JP2003275198A - X線画像擬似透視スコープ - Google Patents
X線画像擬似透視スコープInfo
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Abstract
ない硬組織間の窩洞などに、熟練をあまり必要とせずに
安全確実に処置を施すことを可能とするX線画像擬似透
視スコープを提供する。 【解決手段】光学的に二つの可視像を重ね合わせて見れ
るようにした二重画像手段1を透視部1として設けた筐
体2内に、X線造影マーカ4を取り付けて撮影した被写
体Oの特定部位OSのX線透過参照画像3を収容したX
線画像擬似透視スコープ10であって、二重画像手段1
によって、X線透過参照画像3の虚像3′をX線造影マ
ーカ4を含んだ透視すべき被写体Oの特定部位OSに等
倍かつ重整合させるように生成した可視像3′と、その
被写体Oの特定部位OSの外観可視像OSIとを透視部
1によって重ね合わせて透視するようにした。
Description
に、内部の硬組織画像を重ね合わせて透視することがで
きるX線画像擬似透視スコープに関する。
部から処置を施すのに、その内部構造、特に、内部の硬
組織と軟組織の構造が必要な場合がある。
顎関節の関節腔に造影剤を注入して、この部分のX線画
像を診断に用いる検査であるが、関節円板の位置や形
態、穿孔や癒着の診断に有効であり、その造影剤注入に
用いる穿刺針を応用した治療も行われている。
刺するものであるが、適正な造影や治療を行うために、
これを正確に穿刺して目標とする関節腔に到達させるこ
とが非常に重要である。また、深過ぎると、中頭蓋窩損
傷など下顎窩最被薄を穿通し脳底部に到達してしまう危
険性もあった。
件があるため、術者には、豊富な解剖学的な知識、経験
と熟練が要求されていた。
外部から内部へ向かって、外からは見えない、硬組織と
軟組織の境目や、硬組織間の窩洞に処置を施す場合に一
般的に生じる問題であった。
な問題を解決しようとするもので、人体の外部から内部
へ向かって、外からは見えない硬組織間の窩洞などに、
熟練をあまり必要とせずに安全確実に処置を施すことを
可能とするX線画像擬似透視スコープを提供することを
課題とする。
像擬似透視スコープは、光学的に二つの可視像を重ね合
わせて見れるようにした二重画像手段を透視部として設
けた筐体内に、X線造影マーカを取り付けて撮影した被
写体の特定部位のX線透過参照画像を収容して成るX線
画像擬似透視スコープであって、上記二重画像手段によ
って、上記X線透過参照画像の虚像を、上記と同一のX
線造影マーカを含んだ透視すべき被写体の特定部位に等
倍かつ重整合させるように生成した可視像と、その被写
体の特定部位の外観可視像とを上記透視部によって重ね
合わせて透視するようにしたことを特徴とする。
虚像と透視すべき被写体の特定部位の外観像とが一致す
るように、位置合わせして重ねることをいう。
手段によって、X線造影マーカを取り付けて撮影した被
写体の特定部位のX線透過参照画像が等倍の虚像の可視
像となって見えるので、そのX線透過画像に現れたX線
造影マーカの像と、被写体の特定部位に取り付けたX線
造影マーカの像とを合致させておけば、透視部より透視
している被写体の特定部位の外観可視像と、X線透過参
照画像の可視像とは正しい位置関係に重整合し、硬組織
が晒し骨のようになって見えるので、熟練者でなくて
も、外からは見えない硬組織間の窩洞などに安全確実に
処置を行うことが出来る。
などで構成され、その数は限定されない。少なくとも3
以上の金属球があれば、2つの独立した2次元画像を正
確に位置合わせ出来るが、筐体や被写体の位置を固定し
ておけば、1、2個でもよい。
プは、請求項1に記載のX線画像擬似透視スコープにお
いて、上記二重画像手段をハーフミラーで構成したこと
を特徴とする。
ハーフミラーと規定したもので、請求項1の効果を発揮
するスコープを容易に構成することができる。また、ハ
ーフミラーは安価で軽量なので、スコープを安価にま
た、片手に持てるようにできる。
