[go: up one dir, main page]

JP2003185500A - 画像データの色彩較正装置および色彩欠陥自動検出装置 - Google Patents

画像データの色彩較正装置および色彩欠陥自動検出装置

Info

Publication number
JP2003185500A
JP2003185500A JP2001380112A JP2001380112A JP2003185500A JP 2003185500 A JP2003185500 A JP 2003185500A JP 2001380112 A JP2001380112 A JP 2001380112A JP 2001380112 A JP2001380112 A JP 2001380112A JP 2003185500 A JP2003185500 A JP 2003185500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
color
camera
monitor
calibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001380112A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Hata
清治 秦
Masayoshi Hirokari
正義 広苅
Hiroyuki Yabuuchi
廣之 薮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PAL GIKEN KK
Kagawa University NUC
Futec Inc
Original Assignee
PAL GIKEN KK
Kagawa University NUC
Futec Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PAL GIKEN KK, Kagawa University NUC, Futec Inc filed Critical PAL GIKEN KK
Priority to JP2001380112A priority Critical patent/JP2003185500A/ja
Publication of JP2003185500A publication Critical patent/JP2003185500A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラで撮影した被検査物の画像データを、
カメラおよびモニタのそれぞれの特性や機差に依存する
ことなく、しかも人間の色彩感覚に合わせて被検査物の
色彩を較正させて、同一色彩でモニタに表示することが
できる画像データの色彩較正装置を提供し、色コスレや
インク飛び、見当ズレだけでなく色むらや色違い等の色
彩欠陥を正確に自動検出することができる。 【解決手段】 カメラ1で撮像したカラー画像データ
を、このカメラ1の特性に合わせて色相、彩度および明
度を要素とする色彩表色系の画像データに較正するカメ
ラ側較正部21と、このカメラ側較正部21によって較
正された色相、彩度および明度を要素とする色彩表色系
の画像データを、表示すべきモニタ2の特性に合わせて
カラー画像データに較正するモニタ側較正部22とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データの色彩
較正装置および色彩欠陥自動検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、印刷物等の生産物の色欠陥、
例えば色コスレやインク飛び、見当ズレ等を検出して、
生産物の品質の向上に役立てている。この色欠陥検出技
術の応用分野は広く、代表的なものを以下の(A),(B)に
示しておく。 (A)カラー印刷ラインなどにおいて、印刷後の色調を検
査し、それによって印刷物の良否を判定したり、印刷ラ
インの印刷状態をモニタリングし、良好な状態に保持す
るなどの印刷物の検査。 (B)織物の製造ライン、情報記録テープや各種のフィル
ム状またはシート状の物体の製造ラインなど、加工する
ことによって色調の変化する多様な生産物の検査や生産
ラインのモニタリング。
【0003】生産物の色欠陥を検出する場合、生産物の
一部分を拡大したり、製造ラインでの危険を回避するた
めに遠隔場所で検出操作や品質管理をすることが多いの
で、生産物を直接目で見て色欠陥を見つけ出すのではな
く、つぎに示すようにカメラやモニタ等の機器を使用す
ることが多い。すなわち、生産物の映像をカメラで撮像
してこの画像データをモニタに送り、モニタに画像とし
て映し出し、このモニタに映し出された画像を見て、生
産物の色欠陥を判断している。また、カメラで撮像した
画像データを画像解析ソフトウェアに送り、この画像解
析ソフトウェアによって生産物の色欠陥を自動的に検出
したりしている。
【0004】ところで、色を表現するための表色系に
は、RGB表色系、XYZ表色系、Yxy表色系、L*a*
b*表色系などいくつかの系がある。そして、画像データ
入出力機器は、機器の種類により入力画像データや出力
画像データの表色系が異なる。次表は、画像データ入出
力機器毎に、機器名、画像データの入力出力の別、表色
系を記した表である。 機器 入力/出力 表色系 カメラ 出力 RGB モニタ 入力 RGB 色差計 出力 XYZ CRT色差計 出力 Yxy このため、入力画像データ機器と出力画像データ機器の
組み合わせが同一表色系であれば、入力画像データを変
換する必要はないが、異なる表色系の場合には、入力画
像データを出力画像データ機器にあわせて変換する必要
がある。また、いくつかの表色系のうち、L*a*b*表色系
は、明度L*および色度a*,b*で色を表現するものであ
り、RGB表色系等の他の表色系に比べて、人間の色彩
感覚にもっとも近い表色系である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の欠陥
検出装置では、色コスレやインク飛び、見当ズレ等とい
った簡単な色彩欠陥は検出できても、色むらや色違い等
の色彩欠陥は検出することができない。なぜなら、色む
らや色違い等の色彩欠陥の検出は、色コスレやインク飛
び、見当ズレ等の色欠陥を検出するのに比べて、似たよ
うな色の微妙な差を扱わねばならないので、はるかに高
度な検出技術が必要だからである。それゆえ、色むらや
色違い等の色彩欠陥を正確に自動検出できる装置は、従
来なかったのである。本発明者は、色彩欠陥を正確に検
出できないのは、以下の(i)〜(iii)に示す問題に起因す
ることをつきとめ、本願発明を完成させたのである。 (i)カメラおよびモニタの各特性の不一致 印刷物のパターン検査においては、ラインセンサーカメ
