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JP2003168418A - アルカリ蓄電池 - Google Patents

アルカリ蓄電池

Info

Publication number
JP2003168418A
JP2003168418A JP2001364672A JP2001364672A JP2003168418A JP 2003168418 A JP2003168418 A JP 2003168418A JP 2001364672 A JP2001364672 A JP 2001364672A JP 2001364672 A JP2001364672 A JP 2001364672A JP 2003168418 A JP2003168418 A JP 2003168418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode plate
plate
positive electrode
collecting terminal
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001364672A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiki Tanaka
俊樹 田中
Yoshikatsu Otani
佳克 大谷
Tatsuo Isotani
達雄 磯谷
Tsugio Nakazawa
次夫 中澤
Takashi Ito
伊藤  隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yuasa Corp
Original Assignee
Yuasa Corp
Yuasa Battery Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yuasa Corp, Yuasa Battery Corp filed Critical Yuasa Corp
Priority to JP2001364672A priority Critical patent/JP2003168418A/ja
Publication of JP2003168418A publication Critical patent/JP2003168418A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タブレス方式により極板の基板端部と集電端
子を接続し両者の間に電気的導通を形成したアルカリ蓄
電池において電池に衝撃や振動が加わったり、充放電に
伴い電極が膨張したり収縮したりしても極板の芯体と集
電端子の電気的導通を確保でき且つ両者を簡単に接続で
きる構造とする。 【解決手段】 集電端子としてスポンジ状または金属繊
維の集合体からなる3次元多孔性金属板を適用し、集電
端子と極板の芯体露出部分を圧設によって接続させ、両
者の間に電気的導通を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動工具や電動自
転車またはハイブリッド電気自動車(HEV)等の動力
電源として使用される大電流放電に適したアルカリ蓄電
池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水素吸蔵合金を主材とした負極を用いた
密閉形アルカリ蓄電池は、優れた充放電特性を有するこ
とおよび、環境保全に優れる等の点から用途が拡大しつ
つある。中でも、電動工具や電動自転車用の電源ならび
にHEVの動力用電源として注目され、大きな需要が見
込まれている。これらの用途は、一般的に大きな出力を
必要とする。従って、前記用途に適用される電池は、優
れた高率放電特性を備えることが求められる。
【0003】これらの電池に使用する正極板及び負極板
は、厚さを小さくし極板の作用面積をできるだけ大きく
している。正極板および負極板は、発泡メタル等の3次
元網目状金属やパンチングメタル等の多孔性金属板を芯
体とし、該芯体に活物質粉末を塗布または充填したもの
である。芯体には、ニッケル鍍金鋼板あるいは銅板のパ
ンチングメタルや発泡状ニッケル等のスポンジ状メタル
あるいは、繊維状ニッケルおよび繊維状鉄の集合体であ
るマット状メタルを使用する。
【0004】極板群の集電構造は、一般的にタブレス方
式と称する構造が採用されている。該集電構造体の構造
を説明すると次の通りである。前記芯体の一長辺に活物
質粉末の未塗工部分(芯体が露出しているので、以下芯
体露出部分と記述する)を帯状に形成する。正極板およ
び負極板をセパレータを介して積層し極板群を構成す
る。極板群の形態は、帯状の極板およびセパレータの積
層体を捲回して渦巻き状にしたもの(以下捲回式極板群
と記述する)と複数枚の矩形の正極板および負極板をセ
パレータを介して積み重ねたもの(以下積層式極板群と
記述する)の2通りがある。積層に際しては、正極板の
芯体露出部分と負極板の芯体露出部分を前記極板群の相
対向する端面に突出させる。
【0005】従来の集電端子の1例を図4に示す。厚さ
約0.4mmの円形の金属板に切り欠き42を設け、該
切り欠きの両側を折り曲げ、該折り曲げ部分43を金属
板の片側に突出させ集電端子41とする。次いで、図5
に示すように前記集電端子41に設けた折り曲げ部分4
3の端部を極板群51の捲回端面に突出させた前記極板
の芯体露出部分52に当接させ、シリーズスポット溶接
により両者を接合する。溶接時の無効電流を低減するた
めに集電端子41にスリット44を設ける。
【0006】前記のように、従来から大電流用途に使用
される電池は、渦巻きまたは積層した極板群に集電端子
をインダイレクト溶接などで溶着させるタブレス方式に
より、大電流時の電流密度を下げるような構造としてい
るが、溶接が難しく工程が煩雑であるという問題があっ
た。また、電池の振動や電極の膨潤に伴う溶接部の剥離
して集電機能が低下するために充放電特性が低下すると
いう問題を有していた。
【0007】一方、さらなる大電流化の要求に伴い、電
極面積を増加させて電流密度を下げ、1枚の極板を大き
くしたり極板の枚数を増やし、その分集電端子の溶接点
数を増加させることにより集電機能を高めて、電池の充
電及び放電時における過電圧を低減する工夫がなされて
いる。
【0008】しかしながら、これらの方法を使用した場
合、従来に比べてさらに溶接工程が煩雑化することにな
るため、簡略化が望まれていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の課題に鑑み、極板と集電端子の接続を容易にでき、
かつ極板と集電端子間の電気抵抗の小さな極板群を備え
たアルカリ蓄電池を提供せんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアルカリ蓄
電池は、前記課題を解決するために、前記タブレス方式
により極板の芯体と集電端子を接続してなり、少なくと
も一方の極板の芯体露出部分と前記板状集電端子を圧接
させてなる極板群であって、前記集電端子に3次元多孔
性金属板を適用した極板群を備えたアルカリ蓄電池であ
る。
【0011】尚、ここでいう圧接とは、溶接によらずに
2つの部材の接触によって両者の間に電気的接続を確保
することをいう。また、3次元多孔性金属板とは、パン
チングメタル等の打ち抜きによって板の厚み方向に直線
的に延びる空孔を設けたものではなく、空孔部分と金属
占有部分が3次元に入り組んだ多孔性金属板を指す。
【0012】本発明に係るアルカリ蓄電池においては、
3次元多孔性金属板に含まれるポアーが閉塞した独立気
泡ではなく、ポアーが板状の集電端子の表面に開口して
いることが望ましい。このような3次元多孔性金属板の
具体的な例としては、発泡メタルなどのスポンジ状金属
板や繊維状金属の焼結体で形成されるフェルト状または
マット状の金属板がある。これらの金属板は、厚さ方向
に対して伸縮性を有するので該集電端子と極板の芯体端
部を圧接した時に芯体端部が集電端子に食い込み、両者
が離れにくい利点がある。
【0013】本発明に係る電池においては、前記芯体の
少なくとも露出部分および集電端子の表面の材質を、ニ
ッケルまたは銅にすることが望ましい。ニッケルや銅
は、適用する雰囲気において安定であるために使用中に
変質する虞がなく、接触抵抗が小さいために前記芯体露
出部端部と集電端子の間の圧接界面に良好な電気的接続
が確保できる利点があり、圧接により接続する方式にお
いては特に有効である。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に本発明に係る円筒形アルカ
リ蓄電池1の断面図を示す。該電池に適用する極板群
は、捲回式極板群であって、帯状の正極板2と負極板3
をセパレータ4を介して積層し渦巻き状に捲回して極板
群とする。極板群の上側および下側の捲回端面に、それ
ぞれ正極板の芯体露出部分7および負極板の芯体露出部
分8を突出させる。正極板の芯体露出部分7および負極
板の芯体露出部分8に、それぞれ正極集電端子5および
負極集電端子6が当接するように配置し負極端子を兼ね
る金属製電槽13内に挿入する。正極集電端子5の上に
押圧用の樹脂製リング10を載置し、正極集電端子リー
ド板9によって接続した正極端子12付き蓋11を挿入
する。電解液を注入後蓋11によって電槽13の開口部
を気密に封口する。
【0015】図1において正極集電端子5および負極集
電端子6のうち少なくとも一方の集電端子は、3次元多
孔性金属板製である。該3次元多孔性金属板製集電端子
と正極板の芯体露出部分7または負極板の芯体露出部分
8は、圧設によって接続させる。
【0016】本発明において前記3次元多孔性集電端子
は、発泡メタルなどのスポンジ状金属板や繊維状金属の
焼結体で形成されるフェルト状またはマット状の金属板
であって、その厚さが0.3〜1.2mm、多孔度が約
50〜70%であることが望ましい。
【0017】厚さおよび多孔度を前記範囲内に設定する
ことによって、集電端子に腰の強さを確保するととも
に、該集電端子と極板の芯体端部を圧接した時に芯体の
端部が集電端子面に食い込むために両者の間に良好な接
触を得ることができる。
【0018】前記集電端子は、元の厚さが0.4〜1.
8mm、多孔度が約80〜95%の発泡メタルや繊維状
金属からなるフェルトまたはマットをプレスして作製す
る。プレスすることによって、集電端子に厚さ方向に対
する復元力が生じ、集電端子を極板の芯体露出部分に軽
く押圧しただけで良好な接触を得ることができる。
【0019】また、集電端子のポアーは、電解液を保持
する機能を有する。該ポアー内に保持された電解液は、
極板が膨潤した時に極板側に移行し、極板群内の電解液
不足を補う役目を果たす。。
【0020】さらに、集電端子が繊維状金属の焼結体の
場合、金属製繊維の太さが20〜50μmであることが
望ましい。金属製繊維の太さを前記範囲内に設定するこ
とによって、集電端子に腰の強さと厚み方向の伸縮性を
付与することができる。また、焼結体のポアーに良好な
電解液保持機能を付与することができる。
【0021】本発明に係るアルカリ蓄電池の極板の芯体
には、従来品と同様の形状のものを適用することができ
る。但し、表面の材質をニッケルまたは銅にすることが
望ましい。正極板の芯体には、例えば従来のペースト式
ニッケル電極に汎用される厚さ約1.5mm発泡ニッケ
ル板を適用することができる。該芯体に活物質ペースト
を塗布充填し、乾燥した後プレスすることによって厚さ
約1mmの正極板とする。
【0022】芯体の露出部分となる長辺に幅約1.5m
mの帯状の活物質粉末充填部分を設ける。該活物質未充
填部分をプレスして厚さを約0.3mmと小さくし、機
械的強度を高める。プレスした部分にさらに、厚さ約1
mmの細い帯状のニッケルフープを溶接して接合し、芯
体露出部分の機械的強度をさらに増すと共に集電機能を
高める。
【0023】芯体には鉄の発泡体やニッケル製繊維や鉄
製繊維の焼結鉄体を適用することもできる。但し芯材が
鉄の場合には、集電端子との間に良好な電気的接続を確
保するため、メッキ処理等により表面をニッケルや銅で
コートすることが望ましい。
【0024】負極である水素吸蔵合金電極の芯体には、
従来のペースト式水素吸蔵合金電極同様、厚さ約50μ
m、開口率約50%のニッケル、鉄や銅等のパンチング
メタルを使用することができる。但し、芯材が鉄の場合
は、メッキ等により表面をニッケルまたは銅でコートす
ることが望ましい。芯体の一長辺に幅約1.5mmの帯
状の活物質粉末未塗工部分を設け、芯体露出部分を形成
する。
【0025】前記押圧用リング10の材質は、耐アルカ
リ性の樹脂であって、弾力性に富むものが望ましい。例
えば合成ゴムやポリオレフィン樹脂製等のリングが好適
である。
【0026】本発明の実施の形態は、図1に示した円筒
形電池に限定されるものではなく、平板形の極板を積層
させた積層式極板群を備えた角形電池にも適用できる。
図2に本発明に係る角形のアルカリ蓄電池の極板群21
を示す。複数枚の正極板22と負極板23をセパレータ
を介して積層し極板群の側面に正極板芯体露出部分26
を、それと対向する側面に負極板芯体露出部分27を突
出させる。それぞれの基板端部に3次元多孔性金属板か
らなる正極集電端子24および負極集電端子25を圧接
することによって当接させる。
【0027】本発明によれば、次のような効果が得られ
る。第1に、溶接をすることなく集電端子の平面部を露
出した芯体端部に自由に接触させる。従って、従来のよ
うな溶接点数を増加させる工程を経ることなく、誘電端
子と露出した芯体とをそのほぼ全長に亘り接触させるこ
とができる。充放電に際して極板全体が均等に働くの
で、極板の一部に電流が集中せず大電流で充電放電した
時の充電受け入れおよび放電特性を向上させることがで
きる。
【0028】第2に、3次元多孔性金属板を集電端子に
適用することにより、電池に振動や衝撃が加わっても、
集電端子の腰の強さと厚さ方向の伸縮性によって極板の
芯体端部と集電端子が解離することがなく、安定した充
放電特性を維持することができる。
【0029】第3に、前記集電端子の表面に開口したポ
アーは、電解液の収納スペースになる利点がある。従っ
て、前記3次元多孔性金属板を集電端子に適用すること
により、電解液を保持するスペースを確保することがで
きるため、高容量化を目的として電池内容積に占める極
板群の容積比率を高めた場合でも、電解液量の不足を緩
和することができる。
【0030】(実施例)以下、捲回式極板群を備えた円
筒型のニッケル水素蓄電池を例に採り上げ、該実施例に
基づいて本発明の詳細を説明する。なお、本発明の形状
等は、以下に示した例に限定されるものではない。
【0031】図3は、本発明に係るアルカリ蓄電池に適
用する3次元多孔性金属板製集電端子を平面から見た図
である。該集電端子は、発泡ニッケル製の円盤状で、厚
さが1.0mm、多孔度が約63%、直径が28mmφ
である。該集電端子は、厚さが約1.5mm、多孔度が
約95%の発泡ニッッケルをプレスして、厚さを圧縮し
た後円形に打ち抜いたものである。
【0032】本実施例では、前記図1に示した正極集電
端子、負極集電端子共に前記発泡ニッケル製の集電端子
を適用した。該正極板は、ニッケルの一部を亜鉛及びコ
バルトで置換した高密度水酸化ニッケルの表面にコバル
ト酸化物を被覆した活物質を、目付量が450g/cm
2である3次元の発泡状ニッケル芯体に充填し、幅1.
5mmの活物質未充填部分(芯体露出部分)を端部に設
けた。該正極板は、高さが50mm、長さが650m
m、厚みが0.46mmであり、その容量は8Ahであ
る。
【0033】負極板は、水素吸蔵合金を主体とする活物
質をニッケルメッキを施したパンチング鋼板製の芯体に
塗着したもので、高さが50mm、長さが720mm、
厚みが0.33mmであり、その容量は14Ahであ
る。該負極には、正極と同様に端部に幅1.5mmの活
物質未充填部分(芯体露出部分)を設けた。
【0034】前記帯状の正極板と負極板とをセパレータ
である不織布を介して捲回し、円筒形の極板群とした。
該極板群の作製に際し、正極板と負極板とを幅方向に
1.5mmずらした状態で捲回し、正極板の芯体露出部
分を極板群の上側捲回端面に、負極板の芯体露出部分を
極板群の下側捲回端面に、それぞれ突出させた。
【0035】前記極板群の上側、下側両捲回端面に前記
図2に示した集電端子を当接し、電槽…に挿入した。極
板群の上側に当接させた集電端子の上面にポリプロピレ
ン製のリング状スペーサを挿入することにより集電端子
を極板群捲回端面に押圧した。
【0036】前記正極集電端子と正極リード板を溶接に
より接合して、正極板と正極端子を兼ねる電池蓋に接続
させた。また、負極集電端子の中心部を、負極集電端子
を兼ねる電槽の内底面に溶接により接合した。次いで公
知の方法により、水酸化カリウム水溶液を主体とする電
解液を10.7ml注入し封口して、図1に示すような
Dサイズの円筒型電池とした。該電池を本発明電池とす
る。
【0037】(比較例)比較例電池には正極および負極
用集電端子として、厚み該集電端子は、4μmのニッケ
ルメッキを施した鋼板製円形の金属板を適用した。該集
電端子の厚みは0.5mm、突起部の高さは0.5mm
である。該集電端子は、前記図4に示した如く、28m
mφの円盤に幅2mmの切り欠き部42を設けた。ま
た、斜線部に示す如く折り曲げによってスリット部の片
側には連続した折り曲げ部43を設け、さらに、溶接の
無効電流を低減するために、図4に示す如く集電端子の
平面部にスリット44を設けた。
【0038】前記実施例同様、極板群の捲回端面に突出
させた正極板および負極板の芯体露出部分に、図4に示
した集電端子の折り曲げ部を予めくい込ませた後、集電
端子の平面部にシリーズ溶接(溶接点数:6点)を行い
図5に示すように集電端子を極板群の捲回端面に接合さ
せた。
【0039】次いで、この正極集電端子と正極リード
板、正極リード板と正極端子を溶接した。また、負極集
電端子を電槽の内定面に溶接により接合した。次いで公
知の方法により、水酸化カリウム水溶液を主体とする電
解液を9.9ml注入し、封口してDサイズの円筒型電
池とした。該電池を比較例電池とする。
【0040】これらの電池を活性化した後、温度25℃
において電流4Aで2時間充電し、温度0℃において5
時間の休止をした後、電流40Aで終止電圧0.9Vに
て放電を行った。表1に本発明に係る実施例電池および
比較例電池の放電容量および平均放電電圧を示す。
【表1】
【0041】表1に示したように、実施例電池は、比較
例電池に比べて放電容量が大きく、かつ放電電圧が高い
ことが判る。これは、実施例電池の場合、比較例電池に
比べて極板の芯体と集電端子との接触面積が大きく、こ
のことによって電流密度が軽減されたため、活物質の利
用率が向上し、且つ分極が低減したことによるものと考
えられる。
【0042】また、温度45℃において電流4Aで定格
容量の80%までの充電を行った後、該温度において電
流4Aで放電終止電圧を0.9Vに設定して充放電サイ
クル試験を行った。尚、50サイクル毎に温度25℃に
おいて放電出力特性を調べた。放電深度50%時におい
て、10秒目電圧が、0.8Vになる出力をもって放電
出力とした。図6にサイクルと放電出力の関係を示す。
【0043】図6に示すように、本発明電池は、比較例
電池に比べてサイクル経過に伴う出力の低下率が小さ
い。本発明電池および比較例電池共にサイクルが経過す
るに従い電極が膨潤するのであるが、比較例電池の場合
は、電極の膨潤に伴って加わる応力に耐えきれずに集電
端子と極板の芯体との接合部が剥離し、電気的導通が低
下したためではないかと考えられる。また、極板の膨潤
に従って極板群の電解液の不足を来たし、電池の内部イ
ンピーダンスが増大したために出力特性が低下したもの
と考えられる。
【0044】一方、本発明電池の場合は、電極の膨潤に
対しても接触面積の変化しない本発明電池の場合は、サ
イクルを経過した後も集電端子と極板の芯体との電気的
導通が良好なために、放電出力特性の低下が小さいもの
と考えられる。
【0045】また、3次元多孔性金属製集電端子のポア
ー内に充填した電解液が極板に移行し、極板の膨潤によ
って生じる電解液の不足を補うために、電池のインピー
ダンスの増大が抑制されたために放電出力特性の低下が
抑制されたものと考えられる。
【0046】以上詳述した如く、本発明電池は、比較例
電池に比べて長期サイクルを通して大電流充放電特性が
向上していること判る。本実施例では、3次元多孔性金
属製の集電端子を正極および負極に適用したが、正極お
よび負極の少なくとも一方に適用使用した場合において
も有効である。
【発明の効果】
【0047】本発明の請求項1によれば、充放電サイク
ルを繰り返した後も集電端子と極板の芯体との間に良好
な電気的導通が保たれ、サイクルが経過した後も出力特
性の優れたアルカリ蓄電池を提供することができる。
【0048】本発明の請求項2によれば、集電端子に良
好な弾性と、集電端子内に必要な電解液保持空間を確保
できる。
【0049】本発明の請求項3によれば、使用中の集電
端子の変質を抑え、圧接のみによって集電端子と極板の
芯体との間に良好な電気的導通を確保することができ
る。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る円筒型アルカリ蓄電池の一例を示
す断面図である。
【図2】本発明に係る角形アルカリ蓄電池の極板群の構
造を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るアルカリ蓄電池の集電端子の平面
を示す図である。
【図4】従来のアルカリ蓄電池の集電端子を平面を示す
図である。
【図5】従来のアルカリ蓄電池の極板群と集電端子の接
合構造を示す図である。
【図6】実施例電池と比較例電池の放電出力とサイクル
数との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 正極板 2 負極板 4 正極集電端子 5 負極集電端子 7 正極板芯体露出部分 8 負極板芯体露出部分
フロントページの続き (72)発明者 中澤 次夫 大阪府高槻市古曽部町二丁目3番21号 株 式会社ユアサコーポレーション内 (72)発明者 伊藤 隆 大阪府高槻市古曽部町二丁目3番21号 株 式会社ユアサコーポレーション内 Fターム(参考) 5H017 AA02 AS02 CC25 EE01 EE04 EE09 5H022 AA04 BB19 CC19 CC22 EE01 EE09 5H028 AA05 CC05 CC10 CC11 CC21 EE01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極板と負極板を、セパレータを介して
    積層した極板群と、該極板群と電気的に接続させた板状
    の正極集電端子および負極集電端子を備え、前記正極板
    および負極板の芯体の一部を極板の一長辺に帯状に露出
    させ、該正極板と負極板の芯体露出部分を前記極板群の
    相対向する端面に突出させ、少なくとも一方の極板の芯
    体露出部分と前記板状集電端子を圧接させてなるアルカ
    リ蓄電池において、前記集電端子が3次元多孔性金属板
    であることを特徴とするアルカリ蓄電池。
  2. 【請求項2】 前記3次元多孔性金属板がスポンジ状金
    属または金属繊維の集合体からなることを特徴とする請
    求項1に記載のアルカリ蓄電池。
  3. 【請求項3】 前記芯体露出部分および集電端子の表面
    の材質が、ニッケルまたは銅であることを特徴とする請
    求項1および請求項2に記載のアルカリ蓄電池。
JP2001364672A 2001-11-29 2001-11-29 アルカリ蓄電池 Withdrawn JP2003168418A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116470065A (zh) * 2023-05-23 2023-07-21 东北大学 一种基于柔性薄膜集流体的锂电池

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