JP2003170664A - 情報記録媒体 - Google Patents
情報記録媒体Info
- Publication number
- JP2003170664A JP2003170664A JP2001375070A JP2001375070A JP2003170664A JP 2003170664 A JP2003170664 A JP 2003170664A JP 2001375070 A JP2001375070 A JP 2001375070A JP 2001375070 A JP2001375070 A JP 2001375070A JP 2003170664 A JP2003170664 A JP 2003170664A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- layer
- dye
- light
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
色素記録層、光反射層を積層し、第二のディスクとして
光透過性基板上に光反射層、有機色素記録層、色素保護
層を積層し、第一のディスクの光反射層と第二のディス
クの色素保護層を、接着層で貼り合わせた記録媒体にお
いて、第一のディスクの光透過性基板側より、良好な記
録を第一及び第二のディスクに対して行える光記録媒体
を提供する。 【解決手段】 図1に示されるような、光透過性基板1
上に、有機色素記録層2、光反射層3、接着層4、色素
保護層5、有機色素記録層22、光反射層32、光透過
性基板12で構成される光記録媒体において、次の手法
を使用する。有機色素記録層2に用いる色素を光透過性
基板に塗布した時の色素膜の記録レーザー波長に最も近
い吸収極大λ1(nm)とし、有機色素記録層22に用
いる色素を光透過性基板に塗布した時の色素膜の記録レ
ーザー波長に最も近い吸収極大λ2(nm)とした場
合、30≧λ2−λ1>0(nm)を満足することを特
徴とする。
Description
上に記録層、反射層を有する光記録媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】透明な光透過性基板上に直接または他の
層を介在してレーザー光を吸収する有機色素記録層と、
前記記録層の上に直接または他の層を介在して金属の反
射層を有する光記録媒体である追記型光ディスクが広く
知られている。追記型光ディスクの一つとして、DVD
-Rがある。DVD-Rは、厚み0.6mmの片面4.7
GBの記録容量を持つディスクと、同じく厚み0.6m
mの書き込みのできないダミーディスクを2枚貼り合わ
せた形態の容量が4.7GBの片面記録型DVD-R
と、片面4.7GBの記録容量を持つディスクを2枚貼
り合わせて、両面からレーザーを用いて記録再生する形
態の容量が9.4GBの両面記録型DVD-Rの2種類
が存在する。 【0003】両面からレーザーを用いて記録再生する両
面記録型DVD-Rは、容量が9.4GBと大容量では
あるが、記録再生装置において、ディスクの面に対し上
下に記録再生用レーザーを設置しないといけない。この
ため、記録再生装置が高価なものになってしまい、一般
に使用されるDVD-Rとしては、片面記録型のDVD-
Rが用いられることが多くなってしまう。このDVD-
Rは、オーサリング規格と、ジェネラル規格が存在する
が、容量の点においては、両者差異はない。 【0004】2枚のディスクを貼り合わせ、かつ、片側
よりレーザーを入射して記録を行う光記録媒体を作製で
きれば、容量の点においても、ドライブの構造において
も、有利になりえる。しかし、このような光記録媒体を
作製する上で問題となることもある。有機色素記録層を
有する光記録媒体は、記録時に照射したレーザーによっ
て、塗布した色素が分解できる温度になるとピットが形
成され、記録が行われる。有機色素記録層に使用される
色素は、色素膜にした時の吸収極大が、記録再生波長よ
り短波長側に存在する。このことにより、再生波長にお
ける屈折率を大きくすることができ、再生時の変調度を
大きくすることができる。つまり、色素膜にした時の吸
収極大値を調整することにより、屈折率の最大ピーク
を、再生レーザーの波長値にすることができる。 【0005】有機色素記録層を有する光記録媒体は、記
録レーザー波長で色素がレーザー波長を吸収し、分解で
きる温度になるとピットが形成され記録が行われる。極
大吸収波長が記録波長より短波長であり、また、その波
長がそれほど違わない二つの色素を比べた場合、記録時
の反射率、再生時の変調度に影響する屈折率などを考慮
すると、良好に記録再生できる時の極大吸収波長での、
両者の色素の吸光度は、ほぼ同一になる。 【0006】一般に、有機色素記録層に使用される色素
は、極大吸収波長より長波長になると、なだらかに吸収
がなくなる。つまり、記録レーザー波長より短波長に存
