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JP2003272698A - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池

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JP2003272698A
JP2003272698A JP2002076653A JP2002076653A JP2003272698A JP 2003272698 A JP2003272698 A JP 2003272698A JP 2002076653 A JP2002076653 A JP 2002076653A JP 2002076653 A JP2002076653 A JP 2002076653A JP 2003272698 A JP2003272698 A JP 2003272698A
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JP
Japan
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metal plate
fuel cell
electrode
electrolyte membrane
flow path
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Application number
JP2002076653A
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English (en)
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Naoyuki Enjoji
直之 円城寺
Hideaki Kikuchi
英明 菊池
Seiji Suzuki
征治 鈴木
Masaru Oda
優 小田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化および軽量化を容易に図るとともに、簡
単かつ経済的に製造することを可能にする。 【解決手段】第1セパレータ26は、第1および第2金
属製プレート30、32を備える。第1金属製プレート
30は、第1電解質膜・電極構造体24a側に突出して
酸化剤ガス流路48を形成するためのエンボス部46を
設けるとともに、第2金属製プレート32は、第2電解
質膜・電極構造体24b側に突出して燃料ガス流路54
を形成するためのエンボス部50と、前記第1金属製プ
レート30側に突出して該第1金属製プレート30との
間に冷却媒体流路56を形成するためのエンボス部52
とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電解質の両側にそ
れぞれ電極を設けた電解質・電極接合体と、前記電解質
・電極接合体を挟持する一対のセパレータとを設けた燃
料電池に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、固体高分子型燃料電池(PEF
C)は、高分子イオン交換膜(陽イオン交換膜)からな
る電解質膜(電解質)を採用している。この燃料電池
は、電解質膜の両側に、それぞれ触媒電極と多孔質カー
ボンからなるアノード側電極およびカソード側電極を対
設して構成される電解質膜・電極構造体(電解質・電極
接合体)を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持
することにより構成されている。通常、この燃料電池を
所定数だけ積層した燃料電池スタックが使用されてい
る。 【0003】この種の燃料電池において、アノード側電
極に供給された燃料ガス、例えば、主に水素を含有する
ガス(以下、水素含有ガスともいう)は、触媒電極上で
水素がイオン化され、電解質膜を介してカソード側電極
側へと移動する。その間に生じた電子が外部回路に取り
出され、直流の電気エネルギとして利用される。なお、
カソード側電極には、酸化剤ガス、例えば、主に酸素を
含有するガスあるいは空気(以下、酸素含有ガスともい
う)が供給されているために、このカソード側電極にお
いて、水素イオン、電子および酸素が反応して水が生成
される。 【0004】上記の燃料電池では、セパレータの面内
に、アノード側電極に対向して燃料ガスを流すための燃
料ガス流路(反応ガス流路)と、カソード側電極に対向
して酸化剤ガスを流すための酸化剤ガス流路(反応ガス
流路)とが設けられている。また、セパレータ間には、
必要に応じて冷却媒体を流すための冷却媒体流路が前記
セパレータの面方向に沿って設けられている。 【0005】この種のセパレータは、通常、カーボン系
材料で構成されているが、前記カーボン系材料では、強
度等の要因で薄肉化が図れないという不具合がある。そ
こで、最近、この種のカーボン系セパレータよりも耐応
力破損性に優れる金属導板製のセパレータ(以下、金属
