JP2003110928A - 撮像装置 - Google Patents
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Landscapes
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Abstract
た撮像素子が揺動する撮像装置を提供する。 【解決手段】 撮像素子16が、その受光面に対して平
行に揺動可能に設けられている撮像装置であって、撮像
素子16の信号を処理する基板を固定基板82と、撮像
素子16が配置され前記撮像素子とともに揺動する可動
基板80の2つに分けて実装し、前記固定基板82と可
動基板80とを光軸方向に位置を異ならせて少なくとも
一部が互いに対向するように配置する。固定基板82と
可動基板80には、位置検出素子90、94が設けられ
ており、可動基板の位置を検出することができる。
Description
素子を揺動させて、手振れ補正や光軸合わせなどを行う
撮像装置に関する。
鏡胴に取り付け、手振れによる光学系の揺動に合わせて
撮像素子を移動させる手振れ補正装置が開示されてい
る。この手振れ補正装置は、撮像素子を移動させるため
の機構を備えた撮像装置を備えており、撮像素子からの
光電信号は、信号処理回路に送信され画像として処理さ
れる。そのために、別構成の回路基板を撮像素子の近傍
に有している。
移動させて光軸とのブレを補正する必要があるため、撮
像素子の位置を検出する必要がある。したがって、撮像
素子の位置を検出するための回路を備えており、そのた
めの位置検出回路を別に有することが必要である。位置
検出回路の例としては、米国特許5,225,941に、固定の
PSDと可動のLEDを対向させて配置しレンズの光軸
方向位置を検知する手段が開示されている。
処理回路や位置検出回路などを撮像素子の近傍に別回路
として配置させる必要がある。また、信号処理回路は撮
像素子からの微弱な電圧信号を画像信号に変換するた
め、回路規模が大きくなると共に、撮像素子から離れて
配置されるとノイズなどの問題が生じる。したがって、
上記構成の撮像装置を用いた手振れ補正装置は、サイズ
が大きくなるとともに、ユニットとしてのまとまりを欠
き、スペース効率が悪くカメラへの配置が困難であると
いう問題があった。
術的課題は、撮像素子が揺動する撮像装置について、小
型化することをその目的とし、必要な部材をスペース効
率良く配置した撮像装置を提供することである。
は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の撮
像装置を提供する。
して平行に揺動可能に設けられているタイプのものであ
る。そして、撮像素子の信号を処理する基板を固定基板
と、撮像素子が配置され前記撮像素子とともに揺動する
可動基板の2つに分けて実装し、前記固定基板と可動基
板とを光軸方向に位置を異ならせて少なくとも一部が互
いに対向するように配置した。
面に対して平行に揺動することができるように構成され
ており、撮像装置は、例えば、撮像素子を揺動して手振
れによる光軸のずれを補正する手振れ補正装置、又は、
初期の焦点のために光学ユニットと撮像ユニットとの傾
きを合わせるために撮像素子を移動させることが可能な
鏡胴などにおいて好適に用いられる。そして、撮像素子
の信号を処理する基板、すなわち、入射した被写体光を
受けた撮像素子が出力した光電信号を画像信号へ変換す
る処理を行うための基板を、固定基板と可動基板に分割
する。撮像素子の信号を処理する基板には、例えば、位
置検出などの他の処理を行うための素子が配設されてい
てもよい。可動基板には、CCDなどの撮像素子が配置
され、撮像素子と一体的に揺動するように構成される。
一方、固定基板には、撮像素子の信号を処理する基板に
配設されるべき素子であって、可動基板に配設されなか
った素子が配設される。可動基板と固定基板とは、光軸
方向に位置を異ならせ、少なくとも一部が光軸方向に重
なるように互いに対向させて配置される。
する基板に直接撮像素子を配設し、また、前記基板を可