在する極大吸収波長位置が、記録レーザー波長位置に近
づけば、記録レーザー波長位置での吸収は増える傾向に
ある。極大吸収波長での吸光度を等しくした色素は、極
大吸収波長が記録波長より、より短波長に存在するほ
ど、記録再生波長での吸収は減ることになる。つまり、
吸収極大値を調整することにより、記録レーザー波長位
置での色素による記録レーザーの吸収を調整できる。 【0007】ここで、2枚のディスクを貼り合わせか
つ、片側よりレーザーを入射して記録を行うディスクに
おいて、レーザーの入射面に近いディスク及び、遠くの
ディスクの記録面に同一の色素を用い、記録を両者のデ
ィスクに対して行う場合、このようなディスクにおい
て、レーザーの入射面に近いディスクより、遠くのディ
スクの方が、レーザーが透過してくる層が多いいため、
光量損失が大きくなる。レーザーの入射面に近いディス
クの有機色素記録層の色素を分解させる温度と同じ温度
に遠くのディスクの有機色素記録層の色素が達するため
には、レーザーが、より多くの層を透過することによる
光量損失を加味した大きなパワーを投入し、遠くのディ
スクの有機色素記録層中の色素を分解温度にする必要が
ある。 【0008】有機色素記録層を有する光記録媒体は、記
録レーザー波長で色素がレーザー波長を吸収し、分解で
きる温度になるとピットが形成され記録が行われる。そ
こで、記録レーザー波長で、より吸収の小さな色素をレ
ーザーの入射面に近いディスクの有機色素記録層に用い
ることにより、遠くのディスクの有機色素記録層の色素
により多くのレーザーパワーを到達させることができ
る。つまり、2枚のディスクを貼り合わせかつ、片側よ
りレーザーを入射して記録を行うディスクにおいて、両
者のディスクに対して、より等しいパワーで記録を行う
ためには、記録レーザー波長での吸光度を、レーザーの
入射面に近いディスクに用いる色素より、遠くのディス
クの記録面に用いる色素を小さくすればよい。つまり、
レーザーの入射面に近いディスクより、遠くのディスク
の有機色素記録層中に用いる色素の吸収極大を、より高
波長にすればよい。 【0009】吸収極大差の目安としては、5nmが望ま
しい。これより小さい吸収極大差だと、記録パワーの差
が大きくなってしまい、良好な記録ができにくくなる。
しかし、熱損失を確実に抑えられるような、熱伝導率の
悪い材料且つ、記録波長での透過度の高い材料を使用す
れば、この吸収極大差を小さくすることが可能となる。 【0010】また、レーザーの入射面に近いディスクに
用いる色素より、遠くのディスクの記録面に用いる色素
の吸光度が高すぎると、レーザーの入射面より遠くのデ
ィスクの記録面での記録レーザーの吸収が多くなり、ピ
ットが低パワーで形成しやすくなる。このため、レーザ
ーの入射面に近いディスクの記録面と、遠くのディスク
の記録面との記録レーザーにパワーに差が生まれるの
で、このことを解消するためには、レーザーの入射面に
近いディスクに用いる色素より、遠くのディスクの記録
面に用いる色素の極大吸収差を30nmより小さくする
ことが望ましい。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、2枚
の片面記録のディスクを貼り合わせた構造の光記録媒体
に対して、ディスクの片面からのみレーザーを用いて記
録を両者のディスクに対して良好に行い、且つ、両者の
ディスクに記録する時に等しいレーザーパワーで記録を
行う光記録媒体を提供することである。このことによ
り、ディスクの最適な記録レーザーパーワーを両者のデ
ィスクに対して行う必要がなく、一度で最適な記録レー
ザーパワーを決定することができる。 【0012】 【課題を解決するための手段】図1に示されるような、
光透過性基板1上に、有機色素記録層2、光反射層3、
接着層4、色素保護層5、有機色素記録層22、光反射
層32、光透過性基板12で構成される光記録媒体にお
いて、次の手法を使用する。有機色素記録層2に用いる
色素を光透過性基板に塗布した時の色素膜の記録レーザ
ー波長に最も近い吸収極大λ1(nm)とし、有機色素
記録層22に用いる色素を光透過性基板に塗布した時の
記録レーザー波長に最も近い色素膜の吸収極大λ2(n
m)とした場合、30≧λ2−λ1>0(nm)を満足
することを特徴とする。以上の手法により、良好な記録
に優れた光記録媒体を提供することができる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。先ず、
第一のディスクの作成方法を以下に記す。光透過性基板
1としては、透明な材質、ポリカーボネート樹脂、アク
リル樹脂、エポキシ樹脂、ABS樹脂等に代表される樹
脂やガラス等を用いる。取り扱いの容易な樹脂として
は、ポリカーボネート樹脂やポリメタクリル酸メチル樹
脂などの透明樹脂材料を用いることができる。光透過性
基板は、これら透明樹脂材料を射出成形して製造するこ
