄、ニッケル、クロム、チタン、亜鉛、アルミ
ニウム、カドミウム、ジルコニウム、ケイ素、錫、鉛、
リチウム、インジウム、ネオジウム、ビスマス、セリウ
ム、アンチモン等の他、カルシウム、マグネシウム、バ
リウム等が挙げられる。また、これら金属の塩として
は、硫酸、硝酸、塩酸、シュウ酸、炭酸やカルボン酸の
塩が挙げられる。さらにまた、前記金属のキレート錯体
も含まれる。該膜被覆粉体の作成において使用される金
属塩の種類は、その基体の表面に付与しようとする性質
や製造に際して適用する手段に応じてそれに適するもの
が選択される。
金属は、鉄、ニッケル、クロム、チタン、亜鉛、アルミ
ニウム、カドミウム、ジルコニウム、ケイ素、錫、鉛、
リチウム、インジウム、ネオジウム、ビスマス、セリウ
ム、アンチモン等の他、カルシウム、マグネシウム、バ
リウム等が挙げられる。また、これら金属の塩として
は、硫酸、硝酸、塩酸、シュウ酸、炭酸やカルボン酸の
塩が挙げられる。さらにまた、前記金属のキレート錯体
も含まれる。該膜被覆粉体の作成において使用される金
属塩の種類は、その基体の表面に付与しようとする性質
や製造に際して適用する手段に応じてそれに適するもの
が選択される。
【0035】本発明に用いられる膜被覆粉体は、基本的
に無色透明の膜を形成し、屈折率の異なる膜を積層させ
て着色するため、前記のような金属とその塩が挙げられ
ているが、干渉による着色だけでは反射及び吸収スペク
トルの波形が所望の色にならない場合は、次のような金
属コバルト、イットリウム、硫黄、ユーロピウム、ディ
スプロシウム、アンチモン、サマリウム、銅、銀、金、
白金、ロジウム、イリジウム、タングステン、鉄、マン
ガン等の金属の硫酸、硝酸、塩酸、シュウ酸、炭酸、カ
ルボン酸の塩等を用いることが好ましい。さらに前記金
属のキレート錯体も好ましい。これらの金属の膜中の含
有率は10ppm〜15%、好ましくは10ppm〜1
5%、さらに望ましくは50ppm〜5%である。これ
らの金属の含有率が小さいときには、着色が不十分とな
り、多すぎると着色が強すぎて暗い色となり、明るい色
の粉体が得られないという不都合が生じる。
に無色透明の膜を形成し、屈折率の異なる膜を積層させ
て着色するため、前記のような金属とその塩が挙げられ
ているが、干渉による着色だけでは反射及び吸収スペク
トルの波形が所望の色にならない場合は、次のような金
属コバルト、イットリウム、硫黄、ユーロピウム、ディ
スプロシウム、アンチモン、サマリウム、銅、銀、金、
白金、ロジウム、イリジウム、タングステン、鉄、マン
ガン等の金属の硫酸、硝酸、塩酸、シュウ酸、炭酸、カ
ルボン酸の塩等を用いることが好ましい。さらに前記金
属のキレート錯体も好ましい。これらの金属の膜中の含
有率は10ppm〜15%、好ましくは10ppm〜1
5%、さらに望ましくは50ppm〜5%である。これ
らの金属の含有率が小さいときには、着色が不十分とな
り、多すぎると着色が強すぎて暗い色となり、明るい色
の粉体が得られないという不都合が生じる。
【0036】これらの金属塩による金属酸化物等の膜
は、複数層形成してもよく、またそれらの金属酸化物等
の膜の上に、必要により金属アルコキシドの加水分解に
よる金属酸化物等、また他の製膜方法による膜を形成す
ることもできる。このようにして、基体粒子の上に多層
の膜を形成することができ、しかもその際、各層の厚さ
が所定の厚さをもつように形成条件を設定することによ
り、目的とする特性を得ることができる。また簡単な操
作でかつ安価な原料である金属塩を用いて金属酸化物等
の膜を多層に形成することができる。特に、高価な金属
アルコキシドを原料とすることなく、多重層膜被覆粉体
とすることができる点は重要な利点である。
は、複数層形成してもよく、またそれらの金属酸化物等
の膜の上に、必要により金属アルコキシドの加水分解に
よる金属酸化物等、また他の製膜方法による膜を形成す
ることもできる。このようにして、基体粒子の上に多層
の膜を形成することができ、しかもその際、各層の厚さ
が所定の厚さをもつように形成条件を設定することによ
り、目的とする特性を得ることができる。また簡単な操
作でかつ安価な原料である金属塩を用いて金属酸化物等
の膜を多層に形成することができる。特に、高価な金属
アルコキシドを原料とすることなく、多重層膜被覆粉体
とすることができる点は重要な利点である。
【0037】本発明の着色物および着色方法に用いられ
る膜被覆粉体を製造する方法では、多層被覆膜を連続し
た工程として製作しても良く、また、各被覆膜を1層ず
つ製作、あるいは単層製作と複層連続製作を組み合わせ
るなど種々の方法で製作することができる。本発明に用
いられる膜被覆粉体の粒径は、特に限定されず、目的に
応じて適宜調整することができるが、通常は0.1μm
〜数mmが好ましく、より好ましくは0.1μm〜30
μmの範囲である。
る膜被覆粉体を製造する方法では、多層被覆膜を連続し
た工程として製作しても良く、また、各被覆膜を1層ず
つ製作、あるいは単層製作と複層連続製作を組み合わせ
るなど種々の方法で製作することができる。本発明に用
いられる膜被覆粉体の粒径は、特に限定されず、目的に
応じて適宜調整することができるが、通常は0.1μm
〜数mmが好ましく、より好ましくは0.1μm〜30
μmの範囲である。
【0038】本発明に用いられる膜被覆粉体の好ましい
1層の厚さ範囲は、膜物質および基体となる粒子の大き
さによって異なる。膜物質が金属あるいは不透明金属酸
化物、金属硫化物など吸収係数の大きい物質の場合に
は、基体粒子が0.1μm〜1μmでは0.00001
μm〜0.5μm、基体粒子が1μm〜10μmでは
0.001μm〜0.7μm、基体粒子が10μm以上
では0.001μm〜1.0μmであることが好まし
い。膜物質が透明酸化物等のように吸収係数が小さい場
合には、基体粒子が0.1μm〜1μmでは0.01μ
m〜1.5μm、基体粒子が1μm〜10μmでは0.
01μm〜3.0μm、基体粒子が10μm以上では
0.01μm〜5.0μmであることが好ましい。ま
た、上記本発明に用いられる膜被覆粉体の総膜厚の好ま
しい厚さ範囲も、基体となる粒子の大きさによって異な
る。基体粒子が0.1μm〜1μmでは0.1μm〜5
μm、基体粒子が1μm〜10μmでは0.1μm〜8
μm、基体粒子が10μm以上では0.1μm〜20μ
mであることが好ましい。
1層の厚さ範囲は、膜物質および基体となる粒子の大き
さによって異なる。膜物質が金属あるいは不透明金属酸
化物、金属硫化物など吸収係数の大きい物質の場合に
は、基体粒子が0.1μm〜1μmでは0.00001
μm〜0.5μm、基体粒子が1μm〜10μmでは
0.001μm〜0.7μm、基体粒子が10μm以上
では0.001μm〜1.0μmであることが好まし
い。膜物質が透明酸化物等のように吸収係数が小さい場
合には、基体粒子が0.1μm〜1μmでは0.01μ
m〜1.5μm、基体粒子が1μm〜10μmでは0.
