JP2003168663A - ワックスレスマウント式研磨方法およびその装置 - Google Patents
ワックスレスマウント式研磨方法およびその装置Info
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Abstract
の保持力をほとんど低下せず、半導体ウェーハの外周立
ちを簡単かつ低コストで防ぐワックスレスマウント式研
磨方法および装置を提供する。 【解決手段】 テンプレート14の孔部内において、バ
ックパッド15の外周部の表面に環状の外周部分バック
パッド16を貼着するので、このパッド15の外周部が
中央部より厚肉化する。よって、シリコンウェーハWの
外周部が中央部よりも研磨布13に向かって所定高さだ
け突出される。結果、保水状態のバックパッド15およ
び外周部分バックパッド16によるシリコンウェーハW
の保持力をほとんど低下させず、このウェーハWの外周
立ちを、簡単かつ低コストで防止することができる。
Description
ント式研磨方法およびその装置、詳しくはワックスレス
で保持した半導体ウェーハの表面に機械的化学的研磨を
行うワックスレスマウント式の研磨技術に関する。
の一種として、ワックスレスマウント式研磨方法が知ら
れている。この方法に用いられるワックスレスマウント
式研磨装置は、図5に示すように、上面に研磨布105
が張設された研磨定盤104と、下面にウェーハ固定用
のテンプレート102が設けられた研磨ヘッド101と
を備えている。このテンプレート102は、保水性を有
する不織布製のバックパッド103を介して、研磨ヘッ
ド101の下面に設けられている。研磨時には、バック
パッド103に純水を供給し、その表面張力によって、
テンプレート102の孔部内に収容されたシリコンウェ
ーハWをその裏面側から保持する。このとき、シリコン
ウェーハWは、その研磨面の全域をテンプレート102
の端面から所定高さだけ下方に向かって突出させてい
る。そして、遊離砥粒を含む研磨剤を研磨布105の研
磨作用面に供給しながら、研磨ヘッド101を研磨定盤
104上で回転させることで、シリコンウェーハWの研
磨面が鏡面研磨される。
うな従来のワックスレスマウント式の研磨では、以下の
不都合があった。すなわち、バックパッド103がやわ
らかい不織布からなるので、バックパッド103の外周
部における保形性が低下していた。具体的には、研磨時
のシリコンウェーハWには、研磨ヘッド101側から面
圧力が作用する。また、自転および公転による外力も加
わる。この研磨ヘッド101の面圧力は、ミクロ的には
面全域において均一ではない。したがって、研磨中に
は、これらの複合力が、テンプレート102によって水
平移動が規制されたシリコンウェーハWを介して、テン
プレート102内のバックパッド103の外周部に偏在
してしまう。その結果、このバックパッド103の外周
部が押し潰され、これによりシリコンウェーハWは、そ
の外周部が反り上がった外周立ちの状態で仕上がるとい
う現象が起きていた。
パッド103の外周部を、その中央部より高硬度化(例
えばショアA硬度計で35〜55)する従来技術が知ら
れている。しかしながら、硬いウェーハ保持板にシリコ
ンウェーハを保持して研磨する場合、基本的に研磨後の
シリコンウェーハの表面形状は、エッチ後のシリコンウ
ェーハの裏面形状によって決定される。これは、研磨後
に硬いウェーハ保持板からシリコンウェーハを剥離した
際、シリコンウェーハの裏面の形状が、研磨により平坦
化されたシリコンウェーハの表面に転写されるためであ
る。したがって、かりにエッチドウェーハの裏面の外周
部にダレが存在すれば、このバックパッド103の外周
部が高硬度であるほど、研磨後、例えばキャリアプレー
トにシリコンウェーハがワックス貼着されたワックス研
磨時と同様に、このシリコンウェーハの裏面の外周部の
ダレが、ウェーハ表面の外周部に転写される。その結
果、シリコンウェーハWは、外周立ちの状態で仕上がる
ことになる。これにより、中央部に比べて外周部が厚い
シリコンウェーハWが作製され、シリコンウェーハWの
厚さにムラが生じていた。そのため、例えばSOIウェ
ーハを作製する際、この外周立ちを原因として、活性層
用ウェーハと支持基板用ウェーハとの張り合わせ界面に