動基板と固定基板とに分けており、可動基板を撮像素子
と共に揺動させる。したがって、撮像素子と共に揺動す
る可動基板の大きさを調節することで可動部分の移動空
間を小さくすることができると共に、撮像素子周りの駆
動する部材の質量を少なくして、撮像装置の共振周波数
を高くすることができる。よって、リニアアクチュエー
タによる撮像素子の駆動制御が容易になる。また、分割
した基板を光軸方向に重ねて配置することにより、撮像
装置のユニット化を容易にすることができる。したがっ
て、必要な部材をスペース効率良く配置することができ
る。
うに種々の態様で構成することができる。
とはフレキシブル基板によって接続される。
共に揺動するため、固定されている固定基板に対してそ
の位置が変化する。したがって、撮像素子の移動に伴う
固定基板と可動基板の位置関係の変化を吸収できるよう
に両基板を結線することが好ましい。フレキシブル基板
によって両者を接続することによって、可動基板の移動
を吸収することができる。
は、それぞれの対向面に光軸方向に重なるように位置検
出素子を配設されている。
は対向して少なくとも一部を光軸方向に重なるように配
置されているため、そのそれぞれの対抗面に位置検出素
子を配設することによって、固定基板との関係において
可動基板の位置を検知することができる。また、位置検
出素子は、撮像素子の信号を処理する基板に配設されて
いるため、位置検出の回路のために配置スペースを大き
く取る必要がなく装置全体を小さくすることができると
ともに、煩雑な配線を省略することができる。
検出素子は、光軸に対する前記撮像素子の配置位置のず
れを導くための情報を出力する。
基板の位置すなわち、撮像素子の位置が移動することに
よって、光軸に対する撮像素子の配置位置を調整するこ
とができる。したがって、現在撮像素子が存在している
位置との差を小さくするように撮像素子を移動させるこ
とが好ましく、位置検出素子は、このための情報を出力
する。
受光素子と発光素子とから構成されることが好ましい。
そして、さらには、受光素子は固定基板に、発光素子は
可動基板に配設されていることが好ましい。
手振れ補正装置の一実施形態について、図面を参照しな
がら説明する。
ジタルカメラ1に搭載されて用いられる。デジタルカメ
ラ1は、カメラ本体2と、レンズ4などを含む光学系で
ある鏡胴3とから構成される。手振れ補正装置10は、
鏡胴3の端に取りつけられる。後述するように、手振れ
補正装置10には、CCDなどの撮像素子が設けられて
いる。そして、図1の矢印5で示すように、撮影中にデ
ジタルカメラ1がブレて、鏡胴3に入射する光軸Lがず
れた場合に、撮像素子を矢印6に示すように移動させて
光軸のずれを補正する。
示す。図3に、図2の手振れ補正装置をI−I断面で切
断した断面図を示す。図4に図2の手振れ補正装置をII
−II断面で切断した断面図を示す。手振れ補正装置10
は、土台となるベース板12と、該ベース板12に対し
て水平方向(以下、X軸方向として説明する。)に移動
する第1スライダ14と、該第1スライダの移動方向に
対して垂直方向(以下、Y軸方向として説明する。)に
移動する第2スライダと、該第2スライダに固定される
撮像素子16とで構成される。
に、鏡胴3との位置(煽りとレンズバック)を調整され
て鏡胴3に固定され、ネジ98とスプリング100によ
り鏡胴3と手振れ補正装置との間隔を調整できるように
なっている。ベース板12は、光路方向(以下、Z軸方
向として説明する。)に直交し、中央に大穴20を有す
る環状の金属フレーム19で構成される。
圧スプリング掛け21、基板保持腕22、浮き防止係止
爪24、位置決め腕31、ロッド支持腕36)が光軸方
向(Z軸方向)に伸びている。また、金属フレーム19
には、圧電素子32を振動伝達ロッド34とウェイト3
0で挟み込んだ構成の第1リニアアクチュエータ28が
X軸方向に固定されている。
達ロッド34の先端と末端(圧電素子32側)をベース
板に設けられている2本のロッド支持腕に嵌合され、ベ
ース板12の位置決め腕31にウェイト30を当接した