01μm〜3.0μm、基体粒子が10μm以上では
0.01μm〜5.0μmであることが好ましい。ま
た、上記本発明に用いられる膜被覆粉体の総膜厚の好ま
しい厚さ範囲も、基体となる粒子の大きさによって異な
る。基体粒子が0.1μm〜1μmでは0.1μm〜5
μm、基体粒子が1μm〜10μmでは0.1μm〜8
μm、基体粒子が10μm以上では0.1μm〜20μ
mであることが好ましい。
【0039】本発明に用いられる膜被覆粉体は上記のよ
うに、その製造方法における製膜反応の際に、特に水系
溶媒中で製膜反応させる場合、製膜反応溶媒としてpH
一定条件の水系溶媒を用い、同時に膜被覆反応を超音波
分散条件下で、基体の表面への被膜形成反応により形成
される。上記膜被覆粉体の作製においては、製膜反応を
一定にするために、水系溶媒に緩衝剤を添加し緩衝溶液
とするかあるいはあらかじめ用意された緩衝溶液が用い
られる。また製膜反応の際には緩衝溶液以外の膜原料を
添加し製膜する。製膜原料添加により製膜を行う際に、
pHが大きく変動する場合には、これを防ぐため、緩衝
溶液を追加することが望ましい。本発明で言うところの
pH一定とは、pHが所定のpHの±2以内、好ましく
は±1以内、より好ましくは±0.5以内を言う。
うに、その製造方法における製膜反応の際に、特に水系
溶媒中で製膜反応させる場合、製膜反応溶媒としてpH
一定条件の水系溶媒を用い、同時に膜被覆反応を超音波
分散条件下で、基体の表面への被膜形成反応により形成
される。上記膜被覆粉体の作製においては、製膜反応を
一定にするために、水系溶媒に緩衝剤を添加し緩衝溶液
とするかあるいはあらかじめ用意された緩衝溶液が用い
られる。また製膜反応の際には緩衝溶液以外の膜原料を
添加し製膜する。製膜原料添加により製膜を行う際に、
pHが大きく変動する場合には、これを防ぐため、緩衝
溶液を追加することが望ましい。本発明で言うところの
pH一定とは、pHが所定のpHの±2以内、好ましく
は±1以内、より好ましくは±0.5以内を言う。
【0040】緩衡溶液は種々の系が用いられ、特に限定
されないが、まず基体粒子が十分に分散できることが重
要であり、同時に基体の表面に析出した金属水酸化物あ
るいは金属酸化物の膜被覆粉体も電気2重層の働きで分
散でき、かつ上記の緩やかな滴下反応により緻密な被膜
が製膜できる条件を満足するように選択する。
されないが、まず基体粒子が十分に分散できることが重
要であり、同時に基体の表面に析出した金属水酸化物あ
るいは金属酸化物の膜被覆粉体も電気2重層の働きで分
散でき、かつ上記の緩やかな滴下反応により緻密な被膜
が製膜できる条件を満足するように選択する。
【0041】次に、超音波分散条件としては、種々の超
音波発振装置が使用でき、例えば、超音波洗浄機の水槽
を利用することができ、特に限定されない。しかし超音
波分散の条件は、発振装置の大きさ、反応容器の形状お
よび大きさ、反応溶液の量、体積、基体粒子の量等によ
って変化してくるので、それぞれの場合において、適切
な条件を選択すればよい。製膜反応に使用される緩衡溶
液としては、析出させる固相成分に依存し、特に限定さ
れないが、Tris系、ホウ酸系、グリシン系、コハク
酸系、乳酸系、酢酸系、酒石酸系、塩酸系等が挙げられ
る。
音波発振装置が使用でき、例えば、超音波洗浄機の水槽
を利用することができ、特に限定されない。しかし超音
波分散の条件は、発振装置の大きさ、反応容器の形状お
よび大きさ、反応溶液の量、体積、基体粒子の量等によ
って変化してくるので、それぞれの場合において、適切
な条件を選択すればよい。製膜反応に使用される緩衡溶
液としては、析出させる固相成分に依存し、特に限定さ
れないが、Tris系、ホウ酸系、グリシン系、コハク
酸系、乳酸系、酢酸系、酒石酸系、塩酸系等が挙げられ
る。
【0042】次に一例として、特に水系溶媒中で製膜反
応させる場合、高屈折率の金属酸化物と低屈折率の金属
酸化物の交互多層膜を形成する方法について具体的に説
明する。まず、酸化チタンあるいは酸化ジルコニウムな
どの被膜を形成する場合、酢酸/酢酸ナトリウム系等の
緩衡溶液中に基体粒子を浸漬し超音波発振により分散
し、チタンあるいはジルコニウムなどの金属塩である硫
酸チタン、硫酸ジルコニウム等を原料とし、これら金属
塩の水溶液を反応系に緩やかに滴下し、生成する金属水
酸化物あるいは金属酸化物を基体粒子のまわりに析出さ
せることにより行うことができる。この滴下反応の間、
pHは上記緩衡溶液のpH(5.4)に保持される。反
応終了後、この粉体を固液分離し、洗浄・乾燥後、熱処
理を施す。乾燥手段としては真空乾燥、自然乾燥のいず
れでもよい。また、不活性雰囲気中で噴霧乾燥機などの
装置を用いることも可能である。なお、この被覆される
膜が酸化チタンである場合には、酸化チタンの形成は下
記の反応式で示される。
応させる場合、高屈折率の金属酸化物と低屈折率の金属
酸化物の交互多層膜を形成する方法について具体的に説
明する。まず、酸化チタンあるいは酸化ジルコニウムな
どの被膜を形成する場合、酢酸/酢酸ナトリウム系等の
緩衡溶液中に基体粒子を浸漬し超音波発振により分散
し、チタンあるいはジルコニウムなどの金属塩である硫
酸チタン、硫酸ジルコニウム等を原料とし、これら金属
塩の水溶液を反応系に緩やかに滴下し、生成する金属水
酸化物あるいは金属酸化物を基体粒子のまわりに析出さ
せることにより行うことができる。この滴下反応の間、
pHは上記緩衡溶液のpH(5.4)に保持される。反
応終了後、この粉体を固液分離し、洗浄・乾燥後、熱処
理を施す。乾燥手段としては真空乾燥、自然乾燥のいず
れでもよい。また、不活性雰囲気中で噴霧乾燥機などの
装置を用いることも可能である。なお、この被覆される
膜が酸化チタンである場合には、酸化チタンの形成は下
記の反応式で示される。
【0043】
Ti(SO4)2+2H2O→TiO2+2H2(SO4 )
【0044】硫酸チタニルのTiO2含有量は5g/リ
ットル〜180g/リットルが好ましく、より好ましく
は10g/リットル〜160g/リットルである。5g
/リットル未満では製膜に時間がかかりすぎ、また粉体
処理量が減り、不経済であり、180g/リットルを超
えて高くなると希釈液が添加中に加水分解を起こし製膜
成分にならず、共に不適である。
ットル〜180g/リットルが好ましく、より好ましく
は10g/リットル〜160g/リットルである。5g
/リットル未満では製膜に時間がかかりすぎ、また粉体
処理量が減り、不経済であり、180g/リットルを超
えて高くなると希釈液が添加中に加水分解を起こし製膜
成分にならず、共に不適である。
【0045】続いて、二酸化ケイ素あるいは酸化アルミ
ニウムなどの被膜を形成する場合、KCl/H3BO3系
等にNaOHを加えた緩衡溶液中に上記のチタニアコー
ト粒子を浸漬し分散し、ケイ素あるいはアルミニウムな
どの金属塩であるケイ酸ナトリウム、塩化アルミニウム
等を原料とし、これら金属塩の水溶液を反応系に緩やか
に滴下し、生成する金属水酸化物あるいは金属酸化物を
基体粒子のまわりに析出させることにより行うことがで
きる。この滴下反応の間、pHは上記緩衡溶液のpH
(9.0)に保持される。反応終了後、この粉体を固液
分離し、洗浄・乾燥後、熱処理を施す。この操作によ
り、基体粒子の表面に屈折率の異なる2層の、金属酸化
物膜を形成する操作を繰り返すことにより、多層の金属
酸化物膜をその表面上に有する粉体が得られる。なお、
この被覆される膜が二酸化ケイ素である場合には、二酸
化ケイ素の形成は下記の反応式で示される。
ニウムなどの被膜を形成する場合、KCl/H3BO3系
等にNaOHを加えた緩衡溶液中に上記のチタニアコー
ト粒子を浸漬し分散し、ケイ素あるいはアルミニウムな
どの金属塩であるケイ酸ナトリウム、塩化アルミニウム
等を原料とし、これら金属塩の水溶液を反応系に緩やか
