JP2003189571A - 集中巻型ブラシ付dcモータ - Google Patents
集中巻型ブラシ付dcモータInfo
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 17
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】極対数、スロット数、ブラシ幅角度及び結線方
法の関係を整理することにより、モータ効率の向上を図
ること。 【解決手段】集中巻型ブラシ付DCモータは、N・S極
を一極対とする複数の極対5よりなる界磁石4と、シャ
フト6と、複数のセグメント7aよりなる整流子7と、
電機子8とを含む。電機子8の隣り合うスロット9の間
に巻いた導線10は集中巻型のコイル11を構成する。
整流子7に、複数のブラシ12が接触可能に設けられ
る。各セグメント7aと各導線10とはデルタ結線さ
れ、極対数Npは2で、スロット数Nsは6で、ブラシ
幅角度Aは次式(1),(2)で決定される最大値Amax〜最小
値Aminの間の値に設定される。Amax=(360×[2×Np
とNsとの最大公約数])/(2×Np×Ns) …(1), Am
in=Amax/2 …(2)
法の関係を整理することにより、モータ効率の向上を図
ること。 【解決手段】集中巻型ブラシ付DCモータは、N・S極
を一極対とする複数の極対5よりなる界磁石4と、シャ
フト6と、複数のセグメント7aよりなる整流子7と、
電機子8とを含む。電機子8の隣り合うスロット9の間
に巻いた導線10は集中巻型のコイル11を構成する。
整流子7に、複数のブラシ12が接触可能に設けられ
る。各セグメント7aと各導線10とはデルタ結線さ
れ、極対数Npは2で、スロット数Nsは6で、ブラシ
幅角度Aは次式(1),(2)で決定される最大値Amax〜最小
値Aminの間の値に設定される。Amax=(360×[2×Np
とNsとの最大公約数])/(2×Np×Ns) …(1), Am
in=Amax/2 …(2)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、集中巻型のコイ
ル型ロータとブラシを備えた集中巻型ブラシ付DCモー
タに関する。
ル型ロータとブラシを備えた集中巻型ブラシ付DCモー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種機器の駆動源としてDC
モータが広く使用されている。DCモータは、小型で駆
動トルクが大きく、電子回路による速度制御や位置決め
制御が容易であるという優れた特性を備えている。
モータが広く使用されている。DCモータは、小型で駆
動トルクが大きく、電子回路による速度制御や位置決め
制御が容易であるという優れた特性を備えている。
【0003】ここで、DCモータの基本構造を図12を
参照して説明する。図12と次の説明は、刊行物(『イ
ラスト・図解/小型モータのすべて』見城尚志+佐渡友
茂著/技術評論社)の中の図3.2とその説明記載の一
部が引用されている。
参照して説明する。図12と次の説明は、刊行物(『イ
ラスト・図解/小型モータのすべて』見城尚志+佐渡友
茂著/技術評論社)の中の図3.2とその説明記載の一
部が引用されている。
【0004】図12において、DCモータ51は、ステ
ータ52と、ステータ52の中で回転するロータ53と
を備える。ステータ52は、ヨークを兼ねたハウジング
54と、ハウジング54の内側に配置された界磁石55
とを含む。ハウジング54の上下はブラケット56,5
7により塞がれる。界磁石55は、基礎となる磁束を作
る磁石である。ハウジング54は、主として鉄より構成
され、界磁石55とともに磁気回路(磁界)を構成す
る。一方のブラケット56には、端子58に接続された
ブラシ59が設けられる。ロータ53は、シャフト60
と、シャフト60上に設けられたベアリング61、整流
子62及び電機子63とを含む。電機子63には、コイ
ル64が設けられる。コイル64は、電機子63の複数
の鉄心溝(スロット)65内に巻着された各導線が結線
されることにより構成される。整流子62には、ブラシ
59が接触してコイル64に電流を流す。コイル64に
電流が流れることにより、電機子63に回転力が発生す
る。
ータ52と、ステータ52の中で回転するロータ53と
を備える。ステータ52は、ヨークを兼ねたハウジング
54と、ハウジング54の内側に配置された界磁石55
とを含む。ハウジング54の上下はブラケット56,5
7により塞がれる。界磁石55は、基礎となる磁束を作
る磁石である。ハウジング54は、主として鉄より構成
され、界磁石55とともに磁気回路(磁界)を構成す
る。一方のブラケット56には、端子58に接続された
ブラシ59が設けられる。ロータ53は、シャフト60
と、シャフト60上に設けられたベアリング61、整流
子62及び電機子63とを含む。電機子63には、コイ
ル64が設けられる。コイル64は、電機子63の複数
の鉄心溝(スロット)65内に巻着された各導線が結線
されることにより構成される。整流子62には、ブラシ
59が接触してコイル64に電流を流す。コイル64に
電流が流れることにより、電機子63に回転力が発生す
る。
【0005】ここで、コイル64として、従来より、図
12に示すように、導線をたすき状に巻いた「重ね巻型
(分布巻型)」が多く用いられているが、製造工程の簡
素化、小型化及び効率の観点から、隣り合うスロット6
5の間に導線を巻く「集中巻型」の方が有利である。
12に示すように、導線をたすき状に巻いた「重ね巻型
(分布巻型)」が多く用いられているが、製造工程の簡
素化、小型化及び効率の観点から、隣り合うスロット6
5の間に導線を巻く「集中巻型」の方が有利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な集中巻型ブラシ付DCモータでは、その用途や大きさ
