JP2003111355A - 電動機の冷却構造 - Google Patents
電動機の冷却構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗濯機等に内蔵される電動機の冷却構造を提
供する。 【解決手段】 電動機1のロータ2の円蓋状ハウジング
3の内面に翼列4を形成し、円蓋状ハウジング3に、そ
の外面側の空気を導入する導入口5を形成した。
供する。 【解決手段】 電動機1のロータ2の円蓋状ハウジング
3の内面に翼列4を形成し、円蓋状ハウジング3に、そ
の外面側の空気を導入する導入口5を形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機内に冷却空
気を導入する電動機の冷却構造に関する。
気を導入する電動機の冷却構造に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、電動機の冷却構
造として、電動機と共に回転する翼車の遠心力でその中
心付近の空気を該翼車の周縁に導き、更に、この空気が
翼車の周囲へ拡散することなく電動機へ到達するよう
に、上記の翼車を、電動機に向けて空気の排出口を開放
したアウタケース内に収納する技術が周知である。
造として、電動機と共に回転する翼車の遠心力でその中
心付近の空気を該翼車の周縁に導き、更に、この空気が
翼車の周囲へ拡散することなく電動機へ到達するよう
に、上記の翼車を、電動機に向けて空気の排出口を開放
したアウタケース内に収納する技術が周知である。
【0003】しかしながら、上記の構成では、翼車に加
えてこれと別部品であるアウタケースが不可欠であるた
め、部品点数が多くなるという欠点がある。また、電動
機に翼車とアウタケースの両方を付加するため、例え
ば、これらが組込まれる洗濯機等のコンパクト化が妨げ
られるばかりか、その製造コストを抑えることも難しく
なる。
えてこれと別部品であるアウタケースが不可欠であるた
め、部品点数が多くなるという欠点がある。また、電動
機に翼車とアウタケースの両方を付加するため、例え
ば、これらが組込まれる洗濯機等のコンパクト化が妨げ
られるばかりか、その製造コストを抑えることも難しく
なる。
【0004】そこで、本発明の目的は、電動機内に効率
良く冷却空気を送風できる電動機の冷却構造を極めて低
コストで提供することにある。
良く冷却空気を送風できる電動機の冷却構造を極めて低
コストで提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電動機の冷
却構造は、電動機のロータの円蓋状ハウジングの内面に
翼列を形成し、円蓋状ハウジングに、その外面側の空気
を翼列間へ導入する導入口を形成したものである。
却構造は、電動機のロータの円蓋状ハウジングの内面に
翼列を形成し、円蓋状ハウジングに、その外面側の空気
を翼列間へ導入する導入口を形成したものである。
【0006】更に、本発明に係る電動機の冷却構造は、
翼列が導入口の近傍から円蓋状ハウジングの周縁へ延び
た複数の板羽根からなるものである。
翼列が導入口の近傍から円蓋状ハウジングの周縁へ延び
た複数の板羽根からなるものである。
【0007】更に、本発明に係る電動機の冷却構造は、
翼列が螺旋状の板羽根からなる。
翼列が螺旋状の板羽根からなる。
【0008】更に、本発明に係る電動機の冷却構造は、
円蓋状ハウジングの中心付近に、ロータ側へ没入した凹
部を形成し、この側壁面に導入口を形成したものであ
る。
円蓋状ハウジングの中心付近に、ロータ側へ没入した凹
部を形成し、この側壁面に導入口を形成したものであ
る。
【0009】更に、本発明に係る電動機の冷却構造は、
円蓋状ハウジングの中心付近に、ロータ側へ没入した鉢
状凹部を形成し、この側壁の傾斜面に導入口を形成した
ものである。
円蓋状ハウジングの中心付近に、ロータ側へ没入した鉢
状凹部を形成し、この側壁の傾斜面に導入口を形成した
ものである。
【0010】更に、本発明に係る電動機の冷却構造は、
ステータの周囲をロータが回転するアウタロータ式の電
動機において、ロータの回転に伴う遠心力により翼列に
沿って流動する空気が、電動機のステータとロータの間
の空隙、及び、ステータに形成したスロットの隙間に流
入するものである。
ステータの周囲をロータが回転するアウタロータ式の電