に滴下し、生成する金属水酸化物あるいは金属酸化物を
基体粒子のまわりに析出させることにより行うことがで
きる。この滴下反応の間、pHは上記緩衡溶液のpH
(9.0)に保持される。反応終了後、この粉体を固液
分離し、洗浄・乾燥後、熱処理を施す。この操作によ
り、基体粒子の表面に屈折率の異なる2層の、金属酸化
物膜を形成する操作を繰り返すことにより、多層の金属
酸化物膜をその表面上に有する粉体が得られる。なお、
この被覆される膜が二酸化ケイ素である場合には、二酸
化ケイ素の形成は下記の反応式で示される。
【0046】Na2SiXO2X+1+H2O→XSiO2+2
Na++2OH-
Na++2OH-
【0047】以下に、前記金属化合物膜の製膜方法につ
いて説明する。製膜方法としては、PVD法、CVD法
あるいはスプレードライ法等の気相蒸着法により、基体
粒子の表面に直接、蒸着する方法が可能である。しかし
ながら、本発明者らが先に提案した前記特開平6−22
8604号公報、特開平7−90310号公報あるいは
国際公開WO96/28269号公報に記載されている
金属アルコキシド法や、特開平11−131102号公
報に記載の水系法も好ましく適用することができる。こ
の場合、線成長速度は固相析出速度よりも高くして、非
晶質の均一膜が形成されるように反応条件を調整する。
いて説明する。製膜方法としては、PVD法、CVD法
あるいはスプレードライ法等の気相蒸着法により、基体
粒子の表面に直接、蒸着する方法が可能である。しかし
ながら、本発明者らが先に提案した前記特開平6−22
8604号公報、特開平7−90310号公報あるいは
国際公開WO96/28269号公報に記載されている
金属アルコキシド法や、特開平11−131102号公
報に記載の水系法も好ましく適用することができる。こ
の場合、線成長速度は固相析出速度よりも高くして、非
晶質の均一膜が形成されるように反応条件を調整する。
【0048】また、膜被覆粉体として有機物膜を用いる
ものを用いることができる。該有機物としては、特に限
定されるものではないが、好ましくは樹脂である。樹脂
の具体例としては、セルロース、酢酸セルロース、ポリ
アミド、エポキシ樹脂、ポリエステル、メラミン樹脂、
ポリウレタン、酢酸ビニル樹脂、ケイ素樹脂、アクリル
酸エステル、メタアクリル酸エステル、スチレン、エチ
レン、プロピレン及びこれらの誘導体の重合体または共
重合体などが挙げられる。有機物膜(樹脂膜)を形成す
る場合、a.液相中、基体粒子を分散させて乳化重合さ
せることにより、その粒子の上に樹脂膜を形成させる方
法(液相中での重合法)や、b.気相中での製膜法(C
VD)(PVD)等が採られる。
ものを用いることができる。該有機物としては、特に限
定されるものではないが、好ましくは樹脂である。樹脂
の具体例としては、セルロース、酢酸セルロース、ポリ
アミド、エポキシ樹脂、ポリエステル、メラミン樹脂、
ポリウレタン、酢酸ビニル樹脂、ケイ素樹脂、アクリル
酸エステル、メタアクリル酸エステル、スチレン、エチ
レン、プロピレン及びこれらの誘導体の重合体または共
重合体などが挙げられる。有機物膜(樹脂膜)を形成す
る場合、a.液相中、基体粒子を分散させて乳化重合さ
せることにより、その粒子の上に樹脂膜を形成させる方
法(液相中での重合法)や、b.気相中での製膜法(C
VD)(PVD)等が採られる。
【0049】本発明に使用される膜被覆粉体として、基
体粒子上に多層膜を有するものを製造する場合の例を以
下に示す。例えば、前記の基体粒子が高屈折率の物質か
らなるものであれば、その上に低屈折率の光透過性膜を
設け、さらにその上に高屈折率の粒子構成膜、またさら
に、その上に低屈折率の光透過性膜と、順次交互に設け
る。また、基体粒子が低屈折率のものならば、その上に
高屈折率の粒子構成膜、さらにその上に低屈折率の光透
過性膜、またさらにその上に、高屈折率の粒子構成膜
と、順次設ける。
体粒子上に多層膜を有するものを製造する場合の例を以
下に示す。例えば、前記の基体粒子が高屈折率の物質か
らなるものであれば、その上に低屈折率の光透過性膜を
設け、さらにその上に高屈折率の粒子構成膜、またさら
に、その上に低屈折率の光透過性膜と、順次交互に設け
る。また、基体粒子が低屈折率のものならば、その上に
高屈折率の粒子構成膜、さらにその上に低屈折率の光透
過性膜、またさらにその上に、高屈折率の粒子構成膜
と、順次設ける。
【0050】次に、製膜に使用する具体的原料、特に金
属塩について説明する。高屈折率の膜を製膜するのに使
用する原料としては、酸化チタン膜用には、チタンのハ
ロゲン化物、硫酸塩等、酸化ジルコニウム膜用には、ジ
ルコニウムのハロゲン化物、硫酸塩、カルボン酸塩、シ
ュウ酸塩、キレート錯体等、酸化セリウム膜用には、セ
リウムのハロゲン化物、硫酸塩、カルボン酸塩、シュウ
酸塩等、酸化ビスマス膜用には、ビスマスのハロゲン化
物、硝酸塩、カルボン酸塩等、酸化インジウム膜用に
は、インジウムのハロゲン化物、硫酸塩等が好ましい。
また、低屈折率の膜を製膜するのに使用する原料として
は、酸化ケイ素膜用には、ケイ酸ソーダ、水ガラス、ケ
イ素のハロゲン化物、アルキルシリケート等の有機ケイ
素化合物とその重合体等、酸化アルミニウム膜用には、
アルミニウムのハロゲン化物、硫酸塩、キレート錯体
等、酸化マグネシウム膜用には、マグネシウムの硫酸
塩、ハロゲン化物等が好ましい。また、例えば酸化チタ
ン膜の場合には、塩化チタンに硫酸チタンを混合する
と、より低温で屈折率の高いルチル型の酸化チタン膜に
なる等の効果がある。
属塩について説明する。高屈折率の膜を製膜するのに使
用する原料としては、酸化チタン膜用には、チタンのハ
ロゲン化物、硫酸塩等、酸化ジルコニウム膜用には、ジ
ルコニウムのハロゲン化物、硫酸塩、カルボン酸塩、シ
ュウ酸塩、キレート錯体等、酸化セリウム膜用には、セ
リウムのハロゲン化物、硫酸塩、カルボン酸塩、シュウ
酸塩等、酸化ビスマス膜用には、ビスマスのハロゲン化
物、硝酸塩、カルボン酸塩等、酸化インジウム膜用に
は、インジウムのハロゲン化物、硫酸塩等が好ましい。
また、低屈折率の膜を製膜するのに使用する原料として
は、酸化ケイ素膜用には、ケイ酸ソーダ、水ガラス、ケ
イ素のハロゲン化物、アルキルシリケート等の有機ケイ
素化合物とその重合体等、酸化アルミニウム膜用には、
アルミニウムのハロゲン化物、硫酸塩、キレート錯体
等、酸化マグネシウム膜用には、マグネシウムの硫酸
塩、ハロゲン化物等が好ましい。また、例えば酸化チタ
ン膜の場合には、塩化チタンに硫酸チタンを混合する
と、より低温で屈折率の高いルチル型の酸化チタン膜に
なる等の効果がある。
【0051】また、膜被覆の際の反応温度は各金属塩の
種類に適した温度に管理して被覆することにより、より
完全な酸化物膜を製作することができる。水系溶媒中で
の基体の表面への被膜形成反応(固相析出反応)が遅す
ぎる場合には、反応系を加熱して固相析出反応を促進す
ることもできる。但し、加熱の熱処理が過剰であると、
該反応速度が速すぎて、過飽和な固相が膜にならず、水
溶液中に析出し、ゲルあるいは微粒子を形成し、膜厚制
御が困難になる。
種類に適した温度に管理して被覆することにより、より
完全な酸化物膜を製作することができる。水系溶媒中で
の基体の表面への被膜形成反応(固相析出反応)が遅す
ぎる場合には、反応系を加熱して固相析出反応を促進す
ることもできる。但し、加熱の熱処理が過剰であると、
該反応速度が速すぎて、過飽和な固相が膜にならず、水
溶液中に析出し、ゲルあるいは微粒子を形成し、膜厚制
御が困難になる。
【0052】被覆膜は製作後、蒸留水を加えながら傾斜
洗浄を繰り返して、電解質を除去した後、乾燥・焼成等
の熱処理を施し、固相中に含まれた水を除去して、完全
に酸化物膜とすることが好ましい。また、製膜後の粉体