とができるが、この製造方法に限らず、2P(Photo-Po
lymer)法により製造しても良い。光透過性基板の少な
くともどちらか一方の面には、トラッキング用のプリグ
ルーブが0.3μm〜1.6μmの間隔で、同心円状に
またはスパイラル状に形成されていてもよく、形成され
るプリグルーブの溝深さは、光の干渉効果を利用して増
幅された再生信号を得るために100nm〜250nm
とすることが望ましい。光透過性基板の表面には、情報
を記録したプリピット或いはトラッキング用やアドレス
用のためにグルーブ等の所定のパターンが必要に応じて
設けられる。 【0014】有機色素記録層2は、前述の光透過性基板
1上に直接に、あるいは無機系、有機系の他の層を介し
て設ける。記録層は、スピンコート法や蒸着法などによ
り成膜することができ、特に溶媒を使用するスピンコー
ト法が好ましい。成膜時に用いる溶媒としては、例え
ば、エチルセロソルブ、メチルセロソルブ、メタノール
及びテトラフルオロプロパノールなどを用いることがで
きる。成膜する記録層の膜厚は、20nm〜200nm
が好ましい。 【0015】有機色素記録層を形成する色素薄膜の色素
としては、記録レーザーの照射により、分解、昇華、溶
融、気化等の化学変化が起こる性質を有するものを用い
る。この条件に当てはまる有機色素としては、シアニン
系色素、スクアリリウム系色素、クロコニウム系色素、
アズレニウム系色素、トリアリールアミン系色素、アン
トラキノン系色素、含金属アゾ系色素、ジチオール金属
錯塩系色素、インドアニリン金属錯体系色素、フタロシ
アニン系色素、ナフタロシアニン系色素、分子間CTコ
ンプレックス系色素等がある。本発明の有機色素記録層
は、これらの色素を単独もしくは、併用して用いてもよ
い。また、有機色素記録層に、記録色素以外に、酸化防
止剤、ジチオール錯体などのクエンチャー、ニトロセル
ロース、酢酸セルロース、ケトン樹脂、アクリル樹脂、
ポリビニルブチラール、ポリカーボネート、ポリオレフ
ィン等のバインダー等を添加してもよい。 【0016】光反射層3は、前述の有機色素記録層上に
Ag、Al 、Au 、Cu 、Cr 、Ni 、Pt 、Pd 、等
があげられるが特に限定されない。光反射層3は、真空
蒸着、スパッタリング及びイオンプレーティングなどに
より成膜することができる。成膜する反射層の膜厚は、
0.01μm〜0.2μmが好ましい。 【0017】次に第二のディスクの作成方法を以下に記
す。光透過性基板1と同様の光透過性基板12の上部
に、光反射層32を光反射層3と同様に成膜する。成膜
する反射層の膜厚は、0.1μm〜0.2μmが好まし
い。光反射層32上に、有機色素記録層22を有機色素
記録層2と同様に塗布する。次に、有機色素記録層22
上に、色素保護層5を成膜する。色素保護層は、無機化
合物や有機化合物が挙げられるが特に限定されない。無
機化合物の例としては、Yuを含む希土類、Au、Ag、Al、
As、Ba、Be、Bi、Ca、Co、Cu、Fe、Ga、Ge、Hf、In、M
g、Ni、Pb、Pd、Rh、Sc、Si、Sn、Ta、Ti、V、W、Zn、Z
rなどの金属、及びその酸化物、硫化物、窒化物、ハロ
ゲン化物、弗化物、炭酸塩、硫酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩
などが挙げられる。有機化合物の例としては、酢酸ビニ
ル樹脂、塩化ビニル樹脂などの樹脂やポリジメチルシロ
キサンなどの樹脂、さらには、ショ糖、酒石酸、パラフ
ィンなどのような有機物質が挙げられる。セパレート層
として用いる時には、これらを単体あるいは、混合、積
層して用いてもよい。成膜する色素保護層5の膜厚は、
0.005μm〜0.04μmが好ましい。 【0018】最後に第一のディスクの光反射層3と第二
のディスクの色素保護層を貼り合わせる。接着層4とし
ては、紫外線硬化性アクリル樹脂、紫外線硬化性エポキ
シ樹脂の紫外線硬化性樹脂、紫外線硬化接着剤、エポキ
シ接着剤、シリコーン系樹脂、シリコーン接着剤、ホッ
トメルト接着剤などの有機材料を使用することができ
る。保護層の膜厚は0.1μm〜100μmが好まし
い。接着層4は、スピンコート、グラビア塗布、スプレ
ーコート、ロールコート等、通常の方法により形成する
ことができる。 【0019】ここで、第一及び第二のディスクにおいて
有機色素記録層2に用いる色素を光透過性基板に塗布し
た時の色素膜の記録レーザー波長に最も近い吸収極大λ
1(nm)とし、有機色素記録層22に用いる色素を光
透過性基板に塗布した時の色素膜の記録レーザー波長に
最も近い吸収極大λ2(nm)とした場合、30≧λ2
−λ1>0(nm)を満足することを特徴とする。 【0020】上述の方法により、第一及び第二の片面記
録ディスクを貼り合わせた構造のディスクに対して、デ
ィスクの片面からのみレーザーを用いて記録再生を両者