動機において、ロータの回転に伴う遠心力により翼列に
沿って流動する空気が、電動機のステータとロータの間
の空隙、及び、ステータに形成したスロットの隙間に流
入するものである。
【0011】更に、本発明に係る電動機の冷却構造は、
円蓋状ハウジングを合成樹脂の射出成形により一体に形
成したものである。
円蓋状ハウジングを合成樹脂の射出成形により一体に形
成したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態に係る
電動機の冷却構造は、図1及び図2に示すように、電動
機1のロータ2の円蓋状ハウジング3の内面に翼列4を
形成し、円蓋状ハウジング3に、その外面側の空気を翼
列4の間へ導入する導入口5を形成したものである。電
動機1は、励磁コイル6を設けたステータ7の周囲に環
形のロータ2が回転するアウタロータ式であるが、この
構造に限定されるものではない。例えば、図示は省略す
るが、環形のステータの内部をインナロータが回転する
電動機の場合には、このインナロータの片側に、上記の
ように構成した円蓋状ハウジング3を設けてもよい。
電動機の冷却構造は、図1及び図2に示すように、電動
機1のロータ2の円蓋状ハウジング3の内面に翼列4を
形成し、円蓋状ハウジング3に、その外面側の空気を翼
列4の間へ導入する導入口5を形成したものである。電
動機1は、励磁コイル6を設けたステータ7の周囲に環
形のロータ2が回転するアウタロータ式であるが、この
構造に限定されるものではない。例えば、図示は省略す
るが、環形のステータの内部をインナロータが回転する
電動機の場合には、このインナロータの片側に、上記の
ように構成した円蓋状ハウジング3を設けてもよい。
【0013】ロータ2の内周面には、その周方向に所定
間隔毎にN/S極が入れ替わるように永久磁石22を配
置してなる磁極面21が設けられている。円蓋状ハウジ
ング3は、その形状が円である必要はなく、上記のよう
に翼列4と導入口5が形成できる部材であればよい。ス
テータ7は、図3に示すように、ロータ2の磁極面21
に空隙8を介して対向する放射状の歯部71を外周に形
成し、これら歯部71の間のスペースであるスロット7
2内で、これら歯部71に励磁コイル6を各々巻回し、
更に、隣合う励磁コイル6同士の間には隙間9が形成さ
れている。
間隔毎にN/S極が入れ替わるように永久磁石22を配
置してなる磁極面21が設けられている。円蓋状ハウジ
ング3は、その形状が円である必要はなく、上記のよう
に翼列4と導入口5が形成できる部材であればよい。ス
テータ7は、図3に示すように、ロータ2の磁極面21
に空隙8を介して対向する放射状の歯部71を外周に形
成し、これら歯部71の間のスペースであるスロット7
2内で、これら歯部71に励磁コイル6を各々巻回し、
更に、隣合う励磁コイル6同士の間には隙間9が形成さ
れている。
【0014】翼列4は、円蓋状ハウジング3の内面に放
射状に配列した複数枚の板羽根41と長板羽根42とか
らなる。板羽根41は、導入口5の近傍から円蓋状ハウ
ジング3の周縁まで延びている。長板羽根42は、板羽
根41同士の間に配置され、板羽根41より更に円蓋状
ハウジング3の中心へ向かって延びるもので、円蓋状ハ
ウジング3の剛性を確保するための補強リブの役割を兼
ねている。これら板羽根41と長板羽根42は、円蓋状
ハウジング3の回転方向を横切る面に空気が当る姿勢
で、円蓋状ハウジング3の内面に一体形成された薄板で
ある。板羽根41の根本端43の位置は、導入口5の口
縁の中央付近に略一致している。これは、導入口5から
流入した空気を無駄なく直接的に板羽根41の根本端4
3まで到達させるためである。
射状に配列した複数枚の板羽根41と長板羽根42とか
らなる。板羽根41は、導入口5の近傍から円蓋状ハウ
ジング3の周縁まで延びている。長板羽根42は、板羽
根41同士の間に配置され、板羽根41より更に円蓋状
ハウジング3の中心へ向かって延びるもので、円蓋状ハ
ウジング3の剛性を確保するための補強リブの役割を兼
ねている。これら板羽根41と長板羽根42は、円蓋状
ハウジング3の回転方向を横切る面に空気が当る姿勢
で、円蓋状ハウジング3の内面に一体形成された薄板で
ある。板羽根41の根本端43の位置は、導入口5の口
縁の中央付近に略一致している。これは、導入口5から
流入した空気を無駄なく直接的に板羽根41の根本端4
3まで到達させるためである。
【0015】円蓋状ハウジング3の中心には、枢軸を接
続するスプラインボス31が形成されている。枢軸と
は、例えば、その一端が洗濯機のフレーム等にベアリン
グ等を介して回動自在に支持され、他端がスプラインボ
ス31に噛み合わされる軸等を指すが、要は、ロータ2
を回転させる軸であればよい。更に、円蓋状ハウジング
3の中心付近(スプラインボス31の周囲)は、その内
面側(電動機1の内側)へ没入した鉢状凹部10が形成
され、この内周の傾斜面11に複数の内側導入口51が
開口されている。
続するスプラインボス31が形成されている。枢軸と
は、例えば、その一端が洗濯機のフレーム等にベアリン
グ等を介して回動自在に支持され、他端がスプラインボ
ス31に噛み合わされる軸等を指すが、要は、ロータ2
を回転させる軸であればよい。更に、円蓋状ハウジング
3の中心付近(スプラインボス31の周囲)は、その内
面側(電動機1の内側)へ没入した鉢状凹部10が形成
され、この内周の傾斜面11に複数の内側導入口51が
開口されている。
【0016】電動機1を起動させると、翼列4の回転に
伴う遠心力によって鉢状凹部10付近の空気は、図2の
矢印iで示すように、翼列4の板羽根41と長板羽根4
2に沿って円蓋状ハウジング3の内周縁に至り、更に矢
印oで示すように、ロータ2の内周面に沿って略直角に
方向転換し、ステータ7とアウタロータ2の間の空隙
8、及び、ステータ7に形成したスロット72の隙間9
に流入する。一方、鉢状凹部10付近には上記の遠心力
による作用で相対的な負圧が生じるため、円蓋状ハウジ
ング3の外面側の空気は導入口5と内側導入口51に吸
引されて、翼列4の板羽根41と長板羽根42の間に流
入する。
伴う遠心力によって鉢状凹部10付近の空気は、図2の
矢印iで示すように、翼列4の板羽根41と長板羽根4
2に沿って円蓋状ハウジング3の内周縁に至り、更に矢
印oで示すように、ロータ2の内周面に沿って略直角に
方向転換し、ステータ7とアウタロータ2の間の空隙
8、及び、ステータ7に形成したスロット72の隙間9
に流入する。一方、鉢状凹部10付近には上記の遠心力
による作用で相対的な負圧が生じるため、円蓋状ハウジ
ング3の外面側の空気は導入口5と内側導入口51に吸
引されて、翼列4の板羽根41と長板羽根42の間に流
入する。
【0017】特に、内側導入口51から吸引される鉢状
凹部10内の空気は、直線的な流線に沿って板羽根41
と長板羽根42の間に至るため、円蓋状ハウジング3の
外面側の空気は抵抗を殆ど伴わず、効率よく電動機1内
へ導入される。このように円蓋状ハウジング3の中心付
近をロータ2側へ没入して鉢状凹部10を形成すること
で、ロータ2を枢軸に加工されたネジ部に固定し取付け
る場合に、そのための締結用ナットを、円蓋状ハウジン
グ3の外側端面よりも内側に固定できる(即ち鉢状凹部
10内に没入した状態にできる)ため、電動機1の全長
を短くし電動機1を薄型化できる。
凹部10内の空気は、直線的な流線に沿って板羽根41
と長板羽根42の間に至るため、円蓋状ハウジング3の
外面側の空気は抵抗を殆ど伴わず、効率よく電動機1内
へ導入される。このように円蓋状ハウジング3の中心付
近をロータ2側へ没入して鉢状凹部10を形成すること
で、ロータ2を枢軸に加工されたネジ部に固定し取付け
る場合に、そのための締結用ナットを、円蓋状ハウジン
グ3の外側端面よりも内側に固定できる(即ち鉢状凹部
10内に没入した状態にできる)ため、電動機1の全長
を短くし電動機1を薄型化できる。
【0018】更に、電動機1の回転を維持することで、
矢印i,oで示すような連続した空気の流れが形成され
る。尚、以上の作用・効果はロータ2の回転方向に関わ
りなく奏される。
矢印i,oで示すような連続した空気の流れが形成され
る。尚、以上の作用・効果はロータ2の回転方向に関わ
りなく奏される。
【0019】次に、本発明の第2の実施の形態に係る電
動機の冷却構造は、その要部の概略を図4に示すよう
に、円蓋状ハウジング3の周縁を内面側へ略直角に立ち
上げた部位に磁極面21を形成したものである。その断
面形状は、同図(b)によく表れているような略コ字形
である。翼列4は、4枚の板羽根41を十字形に配列し
てなる。導入口5は、枢軸を挿通させる円蓋状ハウジン
