JP2003170854A - 電動パワーステアリング装置の制御装置 - Google Patents
電動パワーステアリング装置の制御装置Info
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- JP2003170854A JP2003170854A JP2001374112A JP2001374112A JP2003170854A JP 2003170854 A JP2003170854 A JP 2003170854A JP 2001374112 A JP2001374112 A JP 2001374112A JP 2001374112 A JP2001374112 A JP 2001374112A JP 2003170854 A JP2003170854 A JP 2003170854A
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Abstract
パワーステアリング装置の制御装置を提供すること。 【解決手段】 ハンドルの操舵トルクを検出するトルク
センサと、前記ハンドルと一体的に設けられたステアリ
ングシャフトを補助負荷付勢するモータと、前記操舵ト
ルクの大きさに応じて前記モータを駆動するコントロー
ルユニットとを具備した電動パワーステアリング装置の
制御装置であり、前記モータの温度を検出するモータ温
度検出手段と、該モータ温度検出手段が検出した温度に
所定のオフセット分を加えた温度に基づいてモータ電流
指令値を補正する電流指令値補正手段とを有し、該補正
されたモータ電流指令値でモータ電流を制御する。
Description
舵系にモータによる操舵補助力を付与するようにした電
動パワーステアリング装置の制御装置に関し、特に操舵
フィーリングの調整が容易に行える電動パワーステアリ
ング装置の制御装置に関する。
は、操舵トルクに応じてモータからのアシストトルクを
制御するもので、運転者の操舵補助を行う基本的な機能
のほかに、運転者が意図通りに操縦できるように、操舵
フィーリングが良好であることが重要である。そのよう
に制御装置を調整するためには、多数のパラメータを調
整することが必要で、調整が難しいという問題があっ
た。
事情によりなされたものであり、本発明の目的は、操舵
フィーリングの調整が容易に行える電動パワーステアリ
ング装置の制御装置を提供することにある。
舵トルクを検出するトルクセンサと、前記ハンドルと一
体的に設けられたステアリングシャフトを補助負荷付勢
するモータと、前記操舵トルクの大きさに応じて前記モ
ータを駆動するコントロールユニットとを具備した電動
パワーステアリング装置の制御装置に関するもので、本
発明の上記目的は、前記モータの温度を検出するモータ
温度検出手段と、モータ温度検出手段が検出した温度に
所定のオフセット分を加えた温度に基づいてモータ電流
指令値を補正する電流指令値補正手段とを有し、補正さ
れたモータ電流指令値でモータ電流を制御することによ
って達成される。
ト分を、車両の状態量に応じて設定することによってよ
り効果的に達成される。
御装置では、特開平11−208488号公報にあるよ
うに、モータの温度が操舵状況や環境温度により大きく
変化し、温度変化によって出力するトルクが変化するこ
とを制御装置で補正して、モータ出力の温度変動を抑え
る機能がある。これは、モータ温度を検出し、モータ温
度により温度変動を相殺するゲインを計算し、モータの
電流指令値に乗じて補正するものである。
温度にオフセットを加算することにより、本来の温度変
動を相殺するゲインよりも大きいゲインを電流指令値に
乗じるため、操舵フィーリングを軽めに設定できる。こ
れにより、多数のパラメータを調整することなく、操舵
フィーリングの調整が行えるようになる。
応じて設定できるようにすれば、電動パワーステアリン
グ装置の動特性に影響を与えることなく、良好な操舵フ
ィーリングを得ることができる。
ング装置のモータの温度変化による特性変化が操舵補助
特性の変化として現われないように、モータ温度検出手
段によりモータ温度を検出し、その検出値に基づいてモ
ータ電流指令値を補正する機能を利用し、検出したモー
タ温度にオフセットを加えることにより、操舵フィーリ
ングの調整が簡単に行える。
明する。
ーステアリング装置の構成を図1に示して説明する。操
向ハンドル1の軸2はユニバーサルジョイント4a及び
4b,ピニオンラック機構5を経て操向車輪のタイロッ
ド6に結合されている。軸2には、操向ハンドル1の操
舵トルクを検出するトルクセンサ10が設けられてお
り、操向ハンドル1の操舵力を補助するモータ20がク
ラッチ21、減速ギア3を介して軸2に結合されてい
る。パワーステアリング装置を制御するコントロールユ
ニット30には、バッテリ14からイグニションキー1
1を経て電力が供給され、コントロールユニット30
は、トルクセンサ10で検出された操舵トルクTと車速
センサ12で検出された車速Vとに基いてアシスト指令
の操舵補助指令値Iの演算を行ない、演算された操舵補
助指令値Iに基いてモータ20に供給する電流を制御す
る。クラッチ21はコントロールユニット30でON/
OFF制御され、通常の動作状態ではON(結合)され
ている。そして、コントロールユニット30によりパワ
ーステアリング装置が故障と判断された時、及びイグニ
ションキー11によりバッテリ14の電源供給がOFF
となっている時に、クラッチ21はOFF(切離)され
る。
Uで構成されるが、そのCPU内部においてプログラム
で実行される一般的な機能を示すと図2のようになる。
例えば位相補償器31は独立したハードウェアとしての
位相補償器を示すものではなく、CPUで実行される位
相補償機能を示している。尚、コントロールユニット3
0をCPUで構成せず、各機能要素を独立のハードウェ
アで構成することも可能である。
的な機能及び動作を説明する。トルクセンサ10で検出
されて入力される操舵トルクTは、操舵系の安定性を高
めるために位相補償器31で位相補償され、位相補償さ
れた操舵トルクTAが操舵補助指令値演算器32に入力
される。又、車速センサ12で検出された車速Vも操舵
補助指令値演算器32に入力される。操舵補助指令値演
算器32は、入力された操舵トルクTA及び車速Vに基
いてモータ20に供給する電流の制御目標値である操舵
補助指令値Iを決定する。操舵補助指令値演算器32に
はメモリ33が付設されている。メモリ33は車速Vを
パラメータとして操舵トルクに対応する操舵補助指令値
Iを格納しており、操舵補助指令値演算器32による操
舵補助指令値Iの演算に使用される。操舵補助指令値I
は減算器30Aに入力されると共に、応答速度を高める
ためのフィードフォワード系の微分補償器34に入力さ
れ、減算器30Aの偏差(I−i)は比例演算器35に
入力され、その比例出力は加算器30Bに入力されると
共にフィードバック系の特性を改善するための積分演算
器36に入力される。微分補償器34及び積分演算器3
6の出力も加算器30Bに加算入力され、加算器30B
での加算結果である電流制御値Eが、モータ駆動信号と
してモータ駆動回路37に入力される。モータ20のモ
ータ電流検出値iはモータ電流検出回路38で検出さ
れ、モータ電流検出値iは減算器30Aに入力されてフ
ィードバックされる。
て説明すると、モータ駆動回路37は加算器30Bから
の電流制御値Eに基いて電界効果トランジスタ(FE
T)FET1〜FET4の各ゲートを駆動するFETゲ
ート駆動回路371、FET1〜FET4で成るHブリ
ッジ回路、FET1及びFET2のハイサイド側を駆動
する昇圧電源372等で構成されている。FET1及び
FET2は、電流制御値Eに基いて決定されるデューテ
ィ比D1のPWM(パルス幅変調)信号によってON/
OFFされ、実際にモータに流れる電流Irの大きさが
制御される。FET3及びFET4は、デューティ比D
1の小さい領域では所定1次関数式(a,bを定数とし
てD2=a・D1+b)で定義されるデューティ比D2
のPWM信号で駆動され、デューティ比D1の大きい領
域ではPWM信号の符号により決定されるモータの回転
方向に応じてON/OFFされる。例えばFET3が導
通状態にあるときは、電流はFET1、モータ20、F
ET3、抵抗R2を経て流れ、モータ20に正方向の電
流が流れる。又、FET4が導通状態にあるときは、電
流はFET2、モータ20、FET4、抵抗R1を経て
流れ、モータ20に負方向の電流が流れる。従って、加
算器30Bからの電流制御値EもPWM出力となってい
る。又、モータ電流検出回路38は抵抗R2の両端にお
ける電圧降下に基いて正方向電流の大きさを検出すると
共に、抵抗R1の両端における電圧降下に基いて負方向
の電流の大きさを検出する。モータ電流検出回路38で
検出されたモータ電流検出値iは、減算器30Aに入力
されてフィードバックされる。
ト30に対して、本発明では図4に示すように、トルク
センサ10で検出された操舵トルクTに基づいて操舵補
助や補償制御のためのモータ電流指令値Irefを決定
した後、電流指令値補正部48において、モータに取り
付けられたモータ温度検出手段23(例えばサーミスタ
等)において検出されたモータ温度にオフセット分を加
えた温度に基づいてモータ電流指令値Irefの補正が
行われる。補正後のモータ電流指令値IrefをI
ref *とすると、モータ電流検出回路38からのモー
タ電流検出値iがモータ電流指令値Iref *と等しく
なるように電流制御部50が制御している。
は上下制限値±Ilmtを有する最大電流制限部40か
ら出力され、モータ電流指令値Iref *とモータ電流
検出値iとの差(Iref *−i)が減算器41で求め
られ、その差電流(Iref *−i)が電流制御部50
に入力される。一方、位相補償器31の出力は操舵補助
指令値演算部32、演算器42及び電流指令値補正部4
8を経て最大電流制限部40に入力され、電流制御部5
0からの駆動電流及びモータ電流検出回路38からのモ
ータ電流検出値iに基いて、モータ角速度推定部43で
推定された角速度ωはロストルク補償器44及び収れん
性制御器45に入力され、モータ角加速度推定部46か
らの角加速度ω*は慣性補償器47に入力される。ロス
トルク補償器44、収れん性制御器45及び慣性補償器
47の各出力は演算器42に入力されている。尚、図4
では、モータ20をモータ電気的特性部21とモータト
ルク定数部22とに分離している。
ん性を改善するためにハンドルが振れ回る動作に対して
ブレーキをかけるようになっている。ロストルク補償器
44は、モータ20のロストルクの影響をキャンセルす
るために、ロストルク補償信号LTを出力してモータ2
0のロストルクの発生する方向、つまりモータ20の回
転方向に対してロストルク相当のアシストを行なう。
又、慣性補償器47はモータ20の慣性により発生する
力相当分をアシストするものであり、慣性補償信号を出
力して慣性感又は制御の応答性の悪化を防ぐようになっ
ている。
る推定値ωはモータ回転方向を示すものであり、慣性補
償器47に入力される推定値ω*はモータ角加速度を示
すものとなっている。
の出力トルクτとの関係は、トルク定数をKTとして下
記数1となる。
出値iを制御することにより、操舵補助トルクを制御し
ている。さらに詳細な補正を行う場合には、前記トルク
定数を実験的に求め、求めたトルク定数に基づいて補正
することでよりよい制御状態を提供できることは明らか
である。
図5に示すようにモータ温度tの関数となっており、温
度20℃におけるトルク定数をKT20として表す。温
度が下降するとKTは大きくなり、上昇すると小さくな
る。
は、トルク定数の温度係数をαとして次の数2で表され
る。
T20 上記数1において、モータ温度tの変化によるKTの変
動の影響を無くすために、i(実際にはIref)に
(KT20/KT(t))倍する補正を行い、モータ出
力の温度変動を補正している。
≧0)を加えてIrefの補正を行うため、KT(t)
≧KT(t+a)となることから、本来の補正(K
T(t)/KT(t))より補正量が大きくなるため、
操舵を軽くでき、多くのパラメータを変更すること無し
に、すっきりした操舵フィーリングが得られる。
aの値は、車種によって異なるため、実車での操舵フィ
ーリングの確認を行って決定する。
ヨーレートや横加速度に応じて設定できるようにすれ
ば、車両の状態に応じて操舵フィーリングを設定するこ
とができ、電動パワーステアリングの安定性に影響を与
えることなく良好な操舵フィーリングを得ることができ
る。
設定を行えば、ある旋回領域で軽めに設定し、レーンチ
ェンジではしっかりした手応えになるような一般の車両
に向いた操舵フィーリングが得られる。
旋回時に手応えが出るようにでき、スポーティな車両に
向いた操舵フィーリングが得られる。
リング装置の制御装置によれば、多数のパラメータを調
整することなく、操舵フィーリングの調整が行えるよう
になる。
応じて設定できるので、電動パワーステアリング装置の
動特性に影響を与えることなく、良好な操舵フィーリン
グを得ることができる。
ック構成図である。
すブロック図である。
示すブロック図である。
る。
の関係を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ハンドルの操舵トルクを検出するトルク
センサと、前記ハンドルと一体的に設けられたステアリ
ングシャフトを補助負荷付勢するモータと、前記操舵ト
ルクの大きさに応じて前記モータを駆動するコントロー
ルユニットとを具備した電動パワーステアリング装置の
制御装置であって、前記モータの温度を検出するモータ
温度検出手段と、該モータ温度検出手段が検出した温度
に所定のオフセット分を加えた温度に基づいてモータ電
流指令値を補正する電流指令値補正手段とを有し、該補
正されたモータ電流指令値でモータ電流を制御すること
を特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。 - 【請求項2】前記オフセット分を、車両の状態量に応じ
て設定することを特徴とする請求項1に記載の電動パワ
ーステアリング装置の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001374112A JP4058264B2 (ja) | 2001-12-07 | 2001-12-07 | 電動パワーステアリング装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001374112A JP4058264B2 (ja) | 2001-12-07 | 2001-12-07 | 電動パワーステアリング装置の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003170854A true JP2003170854A (ja) | 2003-06-17 |
| JP4058264B2 JP4058264B2 (ja) | 2008-03-05 |
Family
ID=19182721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001374112A Expired - Fee Related JP4058264B2 (ja) | 2001-12-07 | 2001-12-07 | 電動パワーステアリング装置の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4058264B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006321457A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
| JP2020035394A (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | ブラザー工業株式会社 | 外乱オブザーバ、制御装置、工作機械及び外乱推定方法 |
-
2001
- 2001-12-07 JP JP2001374112A patent/JP4058264B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN110875699A (zh) * | 2018-08-31 | 2020-03-10 | 兄弟工业株式会社 | 干扰观测器、控制装置、机床以及干扰估计方法 |
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| CN110875699B (zh) * | 2018-08-31 | 2023-09-22 | 兄弟工业株式会社 | 干扰观测器、控制装置、机床以及干扰估计方法 |
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|---|---|
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