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JP2003191171A - 勾配座金共回り防止スパナ - Google Patents

勾配座金共回り防止スパナ

Info

Publication number
JP2003191171A
JP2003191171A JP2001394443A JP2001394443A JP2003191171A JP 2003191171 A JP2003191171 A JP 2003191171A JP 2001394443 A JP2001394443 A JP 2001394443A JP 2001394443 A JP2001394443 A JP 2001394443A JP 2003191171 A JP2003191171 A JP 2003191171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washer
bolt
head
gradient
receiving portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001394443A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyohiko Nagaya
豊彦 長屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP2001394443A priority Critical patent/JP2003191171A/ja
Publication of JP2003191171A publication Critical patent/JP2003191171A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用性のある一般的な勾配座金を使用しつ
つ、締付けの際にボルトの回転に伴って勾配座金までが
回転することを防止し、傾斜した被締結部材に対して勾
配座金を介してボルトの頭部を確実に密着させることを
可能とすることにより、適切な締め付けを行なうことが
できる勾配座金共回り防止スパナを提供する。 【解決手段】 勾配座金共回り防止スパナ1は、ボルト
2の頭部4を下方から支持する支持面部15と、ボルト
2の頭部4の周囲に外嵌するボルト受部16と、ボルト
2の頭部4の上方に配設された勾配座金12の周囲に外
嵌する座金受部17と、これらの支持面部15、ボルト
受部16及び座金受部17が形成されたスパナ本体18
に一端が固定されて延設された把手部19とを有する。
把手部19は、長孔24に沿って摺動及び固定可能に設
けられ、把手部19の上面に位置する垂直な当接面26
が形成された押止め具27とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルトとナットに
より被締結部材を締結する際において、ボルトの頭部と
被締結部材との接触面が傾斜しているために勾配座金を
使用する場合に、ボルトの回転に伴って勾配座金までが
回転することを防止することにより、適切な締め付けを
行なうことを可能とする勾配座金共回り防止スパナに関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図4に示すように、みぞ形鋼5
をウェブ7が垂直になるように縦方向に配置するととも
に、このみぞ形鋼5の上側のフランジ8の上面に平板部
材6を載置し、これらの双方に設けたボルト挿通孔9に
対して下方からボルト2を挿通し、ボルト2の胴部10
にナット3を螺合させて締結する場合について説明す
る。この場合、みぞ形鋼5の上側のフランジ8の下面1
1が傾斜しているため、そのままでは、ボルト2の頭部
4とフランジ8の下面11とを密着させて締結すること
ができず、十分な締付け力を確保することができない。
そこで、一般に、ボルト2の頭部4と傾斜したフランジ
8の下面11との間に、勾配座金12を挟んで締結する
方法が行なわれている。この勾配座金12は、その上面
14をあらかじめ所定の角度で傾斜させて形成された座
金であって、フランジ8の下面11の傾斜角度に合致す
る傾斜を有する勾配座金12を使用することによって、
勾配座金12を挟んでボルト2の頭部4とフランジ8の
下面11とを密着させ、十分な締付け力で確実に締結す
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな勾配座金12は、その中心部に形成した挿通孔13