グ3のスプラインボス31の周囲に、各板羽根41の根
本端43の近傍に位置するように形成された4つの扇形
開口である。この他の構成は、上記第1の実施の形態と
同様であるため、同符号を付して説明を省略する。
動機の冷却構造は、その要部の概略を図4に示すよう
に、円蓋状ハウジング3の周縁を内面側へ略直角に立ち
上げた部位に磁極面21を形成したものである。その断
面形状は、同図(b)によく表れているような略コ字形
である。翼列4は、4枚の板羽根41を十字形に配列し
てなる。導入口5は、枢軸を挿通させる円蓋状ハウジン
グ3のスプラインボス31の周囲に、各板羽根41の根
本端43の近傍に位置するように形成された4つの扇形
開口である。この他の構成は、上記第1の実施の形態と
同様であるため、同符号を付して説明を省略する。
【0020】図5は、第2の実施の形態に係る電動機の
冷却構造の変形例の断面を示す。これは、円蓋状ハウジ
ング3の中心付近に凹部32を設けたものである。詳し
くは、相対向する板羽根41の根本端43の間に相当す
る部位を、円蓋状ハウジング3の内面側(電動機1の内
側)へ没入した形状の凹部32を設けたものである。凹
部32の周面には導入口5が形成されている。
冷却構造の変形例の断面を示す。これは、円蓋状ハウジ
ング3の中心付近に凹部32を設けたものである。詳し
くは、相対向する板羽根41の根本端43の間に相当す
る部位を、円蓋状ハウジング3の内面側(電動機1の内
側)へ没入した形状の凹部32を設けたものである。凹
部32の周面には導入口5が形成されている。
【0021】図6に示すように、第3の実施の形態に係
る電動機の冷却構造は、翼列4を構成する4枚の板羽根
41を螺旋状に各々湾曲し、これらを円蓋状ハウジング
3の内面に放射状に配置したものである。4枚の板羽根
41を湾曲する方向は、矢印rで示したロータ2の回転
方向に対して下手、即ち、4枚の板羽根41の周縁側の
端部が回転方向を遡る向きに湾曲したものである。この
ように湾曲したことにより吸い込み空気量を多くし、且
つ、翼列4の板羽根41に埃等が付着し難くなる。この
他の構成は、上記第2の実施の形態と同様であるため、
同符号を付して説明を省略する。
る電動機の冷却構造は、翼列4を構成する4枚の板羽根
41を螺旋状に各々湾曲し、これらを円蓋状ハウジング
3の内面に放射状に配置したものである。4枚の板羽根
41を湾曲する方向は、矢印rで示したロータ2の回転
方向に対して下手、即ち、4枚の板羽根41の周縁側の
端部が回転方向を遡る向きに湾曲したものである。この
ように湾曲したことにより吸い込み空気量を多くし、且
つ、翼列4の板羽根41に埃等が付着し難くなる。この
他の構成は、上記第2の実施の形態と同様であるため、
同符号を付して説明を省略する。
【0022】図7に、第4の実施の形態に係る電動機の
冷却構造を示す。翼列4は、間隔を開けて並行する一対
の板羽根41を十字形に配列した4対の板羽根41から
なる。これらの各一対の板羽根41の一方に、矢印r1
で示すロータ2の正転方向へ向かって延出する正転フラ
ンジ44を形成し、他方に、矢印r2で示すロータ2の
逆転方向へ向かって延出する逆転フランジ45を形成し
ている。更に、本実施の形態に係る電動機は、その円蓋
状ハウジング3の正転フランジ44と逆転フランジ45
に対面する位置に、導入口5を各々形成している。
冷却構造を示す。翼列4は、間隔を開けて並行する一対
の板羽根41を十字形に配列した4対の板羽根41から
なる。これらの各一対の板羽根41の一方に、矢印r1
で示すロータ2の正転方向へ向かって延出する正転フラ
ンジ44を形成し、他方に、矢印r2で示すロータ2の
逆転方向へ向かって延出する逆転フランジ45を形成し
ている。更に、本実施の形態に係る電動機は、その円蓋
状ハウジング3の正転フランジ44と逆転フランジ45
に対面する位置に、導入口5を各々形成している。
【0023】各板羽根41の断面形状は、同図(b)に
よく表れているような略L字形である。導入口5は、板
羽根41の根本端の近傍に配置した方形又は円形の開口
である。正転フランジ44と逆転フランジ45は、それ
ぞれ導入口5を経て埃や雨水等が電動機1の内部へ侵入
するのを防止する。また、これらの延出する方向がロー
タ2の正転又は逆転方向であるため、ロータ2を何れの
方向に回転させても、導入口5から板羽根41の近傍に
流入した空気は略同一の流線に沿って円蓋状ハウジング
3の内周縁、更には、ステータ7とアウタロータ2の間
の空隙8、及び、ステータ7に形成したスロット72の
隙間9内に至る。従って、電動機1を例えば洗濯機等の
ように正転と逆転が繰り返されるような機器に組み込ん
だ場合でも、ロータ2の回転方向に関わり無く、電動機
1は一様に冷却されることになる。
よく表れているような略L字形である。導入口5は、板
羽根41の根本端の近傍に配置した方形又は円形の開口
である。正転フランジ44と逆転フランジ45は、それ
ぞれ導入口5を経て埃や雨水等が電動機1の内部へ侵入
するのを防止する。また、これらの延出する方向がロー
タ2の正転又は逆転方向であるため、ロータ2を何れの
方向に回転させても、導入口5から板羽根41の近傍に
流入した空気は略同一の流線に沿って円蓋状ハウジング
3の内周縁、更には、ステータ7とアウタロータ2の間
の空隙8、及び、ステータ7に形成したスロット72の
隙間9内に至る。従って、電動機1を例えば洗濯機等の
ように正転と逆転が繰り返されるような機器に組み込ん
だ場合でも、ロータ2の回転方向に関わり無く、電動機
1は一様に冷却されることになる。
【0024】円蓋状ハウジング3の内面に十字形の凸条
33を設けてもよい。更に、円蓋状ハウジング3の内面
に、円蓋状ハウジング3の外面に設けた板羽根41に対
応して、図中に破線で示すような別の板羽根411を増
設してもよい。この他の構成は、上記第3の実施の形態
と同様であるため、同符号を付して説明を省略する。
尚、同図ではロータ2の周縁は省略している。
33を設けてもよい。更に、円蓋状ハウジング3の内面
に、円蓋状ハウジング3の外面に設けた板羽根41に対
応して、図中に破線で示すような別の板羽根411を増
設してもよい。この他の構成は、上記第3の実施の形態
と同様であるため、同符号を付して説明を省略する。
尚、同図ではロータ2の周縁は省略している。
【0025】以上に述べたロータ2の製造方法は、任意
に選択可能であるが、ロータ2の円蓋状ハウジング3の
形状は、特に、射出成形を考慮したものである。本発明
の効果として製造工程の飛躍的な短縮と製造コストの大
幅な削減を達成するには、合成樹脂を原料とした射出成
形によって一体形成することが好ましい。
に選択可能であるが、ロータ2の円蓋状ハウジング3の
形状は、特に、射出成形を考慮したものである。本発明
の効果として製造工程の飛躍的な短縮と製造コストの大
幅な削減を達成するには、合成樹脂を原料とした射出成
形によって一体形成することが好ましい。
【0026】即ち、周知のスクリュー式射出成形機に
は、固定金型と可動金型からなるセパレートタイプの金
型がよく用いられる。例えば、第1の実施の形態に係る
電動機1のロータ2を製造するには、その円蓋状ハウジ
ング3の内側導入口51は鉢状凹部10の傾斜面11に
形成されているので、内側導入口51を形成するための
可動金型のコアはこの部位から、図2の矢印b方向へ真
っ直ぐに抜き出せる。つまり、円蓋状ハウジング3は、
可動金型の移動方向に対して直行する向きに出没する形
状の部位が無く、可動金型に設けた突出し棒を単に直線
的に進退させるだけで離型が行なえるめ、金型の構造を
簡単にすることができる。
は、固定金型と可動金型からなるセパレートタイプの金
型がよく用いられる。例えば、第1の実施の形態に係る
電動機1のロータ2を製造するには、その円蓋状ハウジ
ング3の内側導入口51は鉢状凹部10の傾斜面11に
形成されているので、内側導入口51を形成するための
可動金型のコアはこの部位から、図2の矢印b方向へ真
っ直ぐに抜き出せる。つまり、円蓋状ハウジング3は、
可動金型の移動方向に対して直行する向きに出没する形
状の部位が無く、可動金型に設けた突出し棒を単に直線
的に進退させるだけで離型が行なえるめ、金型の構造を
簡単にすることができる。
【0027】従って、本発明に係る電動機の冷却構造を
構成するロータ2を射出成形した場合、各種の製品毎に
準備するべき金型の製作費用の低減、金型の作動不良の
撲滅、及び、射出成形機の稼動サイクルの短縮等を一挙
に達成することができる。尚、射出成形機は上述のもの
に限らずトーピード式でも同様の作用・効果を奏する。
構成するロータ2を射出成形した場合、各種の製品毎に
準備するべき金型の製作費用の低減、金型の作動不良の
撲滅、及び、射出成形機の稼動サイクルの短縮等を一挙
に達成することができる。尚、射出成形機は上述のもの
に限らずトーピード式でも同様の作用・効果を奏する。
【0028】
【発明の効果】本発明の電動機の冷却構造及び電動機の
冷却構造によれば、冷却用の軸流ファンを電動機に付加
する場合に比較して、低速回転における送風量を多くで
きるため、洗濯機等に組込まれる電動機を効率よく冷却
することができる。しかも、従来のように翼車を収納す
るためのハウジング等が不要であるため、当該電動機の
冷却構造を洗濯機等に組込んだ場合に、その部品点数が
少なくて済み、また、その洗濯機等のコンパクト化を推
し進めることに貢献する。
冷却構造によれば、冷却用の軸流ファンを電動機に付加
する場合に比較して、低速回転における送風量を多くで
きるため、洗濯機等に組込まれる電動機を効率よく冷却
することができる。しかも、従来のように翼車を収納す
るためのハウジング等が不要であるため、当該電動機の
冷却構造を洗濯機等に組込んだ場合に、その部品点数が
少なくて済み、また、その洗濯機等のコンパクト化を推
し進めることに貢献する。
【0029】更に、本発明の電動機の冷却構造によれ
ば、合成樹脂の射出成形により一体に形成されるもので
あるため、各種の製品毎に準備するべき金型の製作費用
の低減、金型の作動不良の撲滅及び射出成形機の稼動サ
イクルの短縮等を一挙に達成することができる。
ば、合成樹脂の射出成形により一体に形成されるもので
あるため、各種の製品毎に準備するべき金型の製作費用
の低減、金型の作動不良の撲滅及び射出成形機の稼動サ
イクルの短縮等を一挙に達成することができる。
【図1】本発明に係る電動機のロータ側の外観図。
【図2】本発明に係る電動機の冷却構造を示す断面図。
【図3】本発明に係る電動機のステータの外観図。
【図4】(a)は本発明の第2の実施の形態に係る電動
機のロータの外観図、(b)はその矢印A−O−Bにおけ
る断面図。
機のロータの外観図、(b)はその矢印A−O−Bにおけ
る断面図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る電動機のロー
タの変形例の断面図。
タの変形例の断面図。
【図6】(a)は本発明の第3の実施の形態に係る電動
機のロータの外観図、(b)はその矢印A−Bにおける断
面図及びステータの断面図。
機のロータの外観図、(b)はその矢印A−Bにおける断
面図及びステータの断面図。
【図7】(a)は本発明の第4の実施の形態に係る電動
機のロータの外観図、(b)はその矢印A−O−Bにおけ
る断面図。
機のロータの外観図、(b)はその矢印A−O−Bにおけ
る断面図。
1:電動機
2:ロータ
3:円蓋状ハウジング
4:翼列
5:導入口
6:励磁コイル
7:ステータ
8:空隙
9:隙間
10:鉢状凹部
11:傾斜面
72:スロット
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 美濃部 好弘
滋賀県草津市東草津2丁目3番38号 草津
電機株式会社内
(72)発明者 國松 英明
滋賀県草津市東草津2丁目3番38号 草津
電機株式会社内
(72)発明者 中西 英明
滋賀県草津市東草津2丁目3番38号 草津
電機株式会社内
Fターム(参考) 5H609 BB18 PP02 PP06 PP07 PP08
PP09 PP10 QQ02 QQ12 QQ14
RR11 RR27 RR69
5H621 AA00 GA04 HH01 JK11
5H622 AA06 CA02 CB01 PP03
Claims (7)
- 【請求項1】 電動機のロータの円蓋状ハウジングの内
面に翼列を形成し、前記円蓋状ハウジングに、その外面
側の空気を前記翼列間へ導入する導入口を形成したこと
を特徴とする電動機の冷却構造。 - 【請求項2】 前記翼列が、前記導入口の近傍から前記
円蓋状ハウジングの周縁へ延びた複数の板羽根からなる
請求項1記載の電動機の冷却構造。 - 【請求項3】 前記翼列が、螺旋状の板羽根からなる請
求項1又は2記載の電動機の冷却構造。 - 【請求項4】 前記円蓋状ハウジングの中心付近に、前
記電動機の内側へ没入した凹部を形成し、この側壁面に
前記導入口を形成した請求項1、2又は3記載の電動機
の冷却構造。 - 【請求項5】 前記円蓋状ハウジングの中心付近に、前