系セパレータともいう)を用い、この金属系セパレータ
にプレス加工を施して所望の反応ガス流路を成形するこ
とにより、該金属系セパレータの厚さの減少を図って燃
料電池を小型化かつ軽量化する工夫がなされている。 【0006】さらに、冷却媒体流路を複数組の燃料電池
毎に設ける(所謂、間引き)ことにより、前記冷却媒体
流路の数を減少させて燃料電池スタック全体の積層方向
の短尺化を図る工夫がなされている。 【0007】例えば、図8に示すように、従来の燃料電
池スタック1では、第1電解質膜・電極構造体(電解質
・電極接合体)2a、第2電解質膜・電極構造体2b、
第3電解質膜・電極構造体2cおよび第4電解質膜・電
極構造体2dが、矢印X方向に積層されている。第1乃
至第4電解質膜・電極構造体2a〜2dは、それぞれ固
体高分子電解質膜3と、前記固体高分子電解質膜3を挟
持するカソード側電極4およびアノード側電極5とを備
えている。 【0008】第1電解質膜・電極構造体2aは、第1お
よび第2セパレータ6a、6bに挟持され、第2電解質
膜・電極構造体2bは、第3および第4セパレータ6
c、6dに挟持され、第3電解質膜・電極構造体2c
は、前記第4および第5セパレータ6d、6eに挟持さ
れ、さらに、第4電解質膜・電極構造体2dは、第6お
よび第1セパレータ6f、6aに挟持されている。第1
乃至第6セパレータ6a〜6fは、金属材料製の薄板で
構成されており、それぞれ表裏両面に突出して複数のエ
ンボス部(突起部)7a〜7fが設けられている。 【0009】第1セパレータ6aと第1電解質膜・電極
構造体2aとの間には、エンボス部7aの一方の凹部側
に対応して酸化剤ガス流路8aが形成されるとともに、
第2セパレータ6bと前記第1電解質膜・電極構造体2
aとの間には、エンボス部7bの一方の凹部側に対応し
て燃料ガス流路9aが形成されている。第2および第3
セパレータ6b、6c間には、エンボス部7bの他方の
凹部側とエンボス部7cの一方の凹部側の間隙に対応し
て冷却媒体流路10aが設けられている。 【0010】第3セパレータ6cと第2電解質膜・電極
構造体2bとの間には、エンボス部7cの他方の凹部側
に対応して酸化剤ガス流路8bが形成され、第4セパレ
ータ6dと前記第2電解質膜・電極構造体2bとの間に
は、エンボス部7dの一方の凹部側に対応して燃料ガス
流路9bが形成されている。この第4セパレータ6dと
第3電解質膜・電極構造体2cとの間には、エンボス部
7dの他方の凹部側に対応して酸化剤ガス流路8cが形
成されるとともに、第5セパレータ6eと前記第3電解
質膜・電極構造体2cとの間には、エンボス部7eの一
方の凹部側に対応して燃料ガス流路9cが設けられてい
る。 【0011】第5および第6セパレータ6e、6f間に
は、エンボス部7eの他方の凹部側とエンボス部7fの
一方の凹部側に対応して冷却媒体流路10bが形成され
ている。第4電解質膜・電極構造体2dと第6および第
1セパレータ6f、6aとの間には、それぞれのエンボ
ス部7f、7aの他方の凹部側に対応して、酸化剤ガス
流路8dと燃料ガス流路9dとが設けられている。 【0012】上記のように、第1乃至第6セパレータ6
a〜6fが薄板状の金属製プレートで構成されるととも
に、第2および第3電解質膜・電極構造体2b、2c間
に冷却媒体流路が設けられていない。これにより、燃料
電池スタック1全体の積層方向の寸法を可及的に短尺化
することができ、しかも前記燃料電池スタック1の小型
化および軽量化が図られる。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の燃料
電池スタック1では、第1乃至第6セパレータ6a〜6
fの外周縁部に、積層方向に一体的に貫通して燃料ガス
を供給および排出する燃料ガス連通孔と、酸化剤ガスを
供給および排出する酸化剤ガス連通孔と、冷却媒体を供
給および排出する冷却媒体連通孔とが設けられることに
より、内部マニホールドを構成している場合が多い。こ
のため、燃料電池スタック1を組み立てる際には、少な
くとも6種類の第1乃至第6セパレータ6a〜6fが必
要となっており、前記第1乃至第6セパレータ6a〜6
fを個別に製造しなければならない。従って、燃料電池
スタック1全体の製造コストが高騰するという問題が指
摘されている。 【0014】しかも、燃料電池スタック1を組み立てる
際、第1乃至第6セパレータ6a〜6fを所望の順序に
積層しなければならず、前記第1乃至第6セパレータ6
a〜6fの取り扱い作業性が煩雑化するとともに、前記
燃料電池スタック1の組み立て作業が効率的に遂行され
ないおそれがある。 【0015】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、容易に小型化および軽量化を図るとともに、セパレ
ータの種類を削減して取り扱い作業性および経済性に優
れる燃料電池を提供することを目的とする。 【0016】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
燃料電池では、電解質・電極接合体を挟持する一対のセ
パレータの中、いずれか一方のセパレータが、少なくと
も第1および第2金属製プレートを備えている。この第
1金属製プレートは、電解質・電極接合体側に突出して
反応ガス流路を形成するための第1突起部を設けるとと
もに、前記第2金属製プレートは、前記第1金属製プレ
ートの前記第1突起部の裏側の面に突出して該第1金属
製プレートとの間に冷却媒体流路を形成するための第2
突起部を設けている。 【0017】ここで、例えば、第1および第2金属製プ
レートと他方のセパレータとで第1電解質・電極接合体
が挟持される。そして、前記他方のセパレータと別の第
1および第2金属製プレートとで第2電解質・電極接合
体が挟持され、これらが所定組だけ積層されることによ
って、燃料電池スタックが構成されている。 【0018】その際、第1電解質・電極接合体の両面に
は、第1金属製プレートと他方のセパレータとにより、
アノード側電極およびカソード側電極にそれぞれ燃料ガ
スおよび酸化剤ガスを供給するための反応ガス流路が形
成される。さらに、第1金属製プレートと第2金属製プ
レート間には、冷却媒体流路が設けられるとともに、前
記第2金属製プレートおよび他方のセパレータと第2電
解質・電極接合体間には、それぞれ反応ガス流路が形成
される。 【0019】従って、他方のセパレータを挟んで配置さ
れる第1電解質・電極接合体と第2電解質・電極接合体
間には、冷却媒体流路が設けられておらず、前記冷却媒
体流路を有効に間引くことができる。このため、燃料電
池スタックにおいて、積層方向の短尺化を容易に図るこ
とが可能になる。 【0020】しかも、第1および第2金属製プレートと
他方のセパレータとを用いることにより対応することが
でき、実質的に3種類のセパレータを製造するだけでよ
い。これにより、セパレータを経済的に製造することが
可能になるとともに、前記セパレータの取り扱い作業性
が有効に向上する。 【0021】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る燃料電池20a、20bを組み込む燃料電池スタ
ック22の要部分解斜視図であり、図2は、前記燃料電
池20a、20bの一部側面説明図である。 【0022】図1に示すように、燃料電池スタック22
は、燃料電池20a、20bを矢印A方向に複数組だけ
積層して構成されている。燃料電池20a、20bは、
第1および第2電解質膜・電極構造体(電解質・電極接
合体)24a、24bを備える。第1電解質膜・電極構
造体24aは、第1および第2セパレータ26、28に
挟持される一方、第2電解質膜・電極接構造体24b
は、前記第2および第1セパレータ28、26に挟持さ
れる。第1セパレータ26は、第1および第2金属製プ
レート30、32を備えるとともに、第2セパレータ2
8は、金属製薄板により構成されている。 【0023】第1および第2電解質膜・電極構造体24
a、24bと第1および第2セパレータ26、28の長
辺(矢印B方向)側の一端縁部には、矢印A方向に互い
に連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給
するための酸化剤ガス供給連通孔34a、冷却媒体を供
給するための冷却媒体供給連通孔36a、および燃料ガ
ス、例えば、水素含有ガスを排出するための燃料ガス排
出連通孔38bが設けられる。 【0024】第1および第2電解質膜・電極構造体24
a、24bと第1および第2セパレータ26、28の長
辺側の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃
料ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔38a、冷
却媒体を排出するための冷却媒体排出連通孔36b、お
よび酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔
34bが設けられる。 【0025】第1および第2電解質膜・電極構造体24
a、24bは、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜
に水が含浸されてなる固体高分子電解質膜(電解質)4
0と、該固体高分子電解質膜40を挟持するアノード側
電極42およびカソード側電極44とを備える。アノー
ド側電極42およびカソード側電極44は、カーボンペ
ーパー等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持
された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一
様に塗布されてなる電極触媒層とをそれぞれ有する。 【0026】図1乃至図3に示すように、第1金属製プ
レート30は、第1電解質膜・電極構造体24aに対向
する面30a側に突出する複数のエンボス部(第1突起
部)46を備えている。エンボス部46が第1電解質膜
・電極構造体24aを構成するカソード側電極44に接
合されることによって、第1金属製プレート30と前記
カソード側電極44との間に、酸化剤ガス流路(反応ガ
ス流路)48が設けられる。この酸化剤ガス流路48
は、酸化剤ガス供給連通孔34aと酸化剤ガス排出連通
孔34bとに連通する。 【0027】第2金属製プレート32は、第2電解質膜
・電極構造体24bに対向する面32a側に突出する複
数のエンボス部50を設けるとともに、第1金属製プレ
ート30に対向する面32b側に突出する複数の小径な
エンボス部(第2突起部)52を設けている。エンボス
部50は、第2電解質膜・電極構造体24bを構成する
アノード側電極42に当接し、前記アノード側電極42
と第2金属製プレート32との間に燃料ガス流路(反応
ガス流路)54が形成される(図2および図4参照)。
この燃料ガス流路54は、燃料ガス供給連通孔38aと
燃料ガス排出連通孔38bとに連通している。 【0028】エンボス部52は、第1金属製プレート3
0の面30bに対応して配置されており(図3および図
4参照)、第1および第2金属製プレート30、32間
には冷却媒体流路56が形成される。この冷却媒体流路
56は、冷却媒体供給連通孔36aと冷却媒体排出連通
孔36bとに連通している。 【0029】第2セパレータ28は、第1電解質膜・電
極構造体24aに対向する面28a側に突出する複数の
エンボス部58と、第2電解質膜・電極構造体24bに
対向する面28b側に突出する複数のエンボス部60と
を備える。図5に示すように、エンボス部58は、第1
金属製プレート30のエンボス部46に対向する位置に
設定されており、このエンボス部58が第1電解質膜・
電極構造体24aを構成するアノード側電極42に当接
する。このアノード側電極42と第2セパレータ28と
の間には、燃料ガス流路62が形成され、前記燃料ガス
流路62が、燃料ガス供給連通孔38aと燃料ガス排出
連通孔38bとに連通する。 【0030】図4に示すように、エンボス部60は、第
2金属製プレート32のエンボス部50に対応する位置
に設定されており、このエンボス部60が、第2電解質
膜・電極構造体24bを構成するカソード側電極44に
当接する。このカソード側電極44と第2セパレータ2
8との間には、酸化剤ガス流路64が設けられるととも
に、前記酸化剤ガス流路64は、酸化剤ガス供給連通孔
34aと酸化剤ガス排出連通孔34bとに連通してい
る。 【0031】このように構成される燃料電池スタック2
2の動作について、以下に説明する。 【0032】図1に示すように、燃料電池スタック22
内には、水素含有ガス等の燃料ガスと、酸素含有ガスで
ある空気等の酸化剤ガスと、純水やエチレングリコール
やオイル等の冷却媒体とが供給される。このため、燃料
電池スタック22では、矢印A方向に重ね合わされた複
数組の燃料電池20a、20bに対し、燃料ガス、酸化
剤ガスおよび冷却媒体が、順次、供給される。 【0033】矢印A方向に連通している酸化剤ガス供給
連通孔34aに供給された酸化剤ガスは、第1セパレー
タ26を構成する第1金属製プレート30に設けられて
いる酸化剤ガス流路48に導入され、第1電解質膜・電
極構造体24aを構成するカソード側電極44に沿って
移動する。一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔38
aから第2セパレータ28の燃料ガス流路62に導入さ
れ、第1電解質膜・電極構造体24aを構成するアノー
ド側電極42に沿って移動する。 【0034】従って、第1電解質膜・電極構造体24a
では、カソード側電極44に供給される酸化剤ガスと、
アノード側電極42に供給される燃料ガスとが、電極触
媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われ
る。 【0035】また、第2電解質膜・電極構造体24bで
は、第2セパレータ28の面28bに形成されている酸
化剤ガス流路64に酸化剤ガスが供給される。この酸化
剤ガスが、第2電解質膜・電極構造体24bを構成する
カソード側電極44に供給される。アノード側電極42
には、第2金属製プレート32の面32aに形成された
燃料ガス流路54を介して燃料ガスが供給される。この
ため、第2電解質膜・電極構造体24bにおいても、カ
ソード側電極44に供給される酸化剤ガスと、アノード
側電極42に供給される燃料ガスとによって、発電が行
われる。 【0036】次いで、アノード側電極44に供給されて
消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔38bに排
出される。同様に、カソード側電極44に供給されて消
費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔34bに
排出される。 【0037】一方、冷却媒体供給連通孔36aに供給さ
れた冷却媒体は、第1および第2金属製プレート30、
32間に形成されている冷却媒体流路56に導入され
る。この冷却媒体は、第1電解質膜・電極構造体24a
を冷却した後、冷却媒体排出連通孔36bに排出され
る。 【0038】この場合、第1の実施形態では、第1セパ
レータ26が第1および第2金属製プレート30、32
により構成されるとともに、前記第1金属製プレート3
0の第1電解質膜・電極構造体24a側に突出するエン
ボス部46の裏側である面30bには、前記第2金属製
プレート32の前記第1金属製プレート30側に突出す
るエンボス部52が配置されている。 【0039】これにより、第1および第2金属製プレー
ト30、32間に冷却媒体流路56が形成されるととも
に、第1金属製プレート30と第2セパレータ28とで
第1電解質膜・電極構造体24aが挟持されて、前記第
1電解質膜・電極構造体24aの両面側に酸化剤ガス流
路48および燃料ガス流路62が形成されている。さら
に、第2金属製プレート32と第2セパレータ28とで
第2電解質膜・電極構造体24bが挟持されるととも
に、前記第2電解質膜・電極構造体24bの両面側に
は、酸化剤ガス流路64と燃料ガス流路54とが形成さ
れている。 【0040】従って、第1および第2電解質膜・電極構
造体24a、24b間には、冷却媒体流路が設けられて
おらず、前記冷却媒体流路を有効に間引くことができ、
燃料電池スタック22の積層方向の寸法を有効に短尺化
することが可能になる。しかも、図2乃至図5に示すよ
うに、第2金属製プレート32のエンボス部52が第1
金属製プレート30の面30bに面接触している。この
ため、例えば、第1および第2金属製プレート30、3
2を突起部同士で接触させて冷却媒体流路56を形成す
る構造に比べ、単位面積当たりの有効接触面積率が向上
し、接触抵抗を減少させて所望の性能を維持しつつ、燃
料電池スタック22の小型化および軽量化が容易に遂行
されるという利点がある。 【0041】さらにまた、第1および第2セパレータ2
6、28を介して第1および第2電解質膜・電極構造体
24a、24bを交互に挟持することにより、複数組の
燃料電池20a、20bを矢印A方向に積層した燃料電
池スタック22を得ることができる。 【0042】すなわち、セパレータの種類としては、第
1セパレータ26を構成する第1および第2金属製プレ
ート30、32と、第2セパレータ28との3種類を用
意するだけでよい。これにより、燃料電池スタック22
に組み込まれる第1および第2セパレータ26、28を
経済的に製造することが可能になるとともに、前記第1
および第2セパレータ26、28の取り扱い作業性が有
効に向上するという効果が得られる。 【0043】また、図4に示すように、第2金属製プレ
ート32のエンボス部52が、第1金属製プレート30
の面30bに当接しており、前記エンボス部52の境界
部位70がばね機能を有している。従って、燃料電池ス
タック22に積層方向に沿って熱膨張が惹起されても、
境界部位70が弾性変形して前記燃料電池スタック22
全体の締め付け力を保持することが可能になる。 【0044】これにより、例えば、燃料電池スタック2
2の積層方向一端部に皿ばねを組み込む必要がなく、ま
た、前記燃料電池スタック22内に専用の板ばねを組み
込む必要がない。このため、燃料電池スタック22全体
の小型化および軽量化を容易に図るとともに、熱容量が
小さくなって冷却効率が向上し、しかも、低温での始動
性が有効に向上する。 【0045】図6は、本発明の第2の実施形態に係る燃
料電池80a、80bを組み込む燃料電池スタック82
の一部断面説明図であり、図7は、前記燃料電池80a
の一部分解斜視説明図である。なお、第1の実施形態に
係る燃料電池スタック22と同一の構成要素には同一の
参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。 【0046】燃料電池80a、80bは、第1および第
2電解質膜・電極構造体24a、24bを挟持する第1
および第2セパレータ84、28を備える。第1セパレ
ータ84は、第1および第2金属製プレート30、86
を備えており、前記第2金属製プレート86の第1電解
質膜・電極構造体24aに対向する面86aには、前記
第1電解質膜・電極構造体24aとの間に燃料ガス流路
54を形成するためのエンボス部50が設けられる。 【0047】第2金属製プレート86の第1金属製プレ
ート30に対向する面86bには、前記第1金属製プレ
ート30のエンボス部46内の裏面に接し、該第1金属
製プレート30との間に冷却媒体流路56を形成するた
めのエンボス部(第2突起部)87が形成される。この
エンボス部87は、エンボス部46内に配置されるた
め、前記エンボス部46よりも小径でかつ深さ方向に大
きな寸法に設定されている。 【0048】このように構成される第2の実施形態で
は、燃料電池スタック82が第1および第2電解質膜・
電極構造体24a、24bを備え、前記第1電解質膜・
電極構造体24aが、第1および第2セパレータ84、
28により挟持されるとともに、前記第2電解質膜・電
極構造体24bが、前記第2および第1セパレータ2
8、84により挟持された状態で積層されている。 【0049】このため、セパレータの種類としては、第
1セパレータ84を構成する第1および第2金属製プレ
ート30、86と、第2セパレータ28の3種類を用意
すればよい。従って、構成が簡素化するとともに、セパ
レータの製造コストを有効に削減し得る等、第1の実施
形態と同様の効果が得られる。 【0050】さらに、図6および図7に示すように、第
1金属製プレート30のエンボス部46内の裏面に第2
金属製プレート86のエンボス部87が面接触してい
る。これにより、単位面積当たりの有効接触面積率が向
上し、燃料電池スタック82の小型化および軽量化が容
易に図られる。 【0051】さらにまた、図6に示すように、第2金属
製プレート86には、エンボス部50、87の境界部分
88にばね機能が発生する。このため、燃料電池スタッ
ク82の積層荷重を境界部分88の変位によって容易に
吸収することができ、専用の板ばねや皿ばね等を不要に
することが可能になる。 【0052】なお、第1および第2の実施形態では、突
起部としてエンボス形状部を用いて説明したが、これに
限定されるものではなく、例えば、前記エンボス形状部
とリブ部(溝状)とで構成してもよい。さらに、突起部
の配置状態は、仮想四角形状の角部に対応して設定され
ているが、例えば、仮想六角形状や仮想八角形状の角部
に対応して設定してもよい。 【0053】また、第1セパレータ26、84は、それ
ぞれ第1および第2金属製プレート30、32および3
0、86を備えているが、3枚以上の金属製プレートに
より構成してもよい。 【0054】 【発明の効果】本発明に係る燃料電池では、電解質膜・
電極接合体を挟持する一対のセパレータの中、一方のセ
パレータが、少なくとも第1および第2金属製プレート
を備え、前記第1および第2金属製プレート間に冷却媒
体流路が設けられている。このため、冷却媒体流路を積
層方向に間引くことができるとともに、セパレータの種
類を第1および第2金属製プレートと他方のセパレータ
の3種類に設定することが可能になる。 【0055】これにより、燃料電池全体の小型化および
軽量化が有効に遂行されるとともに、セパレータを経済
的に製造することができ、かつ、前記セパレータの取り
扱い作業性が簡素化して前記燃料電池の組み立て作業の
効率化を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施形態に係る燃料電池を組み
込む燃料電池スタックの要部分解斜視図である。 【図2】前記燃料電池の一部側面説明図である。 【図3】前記燃料電池の一部分解斜視説明図である。 【図4】前記燃料電池の、図3中、IV−IV線断面図
である。 【図5】前記燃料電池の、図3中、V−V線断面図であ
る。 【図6】本発明の第2の実施形態に係る燃料電池を組み
込む燃料電池スタックの一部断面説明図である。 【図7】前記燃料電池の一部分解斜視説明図である。 【図8】従来技術に係る燃料電池スタックの一部断面説
明図である。 【符号の説明】 20a、20b、80a、80b…燃料電池 22、82…燃料電池スタック 24a、24b…
電解質膜・電極構造体 26、28、84…セパレータ 30、32、86
…金属製プレート 34a…酸化剤ガス供給連通孔 34b…酸化剤ガ
ス排出連通孔 36a…冷却媒体供給連通孔 36b…冷却媒体
排出連通孔 38a…燃料ガス供給連通孔 38b…燃料ガス
排出連通孔 40…固体高分子電解質膜 42…アノード側
電極 44…カソード側電極 46、50、52、58、60、87…エンボス部 48、64…酸化剤ガス流路 54、62…燃料
ガス流路 56…冷却媒体流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 征治 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 小田 優 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5H026 AA06 CC04 EE02

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】電解質の両側にそれぞれ電極を設けた電解
    質・電極接合体と、前記電解質・電極接合体を挟持する
    一対のセパレータとを設けた燃料電池であって、 いずれか一方のセパレータは、少なくとも第1および第
    2金属製プレートを備え、 前記第1金属製プレートは、前記電解質・電極接合体側
    に突出して反応ガス流路を形成するための第1突起部を
    設けるとともに、 前記第2金属製プレートは、前記第1金属製プレートの
    前記第1突起部の裏側の面に突出して該第1金属製プレ
    ートとの間に冷却媒体流路を形成するための第2突起部
    を設けることを特徴とする燃料電池。
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