JP2003249865A - 発振回路及びこれを用いた受信装置 - Google Patents
発振回路及びこれを用いた受信装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、発振信号強度の周波数依存性を抑え
ることが可能な発振回路、及びこれを用いた受信装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は、発振周波数可変帯域が異なる電
圧制御発振器VCO1〜VCOiの各発振信号を択一的
に選択出力するVCO並列回路1と、VCO並列回路1
の出力選択制御を行うVCO制御回路2と、を有して成
る発振回路において、VCO並列回路1の後段に、電圧
制御発振器VCO1〜VCOiの各発振信号を各々に対
応した利得で出力する利得可変回路4を設けた構成とし
ている。
ることが可能な発振回路、及びこれを用いた受信装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は、発振周波数可変帯域が異なる電
圧制御発振器VCO1〜VCOiの各発振信号を択一的
に選択出力するVCO並列回路1と、VCO並列回路1
の出力選択制御を行うVCO制御回路2と、を有して成
る発振回路において、VCO並列回路1の後段に、電圧
制御発振器VCO1〜VCOiの各発振信号を各々に対
応した利得で出力する利得可変回路4を設けた構成とし
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発振周波数可変帯
域が異なる複数発振器の各発振信号を択一的に選択出力
する発振器並列回路と、該発振器並列回路の出力選択制
御を行う発振器制御回路と、を有して成る発振回路に関
するものである。
域が異なる複数発振器の各発振信号を択一的に選択出力
する発振器並列回路と、該発振器並列回路の出力選択制
御を行う発振器制御回路と、を有して成る発振回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル衛星放送のような広帯域の高
周波信号を受信する受信装置では、受信信号の周波数に
応じて、該受信信号の周波数変換処理に用いられるロー
カル信号の発振周波数を広帯域に変化させる必要があ
る。
周波信号を受信する受信装置では、受信信号の周波数に
応じて、該受信信号の周波数変換処理に用いられるロー
カル信号の発振周波数を広帯域に変化させる必要があ
る。
【0003】一般に、ローカル信号を生成する局部発振
回路は、制御電圧に応じて発振周波数が変化する電圧制
御発振器(VCO[Voltage Controlled Oscillato
r])を発振源として有するが、その発振周波数可変帯
域は、該電圧制御発振器を構成する集積回路素子(イン
ダクタやバラクタ等)の特性制約によって制限されてい
るため、単一の電圧制御発振器でローカル信号の発振周
波数を広帯域に変化させることは非常に困難であった。
そこで、ローカル信号の発振周波数を広帯域に変化させ
る必要がある受信装置には、次に示す局部発振回路が用
いられていた。
回路は、制御電圧に応じて発振周波数が変化する電圧制
御発振器(VCO[Voltage Controlled Oscillato
r])を発振源として有するが、その発振周波数可変帯
域は、該電圧制御発振器を構成する集積回路素子(イン
ダクタやバラクタ等)の特性制約によって制限されてい
るため、単一の電圧制御発振器でローカル信号の発振周
波数を広帯域に変化させることは非常に困難であった。
そこで、ローカル信号の発振周波数を広帯域に変化させ
る必要がある受信装置には、次に示す局部発振回路が用
いられていた。
【0004】図11は局部発振回路の一従来例を示す概
略構成図である。本図に示す局部発振回路は、発振周波
数可変帯域がそれぞれに異なる電圧制御発振器VCO1
〜VCOi(i≧2)の各発振信号をスイッチSW11
〜SW1iのオン/オフに応じて択一的に選択出力する
VCO並列回路1と、制御端子Tcntから入力される
制御信号に応じて電圧制御発振器VCO1〜VCOiの
発振周波数制御やスイッチSW11〜SW1iのオン/
オフ制御を行うVCO制御回路2と、を有して成る。な
お、受信回路を構成するミキサ回路MIXは、入力端子
Tinからの受信信号とVCO並列回路1からのローカ
ル信号を混合することで受信信号の周波数変換処理を行
い、出力端子Toutから送出する。
略構成図である。本図に示す局部発振回路は、発振周波
数可変帯域がそれぞれに異なる電圧制御発振器VCO1
〜VCOi(i≧2)の各発振信号をスイッチSW11
〜SW1iのオン/オフに応じて択一的に選択出力する
VCO並列回路1と、制御端子Tcntから入力される
制御信号に応じて電圧制御発振器VCO1〜VCOiの
発振周波数制御やスイッチSW11〜SW1iのオン/
オフ制御を行うVCO制御回路2と、を有して成る。な
お、受信回路を構成するミキサ回路MIXは、入力端子
Tinからの受信信号とVCO並列回路1からのローカ
ル信号を混合することで受信信号の周波数変換処理を行
い、出力端子Toutから送出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】確かに、上記構成から
成る局部発振回路であれば、電圧制御発振器VCO1〜
VCOi各々の発振周波数可変帯域が制限されていたと
しても、局部発振回路全体としては、電圧制御発振器V
CO1〜VCOi各々の発振周波数可変帯域を全て足し
合わせた広帯域でローカル信号の発振周波数を変化させ
ることができる。
成る局部発振回路であれば、電圧制御発振器VCO1〜
VCOi各々の発振周波数可変帯域が制限されていたと
しても、局部発振回路全体としては、電圧制御発振器V
CO1〜VCOi各々の発振周波数可変帯域を全て足し
合わせた広帯域でローカル信号の発振周波数を変化させ
ることができる。
【0006】しかしながら、上記構成から成る局部発振
回路は、ミキサ回路MIXに供給されるローカル信号の
発振強度が、その発振周波数に依存して変動するといっ
た課題を有していた。この課題について次に説明する。
回路は、ミキサ回路MIXに供給されるローカル信号の
発振強度が、その発振周波数に依存して変動するといっ
た課題を有していた。この課題について次に説明する。
【0007】局部発振回路を構成する電圧制御発振器V
CO1〜VCOiには、受信装置の受信性能向上を実現
するために、それぞれ良好な位相雑音特性が要求され
る。一般に、電圧制御発振器の位相雑音特性は、その発
振強度に依存して変動する。そのため、電圧制御発振器
の発振強度は、該電圧制御発振器の位相雑音特性が最適
となるように設定されていることが望ましい。
CO1〜VCOiには、受信装置の受信性能向上を実現
するために、それぞれ良好な位相雑音特性が要求され
る。一般に、電圧制御発振器の位相雑音特性は、その発
振強度に依存して変動する。そのため、電圧制御発振器
の発振強度は、該電圧制御発振器の位相雑音特性が最適
となるように設定されていることが望ましい。
【0008】ここで、発振周波数可変帯域がそれぞれに
異なる電圧制御発振器VCO1〜VCOiでは、各々の
位相雑音特性を最適とする発振強度が異なるため、その
発振強度もそれぞれの発振周波数に依存して異なる設定
とされていた。従って、ミキサ回路MIXに供給される
ローカル信号の発振強度は、その発振周波数に対して依
存性を有するものとなっていた。
異なる電圧制御発振器VCO1〜VCOiでは、各々の
位相雑音特性を最適とする発振強度が異なるため、その
発振強度もそれぞれの発振周波数に依存して異なる設定
とされていた。従って、ミキサ回路MIXに供給される
ローカル信号の発振強度は、その発振周波数に対して依
存性を有するものとなっていた。
【0009】また、ローカル信号供給ライン上の寄生素
子による損失は、ローカル信号の発振周波数に依存して
変動するため、ミキサ回路MIXに供給されるローカル
信号の発振強度は、このような損失変動に起因した周波
数依存性も有していた。
子による損失は、ローカル信号の発振周波数に依存して
変動するため、ミキサ回路MIXに供給されるローカル
信号の発振強度は、このような損失変動に起因した周波
数依存性も有していた。
【0010】なお、上記したローカル信号強度の周波数
依存性は、該ローカル信号の発振周波数が高いほど、そ
の発振強度が小さくなるという傾向を示す。
依存性は、該ローカル信号の発振周波数が高いほど、そ
の発振強度が小さくなるという傾向を示す。
【0011】このように、ミキサ回路MIXに供給され
るローカル信号の発振強度がその発振周波数に依存して
変動すると、ミキサ回路MIXにおける変換利得に周波
数依存性が生じるため、雑音指数や歪み特性等の最適化
