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JP2003175669A - インクジェット記録要素および印刷方法 - Google Patents

インクジェット記録要素および印刷方法

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Publication number
JP2003175669A
JP2003175669A JP2002251027A JP2002251027A JP2003175669A JP 2003175669 A JP2003175669 A JP 2003175669A JP 2002251027 A JP2002251027 A JP 2002251027A JP 2002251027 A JP2002251027 A JP 2002251027A JP 2003175669 A JP2003175669 A JP 2003175669A
Authority
JP
Japan
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recording element
particles
coating
porous
ink
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002251027A
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English (en)
Inventor
Sridhar Sadasivan
サダジバン スリダー
Anne Garo Elizabeth
アン ガロ エリザベス
Xiaoru Wang
ワン シャオルー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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Priority claimed from US09/945,035 external-priority patent/US6692123B2/en
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JP2003175669A publication Critical patent/JP2003175669A/ja
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    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
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    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、インクジェット印刷におい
て使用される際に瞬間的な乾燥時間を有する多孔質イン
クジェット記録要素を提供することである。本発明のも
う1つの目的は、良好なコーティング品質を有する(と
りわけ亀裂が少ない)多孔質記録要素を提供することで
ある。本発明のもう1つの目的は、印刷後に良好な画質
を呈するインクジェット記録要素を提供することであ
る。本発明のもう1つの目的は、上述の要素を使用する
印刷方法を提供することである。 【解決手段】 (a) 100℃未満のTg を有する有機ポ
リマーでカプセル化されている無機粒子、および(b)
5μm 以下の平均粒径を有する粒子、を有する多孔質画
像受容層を担持している基材を有する多孔質インクジェ
ット記録要素。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録要素および当該要素を使用する印刷方法に関する。よ
り詳細には、本発明は、カプセル化粒子を含有している
インクジェット記録要素に関する。 【0002】 【従来の技術】典型的なインクジェット記録システムま
たはインクジェット印刷システムにおいては、インク液
滴が、記録要素または記録媒体に向かってノズルから高
速で噴射され、媒体上に画像を生ずる。インク液滴(ま
たは記録液体)は、一般に、記録薬剤(例えば、染料ま
たは顔料)および大量の溶媒を含んでなる。溶媒(また
はキャリア液体)は、概して、水、有機材料(例えば、
一価アルコール、多価アルコールまたはそれらの混合
物)から作られている。 【0003】インクジェット記録要素は、概して、少な
くとも一方の表面に、インク受容層または画像形成層を
担持している支持体を含んでなり、このような要素に
は、不透明な支持体を有する、反射式観察を目的とする
もの、および透明な支持体を有する、透過光による観察
を目的とするものが含まれる。 【0004】このような画像記録要素において写真画質
の画像を達成および維持するためには、インクジェット
記録要素が、 ・容易に濡れ、パドリング(puddling)、すなわち隣接す
るインクドットの合体(不均一な濃度につながる)がま
ったく無く、 ・画像の滲みをまったく示さず、 ・高濃度のインクを吸収し、素速く乾燥して、次のプリ
ントまたは他の表面に接して積み重ねられた際に要素が
いっしょにブロッキングを起こすのを防止する能力を呈
し、 ・支持体および/または層(複数であってもよい)の間
の相互作用に起因する不連続性もしくは欠陥(例えば、
亀裂、はじき、櫛筋など)をまったく示さず、 ・未吸収の染料が自由表面で凝集して染料の結晶化(像