ラ等のカメラで生産物を被検査物として撮影したRGB
表色系の画像データを、CRT等のモニタでそのまま出
力させて、生産物の検査や生産ラインのモニタリングを
行っている。カメラは各製品毎に特性や機差があり、し
かもモニタも各製品毎に特性や機差があるから、被検査
物の実測値と色差計で実測したモニタ上の画像の実測値
とを比較した場合、一般的には合致しない。このため、
被検査物に色むらや色違い等の色彩欠陥があっても、モ
ニタには色彩欠陥がなく正常であるかのごとく表示され
てしまうという誤まり検出が生じる。このように、従来
の技術では、カメラおよびモニタの特性や機差により、
被検査物とモニタ上の画像との間には色彩ズレがあり、
色むらや色違い等の色彩欠陥を正確に検出することがで
きなかったのである。 (ii)カメラで撮像したRGB表色系の画像と人間の色
彩感覚との間の違い 人間の色彩感覚にもっとも近い表色系はL*a*b*表色系で
あるところ、カメラおよびモニタで使用されるRGB表
色系において画像データを比較するときに、人間の色彩
感覚ではモニタ上の画像と被検査物とが類似ではないと
判断される場合がよくある。このため、RGB表色系の
画像データにおいて色むらや色違い等の色彩欠陥がない
としても、この画像と被検査物を直接見たときの人間の
感覚との間には色彩ズレがあるから、人間の色彩感覚で
は色彩欠陥があるという誤り検出が発生する。 (iii)上記(i)、(ii)で説明したように、カメラで撮像し
た画像データ、モニタ上の画像、被検査物を直接見たと
きの人間の感覚の3者の間には、互いに色彩ズレがある
ので、色彩を較正せずに色彩欠陥を自動的に検出するこ
とはできないという問題がある。
【0006】本発明はかかる事情に鑑み、カメラで撮影
した被検査物の画像データを、カメラおよびモニタのそ
れぞれの特性や機差に依存することなく、しかも人間の
色彩感覚に合わせて被検査物の色彩を較正させて、同一
色彩でモニタに表示することができる画像データの色彩
較正装置を提供し、色コスレやインク飛び、見当ズレだ
けでなく色むらや色違い等の色彩欠陥を正確に自動検出
することができる色彩欠陥自動検出装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の画像データの
色彩較正装置は、カメラで撮像した画像データを、該カ
メラの特性に合わせて較正するカメラ側較正部と、該カ
メラ側較正部によって較正された画像データを、表示す
べきモニタの特性に合わせて較正するモニタ側較正部と
を備えたことを特徴とする。請求項2の画像データの色
彩較正装置は、カメラで撮像したカラー画像データを、
該カメラの特性に合わせて色相、彩度および明度を要素
とする色彩表色系の画像データに較正するカメラ側較正
部と、該カメラ側較正部によって較正された色彩表色系
の画像データを、表示すべきモニタの特性に合わせてカ
ラー画像データに較正するモニタ側較正部とを備えたこ
とを特徴とする。請求項3の画像データの色彩較正装置
は、カメラで撮像したRGB表色系の画像データを、該
カメラの特性に合わせてL*a*b*表色系の画像データに較
正するカメラ側較正部と、該カメラ側較正部によって較
正されたL*a*b*表色系の画像データを、表示すべきモニ
タの特性に合わせてRGB表色系の画像データに較正す
るモニタ側較正部とを備えたことを特徴とする。請求項
4の画像データの色彩較正装置は、請求項1または2記
載の発明において、前記カメラ側較正部が、カメラで撮
像したカラー画像データを、色差計で撮像したカラー画
像データに較正するカメラ側画像データ較正プログラム
と、該カメラ側画像データ較正プログラムで較正された
画像データを、色相、彩度および明度を要素とする色彩
表色系に変換する表色系変換プログラムとを備えたこと
を特徴とする。請求項5の画像データの色彩較正装置
は、請求項3記載の発明において、前記カメラ側較正部
が、カメラで撮像したRGB表色系の画像データを、色
差計で撮像したXYZ表色系の画像データに較正するR
GB−XYZ較正プログラムと、XYZ表色の画像デー
タを、L*a*b*表色系に変換するXYZ−L*a*b*変換プロ
グラムとを備えたことを特徴とする。請求項6の画像デ
ータの色彩較正装置は、請求項1または2記載の発明に
おいて、前記モニタ側較正部が、色相、彩度および明度
を要素とする色彩表色系の画像データを、表示すべきモ
ニタのカラー画像データに較正するモニタ側画像データ
較正プログラムを備えたことを特徴とする。請求項7の
画像データの色彩較正装置は、請求項3または5記載の
発明において、前記モニタ側較正部が、L*a*b*表色系の
画像データを、表示すべきモニタのRGB表色系の画像
データに較正するL*a*b*−RGB較正プログラムを備え
たことを特徴とする。請求項8の色彩欠陥自動検出装置
は、カメラで撮像した一の被検査物の画像データを、マ
スタ画像データとして格納するためのマスタ画像メモリ
と、カメラで撮像した他の被検査物の画像データを、検
査画像データとして格納するための検査画像メモリと、
カメラで撮像したカラー画像データを、該カメラの特性
に合わせて色相、彩度および明度を要素とする色彩表色
系の画像データに較正するカメラ側較正部と、色彩表色
系の検査画像データを、色彩表色系のマスタ画像データ
と比較して、前記検査画像データの色彩欠陥部分を検出
する画像比較部とからなることを特徴とする。請求項9
の色彩欠陥自動検出装置は、カメラで撮像した一の被検
査物の画像データを、マスタ画像データとして格納する
ためのマスタ画像メモリと、カメラで撮像した他の被検
査物の画像データを、検査画像データとして格納するた
めの検査画像メモリと、カメラで撮像したRGB表色系
の画像データを、該カメラの特性に合わせてL*a*b*表色
系の画像データに較正するカメラ側較正部と、L*a*b*表
色系の検査画像データを、L*a*b*表色系のマスタ画像デ
ータと比較して、前記検査画像データの色彩欠陥部分を
検出する画像比較部とからなることを特徴とする。
【0008】請求項1の発明によれば、カメラで撮像し
た画像データをカメラ側較正部によって、このカメラの
特性に合わせて較正でき、較正後の画像データを、モニ
タ側較正部によって、表示すべきモニタの特性に合わせ
て較正して表示することができる。よって、カメラで撮
影した被検査物の画像データを、カメラおよびモニタの
それぞれの特性や機差に依存することなく、同一色彩で
モニタに表示することができる。請求項2の発明によれ
ば、カメラで撮像したカラー画像データをカメラ側較正
部によって、このカメラの特性に合わせて色彩表色系の
画像データに較正でき、この色彩表色系の画像データ
を、モニタ側較正部によって、表示すべきモニタの特性
に合わせてカラー画像データに較正することができる。
よって、カメラで撮像した被検査物の画像データを、カ
メラおよびモニタの特性や機差に依存することなく、同