状態で、ロッド支持腕36との2つの嵌合個所とウェイ
ト30をベース板12に対して接着している。ロッド支
持腕30と振動伝達ロッド34との間の接着には、シリ
コン接着剤などの硬化後も弾性の残る接着剤、位置決め
腕31とウェイト30との間の接着には、柔らかいゴム
系またはシリコン含有の接着剤が好適に用いられる。
は、その上面にZ軸方向に延在する突部38が設けられ
ている。突部38は、後述するように、組立時に第1ス
ライダ14の移動制限穴79に嵌合される。
向)でベース板12に対して結像面側に位置し、ほぼ同
一面内に第2スライダ13を収めるための開口68が設
けられたアルミニウム製の環状のフレーム66により構
成される。第1スライダ14には、ベース板12に固定
されたアクチュエータ28の振動伝達ロッド34に当接
する第1ロッド当接部74と、後述する第2スライダに
固定されたアクチュエータ56の振動伝達ロッド60に
当接する第2ロッド当接部76と、ベース板12の押圧
スプリング掛け21との間に押圧スプリング70を係止
するための押圧スプリング掛け72と、移動制限穴79
とを備える。
組み上げ時にベース板12と第1スライダ14にそれぞ
れ設けられた押圧スプリング掛け72に設けられた押圧
スプリング70によって、ベース板12に近づくように
付勢されており、第1スライダ14の振動伝達ロッド3
4を中心とする回転を防止している。
(図3参照)が設けられており、溝をアクチュエータ2
8の振動伝達ロッド34に当接させた状態でキャップ4
0を用いて振動伝達ロッド34を挟み込むことによっ
て、振動伝達ロッド34に沿って摺動可能に摩擦結合す
る。第1ロッド当接部とキャップ40との固定には挟持
スプリング42が用いられる。図5に第1スライダ14
を摩擦係合した第1アクチュエータ28の構造図を示
す。上述したように、アクチュエータ28は圧電素子3
2を振動伝達ロッド34とウェイト30で挟み込んだ構
成であり、ベース板12のロッド支持腕36と位置決め
腕31に嵌合し、嵌合ガタを固定するためにそれぞれ接
着剤33で固定されている。
との間の固定の変形例として、図6に示すような板バネ
を用いたものも例示できる。すなわち、L字型に曲げら
れた板バネ35を振動伝達ロッド34の先端に位置する
ようにベース板12上に固定し、板バネ35に取りつけ
られた先尖部39が振動伝達ロッド34の先端に突き刺
さるようにする。板バネは、常時、弾性力で振動伝達ロ
ッド34を圧電素子側へ付勢しており、ロッド34の嵌
合ガタを防止することができると共に、振動時には、弾
性力に打ち勝ってロッド34が振動できるようにするこ
とができる。
には、上述したように第1スライダ14が配置される。
第1スライダ14は、第1ロッド当接部74とキャップ
40とで振動伝達ロッド34を挟み込んで摩擦結合す
る。第1ロッド当接部74とキャップ40の固定には、
挟持スプリング42が用いられる。キャップ40の一端
は、第1ロッド当接部74に係止され、中央部は振動伝
達ロッド34と当接し、他端が挟持スプリング42に引
っ張られる。キャップ40と振動伝達ロッド34との接
触圧は、用いられる挟持スプリング42の2倍程度とな
る。挟持スプリング42は、長円形状をしており、1つ
の直線部中央に両端がくるようになっている。挟持スプ
リング42は、キャップ40のフックと第1スライダの
第1ロッド当接部74のスプリングフックの間に端部と
直線部中央とを掛け渡すようにして両者を固定する。
のロッド支持腕36の上面に設けられた突部38と緩く
嵌合する。移動制限穴79は、第1スライダ14の移動
可能幅だけ、第1スライダ14の移動方向、すなわち、
振動伝達ロッド34の延在方向(X軸方向)に伸びる長
穴で、短辺方向にロッド支持腕36上面の突部38と嵌
合し、第1スライダ14が移動制限穴の短辺方向(Y軸
方向)へ移動(脱落)するのを規制する。
の変形例を示す。この変形例では、第1スライダ14の
ベース板と対向する側の表面に第1スライダの移動方
向、すなわち、振動伝達ロッド34の延在方向(X軸方
向)に伸びる帯状の突部77を設ける。そして、ロッド
支持腕36には、その上面両端に設けられた突部38と