を回転式チューブ炉などで熱処理することにより、固着
を防ぐことができ、分散された粒子を得ることができ
る。水酸化物膜あるいは酸化物膜を形成し、それを熱処
理するには、各層を被覆する毎に熱処理しても良く、ま
た、目的の多層膜を完成後、最後に熱処理しても良い。
熱処理条件は、反応系により異なるが、上記の熱処理温
度としては200〜1300℃であり、好ましくは40
0〜1100℃である。200℃以下では塩類や水分が
残ってしまう事あり、1300℃を超えて高くなると、
膜と基体が反応し別の物質となることがあり、共に不適
である。熱処理時間としては0.1〜100時間であ
り、好ましくは0.5〜50時間である。
洗浄を繰り返して、電解質を除去した後、乾燥・焼成等
の熱処理を施し、固相中に含まれた水を除去して、完全
に酸化物膜とすることが好ましい。また、製膜後の粉体
を回転式チューブ炉などで熱処理することにより、固着
を防ぐことができ、分散された粒子を得ることができ
る。水酸化物膜あるいは酸化物膜を形成し、それを熱処
理するには、各層を被覆する毎に熱処理しても良く、ま
た、目的の多層膜を完成後、最後に熱処理しても良い。
熱処理条件は、反応系により異なるが、上記の熱処理温
度としては200〜1300℃であり、好ましくは40
0〜1100℃である。200℃以下では塩類や水分が
残ってしまう事あり、1300℃を超えて高くなると、
膜と基体が反応し別の物質となることがあり、共に不適
である。熱処理時間としては0.1〜100時間であ
り、好ましくは0.5〜50時間である。
【0053】次に本発明の着色物および着色方法に用い
る膜被覆粉体を含有する色材組成物の代表例である、
(1)各特定色系インキあるいは塗料様組成物(流体)
および(2)各特定色系トナー、各特定色系乾式インキ
様組成物(粉体)のそれぞれについて説明する。(1)
特定色系インキあるいは塗料様組成物(流体)の媒質
(ビヒクル)としては、カラー印刷用、カラー磁気印刷
用、カラー磁気塗料用に用いられる、従来公知のワニス
を用いることができ、例えば液状ポリマー、有機溶媒に
溶解したポリマーやモノマーなどを粉体の種類やインキ
の適用方法、用途に応じて適宜に選択して使用すること
ができる。
る膜被覆粉体を含有する色材組成物の代表例である、
(1)各特定色系インキあるいは塗料様組成物(流体)
および(2)各特定色系トナー、各特定色系乾式インキ
様組成物(粉体)のそれぞれについて説明する。(1)
特定色系インキあるいは塗料様組成物(流体)の媒質
(ビヒクル)としては、カラー印刷用、カラー磁気印刷
用、カラー磁気塗料用に用いられる、従来公知のワニス
を用いることができ、例えば液状ポリマー、有機溶媒に
溶解したポリマーやモノマーなどを粉体の種類やインキ
の適用方法、用途に応じて適宜に選択して使用すること
ができる。
【0054】上記液状ポリマーとしては、ポリペンタジ
エン、ポリブタジエン等のジエン類、ポリエチレングリ
コール類、ポリアミド類、ポリプロピレン類、ワックス
類あるいはこれらの共重合体変成体等を挙げることがで
きる。有機溶媒に溶解するポリマーとしては、オレフィ
ン系ポリマー類、オリゴエステルアクリレート等のアク
リル系樹脂類、ポリエステル類、ポリアミド類、ポリイ
ソシアネート類、アミノ樹脂類、キシレン樹脂類、ケト
ン樹脂類、ジエン系樹脂類、ロジン変性フェノール樹
脂、ジエン系ゴム類、クロロプレン樹脂類、ワックス類
あるいはこれらの変性体や共重合体などを挙げることが
できる。有機溶媒に溶解するモノマーとしては、スチレ
ン、エチレン、ブタジエン、プロピレンなどを挙げるこ
とができる。有機溶媒としては、エタノール、イソプロ
パノール、ノルマルプロパノール等のアルコール類、ア
セトン等のケトン類、ベンゼン、トルエン、キシレン、
ケロシン、ベンジン炭化水素類、エステル類、エーテル
類あるいはこれらの変性体や共重合体などを挙げること
ができる。
エン、ポリブタジエン等のジエン類、ポリエチレングリ
コール類、ポリアミド類、ポリプロピレン類、ワックス
類あるいはこれらの共重合体変成体等を挙げることがで
きる。有機溶媒に溶解するポリマーとしては、オレフィ
ン系ポリマー類、オリゴエステルアクリレート等のアク
リル系樹脂類、ポリエステル類、ポリアミド類、ポリイ
ソシアネート類、アミノ樹脂類、キシレン樹脂類、ケト
ン樹脂類、ジエン系樹脂類、ロジン変性フェノール樹
脂、ジエン系ゴム類、クロロプレン樹脂類、ワックス類
あるいはこれらの変性体や共重合体などを挙げることが
できる。有機溶媒に溶解するモノマーとしては、スチレ
ン、エチレン、ブタジエン、プロピレンなどを挙げるこ
とができる。有機溶媒としては、エタノール、イソプロ
パノール、ノルマルプロパノール等のアルコール類、ア
セトン等のケトン類、ベンゼン、トルエン、キシレン、
ケロシン、ベンジン炭化水素類、エステル類、エーテル
類あるいはこれらの変性体や共重合体などを挙げること
ができる。
【0055】(2)特定色系トナー、特定色系乾式イン
キ、特定色系乾式塗料様組成物(粉体)は、上記特定色
系多層膜被覆粉体を、樹脂とあるいは必要に応じて調色
材とを、スクリュー型押出機、ロールミル、ニーダなど
で直接混練し、ハンマミル、カッターミルで粗粉砕した
あと、ジェットミルなどで微粉砕し、エルボージェット
などで必要な粒度に分級することにより粉体状シアン色
色材組成物を得ることができる。また、乳化重合法や懸
濁重合法などの重合法を用いて、特定色系多層膜被覆粉
体を粉体状特定色系塗料組成物とすることもできる。さ
らに、特定色系多層膜被覆粉体と樹脂、調色剤などの添
加剤および溶剤をコロイドミルや3本ロールで液状化
し、インキ塗料などの液状特定色系塗料組成物とするこ
ともできる。
キ、特定色系乾式塗料様組成物(粉体)は、上記特定色
系多層膜被覆粉体を、樹脂とあるいは必要に応じて調色
材とを、スクリュー型押出機、ロールミル、ニーダなど
で直接混練し、ハンマミル、カッターミルで粗粉砕した
あと、ジェットミルなどで微粉砕し、エルボージェット
などで必要な粒度に分級することにより粉体状シアン色
色材組成物を得ることができる。また、乳化重合法や懸
濁重合法などの重合法を用いて、特定色系多層膜被覆粉
体を粉体状特定色系塗料組成物とすることもできる。さ
らに、特定色系多層膜被覆粉体と樹脂、調色剤などの添
加剤および溶剤をコロイドミルや3本ロールで液状化
し、インキ塗料などの液状特定色系塗料組成物とするこ
ともできる。
【0056】明度を上げるための調色材としては、白色
顔料(展色材)である、例えば、酸化チタン、酸化亜
鉛、酸化錫、酸化珪素、酸化アンチモン、酸化鉛等ある
いはこれらの複合酸化物類、また炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、炭酸バリウム等の炭酸塩、あるいは硫酸
バリウム、硫酸カルシウムのような硫酸塩類、硫酸亜鉛
のような硫化物あるいは前記酸化物や炭酸塩および硫酸
塩を焼結した複合酸化物、複合含水酸化物類が挙げられ
る。
顔料(展色材)である、例えば、酸化チタン、酸化亜
鉛、酸化錫、酸化珪素、酸化アンチモン、酸化鉛等ある
いはこれらの複合酸化物類、また炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、炭酸バリウム等の炭酸塩、あるいは硫酸
バリウム、硫酸カルシウムのような硫酸塩類、硫酸亜鉛
のような硫化物あるいは前記酸化物や炭酸塩および硫酸
塩を焼結した複合酸化物、複合含水酸化物類が挙げられ
る。
【0057】彩度、色相を調整するため、特にフルカラ
ー用混色で色再現用に使用する場合の調色材としては、
青色顔料である(有機染料・顔料)アルカリブルーレー
キ、ピーコックレーキ、ピーコックレーキブルー等のレ
ーキ染料およびレーキ顔料、オイルブルー等、オイル染