記電動機の内側へ没入した鉢状凹部を形成し、この側壁
の傾斜面に前記導入口を形成した請求項1、2、3又は
4記載の電動機の冷却構造。 - 【請求項6】 ステータの周囲をロータが回転するアウ
タロータ式の電動機において、前記ロータの回転に伴う
遠心力により前記翼列に沿って流動する空気が、前記電
動機のステータとロータの間の空隙、及び、前記ステー
タに形成したスロットの隙間に流入する請求項1、2、
3、4又は5記載の電動機の冷却構造。 - 【請求項7】 前記円蓋状ハウジングが、合成樹脂の射
出成形により一体に形成された請求項1、2、3、4、
5又は6記載の電動機の冷却構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001299222A JP2003111355A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 電動機の冷却構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001299222A JP2003111355A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 電動機の冷却構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003111355A true JP2003111355A (ja) | 2003-04-11 |
Family
ID=19120009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001299222A Withdrawn JP2003111355A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 電動機の冷却構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003111355A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004166482A (ja) * | 2002-09-27 | 2004-06-10 | Honda Motor Co Ltd | ハイブリット車両用モータ |
| JP2008194264A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータ |
| CN103795205A (zh) * | 2007-03-12 | 2014-05-14 | 松下电器产业株式会社 | 电动机 |
| KR101411154B1 (ko) | 2008-02-12 | 2014-06-24 | 엘지전자 주식회사 | 모터 및 이를 포함하는 세탁기 |
| JPWO2021010329A1 (ja) * | 2019-07-12 | 2021-01-21 | ||
| KR102234440B1 (ko) * | 2019-09-27 | 2021-03-30 | 엘지전자 주식회사 | 기어드 인휠모터 |
| EP4239862A1 (en) * | 2022-03-03 | 2023-09-06 | LG Electronics, Inc. | Motor for laundry apparatus |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001299222A patent/JP2003111355A/ja not_active Withdrawn
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| US20230283129A1 (en) * | 2022-03-03 | 2023-09-07 | Lg Electronics Inc. | Motor for laundry apparatus |
| US12476503B2 (en) | 2022-03-03 | 2025-11-18 | Lg Electronics Inc. | Motor for laundry apparatus |
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