第1スライダの帯状突部77を挟むように、突部38の
間に設けられた凹部39からなるフォーク部を備える。
そして、第1スライダ14の第1ロッド当接部74がキ
ャップ40によって振動伝達ロッド34に摩擦結合され
たとき、フォーク部の凹部39が第1スライダ14の帯
状突部77にはまり込むように配置される。
を備えた樹脂製の箱体であり、撮像素子16と放熱板1
8とローパスフィルタ17と第2アクチュエータ56と
を保持する。放熱板18は、撮像素子16の撮像面が付
されていない背面側に当接して、第2スライダの周壁4
6によって区画された空間を覆うようにして、ビス止め
穴64を貫通するビス62によって第2スライダに固定
される。図3、4に示すように、放熱板の背面には第1
基板80が設けられており、撮像素子16はこの基板に
配設されている。第1基板80の背面側には、図3、4
に示したように第2スライダの位置を検知するための赤
外LED94と撮像素子からの光電信号を処理するため
の出力回路81の一部が搭載される。
撮像面を覆うように密着して取りつけられ、第2スライ
ダの開口48に嵌め込まれる。このとき、開口48の周
囲に配置された密着スプリングにより押圧され、撮像素
子16の背面が、放熱板18に密着するようになってい
る。
ュエータ56は、周壁の側方に設けられたロッド支持腕
50に接着保持されている。振動伝達ロッド60の先端
と末端(圧電素子59側)を、それぞれ第2スライダ1
3の2本のロッド支持腕に嵌合させた上、同じく第2ス
ライダの位置決め面57にウェイト58を当接した状態
で2つの嵌合個所とウェイト58を第2スライダ13に
対して接着する。接着には上述の第1アクチュエータの
接着と同様に、振動伝達ロッド60の接着には、シリコ
ン接着剤などの硬化後も弾性の残る接着剤、ウェイト5
8の接触には、柔らかいゴム系若しくはシリコン含有の
接着剤が好適に用いられる。
は、第1スライダ13の第2ロッド当接部76とキャッ
プ75とで挟み込まれ、第1スライダ14が第2スライ
ダ13に摩擦結合する。第2ロッド当接部76とキャッ
プの固定には、挟持スプリング78が用いられる。キャ
ップの一端は、第2ロッド当接部76に係止され、中央
部は振動伝達ロッド60と当接し、他端が挟持スプリン
グ78に引っ張られる。キャップと振動伝達ロッド60
との接触圧は、用いられる挟持スプリング78の2倍程
度となる。挟持スプリング78は、第1アクチュエータ
に用いられたものと同様に長円形状をしており、1つの
直線部中央に両端がくるようになっている。挟持スプリ
ング78は、キャップのフックと第1スライダの第2ロ
ッド当接部76のスプリングフックの間に端部と直線部
中央とを掛け渡すようにして両者を固定する。
する周壁44に付された方向基準板54は、その表裏に
剛球15を保持するための凹状の剛球受け52を備え、
剛球受け52に剛球15を遊嵌した状態で、第1スライ
ダ14とベース板12とに剛球15を介して挟まれるよ
うに固定される。上述のように第1スライダ14とベー
ス板12との間に押圧スプリング70が掛けられること
で、第2スライダ13は、第2アクチュエータの振動伝
達ロッド60を中心とした回転を阻止される。
がる場合は、第1スライダ14はベース板12に設けら
れる4つの基板保持腕22に囲まれた領域内に収まるよ
うに配置され、浮きあがり防止のために、浮き防止係止
爪24によってその上端を係止される。一方、第2スラ
イダ13は、その箱体部分が第1スライダ14の開口6
8に収まるように、第1スライダ14に組み込まれる、
第2スライダ13は、第1スライダ14にぶら下がるよ
うにして一体的に構成される。上述のように第1スライ
ダ14は、第1アクチュエータに沿ってX軸方向に摺動
可能であり、このとき第2スライダ13は第1スライダ
14の移動にあわせて一体的に移動し、第2スライダ1
3に固定されている撮像素子16もX軸方向に移動す
る。一方、第2スライダ13は、第1スライダ14に対
してY軸方向に独立して移動可能であり、また、第1ス
ライダがベース板12に固定されているため、ベース板