にボルト2の胴部10を挿通し、ボルト2の頭部4とフ
ランジ8の下面11との間に配置しただけにすぎないた
め、ナット3を締め付ける際にボルト2が回転すると一
緒に回転してしまう場合がよくある。そして、勾配座金
12が回転すると、勾配座金12の傾斜した上面14を
フランジ8の下面11に対して密着させることができ
ず、十分な締付け力を確保することができない。
【0004】また、このように締付けの際に回転するこ
とを防止するために、2個の挿通孔13を設け、2本の
ボルト2を挿通することにより回転しないようにした勾
配座金12も存在する。しかしながら、このような勾配
座金12は、2個のボルト2が隣接して配置される場合
にしか使用することができず、また、これら2個のボル
ト2の間隔も様々であるために、様々な間隔で挿通孔1
3を設けた勾配座金12を準備する必要があり、非常に
効率が悪くコストが高いものとなるという問題がある。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、汎用性のある一般的な勾配座金を使用しつつ、
締付けの際にボルトの回転に伴って勾配座金までが回転
することを防止し、傾斜した被締結部材に対して勾配座
金を介してボルトの頭部を確実に密着させることを可能
とすることにより、適切な締め付けを行なうことができ
る勾配座金共回り防止スパナを提供することを技術課題
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術課題を解決する
ための具体的手段は、次のようなものである。すなわ
ち、請求項1に記載する勾配座金共回り防止スパナは、
ボルトの頭部を下方から支持する支持面部と、この支持
面部の上面に設けられ、前記ボルトの頭部の周囲に外嵌
するボルト受部と、このボルト受部の上面に設けられ、
前記ボルトの頭部の上方に配設された勾配座金の周囲に
外嵌する座金受部と、これらの支持面部、ボルト受部及
び座金受部が形成されたスパナ本体に一端が固定されて
延設された把手部とを有することを特徴とするものであ
る。
【0007】請求項2に記載する勾配座金共回り防止ス
パナは、請求項1に記載する構成において、前記把手部
は、その長さ方向に沿って形成された長孔と、この長孔
に沿って摺動及び固定可能に設けられ、前記把手部の上
面に位置する垂直な当接面が形成された押止め具とを有
することを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載する勾配座金共回り防止ス
パナは、請求項1又は2に記載する構成において、前記
座金受部の上面を、前記勾配座金の上面の傾斜と同じ角
度に傾斜させて形成したことを特徴とするものである。
【0009】請求項4に記載する勾配座金共回り防止ス
パナは、請求項1から3のいずれか1項に記載する構成
において、前記支持面部の中央に、前記ボルトの胴部を
挿通可能な切欠きを形成したことを特徴とするものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る勾
配座金共回り防止スパナ1について図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る勾配座金
共回り防止スパナ1を示す斜視図、図2は、本発明の第
1の実施形態に係る勾配座金共回り防止スパナ1を示す
平面図、図3は、図2のA−A断面図である。また、図
4は、本発明の実施形態に係る勾配座金共回り防止スパ
ナ1を用いてボルト2とナット3により締結する被締結
部材の例を示す図である。そして、図5は、本発明の第
1の実施形態に係る勾配座金共回り防止スパナ1により
ボルト2の頭部4を固定してナット3を締結する際の状
態を説明するために勾配座金共回り防止スパナ1を断面
で示した図である。
【0011】図4に示すように、本実施形態において
は、被締結部材としてみぞ形鋼5と平板部材6とをボル
ト2とナット3により締結する場合について説明する。
ここでは、みぞ形鋼5をウェブ7が垂直になるように縦
方向に配置するとともに、このみぞ形鋼5の上側のフラ
ンジ8の上面に平板部材6を載置し、これらのフランジ
8及び平板部材6の双方の対応する位置に設けボルト挿
通孔9に対して下方からボルト2を挿通し、ボルト2の
胴部10の先端側にナット3を螺合させて両部材を締結
する。この際、みぞ形鋼5の上側のフランジ8の下面1
1が傾斜していることから、ボルト2の頭部4とフラン