プは、請求項1に記載のX線画像擬似透視スコープにお
いて、上記二重画像手段をプリズムで構成したことを特
徴とする。
プリズムと規定したもので、請求項1の効果を発揮する
スコープを容易に構成することができる。また、プリズ
ムは安価で軽量なので、スコープを安価にまた、片手に
持てるようにできる。
プは、請求項1から3のいずれかに記載のX線画像擬似
透視スコープにおいて、上記被写体の特定部位のX線透
過参照画像は、上記筐体内にX線撮影フィルムまたはX
線撮影印画紙を収納したものであることを特徴とする。
的に、X線造影マーカを取り付けて撮影した被写体の特
定部位のX線透過画像を焼きつけたX線撮影フィルムま
たはX線撮影印画紙としたもので、被写体や特定部位に
合わせて、予め撮影しておいたX線撮影フィルム、X線
撮影印画紙を選択的に取り替えるだけで、このスコープ
の目的を達成することができる。
プは、請求項1から3のいずれかに記載のX線画像擬似
透視スコープにおいて、上記被写体の特定部位のX線透
過参照画像は、上記筐体内に表示部を設け、そこにX線
透過画像を表示させるものであることを特徴とする。
て、液晶画面やCRT画面などで構成された表示部とし
たもので、X線透過参照画像の選択がより容易になる。
プの実施の形態について、添付図面を参照しながら、説
明する。
プを例示する外観斜視図である。
が四角形筒状の筐体2の上辺部2aに45度に傾けて透
視部としてのハーフミラー(二重画像手段)1を設け、
下部の内底面2d上にX線撮影フィルム、X線撮影印画
紙に焼き付けられたX線透過参照画像3が置けるように
なっている。
45度に傾けられた手前から見ることによって、この透
視部1へ下方から上方へと到達し(この光線を二点鎖線
で示している。)ハーフミラーで反射された筒体2の内
底面2dに置かれたX線透過参照画像3の虚像(可視
像)3′と、透視部1へ後方から前方へ到達する(この
光線を二点鎖線で示している。)被写体Oの特定部位O
Sの外観可視像OSIとを重ね合わせて(この光線を一
点鎖線で示している。)見ることができる。
体2で、上辺部2aは、上述のように、ハーフミラーの
透視部1を設けるため、45度の傾きで、この筒体2の
上部を切り取った構造となっている。
部分には、この透視部1を見るための透視窓2bが開設
され、内底面2dの手前側には、X線透過参照画像3を
出し入れするための出し入れ窓2cが開設されている。
10を、顎関節造影検査のための関節腔穿刺に用いる場
合について、説明する。
る外観画像OSIは、人体頭部を被写体Oとし、その右
側の顎関節部分を前方より見た部分である特定部位OS
の外観画像であり、この特定部位OSに、X線不透過素
材で製した微少体、例えば、金属球であるX線造影マー
カ4を2カ所設置しておく。
部位OSのX線透過画像に、これらの画像も現れるよう
に、X線不透過素材あるいはX線吸収素材としたもので
あるが、上記したように、外観画像としても用いるた
め、この例では、人体皮膚との区別がつきやすいよう
に、その外周を白色などとしておくのがよい。
場合、同じ被写体Oの特定部位OSに、先に上記のX線
造影マーカ4を2カ所設置しておき、この特定部位OS
を、例えば、特開平2000−139902号公報に示
した局所照射X線CT撮影装置によってX線撮影してお
き、その特定部位(顎関節部分)OSの三次元的なX線
吸収係数データを得、これより、この特定部位OSを同
じ方向から見たX線透過画像を作成し、更にこのX線透
過画像を左右鏡像化し上下回転させたものをX線撮影フ
ィルム、X線撮影印画紙に焼き付けたX線透過参照画像
3を作成しておく。
左右鏡像化し上下回転させたものとするのは、スコープ
10のハーフミラーで構成された透視部1で見るX線透
過参照画像3の虚像(可視像)3′は、このハーフミラ
ーで反射されたものであるためである。
スコープ10の内底面2dに置かれている。X線透過参
照画像3には、特定部位(顎関節部分)OSの硬組織画
像が表され、また、この特定部位OSに貼り付けた2つ