によって、界磁石55を構成するN極・S極の対数(極
対数)やスロット65の数(スロット数)が異なる。
又、コイル64を構成する各導線の数によって、ブラシ
59の数や大きさも異なる。更には、各導線と整流子6
2との結線方法にも、スター結線とデルタ結線とがあ
る。これらのパラメータの関係は、これまで整理されて
いなかったが、本願出願人は、これらパラメータの関係
を検討したところ、モータ効率を確実に向上させること
のできる有効な関係を見出した。
な集中巻型ブラシ付DCモータでは、その用途や大きさ
によって、界磁石55を構成するN極・S極の対数(極
対数)やスロット65の数(スロット数)が異なる。
又、コイル64を構成する各導線の数によって、ブラシ
59の数や大きさも異なる。更には、各導線と整流子6
2との結線方法にも、スター結線とデルタ結線とがあ
る。これらのパラメータの関係は、これまで整理されて
いなかったが、本願出願人は、これらパラメータの関係
を検討したところ、モータ効率を確実に向上させること
のできる有効な関係を見出した。
【0007】そこで、本発明の目的は、これら極対数、
スロット数、ブラシ関連要素及び結線方法の関係を整理
することにより、モータ効率の向上を図ることを可能と
した集中巻型ブラシ付DCモータを提供することにあ
る。
スロット数、ブラシ関連要素及び結線方法の関係を整理
することにより、モータ効率の向上を図ることを可能と
した集中巻型ブラシ付DCモータを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ステータ及びロータと、
ステータは、N極とS極を一極対とする複数の極対より
なる界磁石を含むことと、ロータは、シャフトと、その
シャフト上に設けられた整流子及び電機子とを含むこと
と、整流子は、複数のセグメントにより構成されること
と、電機子は、複数のスロットを含み、隣り合うスロッ
ト間に導線を巻いて集中巻型のコイルが設けられること
と、整流子に接触可能に設けられた通電用の複数のブラ
シとを備えた集中巻型ブラシ付DCモータにおいて、整
流子の各セグメントと各導線との結線をデルタ結線と
し、かつ、界磁石の極対の数(Np)を2とし、スロッ
トの数(Ns)を任意の自然数としたとき、シャフトの
軸線を中心にその中心から各ブラシの幅方向に外接する
二つの接線がなす角度をブラシ幅角度(A)と定義し、
そのブラシ幅角度(A)を次の二式(1),(2)で決
定される最大値(Amax)から最小値(Amin)までの間
の値に設定したことを趣旨とする。 Amax=(360×[2×NpとNsとの最大公約数])/(2×Np×Ns) …(1) Amin=Amax/2 …(2)
に、請求項1に記載の発明は、ステータ及びロータと、
ステータは、N極とS極を一極対とする複数の極対より
なる界磁石を含むことと、ロータは、シャフトと、その
シャフト上に設けられた整流子及び電機子とを含むこと
と、整流子は、複数のセグメントにより構成されること
と、電機子は、複数のスロットを含み、隣り合うスロッ
ト間に導線を巻いて集中巻型のコイルが設けられること
と、整流子に接触可能に設けられた通電用の複数のブラ
シとを備えた集中巻型ブラシ付DCモータにおいて、整
流子の各セグメントと各導線との結線をデルタ結線と
し、かつ、界磁石の極対の数(Np)を2とし、スロッ
トの数(Ns)を任意の自然数としたとき、シャフトの
軸線を中心にその中心から各ブラシの幅方向に外接する
二つの接線がなす角度をブラシ幅角度(A)と定義し、
そのブラシ幅角度(A)を次の二式(1),(2)で決
定される最大値(Amax)から最小値(Amin)までの間
の値に設定したことを趣旨とする。 Amax=(360×[2×NpとNsとの最大公約数])/(2×Np×Ns) …(1) Amin=Amax/2 …(2)
【0009】上記発明の構成によれば、ブラシ幅角度
(A)は、極対の数(Np)と、整流子の各セグメント
と各導線との結線方法と、スロットの数(Ns)との関
係から変わり、モータ効率は、ブラシ幅角度(A)によ
り変わる。ここで、ブラシ幅角度(A)が最大値(Ama
x)から最小値(Amin)までの間の値に設定されること
により、相対的に高いモータ効率が得られる。
(A)は、極対の数(Np)と、整流子の各セグメント
と各導線との結線方法と、スロットの数(Ns)との関
係から変わり、モータ効率は、ブラシ幅角度(A)によ
り変わる。ここで、ブラシ幅角度(A)が最大値(Ama
x)から最小値(Amin)までの間の値に設定されること
により、相対的に高いモータ効率が得られる。
【0010】上記目的を達成するために、請求項2に記
載の発明は、ステータ及びロータと、ステータは、N極
とS極を一極対とする複数の極対よりなる界磁石を含む
ことと、ロータは、シャフトと、そのシャフト上に設け
られた整流子及び電機子とを含むことと、整流子は、複
数のセグメントにより構成されることと、電機子は、複
数のスロットを含み、隣り合うスロット間に導線を巻い
て集中巻型のコイルが設けられることと、整流子に接触
可能に設けられた通電用の複数のブラシとを備えた集中
巻型ブラシ付DCモータにおいて、整流子の各セグメン
トと各導線との結線をスター結線とし、かつ、界磁石の
極対の数(Np)を3以上の自然数とし、スロットの数
(Ns)を任意の自然数としたとき、シャフトの軸線を
中心にその中心から各ブラシの幅方向に外接する二つの
接線がなす角度をブラシ幅角度(A)と定義し、そのブ
ラシ幅角度(A)を次の二式(1),(2)で決定され
る最大値(Amax)から最小値(Amin)までの間の値に
設定したことを趣旨とする。 Amax=(360×[2×NpとNsとの最大公約数])/(2×Np×Ns) …(1) Amin=Amax/2 …(2)
載の発明は、ステータ及びロータと、ステータは、N極
とS極を一極対とする複数の極対よりなる界磁石を含む
ことと、ロータは、シャフトと、そのシャフト上に設け