ジ8の下面11とを密着させて締結するため、ボルト2
の頭部4と傾斜したフランジ8の下面11との間に、勾
配座金12を挟んで締結する。
【0012】図6は、本実施形態において使用する勾配
座金12の形状を示す斜視図である。この図に示すよう
に、本実施形態に係る勾配座金12は、中央部にボルト
2の胴部10を挿通するための挿通孔13を有する略正
方形の平板状の座金であって、その上面14がその下面
37に対してあらかじめ所定の角度で傾斜して形成され
たものである。そして、この勾配座金12の上面14の
傾斜角度は、みぞ形鋼5のフランジ8の下面11の傾斜
角度に合致する傾斜のものを使用する。それにより、締
付けの際に、勾配座金12の傾斜した上面14をフラン
ジ8の傾斜した下面11に密着させ、勾配座金12の水
平な下面37をボルト2の頭部4に密着させることがで
き、十分な締付け力で確実に締結することが可能とな
る。
【0013】まず、本発明の第1の実施形態に係る勾配
座金共回り防止スパナ1の構成について説明する。図1
から図3に示すように、この勾配座金共回り防止スパナ
1は、ボルト2の頭部4を下方から支持する支持面部1
5と、この支持面部15の上面に設けられ、ボルト2の
頭部4の周囲に外嵌するボルト受部16と、このボルト
受部16の上面に設けられ、ボルト2の頭部4の上方に
配設された勾配座金12の周囲に外嵌する座金受部17
と、これらの支持面部15、ボルト受部16及び座金受
部17が形成されたスパナ本体18に一端が固定されて
延設された把手部19とを有して構成されている。
【0014】スパナ本体18は、勾配座金共回り防止ス
パナ1の先端の頭部を構成し、ボルト2の頭部4及び勾
配座金12のそれぞれに対して外嵌することにより、そ
れらが回転しないように保持する部分である。そのた
め、このスパナ本体18の内周部分には、ボルト2の頭
部4を下方から支持する支持面部15と、ボルト2の頭
部4が回転しないように保持するボルト受部16と、勾
配座金12が回転しないように保持する座金受部17と
が、積層されて階段状に形成されている。
【0015】支持面部15は、ボルト2の頭部4を下方
から支持するための平板形状の部分であって、スパナ本
体18の最下部に形成されている。そして、図5に示す
ように、みぞ形鋼5のフランジ8及び平板部材6にそれ
ぞれ設けられたボルト挿通孔9に対して下方から挿通さ
れたボルト2が下方に抜け落ちることを防止するため
に、ボルト2の頭部4の端面20に接してこれを下方か
ら支持する部分である。
【0016】ボルト受部16は、支持面部15の上面に
設けられ、ボルト2の頭部4の周囲に外嵌することによ
って、ボルト2の頭部4が回転しないように保持する部
分である。したがって、ボルト受部16は、ボルト2の
頭部4を保持するために、支持面部15の上面に垂直に
形成された互いに対向する2個の側壁21を有して構成
される。そして、これらの側壁21の間隔は、図2に点
線で示すように、保持しようとするボルト2の頭部4が
好適に嵌まる間隔とし、その側壁21の高さは、図5に
示すように、保持しようとするボルト2の頭部4の高さ
と等しい高さとする。これにより、ボルト受部16の側
壁21と支持面部15とにより囲まれる断面コ字形の溝
がスパナ本体18の中央下部に形成され、ここにボルト
2の頭部4が嵌め込まれて保持される。
【0017】座金受部17は、ボルト受部16の上面に
設けられ、ボルト2の頭部4の上方、すなわちボルト2
の頭部4とフランジ8の下面11との間に挟まれる位置
に配設された勾配座金12の周囲に外嵌することによっ
て、勾配座金12が回転しないように保持する部分であ
る。したがって、座金受部17は、勾配座金12を保持
するために、ボルト受部16の上面に垂直に形成された
互いに対向する2個の側壁22を有して構成される。そ
して、これらの側壁22の間隔は、図2に点線で示すよ
うに、保持しようとする勾配座金12が好適に嵌まる間
隔とし、その側壁22の高さは、図5に示すように、保
持しようとする勾配座金12の厚さと等しい高さとす
る。これにより、座金受部17の側壁22とボルト受部
16の上面とにより形成される断面L字形の溝がスパナ
本体18のボルト受部16の上部に形成され、ここに勾
配座金12が嵌め込まれて保持される。
【0018】また、座金受部17の上面23、すなわち
スパナ本体18の上面は、勾配座金12の上面14の傾
斜と同じ角度、すなわち、みぞ形鋼5のフランジ8の下
面11の傾斜角度と同じ角度に傾斜させて形成する。こ