が困難となる。その結果、上記構成から成る局部発振回
路では、受信装置の受信性能を向上し得る反面、受信装
置全体としての性能劣化が招かれていた。特に、広帯域
の高周波信号を受信する受信装置では、上記課題が顕著
となっていた。
るローカル信号の発振強度がその発振周波数に依存して
変動すると、ミキサ回路MIXにおける変換利得に周波
数依存性が生じるため、雑音指数や歪み特性等の最適化
が困難となる。その結果、上記構成から成る局部発振回
路では、受信装置の受信性能を向上し得る反面、受信装
置全体としての性能劣化が招かれていた。特に、広帯域
の高周波信号を受信する受信装置では、上記課題が顕著
となっていた。
【0012】なお、ローカル信号の発振強度を安定化す
るために、その発振強度を検出・補正するフィードバッ
ク回路等を追加した局部発振回路も考えられるが、この
ような構成では、チップサイズの大型化やそれに伴うコ
ストアップが招かれてしまうため、最善の構成とは言え
なかった。
るために、その発振強度を検出・補正するフィードバッ
ク回路等を追加した局部発振回路も考えられるが、この
ような構成では、チップサイズの大型化やそれに伴うコ
ストアップが招かれてしまうため、最善の構成とは言え
なかった。
【0013】また、上記構成から成る局部発振回路は、
VCO並列回路1のサイズ縮小が困難であるといった別
の課題も有していた。この課題について次に説明する。
VCO並列回路1のサイズ縮小が困難であるといった別
の課題も有していた。この課題について次に説明する。
【0014】電圧制御発振器を集積回路上で実現する場
合、共振回路を構成するインダクタを集積回路上に作り
込む必要があるが、インダクタは素子サイズが大きいた
め、複数の電圧制御発振器VCO1〜VCOiを有して
成る上記構成の局部発振回路では、VCO並列回路1だ
けで非常に大きな面積を占有することになっていた。
合、共振回路を構成するインダクタを集積回路上に作り
込む必要があるが、インダクタは素子サイズが大きいた
め、複数の電圧制御発振器VCO1〜VCOiを有して
成る上記構成の局部発振回路では、VCO並列回路1だ
けで非常に大きな面積を占有することになっていた。
【0015】ここで、前記インダクタには、電圧制御発
振器VCO1〜VCOiの発振周波数が低いほど、大面
積・高インダクタンスが要求される。従って、チップサ
イズを小さく抑えるためには、電圧制御発振器VCO1
〜VCOiの各発振周波数をできる限り高く設定するこ
とが望ましい。
振器VCO1〜VCOiの発振周波数が低いほど、大面
積・高インダクタンスが要求される。従って、チップサ
イズを小さく抑えるためには、電圧制御発振器VCO1
〜VCOiの各発振周波数をできる限り高く設定するこ
とが望ましい。
【0016】しかし、上記構成から成る局部発振回路の
ように、ダイレクトコンバージョン方式を採用して受信
装置を構成し、図11に示した回路形式でVCO並列回
路1からミキサ回路MIXに直接ローカル信号を与える
場合には、電圧制御発振器VCO1〜VCOiの各発振
周波数を、それぞれに対応した受信周波数と一致させな
ければならなかった。そのため、電圧制御発振器VCO
1〜VCOiの各発振周波数をできる限り高く設定する
ことでインダクタの素子サイズを縮小し、チップサイズ
を小さく抑える構成を採用することはできなかった。
ように、ダイレクトコンバージョン方式を採用して受信
装置を構成し、図11に示した回路形式でVCO並列回
路1からミキサ回路MIXに直接ローカル信号を与える
場合には、電圧制御発振器VCO1〜VCOiの各発振
周波数を、それぞれに対応した受信周波数と一致させな
ければならなかった。そのため、電圧制御発振器VCO
1〜VCOiの各発振周波数をできる限り高く設定する
ことでインダクタの素子サイズを縮小し、チップサイズ
を小さく抑える構成を採用することはできなかった。
【0017】なお、共振回路を構成するコンデンサの容
量値を大きくすれば、発振周波数を高く設定することな
くインダクタンス値を下げられるが、コンデンサも、イ
ンダクタと同様に素子サイズが大きいため、容量値を大
きくすることでインダクタンス値を下げても、チップサ
イズの縮小にはつながらなかった。
量値を大きくすれば、発振周波数を高く設定することな
くインダクタンス値を下げられるが、コンデンサも、イ
ンダクタと同様に素子サイズが大きいため、容量値を大
きくすることでインダクタンス値を下げても、チップサ
イズの縮小にはつながらなかった。
【0018】また、上記構成から成る局部発振回路で
は、前述した通り、電圧制御発振器VCO1〜VCOi
の各発振周波数を、それぞれに対応した受信周波数と一
致させなければならないため、高強度信号の受信時にV
CO並列回路1の発振動作が不安定になったり、入力端
子TinにVCO並列回路1の発振信号が漏れ出たりす
るといった課題も有していた。
は、前述した通り、電圧制御発振器VCO1〜VCOi
の各発振周波数を、それぞれに対応した受信周波数と一
致させなければならないため、高強度信号の受信時にV
CO並列回路1の発振動作が不安定になったり、入力端
子TinにVCO並列回路1の発振信号が漏れ出たりす
るといった課題も有していた。
【0019】本発明は、上記の問題点に鑑み、発振信号
強度の周波数依存性を抑えるとともに、その回路規模を
縮小することが可能な発振回路、及びこれを用いた受信
装置を提供することを目的とする。
強度の周波数依存性を抑えるとともに、その回路規模を
縮小することが可能な発振回路、及びこれを用いた受信
装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る発振回路は、発振周波数可変帯域が
異なる複数発振器の各発振信号を択一的に選択出力する
発振器並列回路と、該発振器並列回路の出力選択制御を
行う発振器制御回路と、を有して成る発振回路におい
て、前記発振器並列回路の後段に、前記複数発振器の各
発振信号をそれぞれに対応した利得で出力する利得可変
回路を設けた構成としている。
めに、本発明に係る発振回路は、発振周波数可変帯域が
異なる複数発振器の各発振信号を択一的に選択出力する
発振器並列回路と、該発振器並列回路の出力選択制御を
行う発振器制御回路と、を有して成る発振回路におい
て、前記発振器並列回路の後段に、前記複数発振器の各
発振信号をそれぞれに対応した利得で出力する利得可変
回路を設けた構成としている。
【0021】より具体的に述べると、前記利得可変回路
は、前記複数発振器のうち、発振周波数の高いものが選
択されたときに高利得とされ、発振周波数の低いものが
選択されたときに低利得とされる構成にするとよい。
は、前記複数発振器のうち、発振周波数の高いものが選
択されたときに高利得とされ、発振周波数の低いものが
選択されたときに低利得とされる構成にするとよい。
【0022】なお、上記構成から成る発振回路におい
て、前記利得可変回路は、利得が異なる複数増幅器を並
列接続して成り、該複数増幅器を択一的に選択すること
で利得制御される構成にするとよい。
て、前記利得可変回路は、利得が異なる複数増幅器を並
列接続して成り、該複数増幅器を択一的に選択すること
で利得制御される構成にするとよい。
【0023】また、上記構成から成る発振回路は、前記
複数増幅器と並列に、短絡/開放のみが切換制御される
経路を設けた構成にするとよい。
複数増幅器と並列に、短絡/開放のみが切換制御される
経路を設けた構成にするとよい。
【0024】或いは、上記構成から成る発振回路におい
て、前記利得可変回路は、利得が可変制御される利得可
変増幅器である構成にしてもよい。
て、前記利得可変回路は、利得が可変制御される利得可
変増幅器である構成にしてもよい。
【0025】なお、上記構成から成る発振回路におい
て、前記利得可変増幅器は、回路内部の電流値を可変す
ることで利得制御される構成にするとよい。
て、前記利得可変増幅器は、回路内部の電流値を可変す
ることで利得制御される構成にするとよい。
【0026】また、上記構成から成る発振回路におい
て、前記利得可変回路は、前記発振器制御回路によって
制御される構成にするとよい。
て、前記利得可変回路は、前記発振器制御回路によって
制御される構成にするとよい。
【0027】また、上記の目的を達成するために、本発
明に係る発振回路は、発振周波数可変帯域が異なる複数
発振器の各発振信号を択一的に選択出力する発振器並列
回路と、該発振器並列回路の出力選択制御を行う発振器
制御回路と、を有して成る局部発振回路において、前記
発振器並列回路の後段に、該発振器並列回路の出力信号
を分周する分周器を設けた構成としている。
明に係る発振回路は、発振周波数可変帯域が異なる複数
発振器の各発振信号を択一的に選択出力する発振器並列