られた整流子及び電機子とを含むことと、整流子は、複
数のセグメントにより構成されることと、電機子は、複
数のスロットを含み、隣り合うスロット間に導線を巻い
て集中巻型のコイルが設けられることと、整流子に接触
可能に設けられた通電用の複数のブラシとを備えた集中
巻型ブラシ付DCモータにおいて、整流子の各セグメン
トと各導線との結線をスター結線とし、かつ、界磁石の
極対の数(Np)を3以上の自然数とし、スロットの数
(Ns)を任意の自然数としたとき、シャフトの軸線を
中心にその中心から各ブラシの幅方向に外接する二つの
接線がなす角度をブラシ幅角度(A)と定義し、そのブ
ラシ幅角度(A)を次の二式(1),(2)で決定され
る最大値(Amax)から最小値(Amin)までの間の値に
設定したことを趣旨とする。 Amax=(360×[2×NpとNsとの最大公約数])/(2×Np×Ns) …(1) Amin=Amax/2 …(2)
【0011】上記発明の構成によれば、ブラシ幅角度
(A)は、極対の数(Np)と、整流子の各セグメント
と各導線との結線方法と、スロットの数(Ns)との関
係によって変わり、モータ効率は、ブラシ幅角度(A)
により変わる。ここで、ブラシ幅角度(A)が最大値
(Amax)から最小値(Amin)までの間の値に設定され
ることにより、相対的に高いモータ効率が得られる。
(A)は、極対の数(Np)と、整流子の各セグメント
と各導線との結線方法と、スロットの数(Ns)との関
係によって変わり、モータ効率は、ブラシ幅角度(A)
により変わる。ここで、ブラシ幅角度(A)が最大値
(Amax)から最小値(Amin)までの間の値に設定され
ることにより、相対的に高いモータ効率が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、本発
明の集中巻型ブラシ付DCモータを具体化した第1の実
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
明の集中巻型ブラシ付DCモータを具体化した第1の実
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0013】本実施の形態の集中巻型ブラシ付DCモー
タにおけるブラシ付DCモータとしての基本構造は、従
来例で説明した図12に示すものと基本的に同じであ
る。図1には、本実施の形態の集中巻型ブラシ付DCモ
ータの構成の主要部を平面図に示す。
タにおけるブラシ付DCモータとしての基本構造は、従
来例で説明した図12に示すものと基本的に同じであ
る。図1には、本実施の形態の集中巻型ブラシ付DCモ
ータの構成の主要部を平面図に示す。
【0014】このブラシ付DCモータは、ステータ1及
びロータ2を備える。ステータ1は、ヨークを兼ねたハ
ウジング3と、そのハウジング3の内側に配置された環
状の界磁石4とを含む。界磁石4は、隣り合うN極とS
極を一極対とする複数の極対5より構成される。
びロータ2を備える。ステータ1は、ヨークを兼ねたハ
ウジング3と、そのハウジング3の内側に配置された環
状の界磁石4とを含む。界磁石4は、隣り合うN極とS
極を一極対とする複数の極対5より構成される。
【0015】ロータ2は、シャフト6と、そのシャフト
6上に設けられた整流子7及び電機子8とを含む。電機
子8は、鉄心であって、複数のスロット(鉄心溝)9を
含み、隣り合うスロット9の間には導線10が巻かれ、
それら導線10により集中巻型のコイル11が構成され
る。
6上に設けられた整流子7及び電機子8とを含む。電機
子8は、鉄心であって、複数のスロット(鉄心溝)9を
含み、隣り合うスロット9の間には導線10が巻かれ、
それら導線10により集中巻型のコイル11が構成され
る。
【0016】図1,2に示すように、整流子7は、複数
の扇形のセグメント7aにより円柱状に構成される。各
セグメント7aは、スリット7bを介して互いに分離す
る。この整流子7の端面には、通電用の複数のブラシ1
2が接触可能に設けられる。これらブラシ12は、ハウ
ジング3の端部を覆うブラケット(図示略)に支持され
る。
の扇形のセグメント7aにより円柱状に構成される。各
セグメント7aは、スリット7bを介して互いに分離す
る。この整流子7の端面には、通電用の複数のブラシ1
2が接触可能に設けられる。これらブラシ12は、ハウ
ジング3の端部を覆うブラケット(図示略)に支持され
る。
【0017】以上が、集中巻型ブラシ付DCモータとし
ての基本構造である。
ての基本構造である。
【0018】ここで、本実施の形態のDCモータは、次
の様なような設定により特徴付けられる。即ち、この実
施の形態のDCモータは、図3に示すように、整流子7
の各セグメント7aと各導線10との結線方法をデルタ
結線としている。この実施の形態で、界磁石4の極対5
の数(以下「極対数」と言う。)Npを「2」とし、ス
ロット9の数(以下「スロット数」と言う。)Nsを任
意の自然数としたとき、図2に示すように、シャフト6
の軸線Lを中心にその軸線Lから各ブラシ12の幅方向
に外接する二つの接線がなす角度をブラシ幅角度Aと定
義している。このブラシ幅角度Aを次の二式(1),
(2)で決定される最大値Amaxから最小値Aminまでの
間の値に設定している。 Amax=(360×[2×NpとNsとの最大公約数])/(2×Np×Ns) …(1) Amin=Amax/2 …(2)
の様なような設定により特徴付けられる。即ち、この実
施の形態のDCモータは、図3に示すように、整流子7
の各セグメント7aと各導線10との結線方法をデルタ
結線としている。この実施の形態で、界磁石4の極対5
の数(以下「極対数」と言う。)Npを「2」とし、ス
ロット9の数(以下「スロット数」と言う。)Nsを任
意の自然数としたとき、図2に示すように、シャフト6
の軸線Lを中心にその軸線Lから各ブラシ12の幅方向
に外接する二つの接線がなす角度をブラシ幅角度Aと定
義している。このブラシ幅角度Aを次の二式(1),
(2)で決定される最大値Amaxから最小値Aminまでの
間の値に設定している。 Amax=(360×[2×NpとNsとの最大公約数])/(2×Np×Ns) …(1) Amin=Amax/2 …(2)
【0019】図1において、この実施の形態では、極対
数Npが「2」であり、スロット数Nsが「6」である
ことから、式(1)より最大値Amaxは、 Amax=(360×[2×2と6との最大公約数])/(2×2×
6) Amax=(360×2)/24 Amax=30 (単位は「deg」) となる。よって、最大値Amaxは「30°」となる。従
って、式(2)より最小値Aminは、 Amin=Amax/2 Amin=30/2 Amin=15 (単位は「deg」) となる。よって、最小値Aminは「15°」となる。
数Npが「2」であり、スロット数Nsが「6」である
ことから、式(1)より最大値Amaxは、 Amax=(360×[2×2と6との最大公約数])/(2×2×
6) Amax=(360×2)/24 Amax=30 (単位は「deg」) となる。よって、最大値Amaxは「30°」となる。従
って、式(2)より最小値Aminは、 Amin=Amax/2 Amin=30/2 Amin=15 (単位は「deg」) となる。よって、最小値Aminは「15°」となる。
【0020】従って、この実施の形態では、ブラシ幅角
度Aを「15〜30°」の間で決定することが最適とな
る。ここで、一例として、ブラシ幅角度Aを、最大値A
maxである「30°」に設定したときの6個の導線10
の電圧変化を図4のグラフに示す。このグラフでは、図
3に示すコイル番号1,4、コイル番号2,4、コイル
番号3,6をそれぞれペアとして、コイル番号の各ペア
の間で電圧値の位相が相互にずれて変化することが分か
る。この条件では、励磁相数は「2」となる。
度Aを「15〜30°」の間で決定することが最適とな
る。ここで、一例として、ブラシ幅角度Aを、最大値A
maxである「30°」に設定したときの6個の導線10
の電圧変化を図4のグラフに示す。このグラフでは、図
3に示すコイル番号1,4、コイル番号2,4、コイル
番号3,6をそれぞれペアとして、コイル番号の各ペア
の間で電圧値の位相が相互にずれて変化することが分か
る。この条件では、励磁相数は「2」となる。
【0021】図5には、極対数Npとモータ効率との関
係を、デルタ結線とスター結線とを比較してグラフに示
す。ここで、モータ効率とは、モータの入力電力に対す
る出力(トルク×回転数)の比を意味する。このグラフ
からも明らかなように、両結線方法とも、極対数Npが
「3」となる前後でモータ効率が最も高くなることが分
かるが、極対数Npが「2」のときには、スター結線よ
りもデルタ結線の方がモータ効率が高くなることが分か
る。このことを理由に、デルタ結線を採用した本実施の
形態では、極対数Npを「2」としている。
係を、デルタ結線とスター結線とを比較してグラフに示
す。ここで、モータ効率とは、モータの入力電力に対す
る出力(トルク×回転数)の比を意味する。このグラフ
からも明らかなように、両結線方法とも、極対数Npが
「3」となる前後でモータ効率が最も高くなることが分
かるが、極対数Npが「2」のときには、スター結線よ
りもデルタ結線の方がモータ効率が高くなることが分か
る。このことを理由に、デルタ結線を採用した本実施の
形態では、極対数Npを「2」としている。
【0022】図6には、ブラシ幅角度Aとモータ効率と
の関係を、デルタ結線とスター結線とを比較してグラフ
に示す。このグラフから明らかなように、0〜最大値A
maxまでのブラシ幅角度Aの範囲で、スター結線よりも
デルタ結線の方が、モータ効率が総じて高いことが分か
る。そして、デルタ結線では、上記の二式(1),
(2)により決定されたブラシ幅角度Aの最大値Amax
から最小値Aminまでの間の値の範囲でモータ効率が比
較的高くなることが分かる。
の関係を、デルタ結線とスター結線とを比較してグラフ
に示す。このグラフから明らかなように、0〜最大値A
maxまでのブラシ幅角度Aの範囲で、スター結線よりも
デルタ結線の方が、モータ効率が総じて高いことが分か
る。そして、デルタ結線では、上記の二式(1),
(2)により決定されたブラシ幅角度Aの最大値Amax
から最小値Aminまでの間の値の範囲でモータ効率が比
較的高くなることが分かる。
【0023】以上説明した集中巻型ブラシ付DCモータ
では、そのブラシ幅角度Aが、極対数Npと、整流子7
の各セグメント7aと各導線10との結線方法と、スロ
ット数Nsとの関係によって変わり、そのモータ効率
が、ブラシ幅角度Aにより変わることが分かる。ここで
は、極対数Npを「2」とし、結線方法をデルタ結線と
したものにおいて、スロット数Nsを「6」としたの
で、ブラシ幅角度Aがその最大値Amaxと同じ「30
°」となり、相対的に高いモータ効率が得られた。この
ように、本実施の形態では、極対数Np、スロット数N
s、ブラシ幅角度A及び結線方法の関係を整理すること
により、集中巻型ブラシ付DCモータとしてのモータ効
率を確実に向上させることができる。
では、そのブラシ幅角度Aが、極対数Npと、整流子7
の各セグメント7aと各導線10との結線方法と、スロ
ット数Nsとの関係によって変わり、そのモータ効率
が、ブラシ幅角度Aにより変わることが分かる。ここで
は、極対数Npを「2」とし、結線方法をデルタ結線と
したものにおいて、スロット数Nsを「6」としたの
で、ブラシ幅角度Aがその最大値Amaxと同じ「30
°」となり、相対的に高いモータ効率が得られた。この
ように、本実施の形態では、極対数Np、スロット数N
s、ブラシ幅角度A及び結線方法の関係を整理すること
により、集中巻型ブラシ付DCモータとしてのモータ効
率を確実に向上させることができる。
【0024】[第2の実施の形態]次に、本発明の集中
巻型ブラシ付DCモータを具体化した第2の実施の形態
を図面に従って詳細に説明する。
巻型ブラシ付DCモータを具体化した第2の実施の形態
を図面に従って詳細に説明する。
【0025】尚、本実施の形態を含む以下の各実施の形
態において、前記第1の実施の形態と同等の構成につい
ては、同一の符号を付して説明を省略し、以下には異な
った点を中心に説明するものとする。
態において、前記第1の実施の形態と同等の構成につい
ては、同一の符号を付して説明を省略し、以下には異な
った点を中心に説明するものとする。
【0026】この実施の形態では、DCモータは、次の
ような設定により特徴付けられる。即ち、図7に示すよ
うに、この実施の形態のDCモータは、整流子7の各セ
グメント7aと各導線10との結線をスター結線として
いる。この実施の形態で、界磁石4の極対数Npを3以
上の自然数とし、スロット数Nsを任意の自然数とした
とき、ブラシ幅角度Aは、上記二式(1),(2)で決
定される最大値Amaxから最小値Aminまでの間の値に設
定している。
ような設定により特徴付けられる。即ち、図7に示すよ
うに、この実施の形態のDCモータは、整流子7の各セ
グメント7aと各導線10との結線をスター結線として
いる。この実施の形態で、界磁石4の極対数Npを3以
上の自然数とし、スロット数Nsを任意の自然数とした
とき、ブラシ幅角度Aは、上記二式(1),(2)で決
定される最大値Amaxから最小値Aminまでの間の値に設
定している。
【0027】具体的には、極対数Npを「3」とし、ス
ロット数Nsを「9」としたとき、最大値Amaxは、式
(1)より、 Amax=(360×[2×3と9との最大公約数])/(2×3×
9) Amax=(360×3)/54 Amax=20 (単位は「deg」) となる。よって、最大値Amaxは「20°」である。従
って、最小値Aminは、式(2)より、 Amin=Amax/2 Amin=20/2 Amin=10 (単位は「deg」) となる。よって、最小値Aminは「10°」である。
ロット数Nsを「9」としたとき、最大値Amaxは、式
(1)より、 Amax=(360×[2×3と9との最大公約数])/(2×3×
9) Amax=(360×3)/54 Amax=20 (単位は「deg」) となる。よって、最大値Amaxは「20°」である。従
って、最小値Aminは、式(2)より、 Amin=Amax/2 Amin=20/2 Amin=10 (単位は「deg」) となる。よって、最小値Aminは「10°」である。
【0028】従って、ブラシ幅角度Aは「10〜20
°」の間で決定されることになり、この実施の形態で
は、ブラシ幅角度Aを最小値Aminに相当する「10
°」に設定している。図8には、ブラシ幅角度Aを「1
0°」としたときの6個の導線10の電圧変化をグラフ
に示す。励磁相数は「2」と「3」が交互に変化する。
°」の間で決定されることになり、この実施の形態で
は、ブラシ幅角度Aを最小値Aminに相当する「10
°」に設定している。図8には、ブラシ幅角度Aを「1
0°」としたときの6個の導線10の電圧変化をグラフ
に示す。励磁相数は「2」と「3」が交互に変化する。
【0029】図5のグラフより、極対数Npが「3以
上」となるときには、デルタ結線よりもスター結線の方
がモータ効率が高くなることが分かる。このことを理由
に、デルタ結線を採用した本実施の形態では、極対数N
pを「3」に設定している。
上」となるときには、デルタ結線よりもスター結線の方
がモータ効率が高くなることが分かる。このことを理由
に、デルタ結線を採用した本実施の形態では、極対数N
pを「3」に設定している。
【0030】図9には、ブラシ幅角度Aとモータ効率
(出力/入力)との関係を、デルタ結線とスター結線と
を比較してグラフに示す。このグラフからも明らかなよ
うに、0(ゼロ)〜最大値Amaxまでのブラシ幅角度A
の範囲において、デルタ結線よりもスター結線の方が、
モータ効率が総体的に高いことが分かる。そして、スタ
ー結線では、上記の二式(1),(2)で決定されたブ
ラシ幅角度Aの最大値Amaxから最小値Aminまでの間で
モータ効率が最も高くなることが分かる。
(出力/入力)との関係を、デルタ結線とスター結線と
を比較してグラフに示す。このグラフからも明らかなよ
うに、0(ゼロ)〜最大値Amaxまでのブラシ幅角度A
の範囲において、デルタ結線よりもスター結線の方が、
モータ効率が総体的に高いことが分かる。そして、スタ
ー結線では、上記の二式(1),(2)で決定されたブ
ラシ幅角度Aの最大値Amaxから最小値Aminまでの間で
モータ効率が最も高くなることが分かる。
【0031】以上説明した集中巻型ブラシ付DCモータ
では、そのブラシ幅角度Aが、極対数Npと、結線方法
と、スロット数Nsとの特定関係から決まり、そのモー
タ効率が、ブラシ幅角度Aにより変わることが分かる。
ここでは、極対数Npを「3」とし、結線方法をスター
結線としたものにおいて、スロット数Nsを「9」とし
たので、ブラシ幅角度Aがその最小Aminと同じ「10
°」となり、相対的に高いモータ効率が得られた。この
ように、本実施の形態では、極対数Np、スロット数N
s、ブラシ幅角度A及び結線方法の関係を整理すること
により、集中巻型ブラシ付DCモータとしてのモータ効
率を確実に向上させることができる。
では、そのブラシ幅角度Aが、極対数Npと、結線方法
と、スロット数Nsとの特定関係から決まり、そのモー
タ効率が、ブラシ幅角度Aにより変わることが分かる。
ここでは、極対数Npを「3」とし、結線方法をスター
結線としたものにおいて、スロット数Nsを「9」とし
たので、ブラシ幅角度Aがその最小Aminと同じ「10
°」となり、相対的に高いモータ効率が得られた。この
ように、本実施の形態では、極対数Np、スロット数N
s、ブラシ幅角度A及び結線方法の関係を整理すること