れにより、図5に示すように、座金受部17を勾配座金
12の周囲に外嵌させて保持する際に、座金受部17の
上面23が勾配座金12の上面14と同一の平面を構成
するようにし、勾配座金12の上面14と同様に、座金
受部17の上面23をフランジ8の下面11に密着させ
ることが可能となる。したがって、ボルト2の頭部4と
フランジ8の下面11との間に挟まれて配設された勾配
座金12を、座金受部17の中に完全に収めることがで
き、勾配座金12の周囲を座金受部17の側壁22によ
って、確実に保持することが可能となる。
【0019】把手部19は、支持面部15、ボルト受部
16及び座金受部17が形成されたスパナ本体18に一
端が固定されて延設された所定長さの棒状部分であっ
て、ナット3の締付けの際に、スパナ本体18が回転し
ないように作業者が握持するための部分である。この把
手部19の長さは、ボルト2に螺合するナット3を締め
付ける際に使用するスパナの柄の長さと同じ又はそれよ
り長いとすると好適である。これは、スパナを回転させ
て締め付ける際に、勾配座金共回り防止スパナ1をその
回転力と同じ又はそれより強い力で保持することができ
るようにするためである。この把手部19の形状につい
ては、作業者が握り易い形状であれば、特に制約はない
が、ここでは、長方形断面の棒状体としている。
【0020】そして、把手部19は、その長さ方向に沿
って形成された長孔24と、この長孔24に沿って摺動
及び固定可能に設けられ、把手部19の上面25に位置
する垂直な当接面26が形成された押止め具27とを有
する。この押止め具27は、勾配座金共回り防止スパナ
1によりボルト2を保持した際に、その当接面26が被
締結部材の端部、ここではみぞ形鋼5のフランジ8の端
部28、に当接する位置に固定することにより、勾配座
金共回り防止スパナ1が容易に回転しないように保持す
るためのものである。図3に示すように、押止め具27
は、把手部19の上面25に配置された直方体形状の部
材であって、把手部19の上面25に対して垂直に形成
された当接面26を有する押止め部材29と、この押止
め部材29を把手部19に対して係止するために把手部
19の下面に配置された直方体形状の係止部材30と、
これら押止め部材29と係止部材30とを結合する固定
ボルト31とから構成されている。そして、固定ボルト
31は、押止め部材29の中央に形成された挿通孔32
に挿通され、係止部材30の中央に形成された雌ねじ3
3に螺合されている。したがって、この固定ボルト31
を締め付けることにより、押止め部材29と係止部材3
0との間に把手部19を挟み込んで押止め具27をその
位置に固定することができ、固定ボルト31を緩めるこ
とにより、押止め具27を長孔24に沿って摺動させる
ことができる。固定ボルト31としては、作業者が手で
簡単に締め付けたり、緩めたりすることができるように
するため、蝶ボルトを使用すると好適である。
【0021】長孔24は、押止め具27を把手部19の
長さ方向に沿って摺動させるために形成された細長い孔
であって、上下方向に貫通している。この長孔24の幅
は、固定ボルト31を挿通して自由に摺動させることが
できるようにするため、固定ボルト31の胴部10の直
径よりも大きい幅とする。また、この長孔24の長さ
は、勾配座金共回り防止スパナ1によりボルト2を保持
した状態において、想定される被締結部材の端部、ここ
ではみぞ形鋼5のフランジ8の端部28の位置に合わせ
て、押止め具27の固定位置を調節することが可能な長
さとする。すなわち、ここでは、想定される得る全ての
みぞ形鋼5のうちで、フランジ8の端部28からボルト
2まで距離D(図4参照)が最も長いものと最も短いも
のの双方の距離の差より長い長さの範囲で押止め具27
の固定位置を調節することが可能な長さとする。
【0022】次に、本実施形態に係る勾配座金共回り防
止スパナ1の使用方法について説明する。図5に示すよ
うに、まず、勾配座金共回り防止スパナ1のスパナ本体
18を、みぞ形鋼5の上側のフランジ8の下方から挿通
したボルト2の頭部4、及びこのボルト2の頭部4とフ
ランジ8の下面11との間に配置された勾配座金12に
対して外嵌させる。この際、支持面部15は、ボルト2
の頭部4の端面20に接してボルト2を下方から支持
し、ボルト受部16は、ボルト2の頭部4の周囲に外嵌
されてボルト2が回転しないように保持し、座金受部1
7は、勾配座金12の周囲に外嵌されて勾配座金12が
回転しないように保持する。また、座金受部17の上面