回路と、該発振器並列回路の出力選択制御を行う発振器
制御回路と、を有して成る局部発振回路において、前記
発振器並列回路の後段に、該発振器並列回路の出力信号
を分周する分周器を設けた構成としている。
【0028】なお、上記構成から成る発振回路におい
て、前記分周器は、分周比が可変制御される分周比可変
分周器である構成にするとよい。
て、前記分周器は、分周比が可変制御される分周比可変
分周器である構成にするとよい。
【0029】また、上記構成から成る発振回路におい
て、前記分周器は、入力信号に対する出力信号の強度比
が可変制御される入出力強度比可変分周器である構成に
するとよい。
て、前記分周器は、入力信号に対する出力信号の強度比
が可変制御される入出力強度比可変分周器である構成に
するとよい。
【0030】より具体的に述べると、前記分周器は、前
記複数発振器のうち、発振周波数の高いものが選択され
たときに高入出力強度比とされ、発振周波数の低いもの
が選択されたときに低入出力強度比とされる構成にする
とよい。
記複数発振器のうち、発振周波数の高いものが選択され
たときに高入出力強度比とされ、発振周波数の低いもの
が選択されたときに低入出力強度比とされる構成にする
とよい。
【0031】なお、上記構成から成る発振回路におい
て、前記分周器は、回路内部の電流値を可変することで
入出力強度比制御される構成にするとよい。
て、前記分周器は、回路内部の電流値を可変することで
入出力強度比制御される構成にするとよい。
【0032】また、上記構成から成る発振回路におい
て、前記分周器は、前記発振器制御回路によって制御さ
れる構成にするとよい。
て、前記分周器は、前記発振器制御回路によって制御さ
れる構成にするとよい。
【0033】また、本発明に係る受信装置は、受信信号
の周波数変換処理に用いられるローカル信号を生成する
局部発振手段として、上記構成から成る発振回路を用い
た構成としている。
の周波数変換処理に用いられるローカル信号を生成する
局部発振手段として、上記構成から成る発振回路を用い
た構成としている。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、受信信号の周波数変換処理
に用いられるローカル信号を生成する局部発振手段とし
て、本発明に係る発振回路を適用した場合を例に挙げて
説明を行う。
に用いられるローカル信号を生成する局部発振手段とし
て、本発明に係る発振回路を適用した場合を例に挙げて
説明を行う。
【0035】まず、本発明に係る局部発振回路の第1実
施形態について説明する。図1は本発明に係る局部発振
回路の第1実施形態を示すブロック図である。本図に示
すように、本発明に係る局部発振回路は、発振周波数可
変帯域がそれぞれに異なる電圧制御発振器VCO1〜V
COi(i≧2)の各発振信号をスイッチSW11〜S
W1iのオン/オフに応じて択一的に選択出力するVC
O並列回路1と、制御端子Tcntから入力される制御
信号に応じて電圧制御発振器VCO1〜VCOiの発振
周波数制御やスイッチSW11〜SW1iのオン/オフ
制御を行うVCO制御回路2に加えて、VCO並列回路
1の出力信号を所定の分周比で分周する分周器3と、分
周器3の出力信号をVCO制御回路2の指示に応じた利
得で出力する利得可変回路4と、を有して成る。なお、
受信回路を構成するミキサ回路MIXは、入力端子Ti
nからの受信信号と利得可変回路4からのローカル信号
を混合することで受信信号の周波数変換処理を行い、出
力端子Toutから送出する。また、分周器3と利得可
変回路4の配置順序は逆でもよい。
施形態について説明する。図1は本発明に係る局部発振
回路の第1実施形態を示すブロック図である。本図に示
すように、本発明に係る局部発振回路は、発振周波数可
変帯域がそれぞれに異なる電圧制御発振器VCO1〜V
COi(i≧2)の各発振信号をスイッチSW11〜S
W1iのオン/オフに応じて択一的に選択出力するVC
O並列回路1と、制御端子Tcntから入力される制御
信号に応じて電圧制御発振器VCO1〜VCOiの発振
周波数制御やスイッチSW11〜SW1iのオン/オフ
制御を行うVCO制御回路2に加えて、VCO並列回路
1の出力信号を所定の分周比で分周する分周器3と、分
周器3の出力信号をVCO制御回路2の指示に応じた利
得で出力する利得可変回路4と、を有して成る。なお、
受信回路を構成するミキサ回路MIXは、入力端子Ti
nからの受信信号と利得可変回路4からのローカル信号
を混合することで受信信号の周波数変換処理を行い、出
力端子Toutから送出する。また、分周器3と利得可
変回路4の配置順序は逆でもよい。
【0036】上記構成から成る本実施形態の局部発振回
路において、利得可変回路4の利得は、電圧制御発振器
VCO1〜VCOiのいずれが選択されているかに応じ
て可変制御される。より具体的に述べると、利得可変回
路4の利得は、電圧制御発振器VCO1〜VOCiのう
ち、発振周波数の高いものが選択されたときに高利得と
され、発振周波数の低いものが選択されたときに低利得
とされる構成である。
路において、利得可変回路4の利得は、電圧制御発振器
VCO1〜VCOiのいずれが選択されているかに応じ
て可変制御される。より具体的に述べると、利得可変回
路4の利得は、電圧制御発振器VCO1〜VOCiのう
ち、発振周波数の高いものが選択されたときに高利得と
され、発振周波数の低いものが選択されたときに低利得
とされる構成である。
【0037】このような構成とすることにより、電圧制
御発振器VCO1〜VCOiの発振強度がそれぞれの発
振周波数に依存して変動されたとしても、ミキサ回路M
IXに供給されるローカル信号の発振強度は、その発振
周波数に依存することなく一定に維持される。従って、
ミキサ回路MIXにおける変換利得には周波数依存性が
生じにくくなるので、雑音指数や歪み特性等の最適化が
容易となり、受信装置の全体性能を劣化させることな
く、受信性能の向上を図ることが可能となる。
御発振器VCO1〜VCOiの発振強度がそれぞれの発
振周波数に依存して変動されたとしても、ミキサ回路M
IXに供給されるローカル信号の発振強度は、その発振
周波数に依存することなく一定に維持される。従って、
ミキサ回路MIXにおける変換利得には周波数依存性が
生じにくくなるので、雑音指数や歪み特性等の最適化が
容易となり、受信装置の全体性能を劣化させることな
く、受信性能の向上を図ることが可能となる。
【0038】また、本実施形態の局部発振回路は、VC
O制御回路2で生成されるスイッチSW11〜SW1i
のオン/オフ制御信号(或いは、それと同等の制御信
号)を流用して、利得可変回路4の利得制御を行う構成
である。このような構成とすることにより、ミキサ回路
MIXに供給されるローカル信号の発振強度制御を行う
ための特別な制御回路を追加する必要がないため、チッ
プサイズの大型化やそれに伴うコストアップを招くこと
がない。
O制御回路2で生成されるスイッチSW11〜SW1i
のオン/オフ制御信号(或いは、それと同等の制御信
号)を流用して、利得可変回路4の利得制御を行う構成
である。このような構成とすることにより、ミキサ回路
MIXに供給されるローカル信号の発振強度制御を行う
ための特別な制御回路を追加する必要がないため、チッ
プサイズの大型化やそれに伴うコストアップを招くこと
がない。
【0039】また、本実施形態の局部発振回路は、VC
O並列回路1の出力信号を分周器3で分周してミキサ回
路MIXに供給する構成である。このような構成とする
ことにより、電圧制御発振器VCO1〜VCOiの各発
振周波数をできる限り高く設定することで、各電圧制御
発振器VCO1〜VCOiを構成するインダクタの素子
サイズを縮小し、チップサイズを小さく抑えることが可
能となる。
O並列回路1の出力信号を分周器3で分周してミキサ回
路MIXに供給する構成である。このような構成とする
ことにより、電圧制御発振器VCO1〜VCOiの各発
振周波数をできる限り高く設定することで、各電圧制御
発振器VCO1〜VCOiを構成するインダクタの素子
サイズを縮小し、チップサイズを小さく抑えることが可
能となる。
【0040】さらに、本構成であれば、電圧制御発振器
VCO1〜VCOiの各発振周波数が、それぞれに対応
した受信周波数と不一致になるため、高強度信号の受信
時にVCO並列回路1の発振動作が不安定になったり、
入力端子TinにVCO並列回路1の発振信号が漏れ出
たりするといった従来課題を解決することもできる。な
お、分周器3の代わりに逓倍器を用いても、上記課題を
解決できるが、そのような構成では、電圧制御発振器V
CO1〜VCOiの発振周波数を低く設定する必要が生
じるため、チップサイズの縮小化を図る上では不適当で
ある。
VCO1〜VCOiの各発振周波数が、それぞれに対応
した受信周波数と不一致になるため、高強度信号の受信
時にVCO並列回路1の発振動作が不安定になったり、
入力端子TinにVCO並列回路1の発振信号が漏れ出
たりするといった従来課題を解決することもできる。な
お、分周器3の代わりに逓倍器を用いても、上記課題を
解決できるが、そのような構成では、電圧制御発振器V
CO1〜VCOiの発振周波数を低く設定する必要が生
じるため、チップサイズの縮小化を図る上では不適当で
ある。
【0041】次に、本発明に係る局部発振回路の第2実
施形態について説明する。図2は本発明に係る局部発振
回路の第2実施形態を示す概略構成図である。本図に示
すように、本実施形態の局部発振回路に設けられた利得
可変回路4aは、利得が異なる増幅器A41〜A4j
(j≧2)をスイッチSW41〜SW4jのオン/オフ
に応じて択一的に選択することで利得制御される構成で
ある。なお、局部発振回路の他部分については、前出の
第1実施形態と同様の構成から成る。
施形態について説明する。図2は本発明に係る局部発振
回路の第2実施形態を示す概略構成図である。本図に示
すように、本実施形態の局部発振回路に設けられた利得
可変回路4aは、利得が異なる増幅器A41〜A4j
(j≧2)をスイッチSW41〜SW4jのオン/オフ
に応じて択一的に選択することで利得制御される構成で
ある。なお、局部発振回路の他部分については、前出の
第1実施形態と同様の構成から成る。
【0042】上記構成から成る本実施形態の局部発振回
路において、利得可変回路4aの利得は、電圧制御発振
器VCO1〜VCOiのいずれが選択されているかに応
じて可変制御される。より具体的に述べると、利得可変
回路4aは、電圧制御発振器VCO1〜VOCiのう
ち、発振周波数の高いものが選択されたときに高利得の
増幅器(例えば増幅器A41)が選択され、発振周波数
の低いものが選択されたときに低利得の増幅器(例えば
増幅器A4j)が選択される構成である。このような構
成とすることにより、利得可変回路4aを簡易に実現す
ることができる。
路において、利得可変回路4aの利得は、電圧制御発振
器VCO1〜VCOiのいずれが選択されているかに応
じて可変制御される。より具体的に述べると、利得可変
回路4aは、電圧制御発振器VCO1〜VOCiのう
ち、発振周波数の高いものが選択されたときに高利得の
増幅器(例えば増幅器A41)が選択され、発振周波数
の低いものが選択されたときに低利得の増幅器(例えば
増幅器A4j)が選択される構成である。このような構
成とすることにより、利得可変回路4aを簡易に実現す
ることができる。
【0043】次に、本発明に係る局部発振回路の第3実
施形態について説明する。図3は本発明に係る局部発振
回路の第3実施形態を示す概略構成図である。本図に示
すように、本実施形態の局部発振回路に設けられた利得
可変回路4bは、利得が異なる増幅器A41〜A4k
(k=j−1)をスイッチSW41〜SW4kのオン/
オフに応じて択一的に選択することで利得制御される構
成であり、かつ増幅器A41〜A4kと並列に、スイッ
チSW40で短絡/開放される経路が設けられた構成で
ある。なお、局部発振回路の他部分については、前出の
第1、第2実施形態と同様の構成から成る。
施形態について説明する。図3は本発明に係る局部発振
回路の第3実施形態を示す概略構成図である。本図に示
すように、本実施形態の局部発振回路に設けられた利得
可変回路4bは、利得が異なる増幅器A41〜A4k
(k=j−1)をスイッチSW41〜SW4kのオン/
オフに応じて択一的に選択することで利得制御される構
成であり、かつ増幅器A41〜A4kと並列に、スイッ
チSW40で短絡/開放される経路が設けられた構成で
ある。なお、局部発振回路の他部分については、前出の
第1、第2実施形態と同様の構成から成る。
【0044】このような構成とすることにより、前出の
第2実施形態における利得可変回路4aに比べて、増幅
器の個数を1つ削減することができるので、チップサイ
ズの縮小を図ることが可能となる。
第2実施形態における利得可変回路4aに比べて、増幅
器の個数を1つ削減することができるので、チップサイ
ズの縮小を図ることが可能となる。
【0045】次に、本発明に係る局部発振回路の第4実
施形態について説明する。図4は本発明に係る局部発振
回路の第4実施形態を示す概略構成図である。本図に示
すように、本実施形態の局部発振回路に設けられた利得
可変回路4cは、利得が可変制御される利得可変増幅器
VGAで構成されている。なお、局部発振回路の他部分
については、前出の第1〜第3実施形態と同様の構成か
ら成る。
施形態について説明する。図4は本発明に係る局部発振
回路の第4実施形態を示す概略構成図である。本図に示
すように、本実施形態の局部発振回路に設けられた利得
可変回路4cは、利得が可変制御される利得可変増幅器
VGAで構成されている。なお、局部発振回路の他部分
については、前出の第1〜第3実施形態と同様の構成か
ら成る。
【0046】図5は利得可変増幅器VGAの一構成例を
示す回路図である。本図に示す利得可変増幅器VGA
は、npn型トランジスタQa、Qbから成る差動対を
有して成る。トランジスタQa、Qbのコレクタは、そ
れぞれ抵抗Ra、Rbを介して電源ラインに接続されて
いる。トランジスタQa、Qbのエミッタは、互いに接
続されており、その接続ノードは、スイッチSWa、S
Wbの各一端にそれぞれ接続されている。スイッチSW
a、SWbの各他端は、それぞれ定電流源Ia、Ibを
介してグランドラインに接続されている。なお、トラン
ジスタQa、Qbのベースは、それぞれ差動入力端子T
aに相当し、コレクタは、それぞれ差動出力端子Tbに
相当する。
示す回路図である。本図に示す利得可変増幅器VGA
は、npn型トランジスタQa、Qbから成る差動対を
有して成る。トランジスタQa、Qbのコレクタは、そ
れぞれ抵抗Ra、Rbを介して電源ラインに接続されて
いる。トランジスタQa、Qbのエミッタは、互いに接
続されており、その接続ノードは、スイッチSWa、S
Wbの各一端にそれぞれ接続されている。スイッチSW
a、SWbの各他端は、それぞれ定電流源Ia、Ibを
介してグランドラインに接続されている。なお、トラン
ジスタQa、Qbのベースは、それぞれ差動入力端子T
aに相当し、コレクタは、それぞれ差動出力端子Tbに
相当する。
【0047】上記構成から成る本実施形態の局部発振回
路において、利得可変回路4cの利得は、電圧制御発振
器VCO1〜VCOiのいずれが選択されているかに応
じて可変制御される。より具体的に述べると、利得可変
回路4cを構成する利得可変増幅器VGAは、電圧制御
発振器VCO1〜VOCiのうち、発振周波数の高いも
のが選択されたときに大電流を流す定電流源(例えば定
電流源Ia)が選択され、発振周波数の低いものが選択
されたときに小電流を流す定電流源(例えば定電流源I
b)が選択される構成である。このような構成とするこ
とにより、利得可変回路4cを簡易に実現することがで
きる。
路において、利得可変回路4cの利得は、電圧制御発振
器VCO1〜VCOiのいずれが選択されているかに応
じて可変制御される。より具体的に述べると、利得可変
回路4cを構成する利得可変増幅器VGAは、電圧制御
発振器VCO1〜VOCiのうち、発振周波数の高いも
のが選択されたときに大電流を流す定電流源(例えば定
電流源Ia)が選択され、発振周波数の低いものが選択
されたときに小電流を流す定電流源(例えば定電流源I
b)が選択される構成である。このような構成とするこ
とにより、利得可変回路4cを簡易に実現することがで
きる。
【0048】なお、本実施形態では、利得可変増幅器V
GAの利得を切り換えるために、2つの定電流源Ia、
Ibを設けた場合を例に挙げて説明を行ったが、定電流
源の個数はこれに限定されるものではなく、適宜追加す
ることが可能である。
GAの利得を切り換えるために、2つの定電流源Ia、
Ibを設けた場合を例に挙げて説明を行ったが、定電流
源の個数はこれに限定されるものではなく、適宜追加す
ることが可能である。
【0049】次に、本発明に係る局部発振回路の第5実
施形態について説明する。図6は本発明に係る局部発振
回路の第5実施形態を示す概略構成図である。本図に示
すように、本実施形態の局部発振回路に設けられた分周
器3aは、入力信号を所定分周比で分周する2つの分周
器3(例えば両方とも分周比1/2)を有して成り、ス
イッチSW31、32のオン/オフに応じて一方もしく
は両方を回路に組み込むことで、その分周比が1/2、
1/4に可変制御される構成である。なお、局部発振回
路の他部分については、前出の第1実施形態と同様の構
成から成る。