料顔料、アルコールブルー等のアルコール染料、フタロ
シアニン、銅フタロシアニン等のフタロシアニン系顔料
等、(無機顔料)ウルトラマリン等の酸化物硫化物複合
顔料、鉄青、ミロリーブルー等の銅系群青紺青顔料類、
コバルトブルー、セルリアンブルー等の酸化コバルト系
複合酸化物類青色顔料、青色系有機染料および顔料およ
び青色無機顔料アルカリブルーレーキ、ピーコックブル
ーレーキ等のレーキ染料、レーキ系顔料無金属フタロシ
アニン、銅フタロシアニン等のフタロシアニン系染顔料
および緑色顔料であるクロームグリーン、ジンクグリ
ーン、酸化クロム、含水クロム(ビリジアン)等のクロ
ム系酸化物および含水酸化物、エメラルドグリーン等の
銅系酸化物、コバルトグリーン等のコバルト系酸化物等
の無機顔料あるいは、ピグメントグリーン、ナフトール
グリーンなどのニトロソ顔料、グリーンゴールド等のア
ゾ系顔料、フタロシアニングリーン、ポリクロム銅フタ
ロシアニン等のフタロシアニン系顔料、マラカイトグリ
ーンレーキ、アシッドグリーンレーキなどのレーキ系、
オイルグリーン等、オイル染料顔料アルコールブルー等
のアルコール染料顔料等有機染顔料が挙げられる。しか
し本発明はこれらのみに限定されるものではない。
ー用混色で色再現用に使用する場合の調色材としては、
青色顔料である(有機染料・顔料)アルカリブルーレー
キ、ピーコックレーキ、ピーコックレーキブルー等のレ
ーキ染料およびレーキ顔料、オイルブルー等、オイル染
料顔料、アルコールブルー等のアルコール染料、フタロ
シアニン、銅フタロシアニン等のフタロシアニン系顔料
等、(無機顔料)ウルトラマリン等の酸化物硫化物複合
顔料、鉄青、ミロリーブルー等の銅系群青紺青顔料類、
コバルトブルー、セルリアンブルー等の酸化コバルト系
複合酸化物類青色顔料、青色系有機染料および顔料およ
び青色無機顔料アルカリブルーレーキ、ピーコックブル
ーレーキ等のレーキ染料、レーキ系顔料無金属フタロシ
アニン、銅フタロシアニン等のフタロシアニン系染顔料
および緑色顔料であるクロームグリーン、ジンクグリ
ーン、酸化クロム、含水クロム(ビリジアン)等のクロ
ム系酸化物および含水酸化物、エメラルドグリーン等の
銅系酸化物、コバルトグリーン等のコバルト系酸化物等
の無機顔料あるいは、ピグメントグリーン、ナフトール
グリーンなどのニトロソ顔料、グリーンゴールド等のア
ゾ系顔料、フタロシアニングリーン、ポリクロム銅フタ
ロシアニン等のフタロシアニン系顔料、マラカイトグリ
ーンレーキ、アシッドグリーンレーキなどのレーキ系、
オイルグリーン等、オイル染料顔料アルコールブルー等
のアルコール染料顔料等有機染顔料が挙げられる。しか
し本発明はこれらのみに限定されるものではない。
【0058】さらに、微妙な色調制御において、青色、
黄色、赤紫色などの顔料や染料を用いて調色することが
必要な場合は、これらの顔料を添加することにより最適
の特定色とすることが好ましい。この粉体状特定色系塗
料組成物の場合、(a)上記粉砕法で製造する場合の樹
脂としては、特に限定されるものではないが、ポリアミ
ド、エポキシ樹脂、ポリエステル、メラミン樹脂、ポリ
ウレタン、酢酸ビニル樹脂、ケイ素樹脂、アクリル酸エ
ステル、メタアクリル酸エステル、スチレン、エチレ
ン、ブタジエン、プロピレン及びこれらの誘導体の重合
体または共重合体などが挙げられる。(b)重合法の場
合、エステル、ウレタン、酢酸ビニル、有機ケイ素、ア
クリル酸、メタアクリル酸、スチレン、エチレン、ブタ
ジエン、プロピレン等のうち1種あるいは複数の混合物
から重合を開始させ、重合体あるいはこれらの共重合体
などが形成される。
黄色、赤紫色などの顔料や染料を用いて調色することが
必要な場合は、これらの顔料を添加することにより最適
の特定色とすることが好ましい。この粉体状特定色系塗
料組成物の場合、(a)上記粉砕法で製造する場合の樹
脂としては、特に限定されるものではないが、ポリアミ
ド、エポキシ樹脂、ポリエステル、メラミン樹脂、ポリ
ウレタン、酢酸ビニル樹脂、ケイ素樹脂、アクリル酸エ
ステル、メタアクリル酸エステル、スチレン、エチレ
ン、ブタジエン、プロピレン及びこれらの誘導体の重合
体または共重合体などが挙げられる。(b)重合法の場
合、エステル、ウレタン、酢酸ビニル、有機ケイ素、ア
クリル酸、メタアクリル酸、スチレン、エチレン、ブタ
ジエン、プロピレン等のうち1種あるいは複数の混合物
から重合を開始させ、重合体あるいはこれらの共重合体
などが形成される。
【0059】本発明に用いる膜被覆粉体を含有する色材
組成物の代表例としては、上記のように、(1)各特定
色系インキあるいは塗料様組成物(流体)および(2)
各特定色系トナー、各特定色系乾式インキ様組成物(粉
体)の形をとる。また、流体状の場合には、特定色系イ
ンキ、塗料等であり、前記調色材、乾燥の遅い樹脂には
固化促進剤、粘度を上げるために増粘剤、粘性を下げる
ための流動化剤、粒子同志の分散のために分散剤などの
成分を含ませることができる。一方、粉体の場合には、
(a)粉砕法で粉体を製造する場合には、前記調色材、
乾燥の遅い樹脂には固化促進剤、混練の際の粘性を下げ
るためには流動化剤、粒子同志の分散のためには分散
剤、紙等への定着のための電荷調整剤、ワックスなどの
成分を含ませることができる。(b)重合法を用いる場
合には、前記調色材、重合開始剤、重合促進剤、粘度を
上げるためには増粘剤、粒子同志の分散のためには分散
剤、紙等への定着のための電荷調整剤、ワックスなどの
成分を含ませることができる。上記膜被覆粉体は、単一
の粉体ないしは分光特性の異なる複数の粉体の組み合せ
により、湿式および乾式カラー印刷や湿式および乾式カ
ラー磁気印刷に適用できるほか、3原色の粉体を用い
て、可視光、非可視光(紫外域およびシアン外域)、蛍
光発色および磁気、さらに電気(電場の変化)の6種の
組合せの識別機能を持ち、印刷物の偽造防止用カラー磁
性インキなどセキュリティ機能を必要とする他の用途に
適用することができる。
組成物の代表例としては、上記のように、(1)各特定
色系インキあるいは塗料様組成物(流体)および(2)
各特定色系トナー、各特定色系乾式インキ様組成物(粉
体)の形をとる。また、流体状の場合には、特定色系イ
ンキ、塗料等であり、前記調色材、乾燥の遅い樹脂には
固化促進剤、粘度を上げるために増粘剤、粘性を下げる
ための流動化剤、粒子同志の分散のために分散剤などの
成分を含ませることができる。一方、粉体の場合には、
(a)粉砕法で粉体を製造する場合には、前記調色材、
乾燥の遅い樹脂には固化促進剤、混練の際の粘性を下げ
るためには流動化剤、粒子同志の分散のためには分散
剤、紙等への定着のための電荷調整剤、ワックスなどの
成分を含ませることができる。(b)重合法を用いる場
合には、前記調色材、重合開始剤、重合促進剤、粘度を
上げるためには増粘剤、粒子同志の分散のためには分散
剤、紙等への定着のための電荷調整剤、ワックスなどの
成分を含ませることができる。上記膜被覆粉体は、単一
の粉体ないしは分光特性の異なる複数の粉体の組み合せ
により、湿式および乾式カラー印刷や湿式および乾式カ
ラー磁気印刷に適用できるほか、3原色の粉体を用い
て、可視光、非可視光(紫外域およびシアン外域)、蛍
光発色および磁気、さらに電気(電場の変化)の6種の
組合せの識別機能を持ち、印刷物の偽造防止用カラー磁
性インキなどセキュリティ機能を必要とする他の用途に
適用することができる。
【0060】前記各特定色系インキあるいは塗料様組成
物または各特定色系トナー、各特定色系乾式インキ様組
成物、各特定色系乾式塗料組成物を、基材に印刷、溶融
転写または被塗装体に塗布する場合、塗料組成物中の各
特定色系多層膜被覆粉体と樹脂の含有量の関係は、体積
比で1:0.5〜1:15である。媒質の含有量が少な
過ぎると塗布した膜が被塗装体に固着しない。また、多