形成領域においてブルーミング作用またはブロンジング
作用を生ずる)を起こさせず、 ・水との接触または日光、タングステン灯、もしくは蛍
光灯による輻射線との接触に由来する退色を防止するよ
うに最適化された画像堅牢度を有する、ものでなければ
ならないことは周知である。 【0005】殆ど瞬間的なインク乾燥時間および良好な
画質を同時に提供するインクジェット記録要素が望まし
い。しかしながら、記録要素が適合する必要のあるイン
クの組成および容量は広範囲にわたるので、インクジェ
ット記録媒体のこれらの要求条件を同時に達成するのは
困難である。 【0006】多孔質または非多孔質の支持体の片面もし
くは両面に好適な画像受容層として作用する多孔質また
は非多孔質の単層コーティングもしくは多層コーティン
グを用いるインクジェット記録要素が知られている。非
多孔質コーティングを使用する記録要素は概して良好な
画質を有するけれども、インク乾燥時間が不良である。
多孔質コーティングを使用する記録要素は概してコロイ
ド状微粒子を含有しており、不良な画質を有するけれど
も、優れた乾燥時間を呈する。 【0007】インクジェット印刷と共に使用するための
多種多様な種々のタイプの多孔質画像記録要素が知られ
ているけれども、当該技術分野には多くの未解決の問題
があり、既知の製品には、それらの商業的有用性を厳し
く制限する多くの欠陥が存在する。多孔質画像記録層の
設計における大きい難題は、非微粒子物をできるだけ用
いずに、良好な品質の、亀裂の無いコーティングを得る
ことができるようにするということである。非微粒子物
が多く存在し過ぎると、画像記録層が多孔質ではなくな
り、不良なインク乾燥時間を呈するようになる。 【0008】欧州特許第 813,978号は、微細粒子、親水
性バインダー、および油滴を含んでなるインク吸収層が
使用されているインクジェット記録要素に関する。しか
しながら、この要素には、油滴が表面に移動して、画像
の外観の変化を生ずるという点において問題がある。 【0009】米国特許第 6,197,381号は、微細無機粒
子、親水性バインダー、および30℃以下のガラス転移温
度を有する疎水性ラテックスを含んでなるコーティング
組成物からの記録シートの製造に関する。しかしなが
ら、この記録シートには、不良なインク乾燥時間を呈す
るという点において問題がある。 【0010】Final Program and Proceedings of IS&T
NIP14, pp. 150-152は、無機コア/有機シェル粒子を含
んでなる画像受容層を有する微孔質紙に関する。これら
の有機シェルはカチオン性ポリマーである。しかしなが
ら、これらのカチオン性ポリマーの性質または素生につ
いての言及はまったく無い。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、イン
クジェット印刷において使用される際に瞬間的な乾燥時
間を有する多孔質インクジェット記録要素を提供するこ
とである。本発明のもう1つの目的は、良好なコーティ
ング品質を有する(とりわけ亀裂が少ない)多孔質記録
要素を提供することである。本発明のもう1つの目的
は、印刷後に良好な画質を呈するインクジェット記録要
素を提供することである。 【0012】本発明のもう1つの目的は、上述の要素を
使用する印刷方法を提供することである。 【0013】 【課題を解決するための手段】これらの目的および他の
目的は、(a) 100℃未満のTg を有する有機ポリマー
でカプセル化されている無機粒子、および(b)5μm
以下の平均粒径を有する粒子、を含む多孔質画像受容層
を担持している基材を含んでなる多孔質インクジェット
記録要素を含む本発明によって達成される。 【0014】本発明のインクジェット記録要素は、良好
なコーティング品質およびインクジェット印刷において
使用される際の画質を有する。 【0015】 【発明の実施の形態】本発明のもう1つの態様は、 I)ディジタルデータ信号に応答するインクジェットプリ
ンターを用意する工程、 II) 上記プリンターに、上述のインクジェット記録要素
を装填する工程、 III)上記プリンターに、インクジェットインク組成物を
装填する工程、および IV) 上記ディジタルデータ信号に応答して上記インクジ
ェットインク組成物を使用して上記画像受容層上に印刷
する工程、 を含むインクジェット印刷方法に関する。 【0016】本発明のカプセル化粒子(a)の調製に
は、金属酸化物、金属酸化物水和物、ベーマイト、クレ
ー、焼成クレー、炭酸カルシウム、アルミノシリケー
ト、ゼオライト、または硫酸バリウムなどの、いずれの
無機粒子を使用してもよい。本発明の好ましい態様にお
いて、これらの無機粒子は、シリカ( Nalco(商標)(N
alco Co.) 、 Ludox(商標)(DuPont Corp.)、 Snowtex
(商標)(Nissan ChemicalCo.) として市販されてい
る)、アルミナ、ジルコニア、またはチタニアである。
本発明のもう1つの好ましい態様において、これらの無
機粒子の粒径は、5nm〜1000nmである。 【0017】本発明において使用されるカプセル化粒子
(a)は、好ましい態様において、先ず無機粒子の表面
をシラン含有材料で改質し、次に、当該改質粒子の存在
下で1種以上のモノマーを重合させる、シランカップリ
ング化学によって調製することができる。有用な重合技
法については、"Emulsion Polymerization and Emulsio
n Polymers", edited by P.A. Lovell and M.S. El-Aas
sar, John Wiley andSons, 1997において見出すことが
できる。 【0018】上述の無機粒子の改質に有用なシランカッ
プリング剤には、3-アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、3-アミノプロピルトリメトキシシラン、3-アミノプ
ロピルジエトキシメチルシラン、3-アミノプロピルジメ
トキシメチルシラン、3-アミノプロピルエトキシジメチ
ルシラン、3-アミノプロピルメトキシジメチルシラン、
N-(2-アミノエチル)-3-アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、 N-(2-アミノエチル)-3-アミノプロピルトリエト
キシシラン、 N-(2-アミノエチル)-3-アミノプロピルメ
チルジメトキシシラン、 N-(2-アミノエチル)-3-アミノ
プロピルメチルジエトキシシラン、4-アミノブチルトリ
エトキシシラン、4-アミノブチルトリメトキシシラン、
N-(2-アミノエチル)-3-アミノイソブチルメチルジメト
キシシラン、およびGelest catalogue, pp.105-259 (19
97) において列挙されている他のシランカプラー剤が含
まれる。本発明において使用される無機コロイドの改質
にもっとも好ましいシランカップリング剤には、3-アミ
ノプロピルトリエトキシシラン、3-アミノプロピルトリ
メトキシシラン、3-アミノプロピルジエトキシメチルシ
ラン、3-アミノプロピルジメトキシメチルシラン、 N-
(2-アミノエチル)-3-アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、 N-(2-アミノエチル)-3-アミノプロピルトリエトキ
シシラン、 N-(2-アミノエチル)-3-アミノプロピルメチ
ルジメトキシシラン、 N-(2-アミノエチル)-3-アミノプ
ロピルメチルジエトキシシランが含まれる。 【0019】本発明のもう1つの態様は、最初に表面を
改質すること無く、無機粒子の存在下で1種以上のモノ
マーを重合させることによって、上記カプセル化粒子
(a)を調製することに関する。もう1つの態様は、無
機粒子の表面にポリマーを吸着させることによって、こ
れらのカプセル化粒子を調製することに関する。もう1
つの態様は、モノマーからポリマーが形成される前また
は後のいずれかにおいて、無機粒子とポリマーとの間に
化学結合を形成させることによって、これらのカプセル
化粒子を調製することに関する。 【0020】本発明において用いられる無機粒子のカプ
セル化に使用される有機ポリマーは、約 100℃未満、好
ましくは−50℃〜65℃のTg を有する。有機ポリマーの
Tg値を測定するための方法は、John Wiley & Sons, In
c. によって1992年に発行された、L.H. Sperling によ
る"Introduction to Physical Polymer Science", 2nd
Edition に記載されている。以下の表I中の有機ポリマ
ーの各々については、ポリマーを構成している個々のモ
ノマー(i)の各々から誘導されるホモポリマーについ
てのTg 値の重み付き合計として、Tg 値を計算した。 【0021】 【数1】 【0022】上式中、Wは、有機ポリマーにおけるモノ
マーiの質量%であり、Xは、モノマーiから誘導され
るホモポリマーについてのTg 値である。各ホモポリマ
ーについてのTg 値は、John Wiley & Sons, Inc. によ
って1975年に発行された、J.Brandrup および E.H. Imm
ergutによる"Polymer Handbook", 2nd Edition から得
た。 【0023】本発明の好ましい態様において、上記カプ
セル化粒子(a)の有機ポリマーを調製するのに使用さ
れるモノマーには、アクリレートモノマーおよびスチレ
ンモノマーが含まれ、これらのモノマーは、第四級アン
モニウム基、ピリジニウム基、イミダゾリウム基、スル
ホネート基、カルボキシレート基、またはホスホネート
基などのカチオン性、アニオン性、または非イオン性の
官能基を有していてもよい。有用なモノマーの例には、
以下のモノマーが含まれる。アクリル酸n-ブチル、アク
リル酸n-エチル、アクリル酸2-エチルヘキシル、アクリ
ル酸メトキシエチル、アクリル酸メトキシエトキシエチ
ル、アクリル酸エトキシエチル、アクリル酸エトキシエ
トキシエチル、メタクリル酸2-エチルヘキシル、アクリ
ル酸n-プロピル、アクリル酸ヒドロキシエチルなど、お
よびカチオン性モノマー(例えば、アクリル酸トリメチ
ルアンモニウムエチルおよびメタクリル酸トリメチルア
ンモニウムエチルの塩、アクリル酸トリエチルアンモニ
ウムエチルおよびメタクリル酸トリエチルアンモニウム
エチルの塩、アクリル酸ジメチルベンジルアンモニウム
エチルおよびメタクリル酸ジメチルベンジルアンモニウ
ムエチルの塩、アクリル酸ジメチルブチルアンモニウム
エチルおよびメタクリル酸ジメチルブチルアンモニウム
エチルの塩、アクリル酸ジメチルヘキシルアンモニウム
エチルおよびメタクリル酸ジメチルヘキシルアンモニウ
ムエチルの塩、アクリル酸ジメチルオクチルアンモニウ
ムエチルおよびメタクリル酸ジメチルオクチルアンモニ
ウムエチルの塩、アクリル酸ジメチルドデシルアンモニ
ウムエチルおよびメタクリル酸ジメチルドデシルアンモ
ニウムエチルの塩、アクリル酸ジメチルオクタデシルア
ンモニウムエチルおよびメタクリル酸ジメチルオクタデ
シルアンモニウムエチルの塩など)。使用することがで
きるこれらのカチオン性モノマーの塩には、塩化物、臭
化物、硫酸メチル、トリフラートなどが含まれる。 【0024】上記カプセル化粒子(a)を調製するのに
本発明において使用することができる有機ポリマーの例
には、ポリ (アクリル酸n-ブチル-co-塩化ビニルベンジ
ルトリメチルアンモニウム) 、ポリ (アクリル酸n-ブチ
ル-co-臭化ビニルベンジルトリメチルアンモニウム) 、
ポリ (アクリル酸n-ブチル-co-塩化ビニルベンジルジメ
チルベンジルアンモニウム) 、およびポリ (アクリル酸
n-ブチル-co-塩化ビニルベンジルジメチルオクタデシル
アンモニウム) が含まれる。本発明の好ましい態様にお
いて、上記ポリマーは、ポリアクリル酸n-ブチル、ポリ
アクリル酸2-エチルヘキシル、ポリアクリル酸メトキシ
エチル、ポリアクリル酸エトキシエチル、ポリ (アクリ
ル酸n-ブチル-co-アクリル酸トリメチルアンモニウムエ
チル硫酸メチル) 、ポリ (アクリル酸n-ブチル-co-メタ
クリル酸トリメチルアンモニウムエチル硫酸メチル) 、
またはポリ (アクリル酸n-ブチル-co-塩化ビニルベンジ
ルトリメチルアンモニウム) であってもよい。 【0025】上記カプセル化粒子(a)における無機粒
子の有機ポリマーに対する質量比はいずれであってもよ
い。好ましい態様において、この質量比は、 0.2:1〜
20:1である。もう1つの好ましい態様において、この
質量比は、1:1〜10:1である。 【0026】以下は、本発明において使用することがで
きる有機ポリマーでカプセル化されている無機粒子の例
である。 【0027】 【表1】【0028】本発明の好ましい態様において、使用して
もよい粒子(b)には、金属酸化物もしくは金属水酸化
物(例えば、アルミナ、ベーマイト、酸化アルミニウム
三水和物、酸化チタン、または酸化ジルコニウム)、ク
レー、炭酸カルシウム、焼成クレー、無機シリケート、
硫酸バリウム、または有機粒子(例えば、高分子ビー
ズ)が含まれる。本発明において有用な有機粒子の例
は、米国特許出願番号第09/458,401号(1999年12月10日
出願)、同09/608,969号(2000年6月30日出願)、同09
/607,417号(2000年6月30日出願)、同09/608,466号
(2000年6月30日出願)、同09/607,419号(2000年6月
30日出願)、および同09/822,731号(2001年3月30日出
願)の各明細書において開示され、請求されている。さ
らにまたもう1つの好ましい態様において、上記粒子
(b)の平均粒径は、5μm 以下である。 【0029】本発明の好ましい態様において、上記カプ
セル化無機粒子(a)は、画像受容層の50質量%以下を
構成する。本発明のもう1つの好ましい態様において、
上記粒子(b)は、画像受容層の少なくとも50質量%を
構成する。 【0030】本発明の画像受容層は、その多孔性を変化
させるには不十分な量で、高分子バインダーをも含有し
ていてもよい。好ましい態様において、この高分子バイ
ンダーは、親水性ポリマー(例えば、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、ゼラチン、セルロースエ
ーテル、ポリオキサゾリン、ポリビニルアセトアミド、
部分的に加水分解されたポリ (酢酸ビニル/ビニルアル
コール) 、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリ
アルキレンオキシド、スルホン化もしくはリン酸化され
たポリエステルおよびポリスチレン)、カゼイン、ゼイ
ン、アルブミン、キチン、キトサン、デキストラン、ペ
クチン、コラーゲン誘導体、コロジアン(collodian) 、
寒天、クズウコン、ガー、カラギナン、トラガカント、
キサンタン、ラムサン(rhamsan) など、または、例え
ば、ポリ (スチレン-co-ブタジエン) 、ポリウレタンラ
テックス、ポリエステルラテックス、ポリアクリル酸n-
ブチル、ポリメタクリル酸n-ブチル、ポリアクリル酸2-
エチルヘキシル、アクリル酸n-ブチルとアクリル酸エチ
ルとのコポリマー、酢酸ビニルとアクリル酸n-ブチルと
のコポリマーなどの低Tg ラテックスである。高分子バ
インダーは、前述の各粒子と適合するように選択される
べきである。 【0031】使用されるバインダーの量は、インクジェ
ット記録要素に結合力を付与するのに十分であるべきで
あるけれども、上記凝集体によって形成される連続的な
孔構造がバインダーによって塞がれないように、最少化
させるべきでもある。本発明の好ましい態様において、
上記バインダーの粒子の全量に対する質量比は、1:20
〜1:5である。 【0032】上記画像受容層に加えて、上記記録要素
は、支持体の隣に、ベース層をも含有していてもよい。
このベース層の機能は、インクから溶媒を吸収すること
である。この層に有用な材料は、無機粒子および高分子
バインダーを含む。 【0033】上記画像受容層に加えて、上記記録要素
は、画像受容層の上に、光沢を提供する機能を有する層
をも含有していてもよい。この層に有用な材料は、サブ
ミクロンの無機粒子および/または高分子バインダーを
含む。 【0034】本発明において使用されるインクジェット
記録要素のための支持体は、樹脂コート紙、紙、ポリエ
ステル、または微孔質材料(例えば、Pittsburgh, Penn
sylvaniaのPPG Industries, Inc.によってTeslin(商
標)という商品名で販売されているポリエチレンポリマ
ー含有材料)、 Tyvek(商標)合成紙(DuPont Corp.)、
Duraform(商標)などの含浸紙、およびOPPalyte(商
標)フィルム(Mobil Chemical Co.)、並びに米国特許第
5,244,861号明細書に列挙されている他の複合フィルム
などの、インクジェット受容体に通常使用されるものの
いずれにすることもできる。不透明な支持体には、普通
紙、コート紙、合成紙、写真印画紙支持体、溶融押出コ
ート紙、および積層紙(例えば、二軸配向支持体積層
物)が含まれる。二軸配向支持体積層物は、米国特許第
5,853,965号、同 5,866,282号、同 5,874,205号、同
5,888,643号、同 5,888,681号、同 5,888,683号、およ
び同 5,888,714号の各明細書に記載されている。これら
の二軸配向支持体には、紙ベースおよび紙ベースの片面
または両面に積層された二軸配向ポリオレフィンシート
(概してポリプロピレン)が含まれる。透明支持体に
は、ガラス、セルロース誘導体(例えば、セルロースエ
ステル、三酢酸セルロース、二酢酸セルロース、酢酸プ
ロピオン酸セルロース、酢酸酪酸セルロース)、ポリエ
ステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレンナフタレート、ポリ -1,4-シクロヘキサンジメチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、お
よびこれらのコポリマー)、ポリイミド、ポリアミド、
ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリオレフィン(例
えば、ポリエチレンまたはポリプロピレン)、ポリスル
ホン、ポリアクリレート、ポリエーテルイミド、および
これらの混合物が含まれる。上記に列挙した紙には、高
品位紙(例えば、写真印画紙)から低品位紙(例えば、
新聞用紙)までの広範囲の紙が含まれる。好ましい態様
においては、Eastman KodakCo. によって製造されてい
る Ektacolorペーパーが用いられる。 【0035】本発明において使用される支持体は、50〜
500μm 、好ましくは75〜 300μmの厚みを有していて
もよい。望まれる場合には、酸化防止剤、帯電防止剤、
可塑剤、および他の既知の添加剤を支持体に導入しても
よい。 【0036】画像受容層の支持体に対する接着性を改良
するために、画像受容層を適用する前に、支持体の表面
をコロナ放電処理に付してもよい。画像受容層の支持体
に対する接着性は、支持体上に下塗り層を塗布すること
によって改良することもできる。下塗り層において有用
な材料の例には、ハロゲン化フェノールおよび部分的に
加水分解された塩化ビニル-co-酢酸ビニルのポリマーが
含まれる。 【0037】上記コーティング組成物は、水または有機
溶媒のいずれから塗布することもできるけれども、水か
らの方が好ましい。全固形分は、もっとも経済的な方法
において有用なコーティング厚を生ずるように選ばれる
べきであり、微粒子コーティング調合物においては、10
〜40質量%の固形分が典型的である。 【0038】本発明において用いられるコーティング組
成物を、例えば、浸漬コーティング、線巻きロッドコー
ティング、ドクターブレードコーティング、グラビアお
よび反転ロールコーティング、スライドコーティング、
ビードコーティング、押出コーティング、カーテンコー
ティングなどの周知の技法のいくつかによって適用して
もよい。既知の塗布方法および乾燥方法は、1989年12月
に発行されたリサーチディスクロージャー(Research Di
sclosure) 、第308119号の1007〜1008頁に、さらに詳細
に記載されている。スライドコーティングが好ましく、
この場合、上記ベース層とオーバーコートとを同時に適
用することができる。塗布後、これらの層を単純な蒸発
によって乾燥させるのが一般的であるけれども、対流加
熱などの既知の技法によって乾燥を促進してもよい。 【0039】上記コーティング組成物は、従来の前計量
または後計量のコーティング方法(例えば、ブレードコ
ーティング、エアナイフコーティング、ロッドコーティ
ング、ロールコーティングなど)によって、基材の一方
または両方の表面に適用することができる。塗布方法の
選択は操作の経済性から定まり、これは、次に、コーテ
ィング固形分、コーティング粘度、およびコーティング
速度などの調合物の仕様を決定するであろう。 【0040】画像受容層の厚みは1〜60μm 、好ましく
は5〜40μm の範囲にわたることができる。 【0041】塗布後、インクジェット記録要素をカレン
ダー加工またはスーパーカレンダー加工に付して、表面
の平滑性を高めてもよい。本発明の好ましい態様におい
て、インクジェット記録要素は、65℃の温度、 14000 k
g/m の圧力、および0.15 m/s〜 0.3 m/sの速度における
高温ソフトニップカレンダー加工に付される。 【0042】インクジェット記録要素に機械的耐久性を
付与するために、上記において考察したバインダーに対
して作用する架橋剤を少量添加してもよい。このような
添加剤は、層の結合力を改良する。例えば、カルボジイ
ミド、多官能価アジリジン、アルデヒド、イソシアネー