23は、勾配座金12の上面14の傾斜と同じ角度に傾
斜させて形成されているので、みぞ形鋼5のフランジ8
の下面11に密着させて配置される。
【0023】次に、押止め具27の固定ボルト31を緩
め、押止め部材29含む押止め具27の全体を摺動させ
て当接面26をみぞ形鋼5のフランジ8の端面28に当
接させる。そして、その位置において固定ボルト31を
締め付けて、押止め具27の位置を固定する。これによ
り、作業者は、把手部19を持って押止め具27をみぞ
形鋼5のフランジ8側へ押し付けるだけで、勾配座金共
回り防止スパナ1が容易に回転しないように保持するこ
とができる。そして、その状態で、ボルト2の胴部10
の先端側に螺合させたナット3をスパナにより回転させ
て締め付ける。これにより、ボルト2及び勾配座金12
の双方が回転しないように保持しつつボルト2とナット
3の締結を行なうことができる。
【0024】次に、本発明の第2の実施形態に係る勾配
座金共回り防止スパナ1について説明する。図7は、本
発明の第2の実施形態に係る勾配座金共回り防止スパナ
1を示す斜視図であり、図8は、本発明の第2の実施形
態に係る勾配座金共回り防止スパナ1によりナット3の
頭部4を固定してボルト2を締結する際の状態を説明す
るために勾配座金共回り防止スパナ1を断面で示した図
である。前述の第1の実施形態に係る勾配座金共回り防
止スパナ1は、ボルト2の頭部4と勾配座金12とを同
時に保持して締め付けることができるようにするもので
あるが、この第2の実施形態に係る勾配座金共回り防止
スパナ1は、ボルト2の頭部4に代えてナット3をも保
持することが可能なスパナである。
【0025】本発明の第2の実施形態に係る勾配座金共
回り防止スパナ1は、前述の第1の実施形態に係る勾配
座金共回り防止スパナ1における支持面部15の中央
に、ボルト2の胴部10を挿通可能な切欠き34を形成
したものであり、この切欠き34以外の部分の構成につ
いては、第1の実施形態に係る勾配座金共回り防止スパ
ナ1と全く同様である。ただし、ボルト受部16につい
ては、その構成は同じであるが、ナット3の保持も行な
うため、ナット受部としての機能も果たすこととなる。
すなわち、ボルト受部16はナット3の周囲に外嵌する
ことによって、ナット3が回転しないように保持するナ
ット受部にもなる。
【0026】ここで、切欠き34は、図8に示すよう
に、ナット3に螺合されたボルト2の胴部10を挿通す
るために支持面部15の中央に形成されるものであっ
て、ここでは、U字形の溝状に形成されている。この切
欠き34の幅は、ボルト2の胴部10を挿通できるよう
にするため、ボルト2の胴部10の直径よりも大きい幅
とする。そして、この切欠き34は、支持面部15の先
端側端面35において開口しており、その終端部36
は、ナット3に対してボルト受部16が外嵌された際に
おけるボルト2の胴部10の位置よりも奥側、すなわち
把手部19側となるように形成されている。これによ
り、図8に示すように、ナット3及び勾配座金12の双
方が回転しないように保持しつつボルト2をスパナによ
り回転させて締め付け、ボルト2とナット3の締結を行
なうことができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る勾配座金共回り防止スパナによれば、ボルトの頭
部を下方から支持する支持面部と、この支持面部の上面
に設けられ、前記ボルトの頭部の周囲に外嵌するボルト
受部と、このボルト受部の上面に設けられ、前記ボルト
の頭部の上方に配設された勾配座金の周囲に外嵌する座
金受部と、これらの支持面部、ボルト受部及び座金受部
が形成されたスパナ本体に一端が固定されて延設された
把手部とを有することにより、ボルト及びナットと一般
的な勾配座金とを用いて締結を行なう際において、ボル
トの頭部及び勾配座金の双方を回転しないように保持す
ることができるので、汎用性のある一般的な勾配座金を
使用しつつ、締付けの際にボルトの回転に伴って勾配座
金までが回転することを防止し、傾斜した被締結部材に
対して勾配座金を介してボルトの頭部を確実に密着させ
ることができ、適切な締め付けを行なうことができる。
【0028】本発明の請求項2に係る勾配座金共回り防
止スパナによれば、上述の効果に加えて、前記把手部
は、その長さ方向に沿って形成された長孔と、この長孔
に沿って摺動及び固定可能に設けられ、前記把手部の上
面に位置する垂直な当接面が形成された押止め具とを有
するので、勾配座金共回り防止スパナによりボルトを保