過ぎると顔料の色が薄くなりすぎ良いインキまたは塗料
といえない。また、各色系インキあるいは塗料組成物中
の各色系色材および樹脂を合わせた量と溶剤の量との関
係は、体積比で1:0.5〜1:10であり、溶剤の量
が少な過ぎると塗料の粘度が高く、均一に塗布できな
い。また、溶剤の量が多過ぎると塗膜の乾燥に時間を要
し塗布作業の能率が極端に低下する。
物または各特定色系トナー、各特定色系乾式インキ様組
成物、各特定色系乾式塗料組成物を、基材に印刷、溶融
転写または被塗装体に塗布する場合、塗料組成物中の各
特定色系多層膜被覆粉体と樹脂の含有量の関係は、体積
比で1:0.5〜1:15である。媒質の含有量が少な
過ぎると塗布した膜が被塗装体に固着しない。また、多
過ぎると顔料の色が薄くなりすぎ良いインキまたは塗料
といえない。また、各色系インキあるいは塗料組成物中
の各色系色材および樹脂を合わせた量と溶剤の量との関
係は、体積比で1:0.5〜1:10であり、溶剤の量
が少な過ぎると塗料の粘度が高く、均一に塗布できな
い。また、溶剤の量が多過ぎると塗膜の乾燥に時間を要
し塗布作業の能率が極端に低下する。
【0061】また、基材に印刷、溶融転写または被塗装
体に塗料を塗布した際の塗膜の色の濃度は、被塗装体の
単位面積当たりに載った顔料の量によって決まる。塗料
が乾燥した後の被塗装体上の本発明の各色系多層膜被覆
粉体の量は、均一に塗布した場合の面積密度で、1平方
メートルあたり0.1〜300gであり、好ましくは
0.1〜100gであれば良好な塗装色が得られる。面
積密度が前記の値より小さければ被塗装体の地の色が現
れ、前記の値より大きくても塗装色の色濃度は変わらな
いので不経済である。すなわち、ある厚さ以上に顔料を
被塗装体上に載せても、塗膜の下側の顔料にまでは光り
が届かない。かかる厚さ以上に塗膜を厚くすることは、
塗料の隠蔽力を越えた厚さであるので塗装の効果がなく
不経済である。ただし、塗膜の磨耗を考慮し、塗膜の厚
さが摩り減るため厚塗りする場合はこの限りではない。
また特定の意匠等を部分的に形成する場合にもこの限り
ではない。
体に塗料を塗布した際の塗膜の色の濃度は、被塗装体の
単位面積当たりに載った顔料の量によって決まる。塗料
が乾燥した後の被塗装体上の本発明の各色系多層膜被覆
粉体の量は、均一に塗布した場合の面積密度で、1平方
メートルあたり0.1〜300gであり、好ましくは
0.1〜100gであれば良好な塗装色が得られる。面
積密度が前記の値より小さければ被塗装体の地の色が現
れ、前記の値より大きくても塗装色の色濃度は変わらな
いので不経済である。すなわち、ある厚さ以上に顔料を
被塗装体上に載せても、塗膜の下側の顔料にまでは光り
が届かない。かかる厚さ以上に塗膜を厚くすることは、
塗料の隠蔽力を越えた厚さであるので塗装の効果がなく
不経済である。ただし、塗膜の磨耗を考慮し、塗膜の厚
さが摩り減るため厚塗りする場合はこの限りではない。
また特定の意匠等を部分的に形成する場合にもこの限り
ではない。
【0062】なお、本発明の着色物のカラーシフト部に
蛍光発色性を付与することもできる。その付与方法とし
ては、特に限定されないが、カラーシフトする粉体に、
特開2000−87103号公報に示すような蛍光物質
を含有する被覆層を更に設ける方法や、カラーシフトす
る粉体と蛍光物質を配合して色材組成物とする方法があ
る。
蛍光発色性を付与することもできる。その付与方法とし
ては、特に限定されないが、カラーシフトする粉体に、
特開2000−87103号公報に示すような蛍光物質
を含有する被覆層を更に設ける方法や、カラーシフトす
る粉体と蛍光物質を配合して色材組成物とする方法があ
る。
【0063】上記の本発明の着色方法により着色した着
色物の真偽判別方法は、強力な干渉色の間の角度依存性
色変化を有し、美しい光彩を有し、鮮やかなカラーシフ
ト(色転変)効果をする膜被覆粉体を用いているため、
見る角度を変えると、カラーシフト色素を用いた部分
と、従来の色素を用いた部分との色の差が容易に識別で
きる。即ち、可視光下、肉眼による識別が可能であり、
磁気、電場、電子線、可視光、紫外光および赤外光等に
よるパターンの識別する装置を必須としない。本発明の
着色物および着色方法は、上記のように真偽判別方法が
容易で簡単に識別できるという特徴を有している。ま
た、コピー機でコピーしたり、スキャナーで画像読み取
りをしてもカラーシフトする膜被覆粉体による潜像はコ
ピーできないため、偽造防止効果のある印刷物が得られ
る。さらに蛍光物質を含有させることによって、紫外線
ライトでの発光の複合効果により、より高度な偽造防止
が可能となる。
色物の真偽判別方法は、強力な干渉色の間の角度依存性
色変化を有し、美しい光彩を有し、鮮やかなカラーシフ
ト(色転変)効果をする膜被覆粉体を用いているため、
見る角度を変えると、カラーシフト色素を用いた部分
と、従来の色素を用いた部分との色の差が容易に識別で
きる。即ち、可視光下、肉眼による識別が可能であり、
磁気、電場、電子線、可視光、紫外光および赤外光等に
よるパターンの識別する装置を必須としない。本発明の
着色物および着色方法は、上記のように真偽判別方法が
容易で簡単に識別できるという特徴を有している。ま
た、コピー機でコピーしたり、スキャナーで画像読み取
りをしてもカラーシフトする膜被覆粉体による潜像はコ
ピーできないため、偽造防止効果のある印刷物が得られ
る。さらに蛍光物質を含有させることによって、紫外線
ライトでの発光の複合効果により、より高度な偽造防止
が可能となる。
【0064】
【実施例】以下に本発明を実施例によって更に具体的に
説明するが、勿論本発明の範囲は、これらによって限定
されるものではない。 〔実施例1〕(色変化を明らかにする方法) 特願2001−191294号明細書の実施例6の第4
層までの製膜法を参照してパーマロイ粉体(平均粒径2
0μm)を基体粉体とし、多層膜で可視領域として、4
50nmに干渉反射ピークを有し、正面から見た垂直色が
青であり、これを40度傾けて赤紫色に変化する多層膜
被覆粉体を調整した。上記多層膜被覆粉体15部に
対しアクリル30部とアルコール40部とを用いてカラ
ーシフト印刷インキを調整した。さらに青色顔料オイ
ルブルー13部に対しアクリル樹脂30部とアルコール
とを混合し、上記カラーシフト印刷インキと肉眼的に
同様の色調を有する青色インキを調整した。
説明するが、勿論本発明の範囲は、これらによって限定
されるものではない。 〔実施例1〕(色変化を明らかにする方法) 特願2001−191294号明細書の実施例6の第4
層までの製膜法を参照してパーマロイ粉体(平均粒径2
0μm)を基体粉体とし、多層膜で可視領域として、4
50nmに干渉反射ピークを有し、正面から見た垂直色が
青であり、これを40度傾けて赤紫色に変化する多層膜
被覆粉体を調整した。上記多層膜被覆粉体15部に
対しアクリル30部とアルコール40部とを用いてカラ
ーシフト印刷インキを調整した。さらに青色顔料オイ
ルブルー13部に対しアクリル樹脂30部とアルコール
とを混合し、上記カラーシフト印刷インキと肉眼的に
同様の色調を有する青色インキを調整した。
【0065】理想科学製PG10を用いて、上記カラーシ
フト印刷インキで、文字「CHANNGE」を印刷
し、この文字の周りを上記青色インキを用いて印刷し判
別用印刷物Pを得た。この印刷物Pを10度に傾け
て見た場合、図1のように、文字色が下地と同じ青紫色
であったが、正面から見た時、図2のように、「CHA
NNGE」の字は青色に変化し、周りは青紫色のままで
あった。また、図3のように、40度に傾けた場合に
は、「CHANNGE」の字は赤色に変化し、周りは青
紫色のままであった。このように目視で容易に偽造防止
を判別できる印刷物が得られる。
フト印刷インキで、文字「CHANNGE」を印刷