のX線造影マーカ4のマーカX線像4IXと、上記で作
成した特定部位(顎関節部分)OSの三次元的なX線吸
収係数データから作成した三次元画像や、XYZの3方
向スライス画像などを参照して位置決めした、穿刺針を
皮膚に穿刺する位置である刺入点と刺入目標点(到達
点)の画像PIもこの画像には表されている。
透視スコープ10を片手に持ち、透視部1により、特定
部位OSのX線透過参照画像3の虚像(ハーフミラー1
に反射した画像)3′と、特定部位OSの外観画像OS
Iとをピッタリ一致するように等倍かつ重整合させて見
るようにする。
過参照画像3から透視部1までの距離L1と、被写体O
の特定部位OSから透視部1まdの距離L2を一定に保
つ必要がある。特に、この距離L1と距離L2とが等し
いようにすると、X線透過参照画像3も、実際の特定部
位OSと同じ大きさとすることができ、人の目にとっ
て、両方の画像の重整合がしやすい。
3を半分に小さくし、これに対応して、距離L1を距離
L2の半分になるように、つまり、X線透過参照画像3
の大小に比例させて、距離L2に対する距離L1の比率
を変えるようにしてもよい。
コープで透視する被写体の特定部位の外観画像の説明
図、(b)は、X線透過参照画像(可視像)を示す図、
(c)はX線透過参照画像の虚像を示す図、(d)は、
被写体の外観画像とX線透過参照画像の虚像とを重整合
した状態を示す図である。これより、すでに説明した部
分と同じ部分については、同じ符号を付して、重複説明
を省略する。
10の透視部1に見える特定部位Oの外観画像OSIを
示しており、これには、X線造影マーカ4のマーカ外観
像4IOも2カ所見えている。なお、X線造影マーカ4
のうち、図上で、右上に見えるものは、外観から解剖学
的に判断して決定された、穿刺針の予想刺入点となって
いる。
ており、また、外観画像OSIに対し、左右鏡像で上下
に回転されたものであることが解る。この画像には、2
つのX線造影マーカ4のマーカX線像4IXと、穿刺針
の刺入点の画像PI1と刺入目標点の画像PI2とが左
右鏡像で上下に回転した状態で見えている。
骨(下方)はより明瞭に見えているが、軟組織である頬
表面などは点線で示すようにぼんやりと見えている。
OのX線透過参照画像3の虚像3′であり、ハーフミラ
ー1に反射されて、正常な状態、つまり、外観画像OS
Iと重ね合わせ可能な状態で見えている。また、この虚
像3′に見える各点も、虚像であるマーカX線虚像4I
X′、刺入点の虚像PI1′、刺入目標点の虚像PI
2′として示している。
10の位置を調整して、透視部1に、被写体Oの特定部
位OSの外観画像OSIとX線透過参照画像3の虚像
3′とが重整合された状態である。
合わせるのであるが、その際、2つのX線造影マーカ4
のマーカ外観像4IOとマーカX線虚像4IX′とを一
致させるようにすると、双方の画像も明瞭な画像である
ため、位置合わせがしやすい。
を用いる例を説明したが、スコープ10を適正な支持装
置に設置することにより、被写体Oの特定部位OSとス
コープ10の距離や、スコープ10で特定部位OSを見
る方向がきちんとセットできる場合には、マーカ4は、
一つでもよい。もちろん、3つ以上であってもよい。
観画像OSIに、ちょうど、その部分の内部組織が透け
て見えるように、透視されているのが解る。
透視スコープ10を以て、透視部1のX線透過参照画像
3の虚像3′に表された穿刺針の刺入点の画像PI1と
刺入目標点の画像PI2を見ながら、他の手にもった穿
刺針を、熟練をあまり必要とせずに安全確実に、被写体
Oの顎関節腔穿刺のための刺入点に決められた方向で位
置決めし、初期穿刺を行うことができる。
プを例示する外観斜視図である。
図1の擬似透視スコープ10に比べて、透視部1Aとし
て構成された二重画像手段1Aが、ハーフミラーではな
く、図示するようにプリズムである点で異なっている。
なお、この図では、プリズム1A内を通過する光線を点
線で示している。
ても、ハーフミラーと同様に、特定部位OSのX線透過
参照画像3の虚像3′と、特定部位OSの外観画像OS