持した際に、前記押止め具の当接面を被締結部材の端部
に当接させて固定することができ、それにより、締め付
けの際に勾配座金共回り防止スパナが容易に回転しない
ように保持することが可能となる。
【0029】本発明の請求項3に係る勾配座金共回り防
止スパナによれば、上述の効果に加えて、前記座金受部
の上面を、前記勾配座金の上面の傾斜と同じ角度に傾斜
させて形成したことにより、ボルトの頭部と被締結部材
との間に挟まれて配設された勾配座金を、前記座金受部
の中に完全に収めることができ、勾配座金の周囲を座金
受部の側壁によって、回転しないように確実に保持する
ことが可能となる。
【0030】本発明の請求項4に係る勾配座金共回り防
止スパナによれば、上述の効果に加えて、前記支持面部
の中央に、ボルトの胴部を挿通可能な切欠きを形成した
ことにより、ボルトの頭部に代えてナットをも保持する
ことが可能となり、ナット及び勾配座金の双方が回転し
ないように保持しつつ適切にボルトとナットの締結を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る勾配座金共回り
防止スパナを示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る勾配座金共回り
防止スパナを示す平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】本発明の実施形態に係る勾配座金共回り防止ス
パナを用いてボルトとナットにより締結する被締結部材
の例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る勾配座金共回り
防止スパナによりボルトの頭部を固定してナットを締結
する際の状態を説明するために勾配座金共回り防止スパ
ナを断面で示した図である。
【図6】本実施形態において使用する勾配座金の形状を
示す斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る勾配座金共回り
防止スパナを示す斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る勾配座金共回り
防止スパナによりナットの頭部を固定してボルトを締結
する際の状態を説明するために勾配座金共回り防止スパ
ナを断面で示した図である。
【符号の説明】
1 勾配座金共回り防止スパナ 2 ボルト 3 ナット 4 ボルトの頭部 5 みぞ形鋼 6 平板部材 8 みぞ形鋼のフランジ 10 ボルトの胴部 11 フランジの下面 12 勾配座金 14 勾配座金の上面 15 支持面部 16 ボルト受部 17 座金受部 18 スパナ本体 19 把手部 21 ボルト受部の側壁 22 座金受部の側壁 23 座金受部の上面 24 長孔 25 把手部の上面 26 押止め具の当接面 27 押止め具 28 フランジの端部 29 押止め部材 30 係止部材 31 固定ボルト 34 切欠き

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルトの頭部を下方から支持する支持面
    部と、この支持面部の上面に設けられ、前記ボルトの頭
    部の周囲に外嵌するボルト受部と、このボルト受部の上
    面に設けられ、前記ボルトの頭部の上方に配設された勾
    配座金の周囲に外嵌する座金受部と、これらの支持面
    部、ボルト受部及び座金受部が形成されたスパナ本体に
    一端が固定されて延設された把手部と、を有することを
    特徴とする勾配座金共回り防止スパナ。
  2. 【請求項2】 前記把手部は、その長さ方向に沿って形
    成された長孔と、この長孔に沿って摺動及び固定可能に
    設けられ、前記把手部の上面に位置する垂直な当接面が
    形成された押止め具と、を有することを特徴とする請求
    項1記載の勾配座金共回り防止スパナ。
  3. 【請求項3】 前記座金受部の上面を、前記勾配座金の
    上面の傾斜と同じ角度に傾斜させて形成したことを特徴
    とする請求項1又は2記載の勾配座金共回り防止スパ
    ナ。
  4. 【請求項4】 前記支持面部の中央に、前記ボルトの胴
    部を挿通可能な切欠きを形成したことを特徴とする請求
    項1から3のいずれか1項に記載の勾配座金共回り防止
    スパナ。
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