のディスクに対して良好に行う光記録媒体を提供するこ
とが可能となる。また、本発明で用いる色素の極大吸収
値は、色素を板厚0.6mmのポリカーボネートの光透
過性基板上に塗布した後、紫外可視吸収スペクトルによ
り測定し得られた。 【0021】 【実施例】以下に本発明の効果を具体的に示すために、
図面を用いて具体的に説明する。なお、実施例により本
発明を具体的に説明するが、本発明の実施の態様はこれ
により限定されるものではない。 【0022】(実施例1)図1に、本発明に従う光記録
媒体の構造の一例を示す。先ず、第一のディスクの作製
方法を以下に記す。プリフォーマットパターンが形成さ
れているスタンパを装着した射出成形機を用いて、ポリ
カーボネート樹脂を射出成形することにより直径120
mm、板厚0.6mmの、光透過性基板1を作製した。
得られた光透過性基板1には、トラッキング用のプリグ
ルーブがトラックピッチ0.8μm、溝幅0.3μmで
同心円状に形成された。このプリグルーブが形成された
光透過性基板1上に、有機色素記録層として、下記の
(化1)の構造式で表されるアゾ系色素1重量%の濃度の
溶液を作製し、スピンコート法により膜厚200nmで
塗布し有機色素記録層2を作成した。 【0023】 【化1】 【0024】なお、前記色素を塗布する際には、テトラ
フルオロプロパノールを溶媒として用いてアゾ系色素溶
媒とし、フィルターで濾過して不溶物を取り除いた。こ
の有機色素を光透過性基板に塗布した時の色素膜の吸収
極大は、580nmあった。この有機色素を塗布した光
透過性基板1は、色素塗布後70℃により1時間乾燥し
た。有機色素記録層2上に光反射層3として、Auをス
パッタリングにより膜厚0.020μmで成膜した。 【0025】次に、第二のディスクの作成方法を以下に
記す。プリグルーブが形成された光透過性基板12を光
透過性基板1と同様に作製した。このプリグルーブが形
成された光透過性基板12上に光反射層32として、A
uを光反射層3と同様に、スパッタリングにより膜厚
0.1μmで成膜した。この光反射層32上に、有機色
素記録層22を有機色素記録層2と同様に塗布した。た
だし、有機色素記録層として、(化2)の構造式で表され
るアゾ系色素を用い、この有機色素を光透過性基板に塗
布した時の色素膜の吸収極大は、588nmあった。 【0026】 【化2】 【0027】この有機色素記録層22上に、色素保護層
5として、Auをスパッタリングにより膜厚0.015
μmで成膜した。最後に、第一のディスクの光反射層上
に接着層4を成膜後、第二のディスクの色素保護層5と
貼り合わせ、紫外線照射機を用いて所定の光強度の紫外
線を照射して接着層4を硬化させた。 【0028】(実施例2)から(実施例3) (実施例2)、(実施例3)は、有機色素記録層2及び有
機色素記録層22に(化2)及び(化3)を用いた以外は、
(実施例1)と同様にしてサンプルを作製した。ここ
で、(化3)の構造式で表されるアゾ系色素を光透過性基
板に塗布した時の色素膜の吸収極大は、593nmあっ
た。 【0029】(比較例)(比較例1)〜(比較例3)
は、有機色素記録層2及び有機色素記録層22に同一の
有機色素を用いた以外は、(実施例1)と同様にしてサ
ンプルを作製した。 【0030】(比較例4)は、有機色素記録層2に(化
1)を用い、有機色素記録層22に(化4)を用いた以外
は、(実施例1)と同様にしてサンプルを作製した。こ
こで、(化4)の吸収極大は、612nmあった。 【0031】 【化3】 【0032】 【化4】 【0033】(実施例1)〜(実施例3)、(比較例
1)〜(比較例4)の各サンプルの光ディスクに、パル
ステック工業製光ディスク評価装置DDU1000を用いて
データの記録再生を行なった。光記録媒体の半径40m
mにおいて、記録レーザー光として、波長650nmの
レーザー光をジッター値が最適となるパーワーで照射し
て画像データ情報を記録した。その後、波長650nm
のレーザー光をパーワー0.5mWで照射して、記録し
た画像データ情報を再生し、ジッター値を測定した。こ
の結果を表1に示す。 【0034】 【表1】 【0035】(実施例1)〜(実施例3)の本発明のサ
ンプルでは、第一及び第二のディスクにおいて、ジッタ
ー値が最小となるときの記録パワーの差が少なく、良好
な記録、再生が出来た。これに対し、(比較例1)〜
(比較例3)のように、有機色素記録層に、同一の有機
色素を用いた時は、第一及び第二のディスクにおいて、
ジッターが最小となるときにの記録パワーが第一のディ
スクが第二のディスクより小さくなり、記録パワーに大
きく差が生じた。(比較例4)のように、第一より第二
のディスクの有機色素記録層に用いる色素の極大吸収波
長が極端に高い時は、第一及び第二のディスクにおい
て、ジッターが最小となるときにの記録パワーが、第一
のディスクが第二のディスクより大きくなりすぎ、記録