Iとをピッタリ一致するように等倍かつ重整合させて見
ることができるので、外観画像に、ちょうど、その部分
の内部組織が透けて見えるように、透視され、外からは
見えない硬組織間の窩洞などに、熟練をあまり必要とせ
ずに安全確実に処置を施すことができる。
ム1A、筐体2、X線透過参照画像3だけであるので、
安価かつ軽量に構成でき、術者が片手に持って操作する
ことができる。
プを例示する外観斜視図である。
図1の擬似透視スコープ10に比べて、X線透過参照画
像3Aが、X線撮影フィルムなどに焼き付けられた画像
3ではなく、液晶画面などで構成され、記憶保存された
画像データを表示する表示部3Aに表示されるものであ
る点が異なっている。
3Aを表示させると、X線透過参照画像の選択がより容
易になる。
ープを用いたX線造影検査の手順を説明する。この手順
は、本発明者によって行われたものであり、本スコープ
に関する部分を除いた詳細は、学術研究誌「歯科放射
線」2000年第2号通巻40号(日本歯科放射線学会
2000年Vol.40 No.2/ISSN 038
9−9705)に所載の報告「歯科用小照射野X線CT
(Ortho-CT)を用いた顎関節造影検査」を参照されたい。
10を用いてX線造影検査を行う場合、まず、上記した
ように、被写体Oの特定部位OSにX線造影マーカ4を
設置した状態で、局所照射X線CT撮影装置によってX
線撮影し、その特定部位(顎関節部分)OSのXYZの
3方向スライス画像を作成する。
装置で被写体を撮影している状態を示す要部外観斜視
図、(b)はこの局所照射X線CT撮影装置が備える表
示操作手段の正面図を示している。
置全体の構造体をなすフレーム10の上部から延出され
たアーム10aに、X線発生器1とX線検出器2を対向
させて下垂させた旋回アーム3を旋回可能に支持してい
る。
け、椅子の後背部に設けられた頭部固定装置(不図示)
の頭部バンド4abによって被写体である頭部Oが固定
され、旋回アーム3に下垂されたX線発生器1とX線検
出器2との間に挟まれている。
左右ガイドビームLXを照射する左右ガイドビーム発生
手段6bが設置され、X線発生器1と2次元X線イメー
ジセンサ2にそれぞれ、前後ガイドビームLYを照射す
る一対の前後ガイドビーム発生手段6c、上下ガイドビ
ームLZを照射する上下ガイドビーム発生手段6dが設
置されている。
おり、図示したように、前後ガイドビーム発生手段6c
で照射された前後ガイドビームLYと、上下ガイドビー
ム発生手段6dで照射された上下ガイドビームLZがち
ょうど被写体Oに貼り付けられたX線造影マーカ4付近
に位置される状態とすることができ、左右ガイドビーム
発生手段6bで照射された左右ガイドビームLXを前方
から見て顎関節部分となる位置とすることができる。
らX線を顎関節部分に旋回局所照射するのである。
な、パーソナルコンピュータで構成され、表示部12
a、制御処理部12b、マウス12c、キーボード12
dなどを備えた表示操作手段12が設置されており、こ
の装置20で作成されたスライス画像などの種々の画像
を表示させたり、表示された画像による種々の操作が可
能である。これより説明する図6から図9の画像も、こ
の表示部12aに表示されるものである。
たスライス画像であり、(a)、(b)、(c)は、刺
入点(白抜き星印)を決定するためのもので、それぞれ
前額断(顎関節部分を前方、Y方向の手前より見たスラ
イス画像)、矢状断(顎関節部分を左方、X方向の左手
より見たスライス画像)、水平断(顎関節部分を上方、
Z方向の上手より見たスライス画像)である。
(白抜き星印)を決定するためのもので、それぞれ前額
断、矢状断、水平断である。
指した白丸部分は、図2で説明した予想刺入点となるX
線造影マーカの画像である。
方法は、その照射野が回転中心部で高さ29mm、幅3
8mmであり、被爆線量も少なく、3方向スライス画像
を作成するための時間も7分程度である。また、得られ
たスライス画像は、0.1mm間隔で、XYZの3方向
にそれぞれ90枚であり、これらのスライス画像を順次