ボイドが発生しやすかった。
ッドによる半導体ウェーハの保持力をほとんど低下せず
に、半導体ウェーハの外周立ちを簡単かつ低コストで防
止することができるワックスレスマウント式研磨方法お
よび装置を提供することを、その目的としている。ま
た、この発明は、保水したバックパッドによる半導体ウ
ェーハの保持力をほとんど低下せずに、半導体ウェーハ
の外周ダレを簡単かつ低コストで防止することができる
ワックスレスマウント式研磨方法および装置を提供する
ことを、その目的としている。さらに、この発明は、既
存の研磨装置であっても、簡単かつ低コストでこの発明
の効果を有する研磨装置に変更することができるワック
スレスマウント式研磨方法およびその装置を提供するこ
とを、その目的としている。
は、環状のテンプレートの内側の孔部に半導体ウェーハ
を収容するとともに、この半導体ウェーハと研磨ヘッド
との間にバックパッドを介在させて半導体ウェーハを研
磨するワックスレスマウント式研磨方法において、前記
テンプレートの孔部内でバックパッドの外周部を、その
中央部より厚肉化することにより、前記半導体ウェーハ
の外周部を、その中央部より研磨布に向かって所定高さ
だけ突出した状態で保持して半導体ウェーハを研磨する
ワックスレスマウント式研磨方法である。研磨布は、研
磨定盤の露出面のうち、研磨ヘッドとの対向面に展張さ
れる。研磨布としては、硬質ウレタンパッド、CeO2
パッドなどが挙げられる。研磨剤としては、例えば焼成
シリカやコロイダルシリカ(研磨砥粒)、アミン(加工
促進剤)および有機高分子(ヘイズ抑制剤)などを混合
したものを採用することができる。コロイダルシリカと
は、珪酸微粒子の凝集が起こらないで1次粒子のまま水
中に分散した透明または不透明の乳白色のコロイド液で
ある。
ーハ以外にも、例えばガリウム砒素ウェーハなど、各種
のウェーハを採用することができる。研磨ヘッドは、研
磨定盤との対向面に1枚の半導体ウェーハが保持される
枚葉式でもよいし、多数枚の半導体ウェーハが一括して
保持されるバッチ式でもよい。また、この研磨ヘッド
は、研磨布の表面に沿って往復運動する方式でもよい
し、往復運動しない方式でもよい。往復運動する場合に
は、半導体ウェーハの外周部の一部を研磨布の外部には
み出して研磨してもよいし、そうでなくてもよい。研磨
ヘッドの使用台数は限定されない。1機でもよいし、複
数機でもよい。研磨ヘッドは、通常、研磨定盤の上方に
対向配置されているが、これとは上下を反対にしてもよ
い。さらに、研磨ヘッドと研磨定盤との軸線方向をそれ
ぞれ水平方向とした縦型の研磨装置でもよい。
導体ウェーハの直径より若干大径な孔部を有している。
この孔部に半導体ウェーハが収容される。このテンプレ
ートの高さは限定されない。ただし、半導体ウェーハの
厚さと略同じ高さか1〜200μmだけ半導体ウェーハ
が突出する高さが好ましい。このテンプレートの素材は
限定されない。例えば、ガラスエポキシ樹脂や、各種の
セラミックスなどが挙げられる。バックパッド(厚肉部
分を含む)の素材は限定されない。例えばスウェード布
などの不織布が挙げられる。また、その硬度も限定され
ない。そして、このバックパッドの一部分(例えば外周
部)だけを、その中央部よりも高硬度(例えばショアA
硬度計で35〜55)としてもよい。バックパッドの厚
さは限定されない。ただし、2mm以下が好ましい。2
mmを超えると、バックパッドに硬度ムラが生じやす
い。
周部を、その中央部より厚肉化する方法は限定されな
い。例えば、テンプレートの孔部内において、バックパ
ッドの外周部を厚肉に一体形成してもよい。また、バッ
クパッドと半導体ウェーハとの間に略環状の外周部分バ
ックパッドを配置してもよい。バックパッドの厚肉部分
の素材は限定されない。例えば、バックパッドと同じ素
材でもよい。このバックパッドの厚肉部分の厚さは限定
されない。ただし、半導体ウェーハの最外周部が、半導
体ウェーハの中央部よりも1〜200μm突出する厚さ
が好ましい。
ドと半導体ウェーハの外周部との間に略環状の外周部分
バックパッドを配置して、前記半導体ウェーハの外周部
を所定高さだけ突出した請求項1に記載のワックスレス
マウント式研磨方法である。外周部分バックパッドの素
材は限定されない。例えば、バックパッドと同じ素材で
もよい。外周部分バックパッドの形状は、通常、リング
状である。また、この外周部分バックパッドは、平坦な
円板形のバックパッドをベース部分とし、その外周部だ
けを環状に厚肉化したものでもよい。
ートの内側の孔部に半導体ウェーハを収容するととも
に、この半導体ウェーハと研磨ヘッドとの間にバックパ
ッドを介在させて半導体ウェーハを研磨するワックスレ
スマウント式研磨方法において、前記テンプレートの孔
部内でバックパッドの中央部を、その外周部より厚肉化
することにより、前記半導体ウェーハの中央部を、その
外周部より研磨布に向かって所定高さだけ突出した状態
で保持して半導体ウェーハを研磨するワックスレスマウ
ント式研磨方法である。
央部を、その外周部より厚肉化する方法は限定されな
い。例えば、テンプレートの孔部内において、バックパ
ッドの中央部を厚肉に一体形成してもよい。また、半導
体ウェーハの中央部とバックパッドとの間に略円形状の
中央部分バックパッドを別体で配置してもよい。バック
パッドの厚肉化された中央部の厚さは限定されない。た
だし、半導体ウェーハ中央部が、半導体ウェーハの最外
周部よりも1〜200μm突出する厚さが好ましい。
ドと半導体ウェーハの中央部との間に略円形状の中央部
分バックパッドを配置して、前記半導体ウェーハの中央
部を所定高さだけ突出した請求項3に記載のワックスレ
スマウント式研磨方法である。中央部分バックパッドの
素材は限定されない。例えば、バックパッドと同じ素材
でもよい。
ートの内側の孔部に半導体ウェーハを収容するととも
に、この半導体ウェーハと研磨ヘッドとの間にバックパ
ッドを介在させたワックスレスマウント式研磨装置にお
いて、前記半導体ウェーハの外周部とバックパッドとの
間に、該バックパッドの外周部を厚肉化する外周厚肉部
を配置することで、半導体ウェーハの外周部をその中央
部より研磨布に向かって所定高さだけ突出させたワック
スレスマウント式研磨装置である。
が、厚さ200μm以下で、半径方向の幅が5mm以下
の略環状の外周部分バックパッドである請求項5に記載
のワックスレスマウント式研磨装置である。外周部分バ
ックパッドの厚肉部の厚さが200μmを超えると、半
導体ウェーハの外周部がウェーハ中央部より突出する量
が大きくなる。よって、半導体ウェーハの外周部の研磨
量が増大し、半導体ウェーハの外周部に若干ダレが生じ
るおそれがある。さらに、外周部分バックパッドの半径
方向の幅が5mmを超える場合、半導体ウェーハの中央
部を磨きすぎるおそれがある。
ートの内側の孔部に半導体ウェーハを収容するととも
に、この半導体ウェーハと研磨ヘッドとの間にバックパ
ッドを介在させたワックスレスマウント式研磨装置にお
いて、前記半導体ウェーハの中央部とバックパッドとの
間に、該バックパッドの中央部を厚肉化する中央厚肉部
を設けることで、半導体ウェーハの中央部をその外周部
より研磨布に向かって所定高さだけ突出させたワックス
レスマウント式研磨装置である。
が、厚さ200μm以下で、半導体ウェーハの直径より
2mm以上小径な略円形状の中央部分バックパッドであ
る請求項7に記載のワックスレスマウント式研磨装置で
ある。中央部分バックパッドの厚肉部の厚さが200μ
mを超えると、半導体ウェーハの中央部がウェーハ外周
部より突出する量が大きくなる。よって、半導体ウェー
ハの中央部の研磨量が増大し、半導体ウェーハに若干外
周立ちが生じるおそれがある。さらに、中央部分バック
パッドの直径と半導体ウェーハの直径との差が2mm未
満の場合には、半導体ウェーハの外周部を磨きすぎるお
それがある。
に際して、あらかじめバックパッドに純水などを供給し
た後、半導体ウェーハをテンプレートに収容する。これ
により、半導体ウェーハが水の表面張力によってバック
パッドに吸着される。その際、バックパッドの外周部に
厚肉部分が存在することで、半導体ウェーハの外周部
が、その中央部よりも研磨布に向かって突出する。この
状態で、研磨布上に研磨剤を供給しながら研磨ヘッドを
回転させ、半導体ウェーハの研磨面を研磨布の研磨作用
面に押し付けて研磨する。その結果、ウェーハ外周部
は、その中央部に比べて、研磨布との単位時間当たりの
接触面積および単位面積当たりの圧力が大きくなる。よ
って、この保水状態のバックパッドによる半導体ウェー
ハの保持力をほとんど低下せず、半導体ウェーハの外周
立ちを簡単かつ低コストで防止することができる。これ
により、高平坦度な半導体ウェーハが得られる。よっ
て、例えばSOIウェーハを作製する際に、この外周立
ちを原因とする活性層用ウェーハと支持基板用ウェーハ
との張り合わせ界面でのボイドの発生を防ぐことができ
る。
れば、テンプレートの孔部内において、バックパッドの
外周部の表側に環状の外周部分バックパッドを配置す
る。これにより、半導体ウェーハの外周部が、その中央
部よりも所定高さだけ高く研磨布に向かって突出され
る。その結果、既存の研磨装置であっても、簡単かつ低
コストで、バックパッドの外周部を厚肉化したこの発明
の効果が得られる研磨装置に変更することができる。
れば、テンプレートの孔部内のバックパッドに半導体ウ
ェーハを水の表面張力によって吸着し、通常の研磨を施
す。このとき、半導体ウェーハの中央部が、バックパッ
ドの厚肉部分によってその外周部より研磨布に向かって
突出しているので、研磨中、ウェーハ中央部はその外周
部に比べて、研磨布との単位時間当たりの接触面積およ
び単位時間当たりの圧力が大きくなる。これにより、保
水したバックパッドによる半導体ウェーハの保持力をほ
とんど低下せずに、半導体ウェーハの外周ダレを簡単か
つ低コストで防止することができる。その結果、高平坦
度な半導体ウェーハが得られる。よって、例えばSOI
ウェーハを作製する際に、この外周ダレを原因としたボ
イドの発生を防ぐことができる。
よれば、テンプレートの孔部内において、バックパッド
の中央部の表側に略円形状の中央部分バックパッドを配
置する。これにより、半導体ウェーハの中央部が、その
外周部よりも所定高さだけ高く研磨布に向かって突出さ
れる。その結果、既存の研磨装置であっても、簡単かつ
低コストで、バックパッドの中央部を厚肉化したこの発
明の効果が得られる研磨装置に変更することができる。
説明する。図1は、この発明の第1の実施例に係るワッ
クスレスマウント式研磨装置の縦断面図である。図2
は、この発明の第1の実施例に係るバックパッドの斜視
図である。図1において、10はこの発明の第1の実施
例に係るワックスレスマウント式研磨装置である。この
研磨装置10は、研磨定盤11と、これに対向して上方
に配設された研磨ヘッド12とを備えている。研磨定盤
11は、その上面に厚地のスポンジゴムを介して研磨布
13が展張されている。研磨ヘッド12は、その下面
に、ウェーハ固定用のテンプレート14が設けられてい
る。
形で、対向する各面はそれぞれ平坦面である。これらの
研磨定盤11および研磨ヘッド12は、各回転軸を中心
にして、図示しない回転手段によってそれぞれ回転す
る。この研磨ヘッド12は、回転軸の昇降により上下動
する。テンプレート14は円形のリング状のガラスエポ
キシ板である。テンプレート14は、研磨ヘッド12の
下面に貼着されたバックパッド15を介して、研磨ヘッ
ド12の下面に設けられている。テンプレート14の厚
さは、シリコンウェーハWと略同じである。図1および
図2に示すように、バックパッド15はスウェード製で
あり、厚さはパッド全域で均一である。研磨されるシリ
コンウェーハWはCZウェーハである。
レート14の孔部内において、バックパッド15の外周
部の表側に環状の外周部分バックパッド16を配置し、
シリコンウェーハWの外周部を、シリコンウェーハWの
中央部よりも下方に向かって所定高さだけ突出させて研
磨する点である。外周部分バックパッド16は、バック
パッド15の外周部だけを厚肉化させるもので、厚さ2
00μm以下、半径方向の幅が5mm以下のリング形状
を有するスウェード製のパッドである。外周部分バック
パッド16をテンプレート14の内周に沿って、バック
パッド15の下面に貼着すると、研磨時に前記シリコン
ウェーハWの外周部が、テンプレート14の外縁面から
高さdだけ外方へ突出する。
スマウント式研磨装置10を用いたシリコンウェーハW
のワックスレスマウント式研磨方法を説明する。図1に
示すように、シリコンウェーハWの研磨時には、テンプ
レート14および外周部分バックパッド16をそれぞれ
所定位置に装着し、バックパッド15および外周部分バ
ックパッド16に純水などを所定量供給しておく。その
後、シリコンウェーハWをテンプレート14に収容す
る。これにより、シリコンウェーハWの裏面が、水の表
面張力によりバックパッド15に吸着・保持される。こ
の際、シリコンウェーハWの外周部が、外周部分バック
パッド16に吸着・保持される。これにより、シリコン
ウェーハWの中央部の表面(研磨面)は、テンプレート
14の下縁面と略同じ高さとなる一方、シリコンウェー
ハWの最外周部の表面が、ウェーハ中央部よりも高さd
だけ下方に向かって突出する。その後、砥粒を含む研磨
剤を供給しながら、研磨ヘッド12を研磨定盤11上で
自転および公転させ、シリコンウェーハWの表面を研磨
布13により研磨する。
ウェーハWの外周部はその中心部に比べて、研磨布13
との単位時間当たりの接触面積および単位面積当たりの
圧力が大きくなる。その結果、シリコンウェーハWの外
周部の研磨量が、この中央部よりも増える。したがっ
て、研磨前のエッチドウェーハの外周部の裏面形状がダ
レていても、研磨後、シリコンウェーハWをバックパッ
ド15から剥離した時に、ウェーハ表面へのダレの転写
によるシリコンウェーハWの外周立ちの分だけ、あらか
じめシリコンウェーハWの外周部の表面が研磨される。
これにより、シリコンウェーハWの外周立ちが防止さ
れ、シリコンウェーハWの表面の平坦性が改善される。
その結果、例えばSOIウェーハを作製する際、この外
周立ちを原因とした活性層用ウェーハと支持基板用ウェ
ーハとの張り合わせ界面でのボイドの発生を防ぐことが
できる。しかも、この第1の実施例では、テンプレート
14の孔部内において、バックパッド15の表側にバッ
クパッド15とは別体である外周部分バックパッド16
を貼着している。そのため、既存の研磨装置であって
も、簡単かつ低コストで上述した効果を有する研磨装置
に変更することができる。
の第2の実施例を説明する。図3は、この発明の第2の
実施例に係るワックスレスマウント式研磨装置の縦断面
図である。図4は、この発明の第2の実施例に係るバッ
クパッドの斜視図である。図3および図4に示すよう
に、この第2の実施例のワックスレスマウント式研磨装
置20の特長は、第1の実施例の外周部分バックパッド
16に代え、バックパッド15の中央部の表側に略円形
状の中央部分バックパッド16Aを配置した点である。
これにより、シリコンウェーハWの中央部の研磨量がウ
ェーハ外周部よりも大きくなる。
ッド15の中央部だけを厚肉化させるもので、厚さ20
0μm以下、シリコンウェーハWの直径より2mm以上
小径な略円形状のパッドである。中央部分バックパッド
16Aを、バックパッド15の中央部の下面に貼着する
ことで、研磨時にシリコンウェーハWの中央部が、テン
プレート14の外縁面から高さdだけ外方へ突出する。
これにより、ウェーハ中央部はその外周部に比べて、研
磨布13との単位時間当たりの接触面積および単位面積
当たりの圧力が大きくなる。その結果、保水したバック
パッド15によるシリコンウェーハWの保持力をほとん
ど低下せずに、シリコンウェーハWの外周ダレの発生
を、簡単かつ低コストで防止することができる。その結
果、平坦度が高いシリコンウェーハWを得ることができ
る。よって、例えばSOIウェーハを作製する際に、こ
の外周ダレを原因とする活性層用ウェーハと支持基板用
ウェーハとの張り合わせ界面でのボイドの発生を防ぐこ
とができる。また、テンプレート14の孔部内におい
て、バックパッド15の中央部に略円形状の中央部分バ
ックパッド16Aを配置したので、既存の研磨装置であ
っても、簡単かつ低コストで、バックパッド15の中央
部が厚肉なこの発明の効果が得られる研磨装置に変更す
ることができる。その他の構成、作用および効果は、第
1の実施例と略同様であるので、説明を省略する。
れば、テンプレートの孔部内において、バックパッドの
外周部をその中央部より厚肉化して、半導体ウェーハの
外周部をその中央部より研磨布に向かって所定高さだけ
突出させたので、保水状態のバックパッドによる半導体
ウェーハの保持力をほとんど低下せず、半導体ウェーハ
の外周立ちを簡単かつ低コストで防ぐことができる。こ
れにより、高い平坦度の半導体ウェーハが得られる。そ
の結果、例えば張り合わせウェーハの製造時に、この外
周立ちを原因とした半導体ウェーハと半導体ウェーハと
の張り合わせ界面におけるボイドの発生を防止すること
ができる。
れば、テンプレートの孔部内において、バックパッドの
外周部に環状の外周部分バックパッドを配置したので、
既存の研磨装置であっても、簡単かつ低コストで、バッ
クパッドの外周部が厚肉なこの発明の効果が得られる研
磨装置に変更することができる。
れば、テンプレートの孔部内において、バックパッドの
中央部をその外周部より厚肉化して、半導体ウェーハの
中央部をその外周部より研磨布に向かって所定高さだけ
突出させたので、保水状態のバックパッドによる半導体
ウェーハの保持力をほとんど低下せず、半導体ウェーハ
の外周ダレを簡単かつ低コストで防ぐことができる。こ
れにより、高平坦度な半導体ウェーハを作製することが
でき、例えば張り合わせウェーハの製造時に、この外周
ダレを原因とした半導体ウェーハと半導体ウェーハとの
張り合わせ界面におけるボイドの発生を防止することが
できる。
よれば、テンプレートの孔部内において、バックパッド
の中央部に略円形状の中央部分バックパッドを配置した
ので、既存の研磨装置であっても、簡単かつ低コスト
で、バックパッドの中央部を厚肉化したこの発明の効果
を有する研磨装置に変更することができる。
ウント式研磨装置の縦断面図である。
斜視図である。
ウント式研磨装置の縦断面図である。
斜視図である。
法が適用された研磨装置の研磨中の状態を示す縦断面図
である。
Claims (8)
- 【請求項1】 環状のテンプレートの内側の孔部に半導
体ウェーハを収容するとともに、この半導体ウェーハと
研磨ヘッドとの間にバックパッドを介在させて半導体ウ
ェーハを研磨するワックスレスマウント式研磨方法にお
いて、 前記テンプレートの孔部内でバックパッドの外周部を、
その中央部より厚肉化することにより、前記半導体ウェ
ーハの外周部を、その中央部より研磨布に向かって所定
高さだけ突出した状態で保持して半導体ウェーハを研磨
するワックスレスマウント式研磨方法。 - 【請求項2】 前記バックパッドと半導体ウェーハの外
周部との間に略環状の外周部分バックパッドを配置し
て、前記半導体ウェーハの外周部を所定高さだけ突出し
た請求項1に記載のワックスレスマウント式研磨方法。 - 【請求項3】 環状のテンプレートの内側の孔部に半導
体ウェーハを収容するとともに、この半導体ウェーハと
研磨ヘッドとの間にバックパッドを介在させて半導体ウ
ェーハを研磨するワックスレスマウント式研磨方法にお
いて、 前記テンプレートの孔部内でバックパッドの中央部を、
その外周部より厚肉化することにより、前記半導体ウェ
ーハの中央部を、その外周部より研磨布に向かって所定
高さだけ突出した状態で保持して半導体ウェーハを研磨
するワックスレスマウント式研磨方法。 - 【請求項4】 前記バックパッドと半導体ウェーハの中
央部との間に略円形状の中央部分バックパッドを配置し
て、前記半導体ウェーハの中央部を所定高さだけ突出し
た請求項3に記載のワックスレスマウント式研磨方法。 - 【請求項5】 環状のテンプレートの内側の孔部に半導
体ウェーハを収容するとともに、この半導体ウェーハと
研磨ヘッドとの間にバックパッドを介在させたワックス
レスマウント式研磨装置において、 前記半導体ウェーハの外周部とバックパッドとの間に、
該バックパッドの外周部を厚肉化する外周厚肉部を配置
することで、半導体ウェーハの外周部をその中央部より
研磨布に向かって所定高さだけ突出させたワックスレス
マウント式研磨装置。 - 【請求項6】 前記外周厚肉部は、厚さが200μm以
下で、半径方向の幅が5mm以下の略環状の外周部分バ
ックパッドである請求項5に記載のワックスレスマウン
ト式研磨装置。 - 【請求項7】 環状のテンプレートの内側の孔部に半導
体ウェーハを収容するとともに、この半導体ウェーハと
研磨ヘッドとの間にバックパッドを介在させたワックス
レスマウント式研磨装置において、 前記半導体ウェーハの中央部とバックパッドとの間に、
該バックパッドの中央部を厚肉化する中央厚肉部を設け
ることで、半導体ウェーハの中央部をその外周部より研
磨布に向かって所定高さだけ突出させたワックスレスマ
ウント式研磨装置。 - 【請求項8】 前記中央厚肉部が、厚さ200μm以下
で、半導体ウェーハの直径より2mm以上小径な略円形
状の中央部分バックパッドである請求項7に記載のワッ
クスレスマウント式研磨装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001369098A JP2003168663A (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | ワックスレスマウント式研磨方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001369098A JP2003168663A (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | ワックスレスマウント式研磨方法およびその装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007268624A Division JP2008060598A (ja) | 2007-10-16 | 2007-10-16 | ワックスレスマウント式研磨方法およびその装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003168663A true JP2003168663A (ja) | 2003-06-13 |
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ID=19178564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001369098A Pending JP2003168663A (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | ワックスレスマウント式研磨方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003168663A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014189039A1 (ja) * | 2013-05-20 | 2014-11-27 | 有限会社サクセス | 半導体ウエハ保持用冶具、半導体ウエハ研磨装置、及びワーク保持用冶具 |
| JP2022143015A (ja) * | 2021-03-17 | 2022-10-03 | 株式会社荏原製作所 | 膜厚測定方法、ノッチ部の検出方法、および研磨装置 |
| CN115488764A (zh) * | 2022-09-15 | 2022-12-20 | 中环领先半导体材料有限公司 | 一种方便无蜡抛光取片避免产品蹭伤的工装 |
-
2001
- 2001-12-03 JP JP2001369098A patent/JP2003168663A/ja active Pending
Cited By (6)
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|---|---|---|---|---|
| WO2014189039A1 (ja) * | 2013-05-20 | 2014-11-27 | 有限会社サクセス | 半導体ウエハ保持用冶具、半導体ウエハ研磨装置、及びワーク保持用冶具 |
| JP5864824B2 (ja) * | 2013-05-20 | 2016-02-17 | 有限会社サクセス | 半導体ウエハ保持用冶具、半導体ウエハ研磨装置、及びワーク保持用冶具 |
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| US12183642B2 (en) | 2021-03-17 | 2024-12-31 | Ebara Corporation | Film-thickness measuring method, method of detecting notch portion, and polishing apparatus |
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