により、集中巻型ブラシ付DCモータとしてのモータ効
率を確実に向上させることができる。
【0032】[第3の実施の形態]次に、本発明の集中
巻型ブラシ付DCモータを具体化した第3の実施の形態
を図面に従って詳細に説明する。
巻型ブラシ付DCモータを具体化した第3の実施の形態
を図面に従って詳細に説明する。
【0033】この実施の形態では、整流子17とブラシ
22の点で前記各実施の形態と構成が異なる。図10
は、図1に準ずるものであり、図11は、図2に準ずる
ものである。この実施の形態では、整流子17は、複数
の円弧状セグメント17aにより円筒状に構成される。
各セグメント17aは、スリット17bを介して互いに
分離する。この整流子17の外周面には、通電用の複数
のブラシ22が接触して設けられる。これらブラシ22
は、ハウジング3の端部を覆うブラケットに支持され
る。この構成において、ブラシ幅角度Aは、図11に示
すように定義される。
22の点で前記各実施の形態と構成が異なる。図10
は、図1に準ずるものであり、図11は、図2に準ずる
ものである。この実施の形態では、整流子17は、複数
の円弧状セグメント17aにより円筒状に構成される。
各セグメント17aは、スリット17bを介して互いに
分離する。この整流子17の外周面には、通電用の複数
のブラシ22が接触して設けられる。これらブラシ22
は、ハウジング3の端部を覆うブラケットに支持され
る。この構成において、ブラシ幅角度Aは、図11に示
すように定義される。
【0034】従って、この実施の形態においても、整流
子17の各セグメント17aと各導線10との結線方法
をデルタ結線又はスター結線とし、その結線方法に合わ
せて、上記各実施の形態のように極対数Npとスロット
数Nsを決定し、ブラシ幅角度Aを、上記二式(1),
(2)に従って得られる最大値Amaxから最小値Aminま
での間の値に決定することにより、前記各実施の形態と
同様、集中巻型ブラシ付DCモータとしてのモータ効率
を確実に向上させることができる。
子17の各セグメント17aと各導線10との結線方法
をデルタ結線又はスター結線とし、その結線方法に合わ
せて、上記各実施の形態のように極対数Npとスロット
数Nsを決定し、ブラシ幅角度Aを、上記二式(1),
(2)に従って得られる最大値Amaxから最小値Aminま
での間の値に決定することにより、前記各実施の形態と
同様、集中巻型ブラシ付DCモータとしてのモータ効率
を確実に向上させることができる。
【0035】ここで、図2、図11との比較からも分か
るように、二つの場合でブラシ幅角度Aが同じであると
すると、ブラシ12とブラシ22との大きさの違いは、
シャフト6の中心からの距離の違いによるものであるこ
とが分かる。つまり、図2に示すように、ブラシ12を
シャフト6に近付けるほどブラシ12の実質寸法は小さ
くなり、図11に示すように、ブラシ22をシャフト6
から遠ざけるほどブラシ22の実質寸法は大きくなる。
どちらを選択するかは、DCモータの寸法、用途等に応
じて適宜に選択すればよい。
るように、二つの場合でブラシ幅角度Aが同じであると
すると、ブラシ12とブラシ22との大きさの違いは、
シャフト6の中心からの距離の違いによるものであるこ
とが分かる。つまり、図2に示すように、ブラシ12を
シャフト6に近付けるほどブラシ12の実質寸法は小さ
くなり、図11に示すように、ブラシ22をシャフト6
から遠ざけるほどブラシ22の実質寸法は大きくなる。
どちらを選択するかは、DCモータの寸法、用途等に応
じて適宜に選択すればよい。
【0036】ここで、上記各実施の形態の構成によりモ
ータ効率が向上することの理由を以下に考察する。先
ず、極対数Npによる最適な結線の違いについて、極対
数Npが多くなるほど電機子8の1回転当たりの駆動切
換回数が増えるということがある。例えば、「4極6ス
ロット」と「6極9スロット」を比較すると、後者の方
が駆動切換回数が1.5倍多くなる。換言すれば、極対
数Npが多くなるほど駆動周期が短くなると言える。一
方、モータの最適な駆動波形を考えた場合、駆動周期に
より最適な波形は異なる。即ち、第1の実施の形態のよ
うに極対数Npが「2」の場合の駆動周期が長いモータ
では、方形波に近い駆動の場合にモータ効率が高くな
る。第2の実施の形態のように極対数Npが「3以上」
の駆動周期が短いモータでは、中央部の電圧が高い波
形、即ち、階段状で中央部が最大値となり徐々に電圧が
変化する波形が適していると考えられる。このようなこ
とが起こるのは、コイルのインダクタンスによる電流の
遅れが原因するものと考えられるが、遅れに対してこの
ような駆動波形をとることがモータ効率を高められるこ
との理由は現在では不明である。
ータ効率が向上することの理由を以下に考察する。先
ず、極対数Npによる最適な結線の違いについて、極対
数Npが多くなるほど電機子8の1回転当たりの駆動切
換回数が増えるということがある。例えば、「4極6ス
ロット」と「6極9スロット」を比較すると、後者の方
が駆動切換回数が1.5倍多くなる。換言すれば、極対
数Npが多くなるほど駆動周期が短くなると言える。一
方、モータの最適な駆動波形を考えた場合、駆動周期に
より最適な波形は異なる。即ち、第1の実施の形態のよ
うに極対数Npが「2」の場合の駆動周期が長いモータ
では、方形波に近い駆動の場合にモータ効率が高くな
る。第2の実施の形態のように極対数Npが「3以上」
の駆動周期が短いモータでは、中央部の電圧が高い波
形、即ち、階段状で中央部が最大値となり徐々に電圧が
変化する波形が適していると考えられる。このようなこ
とが起こるのは、コイルのインダクタンスによる電流の
遅れが原因するものと考えられるが、遅れに対してこの
ような駆動波形をとることがモータ効率を高められるこ
との理由は現在では不明である。
【0037】尚、この発明は前記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範