施形態について説明する。図6は本発明に係る局部発振
回路の第5実施形態を示す概略構成図である。本図に示
すように、本実施形態の局部発振回路に設けられた分周
器3aは、入力信号を所定分周比で分周する2つの分周
器3(例えば両方とも分周比1/2)を有して成り、ス
イッチSW31、32のオン/オフに応じて一方もしく
は両方を回路に組み込むことで、その分周比が1/2、
1/4に可変制御される構成である。なお、局部発振回
路の他部分については、前出の第1実施形態と同様の構
成から成る。
【0050】このような構成とすることにより、電圧制
御発振器VCO1〜VCOiの発振周波数可変帯域を不
必要に拡げることなく、ミキサ回路MIXに供給される
ローカル信号の発振周波数を広帯域に可変することが可
能となる。
御発振器VCO1〜VCOiの発振周波数可変帯域を不
必要に拡げることなく、ミキサ回路MIXに供給される
ローカル信号の発振周波数を広帯域に可変することが可
能となる。
【0051】なお、本実施形態では、分周器3aの分周
比を切り換えるために、分周比固定の分周器3を2つ設
けた場合を例に挙げて説明を行ったが、分周器3の個数
はこれに限定されるものではなく、適宜追加することが
可能である。
比を切り換えるために、分周比固定の分周器3を2つ設
けた場合を例に挙げて説明を行ったが、分周器3の個数
はこれに限定されるものではなく、適宜追加することが
可能である。
【0052】次に、本発明に係る局部発振回路の第6実
施形態について説明する。図7は本発明に係る局部発振
回路の第6実施形態を示す概略構成図である。本図に示
すように、本実施形態の局部発振回路に設けられた分周
器3bは、入力信号を所定分周比(例えば分周比1/
2)で分周しつつ、VCO制御回路2の指示に応じて、
入力信号に対する出力信号の強度比が可変制御される構
成とされている。このような構成とすることにより、可
変利得回路4を設けることなく、ミキサ回路MIXに供
給されるローカル信号の発振強度を、その発振周波数に
依存することなく一定に維持することができる。
施形態について説明する。図7は本発明に係る局部発振
回路の第6実施形態を示す概略構成図である。本図に示
すように、本実施形態の局部発振回路に設けられた分周
器3bは、入力信号を所定分周比(例えば分周比1/
2)で分周しつつ、VCO制御回路2の指示に応じて、
入力信号に対する出力信号の強度比が可変制御される構
成とされている。このような構成とすることにより、可
変利得回路4を設けることなく、ミキサ回路MIXに供
給されるローカル信号の発振強度を、その発振周波数に
依存することなく一定に維持することができる。
【0053】図8は分周器3bの一構成例を示す回路図
である。本図に示す分周器3bは、入力段としてnpn
型トランジスタQA、QB及びnpn型トランジスタQ
C、QDから成る2組の差動対を有して成る。
である。本図に示す分周器3bは、入力段としてnpn
型トランジスタQA、QB及びnpn型トランジスタQ
C、QDから成る2組の差動対を有して成る。
【0054】トランジスタQAのコレクタは、npn型
トランジスタQE、QHのエミッタにそれぞれ接続され
ている。トランジスタQBのコレクタは、npn型トラ
ンジスタQF、QGのエミッタに接続されている。トラ
ンジスタQA、QBのエミッタは、互いに接続されてお
り、その接続ノードは、スイッチSWA、SWBの各一
端にそれぞれ接続されている。スイッチSWA、SWB
の各他端は、それぞれ定電流源IA、IBを介してグラ
ンドラインに接続されている。
トランジスタQE、QHのエミッタにそれぞれ接続され
ている。トランジスタQBのコレクタは、npn型トラ
ンジスタQF、QGのエミッタに接続されている。トラ
ンジスタQA、QBのエミッタは、互いに接続されてお
り、その接続ノードは、スイッチSWA、SWBの各一
端にそれぞれ接続されている。スイッチSWA、SWB
の各他端は、それぞれ定電流源IA、IBを介してグラ
ンドラインに接続されている。
【0055】トランジスタQCのコレクタは、npn型
トランジスタQI、QLのエミッタにそれぞれ接続され
ている。トランジスタQDのコレクタは、npn型トラ
ンジスタQJ、QKのエミッタに接続されている。トラ
ンジスタQC、QDのエミッタは、互いに接続されてお
り、その接続ノードは、スイッチSWC、SWDの各一
端にそれぞれ接続されている。スイッチSWC、SWD
の各他端は、それぞれ定電流源IC、IDを介してグラ
ンドラインに接続されている。
トランジスタQI、QLのエミッタにそれぞれ接続され
ている。トランジスタQDのコレクタは、npn型トラ
ンジスタQJ、QKのエミッタに接続されている。トラ
ンジスタQC、QDのエミッタは、互いに接続されてお
り、その接続ノードは、スイッチSWC、SWDの各一
端にそれぞれ接続されている。スイッチSWC、SWD
の各他端は、それぞれ定電流源IC、IDを介してグラ
ンドラインに接続されている。
【0056】なお、トランジスタQA、QDのベース及
びトランジスタQB、QCのベースは、それぞれ互いに
接続されており、各接続ノードは、それぞれ差動入力端
子TAに相当する。
びトランジスタQB、QCのベースは、それぞれ互いに
接続されており、各接続ノードは、それぞれ差動入力端
子TAに相当する。
【0057】トランジスタQE、QFのコレクタは、互
いに接続されており、その接続ノードは、抵抗RAを介
して電源ラインに接続されるとともに、トランジスタQ
G、QLのベースにもそれぞれ接続されている。トラン
ジスタQG、QHのコレクタは、互いに接続されてお
り、その接続ノードは、抵抗RBを介して電源ラインに
接続されるとともに、トランジスタQF、QIのベース
にもそれぞれ接続されている。トランジスタQI、QJ
のコレクタは、互いに接続されており、その接続ノード
は、抵抗RCを介して電源ラインに接続されるととも
に、トランジスタQE、QKのベースにもそれぞれ接続
されている。なお、該接続ノードは、差動出力端子TB
の一方に相当する。トランジスタQK、QLのコレクタ
は、互いに接続されており、その接続ノードは、抵抗R
Dを介して電源ラインに接続されるとともに、トランジ
スタQH、QJのベースにもそれぞれ接続されている。
なお、該接続ノードは、差動出力端子TBの他方に相当
する。
いに接続されており、その接続ノードは、抵抗RAを介
して電源ラインに接続されるとともに、トランジスタQ
G、QLのベースにもそれぞれ接続されている。トラン
ジスタQG、QHのコレクタは、互いに接続されてお
り、その接続ノードは、抵抗RBを介して電源ラインに
接続されるとともに、トランジスタQF、QIのベース
にもそれぞれ接続されている。トランジスタQI、QJ
のコレクタは、互いに接続されており、その接続ノード
は、抵抗RCを介して電源ラインに接続されるととも
に、トランジスタQE、QKのベースにもそれぞれ接続
されている。なお、該接続ノードは、差動出力端子TB
の一方に相当する。トランジスタQK、QLのコレクタ
は、互いに接続されており、その接続ノードは、抵抗R
Dを介して電源ラインに接続されるとともに、トランジ
スタQH、QJのベースにもそれぞれ接続されている。
なお、該接続ノードは、差動出力端子TBの他方に相当
する。
【0058】上記構成から成る本実施形態の局部発振回
路において、分周器3bの入出力強度比は、電圧制御発
振器VCO1〜VCOiのいずれが選択されているかに
応じて可変制御される。より具体的に述べると、分周器
3bは、電圧制御発振器VCO1〜VOCiのうち、発
振周波数の高いものが選択されたときに大電流を流す定
電流源(例えば定電流源IA、IC)が選択され、発振
周波数の低いものが選択されたときに小電流を流す定電
流源(例えば定電流源IB、ID)が選択される構成で
ある。このような構成とすることにより、入出力強度比
可変分周器3bを簡易に実現することができる。
路において、分周器3bの入出力強度比は、電圧制御発
振器VCO1〜VCOiのいずれが選択されているかに
応じて可変制御される。より具体的に述べると、分周器
3bは、電圧制御発振器VCO1〜VOCiのうち、発
振周波数の高いものが選択されたときに大電流を流す定
電流源(例えば定電流源IA、IC)が選択され、発振
周波数の低いものが選択されたときに小電流を流す定電
流源(例えば定電流源IB、ID)が選択される構成で
ある。このような構成とすることにより、入出力強度比
可変分周器3bを簡易に実現することができる。
【0059】なお、本実施形態では、分周器3bの入出
力強度比を切り換えるために、4つの定電流源IA〜I
Dを設けた場合を例に挙げて説明を行ったが、定電流源
の個数はこれに限定されるものではなく、適宜追加する
ことが可能である。
力強度比を切り換えるために、4つの定電流源IA〜I
Dを設けた場合を例に挙げて説明を行ったが、定電流源
の個数はこれに限定されるものではなく、適宜追加する
ことが可能である。
【0060】次に、本発明に係る局部発振回路の第7実
施形態について説明する。図9は本発明に係る局部発振
回路の第7実施形態を示す概略構成図である。本図に示
すように、本実施形態の局部発振回路に設けられた分周
器3cは、入力信号を所定分周比で分周する分周器3
(例えば分周比1/2)と、同じく入力信号を所定分周
比(例えば分周比1/2)で分周しつつ、VCO制御回
路2の指示に基づいて、入力信号に対する出力信号の強
度比が可変制御される分周器3bと、を有して成り、ス
イッチSW31、32のオン/オフに応じて分周器3を
回路に組み込むか否かを切り換える構成である。なお、
局部発振回路の他部分については、前出の第6実施形態
と同様の構成から成る。
施形態について説明する。図9は本発明に係る局部発振
回路の第7実施形態を示す概略構成図である。本図に示
すように、本実施形態の局部発振回路に設けられた分周
器3cは、入力信号を所定分周比で分周する分周器3
(例えば分周比1/2)と、同じく入力信号を所定分周
比(例えば分周比1/2)で分周しつつ、VCO制御回
路2の指示に基づいて、入力信号に対する出力信号の強
度比が可変制御される分周器3bと、を有して成り、ス
イッチSW31、32のオン/オフに応じて分周器3を
回路に組み込むか否かを切り換える構成である。なお、
局部発振回路の他部分については、前出の第6実施形態
と同様の構成から成る。
【0061】このような構成とすることにより、本実施
形態の局部発振回路は、可変利得回路4を設けることな
く、ミキサ回路MIXに供給されるローカル信号の発振
強度を、その発振周波数に依存することなく一定に維持
することができ、さらに、電圧制御発振器VCO1〜V
COiの発振周波数可変帯域を不必要に拡げることな
く、ミキサ回路MIXに供給されるローカル信号の発振
周波数を広帯域に可変することが可能となる。
形態の局部発振回路は、可変利得回路4を設けることな
く、ミキサ回路MIXに供給されるローカル信号の発振
強度を、その発振周波数に依存することなく一定に維持
することができ、さらに、電圧制御発振器VCO1〜V
COiの発振周波数可変帯域を不必要に拡げることな
く、ミキサ回路MIXに供給されるローカル信号の発振
周波数を広帯域に可変することが可能となる。
【0062】なお、本実施形態では、分周器3cの分周
比を切り換えるために、回路への組込みが制御される分
周器3を1つ設けた場合を例に挙げて説明を行ったが、
分周器3の個数はこれに限定されるものではなく、適宜
追加することが可能である。
比を切り換えるために、回路への組込みが制御される分
周器3を1つ設けた場合を例に挙げて説明を行ったが、
分周器3の個数はこれに限定されるものではなく、適宜
追加することが可能である。
【0063】続いて、本発明に係る受信装置の一実施形
態について説明する。図10は本発明に係る受信装置の
一構成例を示す概略構成図である。本図に示す受信装置
は、受信信号の周波数変換処理に用いられるローカル信
号を生成する局部発振手段として、第5実施形態の局部
発振回路(図6参照)を有している。
態について説明する。図10は本発明に係る受信装置の
一構成例を示す概略構成図である。本図に示す受信装置
は、受信信号の周波数変換処理に用いられるローカル信
号を生成する局部発振手段として、第5実施形態の局部
発振回路(図6参照)を有している。
【0064】なお、電圧制御発振器VCO1〜VCOi
の各発振周波数は、位相固定回路5(以下、PLL[Ph
ase Locked Loop]回路5と呼ぶ)によって、受信チャ
ンネルに応じた値にフィードバック制御されている。ま
た、VCO制御回路2は、PLL回路5の出力信号に基
づいて、電圧制御発振器VCO1〜VCOiの発振周波
数制御やスイッチSW11〜SW1iのオン/オフ制御
を行う構成である。
の各発振周波数は、位相固定回路5(以下、PLL[Ph
ase Locked Loop]回路5と呼ぶ)によって、受信チャ
ンネルに応じた値にフィードバック制御されている。ま
た、VCO制御回路2は、PLL回路5の出力信号に基
づいて、電圧制御発振器VCO1〜VCOiの発振周波
数制御やスイッチSW11〜SW1iのオン/オフ制御
を行う構成である。
【0065】また、本実施形態の受信装置は、受信信号
が入力される入力端子Tinと、入力端子Tinからの
受信信号を所定利得で増幅する増幅器AMPと、増幅器
AMPの出力信号と利得可変回路4からのローカル信号
を混合するミキサ回路MIXa、MIXbと、各ミキサ
回路の出力信号を帯域制限するローパスフィルタLPF
a、LPFbと、周波数変換された受信信号を後段回路
に出力する出力端子Toutと、を有して成る。なお、
ミキサ回路MIXa、MIXbの一方は、互いに直交し
たI、Q信号を生成するための90度移相器を有してい
る。
が入力される入力端子Tinと、入力端子Tinからの
受信信号を所定利得で増幅する増幅器AMPと、増幅器
AMPの出力信号と利得可変回路4からのローカル信号
を混合するミキサ回路MIXa、MIXbと、各ミキサ
回路の出力信号を帯域制限するローパスフィルタLPF
a、LPFbと、周波数変換された受信信号を後段回路
に出力する出力端子Toutと、を有して成る。なお、
ミキサ回路MIXa、MIXbの一方は、互いに直交し
たI、Q信号を生成するための90度移相器を有してい
る。
【0066】このように、受信信号の周波数変換処理に
用いられるローカル信号を生成する局部発振手段とし
て、本発明に係る局部発振回路を用いれば、ミキサ回路
MIXa、MIXbの変換利得に周波数依存性が生じに
くくなるので、雑音指数や歪み特性等の最適化が容易と
なり、受信装置の全体性能を劣化させずに、受信性能向
上を図ることが可能となる。また、電圧制御発振器VC
O1〜VCOiの各発振周波数が、各々に対応した受信
周波数と不一致になるため、高強度信号受信時にVCO
並列回路1の発振動作が不安定になったり、入力端子T
inにVCO並列回路1の発振信号が漏れ出たりすると
いった従来課題を解決することもできる。
用いられるローカル信号を生成する局部発振手段とし
て、本発明に係る局部発振回路を用いれば、ミキサ回路
MIXa、MIXbの変換利得に周波数依存性が生じに
くくなるので、雑音指数や歪み特性等の最適化が容易と
なり、受信装置の全体性能を劣化させずに、受信性能向
上を図ることが可能となる。また、電圧制御発振器VC
O1〜VCOiの各発振周波数が、各々に対応した受信
周波数と不一致になるため、高強度信号受信時にVCO
並列回路1の発振動作が不安定になったり、入力端子T
inにVCO並列回路1の発振信号が漏れ出たりすると
いった従来課題を解決することもできる。
【0067】なお、上記の実施形態では、受信信号の周
波数変換処理に用いられるローカル信号を生成する局部
発振手段として、本発明に係る発振回路を適用した場合
を例に挙げて説明を行ったが、本発明の適用対象はこれ
に限定されるものではなく、その他の用途に用いられる
発振回路にも広く適用が可能である。
波数変換処理に用いられるローカル信号を生成する局部
発振手段として、本発明に係る発振回路を適用した場合
を例に挙げて説明を行ったが、本発明の適用対象はこれ
に限定されるものではなく、その他の用途に用いられる
発振回路にも広く適用が可能である。
【0068】
【発明の効果】上記で説明したように、本発明に係る発
振回路は、発振周波数可変帯域が異なる複数発振器の各
発振信号を択一的に選択出力する発振器並列回路と、該
発振器並列回路の出力選択制御を行う発振器制御回路
と、を有して成る発振回路において、発振器並列回路の
後段に、複数発振器の各発振信号をそれぞれに対応した
利得で出力する利得可変回路を設けた構成としている。
より具体的に述べると、利得可変回路は、複数発振器の
うち、発振周波数の高いものが選択されたときに高利得
とされ、発振周波数の低いものが選択されたときに低利
得とされる構成にするとよい。このような構成とするこ
とにより、複数発振器の発振強度がそれぞれの発振周波
数に依存して変動されたとしても、利得可変回路の出力
信号強度は、その発振周波数に依存することなく一定に
維持される。
振回路は、発振周波数可変帯域が異なる複数発振器の各
発振信号を択一的に選択出力する発振器並列回路と、該
発振器並列回路の出力選択制御を行う発振器制御回路
と、を有して成る発振回路において、発振器並列回路の
後段に、複数発振器の各発振信号をそれぞれに対応した
利得で出力する利得可変回路を設けた構成としている。
より具体的に述べると、利得可変回路は、複数発振器の
うち、発振周波数の高いものが選択されたときに高利得
とされ、発振周波数の低いものが選択されたときに低利
得とされる構成にするとよい。このような構成とするこ
とにより、複数発振器の発振強度がそれぞれの発振周波
数に依存して変動されたとしても、利得可変回路の出力
信号強度は、その発振周波数に依存することなく一定に
維持される。
【0069】なお、上記構成から成る発振回路におい
て、利得可変回路は、利得が異なる複数増幅器を並列接
続して成り、該複数増幅器を択一的に選択することで利
得制御される構成にするとよい。このような構成とする
ことにより、利得可変回路を簡易に実現することができ
る。
て、利得可変回路は、利得が異なる複数増幅器を並列接
続して成り、該複数増幅器を択一的に選択することで利
得制御される構成にするとよい。このような構成とする
ことにより、利得可変回路を簡易に実現することができ
る。
【0070】また、上記構成から成る発振回路は、複数
増幅器と並列に、短絡/開放のみが切換制御される経路
を設けた構成にするとよい。このような構成とすること
により、上記構成から成る利得可変回路に比べて、増幅
器の個数を1つ削減することができるので、チップサイ
ズの縮小を図ることが可能となる。
増幅器と並列に、短絡/開放のみが切換制御される経路
を設けた構成にするとよい。このような構成とすること
により、上記構成から成る利得可変回路に比べて、増幅
器の個数を1つ削減することができるので、チップサイ
ズの縮小を図ることが可能となる。
【0071】或いは、上記構成から成る発振回路におい
て、利得可変回路は、利得が可変制御される利得可変増
幅器である構成にしてもよい。また、該利得可変増幅器
は、回路内部の電流値を可変することで利得制御される
構成にするとよい。このような構成とすることにより、
利得可変回路を簡易に実現することができる。
て、利得可変回路は、利得が可変制御される利得可変増
幅器である構成にしてもよい。また、該利得可変増幅器
は、回路内部の電流値を可変することで利得制御される
構成にするとよい。このような構成とすることにより、
利得可変回路を簡易に実現することができる。
【0072】また、上記構成から成る発振回路におい
て、利得可変回路は、発振器制御回路によって制御され
る構成にするとよい。このような構成とすることによ
り、発振信号の強度制御を行うための特別な制御回路を
追加する必要がないため、チップサイズの大型化やそれ
に伴うコストアップを招くことがない。
て、利得可変回路は、発振器制御回路によって制御され
る構成にするとよい。このような構成とすることによ
り、発振信号の強度制御を行うための特別な制御回路を
追加する必要がないため、チップサイズの大型化やそれ
に伴うコストアップを招くことがない。
【0073】また、上記の目的を達成するために、本発
明に係る発振回路は、発振周波数可変帯域が異なる複数
発振器の各発振信号を択一的に選択出力する発振器並列
回路と、該発振器並列回路の出力選択制御を行う発振器
制御回路と、を有して成る局部発振回路において、発振
器並列回路の後段に、該発振器並列回路の出力信号を分
周する分周器を設けた構成としている。このような構成
とすることにより、複数発振器の各発振周波数をできる
限り高く設定することで、各発振器を構成するインダク
タの素子サイズを縮小し、チップサイズを縮小すること
が可能となる。
明に係る発振回路は、発振周波数可変帯域が異なる複数
発振器の各発振信号を択一的に選択出力する発振器並列
回路と、該発振器並列回路の出力選択制御を行う発振器
制御回路と、を有して成る局部発振回路において、発振
器並列回路の後段に、該発振器並列回路の出力信号を分
周する分周器を設けた構成としている。このような構成
とすることにより、複数発振器の各発振周波数をできる
限り高く設定することで、各発振器を構成するインダク
タの素子サイズを縮小し、チップサイズを縮小すること
が可能となる。
【0074】なお、上記構成から成る発振回路におい
て、分周器は分周比が可変制御される分周比可変分周器
である構成にするとよい。このような構成とすることに
より、複数発振器の各発振周波数可変帯域を不必要に拡
げることなく、出力信号の発振周波数を広帯域に可変す
ることが可能となる。
て、分周器は分周比が可変制御される分周比可変分周器
である構成にするとよい。このような構成とすることに
より、複数発振器の各発振周波数可変帯域を不必要に拡
げることなく、出力信号の発振周波数を広帯域に可変す
ることが可能となる。
【0075】また、上記構成から成る発振回路におい
て、分周器は入力信号に対する出力信号の強度比が可変
制御される入出力強度比可変分周器である構成にすると
よい。より具体的に述べると、分周器は、複数発振器の
うち、発振周波数の高いものが選択されたときに高入出
力強度比とされ、発振周波数の低いものが選択されたと
きに低入出力強度比とされる構成にするとよい。このよ
うな構成とすることにより、複数発振器の発振強度がそ
れぞれの発振周波数に依存して変動されても、分周器の
出力信号強度は、その発振周波数に依存することなく一
定に維持される。
て、分周器は入力信号に対する出力信号の強度比が可変
制御される入出力強度比可変分周器である構成にすると
よい。より具体的に述べると、分周器は、複数発振器の
うち、発振周波数の高いものが選択されたときに高入出
力強度比とされ、発振周波数の低いものが選択されたと
きに低入出力強度比とされる構成にするとよい。このよ
うな構成とすることにより、複数発振器の発振強度がそ
れぞれの発振周波数に依存して変動されても、分周器の
出力信号強度は、その発振周波数に依存することなく一
定に維持される。
【0076】なお、上記構成から成る発振回路におい
て、分周器は回路内部の電流値を可変することで入出力
強度比制御される構成にするとよい。このような構成と
することにより、入出力強度比の可変制御を簡易に実現
することができる。
て、分周器は回路内部の電流値を可変することで入出力
強度比制御される構成にするとよい。このような構成と
することにより、入出力強度比の可変制御を簡易に実現
することができる。
【0077】また、上記構成から成る発振回路におい
て、分周器は発振器制御回路によって制御される構成に
するとよい。このような構成とすることにより、発振信
号の周波数制御や強度制御を行うための特別な制御回路
を追加する必要がないため、チップサイズの大型化やそ
れに伴うコストアップを招くことがない。
て、分周器は発振器制御回路によって制御される構成に
するとよい。このような構成とすることにより、発振信
号の周波数制御や強度制御を行うための特別な制御回路
を追加する必要がないため、チップサイズの大型化やそ
れに伴うコストアップを招くことがない。
【0078】また、本発明に係る受信装置は、受信信号
の周波数変換処理に用いられるローカル信号を生成する
局部発振手段として、上記構成から成る発振回路を用い
た構成としている。このような構成とすることにより、
ミキサ回路における変換利得には周波数依存性が生じに
くくなるので、雑音指数や歪み特性等の最適化が容易と
なり、受信装置の全体性能を劣化させることなく、受信
性能の向上を図ることが可能となる。また、複数発振器
の各発振周波数が、それぞれに対応した受信周波数と不
一致になるため、高強度信号の受信時に発振器並列回路
の発振動作が不安定になったり、入力端子に発振器並列
回路の発振信号が漏れ出たりするといった従来課題を解
決することもできる。
の周波数変換処理に用いられるローカル信号を生成する
局部発振手段として、上記構成から成る発振回路を用い
た構成としている。このような構成とすることにより、
ミキサ回路における変換利得には周波数依存性が生じに
くくなるので、雑音指数や歪み特性等の最適化が容易と
なり、受信装置の全体性能を劣化させることなく、受信
性能の向上を図ることが可能となる。また、複数発振器
の各発振周波数が、それぞれに対応した受信周波数と不
一致になるため、高強度信号の受信時に発振器並列回路
の発振動作が不安定になったり、入力端子に発振器並列
回路の発振信号が漏れ出たりするといった従来課題を解
決することもできる。
【図1】本発明に係る局部発振回路の第1実施形態を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図2】本発明に係る局部発振回路の第2実施形態を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図3】本発明に係る局部発振回路の第3実施形態を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図4】本発明に係る局部発振回路の第4実施形態を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図5】利得可変増幅器VGAの一構成例を示す回路図
である。
である。
【図6】本発明に係る局部発振回路の第5実施形態を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図7】本発明に係る局部発振回路の第6実施形態を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図8】分周器3bの一構成例を示す回路図である。
【図9】本発明に係る局部発振回路の第7実施形態を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図10】本発明に係る受信装置の一構成例を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図11】局部発振回路の一従来例を示す概略構成図で
ある。
ある。
1 VCO並列回路
2 VCO制御回路
3 分周器
3a 分周器(分周比可変)
3b 分周器(入出力強度比可変)
3c 分周器(分周比・入出力強度比可変)
4、4a、4b、4c 利得可変回路
5 位相固定回路(PLL回路)
VCO1〜VCOi 電圧制御発振器
SW11〜SW1i スイッチ
SW31、SW32 スイッチ
SW40、SW41〜SW4k、SW4j スイッチ
A41〜A4k、A4j 増幅器(利得固定)
VGA 利得可変増幅器
SWa、SWb、SWA〜SWD スイッチ
Qa、Qb、QA〜QL npn型トランジスタ
Ra、Rb、RA〜RD 抵抗
Ia、Ib、IA〜ID 定電流源
MIX、MIXa、MIXb ミキサ回路
AMP 増幅器
LPFa、LPFb ローパスフィルタ(LPF)
Tin 入力端子
Tout 出力端子
Tcnt 制御端子
Ta、TA 差動入力端子
Tb、TB 差動出力端子
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5J081 AA01 AA19 BB03 CC10 CC23
GG05 GG06 GG08 KK03 KK15
KK16 KK23 LL05 MM01
5J100 AA01 BA01 BB15 BC01 CA00
EA02 FA02
5K020 DD05 DD11 DD21 FF00 GG01
GG04 GG16 GG21 KK04 KK07
LL02
Claims (14)
- 【請求項1】発振周波数可変帯域が異なる複数発振器の
各発振信号を択一的に選択出力する発振器並列回路と、
該発振器並列回路の出力選択制御を行う発振器制御回路
と、を有して成る発振回路において、 前記発振器並列回路の後段に、前記複数発振器の各発振
信号をそれぞれに対応した利得で出力する利得可変回路
を設けたことを特徴とする発振回路。 - 【請求項2】前記利得可変回路は、前記複数発振器のう
ち、発振周波数の高いものが選択されたときに高利得と
され、発振周波数の低いものが選択されたときに低利得
とされることを特徴とする請求項1に記載の発振回路。 - 【請求項3】前記利得可変回路は、利得が異なる複数増
幅器を並列接続して成り、該複数増幅器を択一的に選択
することで利得制御されることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2に記載の発振回路。 - 【請求項4】前記複数増幅器と並列に、短絡/開放のみ
が切換制御される経路を設けたことを特徴とする請求項
3に記載の発振回路。 - 【請求項5】前記利得可変回路は、利得が可変制御され
る利得可変増幅器であることを特徴とする請求項1また
は請求項2に記載の発振回路。 - 【請求項6】前記利得可変増幅器は、回路内部の電流値
を可変することで利得制御されることを特徴とする請求
項5記載の発振回路。 - 【請求項7】前記利得可変回路は、前記発振器制御回路
によって制御されることを特徴とする請求項1〜請求項
6に記載の発振回路。 - 【請求項8】発振周波数可変帯域が異なる複数発振器の
各発振信号を択一的に選択出力する発振器並列回路と、
該発振器並列回路の出力選択制御を行う発振器制御回路
と、を有して成る発振回路において、 前記発振器並列回路の後段に、該発振器並列回路の出力
信号を分周する分周器を設けたことを特徴とする発振回
路。 - 【請求項9】前記分周器は、分周比が可変制御される分
周比可変分周器であることを特徴とする請求項8に記載
の発振回路。 - 【請求項10】前記分周器は、入力信号に対する出力信
号の強度比が可変制御される入出力強度比可変分周器で
あることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の
発振回路。 - 【請求項11】前記分周器は、前記複数発振器のうち、
発振周波数の高いものが選択されたときに高入出力強度
比とされ、発振周波数の低いものが選択されたときに低
入出力強度比とされることを特徴とする請求項10に記
載の発振回路。 - 【請求項12】前記分周器は、回路内部の電流値を可変
することで入出力強度比制御されることを特徴とする請
求項10または請求項11に記載の発振回路。 - 【請求項13】前記分周器は、前記発振器制御回路によ
って制御されることを特徴とする請求項9〜請求項12
のいずれかに記載の発振回路。 - 【請求項14】受信信号の周波数変換処理に用いられる
ローカル信号を生成する局部発振手段として、請求項1
〜請求項13のいずれかに記載の発振回路を用いたこと
を特徴とする受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002045731A JP2003249865A (ja) | 2002-02-22 | 2002-02-22 | 発振回路及びこれを用いた受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002045731A JP2003249865A (ja) | 2002-02-22 | 2002-02-22 | 発振回路及びこれを用いた受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003249865A true JP2003249865A (ja) | 2003-09-05 |
Family
ID=28659416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002045731A Pending JP2003249865A (ja) | 2002-02-22 | 2002-02-22 | 発振回路及びこれを用いた受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003249865A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012529245A (ja) * | 2009-06-03 | 2012-11-15 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 周波数発生のための装置及び方法 |
| JP2013070389A (ja) * | 2007-11-20 | 2013-04-18 | Qualcomm Inc | 送信機を持つ通信デバイスにおける調整可能なローカル発振器パス |
-
2002
- 2002-02-22 JP JP2002045731A patent/JP2003249865A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013070389A (ja) * | 2007-11-20 | 2013-04-18 | Qualcomm Inc | 送信機を持つ通信デバイスにおける調整可能なローカル発振器パス |
| JP2012529245A (ja) * | 2009-06-03 | 2012-11-15 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 周波数発生のための装置及び方法 |
| JP2013211854A (ja) * | 2009-06-03 | 2013-10-10 | Qualcomm Inc | 周波数発生のための装置及び方法 |
| US8810322B2 (en) | 2009-06-03 | 2014-08-19 | Qualcomm Incorporated | Apparatus and method for frequency generation |
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