表示させながら、ここに示したような、それぞれ刺入
点、刺入目標点を決定するのに、最適のスライス画像を
表示させ、正確、的確にこれらの点を決定することがで
きる。
三次元画像を用いると穿刺位置の決定が実感的にやりや
すい。局所照射X線CT撮影装置によれば、一旦得られ
た三次元のX線吸収係数データにより、このような三次
元画像も容易に再構成することができる。
が決まると、これらを合わせ表示したX線透過参照画像
3を作成し、これをX線画像擬似透視スコープ10にセ
ットし、顎関節部分の外観画像と硬組織画像との透視画
像を見ながら、刺入点の位置と穿刺針の方向とを決定
し、一定深さまで穿刺針を初期穿刺する。この詳細につ
いては、既に、図1、2によって説明した。
ープ10を取り除き、穿刺針を初期穿刺したまま、同じ
局所照射X線CT撮影装置で、顎関節部分の穿刺針を含
んだ透視画像を見ながら、穿刺針を刺入目標点まで到達
させ、造影剤を注入する。
(b)は穿刺針が刺入目標点まで到達し造影剤を注入す
る状態の透視画像、(c)は造影剤の注入が終了した状
態の透視画像である。この図において、符号NIは、図
2(d)で説明した穿刺針であり、符号NItは、この
穿刺針NIの後端に接続され、造影剤を注入するための
チューブである。
影剤が注入されると、この関節腔部分がより濃く投影さ
れ、その形状が明確に現れているのが解る。
く、透視画像の撮影も可能であるので、患者を移動させ
ることなく処置が可能である。
直ちに、同じ装置で、顎関節部分のX線CT撮影を行
う。
関節部分の3方向スライス画像であり、(a)は前額断
(顎関節部分を前方、Y方向の手前より見たスライス画
像)、(b)は矢状断(顎関節部分を左方、X方向の左
手より見たスライス画像)、(c)は水平断(顎関節部
分を上方、Z方向の上手より見たスライス画像)であ
る。
と、同等の検査結果が得られたのに加え、この図9
(a)、(b)では、MRI画像では、判然としない、
関節円板も明瞭に現れ、診療により好適である。
を局所照射X線CT撮影装置にセットしたままで、約1
5分で可能であり、短時間となり、従来のような、X線
撮影装置と、MRI装置との間を行き来も不要となっ
た。更に、X線被爆量も大幅に軽減されている。加え
て、X線画像擬似透視スコープ10により、穿刺針の方
向と刺入点の位置決めとが、熟練者でなくても安全確実
に行うことが出来る。
プ10を顎関節造影検査の関節腔穿刺に用いる場合につ
いて説明したが、本発明のX線画像擬似透視スコープ
は、内部硬組織を透視できるようにするので、人体の外
部から内部へ向かって、外からは見えない、硬組織と軟
組織の境目や、硬組織間の窩洞に処置を施す場合に、有
効である。
プの二重画像手段の例として、ハーフミラー、プリズム
を用いたものを例示したが、これに限らない。二つの画
像を重ね合わせてみる方法としては、コンピュータの表
示手段として提案されているメガネタイプのもので、通
常の外界画像も見ることができるものでもよい。
ープによれば、透視部の二重画像手段によって、X線造
影マーカを取り付けて撮影した被写体の特定部位のX線
透過参照画像が等倍の虚像となって見えるので、そのX
線透過画像に現れたX線造影マーカの像と、被写体の特
定部位に取り付けたX線造影マーカの像とを合致させて
おけば、透視部より透視している被写体の特定部位と、
X線透過参照画像とは正しい位置関係に重整合し、硬組
織が晒し骨のようになって見えるので、熟練者でなくて
も、外からは見えない硬組織間の窩洞などに安全確実に
処置を行うことが出来る。
プによれば、請求項1の効果に加え、二重画像手段を具
体的にハーフミラーと規定したもので、請求項1の効果
を発揮するスコープを容易に構成することができる。ま
た、ハーフミラーは安価で軽量なので、スコープを安価
にまた、片手に持てるようにできる。
プによれば、請求項1の効果に加え、二重画像手段を具
体的にプリズムと規定したもので、請求項1の効果を発
揮するスコープを容易に構成することができる。また、