し、この文字の周りを上記青色インキを用いて印刷し判
別用印刷物Pを得た。この印刷物Pを10度に傾け
て見た場合、図1のように、文字色が下地と同じ青紫色
であったが、正面から見た時、図2のように、「CHA
NNGE」の字は青色に変化し、周りは青紫色のままで
あった。また、図3のように、40度に傾けた場合に
は、「CHANNGE」の字は赤色に変化し、周りは青
紫色のままであった。このように目視で容易に偽造防止
を判別できる印刷物が得られる。
【0066】〔実施例2〕(色を隠すコピー防止特性:
潜像) 特願2001−191294号明細書の実施例6の第5
層までの製膜法を参照してパーマロイ粉体(平均粒径2
0μm)を基体粉体とし、多層膜で可視領域として、3
82nmと821nmに干渉反射ピークを有し、正面から見
た垂直色が青であり、これを40度傾けて赤紫色に変化
する多層膜被覆粉体を調整した。上記多層膜被覆粉体
15部に対しアクリル樹脂20部とキシレン65部と
を用いてカラーシフト印刷インキを調整した。さらに
赤紫顔料レーキレッド11部に対しアクリル樹脂20部
とキシレン69部とを混合し、上記カラーシフト印刷イ
ンキと肉眼的に同様の色調を有する赤紫色インキを調
整した。
潜像) 特願2001−191294号明細書の実施例6の第5
層までの製膜法を参照してパーマロイ粉体(平均粒径2
0μm)を基体粉体とし、多層膜で可視領域として、3
82nmと821nmに干渉反射ピークを有し、正面から見
た垂直色が青であり、これを40度傾けて赤紫色に変化
する多層膜被覆粉体を調整した。上記多層膜被覆粉体
15部に対しアクリル樹脂20部とキシレン65部と
を用いてカラーシフト印刷インキを調整した。さらに
赤紫顔料レーキレッド11部に対しアクリル樹脂20部
とキシレン69部とを混合し、上記カラーシフト印刷イ
ンキと肉眼的に同様の色調を有する赤紫色インキを調
整した。
【0067】理想科学製PG10を用いて、上記カラーシ
フト印刷インキで、コート紙に図4に示すパターン
(同心円)を印刷し、この同心円の周りを上記赤紫色イ
ンキを用いて印刷し判別用印刷物(図4)を得た。ま
た、別に、比較として、上記赤紫色インキ単独で判別用
印刷物と同様の輪郭にベタ印刷をした比較用印刷物
(図5)を得た。
フト印刷インキで、コート紙に図4に示すパターン
(同心円)を印刷し、この同心円の周りを上記赤紫色イ
ンキを用いて印刷し判別用印刷物(図4)を得た。ま
た、別に、比較として、上記赤紫色インキ単独で判別用
印刷物と同様の輪郭にベタ印刷をした比較用印刷物
(図5)を得た。
【0068】この印刷物P(図4)は、正面から見た
場合、図5と同様に、同心円パターンが下地と同じ赤紫
色であったが、見る角度を40度に傾けた時、同心円パ
ターンは緑色に変化し、周りは赤紫色のままであった。
図4及び5の比較から明らかなように、見る角度を変え
ると、カラーシフト印刷インキを用いた部分と、従来
の赤紫色インキのとの色の差が識別できる。上記図4と
図5をコピー機でコピーしたり、スキャナーで画像読み
取りをすると、印刷物Pと比較用印刷物のコピーは同
様となり、図4のカラーシフトする潜像はコピーできな
いため、偽造防止効果のある印刷物が得られる。
場合、図5と同様に、同心円パターンが下地と同じ赤紫
色であったが、見る角度を40度に傾けた時、同心円パ
ターンは緑色に変化し、周りは赤紫色のままであった。
図4及び5の比較から明らかなように、見る角度を変え
ると、カラーシフト印刷インキを用いた部分と、従来
の赤紫色インキのとの色の差が識別できる。上記図4と
図5をコピー機でコピーしたり、スキャナーで画像読み
取りをすると、印刷物Pと比較用印刷物のコピーは同
様となり、図4のカラーシフトする潜像はコピーできな
いため、偽造防止効果のある印刷物が得られる。
【0069】〔実施例3〕(色を隠すコピー防止特性に
蛍光特性を加えた:蛍光潜像) 特開2000−160050号公報の実施例4の製膜法
の最終層の厚さ原料組成を32/40にしてパーマロイ
粉体(平均粒径20μm)を基体粉体とし、多層膜で可
視領域として558nmに干渉反射ピークを有し、正面か
ら見た垂直色が緑であり、これを40度傾けて青に変化
する多層膜被覆粉体を調整した。上記多層膜被覆粉体
20部に対しアクリル30部とアルコール40部とを
用いてカラーシフト印刷インキを調整した。さらに顔
料オイルブルー11部に対しアクリル樹脂30部とキシ
レンとを混合し、上記カラーシフト印刷インキと肉眼
的に同様の色調を有する赤紫色インキを調整した。
蛍光特性を加えた:蛍光潜像) 特開2000−160050号公報の実施例4の製膜法
の最終層の厚さ原料組成を32/40にしてパーマロイ
粉体(平均粒径20μm)を基体粉体とし、多層膜で可
視領域として558nmに干渉反射ピークを有し、正面か
ら見た垂直色が緑であり、これを40度傾けて青に変化
する多層膜被覆粉体を調整した。上記多層膜被覆粉体
20部に対しアクリル30部とアルコール40部とを
用いてカラーシフト印刷インキを調整した。さらに顔
料オイルブルー11部に対しアクリル樹脂30部とキシ
レンとを混合し、上記カラーシフト印刷インキと肉眼
的に同様の色調を有する赤紫色インキを調整した。
【0070】理想科学製PG10を用いて、上記カラーシ
フト印刷インキ、で、コート紙にそれぞれ図6
(A)、(B)のハッチング部分に示すようなパターン
を印刷し、白抜き部分を上記緑色インキで印刷し、正面
からみると図6(C)、(D)のような全面緑色の印刷
物P、を得た。
フト印刷インキ、で、コート紙にそれぞれ図6
(A)、(B)のハッチング部分に示すようなパターン
を印刷し、白抜き部分を上記緑色インキで印刷し、正面
からみると図6(C)、(D)のような全面緑色の印刷
物P、を得た。
【0071】上記印刷物PとPは、正面から見た場
合、いずれも図6(C)、(D)に示すように全面に緑
色であったが、見る角度を40度に傾けた時、いずれも
図6(A)、(B)に示すようなパターン部分で青色に
変化し、どちらもカラーシフト効果を有する。また、図
6(F)の白抜き部分に示すパターンで、印刷物Pは
紫外線ライトによる発光が見られたが、印刷物Pは、
図6(E)に示すように、発光が見られなかった。
合、いずれも図6(C)、(D)に示すように全面に緑
色であったが、見る角度を40度に傾けた時、いずれも
図6(A)、(B)に示すようなパターン部分で青色に
変化し、どちらもカラーシフト効果を有する。また、図
6(F)の白抜き部分に示すパターンで、印刷物Pは
紫外線ライトによる発光が見られたが、印刷物Pは、
図6(E)に示すように、発光が見られなかった。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の着色物お
よび着色方法は、見る角度を変えると、カラーシフト印
刷インキを用いた部分と、従来のインキのとの色の差が
容易に識別でき、可視光下、肉眼による識別が可能であ
り、真偽判別方法が容易で簡単に識別できるという特徴
を有している。また、コピー機でコピーしたり、スキャ
ナーで画像読み取りをしてもカラーシフトする膜被覆粉
体による潜像はコピーできないため、偽造防止効果のあ
る印刷物が得られる。更に蛍光物質を含有させることに
よって、紫外線ライトでの発光の複合効果により、より
高度な偽造防止が可能となる。また、色を鮮やかに見せ
て、周囲からの目立ち効果を高めることもできる。
よび着色方法は、見る角度を変えると、カラーシフト印
刷インキを用いた部分と、従来のインキのとの色の差が
容易に識別でき、可視光下、肉眼による識別が可能であ
り、真偽判別方法が容易で簡単に識別できるという特徴
を有している。また、コピー機でコピーしたり、スキャ
ナーで画像読み取りをしてもカラーシフトする膜被覆粉
体による潜像はコピーできないため、偽造防止効果のあ
る印刷物が得られる。更に蛍光物質を含有させることに
よって、紫外線ライトでの発光の複合効果により、より
高度な偽造防止が可能となる。また、色を鮮やかに見せ
て、周囲からの目立ち効果を高めることもできる。
【図1】実施例1の印刷物Pを10度に傾けて見た画
像パターン(可視光パターン)を示す図。
像パターン(可視光パターン)を示す図。
【図2】実施例1の印刷物Pを正面から見た画像パタ
ーンを示す図。
ーンを示す図。
【図3】実施例1の印刷物Pを40度に傾けて見た画
像パターンを示す図。
像パターンを示す図。
【図4】実施例2の印刷物Pを40度に傾けて見た画
像パターンを示す図。
像パターンを示す図。
【図5】実施例2の印刷物Pを正面から見た画像パタ
ーン、および比較印刷物の画像パターンを示す図。
ーン、および比較印刷物の画像パターンを示す図。
【図6】実施例3の印刷物P、の各画像パターンを
示す図。
示す図。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B44F 1/12 B44F 1/12
D21H 21/28 D21H 21/28 B
21/30 21/30
21/40 21/40
G03G 21/04 G03G 21/00 550
Fターム(参考) 2C005 HA02 HA04 HB01 HB04 HB10
HB12 HB13 HB20 JA09 JB14
JB17 KA40 KA51 KA57
2H134 NA06
4L055 AG15 AG71 AG94 AG98 AH37
AH50 AJ04 BE07 BE08 BE20
FA30 GA45
Claims (18)
- 【請求項1】 異なる複数の色素でそれぞれ着色された
複数の着色領域を有する着色物であって、 該色素の少なくとも1種が、視角によって該色素を用い
た着色領域の色変化を生じさせるものであることを特徴
とする着色物。 - 【請求項2】 視角によって前記着色領域の色変化を生
じさせる前記色素が、基体粒子の表面に被覆膜を有する
膜被覆粉体であって、該膜被覆粉体の垂直反射を測定し
た場合の反射スペクトルにおける380〜780nm間
の400nmの幅〈波長規定幅L〉と縦軸反射の高さ
(反射率規定幅R)を5対2で表示した場合に、ピーク
の高さ(H)と半値幅(W)との比(H/W)が0.5
〜5の範囲である分光光度特性を有するものであること
を特徴とする請求項1記載の着色物。 - 【請求項3】 前記色素の少なくとも1種が、蛍光を発
するものであることを特徴とする請求項1記載の着色
物。 - 【請求項4】 前記色素の少なくとも1種が、磁性を有
するものであることを特徴とする請求項1記載の着色
物。 - 【請求項5】 偽造防止及び真偽判別が可能であること
を特徴とする請求項1記載の着色物。 - 【請求項6】 目立ち効果を有することを特徴とする請
求項1記載の着色物。 - 【請求項7】 印刷物である請求項1記載の着色物。
- 【請求項8】 塗布物である請求項1記載の着色物。
- 【請求項9】 前記色素を配合した配合物より成形され
た成形体である請求項1記載の着色物。 - 【請求項10】 異なる複数の色素でそれぞれ着色され
た複数の着色領域を設ける着色方法であって、 該色素の少なくとも1種に、視角によって該色素を用い
た着色領域の色変化を生じさせるものを用いることを特
徴とする着色方法。 - 【請求項11】 視角によって前記着色領域の色変化を
生じさせる前記色素として、 基体粒子の表面に被覆膜を有する膜被覆粉体であって、
該膜被覆粉体の垂直反射を測定した場合の反射スペクト
ルにおける380〜780nm間の400nmの幅〈波
長規定幅L〉と縦軸反射の高さ(反射率規定幅R)を5
対2で表示した場合に、ピークの高さ(H)と半値幅
(W)との比(H/W)が0.5〜5の範囲である分光
光度特性を有するものを用いることを特徴とする請求項
10記載の着色方法。 - 【請求項12】 前記色素の少なくとも1種に、蛍光を
発するものを用いることを特徴とする請求項10記載の
着色方法。 - 【請求項13】 前記色素の少なくとも1種に、磁性を
有するものを用いることを特徴とする請求項10記載の
着色方法。 - 【請求項14】 偽造防止及び真偽判別を可能にさせる
ことを特徴とする請求項10記載の着色方法。 - 【請求項15】 目立ち効果を付与することを特徴とす
る請求項10記載の着色方法。 - 【請求項16】 印刷物に適用することを特徴とする請
求項10記載の着色方法。 - 【請求項17】 塗布物に適用することを特徴とする請
求項10記載の着色方法。 - 【請求項18】 前記色素を配合した配合物を成形する
ことを特徴とする請求項10記載の着色方法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002088891A JP2003286690A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 着色物および着色方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002088891A JP2003286690A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 着色物および着色方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003286690A true JP2003286690A (ja) | 2003-10-10 |
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ID=29234624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002088891A Pending JP2003286690A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 着色物および着色方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003286690A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007072795A1 (ja) * | 2005-12-19 | 2007-06-28 | International Frontier Technology Laboratory, Inc. | 蛍光体粒子チップにより真贋判別可能なカード |
| JP2008101222A (ja) * | 2001-04-27 | 2008-05-01 | Flex Products Inc | 多層磁性ピグメントおよび箔 |
| JP2017064995A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 大日本印刷株式会社 | チューブ容器用積層体、チューブ容器およびチューブ容器用積層体の製造方法 |
-
2002
- 2002-03-27 JP JP2002088891A patent/JP2003286690A/ja active Pending
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| JP2008101213A (ja) * | 2001-04-27 | 2008-05-01 | Flex Products Inc | 多層磁性ピグメントおよび箔 |
| JP2009119875A (ja) * | 2001-04-27 | 2009-06-04 | Flex Products Inc | 多層磁性ピグメントおよび箔 |
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