一色彩でモニタに表示することができる。しかも、内部
で画像データを色彩表色系に変換しているから、人間の
色彩感覚に合った色彩較正をすることができる。請求項
3の発明によれば、カメラで撮像したRGB表色系の画
像データをカメラ側較正部によって、このカメラの特性
に合わせてL*a*b* 表色系の画像データに較正でき、こ
のL*a*b* 表色系の画像データを、モニタ側較正部によ
って、表示すべきモニタの特性に合わせてRGB表色系
の画像データに較正することができる。よって、カメラ
で撮像した被検査物の画像データを、カメラおよびモニ
タの特性や機差に依存することなく、同一色彩でモニタ
に表示することができる。しかも、内部で画像データを
L*a*b* 表色系に変換しているから、人間の色彩感覚に
合った色彩較正をすることができる。請求項4の発明に
よれば、カメラ側画像データ較正プログラムによって、
カメラで撮像したカラー画像データを、色差計で撮像し
たカラー画像データに較正し、この画像データを、表色
系変換プログラムによって、色彩表色系の画像データに
変換することができる。よって、カメラで撮像したカラ
ー画像データを、該カメラの特性に合わせて、人間の色
彩感覚に合った色彩表色系の画像データに較正すること
ができる。請求項5の発明によれば、RGB−XYZ較
正プログラムによって、カメラで撮像したRGB表色系
の画像データを、色差計で撮像したXYZ表色系の画像
データに較正し、この画像データを、XYZ−L*a*b*
変換プログラムによって、L*a*b* 表色系の画像データ
に変換することができる。よって、カメラで撮像したR
GB表色系の画像データを、該カメラの特性に合わせ
て、人間の色彩感覚に合ったL*a*b*表色系の画像データ
に較正することができる。請求項6の発明によれば、モ
ニタ側画像データ較正プログラムによって、人間の色彩
感覚に合った色彩表色系の画像データを、表示すべきモ
ニタのカラー画像データに較正することができる。請求
項7の発明によれば、L*a*b* −RGB較正プログラム
によって、人間の色彩感覚に合ったL*a*b*表色系の画像
データを、表示すべきモニタのRGB表色系の画像デー
タに較正することができる。請求項8の発明によれば、
カメラ側較正部によって、カメラで撮像したカラーの検
査画像データおよびマスタ画像データを、カメラの特性
に合わせて色彩表色系の検査画像データおよびマスタ画
像データに較正することができる。そして、画像比較部
によって、色彩表色系の検査画像データを、色彩表色系
のマスタ画像データと比較して、前記検査画像データの
色彩欠陥部分を検出することができる。このため、カラ
ー画像データを画像比較するよりも、より人間の色彩感
覚に合った画像比較をすることができる。よって、被検
査物の色むらや色違い等の色彩欠陥を正確に自動的に検
出することができる。請求項9の発明によれば、カメラ
側較正部によって、カメラで撮像したRGB表色系の検
査画像データおよびマスタ画像データを、カメラの特性
に合わせてL*a*b*表色系の検査画像データおよびマスタ
画像データに較正することができる。そして、画像比較
部によって、L*a*b*表色系の検査画像データを、L*a*b*
表色系のマスタ画像データと比較して、前記検査画像デ
ータの色彩欠陥部分を検出することができる。このた
め、RGB表色系で画像データを画像比較するよりも、
より人間の色彩感覚に合った画像比較をすることができ
る。よって、被検査物の色むらや色違い等の色彩欠陥を
正確に自動的に検出することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本実施形態の色彩欠陥自動検
出装置10のブロック図である。同図に示すように、本
実施形態の色彩欠陥自動検出装置10は、カメラ1で撮
像した印刷物等の被検査物mの色彩欠陥を正確に自動検
出してモニタ2に表示する装置であり、色彩較正装置2
0および欠陥検出装置30から構成されたものである。
被検査物mとしては、印刷物だけでなく、ラベルやシー
ル、包装パッケージ等を列挙することができるが、これ
らは単なる例示に過ぎず、種々の物を採択しうる。
【0010】被検査物mは、ベルトコンベア等の検査箇
所移動部3によって、カメラ1で検査すべき箇所が移動
するようになっている。カメラ1の出力信号はRGB表
色系のカラー画像データであり、カメラ1によって撮像
された被検査物mのRGB表色系のカラー画像データ
は、色彩較正装置20に入力されるようになっている。
なお、検査箇所移動部3による被検査物mの移動速度デ
ータを、色彩較正装置20に入力するようにしておく
と、被検査物mの移動速度に同期を取って被検査物mを
撮像できるので好適である。
【0011】色彩欠陥自動検出装置10を適用しうるカ
メラ1としては、出力信号がRGB表色系のカラー画像
データだけでなく、表色系が違ってもカラー画像データ
であればよい。以下では、説明を簡単にするため、出力
信号がRGB表色系のカメラ1を代表として説明する。
【0012】色彩較正装置20は、カメラ1で撮像した
RGB表色系の画像データを、撮像したカメラ1の特性
に合わせて較正するとともに、表示すべきモニタ2の特
性に合わせて較正するための装置である。
【0013】図2は、色彩較正装置20の入出力説明図
である。同図に示すように、色彩較正装置20には、入
力データとして、以下の(1)〜(4)の画像データが入
力されるようになっている。これらの画像データに基づ
き、カメラ1で撮像する画像データおよびモニタ2に入
力される画像データを較正するのであるが、詳細は後述
する。 (1) カメラ1で標準印刷チャートSを撮像したRGB表
色系の画像データ (2) 色差計40で標準印刷チャートSを計測したXYZ
表色系の画像データ (3) モニタ2上の表示画像をCRT色差計50で計測し
たYxy表色系の画像データ (4) モニタ2に入力されるRGB表色系の標準画像デー
タの元となるL*a*b*表色系等の色彩表色系の標準画像デ
ータQ なお、色差計40およびCRT色差計50は、公知のも
のを使用すればよく、出力信号の表色系などに特に限定
はない。以下では、説明を簡単にするため、色差計のう
ち、XYZ表色系の画像データを出力する色差計40
を、代表として説明する。同様に、CRT色差計のう
ち、Yxy表色系の画像データを出力するCRT色差計
50を、代表として説明する。また、前記標準画像デー
タQは、L*a*b*表色系のものだけでなく、色相、彩度お
よび明度を要素とする色彩表色系であれば、マンセル表
色系やL*c*h*表色系、ハンターLab 表色系、XYZ(Y
xy)表色系など種々の色彩表色系の画像データであっ
てもよい。以下では説明を簡単にするため、標準画像デ
ータのうち、L*a*b*表色系の標準画像データを代表とし
て説明する。
【0014】色彩較正装置20の出力データは、較正後