プリズムは安価で軽量なので、スコープを安価にまた、
片手に持てるようにできる。
プによれば、請求項1から3のいずれかの効果に加え、
X線透過参照画像を具体的に、X線造影マーカを取り付
けて撮影した被写体の特定部位のX線透過画像を焼きつ
けたX線撮影フィルムまたはX線撮影印画紙としたの
で、被写体や特定部位に合わせて、予め撮影しておいた
X線撮影フィルム、X線撮影印画紙を選択的に取り替え
るだけで、このスコープの目的を達成することができ
る。
プによれば、請求項1から3のいずれかの効果に加え、
X線透過参照画像として、液晶画面やCRT画面などで
構成された表示部としたので、X線透過参照画像の選択
がより容易になる。
外観斜視図
視する被写体の特定部位の外観画像の説明図、(b)は
X線透過参照画像(可視像)を示す図、(c)はX線透
過参照画像の虚像を示す図、(d)は被写体の外観画像
とX線透過参照画像の虚像とを重整合した状態を示す図
外観斜視図
外観斜視図
み合わせて好適に用いられる局所照射X線CT撮影装置
で被写体を撮影している状態を示す要部外観斜視図、
(b)はこの局所照射X線CT撮影装置が備える表示操
作手段の正面図
コープを用いたX線造影検査の手順1(X線透過参照画
像の作成)の説明図
線造影検査の手順2(三次元画像による穿刺位置の決
定)の説明図
コープを用いたX線造影検査の手順4(造影剤注入の監
視)の説明図
コープを用いたX線造影検査の手順5(得られた造影画
像による検査)の説明図
線撮影印画紙) 3A X線透過参照画像(表示部) 3′ 虚像 4 X線造影マーカ 10 X線画像擬似透視スコープ O 被写体 OS 特定部位 OSI 外観画像
Claims (5)
- 【請求項1】光学的に二つの可視像を重ね合わせて見れ
るようにした二重画像手段を透視部として設けた筐体内
に、X線造影マーカを取り付けて撮影した被写体の特定
部位のX線透過参照画像を収容して成るX線画像擬似透
視スコープであって、 上記二重画像手段によって、上記X線透過参照画像の虚
像を、上記と同一のX線造影マーカを含んだ透視すべき
被写体の特定部位に等倍かつ重整合させるように生成し
た可視像と、その被写体の特定部位の外観可視像とを上
記透視部によって重ね合わせて透視するようにしたこと
を特徴とするX線画像擬似透視スコープ。 - 【請求項2】請求項1に記載のX線画像擬似透視スコー
プにおいて、 上記二重画像手段をハーフミラーで構成したことを特徴
とするX線画像擬似透視スコープ。 - 【請求項3】請求項1に記載のX線画像擬似透視スコー
プにおいて、 上記二重画像手段をプリズムで構成したことを特徴とす
るX線画像擬似透視スコープ。 - 【請求項4】請求項1から3のいずれかに記載のX線画
像擬似透視スコープにおいて、 上記被写体の特定部位のX線透過参照画像は、上記筐体
内にX線撮影フィルムまたはX線撮影印画紙を収納した
ものであることを特徴とするX線画像擬似透視スコー
プ。 - 【請求項5】請求項1から3のいずれかに記載のX線画
像擬似透視スコープにおいて、 上記被写体の特定部位のX線透過参照画像は、上記筐体
内に表示部を設け、そこにX線透過画像を表示させるも
のであることを特徴とするX線画像擬似透視スコープ。
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|---|---|---|---|---|
| JP2008194374A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Canon Inc | 放射線画像投影装置および方法 |
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- 2002-03-22 JP JP2002080212A patent/JP4144846B2/ja not_active Expired - Fee Related
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