パワーに大きく差が生じた。以上の結果より、本発明
は、第一のディスクの光透過性基板側より、良好な記録
を第一及び第二のディスクに対して行った時、両者のデ
ィスクに記録する時に等しいレーザーパワーで記録を行
う光記録媒体を提供することができるということが可能
であることが明らかになった。 【0036】 【発明の効果】上述した請求項1に係る発明によれば、
第一のディスクとして光透過性基板上に有機色素記録
層、光反射層を積層し、第二のディスクとして光透過性
基板上に光反射層、有機色素記録層、色素保護層を積層
し、第一のディスクの光反射層と第二のディスクの色素
保護層を、接着層で貼り合わせた記録媒体において、第
一のディスクの光透過性基板側よりレーザーを用いて記
録を両者のディスクに対して良好に行い、且つ、両者の
ディスクに記録する時に等しいレーザーパワーで記録を
行う効果がある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 第一のディスクとして光透過性基板上に
有機色素記録層、光反射層を積層し、第二のディスクと
して光透過性基板上に光反射層、有機色素記録層、色素
保護層を積層し、第一のディスクの光反射層と第二のデ
ィスクの色素保護層を、接着層で貼り合わせた記録媒体
において、第一のディスクの有機色素記録層に用いる色
素を光透過性基板に塗布した時の色素膜の記録レーザー
波長に最も近い吸収極大λ1(nm)とし、第二のディ
スクの有機色素記録層に用いる色素を光透過性基板に塗
布した時の記録レーザー波長に最も近い色素膜の吸収極
大λ2(nm)とした場合、下記式を満足する光記録媒
体。 30≧λ2−λ1>0(nm)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001375070A JP3884950B2 (ja) | 2001-12-07 | 2001-12-07 | 情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001375070A JP3884950B2 (ja) | 2001-12-07 | 2001-12-07 | 情報記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003170664A true JP2003170664A (ja) | 2003-06-17 |
| JP3884950B2 JP3884950B2 (ja) | 2007-02-21 |
Family
ID=19183503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001375070A Expired - Fee Related JP3884950B2 (ja) | 2001-12-07 | 2001-12-07 | 情報記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3884950B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006004172A1 (en) * | 2004-06-30 | 2006-01-12 | Ricoh Company, Ltd. | Optical recording medium, recording and reproducing method thereof, and optical recording apparatus |
| WO2007037204A1 (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-05 | Tdk Corporation | 光記録媒体 |
| CN1326136C (zh) * | 2003-06-24 | 2007-07-11 | 索尼株式会社 | 两面光盘及其制造方法 |
-
2001
- 2001-12-07 JP JP2001375070A patent/JP3884950B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1326136C (zh) * | 2003-06-24 | 2007-07-11 | 索尼株式会社 | 两面光盘及其制造方法 |
| WO2006004172A1 (en) * | 2004-06-30 | 2006-01-12 | Ricoh Company, Ltd. | Optical recording medium, recording and reproducing method thereof, and optical recording apparatus |
| JP2006044241A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-02-16 | Ricoh Co Ltd | 光記録媒体、並びに記録再生方法及び光記録装置 |