のRGB表色系の画像データであり、図2のようにモニ
タ2に直接、または、図1のように欠陥検出装置30を
介してモニタ2に送られるようになっている。
【0015】さて、色彩較正装置20を詳細に説明す
る。図3は色彩較正装置20のシステム構成図である。
同図に示すように、色彩較正装置20は、カメラ側較正
部21、カメラ特性テーブルA、カメラ側色調補正テー
ブルL、モニタ側較正部22およびモニタ特性テーブル
Bを備えている。
【0016】カメラ側較正部21は、最小二乗法プログ
ラムを備えており、カメラ1で撮像した標準印刷チャー
トSのRGB表色系の画像データと、色差計40で計測
した標準印刷チャートSのXYZ表色系の画像データと
を比較して、その誤差からカメラ特性データaijを算出
することができるプログラムである。カメラ特性データ
aijはつぎの3×4の行列である。 a11 a12 a13 a14 a21 a22 a23 a24 a31 a32 a33 a34 カメラ特性データaijを3×4の行列に設定してパラメ
ータを多くすることにより、カメラの機差や紙の白さ等
の変動要因を適切に調整することができる。カメラ側特
性テーブルAは、前記カメラ特性データaijを格納する
ためのデータ格納テーブルである。カメラ側色調補正テ
ーブルLは、カメラ特性データaijがL*a*b*表色系に変
換された後の色調補正データLijを格納するためのテー
ブルである。
【0017】モニタ側較正部22は、最小二乗法プログ
ラムを備えており、モニタ2に入力されるL*a*b*表色系
の標準画像データQと、この標準画像データQをモニタ
2に入力してモニタ2に表示された画像とを比較して、
その誤差からモニタ特性データbijを算出することがで
きるプログラムである。モニタ特性テーブルBは、前記
モニタ特性データbijを格納するためのデータ格納テー
ブルである。モニタ特性データbijはつぎの3×4の行
列である。 b11 b12 b13 b14 b21 b22 b23 b24 b31 b32 b33 b34 モニタ特性データbij を3×4の行列に設定してパラメ
ータを多くすることにより、カメラの機差や紙の白さ等
の変動要因を適切に調整することができる。なお、前記
カメラ特性データaijおよびモニタ特性bijの3×4の
行列を、3×7の行列、3×10の行列、3×13の行
列等、パラメータを増やしてもよい。増加させたパラメ
ータに、各RGB成分の2乗や3乗、Log関数、対数
の変数をうまく対応させることにより、パラメータが、
ガンマ成分や光源特性、蛍光成分等に敏感に反応するよ
うになり色彩較正の精度を上げることができる。
【0018】また、色彩較正装置20は、複数の表色系
変換プログラムを備えている。図4は表色系変換プログ
ラムの説明図である。同図に示すように、これらの表色
系変換プログラムは、RGB表色系、XYZ表色系、Y
xy表色系、L*a*b*表色系のうち、いずれかの表色系の
データ画像を他の表色系の画像データに変換することが
できるプログラムである。各表色系変換プログラムは、
いずれも公知の変換式を関数化したプログラムを使用す
ればよい。次表に表色系変換プログラム毎に、プログラ
ム名、変換前の表色系および変換後の表色系を記す。 以下では説明のため、例えば、XYZ表色系の画像デー
タをL*a*b*の表色系に変換する表色系変換プログラム
を、XYZ-L*a*b*変換プログラムfで示す。また、L*a
*b*表色系の画像データをYxy表色系の画像データに
変換する表色系変換プログラムを、L*a*b*-Yxy変換
プログラムg−1で示す。
【0019】つぎに、色彩較正装置20におけるカメラ
側較正処理について説明する。図5はカメラ側較正処理
のフローチャートである。図6は標準印刷チャートSで
ある。図5〜図6において、符号Sは多くの種類の色が
印刷された標準印刷チャートを示している。まず、カメ
ラ1で標準印刷チャートSを実測して、多数画素のRG
B表色系のカメラ入力画像データ W(R,G,B) を、色彩較
正装置20に入力する。同様にして、色差計40で標準
印刷チャートSを実測して、多数画素のXYZ表色系の
標準画像データP(X,Y,Z) を、色彩較正装置20に入力
する。なお、カメラ1から入力される画像データは、多
数の画素値として入力されるため、安定したRGB値を
得るために、各色の中心付近の周辺5×5の25画素の
平均を、その色のRGB値として用いるなどの平均化処
理を行うとよい。
【0020】そして、カメラ側較正部21の最小二乗法
プログラムによって、前記カメラ入力画像データW(R,G,
B) および標準画像データP(X,Y,Z) から、(X,Y,Z)=A
(R,G,B,1)の線形推定モデルにおける誤差の二乗和
を最小にするパラメータとして、カメラ特性データaij
が算出される。符号tは転置を示す。よって、このカメ
ラ特性データaijは、カメラ1で撮像したRGB表色系
の画像データを、XYZ表色系に変換するのに最適なパ
ラメータである。このカメラ特性データaijの各値は、
カメラ特性テーブルAに格納される。
【0021】XYZ表色系の変換に最適なカメラ特性デ
ータaijは、XYZ-L*a*b*変換プログラムfによっ
て、L*a*b*表色系でのカメラ特性データf(aij)に変換
される。このカメラ特性データf(aij)は、カメラ1で撮
像したRGB表色系の画像データを、人間の色彩感覚に
合ったL*a*b*表色系に変換するのに最適なパラメータと
なっている。このカメラ特性データf(aij)の各値は、カ
メラ側色調補正テーブルLに格納される。このカメラ側
色調補正テーブルLは、欠陥検出装置30による色彩欠
陥自動検出処理で利用されることになるが、詳細は後述
する。
【0022】つぎに、色彩較正装置20におけるモニタ
側較正処理を説明する。図7はモニタ側較正処理のフロ
ーチャートである。図8は標準画像データQである。図
7〜図8において、L*a*b* 標準画像データQは、L*a*b
*表色系における種々のデータを組み合わせた組み合わ
せパターンである。ところで、表示すべきモニタ2の特
性に合わせて画像データを較正するには、モニタ2に表
示されるモニタ画像をCRT色差計50で実測する必要
があり、このCRT色差計50の出力画像データは、Y
xy表色系の画像データである。そこで、モニタ側較正
処理では、まず、色彩較正装置20にL*a*b* 表色系の
標準画像データQが入力されると、この標準画像データ
Qは、L*a*b* −Yxy変換プログラムg−1によっ
て、Yxy表色系の標準画像データDに変換される(M
1)。そして、このYxy表色系の標準画像データDの
値が、表示画像データEにコピーされて保持される(M
2)。この表示画像データEは、Yxy−RGB変換プ
ログラムkによって、RGB表色系の表示画像データF
に変換される(M3)。このRGB表色系の表示画像デ
ータFは、シェーディング補正プログラム33によっ
て、シェーディング補正され(M4)、モニタ2に表示
される。
【0023】モニタ2に表示された画像は、CRT色差
計50で実測される(M5)。CRT色差計50で実測
されたYxy表色系のモニタ画像データCは、色彩較正
装置20に入力される。
【0024】色彩較正装置20では、まず、Yxy表色
系のモニタ画像データCと前記Yxy表色系の標準画像
データDとの間で、Y成分、X成分およびy成分の差分
ΔC(ΔY,Δx,Δy)が算出される(M6)。そして、差
分ΔCの特徴値がしきい値εより大きいかどうかが判断
される(M7)。差分ΔCの特徴値がしきい値εより大
きい場合には、Yxy表色系の表示画像データEが差分
ΔCだけ補正され(M8)、補正後の表示画像データE
がRGB系の表示画像データFに変換される(M3)。
これら一連の処理(M3)〜(M8)は、差分ΔCの特
徴値がしきい値より小さくなるまで、繰り返される(M
7)。
【0025】差分Δの特徴値がしきい値εより小さくな
ると、モニタ側較正部22の最小二乗法プログラムによ
って、前記RGB表色系の表示画像F(R,G,B)および
L*a*b表色系の標準画像データQ(L*,a,*b*)から、
(R,G,B)=B(L*,a*,b*,1) の線形推定モデルに
おける誤差の二乗和を最小にするパラメータとして、モ
ニタ特性データbijが算出される。このモニタ特性デー
タbijは、L*a*b*表色系の画像データを、表示すべきモ
ニタ2のRGB表色系に変換するのに最適なパラメータ
である。このモニタ特性データbijは、各値がモニタ特
性テーブルBに格納される。
【0026】上記のごとく、色彩較正装置20によれ
ば、カメラ側較正部21により、カメラ1で撮像したR
GB表色系の画像データをL*a*b*表色系に変換するのに
最適なカメラ特性データf(aij)を算出して、カメラ
側色調補正テーブルLに格納することができる。また、
モニタ側較正部22により、L*a*b*表色系の画像データ
を、表示すべきモニタ2のRGD表色系に変換するのに
最適なモニタ特性bijを算出して、モニタ特性テーブル
Bに格納することができる。
【0027】ここから、欠陥検出装置30を説明する。
再び図1に示すように、欠陥検出装置30は、カメラ1
で撮像された被検査物mのRGB表色系の画像データに
基づいて、被検査物mの色彩欠陥部分を検出するための
装置である。欠陥検出装置30の出力データは、RGB
表色系の画像データであり、モニタ2に表示画像として
表示されるようになっている。
【0028】図9はXYZ-L*a*b*変換プログラムであ
る。同図に示すように、欠陥検出装置30は、マスタ画
像メモリ31、検査画像メモリ32、位置ズレ検出装置
33、位置ズレ補正回路34、画像比較部35、相違部
記憶メモリ36、領域抽出回路37、欠陥候補領域記憶
メモリ38を備えている。
【0029】マスタ画像メモリ31は、カメラ1で撮像
した被検査物mの画像データをマスタ画像データとして
格納するためのメモリである。検査画像メモリ32は、
カメラ1で撮像して検査すべき被検査物mの画像データ
を検査画像データとして格納するためのメモリである。
位置ズレ検出装置33は、マスタ画像データを基準とす
る検査画像データの位置ズレを検出する装置である。位
置ズレ補正回路34は、検査画像データの位置ズレを補
正するための回路である。画像比較部35は、マスタ画
像データと検査画像データとの間の相違を比較する回路
である。領域抽出回路36は、検査画像データから色彩
欠陥がある領域を抽出するための回路である。欠陥候補
領域記憶メモリ37は、欠陥候補の領域を記憶するため
のメモリである。
【0030】つぎに、色彩欠陥自動検出処理を説明す
る。図10はカメラ1の周辺部分の模式図である。図1
1は欠陥検出装置30による欠陥検出処理のフローチャ
ートである。図10〜図11に示すように、予め、カメ
ラ1で被検査物mを撮像して、この画像データをマスタ
画像データMとしてマスタ画像メモリ31に格納してお
く。しかる後、カメラ1で被検査物mを撮像すると、被
検査物mのRGB表色系の画像データは欠陥検出装置3
0に送信され、検査画像データTとして、検査画像メモ
リ32に記録される。
【0031】そして、位置ズレ検出装置33によって、
マスタ画像データMと検査画像データTとの間のズレ位
置が検出される。ついで、位置ズレ補正回路34によっ
て、検査画像データTが前記ズレ位置に応じて補正され
る。
【0032】画像比較部35では、以下のようにして検
査画像データTおよびマスタ画像データMが比較され
る。図12は欠陥抽出処理の処理フローである。同図に
示すように、まず、カメラ1で撮像したRGB表色系の
検査画像データTおよびマスタ画像データMは、前記カ
メラ側色調補正テーブルLにより、L*a*b*表色系の検査
画像データLTおよびマスタ画像データLMにそれぞれ
変換される。カメラ側色調補正テーブルLにはカメラ1
で撮像したRGB表色系の画像データを、L*a*b*表色系
に変換するのに最適なパラメータとして、カメラ特性デ
ータf(aij) が格納されているから、変換処理は最適化
されているのである。
【0033】つぎに、差分検出回路によって、L*a*b*表
色系の検査画像データLTおよびマスタ画像データLM
の間の差分ΔE(ΔL*,Δa*,Δb*)の特徴値が計算され
る。つまり、人間の色彩感覚にもっとも近いL*a*b*表色
系で、画像データを比較することができるのである。前
記差分ΔEの特徴値が規定値Thを超えた場合には、領
域抽出回路36によって、前記検査画像データLの一部
分が色彩欠陥部分の画像データとして欠陥候補領域記憶
メモリ37に記憶される。なお、差分ΔEの特徴値は、
差分ΔE(ΔL*,Δa*,Δb*)における各成分の2ノルム
としているが、 特徴値を表現できればよく、種々の比
較式を採択しうる。
【0034】上記のごとく、カメラ1で撮像したRGB
表色系の検査画像データTおよびマスタ画像データM
は、L*a*b*表色系の検査画像データLTおよびマスタ画
像データLMに変換された後に、差分ΔE(ΔL*,Δa*,
Δb*)の特徴値が計算されて比較される。このため、画
像データをRGB表色系で直接比較するよりも、より人
間の色彩感覚に合った比較を行うことができる。
【0035】つぎに、本実施形態の色彩較正装置20の
作用効果を説明する。本実施形態の色彩較正装置20に
よれば、カメラ1で撮像したRGB表色系の画像データ
をカメラ側較正部21によって、このカメラ1の特性に
合わせてL*a*b* 表色系の画像データに較正でき、このL
*a*b* 表色系の画像データを、モニタ側較正部22によ
って、表示すべきモニタ2の特性に合わせてRGB表色
系の画像データに較正することができる。よって、カメ