囲で構成の一部を適宜に変更して次のように実施するこ
ともできる。
れるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範
囲で構成の一部を適宜に変更して次のように実施するこ
ともできる。
【0038】(1)前記第1の実施の形態では、スロッ
ト数Nsを「6」とした場合について説明したが、スロ
ット数Nsを適宜変更することもできる。例えば、スロ
ット数Nsを「5,7,8・・・」等に変更することが
できる。このようにスロット数Nsを変更した場合で
も、前記第1の実施の形態と同様に、集中巻型ブラシ付
DCモータとしてのモータ効率を確実に向上させること
ができる。
ト数Nsを「6」とした場合について説明したが、スロ
ット数Nsを適宜変更することもできる。例えば、スロ
ット数Nsを「5,7,8・・・」等に変更することが
できる。このようにスロット数Nsを変更した場合で
も、前記第1の実施の形態と同様に、集中巻型ブラシ付
DCモータとしてのモータ効率を確実に向上させること
ができる。
【0039】(2)前記第2の実施の形態では、極対数
Npを「3」とし、スロット数Nsを「9」とした場合
について説明したが、極対数Npとスロット数Nsを適
宜変更することもできる。例えば、極対数Npを「4,
5,6・・・」等に変更し、各極対数Npに対してスロ
ット数Nsを「9,10,11,・・・」等に変更する
ことができる。このように極対数Npとスロット数Ns
を変更した場合でも、前記第1の実施の形態と同様に、
集中巻型ブラシ付DCモータとしてのモータ効率を確実
に向上させることができる。
Npを「3」とし、スロット数Nsを「9」とした場合
について説明したが、極対数Npとスロット数Nsを適
宜変更することもできる。例えば、極対数Npを「4,
5,6・・・」等に変更し、各極対数Npに対してスロ
ット数Nsを「9,10,11,・・・」等に変更する
ことができる。このように極対数Npとスロット数Ns
を変更した場合でも、前記第1の実施の形態と同様に、
集中巻型ブラシ付DCモータとしてのモータ効率を確実
に向上させることができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載の発明の構成によれば、
極対数、スロット数、ブラシ幅角度及び結線方法の関係
を整理することにより、集中巻型ブラシ付DCモータと
してのモータ効率を確実に向上させることができる。
極対数、スロット数、ブラシ幅角度及び結線方法の関係
を整理することにより、集中巻型ブラシ付DCモータと
してのモータ効率を確実に向上させることができる。
【0041】請求項2に記載の発明の構成によれば、極
対数、スロット数、ブラシ幅角度及び結線方法の関係を
整理することにより、集中巻型ブラシ付DCモータとし
てのモータ効率を確実に向上させることができる。
対数、スロット数、ブラシ幅角度及び結線方法の関係を
整理することにより、集中巻型ブラシ付DCモータとし
てのモータ効率を確実に向上させることができる。
【図1】第1の実施の形態に係り、集中巻型ブラシ付D
Cモータの主要部を示す平面図である。
Cモータの主要部を示す平面図である。
【図2】整流子とブラシの関係を示す平面図である。
【図3】デルタ結線を示す回路図である。
【図4】各導線の励磁と電圧の変化を示すグラフであ
る。
る。
【図5】極対数とモータ効率との関係を示すグラフであ
る。
る。
【図6】ブラシ幅角度とモータ効率の関係を示すグラフ
である。
である。
【図7】第2の実施の形態に係り、スター結線を示す回
路図である。
路図である。
【図8】各導線の励磁と電圧の変化を示すグラフであ
る。
る。
【図9】ブラシ幅角度とモータ効率の関係を示すグラフ
である。
である。
【図10】第3の実施の形態に係り、集中巻型ブラシ付
DCモータの主要部を示す平面図である。
DCモータの主要部を示す平面図である。
【図11】整流子とブラシの関係を示す平面図である。
【図12】従来例のブラシ付DCモータの構造を分解し
て示す斜視図である。
て示す斜視図である。
1 ステータ
2 ロータ
4 界磁石
5 極対
6 シャフト
7 整流子
7a セグメント
7b スリット
8 電機子
9 スロット
10 導線
11 コイル
12 ブラシ
17 整流子
17a セグメント
17b スリット
22 ブラシ
Claims (2)
- 【請求項1】 ステータ及びロータと、 前記ステータは、N極とS極を一極対とする複数の極対
よりなる界磁石を含むことと、 前記ロータは、シャフトと、そのシャフト上に設けられ
た整流子及び電機子とを含むことと、 前記整流子は、複数のセグメントにより構成されること
と、 前記電機子は、複数のスロットを含み、隣り合うスロッ
ト間に導線を巻いて集中巻型のコイルが設けられること
と、 前記整流子に接触可能に設けられた通電用の複数のブラ
シとを備えた集中巻型ブラシ付DCモータにおいて、 前記整流子の各セグメントと前記各導線との結線をデル
タ結線とし、かつ、前記界磁石の極対の数(Np)を2
とし、前記スロットの数(Ns)を任意の自然数とした
とき、 前記シャフトの軸線を中心にその中心から前記各ブラシ
の幅方向に外接する二つの接線がなす角度をブラシ幅角
度(A)と定義し、そのブラシ幅角度(A)を次の二式
(1),(2)で決定される最大値(Amax)から最小
値(Amin)までの間の値に設定したことを特徴とする
集中巻型ブラシ付DCモータ。 Amax=(360×[2×NpとNsとの最大公約数])/(2×Np×Ns) …(1) Amin=Amax/2 …(2) - 【請求項2】 ステータ及びロータと、 前記ステータは、N極とS極を一極対とする複数の極対
よりなる界磁石を含むことと、 前記ロータは、シャフトと、そのシャフト上に設けられ
た整流子及び電機子とを含むことと、 前記整流子は、複数のセグメントにより構成されること
と、 前記電機子は、複数のスロットを含み、隣り合うスロッ
ト間に導線を巻いて集中巻型のコイルが設けられること
と、 前記整流子に接触可能に設けられた通電用の複数のブラ
シとを備えた集中巻型ブラシ付DCモータにおいて、 前記整流子の各セグメントと前記各導線との結線をスタ
ー結線とし、かつ、前記界磁石の極対の数(Np)を3
以上の自然数とし、前記スロットの数(Ns)を任意の
自然数としたとき、 前記シャフトの軸線を中心にその中心から前記各ブラシ
の幅方向に外接する二つの接線がなす角度をブラシ幅角
度(A)と定義し、そのブラシ幅角度(A)を次の二式
(1),(2)で決定される最大値(Amax)から最小
値(Amin)までの間の値に設定したことを特徴とする
集中巻型ブラシ付DCモータ。 Amax=(360×[2×NpとNsとの最大公約数])/(2×Np×Ns) …(1) Amin=Amax/2 …(2)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001382688A JP2003189571A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 集中巻型ブラシ付dcモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001382688A JP2003189571A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 集中巻型ブラシ付dcモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003189571A true JP2003189571A (ja) | 2003-07-04 |
Family
ID=27592953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001382688A Pending JP2003189571A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 集中巻型ブラシ付dcモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003189571A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007116813A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Asmo Co Ltd | 直流モータ |
| WO2008062791A1 (fr) * | 2006-11-22 | 2008-05-29 | Mitsuba Corporation | Moteur cc |
| JP2009100528A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Mitsuba Corp | 直流モータ、および減速機付直流モータ |
| WO2011064030A1 (de) * | 2009-11-24 | 2011-06-03 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung und verfahren zum messen eines motorstroms eines gleichstrommotors |
| US9130438B2 (en) | 2011-01-27 | 2015-09-08 | Johnson Electric S.A. | Permanent magnet motor |
-
2001
- 2001-12-17 JP JP2001382688A patent/JP2003189571A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007116813A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Asmo Co Ltd | 直流モータ |
| WO2008062791A1 (fr) * | 2006-11-22 | 2008-05-29 | Mitsuba Corporation | Moteur cc |
| JPWO2008062791A1 (ja) * | 2006-11-22 | 2010-03-04 | 株式会社ミツバ | 直流モータ |
| US8080916B2 (en) | 2006-11-22 | 2011-12-20 | Mitsuba Corporation | Direct current motor |
| JP5188981B2 (ja) * | 2006-11-22 | 2013-04-24 | 株式会社ミツバ | 直流モータ |
| DE112007002847B4 (de) * | 2006-11-22 | 2025-07-10 | Mitsuba Corporation | Gleichstrommotor |
| JP2009100528A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Mitsuba Corp | 直流モータ、および減速機付直流モータ |
| WO2011064030A1 (de) * | 2009-11-24 | 2011-06-03 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung und verfahren zum messen eines motorstroms eines gleichstrommotors |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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