ト、エポキシド、多価金属カチオンなどの、あらゆる架
橋剤を使用することができる。 【0043】着色剤の退色を改良するために、当該技術
分野においてよく知られている紫外線吸収剤、ラジカル
失活剤、または酸化防止剤を画像受容層にさらに添加し
てもよい。他の添加剤には、pH調節剤、接着性促進
剤、レオロジー調節剤、界面活性剤、殺生剤、滑剤、色
素、蛍光増白剤、艶消し剤、帯電防止剤などが含まれ
る。妥当な塗工性を得るために、例えば、界面活性剤、
脱泡剤、アルコールなどの、当業者に既知の添加剤を使
用してもよい。コーティング助剤の一般的な量は、全溶
液質量に対して、0.01〜0.30質量%の活性コーティング
助剤である。これらのコーティング助剤は、非イオン
性、アニオン性、カチオン性、または両性のものであっ
てもよい。具体例は、MCCUTCHEONの第1巻、Emulsifier
s and Detergents, 1995, North American Editionに記
載されている。 【0044】本発明の記録要素を像形成させるのに使用
されるインクジェットインクは当該技術分野において周
知である。概してインクジェット印刷において使用され
るインク組成物は、溶媒またはキャリア液体、染料また
は顔料、湿潤剤、有機溶媒、洗浄剤、増粘剤、保恒剤な
どを含んでなる液体組成物である。溶媒またはキャリア
液体は単なる水とすることができ、または多価アルコー
ルなどの他の水混和性溶媒と混合された水とすることも
できる。また、多価アルコールなどの有機材料が主たる
キャリアまたは溶媒液体であるインクを使用してもよ
い。特に有用なものは、水と多価アルコールとの混合溶
媒である。このような組成物において使用される染料
は、概して、水溶性の直接染料または酸性型染料であ
る。このような液体組成物は、例えば、米国特許第 4,3
81,946号、同 4,239,543号、および同 4,781,758号の各
明細書などの従来技術に広範に記載されている。 【0045】以下の例を、本発明を説明するために提供
する。 【0046】 【実施例】例1 本発明において用いられるカプセル化粒子1の合成 乾燥質量60gの Nalco(商標)2329コロイド状シリカ
(40質量%溶液)および150gの蒸留水を、機械式攪拌
機および窒素注入口を備えた 500mLの3つ口丸底フラス
コ中で混合した。3gの3-アミノプロピルメチルジエト
キシシランを1分間かけて添加した。この混合物のpH
を、1モル/L(1N)のHClを用いて、ゆっくりと
4.0に調整した。この分散液の粘度は、最初は上昇した
けれども、酸の添加によって再び低下した。 1.2gの臭
化セチルトリメチルアンモニウム(CTAB)および
0.6gのTriton X-100(商標)を添加した。この分散液
を室温において1時間撹拌した。 【0047】上記溶液を恒温浴中で80℃に加熱し、窒素
で30分間パージした。0.12gの 2,2'-アゾビス (2-メチ
ルプロピオンアミジン) 二塩酸塩をこの反応器に添加し
た。この反応器に、8gのアクリル酸n-ブチル、5gの
メタクリル酸トリメチルアンモニウムエチル硫酸メチル
(固形分80%)、0.24gのCTAB、0.12gの 2,2'-ア
ゾビス (2-メチルプロピオンアミジン) 二塩酸塩、およ
び40gの脱イオン水を含んでなるモノマー乳剤を1時間
かけて供給して、上記 Nalco(商標)2329をカプセル化
した。得られた分散液の固形分は40質量%であった。 【0048】本発明において用いられるカプセル化粒子
2の合成 45gの Nalco(商標)2329コロイド状シリカ(40質量%
溶液)および 150gの蒸留水を、機械式攪拌機および窒
素注入口を備えた 500mLの3つ口丸底フラスコ中で混合
した。 3.0gの3-アミノプロピルメチルジエトキシシラ
ンを1分間かけて添加した。この混合物のpHを、1モ
ル/L(1N)のHClを用いて、ゆっくりと 4.0に調整
した。この分散液の粘度は、最初は上昇したけれども、
酸の添加によって再び低下した。 1.2gの臭化セチルト
リメチルアンモニウム(CTAB)および 0.6gのTrit
on X-100(商標)を添加した。この分散液を室温におい
て1時間撹拌した。 【0049】上記溶液を恒温浴中で80℃に加熱し、窒素
で30分間パージした。0.12gの 2,2'-アゾビス (2-メチ
ルプロピオンアミジン) 二塩酸塩をこの反応器に添加し
た。この反応器に、4gのメタクリル酸エチル、4gの
メタクリル酸ブチル、5gのメタクリル酸トリメチルア
ンモニウムエチル硫酸メチル(固形分80%)、0.24gの
CTAB、0.12gの 2,2'-アゾビス (2-メチルプロピオ
ンアミジン) 二塩酸塩、および40gの脱イオン水を含ん
でなるモノマー乳剤を1時間かけて供給して、上記 Nal
co(商標)2329をカプセル化した。得られた分散液の固
形分は19.8質量%であった。 【0050】本発明において用いられるカプセル化粒子
3の合成 45gの Nalco(商標)2329コロイド状シリカ(40質量%
溶液)および 150gの蒸留水を、機械式攪拌機および窒
素注入口を備えた 500mLの3つ口丸底フラスコ中で混合
した。3gの3-アミノプロピルメチルジエトキシシラン
を1分間かけて添加した。この混合物のpHを、1モル
/L(1N)のHClを用いて、ゆっくりと 4.0に調整し
た。この分散液の粘度は、最初は上昇したけれども、酸
の添加によって再び低下した。 1.2gの臭化セチルトリ
メチルアンモニウム(CTAB)および 0.6gのTriton
X-100(商標)を添加した。この分散液を室温において
1時間撹拌した。 【0051】上記溶液を恒温浴中で80℃に加熱し、窒素
で30分間パージした。0.12gの 2,2'-アゾビス (2-メチ
ルプロピオンアミジン) 二塩酸塩をこの反応器に添加し
た。この反応器に、8gのメタクリル酸エチル、5gの
メタクリル酸トリメチルアンモニウムエチル硫酸メチル
(固形分80%)、0.24gのCTAB、0.12gの 2,2'-ア
ゾビス (2-メチルプロピオンアミジン) 二塩酸塩、およ
び40gの脱イオン水を含んでなるモノマー乳剤を1時間
かけて供給して、上記 Nalco(商標)2329をカプセル化
した。得られた分散液の固形分は19.9%であった。 【0052】本発明の要素1 乾燥質量 254gの沈降炭酸カルシウム Albagloss-s(商
標)(Specialty Minerals Inc.) (70%溶液)、乾燥質
量22gのシリカゲル Gasil(商標)23F (Crosfield Lt
d.)、乾燥質量 2.6gのポリビニルアルコールAirvol
(商標)125 (Air Products)(10%溶液)、乾燥質量21
gのスチレン−ブタジエンラテックス CP692NA(商標)
(Dow Chemicals) (50%溶液)、および 0.8gの Alcog
um(商標)L-229 (Alco Chemicals)を混合することによ
って、ベース層のためのコーティング溶液を調製した。
このコーティング溶液の固形分を、水を添加することに
よって、35%に調整した。このベース層コーティング溶
液を、25℃において、ビードコーティングによって、Ek
tacolor Edge Paper (Eastman Kodak Co.)上に塗布し、
60℃において、押込空気によって乾燥させた。このベー
ス層の厚みは、25μm または27g/m2であった。 【0053】乾燥質量15.0gのシリカゲル Nalco(商
標)2329 (Nalco Co.)(40質量%溶液)、乾燥質量 3.8
gのカプセル化粒子1(40質量%溶液)、および水を混
合して、全体として 125gとすることによって、画像受
容層のためのコーティング溶液を調製した。 【0054】上記画像受容層コーティング溶液を、25℃
において、ビードコーティングによって、上述のベース
層の上に塗布した。次に、この記録要素を、押込空気に
よって、 104℃において5分間乾燥させた。この画像受
容層の厚みは、8μm または8.6g/m2であった。 【0055】本発明の要素2 この要素は、カプセル化粒子1の代わりに、乾燥質量
4.0gのカプセル化粒子2(19.8質量%溶液)を使用し
たことを除き、要素1と同様に調製した。 【0056】本発明の要素3 この要素は、カプセル化粒子1の代わりに、乾燥質量
4.0gのカプセル化粒子3(19.9質量%溶液)を使用し
たことを除き、要素1と同様に調製した。 【0057】比較用カプセル化粒子1の合成 乾燥質量60gの Nalco(商標)2329コロイド状シリカ
(40質量%溶液)および150gの蒸留水を、機械式攪拌
機および窒素注入口を備えた 500mLの3つ口丸底フラス
コ中で混合した。 3.0gの3-アミノプロピルメチルジエ
トキシシランを1分間かけて添加した。この混合物のp
Hを、1モル/L(1N)のHClを用いて、ゆっくりと
4.0に調整した。この分散液の粘度は、最初は上昇した
けれども、酸の添加によって再び低下した。 1.2gの臭
化セチルトリメチルアンモニウム(CTAB)および
0.6gのTriton X-100(商標)を添加した。この分散液
を室温において1時間撹拌した。 【0058】上記溶液を恒温浴中で80℃に加熱し、窒素
で30分間パージした。0.12gの 2,2'-アゾビス (2-メチ
ルプロピオンアミジン) 二塩酸塩をこの反応器に添加し
た。この反応器に、12.7gのメタクリル酸メチル、0.26
gのエチレングリコールジメタクリレート、0.24gのC
TAB、0.12gの 2,2'-アゾビス (2-メチルプロピオン
アミジン) 二塩酸塩、および40gの脱イオン水を含んで
なるモノマー乳剤を1時間かけて供給して、上記 Nalco
(商標)2329をカプセル化した。得られた分散液の固形
分は19.9%であった。 【0059】これらの粒子のTg は 110℃であった。こ
の値は、少量のエチレングリコールジメタクリレートの
存在を考慮に入れて、メタクリル酸メチルから誘導され
るホモポリマーのTg 値に5℃を加えることによって得
たものである。 【0060】比較用カプセル化粒子2の合成 乾燥質量60gの Nalco(商標)2329コロイド状シリカ
(40質量%溶液)および150gの蒸留水を、機械式攪拌
機および窒素注入口を備えた 500mLの3つ口丸底フラス
コ中で混合した。 3.0gの3-アミノプロピルメチルジエ
トキシシランを1分間かけて添加した。この混合物のp
Hを、1モル/L(1N)のHClを用いて、ゆっくりと
4.0に調整した。この分散液の粘度は、最初は上昇した
けれども、酸の添加によって再び低下した。 1.2gの臭
化セチルトリメチルアンモニウム(CTAB)および
0.6gのTriton X-100(商標)を添加した。この分散液
を室温において1時間撹拌した。 【0061】上記溶液を恒温浴中で80℃に加熱し、窒素
で30分間パージした。0.12gの 2,2'-アゾビス (2-メチ
ルプロピオンアミジン) 二塩酸塩をこの反応器に添加し
た。この反応器に、8gのメタクリル酸メチル、5gの
メタクリル酸トリメチルアンモニウムエチル硫酸メチル
(固形分80%)、0.24gのCTAB、0.12gの 2,2'-ア
ゾビス (2-メチルプロピオンアミジン) 二塩酸塩、およ
び40gの脱イオン水を含んでなるモノマー乳剤を1時間
かけて供給して、上記 Nalco(商標)2329をカプセル化
した。得られた分散液の固形分は19.1%であった。 【0062】これらの粒子のTg は 110℃であった。 【0063】比較用要素1 この要素は、カプセル化粒子1の代わりに、乾燥質量
4.0gの比較用カプセル化粒子1(19.9質量%溶液)を
使用したことを除き、要素1と同様に調製した。 【0064】比較用要素2 この要素は、カプセル化粒子1の代わりに、乾燥質量
3.9gの比較用カプセル化粒子2(19.1質量%溶液)を
使用したことを除き、要素1と同様に調製した。 【0065】比較用要素3 この要素は、カプセル化粒子1の代わりに、乾燥質量
0.6gのポリビニルアルコールGohsenol(商標)GH-17
(Nippon Gohsei Co. Ltd.)(10質量%溶液)を使用した
ことを除き、要素1と同様に調製した。 【0066】コーティング品質 上記乾燥コーティングを、亀裂欠陥について、目視評価
した。結果を、以下の表IIに示す。 【0067】画質および乾燥時間 Color Ink Cartridge S020191/IC3CL01 を使用する染料
系インクのためのEpson Stylus Color 740プリンターを
使用して、上記記録要素上に印刷した。画像は、シア
ン、マゼンタ、イエロー、黒、緑、赤、および青の隣接
するパッチからなり、各々のパッチは、幅が 0.4cm、長
さが 1.0cmの長方形の形とした。隣接する色パッチの間
での滲みを、定性的に評価した。第2の画像を印刷し、
プリンターからの排出の直後に、軟らかい布で画像を拭
った。画像上のインクがまったく汚れなかった場合に、
乾燥時間の等級を1とした。インクが若干汚れた場合
に、乾燥時間の等級を2とし、インクが汚れた場合に3
とした。結果を、以下の表IIに示す。 【0068】 【表2】 【0069】上記表は、本発明の記録要素が、比較用記
録要素と比較して、良好なコーティング品質、画質、お
よび瞬間的な乾燥時間を有することを示している。 【0070】本発明の他の好ましい態様を、請求項との
関連において、次に記載する。 【0071】[1] (a) 100℃未満のTg を有する
有機ポリマーでカプセル化されている無機粒子、および
(b)5μm 以下の平均粒径を有する粒子、を含む多孔
質画像受容層を担持している基材を含んでなる多孔質イ
ンクジェット記録要素。 【0072】[2] 前記無機粒子(a)が、金属酸化
物、金属酸化物水和物、ベーマイト、クレー、焼成クレ
ー、炭酸カルシウム、アルミノシリケート、ゼオライ
ト、または硫酸バリウムを含んでなる、[1]に記載の
記録要素。 【0073】[3] 前記金属酸化物が、シリカ、アル
ミナ、ジルコニア、またはチタニアである、[2]に記
載の記録要素。 【0074】[4] 前記無機粒子(a)が、5nm〜10
00nmの粒径を有する、[1]に記載の記録要素。 【0075】[5] 前記Tg が、−50℃〜65℃であ
る、[1]に記載の記録要素。 【0076】[6] 前記有機ポリマーが、カチオン性
モノマー、アニオン性モノマー、または非イオン性モノ
マーから誘導される、[1]に記載の記録要素。 【0077】[7] 前記モノマーが、第四級アンモニ
ウム官能基、ピリジニウム官能基、イミダゾリウム官能
基、スルホネート官能基、カルボキシレート官能基、ま
たはホスフェート官能基を含有している、[6]に記載
の記録要素。 【0078】[8] 前記有機ポリマーが、アクリレー
ト含有モノマーから誘導される、[1]に記載の記録要
素。 【0079】[9] 前記有機ポリマーが、スチレン含
有モノマーから誘導される、[1]に記載の記録要素。 [10] I)ディジタルデータ信号に応答するインクジ
ェットプリンターを用意する工程、 II) 前記プリンターに、[1]に記載のインクジェット
記録要素を装填する工程、 III)前記プリンターに、インクジェットインク組成物を
装填する工程、および IV) 前記ディジタルデータ信号に応答して前記インクジ
ェットインク組成物を使用して前記画像受容層上に印刷
する工程、 を含むインクジェット印刷方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリザベス アン ガロ アメリカ合衆国,ニューヨーク 14526, ペンフィールド,ブルー リッジ ロード 105 (72)発明者 シャオルー ワン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14623, ロチェスター,イースト スクエア ドラ イブ 112 Fターム(参考) 2C056 EA04 FC06 2H086 BA15 BA33 BA36 BA45

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 (a) 100℃未満のTg を有する有機ポ
    リマーでカプセル化されている無機粒子、および(b)
    5μm 以下の平均粒径を有する粒子、を含む多孔質画像
    受容層を担持している基材を含んでなる多孔質インクジ
    ェット記録要素。
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