ラ1で撮像した被検査物mの画像データを、カメラ1お
よびモニタ2の特性や機差に依存することなく、同一色
彩でモニタ2に表示することができる。しかも、内部で
画像データをL*a*b* 表色系に変換しているから、人間
の色彩感覚に合った色彩較正をすることができる。
【0036】つぎに、本実施形態の色彩欠陥自動検出装
置10の作用効果を説明する。本実施形態の色彩欠陥自
動検出装置10によれば、カメラ側較正部21によっ
て、カメラ1で撮像したRGB表色系の検査画像データ
Tおよびマスタ画像データMを、カメラ1の特性に合わ
せてL*a*b*表色系の検査画像データLTおよびマスタ画
像データLMに較正することができる。そして、画像比
較部25によって、L*a*b*表色系の検査画像データLT
を、L*a*b*表色系のマスタ画像データMTと比較して、
前記検査画像データLTの色彩欠陥部分を検出すること
ができる。このため、RGB表色系で画像データを画像
比較するよりも、より人間の色彩感覚に合った画像比較
をすることができる。よって、被検査物mの色むらや色
違い等の色彩欠陥を正確に自動的に検出することができ
る。
【0037】なお、色彩表色系の代表として、L*a*b*表
色系の場合を例にとって説明してきたが、マンセル表色
系やL*c*h*表色系、ハンターLab 表色系、XYZ(Yx
y)表色系など種々の色彩表色系の画像データであって
も、L*a*b*表色系の場合と同様の効果を奏する。すなわ
ち本実施形態の色彩欠陥自動検出装置10によれば、R
GB表色系で画像データを画像比較するよりも、より人
間の色彩感覚に合った画像比較をすることができる。よ
って、被検査物mの色むらや色違い等の色彩欠陥を正確
に自動的に検出することができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、カメラで撮像
した画像データをカメラ側較正部によって、このカメラ
の特性に合わせて較正でき、較正後の画像データを、モ
ニタ側較正部によって、表示すべきモニタの特性に合わ
せて較正して表示することができる。よって、カメラで
撮影した被検査物の画像データを、カメラおよびモニタ
のそれぞれの特性や機差に依存することなく、同一色彩
でモニタに表示することができる。請求項2の発明によ
れば、カメラで撮像したカラー画像データをカメラ側較
正部によって、このカメラの特性に合わせて色彩表色系
の画像データに較正でき、この色彩表色系の画像データ
を、モニタ側較正部によって、表示すべきモニタの特性
に合わせてカラー画像データに較正することができる。
よって、カメラで撮像した被検査物の画像データを、カ
メラおよびモニタの特性や機差に依存することなく、同
一色彩でモニタに表示することができる。しかも、内部
で画像データを色彩表色系に変換しているから、人間の
色彩感覚に合った色彩較正をすることができる。請求項
3の発明によれば、カメラで撮像したRGB表色系の画
像データをカメラ側較正部によって、このカメラの特性
に合わせてL*a*b* 表色系の画像データに較正でき、こ
のL*a*b* 表色系の画像データを、モニタ側較正部によ
って、表示すべきモニタの特性に合わせてRGB表色系
の画像データに較正することができる。よって、カメラ
で撮像した被検査物の画像データを、カメラおよびモニ
タの特性や機差に依存することなく、同一色彩でモニタ
に表示することができる。しかも、内部で画像データを
L*a*b* 表色系に変換しているから、人間の色彩感覚に
合った色彩較正をすることができる。請求項4の発明に
よれば、カメラ側画像データ較正プログラムによって、
カメラで撮像したカラー画像データを、色差計で撮像し
たカラー画像データに較正し、この画像データを、色彩
表色系変換プログラムによって、色彩表色系の画像デー
タに変換することができる。よって、カメラで撮像した
カラー画像データを、該カメラの特性に合わせて、人間
の色彩感覚に合った色彩表色系の画像データに較正する
ことができる。請求項5の発明によれば、RGB−XY
Z較正プログラムによって、カメラで撮像したRGB表
色系の画像データを、色差計で撮像したXYZ表色系の
画像データに較正し、この画像データを、XYZ−L*a*
b* 変換プログラムによって、L*a*b* 表色系の画像デー
タに変換することができる。よって、カメラで撮像した
RGB表色系の画像データを、該カメラの特性に合わせ
て、人間の色彩感覚に合ったL*a*b*表色系の画像データ
に較正することができる。請求項6の発明によれば、モ
ニタ側画像データ較正プログラムによって、人間の色彩
感覚に合った色彩表色系の画像データを、表示すべきモ
ニタのカラー画像データに較正することができる。請求
項7の発明によれば、L*a*b* −RGB較正プログラム
によって、人間の色彩感覚に合ったL*a*b*表色系の画像
データを、表示すべきモニタのRGB表色系の画像デー
タに較正することができる。請求項8の発明によれば、
カメラ側較正部によって、カメラで撮像したカラーの検
査画像データおよびマスタ画像データを、カメラの特性
に合わせて色彩表色系の検査画像データおよびマスタ画
像データに較正することができる。そして、画像比較部
によって、色彩表色系の検査画像データを、色彩表色系
のマスタ画像データと比較して、前記検査画像データの
色彩欠陥部分を検出することができる。このため、カラ
ー画像データを画像比較するよりも、より人間の色彩感
覚に合った画像比較をすることができる。よって、被検
査物の色むらや色違い等の色彩欠陥を正確に自動的に検
出することができる。請求項9の発明によれば、カメラ
側較正部によって、カメラで撮像したRGB表色系の検
査画像データおよびマスタ画像データを、カメラの特性
に合わせてL*a*b*表色系の検査画像データおよびマスタ
画像データに較正することができる。そして、画像比較
部によって、L*a*b*表色系の検査画像データを、L*a*b*
表色系のマスタ画像データと比較して、前記検査画像デ
ータの色彩欠陥部分を検出することができる。このた
め、RGB表色系で画像データを画像比較するよりも、
より人間の色彩感覚に合った画像比較をすることができ
る。よって、被検査物の色むらや色違い等の色彩欠陥を
正確に自動的に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の色彩欠陥自動検出装置10のブロ
ック図である。
【図2】色彩較正装置20の入出力説明図である。
【図3】色彩較正装置20のシステム構成図である。
【図4】表色系変換プログラムの説明図である。
【図5】カメラ側較正処理のフローチャートである。
【図6】標準印刷チャートSである。
【図7】モニタ側較正処理のフローチャートである。
【図8】L*a*b*標準画像データCである。
【図9】欠陥検出装置30のブロック図である。
【図10】カメラ1の周辺部分の模式図である。
【図11】欠陥検出装置30による欠陥検出処理のフロ
ーチャートである。
【図12】画像比較回路25でのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 カメラ 2 モニタ 10 色彩欠陥自動検出装置 20 色彩較正装置 21 カメラ側較正部 22 モニタ側較正部 30 欠陥検出装置 40 色差計 50 CRT色差計 A カメラ特性行列 B モニタ特性行列 L 色調補正テーブル
フロントページの続き (72)発明者 秦 清治 香川県高松市林町2217−20 香川大学工学 部内 (72)発明者 広苅 正義 香川県高松市林町1217番地 株式会社ヒュ ーテック内 (72)発明者 薮内 廣之 香川県高松市木太町3027番地1 株式会社 パル技研内 Fターム(参考) 2G020 AA08 DA02 DA05 DA14 DA23 DA34 DA43 DA44 2G051 AA34 AA40 AB07 AB11 CA04 DA06 EA17 EA30

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラで撮像した画像データを、該カメラ
    の特性に合わせて較正するカメラ側較正部と、該カメラ
    側較正部によって較正された画像データを、表示すべき
    モニタの特性に合わせて較正するモニタ側較正部とを備
    えたことを特徴とする画像データの色彩較正装置。
  2. 【請求項2】カメラで撮像したカラー画像データを、該
    カメラの特性に合わせて色相、彩度および明度を要素と
    する色彩表色系の画像データに較正するカメラ側較正部
    と、該カメラ側較正部によって較正された色彩表色系の
    画像データを、表示すべきモニタの特性に合わせてカラ
    ー画像データに較正するモニタ側較正部とを備えたこと
    を特徴とする画像データの色彩較正装置。
  3. 【請求項3】カメラで撮像したRGB表色系の画像デー
    タを、該カメラの特性に合わせてL*a*b*表色系の画像デ
    ータに較正するカメラ側較正部と、該カメラ側較正部に
    よって較正されたL*a*b*表色系の画像データを、表示す
    べきモニタの特性に合わせてRGB表色系の画像データ
    に較正するモニタ側較正部とを備えたことを特徴とする
    画像データの色彩較正装置。
  4. 【請求項4】前記カメラ側較正部が、カメラで撮像した
    カラー画像データを、色差計で撮像したカラー画像デー
    タに較正するカメラ側画像データ較正プログラムと、該
    カメラ側画像データ較正プログラムで較正された画像デ
    ータを、色相、彩度および明度を要素とする色彩表色系
    に変換する表色系変換プログラムとを備えたことを特徴
    とする請求項1または2記載の画像データの色彩較正装
    置。
  5. 【請求項5】前記カメラ側較正部が、カメラで撮像した
    RGB表色系の画像データを、色差計で撮像したXYZ
    表色系の画像データに較正するRGB−XYZ較正プロ
    グラムと、XYZ表色の画像データを、L*a*b*表色系に
    変換するXYZ−L*a*b*変換プログラムとを備えたこと
    を特徴とする請求項3記載の画像データの色彩較正装
    置。
  6. 【請求項6】前記モニタ側較正部が、色相、彩度および
    明度を要素とする色彩表色系の画像データを、表示すべ
    きモニタのカラー画像データに較正するモニタ側画像デ
    ータ較正プログラムを備えたことを特徴とする請求項1
    または2記載の画像データの色彩較正装置。
  7. 【請求項7】前記モニタ側較正部が、L*a*b*表色系の画
    像データを、表示すべきモニタのRGB表色系の画像デ
    ータに較正するL*a*b*−RGB較正プログラムを備えた
    ことを特徴とする請求項3または5記載の画像データの
    色彩較正装置。
  8. 【請求項8】カメラで撮像した一の被検査物の画像デー
    タを、マスタ画像データとして格納するためのマスタ画
    像メモリと、カメラで撮像した他の被検査物の画像デー
    タを、検査画像データとして格納するための検査画像メ
    モリと、カメラで撮像したカラー画像データを、該カメ
    ラの特性に合わせて色相、彩度および明度を要素とする
    色彩表色系の画像データに較正するカメラ側較正部と、
    色彩表色系の検査画像データを、色彩表色系のマスタ画
    像データと比較して、前記検査画像データの色彩欠陥部
    分を検出する画像比較部とからなることを特徴とする色
    彩欠陥自動検出装置。
  9. 【請求項9】カメラで撮像した一の被検査物の画像デー
    タを、マスタ画像データとして格納するためのマスタ画
    像メモリと、カメラで撮像した他の被検査物の画像デー
    タを、検査画像データとして格納するための検査画像メ
    モリと、カメラで撮像したRGB表色系の画像データ
    を、該カメラの特性に合わせてL*a*b*表色系の画像デー
    タに較正するカメラ側較正部と、L*a*b*表色系の検査画
    像データを、L*a*b*表色系のマスタ画像データと比較し
    て、前記検査画像データの色彩欠陥部分を検出する画像
    比較部とからなることを特徴とする色彩欠陥自動検出装
    置。
JP2001380112A 2001-12-13 2001-12-13 画像データの色彩較正装置および色彩欠陥自動検出装置 Pending JP2003185500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001380112A JP2003185500A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 画像データの色彩較正装置および色彩欠陥自動検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001380112A JP2003185500A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 画像データの色彩較正装置および色彩欠陥自動検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003185500A true JP2003185500A (ja) 2003-07-03

Family

ID=27591310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001380112A Pending JP2003185500A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 画像データの色彩較正装置および色彩欠陥自動検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003185500A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009144310A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Hyundai Motor Co Ltd 車両用内装表皮材の感性等級の評価方法
JP2011249883A (ja) * 2010-05-21 2011-12-08 Panasonic Electric Works Sunx Co Ltd 画像処理装置
RU2457772C2 (ru) * 2006-10-02 2012-08-10 Джонсон Энд Джонсон Конзьюмер Компаниз, Инк. Устройство и способ калибровки для флуоресцентного формирования изображений
WO2013175973A1 (ja) * 2012-05-22 2013-11-28 コニカミノルタ株式会社 面発光体の色ムラ評価方法、評価装置および評価プログラム
JP2017146186A (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 旭硝子株式会社 ガラス合紙の異物検出方法、ガラス合紙の製造方法、及びガラス板の梱包方法
JPWO2016098529A1 (ja) * 2014-12-16 2017-09-28 コニカミノルタ株式会社 測色データ処理装置、測色データ処理システム、測色データ処理方法、及び、測色データ処理プログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2457772C2 (ru) * 2006-10-02 2012-08-10 Джонсон Энд Джонсон Конзьюмер Компаниз, Инк. Устройство и способ калибровки для флуоресцентного формирования изображений
JP2009144310A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Hyundai Motor Co Ltd 車両用内装表皮材の感性等級の評価方法
JP2011249883A (ja) * 2010-05-21 2011-12-08 Panasonic Electric Works Sunx Co Ltd 画像処理装置
WO2013175973A1 (ja) * 2012-05-22 2013-11-28 コニカミノルタ株式会社 面発光体の色ムラ評価方法、評価装置および評価プログラム
JPWO2013175973A1 (ja) * 2012-05-22 2016-01-12 コニカミノルタ株式会社 面発光体の色ムラ評価方法、評価装置および評価プログラム
JPWO2016098529A1 (ja) * 2014-12-16 2017-09-28 コニカミノルタ株式会社 測色データ処理装置、測色データ処理システム、測色データ処理方法、及び、測色データ処理プログラム
JP2017146186A (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 旭硝子株式会社 ガラス合紙の異物検出方法、ガラス合紙の製造方法、及びガラス板の梱包方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090180689A1 (en) Color reproduction device, color reproduction method, and computer-readable recording medium recorded with color reproduction program
JP5815878B2 (ja) 印刷欠陥の検出
CN109471276B (zh) 一种液晶屏色偏缺陷检测方法及装置
CN112446864A (zh) 瑕疵检测方法、装置、设备和存储介质
US20050259867A1 (en) Vision system and method for process monitoring
JP2003185500A (ja) 画像データの色彩較正装置および色彩欠陥自動検出装置
JP4534825B2 (ja) 欠陥検査方法および欠陥検査装置
CN100458423C (zh) 彩色印刷质量检查方法
JP2002036513A (ja) 印刷物検査装置
CN112288747A (zh) 一种钢坯的智能检测方法及装置
CN116152361B (zh) 用于估算色度的方法、电子设备及计算机可读存储介质
JP3065071B1 (ja) 印刷検査装置
JPH0771939A (ja) 外観検査装置
JP2004125434A (ja) 電子回路用部品の外観検査方法及び外観検査装置並びに電子回路用部品の製造方法。
CN111798442B (zh) 一种白度测量方法及白度测量中的参数标定方法
JP7300155B2 (ja) 固形製剤外観検査における教示装置、及び固形製剤外観検査における教示方法
JP4961370B2 (ja) 検査方法および検査装置
JP2013072777A (ja) 異品種混入検査方法および異品種混入検査装置
KR101254187B1 (ko) 컬러 품질 제어를 위한 방법, 시스템 및 디바이스
JP4139584B2 (ja) 印刷色調監視システム
KR100274430B1 (ko) 출하자동검사기의 오에스디 문자 검사장치 및 검사방법
WO2023157238A1 (ja) 検査装置、検査方法、および記録媒体
KR100277277B1 (ko) 테이프 카세트의 인쇄 문자 검사 방법
Hata et al. Color pattern inspection machine with human sensitivity
JP2011058878A (ja) 色崩れ定量評価方法、及び色崩れ定量評価装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040709

A621 Written request for application examination

Effective date: 20041203

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070925

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080520