12に対しては、Y軸方向に移動可能である。したがっ
て、第2スライダ13に固定されている撮像素子16も
Y軸方向に移動する。
んだ状態で、ベース板12の基板保持腕22には、第2
基板82が固定される。上述のように第1基板80は、
第2スライダ13に固定されているため、両者は光軸方
向に重なって配置され、かつ第2スライダの移動によっ
て、第1基板80は、第2基板82に対して平行に移動
する。両者はフレキシブル基板84によって結線され、
信号の送受信が可能になっている。フレキシブル基板8
4は、水平方向に第1基板80を出た直後に光軸方向
(Z軸方向)に折り曲げられ、第2基板82と接続され
る。
板80)からの信号を処理する回路と、第2スライダ1
3の位置を検知する位置検出素子88(以下、PSDと
いう。)と、PSDの位置信号とジャイロ回路86から
の角速度信号に基づいて、2つのリニアアクチュエータ
を制御する回路とが搭載されている。PSDは、検出誤
差を防止するため、スリット付きのカバー92で覆われ
ており、第1基板80に設けられている赤外LEDから
の光を受けた受光素子90がその位置を検知する。第2
基板82へは、直交する検出方向(X軸、Y軸)の角速
度信号がジャイロ素子86より入力される。また、第2
基板82からはリニアアクチュエータ制御信号と処理さ
れた撮像素子信号が出力される。
の機構であるベース板12、第1スライダ14、第2ス
ライダ13は、互いにはめ込まれるように組み上げら
れ、撮像素子16および撮像素子16に直接接続する第
1基板80の周囲かつ光軸方向上流側に位置する。した
がって、図3、4に示すように、手振れ補正ユニット1
0が鏡胴3に取りつけられたとき、撮像素子の支持、揺
動するための機構は、鏡胴3及び撮像素子16からなる
光学系に必要な部材の輪郭に対して余剰空間を充填する
ように配置され、撮像素子の支持、揺動するための機構
を含む光学ユニットを小さくまとめることができる。
作について説明する。図8は、本実施形態にかかる手振
れ補正装置の駆動制御回路の電気的構造を示すブロック
図である。
に入射される光軸Lのブレ5を検知して角速度信号を出
力するジャイロ素子86と第2スライダ13(撮像素子
16)の位置を検出するPSD回路90と、回路の総合
的な制御を行い、入力された信号に基づいて移動量や存
在位置を演算するマイコン102と、マイコンからの駆
動信号に基づいて所定周波数の駆動パルスを発生させる
ドライブ回路104とで構成される。ドライブ回路から
発生された駆動パルスは第1及び第2アクチュエータ2
8,56に出力され、アクチュエータに沿って第1及び
第2スライダ14、13が移動する。
胴3に固定されており、カメラ本体が矢印5で示すよう
にぶれると2軸方向(X軸方向、Y軸方向)の角速度を
検出してマイコン102に出力する。
角速度信号が入力されると、光学系の焦点距離信号から
撮像素子上(結像面上)のぶれによる像の移動量、移動
速度を算出する。算出した移動速度と第2スライダ13
(撮像素子16)の位置から2つのリニアアクチュエー
タへ印加される所定周波数の供給電圧を決定する。すな
わち、マイコン102は、PSD90から入力された信
号に基づいて演算される第2スライダ13(撮像素子1
6)が現在存在している位置及び、ジャイロ素子86か
ら入力された角速度信号に基づいて、撮像素子16が本
来あるべき位置を計算し、現在位置との差を比較して、
あるべき位置に撮像素子が戻るようにスライダを移動さ
せるフィードバック制御を行なう。
らの信号を受けて、アクチュエータ28、56の共振周
波数の7割程度の周波数の駆動パルスを出力する。駆動
パルスは、圧電素子32、59に印加され、以下の原理
によって、第1及び第2スライダを振動伝達ロッド3
4、60に沿って移動させる。
り110と急激な立下り部分112を有する鋸歯状波の
駆動パルスを圧電素子32、59に印加すると、(b
2)に示すように、駆動パルスの緩やかな立ち上がり部
分110では圧電素子32,59が緩やかにその厚み方
向に伸び変位し、圧電素子に固定されている振動伝達ロ
ッド34、60が軸方向に緩やかに変位する。このとき
振動伝達ロッド34、60に摩擦結合したスライダ1
3、14は摩擦力により振動伝達ロッド34、60と共
に移動する。
2では、圧電素子32、59は、急速に厚み方向に縮み
変位し圧電素子32、59に結合する振動伝達ロッド3
4、60も急速に軸方向に変位する。このとき、(b
3)に示すように、振動伝達ロッド34、60に摩擦結
合したスライダ13、14は慣性力により摩擦結合力に
打ち勝って実質的にその位置に留まり移動しない。結果
として、(b1)に示す初期状態よりもスライダは振動
伝達ロッドに沿って右側に移動する。圧電素子32、5
9に前記鋸歯状波の駆動パルスを連続的に印加すること
により、スライダ13、14を連続的に軸方向に移動さ
せることができる。なお、ここで実質的にその位置に留
まり移動しないとは、振動伝達ロッド34、60の正方
向及び負方向の伸縮時のいずれにおいてもスライダ1
3、14と振動伝達ロッド34、60との間で滑りを生
じつつスライダがそれぞれ移動するが、移動量が対称で
はないため、全体としてどちらか任意の位置方向にスラ
イダ13、14移動する場合を含む。
させるには、圧電素子32、59に印加する鋸歯状波の
波形を変えて急速な立ち上がりと緩やかな立下りからな
る駆動パルスを印加すれば上述とは逆の作用によってこ
れを達成することができる。なお、駆動パルスは、矩形
波やその他の波形を適用することもできる。
の圧電素子に駆動パルスが印加された場合は、上述のよ
うに圧電素子32は伸縮を繰り返す。圧電素子32の伸
縮はウェイト30と振動伝達ロッド34に伝達する。ウ
ェイト30と振動伝達ロッド34の慣性質量の差からウ
ェイト30はほとんど移動せず、振動伝達ロッド34の
みに伸縮が伝達される。振動伝達ロッド34は、上述の
ように、ロッド支持腕36に接着されているが、接着剤
33が弾性的に撓むため伸縮が妨げられることがない。
上述のように、ロッドの左右に移動する速度差で摩擦結
合する第1スライダ14が振動伝達ロッド34に沿って
X軸方向に移動する。第1スライダ14の加減速に伴な
い第1アクチュエータ28に嵌合ガタ内で移動しようと
する力が働くが、振動伝達ロッド34とロッド支持腕3
6とが接着されているため、移動は起こらず、補正性能
のみならず焦点移動による光学性能劣化も防止すること
ができる。
と、第1スライダに連結されている第2スライダ13も
同時にX軸方向に移動する。第2スライダ13は第1ス
ライダ14とベース板12の間にかかる押圧スプリング
70と、第2スライダ13とベース板12との間の剛球
15により、抵抗が少なくかつ光軸方向に変動すること
なく移動する。このとき第1及び第2の基板80,82
を接続するフレキシブル基板84は折り曲げられた開放
角度が変動して第1スライダの移動を吸収する。
アクチュエータの圧電素子59に駆動パルスが印加され
た場合は、上述のように圧電素子59は伸縮を繰り返
す。圧電素子59の伸縮はウェイト58と振動伝達ロッ
ド60に伝達する。ウェイト58と振動伝達ロッド60
の慣性質量の差からウェイト58はほとんど移動せず、
振動伝達ロッド60のみに伸縮が伝達される。振動伝達
ロッド60は、上述のように、第2スライダ13のロッ
ド支持腕50に接着されているが、接着剤が弾性的に撓
むため伸縮が妨げられることがない。上述のように、ロ
ッドの左右に移動する速度差で第2スライダ13が第1
スライダ14と相対的に振動伝達ロッド60の延在方向
(Y軸方向)に移動(自走)する。第2スライダ13の
加減速に伴ない第2アクチュエータ56に嵌合ガタ内で
移動しようとする力が働くが、振動伝達ロッド60とロ
ッド支持腕50とが接着されているため、移動は起こら
ず、補正性能のみならず焦点移動による光学性能劣化も
防止することができる。
スが印加された場合は、第1スライダとは独立して第2
スライダだけがY軸方向に移動(自走)する。第2スラ
イダ13は第1スライダ14とベース板12との間にか
かる押圧スプリング70と、第2スライダ13と第1ス
ライダの間の剛球15により、抵抗が少なく、かつ光軸
方向への変動を起こすことなく移動する。このとき、第
1及び第2基板80、82を接続するフレキシブル基板
84は、折り曲げられた曲げ部分がよれて、第2スライ
ダの移動を吸収する。
手振れ補正装置は、ジャイロ素子86により検知された
カメラ本体のブレを補正するように、第1及び第2アク
チュエータを駆動させることで、撮像素子をそれぞれX
軸方向およびY軸方向に移動させることができる。
が2つに分割されており、また、両基板が対向して配置
されているため、撮像素子の移動に伴うスペースを小さ
くすることができ、装置全体を小型化することができ
る。撮像素子とその信号を処理する基板が直接接続され
ており、ノイズを小さくすることができる。
ているため、可動基板すなわち、撮像素子の移動を固定
された基板との関係で容易に導くことができ、そのため
の素子を直接基板に配置させることで、装置のさらなる
小型化を図ることができ、必要な部材をスペース効率良
く配置することができる。
は分割されており、重量を小さくすることができるの
で、可動部分の軽量化を図ることができ、装置の共振周
波数を高く維持することができる。したがって、圧電素
子を用いたアクチュエータによる撮像素子による撮像素
子の移動制御を容易にすることができる。
ものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
クチュエータは第2スライダに搭載され、第2スライダ
を自走式とした構成であるが、第2アクチュエータを第
1スライダに固定させ、第2スライダを移動させるよう
に構成してもよい。このような構成であっても同様の作
用を実現することができる。なお、この場合、第1スラ
イダにロッド支持腕、第2スライダに第2ロッド当接部
が設けられる。
82が第1基板80とほぼ重なるように基板を区分し、
両者を対向させて配置させているが、第1基板と第2基
盤の大きさを変えたり配置位置を変えたりして一部のみ
が重なるように構成されていてもよい。
素子86は、鏡胴3に取りつけられ、第1及び第2基板
80、82へ角速度信号を送信するように構成されてい
るが、対向する第1及び第2基板80、82の対向面に
直接取りつけられていてもよい。このとき、マイコン1
02は、ジャイロからの角速度信号が零になるように第
1および第2アクチュエータを駆動させるように制御を
行う。
搭載するデジタルカメラの概略構成を示す図である。
正装置の組立分解斜視図である。(b)は(a)の第1
アクチュエータ部分の詳細図である。
た断面図である。
た断面図である。
ータの構造図である。
す図である。
を示す図である。(a)はロッド支持腕の構造を示す斜
視図であり、(b)は嵌合した状態を示す断面図であ
る。
的構造を示すブロック図である。
図である。(a)は圧電素子に印加される駆動パルスの
波形の例である。(b)はアクチュエータの動きを説明
する図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 撮像素子が、その受光面に対して平行に
揺動可能に設けられている撮像装置であって、撮像素子
の信号を処理する基板を固定基板と、撮像素子が配置さ
れ前記撮像素子とともに揺動する可動基板の2つに分け
て実装し、前記固定基板と可動基板とを光軸方向に位置
を異ならせて少なくとも一部が互いに対向するように配
置したことを特徴とする撮像装置。 - 【請求項2】 前記固定基板と前記可動基板とはフレキ
シブル基板によって接続されることを特徴とする、請求
項1記載の撮像装置。 - 【請求項3】 前記固定基板及び可動基板は、それぞれ
の対向面に光軸方向に重なるように位置検出素子を配設
されたことを特徴とする、請求項1または2記載の撮像
装置。 - 【請求項4】 前記位置検出素子は、光軸に対する前記
撮像素子の配置位置のずれを導くための情報を出力する
ことを特徴とする、請求項3記載の撮像装置。 - 【請求項5】 前記位置検出素子は、受光素子と発光素
子とからなることを特徴とする、請求項3または4記載
の撮像装置。
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