| US7710855B2 (en) | 2004-06-30 | 2010-05-04 | Ricoh Company, Ltd. | Optical recording medium, recording and reproducing method thereof, and optical recording apparatus |
| WO2007037204A1 (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-05 | Tdk Corporation | 光記録媒体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3884950B2 (ja) | 2007-02-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2004213753A (ja) | 短波長対応のロー・ツー・ハイ記録極性を有する追記型光記録媒体 | |
| JP2005044491A (ja) | 光記録媒体およびその製造方法 | |
| EP1626400A1 (en) | Optical recording medium | |
| JP2657579B2 (ja) | 光情報記録媒体 | |
| JPH10330633A (ja) | サブフタロシアニン化合物及びそれを用いた光記録媒体 | |
| JP3884950B2 (ja) | 情報記録媒体 | |
| JP2003303447A (ja) | 光記録媒体 | |
| JP2000113511A (ja) | 光情報記録媒体 | |
| US7755995B2 (en) | Recording and reproducing method for dye-based recordable DVD medium and apparatus for the same | |
| JP4238170B2 (ja) | 光記録媒体 | |
| JPH09138977A (ja) | 光記録媒体 | |
| JP5283573B2 (ja) | 光情報記録媒体用色素及びそれを用いた光情報記録媒体 | |
| JP4054189B2 (ja) | 情報記録媒体 | |
| JP3608873B2 (ja) | 光記録媒体 | |
| JP4313085B2 (ja) | 追記型光記録媒体 | |
| JP4053974B2 (ja) | 光記録媒体 | |
| US20070070875A1 (en) | Recording method for dye-based recordable optical recording medium, recording medium, and recording apparatus using the same | |
| EP1811516A1 (en) | Optical information recording medium and method for manufacturing same | |
| JP2003178489A (ja) | 情報記録媒体 | |
| US20030161987A1 (en) | Optical recording medium | |
| JP5205521B2 (ja) | 光情報記録媒体用色素及びそれを用いた光情報記録媒体 | |
| CN100382177C (zh) | 光记录介质 | |
| JP2001160240A (ja) | 光記録媒体 | |
| WO2005104117A1 (ja) | 光記録媒体 | |
| JPH10166732A (ja) | 光記録媒体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040422 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040428 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050720 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050921 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061107 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061120 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124 Year of fee payment: 6 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |