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JP2003263034A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JP2003263034A
JP2003263034A JP2002062964A JP2002062964A JP2003263034A JP 2003263034 A JP2003263034 A JP 2003263034A JP 2002062964 A JP2002062964 A JP 2002062964A JP 2002062964 A JP2002062964 A JP 2002062964A JP 2003263034 A JP2003263034 A JP 2003263034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer material
image forming
transfer
paper
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002062964A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Kitaoka
義隆 北岡
Katsutoshi Ogawa
勝敏 小川
Akira Kumon
明 九門
Junichi Tanizaki
淳一 谷崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002062964A priority Critical patent/JP2003263034A/ja
Publication of JP2003263034A publication Critical patent/JP2003263034A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙搬送ベルトや中間転写ベルトを用いる従
来の方式では、装置が複雑で且つ、ベルトの寿命等で消
耗品が多い。一方、ベルトを用いないでレジストロ−ラ
や転写ロ−ラのみで用紙を搬送する場合には種々の要因
から、色ずれが発生する。 【解決手段】 感光体の外径を、用紙の吸着エネルギー
より用紙の剛性エネルギーが大きくなるような値以下と
することで、用紙の自然分離を可能にし且つ装置の小型
化ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、ファクシミ
リ、プリンタに係り、特に、電子写真方式を用いた画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスではパ−ソナルコンピュ
タ−の能力向上に伴い、大量のドキュメントを扱い、ま
た、ネットワ−ク技術の進歩によって処理能力の高いプ
リンタ、複写機が普及しつつある。また、一方では、イ
ンクジェットプリンタなどの急速な普及によってカラ−
ドキュメントも増加の傾向にある。しかしながら、スピ
−ドをはじめ満足のいく白黒およびカラ−ドキュメント
を出力可能なエンジンは、開発途上にあり出現が待たれ
ている。
【0003】従来の画像形成装置の一つに、水平方向に
沿う用紙搬送路に対して複数の画像形成ユニットを配設
し、用紙搬送路に沿って移動する用紙に前記各画像形成
ユニットから順次トナ−像を転写させ、用紙上にカラ−
画像を形成するようにしたタンデム型と称されるものが
知られている。その用紙搬送方式としては、各画像形成
ユニットの像担持体(感光体)に当接する転写ローラを
設け、この感光体と転写ローラとで用紙の搬送作用を行
うようにした転写ローラ搬送方式や、あるいは、用紙搬
送路に沿って循環移動する用紙搬送ベルトを設け、この
用紙搬送ベルトに用紙を例えば静電吸着保持させるよう
にしたベルト搬送方式が既に提案されている。
【0004】また、各画像形成ユニットの配列構造につ
いても、水平方向に沿う用紙搬送路に対して複数の画像
形成ユニットを横方向に並設する横置きタイプや、垂直
方向に沿う用紙搬送路に対して複数の画像形成ユニット
を縦方向に並設する縦置きタイプが既に提案されてい
る。横置きタイプの場合、転写時の用紙搬送の安定性が
優れているとされている。一方、縦置きタイプの場合、
複数の画像形成ユニットの配置に関し、空間を有効に利
用できるためユニット間隔の短寸化が可能とされてい
る。
【0005】例えば日本の特開平9−325560公報
に開示された画像形成装置は、用紙を垂直に搬送する装
置を提案したものである。当該出願では、用紙搬送ロ−
ラ(レジストロ−ラ)と、定着器との間隔を用紙長さよ
りも短くすることで、用紙の送り精度を向上させ、用紙
搬送ベルトや中間転写ベルトを用いずに、レジストロ−
ラと定着器もしくは転写ロ−ラと感光体とのニップ部で
用紙を搬送させる方式が開示されている。用紙搬送ベル
トは高価であり、また、ベルトユニットはベルトの蛇行
対策等が必要なため、装置の大型化、コストアップをも
たらす。これに対し、当該方式は、装置の小型化・低価
格化に適している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような画像形成装置では、以下のような問題があった。
【0007】用紙にトナ−画像を転写する際には、帯電
している感光体に半絶縁性の用紙を密着させ、且つ感光
体の極性と逆の電圧を用紙の裏面より印加する。従っ
て、用紙には感光体に吸着させる力が作用する。用紙の
感光体への吸着を防ぐには用紙の分離手段が有効である
が、分離爪では画像を乱す為、画像を乱さない用紙の端
部のみに取り付けることになり、その効果は非常に不安
定である。分離用に帯電器や、感光体の電荷を除去する
ための光源を配置することも従来から知られているが、
いずれもコストアップの要因となるだけでなく、小型の
装置に組み込むことが不可能である。分離が不安定とな
ると用紙の走行経路誤差を生じるため、用紙送り方向の
版ずれを引き起こし、画質を劣化させてしまう。
【0008】また、転写ローラと感光体のニップで用紙
を搬送する際に、感光体の精度良い平行度を確保しない
と用紙が蛇行することになり、用紙送り方向と垂直な方
向の版ずれを引き起こす。同様なことは用紙送りロ−ラ
と感光体との間の平行度にも当てはまる。
【0009】また、転写ロ−ラと感光体との用紙グリッ
プ力が弱いと、用紙先端が用紙ガイドや転写ロ−ラ、感
光体、あるいは定着器と衝突した際に用紙がスリップを
起こし用紙の速度変動が発生しうる。この際、4つの転
写ロ−ラを用いると、用紙がレジストロ−ラより送り出
されて、4つの作像部にて作像が完了するまで、4箇所
の転写部を通過するため、前記速度変動が4回、しかも
同じタイミングで生じるため小さな速度変動でも色ずれ
の原因となりうる。また、4つの感光体の表面で用紙を
送り出すため、4つの感光体の表面速度の同期が必須で
ある。4つの感光体の表面速度の誤差因子の大きなもの
に、感光体の直径バラツキがある。直径を精度よく4つ
揃えるのは製造コストを上昇させる。そのため、感光体
外周に駆動ベルトを巻回し、感光体を摩擦駆動して4つ
の感光体の速度を一致させる方法が提案さている(特開
平10−177311や特開平10−186778)。
しかしながら、その場合でも感光体の軸方向への捩れ
(真直度誤差)などによる振れによって、紙送り速度が
感光体の1周周期で変動し、またその振れの大きさの位
相は4つの感光体で一致しない。速度が一致していない
場合には、用紙は画像形成ユニット間でスリップした
り、用紙が撓んだりすることになり、結果、印刷見当あ
わせに狂いを生じる。
【0010】また、用紙搬送方向の最上流側の転写部で
の用紙搬送速度は、レジストロ−ラの用紙搬送抵抗や、
用紙送り速度変動に影響される。これは、厚紙を用いた
場合に顕著になりやすく、また、装置を小型化してレジ
ストロ−ラと転写ローラとの間隔を狭くすると影響が大
きくなる。これは、レジストロ−ラでの用紙搬送速度が
用紙の剛性によって、転写ローラと感光体との間の用紙
のマイクロスリップを発生させることに起因している。
従って、装置の小型化、幅広い用紙種類への対応を極め
ると、レジストロ−ラの用紙搬送速度を感光体の速度と
同期、一致させる必要がある。
【0011】本発明は、上記の課題を解決し、用紙搬送
ベルトを用いずに高精度に用紙を搬送し色ずれが小さ
く、小型、低価格で信頼性が高く、メンテナンスの容易
な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置では、像担持体を有し転写材
搬送経路に沿って配置される複数の画像形成ユニット
と、前記複数の画像形成ユニットの各々の前記像担持体
に対向して配置され前記像担持体上のトナー像を転写材
上に転写する転写手段とを有し、前記転写材搬送路に沿
って移動する前記転写材に前記複数の画像形成ユニット
の各々の前記像担持体から順次トナー像を転写する画像
形成装置において、前記(数1)に示す、前記転写材を
前記像担持体に静電的に吸着するエネルギー(Ua)
と、前記(数2)に示す、前記転写材が前記像担持体に
巻きついた状態における前記転写材の弾性変形エネルギ
ー(Ub)との間に、Ua<Ubなる関係を有すること
を特徴とする。
【0013】本発明の画像形成装置によれば、転写材の
吸着エネルギーよりも、弾性エネルギーの方が大きいた
め、特別な分離手段を必要とせず安定した分離が実現で
きる。更に、分離用の爪や、帯電器などの分離手段で分
離をさせた場合には、それらの分離手段が作用するポイ
ントまでは転写材が吸着しているため、分離手段のバラ
ツキなどによって分離のポイントがばらつきを有するこ
とになり、転写材搬送方向の版ずれを引き起こすが、本
装置ではそもそも転写材が感光体に巻きつくことが無い
ため、安定した版の見当合わせが実現できる。
【0014】また、前記転写材の剛性により前記転写材
と前記像担持体との分離が行われることが好ましい。こ
れにより、単純な構成で転写材の分離を行うことができ
る。
【0015】また、前記転写材搬送経路上の前記転写手
段による転写位置の直前に、前記転写材を吸着する転写
材吸着手段を有することが好ましい。これにより、カ−
ルした転写材や両面印字の転写材のように内部歪を持っ
た転写材でも搬送経路誤差を低減することが出来る。
【0016】また、本発明の画像形成装置は、像担持体
を有し転写材搬送経路に沿って配置される複数の画像形
成ユニットと、前記複数の画像形成ユニットの各々の前
記像担持体に対向して配置され前記像担持体上のトナー
像を転写材上に転写する転写手段と、前記複数の画像形
成ユニットの転写材搬送方向上流側に配置され前記複数
の画像形成ユニットに向けて前記転写材を搬送する上流
側転写材搬送手段と、前記複数の画像形成ユニットの転
写材搬送方向下流側に配置され前記複数の画像形成ユニ
ットから送られる前記転写材を装置外に向けて搬送する
下流側転写材搬送手段とを有し、前記転写材搬送路に沿
って移動する前記転写材に前記複数の画像形成ユニット
の各々の前記像担持体から順次トナー像を転写する画像
形成装置において、前記上流側転写材搬送手段による転
写材搬送速度と前記下流側転写材搬送手段による転写材
搬送速度とが常に一致するように、前記上流側転写材搬
送手段を駆動する駆動モータおよび前記下流側転写材搬
送手段を駆動する駆動モータのうち少なくとも一つをサ
−ボ制御することを特徴とする。
【0017】これにより、上流側転写材搬送手段の転写
材搬送速度と下流側転写材搬送手段の転写材搬送速度と
を一致させることが可能となり、両転写材搬送手段の転
写材搬送速度のずれに起因する色ずれを抑制することが
できる。
【0018】また、前記サ−ボ制御される駆動モータに
より駆動される、前記上流側転写材搬送手段または前記
下流側転写材搬送手段は、前記サ−ボ制御される駆動モ
ータよりギヤを介して駆動力が伝達され、前記ギヤによ
る減速比が1:n(nは整数)であることが好ましい。
【0019】これにより、サーボ制御の周期を短くで
き、サーボ制御のためのメモリを小さくできる。さらに
原点検知がシンプルとなる。
【0020】また、前記サ−ボ制御される駆動モータに
より駆動される、前記上流側転写材搬送手段または前記
下流側転写材搬送手段は、互いに当接しニップを形成す
る一対のローラからなり、前記一対のローラのうち前記
サーボ制御される駆動モータにより駆動されるローラの
外径と他方のローラの外径との比が、m:1(mは整
数)であることが好ましい。
【0021】これにより、サーボ制御の周期を短くで
き、サーボ制御のためのメモリを小さくできる。さらに
原点検知がシンプルとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。
【0023】(実施の形態1)図1はこの発明が適用さ
れたカラ−画像形成装置の実施の形態1を示す。図1に
おいて、カラ−画像形成装置は、装置内に4つの色(本
実施の形態ではイエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
ク)の画像形成ユニット1a〜dを縦方向に配列し、そ
の下方には供給用の用紙が収容される給紙カセット10
0を配設すると共に、各画像形成ユニット1a〜dに対
応した箇所には給紙カセット100からの用紙の搬送路
となる用紙搬送路を垂直方向に配置したものである。
【0024】本実施の形態において、画像形成ユニット
1a〜dは、用紙搬送路の上流側から順に、イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックの各色トナ−像を感光体上
に形成するものである。感光体上に形成された各色トナ
−像は、図示外の用紙に順次転写される。3は、感光体
上にレ−ザ光を照射して感光体に静電潜像を書込む光学
ユニットである。尚、本実施の形態では、光学ユニット
3は、図示外の半導体レ−ザ、ポリゴンミラ−及び結像
レンズから構成されており、図示外の半導体レ−ザから
の光をポリゴンミラ−で偏向走査し、結像レンズを介し
て感光体上の露光ポイントに光像を導くようにしたもの
である。
【0025】図2は本実施の形態で用いられる画像形成
ユニット1a〜dの詳細を示す図である。ここで画像形
成ユニットは、分割された感光体部18と現像部19と
の1組をいうものとする。感光体部18は、ドラム状の
感光体10と、この感光体10を予め帯電する帯電ロー
ラ13と、感光体10上の残留トナ−を除去する弾性体
スポンジローラからなるクリ−ナ12とを一体的にカ−
トリッジ化したものである。感光体10の直径として
は、画像形成ユニット間隔の短寸化、用紙搬送性、転写
性の面から30mm〜16mmが適していると考えられ
る。詳細については後述する。
【0026】一方、クリ−ナ12は、感光体の上側に配
設されており、導電性ウレタン発泡体のロ−ラ形状をし
ており、トナ−と逆極性の電圧を与えられながら感光体
10と周速差を有しながら感光体10と同回転方向に接
触回転して感光体上の残留トナ−を掻き取っている。
【0027】現像部19は、現像ケ−ス14を有し、こ
の現像ケ−ス14内には所定の色トナ−が含まれる現像
剤を収容すると共に、現像ケ−ス14内には一対の現像
剤攪拌部材としてのアジテ−タ15を配設し、また、現
像ケ−ス14の感光体10に対向する開口部位には現像
ローラ16を配設すると共に、現像ローラ16上への現
像剤の層厚が規制される現像剤層厚規制ブレ−ド17を
設けたものである。そして、現像ローラ16には図示外
の現像バイアスが印加され、現像ローラ16上の現像剤
(トナ−)が感光体側へ飛翔するようになっている。今
回、現像部の長寿命化が可能な二成分現像方式を採用し
たためトナ−とキャリアからなる現像剤を収容させてい
るが、構成上、一成分現像方式の現像ユニットを採用し
て非磁性現像剤又は磁性現像剤からなる一成分現像剤を
収容させても良い。感光体と現像ローラとの間のギャッ
プ調整は現像ロ−ラ両端部に同軸でしかも、回転自在の
キャップコロで行っている。特に、本実施の形態におい
ては、現像剤が収容される現像ケ−ス14を奥行き方向
に延ばすことにより、現像剤収容スペ−スが確保されて
いるため、画像形成ユニットの上下方向寸法が短寸に設
定される。
【0028】また、図3で示すように、各感光体部の感
光体の周速度を同一にするために、外周固定内周摺動の
ボ−ルベアリングや温度変化、感光体のアルミとの摺動
性に優れたナイロンにポリエチレン配合した樹脂材料か
らなる滑り軸受けで感光体10の外周面を回転支持する
ことで、各感光体10の回転振れを抑制し、かつ、単一
の感光体駆動ベルト102の同一面を各感光体10の非
印字領域の外周面に圧接させ、駆動手段で摩擦駆動させ
ることで、各感光体10の周速度を同一にするようにし
ている。感光体駆動ベルト102のベルト駆動プーリ1
03の振れは感光体10の速度むらを引き起こすため、
用紙搬送経路上の画像形成ユニットの間隔長さは、感光
体駆動ベルト102のベルト駆動プーリ103の外周長
さの概略整数倍とする。本実施例の場合には、画像形成
ユニットの間隔を25.1mmとし、感光体駆動ベルト
のベルト駆動プーリの外周径をφ8(8×3.14=2
5.12mm)とした。なお、感光体駆動ベルト102
のベルト駆動プーリ103の径が小さい場合は、十分な
摩擦力を得るため、ベルト駆動プーリ103表面にはウ
レタンゴムのコ−ティングを50〜200μm程度、も
しくはセラミックのコ−ティングを50〜200μm程
度施すとベルト駆動プーリ103と感光体駆動ベルト1
02との間のスリップを防止することができる。一方
で、過度にコ−ティングを厚くするとコ−ティングむら
が振れの原因となるため、本実施の形態ではウレタンゴ
ムのコ−ティングを100μmとした。感光体駆動ベル
ト102は、アラミドを心線としたウレタンゴムやクロ
ロプレンゴムからなり厚さは0.8mm、幅10mmと
し、適度なテンションを負荷することで、上記の組み合
わせでスリップの無い駆動が得られた。ここで本実施の
形態では、ベルトの長さは250mm程度あれば、十分
に上記条件のレイアウトの感光体を駆動することが出来
るが、ここでは長さを350mmとした。これはベルト
の厚さバラツキによる版ずれを補正しやすくするため、
連続印刷時の用紙間隔と、用紙長さの和の値とベルト長
さを一致させる事によって、版ずれが常に用紙上で同じ
場所になるように考慮したためである。間欠印刷時にも
版ずれが一定となるようにベルトにホ−ムポジションマ
−クを取り付けて、印刷動作開始と同期させるとよい。
感光体駆動ベルト102のレイアウトは、ベルト駆動プ
ーリ103表面と接する面と同一面が感光体10と接す
るように設計すると、感光体駆動ベルト102単品の検
査や、異物付着を防止するための清掃機構などを簡素化
出来るため望ましい。
【0029】また、本実施の形態では、画像形成装置本
体筐体は、図4に示すように、図4中左側に開閉扉2を
有し、開閉扉2を開放した際の開口を通じて、画像形成
ユニット1a〜dを出し入れ可能としたものである。開
閉扉2には、閉じた状態では感光体10に押圧接触し
て、感光体上のトナ−像を用紙に転写する転写手段20
a〜dが取り付けられている。
【0030】本実施の形態では、転写手段20a〜dは
発泡導電部材を被覆した回転自在の転写ロ−ラを採用し
ている。この転写ロ−ラの取り付けは、転写ロ−ラ両端
部を開閉扉2の両側面に形成された案内溝(図示せず)
に係合させ、背面から感光体10に所定の押圧力で接触
するよう転写押圧バネを設けており、画像形成装置本体
筐体側に形成された転写位置決め手段により感光体10
に当接し、感光体10に従動回転するようになってい
る。転写ローラの外周径はφ16とし、硬度は30度
(アスカ−C)とした。そして、転写ローラには所定の
転写電界が印加されており、感光体上のトナ−像に対し
て転写ローラ側への転移力を与えるようになっている。
また、図5に示すように各感光体10の手前側に夫々用
紙の移動軌跡を規制する用紙ガイド21a〜dが配設さ
れている。用紙ガイド21a〜dは、各転写ローラ20
(a〜d)に一体的に支持されており、各転写ローラ2
0(a〜d)の位置決めに準じて各感光体10a〜dへ
の用紙の突入角度や位置が同一になるように配置され、
このガイド21a〜dの面に転写搬送される用紙の先端
を含む裏面が必ず接触する方向に向かって延び、感光体
10a〜dと転写ローラ20(a〜d)とのニップ域に
向かって用紙が接触しながら移動していき、前記ニップ
域の手前で用紙先端部が感光体10a〜d側に衝合する
ように調整されている。用紙の走行方向を安定化させる
ため、用紙ガイドの角度は重要である。また、用紙角度
を厳密に調整しても用紙そのもののカ−ルなどにより、
用紙ガイドが機能しない場合もある。特に印字率の高い
カラ−で裏面が既に印刷された用紙を用いた場合では、
カ−ルが顕著である。そのような場合には特に、用紙ガ
イドに用紙を吸着させることが有効である。具体的に
は、転写部にて電圧を印加された用紙は電荷を帯びてい
るので、用紙ガイドを導電性の材質とし、用紙ガイドを
適切な電位とするとガイドに用紙が吸着されて用紙の走
行軌跡が安定する。また別の方法としては用紙を紙ガイ
ドに吸着させるファンを設けるのも有効である。紙の電
気抵抗が低下し静電吸着力が低下する高湿環境では、フ
ァンのような空気力を利用するのがよい。
【0031】次に、本実施の形態に係るカラ−画像形成
装置の作動について説明する。図示外のパソコン等から
の出力信号に応じて、給紙カセット100内の用紙がフ
ィ−ドローラで送り出された後にその用紙の先端部が入
口側レジストローラ4のニップ部に到達する。すると、
用紙は、入口側のレジストローラ4にてニップ搬送さ
れ、用紙搬送路の各画像形成ユニット1a〜dの転写部
位へと順次突入していく。このとき、用紙の搬送速度は
入口側レジストローラでの用紙搬送速度V1と、感光体
での用紙速度V2とに、V1≧V2なる関係をつくる
と、最上流画像形成ユニット1aと入口側レジストロー
ラ4との間で、用紙のたわみが形成される。転写位置で
の用紙摩擦力が、用紙のたるみによる反力に十分高い場
合には、最上流画像形成ユニットと転写ローラの転写部
位に突入した用紙に対して入口側レジストローラ4のニ
ップ搬送力の影響が無視できるようになる。但し、厚紙
のように腰の強い用紙を用いた場合には、最上流画像形
成ユニット1aと入口側レジストローラ4との間での用
紙のたわみ力は転写位置での用紙の滑りを引き起こし、
用紙の搬送速度が不安定になる。装置の小型化を極めれ
ばレジストローラ4と最上流の転写部との間隔は短いほ
どよいが、更に用紙のたわみ力は大きくなり転写位置で
の用紙のスリップがより発生しやすくなる。一方でスリ
ップを防止するために転写ローラ20a〜dの圧力を過
度に高くすると、文字などの場合に特に部分的な転写不
良が起きやすいことは良く知られている。しかしながら
転写ローラ圧力を低くすると転写部での用紙の搬送力が
低下し、レジストローラの用紙搬送速度や、用紙のたわ
み力に影響を受けやすくなる。従って、画質や幅広い用
紙対応安定性を考慮した場合には、レジストローラと画
像形成ユニットの速度差は小さいことが望まれる。
【0032】レジストローラと感光体との速度比を1:
1としても、レジストロ−ラや感光体、またはそれらの
駆動ギヤの偏心振れなどによってレジストローラでの用
紙送り速度にはむらを含んでいる。このむらは用紙が各
画像形成ユニット1a〜dに到達する時間に変動をもた
らすこととなり、周期的に変動する版ずれを引き起こ
す。しかしながら、用紙が各画像形成ユニットに到達す
る時間むらがあっても、むらの周期が、画像形成ユニッ
ト間に用紙が送られる周期と一致させると速度むらはあ
っても、色の見当あわせずれにはならない。従って、画
像形成ユニットの間隔を、レジストロ−ラの外周長さと
一致させることが望ましい。これはV1≧V2とした場
合でも、厚紙を使用した場合には同様である。
【0033】本実施の形態では、レジストローラ4と、
感光体駆動ベルト102のベルト駆動プーリ103の径
をφ8とし、画像形成ユニット1a〜dの間隔を25.
1mm(φ8×3.14)とし、1つのモ−タ(図示せ
ず)で駆動し、レジストローラ4と感光体駆動ベルト1
02のベルト駆動プーリ103を1:1のギヤで駆動し
た。レジストローラ4と感光体駆動ベルト102のベル
ト駆動プーリ103のギヤ比を整数倍としないと、回転
に従ってギヤの噛み合いの位相がずれることになり、速
度むらに高調波成分が乗るため望ましくない。望ましく
は、レジストローラ4を感光体駆動ベルト102のベル
ト駆動プーリ103を兼ねるようにベルトをレイアウト
するのが色ずれ低減の観点からよい。
【0034】さらに、各画像形成ユニット1a〜dの転
写位置での用紙の通過速度は、感光体10a〜dの各表
面速度によって送られる。4つの感光体の各表面速度は
先に記述した構成によりそれぞれが同期している。しか
も、各画像形成ユニット1a〜dの転写位置間隔が用紙
に対して充分に短く設定(25.1mm)されているた
め、各画像形成ユニット1a〜dの転写位置へ突入する
用紙の先端部近傍が入口側レジストローラあるいは手前
側の画像形成ユニット1a〜cの転写ニップ部(感光体
と転写ローラとのニップ部)で保持されることになり、
薄紙においても十分、紙の腰が期待できる自由端長であ
るため、各画像形成ユニットa〜dの転写位置へ突入す
る用紙の先端部位置が安定する。このため、各画像形成
ユニット1a〜dの転写位置への用紙の突入タイミング
が一定に保たれることから、各色トナ−像の転写位置ズ
レがなくなり、カラ−画像の色ズレ、色むらがなくな
る。
【0035】そして、用紙の先端部が定着5に到達して
ニップされると、定着器5の搬送速度V3、感光体10
a〜dの周速度をV2とした時に、V2≧V3なる関係
があるため定着器5と最下流画像形成ユニット1d間で
用紙にたるみが生じ、定着器による用紙搬送力が各画像
形成ユニット1a〜dの転写位置にある用紙へ影響する
ことがなくなる。しかしながら、この場合にも転写位置
での用紙グリップ力を弱くし、且つ厚紙を用いた場合に
は定着器と最下流画像形成ユニット1d間での用紙のた
るみの反力が用紙搬送速度に影響するため、V2=V3
とするのがよいが、本実施の形態では、定着器の定着ロ
ーラの振れや、駆動ギヤの振れなどによる速度むら分
(0.5%程度)を見越して、V3=0.994×V2と
し、本画像形成装置で使用される最大の厚みの用紙で転
写位置の用紙のスリップが起こらない最下流画像形成ユ
ニット1dと定着器との間隔、および用紙ガイドの形状
を実験的に求めて最適化した。このため、各画像形成ユ
ニット1a〜dの転写位置での用紙の通過速度は常時一
定に保たれ、色ずれの発生は低減された。
【0036】特に、本実施の形態にあっては、レジスト
ロ−ラの送りむら周期と画像形成ユニット間隔を一致さ
せたため、レジストロ−ラの送りむらが転写位置での用
紙の送りむらに影響しないため、色ずれのレジストロ−
ラの振れによる転写位置での速度変動を低減することが
でき、色ずれを低減することができる。
【0037】転写電界によって用紙が感光体に吸着する
エネルギーをUaとすると、Uaは下記の式で与えられ
る。
【0038】
【数3】
【0039】一方用紙の曲げエネルギは
【0040】
【数4】
【0041】用紙が感光体に巻きつかない条件はUa<
Ubなので、
【0042】
【数5】
【0043】ここで、感光体の表面電位Vs=−100
0V、転写手段の表面電位Vt=+1000V、用紙の
縦弾性係数E=2.1×109N/m2、用紙の厚さd4
50×10-6m、感光体と用紙との空隙間隔をd2=1
-6mを代入すると、R<20mmが得られる。
【0044】上記の結果を確かめるため、高温高湿(3
3℃、相対湿度80%)、低温低湿(6℃、相対湿度2
0%)の条件下で、薄紙(厚さ50μm)、厚紙(厚さ
120μm)を用いて、連続10枚の通紙テストを行っ
た。試験には感光体の表面電位を−1000Vとし、転
写ローラの電圧は+1000Vとした。試験には感光体
の径をφ16mm、φ24mm、φ40mm、φ60m
mを選択し、用紙の分離を評価した。結果を(表1)に
示す。
【0045】
【表1】
【0046】表1において、○は、試験中に分離不良が
無かったもの、△は、分離は行われたが一部感光体に巻
きつきながら剥離したもの、×は、分離不良が発生し感
光体に用紙が巻きついたことを示している。この結果を
上記のR<20mmと比較すると概略、式は定量的評価
ができていることを示している。
【0047】この結果から、感光体の直径をφ16とし
て、図1の画像形成装置を試作して実験したところ用紙
の分離不良は勿論のこと、用紙の分離ポイントの遅延に
よる版ずれは発生しなかった。
【0048】(実施の形態2)図6はこの発明が適用さ
れた画像形成装置の別の実施の形態を示す。本実施の形
態において、実施の形態1と同様な構成要素については
詳細な説明を省略する。図6では最下流の転写位置では
転写ローラを用いているが、その他の転写手段にはフィ
ルム状の転写手段を用いている。本フィルムは樹脂に導
電性フィラ−を充填させたもので、ポリオレフィン系樹
脂にカ−ボンを添加して導電性を持たせ、厚さ80μm
のフィルムを成型加工したものを用いている。材質とし
てはこれに限ったものでなく、ナイロンやレ−ヨンにカ
−ボンを添加した繊維状のブラシを用いても良い。フィ
ルム状転写手段は固定金具に導電性接着剤で固定され、
感光体に対して斜めに当節するように取り付けられてい
る。この場合には用紙先端の進行方向は特に重要で、図
7で示すように、用紙ガイドは用紙先端が感光体側に向
くように、僅かに傾斜して取り付けられており、用紙先
端がフィルム上転写手段に直接衝突して、フィルム状転
写手段が痛むのを防止している。この場合の装置の動作
について説明する。
【0049】レジストローラ4にて送られた用紙は、用
紙先端が感光体に衝突した後、フィルム状転写手段22
a〜cと感光体10との間に挟まれて、フィルムに印加
された電圧によって感光体上のトナ−像が用紙に転写さ
れる。用紙は、最上流の画像形成ユニットの転写位置か
ら、第2、第3色目の画像形成ユニットを通過して、最
下流の画像形成ユニットに到達して、用紙先端が最下流
の感光体と転写ローラとの間でグリップされて、用紙は
レジストローラと転写部の両方で搬送される。この際
に、用紙搬送速度にレジストローラと転写部との間で、
誤差があると版ずれとなり画質を低下させてしまう。こ
の場合には、レジストローラと最下流の感光体とを感光
体駆動ベルトで駆動して、速度の同期を確保した(図
8)。感光体駆動ベルトで4つの感光体の速度同期を図
った、第1の実施の形態と比べると駆動する感光体が少
ないため駆動の負荷を減らすことができる。加えて、ベ
ルトの巻回の角度も大きく取れるためベルトと感光体
や、ベルトと駆動ローラとの間のスリップを低減するこ
とができる。最下流以外の感光体10a〜cの転写部で
は、用紙は感光体とスリップして搬送されることにな
る。この場合には、感光体の偏心があっても、用紙に画
像を転写する際にスリップによって転写位置が修正され
るため、用紙の速度と感光体への書き込み速度が一致し
ていれば色ずれにはならない。同様に感光体10a〜c
の直径がばらつきを持っていても、用紙の搬送速度に影
響しないため、これも色ずれを生じない。
【0050】ここで本実施の形態では、最下流側に位置
する像形成ユニットの感光体10dとレジストロ−ラ4
を感光体駆動ベルト102で駆動して速度の同期を図っ
たが、レジストロ−ラ4と、最下流の感光体10dもし
くは定着器5の速度を測定するセンサ−を設置して、そ
れぞれの速度をフィ−ドバック制御して速度の同期を図
っても良い。いわゆるサーボ制御を行う。図9に速度の
測定形態を示す。図9において、回転するロ−ラの表面
に帯状のバ−コ−ドの読み取りマ−カ105を貼り付け
る。読み取りマ−カ105は200μmピッチの白黒パ
タ−ンで、精度良く印刷されている。このマ−カの反射
光を検知するLEDセンサ(発光部と受光部)を配置し
て、ロ−ラ回転の接線方向速度の平均値、むらのプロフ
ィ−ルを測定する。繋ぎ目の部分はその他の部分のデ−
タから補完することで繋ぎ目部の補正を行う。繋ぎ目部
は急峻な周波数の変動を伴うので、高い周波数の成分を
打ち消すようなフィルタ−をLEDセンサ−の信号処理
部に設けるのが良い。このようにして得られた回転する
ロ−ラの速度とそのむらを駆動モ−タの送り速度を決め
るパルスにフィ−ドバックすることで、一定速度の用紙
送りが実現できる。ロ−ラの直径が設計値の範囲内でバ
ラツキを持ち、平均速度にバラツキを持つ場合でもLE
Dセンサ−の周波数から割り出すことができる。このよ
うなフィ−ドバック制御システムは精度の良いマ−カ、
高感度LEDセンサ−、信号処理、モ−タ速度制御等が
高価であるため、本実施の形態のように、速度の制御対
象が少ないほうがコストの面から有利である。本実施の
形態では、レジストロ−ラは本体に組み込みで、感光体
(消耗品)を交換して使用する形態が最も妥当である。
図9の制御システムは最下流の感光体に適用し、レジス
トロ−ラや定着ローラは機械精度の向上や、工場出荷の
段階で振れや直径の公差を測定し(レ−ザドップラ装置
などを用いて)、そのデ−タに基づいてレジストロ−ラ
の回転速度の決定デ−タを機械に埋め込むこともコスト
を下げる意味でよい方法である。
【0051】図10に回転ローラの振れや直径公差の測
定方法の一例を示す。図10(a)において、51は定
着器5に用いるヒ−トローラ、107はヒ−トローラの
表面速度測定装置である。107にはレ−ザドップラ装
置を用いた非接触測定方法や、図9で用いたバ−コ−ド
状の読み取りパタ−ンを貼り付けて測定したり、接触式
の速度測定装置等を用いることができる。108は一箇
所に原点のマ−クが取り付けられた原点検出板で、ヒ−
トローラ51と同軸に固定されている。109は原点検
出板のマ−クを検出する光センサである。ヒ−トローラ
51はモ−タ(図示せず)と図10(b)のように連結
されている。モ−タを回転させると、図10(c)のよ
うにモ−タ回転角度に対するヒ−トローラの表面速度と
原点センサの出力が観察される。ヒ−トローラの回転速
度は、ヒ−トローラの偏芯や、回転軸のずれ、駆動ギヤ
列全体の精度などが影響するため変動を持っている。こ
の変動はヒ−トローラを駆動する全体システム固有の値
であり、何らかの周期性を持っている。その周期性と原
点センサとの関係から、ヒ−トローラの表面速度を一定
にする逆関数を求めて、モ−タの駆動周波数をオ−プン
制御することができる。ここで重要なのはヒ−トローラ
の表面速度の周期と原点センサの出力である。ヒ−トロ
ーラの減速ギヤ比を1:n(nは整数)とすると変動周
期で最も長いのは、ヒ−トローラの回転周期とすること
ができる。一方で、減速ギヤ比を1:nとしないと、ギ
ヤ比の最小公倍数が最長周期となる。図11にギヤの減
速比を1:nとしなかった場合を示す。この例ではヒ−
トローラの1回転周期の速度変動と5回転周期の速度変
動の和として速度変動が観察される。このようになる
と、原点センサの出力とモ−タの回転角度から、速度む
らを一義的に決めることが不可能になる。従って、ヒ−
トローラギヤの減速ギヤ比は1:nとすることが好まし
い。その際、機械にデ−タを埋め込むには、EP−RO
Mなどの形態で部品毎にデ−タを持たせる形態とする
と、故障などのトラブルで、レジストローラや定着ロー
ラの交換を、地方の修理工場で対応することが可能とな
る為、より望ましい。用紙は2つの回転するローラ対間
に挟まれて搬送される為、個々のローラの速度変動、摩
擦係数などの影響も受ける事となる。従って、図9、1
0では回転するローラ単体の速度を測定して、モ−タの
回転速度を制御したが、望ましくは2つのローラを組み
合わせて、用紙を搬送させた時の速度むらを測定するの
が良い。特に、制御対象が定着ローラのように負荷トル
クが大きく、多段の減速ギヤ列となる場合には、ギヤの
精度の累積による各速度変動には注意が必要である。そ
の場合には、装置に組み込んだ状態でローラや用紙の速
度変動を測定するのが望ましい。
【0052】なお、定着器を構成する2つのローラの径
に関して、サーボ制御される駆動モータにより駆動され
るヒートローラの径と、従動する加圧ローラの径の比
は、m:1(mは整数)とするのが好ましい。この実施
例では1:1とした。このように構成することにより、
上述した駆動モータの減速比と同じように、変動周期で
最も長いものをヒ−トローラの回転周期とすることがで
きる。
【0053】このようにして定着器での用紙搬送速度ム
ラを予め測定して、データを組み込んだ印刷装置の概略
を図12に示す。図12ではフィルム状の転写手段を4
つ用いている。本装置では、レジストローラでの用紙搬
送速度ムラと定着器での用紙搬送速度ムラをレーザード
ップラー装置で測定し、逆関数データを作成して、レジ
ストローラを駆動するモータと、定着ローラを駆動する
モータのパルス信号データを生成している。画像形成ユ
ニット間隔は25mmピッチでレイアウトされており、
レジストローラから定着ローラまでは145mmとし
た。レジストローラから定着ローラまでの距離が短い
為、レジストローラによって送り出された用紙は、用紙
の剛性と間に設けた紙ガイド、感光体ローラで支持され
て、用紙先端が送られる。用紙先端が22a〜dの転写
手段を通過して、用紙先端が定着器5に達して、定着ロ
ーラとレジストローラによって搬送される。定着ローラ
の速度は前述のサーボ制御によって、平均速度の調整、
速度ムラの打消しを行っているので、レジストローラの
速度と一致した速度に調整されている。したがって、色
ずれを抑制することができる。
【0054】なお、上記した実施例では、定着ローラの
うちヒートローラをサーボ制御した駆動モータで駆動し
たが、これに限定するものではなく、加圧ローラをサー
ボ制御した駆動モータで駆動しても同様の効果が得られ
ることは当然である。
【0055】また、上記したサーボ制御は、定着器に限
らず他の転写材搬送手段に用いることによっても同様の
効果が得られる。
【0056】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、搬送ベルト手段等の高価な手段を使うことなく用紙
搬送の安定性を確保でき色ズレ、色ムラのないカラー画
像形成装置を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る画像形成装置の概要を示す
説明図
【図2】実施の形態1で用いられる画像形成ユニットの
詳細を示す説明図
【図3】実施の形態1で用いられる感光体駆動装置の詳
細を示す説明図
【図4】実施の形態1で用いられる画像形成ユニットの
着脱を示す詳細説明図
【図5】実施の形態1で用いられる用紙搬送経路の詳細
を示す説明図
【図6】(a)実施の形態2に係る画像形成装置の概略
を示す説明図 (b)フィルム状転写手段の詳細を示す説明図
【図7】実施の形態2で用いられる用紙搬送経路の詳細
を示す説明図
【図8】実施の形態2で用いられる感光体駆動装置の詳
細を示す説明図
【図9】実施の形態2で用いられるロ−ラ速度測定装置
の詳細を示す説明図
【図10】(a)実施の形態2で用いられるその他のロ
−ラ速度測定装置の詳細を示す説明図 (b)ギヤ構成を示す説明図 (c)ローラ速度と原点センサとの関係を示す説明図
【図11】ロ−ラ駆動ギヤ比を整数倍としなかった場合
のロ−ラ速度と原点センサとの関係を示す説明図
【図12】(a)実施の形態2に係る画像形成装置の概
略を示す説明図 (b)フィルム状転写手段の詳細を示す説明図
【符号の説明】
1(1a〜1d) 画像形成ユニット 2 転写ユニット 3 光学ユニット 4 レジストロ−ラ 5 定着器 10 感光体 11 感光体ユニット筐体 12 クリ−ニングロ−ラ 13 帯電ロ−ラ 14 現像器 20(20a〜20d) 転写ロ−ラ 21(21a〜21d) 用紙ガイド 22(22a〜22C) 転写フィルム 23 転写フィルム保持金具 24 開動ヒンジ 25 転写フィルム清掃パッド 26 転写フィルム保護カバ− 27 転写フィルム押し当て板 28 転写フィルム固定軸 30 ポリゴンミラ− 31 結像レンズ 32 反射ミラ− 51 加圧ロ−ラ 52 ヒ−トロ−ラ 100 用紙カセット 102 感光体駆動ベルト 103 ベルトベルト駆動プーリ 104 ベルトテンションロ−ラ 105 読み取りマ−カ 106 LEDセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/14 G03G 21/00 372 (72)発明者 九門 明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 谷崎 淳一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA16 DA17 DE02 DE07 DE10 EB04 ED02 ED16 ED24 ED25 EE03 EE04 EF09 2H030 AA01 AB02 AD04 AD05 AD17 BB44 BB53 BB71 2H033 AA14 BA11 BB17 BB37 CA13 CA40 2H200 FA06 FA16 FA20 GA12 GA23 GA29 GA30 GA34 GA45 GA47 GB15 GB25 GB30 HA02 HB12 HB14 HB22 JA02 JB10 JB12 JB17 JB20 KA12 PA10 PA11 PB14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体を有し転写材搬送経路に沿って
    配置される複数の画像形成ユニットと、前記複数の画像
    形成ユニットの各々の前記像担持体に対向して配置され
    前記像担持体上のトナー像を転写材上に転写する転写手
    段とを有し、前記転写材搬送路に沿って移動する前記転
    写材に前記複数の画像形成ユニットの各々の前記像担持
    体から順次トナー像を転写する画像形成装置において、
    (数1)に示す、前記転写材を前記像担持体に静電的に
    吸着するエネルギー(Ua)と、(数2)に示す、前記
    転写材が前記像担持体に巻きついた状態における前記転
    写材の弾性変形エネルギー(Ub)との間に、Ua<U
    bなる関係を有することを特徴とする画像形成装置。 【数1】 【数2】
  2. 【請求項2】 前記転写材の剛性により前記転写材と前
    記像担持体との分離が行われることを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写材搬送経路上の前記転写手段に
    よる転写位置の直前に、前記転写材を吸着する転写材吸
    着手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 像担持体を有し転写材搬送経路に沿って
    配置される複数の画像形成ユニットと、前記複数の画像
    形成ユニットの各々の前記像担持体に対向して配置され
    前記像担持体上のトナー像を転写材上に転写する転写手
    段と、前記複数の画像形成ユニットの転写材搬送方向上
    流側に配置され前記複数の画像形成ユニットに向けて前
    記転写材を搬送する上流側転写材搬送手段と、前記複数
    の画像形成ユニットの転写材搬送方向下流側に配置され
    前記複数の画像形成ユニットから送られる前記転写材を
    装置外に向けて搬送する下流側転写材搬送手段とを有
    し、前記転写材搬送路に沿って移動する前記転写材に前
    記複数の画像形成ユニットの各々の前記像担持体から順
    次トナー像を転写する画像形成装置において、前記上流
    側転写材搬送手段による転写材搬送速度と前記下流側転
    写材搬送手段による転写材搬送速度とが常に一致するよ
    うに、前記上流側転写材搬送手段を駆動する駆動モータ
    および前記下流側転写材搬送手段を駆動する駆動モータ
    のうち少なくとも一つをサ−ボ制御することを特徴とす
    る画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記サ−ボ制御される駆動モータにより
    駆動される、前記上流側転写材搬送手段または前記下流
    側転写材搬送手段は、前記サ−ボ制御される駆動モータ
    よりギヤを介して駆動力が伝達され、前記ギヤによる減
    速比が1:n(nは整数)であることを特徴とする請求
    項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記サ−ボ制御される駆動モータにより
    駆動される前記上流側転写材搬送手段または前記下流側
    転写材搬送手段は、互いに当接しニップを形成する一対
    のローラからなり、前記一対のローラのうち前記サーボ
    制御される駆動モータにより駆動されるローラの外径と
    他方のローラの外径との比が、m:1(mは整数)であ
    ることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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